JP2006062732A - 飲料容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドル部が容器本体から容易に脱落しないと共に、ハンドル部が精度良く容器本体に配置される飲料容器を提供すること。
【解決手段】容器開口部111を有する容器本体110と飲み口部120,130とで保持されるハンドル部150は、ハンドル本体150と把持部170とを有し、ハンドル本体は取外しを規制するハンドル側取外し規制部161と位置決めするハンドル側位置決め部162とを有し、飲み口部はハンドル側取外し規制部と当接する飲み口部側取外し規制部121を有し、容器本体はハンドル側位置決め部と当接する容器側位置決め部113を有し、ハンドル側位置決め部と容器側位置決め部とが相互に当接した際の境界である当接境界部の少なくとも一部が容器本体の外面に露出して形成される露出境界部180となり、露出境界部に対応するハンドル側位置決め部と容器側位置決め部の少なくとも一部が曲面形状を成す飲料容器100。
【選択図】図3

Description

本発明は、ミルク等の飲料を収容する飲料容器に関するものである。
従来より、乳幼児等が使用する飲料容器は、飲料を収容する本体と、この本体内の飲料を乳幼児等が飲むための乳首や吸い口、ストロー、カップ等の飲み口とを有すると共に、乳幼児等が飲料容器を把持するためのハンドルも有している。
そして、このような飲料容器は、洗浄や発達に応じて取り替えて使用すること等を考慮して、各部品毎に分離可能な構成となっているため、使用者が飲料容器を使用するときは、各部品を組み立てて使用する構成となっている(例えば特許文献1及び特許文献2)。
たとえば、特許文献1の幼児用飲用器では、特許文献1の公報の図1に示すように、容器本体1の上方から容器本体1に配置されたハンドル6は、その内面の段部9が容器本体1の環状突部2により下方向への移動が規制される。そして、アダプタ11を容器本体1に対して螺合すると、ハンドル6は、その上端部がアダプタ11により上方向への移動が規制される。
このように、ハンドル6は、容器本体1とアダプタ11に挟まれるように固定される構成となっている。
実用新案登録第2576523号公報(図1等) 特開2001−278283号公報(図2等)
しかし、特許文献1の幼児用飲用器では、誤ってハンドル6を容器本体1に対して傾けて配置すると、アダプタ11はハンドル6が傾いた状態のままで固定する。また、アダプタ11はハンドル6を固定すると共に、飲み口である乳首16を容器本体1に固定するように機能する。
このため、ハンドル6が容器本体1に対して傾いて配置されるとアダプタ11が浮いて乳首16を精度良く固定できず、容器本体1内の飲料が漏れ出すという問題があった。
一方、特許文献2の乳幼児用飲料容器100は、特許文献2の公報の図2に示すように、ハンドル部130を、カップ110の底辺側から移動させカップ110に固定させる構成となっており、ハンドル部130は、アダプタ120で固定されていない。このため、ハンドル部130が傾いて配置されても、アダプタ120と飲み口との固定が不十分とならず、カップ110内の飲料が漏れ出すことを未然に防止することができる構成となっている。
しかし、特許文献2の乳幼児用飲料容器100では、ハンドル部130をアダプタ120で抑えていないため、ハンドル部130がカップ110から脱落し易いという問題があった。
そこで、ハンドル部が容器本体から容易に脱落しないと共に、ハンドル部が精度良く容器本体に配置される飲料容器を提供することを目的とする。
前記課題は、請求項1の構成によれば、ハンドル本体のハンドル側位置決め部と、容器本体の容器側位置決め部とを有する。このため、使用者は、これらハンドル側位置決め部と容器側位置決め部とを当接させるように、ハンドル部を容器本体に配置することで、ハンドル部を容器本体に対して、例えば傾けることなく、精度良く配置することができる。
また、ハンドル側位置決め部と容器側位置決め部とが相互に当接した際の境界である当接境界部の少なくとも一部が容器本体の外面に露出して形成される露出境界部となっている。このため、使用者は、露出境界部を視認しながら、ハンドル部を容器本体に配置させることができるので、より容易に間違いなくハンドル部を配置することが可能となっている。
また、ハンドル本体は、ハンドル側取外し規制部を有し、飲み口部は、ハンドル本体のハンドル側取外し規制部と当接するための飲み口部側取外し規制部を有している。
このため、ハンドル本体を容器本体に配置し、ハンドル本体のハンドル側取外し規制部に当接するように、飲み口部の飲み口部側取外し規制部を配置することで、ハンドル部の容器本体から外れてしまうことを確実に規制できる。
さらに、露出境界部に対応するハンドル側位置決め部と容器側位置決め部の少なくとも一部が曲面を成しているため、飲み口部側取外し規制部とハンドル側取外し規制部とを当接させて、飲み口部を装着することで、ハンドル部の回動方向の移動も確実に規制することができる。
したがって、ハンドル部が容器本体から容易に脱落しないと共に、ハンドル部が精度良く容器本体に配置される飲料容器となる。
好ましくは、請求項2の発明の構成によれば、使用者が、ハンドル部を容器本体に対して誤った位置に配置等した場合でも、ハンドル側位置決め部及び容器側位置決め部は、各凸部及び凹部が連続する曲面形状で結ばれているため、それぞれ曲面形状に沿って正しい位置である嵌合位置に案内される。したがって、使用者は、ハンドル部を精度良く配置し易い飲料容器となっている。
好ましくは、請求項3の発明の構成によれば、ハンドル側係合部と容器側係合部が係合することで、ハンドル側位置決め部及び容器側位置決め部における、各凹部及び凸部の当接と相まって容器本体に配置されたハンドル部の回転方向への移動等が確実に規制される。
好ましくは、請求項4の発明の構成によれば、容器側位置決め部の容器凸部側とハンドル側位置決め部の本体凹部の位置に、本体側係合部及びハンドル側係合部が形成されているため、使用者がハンドルを装着する際に異なった位置に装着を行おうとしても、連続した曲面形状で形成された各位置決め部によって案内されて、各係合部が係合する位置に導かれ、確実な状態に装着することができる。
好ましくは、請求項5の発明の構成によれば、使用者は把持領域に自己の掌を配置した際、上方の親指配置領域に親指を配置し、手掌で下端部の把持領域を把持することで、しっかりと飲料容器を把持すると共に、操作を容易に行うことができる。このように、乳幼児等の使用者に正しい把持方法を促すことができる。
本発明は、ハンドル部が容器本体から容易に脱落しないと共に、ハンドル部が精度良く容器本体に配置される飲料容器を提供するという利点がある。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
(第1の実施の形態)
(飲料容器100の全体構成等について)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る飲料容器100の概略正面図であり、図2は、図1の飲料容器100の概略断面図である。また、図3は、図1の飲料容器100の概略分解斜視図である。
図1及び図3に示すように、飲料容器100は、飲料である例えば調整ミルク等を収容する容器本体である例えば、ボトル110を有している。ボトル110は、例えばブロー成形によって略卵状に膨らんだ形状と成っている。
また、ボトル110には、図3に示すように、その上面に容器開口部である例えば、ボトル開口111を有している。
また、図3に示すように、飲料容器100は、ボトル開口111に対してボトル開口111を塞ぐように配置される飲み口部である例えば、キャップ120と人工乳首130を有している。
すなわち、ボトル開口111の外周には図2及び図3に示すように雄ねじが112が形成されている。また、この雄ねじ112に対応してキャップ120内には、図2に示すように雌ねじ122が形成されている。このため、キャップ120は、ボトル開口111の外周に対して螺合され、固定される構成となっている。
また、人工乳首130はシリコーンゴム又はイソプトルレンゴム等から成っており、そのベース部131(図2参照)がキャップ120の天井部分内面に当接するように、キャップ120に係止されている。
このように、キャップ120をボトル110に対して固定することで、人工乳首130もキャップ120を介してボトル110に固定される構成となっている。人工乳首130は、図2に示すように、ボトル開口111に対して配置されるため、ボトル110内の調整ミルクが円滑に人工乳首130内に流入可能な構成となっている。
また、図1等に示すように、飲料容器100には、使用者である例えば、乳幼児等が直接、口腔内に入れる人工乳首130を清潔に保つためのフード140が配置されている。
さらに、図2及び図3に示すように、飲料容器100は、ボトル110とキャップ120とで挟み込むように保持されるハンドル部である例えば、ハンドル150も有している。
(ハンドル150、キャップ120及びボトル110との関係等について)
ハンドル150は、図1及び図3に示すように、ボトル110上に配置されるリング状のハンドル本体160と、このハンドル本体160から両側に突出するように配置される2つの把持部170,170を有している。
図3に示すように、ハンドル本体160のハンドル上面161は、キャップ120のキャップ下面121と当接し、キャップ120によりハンドル本体160の取外しを規制するように構成されている。すなわち、ハンドル上面161は、ハンドル側取外し規制部の一例となっており、キャップ下面121は、ハンドル本体160のハンドル上面161と当接するための飲み口側取外し規制部の一例となっている。
また、ハンドル本体160には、図3に示すように、ボトル110に対するハンドル150の配置位置を位置決めするハンドル側位置決め部である例えば、ハンドル位置決め面162を有しており、ハンドル位置決め面162には、本体凹部であるハンドル凹部162aと、本体凸部であるハンドル凸部162bがそれぞれ対向位置に形成されている。
一方、ボトル110の上部には、図3に示すように、ハンドル位置決め面162と当接するための容器側位置決め面である例えば、ボトル位置決め面113が形成されており、容器凸部113aと容器凹部113bが対向位置に形成されている。
このとき、容器凸部113aが形成されたボトル正面側または背面側には、ボトル110への収容量を計量するための目盛り等が形成されていることが好ましい。
このように形成されるハンドル位置決め面162とボトル位置決め面113とが当接され位置決めされた状態が図1及び図2である。すなわち、図1及び図2に示すように、ハンドル位置決め面162とボトル位置決め面113とが相互に当接した際の境界には、境界部180が形成される。
このような境界部180は、本実施の形態では、ハンドル本体160の外周に沿ってボトル110の外面に露出して形成されることになる。すなわち、境界部180は当接境界部及び露出境界部の一例となっている。
以上のように、本実施の形態では、ハンドル本体160のハンドル位置決め面162とボトル位置決め面113とを当接させるように、すなわち容器凸部113aにハンドル凹部162aが配置され、容器凹部113bにハンドル凸部162bが配置されるように、ハンドル150をボトル110に配置するだけで、ハンドル150とボトル110とを精度良く位置決めすることができる。
したがって、従来のように使用者が誤ってハンドルをボトルに対して傾けて配置することを未然に防ぐことができる。
また、ハンドル位置決め面162とボトル位置決め面113との境界部180が外部に露出しているので、母親等の使用者は、境界部180を視認しながらハンドル160をボトル110に配置できる。このため、母親等はより間違いなく且つ、容易にハンドル160をボトル110に配置することが可能となる。
また、ハンドル位置決め面162とボトル位置決め面113とを当接させた状態で、キャップ120の雌ねじとボトル110の雄ねじ121とを螺合させると、ハンドル本体160のハンドル上面161と、キャップ120のキャップ下面121とが当接する。すると、ハンドル本体160は、キャップ120とボトル110とのよって挟まれ、ハンドル150の取外しは確実に規制され、しかも、ハンドル本体160の位置がずれていた場合でも、螺合によって適正な位置に配置されることになる。
しかも、図2および図3に示されるように、ハンドル本体160の上縁となるハンドル上面161には、内周に向かってほぼ全周に渡って突出された内周リブ161aが形成されており、対応して、ボトル110には雄ねじ112とボトル位置決め面113の間に位置する肩部112aが形成されている。このため、ハンドル本体160を配置すると、肩部112a上に内周リブ161aが配置され(図2参照)、その上からキャップ120が押さえつけるように保持することで、さらに確実にハンドル150が配置・保持されることとなる。
ところで、図1及び図3に示すように、ハンドル位置決め面162とボトル位置決め面113は、曲面を形成している。具体的には、ハンドル位置決め面162は、図1の正面側が凹部である例えば、ハンドル凹部162aとなり、側面側が凸部である例えば、ハンドル凸部162bとなり、これらで連続した曲面を形成している。
一方、ボトル位置決め面113は、図1の正面側が容器凸部113aとなり、側面が容器凹部113bとなり、これらで連続した曲面を形成している。
すなわち、ハンドル位置決め面162とボトル位置決め面113とは、相互に嵌合する曲面を有すると共に、これらの曲面は、相互に隣接している凸状部分と凹状部分とで、連続した曲面形状を構成している。
そして、ハンドル位置決め面162とボトル位置決め面113のそれぞれの曲面の凹凸を当接するよう配置すると、ハンドル170のボトル110上における回転が確実に規制されることになり、ハンドル150が、ボトル110に対して精度良く配置されることになる。
また、ハンドル位置決め面162とボトル位置決め面113とは、それぞれ連続した曲面を有しているので、母親等が誤ってハンドル位置決め面162の凸状部分とボトル位置決め面113の凸状部分とを当接させた場合は、それぞれの凸状部分が、他方の曲面に沿って滑るように移動させられ、円滑に正しい位置に案内されることになる。
このため、母親等がハンドル150を誤って配置しても、正しい位置に修正し易い構成となっている。
ところで、図3に示すように、ハンドル本体160の内面に凸状のハンドル側係合部である例えば、ハンドル側係合凸部163が形成されている。また、ボトル110のボトル外面であるボトル開口111の外周部には、ハンドル側係合凸部163と係合するための凹状の容器側係合部である例えば、ボトル側係合凹部114が形成されている。
このため、ハンドル本体160をボトル110に対して配置するとき、ハンドル側係合凸部163をボトル側係合凹部114内に挿入し、相互に係合させることで、ハンドル本体160のボトル110に対する回動を、さらに確実に規制することができる。
また、図3に示すように、ハンドル側係合凸部163は、ハンドル位置決め面162のハンドル凹部162aに対応する内面に配置され、本体側係合凹部114は、ボトル位置決め面113の容器凸部113aの外面に配置され、各位置決め面は図3に示すように、それぞれ連続した曲面形状を有している。
このため、母親等がハンドル側係合凸部163の配置を誤ると、ハンドル位置決め面162は、それぞれボトル位置決め面113と正確に嵌合せず、ハンドル凸部162aと容器凸部113aとが当接した状態となる。
しかし、各位置決め面113,162が連続する曲線状に形成されているため、各位置決め面の曲面に案内され、しかも、ボトル110の雄ネジ112等と干渉することなく、ハンドル側係合凸部163とボトル側係合凹部114とを係合させることができる。
一方、ハンドル側係合凸部163がハンドル位置決め面162の凸状部分に対応するハンドル本体160の内面に形成されている場合で、母親等がハンドル側係合凸部163の配置を誤ると、ハンドル側係合凸部163が形成されているハンドル位置決め面162の凸状部分が、ボトル位置決め面113の凸状部分と当接する。
すると、ハンドル側係合凸部163は、ボトル110と雄ねじ112に当接等するため、母親等がハンドル本体160を回動させる際に、ハンドル側係合凸部163が干渉し、回動を阻害することになる。
このように、本実施の形態では、ハンドル側係合凸部163がハンドル凹部162aに対応するハンドル本体160の内面に形成されているので、母親等が誤った位置にハンドル150を配置した場合でも、そのまま、ハンドル150を回動させることで、円滑にハンドル150を正しい位置に直すことができる構成となっている。
また、ハンドル側係合凸部163は、ハンドル本体160上で、2つの把持部170を結んだ第1の仮想線(図3のA−A’線)と交差する第2の仮想線(図3のB−B’線)に存在するハンドル本体160の内面に形成されている。例えば、第2の仮想線は第1の仮想線と直交している。
このため、乳幼児等が2つの把持部170を両手で保持した際に、2つの把持部170をそれぞれボトル110から離間方向に引っ張るように保持すると、ハンドル本体160のハンドル側係合凸部163が形成されている内面が、ボトル110側に近接する方向に変形する。
したがって、ハンドル側係合凸部173とボトル側係合凹部114との係合がより強固となる構成となっている。すなわち、本実施の形態に係る飲料容器100は、乳幼児等の使用の際にもハンドル150が精度良く位置決めされ、保持される構成となっている。
(ハンドル150等について)
図2及び図3に示すように、ハンドル150の把持部170の外面の上部に親指配置領域171が形成されている。また、把持部170の下端部には、把持領域172が形成されている。
このように、把持部170には、親指配置領域171と把持領域172が形成されているので、乳幼児等は、把持領域172を自己の掌で覆うように把持し、親指配置領域171に親指を配置して、把持部170を握ることで、しっかりと、かつ操作性に優れた持ち方で飲料容器100を把持できる構成となっている。
このように、親指配置領域171と把持領域172を設けることで、乳幼児等に飲料容器100の正しい把持方法を促すことができる。
また、親指配置領域171と把持領域172は、例えばエラストマー等の弾性材料で成っているため滑り止めとしての機能も発揮する。そして、親指配置領域171と把持領域172とは、把持部170内部及び外面で繋がっており、一体に成形されている。
また、本実施の形態では、親指配置領域171と把持領域172が把持部170と異なる材質で形成されているが、これに限らず、材質を変えず、色彩や梨地や凹凸等の表面形態等を変更してもよい。
(その他の構成について)
図2及び図3に示すように、ボトル110の底面には、摩擦係数が高い滑り止め部115が形成されている。このため、ボトル110が配置されたときボトル110が転倒等することを未然に防止することができる。
滑り止め部115は、金型内面に凹凸を設け、滑り止め部115の表面をざらざらさせるシボ加工やブラスト加工等で形成されるが、これに限らす、エラストマーによる一体成形としてもよい。
また、本発明に用いられる人工乳首は、本実施の形態の人工乳首130に限らず、特開2003−205018号公報に示される乳幼児の哺乳運動に応じて伸長(伸展)するタイプの乳首でもよい。
また、本発明に用いられる人工乳首は、特開2000−288号公報に記載されるような偏心タイプの人工乳首であってもよい。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る飲料容器200を示す概略斜視図である。
図4に示す飲料容器200は、多くの構成が第1の実施の形態の飲料容器100と共通するため、共通する構成は同一符号等とし説明を省略し、以下相違点を中心に説明する。
図4に示すように、本実施の形態の飲料容器200は、第1の実施の形態の飲料容器100と異なり、人工乳首ではなくストロー230が配置されている。
また、ストロー230を配置するためのストロー用キャップ220がハンドル150に対して配置されている。
また、ストロー用キャップ220は、ストロー230を保持するためのキャップ本体221と、ストロー230をストロー用キャップ220内に格納するためのキャップ蓋222を有している。
また、キャップ本体221には、図4に示すように、通気孔221aが形成されている。このため、ボトル110の内外で圧力差が生じることを防ぐことができ、飲料の噴き出しや、吸引に伴う減圧等を未然に防ぐことができる。
一方、通気孔221aは、開口であるため、母親等が飲料容器200を持ち運ぶ際に飲料が通気孔221aから漏れ出す虞がある。そこで、キャップ蓋222には、当接板222aが形成され、キャップ蓋222が閉状態のときは、当接板222aがストロー230を折り曲げるよう変形させることで、ストロー230からの漏れを防ぐと共に、ストロー230を通気孔221aに押しつけ、通気孔221aから飲料漏れが生じない構成となっている。
なお、本発明は、ストロー230に限らず、ストローに変えて所謂、吸い口(スパウト)を取り付けて使用してもよい。
(第3の実施の形態)
図5は、本発明の第3の実施の形態に係る飲料容器300を示す概略斜視図である。第3の実施の形態に係る飲料容器300は、多くの構成が第1の実施の形態の飲料容器100と共通するため、共通する構成は同一符号等として説明を省略し、以下相違点を中心に説明する。
図5に示すように、本実施の形態に係る飲料容器300は、ハンドル本体360のハンドル位置決め面362とボトル位置決め面313の曲面形状が第1の実施の形態の飲料容器100と異なる。
すなわち、第1の実施の形態では、図3等に示すように、曲面を構成するハンドル凹部162a、ハンドル凸部162b、容器凸部113a、容器凹部113bがハンドル位置決め面162及びボトル位置決め面113にそれそれ2カ所ずつ形成され、緩やかな曲面形状で結ばれる構成となっている。
これに対し、本実施の形態では、ハンドル位置決め面362とボトル位置決め面313に多数のハンドル凹部及び凸部と、容器凸部及び容器凹部が形成されている。
このため、ハンドル350の把持部370はボトル310に対して、異なった複数の箇所に配置が可能な構成となっている。
また、本実施の形態では、複数の凸状部分及び凹状部分をハンドル位置決め面362及びボトル位置決め面313に形成したが、これに限らす、例えば、1つの凸状部分(ハンドル凸部または容器凸部)のみをハンドル位置決め面362又はボトル位置決め面313に形成し、1つの凹状部分(ハンドル凹部または容器凹部)のみをボトル位置決め面313又はハンドル位置決め面362に形成して、相互に嵌合させても良い。
また、本実施の形態では、リング状の飲み口320がボトル310に配置され、人工乳首やストロー等は配置されておらず、所謂カップ(コップ)状の形態とされている。このため、使用者は、自己の口を飲み口320に添えてボトル310内の飲料を飲む構成となっている。
また、本発明では、本実施の形態の飲み口320に限らず、飲み口320に代えて再公表2000−63315号公報に記載の飲み口部材等を適用してもよい。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。例えば、各実施の形態では両側に取っ手が配置された構成とされていたが、取っ手が一方向のみに設けられた所謂片手カップ構成とされていてもよい。上述の各実施の形態は、相互に組み合わせて構成するようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る飲料容器の概略正面図である。 図1の飲料容器の概略断面図である。 図1の飲料容器の概略分解斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る飲料容器を示す概略斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る飲料容器を示す概略斜視図である。
符号の説明
100・・・飲料容器、110・・・ボトル、112・・・雄ねじ、113・・・ボトル位置決め面、114・・・ボトル側係合凹部、120・・・キャップ、121・・・キャップ下面、122・・・雌ねじ、130・・・人工乳首、131・・・ベース部、140・・・フード、150・・・ハンドル、160・・・ハンドル本体、161・・・ハンドル上面、162・・・ハンドル位置決め面、163・・・ハンドル側係合凸部、170・・・把持部、171・・・親指配置領域、172・・・把持領域、180・・・境界部。

Claims (5)

  1. 飲料を収容すると共に、上面に容器開口部を有する容器本体と、
    前記容器開口部に対して配置される飲み口部と、
    前記容器本体と前記飲み口部とで保持されるハンドル部と、を有する飲料容器であって、
    前記ハンドル部は、
    前記容器本体に配置するためのハンドル本体と、
    使用者が把持するための把持部と、を有し、
    前記ハンドル本体は、
    前記飲み口部と当接し、前記ハンドル部の取外しを規制するためのハンドル側取外し規制部と、
    前記容器本体に対する前記ハンドル部の配置位置を位置決めするハンドル側位置決め部と、を有し、
    前記飲み口部は、前記ハンドル本体の前記ハンドル側取外し規制部と当接するための飲み口部側取外し規制部を有し、
    前記容器本体は、前記ハンドル側位置決め部と当接するための容器側位置決め部を有し、
    前記ハンドル側位置決め部と前記容器側位置決め部とが相互に当接した際の境界である
    当接境界部の少なくとも一部が前記容器本体の外面に露出して形成される露出境界部となり、
    前記露出境界部に対応する前記ハンドル側位置決め部と前記容器側位置決め部の少なくとも一部が曲面形状を成していることを特徴とする飲料容器。
  2. 前記ハンドル側位置決め部は、前記ハンドル本体を前記容器本体に配置した際に凹状又は凸状となる本体凹部及び本体凸部を有し、
    前記容器側位置決め部には、前記本体凹部及び前記本体凸部と嵌合する容器凸部及び容器凹部が形成され、
    前記ハンドル側位置決め部及び前記容器側位置決め部の少なくとも一部において、相互に隣接している前記本体凹部及び前記本体凸部、並びに前記容器凸部及び前記容器凹部により、それぞれ連続した曲面形状が形成されていること特徴とする飲料容器。
  3. 前記ハンドル本体の前記容器本体側であるハンドル本体内面に、凸状又は凹状のハンドル側係合部が形成され、
    前記容器本体のハンドル本体側である容器外面に、前記ハンドル側係合部と係合可能な凹状又は凸状の容器側係合部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の飲料容器。
  4. 前記ハンドル本体の前記ハンドル側位置決め部は、前記ハンドル本体を前記容器本体に配置した際に凹状又は凸状となる本体凹部及び本体凸部を有し、
    前記容器本体の前記容器側位置決め部には、前記本体凹部及び前記本体凸部と嵌合する容器凸部及び容器凹部が形成され、
    前記ハンドル側位置決め部及び前記容器側位置決め部の少なくとも一部において、相互に隣接している前記本体凹部及び前記本体凸部、並びに前記容器凸部及び前記容器凹部により、それぞれ連続した曲面形状が形成され、
    前記ハンドル側係合部が、前記本体凹部の前記ハンドル本体内面に形成され、
    前記容器側係合部が前記容器凸部の前記容器外面に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の飲料容器。
  5. 前記ハンドル部を前記容器本体に配置したときに、前記把持部の外面の上部に親指配置領域が形成されると共に、
    前記把持部の下端部には把持領域が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の飲料容器。
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