JP2021093252A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献2には、固定ハウジングに装着されるシールド(シェル部材)を備えるコネクタが開示されている。このコネクタでは、シールドによってノイズ対策が施されている。
本開示の第2の目的は、筒状部を有するハウジングを備えるコネクタにおいて、シールドの確実な保持が容易であるコネクタを提供することである。
第1−1の態様に係るコネクタは、端子と、ハウジングと、シールドと、を備えるコネクタであって、前記ハウジングは、取付対象物に対して位置が固定される固定ハウジングと、前記固定ハウジングに対して移動可能な可動ハウジングと、を備え、前記シールドは、前記取付対象物に接続される接地部と、前記接地部と電気的に接続されると共に前記可動ハウジングに装着される可動側シールド部と、前記接地部と前記可動側シールド部との間に位置すると共に変形可能なシールドバネ部と、を有する。
更に、コネクタは、シールドを備える。シールドは、取付対象物に接続される接地部と、接地部と電気的に接続されると共に可動ハウジングに装着される可動側シールド部と、を有する。このため、接地部において接地が行われると共に、接地部と電気的に接続される可動側シールド部によって可動ハウジングがシールドされる。
更に、シールドは、接地部と可動側シールド部との間に位置すると共に変形可能なシールドバネ部を有する。このため、シールドバネ部が変形することで接地部に対する可動側シールド部の移動が許容される。その結果、可動ハウジングを備えるコネクタにおいて、可動ハウジングを適切にシールドすることができる。
このため、シールドが固定側シールド部を有しない態様と比べて、ノイズ対策を向上させることができる。
そこで、上記態様では、シールドは、第一シールドと、第一シールドとは別体の第二シールドと、を含む。第一シールドは、固定側シールド部を有し、第二シールドは、可動側シールド部を有する。
このため、可動ハウジングに装着される可動側シールド部と、固定ハウジングに装着される固定側シールド部とが、互い別体である第一シールド及び第二シールドにそれぞれ形成される。したがって、複雑かつ広い範囲を覆うシールドとすることが容易である。
このため、第一シールドがシールドバネ部を有する態様と比較して、第一シールドの複雑化を抑制することができる。第一シールドの複雑化を抑制することができると、第一シールドが有する固定側シールド部の設計自由度が向上する。
このため、第二シールドの第二側接触部が可動ハウジングと共に移動することが抑制され、その結果、第二シールドの第二側接触部と第一シールドとの摺動が抑制される。
このため、第二シールドの第二側接触部が可動ハウジングと共に移動することが更に抑制され、その結果、第二シールドの第二側接触部と第一シールドとの摺動が更に抑制される。
このため、第二シールドの固定側被保持部が保持される位置にズレが生じても、第二接触部と第一シールドとの接触状態が影響を受けにくい。
このため、弾性支持部が固定側被保持部の上方から斜め上方に延びる態様と比較して、固定側被保持部の上下寸法を確保することが容易である。
このため、第二側接触部がコネクタ外部に露出しにくくなり、第二側接触部の損傷が抑制される。
第2−1の態様に係るコネクタは、ハウジングと、シールドと、を備えるコネクタであって、前記ハウジングは、上方から接続対象物が挿入される挿入空間が形成された筒状部を有し、前記シールドは、前記筒状部を幅方向外側から覆う本体部と、前記ハウジングに保持される被保持部と、を有し、前記被保持部が保持される位置は、前記挿入空間よりも前後方向外側である。
また、コネクタは、シールドを備える。シールドは、筒状部を幅方向外側から覆う本体部と、ハウジングに保持される被保持部と、を有する。
ここで、被保持部が保持される位置は、挿入空間よりも前後方向外側である。このため、筒状部のうち幅方向寸法が大きい部分にシールドを保持させることができるので、シールドの確実な保持が容易である。
なお、後述する実施形態では、シールドの被保持部が、前後一対設けられる例を説明するが、上記態様は、これに限定されない。つまり、被保持部が、前後一方側にのみ設けられる態様も上記態様(第2−1の態様)に含まれる。
このため、被保持部のハウジングに対する圧入方向が幅方向内側である態様と異なり、ハウジングの前後方向壁(挿入空間よりも前後方向外側の部分)における幅方向内側の部分を他の用途(例えば電源端子の保持など)に用いやすい。
このため、幅方向での小型化を図ることができる。
第3−1の態様に係るコネクタは、ハウジングと、シールドと、を備えるコネクタであって、前記ハウジングは、上方から接続対象物が挿入される挿入空間が形成された筒状部と、当該ハウジングの幅方向外側の面が幅方向内側へ向けて凹む配置凹部と、を有し、前記シールドは、前記配置凹部に配置されることで、前記筒状部を幅方向外側から覆う本体部を有する。
このため、配置凹部が形成されずにシールドが配置される態様と比較して、幅方向での小型化を図ることができる。
したがって、上記態様によれば、シールドを備えるコネクタにおいて、小型化が容易なコネクタが提供される。
また、後述する実施形態では、シールドは、ハウジングに保持される被保持部と、を有し、被保持部が保持される位置は、挿入空間よりも前後方向外側である例を説明するが、上記態様はこれに限定されない。
第4−1の態様に係るコネクタは、第一ハウジングと、前記第一ハウジングに対して移動可能な第二ハウジングと、導電部材と、を備えるコネクタにおいて、前記導電部材は、第一導電部材と、前記第一導電部材とは別体とされた第二導電部材と、を備え、前記第一導電部材は、前記第一ハウジングに保持される被保持部を有し、前記第二導電部材は、前記第一ハウジングに保持される第一ハウジング側被保持部と、前記第二ハウジングに保持される第二ハウジング側被保持部と、前記第一ハウジング側被保持部と前記第二ハウジング側被保持部との間に位置する変形可能なバネ部と、前記第一導電部材と接触する接触部と、前記第一ハウジング側被保持部に対して前記接触部を弾性的に支持する弾性支持部を有する。
また、コネクタは、導電部材を備える。導電部材は、第一導電部材と、第一導電部材とは別体とされた第二導電部材と、を備える。
第二導電部材の接触部が第一導電部材と接触するので、第一導電部材と第二導電部材との導通が確保される。また、第二導電部材のバネ部が変形することで、第一ハウジングに対する第二ハウジングの移動が許容される。更に、第二導電部材の弾性支持部が、第一ハウジング側被保持部に対して接触部を弾性的に支持するので、第一導電部材と第二導電部材との導通が安定する。
上記態様によれば、第一ハウジングと第二ハウジングとの間に架け渡される導電部材を、互いに別体とされた部材(第一導電部材と第二導電部材)で構成することができるだけでなく、第一導電部材と第二導電部材との導通接続を安定したものとすることができる。
また、後述する実施形態では、導電部材がシールドである例を説明したが、上記態様はこれに限定されない。導電部材は、信号端子、電源端子、グランド端子、接地端子などの端子であってもよい。
図1は、コネクタ1の斜視図であり、図2、図3は、コネクタ1の分解斜視図である。
コネクタ1は、固定ハウジング2と、可動ハウジング3と、複数の第一端子4と、複数の第三端子5と、を備える。
次に、コネクタ1の詳細構成について説明する。
複数の第一端子4は、それぞれ同一形状である。第一端子4は、板材に対し、打ち抜き加工及び曲げ加工等を施すことで製造される。複数の第一端子4は、幅方向(列間方向)一方側で前後方向(ピッチ方向)に配列された複数の第一端子4と、幅方向(列間方向)他方側で前後方向(ピッチ方向)に配列された複数の第一端子4と、から構成される。幅方向一方側の第一端子4及び幅方向他方側の第一端子4は、互いの接触部46同士を対向させるように配置される。
第一曲部43Aは、固定側被保持部42よりも他端側の部分が板厚方向に曲げられることで形成される。直線部43Bは、下方向に向かって幅方向内側に傾斜した方向に直線状に延びる。第二曲部43Cは、直線部43Bよりも他端側の部分が板厚方向に曲げられることで形成される。第二曲部43Cは、直線部43Bと可動側被保持部44とを接続する。直線部43Bは、幅拡大部43B1を有する。幅拡大部43B1の幅寸法(ピッチ方向であるコネクタ前後方向の寸法)は、第一曲部43A及び第二曲部43Cの幅寸法よりも大きい。
第三端子5は、板材に対し、打ち抜き加工及び曲げ加工等を施すことで製造される。
複数の第三端子5は、前後方向一方側の一対の第三端子5と、前後方向他方側の一対の第三端子5と、から構成される。
また、中間弾性部53は、第二曲部53Dを有する。第二曲部53Dは、第二直線部53Cと可動側被保持部54とを接続する。
中間弾性部53は、板厚方向をピッチ方向に向ける。つまり、中間弾性部53の曲部(第一曲部53B及び第二曲部53D)は、折り曲げ加工により形成されるではなく、打ち抜き加工により形成される。
図9、図10は、固定ハウジング2の斜視図である。
図5に示すように、第一端子4の中間弾性部43及び第三端子5の中間弾性部53は、可動ハウジング3の幅方向外側に配置されるので、保護壁26は、幅方向部23に形成される。保護壁26は、第一端子4の中間弾性部43及び第三端子5の中間弾性部53を幅方向外側から保護する側壁26Aと、第一端子4の中間弾性部43及び第三端子5の中間弾性部53を上側から保護する天壁26Bと、を有する。天壁26Bは、側壁26Aの上端から幅方向内側へ延びる。
補強部26Cは、保護壁26の延在方向であるコネクタ前後方向の両端部に形成される。補強部26Cは、保護壁26の延在方向の両端部において、天壁26Bと側壁26Aとを接続する。補強部26Cは、下方向に対して幅方向内側に傾いた方向を向く面26C1を有し、この面26C1は、側壁26Aの幅方向内側面と天壁26Bの幅方向内側面とを斜めに接続する。
なお、第一端子4の中間弾性部43と、第三端子5の中間弾性部53とは、高さが略一致する。第三端子5の中間弾性部53の第一曲部53Bは、第一端子4の中間弾性部43の第一曲部43Aよりも幅方向内側に位置する。天壁26Bは、第一端子4の中間弾性部43の第一曲部43Aの全部を上側から覆い、第三端子5の中間弾性部53の第一曲部53Bの一部を上側から覆う。
第一シールド保持部27は、複数(図では4つ)設けられる。4つの第一シールド保持部27は、固定ハウジング2の幅方向部23と前後方向部22との境界位置に形成される。第一シールド保持部27は、第一シールド6の固定側被保持部63が上側から圧入される第一シールド保持溝27Aを有する。第一シールド保持部27は、幅方向外側へ突出形成され、第一シールド保持部27の幅方向外側面27Bは、幅方向部23の幅方向外側面よりも幅方向外側に位置する。
第二シールド保持溝29は、第一シールド保持溝27Aに対し、幅方向内側に位置する。第二シールド保持溝29は、固定ハウジング2の下側に開放され、第二シールド7の固定側被保持部74の被圧入部74Aが下側から圧入される。
図11は、可動ハウジング3の斜視図である。
以下、可動ハウジング3の本体部3Aうち挿入空間31が形成されている部分を筒状部3Uといい、挿入空間31が形成されていない部分(換言すると、挿入空間31の底面31C(図5参照)よりも下側の部分)を底部3Lということがある。
第一端子配置部34は、幅方向壁33の幅方向内側面に形成された端子配置溝34Bと、可動ハウジング3の底部3Lに形成された上下方向に貫通する端子配置孔34Aと、から構成される。端子配置孔34Aには、第一端子4の可動側被保持部44が圧入保持された状態で配置され、端子配置溝34Bには、第一端子4の先端弾性部45及び接触部46が配置される。
第三端子配置溝38は、本体部3Aの前後方向外側面3A1に形成された溝である。第三端子配置溝38は、前後方向内側を深さ方向とし、上下方向を延在方向として形成される。第三端子配置溝38は、可動ハウジング3の前後方向前側に2つ、前後方向後側に2つ形成される。
突出ガイド部35は、本体部3Aに対して上方へ突出する。突出ガイド部35は、前後に一対形成される。突出ガイド部35は、挿入空間31に対して前後方向外側の位置に形成され、挿入空間31と前後方向で重なる位置には形成されない。一方、突出ガイド部35は、挿入空間31と幅方向で重なる位置だけでなく、挿入空間31に対して幅方向外側の位置にまで形成される。突出ガイド部35の幅寸法は、可動ハウジング3の本体部3Aの幅寸法と一致する。突出ガイド部35は、上方を向く天面35Aと、この天面35Aと本体部3Aの側面3A1,3A2,3A3とを接続する傾斜面35Bと、を有する。第三端子配置溝38の上端は、突出ガイド部35にまで到達している。
前後突出部36は、可動ハウジング3の下端部に形成される。前後突出部36は、可動ハウジング3の本体部3Aの前後方向外側面3A1に対し、前後方向外側に向けて突出する。前後突出部36は、固定ハウジング2の拘束凹部24としての凹部に配置される。
前後突出部36には、第三端子配置溝38に対応する位置に、上下方向に貫通する端子通過孔36Aが形成される。端子通過孔36Aは、第三端子5を可動ハウジング3に取り付ける際、第三端子5の接触部56が通過可能に構成される。
配置凹部37は、可動ハウジング3の本体部3Aの幅方向外側面3A2に対し、幅方向内側へ凹むように形成される。配置凹部37は、前後方向の一部において上側に開放され、他の部分において上側に開放されないように形成される。すなわち、配置凹部37は、前後方向の一部に形成された開放部37Aにおいて上側に開放される。開放部37Aは、前後方向に離間して一対形成される。
一方、配置凹部37は、前後方向の全体において下側に開放される。
収容凹部39は、可動ハウジング3の本体部3Aの幅方向外側面3A2に対し、幅方向内側へ凹むように形成される。収容凹部39は、本体部3Aの一対の幅方向外側面3A2において、前後方向両側に形成される。収容凹部39は、幅方向外側だけでなく、前後方向外側及び下側へ向けて開放される。
図12は、第一シールド6の斜視図である。
なお、第三テール被覆部61Eは、第一シールド6を順送プレス加工で製造する場合に、キャリアへの接続部として利用される。
図13は、一対の第二シールド7の斜視図である。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
更に、コネクタ1は、シールド6,7を備える。シールド6,7は、取付対象物(基板等)に接続される接地部(基板接続部64)と、接地部(基板接続部64)と電気的に接続されると共に可動ハウジング3に装着される可動側シールド部71と、を有する。このため、接地部(基板接続部64)において接地が行われると共に、接地部(基板接続部64)と電気的に接続される可動側シールド部71によって可動ハウジング3がシールドされる。
更に、シールド6,7は、接地部(基板接続部64)と可動側シールド部71との間に位置すると共に変形可能なシールドバネ部73を有する。このため、シールドバネ部73が変形することで接地部(基板接続部64)に対する可動側シールド部71の移動が許容される。その結果、可動ハウジング3を備えるコネクタ1において、可動ハウジング3を適切にシールドすることができる。
なお、上記実施形態では、シールド6,7が、互いに別体とされた第一シールド6と第二シールド7とを備える構成を説明したが、この作用効果は、当該構成に限定されない。シールドは、接地部(基板接続部64)と可動側シールド部71とを一体に有していてもよい。
そこで、本実施形態では、シールド6,7は、第一シールド6と、第一シールド6とは別体の第二シールド7と、を含む。第一シールド6は、固定側シールド部61,62を有し、第二シールド7は、可動側シールド部71を有する。
このため、可動ハウジング3に装着される可動側シールド部71と、固定ハウジング2に装着される固定側シールド部61,62とが、互い別体である第一シールド6及び第二シールド7にそれぞれ形成される。したがって、複雑かつ広い範囲を覆うシールドとすることが容易である。
このため、第一シールド6がシールドバネ部73を有する態様と比較して、第一シールド6の複雑化を抑制することができる。第一シールド6の複雑化を抑制することができると、第一シールド6が有する固定側シールド部61,62の設計自由度が向上する。
このため、第二シールド7の第二側接触部76が可動ハウジング3と共に移動することが抑制され、その結果、第二シールド7の第二側接触部76と第一シールド6との摺動が抑制される。
このため、第二シールド7の第二側接触部76が可動ハウジング3と共に移動することが更に抑制され、その結果、第二シールド7の第二側接触部76と第一シールド6との摺動が更に抑制される。
このため、第二シールド7の固定側被保持部74が保持される位置にズレが生じても、第二側接触部76と第一シールド6との接触状態が影響を受けにくい。
このため、弾性支持部75が固定側被保持部74の上方から斜め上方に延びる態様と比較して、固定側被保持部74の上下寸法を確保することが容易である。
このため、第二側接触部76がコネクタ外部に露出しにくくなり、第二側接触部76の損傷が抑制される。
このため、第一側接触部(固定側被保持部63)の位置がズレにくく、第一シールド6と第二シールド7との接触状態が安定する。
また、コネクタ1は、シールド6,7を備える。シールド6,7は、筒状部3Uを幅方向外側から覆う本体部(可動側シールド部71)と、ハウジング2,3に保持される前後一対の被保持部(可動側被保持部72)と、を有する。
ここで、前後一対の被保持部(可動側被保持部72)が保持される位置は、挿入空間31よりも前後方向外側である。このため、筒状部3Uのうち幅方向寸法が大きい部分にシールド6,7を保持させることができるので、シールド6,7の確実な保持が容易である。
なお、上記実施形態では、ハウジング2,3が固定ハウジング2と可動ハウジング3とを備え、シールド6,7が第一シールド6と第二シールド7とを備える構成を例を説明したが、この効果は、当該構成に限定されない。コネクタは、フローティングコネクタでなくてもよい。
このため、被保持部のハウジングに対する圧入方向が幅方向内側である態様と異なり、ハウジングの前後方向の部分(挿入空間31よりも前後方向外側の部分)における幅方向内側の部分を他の用途(例えば第三端子5の保持など)に用いやすい。
なお、上記実施形態では、幅方向一方側に配置される可動側シールド部71と、幅方向他方側に配置される可動側シールド部71とが、別体とされた一対の第二シールド7にそれぞれ設けられる例を説明したが、本開示はこれに限定されない。第二シールド7は、一体的に形成されてもよい。
2,3 ハウジング
2 固定ハウジング
21 内部空間
22 前後方向部
23 幅方向部
26 保護壁
26A 側壁
26B 天壁
3 可動ハウジング
3U 筒状部
3B1 シールド保持部(保持部)
3C 剥離防止部
31 挿入空間
32 前後方向壁
33 幅方向壁
37 配置凹部
37A 開放部
39 収容凹部(下方凹部)
4 第一端子
42 固定側被保持部
43 中間弾性部
44 可動側被保持部
45 先端弾性部
46 接触部
5 第三端子
51 基板固定部
52 固定側被保持部
53 中間弾性部
54 可動側被保持部
55 先端弾性部
56 接触部
6,7 シールド
6 第一シールド
61,62 固定側シールド部
63 固定側被保持部(第一側接触部)
64 基板接続部(接地部)
7 第二シールド
71 可動側シールド部(シールドの本体部)
71A 先端延長部
72 可動側被保持部(被保持部)
73 シールドバネ部
74 固定側被保持部
75 弾性支持部
76 第二側接触部
Claims (7)
- ハウジングと、シールドと、を備えるコネクタであって、
前記ハウジングは、上方から接続対象物が挿入される挿入空間が形成された筒状部を有し、
前記シールドは、
前記筒状部を幅方向外側から覆う本体部と、
前記ハウジングに保持される被保持部と、を有し、
前記被保持部が保持される位置は、前記挿入空間よりも前後方向外側である、
コネクタ。 - 前記被保持部は、前記本体部よりも幅方向内側に位置する、
請求項1に記載のコネクタ。 - 前記ハウジングは、
前記被保持部を保持する保持部と、
前記保持部の下方に形成され、幅方向内側に凹んだ下方凹部と、を有し、
前記被保持部は、前記保持部に対して下側から圧入される、
請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。 - 前記ハウジングは、当該ハウジングの幅方向外側の面が幅方向内側へ向けて凹むと共に前記本体部が配置される配置凹部を有する、
請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のコネクタ。 - 前記ハウジングは、前記本体部の上端に対して上側に配置される剥離防止部を有する、
請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のコネクタ。 - 前記本体部は、当該本体部の上端が部分的に上方へ延長された先端延長部を有する、
請求項1〜請求項5の何れか一項に記載のコネクタ。 - 前記ハウジングは、前記本体部の上端に対して上側に配置される剥離防止部を有し、
前記本体部は、当該本体部の上端が部分的に上方へ延長された先端延長部を有し、
前記剥離防止部は、前記本体部の前記先端延長部に対応する位置には形成されていない、
請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のコネクタ。
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