JP2016134962A - 蓄電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電システムの回路基板のツェナーダイオード部分の発熱による損傷を防止すること。【解決手段】蓄電システムは、ヒューズFU(0)〜FU(N)の断線の有無を検出するとともに、複数の蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の直列接続部分のオープン故障を検出する電池監視ユニット22を含む。電池監視ユニット22は、オープン故障を検出した場合には、各複数の電圧検出線の断線の有無を判定を確定させる時間をオープン故障を検出していない場合と比べて短くする。監視ユニットは、各複数の電圧検出線の断線の有の判定が確定すると、システムメインリレーによって充放電電流を遮断する。【選択図】図2

Description

この発明は、蓄電システムに関し、特に、直列に接続された複数の蓄電ユニットを含む蓄電装置を備えた蓄電システムに関する。
特開2014−110683号公報(特許文献1)には、充放電を行なう直列接続された複数の蓄電ブロック(単電池)を含む蓄電装置と、複数の蓄電ブロックとそれぞれ電気的に並列に接続された複数のツェナーダイオードを含む保護回路と、蓄電装置の過充電を検出する過充電検出回路とを備える蓄電システムが開示されている。保護回路は、蓄電ブロックからの過電圧が過充電検出回路に印加されるのを防止するために用いられる。
特開2014−110683号公報
上記の構成の蓄電システムにおいて、複数の蓄電ブロックを直列接続する結線部分にオープン故障が生じると、オープン箇所を迂回した電流がツェナーダイオードを経由して流れ続ける。ツェナーダイオードを経由して電流が流れ続けると、発熱によりツェナーダイオードが配置された回路基盤が損傷するおそれがある。
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、蓄電システムの回路基板の損傷を防止することである。
この発明は、要約すると、蓄電システムであって、直列に接続された複数の蓄電ユニットを含む蓄電装置と、複数の蓄電ユニットにそれぞれ対応して設けられ、対応する蓄電ユニットの正極端子に各々のカソードが接続され、対応する蓄電ユニットの負極端子に各々のアノードが接続された、複数のツェナーダイオードと、蓄電装置と電気負荷とを結ぶ経路の充放電電流の導通と遮断との切換えを行なうリレーと、複数の蓄電ユニットの各々の電圧を検出するための複数の電圧検出線と、複数の電圧検出線の各々の断線の有無を検出するとともに、複数の蓄電ユニットの直列接続部分のオープン故障を検出する監視ユニットとを備える。監視ユニットは、オープン故障を検出した場合には、複数の電圧検出線の断線の有無の判定を確定させる時間をオープン故障を検出していない場合と比べて短くする。監視ユニットは、複数の電圧検出線のいずれかに断線有の判定が確定すると、リレーによって充放電電流を遮断する。
好ましくは、監視ユニットは、複数の電圧検出線のいずれか2本の間を一時的に電気的に接続した後に再び電気的に切り離し、判定を確定させる時間経過後の複数の電圧検出線の電圧に応じていずれか2本の電圧検出線の断線の有無を判断する。
本発明によれば、オープン故障が検出された場合には、早期に電圧検出線の断線故障を確定させて、リレーによって充放電電流を遮断するので、オープン故障発生時におけるツェナーダイオードに電流が流れる時間が短縮される。これにより、ツェナーダイオードの温度が上昇するのを避けることができるので、回路基板の損傷を防ぐことができる。
蓄電システムが搭載された車両の構成を示す回路図である。 メインバッテリ2および電池ECU20の詳細な構成を示した回路図である。 蓄電ユニット間に生じたオープン故障の場所について説明するための図である。 オープン故障が発生した直後の電流の流れる経路を示した図である。 ヒューズFU(M)が溶断した場合の電流経路を示した図である。 制御装置30が電池ECU20と連携して実行するオープン故障検出処理を説明するためのフローチャートである。 高圧検出線の断線検出処理を説明するための回路図である。 高圧バッテリユニット間の結線オープンが生じた前後における電圧VLの傾きの変化を示した波形図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、蓄電システムが搭載された車両の構成を示す回路図である。
図1を参照して、車両は、蓄電装置であるメインバッテリ2と、電池ECU(Electronic Control Unit)20と、システムメインリレー4と、エアコン用DC/DCコンバータ40と、補機用DC/DCコンバータ6と、電圧コンバータ12と、平滑用コンデンサ3と、電圧センサ13,21と、車両駆動部14と、制御装置30とを含む。
車両駆動部14は、車両駆動用モータ、エンジン、ギヤ機構、駆動輪などを含んで構成される。電圧コンバータ12は、メインバッテリ2と車両駆動部14との間に設けられ、電圧変換を行なう電圧変換器である。DC/DCコンバータ6は、メインバッテリ2の電圧(たとえば200V)を降圧し、補機負荷回路に直流電圧(たとえば14V)を電源電圧として供給する。
電圧センサ21は、平滑用コンデンサ3の両端間の電圧VLを検出して制御装置30に対して出力する。電圧コンバータ12は、バッテリ2から放電が行なわれる場合には、平滑用コンデンサ3の端子間電圧を昇圧する。電圧センサ13は、電圧コンバータ12によって昇圧された電圧VHを検知して制御装置30に出力する。
システムメインリレー4は、制御装置30から与えられる制御信号に応じて導通/非導通状態が制御される。
電池ECU20は、メインバッテリ2の充電状態を監視するために、メインバッテリ2に流れる電流IBを検出する電流センサとメインバッテリの電圧VBを検出する電圧センサとを含む。メインバッテリ2としては、たとえば、鉛蓄電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の二次電池や、電気二重層コンデンサ等の大容量キャパシタなどを用いることができる。
電圧コンバータ12は、車両駆動部14でエンジンによって発電が行なわれたり、モータによる制動によって発電が行なわれたりした場合には、降圧回路として動作するように制御装置30によって制御される。このときには、バッテリ2に充電が行なわれる。
図2は、メインバッテリ2および電池ECU20の詳細な構成を示した回路図である。図2を参照して、メインバッテリ2は、直列に接続された複数の蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)を含む。電池ECU20は、ヒューズFU(0)〜FU(N)と、ツェナーダイオードD(1)〜D(N)と、電池監視ユニット22とを含む。
図1、図2を参照して、通常は、バッテリ電圧VBとコンデンサ3の電圧VLは同じである。しかし、図2に示したメインバッテリ2および電池ECU20の構成において、メインバッテリ2の蓄電ユニット間を接続する結線部分にオープン故障が生じた場合には、ツェナーダイオードに電流が流れる現象が生じる。以下、この現象について図を用いて詳細に説明する。
図3は、蓄電ユニット間に生じたオープン故障の場所について説明するための図である。図3に示すように、直列接続された蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)において、蓄電ユニットBC(M)と蓄電ユニットBC(M−1)との間にオープン故障が生じたとする。なお、オープン故障は、結線部分のコネクタはずれ、配線の断線、蓄電ユニットのCID(Current Interrupt Device)の作動などによって生じる。
図4は、オープン故障が発生した直後の電流の流れる経路を示した図である。なお、メインバッテリ2から車両駆動部に電流が供給される電流放電時において流れる電流が経路A1に示されている。蓄電ユニットBC(M)と蓄電ユニットBC(M−1)との間にオープン故障が生じた場合、経路A1に示すように、蓄電ユニットBC(M)に流れるはずであった電流は、蓄電ユニットBC(M)を迂回して、ヒューズFU(M−1)、ツェナーダイオードD(M)、ヒューズFU(M)を経由して流れるようになる。
なお、たとえばモータ回生時など、電圧VLが上昇しメインバッテリ2に充電が行なわれる場合には、電圧VLが変化し電圧VBとの差が拡大すると、ツェナーダイオードD(M)に差電圧(VL−VB)が印加される。この場合、差電圧がツェナーダイオードD(M)の降伏電圧を超えるとメインバッテリ2に充電電流が流れる。
充電時または放電時において、ヒューズの許容電流を超える電流が流れると、ヒューズFU(M−1)、ヒューズFU(M)のいずれか一方が溶断する。以下に、ヒューズFU(M)が溶断した場合について説明する。
図5は、ヒューズFU(M)が溶断した場合の電流経路を示した図である。図5に示すようにヒューズFU(M)が溶断すると、経路A2に示すように、蓄電ユニットBC(M)およびBC(M+1)を迂回して、ヒューズFU(M−1)、ツェナーダイオードD(M)およびD(M+1)、ヒューズFU(M+1)を経由して電流が流れるようになる。
このとき、バッテリ電圧VBは、蓄電ユニットBC(M)およびBC(M+1)の電圧分低くなる。
以降、ヒューズの許容電流より大きな放電電流が流れ続けると、ヒューズFU(N)またはFU(0)に向けて順々にヒューズが溶断していく。しかし、ヒューズが一箇所溶断すると蓄電ユニット1つ分の電圧Vがバッテリ電圧VBから減るので、ヒューズの切断数がKとすると、バッテリ電圧VBは、V×(N−K)となるので、電圧降下に伴ない放電時の電流も低下していく。
このように、オープン故障が生じた後に、多数のヒューズが切断された後は、バッテリの電圧VBの降下に伴ない電流が低下し、バッテリから放電してもヒューズが切断されなくなる場合が考えられる。少なくともヒューズFU(0)とヒューズFU(N)が切れずに残った状態では、放電電流が流れ続ける。この場合、電流が小さいとヒューズが切れずにツェナーダイオードD(1)〜D(N)に電流が流れ続けるので、ツェナーダイオードD(1)〜D(N)が発熱し基板に損傷を与えるおそれがある。ツェナーダイオードD(1)〜D(N)の電流許容量を増やしたり、放熱を良くしたりすることも考えられるが、そのようにすると、製造コストが上昇したり基板サイズが大きくなったりしてしまう。
そこで、本実施の形態では、蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の直列接続部分にオープン故障が発生した場合には、これを速やかに検出してシステムメインリレー4を遮断するように制御する。
図6は、制御装置30が電池ECU20と連携して実行するオープン故障検出処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートの処理は、所定のメインルーチンから一定時間ごとまたは所定の条件が成立するごとに呼び出されて実行される。
図6を参照して、まずステップS1において、高圧検出線の断線検出処理が行なわれる。高圧検出線は、蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)に電圧ばらつきが生じないように監視するための検出線であり、ヒューズFU(0)〜FU(N)が途中に設けられている。電池監視ユニット22が内部のスイッチを操作することによってヒューズFU(0)〜FU(N)が断線しているか否かが判断される。
図7は、高圧検出線の断線検出処理を説明するための回路図である。図7において、電池監視ユニット22の一部とメインバッテリ2の一部の蓄電ユニットB1〜B3とが示されている。電池監視ユニット22は、高圧検出線間に接続されたキャパシタC1〜C3と、高圧検出線の電流を制限する抵抗R0〜R3と、スイッチSW1〜SW3と、電圧検出センサとを含んで構成される。
CPUは、スイッチSW1を一瞬導通状態としてすぐに開放状態とする。すると、キャパシタC1に蓄えられていた電荷が放電されるが、スイッチが開放状態となるとヒューズF0およびF1を経由して蓄電ユニットB1から再び電荷がキャパシタC1にチャージされる。このとき、電圧V1は、一瞬0Vに低下するがすぐに電圧VCに回復する。
これに対して、スイッチSW2を一瞬導通状態としてすぐに開放状態とした場合には、キャパシタC2に蓄えられていた電荷は、放電された後にスイッチSW2が開放状態となっても蓄電ユニットB2から電荷を供給するヒューズF2が切れているので、電圧V2は0Vに低下したままである。なお、電圧V3についてもスイッチSW3をオンオフさせると同様に電圧は0Vに低下したままである。これらの結果から、ヒューズF2が溶断していることを検出できる。
したがって、スイッチSW1〜SW3を順次オンオフさせた際の電圧V1〜V3を監視することによって、高圧検出線のヒューズの切断を検出することができる。
ただし、電圧V1〜V3の低下後の回復待ち時間が短いと、誤検出することがあるので、待ち時間Tが経過後再び電圧V1〜V3を検出し、電圧に回復が見られないときは、システムメインリレー4を遮断することにしている。このとき、図3に示したような高圧バッテリセル間の結線オープン故障が発生した場合には、図4〜図5に示すようにヒューズ切れが発生することがあり、ヒューズ切れの後に電流値が低い状態となると、ヒューズが一部残ってツェナーダイオードに電流が流れ続ける場合がある。
ツェナーダイオードの発熱によって基板が損傷すると、電池ECUばかりでなくメインバッテリにも損傷が及ぶ場合があるので、このような結線オープン故障の場合には、誤検出防止ために待ち時間を長く取るよりも、速やかにシステムメインリレーを遮断して損傷範囲を広げないようにしたほうが好ましい。
そこで、ステップS2において、高圧バッテリユニット間の結線オープン故障に起因する高圧検出線の断線であったか否かが判断される。電池監視ユニット22および制御装置30は、電圧VLの時間変化がしきい値よりも小さいか否かで結線オープン故障であるか否かを判断する。
放電時の電圧VLの傾きは、バッテリのインピーダンスZbによって変化する。放電時の電圧VLの傾きは、以下の式によって算出される傾きで低下していく。
dVL/dt=I/C×(Zb+Zc)/Zc
ここで、Iは電流、Cはコンデンサ3の容量値、Zbはメインバッテリ2のインピーダンス、Zcはコンデンサ3のインピーダンスを示す。
次に、直列接続された高圧バッテリユニット間の結線オープンが生じた直後に、電圧VLがどのように変化するかを説明する。図8は、高圧バッテリユニット間の結線オープンが生じた前後における電圧VLの傾きの変化を示した波形図である。図1、図8を参照して、時刻t1までは、メインバッテリ2にはオープン故障は生じておらず、電圧VB=VLの状態であり放電によってバッテリ2の電圧が徐々に低下している状態である。
時刻t1において、メインバッテリ2にオープン故障が生じると、電圧VLの低下の傾きが大きくなる。これは、結線オープン故障が発生した場合は、メインバッテリ2のインピーダンスが増大するので、コンデンサ3から優先的に放電されるためである。そこで、電圧VLの変化の傾きが通常であれば、図6のステップS2においてNOと判断されて、ステップS3に処理が進められる。ステップS3では、通常断線故障と判定され、ステップS4において断線検出の以上確定待ち時間がT(sec)に設定される。
一方、ステップS2において、電圧の傾きが通常よりも大きくなったことが検出されるとステップS2でYESと判断され、ステップS5に処理が進められる。ステップS5では、高圧バッテリユニット間にオープン故障が発生したと判定され、ステップS6において断線検出の以上確定待ち時間が0.5T(sec)に設定される。なお、待ち時間は、Tよりも短ければよく、0.5Tには限定されない。
ステップS7では、ステップS4またはS6で設定された待ち時間経過後に、図7のキャパシタC1〜C3のうち断線と判定された検出線に接続されている部分の電圧が回復していないことを確認する。ステップS7において、電圧が回復していなかった場合(S7でYES)にはステップS8の処理が実行されるが、ステップS7で電圧が回復していた場合(S7でNO)には、ステップS8の処理は行なわれない。
ステップS8では、制御装置30は、システムメインリレー4を遮断し、メインバッテリ2が損傷しないように保護される。
最後に再び図1,図2等を参照して本実施の形態について総括する。本実施の形態に係る蓄電システムは、バッテリ2と、ツェナーダイオードD(M)と(ただし、Mは1〜Nの自然数)、システムメインリレー4と、複数の電圧検出線(ヒューズFU(0)〜FU(N))と、監視ユニット(電池監視ユニット22および制御装置30)とを備える。
バッテリ2は、直列に接続された複数の蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)を含む。 ツェナーダイオードD(M)は、対応する蓄電ユニットBC(M)と電気的に並列に接続される。ツェナーダイオードD(M)は、カソードが蓄電ユニットBC(M)の正極端子と接続され、アノードが蓄電ユニットBC(M)の負極端子に接続される。
システムメインリレー4は、バッテリ2と電気負荷である補機用DC/DCコンバータ6、エアコン用DC/DCコンバータ40および車両駆動部14とを結ぶ経路の充放電電流の導通と遮断との切換えを行なう。
複数の電圧検出線(ヒューズFU(0)〜FU(N))は、蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の各々電圧を検出するために設けられる。
監視ユニットは、各複数の電圧検出線の断線の有無を検出するとともに、複数の蓄電ユニットBC(1)〜BC(N)の直列接続部分のオープン故障を検出する。監視ユニットは、オープン故障を検出した場合(S2でYES)には、各複数の電圧検出線の断線の有無を判定を確定させる時間をオープン故障を検出していない場合と比べて短くする(S6)。監視ユニットは、各複数の電圧検出線の断線の有の判定が確定すると(S7でYES)、リレーによって充放電電流を遮断する(S8)。
好ましくは、図7で説明したように、監視ユニットは、複数の電圧検出線のいずれか2本の間を一時的に電気的に接続した後に再び電気的に切り離し、判定を確定させる時間経過後の複数の電圧検出線の電圧に応じていずれか2本の電圧検出線の断線の有無を判断する。
本実施の形態によれば、オープン故障が検出された場合には、早期に電圧検出線の断線故障を確定させて、システムメインリレー4によって充放電電流を遮断するので、オープン故障発生時におけるツェナーダイオードD(1)〜D(N)に電流が流れる時間が短縮される。これにより、ツェナーダイオードの温度が上昇するのを避けることができるので、回路基板の損傷を防ぐことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
B1,B2,B3,BC 蓄電ユニット、2 メインバッテリ、3,C1 平滑用コンデンサ、4 システムメインリレー、6,40 DC/DCコンバータ、12 電圧コンバータ、13,21 電圧センサ、14 車両駆動部、20 電池ECU、22 電池監視ユニット、30 制御装置、C1,C2,C3 キャパシタ、D(1)〜D(N) ツェナーダイオード、F0〜F3,FU(0)〜FU(N) ヒューズ、SW1,SW2,SW3 スイッチ。

Claims (1)

  1. 直列に接続された複数の蓄電ユニットを含む蓄電装置と、
    前記複数の蓄電ユニットにそれぞれ対応して設けられ、対応する蓄電ユニットの正極端子に各々のカソードが接続され、対応する蓄電ユニットの負極端子に各々のアノードが接続された、複数のツェナーダイオードと、
    前記蓄電装置と電気負荷とを結ぶ経路の充放電電流の導通と遮断との切換えを行なうリレーと、
    前記複数の蓄電ユニットの各々の電圧を検出するための複数の電圧検出線と、
    前記複数の電圧検出線の各々の断線の有無を検出するとともに、前記複数の蓄電ユニットの直列接続部分のオープン故障を検出する監視ユニットとを備え、
    前記監視ユニットは、前記オープン故障を検出した場合には、前記複数の電圧検出線の断線の有無の判定を確定させる時間を前記オープン故障を検出していない場合と比べて短くし、
    前記監視ユニットは、前記複数の電圧検出線のいずれかに断線有の判定が確定すると、前記リレーによって前記充放電電流を遮断する、蓄電システム。
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