JP2021094467A - 改善された組織センシングに基づくエレクトロポレーションのためのシステム及び方法 - Google Patents
改善された組織センシングに基づくエレクトロポレーションのためのシステム及び方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021094467A JP2021094467A JP2021054127A JP2021054127A JP2021094467A JP 2021094467 A JP2021094467 A JP 2021094467A JP 2021054127 A JP2021054127 A JP 2021054127A JP 2021054127 A JP2021054127 A JP 2021054127A JP 2021094467 A JP2021094467 A JP 2021094467A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tissue
- central probe
- distal end
- central
- electroporation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
- A61N1/18—Applying electric currents by contact electrodes
- A61N1/32—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
- A61N1/327—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for enhancing the absorption properties of tissue, e.g. by electroporation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
- A61N1/02—Details
- A61N1/025—Digital circuitry features of electrotherapy devices, e.g. memory, clocks, processors
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
- A61N1/02—Details
- A61N1/04—Electrodes
- A61N1/0404—Electrodes for external use
- A61N1/0408—Use-related aspects
- A61N1/0412—Specially adapted for transcutaneous electroporation, e.g. including drug reservoirs
- A61N1/0416—Anode and cathode
- A61N1/0424—Shape of the electrode
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Electrotherapy Devices (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
Description
本出願は、2015年9月4日に出願された「SYSTEM AND METHOD FOR OPTIMIZED ELECTROPORATION」と題する米国仮特許出願第62/214,807号及び2015年9月4日に出願された「SYSTEM AND METHOD FOR OPTIMIZED CATHETER−BASED ELECTROPORATION」と題する米国仮特許出願第62/214,872号に基づく優先権を主張し、これらはそれぞれ2015年3月31日に出願された「FOCUSED PULSE ADDITION ELECTROPORATION」と題する米国仮特許出願第62/141,142号、2015年3月31日に出願された「ELECTROCHEMICAL TISSUE SENSING」と題する米国仮特許出願第62/141,182号、2015年3月31日に出願された「ALL−IN−ONE DEVICE FOR IMPROVED THERAPEUTIC AGENT DELIVERY」と題する米国仮特許出願62/141,256号、及び2015年3月31日に出願された「DEVICE FOR IMPROVED THERAPEUTIC AGENT DELIVERY」と題する米国仮特許出願第62/141,164号の関連出願であり、これらの開示は、参照によりその全体が本明細書に明白に組み込まれている。
を電極に印加することができる(E=電界強度(V/cm);V=電圧(ボルト);及びd=距離(cm))。大きい腫瘍または内部腫瘍が治療される場合、電極を適当に位置付け、その間の距離を測定することは容易ではない。
部を画定するように開放され、組織を貫通するように構成された形状を有する。アプリケータは、中心プローブを少なくとも部分的に収容し、遠位端部を有し、該遠位端部を通して中心プローブの一部がアプリケータの外側に延出して組織と接触し、かつアプリケータ内に引っ込むように構成されている。少なくとも2つの逆帯電EPEは、組織を囲んで位置付けられるように構成され、近位端部から遠位端部に延出するように適合されている。遠位端部は、組織を貫通するように構成された針形状を有する。測定デバイスはEPEに結合し、EPEは発生器に結合して、EPパルスのための励磁信号及び電気波形のうちの少なくとも1つを受け取るように適合されている。
を抽出することを繰り返し、適用することを繰り返すことであって、これらをi)EPパルスシーケンスまたはEPパルスのサイクルの所定の限界数が達成されるまで、またはii)診断応答が、適応制御方法を終了する診断決定を促すまで、繰り返すことと、をさらに含む。
レイに複数の波形で電気信号を供給するように構成されたEP電源と、c)EISEのアレイに複数の波形で電気信号を供給するよう構成されたEIS電源と、d)EPEのアレイを該EP電源に電気的に接続する電気コネクタと、e)EISEのアレイを該EIS電源に電気的に接続する電気コネクトと、を備える。
心プローブの勾配は、送達された治療部分の分布及び体積を変更するために調節可能である。
バイスは、a)少なくとも第1の内腔を画定し、近位端部から遠位端部に延出する中心プローブを備え、中心プローブの少なくとも一部は、中心プローブの組織内での固着を増強し、かつ組織への治療部分の送達のためのチャネルを作り出すように構成された螺旋幾何学形状を有する。中心プローブの一部は、導電材料で形成されるか、またはそれによって被覆されている。中心プローブの近位端部は開放され、第1の内腔を注入器の内腔に流体接続し、それを通して治療剤が中心プローブに送達される。中心プローブの遠位端部は、組織への治療部分の送達のための開口部を画定するように開放され、組織を貫通するように構成された形状を有する。デバイスは、b)中心プローブを収容するアプリケータであって、該アプリケータは遠位端部を有し、それを通して中心プローブの一部がアプリケータの外側に延出して組織と接触し、アプリケータ内に引っ込む、アプリケータと、c)アプリケータの遠位端部に位置付けられ、中心プローブの一部で電界を発生するように構成された少なくとも1つの遠位電極と、をさらに含む。
センサシステムをさらに備える。センサシステムは、a)低電圧電源によって動力供給される電気容量またはEISセンシング電極対と、b)細胞膜間の電圧または電圧降下を検知するように構成された電圧センサと、c)細胞膜間の電流を検知するように構成された電流センサと、d)細胞膜間の電圧降下及び電流を処理し、細胞膜の電気容量を判定するように構成された電子信号処理デバイスと、を備える。
ートを介して中心プローブの外側に延出し第1の内腔内に引っ込むように構成された遠位端部を有し、該チャネリングワイヤの遠位端部の先端が、組織を貫通し、かつ開口部を画定するように構成された形状を有し、該開口部を通してチャネリングワイヤの少なくとも一部が組織に進入して流体チャネルを作り出し、該流体チャネルを通して治療部分が組織に送達される、少なくとも1つのチャネリングワイヤと、を備える。治療部分は、第1の内腔から出口ポートを介してチャネルへと送達される。デバイスは、c)第1の内腔と一体で形成されているか、またはそれに結合した傾斜板であって、該傾斜板は、チャネリングワイヤと接触して、それを中心プローブから中心プローブの外側に退出するように誘導するように構成されている、傾斜板と、d)中心プローブ及びチャネリングワイヤを電源に電気的に接続する電気コネクタと、e)中心プローブを治療部分の送達のためのシリンジに接続する小口径コネクタと、f)電気コネクタを少なくとも部分的に収容し、中心プローブ及びチャネリングワイヤの近位端部に結合して中心プローブ及びチャネリングワイヤの遠位端部の貫通の深度を容易にするハンドルと、をさらに備える。
を有し、該チャネリングワイヤが曲線を伴ってヒートセットされるように構成され、該チャネリングワイヤが、中心内腔に位置付けられたときに弾力的に真っ直ぐに伸びるように適合され、中心プローブの外側に延出したときに曲線を伴って湾曲して、細胞に延出するチャネルを形成するように適合された超弾性材料を備え、該チャネリングワイヤは、細長い円筒形状を有し、その遠位端部は、組織を貫通し、かつ開口部を画定するようにさらに構成され、該開口部を通してチャネリングワイヤの少なくとも一部が組織に進入して流体チャネルを作り出し、該流体チャネルを通して治療部分が組織に送達される、チャネリングワイヤと、を備える。治療部分は、第1の内腔から出口ポートを介してチャネルへと送達される。デバイスは、b)中心プローブの内面と一体で形成されているか、またはそれに結合した傾斜板であって、該傾斜板は、チャネリングワイヤと接触して、それを中心プローブから中心プローブの外側に退出するように誘導するように構成されている、傾斜板と、c)中心プローブ及びチャネリングワイヤを電源に電気的に接続する電気コネクタと、d)中心プローブを治療部分の送達のためのシリンジに接続する小口径コネクタと、e)電気コネクタを少なくとも部分的に収容し、中心プローブ及びチャネリングワイヤの近位端部に結合して中心プローブ及びチャネリングワイヤの遠位端部の貫通の深度を容易にするハンドルと、をさらに備える。
し、出口ポートを介して第2の内腔内に引っ込むように構成された遠位端部を有し、該チャネリングワイヤの遠位端部の先端が、組織を貫通し、かつ開口部を画定するように構成され、該開口部を通してチャネリングワイヤの少なくとも一部が組織に進入して流体チャネルを作り出し、該流体チャネルを通して注入プローブによって治療部分がゾーンに注入される、少なくとも1つのチャネリングワイヤと、d)第2の内腔の内面を画定する中心プローブの内面と一体で形成されているか、またはそれに結合した傾斜板であって、該傾斜板が、チャネリングワイヤと接触して、それを中心プローブから中心プローブの外側に退出するように誘導するように構成されている、傾斜板と、e)中心プローブ及びチャネリングワイヤと電源に電気的に接続する電気コネクタと、f)電気コネクタを少なくとも部分的に収容し、中心プローブの近位端部及び注入プローブの近位端部、ならびにチャネリングワイヤに結合して、注入プローブ及び中心プローブの遠位端部の貫通の深度を容易にするハンドルと、を備える。
、それを通してチャネリングワイヤの少なくとも一部が組織に進入して流体チャネルを作り出し、それを通して治療部分が送達される針形状を有する、延出することと、d)中心プローブの内面と一体で形成されているか、それと結合した傾斜板を作動させることであって、該傾斜板が、チャネリングワイヤと接触して、中心プローブの遠位端部に向かって出口ポートを介してチャネリングワイヤの軌道を誘導し、該出口ポートは、中心内腔を中心プローブの外側に流体接続している、作動させることと、e)チャネリングワイヤで組織を貫通して開口部を作り出し、それを通してチャネリングワイヤの少なくとも一部が組織に進入して組織への治療部分の送達のための流体チャネルを作り出すことと、f)チャネリングワイヤを中心内腔内に引っ込むことと、g)治療部分を中心内腔内に注入し、流体チャネルを通して組織へ治療部分を送達することと、をさらに含む。
ーン内の疾患細胞内に挿入することと、c)チャネリングワイヤを作動させて、中心内腔から中心プローブの軸方向に延出することであって、チャネリングワイヤの遠位端部の先端が、組織を貫通して開口部を作り、それを通してチャネリングワイヤの少なくとも一部が組織に進入して流体チャネルを作り出し、それを通して治療部分が送達される針形状を有する、延出することと、d)中心プローブの内面と一体で形成されているか、それと結合した傾斜板を作動させることであって、該傾斜板が、チャネリングワイヤと接触して、中心プローブの遠位端部に向かって出口ポートを介してチャネリングワイヤの軌道を誘導し、該出口ポートは、中心内腔を中心プローブの外側に流体接続している、作動させることと、e)チャネリングワイヤで組織を貫通して開口部を作り出し、それを通してチャネリングワイヤの少なくとも一部が組織に進入して組織への治療部分の送達のための流体チャネルを作り出すことと、f)チャネリングワイヤを中心内腔内に引っ込むことと、g)治療部分を中心内腔内に注入し、流体チャネルを通して組織へ治療部分を送達することと、をさらに含む。
ション電極対は、第2の波形によって表される第2の電気信号を電源から受け取るように構成されている。
するワンド送達システムによって、エレクトロポレーション位置に治療部分を送達することをさらに含む。注入プローブの遠位端部は、針形状を有し、エレクトロポレーション位置へ治療部分を送達するために開放されている。
のシステムを提供することと、b)細胞または組織においてEPを実施するためのEPパルスパラメータを前記初期化モジュールによって初期化することであって、初期化されたEPパルスパラメータが、少なくとも1つのトレーニングされたモデルに少なくとも部分的に基づく、初期化することと、c)電圧及び電流励磁信号を発生器によって細胞及び組織に印加し、印加された励磁信号に対応する細胞及び組織間の電圧及び電流を測定デバイスによって測定することと、d)制御器によって電流及び電圧測定からのデータを取得し、データを処理して所望のデータを望ましくないデータと区別することと、e)制御器によって所望のデータから関連する特徴を抽出することと、f)制御器によって、所望のデータの関連する特徴の少なくとも一部を少なくとも1つのトレーニングされた診断モデルに適用することと、g)制御器によって、トレーニングされたモデルに適用された関連する特徴の結果に基づいてEPパルシングパラメータを推定することであって、EPパルシングパラメータを最適化するように、初期化されたEPパルシングパラメータが少なくとも1つのトレーニングされたモデル及び関連する特徴に基づく、推定することと、h)第1のパルシングパラメータに基づいて、発生器によって第1のEPパルスを印加することと、を含む。
本発明は、概して、患者の細胞及び組織のEPの改善及び理想的には最適化のためのエレクトロポレーション(EP)パルスパラメータの制御に有用なデバイス、システム、及び方法を対象とする。本明細書にさらに記載されるように、例えば、細胞内に治療部分(低分子薬、治療タンパク質をコードするプラスミド等を含む)の挿入することができることを含むがそれに限定されない本発明の多様な使用がある。本発明は、腫瘍学の用途において特に有用である。本発明は、好適なEP条件及び/またはEPプロトコルを、電気化学インピーダンス分光(EIS)を含むがこれに限定されない電気測定(EM)を使用してリアルタイムで判定することを可能にする。本発明は、フィードバック制御機構を統合することによってEPプロセスを改善することを目指す。したがって、本発明のシステム及び方法は、任意のEPデバイス/アプリケータ、ならびに米国仮特許出願第62/214,807号、同第62/214,872号、同第62/141,142号、同第62/141,182号、同第62/141,256号、及び同第62/141,164号に概説されるもの等の任意の方法と共に使用することができ、これらは全て参照により本明細書中、具体的には図面、図面及び図中の構成要素の凡例及び説明中に組み込まれている。
官の脂質はエネルギーを貯蔵し、蓄電器として表される。電気インピーダンスは、一定範囲の周波数にわたるこれらの抵抗素子及び容量素子の合計である。これらのパラメータのそれぞれを定量化するために、組織インピーダンスデータを等価回路モデルに当てはめることができる。組織の電気特性のリアルタイムモニタリングによって、EPパラメータのフィードバック制御が可能となり、不均質な腫瘍への最適なトランスフェクションをもたらすことになる。EISフィードバックを使用して、(1)送達パラメータをリアルタイムで調節すること、(2)治療応答を生成するのに必要なパルスのみの送達、及び(3)結果的な全EP媒介性組織損傷を低減することが可能となる。
ル、特徴抽出モジュール、診断モジュール、及びパルスパラメータ推定モジュールを(任意の組み合わせで)含み得る。
胞膜管に印加される広範囲の静電界のもたらし、治療の可変性につながる。本発明は、組織センシングに基づくフィードバックを使用する閉回路制御システムを利用する制御方法を実装し、各EPパルスの前、及びその間に得た腫瘍特異測定を含むEPプロセスを最適化することによって従来技術の前述の欠点を克服する。したがって、「1ステップ先のフィードフォワード制御」と組み合わせたEISフィードバック制御を使用することによって、本発明は、通常、治療に影響を及ぼす治療特徴における変動を考慮して、EPのための有効なパラメータをより効率的に予測することができる。
本発明のシステム及び方法は、EPデバイスを使用して実施され得る電気化学インピーダンス分光EIS(または組織センシング)測定を含み得る。いくつかの実施形態では、EPデバイスは、EPパルスを印加するためのエレクトロポレーション電極(EPE)と、低電圧質問信号を細胞に印加するための電気測定電極(EME)と、を含み得る。いくつかの実施形態では、EPデバイスの電極は、EME及びEPEの両方として機能し、固体リレーを使用して、図1に示されるように高電圧EPパルス回路と低電圧EIS質問回路との間で切り替えてもよい。図1は、本発明に従うEISのための電気パルスの印加に使用されるEPデバイスのいくつかの構成要素を描写する簡易概略図である。4電極の電極アレイが示されているが、これは限定的ではなく、2、4、6、8、10、及び12以上の電極を含む電極対のアレイも全て、本発明において有用である。さらに、電極は直線型を有するように示されているが、これは限定的ではく、本発明のシステム及び方法において使用され得る様々なEPデバイスに関して以下に記載されるように、電極は湾曲または螺旋毛状を有してもよい。図1は、アレイの電極が、EP回路に接続しているときにEP電極として機能するか、または組織センシング/EIS回路に接続しているときに電気測定(EM)電極として機能し得る状況を描写する。本明細書で論じるように、EPデバイスの電極が、EME及びEPEの両方として機能するとき、電極は、リレースイッチを介してEPEモードとEMEモードとの間で切り替わる。つまり、固体リレーを使用して、図1に示されるように高電圧EPパルス回路と低電圧EIS質問回路との間で切り替わる。つまり、本発明の固有の発生器は、高電圧パルス及び低電圧質問信号を必要に応じてEPデバイスに供給することができる。EPデバイスが別個のEPE及びEMEを備える他の実施形態では、EPデバイスは、小さな励起電圧がその制御端末間に印加されたときにオン及びオフを切り替えるスイッチング機構を介して2つの電源に接続され得る。これらのスイッチは、電磁機構、電気機械的機構、圧電機構、及び光電機構を含む結合機構を使用する。
は、組織インピーダンス(オーム)であり、
は、周波数(ヘルツ)であり、
は、
を表す定数であり、Q0は(
=1Hz時)、アドミタンス(シーメンス)であり、RSは、抵抗(オーム)であり、αは、定位相要素(CPE)(無単位)である。
として算出され得る。この様式での時定数の算出は、本発明の方法に不可欠であり、それは、時定数を使用して、各治療の前、その間、及び/またはその後の最適なEPパルス持続時間を識別するためである。
例えば、EP条件を指示することができる。つまり、チャープパルス(または以下に概説されるような他の多くのもの)等の異なるEIS質問入力信号を使用して、出力信号は、デバイスが組織モデルに適合して、使用する組織及びEP信号の特性を判定することを可能にする。例えば、図3を参照すると、電極の挿入後に、異なる質問を実行することができる。例えば、電極1と2との間のインピーダンスを1と8との間のインピーダンスと比較することで、1と2との間の「異常」または「疾患」組織と比較して、電極1と8との間の組織が「正常」組織であることを判定することを援助することができる。同様に、電極7と8または6と7との間の質問は、電極7が、血管の近く、またはその中にあることを判定することを援助することができ、したがってエレクトロポレーションに使用すべきではない。したがって、例えば、これらの測定を使用して、実験の範囲に基づく必要なデータに応じて、以下の4つの質問、及び任意の他の関連する問合せを挙げることができる。
エレクトロポレーションのための正しい位置にあるか、ならびに細胞について上記に簡単に論じた(以下にさらに記載される)時定数を含むがこれらに限定されない、測定された細胞のいくつかの特徴を判定することが可能となる。
)。
は、CPE間の電圧であり、
は、端末または膜間に印加される電圧である。数2において、
は、
で置き換えられ、それによりステップ数3につながり、そこでfが算出され、fは、
で置き換えられて、EPパルスのための理想的なパルス幅の算出に使用される最終時定数式を引き出す。
ョンデバイスを使用して、組織のEP位置内の細胞をエレクトロポレーションするための制御システム及び方法を対象とする。
本発明の様々な実施形態は、細胞及び組織のEPの間に制御パラメータを最適化するために、エレクトロポレーション(EP)デバイスにおいて実装される適応制御を提供するためのシステムを対象とする。いくつかの実施形態では、図15及び図16に示されるように、適応制御システムは、細胞及び組織の誘電特性及び導電特性を測定するように構成された測定デバイスを含む。
を実施することができる。発生器は、最小で10V、及び最大で300Vで出力することができ、パルス持続時間は、100μs〜10msである。パルスの前及びその間に捕捉されたEISデータは、1ディケード当たり10データ点が得られる100Hz〜10kHzの範囲にわたって発生器によって取得される。この範囲でのEISデータの取得は、250msで達成され、これは、(1)ルーチンを実行して次のパルスのための時定数を判定し、(2)分析後のEISデータを格納し、かつ(3)臨床的に使用されるEP条件を中断しないために十分に速い。発生器は、20オームの最小出力負荷インピーダンス及び開回路の最大負荷インピーダンスを有することが可能であり得る。カスタム発生器インターフェースは、多様な標準EPデバイスアプリケータと相接し、最大で6電極を支持することが可能である。固体リレーを使用して、高電圧EPパルス回路と低電圧EIS質問回路との間で切り替えることができる。発生器のハンズフリー動作を可能にするために、EPプロセスを起こすか、一時停止するか、または中止するためのフットペダルを付加してもよい。
発生する。いくつかの実施形態では、本発明の制御システムは、該制御器による特徴抽出のための処理されたデバイス/センサデータ及び該トレーニングされたモデルを格納するためのメモリモジュールをさらに含む。
A.EP電極構成
本発明のEPデバイスは、2つの主要な治療領域、すなわち治療部分の送達及び組織エレクトロポレーション/アブレーションにおいて有用である。一般に、かつ本明細書に概説される実施形態の多くについて、患者は、治療部分(TM)の細胞内送達から利益を得ることになる、特定の組織内に局在する癌等の疾患に罹患している。あるいは、いくつかの実施形態では、組織内の細胞の小さな部位を殺滅することが望ましい(しばしば、エレクトロポレーションの文脈において、「不可逆的エレクトロポレーション」または「エレクトロポレーションアブレーション」と呼ばれる)。当該技術分野で既知であるように、不可逆的エレクトロポレーションの1つの利点は、他の一般的なアブレーション技術での壊死とは異なり、アポトーシスをもたらすことである。本明細書における議論のほとんどは前者に関連する一方、TM送達の不在時のFPAシステム及び方法が全体を通して企図される。
時電流密度を通過させることができる任意の導電材料製であり、これには、金、白金、パラジウム、シリコン、アルミニウムを含む特定の金属及びそれらの酸化物;酸化白金、酸化チタン、酸化スズ、酸化インジウムスズ、酸化パラジウム、酸化シリコン、酸化アルミニウム、酸化モリブデン(Mo2O6)、酸化タングステン(WO3)、及び酸化ルテニウムを含む金属酸化物電極;ならびにカーボン(グラッシーカーボン電極、グラファイト及びカーボンペーストを含む)が含まれるが、これらに限定されない。好ましい電極には、AgCl、コバルト・クロム、チタン、ステンレス鋼、白金、金、または金もしくは白金にプレーティングされた高導電性の金属が含まれる。
写されるようにEMEの別のセットがあり得るかのいずれかである。
バーンアウト」ゾーンと呼ばれる。しかしながら、本発明の交流パルスデバイスを使用することによって、熱及び電界を50%(2つの電極セットの場合、より多くのセットを使用する場合はより多い)低減することでバーンアウトゾーン内の細胞への損傷を最小化することができる。さらに、電界強度が電界に集束/増加しているため、より高い電圧は、熱に依存しない方法でEP媒介細胞死を引き起こす可能性がある。
いくつかの実施形態では、本発明のEPデバイスは、治療部分(TM)送達システムを含み得る。TM送達システムは、TMの送達のための中心プローブまたはチャネルの形態でEPデバイス内に一体化されていてもよい。いくつかの実施形態では、上記のように、EPEは、それを通したTMの送達のための遠位開端部を有する中空電極として形成されてもよい。本明細書における「治療部分」(「TM」)とは、疾患組織を治療することができる、EPに好適な部分を意味し、これには細胞傷害剤、化学療法剤、毒素、放射性同位体、サイトカイン、または他の治療有効薬剤が含まれる。TMは、低分子薬、核酸(目的の治療タンパク質をコードするものを含む)、または生物活性を有するタンパク質(ポ
リペプチド及びペプチドを含む)であってもよい。
University Pressを参照されたい)、ならびにペプチド核酸骨格及び結合(Egholm,J.Am.Chem.Soc.114:1895(1992)、Meier et al.,Chem.Int.Ed.Engl.31:1008(1992)、Nielsen Nature,365:566(1993)、Carlsson
et al.,Nature 380:207(1996)(これらはすべて参照により組み込まれている)を参照されたい)が含まれる。他の類似体核酸には、正の骨格を有するもの(Denpcy et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 92:6097(1995)、非イオン性骨格(米国特許第5,386,023号、同第5,637,684号、同第5,602,240号、同第5,216,141号、及び同第4,469,863号、Kiedrowshi et al.,Angew.Chem.Intl.Ed.English 30:423(1991)、Letsinger et al.,J.Am.Chem.Soc.110:4470(1988)、Letsinger et al.,Nucleoside&Nucleotide 13:1597(1994)、Chapters 2 and 3,ASC Symposium Series 580,「Carbohydrate Modifications
in Antisense Research」,Ed.Y.S.Sanghui and P. Dan Cook、Mesmaeker et al.,Bioorganic&Medicinal Chem.Lett.4:395(1994)、Jeffs
et al.,J.Biomolecular NMR 34:17(1994)、Tetrahedron Lett.37:743(1996))、ならびに米国特許第5
,235,033号及び同第5,034,506号、及びChapters 6 and
7,ASC Symposium Series 580,「Carbohydrate Modifications in Antisense Research」,Ed.Y.S.Sanghui and P.Dan Cookに記載されるものを含む非リボース骨格が含まれる。1つ以上の炭素環糖を含む核酸も、核酸の定義に含まれる(Jenkins et al.,Chem.Soc.Rev.(1995)pp169−176を参照されたい)。いくつかの核酸類似体は、Rawls,C & E News Jun.2,1997の35頁に記載されている。これらの参照の全ては、参照により明白に本明細書に組み込まれている。リボース−リン酸骨格のこれらの改変は、例えば核酸がsiRNAである場合等の生理学的環境におけるかかる分子の安定性及び半減期を増加するために行われ得る。
変領域及び定常領域を含む、抗体の天然の生物学的形態を構成する構造を意味し、任意で、当該技術分野で既知であるように1つ以上のアミノ酸修飾を含む。あるいは、抗体は、抗体断片、モノクローナル抗体、二重特異性抗体、ミニボディ、ドメイン抗体、合成抗体(本明細書ではしばしば「抗体模倣物」と呼ばれる)、キメラ抗体、ヒト化抗体、抗体融合物(しばしば「抗体複合体」と称される)、及びそれぞれの断片を含むがこれらに限定されない多様な構造であり得る。特定の抗体断片には、(i)VL、VH、CL、及びCH1ドメインからなるFab断片、(ii)VH及びCH1ドメインからなるFd断片、(iii)単一の抗体のVL及びVHドメインからなるFv断片、(iv)単一の可変要素からなるdAb断片(Ward et al.,1989,Nature 341:544−546、参照により全体が組み込まれている)、(v)単離されたCDR領域、(vi)2つの結合したFab断片を含む二価断片であるF(ab’)2断片、(vii)VHドメイン及びVLドメインがペプチドリンカーによって結合し、それにより2つのドメインが関連して抗原結合部位を形成する、一本鎖Fv分子(scFv)(Bird et al.,1988,Science 242:423−426,Huston et
al.,1988, Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.85:5879−5883、参照により全体が組み込まれている)、(viii)二重特異性一本鎖Fv(WO03/11161、参照により全体が組み込まれている)、及び(ix)遺伝子融合によって構築される多価または多重特異性断片である「ダイアボディ」または「トリアボディ」(Tomlinson et.al.,2000,Methods Enzymol.326:461−479、WO94/13804、Holliger et
al.,1993,Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.90:6444−6448、全て参照により全体が組み込まれている)が含まれるが、これらに限定されない。抗体断片は、修飾され得る。例えば、分子は、VH及びVLドメインを結合するジスルフィド架橋の組み込みによって安定化され得る(Reiter et al.,1996,Nature Biotech.14:1239−1245、参照により全体が組み込まれている)。
入プローブを含み得、注入プローブは、円筒形状を有し得、注入プローブの端部に針先端を有し得る。針先端は、中空であり得、エレクトロポレーション位置に治療部分を送達するための開端部を有し得る。いくつかの実施形態では、治療部分は、エレクトロポレーション電極対A及びBによって画定される外周の中央に注入され、本発明のEPデバイスを使用してエレクトロポレーション位置110内の細胞にエレクトロポレーションされる。
本発明の様々な実施形態は、エレクトロポレーションシステム、例えば、本発明のシステム10(図9に示される)を使用して組織のエレクトロポレーション位置で細胞をエレクトロポレーションする方法を対象とする。本発明の様々な実施形態は、集束パルス付加エレクトロポレーションの使用を対象とする。本明細書にける「集束パルス付加(FPA)エレクトロポレーション」とは、少なくとも第1及び第2のエレクトロポレーション電極対を介して電界ゾーンに短電界パルスを印加して、細胞に永久損傷をもたらすことなく、細胞膜に一時的な細孔を作り出すことを意味する。「エレクトロポレーションされた細胞」には、細胞膜内に開き、細胞膜上の電荷が消失するにつれて閉じる一時的な細孔を有するもの(「開放気孔細胞」)、及び細胞がエレクトロポレーションされて現在外因的に添加された治療部分を含有し、閉じた細孔を有するもの(例えば、再び無傷である)が含まれる。
電気的に接続される。
み得、パルス電界は第1の信号に基づき、第1の電極対Aのパルス電界及び各後続のパルス電界は、エレクトロポレーションのための最小閾値よりも低い電圧及び持続時間を有する。次に、第2のエレクトロポレーション電極対Bから電界ゾーン100に別のパルス電界が印加され、他方の電界は第2の信号に基づき、第2のエレクトロポレーション電極対Bの他方のパルス電界及び各後続のパルス電界は、エレクトロポレーションのための最小閾値よりも低い電圧及び持続時間を有する。
(i)オールインワンEPデバイス
したがって、本発明は、患者の組織内の細胞への治療部分の送達の改善のための装置及び方法を提供する。組織の治療ゾーン内の細胞への治療部分の送達の改善のためのオールインワンデバイスが記載される。デバイスは、内面を有する少なくとも螺旋状プローブ1702を含み、いくつかの実施形態では、螺旋状プローブは、図17Aに示されるように中心プローブであり得、いくつかの実施形態では、図18A及び18Bに示されるように少なくとも1つの追加のプローブ1702を含み得る。中心プローブ及び追加のプローブのそれぞれは、1つ以上の中心内腔1704(例えば、第1の中心内腔)を画定し得る。
いくつかの実施形態では、本発明は、センサシステムを含み得る。当業者には理解されるように、好結果のエレクトロポレーションは、細胞膜が破壊されているときに生じ、これにより電気容量の変化がもたらされる。電界に供されると、細胞は一般に蓄電器として機能する。電界が十分に長い時間(細胞特性、健康状態、大きさ等に左右される)にわたって印加されると、電荷は、それが一定の閾値に達するまで細胞膜に蓄積し、膜統合性の崩壊を引き起こす。電気容量センサシステムは、低電圧呼掛けまたは励磁回路であってもよく、低電圧電源によって動力供給される電気容量センシング電極対と、電圧センサと、電流センサと、電圧及び電流を処理してゾーン内の細胞の平均電気容量を判定するための電子信号処理装置と、を含み得る。
エレクトロポレーション電界が印加された後に繰り返されてもよく、電気容量における割合の降下を計算し、それを所定値と比較して、エレクトロポレーション位置内の細胞が十分にエレクトロポレーションされているかどうかを判定してもよい。そうでない場合、EP位置内で十分なEPが生じていることが判定されるまで、パルス幅は、計算された電気容量における割合の降下に基づいて、次のエレクトロポレーションパルス電界セットのために調節され得る。
本発明の様々な実施形態は、電極を有するEPデバイス内に一体化された送達デバイス、例えば、吐出口1710を有する中心プローブ1702または吐出口1751を有する中心プローブ1750を使用して、組織の治療ゾーン内の細胞に治療部分を送達する方法を対象とする。いくつかの実施形態では、組織の治療ゾーンへの治療部分の送達のための方法は、EPデバイスに送達デバイスとしての中心プローブを設けることを含み得る。いくつかの実施形態では、送達デバイスは、少なくとも第1の中心内腔を画定し、中心プローブ1702、1750の近位端部から遠位端部に延出する内面を有する中心プローブ1702、1750を含む。いくつかの実施形態では、送達デバイス1702の少なくとも一部は、送達デバイス1702の組織内での固着を増強し、組織への治療部分の送達のためのチャネルを作り出すように構成された螺旋幾何学形状を有する。中心プローブ送達デバイス1702の一部は、幾何学形状に沿って位置付けられた複数の吐出口を有し得、その中で中心プローブ送達デバイス1702の近位端部が開放され、治療剤が送達される中心内腔を細胞または組織に流体接続する。中心プローブ送達デバイス1702の遠位端部は、組織への治療部分の送達のための開口部/吐出口1710を画定するように開放され、組織を貫通するように構成された形状を有する。
して開口部を作り出し、それを通して中心プローブの少なくとも一部が組織に進入し、組織への治療部分の送達のための流体チャネルを作り出すことと、中心内腔内に治療部分を注入し、少なくとも1つの吐出口1751及び中心プローブの遠位開端部を通して組織に治療部分を送達することと、をさらに含む。
したがって、本発明は、容易に接近することができない体内の腔への改善されたEPのためのシステムを提供する。図24、図24B、及び図24Cは、本発明に従う、トロカールに基づく直接棒状アプリケータEPシステムを示す。トロカールに基づく直接棒状アプリケータEPシステムデバイスの設計は、皮膚のエレクトロポレーションデバイスでは接近不可能な腫瘍への免疫療法用遺伝子の送達を可能にする。かかる症例の例は、肺、肝臓、乳房、または任意の腫瘍が、皮膚より10cmよりも下にある場合である。EPシステムは、効率的な遺伝子送達及び使用者によって誘発される変動の低減のためのDNA及び電界の改善された共局在の利点を提供する。
も1つをゾーン内の組織に供給するように適合されている。中心プローブは、少なくとも中心内腔を画定する内面を有し得、アンカーの遠位端部から延出し得る。中心プローブ2424の少なくとも一部は、本発明の17A〜22Cに関連して記載されるものと同様の様式で、中心プローブの組織内での固着を増強し、かつ組織への治療部分の送達のためのチャネルを作り出すように構成された螺旋幾何学形状を有し得る。中心プローブ2424の遠位端部2428は、組織への治療部分の送達のための開口部を画定するように開放されてもよく、組織を貫通するように構成された形状を有してもよい。中心プローブが展開されるとき、アンカー2418は、中心プローブ2424の近位端部に結合され得る。
したがって、本発明は、患者の組織内の細胞への治療部分の送達の改善のための装置及び方法を提供する。図25〜33は、本発明による改善された治療剤送達のためのEPデバイスを示す。
712を有する中心プローブ2710を備え、該第1の中心内腔2715を通して少なくとも1つのチャネリングワイヤ2720は、中心プローブ2710の外側に延出可能であり、第1の中心内腔2715内に引き込み可能である。中心プローブ2710は、第1の中心内腔2715を中心プローブ2710の外側に流体接続する出口ポート2730をさらに含み、それを通して注入された治療部分は第1の中心内腔2715から細胞のチャネル内へと流れ込む。EPデバイスはまた、中心プローブの内面と一体で形成されているか、またはそれに結合して、チャネリングワイヤ2720が疾患組織または細胞に達するように中心プローブの2710の外側に誘導する傾斜板2760を含む。
上記のように、EPE2750は、EP電源2780に電気的に接続されている。電気コネクタ2770は、電源からEPEのそれぞれに電気信号を送るための4つ以上の導線(EPEの数に左右される)を含み得る。これらの信号は、針電圧設定値、パルス幅、パルス形状、パルスの数、及びスイッチングシーケンスを含み得る。当業者には理解され、以下により十分に記載されるように、EP電極は、電気容量センシング(CS)またはインピーダンスセンシング(EIS)電極としても機能し得、その場合、図1に示されるように、適切なスイッチング機構を有する第2の低電圧電源を使用してより高い電圧のEP信号、及び次いでより低い電圧のCSまたはEIS信号の送達を可能にする。
本発明の様々な実施形態は、本発明の送達デバイス100を使用して組織内の標的細胞のゾーン内の細胞に治療部分を送達するための方法を対象とする。
細書に記載される本発明の実施形態のいずれかの、組織の標的細胞のゾーンへの治療部分の送達のためのデバイスを提供することを含む。図33は、本発明に従う、EPデバイスを使用して、組織の標的細胞のゾーンへの治療部分の送達のための方法の図である。
本発明の様々な実施形態は、EPデバイスを使用して組織内の細胞のEPの間にEPパルスパラメータを制御するための適応制御方法を対象とする。図36は、本発明に従う、EPシステムの使用の間にEPパルスパラメータを制御する適応制御方法のための制御ルーチンを示すフローチャートであり、図37は、本発明に従う、図36の制御ルーチンを用いてEPパルスパラメータを最適化するための1ステップ先のフィードフォワードの制御ルーチンを示すフローチャートである。いくつかの実施形態では、適応制御方法は、本明細書に記載されるEPデバイスのいずれかを使用して実施することができる。しかしながら、本発明の方法は、それらに限定されず、62/214,807号、同第62/214,872号、同第62/141,142号、同第62/141,182号、同第62/141,256号、及び同第62/141,164号に概説されるもの等のEPシステム及びデバイス/アプリケータのいずれかによって、かつ任意の方法で実践することもでき、これらは全て参照により本明細書中、具体的には図面、図面及び図中の構成要素の凡例及び説明中に組み込まれている。
として算出される脂質二重膜を充電するための時定数を使用して、各治療前に最適のEP
パルス持続時間を特定することができる。
において示されるものによって行うことができる。電流及び電圧センサ(EPデバイスの電極と一体化しているか、または本発明の制御システム内の別の場所に含まれ得る)は、制御器がセンサから受け取った信号に対応する機能を実施する、すなわち第1のパルスパラメータを予測するために、細胞膜間の電流及び電圧を検知し、量のあらゆる変化を検出し、制御器1505に出力信号を提供する変換器として機能する。励磁電圧信号が最初に印加され、次いで、各EPパルスセットの間、例えば、第1及び第2のEPパルスの間に印加され、組織間で測定される。この信号は、帯域制限された信号であってもよい。対応する電流信号が測定される。このセンサデータは、時間相関され、以下に記載されるデータ前処理中に使用するために内部に保存される。
得る。例えば、データの標準偏差が閾値を超えた場合、データは、「望ましくないデータ」または使用不可能なデータセットとして印付けされる。
として算出される脂質二重膜を充電するための時定数は、各治療前に最適のEPパルス持続時間を特定するために、パルスパラメータ推定モジュールによって使用され得る。
よって判定される。特徴の例としては、a)固定周波数での励磁電圧及び電流信号の振幅比及び位相差の値、b)i)狭周波数帯域での該励磁電圧及び電流信号振幅の振幅比または位相差、ii)広周波数帯域での該励磁電圧及び電流信号振幅位相の振幅比または位相差の平均値、中央値、最大値、及び最小値のうちの少なくとも1つ、c)周波数に関連する該励磁電圧及び電流信号の該振幅比または位相差の曲率、勾配、及びノイズ、d)定位相要素パラメータ、e)高周波抵抗(例えば、100Hz時);低周波抵抗(例えば、1kHz時)、ならびにf)電気容量が挙げられるが、これらに限定されない。
特徴と組み合わされた特徴を使用して、将来のパルシングパラメータを判定することになる。推定子には、状態空間推定、人工ニューラルネットワーク、自己回帰(AR)、自己回帰移動平均(ARMA)推定子が含まれ得る。
本発明は、患者の組織内の細胞への治療部分の送達の改善のための装置及び方法を提供する。一般に、本発明のシステムは、癌性組織などの疾患組織または異常組織を治療するために使用される。「癌」という用語は、不適切な細胞増殖、異常または過剰な細胞増殖を特徴とする無数の疾患を含む。デバイスは、癌または他の非癌性(良性)の腫瘍に苦しむ患者における使用が企図される。これらの腫瘍は、病変、ポリープ、腫瘍(neoplasm)(例えば、乳頭尿路上皮腫瘍)、パピローマ、悪性腫瘍、腫瘍(tumor)(例えば、クラツキン腫瘍、肺門腫瘍、非侵襲性乳頭尿路上皮腫瘍、胚細胞腫瘍、ユーイング肉腫、アスキン腫瘍、原始神経外胚葉性腫瘍、ライディッヒ細胞腫、ウィルムス腫瘍、セルトリ細胞腫)、肉腫、癌腫(例えば、扁平上皮癌、総排泄腔癌、腺癌、腺扁平上皮癌、胆管癌、肝細胞癌、侵襲性乳頭尿路上皮癌、扁平尿路上皮癌)、しこり、または任意の他の種類の癌性または非癌性腫瘍のいずれかとして顕在化し得る。本発明の実施形態のデバイス及び方法によって治療される腫瘍は、非侵襲性、侵襲性、表在性、乳頭部、扁平、転移性、局在性、一中心性、多中心性、低悪性度、及び高悪性度のいずれかであり得る。癌の例としては、乳癌、結腸癌、前立腺癌、膵臓癌、皮膚癌(黒色腫、基底細胞癌、及び扁平上皮癌を含む)、肺癌、卵巣癌、腎臓癌、脳癌、または肉腫、副腎皮質癌、肛門癌、
胆管癌(例えば、末梢癌、末梢胆管癌、肝内胆管癌)、膀胱癌、良性及び癌性骨癌(例えば、骨腫、類骨骨腫、骨芽細胞腫、軟骨骨腫(osteochrondroma)、血管腫、軟骨粘液線維腫、骨肉腫、軟骨肉腫(chondrosarcoma)、線維肉腫、悪性線維性組織球腫、骨の巨細胞腫、脊索腫、リンパ腫、多発性骨髄腫)、脳及び中枢神経系の癌(例えば、髄膜腫、星状細胞腫、乏突起膠腫、上衣腫、神経膠腫、髄芽細胞腫、神経節膠腫、シュワン細胞腫、胚細胞腫、頭蓋咽頭腫)、乳癌(例えば、非浸潤性乳管癌、浸潤性乳肝癌、浸潤性小葉癌、非浸潤性小葉癌、 女性化乳房)、キャッスルマン病(例えば、巨大リンパ節過形成、血管胞状リンパ節過形成)、子宮頸癌、結腸直腸癌、子宮内膜癌(例えば、子宮内膜腺癌、腺類癌、乳頭状漿液性腺癌、明細胞)、食道癌、胆嚢癌(粘液性腺癌、小細胞癌)、消化管カルチノイド(例えば、絨毛癌、破壊性絨毛膜腺腫)、ホジキン病、非ホジキンリンパ腫、カポジ肉腫、腎癌(例えば、腎細胞癌)、喉頭及び下咽頭癌、肝癌(例えば、血管腫、肝線種、限局性結節性過形成、肝細胞癌)、肺癌(例えば、小細胞肺癌、非小細胞肺癌)、中脾腫、形質細胞腫、鼻腔及び副鼻腔癌(例えば、鼻腔神経芽細胞腫、正中線肉芽腫)、上咽頭癌、神経芽腫、口腔及び中咽頭癌、卵巣癌、膵臓癌、陰茎癌、下垂体癌、前立腺癌、網膜芽細胞腫、横紋筋肉腫(例えば、胎児性横紋筋肉腫、胞巣状横紋筋肉腫、多型細胞型横紋筋肉腫)、唾液腺癌、皮膚癌(黒色腫及び非黒色腫皮膚癌の両方)、胃癌、精巣癌(例えば、精上皮腫、非精上皮胚細胞癌)、胸腺癌、甲状腺癌(例えば、濾胞状腺癌、未分化癌、低分化癌、甲状腺髄様癌、甲状腺リンパ腫)、腟癌、外陰癌、ならびに子宮癌(例えば、子宮平滑筋肉腫)が挙げられるが、これらに限定されない。したがって、皮膚組織、結合組織、脂肪組織等を含む癌性組織は、本発明のシステムを使用して治療することができる。かかる癌は、染色体異常、変性成長及び発達障害、分裂促進剤、紫外線(UV)、ウイルス感染、遺伝子の不適切な組織発現、遺伝子の発現の変化、または発癌性物質によって引き起こされ得る。
University Pressを参照されたい)、ならびにペプチド核酸骨格及び結合(Egholm,J.Am.Chem.Soc.114:1895(1992)、Meier et al.,Chem.Int.Ed.Engl.31:1008(1992)、Nielsen Nature,365:566(1993)、Carlsson
et al.,Nature 380:207(1996)(これらはすべて参照により組み込まれている)を参照されたい)が含まれる。他の類似体核酸には、正の骨格を有するもの(Denpcy et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 92:6097(1995)、非イオン性骨格(米国特許第5,386,023号、同第5,637,684号、同第5,602,240号、同第5,216,141号、及び同第4,469,863号、Kiedrowshi et al.,Angew.Chem.Intl.Ed.English 30:423(1991)、Letsinger et al.,J.Am.Chem.Soc.110:4470(1988)、Letsinger et al.,Nucleoside&Nucleotide 13:1597(1994)、Chapters 2 and 3,ASC Symposium Series 580,「Carbohydrate Modifications
in Antisense Research」,Ed.Y.S.Sanghui and P. Dan Cook、Mesmaeker et al.,Bioorganic&Medicinal Chem.Lett.4:395(1994)、Jeffs
et al.,J.Biomolecular NMR 34:17(1994)、Tetrahedron Lett.37:743(1996))、ならびに米国特許第5,235,033号及び同第5,034,506号、及びChapters 6 and
7,ASC Symposium Series 580,「Carbohydrate Modifications in Antisense Research」,Ed.Y.S.Sanghui and P.Dan Cookに記載されるものを含む非リボース骨格が含まれる。1つ以上の炭素環糖を含む核酸も、核酸の定義に含まれる(Jenkins et al.,Chem.Soc.Rev.(1995)pp169−176を参照されたい)。いくつかの核酸類似体は、Rawls,C & E News Jun.2,1997の35頁に記載されている。これらの参照の全ては、参照により明白に本明細書に組み込まれている。リボース−リン酸骨格のこれらの改変は、例えば核酸がsiRNAである場合等の生理学的環境におけるかかる分子の安定性及び半減期を増加
するために行われ得る。
対して3つのループが集合して抗原結合部位を形成する。各ループは、アミノ酸配列の変異が最も顕著な相補性決定領域(以下、CDRと称する)と呼ばれる。「可変性」とは、可変領域の特定のセグメントの配列が抗体間で大きく異なることを指す。可変領域内の変動は均等に分布していない。代わりに、V領域は、それぞれが9〜15アミノ酸長またはそれ以上である「超可変領域」と呼ばれる極端な可変性のより短い領域によって分離された15〜30アミノ酸のフレームワーク領域(FR)と呼ばれる比較的不変の範囲からなる。
al.,1988, Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.85:5879−5883、参照により全体が組み込まれている)、(viii)二重特異性一本鎖Fv(WO03/11161、参照により全体が組み込まれている)、及び(ix)遺伝子融合によって構築される多価または多重特異性断片である「ダイアボディ」または「トリアボディ」(Tomlinson et.al.,2000,Methods Enzymol.326:461−479、WO94/13804、Holliger et
al.,1993,Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.90:6444−6448、全て参照により全体が組み込まれている)が含まれるが、これらに限定されない。抗体断片は、修飾され得る。例えば、分子は、VH及びVLドメインを結合するジスルフィド架橋の組み込みによって安定化され得る(Reiter et al.,1996,Nature Biotech.14:1239−1245、参照により全体が組み込まれている)。
。これらの免疫抑制標的は、過剰な免疫反応を減弱させ、自己寛容を確実にする。腫瘍細胞は、これらのチェックポイント分子の抑制作用を利用する。免疫チェックポイント標的分子には、表2に記載されるチェックポイント標的が含まれるが、これらに限定されない。
分子薬、例えば、IL−12をコードするプラスミド及び上に概説されるような薬物、b)第1の治療用生体分子をコードする第1の核酸及び第2の治療用生体分子をコードする第2の核酸(複数可)(例えば、IL−12をコードする発現ベクター、及び本明細書に記載される抗免疫チェックポイント阻害抗体をコードする2つの核酸)、ならびにc)第1の生体分子をコードする第1の核酸、及び抗免疫チェックポイント阻害抗体等の第2のタンパク質性分子、ならびにd)2つの腫瘍学低分子薬が含まれるが、これらに限定されない。
実施例1:
OncoSecは、EISデータに基づき、各EPパルスの前、及びその間にリアルタイムフィードバック制御を実施することができる、図16に示されるEP発生器Aを構築した。このシステムは、最小で10V、及び最大で300Vで出力することができ、パルス持続時間は、100μs〜10msである。パルスの前及びその間に捕捉されたEISデータは、1ディケード当たり10データ点が得られる100Hz〜10kHzの範囲に
わたって取得される。この範囲でのEISデータの取得は、250msで達成され、これは、(1)ルーチンを実行して次のパルスのための時定数を判定し、(2)分析後のEISデータを格納し、かつ(3)臨床的に使用されるEP条件を中断しないために十分に速い。EISシステムから収集されたデータは、埋込型Advanced RISC Machine(ARM)マイクロプロセッサ(STM32F407、ST Microelectronics)を使用して、組織インピーダンスモデルにリアルタイムで当てはめられる。フィードバックモードで動作するとき、このデータの特徴を使用して、EPプロセスに関連するパラメータを制御することができる。カスタム発生器インターフェースは、多様な標準EPアプリケータと相接し、最大で6電極を支持することになる。固体リレーを使用して、高電圧EPパルス回路と低電圧EIS質問回路との間で切り替える。発生器のハンズフリー動作を可能にするために、EPプロセスを起こすか、一時停止するか、または中止するためのフットペダルを付加した。この発生器及びその付属品の画像は、図16に示される。
。20%超の時定数の低下を有する腫瘍は、pDNAの有意に(p<0.05)高い発現と相関した。この測定を使用して、好結果の遺伝子療法の条件が存在するときにパルシングプロセスを停止することができる。興味深いことに、短いパルス持続時間を有した群は、電気容量の増加を引き起こす脂質二重膜の圧縮に起因して、時定数の増加をもたらした。この研究では、試作発生器を利用して、EPを制御するための変数を探索し、同種及び異種腫瘍におけるこの技術の有効性を検証することを提案する。我々は、組織特性を測定し、各印加されるパルス幅を調節することによって、EPに基づく遺伝子送達を各腫瘍について最適化することができると仮定する。膜電気容量におけるリアルタイム変化の質問は、(1)再現性のあるトランスフェクション効率、(2)遺伝子発現の持続時間の増加、(3)治療効果の増強、及び(4)組織損傷の低減をもたらすことになる。
電気化学インピーダンス分光法(EIS)が、線維性または壊死性組織で取得したデータと健常組織で取得したデータとを区別できるかどうかを判定するために実験を行った。これらの実験で、線維性組織を代表するためにヒト血小板由来増殖因子C(PDGF−C)を発現する9カ月齢のトランスジェニックマウスを使用した。この年齢までに、PDGF−Cトランスジェニックマウスは、顕著な線維形成、脂肪浸潤、及び細胞異形成を有する肥大した肝臓を有することが知られている。トランスジェニックマウスの肝臓から取得したデータを、健常な、または野生型の、3カ月齢のC57Bl/6J肝臓と比較した。このデータを取得するために、マウスに麻酔をかけて、肝臓への外科的接近を可能にした。3mm離間している平衡電極を、肝臓の外側左葉内に5mm挿入した。この実験から収集したデータを、生体組織を電気的に表すために使用される定位相要素モデルに当てはめた。モデル適合から引き出されたパラメータは、肝臓線維形成が、アドミタンスの増加、算出された時定数の増加、及び定位相要素の低減をもたらしたことを明らかにした。これらのデータは、図43に示される。
EISが腫瘍組織内の注入物の存在を検出することができるかどうかを判定するために第2の実験を行った。この実験では、50μlのリン酸緩衝生理食塩水中の106個のMC38細胞を注入することにより、8カ月齢のアルビノB6マウスの脇腹の皮膚の皮下組織に腫瘍を移植した。およそ10日後、腫瘍の平均体積は100mm3に達した。この時点で、中心注入内腔を有する2電極アプリケータを、腫瘍内に7mm挿入した。次いで、腫瘍の初期状態のベースラインEIS測定を行った。この測定の後、腫瘍内に、生理食塩中で調製されたプラスミドDNAの1mg/ml溶液を50μl注入した。注入に続いて、第2のEIS測定を実施した。再び、生体組織を表すために使用される定位相要素モデルにこれらのデータを当てはめた。腫瘍にプラスミドDNA溶液を注入した後に、溶液抵抗における少なくとも10%の低下が認められた。図44は、プラスミドDNAの注入の後にモデル適合パラメータから認められた溶液抵抗の低減率のヒストグラムサマリーを提供する。
組織の生存能力及び注入の存在を検出することに加え、EISは、エレクトロポレーションを実施するための最適パルス幅をユーザに知らせることもできる。これを実証するために、EISスペクトルのモデル適合から取得した時定数データに基づいて変化するパルス幅を用いる研究を行った。この研究は、8週齢のアルビノB6マウスの脇腹の皮膚に移植したMC38腫瘍を用いて行った。治療の時点で、腫瘍体積は、平均で75mm3であった。腫瘍に、CMVプロモータの制御下でルシフェラーゼタンパク質をコードするpDNAを50μg注入した。中心注入内腔を有する2電極アプリケータを使用して、注入及びEPを実施した。EPの間、注入内腔を腫瘍から引っ込めた。エレクトロポレーションを500V/cmの電界強度で実施し、10個の腫瘍から先験的に得られた平均時定数の
周辺でパルス幅を調節した。この算出された平均時定数は0.50msであり、この実験で選択されたパルス幅は、平均時定数の0.1、0.5、2.0、及び10.0倍であった。合計で8つのパルスを各腫瘍に印加した。DPBS中で調製された15mg/mlのD−ルシフェリン溶液を200μl注入した48時間後に発光データを取得した。インビボ光学画像化を用いてこのデータを収集した。この実験からのデータは、平均時定数の10倍、または5msの全パルス幅で治療された腫瘍の発光において最大上昇を示した。さらに、これらのデータは、注入単独と比較して、2以上の時定数で治療された群が発光の顕著な上昇を有したことを示した。この実験の要約データは、図45に示される。
実施例4で行われた実験に続き、リアルタイムでEISを使用して、各個別の腫瘍について最適パルス幅を増加させることができるかどうかを判定するために研究を行った。これにより、各エレクトロポレーションシーケンスを各個別の腫瘍の初期状態に合わせることを可能となる。再度、8週齢のアルビノB6マウスの脇腹の皮膚にMC38腫瘍を移植した。腫瘍が75mm3に達したとき、ルシフェラーゼタンパク質をコードする50μgのpDNAを注入した。中心注入内腔を有する同じ2電極アプリケータを使用して、注入及びEPを実施した。この実験では、電界強度を350V/cmに低下させ、治療される各腫瘍の算出された時定数を使用してパルス幅をリアルタイムで調節した。パルス幅を、算出された時定数の0.1〜20.0倍に調節した。合計で8つのパルスを各腫瘍に印加した。DPBS中で調製された15mg/mlのD−ルシフェリン溶液を200μl注入することで、インビボ光学画像化によって48時間後に発光データを取得した。この実験からのデータは、2.0以上の時定数で治療した全ての腫瘍の発光における顕著な上昇を示した。算出された時定数の5.0、10.0、及び20.0倍の群の間で統計的有意差は認められなかった。この実験からのデータは、図46に示される。
目標(目標1)は、腫瘍内免疫療法の所望の結果をもたらすフィードバックパラメータを評価することである。予備的な研究に基づき、EISフィードバック制御と統合されたEPは、治療間の変動性を減少させる可能性を有する。pDNA発現、及び算出された時定数における変化に基づいてEPを制御することの組織学的影響を評価するために、同種対側マウス黒色腫モデルにおけるインビボ腫瘍研究が実施される。簡潔には、B16/OVA細胞(1×106/部位)をB6アルビノマウス(n=10/群)の脇腹の皮下に移植する。腫瘍の体積が75mm3に達すると、ルシフェラーゼ及びmCherryの両方を発現する二重レポータープラスミド(1mg/ml、腫瘍当たり50μl)を注入する。これにより、非侵襲性の縦方向の生物発光画像化及び空間的細胞特異的遺伝子発現を可能となる。図16の二重電極アプリケータCを使用してFCEPでパルスする。電極は350V/cmで動作し、パルス幅は、各パルスについて5つの算出された時定数で設定される。細胞は、20、40、60、または80%の時定数の相対的降下に達するまで、EPパルスを受け続ける。安全性を確保するために発生器の動作限界が設定され、許容される最大パルス幅は10msに設定され、最大パルスは10に設定される。この実験のため
の対照動物は、無治療、pDNA注入のみ、及びpDNA注入の後、同じ電極を使用する350V/cmの電界での10msの持続時間の10パルスを用いる制御されていないEPのものからなる。
目標(目標2)は、腫瘍縮小を目的とする腫瘍内免疫療法実験を実施することによってインビボのフィードバック制御システムを検証することである。
せる時点である腫瘍負荷1,000mm3を超えるまで継続して観察する。実験群毎に12の動物からなる3つの独立した実験を行う。一元配置分散分析(クラスカルワリス)を使用してデータを分析する。
目標(目標3)は、異種自然発症乳癌モデルにおいて腫瘍内EPを実施することによってフィードバック制御システムを検証することである。
Claims (20)
- エレクトロポレーション(EP)パルスパラメータを最適化するように、EPデバイスを使用する細胞及び組織のEPの間に適応制御を提供するためのシステムであって、
a)細胞及び組織の誘電特性及び導電特性を測定するように構成された測定デバイスであって、
i)前記組織に印加された励磁信号及びEPパルスのそれぞれから生じる前記組織間の電圧を測定するように構成された電圧センサ、ならびに
ii)前記励磁信号及び前記少なくとも1つの印加されたEPパルスのそれぞれから生じる前記組織間の電流を測定するように構成された電流センサを含む、測定デバイスと、
b)前記細胞または組織においてエレクトロポレーションを実施するためのEPパルシングパラメータを初期化するように構成された初期化モジュールであって、前記初期化されたEPパルシングパラメータが、少なくとも1つのトレーニングされたモデルに少なくとも部分的に基づく、初期化モジュールと、
c)前記励磁信号及び前記EPパルスのうちの少なくとも1つを前記組織に印加するように構成された発生器であって、前記測定デバイスの前記電圧センサ及び電流センサが、前記励磁信号の前記印加に応じた前記組織の前記細胞間の電圧及び電流を測定する、発生器と、
d)前記励磁信号及び前記EPパルスのうちの少なくとも1つに対応する、前記測定デバイスからの前記測定されたセンサデータに関する信号を受け取り、前記データを少なくとも1つのトレーニングされたモデルに当てはめ、前記データを処理して診断及び最新制御パラメータにするように構成された制御器であって、
i)前記電流及び電圧測定からの前記データに関する前記信号を受け取り、前記データを処理して所望のデータを望ましくないデータと区別するための前処理モジュール、
ii)前記所望のデータから関連する特徴を抽出するための特徴抽出モジュール、
iii)前記所望のデータの前記関連する特徴の少なくとも一部を、少なくとも1つのトレーニングされた診断モデルに適用するための診断モジュール、ならびに
iv)前記測定されたデータ、前記診断モジュール、及び前記特徴抽出モジュールのうちの少なくとも1つの結果に基づいて、初期化されたパルシングパラメータ及び後続のパルシングパラメータのうちの少なくとも1つを推定するためのパルスパラメータ推定モジュールを備える、制御器と、
e)前記制御器による特徴抽出のための前記所望のデータ及び望ましくないデータ、センサデータ、ならびに前記トレーニングされたモデルを格納するためのメモリモジュールと、を備える、システム。 - 前記EPデバイスが、
a)少なくとも中心内腔を画定し、近位端部から遠位端部に延出する中心プローブであって、前記中心プローブの少なくとも一部が、前記組織への治療部分の送達のためのチャネルを作り出すために螺旋幾何学形状を有し、前記中心プローブの前記一部が、前記螺旋幾何学形状に沿って位置付けられた少なくとも1つの吐出口を有し、
前記中心プローブの前記近位端部が、前記中心プローブに送達された前記治療部分を受け取るように構成され、
前記中心プローブの前記遠位端部が、前記組織への前記治療部分の送達のための開口部を画定するように開放され、前記組織を貫通するように構成された形状を有する、中心プローブと、
b)前記中心プローブを少なくとも部分的に収容するアプリケータであって、前記アプリケータが遠位端部を有し、前記遠位端部を通して前記中心プローブの前記一部が前記アプリケータの外側に延出して前記組織と接触し、前記アプリケータ内に引っ込むように構成されている、アプリケータと、
c)前記組織を囲んで位置付けられるように構成された少なくとも2つの逆帯電エレクトロポレーション電極(EPE)であって、前記EPEが、近位端部から遠位端部へ延出するように適合され、前記遠位端部が、前記組織を貫通するように構成された針形状を有し、
前記測定デバイスが、前記EPEに結合し、前記電極が、前記発生器に結合して、前記EPパルスのための前記励磁信号及び前記電気波形のうちの少なくとも1つを受け取るように適合されている、少なくとも2つの逆帯電エレクトロポレーション電極と、を備える、請求項1に記載のシステム。 - 前記EPデバイスが、
a)少なくとも中心内腔を画定し、近位端部及び遠位閉端部を有する中心プローブであって、前記遠位端部の先端が、組織を貫通するように構成された針形状を有し、前記遠位端部から所定の位置に位置付けられた少なくとも1つの出口ポートを有し、前記出口ポートが、前記中心内腔を前記中心プローブの外側に流体接続している、中心プローブと、
b)前記中心内腔内に位置付けられ、前記中心プローブ内で摺動可能な少なくとも1つのチャネリングワイヤであって、前記チャネリングワイヤが、前記中心プローブ内に位置付けられた近位端部、及び前記出口ポートを介して前記中心プローブの前記外側に延出し前記中心内腔内に引っ込むように構成された遠位端部を有し、前記チャネリングワイヤの前記遠位端部の先端が、前記組織を貫通し、かつ開口部を画定するように構成された形状を有し、前記開口部を通して前記チャネリングワイヤの少なくとも一部が前記組織に進入して流体チャネルを作り出し、前記流体チャネルを通して前記治療部分が前記組織に送達され、
前記治療部分が、前記中心内腔から前記出口ポートを介して前記チャネルへと送達される、少なくとも1つのチャネリングワイヤと、
c)前記中心プローブの前記内面と一体で形成されているか、またはそれに結合した傾斜板であって、前記内面が、前記中心内腔を画定し、前記傾斜板が、前記チャネリングワイヤと接触し、かつそれを前記中心プローブから前記中心プローブの前記外側に退出するように誘導するように構成されている、傾斜板と、
d)前記中心プローブ及びチャネリングワイヤを前記発生器に電気的に接続する電気コネクタと、
e)前記治療部分の送達のために前記中心プローブに接続された小口径コネクタと、
f)前記電気コネクタを少なくとも部分的に収容し、前記中心プローブ及び前記チャネリングワイヤの前記近位端部に結合して前記中心プローブ及び前記チャネリングワイヤの前記遠位端部の貫通の深度を容易にするハンドルと、
g)前記組織を囲んで位置付けられるように構成された少なくとも2つの逆帯電電極であって、前記電極が、近位端部から遠位端部に延出し、前記遠位端部の先端が、前記組織を貫通するように構成された針形状を有し、前記電極が、前記発生器に結合し、前記発生器から少なくとも1つの電気波形を受け取り、かつ前記少なくとも1つの励磁信号及び少なくとも1つのEPパルスを前記組織に供給するように適合され、前記測定デバイスが前記電極に結合している、少なくとも2つの逆帯電電極と、を備える、請求項1に記載のシステム。 - 前記EPデバイスが、
a)トロカールであって、
i)近位端部から遠位開端部に延出し、閉塞具を受けるように構成された第1の内腔を画定するカニューレ、及び
ii)近位端部から遠位端部に延出する前記閉塞具であって、前記遠位端部が、皮膚を貫通し、体腔内に進入し、かつ経路を形成するように構成された鋭く尖った形状を有し、前記経路を通して前記カニューレが前記体腔内に少なくとも部分的に挿入され得る、閉塞具を備え、
前記閉塞具が、前記第1の内腔内で摺動可能であるように構成され、前記閉塞具の前記遠位端部が、前記カニューレの前記遠位開端部を通して前記第1の内腔の外側に延出するように構成されている、トロカールと、
b)アンカーの遠位端部に引き込み可能に配置され、前記組織を囲んで位置付けられるように構成された少なくとも2つの逆帯電電極であって、
前記測定デバイスが、前記電極に結合し、前記電極が、発生器に結合し、前記発生器から少なくとも1つの電気波形を受け取り、かつ前記少なくとも1つの励磁信号及びEPパルスを前記ゾーンに供給するように適合されている、少なくとも2つの逆帯電電極と、
c)前記アンカーの前記遠位端部に引き込み可能に配置され、中心内腔を画定する内面を有し、前記アンカーの前記遠位端部から延出する中心プローブであって、前記中心プローブの少なくとも一部が、前記組織への前記治療部分の送達のためのチャネルを作り出すように構成された螺旋幾何学形状を有し、
前記中心プローブの遠位端部が、前記組織を貫通するように構成された形状を有し、前記組織への前記治療部分の前記送達のための開口部を画定するように開放されている、中心プローブと、を備える、請求項1に記載のシステム。 - EPシステムを使用する細胞または組織のエレクトロポレーション(EP)の間にEPパルスパラメータを制御するための適応制御方法であって、
a)請求項1に記載のシステムを提供することと、
b)前記細胞または組織において前記EPを実施するためのEPパルスグパラメータを前記初期化モジュールによって初期化することであって、前記初期化されたEPパルスパラメータが、少なくとも1つのトレーニングされたモデルに少なくとも部分的に基づく、初期化することと、
c)前記電圧及び電流励磁信号を前記発生器によって前記細胞及び組織に印加し、前記印加された励磁信号に対応する前記細胞及び組織間の前記電圧及び電流を前記測定デバイスによって測定することと、
d)前記制御器によって前記電流及び電圧測定からのデータを取得し、前記データを処理して所望のデータを望ましくないデータと区別することと、
e)前記制御器によって前記所望のデータから関連する特徴を抽出することと、
f)前記制御器によって、前記所望のデータの前記関連する特徴の少なくとも一部を前記少なくとも1つのトレーニングされた診断モデルに適用することと、
g)前記制御器によって、前記トレーニングされたモデルに適用された前記関連する特徴の結果に基づいてEPパルシングパラメータを推定することであって、前記EPパルシングパラメータを最適化するように、前記初期化されたEPパルシングパラメータが前記少なくとも1つのトレーニングされたモデル及び前記関連する特徴に基づく、推定することと、
h)前記第1のパルシングパラメータに基づいて、前記発生器によって第1のEPパルスを印加することと、を含む、方法。 - 前記第1のEPパルスが印加された後に、前記制御器によって、前のEPパルス及び印加されたEPパルス間の前記関連する特徴のうちの少なくとも1つにおける変化に基づいて、前記トレーニングされたモデルを使用して後続のEPパルシングパラメータを予測することをさらに含む、請求項5に記載の方法。
- f)前記発生器によって、前記後続のEPパルシングパラメータに基づいて後続のEPパルスを印加することと、
g)前記電圧及び電流励磁信号を印加することを繰り返し、前記細胞または組織を前記測定することを繰り返し、前記データを取得すること及び所望のデータを望ましくないデータと区別することを繰り返し、前記関連する特徴を抽出することを繰り返し、前記適用することを繰り返すことであって、これらを
i)EPパルスシーケンスまたはEPパルスのサイクルの所定の限界数が達成されるまで、または
ii)前記診断応答が、前記適応制御方法を終了する診断決定を促すまで、繰り返すことと、をさらに含む、請求項6に記載の方法。 - 前記特徴が、細胞内抵抗、細胞外抵抗、溶液抵抗、膜電気容量、アドミタンス、定位相要素指数、及び充電時定数からなる群から選択される前記電圧及び電流信号の振幅及び位相測定のパラメトリックモデル適合から得られる、請求項5に記載の方法。
- 前記特徴が、前記励磁電圧及び電流信号の振幅比または位相差から得られ、前記特徴が、
a)固定周波数での前記励磁電圧及び電流信号の振幅比及び位相差の値と、
b)
i)狭周波数帯域での前記励磁電圧及び電流信号振幅の振幅比または位相差、
ii)広周波数帯域での前記励磁電圧及び電流信号振幅位相の振幅比または位相差の平均値、中央値、最大値、及び最小値のうちの少なくとも1つと、
c)周波数に関連する前記励磁電圧及び電流信号の前記振幅比または位相差の曲率、勾配、及びノイズと、を含む、請求項5に記載の方法。 - 組織の治療ゾーン内の細胞への治療部分の送達のためのデバイスであって、
a)少なくとも中心内腔を画定し、近位端部から遠位端部に延出する中心プローブであって、前記中心プローブの少なくとも一部が、前記組織への前記治療部分の送達のためのチャネルを作り出すために螺旋幾何学形状を有し、前記中心プローブの前記一部が、前記螺旋幾何学形状に沿って位置付けられた少なくとも1つの吐出口を有し、
前記中心プローブの前記近位端部が開放され、前記第1の中心内腔を注入器の内腔に流体接続し、前記注入器を通して前記治療剤が前記中心プローブに送達され、
前記中心プローブの前記遠位端部が、前記組織への前記治療部分の送達のための開口部を画定するように開放され、前記組織を貫通するように構成された形状を有する、中心プローブと、
b)前記中心プローブを少なくとも部分的に収容するアプリケータであって、前記アプリケータが遠位端部を有し、前記遠位端部を通して前記中心プローブの前記一部が前記アプリケータの外側に延出して前記組織と接触し、かつ前記アプリケータ内に引っ込むように構成されている、アプリケータと、を備える、デバイス。 - 前記ゾーンを囲んで位置付けられるように構成された少なくとも2つの逆帯電エレクトロポレーション電極であって、前記電極が、近位端部から遠位端部に延出するように適合され、前記遠位端部の先端が、前記組織を貫通するように構成された針形状を有し、前記電極が、電極電源に結合し、前記電源から少なくとも1つの電気波形を受け取り、かつ前記ゾーンへのエレクトロポレーションに十分なパルス電界を供給するように適合されている、少なくとも2つの逆帯電エレクトロポレーション電極を備えるエレクトロポレーションシステムをさらに備える、請求項10に記載のデバイス。
- 組織の治療ゾーン内の細胞への治療部分の送達のためのデバイスであって、
a)少なくとも第1の内腔を画定し、近位端部から遠位端部に延出する中心プローブであって、前記中心プローブの少なくとも一部が、前記中心プローブの前記組織内での固着を増強し、かつ前記組織への前記治療部分の送達のためのチャネルを作り出すように構成された螺旋幾何学形状を有し、前記中心プローブの前記一部が、導電材料で形成されるか、またはそれによって被覆され、
前記中心プローブの前記近位端部が開放され、前記第1の内腔を注入器の内腔に流体接続し、前記注入器を通して前記治療剤が前記中心プローブに送達され、
前記中心プローブの前記遠位端部が、前記組織への前記治療部分の送達のための開口部を画定するように開放され、前記組織を貫通するように構成された形状を有する、中心プローブと、
b)前記中心プローブを収容するアプリケータであって、前記アプリケータが遠位端部を有し、前記遠位端部を通して前記中心プローブの前記一部が前記アプリケータの外側に延出して前記組織と接触し、かつ前記アプリケータ内に引っ込むように構成されている、アプリケータと、
c)前記アプリケータの前記遠位端部に位置付けられ、前記中心プローブの前記一部によって電界を発生するように構成されている少なくとも1つの遠位電極と、を備える、デバイス。 - 前記ゾーンを囲んで位置付けられるように構成された少なくとも2つの逆帯電エレクトロポレーション電極であって、前記電極が、近位端部から遠位端部に延出するように適合され、前記遠位端部の先端が、前記組織を貫通するように構成された針形状を有し、前記電極が、電極電源に結合し、前記電源から少なくとも1つの電気波形を受け取り、かつ前記ゾーンへのエレクトロポレーションに十分なパルス電界を供給するように適合されている、少なくとも2つの逆帯電エレクトロポレーション電極を備えるエレクトロポレーションシステムをさらに備える、請求項12に記載のデバイス。
- 組織の治療ゾーンへの治療部分の送達方法であって、
a)前記組織の前記治療ゾーンへの治療部分の送達のためのデバイスを提供することであって、前記デバイスが、
i)少なくとも第1の中心内腔を有し、近位端部から遠位端部に延出する中心プローブであって、前記中心プローブの少なくとも一部が、前記中心プローブの前記組織内での固着を増強し、かつ前記組織への前記治療部分の送達のためのチャネルを作り出すように構成された螺旋幾何学形状を有し、前記中心プローブの前記一部が、前記螺旋幾何学形状に沿って位置付けられた複数の吐出口を有し、
前記中心プローブの前記近位端部が開放され、前記中心内腔を注入器の内腔に流体接続し、前記注入器を通して前記治療剤が前記中心プローブに送達され、
前記中心プローブの前記遠位端部が、前記組織への前記治療部分の送達のための開口部を画定するように開放され、前記組織を貫通するように構成された形状を有する、中心プローブ、及び
ii)前記中心プローブを収容するアプリケータであって、前記アプリケータが遠位端部を有し、前記遠位端部を通して前記中心プローブの前記一部が前記アプリケータの外側に延出して前記組織と接触し、かつ前記アプリケータ内に引っ込むように構成されている、アプリケータを備える、提供することと、
b)前記中心プローブを前記組織の前記治療ゾーン内の疾患細胞と接触させることと、
c)前記中心プローブを作動させて、前記アプリケータから軸方向に延出することと、
d)前記中心プローブの少なくとも一部によって前記組織を貫通し、開口部を作り出し、前記開口部を通して前記中心プローブの少なくとも一部が前記組織に進入して前記組織への前記治療部分の送達のための流体チャネルを作り出すことと、
e)前記第1の中心内腔内に前記治療部分を挿入し、前記少なくとも1つの吐出口及び前記中心プローブの前記遠位開端部を通して前記組織へ前記治療部分を送達することと、を含む、方法。 - f)前記ゾーンを囲んで位置付けられるように構成された少なくとも2つの逆帯電エレクトロポレーション電極を備えるエレクトロポレーションシステムを提供することであって、前記エレクトロポレーション電極が、近位端部から遠位端部に延出するように適合され、前記遠位端部の先端が、前記組織を貫通するように構成された針形状を有し、前記エレクトロポレーション電極が、前記電源に結合するように適合されている、提供すること
と、
g)前記組織の前記ゾーンを前記エレクトロポレーション電極と接触させることと、
h)電気パルスを前記電源から前記電極に送達することと、
i)前記エレクトロポレーションに十分なパルス電界を前記エレクトロポレーション電極から前記ゾーンに印加することと、をさらに含む、請求項14に記載の方法。 - 組織の治療ゾーンへの治療部分の送達方法であって、
a)前記組織の前記治療ゾーンへの治療部分の送達のためのデバイスを提供することであって、前記デバイスが、
i)電源に接続された中心プローブであって、少なくとも第1の中心内腔を画定し、前記中心プローブの近位端部から遠位端部に延出する内面を有し、前記中心プローブの少なくとも一部が、前記中心プローブの前記組織内での固着を増強し、かつ前記組織への前記治療部分の送達のためのチャネルを作り出すように構成された螺旋幾何学形状を有し、前記中心プローブの前記一部が、導電材料で形成されるか、またはそれによって被覆され、
前記中心プローブの前記近位端部が開放され、前記中心内腔を注入器の内腔に流体接続し、前記注入器を通して前記治療剤が前記中心プローブに送達され、
前記中心プローブの前記遠位端部が、前記組織への前記治療部分の送達のための開口部を画定するように開放され、前記組織を貫通するように構成された形状を有する、中心プローブ、
ii)前記中心プローブを収容するアプリケータであって、前記アプリケータが遠位端部を有し、前記遠位端部を通して前記中心プローブの前記一部が前記アプリケータの外側に延出して前記組織と接触し、前記アプリケータ内に引っ込むように構成されている、アプリケータ、及び
iii)前記アプリケータの前記遠位端部に位置付けられ、前記電源に接続され、前記中心プローブの前記一部によって電界を発生するように構成されている少なくとも1つの遠位電極を備える、提供することと、
b)前記中心プローブ及び前記遠位電極を前記組織の前記治療ゾーン内の疾患細胞と接触させることと、
c)前記中心プローブ及び前記遠位電極を作動させて、前記アプリケータから軸方向に延出することと、
d)前記遠位電極及び前記中心プローブの少なくとも一部によって前記組織を貫通し、開口部を作り出し、前記開口部を通して前記中心プローブの少なくとも一部が前記組織に進入して前記組織への前記治療部分の送達のための流体チャネルを作り出すことと、
e)前記第1の中心内腔内に前記治療部分を挿入し、前記少なくとも1つの吐出口及び前記中心プローブの前記遠位開端部を通して前記組織へ前記治療部分を送達することと、
f)前記電源から前記遠位電極及び前記中心プローブに電気パルスを送達することと、
g)エレクトロポレーションに十分なパルス電界を前記遠位電極及び前記中心プローブから前記ゾーンに印加することと、
h)前記遠位電極及び前記中心プローブを前記組織から引っ込ませることと、を含む、方法、 - 組織の標的細胞のゾーンへの治療部分の送達のためのデバイスであって、
a)少なくとも第1の内腔を画定し、近位端部及び遠位閉端部を有する中心プローブであって、前記遠位端部の先端が、組織を貫通するように構成された針形状を有し、かつ前記遠位端部から所定の位置に位置付けられた少なくとも1つの出口ポートを有し、前記出口ポートが、前記第1の内腔を前記中心プローブの外側に流体接続している、中心プローブと、
b)前記第1の内腔内に位置付けられ、前記中心プローブ内で摺動可能な少なくとも1つのチャネリングワイヤであって、前記チャネリングワイヤが、前記中心プローブ内に位
置付けられた近位端部、及び前記出口ポートを介して前記中心プローブの外側に延出し前記第1の内腔内に引っ込むように構成された遠位端部を有し、前記チャネリングワイヤの前記遠位端部の先端が、前記組織を貫通し、かつ開口部を画定するように構成された形状を有し、前記開口部を通して前記チャネリングワイヤの少なくとも一部が前記組織に進入して流体チャネルを作り出し、前記流体チャネルを通して前記治療部分が前記組織に送達され、
前記治療部分が、前記第1の内腔から前記出口ポートを介して前記チャネルへと送達される、少なくとも1つのチャネリングワイヤと、
c)前記中心プローブの前記第1の内腔と一体で形成されているか、またはそれに結合した傾斜板であって、前記チャネリングワイヤと接触して、それを前記中心プローブから前記中心プローブの前記外側に退出するように誘導するように構成されている、傾斜板と、
d)前記中心プローブ及びチャネリングワイヤを電源に電気的に接続する電気コネクタと、
e)前記治療部分の送達のために前記中心プローブをシリンジに接続する小口径コネクタと、
f)前記電気コネクタを少なくとも部分的に収容し、前記中心プローブ及び前記チャネリングワイヤの近位端部に結合して前記中心プローブ及び前記チャネリングワイヤの前記遠位端部の貫通の深度を容易にするハンドルと、を備える、デバイス。 - 標的細胞の前記ゾーンを囲んで位置付けられるように構成された少なくとも2つの逆帯電電極を備えるエレクトロポレーションシステムであって、前記電極が、近位端部から遠位端部に延出するように適合され、前記遠位端部の先端が、前記組織を貫通するように構成された針形状を有し、前記電極が、前記電源に結合し、前記電源から電気波形を受け取り、かつエレクトロポレーションに十分なパルス電界を標的細胞の前記ゾーンに供給するように適合されている、エレクトロポレーションシステムをさらに備える、請求項17に記載のデバイス。
- 対象の組織内の細胞のエレクトロポレーション(EP)のためのシステムであって、
a)トロカールであって、
i)近位端部から遠位開端部に延出し、閉塞具を受けるように構成された第1の内腔を画定するカニューレ、及び
ii)近位端部から遠位端部に延出する前記閉塞具であって、前記近位端部が、そこに載置されたハンドルを含み、前記遠位端部が、皮膚を貫通し、体腔内に進入し、かつ経路を形成するように構成された刃を含み、前記経路を通して前記カニューレが前記体腔内に少なくとも部分的に挿入され得る、閉塞具を備え、
前記閉塞具が、前記第1の内腔内で摺動可能であるように構成され、前記閉塞具の前記遠位端部が、前記カニューレの前記遠位開端部を通して前記第1の内腔の外側に延出するように構成されている、トロカールと、
b)癌性細胞に接近するために前記カニューレ内で摺動可能に載置可能かつ引き込み可能なEPデバイスであって、
i)近位端部から遠位端部に延出するアンカー、
ii)前記アンカーの前記遠位端部に引き込み可能に配置され、標的細胞のゾーンを囲んで位置付けられるように構成された少なくとも2つの逆帯電電極であって、
前記電極が、発生器に結合し、前記発生器から少なくとも1つの電気波形を受け取り、かつ励磁信号及びEPパルスのうちの少なくとも1つを供給するように適合されている、少なくとも2つの逆帯電電極、及び
iii)前記アンカーの前記遠位端部に引き込み可能に配置され、少なくとも中心内腔を画定する内面を有し、前記アンカーの前記遠位端部から延出する中心プローブであって、前記中心プローブの少なくとも一部が、前記中心プローブの前記組織内での固着を増
強し、かつ前記組織への前記治療部分の送達のためのチャネルを作り出すように構成された螺旋幾何学形状を有し、
前記中心プローブの遠位端部が、前記組織への前記治療部分の送達のための開口部を画定するように開放され、前記組織を貫通するように構成された形状を有する、中心プローブを含む、EPデバイスと、を備えるシステム。 - 前記EPデバイス電極が、近位端部から遠位端部に延出するように適合され、前記遠位端部の先端が、前記組織を貫通するように構成された針形状を有し、
前記電極が、電源に結合し、前記電源から電気波形を受け取り、かつ励磁信号及びEPパルスのうちの少なくとも1つを標的細胞の前記ゾーンに供給するように適合されている、請求項19に記載のシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023003552A JP2023029619A (ja) | 2015-03-31 | 2023-01-13 | 改善された組織センシングに基づくエレクトロポレーションのためのシステム及び方法 |
Applications Claiming Priority (13)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201562141164P | 2015-03-31 | 2015-03-31 | |
US201562141142P | 2015-03-31 | 2015-03-31 | |
US201562141256P | 2015-03-31 | 2015-03-31 | |
US201562141182P | 2015-03-31 | 2015-03-31 | |
US62/141,182 | 2015-03-31 | ||
US62/141,142 | 2015-03-31 | ||
US62/141,164 | 2015-03-31 | ||
US62/141,256 | 2015-03-31 | ||
US201562214872P | 2015-09-04 | 2015-09-04 | |
US201562214807P | 2015-09-04 | 2015-09-04 | |
US62/214,807 | 2015-09-04 | ||
US62/214,872 | 2015-09-04 | ||
JP2017550938A JP6860497B2 (ja) | 2015-03-31 | 2016-03-31 | 改善された組織センシングに基づくエレクトロポレーションのためのシステム及び方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017550938A Division JP6860497B2 (ja) | 2015-03-31 | 2016-03-31 | 改善された組織センシングに基づくエレクトロポレーションのためのシステム及び方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023003552A Division JP2023029619A (ja) | 2015-03-31 | 2023-01-13 | 改善された組織センシングに基づくエレクトロポレーションのためのシステム及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021094467A true JP2021094467A (ja) | 2021-06-24 |
Family
ID=55755735
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017550938A Active JP6860497B2 (ja) | 2015-03-31 | 2016-03-31 | 改善された組織センシングに基づくエレクトロポレーションのためのシステム及び方法 |
JP2021054127A Pending JP2021094467A (ja) | 2015-03-31 | 2021-03-26 | 改善された組織センシングに基づくエレクトロポレーションのためのシステム及び方法 |
JP2023003552A Pending JP2023029619A (ja) | 2015-03-31 | 2023-01-13 | 改善された組織センシングに基づくエレクトロポレーションのためのシステム及び方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017550938A Active JP6860497B2 (ja) | 2015-03-31 | 2016-03-31 | 改善された組織センシングに基づくエレクトロポレーションのためのシステム及び方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023003552A Pending JP2023029619A (ja) | 2015-03-31 | 2023-01-13 | 改善された組織センシングに基づくエレクトロポレーションのためのシステム及び方法 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US11318305B2 (ja) |
EP (2) | EP3277368B1 (ja) |
JP (3) | JP6860497B2 (ja) |
CN (2) | CN107872982B (ja) |
CA (1) | CA2981474A1 (ja) |
DK (1) | DK3277368T3 (ja) |
ES (1) | ES2807439T3 (ja) |
HK (1) | HK1250675A1 (ja) |
PL (1) | PL3277368T3 (ja) |
WO (1) | WO2016161201A2 (ja) |
Families Citing this family (49)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2569618B1 (en) | 2010-05-08 | 2017-03-01 | The Regents of the University of California | Sem scanner sensing apparatus, system and methodology for early detection of ulcers |
CA2981474A1 (en) | 2015-03-31 | 2016-10-06 | Oncosec Medical Incorporated | Systems and methods for improved tissue-sensing based electroporation |
WO2016172263A1 (en) | 2015-04-24 | 2016-10-27 | Bruin Biometrics Llc | Apparatus and methods for determining damaged tissue using sub-epidermal moisture measurements |
KR20190031424A (ko) | 2015-12-18 | 2019-03-26 | 온코섹 메디컬 인코포레이티드 | 이종 단백질 발현을 위한 플라스미드 작제물 및 사용 방법 |
JP7158820B2 (ja) * | 2016-10-26 | 2022-10-24 | ロレアル | エレクトロポレーションデバイスおよびエレクトロポレーションデバイスを制御するための方法 |
AU2018217190B2 (en) | 2017-02-03 | 2020-04-30 | Bbi Medical Innovations, Llc | Measurement of susceptibility to diabetic foot ulcers |
US20180303543A1 (en) * | 2017-04-24 | 2018-10-25 | Medtronic Cryocath Lp | Enhanced electroporation of cardiac tissue |
GB201710973D0 (en) | 2017-07-07 | 2017-08-23 | Avacta Life Sciences Ltd | Scaffold proteins |
US11219764B2 (en) | 2017-07-28 | 2022-01-11 | Scandinavian Chemotech Ab | Dynamic electro enhanced pain control (DEEPC) device for delivery of electrical pulses to a desired body part of a mammal |
CN109679844B (zh) * | 2017-10-19 | 2023-08-22 | 苏州壹达生物科技有限公司 | 一种流式电穿孔装置 |
EP4085968A1 (en) * | 2017-10-23 | 2022-11-09 | Mayo Foundation for Medical Education and Research | Systems for treating hypertension |
GB2584226B (en) | 2018-02-09 | 2022-06-22 | Bruin Biometrics Llc | Detection of tissue damage |
KR102132370B1 (ko) * | 2018-03-13 | 2020-08-05 | 주식회사 지씨에스 | 피부관리장치, 피부관리장치의 구동방법 및 컴퓨터 판독가능 기록매체 |
KR20210018228A (ko) * | 2018-05-02 | 2021-02-17 | 온코섹 메디컬 인코포레이티드 | 전기천공 시스템, 방법, 및 장치 |
CA3100859A1 (en) | 2018-07-03 | 2020-01-09 | Edwin Chang | Using alternating electric fields to increase cell membrane permeability |
CN109171947A (zh) * | 2018-09-17 | 2019-01-11 | 重庆大学 | 靶向消融细胞装置、方法、介质及电子设备 |
LT3861601T (lt) | 2018-10-11 | 2024-03-12 | Bruin Biometrics, Llc | Prietaisas su vienkartiniu elementu |
EP3881894B1 (en) * | 2018-11-16 | 2024-04-17 | Agnes Medical Co., Ltd. | Skin treatment needle and skin treatment device having energy uniformizing wrinkles |
CN109688354B (zh) * | 2018-12-28 | 2021-09-07 | 北京思比科微电子技术股份有限公司 | 一种模拟增强图像对比度的方法 |
AU2020218502B2 (en) * | 2019-02-04 | 2022-03-03 | Rutgers, The State University Of New Jersey | Device for tissue electrotransfer using a microelectrode |
US11071860B2 (en) | 2019-02-06 | 2021-07-27 | Oncosec Medical Incorporated | Systems and methods for detecting fault conditions in electroporation therapy |
US11135439B2 (en) * | 2019-03-29 | 2021-10-05 | Advanced Neuromodulation Systems, Inc. | Implantable pulse generator for providing a neurostimulation therapy using complex impedance measurements and methods of operation |
US11660139B2 (en) | 2019-04-10 | 2023-05-30 | Radioclash Inc. | Electroporation probe |
BR102019013577A2 (pt) * | 2019-06-28 | 2021-01-05 | Eqt Equipamentos E Tecnologia Ltda. | Equipamento para aplicação de fármacos simultânea à eletroporação durante procedimento de eletroquimioterapia, dispositivo aplicador de fármacos e de eletroporação, método de preparo de dispositivo aplicador e método de cálculo e de ajuste de corrente elétrica para eletroporação |
EP3791924A4 (en) | 2019-07-17 | 2022-03-30 | Jeisys Medical Inc. | NEEDLE TIP FOR APPLYING CURRENT, HANDPIECE AND SKIN TREATMENT DEVICE |
TW202120551A (zh) | 2019-08-12 | 2021-06-01 | 美商普瑞諾生物科技公司 | 藉由adcc靶向cd39表現細胞促進及增強t細胞介導免疫反應之方法及組合物 |
US11912975B2 (en) | 2019-09-02 | 2024-02-27 | Mirai Medical Limited | Electroporation apparatus and method |
TW202128775A (zh) | 2019-10-16 | 2021-08-01 | 英商阿法克塔生命科學有限公司 | PD-L1抑制劑-TGFβ抑制劑雙特異性藥物部分 |
US11619618B2 (en) | 2019-12-09 | 2023-04-04 | International Business Machines Corporation | Sensor tuning—sensor specific selection for IoT—electronic nose application using gradient boosting decision trees |
US11499953B2 (en) | 2019-12-09 | 2022-11-15 | International Business Machines Corporation | Feature tuning—application dependent feature type selection for improved classification accuracy |
US11903638B2 (en) * | 2019-12-11 | 2024-02-20 | Biosense Webster (Israel) Ltd. | Regulating delivery of irreversible electroporation pulses according to transferred energy |
CN111308058B (zh) * | 2020-03-14 | 2021-12-14 | 深圳联开生物医疗科技有限公司 | 计数孔电压报警阈值自适应方法、装置以及血细胞分析仪 |
EP3915633A1 (en) * | 2020-05-29 | 2021-12-01 | Imec VZW | Control of cell electroporation |
GB202101299D0 (en) | 2020-06-09 | 2021-03-17 | Avacta Life Sciences Ltd | Diagnostic polypetides and methods |
US12006507B2 (en) * | 2020-07-22 | 2024-06-11 | Nantcell, Inc. | Electroporation with active compensation |
US20220071692A1 (en) * | 2020-09-08 | 2022-03-10 | Biosense Webster (Israel) Ltd. | Impedance based irreversible-electroporation (ire) |
WO2022169850A1 (en) | 2021-02-03 | 2022-08-11 | Bruin Biometrics, Llc | Methods of treating deep and early-stage pressure induced tissue damage |
KR102576604B1 (ko) * | 2021-02-16 | 2023-09-08 | 주식회사 밀알 | 의료용 정밀 약물주입 및 전기천공 융합 전극 |
CA3212487A1 (en) * | 2021-03-09 | 2022-09-15 | Bruin Biometrics, Llc | Method for diagnosis and treatment of deep tissue injury using sub-epidermal moisture measurements |
WO2022234003A1 (en) | 2021-05-07 | 2022-11-10 | Avacta Life Sciences Limited | Cd33 binding polypeptides with stefin a protein |
CN117881353A (zh) * | 2021-06-16 | 2024-04-12 | 安泰尔医疗公司 | 电穿孔治疗 |
CN113229930B (zh) * | 2021-06-18 | 2023-09-22 | 杭州维纳安可医疗科技有限责任公司 | 电极针、消融设备及消融方法、装置、存储介质 |
CN113229928B (zh) * | 2021-06-18 | 2023-12-15 | 杭州维纳安可医疗科技有限责任公司 | 电极针、消融设备及消融方法、装置、存储介质 |
WO2023288314A1 (en) * | 2021-07-15 | 2023-01-19 | Georgia Tech Research Corporation | Methods of determining viable cell count and impedance-based biosensors for the same |
EP4413038A1 (en) | 2021-10-07 | 2024-08-14 | Avacta Life Sciences Limited | Pd-l1 binding affimers |
TW202332694A (zh) | 2021-10-07 | 2023-08-16 | 英商阿凡克塔生命科學公司 | 血清半衰期延長之pd-l1結合多肽 |
KR20230161840A (ko) * | 2022-05-19 | 2023-11-28 | 주식회사 밀알 | 스네어 형태의 전기천공용 전극 |
CN114983551B (zh) * | 2022-07-12 | 2022-10-25 | 深圳迈微医疗科技有限公司 | 组织消融装置以及电化学阻抗测量装置 |
GB202213953D0 (en) * | 2022-09-23 | 2022-11-09 | Creo Medical Ltd | An apparatus for sensing a biological tissue |
Family Cites Families (74)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4469863A (en) | 1980-11-12 | 1984-09-04 | Ts O Paul O P | Nonionic nucleic acid alkyl and aryl phosphonates and processes for manufacture and use thereof |
US5235033A (en) | 1985-03-15 | 1993-08-10 | Anti-Gene Development Group | Alpha-morpholino ribonucleoside derivatives and polymers thereof |
US5034506A (en) | 1985-03-15 | 1991-07-23 | Anti-Gene Development Group | Uncharged morpholino-based polymers having achiral intersubunit linkages |
US5216141A (en) | 1988-06-06 | 1993-06-01 | Benner Steven A | Oligonucleotide analogs containing sulfur linkages |
US5386023A (en) | 1990-07-27 | 1995-01-31 | Isis Pharmaceuticals | Backbone modified oligonucleotide analogs and preparation thereof through reductive coupling |
US5602240A (en) | 1990-07-27 | 1997-02-11 | Ciba Geigy Ag. | Backbone modified oligonucleotide analogs |
US5644048A (en) | 1992-01-10 | 1997-07-01 | Isis Pharmaceuticals, Inc. | Process for preparing phosphorothioate oligonucleotides |
ATE199392T1 (de) | 1992-12-04 | 2001-03-15 | Medical Res Council | Multivalente und multispezifische bindungsproteine, deren herstellung und verwendung |
US5637684A (en) | 1994-02-23 | 1997-06-10 | Isis Pharmaceuticals, Inc. | Phosphoramidate and phosphorothioamidate oligomeric compounds |
US5642035A (en) | 1994-06-16 | 1997-06-24 | Bio-Rad Laboratories | Transfection high-voltage controller |
EP0814855A4 (en) * | 1995-03-10 | 2002-07-17 | Theramed Inc | FLOW ELECTROPORATION CHAMBER AND ASSOCIATED METHOD |
US6241701B1 (en) | 1997-08-01 | 2001-06-05 | Genetronics, Inc. | Apparatus for electroporation mediated delivery of drugs and genes |
CA2368728A1 (en) | 1999-03-25 | 2000-09-28 | Genetronics, Inc. | Method and apparatus for reducing electroporation-mediated muscle reaction and pain response |
US6678558B1 (en) | 1999-03-25 | 2004-01-13 | Genetronics, Inc. | Method and apparatus for reducing electroporation-mediated muscle reaction and pain response |
US7092753B2 (en) * | 1999-06-04 | 2006-08-15 | Impulse Dynamics Nv | Drug delivery device |
US6258592B1 (en) | 1999-06-14 | 2001-07-10 | Bio-Rad Laboratories, Inc. | Electroporation cell with arc prevention/reduction |
US6387671B1 (en) * | 1999-07-21 | 2002-05-14 | The Regents Of The University Of California | Electrical impedance tomography to control electroporation |
CA2416581A1 (en) | 2000-07-25 | 2002-04-25 | Rita Medical Systems, Inc. | Apparatus for detecting and treating tumors using localized impedance measurement |
CA2453822C (en) | 2001-08-03 | 2011-02-22 | Tyco Healthcare Group Lp | Tissue marking apparatus and method |
US7245963B2 (en) * | 2002-03-07 | 2007-07-17 | Advisys, Inc. | Electrode assembly for constant-current electroporation and use |
US8209006B2 (en) * | 2002-03-07 | 2012-06-26 | Vgx Pharmaceuticals, Inc. | Constant current electroporation device and methods of use |
US6912417B1 (en) | 2002-04-05 | 2005-06-28 | Ichor Medical Systmes, Inc. | Method and apparatus for delivery of therapeutic agents |
US20030204161A1 (en) * | 2002-04-25 | 2003-10-30 | Bozidar Ferek-Petric | Implantable electroporation therapy device and method for using same |
US7103418B2 (en) * | 2002-10-02 | 2006-09-05 | Medtronic, Inc. | Active fluid delivery catheter |
US7130700B2 (en) * | 2002-11-19 | 2006-10-31 | Medtronic, Inc. | Multilumen body for an implantable medical device |
US7742809B2 (en) * | 2003-08-25 | 2010-06-22 | Medtronic, Inc. | Electroporation catheter with sensing capabilities |
US7878145B2 (en) | 2004-06-02 | 2011-02-01 | Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. | Monitoring plasma ion implantation systems for fault detection and process control |
CA2572122A1 (fr) * | 2004-06-24 | 2006-02-02 | Sphergen | Dispositif pour le transfert de molecules aux cellules utilisant une force electrique |
US20060036210A1 (en) * | 2004-06-30 | 2006-02-16 | Lei Zhang | Modular electroporation device with disposable electrode and drug delivery components |
US8409167B2 (en) * | 2004-07-19 | 2013-04-02 | Broncus Medical Inc | Devices for delivering substances through an extra-anatomic opening created in an airway |
US7937143B2 (en) * | 2004-11-02 | 2011-05-03 | Ardian, Inc. | Methods and apparatus for inducing controlled renal neuromodulation |
US8874227B2 (en) | 2009-03-20 | 2014-10-28 | ElectroCore, LLC | Devices and methods for non-invasive capacitive electrical stimulation and their use for vagus nerve stimulation on the neck of a patient |
CA2635437C (en) * | 2006-02-11 | 2020-01-28 | Genetronics, Inc. | Device and method for single-needle in vivo electroporation |
US20070232984A1 (en) | 2006-03-30 | 2007-10-04 | Michael Lovell | Hand-held electrical stimulation device |
US8377005B2 (en) * | 2006-09-11 | 2013-02-19 | Custom Medical Applications | Neural injection system and related methods |
CN101563132A (zh) * | 2006-10-17 | 2009-10-21 | Vgx药品公司 | 电穿孔装置及用其进行哺乳动物细胞电穿孔的方法 |
PT2066399T (pt) * | 2006-10-17 | 2019-01-11 | Inovio Pharmaceuticals Inc | Dispositivos de eletroporação e métodos de usar os mesmos para eletroporação de células em mamíferos |
US7655004B2 (en) * | 2007-02-15 | 2010-02-02 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Electroporation ablation apparatus, system, and method |
US8738125B1 (en) * | 2007-03-30 | 2014-05-27 | University Of South Florida | Devices and methods for delivering molecules to the heart with electric fields |
US20100298759A1 (en) | 2007-10-11 | 2010-11-25 | Region Hovedstaden V/Herlev Hospital | electroporation device for improved electrical field control |
WO2009121009A2 (en) * | 2008-03-27 | 2009-10-01 | The Regents Of The University Of California | Irreversible electroporation device for use in attenuating neointimal |
US8926606B2 (en) * | 2009-04-09 | 2015-01-06 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | Integration of very short electric pulses for minimally to noninvasive electroporation |
US10448989B2 (en) * | 2009-04-09 | 2019-10-22 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | High-frequency electroporation for cancer therapy |
US8992517B2 (en) * | 2008-04-29 | 2015-03-31 | Virginia Tech Intellectual Properties Inc. | Irreversible electroporation to treat aberrant cell masses |
US20090281477A1 (en) * | 2008-05-09 | 2009-11-12 | Angiodynamics, Inc. | Electroporation device and method |
CA2743140A1 (en) * | 2008-11-11 | 2010-05-20 | Shifamed, Llc | Low profile electrode assembly |
FR2941572B1 (fr) | 2009-01-28 | 2011-05-06 | Jacques Gascuel | Dispositif de surveillance et de protection de l'alimentation d'un appareil electrique et procede de mise en oeuvre de ce dispositif |
WO2010093692A2 (en) | 2009-02-10 | 2010-08-19 | Hobbs Eamonn P | Irreversible electroporation and tissue regeneration |
CN102307524B (zh) | 2009-03-16 | 2014-10-29 | 基础灌注公司 | 用于人体中胃阻抗谱的特征参数评估的系统和方法 |
DK2440283T3 (en) * | 2009-06-09 | 2018-11-26 | Neuronano Ab | MICROELECTRODE AND MULTIPLE MICROELECTRODES INCLUDING AGENTS FOR THE RELEASE OF MEDICINAL PRODUCTS IN THE TISSUE |
EP2859862B1 (en) | 2009-07-28 | 2017-06-14 | Neuwave Medical, Inc. | Ablation system |
EP2488251A4 (en) * | 2009-10-16 | 2014-02-19 | Virginia Tech Intell Prop | TREATMENT PLANNING FOR ELECTROPORATION THERAPIES |
CN101745178B (zh) | 2009-12-17 | 2013-01-02 | 重庆大学 | 便携式高压纳秒方波脉冲发生器 |
US20110238057A1 (en) * | 2010-02-16 | 2011-09-29 | Angiodynamics, Inc. | Dual Bracketed Energy Delivery Probe and Method of Use |
DK2542300T3 (en) * | 2010-03-01 | 2016-11-28 | Inovio Pharmaceuticals Inc | Tolerable (almost painless) and minimally invasive device for electroporation of the skin. |
WO2011109399A1 (en) * | 2010-03-01 | 2011-09-09 | Inovio Pharmaceuticals, Inc. | Multiple tissue layer electroporation applicator and device |
JP2014036576A (ja) | 2010-12-10 | 2014-02-27 | Ajinomoto Co Inc | L−アミノ酸の製造法 |
CN102005732A (zh) | 2010-12-10 | 2011-04-06 | 江苏省电力公司常州供电公司 | 电容器组的谐波保护方法 |
US10131900B2 (en) * | 2010-12-15 | 2018-11-20 | Old Dominion University Research Foundation | Electroporation-induced electrosensitization |
ITTO20110374A1 (it) * | 2011-04-29 | 2012-10-30 | Igea S P A | Metodo di controllo di un dispositivo di elettro-porazione |
US20120310230A1 (en) * | 2011-06-01 | 2012-12-06 | Angiodynamics, Inc. | Coaxial dual function probe and method of use |
EP3797824B1 (en) * | 2011-06-28 | 2024-06-12 | Inovio Pharmaceuticals, Inc. | A miniminally invasive dermal electroporation device |
US20130030430A1 (en) * | 2011-07-29 | 2013-01-31 | Stewart Mark T | Intracardiac tools and methods for delivery of electroporation therapies |
US20130345779A1 (en) * | 2012-01-12 | 2013-12-26 | The Regents Of The University Of California | Two dimensional and one dimensional field electroporation |
AU2013266240B9 (en) | 2012-05-23 | 2018-04-19 | Stryker Corporation | Battery and control module for a powered surgical tool unit that includes a user-actuated switch for controlling the tool unit |
CN103446667A (zh) | 2012-05-30 | 2013-12-18 | 张涛 | 全时段高压陡脉冲癌症治疗装置及方法 |
US20140052216A1 (en) * | 2012-08-15 | 2014-02-20 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Methods for promoting wound healing |
WO2014066655A2 (en) * | 2012-10-25 | 2014-05-01 | Oncosec Medical Incorporation | Electroporation device |
US9545523B2 (en) * | 2013-03-14 | 2017-01-17 | Zeltiq Aesthetics, Inc. | Multi-modality treatment systems, methods and apparatus for altering subcutaneous lipid-rich tissue |
US10447023B2 (en) | 2015-03-19 | 2019-10-15 | Ripd Ip Development Ltd | Devices for overvoltage, overcurrent and arc flash protection |
CA2981474A1 (en) | 2015-03-31 | 2016-10-06 | Oncosec Medical Incorporated | Systems and methods for improved tissue-sensing based electroporation |
US9987081B1 (en) | 2017-04-27 | 2018-06-05 | Iowa Approach, Inc. | Systems, devices, and methods for signal generation |
KR20210018228A (ko) | 2018-05-02 | 2021-02-17 | 온코섹 메디컬 인코포레이티드 | 전기천공 시스템, 방법, 및 장치 |
US11071860B2 (en) | 2019-02-06 | 2021-07-27 | Oncosec Medical Incorporated | Systems and methods for detecting fault conditions in electroporation therapy |
-
2016
- 2016-03-31 CA CA2981474A patent/CA2981474A1/en active Pending
- 2016-03-31 DK DK16717025.7T patent/DK3277368T3/da active
- 2016-03-31 JP JP2017550938A patent/JP6860497B2/ja active Active
- 2016-03-31 WO PCT/US2016/025416 patent/WO2016161201A2/en active Application Filing
- 2016-03-31 US US15/563,462 patent/US11318305B2/en active Active
- 2016-03-31 EP EP16717025.7A patent/EP3277368B1/en active Active
- 2016-03-31 ES ES16717025T patent/ES2807439T3/es active Active
- 2016-03-31 CN CN201680026625.2A patent/CN107872982B/zh active Active
- 2016-03-31 PL PL16717025T patent/PL3277368T3/pl unknown
- 2016-03-31 CN CN202211232730.5A patent/CN115737104A/zh active Pending
- 2016-03-31 EP EP20168699.5A patent/EP3695877A1/en not_active Withdrawn
-
2018
- 2018-08-07 HK HK18110135.5A patent/HK1250675A1/zh unknown
-
2021
- 2021-03-26 JP JP2021054127A patent/JP2021094467A/ja active Pending
-
2022
- 2022-03-23 US US17/656,119 patent/US20230001189A1/en not_active Abandoned
-
2023
- 2023-01-13 JP JP2023003552A patent/JP2023029619A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018510015A (ja) | 2018-04-12 |
EP3695877A1 (en) | 2020-08-19 |
CN115737104A (zh) | 2023-03-07 |
PL3277368T3 (pl) | 2021-01-25 |
CA2981474A1 (en) | 2016-10-06 |
US11318305B2 (en) | 2022-05-03 |
EP3277368A2 (en) | 2018-02-07 |
US20230001189A1 (en) | 2023-01-05 |
EP3277368B1 (en) | 2020-05-20 |
WO2016161201A2 (en) | 2016-10-06 |
WO2016161201A3 (en) | 2016-11-10 |
ES2807439T3 (es) | 2021-02-23 |
DK3277368T3 (da) | 2020-07-27 |
HK1250675A1 (zh) | 2019-01-11 |
CN107872982B (zh) | 2022-10-28 |
JP6860497B2 (ja) | 2021-04-14 |
CN107872982A (zh) | 2018-04-03 |
JP2023029619A (ja) | 2023-03-03 |
US20190117964A1 (en) | 2019-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6860497B2 (ja) | 改善された組織センシングに基づくエレクトロポレーションのためのシステム及び方法 | |
CN112236192B (zh) | 电穿孔系统、方法和设备 | |
US20210023362A1 (en) | Fourier analysis spectroscopy for monitoring tissue impedance changes and treatment outcome during electroporation-based-therapies | |
RU2195332C2 (ru) | Способ и устройство для использования опосредованной электропорообразованием доставки лекарственных препаратов и генов | |
JP5756165B2 (ja) | 可変電流密度単一針電気穿孔システムおよび方法 | |
JP2023029619A5 (ja) | ||
JP2018510015A5 (ja) | ||
US20100261994A1 (en) | Integration of very short electric pulses for minimally to noninvasive electroporation | |
US20130197425A1 (en) | Current cage for reduction of a non-target tissue exposure to electric fields in electroporation based treatment | |
CN112292090A (zh) | 用于治疗疾病或不需要的组织的电热疗法 | |
KR102601524B1 (ko) | 미세전극을 사용한 조직 전기이동을 위한 소자 | |
Malyško-Ptašinskė et al. | Invasive and non-invasive electrodes for successful drug and gene delivery in electroporation-based treatments | |
EP4404857A1 (en) | Controlled lesion and immune response to pulsed electric field therapy | |
US20230256236A1 (en) | Transformable needle for electroporation | |
RU2792194C2 (ru) | Аппликатор и система для электропорации | |
GB2560511A (en) | Electrotransfer device and uses thereof | |
WO2021158685A1 (en) | Hemostatic combination therapy with low voltage electroporation | |
WO2023245080A1 (en) | Methods and apparatuses for targeted tumor-specific ablation | |
JP2024534500A (ja) | パルス電界療法に対する制御された病変および免疫応答 | |
CN118234445A (zh) | 脉冲电场疗法的受控损伤和免疫反应 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210329 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210420 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220228 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20220530 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220729 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220916 |