JP2021092097A - ケーブル式防護柵の支柱カバー - Google Patents

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【課題】 安全性が高いケーブル式防護柵の支柱カバーを提供する。【解決手段】 ケーブル式防護柵の支柱Pに組付けられる支柱カバー1が開示される。支柱カバー1は可撓性を有するカバー本体11を備える。カバー本体11は、矩形状の不織布14が、非透水性の合成樹脂製シートのチューブ15に包まれて、チューブ15外部の水が不織布14に到達しないように構成されている。合成樹脂製シートが気密性を有しており、所定量の空気が、不織布14とともに、合成樹脂製シートのチューブ15内に封入されていることが好ましい。支柱カバー1がカバー本体11の外面に積層一体化された反射材層13を備えることが好ましい。【選択図】 図1

Description

本発明は、ケーブル式防護柵の支柱カバーに関するものである。
道路の車線からの車両の逸脱を防止するために防護柵が設けられる。防護柵の一種として、複数のケーブルを支柱間に引き渡したケーブル式防護柵(ワイヤーロープ式防護柵とも呼ばれる)が知られている。例えば、特許文献1には、ケーブル式防護柵やケーブル式防護柵に使用される支柱が開示されている。
特許文献1に開示された技術では、特定の方向に支柱が倒れやすくなっている倒れ方向誘導部材を支柱の根元に備えさせることにより、車両衝突時に、アスファルト舗装を破壊せず、車両の突出量を減らしながら、折れ曲がった支柱が車道側などに突出することが抑制できる。
特開2019−44512号公報
道路からの車両の逸脱や、防護柵への車両の接触を抑制する観点から、ケーブル式防護柵の視認性、特に夜間の視認性を高めることが望ましい。そのため、ケーブル式防護柵に反射材を取り付ける技術が検討されている。
本発明の目的は、安全性が高いケーブル式防護柵の支柱カバーを提供することにある。また本発明の他の目的は、支柱カバーの視認性を高めることにある。
発明者は、鋭意検討の結果、支柱カバーのカバー本体を、帯状の不織布を非透水性の合成樹脂製シートで包んで構成すると、上記課題の少なくとも1つが解決できる支柱カバーが得られることを知見し、本発明を完成させた。
本発明は、ケーブル式防護柵の支柱に組付けられる支柱カバーであって、支柱カバーは、可撓性を有するカバー本体を備え、カバー本体は、矩形状の不織布が、非透水性の合成樹脂製シートのチューブに包まれて、チューブ外部の水が不織布に到達しないように構成されている、ケーブル式防護柵の支柱カバーである(第1発明)。
第1発明において、好ましくは、前記合成樹脂製シートは気密性を有しており、所定量の空気が、不織布とともに、前記合成樹脂製シートのチューブ内に封入されている(第2発明)。また、第1発明もしくは第2発明において、好ましくは、支柱カバーは前記カバー本体の外面に積層一体化された反射材層を備える(第3発明)。また、第1発明もしくは第2発明において、好ましくは、前記カバー本体の両端部に、互いに係止可能な面ファスナーが一体化されている(第4発明)。
本発明のケーブル式防護柵の支柱カバー(第1発明)によれば、カバー本体は、矩形状の不織布が、非透水性の合成樹脂製シートのチューブに包まれて、チューブ外部の水が不織布に到達しないように構成されているので、支柱カバーが非常に軽量なものとなり、雨水等を吸水して重くなってしまうことも抑制される。カバーが軽量であれば、車両の接触時にカバーが支柱から離脱するなどして、カバーが飛散し他の物品に接触しても、カバーによる2次的な損害を発生しにくくなり、安全性が高められる。
さらに、第2発明のように、合成樹脂製シートは気密性を有しており、所定量の空気が、不織布とともに、前記合成樹脂製シートのチューブ内に封入されている場合には、視認性、安全性、耐久性がより向上するとの効果も得られる。
また、第3発明の支柱カバーによれば、支柱を取り囲むように反射材層を取り付けることができ特に夜間の視認性が高められる。また、さらに、第4発明のようにされていれば、支柱カバーが濡れていても簡単に支柱に取り付けできるので、支柱カバーの施工性が向上する。
第1実施形態のケーブル式防護柵の支柱カバーの構造を示す平面図、X−X断面図およびY−Y断面図である。 第1実施形態のケーブル式防護柵の支柱カバーを支柱に取り付ける工程の模式図である。 第1実施形態のケーブル式防護柵の支柱カバーが支柱に取り付けられた状態を示す断面図である。
以下図面を参照しながら、ケーブル式防護柵の支柱カバーに係る発明の実施形態について説明する。発明は以下に示す個別の実施形態に限定されるものではなく、その形態を変更して実施することもできる。
図1は、第1実施形態のケーブル式防護柵の支柱カバー1の構造を示す正面図、X−X断面図およびY−Y断面図である。図1では、構造を見やすくするために、断面図の部材の厚みや隙間をやや誇張して示している。
支柱カバー1はカバー本体11を備える。必須ではないが、支柱カバー1はさらに反射材層13を備えることが好ましい。本実施形態では、反射材層13は、カバー本体11の外面に積層一体化されている。反射材層13の一体化の手段は、接着や溶着、縫合、係止部材による係止などによることができ、特に限定されない。カバー本体への反射性塗料の塗布等によって、カバー本体11の外面に直接反射材層13が形成されていてもよい。
必須ではないが、反射材層13は、基材層と表面保護層の間に反射材が配置されたシート状の反射材により構成されることが好ましい。また、反射材層13が再帰反射性を有するものであることが特に好ましい。こうしたシート状の反射材は、反射テープや反射シートとして市販されているものを利用してもよい。
反射材層13を設けない場合には、カバー本体を蛍光色のオレンジや黄色、黄緑色、白色などに着色して、支柱カバーの視認性を高めることが好ましい。
カバー本体11は、手で曲げられる程度の可撓性を有する。カバー本体11の可撓性を利用して、支柱カバー1をケーブル式防護柵の支柱に巻き付けるように変形させて、支柱に取り付ける。1つの支柱カバー1を、支柱の周囲に巻き付けるようにしてもよいが、2つ以上の支柱カバー1、1をつなぐようにして、支柱の周囲に巻き付けるようにしてもよい。
カバー本体11は、矩形状の不織布14が、非透水性(即ち遮水性)の合成樹脂製シートのチューブ15に包まれて構成されている。カバー本体11や不織布14の大きさは、カバー1が覆うべき支柱の表面の大きさに対応した長さと幅とされている。
不織布14が、チューブ15に包まれることによって、チューブ15の外部に存在する水(例えば、雨水や泥水など)が不織布14に到達しないように、カバー本体11は、構成されている。
カバー本体11に含まれる不織布14の好ましい厚みは5〜30mmであり、より好ましくは8〜20mmである。不織布の材質は、特に限定されず、合成樹脂繊維であってもよく、合成繊維や天然繊維の不織布であってもよい。カバー本体11の内部で、チューブ15と不織布14は密着していてもよいが、チューブ15と不織布14の間に隙間があってもよい。
チューブ15を構成する非透水性の合成樹脂製シートとしては、例えば軟質塩化ビニルシートや、ポリウレタン樹脂シートなどの合成樹脂製シートが例示される。非透水性である限りにおいて、樹脂の種類は特に限定されない。また、非透水性のレベルは、液状や水滴状の水分がシートを通過しない程度の非透水性であればよい。合成樹脂製シートは、シートに穴や切れ目、気泡などが存在しない、いわゆるソリッドなシートであってもよいが、気泡等を有する多孔質のシートや繊維質のシート(不織布や布等)であってもよい。シートが多孔質である場合には、表面に目止め処理がされているか、シートに撥水処理がされている等して、シートが非透水性とされていればよい。本実施形態では、軟質塩化ビニル樹脂製のシートにより、チューブ15が構成されている。
前記合成樹脂製シートをチューブ15にする手段は特に限定されず、合成樹脂をシートに成型する際に、チューブ状となるように押出成型してもよい。あるいは、帯状に製造されている合成樹脂製シートの両側縁部を、接着や溶着により互いにつなぎ合わせてチューブ状にしてもよい。
必須ではないが、不織布14を包むチューブ15の両端部は、水が出入りしないよう、接着や溶着により封止されることが好ましい。本実施形態では、チューブ15の両端部は溶着されて封止されており、シートが重ね合わせられて溶着された部分が取付部16,16とされている。
必須ではないが、合成樹脂製シートは気密性を有しており、所定量の空気が、不織布114とともに、合成樹脂製シートのチューブ15内に封入されていることが好ましい。
必須ではないが、取付部16,16に両面テープや面ファスナーを設けておくと、取付作業が効率的なものとなる。カバー本体11の両端部に、互いに係止可能となるように面ファスナー17,17が一体化されていることが、特に好ましい。取付部16,16に穴をあけておいて、ボルトやひも、線材などにより取り付けるようにしてもよい。本実施形態の支柱カバー1の取り付け部16,16には、面ファスナー17,17が貼り付けられている。
支柱カバー1の製造方法は特に限定されず、公知の製造技術を応用して製造できる。例えば、所定の幅の長尺シート状に成型された軟質塩化ビニルシートを準備し、かかる帯状の軟質塩化ビニルシートを筒状に丸め、両側縁部を重ね合わせて接着し、チューブ15を得ることができる。チューブ15を所定の長さに裁断し、チューブ15の中に所定の長さ、幅、厚みに成形された不織布14を配置した状態で、チューブ15の両側の開口部を閉じて接着して取付部16,16とし、カバー本体11が製造される。カバー本体11の一面にシート状の反射材を張り付けて反射材層13とし、さらに、取付部16,16に面ファスナー17,17を一体化すれば、上記実施形態の支柱カバー1が製造できる。
支柱カバー1は、ケーブル式防護柵の支柱の外周を筒状に覆うように取り付けられて使用される。図2に、支柱カバー1をケーブル式防護柵の支柱に取り付ける工程の一部を示す。ケーブル式防護柵では、複数本(図2の例では3本)のケーブルC1,C2,C3が、上下方向に所定の間隔を隔てて、ポールPの間に張り渡されている。図2には、1本のポールPの周りを示している。
支柱カバー1は、例えば、一番下側のケーブルC1と路面との間の部分の支柱に、支柱の周囲を覆うような筒状に取り付けられる。覆うべき支柱の高さと周長に対応した高さと幅を持つように支柱カバー1が準備される。
上記実施形態の支柱カバー1の場合には、支柱カバー1の可撓性を利用して、、支柱カバー1を支柱Pに巻き付けるようにして、支柱Pが支柱カバー1の内側に配置されるように、支柱カバーを取り付ける。支柱カバー1が所定の位置に配置されたら、取付部16,16の面ファスナー17,17を互いに係止するなどして支柱カバー1が支柱Pから外れないようにする。
支柱カバー1が支柱Pに取り付けられると、支柱カバー1の外面に設けられた反射材層13により、支柱Pの視認性、特に夜間の視認性が高められる。
支柱カバー1は、その長さ(図1平面図における上下方向の長さ)を調節して、ケーブルとケーブルの間(例えば、下から2番目の第2ケーブルC2と下から3番目の第3ケーブルC3の間など)に配置されるように取り付けてもよい。
支柱カバー1によれば、支柱カバー1の可撓性を利用して、支柱Pへの取り付けが簡単に行うことができる。そして、本支柱カバー1が反射材層を備えるようにしておけば、反射材層13が支柱Pを取り囲むように簡単に取り付けることができ、いろいろな方向からの光を効率的に反射できるので、特に夜間の視認性が高められる。
図2では、道路にすでに敷設されている既存のケーブル式防護柵に対して、支柱カバー1を取り付ける方法を説明したが、道路に敷設される前の支柱に対し支柱カバーを取り付け、支柱カバーが取り付けられた支柱を用いてケーブル式防護柵の敷設を行ってもよい。なお、支柱カバーの固定方法は特に限定されず、支柱に巻き付けた支柱カバーの外周を固定用バンドなどにより取り囲んで固定するようにしてもよい。
上記実施形態の支柱カバー1の作用と効果を説明する。上記支柱カバー1によれば、ケーブル式防護柵の支柱カバーの安全性を高めることができる。
支柱カバー1のカバー本体11が、矩形状の不織布14が、非透水性の合成樹脂製シートのチューブ15に包まれて形成されたものであるため、支柱カバー1が非常に軽量なものとなる。カバーが軽量であれば、防護柵への車両の接触時にカバーが支柱から離脱するなどしても、カバーが飛散して他の物品に接触する際の、カバーによる2次的な損害が発生しにくくなり、安全性が高められる。
さらに、支柱カバー1では、非透水性の合成樹脂製シートのチューブ15により、チューブ外部の水が不織布14に到達しないように構成されているため、雨水や泥水をカバー本体11(不織布14)が吸水して重くなってしまうことが、未然に防止される。また、水分がカバー本体11の内部に進入して凍り付いてしまうことも防止でき、カバーの柔軟性も維持される。これにより、接触事故発生時に、カバーが飛散して他の物品に接触する際の、カバーによる2次的な損害がより発生しにくくなり、より安全性が高められる。
また、支柱カバー1が、さらに、チューブ15を構成する合成樹脂製シートが気密性を有しており、所定量の空気が、不織布14とともに、合成樹脂製シートのチューブ15内に封入されている場合には、チューブ15の内外にわたる水蒸気の移動が阻止される。すると、チューブの外部から水蒸気が侵入してチューブ内で結露し、不織布14が水を含んで重くなってしまうことが、未然に防止される。これにより、支柱カバー1が重くならないことがより確実なものとなり、カバーによる2次的な損害がより発生しにくくなり、より安全性が高められる。
また、支柱カバー1が、さらに、チューブ15を構成する合成樹脂製シートが気密性を有しており、所定量の空気が、不織布14とともに、合成樹脂製シートのチューブ15内に封入されている場合には、以下に述べるように、カバーの表面や反射材がきれいな円筒状になるように取り付けやすくなり、夜間の支柱Pの視認性をより高めることができる。
上記実施形態の支柱カバー1が支柱Pに取り付けられた際の断面を図3に示す。
支柱カバー1が支柱Pに巻き付けられると、不織布14の厚みにより、チューブ15の外周側と内周側が配置される位置の周長に差が生じる。図3に示したように、この周長の差は、内周側に配置される部分のチューブが部分的に折れ曲がることにより吸収される。所定量の空気が、不織布14とともに、合成樹脂製シートのチューブ15内に封入されていると、チューブ15の外周面の側がピンと張った状態が維持され、反射材層13が折れ曲がったりすることがなくなって、チューブの外周側や反射材層13がきれいな円筒状になる。反射材がきれいな円筒状になれば、様々な方向から見ても反射材層がしっかり向き合うようになり、光の反射がより確実なものとなって、夜間の支柱Pの視認性をより高めることができる。
また、所定量の空気が、合成樹脂製シートのチューブ15内に封入されていると、封入された空気の働きによって、反射材層13が支柱Pの外周面から離間した状態となるように、支柱カバー1を取り付けることができる。仮に、不織布層が押しつぶされて、反射材層13と支柱Pがしっかりと接触するように配置されてしまうと、反射材層に軽い接触が起こった際に、反射材層が損傷、損逸しやすくなり、視認性が損なわれやすくなってしまう。所定量の空気が、合成樹脂製シートのチューブ15内に封入されていれば、反射材層は、空気のクッションを介して支柱から離間するため、軽い接触の際の、反射材層の損傷、損逸を抑制できる。これにより、支柱カバー1の耐久性や、長期の視認性を向上させることができる。
また、支柱カバー1がカバー本体の外面に積層一体化された反射材層を備える場合には、当該反射材により、特に夜間の視認性が向上する。
また、上記実施形態の支柱カバー1のように、カバー本体の両端部に、互いに係止可能な面ファスナーが一体化されていると、面ファスナーを利用して、取付作業を迅速で効率的なものとできる。また、取付作業に接着剤や粘着剤、粘着テープなどを使用する場合には、水や泥に汚れると接着や粘着がうまくできなくなってしまうため、雨天時には取付作業ができなかったり、支柱カバーを泥水などで汚してしまうと取付けがうまくできなるといった問題があった。面ファスナーを利用する場合には、雨天時や荒天時など、支柱カバー1が雨に濡れてしまうような状況下でも、カバーの取付作業を行うことができ、施工の効率性が特に高められる。
発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の改変をして実施することができる。以下に発明のさらに他の実施形態について説明するが、以下の説明においては、上記実施形態と異なる部分を中心に説明し、同様である部分についてはその詳細な説明を省略する。また、これら実施形態は、その一部を互いに組み合わせて、あるいは、その一部を置き換えて実施できる。
例えば、反射材層13の具体的形態は特に限定されない。上記実施形態では、カバー本体11の全体を覆うよう1枚の反射材シートにより反射材層13が設けられたが、カバー本体11の外面に、複数枚の反射材を並べて接着一体化するようにしてもよい。反射材層は、カバー本体の外面全体を覆うように設けられていてもよいし、カバー本体の一部を覆うようにしてもよい。また、文字や矢印など、反射材層を特定の平面パターンでカバー本体の外面に一体化するようにしてもよい。
また、カバー本体や反射材層の表面に、特定のパターンを表示するようにしてもよい。例えば、カバー本体に特定の絵や文字、記号、パターンを印刷しておき、支柱カバーを利用して、特定の情報を表示するようにしてもよい。
支柱カバーは、ケーブル式防護柵の支柱に使用でき、支柱の視認性を高めることができて産業上の利用価値が高い。
1 支柱カバー
11 カバー本体
14 不織布
15 チューブ
13 反射材層
16 取付部
17 面ファスナー
P 支柱
C1,C2,C3 ケーブル

Claims (4)

  1. ケーブル式防護柵の支柱に組付けられる支柱カバーであって、
    支柱カバーは、可撓性を有するカバー本体を備え、
    カバー本体は、矩形状の不織布が、非透水性の合成樹脂製シートのチューブに包まれて、チューブ外部の水が不織布に到達しないように構成されている、
    ケーブル式防護柵の支柱カバー。
  2. 前記合成樹脂製シートは気密性を有しており、所定量の空気が、不織布とともに、前記合成樹脂製シートのチューブ内に封入されている、
    請求項1に記載のケーブル式防護柵の支柱カバー。
  3. 前記カバー本体の外面に積層一体化された反射材層を備える、
    請求項1または請求項2に記載のケーブル式防護柵の支柱カバー。
  4. 前記カバー本体の両端部に、互いに係止可能な面ファスナーが一体化されている、
    請求項1または請求項2に記載のケーブル式防護柵の支柱カバー。
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