JP2021091468A - 包装袋 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1には、対向する端縁に端縁熱接着部を有する外層と中間層と内層とを有する積層体からなり、積層体の一方の外層に、端縁熱接着部の一方の外縁を起点として、起点と端縁熱接着部に平行する方向の位置を同じくする他方の外縁を終点として連続する第1切目線と、積層体の他方の外層に、端縁熱接着部の一方の外縁を起点として端縁熱接着部に平行する方向の位置を同じくする他方の外縁を終点とする第2切目線を形成し、第1切目線は包装袋の平面視状態において包装袋の略中央部において起点と終点とを結ぶ仮想直線を想定した時に、仮想直線に対して上端側に膨れる切目線と下端側に膨れる切目線から構成されていることが開示されている。
本発明は、包装袋における印刷の自由度を高くしつつ、開封された開口部をユーザが開け易い形状にすることを目的とする。
ここで、前記第1誘導部は、前記第1面にて前記開封方向に沿って前記中間層が切断されることで形成され、前記第2誘導部は、前記第1面にて前記交差方向に沿って前記基材層および前記中間層が切断されることで形成されることを特徴とすることができる。
また、前記第1誘導部は、一方向に直線カット性を有するフィルムの当該一方向が前記開封方向に沿って設けられることで構成され、前記第2誘導部は、前記第1面にて前記交差方向に沿って前記基材層および前記中間層が切断されることで形成されることを特徴とすることができる。
さらに、前記袋本体の端部に設けられ、当該袋本体の開封を開始する部分を形成する開封開始部を有し、前記第2誘導部は、前記開封開始部を通るとともに前記開封方向に沿った仮想線と交差することを特徴とすることができる。
そして、前記第2面は、基材層と、当該基材層に積層され前記第1面および当該第2面を接着する層を構成する接着層と、当該基材層および当該接着層の間に積層される中間層とを、有し、前記第2面の前記中間層に設けられ、前記開封方向に沿った当該第2面の引き裂きを誘導する第3誘導部を有し、前記第3誘導部は、前記開封方向と直交する直交方向において前記第1誘導部とは異なる位置に形成されていることを特徴とすることができる。
また、前記第2面は、基材層と、当該基材層に積層され前記第1面および当該第2面を接着する層を構成する接着層と、当該基材層および当該接着層の間に積層される中間層とを、有し、前記開封部は、前記第2面の前記中間層に設けられ、前記開封方向に沿った当該第2面の引き裂きを誘導する第3誘導部と、前記第2面に設けられて前記第3誘導部に接続するとともに、当該第3誘導部よりも当該第2面を引き裂き易く構成され、前記開封方向と交差する方向の当該第2面の引き裂きを誘導する第4誘導部と、を有することを特徴とすることができる。
そして、前記第4誘導部は、前記開封方向または当該開封方向と直交する直交方向において前記第2誘導部と異なる位置に設けられていることを特徴とすることができる。
さらに、前記開封部に沿って設けられるとともに、前記開口部を開閉可能にする開閉部を有することを特徴とすることができる。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態の包装袋1の説明図である。なお、図1(A)は、包装袋1の全体図を示し、図1(B)は、開封が行われる際の包装袋1を示している。
また、本実施形態の説明において、図1に示す包装袋1の上下方向に対応する方向を「上下方向」と称し、図1に示す包装袋1の上下方向と直交する左右方向に対応する方向を「左右方向」と称する。
包装袋1は、内部に収容物を収容する。そして、包装袋1は、収容物を輸送したり、収容物を保管したりすることを可能にするものである。第1実施形態の包装袋1には、例えば飴などの収容物が収容される。そして、包装袋1は、収容物が収容されて閉じられた状態で販売等され、購入したユーザによって開封される。
そして、開封された包装袋1の開口部10Hには、表側開口縁E1と裏側開口縁E2とが形成される。そして、表側開口縁E1と裏側開口縁E2とは、包装袋1の表裏面の方向において異なる位置に形成される。これによって、本実施形態の包装袋1は、ユーザが開口部10Hを視認し易く、また、開口部10Hを摘まみ易くなり、開口部10Hを開け易くなっている。
以下、本実施形態の包装袋1について具体的に説明する。
裏面部12は、例えばバーコードや収容物の成分表示などの印刷が施される面を有するフィルムである。
なお、本実施形態において、表面部11が第2面の一例であり、裏面部12が第1面の一例である。
図3は、第1実施形態の袋本体10を構成するフィルム10Fの層構成の説明図である。
袋本体10を構成するフィルム10Fは、基材層101、中間層102および熱融着層103の各々を構成するフィルム層同士を、接着剤を用いて積層するドライラミネーション法を用いて積層することで製造できる。また、袋本体10を構成するフィルム10Fは、基材層101上に、Tダイから溶融樹脂をフィルム状に押出して中間層102や熱融着層103を積層する押出ラミネーション法を用いて積層することで製造することもできる。
基材層101は、袋本体10において最も外側に設けられる層である。そして、基材層101の材料には、ポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレン等の二軸延伸フィルムを用いることができる。また、本実施形態の基材層101の厚みは、約5μm以上であって約50μm以下とすることが好ましい。
また、基材層101の外側または内側には、インキ層を設けても良い。インキ層は、収容物に関する文字や図形、装飾、管理のための符号等の印刷が行われる層である。
中間層102は、基材層101と熱融着層103との間に設けられる層である。そして、中間層102は、袋本体10に突刺し強度や落下強度等の強靱性を付与する場合、ポリエステル、ポリアミドまたはポリプロピレン等からなる二軸延伸フィルムを用いることができる。また、中間層102は、袋本体10に空気などのガスバリア性を付与する場合、アルミニウム、銅、マグネシウム等の金属からなる金属箔、または、ポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレン等からなる二軸延伸フィルムをベースとして少なくとも片面に、金属や金属酸化物を蒸着させた蒸着フィルムを用いることができる。また、本実施形態の中間層102の厚みは、約5μm以上であって約50μm以下とすることが好ましい。
熱融着層103は、袋本体10において最も内側に設けられる層である。そして、熱融着層103は、袋本体10においてフィルム10F同士を熱融着する際に、加熱されることで溶融する層を構成する。
なお、本実施形態において、熱融着層103が接着層の一例である。
なお、本実施形態において、開閉チャック部20が開閉部の一例として機能する。
雄側部材21は、帯状に形成される雄側帯状基部21bと、雄側帯状基部21bから線状に突出する雄側咬合部21jとを有する。
雄側帯状基部21bは、雄側咬合部21jを支持するとともに、表面部11と接着する部分を形成する。なお、本実施形態の雄側帯状基部21bの上下方向における幅は、約3mm以上であって約20mm以下とすることができる。また、雄側帯状基部21bの厚みは、約100μm以上であって400μm以下とすることができる。本実施形態の雄側帯状基部21bは、袋本体10の熱融着層103と同種の樹脂材料によって構成されている。そして、雄側部材21は、表面部11の熱融着層103と熱融着されることで表面部11に接着される。
雄側咬合部21jは、断面が凸部状に形成され(後述の図5(A)参照)、雌側部材22に嵌まり込む部分を構成する。
雌側帯状基部22bは、雌側咬合部22jを支持するとともに、裏面部12と接着する部分を形成する。なお、本実施形態の雌側帯状基部22bの幅や厚みは、雄側帯状基部21bと同様である。そして、本実施形態の雌側帯状基部22bは、袋本体10の熱融着層103と同種の樹脂材料によって構成されている。そして、雌側部材22は、裏面部12の熱融着層103と熱融着されることで互いに接着される。
雌側咬合部22jは、断面が凹部状に形成され(後述の図5(B)参照)、雄側部材21が嵌まり込む部分を構成する。
図5は、第1実施形態の開封部30における断面図である。なお、図5(A)は、図4(B)に示すV−V断面線における表面部11の開封部30の断面図を示し、図5(B)は、図4(B)に示すV−V断面線における裏面部12の開封部30の断面図を示す。
そして、第1誘導部および第2誘導部は、包装袋1の一方の面に設けられ、開封部30の一方の面が引き裂かれる方向を誘導する部分である。第1誘導部および第2誘導部は、第1誘導部や第2誘導部が形成されていない部分と比較して、引き裂き易く構成されている。これにより、ユーザが開封部30を引き裂いた際に、引き裂かれる部分が第1誘導部や第2誘導部に到達すると、第1誘導部や第2誘導部に沿って引き裂く方向が誘導される。また、第2誘導部は、第1誘導部と比較して引き裂き易く構成されている。これにより、ユーザが開封部30を引き裂いた際に、引き裂かれる部分が第1誘導部と第2誘導部とが接続する部分に到達した場合、その後は、第2誘導部に沿って引き裂く方向が誘導される。
また、開封開始部31は、開封部30の上下方向における中央部に設けられる。さらに、開封開始部31は、左右方向において一方側と他方側との両端部に設けられる。これによって、本実施形態の包装袋1では、左右の何れ側からでもユーザが開封できるようにしている。
図5(A)に示すように、本実施形態の表側誘導部32は、表面部11を構成する中間層102を直線状に切断することで形成される。本実施形態において、表側誘導部32は、フィルム10Fを製造する際に、中間層102を構成するフィルム層に対して金属刃によって切れ目を入れながら積層することが好ましい。なお、表側誘導部32は、プラスティックフィルムの加工に適しているものであれば、炭酸ガスレーザ、YAGレーザ、またはグリーンレーザなど他の方法を用いて形成しても良い。
そして、表側誘導部32は、中間層102が切断されていることで、表面部11の他の部分と比較して引き裂き易く構成されている。
図5(B)に示すように、本実施形態の裏側第1誘導部33は、裏面部12を構成する中間層102を直線状に切断することで形成される。なお、裏側第1誘導部33は、形成される位置以外は、上述した表側誘導部32と同様に形成することができる。
そして、裏側第1誘導部33は、中間層102が切断されていることで、裏面部12における裏側第2誘導部34以外の部分と比較して引き裂き易く構成されている。
そして、裏側第2誘導部34は、第1形状部341と、第1形状部341から分岐する第2形状部342と第3形状部343とを有している。また、裏側第2誘導部34は、第2形状部342および第3形状部343の第1形状部341からの分岐点であり、第1形状部341、第2形状部342および第3形状部343が接続する部分である分岐部340を有する。なお、本実施形態の分岐部340は、仮想線VL上に設けられる。
第1形状部341は、仮想線VLに対して上側シール部14側に設けられていても良い。さらに、第1形状部341は、仮想線VLの上側シール部14側および開閉チャック部20側の両方にそれぞれ設けられても良い。また、第1形状部341は、仮想線VLに沿って形成される直線によって構成されても良い。すなわち、第1形状部341は、開封開始部31の先端部と分岐部340とを結ぶ直線であっても良い。さらに言えば、第1形状部341は、仮想線VLの上側シール部14側および開閉チャック部20側の両方にそれぞれ設けられ、かつ、開封開始部31の先端部と分岐部340とを結ぶ直線を含んで構成されても良い。
そして、裏側第2誘導部34は、基材層101が切断されることで、裏面部12において切断される層の数が裏側第1誘導部33よりも多くなっている。従って、裏側第2誘導部34は、裏側第1誘導部33と比較して引き裂き易く構成されている。
図6は、第1実施形態の包装袋1が開封された状態を示す図面である。
図7は、第2実施形態の開封部30の説明図である。なお、図7(A)は、開封部30を表面部11側から見た場合の部分拡大図であり、図7(B)は、開封部30を裏面部12側から見た場合の部分拡大図である。
第2実施形態の表側誘導部42は、第1実施形態の表側誘導部32(図5(A)参照)と同様に、表面部11を構成する中間層102を直線状に切断することで形成される。そして、表側誘導部42は、中間層102が切断されていることで、表面部11の他の部分と比較して引き裂き易く構成されている。
そして、第2実施形態の裏側第1誘導部43は、第1実施形態の裏側第1誘導部33(図5(B)参照)と同様に、裏面部12を構成する中間層102を直線状に切断することで形成される。裏側第1誘導部43は、中間層102が切断されていることで、裏面部12における裏側第2誘導部44以外の部分と比較して引き裂き易く構成されている。
そして、裏側第2誘導部44は、第1形状部441と、第1形状部441に接続する第2形状部442と、第2形状部442に接続する第3形状部443とを有している。
図8は、第2実施形態の包装袋1が開封された状態を示す図面である。
次に、第3実施形態の開封部30について説明する。なお、第3実施形態の説明において、他の実施形態と同様な構成については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図10は、第3実施形態の開封部30の断面図である。なお、図10(A)は、図9(B)に示すX−X断面線における表面部11の開封部30の断面図であり、図10(B)は、図9(B)に示すX−X断面線における裏面部12の開封部30の断面図である。
第3実施形態の中間層104には、フィルム10Fの製造の際のフィルム搬送方向(所謂MD方向)に沿って一方向にフィルムの引き裂きが容易に構成されたフィルム層を用いている。従って、中間層104は、一方向にフィルムの引き裂きが容易な直線カット性を有している。
そして、第3実施形態において、裏側第1誘導部53は、直線カット性における一方向が左右方向に沿うように設けられた裏面部12の中間層104によって構成されている。
そして、裏側第2誘導部54は、基材層101および中間層104が切断されることで、裏面部12において切断される層の数が他の箇所よりも多くなっている。従って、裏側第2誘導部54は、裏側第1誘導部53と比較して引き裂き易く構成されている。
第1形状部341は、仮想線VLに対して上側シール部14側に設けられていても良い。さらに、第1形状部341は、仮想線VLの上側シール部14側および開閉チャック部20側の両方にそれぞれ設けられても良い。また、第1形状部341は、仮想線VLに沿って形成される直線によって構成されても良い。すなわち、第1形状部341は、開封開始部31の先端部と分岐部340とを結ぶ直線であっても良い。さらに言えば、第1形状部341は、仮想線VLの上側シール部14側および開閉チャック部20側の両方にそれぞれ設けられ、かつ、開封開始部31の先端部と分岐部340とを結ぶ直線を含んで構成されても良い。
図11は、第4実施形態の開封部30の説明図である。なお、図11(A)は、第4実施形態の開封部30を表面部11側から見た場合の部分拡大図であり、図11(B)は、第4実施形態の開封部30を裏面部12側から見た場合の部分拡大図である。
また、裏側第1誘導部63は、直線カット性における一方向が左右方向に沿うように設けられた裏面部12の中間層104によって構成されている。
そして、裏側第2誘導部64は、基材層101および中間層104が切断されることで、裏面部12において切断される層の数が他の箇所よりも多くなっている。従って、裏側第2誘導部64は、裏側第1誘導部63と比較して引き裂き易く構成されている。
次に、第5実施形態の開封部30について説明する。なお、第5実施形態の説明において、他の実施形態と同様な構成については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
また、表側第1誘導部73が第3誘導部の一例であり、表側第2誘導部74が第4誘導部の一例である。
そして、第3誘導部および第4誘導部は、包装袋1において第1誘導部および第2誘導部が形成されていない面である他方の面に設けられ、開封部30が引き裂かれる方向を誘導する部分である。第3誘導部および第4誘導部は、第3誘導部および第4誘導部が形成されていない部分と比較して、引き裂き易く構成されている。これによって、ユーザが開封部30を引き裂いた際に、引き裂かれる部分が第3誘導部や第4誘導部に到達すると、第3誘導部や第4誘導部に沿って引き裂く方向が誘導される。また、第4誘導部は、第3誘導部と比較して引き裂き易く構成されている。これにより、ユーザが開封部30を引き裂いた際に、引き裂かれる部分が第3誘導部と第4誘導部とが接続する部分に到達すると、その後は、第4誘導部に沿って引き裂く方向が誘導される。
そして、上記の内容は、第2実施形態の表側誘導部42および裏側第1誘導部43(図7(A)および図7(B)参照)においても同様である。
分岐部340は、少なくとも第1シール部15または第2シール部16の内縁から5mm以上離間していることが好ましい。ここで、分岐部340と第1シール部15または第2シール部16の内縁との距離が5mm未満である場合、開封開始部31からの距離が近過ぎて、例えば第2形状部342や第3形状部343に沿って引き裂きを誘導することが難くなるおそれがある。
第2形状部342の始点は、分岐部340であれば良い。また、第2形状部342の終点は、裏側第1誘導部33と交差する位置であっても良い。すなわち、第2形状部342の終点は、少なくとも裏側第1誘導部33を超えていれば良い。
第3形状部343の始点は、分岐部340であれば良い。第3形状部343の終点は、開閉チャック部20の縁と交差する位置であれば良い。すなわち、第2形状部342の終点は、少なくとも開閉チャック部20の縁を超えていれば良い。
なお、上記の内容は、第3実施形態の裏側第2誘導部54(図9(B)参照)においても同様である。
なお、上記の内容は、第2実施形態の裏側第2誘導部44(図7(B)参照)、第3実施形態の裏側第2誘導部54(図9(B)参照)、第4実施形態の裏側第2誘導部64(図11(B)参照)、第5実施形態の表側第2誘導部74および裏側第2誘導部84(図12(A)および図12(B)参照)においても同様である。
なお、上記の内容は、第2実施形態の裏側第2誘導部44における中間層102、第3実施形態の裏側第2誘導部54における中間層104、第4実施形態の裏側第2誘導部64における中間層104、第5実施形態の表側第2誘導部74および裏側第2誘導部84における中間層104においても同様である。
Claims (8)
- 第1面と、当該第1面に対向する第2面とを有して袋状に形成される袋本体と、
閉じられた前記袋本体に設けられ、開封方向に力が付与されて引き裂かれることで当該袋本体に開口部を形成する開封部と、
を備え、
少なくとも前記第1面は、基材層と、当該基材層に積層され当該第1面および前記第2面を接着する層を構成する接着層と、当該基材層および当該接着層の間に積層される中間層とを、有し、
前記開封部は、
前記第1面の前記中間層に設けられ、前記開封方向に沿った当該第1面の引き裂きを誘導する第1誘導部と、
前記第1面に設けられて前記第1誘導部に接続するとともに、当該第1誘導部よりも当該第1面を引き裂き易く構成され、前記開封方向と交差する交差方向に当該第1面の引き裂きを誘導する第2誘導部と、
を有することを特徴とする包装袋。 - 前記第1誘導部は、前記第1面にて前記開封方向に沿って前記中間層が切断されることで形成され、
前記第2誘導部は、前記第1面にて前記交差方向に沿って前記基材層および前記中間層が切断されることで形成される
ことを特徴とする請求項1に記載の包装袋。 - 前記第1誘導部は、一方向に直線カット性を有するフィルムの当該一方向が前記開封方向に沿って設けられることで構成され、
前記第2誘導部は、前記第1面にて前記交差方向に沿って前記基材層および前記中間層が切断されることで形成される
ことを特徴とする請求項1に記載の包装袋。 - 前記袋本体の端部に設けられ、当該袋本体の開封を開始する部分を形成する開封開始部を有し、
前記第2誘導部は、前記開封開始部を通るとともに前記開封方向に沿った仮想線と交差することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の包装袋。 - 前記第2面は、基材層と、当該基材層に積層され前記第1面および当該第2面を接着する層を構成する接着層と、当該基材層および当該接着層の間に積層される中間層とを、有し、
前記第2面の前記中間層に設けられ、前記開封方向に沿った当該第2面の引き裂きを誘導する第3誘導部を有し、
前記第3誘導部は、前記開封方向と直交する直交方向において前記第1誘導部とは異なる位置に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の包装袋。 - 前記第2面は、基材層と、当該基材層に積層され前記第1面および当該第2面を接着する層を構成する接着層と、当該基材層および当該接着層の間に積層される中間層とを、有し、
前記開封部は、
前記第2面の前記中間層に設けられ、前記開封方向に沿った当該第2面の引き裂きを誘導する第3誘導部と、
前記第2面に設けられて前記第3誘導部に接続するとともに、当該第3誘導部よりも当該第2面を引き裂き易く構成され、前記開封方向と交差する方向の当該第2面の引き裂きを誘導する第4誘導部と、
を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の包装袋。 - 前記第4誘導部は、前記開封方向または当該開封方向と直交する直交方向において前記第2誘導部と異なる位置に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の包装袋。
- 前記開封部に沿って設けられるとともに、前記開口部を開閉可能にする開閉部を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の包装袋。
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