JP6155854B2 - 電池システム - Google Patents

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Description

複数の電池セルが直列に接続されて構成される組電池を備えた電池システムに関する。
複数の電池セルが直列に接続された組電池を用いた電池システムが、高電圧電源を必要とする電気自動車やハイブリッド自動車に用いられている。電池セルにはそれぞれ電圧検出回路が接続されており、その電圧検出回路によって検出される各電池セルの出力電圧を用いて、各電池セルが管理されている。電圧検出回路は、例えば、各電池セルの端子と電圧検出回路の端子とを接続して、電池セルそれぞれの出力電圧をオペアンプで検出するものが用いられている。
更に、電池セルを直列接続させる回路に電流遮断スイッチが挿入されているものがある。メンテナンスなどにおいて、その電流遮断スイッチを開状態にすることで、電池システムの出力を停止させることができる。また、各電池セルにおいて、過充電などによって内圧が上昇した場合に、その電池セルの内部端子と外部端子とをかい離させる電流遮断装置(CID:Current Interrupt Device)が設けられているものがある。また、電池セルごとに直列にヒューズが挿入されたヒューズ付き蓄電池が用いられているものがある。
ここで、上記電流遮断スイッチ、電流遮断装置、ヒューズなどによって、電池セル同士の接続が切断されると、電圧検出回路の端子に、高電圧が印加される。この高電圧の印加によって電圧検出回路を迂回経路として電流が流れると、電圧検出回路を構成するオペアンプやキャパシタや配線が焼損等するおそれがある。この高電圧の印加を抑制するために、電池セルと電圧検出回路とを接続する電圧検出線にスイッチ素子を設け、電圧検出回路に高電圧が印加されることを抑制する技術が特許文献1に開示されている。
特開2008−151682号公報
ここで、上記技術は、電圧検出回路の端子に高電圧が印加されることを未然に抑止する技術であって、その高電圧印加の抑止手段として、スイッチ素子を用いている。しかしながら、仮に高電圧の印加によってスイッチ素子がオン故障したりすると、それ以降は電圧検出回路を迂回経路として電流が流れることを抑制できない。このため、迂回電流によって電圧検出回路及び組電池に二次的な不具合が発生することが懸念される。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、電池セル同士の接続が切断されたことを適正に判定し、電圧検出回路及び組電池における二次的な不具合の発生を抑制することが可能な電池システムを提供することを目的とする。
本構成は、複数の電池セル(C)が直列に接続されて構成される組電池(11)と、前記複数の電池セルにおいて正負両側の端子にそれぞれ接続される電圧検出線(L1〜Ln+1)と、前記電圧検出線に接続され、前記電池セルの出力電圧をそれぞれ検出するセル電圧検出回路(30)と、前記複数の電池セルからなる直列接続体の総電圧である電池総電圧(Vt)、又は該直列接続体を複数のブロック(12)に分割した場合の各ブロックの総電圧であるブロック総電圧(Vm)を取得する総電圧取得手段(20)と、前記総電圧取得手段により取得される前記電池総電圧又は前記ブロック総電圧に基づいて、前記電池セル同士の接続が切断された場合に、その切断箇所を迂回して前記セル電圧検出回路に迂回電流が流れたことを判定する判定手段(20)と、前記判定手段により前記迂回電流が流れたと判定された場合に、前記組電池の充放電を停止させる充放電停止手段(20)と、を備えることを特徴とする電池システム(10)である。
電池セル同士の接続が切断されると、その切断箇所に隣接する電池セルを迂回するようにセル電圧検出回路に対して迂回電流が流れる。迂回電流が流れると、迂回された電池セル分だけ、電池総電圧及びブロック総電圧が低下する。これにより、迂回電流が流れたこと、ひいては電池セル同士の接続が切断されたことを判定できる。そして、迂回電流が流れたと判定された場合に、組電池の充放電を停止させるため、セル電圧検出回路及び組電池における二次的な不具合の発生を抑制することが可能になる。
第1実施形態における電池システムの電気的構成図。 第1実施形態における迂回経路を示す図。 第1実施形態における電圧監視処理のフロー図。 第2実施形態における電池システムの電気的構成図。 第2実施形態における迂回経路を示す図。 第2実施形態における電圧監視処理のフロー図。 変形例における電池システムの電気的構成図。
(第1実施形態)
第1実施形態における電池システム10の電気的構成図を図1に示す。本実施形態の電池システム10は、電池セルCの直列接続体として構成される組電池11と、組電池11の充放電を制御する制御装置20とを1つの筐体の中に備える電池パッケージを用いて構成される。ここで、電池セルCは、リチウムイオン蓄電池である。また、組電池11を構成する電池セルCは、n個ずつの電池セルCを単位としてm個のブロック12に分割されている。換言すると、組電池11はm個の電池モジュールにより構成されている。なお、電池セルCは、鉛蓄電池、ニッケル水素蓄電池など他の蓄電池でもよい。
組電池11の正極は電力線W1を介して電池システム10の正極端子V+に接続され、組電池11の負極は電力線W2を介して負極端子V−に接続されている。電池システム10の両端子V+,V−には組電池11から放電が行われる電気負荷、及び、組電池11に対して充電を行う電力源が接続される。
各ブロック12の電池セルCにはブロック12の正極側から順に、C1,C2,C3…とセル番号が付されている。ここで、セル番号C1の電池セルCを「電池セルC1」、セル番号C2の電池セルCを「電池セルC2」とも言う。
ブロック12にはそれぞれセル電圧検出回路30が接続されている。ブロック12とセル電圧検出回路30とは、n+1個の接続端子T1〜Tn+1を介して、n+1本の電圧検出線L1〜Ln+1によって接続されている。例えば、電池セルC1の正極に電圧検出線L1、負極に電圧検出線L2が接続されている。また、電池セルC2の正極に電圧検出線L2、負極に電圧検出線L3が接続されている。つまり、電池セルCiの負極及びセル電圧検出回路30を接続する電圧検出線Li+1と、電池セルCi+1の正極及びセル電圧検出回路30を接続する電圧検出線Li+1とを共通化している。これにより、ブロック12とセル電圧検出回路30との接続を簡略化できる。
電圧検出線Ln+1は、セル電圧検出回路30のシグナルグランドと直接接続され、更に、マルチプレクサ32と接続されている。また、複数のセル電圧検出回路30のシグナルグランドは、それぞれ独立している。
各電圧検出線L1〜Lnは、ローパスフィルタ33及びマルチプレクサ32を介してA/D変換器31に接続されている。ローパスフィルタ33は、各電圧検出線L1〜Lnに対して直列に接続される抵抗器と、各電圧検出線L1〜Lnとシグナルグランドとの間に挿入されるキャパシタとから構成される。ローパスフィルタ33は、ノイズなどの高周波数成分をカットする。
マルチプレクサ32は、制御装置20の指令に基づいて電圧検出線L1〜Ln+1のうち2本の電圧検出線をA/D変換器31と接続する。A/D変換器31は、マルチプレクサ32によって接続された電圧検出線同士の電圧差をデジタル信号として制御装置20に出力する。ここで、制御装置20は、CPU,ROM,RAM等を備えるマイクロコントローラである。
電圧検出線L1は、電力供給線LPと接続されている。電力供給線LPは、セル電圧検出回路30の電力入力端子Vinと接続されている。電力入力端子Vinは、抵抗器35及びキャパシタ36とから構成されるローパスフィルタを介して、マルチプレクサ32及びA/D変換器31に接続されている。これにより、ブロック12からマルチプレクサ32及びA/D変換器31へ電力が供給される。
制御装置20の指令に基づき、電圧検出線L1及びL2とA/D変換器31をマルチプレクサ32が接続すると、電池セルC1の出力電圧の値がA/D変換器31から信号として制御装置20に出力される。つまり、電圧検出線L1〜Ln+1のうち互いに隣接する電圧検出線をA/D変換器31に接続することで、各電池セルCの出力電圧を検出することができる。即ち、セル電圧検出回路30は、電池セルCの出力電圧をそれぞれ検出する機能を有する。
また、電圧検出線L1及びLn+1とA/D変換器31とをマルチプレクサ32が接続すると、ブロック12の出力電圧の値がA/D変換器31から信号として制御装置20に出力される。つまり、セル電圧検出回路30は、ブロック12の出力電圧、即ちブロック総電圧Vmを検出する機能を有する。制御装置20は、セル電圧検出回路30から出力される信号に基づいて、ブロック総電圧Vmを取得する。
また、セル電圧検出回路30は、電圧検出線L1と電圧検出線Ln+1を接続する接続線Jを備える。接続線Jにはツェナーダイオード34が設けられている。ここで、ツェナーダイオード34aのカソードは組電池11の正極側に、アノードは組電池11の負極側に接続されている。具体的には、ツェナーダイオード34のカソードが電圧検出線L1に、アノードが電圧検出線Ln+1に接続されている。つまり、ブロック12とツェナーダイオード34とが並列接続されている。このツェナーダイオード34の降伏電圧は、セル電圧検出回路30の耐電圧より低く設けられており、セル電圧検出回路30に耐電圧より高い電圧が入力されることを抑制している。
組電池11と電池システム10の正極端子V+及び負極端子V−とを接続する電力線W1及びW2には、それぞれスイッチSW1及びSW2が設けられている。更に、電力線W1及びW2において、スイッチSW1及びSW2より両端子V+,V−側に総電圧センサ40が設けられている。総電圧センサ40は、複数の電池セルからなる直列接続体である組電池11について、その出力電圧である電池総電圧Vtを検出する。総電圧センサ40は、制御装置20に接続されている。制御装置20は、総電圧センサ40から出力される信号に基づいて、電池総電圧Vtを取得する。制御装置20は、各電池セルCの出力電圧、各ブロック総電圧Vm、電池総電圧Vtに基づいて、スイッチSW1及びSW2の制御を行う。
ここで、図2に示すように、電池セルC2の正極付近において、電池セルC1とC2との接続に断線Bが生じたとする。本実施形態では、電池セルC同士の接続が切断される原因として、過充電などによるガス発生に伴うCIDによる断線を想定しているが、振動などを原因とする導線の断線、電池セルCにそれぞれ設けられているヒューズの溶断、又は、組電池11に設けられている電流遮断スイッチによる人為的な遮断であってもよい。
組電池11から電気負荷に対する放電が行われている場合に、断線Bが生じると、その断線が生じた箇所に対して、組電池11を構成する全電池セルC分の電圧が逆方向に印加される。このため、ツェナーダイオード34のアノードからカソードに対して、n×(m−1)個の電池セルC分の高電圧が印加され、電圧検出線L1、ツェナーダイオード34、電圧検出線Ln+1を迂回経路R1として電流が流れる。そして、ツェナーダイオード34に定格電流以上の大電流が流れることで、ツェナーダイオード34がショート故障する。
また、定電圧電源から組電池11に対する充電が行われている場合に、断線Bが生じると、定電圧電源から電圧検出線L1、ツェナーダイオード34、電圧検出線Ln+1を迂回経路R1として電流が流れることとなる。この場合、ツェナーダイオード34のカソードからアノードに対して、定電圧電源の出力電圧からn×(m−1)個の電池セルC分の出力電圧を引いた電圧が印加される。このため、ツェナーダイオード34において、定格電流以上の大電流が逆方向に流れ、ツェナーダイオード34がショート故障し、電圧検出線L1、ツェナーダイオード34、電圧検出線Ln+1を迂回経路R1として電流が流れる。
ツェナーダイオード34がショート故障すると、迂回経路R1を電流が流れ続ける。この場合に、大電流が流れることで接続線Jが焼損するなどセル電圧検出回路30に二次的な不具合が発生するおそれがある。また、迂回経路R1に電流が流れている状態で組電池11に対して充電を行うと、断線Bが生じたブロック12に印加されていた電圧が、断線Bが生じていないブロック12に対して印加される。このため、断線Bが生じていないブロック12において、過充電が生じるおそれがある。このように断線Bに伴いセル電圧検出回路30に迂回電流が流れることで、セル電圧検出回路30及び組電池11に二次的な不具合が発生することが懸念される。
また、断線Bが生じると、電力供給線LPにおいてキャパシタ36に高電圧が印加され、キャパシタ36がショート故障することが懸念される。キャパシタ36がショート故障した場合、電力供給線LPとシグナルグランド(電圧検出線Ln+1)とがショートし、電力供給線LP、キャパシタ36、電圧検出線Ln+1を迂回経路R1として電流が流れる。つまり、キャパシタ36がショート故障した場合においても、1個のブロック12を迂回するように迂回経路が形成される。キャパシタ36を介した迂回電流が流れる場合においても、セル電圧検出回路30及び組電池11に二次的な不具合が発生することが懸念される。
本実施形態におけるキャパシタ36の耐電圧は、ツェナーダイオード34の耐電圧に比べて高く定められている。このため、断線Bが生じた場合、主としてツェナーダイオード34がショート故障して、電圧検出線L1、ツェナーダイオード34、電圧検出線Ln+1を迂回経路R1として電流が流れる。
そこで、本実施形態では、制御装置20が、電池総電圧Vtに基づいて、ツェナーダイオード34がショート故障して迂回経路R1が形成されたことを判定する。そして、迂回経路R1が形成されたと判定される場合に、制御装置20が、スイッチSW1及びSW2を閉状態から開状態に切り替えて、セル電圧検出回路30の破損及びブロック12における過充電を抑制することができる。
迂回経路R1が形成されたことを判定するためには、電池総電圧Vtが所定電圧Va以上低下したことを判定すればよい。ここで、迂回経路R1が形成されたことを判定する際に用いる所定電圧Vaは、迂回される電池セルCの数、即ち、各ブロック12における電池セルCの数nと、各電池セルCの動作下限電圧Vminとの積で算出することが可能である(Va=Vmin×n)。動作下限電圧Vminとは、各電池セルCのSOCが0%になったときにおける出力電圧である。このため、ツェナーダイオード34又はキャパシタ36がショート故障すると、電池総電圧Vtの低下量はVmin×n以上となる。
図3に第1の電圧監視処理のフロー図を示す。この処理は、制御装置20によって所定周期で行われる。
ステップS01において、電池総電圧Vtを検出する。ステップS02において、電池総電圧Vtの今回値と前回値とを比較する。ステップS03において、電池総電圧Vtの低下量が所定電圧Va以上か否かを判定する。電池総電圧Vtの低下量が所定電圧Vaより小さい場合(S03:NO)、処理を終了する。電池総電圧Vtの低下量が所定電圧Va以上の場合(S03:YES)、ステップS04において、少なくとも一のセル電圧検出回路30において迂回経路R1が形成され、迂回経路R1に電流が流れていると判定する。そして、ステップS05において、両スイッチSW1,SW2を開状態に制御して処理を終了する。
以下、本実施形態の効果を述べる。
電池セルC同士の接続に断線Bが生じると、その断線Bが生じた箇所に隣接する電池セルCを迂回するようにセル電圧検出回路30に迂回電流が流れる。迂回電流が流れると、迂回経路R1により迂回された電池セルC分だけ、電池総電圧Vtが低下する。これにより、迂回電流が流れたこと、ひいては電池セルC同士の接続に断線が生じたことを判定できる。そして、迂回電流が流れたと判定された場合に、組電池11の充放電を停止させるため、セル電圧検出回路30及び組電池11における二次的な不具合の発生を抑制することが可能になる。
特に本実施形態では、1つのブロック12分の電池セルCを迂回するように迂回経路R1が形成されるため、電池総電圧Vtの低下が顕著に分かり、断線判定の適正化を実施できる。
本実施形態における接続線Jには、ツェナーダイオード34のカソードが組電池11の正極側に、アノードが組電池11の負極側に接続されている。このため、組電池11おいて、電池セルC同士の接続が切断されると、ツェナーダイオード34に対して大電圧が印加されショート故障する。そして、ツェナーダイオード34がショート故障することで迂回経路R1が形成されて、電池総電圧Vtがブロック12分だけ低下する。これにより、断線判定を適正に行うことができる。また、ツェナーダイオード34の耐電圧を適正に定めることで、キャパシタ36などのセル電圧検出回路30を構成する素子が焼損することを抑制することが可能になる。
充放電停止手段として、具体的には、電力線W1,W2に設けられたスイッチSW1,SW2を開状態にすることで、組電池11の充放電を停止できる。更に、スイッチSW1,SW2より端子V+,V−側で電池総電圧Vtを検出することで、充放電が停止されたことを好適に判定できる。
(第2実施形態)
第2実施形態における電池システム10の電気的構成図を図4に示す。なお、図1と重複する構成については同一の符号を付すとともに説明を割愛する。
図4におけるセル電圧検出回路30は、図1におけるブロック12の接続線Jに代えて、ブロック12に複数のJaを設けている。具体的には、図1に示すセル電圧検出回路30では、ブロック12において最も正極側の電圧検出線L1と最も負極側の電圧検出線Ln+1とを接続するように接続線Jを設けたのに対し、図4に示すセル電圧検出回路30では、ブロック12において電圧検出線L1,Ln+1の間に複数の接続線Jaを設けている。図4においては、2個ずつの電池セルCに対して1本の接続線Jaを設けている。そして、各接続線Jaに、カソードを組電池11の正極側、アノードを組電池11の負極側としてツェナーダイオード34aが設けられている。例えば、ツェナーダイオード34aのカソードは電圧検出線L1に、アノードは電圧検出線L3に接続されている。
ここで、図5に示すように、電池セルC2の正極付近において、電池セルC1とC2とを接続する配線に断線Bが生じたとする。組電池11から電気負荷に対する放電が行われている場合に、断線Bが生じた箇所には、組電池11を構成するn×m個の電池セルC分の直列電圧が逆極性で印加される。このため、ツェナーダイオード34aのアノードからカソードに対してn×m−2個の電池セルC分の高電圧が印加される。ツェナーダイオード34aに定格電流以上の大電流が流れることで、ツェナーダイオード34aがショート故障する。そして、電圧検出線L1、ツェナーダイオード34a、電圧検出線L3を迂回経路R2として電流が流れる。
また、定電圧電源から組電池11に対して充電が行われている場合に、断線Bが生じると、ツェナーダイオード34aのカソードからアノードに対して、定電圧電源の出力電圧からn×m−2個の電池セルC分の出力電圧を引いた電圧が印加される。このため、ツェナーダイオード34aにおいて、定格電流以上の大電流が逆方向に流れ、ツェナーダイオード34aがショート故障する。そして、電圧検出線L1、ツェナーダイオード34a、電圧検出線L3を迂回経路R2として電流が流れる。
本実施形態では、ブロック12の出力電圧、即ちブロック総電圧Vmに基づいて、ツェナーダイオード34aがショート故障して迂回経路R2が形成され、迂回経路R2に電流が流れていることを判定する。そして、迂回経路R2に電流が流れていると判定される場合に、スイッチSW1及びSW2を開状態に制御することで、セル電圧検出回路30の破損及びブロック12における過電圧を抑制することができる。
迂回経路R2に電流が流れたことを判定するためには、ブロック総電圧Vmが所定電圧Vb以上低下したことを判定すればよい。迂回経路R2に電流が流れたことを判定する際に用いる所定電圧Vbは、迂回経路R2によって迂回される電池セルCの数(本実施形態では2個)と、各電池セルCの動作下限電圧Vminとの積で算出することが可能である(Vb=2×Vmin)。
本実施形態では、ブロック総電圧Vmが所定電圧Vb以上低下したか否かの判定を、複数のブロック12のブロック総電圧Vm同士を比較することで判定する。つまり、各ブロック12について、そのブロック総電圧Vmをそれぞれ検出し、その中での最大値Max(Vm)と最小値Min(Vm)とを比較して所定電圧Vb以上差がある場合に、比較対象のブロック12のうちブロック総電圧Vmが最小値となっているブロック12において迂回経路R2に電流が流れていると判定する。
図6に第2実施形態における電圧監視処理のフロー図を示す。この処理は、制御装置20によって所定周期で行われる。
ステップS11において、各ブロック総電圧Vmを検出する。ステップS12において、各ブロック総電圧Vmについて、最大値Max(Vm)と最小値Min(Vm)との差が所定電圧Vb以上か否かを判定する。各ブロック総電圧Vmについて、最大値Max(Vm)と最小値Min(Vm)との差が所定電圧Vbより小さい場合(S12:NO)、処理を終了する。各ブロック総電圧Vmについて、最大値Max(Vm)と最小値Min(Vm)との差が所定電圧Vb以上の場合(S12:YES)、ステップS13において、ブロック総電圧Vmが最小値となるブロック12において迂回経路R2に電流が流れていると判定する。そして、ステップS14において、両スイッチSW1,SW2を開状態に制御して、処理を終了する。
以下、本実施形態の効果を述べる。
電池セルCの接続が切断され、迂回経路R2に電流が流れると、迂回された電池セルCの出力電圧に相当する分だけ、ブロック総電圧Vmが低下する。そこで、ブロック総電圧Vmを検出し、ブロック総電圧Vmが迂回された電池セルCの出力電圧に相当する分だけ低下した場合に、迂回経路R2に電流が流れたことが判定できる。
本実施形態では、複数のブロック12について、ブロック総電圧Vm同士を比較する。そして、比較対象とされているブロック12のいずれか一方において、迂回経路R2によって迂回される電池セルCの出力電圧分の出力電圧低下が生じたときに、電池セルC同士の接続が切断され迂回経路R2に電流が流れたと判断できる。なお、ブロック総電圧Vmの検出値の前回値と今回値とを比較することで、ブロック総電圧Vmの低下を判定してもよい。
(その他の実施形態)
・電池セルC毎に接続線を並列接続させ、その接続線にツェナーダイオード設ける構成としてもよい。この場合、迂回経路が形成されたセル電圧検出回路30に対応するブロック12の出力電圧は、電池セルC1個分の出力電圧分低下することになる。
・第2実施形態において、ブロック総電圧Vmの最大値Max(Vm)と最小値Min(Vm)との差と所定電圧Vbとを比較する構成としたが、これに代えて隣接するブロック12のブロック総電圧Vm同士の差を算出し、その差と所定電圧Vbとを比較する構成としてもよい。
セル電圧検出回路30に耐電圧以上の電圧が印加されることを抑制するツェナーダイオード34,34aに加えて、セル電圧検出回路30に逆電圧が印加されることを抑制するダイオードをツェナーダイオード34,34aに並列接続されるように設ける構成としてもよい。この構成において、逆電圧抑制用のダイオードに逆電圧が印加されてショート故障した場合に迂回電流はそのダイオードが設けられた経路に流れる。逆電圧抑制用のダイオードがショート故障して迂回電流が流れた場合においても、電池総電圧Vtに基づいて好適に迂回経路に電流が流れていることを判定できる。
・セル電圧検出回路30が接続される制御装置と、総電圧センサ40が接続される制御装置を共通のものとしたが、セル電圧検出回路30が接続される制御装置と総電圧センサ40が接続される制御装置とを別個に設ける構成としてもよい。この場合、セル電圧検出回路30に接続されている制御装置に異常が生じた場合であっても、電池総電圧Vtを検出することが可能になり、電池総電圧Vtに基づいて好適に迂回経路に電流が流れていることを判定できる。
・迂回電流発生時において制御装置20がスイッチSW1,SW2を開状態にする制御に代えて、制御装置20が電池システム10に接続される電気負荷又は発電機と通信を行い、電気負荷における電力消費又は発電機における発電を停止するよう指令を行う構成としてもよい。このような構成とすることで、上記実施形態の構成からスイッチSW1,SW2を省略することができる。なお、この構成において、電気負荷又は発電機は、制御装置20から指令を受信するための制御装置を備える。また、電池システム10の出力電圧を検出する総電圧センサ40は、電気負荷又は発電機に設けられる構成としてもよい。
また、迂回電流発生時において制御装置20がスイッチSW1,SW2を開状態にする制御し、更に、電池システム10に接続される電気負荷又は発電機と通信を行い、電気負荷における電力消費又は発電機における発電を停止するよう指令を行う構成としてもよい。このような構成にすることで、より確実に迂回経路に電流が流れることを抑制できる。
・上記実施形態における電池システム10は、組電池11と制御装置20とを1つの筐体の中に備える電池パッケージを用いて構成されるとし、制御装置20により、総電圧取得手段としての機能、判定手段としての機能、充放電停止としての機能を実現した。これに代えて、組電池11に接続される電気負荷又は発電機が備える制御装置によって、上述の機能を実現する構成としてもよい。具体的には、図7に示す構成のように、電気負荷50が制御装置20A及び総電圧センサ40Aを備える構成としてもよい。制御装置20Aは、総電圧センサ40から組電池11の総電圧を取得する総電圧取得手段としての機能を有する。また、制御装置20Aは、総電圧センサ40Aから取得した組電池11の総電圧に基づいてセル電圧検出回路30に迂回電流が流れたことを判定する判定手段としての機能を有する。また、制御装置20Aは、迂回電流が流れたと判定された場合に、電気負荷50の動作を停止させることで、組電池11における充放電を停止させる充放電停止手段としての機能を有する。
・電力線W1及びW2において、スイッチSW1,SW2より組電池11側に総電圧センサ40を接続する構成としてもよい。
10…電池システム、11…組電池、12…ブロック、C…電池セル、20…制御装置(総電圧取得手段、判定手段、充放電停止手段)、L1〜Ln+1…電圧検出線、30…セル電圧検出回路。

Claims (6)

  1. 複数の電池セル(C)が直列に接続されて構成される組電池(11)と、
    前記複数の電池セルにおいて正負両側の端子にそれぞれ接続される電圧検出線(L1〜Ln+1)と、
    前記電圧検出線に接続され、前記電池セルの出力電圧をそれぞれ検出するセル電圧検出回路(30)と、
    前記複数の電池セルからなる直列接続体の総電圧である電池総電圧(Vt)、又は該直列接続体を複数のブロック(12)に分割した場合の各ブロックの総電圧であるブロック総電圧(Vm)を取得する総電圧取得手段(20)と、
    を備え、
    前記セル電圧検出回路は、前記各電池セルに接続される前記電圧検出線のうち2本を一組としてそれら両電圧検出線を接続する接続線(Ja)を複数備え、複数の前記接続線は直列接続されて、前記ブロックにおいて最も正極側の前記電圧検出線と最も負極側の前記電圧検出線とを接続するものであって、前記電池セル同士の接続が切断された場合に、その切断箇所を迂回して前記接続線に迂回電流が流れることが可能になっており、
    前記総電圧取得手段により取得される前記電池総電圧又は前記ブロック総電圧に基づいて、前記電池セル同士の接続が切断されたことに伴いその切断箇所を迂回して前記接続線に迂回電流が流れたことを判定する判定手段(20)と、
    前記判定手段により前記迂回電流が流れたと判定された場合に、前記組電池の充放電を停止させる充放電停止手段(20)と、
    を備え
    前記判定手段は、前記総電圧取得手段によって取得された電池総電圧又はブロック総電圧が、前記接続線によって迂回される前記電池セルの出力電圧に相当する分低下したことを条件として、前記セル電圧検出回路に迂回電流が流れたと判定することを特徴とする電池システム(10)。
  2. 前記判定手段は、前記複数のブロックのうち少なくとも2つのブロックについて前記総電圧取得手段によって取得されるブロック総電圧同士を比較し、これらの電圧差が所定以上である場合に、前記ブロック総電圧が前記接続線によって迂回される前記電池セルの出力電圧に相当する分低下したとして、前記セル電圧検出回路に迂回電流が流れた判定することを特徴とする請求項1に記載の電池システム。
  3. 複数の電池セル(C)が直列に接続されて構成される組電池(11)と、
    前記複数の電池セルにおいて正負両側の端子にそれぞれ接続される電圧検出線(L1〜Ln+1)と、
    前記電圧検出線に接続され、前記電池セルの出力電圧をそれぞれ検出するセル電圧検出回路(30)と、
    前記複数の電池セルからなる直列接続体の総電圧である電池総電圧(Vt)、又は該直列接続体を複数のブロック(12)に分割した場合の各ブロックの総電圧であるブロック総電圧(Vm)を取得する総電圧取得手段(20)と、
    を備え、
    前記セル電圧検出回路は、前記各電池セルに接続される前記電圧検出線のうち2本を一組としてそれら両電圧検出線を接続する接続線(Ja)を複数備え、複数の前記接続線は直列接続されて、前記ブロックにおいて最も正極側の前記電圧検出線と最も負極側の前記電圧検出線とを接続するものであって、前記電池セル同士の接続が切断された場合に、その切断箇所を迂回して前記接続線に迂回電流が流れることが可能になっており、
    前記総電圧取得手段により取得される前記電池総電圧又は前記ブロック総電圧に基づいて、前記電池セル同士の接続が切断されたことに伴いその切断箇所を迂回して前記接続線に迂回電流が流れたことを判定する判定手段(20)と、
    前記判定手段により前記迂回電流が流れたと判定された場合に、前記組電池の充放電を停止させる充放電停止手段(20)と、
    を備え、
    前記判定手段は、前記複数のブロックのうち少なくとも2つのブロックについて前記総電圧取得手段によって取得されるブロック総電圧同士を比較し、これらの電圧差が所定以上である場合に、前記セル電圧検出回路に迂回電流が流れた判定することを特徴とする電池システム(10)。
  4. 前記セル電圧検出回路は、前記接続線において前記組電池の正極側をカソード、負極側をアノードとして設けられるツェナーダイオード(34,34a)をえていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電池システム。
  5. 電気負荷又は発電機が接続される端子(V+,V−)と、
    前記端子と前記組電池とを接続する電力線(W1,W2)に設けられたスイッチ(SW1,SW2)とを備え、
    前記総電圧取得手段は、前記電力線において前記スイッチより前記端子側で検出される前記電池総電圧を取得し、
    前記充放電停止手段は、前記スイッチを開状態にすることで、前記組電池の充放電を停止させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電池システム。
  6. 前記充放電停止手段は、前記組電池に接続される電気負荷又は発電機を制御することで、前記組電池の充放電を停止させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電池システム。
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