JP2021094220A - 陳列棚 - Google Patents

陳列棚 Download PDF

Info

Publication number
JP2021094220A
JP2021094220A JP2019227777A JP2019227777A JP2021094220A JP 2021094220 A JP2021094220 A JP 2021094220A JP 2019227777 A JP2019227777 A JP 2019227777A JP 2019227777 A JP2019227777 A JP 2019227777A JP 2021094220 A JP2021094220 A JP 2021094220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main unit
shelf
side unit
frame portion
portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019227777A
Other languages
English (en)
Inventor
建宏 守屋
Takehiro Moriya
建宏 守屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MORIYA CO Ltd
Original Assignee
MORIYA CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MORIYA CO Ltd filed Critical MORIYA CO Ltd
Priority to JP2019227777A priority Critical patent/JP2021094220A/ja
Publication of JP2021094220A publication Critical patent/JP2021094220A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Assembled Shelves (AREA)
  • Display Racks (AREA)

Abstract

【課題】主催者の意向に応じて棚の横寸法を調整することができかつコンパクトに保管可能な陳列棚を提供する。【解決手段】メインユニット10は、それぞれが奥行方向に沿って順に高い位置に配置される複数のメインユニット棚11と、それぞれが複数のメインユニット棚11のうち対応するメインユニット棚11を支持する複数のメインユニット棚用支持部12と、複数のメインユニット棚11のそれぞれの下方に設けられて左右の何れかの開口部14とつながる空洞13と、を備える。サイドユニット40は、それぞれが、対応するメインユニット棚11、複数のメインユニット棚用支持部12のうち対応するメインユニット棚用支持部12の何れか又は双方よりも低い位置に設けられ、かつ、対応するサイドユニット棚41を支持する複数のサイドユニット棚用支持部42を備える。複数のサイドユニット棚用支持部42の少なくとも一部が、空洞13に収容される。【選択図】図3

Description

本発明は、陳列棚に関する。
冠婚葬祭において、その儀式に見合った各種オブジェ、写真、思い出の品々を配置するために、陳列棚が使用される。このような陳列棚は、複数の棚を上下方向に配置し、それらの棚が上から下になるに従い前方に配置されるように構成されている。特許文献1には、複数段の箱形で前部に手懸けを有する引き出しを備えた箪笥が開示されている。
実開平6−57242号公報
商品陳列棚、祭壇などの陳列棚は、使用されないとき、限られたスペースに保管しておくことができない。また、主催者の意向に応じて、陳列棚での棚の横寸法を段階的に変更することができない。
そこで、本発明では、主催者の意向に応じて棚の横寸法を段階的に調整することができ、かつ限られたスペースに保管可能な陳列棚を提供することを目的とする。
本発明のコンセプトは次の通りである。
本発明の請求項1に係る陳列棚は、
それぞれが奥行方向に沿って順に高い位置に配置される複数のメインユニット棚と、それぞれが前記複数のメインユニット棚のうち対応するメインユニット棚を支持する複数のメインユニット棚用支持部と、前記複数のメインユニット棚のそれぞれの下方に設けられて左右の何れかの開口部とつながる空洞と、を備えてなるメインユニットと、
前記複数のメインユニット棚のうち対応するメインユニット棚、前記複数のメインユニット棚用支持部のうち対応するメインユニット棚用支持部の何れか又は双方よりも低い位置に設けられ、かつ、サイドユニット棚を支持するサイドユニット棚用支持部を備えてなるサイドユニットと、
を備え、
前記サイドユニット棚用支持部の少なくとも一部が前記空洞に収容された状態から前記開口部を経由して前記サイドユニット棚用支持部が引き出される。
本発明の請求項2に係る陳列棚は、
それぞれが奥行方向に沿って順に高い位置に配置される複数のメインユニット棚と、それぞれが前記複数のメインユニット棚のうち対応するメインユニット棚を支持する複数のメインユニット棚用支持部と、前記複数のメインユニット棚のそれぞれの下方に設けられて左右の何れかの開口部とつながる空洞と、を備えてなるメインユニットと、
それぞれが、前記複数のメインユニット棚のうち対応するメインユニット棚、前記複数のメインユニット棚用支持部のうち対応するメインユニット棚用支持部の何れか又は双方よりも低い位置に設けられ、かつ、複数のサイドユニット棚のうち対応するサイドユニット棚を支持する複数のサイドユニット棚用支持部を備えてなるサイドユニットと、
を備え、
前記複数のサイドユニット棚用支持部の少なくとも一部が前記空洞に収容された状態から前記開口部を経由して前記複数のサイドユニット棚用支持部のうち必要となる一又は複数のサイドユニット棚用支持部が引き出される。
本発明の請求項3に係る陳列棚は、本発明の請求項1又は2に係る陳列棚において、
前記複数のメインユニット棚用支持部が、奥行方向に沿って延びる複数の中間連結フレーム部の対で構成され、
前記複数の中間連結フレーム部が、奥行方向に沿って高さが高くなるように配置されており、
対となる中間連結フレーム部が、前記複数のメインユニット棚のうち対応するメインユニット棚の左右方向に同じ高さで離隔して配置されている。
本発明の請求項4に係る陳列棚は、本発明の請求項3に係る陳列棚において、
前記複数の中間連結フレーム部は、奥行方向に沿って高さが高くなる複数の上部を有するフレーム枠の前記上部に設けられている。
本発明の請求項5に係る陳列棚は、本発明の請求項1又は2に係る陳列棚において、
前記複数のメインユニット棚用支持部が、左右方向に沿って延びる複数の中間横フレーム部の対で構成され、
前記複数の中間横フレーム部が、奥行方向に沿って高さが高くなるように配置されており、
対となる中間横フレーム部が、前記複数のメインユニット棚のうち対応するメインユニット棚の奥行方向に同じ高さで離隔して配置されている。
本発明の請求項6に係る陳列棚は、本発明の請求項5に係る陳列棚において、
前記複数の中間横フレーム部は、奥行方向に沿って高さが高くなる複数の上部を有するフレーム枠の前記上部に設けられている。
本発明の請求項7に係る陳列棚は、本発明の請求項2に係る陳列棚において、
前記複数のサイドユニット棚用支持部が、奥行方向に沿って延びる複数の中間連結フレーム部の対で構成され、
前記複数の中間連結フレーム部が、奥行方向に沿って高さが高くなるように配置されており、
対となる中間連結フレーム部が、前記複数のサイドユニット棚のうち対応するサイドユニット棚の左右方向に同じ高さで離隔して配置されている。
本発明の請求項8に係る陳列棚は、本発明の請求項7に係る陳列棚において、
前記複数の中間連結フレーム部は、奥行方向に沿って高さが高くなる複数の上部を有するフレーム枠の前記上部に設けられている。
本発明の請求項9に係る陳列棚は、本発明の請求項7に係る陳列棚において、
左右に離隔された側板を対として備えており、
前記側板は、前記複数のサイドユニット棚のうち対応するサイドユニット棚の高さに応じて奥行方向に沿って高さが高くなる階段状の上部を備えており、
前記複数のサイドユニット棚用支持部が、前記上部に設けられている。
本発明の請求項10に係る陳列棚は、本発明の請求項7に係る陳列棚において、
左右に離隔された側板の組を対として備えており、
前記組をなす側板は、前記複数のサイドユニット棚のうち対応するサイドユニット棚の高さに応じた上部を有する複数の側板を前後に配置して構成され、
前記複数のサイドユニット棚用支持部のそれぞれが、前記複数の側板の上部に設けられている。
本発明の請求項11に係る陳列棚は、本発明の請求項2に係る陳列棚において、
前記複数のサイドユニット棚用支持部が、左右方向に沿って延びる複数の中間横フレーム部の対で構成され、
前記複数の中間横フレーム部が、奥行方向に沿って高さが高くなるように配置されており、
対となる中間横フレーム部が、前記複数のサイドユニット棚のうち対応するサイドユニット棚の奥行方向に同じ高さで離隔して配置されている。
本発明の請求項12に係る陳列棚は、本発明の請求項11に係る陳列棚において、
前記複数の中間横フレーム部は、奥行方向に沿って高さが高くなる複数の上部を有するフレーム枠の前記上部に設けられている。
本発明によれば、主催者の意向に応じて棚の横寸法を段階的に調整することができ、かつ限られたスペースに保管することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る陳列棚の正面図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係る陳列棚に関して、図2(A)はサイドユニットをメインユニットに収容した状態での平面図であり、図2(B)はサイドユニットをメインユニットから引き出した状態での平面図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係る陳列棚が主催者の意向に応じて横寸法を調整することができ、かつ限られたスペースに設置可能であることを示す斜視図である。 図4は、図2(A)におけるIV−IV線に沿った断面図である。 図5は、図4とは異なる、図2(A)におけるIV−IV線に沿った断面図である。 図6は、サイドユニットをメインユニットの空洞に収容した状態でのIV−IV線に沿う断面と、サイドユニットをメインユニットの空洞から引き出した収容した状態でのサイドユニットの断面とを並べて示した図である。 図7は、本発明の第1の実施形態に係る陳列棚に関し、メインユニットのフレーム枠を示す斜視図である。 図8は、図7に示すメインユニットのフレーム枠に対して複数のメインユニット棚が取り付けられている形態を模式的に示す斜視図である。 図9は、図8に示す斜視図の部分拡大図である。 図10(A)は図7に示すメインユニットのフレーム枠を部分的に示す斜視図であり、図10(B)は図8とは異なるメインユニットのフレーム枠に対するメインユニット棚の設置状況を部分的に示す斜視図である。 図11は、本発明の第2の実施形態に係る陳列棚に関して、サイドユニットの一部を模式的に示す斜視図である。 図12は、本発明の第3の実施形態に係る陳列棚に関して、サイドユニットの一部を模式的に示す斜視図である。 図13は、本発明の第3の実施形態に係る陳列棚に関して、図13(A)はサイドユニットをメインユニットに収容した状態での平面図であり、図13(B)はサイドユニットのうち第1のサイドユニット棚サポートのみをメインユニットから引き出して対応するサイドユニット棚を配置した状態での平面図である。 図14は、本発明の第3の実施形態に係る陳列棚に関して、図14(A)はサイドユニットをメインユニットに収容した状態での平面図であり、図14(B)はサイドユニットのうち第1のサイドユニット棚サポート及び第2のサイドユニット棚サポートをメインユニットから引き出して対応するサイドユニット棚を配置した状態での平面図である。 図15は、本発明の第3の実施形態に係る陳列棚に関して、図15(A)はサイドユニットをメインユニットに収容した状態での平面図であり、図15(B)はサイドユニットのうち第1のサイドユニット棚サポートをメインユニットから引き出して対応するサイドユニット棚を配置した状態での平面図である。 図16は、本発明のその他の実施形態に関して、メインユニットのフレーム枠の一部の構造を示す平面図である。 図17は、本発明のその他の実施形態に関して、図16とは異なる、メインユニットのフレーム枠の一部の構造を示す平面図である。 図18は、本発明のその他の実施形態に関して、図16及び図17とは異なる、メインユニットのフレーム枠の一部の構造を示す平面図である。 図19は、本発明のその他の実施形態に関して、キャスターの取付形態について説明する断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。図面には好ましい形態を示しており、本発明の範囲において適宜変更してもよい。
(第1の実施形態:第1の実施形態の基本的な構成)
図1には本発明の第1の実施形態に係る陳列棚の正面図を示しており、図2(A)にはサイドユニットをメインユニットに収容した状態での平面図を示しており、図2(B)にはサイドユニットをメインユニットから引き出した状態での平面図を示しており、図3には陳列棚が主催者の意向に応じて横寸法を段階的に調整することができ、かつ限られたスペースに設置可能であることを示す斜視図を示しており、図4には図2(A)におけるIV−IV線に沿った断面図を示している。
本発明の第1の実施形態に係る陳列棚1は、図1に示すように、メインユニット10とサイドユニット40とを含んで構成されている。
メインユニット10は、複数のメインユニット棚11と、複数のメインユニット棚用支持部12とを備え、空洞13が複数のメインユニット棚11のそれぞれの下方に設けられて構成されており、空洞13がメインユニット10における左右の何れか又は双方の開口部14とつながっている。
複数のメインユニット棚11のそれぞれは、奥行方向に向かうに従い順に高い位置に、他のメインユニット棚11と互いに平行に保たれて配置されている。複数のメインユニット棚用支持部12のそれぞれは、複数のメインユニット棚11のうち対応するメインユニット棚11の一つの棚を支持する。開口部14は、メインユニット棚用支持部12の各下端からメインユニット10の設置面まで達している。図1において、メインユニット10の中央付近の仕切り部6は、空洞13を約半分に区切る板又は内側への出っ張り部分であり、左右の開口部14からサイドユニット40が挿入されたときのストッパーとなる。
サイドユニット40は、複数のサイドユニット棚用支持部42を備えている。複数のサイドユニット棚用支持部42のそれぞれは、複数のメインユニット棚11のうち対応する一つのメインユニット棚11、複数のメインユニット棚用支持部12のうち対応するメインユニット棚用支持部12の何れか又は双方よりも低い位置に設けられている。複数のサイドユニット棚用支持部42のそれぞれは、複数のサイドユニット棚41のうち対応するサイドユニット棚41を支持するように構成されている。
このように、メインユニット10とサイドユニット40とが構成されているため、陳列棚1は、図2(A)に平面視を示すように、おおむねメインユニット10のみの寸法で、陳列棚1の未使用時に保管しておくことができ、陳列棚1を使用する際には、図1が示す正面視のように、左右のサイドユニット40をそれぞれ左右の矢印方向に引き出し、すなわち、図3に模式的に示すように、左右のサイドユニット40をメインユニット10の左右の開口部14からそれぞれ外方向に引き出して、左右の長さを調整することができる。なお、図3では、メインユニット10の空洞13から右のサイドユニット40を引き出した様子が分かるように、サイドユニット40が空洞13から開口部14を経由して必要以上に引き出されている状況を示している。図3のように、サイドユニット40が完全に引き出され、サイドユニット40の左端がメインユニット10の右端から離れる必要はない。
図2(B)に平面視で示すように、左右のサイドユニット棚41がメインユニット棚11の左右に配置されて、それらの棚の上に各種の陳列品及び装飾品(何れも図示せず)が陳列される。陳列棚1の使用が終了すると、各種の陳列品及び装飾品をメインユニット棚11及びサイドユニット棚41から取り除いて、左右のサイドユニット棚用支持部42が開口部14を通して空洞13内に部分的に又は完全に引き入れることができる。
(第1の実施形態におけるメインユニットの具体的な第1の構成例)
ここで、メインユニット10の具体的な第1の構成例について説明する。
メインユニット10は、図3に例示するように、複数のメインユニット棚11が奥行方向に向かうに従い高くなるように配置される。そのため、複数のメインユニット棚用支持部12のそれぞれが奥行方向に向かうに従い高い位置に配置されるように構成されている。
複数のメインユニット棚用支持部12は、奥行方向に沿って延びる複数の中間連結フレーム部15の対で構成される。中間連結フレーム部15,15は、複数のメインユニット棚11のうち対応するメインユニット棚11の左右方向に同じ高さで離隔して対を成すように配置され、対をなす中間連結フレーム部15の複数のそれぞれが、奥行方向に沿って高さが高くなるように配置されている。
このようなメインユニット10における複数の中間連結フレーム部15の対は、図7に示すようなフレーム枠20の一部として構成される。図7に示すフレーム枠20は、左フレーム部20Lと右フレーム部20Rとを備えて、左右で対を成している。
左フレーム部20Lは、最も手前に位置して縦方向に延びるフロント縦フレーム部21と、最も後ろに位置して縦方向に延びるリア縦フレーム部22と、フロント縦フレーム部21とリア縦フレーム部22との間に位置して縦方向に延びる複数の縦フレーム部23としての第1の縦フレーム部23a、第2の縦フレーム部23b及び第3の縦フレーム部23cと、フロント縦フレーム部21の上端部と第1の縦フレーム部23aの下端部とを連結するように奥行方向に延びる第1の中間連結フレーム部24aと、第1の縦フレーム部23aの上端部と第2の縦フレーム部23bの下端部とを連結するように奥行方向に延びる第2の中間連結フレーム部24bと、第2の縦フレーム部23bの上端部と第3の縦フレーム部23cの下端部とを連結するように奥行方向に延びる第3の中間連結フレーム部24cと、第3の縦フレーム部23cの上端部とリア縦レーム部22の上端部とを連結するように奥行方向に延びる第4の中間連結フレーム部24dと、を備えて構成される。中間連結フレーム部24としての第1の中間連結フレーム部24a、第2の中間連結フレーム部24b及び第3の中間連結フレーム部24cの数は段数に応じて設定される。
右フレーム部20Rは、最も手前に位置して縦方向に延びるフロント縦フレーム部26と、最も後ろに位置して縦方向に延びるリア縦フレーム部27と、フロント縦フレーム部26とリア縦フレーム部27との間に位置して縦方向に延びる複数の縦フレーム部28としての第1の縦フレーム部28a、第2の縦フレーム部28b及び第3の縦フレーム部28cと、フロント縦フレーム部26の上端部と第1の縦フレーム部28aの下端部とを連結するように奥行方向に延びる第1の中間連結フレーム部29aと、第1の縦フレーム部28aの上端部と第2の縦フレーム部28bの下端部とを連結するように奥行方向に延びる第2の中間連結フレーム部29bと、第2の縦フレーム部28bの上端部と第3の縦フレーム部28cの下端部とを連結するように奥行方向に延びる第3の中間連結フレーム部29cと、第3の縦フレーム部28cの上端部とリア縦レーム部27の上端部とを連結するように奥行方向に延びる第4の中間連結フレーム部29dと、を備えて構成される。中間連結フレーム部29としての第1の中間連結フレーム部29a、第2の中間連結フレーム部29b及び第3の中間連結フレーム部29cの数は段数に応じて設定される。
さらに、図7に示すフレーム枠20は、左フレーム部20Lと右フレーム部20Rとに左右でそれぞれ接続する複数の中間横フレーム部31としての第1の中間横フレーム部31a、第2の中間横フレーム部31b、第3の中間横フレーム部31c、第4の中間横フレーム部31d、第5の中間横フレーム部31e、第6の中間横フレーム部31f、第7の中間横フレーム部31g及び第8の中間横フレーム部31hを備える。中間横フレーム部31としての第1の中間横フレーム部31a、第2の中間横フレーム部31b、第3の中間横フレーム部31c、第4の中間横フレーム部31d、第5の中間横フレーム部31e、第6の中間横フレーム部31f、第7の中間横フレーム部31g及び第8の中間連結フレーム部31hの数は段数に応じて設定される。
第1の中間横フレーム部31aと第2の中間横フレーム部31bとはほぼ高さで奥行方向に離隔して配置されている。第1の中間横フレーム部31aの左端は、左フレーム部20Lのフロント縦フレーム部21と左フレーム部20Lの第1の中間連結フレーム部24aとの接続部又はその付近において接続され、第1の中間横フレーム部31aの右端は、右フレーム部20Rのフロント縦フレーム部26と右フレーム部20Rの第1の中間連結フレーム部29aとの接続部又はその付近において接続されている。第2の中間横フレーム部31bの左端は、左フレーム部20Lの第1の中間連結フレーム部24aと左フレーム部20Lの第1の縦フレーム部23aとの接続部又はその付近において接続され、第2の中間横フレーム部31bの右端は、右フレーム部20Rの第1の中間連結フレーム部29aと右フレーム部20Rの第1の縦フレーム部28aとの接続部又はその付近において接続されている。
第3の中間横フレーム部31cと第4の中間横フレーム部31dとはほぼ高さで奥行方向に離隔して配置されている。第3の中間横フレーム部31cの左端は左フレーム部20Lの第1の縦フレーム部23aと左フレーム部20Lの第2の中間連結フレーム部24bとの接続部又はその付近において接続され、第3の中間横フレーム部31cの右端は右フレーム部20Rの第1の縦フレーム部28aと右フレーム部20Rの第2の中間連結フレーム部29bとの接続部又はその付近において接続されている。第4の中間横フレーム部31dの左端は左フレーム部20Lの第2の中間連結フレーム部24bと左フレーム部20Lの第2の縦フレーム部23bとの接続部又はその付近において接続され、第4の中間横フレーム部31dの右端は右フレーム部20Rの第2の中間連結フレーム部29bと右フレーム部20Rの第2の縦フレーム部28bとの接続部又はその付近において接続されている。
第5の中間横フレーム部31eと第6の中間横フレーム部31fとはほぼ高さで奥行方向に離隔して配置されている。第5の中間横フレーム部31eの左端は、左フレーム部20Lの第2の縦フレーム部23bと左フレーム部20Lの第3の中間連結フレーム部24cとの接続部又はその付近において接続され、第5の中間横フレーム部31eの右端は、右フレーム部20Rの第2の縦フレーム部28bと右フレーム部20Rの第3の中間連結フレーム部29cとの接続部又はその付近において接続されている。第6の中間横フレーム部31fの左端は、左フレーム部20Lの第3の中間連結フレーム部24cと左フレーム部20Lの第3の縦フレーム部23cとの接続部又はその付近において接続され、第6の中間横フレーム部31fの右端は、右フレーム部20Rの第3の中間連結フレーム部29cと右フレーム部20Rの第3の縦フレーム部28cとの接続部又はその付近において接続されている。
第7の中間横フレーム部31gと第8間横フレーム部31hとはほぼ高さで奥行方向に離隔して配置されている。第7の中間横フレーム部31gの左端は、左フレーム部20Lの第3の縦フレーム部23cと左フレーム部20Lの第4の中間連結フレーム部24dとの接続部又はその付近において接続され、第7の中間横フレーム部31gの右端は、右フレーム部20Rの第3の縦フレーム部28cと右フレーム部20Rの第4の中間連結フレーム部29dとの接続部又はその付近において接続されている。第8の中間横フレーム部31hの左端は、左フレーム部20Lの第4の中間連結フレーム部24dと左フレーム部20Lのリア縦フレーム部22との接続部又はその付近において接続され、第8の中間横フレーム部31hの右端は、右フレーム部20Rの第4の中間連結フレーム部29dと右フレーム部20Lのリア縦フレーム部27との接続部又はその付近において接続されている。
図7に例示するフレーム枠20では、複数の中間連結フレーム部24,29として、左右の第1の中間連結フレーム部24a,29a、左右の第2の中間連結フレーム部24b,29b、左右の第3の中間連結フレーム部24c,29c及び左右の第4の中間連結フレーム部24d,29dが備えられており、第1の中間連結フレーム部24a,29aよりも第2の中間連結フレーム部24b,29bの方が高く、第2の中間連結フレーム部24b,29bよりも第3の中間連結フレーム部24c,29cの方が高く、第3の中間連結フレーム部24c,29cよりも第4の中間連結フレーム部24d,29dの方が高くなっており、これら第1の中間連結フレーム部24a,29a、第2の中間連結フレーム部24b,29b、第3の中間連結フレーム部24c,29c、第4の中間連結フレーム部24d,29dは、フレーム枠20における複数の上部に対応している。
このように、複数のメインユニット棚11が支持される一つの形態は、複数の中間連結フレーム部24,29を上部にかつ左右に離隔して対として有するフレーム枠20において、複数の中間連結フレーム部24,29のそれぞれがメインユニット棚用支持部12として、複数のメインユニット棚11のうち対応するメインユニット棚11の一つを支持する。
すなわち、メインユニット10のフレーム枠20のうち、第1の中間連結フレーム部24a,29aの対で第1のメインユニット棚用支持部12が構成され、第1のメインユニット棚用支持部12に第1のメインユニット用棚11aが固定的に取り付けられている。第2の中間連結フレーム部24b,29bの対で第2のメインユニット棚用支持部12が構成され、第2のメインユニット棚用支持部12に第2のメインユニット用棚11bが固定的に取り付けられている。第3の中間連結フレーム部24c,29cの対で第3のメインユニット棚用支持部12が構成され、第3のメインユニット棚用支持部12に第3のメインユニット用棚11cが固定的に取り付けられている。第4の中間連結フレーム部24d,29dの対で第4のメインユニット棚用支持部12が構成され、第4のメインユニット棚用支持部12に第4のメインユニット用棚11bが固定的に取り付けられている。
図8には、メインユニット10のフレーム枠20に対して複数のメインユニット棚11が取り付けられている形態を模式的に示す斜視図を示しており、図9には図8の部分拡大図を示している。
メインユニット10のフレーム枠20のうち、フロント縦フレーム部21,26の対、第1のフロント横フレーム部31a及び補強フレーム部36には、第1の前面化粧板35aが固定的に取り付けられている。第1の縦フレーム部23a,28aの対及び第3のフロント横フレーム部31cには、第2の前面化粧板35bが固定的に取り付けられている。第2の縦フレーム部23b,28bの対及び第5のフロント横フレーム部31eには、第3の前面化粧板35cが固定的に取り付けられている。第3の縦フレーム部23c,28cの対及び第7のフロント横フレーム部31gには、第4の前面化粧板35dが固定的に取り付けられている。
中間連結フレーム部24,29として、左右の第1の中間連結フレーム部24a,29a、左右の第2の中間連結フレーム部24b,29b、左右の第3の中間連結フレーム部24c,29c及び左右の第4の中間連結フレーム部24d,29dがメインユニット10のフレーム枠20に備えられている場合、図8に示すように、複数のメインユニット棚11のそれぞれがそれぞれの中間連結フレーム部24,29で支持される。
図9に拡大して示すように、例えば、第2のメインユニット棚11bが左右の第2の中間フレーム部24b,29b上に取り付けられている。その際、第2のメインユニット棚11bは第3の中間連結横フレーム部31c上にも取り付けられていてもよい。そして、第2の前面化粧板35bが、左右それぞれの第1の縦フレーム部23a,28aに取り付けられており、第3の前面化粧板35cが、左右それぞれの第2の縦フレーム部23b,28bに取り付けられている。その他のメインユニット棚11についても対応する左右の中間連結フレーム部24,29上に取り付けられており、メインユニット棚11が対応する中間連結横フレーム部31,31上にも取り付けられている。そして、前面化粧板35が対応する左右の縦フレーム部23,28に取り付けられている。
(第1の実施形態におけるメインユニットの具体的な第2の構成例)
複数のメインユニット棚11が支持される別の形態について図10を参照して説明する。前述のように、図7に示すメインユニット棚用支持部12は、第1の構成例のように左右の中間連結フレーム部24,29で構成されている。第2の構成例では図10に部分的に示すように前後の中間横フレーム部31で構成されており、フレーム枠20の具体的な構成は図7に準じているので、図7も参照して以下説明する。
それぞれのメインユニット棚用支持部12(図10参照)が、左右の方向に向かって延びる複数の中間横フレーム部31の対で構成されている。その対となる中間横フレーム部31,31が、複数のメインユニット棚11のうち対応するメインユニット棚11の奥行方向に同じ高さで奥行方向に離隔して配置されている。このように、中間横フレーム部31の対が奥行方向に沿って高さが高くなるように配置されているようなフレーム枠20において、複数の中間横フレーム部31のそれぞれがメインユニット棚用支持部12として、複数のメインユニット棚11のうち対応するメインユニット棚12の一つの棚を支持する。
このような形態においては、複数の中間横フレーム部31の対が、奥行方向に沿って高さが高くなる複数の上部を有するフレーム枠20の当該上部で支持されている。
図7に例示するフレーム枠20では、複数の中間横フレーム部31として、第1の中間横フレーム部31aと第2の中間横フレーム部31bとが同じ高さで奥行方向に離隔して配置され、第3の中間横フレーム部31cと第4の中間横フレーム部31dとが同じ高さで奥行方向に離隔して配置され、第5の中間横フレーム部31eと第6の中間横フレーム部31fとが同じ高さで奥行方向に離隔して配置され、第7の中間横フレーム部31gと第8の中間横フレーム部31hとが同じ高さで奥行方向に離隔して配置されている。
このとき、第1の中間横フレーム部31a及び第2の中間横フレーム部31bよりも、第3の中間横フレーム部31c及び第4の中間横フレーム部31dの方が高さが高く、第3の中間横フレーム部31c及び第4の中間横フレーム部31dよりも、第5の中間横フレーム部31e及び第6の中間横フレーム部31fの方が高さが高く、第5の中間横フレーム部31e及び第6の中間横フレーム部31fよりも、第7の中間横フレーム部31g及び第8の中間横フレーム部31hの方が高さが高い。
対となる中間横フレーム部31として第1の中間横フレーム部31a及び第2の中間横フレーム部31bは奥行方向に離隔して配置されている。第1の中間横フレーム部31aの左端が、左フレーム部20Lの第1の中間連結フレーム部24a、フロント縦フレーム部21の少なくとも何れかに接続され、第1の中間横フレーム部31aの右端が、右フレーム部20Rの第1の中間連結フレーム部29a、フロント縦フレーム部26の少なくとも何れかに接続されている。第2の中間横フレーム部31bの左端が、左フレーム部20Lの第1の中間連結フレーム部24a、第1の縦フレーム部23aの少なくとも何れかに接続され、第2の中間横フレーム部31bの右端が、右フレーム部20Rの第1の中間連結フレーム部29a、第1の縦フレーム部28aの少なくとも何れかに接続されている。
対となる中間横フレーム部31として第3の中間横フレーム部31c及び第4の中間横フレーム部31dは奥行方向に離隔して配置されている。第3の中間横フレーム部31cの左端が、左フレーム部20Lの第2の中間連結フレーム部24b、第1の縦フレーム部23aの少なくとも何れかに接続され、第3の中間横フレーム部31cの右端が、右フレーム部20Rの第2の中間連結フレーム部29b、第1の縦フレーム部28aの少なくとも何れかに接続されている。第4の中間横フレーム部31dの左端が、左フレーム部20Lの第2の中間連結フレーム部24b、第2の縦フレーム部23bの少なくとも何れかに接続され、第4の中間横フレーム部31dの右端が、右フレーム部20Rの第2の中間連結フレーム部29b、第2の縦フレーム部28bの少なくとも何れかに接続されている。
対となる中間横フレーム部31として第5の中間横フレーム部31e及び第6の中間横フレーム部31fは奥行方向に離隔して配置されている。第5の中間横フレーム部31eの左端が、左フレーム部20Lの第3の中間連結フレーム部24c、第2の縦フレーム部23bの少なくとも何れかに接続され、第5の中間横フレーム部31eの右端が、右フレーム部20Rの第3の中間連結フレーム部29c、第2の縦フレーム部28bの少なくとも何れかに接続されている。第6の中間横フレーム部31fの左端が、左フレーム部20Lの第3の中間連結フレーム部24c、第3の縦フレーム部23cの少なくとも何れかに接続され、第6の中間横フレーム部31fの右端が、右フレーム部20Rの第3の中間連結フレーム部29c、第3の縦フレーム部28cの少なくとも何れかに接続されている。
対となる中間横フレーム部31として第7の中間横フレーム部31g及び第8の中間横フレーム部31hは奥行方向に離隔して配置されている。第7の中間横フレーム部31gの左端が、左フレーム部20Lの第4の中間連結フレーム部24d、第3の縦フレーム部23cの少なくとも何れかに接続され、第7の中間横フレーム部31gの右端が、右フレーム部20Rの第4の中間連結フレーム部29d、第3の縦フレーム部28cの少なくとも何れかに接続されている。第8の中間横フレーム部31hの左端が、左フレーム部20Lの第4の中間連結フレーム部24d、リア縦フレーム部22の少なくとも何れかに接続され、第8の中間横フレーム部31hの右端が、右フレーム部20Rの第4の中間連結フレーム部29d、リア縦フレーム部27の少なくとも何れかに接続されている。
このような形態にあっては、対となる中間横フレーム部31としての第1の中間横フレーム部31a及び第2の中間横フレーム部31bが、フレーム枠20の各上部として、第1の中間連結フレーム部24a,29aの左右に連結されて支持されている。対となる中間横フレーム部31としての第3の中間横フレーム部31c及び第4の中間横フレーム部31dが、フレーム枠20の各上部として、第2の中間連結フレーム部24b,29bの左右に連結されて支持されている。対となる中間横フレーム部31としての第5の中間横フレーム部31e及び第6の中間横フレーム部31fが、フレーム枠20の各上部として、第3の中間連結フレーム部24c,29cに連結されて支持されている。対となる中間横フレーム部31としての第7の中間横フレーム部31g及び第2の中間横フレーム部31hが、フレーム枠20の各上部として、第4の中間連結フレーム部24d,29dに連結されて支持されている。
フレーム枠20、すなわち、左フレーム部20L及び右フレーム部20Rにおいて、第1の中間連結フレーム部24a,29a、第2の中間連結フレーム部24b,29b,第3の中間連結フレーム部24c,29c、第4の中間連結フレーム部24d,29dは、この順に、奥行方向に沿って高さが高くなっている。左フレーム部20Lにおいて、第1の中間連結フレーム部24a、第2の中間連結フレーム部24b、第3の中間連結フレーム部24c及び第4の中間連結フレーム部24dで階段状の各上部に備えられている。右フレーム部20Rにおいて、第1の中間連結フレーム部29a、第2の中間連結フレーム部29b、第3の中間連結フレーム部29c及び第4の中間連結フレー部29dで階段状の各上部に備えられている。
このように、複数のメインユニット棚11が支持される一つの形態は、複数の中間横連結フレーム部31,31を前後に離隔して対として有するフレーム枠20において、複数の中間横連結フレーム部31,31のそれぞれがメインユニット棚用支持部12として、複数のメインユニット棚11のうち対応するメインユニット棚11の一つを支持する。
すなわち、メインユニット10のフレーム枠20のうち、第1の中間横連結フレーム部31a,31bの対で第1のメインユニット棚用支持部12が構成され、第1のメインユニット棚用支持部12に第1のメインユニット用棚11aが固定的に取り付けられている。第2の中間横連結フレーム部31c,31dの対で第2のメインユニット棚用支持部12が構成され、第2のメインユニット棚用支持部12に第2のメインユニット用棚11bが固定的に取り付けられている。第3の中間横連結フレーム部31e,31fの対で第3のメインユニット棚用支持部12が構成され、第3のメインユニット棚用支持部12に第3のメインユニット用棚11cが固定的に取り付けられている。第4の中間横連結フレーム部31g,31hの対で第4のメインユニット棚用支持部12が構成され、第4のメインユニット棚用支持部12に第4のメインユニット用棚11dが固定的に取り付けられている。
メインユニット10のフレーム枠20のうち、フロント縦フレーム部21,26の対、第1のフロント横フレーム部31a及び補強フレーム部36には、第1の前面化粧板35aが固定的に取り付けられている。第1の縦フレーム部23a,28aの対及び第3のフロント横フレーム部31cには、第2の前面化粧板35bが固定的に取り付けられている。第2の縦フレーム部23b,28bの対及び第5のフロント横フレーム部31eには、第3の前面化粧板35cが固定的に取り付けられている。第3の縦フレーム部23c,28cの対及び第7のフロント横フレーム部31gには、第4の前面化粧板35dが固定的に取り付けられている。
図10(A)には図7に示すメインユニット10のフレーム枠20の部分斜視図を示しており、図10(B)には図9とは異なるメインユニット10のフレーム枠20に対するメインユニット棚11の設置状況の部分斜視図を示す。
図10(A)に示すように、メインユニット10のフレーム枠20において、第3の中間横フレーム部31cと第4の中間横フレーム部31dとが左右方向にそれぞれ平行に延びており、第3の中間横フレーム部31cと第4の中間横フレーム部31dとが奥行方向に平行に同じ高さで離隔して配置されている。第2のメインユニット棚11bが第3の中間横フレーム部31cと第4の中間横フレーム部31d上に取り付けられている。図10(A)及び図10(B)に示すように、第4の中間横フレーム部31dの左端が左フレーム部20Lの第2の縦フレーム部23bに接続されており、第4の中間横フレーム部31dの右端が右フレーム部20Rの第2の縦フレーム部28bに接続されている場合には、第2のメインユニット棚11bの左右の寸法は、第4の中間横フレーム部31dに載置される部位がそれ以外の部位よりも短くなるように、奥側の左右が部分的に切り欠けられている。このような場合には、下から二段目の第2の前面化粧板35bが、左右それぞれの第1の縦フレーム部23a,28aに取り付けられており、下から三段目の第3の前面化粧板35cが、左右それぞれの第2の縦フレーム部23b,28bに取り付けられている。第2の前面化粧板35b、第3の前面化粧板35cの下端部は、左右の各部において第1の中間連結フレーム部24a,29a、第2の中間連結フレーム部24b,29bに近接してよく、左右を除いたその他の部分は、第1のメインユニット棚11a,第2のメインユニット棚11bに近接してもよい。メインユニット10のフレーム枠20のうち、図10に示していない部分についても同様であり、その他のメインユニット棚11についても対応する左右の中間連結フレーム部24,29上に取り付けられており、メインユニット棚11が対応する中間連結横フレーム部31上にも取り付けられている。そして、前面化粧板35が対応する左右のフロント縦フレーム部21,26又は縦フレーム部23,28に取り付けられている。
(第1の実施形態におけるサイドユニットの具体的な構成例)
次に、第1の実施形態におけるサイドユニット40の具体的な構成について説明する。以下の各部の詳細は図4などを参照されたい。サイドユニット40は、前述したとおり、複数のサイドユニット棚用支持部42を備えている。複数のサイドユニット棚用支持部42は、奥行方向に沿って延びる複数の中間連結フレーム部64,69の対を含んで構成される。その対となる中間連結フレーム部64,69は、複数のサイドユニット棚41のうち対応するサイドユニット棚41の左右方向に同じ高さで離隔して配置され、複数の中間連結フレーム部64,69のそれぞれが、奥行方向に沿って高さが高くなるように配置されている。このような複数の中間連結フレーム部64,69は、奥行方向に沿って高さが高くなる複数の上部を有するフレーム枠の当該上部に設けられている。このようなフレーム枠は、図7を参照して説明したメインユニット10におけるフレーム枠20と同様な構成を採用することができる。
ここで、メインユニット10の空洞13にサイドユニット40が収容可能なように寸法が設定される。図5などに示すように、具体的には、サイドユニット40における第1の化粧板75aの前面とサイドユニット40におけるリア縦フレーム部62,67の後面との間の奥行方向の間隔は、メインユニット10におけるフロント縦フレーム部21,26とリア縦フレーム部22,27との奥行方向の間隔よりも短い。サイドユニット40における第2の化粧板75bの前面とサイドユニット40におけるリア縦フレーム部62,67の後面との間の奥行方向の間隔は、メインユニット10における第1の縦フレーム部23a,28aとリア縦フレーム部22,27との奥行方向の間隔よりも短い。サイドユニット40における第3の化粧板75cの前面とサイドユニット40におけるリア縦フレーム部62,67の後面との間の奥行方向の間隔は、メインユニット10における第2の縦フレーム部23b,28bとリア縦フレーム部22,27との奥行方向の間隔よりも短い。サイドユニット40における第4の化粧板75dの前面とサイドユニット40におけるリア縦フレーム部62,67の後面との間の奥行方向の間隔は、メインユニット10における第3の縦フレーム部23c,28cとリア縦フレーム部22,27との奥行方向の間隔よりも短い。
さらに、サイドユニット40における第1の中間連結フレーム部64a,69a、第1の中間連結横フレーム部71a及び第2の中間連結横フレーム部71bの上面までの陳列棚設置面からの高さが、メインユニット10における第1の中間連結フレーム24a,29aの下面までの陳列棚設置面からの高さより低い。サイドユニット40における第2の中間連結フレーム部64b,69b、第3の中間連結横フレーム部71c及び第4の中間連結横フレーム部71dの上面までの陳列棚設置面からの高さが、メインユニット10における第2の中間連結フレーム24b,29bの下面までの陳列棚設置面からの高さより低い。サイドユニット40における第3の中間連結フレーム部64c,69c、第5の中間連結横フレーム部71e及び第6の中間連結横フレーム部71fの上面までの陳列棚設置面からの高さが、メインユニット10における第3の中間連結フレーム24c,29cの下面までの陳列棚設置面からの高さより低い。サイドユニット40における第4の中間連結フレーム部64d,69d、第7の中間連結横フレーム部71g及び第6の中間連結横フレーム部71hの上面までの陳列棚設置面からの高さが、メインユニット10における第4の中間連結フレーム24d,29dの下面までの陳列棚設置面からの高さより低い。
(第1の実施形態におけるメインユニットとサイドユニットの位置関係)
図4に図2(A)におけるIV−IV線に沿った断面図を示すように、サイドユニット40がメインユニット10の空洞13内に少なくとも部分的に収めされているとき、左右方向から見て、メインユニット10のフロント縦フレーム部21,26とリア縦フレーム部22,27との間に、サイドユニット40の第1の前面化粧板75a、これを支持するフロント縦フレーム部61,66、リア縦フレーム部62,67、第1のサイドユニット棚41a、これを支持し得る第1の中間連結フレーム部64a,69a並びに第1の中間横フレーム部71a及び第2の中間横フレーム部71bが配置される。左右方向から見て、メインユニット10の第1の縦フレーム部23a,28aとリア縦フレーム部22,27との間に、サイドユニット40の第2の前面化粧板75b、これを支持する第1の縦フレーム部63a,68a、リア縦フレーム部62,67、第2のサイドユニット棚41b、これを支持し得る第2の中間連結フレーム部64b,69b並びに第3の中間横フレーム部71c及び第4の中間横フレーム部71dが配置される。左右方向から見て、メインユニット10の第2の縦フレーム部23b,28bとリア縦フレーム部22,27との間に、サイドユニット40の第3の前面化粧板75c、これを支持する第2の縦フレーム部63b,68b、リア縦フレーム部62,67、第3のサイドユニット棚41c、これを支持し得る第3の中間連結フレーム部64c,69c及び第5の中間横フレーム部71e及び第6の中間横フレーム部71fが配置される。左右方向から見て、メインユニット10の第3の縦フレーム部23c,28cとリア縦フレーム部22,27との間に、サイドユニット40の第4の前面化粧板75d、これを支持する第3の縦フレーム部63c,68c、リア縦フレーム部62,67、第4のサイドユニット棚41d、これを支持し得る第4の中間連結フレーム部64d,69d及び第7の中間横フレーム部71g及び第8の中間横フレーム部71hが配置される。
図4に示すように、サイドユニット40がメインユニット10の空洞13内に少なくとも部分的に収めされているとき、左右方向から見て、床などの設置面とメインユニット10の第1の中間連結フレーム部24a,29aとの間に、サイドユニット40の第1の前面化粧板75a、これを支持するフロント縦フレーム部61,66、第1のサイドユニット棚41a、これを支持し得る第1の中間連結フレーム部64a,69a並びに第1の中間横フレーム部71aが配置され、場合によっては第2の中間横フレーム部71bが配置されてもよい。左右方向から見て、床などの設置面とメインユニット10の第2の中間連結フレーム部24b,29bとの間に、サイドユニット40の第2の前面化粧板75b、これを支持する第1の縦フレーム部63a,68a、第2のサイドユニット棚41b、これを支持し得る第2の中間連結フレーム部64b,69b並びに第3の中間横フレーム部71cが配置され、場合によっては第4の中間横フレーム部71dが配置されてもよい。左右方向から見て、床などの設置面とメインユニット10の第3の中間連結フレーム部24c,29cとの間に、サイドユニット40の第3の前面化粧板75c、これを支持する第2の縦フレーム部63b,68b、第2のサイドユニット棚41c、これを支持し得る第3の中間連結フレーム部64c,69c並びに第5の中間横フレーム部71eが配置され、場合によっては第6の中間横フレーム部71fが配置されてもよい。左右方向から見て、床などの設置面とメインユニット10の第4の中間連結フレーム部24d,29dとの間に、サイドユニット40の第4の前面化粧板75d、これを支持する第3の縦フレーム部63c,68c、第4のサイドユニット棚41d、これを支持し得る第4の中間連結フレーム部64d,69d並びに第7の中間横フレーム部71g及び第8の中間横フレーム部71hが配置されてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る陳列棚においては、複数のサイドユニット40の一部又は全部がメインユニット10の空洞13が収容されている状態から、左右の少なくとも何れか又は双方の開口部14から引き出され、複数のメインユニット棚11のそれぞれに対応するサイドユニット棚41が、複数のサイドユニット棚用支持部42のうち対応するサイドユニット棚用支持部42に配置される。よって、メインユニット用棚11とサイドユニット用棚41とで、メインユニット用棚11のみの場合と比較して左右幅を長くして、利用に供される。
本発明の第1の実施形態に係る陳列棚1は、メインユニット10と少なくとも一つのサイドユニット40、好ましくは二つのサイドユニット40とを含んで構成される。メインユニット10は、複数段のフレーム枠20と、メインユニット10のフレーム枠20の段数と同数のメインユニット用棚11とで構成される。メインユニット10において左右で対をなす複数のメインユニット棚用支持部12のうち左右の少なくとも一方が、設置面との間で開口部14を画成し、かつ奥行方向に沿って高くなるように複数段を有しており、メインユニット10のフレーム枠20における各段の下方に開口部14に連続する空洞13が形成されるように構成されている。一方、サイドユニット40はサイドユニット棚用支持部42を含んで構成され、サイドユニット棚用支持部42はメインユニット10の対応する各フレーム部即ち、中間連結フレーム部24,29、中間横フレーム部31よりも高さが低く、空洞13に収容され開口部14から出し入れし得るように構成されている。
そのため、陳列棚1が使用されないときは、メインユニット10の空洞13に少なくとも一つのサイドユニット40の少なくとも一部を収容しておくことができるので、限りあるスペースを有効に活用することができる。陳列棚1が使用されるときは、メインユニット10の左右何れかの開口部14からサイドユニット40のサイドユニット棚用支持部42を有する部分、例えばフレーム枠60を引き出し、サイドッユニット棚用支持部42にサイドユニット用棚41を設置することで、メインユニット用棚11とサイドユニット用棚41との横寸法の幅を有することになる。そのため、主催者の意向に応じて横寸法を変更することができる。
陳列棚1がメインユニット10と二つのサイドユニット40を備えるときは、メインユニット10の左右の開口部14から、それぞれサイドユニット40のフレーム枠60を左右に引き出し、左右のサイドユニット40のフレーム枠60の各段にサイドユニット用棚41を設置することで、メインユニット用棚11の横寸法とサイドユニット用棚41の横寸法とを足した幅を有することになる。この場合には、陳列棚1を使用する状態では、メインユニット10に対してサイドユニット40が左右対称に存在することになるので、統一感を呈する。
なお、陳列棚1の用途に応じて、サイドユニット用棚41が、メインユニット用棚11よりも低い位置に配置される方がよい場合があり、この場合には、複数のサイドユニット用棚41はサイドユニット用枠11に固定的に取り付けられていてもよい。
(第1の実施形態の変形)
本発明の第1の実施形態に係る陳列棚1においては、複数のサイドユニット用棚41がサイドユニット40のサイドユニット棚用支持部42に固定的に設置されている。陳列棚1が収容場所から移動され、サイドユニット40を引き出すという単純な作業で、陳列棚1の左右幅を変更することができる。しかしながら、サイドユニット用棚41がサイドユニット40のサイドユニット棚用支持部42に固定されていなくてもよい。
すなわち、複数のサイドユニット用棚41は、それぞれの高さでサイドユニット40のサイドユニット棚用支持部42に取り外し可能に設置されていることが好ましい。サイドユニット40のサイドユニット棚用支持部42からサイドユニット用棚41を取り外してメインユニット10の空洞13にサイドからスライドして収容可能にするためである。また、サイドユニット40のフレーム枠60がメインユニット10の空洞13から開口部14を経由して引き出し、サイドユニット40のフレーム枠60のサイドユニット棚用支持部42にサイドユニット用棚41が設置され、サイドユニット用棚41がメインユニット用棚11の高さと同程度になり、メインユニット用棚11とサイドユニット用棚41とのつなぎ目の段差をできるだけ目立させないためである。
図5には、本発明の第1の実施形態に係る陳列棚1に関して、サイドユニット40をメインユニット10の空洞13に収容した状態でのIV−IV線に沿う断面図を示す。図6には本発明の第1の実施形態に係る陳列棚1に関して、図6は、サイドユニット40をメインユニット10の空洞13に収容した状態でのIV−IV線に沿う断面と、サイドユニット40をメインユニット10の空洞13から引き出した収容した状態でのサイドユニット40の断面とを並べて示した図である。
変形例では、サイドユニット40をメインユニット10に収容した状態において、サイドユニット40においてサイドユニット棚41がサイドユニット棚用支持部42に設置されていない。そして、サイドユニット40のフレーム枠60の一部としてサイドユニット40のサイドユユニット棚用支持部42を、フレーム枠60全体として引き出した後に、各サイドユニット棚用支持部42に対応するサイドユニット棚41を設置する。もちろん、フレーム枠60をメインユニット10の空洞13に収容する際には、サイドユニット棚41はサイドユニット棚用支持部42から取り外す。
このような場合、サイドユニット棚41(41a,41b,41c,41d)は、前述のように面一の板ではなく、図6に示すように、面一の本体部44aと、本体部44aの前側で上方に突出した前部44bと、で構成される。前部44bの上方に突出した長さは、本体部44aの板厚を含めて、サイドユニット40における対応する連結中間フレーム部64,69又は連結横フレーム部71の上端と、対応するメインユニット用棚11の上面との高低差Hに相当する。つまり、前部44bの高さが、本体部44aの厚みを含めて、サイドユニット用棚41dがサイドユニット棚用支持部42に設置された状態で、メインユニット棚用支持部12に設置されたメインユニット用棚41と同じ高さを有する。これにより、メインユニット棚11とサイドユニット棚41の前方から見た際、できるだけ、段差がないようにすることができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る陳列棚1について説明する。図11には、本発明の第2の実施形態に係る陳列棚に関して、サイドユニット80の一部を模式的に示す斜視図を示している。メインユニット10については第1の実施形態での構成と同様なので説明を省略する。
第2の実施形態に係る陳列棚1でのサイドユニット80は、図11に示すように、一つのサイドユニット棚サポートを備えており、そのサイドユニット棚サポートは左右に離隔して配置される左右の側板90L,90Rと、複数の前面化粧板95と、補強部96と、を備えて構成される。左右の側板90L,90Rは、それぞれ、面一の底面を有しており、前方から奥行方向になるに従い、高さが高くなる上部を有するように階段状に形成されており、各階段状のステップがサイドユニット棚用支持部82として機能する。すなわち、左右の側板90L,90Rの各上部は、第1のサイドユニット棚用支持部82a、第2のサイドユニット棚用支持部82b,第3のサイドユニット棚用支持部82c及び第4のサイドユニット棚用支持部82dのように、順に高さが高くなっている。これらの第1ないし第4のサイドユニット棚用支持部82a,82b,82c,82dは左右対として設けられ、これらの対にそれぞれ対応するサイドユニット棚41が取り付けられる。図11において、サイドユニット棚41は示されていない。
左右の側板90L,90Rにおいて、もっとも前面には左右間に第1の前面化粧板95aが取り付けられている。左右の側板90L,90Rにおいて、第1のサイドユニット棚用支持部82aと第2のサイドユニット棚用支持部82bとの間の縦方向の壁面には、左右に架け渡された第2の前面化粧板95bが取り付けられている。左右の側板90L,90Rにおいて、第2のサイドユニット棚用支持部82bと第3のサイドユニット棚用支持部82cとの間の縦方向の壁面には、左右に架け渡された第3の前面化粧板95cが取り付けられている。左右の側板90L,90Rにおいて、第3のサイドユニット棚用支持部82cと第4のサイドユニット棚用支持部82dとの間の縦方向の壁面には、左右に架け渡された第4の前面化粧板95dが取り付けられている。また、左右の側板90L,90Rの間には、図示のようにリア側に補強部96が掛け渡されている。
左右のサイドユニット80が図11に示すような構成においても、少なくとも部分的に、メインユニット10の空洞13に収容されており、左右の横幅がメインユニット10のサイズと同程度に小さくすることができ、陳列棚1が使用されるとき、左右のサイドユニット80,80がメインユニット10の左右の空洞13,13から開口部14,14を経由して引き出されて、メインユニット10の左右にそれぞれサイドユニット80,80が配置され、第1ないし第4のサイドユニット棚用支持部82a,82b,82c,82dが左右対として設けられ、これらの対にそれぞれ対応するサイドユニット棚41が取り付けられる。
このようにして、陳列棚1が使用されていないときは、横幅を小さくすることができ、陳列棚1が使用されているときは、主催者のニーズに応じて陳列棚1の横幅を大きくすることができる。
図11に示されている陳列棚1のサイドユニット80は、メインユニット10が4段である場合を想定している。しかし、図11に示されているサイドユニット80の段数は、メインユニット10の段数と同じであるか又はそれ以下であればよい。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る陳列棚1について説明する。図12には、本発明の第3の実施形態に係る陳列棚に関して、サイドユニット80の一部の模式的な斜視図を示している。メインユニット10については第1の実施形態での構成と同様なので説明を省略する。
第3の実施形態に係る陳列棚1でのサイドユニット80は、図12に示すように、メインユニット10の各段の高さに対応して、四つのサイドユニット棚サポート80a,80b,80c,80dを備えており、各サイドユニット棚サポート80a,80b,80c,80dは、左右に離隔して配置される左右の側板90L,90Rと、前面化粧板95と、補強部96と、を備えて構成される。左右の側板90L,90Rは、サイドユニット棚サポート80a,80b,80c,80dによらず面一の底面を有しているものの、前方から奥行方向に順に配置されるサイドユニット棚サポート80a,80b,80c,80d毎に、高さが高くなる上部を有する。サイドユニット棚サポート80a,80b,80c,80dにおける側板90L,90Rの各上部が、サイドユニット棚用支持部82として機能し、第1のサイドユニット棚用支持部82a、第2のサイドユニット棚用支持部82b,第3のサイドユニット棚用支持部82c及び第4のサイドユニット棚用支持部82dのように、順に高さが高くなっている。これらの第1ないし第4のサイドユニット棚用支持部82a,82b,82c,82dは左右対として設けられ、これらの対にそれぞれ対応するサイドユニット棚41が取り付けられる。図11において、サイドユニット棚41は示されていない。
第1のサイドユニット棚サポート80aにおける左右の側板91L,91Rにおいて、もっとも前面には左右間に第1の前面化粧板95aが架け渡されており、その背面側には左右間に第1の補強部96が架け渡されている。第2のサイドユニット棚サポート80bにおける左右の側板92L,92Rにおいて、もっとも前面において、第1の前面化粧板95aの上端よりも高い位置に、左右間に第2の前面化粧板95bが架け渡されており、その背面側には高さの位置によらず左右間に第2の補強部96が架け渡されている。第3のサイドユニット棚サポート80cにおける左右の側板93L,93Rにおいて、もっとも前面において、第2の前面化粧板95bの上端よりも高い位置に、左右間に第3の前面化粧板95cが架け渡されており、その背面側には高さの位置によらず左右間に第4の補強部96が架け渡されている。第4のサイドユニット棚サポート80dにおける左右の側板94L,94Rにおいて、もっとも前面において、第3の前面化粧板95cの上端よりも高い位置に、左右間に第4の前面化粧板95dが架け渡されており、その背面側には高さの位置によらず左右間に第4の補強部96が架け渡されている。
サイドユニット80が図12に示すような構成においても、左右のサイドユニット80が、メインユニット10の空洞13に収容されており、左右の横幅がメインユニット10のサイズと同程度に小さくすることができ、陳列棚1が使用されるとき、左右のサイドユニット80,80がメインユニット10の空洞13,13から左右の開口部14,14を経由してそれぞれ引き出されて、メインユニット10の左右にそれぞれサイドユニット80の各サイドユニット棚サポート80a,80b,80c,80dが設けられ、各サイドユニット棚サポート80a,80b,80c,80dの左右のサイドユニット棚用支持部82,82にそれぞれ対応するサイドユニット棚41が架け渡される。
このようにして、陳列棚1が使用されていないときは、横幅を小さくすることができ、陳列棚1が使用されているときは、主催者のニーズに応じて陳列棚1の横幅を大きくすることができる。
陳列棚1では、メインユニット10とサイドユニット80の段数が同じ場合には、陳列棚の未使用時には陳列棚の横幅を略半分とすることができる。陳列棚1は、メインユニット10の左右にサイドユニット80を配置可能に構成されているため、メインユニット10のセンターラインを中心に左右対称となり、見栄えが良くなる。
図12に示されている陳列棚1のサイドユニット80は、メインユニットが4段である場合を想定している。しかし、図11に示されているサイドユニット80の段数は、メインユニット10の段数と同じであるか又はそれ以下であればよい。
さらには、サイドユニット80が複数のサイドユニット、すなわち第1のサイドユニット棚サポート80a、第2のサイドユニット棚サポート80b、第3のサイドユニット棚サポート80c、第4のサイドユニット棚サポート80dで構成している。図13は本発明の第3の実施形態に係る陳列棚1に関して、図13(A)はサイドユニット80をメインユニット10に収容した状態での平面図であり、図13(B)はサイドユニット80のうち第1のサイドユニット棚サポート80aのみをメインユニット10から引き出して対応するサイドユニット棚41を配置した状態での平面図である。図13(B)に示すように、最も前面側の第1のサイドユニット棚サポート80aのみを左右の開口部14から引き出し、それぞれ対応するサイドユニット棚41a,41aを配置してもよい。
図14は、本発明の第3の実施形態に係る陳列棚に関して、図14(A)はサイドユニット80をメインユニット10に収容した状態での平面図であり、図14(B)はサイドユニット80のうち第1のサイドユニット棚サポート80a及び第2のサイドユニット棚サポート80bをメインユニット10から引き出して対応するサイドユニット棚41を配置した状態での平面図である。図14(B)に示すように、最も前面側の第1のサイドユニット棚サポート80aと二番目の第2のサイドユニット棚サポート80bのみを左右の開口部14から引き出し、それぞれ対応するサイドユニット棚41a,41bを配置してもよい。
図15は、本発明の第3の実施形態に係る陳列棚に関して、図15(A)はサイドユニット80をメインユニット10に収容した状態での平面図であり、図15(B)はサイドユニット80のうち第1のサイドユニット棚サポート80aをメインユニット10から引き出して対応するサイドユニット棚41を配置した状態での平面図である。図15(B)に示す第1のサイドユニット棚サポート80aは、メインユニット1のメインユニット棚11a及びメインユニット棚11bを支持するメインユニット棚用支持部11の下側に、設置面から同じ高さの左右の側板が配置されかつその左右の側板の間に第1の前面化粧板が架け渡されて構成されている。このような場合には、図15(B)に示すように、最も前面側の第1のサイドユニット棚サポート80aのみを左右の開口部14から引き出し、それぞれ対応するサイドユニット棚41a,41aを配置してもよい。
(その他の実施形態)
第1乃至第3の実施形態は、上述に限定されるものではなく、適宜変更してもよい。例えば、メインユニット10のフレーム枠20の構造については、図7などに示したものに限定されず、例えば次のような構成でもよい。
図16、図17、図18は、ぞれぞれメインユニット10のフレーム枠20の一部の構造を示している。図7などを参照して説明したように、フレーム枠20は図16に示すように、第3の中間横フレーム部31cと第4の中間横フレーム部31dとは同じ高さで奥行方向に離隔して配置されており、第3の中間横フレーム部31cの左右端は、第1の縦フレーム部23a,28aに接続されており、第4の中間横フレーム部31dの左右端は、第2の縦フレーム部23b,28bに接続されており、第1の縦フレーム部23aと第2の縦フレーム部23bとの間には第2の中間連結フレーム部24bが接続されており、第1の縦フレーム部28aと第2の縦フレーム部28bとの間には第1の中間連結フレーム部29aが接続されている。そして、例えば、第2の中間連結フレーム部24b,29b及び第3の中間横フレーム部31c上には第2のメインユニット棚11bが取り付けられ、そのリア側に第2の前面化粧板35cが建て付けられて取り付けられている。
フレーム枠20は、図17に示すように、第2の中間連結フレーム部24bが第1の縦フレーム部23aと第2の縦フレーム部23bとの間ではなく、それよりも中央よりの第3の中間横フレーム部31cと第4の中間横フレーム部31dとの間で接続されており、第2の中間連結フレーム部29bが第1の縦フレーム部28aと第2の縦フレーム部28bとの間ではなく、それよりも中央よりの第3の中間横フレーム部31cと第4の中間横フレーム部31dとの間で接続されていてもよい。この場合においても、第2の中間連結フレーム部24b,29b及び第3の中間横フレーム部31c上には第2のメインユニット棚11bが取り付けられ、そのリア側に第2の前面化粧板35cが建て付けられて取り付けられている。
フレーム枠20は、図18に示すように、第3の中間横フレーム部31cの左右端は、第1の縦フレーム部23b,28bに接続されているのではなく、第1の中間連結フレーム部24b,29bに接続されていてもよく、第4の中間横フレーム部31dの左右端は、第2の縦フレーム部23b,28bに接続されているのではなく、第1の中間連結フレーム部24b,29bに接続されていてもよい。この場合においても、第2の中間連結フレーム部24b,29b及び第3の中間横フレーム部31c、第4の中間横フレーム部31d上には第2のメインユニット棚11bが取り付けられ、そのリア側に第2の前面化粧板35cが建て付けられて取り付けられている。
フレーム枠20について、図16、図17及び図18に示していない部分についても同様であり、また、サイドユニット40のフレーム枠60についても同様に構成することができる。
図1などに示すように、メインユニット10,サイドユニット40は、キャスター5が取り付けられ、設置面上を移動しやすくなっている。、キャスター5の取付形態についても次のように工夫してもよい。図19は、キャスターの取付形態について説明する断面図である。特に、サイドユニット40,80は、場合によってはサイドユニット棚41を取り除いて、メインユニット10の空洞13に部分的に収容されるため、サイドユニット40,80の各段の上端は、メインユニット10の各段の上端よりも低い。そのため、サイドユニット40のフロイント縦フレーム部21,26、リア縦フレーム部22,27のようなフレーム部101、サイドユニット80の左右の側板90L,90Rのような側板102において、下端に臨む調整穴103を設けて、当該調整穴103にネジを刻み、その調整穴103に、先端にキャスター5を取り付けたロッド104をネジ込み、高さを調整することができる。また、フレーム部101や側板102に、ジャッキアップ装置を取り付け、そのジャッキアップ装置の下端にキャスター5を取り付けてもよい。
本発明の実施形態に係る陳列棚1は、その前に、フロント棚を配置したり、その後ろに、リア棚を設置ししたりすることにより、陳列棚システムとして利用することもできる。
以上説明したように、本発明の各実施形態によれば、必要なときに左右のサイドユニット40,80の一部、すなわちサイドユニット棚41を取り外した状態のサイドユニット40,80をメインユニット10の空洞13から引き出すことで、左右幅を広くした階段状の陳列棚1が構成され、陳列棚1の使用が終了すると、サイドユニット40,80の少なくとも一部をメインユニット10の空洞13に収容することができるので、コンパクト化することができる。このようにして、主催者の意向に応じて棚の横寸法を段階的に調整することができ、かつ限られたスペースに保管することができる。
1:陳列棚
5:キャスター
6:仕切り部
7:化粧板
10:メインユニット
11,11a,11b,11c,11d:メインユニット棚
12:メインユニット棚用支持部
13:空洞
14:開口部
15:中間連結フレーム部
20:フレーム枠
20L:左フレーム部
21:フロント縦フレーム部
22:リア縦フレーム部
23,23a,23b,23c:縦フレーム部
24,24a,24b,24c,24d:中間連結フレーム部
20R:右フレーム部
26:フロント縦フレーム部
27:リア縦フレーム部
28,28a,28b,28c:縦フレーム部
29,29a,29b,29c,29d:中間連結フレーム部
31,31a,31b,31c,31d,31e,31f,31g,31h:中間横フレーム部
35,35a,35b,35c,35d:前面化粧板
36,36a,36b:補強部
40,80:サイドユニット
80a,80b,80c,80d:サイドユニット棚サポート
41,41a,41b,41c,41d:サイドユニット棚
42,82,82a,82b,82c,82d:サイドユニット棚用支持部
44a:本体部
44b:前部
60:フレーム枠
61:フロント縦フレーム部
62:リア縦フレーム部
63,63a,63b,63c:縦フレーム部
64,64a,64b,64c,64d:中間連結フレーム部
66:フロント縦フレーム部
67:リア縦フレーム部
68,68a,68b,68c:縦フレーム部
69,69a,69b,69c,69d:中間連結フレーム部
71,71a,71b,71c,71d,71e,71f,71g,71h:中間横フレーム部
75,75a,75b,75c,75d,95,95a,95b,95c,95d:前面化粧板
90,90L,90R:側板
96:補強部

Claims (12)

  1. それぞれが奥行方向に沿って順に高い位置に配置される複数のメインユニット棚と、それぞれが前記複数のメインユニット棚のうち対応するメインユニット棚を支持する複数のメインユニット棚用支持部と、前記複数のメインユニット棚のそれぞれの下方に設けられて左右の何れかの開口部とつながる空洞と、を備えてなるメインユニットと、
    前記複数のメインユニット棚のうち対応するメインユニット棚、前記複数のメインユニット棚用支持部のうち対応するメインユニット棚用支持部の何れか又は双方よりも低い位置に設けられ、かつ、サイドユニット棚を支持するサイドユニット棚用支持部を備えてなるサイドユニットと、
    を備え、
    前記サイドユニット棚用支持部の少なくとも一部が前記空洞に収容された状態から前記開口部を経由して前記サイドユニット棚用支持部が引き出される、陳列棚。
  2. それぞれが奥行方向に沿って順に高い位置に配置される複数のメインユニット棚と、それぞれが前記複数のメインユニット棚のうち対応するメインユニット棚を支持する複数のメインユニット棚用支持部と、前記複数のメインユニット棚のそれぞれの下方に設けられて左右の何れかの開口部とつながる空洞と、を備えてなるメインユニットと、
    それぞれが、前記複数のメインユニット棚のうち対応するメインユニット棚、前記複数のメインユニット棚用支持部のうち対応するメインユニット棚用支持部の何れか又は双方よりも低い位置に設けられ、かつ、複数のサイドユニット棚のうち対応するサイドユニット棚を支持する複数のサイドユニット棚用支持部を備えてなるサイドユニットと、
    を備え、
    前記複数のサイドユニット棚用支持部の少なくとも一部が前記空洞に収容された状態から前記開口部を経由して前記複数のサイドユニット棚用支持部のうち必要となる一又は複数のサイドユニット棚用支持部が引き出される、陳列棚。
  3. 前記複数のメインユニット棚用支持部が、奥行方向に沿って延びる複数の中間連結フレーム部の対で構成され、
    前記複数の中間連結フレーム部が、奥行方向に沿って高さが高くなるように配置されており、
    対となる中間連結フレーム部が、前記複数のメインユニット棚のうち対応するメインユニット棚の左右方向に同じ高さで離隔して配置されている、請求項1又は2に記載の陳列棚。
  4. 前記複数の中間連結フレーム部は、奥行方向に沿って高さが高くなる複数の上部を有するフレーム枠の前記上部に設けられている、請求項3に記載の陳列棚。
  5. 前記複数のメインユニット棚用支持部が、左右方向に沿って延びる複数の中間横フレーム部の対で構成され、
    前記複数の中間横フレーム部が、奥行方向に沿って高さが高くなるように配置されており、
    対となる中間横フレーム部が、前記複数のメインユニット棚のうち対応するメインユニット棚の奥行方向に同じ高さで離隔して配置されている、請求項1又は2に記載の陳列棚。
  6. 前記複数の中間横フレーム部は、奥行方向に沿って高さが高くなる複数の上部を有するフレーム枠の前記上部に設けられている、請求項5に記載の陳列棚。
  7. 前記複数のサイドユニット棚用支持部が、奥行方向に沿って延びる複数の中間連結フレーム部の対で構成され、
    前記複数の中間連結フレーム部が、奥行方向に沿って高さが高くなるように配置されており、
    対となる中間連結フレーム部が、前記複数のサイドユニット棚のうち対応するサイドユニット棚の左右方向に同じ高さで離隔して配置されている、請求項2に記載の陳列棚。
  8. 前記複数の中間連結フレーム部は、奥行方向に沿って高さが高くなる複数の上部を有するフレーム枠の前記上部に設けられている、請求項7に記載の陳列棚。
  9. 左右に離隔された側板を対として備えており、
    前記側板は、前記複数のサイドユニット棚のうち対応するサイドユニット棚の高さに応じて奥行方向に沿って高さが高くなる階段状の上部を備えており、
    前記複数のサイドユニット棚用支持部が、前記上部に設けられている、請求項7に記載の陳列棚。
  10. 左右に離隔された側板の組を対として備えており、
    前記組をなす側板は、前記複数のサイドユニット棚のうち対応するサイドユニット棚の高さに応じた上部を有する複数の側板を前後に配置して構成され、
    前記複数のサイドユニット棚用支持部のそれぞれが、前記複数の側板の上部に設けられている、請求項7に記載の陳列棚。
  11. 前記複数のサイドユニット棚用支持部が、左右方向に沿って延びる複数の中間横フレーム部の対で構成され、
    前記複数の中間横フレーム部が、奥行方向に沿って高さが高くなるように配置されており、
    対となる中間横フレーム部が、前記複数のサイドユニット棚のうち対応するサイドユニット棚の奥行方向に同じ高さで離隔して配置されている、請求項2に記載の陳列棚。
  12. 前記複数の中間横フレーム部は、奥行方向に沿って高さが高くなる複数の上部を有するフレーム枠の前記上部に設けられている、請求項11に記載の陳列棚。
JP2019227777A 2019-12-17 2019-12-17 陳列棚 Pending JP2021094220A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019227777A JP2021094220A (ja) 2019-12-17 2019-12-17 陳列棚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019227777A JP2021094220A (ja) 2019-12-17 2019-12-17 陳列棚

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021094220A true JP2021094220A (ja) 2021-06-24

Family

ID=76429943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019227777A Pending JP2021094220A (ja) 2019-12-17 2019-12-17 陳列棚

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021094220A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8657133B2 (en) Customizable mounting system for furniture
CA2349373A1 (en) Two part refrigerator shelf
JP2021094220A (ja) 陳列棚
JP2007130114A (ja) 家具用棚板支持構造
NL8701223A (nl) Meubelbouwsysteem.
NO20045671L (no) Tablett beholder
JP2007117232A (ja) 組立式収納家具
JP6663833B2 (ja) 収納棚及び収納棚セット
US6996939B1 (en) Mobile room partition system with central connecting panel and lateral storage units
JP3062136U (ja) 収納棚
JP4518686B2 (ja) 物品収納用袖箱及びそれを備える机
JP5425588B2 (ja) 間仕切り家具の組付構造
JPH105057A (ja) 収納庫
JP6784506B2 (ja) 組み合わせ家具
JP6784055B2 (ja) 備忘機能を備えた収納家具
JPS6320345Y2 (ja)
JP3243519U (ja) デスクと収納ラックを含むシステム机
JP7112724B2 (ja) 工具棚
JP6845007B2 (ja) 家具
JPS5816696Y2 (ja) 玄関ユニツト
JP2013017663A (ja) 玄関収納家具
JP6885639B1 (ja) 陳列棚
JP6620500B2 (ja) 収納棚
JP3648613B2 (ja)
JP2010035753A (ja) 学習用机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231004

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240402