JP2021090270A - モータ制御装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コイルへの電圧の印加を停止する期間を短くできるモータ制御技術を提供する。【解決手段】モータ制御装置は、モータの複数のコイルに印加する電圧を制御する電圧制御手段と、複数のコイルの電流値を検知する電流検知手段と、電圧制御手段を制御して複数のコイルの内の第1測定コイルに電流を流し、複数の候補タイミングそれぞれにおいて第1測定コイルの電流値を電流検知手段に検知させ、電圧制御手段を制御して複数のコイルの内の第2測定コイルに電流を流し、複数の候補タイミングそれぞれにおいて第2測定コイルの電流値を電流検知手段に検知させることで電流検知手段により電流値を検知させる検知タイミングを設定する設定処理と、設定した検知タイミングに応じて、複数のコイルの電流値を電流検知手段に検知させる検知処理と、を行う制御手段と、を備えている。【選択図】図8

Description

本発明は、モータの制御技術に関する。
画像形成装置等の駆動源に使われるDCブラシレスモータでは、速度制御ループに加えて電流制御ループを設けることで制御性能を改善することができる。電流制御ループを設けるためには、モータのコイルに流れる電流(以下、コイル電流)を検知する必要がある。特許文献1は、コイル電流をシャント抵抗に流し、シャント抵抗の両端に生じる電圧に基づきコイル電流を検知する構成を開示している。
特開昭63−80774号公報
コイル電流を精度良く検知するには、コイル電流がシャント抵抗に流れている間に電流値を検知する必要がある。また、モータの総ての相のコイル電流を検知するには、各相のコイルへの電圧の印加を停止し、各相のコイルに回生電流が流れている間にコイル電流を検知する必要がある。なお、通常、コイル電流は、FET等のスイッチング素子のオン・オフをパルス幅変調(PWM)信号により制御することで制御される。ここで、PWM信号によりスイッチング素子をオン・オフするタイミングと、スイッチング素子の状態が変化するタイミングには、通常、ズレがある。
したがって、例えば、回生電流によりコイル電流を検知するには、コイルへの電圧の印加を停止するオフ期間を十分に長くする必要がある。しかしながら、コイル電流の検知のためにオフ期間を長くすることは、モータに投入できる電力が減少することを意味する。つまり、モータの能力を最大限に使えなくなる。
本発明は、コイルへの電圧の印加を停止する期間を短くできるモータ制御技術を提供するものである。
本発明の一態様によると、モータ制御装置は、モータの複数のコイルに印加する電圧を制御する電圧制御手段と、前記複数のコイルの電流値を検知する電流検知手段と、前記電圧制御手段を制御して前記複数のコイルの内の第1測定コイルに電流を流し、複数の候補タイミングそれぞれにおいて前記第1測定コイルの電流値を前記電流検知手段に検知させ、前記電圧制御手段を制御して前記複数のコイルの内の第2測定コイルに電流を流し、前記複数の候補タイミングそれぞれにおいて前記第2測定コイルの電流値を前記電流検知手段に検知させることで前記電流検知手段により電流値を検知させる検知タイミングを設定する設定処理と、設定した前記検知タイミングに応じて、前記複数のコイルの電流値を前記電流検知手段に検知させる検知処理と、を行う制御手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明によると、コイルへの電圧の印加を停止する期間を短くすることができる。
一実施形態による画像形成装置の構成図。 一実施形態による画像形成装置の制御構成図。 一実施形態によるモータの制御構成図。 一実施形態によるインバータの動作説明図。 一実施形態による検知処理の説明図。 一実施形態による設定処理の説明図。 一実施形態による設定処理における電流検知値を示す図。 一実施形態による設定処理の結果を示す図。 一実施形態による停止位置検知処理の説明図。 一実施形態による停止位置検知処理における候補タイミングの設定方法の説明図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<第一実施形態>
以下では、モータ制御装置の一例として、画像形成装置を使用して、本実施形態の説明を行う。なお、本発明は、画像形成装置に限定されず、モータを制御する任意のモータ制御装置に対して適用することができる。図1は、本実施形態による画像形成装置の構成図である。画像形成装置は、例えば、印刷装置、プリンタ、複写機、複合機、ファクシミリ等であり得る。画像形成ユニット1は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックそれぞれに対応する4つの感光体を有し、各感光体に、対応する色のトナー像を感光体に形成する。このため、画像形成ユニット1は、4色それぞれについて、感光体を帯電させる帯電ユニット、感光体を露光して静電潜像を形成する露光ユニット、感光体に形成された静電潜像をトナーで現像する現像ユニットを備えている。画像形成ユニット1は、カセット25から搬送路に沿って搬送されるシートに各感光体のトナー像を転写する。なお、各感光体のトナー像を重ねてシートに転写することでシートにフルカラーのトナー像を形成することができる。トナー像が転写されたシートは、定着器24に搬送される。定着器24は、加熱ローラ及び加圧ローラを有し、シートを加熱・加圧することでシートにトナー像を定着させる。トナー像の定着後、シートは画像形成装置の外部に排出される。モータ15Fは、定着器24のローラを回転駆動させる駆動源である。なお、画像形成装置は、ブラックのトナー像のみを形成してシートに転写するものであっても良い。
図2は、画像形成装置の制御構成を示している。プリンタ制御部11は、通信コントローラ21を介してホストコンピュータ22から形成する画像の画像データを受信すると、画像形成ユニット1を制御してシートにトナー像を形成し、定着器24を制御してシートにトナー像を定着させる。また、このとき、プリンタ制御部11は、モータ制御部14を制御して、モータ15Fを含む各モータ15を制御し、シートの搬送制御等を行う。また、プリンタ制御部11は、表示部20に画像形成装置の状態を表示する。低圧電源12は、モータ15に電力供給を行う。なお、プリンタ制御部11は、マイクロコンピュータ及びメモリを有する。メモリは、各種制御プログラムやデータを保持しており、マイクロコンピュータは、メモリに格納されている各種制御プログラムやデータ等に基づき画像形成装置の各部を制御する。
図3は、モータ15Fの制御構成の詳細を示している。モータ制御部14は、CPUコアを内蔵したFPGA51を有する。FPGA51は、通信ポート52を介してプリンタ制御部11と通信を行う。また、FPGA51の基準クロック生成部56は、水晶発振子50に接続され、水晶発振子50の出力に基づき基準クロックを生成する。カウンタ54は、基準クロックに基づきカウント動作を行う。FPGA51は、パルス幅変調信号(PWM信号)をPWMポート58から出力する。本実施形態において、FPGA51は、モータ15Fの3つの相(U、V、W)それぞれについて、ハイ側のPWM信号(U−H、V−H、W−H)と、ロー側のPWM信号(U−L、V−L、W−L)の計6つのPWM信号を出力する。このため、PWMポート58は、6つの端子U−H、V−H、W−H、U−L、V−L、W−Lを有する。
PWMポート58の各端子は、ゲートドライバ61に接続され、ゲートドライバ61は、PWM信号に基づき、3相のインバータ60の各スイッチング素子のON/OFF制御を行う。なお、インバータ60は、各相についてハイ側3個、ロー側3個の計6つのスイッチング素子を有し、ゲートドライバ61は、各スイッチング素子を対応するPWM信号に基づき制御する。スイッチング素子としては、例えばトランジスタやFETを使用することができる。本実施形態においては、PWM信号がハイレベルであると、対応するスイッチング素子がオン状態となり、PWM信号がローレベルであると、対応するスイッチング装置がオフ状態になるものとする。インバータ60の出力62は、モータ15Fのコイル73(U相)、74(V相)及び75(W相)に接続されている。インバータ60の各スイッチング素子をオン/オフ制御することで、各コイル73、74、75に流れるコイル電流を制御することができる。この様に、FPGA51、ゲートドライバ61及びインバータ60は、複数のコイル73、74及び75に印加する電圧を制御する電圧制御部として機能する。各コイル73、74、75に流れたコイル電流は、各相それぞれに対応して設けられるシャント抵抗65により電圧に変換される。増幅部64は、各相のシャント抵抗65の両端の電圧を増幅し、各相のコイル電流を示す電圧値をFPGA51のADコンバータ53に出力する。ADコンバータ53は、各相のコイル電流を示す電圧値をデジタル値に変換する。電流値算出部59は、このデジタル値に基づき各相のコイル電流の値を判定する。この様に、シャント抵抗65、増幅部64及びFPGA51は、コイル電流の電流値を検出する電流検知部を構成している。また、FPGA51は、モータ15Fの制御に使用する各種データ等を格納する不揮発性メモリ55及びメモリ57を有する。
図4(A)は、U相のコイル73からV相のコイル74及びW相のコイル75に向けて電流を流すためのインバータ60の状態を示している。なお、U相、V相及びW相のハイ側のスイッチング素子を、それぞれ、UH、VH及びWHと表記する。同様に、U相、V相及びW相のロー側のスイッチング素子を、それぞれ、UL、VL及びWLと表記する。図4(A)に示す様に、U相のコイル73からV相のコイル74及びW相のコイル75に向けて電流を流すために、スイッチング素子UH、VL及びWLをオン状態にし、その他のスイッチング素子をオフ状態にする。図4(A)の状態は、U相のコイル73に低圧電源12が出力する電圧を印加している状態である。この状態において、U相のシャント抵抗65には電流が流れないため、U相のコイル電流を測定することはできない。
一方、図4(B)は、図4(A)の状態に続く状態であり、スイッチング素子UL、VL、WLをオン状態にし、スイッチング素子UH、VH、WHをオフ状態にしている。図4(B)の状態は、低圧電源12が出力する電圧のコイル73、74及び75への印加を停止し、スイッチング素子ULからコイル73を介してコイル74及び75に回生電流を流している状態である。この状態においては、総ての相のコイル電流を測定することができる。
したがって、本実施形態において、FPGA51は、図4(B)の状態において、電流制御ループで使用するU相、V相及びW相のコイル電流の電流値を検知する検知処理を行う。図5は、各PWM信号と検知処理を行うタイミングとの関係を示している。本実施形態において、PWM信号は50μs単位で繰り返される。FPGA51は、内部的にPWM基準信号を50μs毎に生成し、このPWM基準信号に基づき各PWM信号を生成して出力する。また、FPGA51は、PWM基準信号の生成後、スイッチング素子UL、VL及びWLが総てのオン状態であり、回生電流が流れているタイミングにおいて開始信号を生成する。図5において、U相ハイ側のPWM信号がハイレベルからローレベルに変化するタイミングは、PWM基準信号の生成から22.5μsが経過したときであり、開始信号を生成するタイミングは、PWM基準信号の生成後、23.5μsが経過したときである。
電流値算出部59は、開始信号の生成から所定期間の間、U相、V相及びW相のコイル電流を測定する(検知処理)。なお、ADコンバータ53は、不図示のマルチプレクサ(アナログスイッチ)を備えており、増幅部64が出力する各相のコイル電流に対応する電圧値を順に選択してデジタル値への変換を行う。つまり、電流値算出部59は、同時に3つの相のコイル電流を測定するのではなく、ADコンバータ53の出力順に応じて順にコイル電流を測定する。以下の説明においては、U相、V相、W相の順でコイル電流の測定を行うものとする。なお、ADコンバータにおけるデジタル値への変換時間を1μsとする。よって、U相、V相、W相の3つの相の変換に要する時間は3μsになる。したがって、図5に示す様に、開始信号が生成されると、電流値算出部59は、3μsの間にU相、V相、W相の順でコイル電流を測定する。
図5に示す様にコイル電流を測定するため、U相のコイル73への電圧の印加は、PWM信号の1周期において少なくとも3μsの間、停止させる必要がある。実際には、タイミングのマージンを見込む必要があるため、U相のコイル73への電圧の印加の停止時間は、PWM信号の各周期において少なくとも3μsにマージンを加えた値だけ確保する必要がある。本例では、このマージンを2μsとする。したがって、本例では、PWM信号の1周期当たり、U相のコイル73への電圧の印加の停止時間を少なくとも5μsとする。本例においてPWM信号の周期は50μsであるため、PWM信号1周期当たりの電圧印加期間の割合は、最大で90%となる。
この様に、FPGA51は、PWM基準信号を生成してから所定期間が経過すると開始信号を生成する。以下、開始信号を生成するタイミングを検知タイミングと呼ぶ。検知タイミングは、PWM基準信号の生成からの経過時間により示される。検知タイミングが適切に設定されておらず、よって、開始信号を生成するタイミングが適切でないと、コイル電流を適切に測定することができなくなる。このため、モータ制御部14は、適切な検知タイミングを設定する設定処理を行う。
まず、本例では、U相、V相、W相の順にコイル電流を検出する。したがって、最初に検知するU相のコイル73のコイル電流と、最後に電流を検知するW相のコイル75のコイル電流が適切に検出できれば、V相についてはコイル電流が適切に検出できると判定できる。したがって、本実施形態の設定処理では、U相のコイル73とW相のコイル75を測定コイルとする。そして、FPGA51は、複数の候補タイミング(検知タイミングの候補)それぞれで測定コイルのコイル電流が適切に検出できたか否かを判定する。
具体的には、FPGA51は、U相のコイル73のコイル電流を適切に検知できるタイミングを複数の候補タイミングから選択する第1処理と、W相のコイル75を適切に検知できるタイミングを複数の候補タイミングから選択する第2処理と、を行う。そして、第1処理と第2処理とに基づきU相のコイル73とW相のコイル75の両方を適切に検知できるタイミングを検知タイミングに設定する。なお、第1処理と第2処理の内容は同様であるため、以下では、主に第1処理について説明する。
図6は、第1処理におけるPWM信号を示している。第1処理においてU相のコイル電流を適切に検知できているかを判定するためにU相のコイルとは異なるV相のコイル74又はW相のコイル75を参照コイルとして使用する。本例では、V相のコイル74を参照コイルとしている。まず、U相ハイ側のPWM信号については、PWM基準信号から所定タイミングまではハイレベルとし、所定タイミングにおいてローレベルとする。つまり、所定タイミングにおいてU相のコイル73への電圧の印加を停止する。本例では、この所定タイミングを、PWM基準信号の生成から22.5μsが経過したときとしている。そして、所定タイミングから所定期間が経過すると、U相ハイ側のPWM信号をハイレベルとする。つまり、所定タイミングにおいてU相のコイル73への電圧の印加を停止した後、所定期間が経過すると、U相のコイル73への電圧の印加を再開する。なお、所定期間は、コイルへの電圧の印加を停止する最小期間である5μsとする。なお、U相ロー側のPWM信号については、U相ハイ側のPWM信号のレベルを反転させたものとする。また、参照コイルであるV相ハイ側のPWM信号は常にローレベルとし、V相ロー側のPWM信号は常にハイレベルとする。さらに、残りのコイル(本例ではW相)については、ハイ側及びロー側とも常にローレベルとする。
したがって、U相ハイ側のPWM信号がローレベルの間、コイル電流(回生電流)は、測定コイルであるU相のコイル73から参照コイルであるV相のコイル74に流れる。第2処理においては、W相のコイル75が測定コイルとなり、V相のコイル74又はU相のコイル73が参照コイルとなる。
FPGA51は、複数の候補タイミングを有する。本例においては、FPGA51は、22.5μs、23.5μs、24.5μs、25.5μs、26.5μs及び27.5μsの6つの候補タイミングを有しているものとする。なお、候補タイミングの最小値を22.5μsとしているのは、U相ハイ側のPWM信号をローレベルにする所定タイミングを22.5μsとしているからである。また、候補タイミングの最大値を27.5μsとしているのは、U相ハイ側のPWM信号をハイレベルに戻すタイミングがPWM基準信号の生成後、27.5μsが経過したときであるからである。そして、FPGA51は、6つの候補タイミングから1つを選択し、PWM基準信号から選択した候補タイミングの期間が経過すると開始信号を生成する。開始信号を生成すると、FPGA51は、電流値算出部59により測定コイル(U相)と参照コイル(V相)のコイル電流値を検知する。なお、本例では、図6に示す様に、PWM信号の生成を3周期だけ繰り返し、3周期目においてU相のコイル電流とV相のコイル電流をそれぞれ検知する。
図7(A)及び図7(B)は、それぞれ、各周期における電流検知結果を示している。なお、図7(A)は、U相のコイル電流を適切に検知できている場合の例を示し、図7(B)は、U相のコイル電流を適切に検知できていない場合の例を示している。本例においては、U相のコイル73からV相のコイル74にコイル電流を流しているため、U相のコイル電流とV相のコイル電流の検知値は、絶対値が同じであり、かつ、符号が反転することになる。言い換えると、U相のコイル電流とV相のコイル電流の和は0となる。したがって、本実施形態では、3周期目において検知したU相のコイル電流の絶対値とV相のコイル電流の絶対値との差が閾値より小さいと、U相のコイル電流を適切に測定できていると判定する。一方、3周期目の測定において検知したU相のコイル電流の絶対値とV相のコイル電流の絶対値との差が閾値以上であると、U相のコイル電流を適切に測定できていないと判定する。
図7(A)及び図7(B)の例においては閾値を0.5としている。図7(A)では、3周期目の測定におけるU相のコイル電流とV相のコイル電流の絶対値の差分は0.07であるため、U相のコイル電流を適切に測定できていると判定される。一方、図7(B)では、3周期目の測定におけるU相のコイル電流とV相のコイル電流の絶対値の差分は1.5であるため、U相のコイル電流を適切に測定できていないと判定される。
なお、3周期目の電流検知結果に基づき判定するのは、図7に示す様に、周期毎にコイル電流が増加し、よって、コイル電流を適切に測定できているか否かの判定精度が高くなるからである。しかしながら、1周期目や2周期目の測定によりコイル電流を適切に測定できているか否かを判定する構成であっても良い。つまり、コイル電流を適切に測定できているか否かを判定するために何周期目の測定結果を使用するかは設計事項である。さらに、複数の周期の総てにおいて差分が閾値より小さい場合にコイル電流を適切に検知していると判定する構成とすることもできる。
FPGA51は、第1処理においては、候補タイミングを変更しながら上記U相のコイル電流を適切に測定できているか否かの判定を繰り返す。その後、FPGA51は、第2処理において、候補タイミングを変更しながらW相のコイル電流を適切に測定できているか否かの判定を繰り返す。
図8は、6つの候補タイミングについて行ったU相とW相のコイル電流の検知結果の例を示している。なお、OKとは、コイル電流を適切に測定できていることを示し、NGとは、コイル電流を適切に測定できていないことを示している。図8によると、U相のコイル電流とW相のコイル電流の両方を適切に測定できるのは、候補タイミングが23.5μsと24.5μsのときである。この場合、FPGA51は、例えば、その平均値である24μsを検知タイミングとして設定する。なお、U相のコイル電流とW相のコイル電流の両方を適切に測定できる候補タイミングが存在しないと、FPGA51は、モータ制御部14の異常と判定する。
なお、上記検知タイミングの設定処理は、モータ15Fの駆動を行っていない間に実行する。例えば、画像形成装置の電源オン後の初期化シーケンスの一つとして設定処理を行うことができる。また、モータ15Fの駆動を開始する際の、モータ起動シーケンスの一環として設定処理を行う構成とすることができる。
以上、本実施形態では、PWM信号の1周期(本例では、50μs)の内、コイルに電圧を印加しない期間の最小値を5μsとする。上述した様に、この5μsとの期間は、ADコンバータ53での3相の変換に要する3μsに2μsのマージンを加えたものである。本実施形態では、上記の設定処理により適切な検知タイミングを設定するため、この5μsの間に各相のコイル電流を精度良く検知することができる。一方、検知タイミングの設定処理を行わない従来の構成では、より長いマージン、例えば、4〜5μsのマージンを見込む必要があった。つまり、PWM信号の1周期(本例では、50μs)の内、コイルに電圧を印加しない期間の最小値を7〜8μsに設定する必要があった。この場合、PWM信号1周期当たりの電圧印加期間の割合は、最大で84〜86%となる。つまり、本実施形態では、マージンを小さくすることができ、よって、PWM信号1周期当たりの電圧印加期間の割合を大きくすることができる。つまり、コイルへの電圧の印加を停止する期間を短くすることができる。
<第二実施形態>
続いて、第二実施形態について第一実施形態との相違点を中心に説明する。第一実施形態においては、検知タイミングの設定処理を他の処理とは独立して行っていた。本実施形態では、モータ15Fのロータの停止位置(停止位相)の検知処理(以下、停止位置検知処理)の際に検知タイミングの設定処理を行う。より詳しくは、停止位置検知処理で取得するコイル電流の検知値に基づき適切な検知タイミングを決定して設定する。
まず、停止位置検知処理について説明する。モータ15Fのセンサレス駆動は、ロータの停止位置に応じて行われる。よって、モータ15Fの回転を開始する際、FPGA51は、停止位置検知処理を行う必要がある。ロータの停止位置は、ロータの停止位置によって各相のコイル73〜75のインダクタンスが変化する現象を利用して行うことができる。具体的には、U−V、U−W、V−W、V−U、W−U、W−Vの各励磁相にコイル電流を流し、その際のコイル電流の大小により、各コイルのインダクタンスの大小を判定することで、ロータ停止位置を検知することができる。なお、X−Yとは、X相のコイルからY相のコイルに向けて電流を流すとの意味である。
図9(A)及び図9(B)は、停止位置検知処理においてX−Y相にコイル電流を流す場合のPWM信号のデューティの時間変化を示している。なお、指令値1は、X相ハイ側のPWM信号のオンデューティを示している。また、指令値2は、Y相ハイ側のオンデューティを示している。なお、X相ロー側のPWM信号は、X相ハイ側のPWM信号のレベルを反転させたものであり、Y相ロー側のPWM信号は、Y相ハイ側のPWM信号のレベルを反転させたものとなる。なお、残りの1相のPWM信号は、ハイ側及びロー側共、ローレベルに固定する。
図9(A)及び図9(B)の電流検知値は、X相のコイル電流の検知値を示している。コイル電流は、X相のハイ側のPWM信号のデューティが最大となった後、X相ハイ側のPWM信号のデューティを減少させている間に最大値となる。例えば、図9(A)及び図9(B)においては、X相ハイ側のPWM信号のデューティを減少させ、デューティが略0となったときにコイル電流は最大となっている。
なお、検知タイミングが適切に設定されていないと、X相ハイ側のPWM信号のデューティが最大(90%)となる付近において、X相のコイル電流を適切に検出できなくなり得る。図9(A)は、検知タイミングが適切であるため、X相のコイル電流を常に適切に測定できている場合を示している。一方、図9(B)は、検知タイミングが適切でないため、X相ハイ側のPWM信号のデューティが最大となる付近において、コイル電流を適切に測定できていない場合を示している。しかしながら、上述した様に、停止位置検知処理においては、コイル電流の最大値が測定できればよく、コイル電流は、X相ハイ側のPWM信号のデューティが最大値から減少している間に最大となる。つまり、検知タイミングを適切に設定できていないことは停止位置検知処理に影響を与えない。
本実施形態では、停止位置検知処理を3回行う。1回の停止位置検知処理においては、U−V、U−W、V−W、V−U、W−U、W−Vの励磁相の順で、図9において説明した様にPWM信号を出力してコイル電流を流す。そして、図9で説明した様に、コイル電流の最大値を各励磁相(6つの励磁相)について検知し、6つのコイル電流の最大値を比較することでロータの停止位置を判定する。そして、3回行う停止位置検知処理それぞれでの判定結果に基づきロータの停止位置を多数決判定する。つまり、3回行う停止位置検知処理の内、少なくとも2回の停止位置検知処理でのロータ停止位置の判定結果が同じであれば、その判定結果が示すロータ停止位置にロータが停止していると判定する。一方、3回行う停止位置検知処理の判定結果がそれぞれ異なるものであると、再度、停止位置検知処理を3回行う。
また、停止位置検知処理において、U−VとU−Wを励磁相としている際、U相ハイ側のPWM信号のデューティが90%(ローレベルの期間が5μs)のときの電流検知結果に基づきU相のコイル電流を正しく検知できているか否かを判定する。同様に、W−UとW−Vを励磁相としている際、W相ハイ側のPWM信号のデューティが90%(ローレベルの期間が5μs)のときの電流検知結果に基づきW相のコイル電流を正しく検知できているか否かを判定する。
そして、候補タイミングについては、図10に示す様に変化させる。図10によると、1回目の停止位置検知処理でU−Vを励磁相としている際の候補タイミングを22.5μとして、U−Wを励磁相としている際の候補タイミングを23.5μとする。そして、2回目の停止位置検知処理でU−Vを励磁相としている際の候補タイミングを24.5μとして、U−Wを励磁相としている際の候補タイミングを25.5μとする。さらに、3回目の停止位置検知処理でU−Vを励磁相としている際の候補タイミングを26.5μとして、U−Wを励磁相としている際の候補タイミングを27.5μとする。これにより、第一実施形態と同様に、6つの異なる候補タイミングに対して、U相のコイル電流が正しく検知できているかを判定することができる。W相についても同様である。そして、第一実施形態と同様に、U相とW相のコイル電流の両方を正しく検知できる候補タイミングに基づき検知タイミングを設定する。
以上、本実施形態では、停止位置検知処理で測定するコイル電流に基づき検知タイミングを決定する。よって、マージンを小さくできることに加えて、画像形成装置のダウンタイムを短くすることができる。
なお、上記各実施形態において、モータ15Fは、定着器24のローラを回転駆動させるための動力源であった。しかしながら、制御対象のモータに制限はなく、画像形成装置の部材の動力源となる他のモータの制御に本発明を適用することができる。また、検知処理や設定処理をFPGA51が行うものとしたが、プリンタ制御部11が行う構成であっても良い。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
61:ゲートドライバ、60:インバータ、51:FPGA、65:シャント抵抗、64:増幅部、53:ADコンバータ、59:電流値算出部

Claims (12)

  1. モータの複数のコイルに印加する電圧を制御する電圧制御手段と、
    前記複数のコイルの電流値を検知する電流検知手段と、
    前記電圧制御手段を制御して前記複数のコイルの内の第1測定コイルに電流を流し、複数の候補タイミングそれぞれにおいて前記第1測定コイルの電流値を前記電流検知手段に検知させ、前記電圧制御手段を制御して前記複数のコイルの内の第2測定コイルに電流を流し、前記複数の候補タイミングそれぞれにおいて前記第2測定コイルの電流値を前記電流検知手段に検知させることで前記電流検知手段により電流値を検知させる検知タイミングを設定する設定処理と、設定した前記検知タイミングに応じて、前記複数のコイルの電流値を前記電流検知手段に検知させる検知処理と、を行う制御手段と、
    を備えていることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記電流検知手段は、前記検知処理において前記複数のコイルの電流値を順に検知し、
    前記第1測定コイルは、前記検知処理において最初に電流値を検知するコイルであり、
    前記第2測定コイルは、前記検知処理において最後に電流値を検知するコイルであることを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記電圧制御手段が前記複数のコイルに電圧を印加せず、前記複数のコイルに回生電流が流れている間に前記検知処理が実行される様に前記検知タイミングを設定することを特徴とする請求項1又は2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記設定処理において、前記電圧制御手段は、前記第1測定コイルに電圧を印加することで前記第1測定コイルから前記複数のコイルの内の前記第1測定コイルとは異なる参照コイルに電流を流し、所定タイミングにおいて前記第1測定コイルへの電圧の印加を停止する制御を行うことで前記第1測定コイルから前記参照コイルに回生電流を流す第1処理を繰り返し、
    前記制御手段は、前記第1処理それぞれにおいて、前記複数の候補タイミングの内の1つを順に選択し、選択した候補タイミングにおいて前記電流検知手段に前記第1測定コイルの電流値及び前記参照コイルの電流値を検知させることで、前記複数の候補タイミングから前記第1測定コイルの電流値を検知できる候補タイミングを判定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  5. 前記第1処理それぞれにおいて、前記電圧制御手段は、前記第1測定コイルへの電圧の印加を停止する制御を行った後、所定期間が経過すると、前記第1測定コイルに電圧を印加するための制御を行うことを特徴とする請求項4に記載のモータ制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記第1処理それぞれにおいて、前記電流検知手段が検知した前記第1測定コイルの電流値と前記参照コイルの電流値を比較することで前記複数の候補タイミングから前記第1測定コイルの電流値を検知できる候補タイミングを判定することを特徴とする請求項4又は5に記載のモータ制御装置。
  7. 前記制御手段は、前記電流検知手段が検知した前記第1測定コイルの電流値の絶対値と前記参照コイルの電流値の絶対値との差が閾値より小さいときの候補タイミングを前記第1測定コイルの電流値を検知できる候補タイミングと判定することを特徴とする請求項6に記載のモータ制御装置。
  8. 前記設定処理において、前記電圧制御手段は、前記第2測定コイルに電圧を印加することで前記第2測定コイルから前記複数のコイルの内の前記第2測定コイルとは異なる参照コイルに電流を流し、所定タイミングにおいて前記第2測定コイルへの電圧の印加を停止する制御を行うことで前記第2測定コイルから前記参照コイルに回生電流を流す第2処理を繰り返し、
    前記制御手段は、前記繰り返し行われる第2処理それぞれにおいて、前記複数の候補タイミングの内の1つを順に選択し、選択した候補タイミングにおいて前記電流検知手段に前記第2測定コイルの電流値及び前記参照コイルの電流値を検知させることで、前記複数の候補タイミングから前記第2測定コイルの電流値を検知できる候補タイミングを判定することを特徴とする請求項4から7のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  9. 前記制御手段は、前記第1測定コイルの電流値を検知できる候補タイミングと前記第2測定コイルの電流値を検知できる候補タイミングとに基づき前記検知タイミングを決定することを特徴とする請求項8に記載のモータ制御装置。
  10. 前記制御手段は、前記第1測定コイルの電流値を検知でき、かつ、前記第2測定コイルの電流値を検知できる候補タイミングの平均値を前記検知タイミングとすることを特徴とする請求項9に記載のモータ制御装置。
  11. 前記制御手段は、前記電圧制御手段を制御して前記複数のコイルに順に電流を流し、前記電流検知手段に前記複数のコイルの電流を検知させることで前記モータのロータの停止位置を検知する処理を実行し、前記ロータの停止位置を検知する処理において前記電流検知手段が検知する前記第1測定コイル及び前記第2測定コイルの電流値に基づき前記設定処理を行うことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  12. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段の部材の動力を生成するモータと、
    前記モータの複数のコイルに印加する電圧を制御する電圧制御手段と、
    前記複数のコイルの電流値を検知する電流検知手段と、
    設定された検知タイミングから前記複数のコイルの電流値を前記電流検知手段に検知させる検知処理と、前記電圧制御手段を制御して前記複数のコイルの内の第1測定コイルに電流を流し、複数の候補タイミングそれぞれにおいて前記第1測定コイルの電流値を前記電流検知手段に検知させ、前記電圧制御手段を制御して前記複数のコイルの内の第2測定コイルに電流を流し、前記複数の候補タイミングそれぞれにおいて前記第2測定コイルの電流値を前記電流検知手段に検知させることで前記検知タイミングを設定する設定処理と、を行う制御手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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