JP2021094200A - 飲料パック用吸飲補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】、飲料パックへの装着が容易で、かつ飲料パックへの押圧による不意の液漏れ等を防止できる飲料パック用吸飲補助具を提供する。【解決手段】本発明に係る飲料パック用吸飲補助具1は、ホルダー3と、吸い口、乳首等の飲み口部材5と、連結部材7と、一端側を飲み口部材5に取り付けられて他端側を飲料パック2に挿入して飲料パック2の飲料を飲み口部材5に導入する飲料導入部材9と、を有し、飲料導入部材9は、飲み口部材5に取り付ける取付部35と、飲料パック2のストロー挿入部10に挿入可能な挿入ピン33とを有し、ホルダー3は、飲料パック2を装着した状態で飲料パック2のストロー挿入部10に対応する位置に開口部27を有し、飲料導入部材9を飲み口部材5に取り付けた状態で、連結部材7によって飲み口部材5をホルダー3に連結したときに、挿入ピン33がストロー挿入部10に挿入されるように構成されていることを特徴とする。【選択図】 図1
Description
本発明は、ブリックパック(登録商標)等の市販の飲料パック中の飲料を簡易・確実に吸飲するための飲料パック用吸飲補助具に関する。
乳幼児、老人、病院の患者等にミルク、ジュース等の栄養飲料等による適切な栄養補給等を行なう目的で直方体形状の飲料パックにつめた栄養飲料が販売されている。
このような飲料パックでは、差し込み口にストローを刺し込んで栄養飲料を吸飲するが、乳幼児や起き上がることが困難な介護老人等は、自力でストローから吸飲することができない。このため、乳幼児の保護者や介護人等は、飲料パック中の栄養飲料を哺乳瓶や吸呑み等に移し替え、このような哺乳瓶や吸呑みを介して乳児や介護老人、病人等に栄養飲料を与えている。
このような飲料パックでは、差し込み口にストローを刺し込んで栄養飲料を吸飲するが、乳幼児や起き上がることが困難な介護老人等は、自力でストローから吸飲することができない。このため、乳幼児の保護者や介護人等は、飲料パック中の栄養飲料を哺乳瓶や吸呑み等に移し替え、このような哺乳瓶や吸呑みを介して乳児や介護老人、病人等に栄養飲料を与えている。
しかし、飲料パック中の栄養飲料を哺乳瓶等の別の容器に移すことは、哺乳や介護に際しての作業の手間が増えてしまう。そこで、飲料パック中の栄養飲料を他の容器に移し替えることなく、直接吸飲できるようにした「飲料パック用吸引具」が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1に提案された「飲料パック用吸引具」は、「先端側で飲料パックに取り付けた受け口に差し込まれるチューブを有する貫刺部材と、一端側で開放された内部空間を有するとともに、当該内部空間に収容された液体を他端側から徐々に吐出させるニップル部材と、前記チューブを前記受け口に差し込んだ状態で当該チューブの根本側を前記受け口に対して液密に固定するチューブ固定手段と、前記ニップル部材の一端側を前記貫刺部材に対して液密に固定するとともに、前記チューブの根本側の開口に対して前記ニップル部材の内部空間を連通させるニップル固定手段とを備える」(特許文献1の請求項1参照)ものである。
特許文献1に開示された「飲料パック用吸引具」は、チューブ固定手段としてのベース部材を飲料パックにシール等で固定する必要がある。その際、ベース部材の貫通孔を飲料パックのストロー差し込み口に位置合わせをしなければならず、その作業が面倒である。
また、保護者や介護人等は飲料パックを手で把持した状態で、乳幼児等に吸飲させるため、飲料パックを不意に強く押したりすると、飲料パック用吸引具との接続部分等から飲料が漏れることも考えられる。
また、保護者や介護人等は飲料パックを手で把持した状態で、乳幼児等に吸飲させるため、飲料パックを不意に強く押したりすると、飲料パック用吸引具との接続部分等から飲料が漏れることも考えられる。
本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、飲料パックへの装着が容易で、かつ飲料パックへの押圧による不意の液漏れ等を防止できる飲料パック用吸飲補助具を提供することを目的としている。
(1)本発明に係る飲料パック用吸飲補助具は、飲料パックに装着されるホルダーと、吸い口、乳首等の飲み口部材と、該飲み口部材を前記ホルダーに連結する連結部材と、一端側を連結部材又は前記飲み口部材に取り付けられて他端側を前記飲料パックに挿入して該飲料パックの飲料を前記飲み口部材に導入する飲料導入部材と、を有し、
該飲料導入部材は、連結部材又は前記飲み口部材に取り付ける取付部と、前記飲料パックのストロー挿入部に挿入可能な挿入ピンとを有し、
前記ホルダーは、前記飲料パックを装着した状態で前記飲料パックのストロー挿入部に対応する位置に開口部を有し、前記飲料導入部材を前記連結部材又は前記飲み口部材に取り付けた状態で、前記連結部材によって前記飲み口部材を前記ホルダーに連結したときに、前記挿入ピンが前記ストロー挿入部に挿入されるように構成されていることを特徴とするものである。
該飲料導入部材は、連結部材又は前記飲み口部材に取り付ける取付部と、前記飲料パックのストロー挿入部に挿入可能な挿入ピンとを有し、
前記ホルダーは、前記飲料パックを装着した状態で前記飲料パックのストロー挿入部に対応する位置に開口部を有し、前記飲料導入部材を前記連結部材又は前記飲み口部材に取り付けた状態で、前記連結部材によって前記飲み口部材を前記ホルダーに連結したときに、前記挿入ピンが前記ストロー挿入部に挿入されるように構成されていることを特徴とするものである。
(2)また、上記(1)に記載のものにおいて、前記ホルダーは、上面、底面、及び3つの側面を有し、装着状態において直方体の飲料パックの5面を覆う形状であることを特徴とするものである。
(3)また、上記(1)又は(2)に記載のものにおいて、前記ホルダーと前記連結部材は、それぞれに形成されたネジ部を螺合させてネジ込むことで連結され、ネジ込みが進行するに従って前記挿入ピンが前記ストロー挿入部に挿入されることを特徴とするものである。
(4)また、上記(1)乃至(3)のいずれかに記載のものにおいて、前記飲み口部材は下端部にフランジ部を有し、該フランジ部には内向きに開口した内向開口円環溝部が形成されてなり、
前記飲料導入部材の取付部は円盤状に形成されてなり、該円盤状の取付部の外周部を前記内向開口円環溝部に挿入することで、前記飲料導入部材が前記飲み口部材に着脱可能に取り付けられることを特徴とするものである。
前記飲料導入部材の取付部は円盤状に形成されてなり、該円盤状の取付部の外周部を前記内向開口円環溝部に挿入することで、前記飲料導入部材が前記飲み口部材に着脱可能に取り付けられることを特徴とするものである。
本発明においては、ホルダーは、飲料パックを装着した状態で前記飲料パックのストロー挿入部に対応する位置に開口部を有し、飲料導入部材を連結部材又は飲み口部材に取り付けた状態で、連結部材によって飲み口部材を前記ホルダーに連結したときに、挿入ピンがストロー挿入部に挿入されるように構成されていることにより、連結部材をホルダーに連結するだけで、挿入ピンを飲料パックのストロー挿入部に挿入することができ、従来例で必要とされた位置合わせの作業が不要である。
また、連結部材の連結操作を行うことが同時に挿入ピンの挿入操作になっているので、操作性に優れている。
さらに、飲料パックに装着されるホルダーを備えていることから、吸飲時には、ホルダーを把持すればよく飲料パック自体を把持する必要がないので、飲料パックを不意に強く押すこと等による液漏れの心配もない。
また、連結部材の連結操作を行うことが同時に挿入ピンの挿入操作になっているので、操作性に優れている。
さらに、飲料パックに装着されるホルダーを備えていることから、吸飲時には、ホルダーを把持すればよく飲料パック自体を把持する必要がないので、飲料パックを不意に強く押すこと等による液漏れの心配もない。
本発明に係る飲料パック用吸飲補助具1は、図1に示すように、飲料パック2に装着されるホルダー3と、飲み口部材5と、飲み口部材5をホルダー3に連結する連結部材7と、飲料を飲み口部材5に導入する飲料導入部材9とを有している。
以下、各構成を詳細に説明する。
以下、各構成を詳細に説明する。
<飲料パック>
飲料パック2は、図1に示すように、直方体形状をしており、その上面にはストローを挿入するためのストロー挿入部10が設けられている。
なお、本実施の形態では、飲料パック2として直方体形状のものを例示しているが、本発明が対象とする飲料パックはこれに限定されるものではなく、種々の形状のものが対象となる。
飲料パック2は、図1に示すように、直方体形状をしており、その上面にはストローを挿入するためのストロー挿入部10が設けられている。
なお、本実施の形態では、飲料パック2として直方体形状のものを例示しているが、本発明が対象とする飲料パックはこれに限定されるものではなく、種々の形状のものが対象となる。
<ホルダー>
ホルダー3は、飲料パック2に装着されて、保護者又は飲料の吸飲者が把持するものであり、ある程度剛性のある樹脂等で形成されている。
ホルダー3は、図1、図2に示すように、直方体の一側面が開口した本体部11と、本体部11の上面に形成された円筒状の凸部(以下、「円筒凸部13」という。)とを有しており、円筒凸部13の周面には雄ネジ15が形成されている。
ホルダー3は、飲料パック2に装着されて、保護者又は飲料の吸飲者が把持するものであり、ある程度剛性のある樹脂等で形成されている。
ホルダー3は、図1、図2に示すように、直方体の一側面が開口した本体部11と、本体部11の上面に形成された円筒状の凸部(以下、「円筒凸部13」という。)とを有しており、円筒凸部13の周面には雄ネジ15が形成されている。
また、円筒凸部13の底面には飲料導入部材9の後述する挿入ピン33が挿入される挿入孔17が形成されている。この挿入孔17は、ホルダー3を飲料パック2に装着した状態で、飲料パック2のストロー挿入部10と重なるように配置される(図7(c)参照)。
本実施の形態のホルダー3は、上述したように、直方体の一側面が開口した形状であり、より具体的には上面、底面、及び3つの側面を有することから、6面からなる直方体の飲料パックの5面を覆うことができる。また、底面には、両側壁よりも突出する突出片部11aが設けられており、この突出片部11aが飲料パック2の装着時のガイドとして機能することで、ホルダー3の飲料パック2への装着を容易にできる。
なお、ホルダー3の形状は装着する飲料パックの形状に対応したものであればよく、本例のような直方体のものに限定されるものではない。
なお、ホルダー3の形状は装着する飲料パックの形状に対応したものであればよく、本例のような直方体のものに限定されるものではない。
<飲み口部材>
飲み口部材5は、吸飲者が口にくわえる部材であって、本実施の形態では、図1、図3に示すように、哺乳瓶に取り付けられるのと同形状の乳首によって形成されている。
飲み口部材5は先端側から基端側に向かって末広がりとなる形状をしており、その下部には外向きに開口する外向開口円環溝部21が形成され、外向開口円環溝部21の下方には、フランジ部23が形成されている。そして、フランジ部23には内向きに開口した内向開口円環溝部25が形成されている。
また、外向開口円環溝部21の底面には吸飲時に空気を導入するための空気弁26が設けられている(図3(b)参照)。
飲み口部材5は、吸飲者が口にくわえる部材であって、本実施の形態では、図1、図3に示すように、哺乳瓶に取り付けられるのと同形状の乳首によって形成されている。
飲み口部材5は先端側から基端側に向かって末広がりとなる形状をしており、その下部には外向きに開口する外向開口円環溝部21が形成され、外向開口円環溝部21の下方には、フランジ部23が形成されている。そして、フランジ部23には内向きに開口した内向開口円環溝部25が形成されている。
また、外向開口円環溝部21の底面には吸飲時に空気を導入するための空気弁26が設けられている(図3(b)参照)。
外向開口円環溝部21は飲み口部材5を連結部材7に着脱可能に取り付ける部位であり、また、内向開口円環溝部25は、飲料導入部材9を着脱可能に取り付ける部位である。なお、飲み口部材5の連結部材7への取り付け方、飲料導入部材9の飲み口部材5への取り付け方については後述する。
飲み口部材5は吸飲者が口にくわえることができるものであればよく、乳首に限定されるものではなく、例えば、図8に示すように、乳児用のマグカップなどに取り付けられている吸い口6であってもよい。
<連結部材>
連結部材7は、飲み口部材5をホルダー3に連結するための部材である。
本実施の形態の連結部材7は、図1、図4に示すように、有底円筒状のキャップ形状をしており、底部の中央には円形の開口部27が形成されている。
円筒部の内周面にはホルダー3の円筒凸部13の雄ネジ15に螺合する雌ネジ29が形成されている。
底部の開口縁部31は、図7(c)に示すように、飲み口部材5の外向開口円環溝部21に挿入され、円筒凸部13の上端面と協働して飲み口部材5のフランジ部23を挟持する機能を有している。
連結部材7は、飲み口部材5をホルダー3に連結するための部材である。
本実施の形態の連結部材7は、図1、図4に示すように、有底円筒状のキャップ形状をしており、底部の中央には円形の開口部27が形成されている。
円筒部の内周面にはホルダー3の円筒凸部13の雄ネジ15に螺合する雌ネジ29が形成されている。
底部の開口縁部31は、図7(c)に示すように、飲み口部材5の外向開口円環溝部21に挿入され、円筒凸部13の上端面と協働して飲み口部材5のフランジ部23を挟持する機能を有している。
<飲料導入部材>
飲料導入部材9は、飲料パック2内の飲料を飲み口部材5に導入するための部材であり、図1、図5に示すように、飲料パック2のストロー挿入部10に挿入可能な挿入ピン33と、飲み口部材5に取り付けるための取付部35とを有している。
挿入ピン33は、先端が尖った細い筒状の部材であり、先端部の側面に飲料を導入するための導入孔37が形成されている。
取付部35は、挿入ピン33の基端側に挿入ピン33と一体成形された平たい円錐形状をしており、その周端部には平坦な円環部36が形成されている。円環部36を飲み口部材5の内向開口円環溝部25に挿入することで、飲料導入部材9は飲み口部材5に着脱可能に取り付けられる。
飲料導入部材9は、飲料パック2内の飲料を飲み口部材5に導入するための部材であり、図1、図5に示すように、飲料パック2のストロー挿入部10に挿入可能な挿入ピン33と、飲み口部材5に取り付けるための取付部35とを有している。
挿入ピン33は、先端が尖った細い筒状の部材であり、先端部の側面に飲料を導入するための導入孔37が形成されている。
取付部35は、挿入ピン33の基端側に挿入ピン33と一体成形された平たい円錐形状をしており、その周端部には平坦な円環部36が形成されている。円環部36を飲み口部材5の内向開口円環溝部25に挿入することで、飲料導入部材9は飲み口部材5に着脱可能に取り付けられる。
次に、上記のような構成を有する飲料パック用吸飲補助具1の飲料パック2への取付方法を説明する。
図6に示すように、飲み口部材5の内向開口円環溝部25に飲料導入部材9の円環部36を挿入することによって飲み口部材5に飲料導入部材9を取り付け、また、飲み口部材5の外向開口円環溝部21に連結部材7の開口縁部31を挿入することによって飲み口部材5を連結部材7に取り付ける。
図6に示すように、飲み口部材5の内向開口円環溝部25に飲料導入部材9の円環部36を挿入することによって飲み口部材5に飲料導入部材9を取り付け、また、飲み口部材5の外向開口円環溝部21に連結部材7の開口縁部31を挿入することによって飲み口部材5を連結部材7に取り付ける。
他方、飲料パック2をホルダー3に装着する。装着状態では、飲料パック2のストロー挿入部10が、ホルダー3の円筒凸部13底面の挿入孔17と重なるように配置される。
この状態で、飲み口部材5及び飲料導入部材9が取り付けられた連結部材7を、ホルダー3の円筒凸部13に被せるようにして、さらに連結部材7を円筒凸部13にねじ込む。ねじ込みが進行すると、連結部材7はホルダー3側に徐々に移動し、挿入ピン33が飲料パック2のストロー挿入部10に挿入される。
連結部材7のねじ込みが完了することで、図7に示すように、飲料パック2への装着作業が完了する。
飲料パック2に装着された状態で、例えば、保護者が乳幼児等の吸飲者に飲料を与える場合には、保護者はホルダー3を把持して飲み口部材5を吸飲者の口に含ませるようにする。
飲み口部材5を吸飲者が吸うことで、挿入ピン33の先端部に設けた導入孔37から飲料が飲料導入部材9に導入され、吸飲者が飲料を吸飲することができる。
この状態で、飲み口部材5及び飲料導入部材9が取り付けられた連結部材7を、ホルダー3の円筒凸部13に被せるようにして、さらに連結部材7を円筒凸部13にねじ込む。ねじ込みが進行すると、連結部材7はホルダー3側に徐々に移動し、挿入ピン33が飲料パック2のストロー挿入部10に挿入される。
連結部材7のねじ込みが完了することで、図7に示すように、飲料パック2への装着作業が完了する。
飲料パック2に装着された状態で、例えば、保護者が乳幼児等の吸飲者に飲料を与える場合には、保護者はホルダー3を把持して飲み口部材5を吸飲者の口に含ませるようにする。
飲み口部材5を吸飲者が吸うことで、挿入ピン33の先端部に設けた導入孔37から飲料が飲料導入部材9に導入され、吸飲者が飲料を吸飲することができる。
以上のように、本実施の形態の飲料パック用吸飲補助具1においては、連結部材7をホルダー3の円筒凸部13にねじ込むだけで、挿入ピン33を飲料パック2のストロー挿入部10に挿入することができ、従来例において必要とされた位置合わせの作業が不要である。
しかも、連結部材7のねじ込み操作を行うことが同時に挿入ピン33の挿入操作になっているので、挿入ピン33を挿入部に押し込む操作が不要であり、操作性に優れている。
また、飲料パック2が装着されるホルダー3を備えていることから、吸飲時には、保護者あるいは吸飲者が飲料パック2自体を把持する必要がなく、飲料パック2を不意に押すこと等による液漏れの心配もない。
さらに、本実施の形態のホルダー3は、直方体の一側面が開口した形状であることから、直方体の飲料パックの装着が容易であり、かつ上面、底面、及び3つの側面を有することから、装着状態では飲料パックの5面を覆うことができ、上述した飲料パック2を不意に押すこと等による液漏れを確実に防止できる。
しかも、連結部材7のねじ込み操作を行うことが同時に挿入ピン33の挿入操作になっているので、挿入ピン33を挿入部に押し込む操作が不要であり、操作性に優れている。
また、飲料パック2が装着されるホルダー3を備えていることから、吸飲時には、保護者あるいは吸飲者が飲料パック2自体を把持する必要がなく、飲料パック2を不意に押すこと等による液漏れの心配もない。
さらに、本実施の形態のホルダー3は、直方体の一側面が開口した形状であることから、直方体の飲料パックの装着が容易であり、かつ上面、底面、及び3つの側面を有することから、装着状態では飲料パックの5面を覆うことができ、上述した飲料パック2を不意に押すこと等による液漏れを確実に防止できる。
なお、上記の実施の形態においては、連結部材7に雌ネジ29を形成しホルダー3の円筒凸部13に雄ネジ15を形成したものであったが、連結部材7の外周面に雄ネジを形成し、円筒凸部13の内周面に雌ネジを形成するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態においては、連結部材7のホルダー3への取付態様として、連結部材7をホルダー3の円筒凸部13にねじ込む態様のものを示したが、本発明はこれに限られるものではなく、連結部材7がホルダー3に固定されればよく、例えば連結部材7をホルダー3の円筒凸部13に挿入して挿入完了時に係止するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態においては、連結部材7のホルダー3への取付態様として、連結部材7をホルダー3の円筒凸部13にねじ込む態様のものを示したが、本発明はこれに限られるものではなく、連結部材7がホルダー3に固定されればよく、例えば連結部材7をホルダー3の円筒凸部13に挿入して挿入完了時に係止するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、飲料導入部材9を飲み口部材5に取り付ける例であったが、本発明はこれに限られるものではなく、飲料導入部材9を連結部材7に取り付けるようにしてもよい。
1 飲料パック用吸飲補助具
2 飲料パック
3 ホルダー
5 飲み口部材
7 連結部材
6 吸い口
9 飲料導入部材
10 ストロー挿入部
11 本体部
13 円筒凸部
15 雄ネジ
17 挿入孔
21 外向開口円環溝部
23 フランジ部
25 内向開口円環溝部
26 空気弁
27 開口部
29 雌ネジ
31 開口縁部
33 挿入ピン
35 取付部
36 円環部
37 導入孔
2 飲料パック
3 ホルダー
5 飲み口部材
7 連結部材
6 吸い口
9 飲料導入部材
10 ストロー挿入部
11 本体部
13 円筒凸部
15 雄ネジ
17 挿入孔
21 外向開口円環溝部
23 フランジ部
25 内向開口円環溝部
26 空気弁
27 開口部
29 雌ネジ
31 開口縁部
33 挿入ピン
35 取付部
36 円環部
37 導入孔
Claims (4)
- 飲料パックに装着されるホルダーと、吸い口、乳首等の飲み口部材と、該飲み口部材を前記ホルダーに連結する連結部材と、一端側を連結部材又は前記飲み口部材に取り付けられて他端側を前記飲料パックに挿入して該飲料パックの飲料を前記飲み口部材に導入する飲料導入部材と、を有し、
該飲料導入部材は、連結部材又は前記飲み口部材に取り付ける取付部と、前記飲料パックのストロー挿入部に挿入可能な挿入ピンとを有し、
前記ホルダーは、前記飲料パックを装着した状態で前記飲料パックのストロー挿入部に対応する位置に開口部を有し、前記飲料導入部材を前記連結部材又は前記飲み口部材に取り付けた状態で、前記連結部材によって前記飲み口部材を前記ホルダーに連結したときに、前記挿入ピンが前記ストロー挿入部に挿入されるように構成されていることを特徴とする飲料パック用吸飲補助具。 - 前記ホルダーは、上面、底面、及び3つの側面を有し、装着状態において直方体の飲料パックの5面を覆う形状であることを特徴とする請求項1記載の飲料パック用吸飲補助具。
- 前記ホルダーと前記連結部材は、それぞれに形成されたネジ部を螺合させてネジ込むことで連結され、ネジ込みが進行するに従って前記挿入ピンが前記ストロー挿入部に挿入されることを特徴とする請求項1又は2に記載の飲料パック用吸飲補助具。
- 前記飲み口部材は下端部にフランジ部を有し、該フランジ部には内向きに開口した内向開口円環溝部が形成されてなり、
前記飲料導入部材の取付部は円盤状に形成されてなり、該円盤状の取付部の外周部を前記内向開口円環溝部に挿入することで、前記飲料導入部材が前記飲み口部材に着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の飲料パック用吸飲補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019226944A JP2021094200A (ja) | 2019-12-17 | 2019-12-17 | 飲料パック用吸飲補助具 |
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