JP2021090235A - 蓄電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電池ECU20の損傷を防止すること。【解決手段】蓄電システム1は、複数の蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)を直列に接続したメインバッテリ2と、蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の電圧を監視する電池ECU20と、蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)間と電池ECU20とをそれぞれ接続する複数の電圧検出線L(0)〜L(N)と、複数の電圧検出線L(0)〜L(N)のそれぞれに設けられ当該電圧検出線L(0)〜L(N)を流れる電流を遮断可能な複数の遮断装置とを備える。遮断装置は、ヒューズFU(0)〜FU(N)であってもよいし、ヒューズFU(0)〜FU(N)および抵抗素子R(0)〜R(N)のそれぞれの組合せであってもよい。遮断装置は、直列に接続された蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の一方端側の遮断装置から他方端側の遮断装置に向かって順番に、遮断装置が電流を遮断する際の電流が大きく設定されている。【選択図】図5

Description

この開示は、蓄電システムに関し、特に、監視装置の損傷の防止に適した蓄電システムに関する。
従来、図9で示すように、直列接続された複数の単電池である蓄電ユニットBC(1)’〜BC(N)’を含むメインバッテリ2’と、蓄電ユニットBC(1)’〜BC(N)’の電圧を監視する電池ECU20’の電池監視ユニット22’と、蓄電ユニットBC(1)’〜BC(N)’間と電池監視ユニット22’とを接続する複数の電圧検出線L(0)’〜L(N)’とを備えた蓄電システム1’があった(たとえば、特許文献1参照)。電圧検出線L(0)’〜L(N)’には、それぞれ、ヒューズFU(0)’〜ヒューズFU(N)’が設けられる。
特開2016−134962号公報
しかし、特許文献1のような蓄電システム1’において、水没等の影響で、直列接続された蓄電ユニットBC(1)’〜BC(N)’の一方端側のヒューズFU(0)’と他方端側のヒューズFU(N)’とを残して、他のヒューズが溶断した場合、電池ECU20’に高電圧(図9においては、蓄電ユニットBC(1)’〜BC(N)’の電圧を加算したメインバッテリ2’の電圧)が印可され、電池ECU20’の内部の回路が損傷する虞がある。
この開示は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、監視装置の損傷を防止することが可能な蓄電システムを提供することである。
この開示に係る蓄電システムは、複数の電池ユニットを直列に接続した組電池と、電池ユニットの電圧を監視する監視装置と、電池ユニット間と監視装置とをそれぞれ接続する複数の電圧検出線と、複数の電圧検出線のそれぞれに設けられ当該電圧検出線を流れる電流を遮断可能な複数の遮断装置とを備える。複数の遮断装置は、直列に接続された電池ユニットの一方端側の遮断装置から他方端側の遮断装置に向かって順番に、遮断装置が電流を遮断する際の電流が大きく設定されている。
このような構成によれば、組電池と監視装置とを接続する電圧検出線に流れる電流が遮断される場合は、遮断装置が電流を遮断する際の電流が小さく設定されている他方端側の遮断装置から、遮断装置が電流を遮断する際の電流が大きく設定されている一方端側の遮断装置に向かって順番に、電流が遮断される。このため、監視装置に大きな電流が流れないようにすることができる。その結果、監視装置の損傷を防止することが可能な蓄電システムを提供することができる。
この開示によれば、監視装置の損傷を防止することが可能な蓄電システムを提供することができる。
この実施の形態における蓄電システムが搭載された車両の構成を示す回路図である。 この実施の形態のメインバッテリおよび電池ECUの構成の概略を示した回路図である。 この実施の形態における短絡が生じた場合のヒューズの溶断の流れの一例を示す第1の図である。 この実施の形態における短絡が生じた場合のヒューズの溶断の流れの一例を示す第2の図である。 この実施の形態における短絡が生じた場合のヒューズの溶断の流れの一例を示す第3の図である。 この実施の形態における短絡が生じた場合のヒューズの溶断の流れの一例を示す第4の図である。 この実施の形態における短絡が生じた場合のヒューズの溶断の流れの一例を示す第4の図である。 第2実施形態のメインバッテリおよび電池ECUの構成の概略を示した回路図である。 従来の短絡が生じた場合のヒューズの溶断の例を示す図である。
[第1実施形態]
以下、この開示の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この実施の形態における蓄電システム1が搭載された車両の構成を示す回路図である。図1を参照して、車両は、蓄電装置であるメインバッテリ2と、電池ECU(Electronic Control Unit)20と、システムメインリレー4と、補機用DC/DCコンバータ6と、電圧コンバータ12と、平滑用コンデンサ3と、電圧センサ13,21と、車両駆動部14と、制御装置30とを含む。
車両駆動部14は、車両駆動用モータ、エンジン、ギヤ機構、駆動輪などを含んで構成される。電圧コンバータ12は、メインバッテリ2と車両駆動部14との間に設けられ、電圧変換を行なう電圧変換器である。補機用DC/DCコンバータ6は、メインバッテリ2の電圧(たとえば200V)を降圧し、補機負荷回路に直流電圧(たとえば14V)を電源電圧として供給する。
電圧センサ21は、平滑用コンデンサ3の両端間の電圧VLを検出して制御装置30に対して出力する。電圧コンバータ12は、メインバッテリ2から放電が行なわれる場合には、平滑用コンデンサ3の端子間電圧を昇圧する。電圧センサ13は、電圧コンバータ12によって昇圧された電圧VHを検知して制御装置30に出力する。
システムメインリレー4は、制御装置30から与えられる制御信号に応じて導通/非導通状態が制御される。
電池ECU20は、メインバッテリ2の充電状態を監視するために、メインバッテリ2に流れる電流IBを検出する電流センサとメインバッテリの電圧VBを検出する電圧センサとを含む。
電圧コンバータ12は、車両駆動部14でエンジンによって発電が行なわれたり、モータによる制動によって発電が行なわれたりした場合には、降圧回路として動作するように制御装置30によって制御される。このときには、メインバッテリ2に充電が行なわれる。
図2は、この実施の形態のメインバッテリ2および電池ECU20の構成の概略を示した回路図である。図2を参照して、蓄電システム1は、メインバッテリ2と、電池ECU20とを含む。メインバッテリ2は、直列に接続された複数の蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)を含む。蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)としては、たとえば、鉛蓄電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の二次電池や、電気二重層コンデンサ等の大容量キャパシタなどの単電池を用いることができる。電池ECU20は、ツェナーダイオードD(1)〜D(N)と、電池監視ユニット22とを含む。
電圧検出線L(M−1)は、蓄電ユニットBC(M−1),BC(M)間と、電池監視ユニット22とを接続する。電圧検出線L(M)は、蓄電ユニットBC(M),BC(M+1)間と、電池監視ユニット22とを接続する。他の電圧検出線L(1)〜L(M−2),L(M+1)〜L(N)も同様である。
ヒューズFU(0)〜FU(N)は、それぞれ、電圧検出線L(0)〜L(N)に設けられ、ヒューズFU(0)〜FU(N)を流れる電流が定格電流値を超えると溶断されることで、電流を遮断する。定格電流値は、ヒューズFU(0)〜FU(N)ごとの許容電流の電流値である。このように、ヒューズFU(0)〜FU(N)が設けられることで、電池ECU20が保護される。
[この開示の特徴点]
上述の蓄電システム1において、電圧検出線L(0)〜(N)間が短絡するような状況(たとえば、水没等)による影響で、直列接続された蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の一方端側のヒューズFU(0)と他方端側のヒューズFU(N)とを残して、他のヒューズが溶断した場合、電池ECU20に高電圧(蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の電圧を加算したメインバッテリ2の電圧)が印可され、電池ECU20の内部の回路が損傷する虞がある。
そこで、複数のヒューズFU(0)〜FU(N)は、直列に接続された蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の一方端側のヒューズから他方端側のヒューズに向かって順番に、ヒューズが電流を遮断する際の電流が大きく設定されるようにする。
これにより、メインバッテリ2と電池ECU20とを接続する電圧検出線L(0)〜L(N)に流れる電流が遮断される場合は、ヒューズが電流を遮断する際の電流が小さく設定されている他方端側のヒューズから、ヒューズが電流を遮断する際の電流が大きく設定されている一方端側のヒューズに向かって順番に、電流が遮断される。このため、電池ECU20に大きな電流が流れないようにすることができる。その結果、電池ECU20の損傷を防止することができる。
図2を再び参照して、この開示においては、複数のヒューズFU(0)〜FU(N)は、蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の一方端側のヒューズFU(N)から他方端側のヒューズFU(0)に向かって順番に、ヒューズが電流を遮断する際の電流が大きく設定されている。
つまり、ヒューズFU(0)からヒューズFU(N)までのうち、ヒューズFU(0)が最も溶断し難く、ヒューズFU(N)が最も溶断し易く、ヒューズFU(0)からヒューズFU(N)に向かう順番で、溶断し易くされている。
図3から図7は、それぞれ、この実施の形態における短絡が生じた場合のヒューズFU(0)〜FU(N)の溶断の流れの一例を示す第1から第5の図である。図3を参照して、電圧検出線L(1)〜L(N)間がすべて短絡すると、蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)のいずれか少なくとも1つを含む一巡の電流の通り道(たとえば、図3の電流Iで示す通り道)に電流が流れる。
蓄電ユニットBC(N)のプラス端子側がメインバッテリ2において最も電位が高い。このため、短絡が生じた後、まず、蓄電ユニットBC(N)のプラス端子側から電流Iが流れ出す。そして、流れ出した電流Iは、電圧検出線L(N)から、電池ECU20内または電池ECU20外の短絡箇所から、電圧検出線L(N−1)に流れる。
図4を参照して、この電流Iの電流値が、ヒューズFU(N)の定格電流値を超えると、この定格電流値は、ヒューズFU(N−1)の定格電流値よりも低くされているため、ヒューズFU(N−1)は溶断せず、ヒューズFU(N)が溶断する。
図5を参照して、ヒューズFU(M+2)までが溶断した状態においては、蓄電ユニットBC(M+1)のプラス端子側がメインバッテリ2において最も電池が高くなっている。このため、蓄電ユニットBC(M+1)のプラス端子側から電流IIが流れ出す。そして、流れ出した電流IIは、電圧検出線L(M+1)から、電池ECU20内または電池ECU20外の短絡箇所から、電圧検出線L(M)に流れる。
この電流IIの電流値が、ヒューズFU(M+1)の定格電流値を超えると、この定格電流値は、ヒューズFU(M)の定格電流値よりも低くされているため、ヒューズFU(M)は溶断せず、ヒューズFU(M+1)が溶断する。
図6を参照して、ヒューズFU(2)までが溶断した状態においては、蓄電ユニットBC(1)のプラス端子側がメインバッテリ2において最も電池が高くなっている。このため、蓄電ユニットBC(1)のプラス端子側から電流IIIが流れ出す。そして、流れ出した電流IIIは、電圧検出線L(1)から、電池ECU20内または電池ECU20外の短絡箇所から、電圧検出線L(0)に流れる。
図7を参照して、この電流IIIの電流値が、ヒューズFU(1)の定格電流値を超えると、この定格電流値は、ヒューズFU(0)の定格電流値よりも低くされているため、ヒューズFU(0)は溶断せず、ヒューズFU(1)が溶断する。その後、ヒューズFU(0)の両端に、短絡により電位差が生じており、この電位差による電流値が、ヒューズFU(0)の定格電流値を超えると、ヒューズFU(0)が溶断する。
このように、ヒューズFU(N)からヒューズFU(0)に向かう順番で、ヒューズFU(0)〜FU(N)が溶断する。その結果、電池ECU20には、蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の電圧を加算したメインバッテリ2の全電圧が長時間、掛かることがないので、電池ECU20の損傷を防止することができる。
[第2実施形態]
第1実施形態においては、電圧検出線L(0)〜L(N)には、それぞれ、ヒューズFU(0)〜FU(N)が設けられるようにした。第2実施形態においては、電圧検出線L(0)〜L(N)に、それぞれ、ヒューズFU(0)〜FU(N)に加えて、抵抗素子R(0)〜R(N)を設けるようにする。
また、第1実施形態においては、複数のヒューズFU(0)〜FU(N)が、蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の一方端側のヒューズFU(N)から他方端側のヒューズFU(0)に向かって順番に、ヒューズが電流を遮断する際の電流が大きく設定されるようにした。
第2実施形態においては、複数のヒューズFU(0)〜FU(N)が電流を遮断する際の電流値が同じであることとする、つまり、溶断特性が同じであることとする。一方、抵抗素子R(0)〜R(N)が、蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の一方端側の抵抗素子R(N)から他方端側の抵抗素子R(0)に向かって順番に、抵抗値が大きく設定されるようにする。
図8は、第2実施形態のメインバッテリ2および電池ECU20の構成の概略を示した回路図である。図8を参照して、第2実施形態の蓄電システム1Aは、第1実施形態の蓄電システム1と同様、メインバッテリ2と、電池ECU20とを含む。
電圧検出線L(M−1)は、蓄電ユニットBC(M−1),BC(M)間と、電池監視ユニット22とを接続する。電圧検出線L(M)は、蓄電ユニットBC(M),BC(M+1)間と、電池監視ユニット22とを接続する。他の電圧検出線L(1)〜L(M−2),L(M+1)〜L(N)も同様である。
ヒューズFU(0)〜FU(N)および抵抗素子R(0)〜R(N)は、それぞれ、電圧検出線L(0)〜L(N)に設けられ、ヒューズFU(0)〜FU(N)を流れる電流が定格電流値を超えると溶断されることで、電流を遮断する。第2実施形態においては、ヒューズFU(0)〜FU(N)の定格電流値は、同じである。一方、抵抗素子R(0)〜R(N)が、蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の一方端側の抵抗素子R(N)から他方端側の抵抗素子R(0)に向かって順番に、抵抗値が大きく設定されている。
これにより、第2実施形態のヒューズFU(0)〜FU(N)および抵抗素子R(0)〜R(N)のそれぞれの組合せで構成される複数の遮断装置は、第1実施形態のヒューズFU(0)〜FU(N)でそれぞれ構成される複数の遮断装置と同様、蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の一方端側の遮断装置から他方端側の遮断装置に向かって順番に、遮断装置が電流を遮断する際の電流が大きく設定されている。
つまり、ヒューズFU(0)および抵抗素子R(0)で構成される遮断装置からヒューズFU(N)および抵抗素子R(N)で構成される遮断装置までのうち、ヒューズFU(0)および抵抗素子(0)で構成される遮断装置が最も溶断し難く、ヒューズFU(N)および抵抗素子R(N)で構成される遮断装置が最も溶断し易く、ヒューズFU(0)および抵抗素子R(0)で構成される遮断装置から、ヒューズFU(N)および抵抗素子R(N)で構成される遮断装置に向かう順番で、遮断装置が溶断し易くされている。
これにより、第2実施形態においては、第1実施形態と同様、ヒューズFU(N)および抵抗素子R(N)で構成される遮断装置から、ヒューズFU(0)および抵抗素子R(0)で構成される遮断装置に向かう順番で、遮断装置が溶断する。その結果、電池ECU20には、蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の電圧を加算したメインバッテリ2の全電圧が長時間、掛かることがないので、電池ECU20の損傷を防止することができる。
[変形例]
(1) 前述した実施の形態においては、図2で説明したように、蓄電ユニットBC(0)〜BC(N)は、単電池で構成されることとした。しかし、これに限定されず、蓄電ユニットBC(0)〜BC(N)は、複数の単電池を並列に接続したものであってもよい。
(2) 前述した実施の形態においては、電池ECU20は、ツェナーダイオードD(1)〜D(N)と、電池監視ユニット22とを含むようにした。しかし、これに限定されず、電池ECU20は、電圧検出線L(0)〜L(N)間の電圧を検出可能な構成であれば、どのような構成であってもよく、周知の他の構成を用いてもよい。
(3) 前述した実施の形態においては、第1実施形態においては、複数のヒューズFU(0)〜FU(N)が、蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の一方端側のヒューズFU(N)から他方端側のヒューズFU(0)に向かって順番に、ヒューズが電流を遮断する際の電流が大きく設定されるようにした。
また、第2実施形態においては、ヒューズFU(0)〜FU(N)および抵抗素子R(0)〜R(N)のそれぞれの組合せで構成される複数の遮断装置が、蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の一方端側の遮断装置から他方端側の遮断装置に向かって順番に、遮断装置が電流を遮断する際の電流が大きく設定されるようにした。
しかし、これに限定されず、複数の遮断装置が、直列に接続された電池ユニットの一方端側の遮断装置から他方端側の遮断装置に向かって順番に、遮断装置が電流を遮断する際の電流が大きく設定されるのであれば、他の構成であってもよい。
具体的には、第2実施形態においては、ヒューズFU(0)〜FU(N)の定格電流値が同じであることとした。しかし、ヒューズFU(0)〜FU(N)および抵抗素子R(0)〜R(N)のそれぞれの組合せで構成される複数の遮断装置が、蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の一方端側の遮断装置から他方端側の遮断装置に向かって順番に、遮断装置が電流を遮断する際の電流が大きく設定されるのであれば、ヒューズFU(0)〜FU(N)の定格電流値が同じでないようにしてもよい。たとえば、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、複数のヒューズFU(0)〜FU(N)が、蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の一方端側のヒューズFU(N)から他方端側のヒューズFU(0)に向かって順番に、ヒューズが電流を遮断する際の電流が大きく設定されるようにしてもよい。
(4) 前述した実施の形態においては、図1で示したように、蓄電システム1は、車両に含まれるようにした。しかし、これに限定されず、蓄電システム1は、車両と異なる他の機械に含まれるようにしてもよいし、機械に含まれずに単体で用いられるようにしてもよい。
[まとめ]
(1) 図2および図8で示したように、蓄電システム1,1Aは、複数の蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)を直列に接続したメインバッテリ2と、蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の電圧を監視する電池ECU20と、蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)間と電池ECU20とをそれぞれ接続する複数の電圧検出線L(0)〜L(N)と、複数の電圧検出線L(0)〜L(N)のそれぞれに設けられ当該電圧検出線L(0)〜L(N)を流れる電流を遮断可能な複数の遮断装置とを備える。図2および図8で示したように、遮断装置は、直列に接続された蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の一方端側の遮断装置から他方端側の遮断装置に向かって順番に、遮断装置が電流を遮断する際の電流が大きく設定されている。
これにより、メインバッテリ2と電池ECU20とを接続する電圧検出線L(0)〜LO(N)に流れる電流が遮断される場合は、遮断装置が電流を遮断する際の電流が小さく設定されている他方端側の遮断装置から、遮断装置が電流を遮断する際の電流が大きく設定されている一方端側の遮断装置に向かって順番に、電流が遮断される。このため、電池ECU20に大きな電流が流れないようにすることができる。その結果、電池ECU20の損傷を防止することができる。
(2) 第1実施形態の図2で示したように、遮断装置は、ヒューズFU(0)〜FU(N)である。
(3) 第2実施形態の図8で示したように、遮断装置は、ヒューズFU(0)〜FU(N)および抵抗素子R(0)〜R(N)のそれぞれの組合せである。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A 蓄電システム、2 メインバッテリ、3 平滑用コンデンサ、4 システムメインリレー、6 補機用DC/DCコンバータ、12 電圧コンバータ、13,21 電圧センサ、14 車両駆動部、20 電池ECU、22 電池監視ユニット、30 制御装置、BC(0)〜BC(N) 蓄電ユニット、D(1)〜D(N) ツェナーダイオード、FU(0)〜FU(N) ヒューズ、L(0)〜L(N) 電圧検出線、R(0)〜R(N) 抵抗素子。

Claims (1)

  1. 複数の電池ユニットを直列に接続した組電池と、
    前記電池ユニットの電圧を監視する監視装置と、
    前記電池ユニット間と前記監視装置とをそれぞれ接続する複数の電圧検出線と、
    複数の前記電圧検出線のそれぞれに設けられ当該電圧検出線を流れる電流を遮断可能な複数の遮断装置とを備え、
    複数の前記遮断装置は、直列に接続された前記電池ユニットの一方端側の前記遮断装置から他方端側の前記遮断装置に向かって順番に、前記遮断装置が電流を遮断する際の電流が大きく設定されている、蓄電システム。
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