JP2021089798A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数の増加を抑制できるコネクタを提供する。【解決手段】リテーナ50は、複数の電線20が個別に貫通する複数の貫通孔を有する本体部51と、本体部51から突出し、複数の電線20を個別に保持する複数の保持部53とを有している。複数の保持部53の各々は、保持部53が突出する第1方向と交差する第2方向に弾性変形可能な弾性片54を有している。複数の支持部材60は、複数の保持部53の外周面に個別に取り付けられている。支持部材60は、弾性片54を電線20の外周面に押しつけている。【選択図】図2
Description
本開示は、コネクタに関する。
特許文献1には、張力逃し機構を備えるコネクタが開示されている。同文献1に記載のコネクタは、端子付きの電線が取り付けられる筒状のハウジングと、ハウジングの一端に配置され、ハウジングから延びる電線を保持するコレットと、ハウジングの一端に取り付けられ、ハウジングとの間にコレットを固定するリテーナとを備えている。ハウジング内には、電線の外周面とハウジングの内周面との間をシールするシール部材が設けられている。
コレットは、電線の延在方向に沿って延びる複数の指状部を有している。リテーナがハウジングに取り付けられることにより、リテーナの内面に形成された複数のリブがコレットの各指状部に係合する。これにより、各指状部が電線の外周面を押圧することで電線が保持される。こうした張力逃がし機構によれば、コレットにより電線が延在方向の途中において保持されることで、電線のうちハウジングの外側に引き出された部分に外力が作用した場合であっても、電線のうちハウジングの内側に位置する部分に上記外力が作用することを抑制できる。
ところで、並列する複数の電線が1つのハウジング内に取り付けられるコネクタに対して特許文献1に記載の技術を適用すると、以下の不都合が生じる。すなわち、電線の本数分だけコレット及びリテーナが必要となるため、コネクタの部品点数が増加する。
本開示の目的は、部品点数の増加を抑制できるコネクタを提供することにある。
本開示のコネクタは、複数の電線が取り付けられるハウジングと、前記ハウジングに取り付けられるリテーナと、前記リテーナに取り付けられる複数の支持部材と、を備え、前記リテーナは、複数の前記電線が個別に貫通する複数の貫通孔を有する本体部と、前記本体部から突出し、複数の前記電線を個別に保持する複数の保持部と、を有しており、複数の前記保持部の各々は、前記保持部が突出する第1方向と交差する第2方向に弾性変形可能な弾性片を有しており、複数の前記支持部材は、複数の前記保持部の外周面に個別に取り付けられており、前記支持部材は、前記弾性片を前記電線の外周面に押しつけている。
本開示によれば、コネクタにおける部品点数の増加を抑制できる。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
[1]本開示のコネクタは、複数の電線が取り付けられるハウジングと、前記ハウジングに取り付けられるリテーナと、前記リテーナに取り付けられる複数の支持部材と、を備え、前記リテーナは、複数の前記電線が個別に貫通する複数の貫通孔を有する本体部と、前記本体部から突出し、複数の前記電線を個別に保持する複数の保持部と、を有しており、複数の前記保持部の各々は、前記保持部が突出する第1方向と交差する第2方向に弾性変形可能な弾性片を有しており、複数の前記支持部材は、複数の前記保持部の外周面に個別に取り付けられており、前記支持部材は、前記弾性片を前記電線の外周面に押しつけている。
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
[1]本開示のコネクタは、複数の電線が取り付けられるハウジングと、前記ハウジングに取り付けられるリテーナと、前記リテーナに取り付けられる複数の支持部材と、を備え、前記リテーナは、複数の前記電線が個別に貫通する複数の貫通孔を有する本体部と、前記本体部から突出し、複数の前記電線を個別に保持する複数の保持部と、を有しており、複数の前記保持部の各々は、前記保持部が突出する第1方向と交差する第2方向に弾性変形可能な弾性片を有しており、複数の前記支持部材は、複数の前記保持部の外周面に個別に取り付けられており、前記支持部材は、前記弾性片を前記電線の外周面に押しつけている。
同構成によれば、1つのリテーナの本体部から突出する複数の保持部と複数の支持部材とによって複数の電線が保持される。このため、リテーナの数を最小化できる。したがって、コネクタの部品点数の増加を抑制できる。
[2]前記弾性片は、前記第2方向において前記電線に近づく向きに突出する押圧部を有しており、前記押圧部は、前記電線の外周面に押しつけられていることが好ましい。
同構成によれば、弾性片の押圧部により電線の外周面が押しつけられるため、電線の保持性を高めることができる。
同構成によれば、弾性片の押圧部により電線の外周面が押しつけられるため、電線の保持性を高めることができる。
[3]前記弾性片は、前記第2方向において前記電線から離れる向きに突出する規制突起を有しており、前記規制突起は、前記第1方向において前記支持部材が前記本体部から離れる向きに移動することを規制していることが好ましい。
同構成によれば、弾性片の規制突起によって、支持部材が第1方向において本体部から離れる向きに移動することが規制される。これにより、保持部からの支持部材の抜け止めを行うことができる。したがって、各電線を安定して保持することができる。
[4]前記弾性片は、前記規制突起を有する第1弾性片と、前記規制突起を有しない第2弾性片と、を含むことが好ましい。
規制突起を有する弾性片を含む保持部に対して支持部材を取り付ける際には、支持部材に規制突起を乗り越えさせる必要がある。このため、保持部を構成する複数の弾性片の全てが規制突起を有していると、支持部材が規制突起を乗り越える際の摩擦力が大きくなり、支持部材の取付作業が困難となるおそれがある。
規制突起を有する弾性片を含む保持部に対して支持部材を取り付ける際には、支持部材に規制突起を乗り越えさせる必要がある。このため、保持部を構成する複数の弾性片の全てが規制突起を有していると、支持部材が規制突起を乗り越える際の摩擦力が大きくなり、支持部材の取付作業が困難となるおそれがある。
この点、上記構成によれば、弾性片は、規制突起を有する第1弾性片と、規制突起を有しない第2弾性片とを含んでいる。これにより、複数の弾性片の全てが第1弾性片を有している場合に比べて、保持部に対して支持部材を取り付ける際の摩擦力を低減できる。したがって、支持部材の取付作業が容易となる。
[5]互いに隣り合う2つの前記保持部の一方の前記第1弾性片と他方の前記第2弾性片とが互いに隣り合っていることが好ましい。
同構成によれば、互いに隣り合う2つの保持部の双方の第1弾性片同士が互いに隣り合う構成に比べて、互いに隣り合う2つの弾性片同士の間隔を確保しつつ、当該2つの保持部の中心軸線同士の間隔を小さくできる。したがって、リテーナの体格、ひいては、コネクタの体格が増大することを抑制できる。
同構成によれば、互いに隣り合う2つの保持部の双方の第1弾性片同士が互いに隣り合う構成に比べて、互いに隣り合う2つの弾性片同士の間隔を確保しつつ、当該2つの保持部の中心軸線同士の間隔を小さくできる。したがって、リテーナの体格、ひいては、コネクタの体格が増大することを抑制できる。
[6]互いに隣り合う2つの前記保持部の一方の前記第2弾性片と他方の前記第2弾性片とが互いに隣り合っていることが好ましい。
同構成によれば、互いに隣り合う2つの保持部の双方の第1弾性片同士が互いに隣り合う構成に比べて、互いに隣り合う2つの弾性片同士の間隔を確保しつつ、当該2つの保持部の中心軸線同士の間隔を最も小さくできる。したがって、リテーナの体格、ひいては、コネクタの体格が増大することを抑制できる。
同構成によれば、互いに隣り合う2つの保持部の双方の第1弾性片同士が互いに隣り合う構成に比べて、互いに隣り合う2つの弾性片同士の間隔を確保しつつ、当該2つの保持部の中心軸線同士の間隔を最も小さくできる。したがって、リテーナの体格、ひいては、コネクタの体格が増大することを抑制できる。
[7]前記規制突起は、前記弾性片の先端に設けられており、前記弾性片の内面には、前記弾性片の先端側ほど前記第2方向において前記電線から離れる側に位置するように傾斜する傾斜部が設けられていることが好ましい。
規制突起を有する弾性片を含む保持部に対して支持部材を取り付ける際には、支持部材に規制突起を乗り越えさせる必要がある。ここで、支持部材が規制突起を乗り越える際、弾性片が第2方向において電線に近づく側に撓むことにより、弾性片の内面、特に内面のうち規制突起の裏側部分が電線の外周面に強く押しつけられることで電線に大きな荷重が作用するおそれがある。
この点、上記構成によれば、弾性片の内面に設けられた傾斜部によって、弾性片の内面と電線の外周面との間に隙間が生じる。このため、弾性片が第2方向において電線に近づく側に撓んだ場合に、当該弾性片の内面が電線の外周面に強く押しつけられることを抑制できる。したがって、電線に対して大きな荷重が作用することを抑制できる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のコネクタの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率については各図面で異なる場合がある。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。本明細書における「直交」は厳密に直交の場合のみでなく、本実施形態における作用効果を奏する範囲内で概ね直交の場合も含まれる。
本開示のコネクタの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率については各図面で異なる場合がある。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。本明細書における「直交」は厳密に直交の場合のみでなく、本実施形態における作用効果を奏する範囲内で概ね直交の場合も含まれる。
(第1実施形態)
以下、コネクタの第1実施形態について説明する。
<コネクタ10の全体構成>
図1及び図2に示すように、コネクタ10は、並列する複数の電線20が取り付けられるハウジング30と、各電線20の外周面とハウジング30の内周面との間をシールする複数のシール部材40(図4参照)と、ハウジング30に取り付けられ、シール部材40の抜け止めを行うリテーナ50とを備えている。リテーナ50には、複数の支持部材60が取り付けられている。
以下、コネクタの第1実施形態について説明する。
<コネクタ10の全体構成>
図1及び図2に示すように、コネクタ10は、並列する複数の電線20が取り付けられるハウジング30と、各電線20の外周面とハウジング30の内周面との間をシールする複数のシール部材40(図4参照)と、ハウジング30に取り付けられ、シール部材40の抜け止めを行うリテーナ50とを備えている。リテーナ50には、複数の支持部材60が取り付けられている。
コネクタ10は、任意の姿勢にて使用可能であるが、本実施形態では、電線20が延在する方向を前後方向としてコネクタ10の構成について説明する。なお、各図面中のXYZ軸におけるX軸はコネクタ10の幅方向を表し、Y軸はX軸と直交するコネクタ10の前後方向を表し、Z軸はX軸とY軸との双方に直交するコネクタ10の上下方向を表している。以下の説明では、便宜上、X軸に沿って延びる方向を幅方向Xと称し、Y軸に沿って延びる方向を前後方向Yと称し、Z軸に沿って延びる方向を上下方向Zと称する。また、以下の説明では、図1におけるZ矢印方向を上方とし、反対方向を下方とする。また、Y矢印方向を前方とし、反対方向を後方とする。
本実施形態のハウジング30には、ハウジング30における上方側の部分において幅方向Xに並列して延在する2つの電線20と、ハウジング30におけるこれら電線20よりも下方側の部分において延在する1つの電線20とが取り付けられている。上記1つの電線20は、幅方向Xにおいて上記2つの電線20同士の間に位置している。
<電線20の構成>
図1に示すように、各電線20は、導電性を有する芯線21と、芯線21の外周を被覆する樹脂製の絶縁被覆22とを有している。各電線20における絶縁被覆22から露出した芯線21の先端には、ハウジング30の内部に収容される図示しない金属端子が設けられている。
図1に示すように、各電線20は、導電性を有する芯線21と、芯線21の外周を被覆する樹脂製の絶縁被覆22とを有している。各電線20における絶縁被覆22から露出した芯線21の先端には、ハウジング30の内部に収容される図示しない金属端子が設けられている。
<ハウジング30の構成>
図3に示すように、ハウジング30は、幅方向Xに長い直方体状をなす本体部31と、本体部31から前方に向かって突出するとともに図示しない相手コネクタに嵌合される嵌合部32と、本体部31から後方に向かって突出するとともにリテーナ50が取り付けられる取付部33とを有している。取付部33の外径及び嵌合部32の外径は、本体部31の外径よりも一回り小さく形成されている。
図3に示すように、ハウジング30は、幅方向Xに長い直方体状をなす本体部31と、本体部31から前方に向かって突出するとともに図示しない相手コネクタに嵌合される嵌合部32と、本体部31から後方に向かって突出するとともにリテーナ50が取り付けられる取付部33とを有している。取付部33の外径及び嵌合部32の外径は、本体部31の外径よりも一回り小さく形成されている。
取付部33の幅方向Xの両側には、リテーナ50が係止される一対の係止突起34が設けられている。
ハウジング30には、本体部31及び嵌合部32を貫通するとともに各電線20が取り付けられる3つの貫通孔35が設けられている。各貫通孔35の軸線方向は前後方向Yに一致している。
ハウジング30には、本体部31及び嵌合部32を貫通するとともに各電線20が取り付けられる3つの貫通孔35が設けられている。各貫通孔35の軸線方向は前後方向Yに一致している。
取付部33には、各貫通孔35よりも大きい外径を有し、各貫通孔35に連通する3つの収容孔36が設けられている。
<シール部材40の構成>
図4に示すように、各シール部材40は、各収容孔36に収容されている。シール部材40は、環状をなしている。各シール部材40に各電線20が貫通することで、各電線20の外周面とハウジング30の内周面との間がシールされている。
<シール部材40の構成>
図4に示すように、各シール部材40は、各収容孔36に収容されている。シール部材40は、環状をなしている。各シール部材40に各電線20が貫通することで、各電線20の外周面とハウジング30の内周面との間がシールされている。
<リテーナ50の構成>
図5及び図6に示すように、リテーナ50は、複数の電線20が個別に貫通する複数の貫通孔52を有する本体部51と、本体部51から第1方向に突出し、複数の電線20を個別に保持する複数の保持部53とを有している。本体部51は、ハウジング30の取付部33に対向する第1面51aと、第1面51aの裏面である第2面51bとを有している。第1面51aと第2面51bとは、前後方向Yに直交している。各貫通孔52は、第1面51aと第2面51bとを貫通している。各保持部53は、第2面51bから突出している。本実施形態において、保持部53が突出する第1方向は、前後方向Yと一致している。
図5及び図6に示すように、リテーナ50は、複数の電線20が個別に貫通する複数の貫通孔52を有する本体部51と、本体部51から第1方向に突出し、複数の電線20を個別に保持する複数の保持部53とを有している。本体部51は、ハウジング30の取付部33に対向する第1面51aと、第1面51aの裏面である第2面51bとを有している。第1面51aと第2面51bとは、前後方向Yに直交している。各貫通孔52は、第1面51aと第2面51bとを貫通している。各保持部53は、第2面51bから突出している。本実施形態において、保持部53が突出する第1方向は、前後方向Yと一致している。
本実施形態のリテーナ50には、3つの貫通孔52及び3つの保持部53が設けられている。各貫通孔52の軸線方向は前後方向Yに一致している。
以降において、貫通孔52の周方向を単に周方向と称し、貫通孔52の径方向を単に径方向と称する。
以降において、貫通孔52の周方向を単に周方向と称し、貫通孔52の径方向を単に径方向と称する。
図2に示すように、リテーナ50を後方から視た場合に、3つの保持部53の中心軸線は、三角形の頂点に位置している。以降において、こうした3つの保持部53の配置を三角配置と称する。なお、各保持部53の中心軸線は、各貫通孔52の中心軸線と一致している。
図5及び図6に示すように、本体部51の幅方向Xの両側には、ハウジング30の取付部33における各係止突起34に係止される一対の係止部58が設けられている。各係止突起34と各係止部58とが互いに係止されることにより、リテーナ50がハウジング30に取り付けられている。
各保持部53は、本体部51から後方に突出するとともに第1方向と交差する第2方向に弾性変形可能な複数の弾性片54を有している。本実施形態の各保持部53は、周方向に90度間隔にて設けられた4つの弾性片54を有している。各弾性片54は、前後方向Yに直交する断面形状が円弧状をなしている。本実施形態における第2方向は、第1方向、すなわち前後方向Yに直交する方向である。
各弾性片54は、貫通孔52の縁部から後方に向かって突出している。各弾性片54の内面と、貫通孔52の内面とは面一となっている。
1つの保持部53における各弾性片54の外面は、貫通孔52の中心軸線を中心とする同一円周上に位置している。
1つの保持部53における各弾性片54の外面は、貫通孔52の中心軸線を中心とする同一円周上に位置している。
本体部51のうち各弾性片54の基端における径方向の外側の部分には、本体部51を前後方向Yに貫通する貫通孔53aが弾性片54に隣接して設けられている。貫通孔53aは、弾性片54の外面に沿う断面円弧状をなしている。したがって、弾性片54は、周方向における両端部において本体部51に連結されている。これにより、弾性片54は、径方向の内側に向かって撓みやすくなっている。
図4及び図5に示すように、弾性片54の先端には、上記第2方向において電線20から離れる向きに突出する規制突起55が設けられている。規制突起55の後方側の外面は、前方に向かうほど径方向の外側に向かって傾斜している。
弾性片54の内面のうち前後方向Yにおける中央部には、第2方向において電線20に近づく向きに突出する押圧部56が設けられている。押圧部56は、電線20の外周面に押しつけられている。押圧部56は、前後方向Yの両側から突出量が段階的に大きくなる段差状をなしている。なお、押圧部56の内面は、周方向において電線20の外周面に沿うように円弧状に湾曲している。
弾性片54の内面のうち規制突起55の裏側部分には、弾性片54の先端側ほど第2方向において電線20から離れる側に位置するように傾斜する傾斜部57が設けられている。
<支持部材60の構成>
図1、図2、及び図4に示すように、複数の支持部材60は、リテーナ50の複数の保持部53の外周面に個別に取り付けられている。本実施形態では、各保持部53に1つの支持部材60が取り付けられている。
図1、図2、及び図4に示すように、複数の支持部材60は、リテーナ50の複数の保持部53の外周面に個別に取り付けられている。本実施形態では、各保持部53に1つの支持部材60が取り付けられている。
支持部材60は、円環状をなしている。支持部材60は、樹脂製である。
支持部材60の外周面は、弾性片54の規制突起55の外面よりも径方向の外側に位置している。支持部材60は、弾性片54を電線20の外周面に押しつけている。支持部材60は、規制突起55により第1方向において本体部51から離れる向きに移動することが規制されている。
支持部材60の外周面は、弾性片54の規制突起55の外面よりも径方向の外側に位置している。支持部材60は、弾性片54を電線20の外周面に押しつけている。支持部材60は、規制突起55により第1方向において本体部51から離れる向きに移動することが規制されている。
本実施形態の作用について説明する。
コネクタ10では、1つのリテーナ50の本体部51から突出する3つの保持部53と3つの支持部材60とによって3つの電線20が保持される。このため、リテーナ50の数を最小化できる。
コネクタ10では、1つのリテーナ50の本体部51から突出する3つの保持部53と3つの支持部材60とによって3つの電線20が保持される。このため、リテーナ50の数を最小化できる。
本実施形態の効果について説明する。
(1)リテーナ50は、複数の電線20が個別に貫通する複数の貫通孔52を有する本体部51と、本体部51から突出し、複数の電線20を個別に保持する複数の保持部53とを有している。複数の保持部53の各々は、保持部53が突出する第1方向と交差する第2方向に弾性変形可能な弾性片54を有している。複数の支持部材60は、複数の保持部53の外周面に個別に取り付けられている。支持部材60は、弾性片54を電線20の外周面に押しつけている。
(1)リテーナ50は、複数の電線20が個別に貫通する複数の貫通孔52を有する本体部51と、本体部51から突出し、複数の電線20を個別に保持する複数の保持部53とを有している。複数の保持部53の各々は、保持部53が突出する第1方向と交差する第2方向に弾性変形可能な弾性片54を有している。複数の支持部材60は、複数の保持部53の外周面に個別に取り付けられている。支持部材60は、弾性片54を電線20の外周面に押しつけている。
こうした構成によれば、上述した作用を奏することから、コネクタ10の部品点数の増加を抑制できる。
(2)弾性片54は、第2方向において電線20に近づく向きに突出する押圧部56を有している。押圧部56は、電線20の外周面に押しつけられている。
(2)弾性片54は、第2方向において電線20に近づく向きに突出する押圧部56を有している。押圧部56は、電線20の外周面に押しつけられている。
こうした構成によれば、弾性片54の押圧部56により電線20の外周面が押しつけられるため、電線20の保持性を高めることができる。
(3)弾性片54は、第2方向において電線20から離れる向きに突出する規制突起55を有している。規制突起55は、第1方向において支持部材60が本体部51から離れる向きに移動することを規制している。
(3)弾性片54は、第2方向において電線20から離れる向きに突出する規制突起55を有している。規制突起55は、第1方向において支持部材60が本体部51から離れる向きに移動することを規制している。
こうした構成によれば、弾性片54の規制突起55によって、支持部材60が第1方向において本体部51から離れる向きに移動することが規制される。これにより、保持部53からの支持部材60の抜け止めを行うことができる。したがって、各電線20を安定して保持することができる。
(4)規制突起55は、弾性片54の先端に設けられており、弾性片54の内面には、弾性片54の先端側ほど第2方向において電線20から離れる側に位置するように傾斜する傾斜部57が設けられている。
規制突起55を有する弾性片54を含む保持部53に対して支持部材60を取り付ける際には、支持部材60に規制突起55を乗り越えさせる必要がある。ここで、支持部材60が規制突起55を乗り越える際、弾性片54が第2方向において電線20に近づく側に撓むことにより、弾性片54の内面、特に内面のうち規制突起55の裏側部分が電線20の外周面に強く押しつけられることで電線20に大きな荷重が作用するおそれがある。
この点、上記構成によれば、弾性片54の内面に設けられた傾斜部57によって、弾性片54の内面と電線20の外周面との間に隙間が生じる。このため、弾性片54が第2方向において電線に近づく側に撓んだ場合に、当該弾性片54の内面が電線20の外周面に強く押しつけられることを抑制できる。したがって、電線20に対して大きな荷重が作用することを抑制できる。
(第2実施形態)
以下、コネクタの第2実施形態について第1実施形態との相違点を中心に説明する。
なお、本実施形態において、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付すとともに、第1実施形態と対応する構成については、第1実施形態の符号「**」に「100」を加算した「1**」を付すことにより、重複する説明を省略する。
以下、コネクタの第2実施形態について第1実施形態との相違点を中心に説明する。
なお、本実施形態において、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付すとともに、第1実施形態と対応する構成については、第1実施形態の符号「**」に「100」を加算した「1**」を付すことにより、重複する説明を省略する。
<コネクタ110の全体構成>
図7及び図8に示すように、コネクタ110は、並列する3つの電線20が取り付けられるハウジング30と、ハウジング30に取り付けられるリテーナ150とを備えている。
図7及び図8に示すように、コネクタ110は、並列する3つの電線20が取り付けられるハウジング30と、ハウジング30に取り付けられるリテーナ150とを備えている。
第2実施形態におけるコネクタ110は、リテーナ150の形状が第1実施形態におけるコネクタ10のリテーナ50の形状とは異なる。
<リテーナ150の構成>
図9に示すように、リテーナ150は、複数の電線20が個別に貫通する複数の貫通孔152を有する本体部151と、本体部151から第1方向に突出し、各電線20を保持する複数の保持部153とを有している。本実施形態のリテーナ150には、3つの貫通孔152及び3つの保持部153が設けられている。3つの保持部153は、三角配置にて配置されている。
<リテーナ150の構成>
図9に示すように、リテーナ150は、複数の電線20が個別に貫通する複数の貫通孔152を有する本体部151と、本体部151から第1方向に突出し、各電線20を保持する複数の保持部153とを有している。本実施形態のリテーナ150には、3つの貫通孔152及び3つの保持部153が設けられている。3つの保持部153は、三角配置にて配置されている。
各保持部153は、周方向に互いに間隔をおいて設けられた複数の弾性片154を有している。保持部153を構成する複数の弾性片154は、規制突起155を有する複数の第1弾性片154Aと、規制突起155を有しない複数の第2弾性片154Bとを含んでいる。各第2弾性片154Bは、第2方向において電線20に近づく向きに突出する押圧部156を有している。押圧部156は、電線20の外周面に押しつけられている。本実施形態では、第1弾性片154Aと、第2弾性片154Bとが周方向において交互に設けられている。本実施形態における各保持部153は、3つの第1弾性片154Aと、3つの第2弾性片154Bとを有している。
図8に示すように、互いに隣り合う2つの保持部153の一方の第1弾性片154Aと他方の第2弾性片154Bとは互いに隣り合っている。
各弾性片154A,154Bは、前後方向Yに直交する断面形状が円弧状をなしている。
各弾性片154A,154Bは、前後方向Yに直交する断面形状が円弧状をなしている。
図9に示すように、各弾性片154A,154Bは、貫通孔152の縁部から後方に向かって突出している。各弾性片154A,154Bの内面と、貫通孔152の内面とは面一となっている。
1つの保持部153における各第1弾性片154Aの外面と、各第2弾性片154Bの外面とは、貫通孔152の軸線を中心とする同一円周上に位置している。
本体部151のうち各第1弾性片154Aの基端における径方向の外側の部分には、本体部151を前後方向Yに貫通する貫通孔153aが第1弾性片154Aに隣接して設けられている。貫通孔153aは、第1弾性片154Aの外面に沿う断面円弧状をなしている。したがって、第1弾性片154Aは、周方向における両端部において本体部151に連結されている。これにより、第1弾性片154Aは、径方向の内側に向かって撓みやすくなっている。
本体部151のうち各第1弾性片154Aの基端における径方向の外側の部分には、本体部151を前後方向Yに貫通する貫通孔153aが第1弾性片154Aに隣接して設けられている。貫通孔153aは、第1弾性片154Aの外面に沿う断面円弧状をなしている。したがって、第1弾性片154Aは、周方向における両端部において本体部151に連結されている。これにより、第1弾性片154Aは、径方向の内側に向かって撓みやすくなっている。
図10に示すように、第1弾性片154Aの内面には、第1弾性片154Aの先端側ほど第2方向において電線20から離れる側に位置するように傾斜する傾斜部157が設けられている。傾斜部157は、第1弾性片154Aの前後方向Yの全体にわたって設けられている。
本実施形態の作用について説明する。
規制突起155を有する弾性片154を含む保持部153に対して支持部材60を取り付ける際には、支持部材60に規制突起155を乗り越えさせる必要がある。このため、保持部153を構成する複数の弾性片154の全てが規制突起155を有していると、支持部材60が規制突起155を乗り越える際の摩擦力が大きくなり、支持部材60の取付作業が困難となるおそれがある。
規制突起155を有する弾性片154を含む保持部153に対して支持部材60を取り付ける際には、支持部材60に規制突起155を乗り越えさせる必要がある。このため、保持部153を構成する複数の弾性片154の全てが規制突起155を有していると、支持部材60が規制突起155を乗り越える際の摩擦力が大きくなり、支持部材60の取付作業が困難となるおそれがある。
この点、本実施形態のコネクタ110によれば、保持部153を構成する複数の弾性片154は、規制突起155を有する第1弾性片154Aと、規制突起155を有しない第2弾性片154Bとを含んでいる。これにより、複数の弾性片154の全てが第1弾性片154Aを有している場合に比べて、保持部153に対して支持部材60を取り付ける際の摩擦力を低減できる。
本実施形態の効果について説明する。
本実施形態のコネクタ110によれば、第1実施形態の効果(1)から効果(4)に加えて、新たに以下に示す効果が得られるようになる。
本実施形態のコネクタ110によれば、第1実施形態の効果(1)から効果(4)に加えて、新たに以下に示す効果が得られるようになる。
(5)弾性片154は、規制突起155を有する第1弾性片154Aと、規制突起155を有しない第2弾性片154Bとを含んでいる。
こうした構成によれば、上述した作用を奏することから、支持部材60の取付作業が容易となる。
こうした構成によれば、上述した作用を奏することから、支持部材60の取付作業が容易となる。
(6)互いに隣り合う2つの保持部153の一方の第1弾性片154Aと他方の第2弾性片154Bとが互いに隣り合っている。
こうした構成によれば、互いに隣り合う2つの保持部153の双方の第1弾性片154A同士が互いに隣り合う構成に比べて、互いに隣り合う2つの弾性片154同士の間隔を確保しつつ、当該2つの保持部153の中心軸線同士の間隔を小さくできる。したがって、リテーナ150の体格、ひいては、コネクタ110の体格が増大することを抑制できる。
こうした構成によれば、互いに隣り合う2つの保持部153の双方の第1弾性片154A同士が互いに隣り合う構成に比べて、互いに隣り合う2つの弾性片154同士の間隔を確保しつつ、当該2つの保持部153の中心軸線同士の間隔を小さくできる。したがって、リテーナ150の体格、ひいては、コネクタ110の体格が増大することを抑制できる。
<変更例>
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
なお、以下の図11、図12、及び図13にそれぞれ示す第1変更例、第2変更例、及び第3変更例において、第2実施形態と同一の構成については、同一の符号を付すとともに、対応する構成については、第2実施形態の符号「1**」にそれぞれ「100」、「200」、「300」を加算した「2**」、「3**」、「4**」を付すことにより、重複した説明を省略する。
・図11に示すように、三角配置にて配置される3つの保持部253において、互いに隣り合う2つの保持部253の一方の第2弾性片254Bと、他方の第2弾性片254Bとが互いに隣り合っていてもよい。こうした構成によれば、第1弾性片254A同士が互いに隣り合うように配置された三角配置に比べて、各弾性片254同士の距離を近づけることができる。このため、互いに隣り合う2つの弾性片254同士の間隔を確保しつつ、当該2つの保持部253の中心軸線同士の間隔を最も小さくできる。したがって、リテーナ250の体格、ひいてはコネクタの体格が増大することを抑制できる。
・図12に示すように、三角配置において下方に位置する1つの保持部353の第1弾性片354Aと、上方に位置する2つの保持部353の第2弾性片354Bとが互いに隣り合うように各保持部353を配置するようにしてもよい。この場合であっても、第1弾性片354A同士が互いに隣り合うように配置された三角配置に比べて、互いに隣り合う2つの弾性片354同士の間隔を確保しつつ、当該2つの保持部353の中心軸線同士の間隔を小さくできる。したがって、リテーナ350の体格、ひいてはコネクタの体格が増大することを抑制できる。
・図13に示すように、3つの保持部453を幅方向Xにおいて一列に並べて配置するようにしてもよい。この場合、各保持部453の並び方向において、同図に示すように、各保持部453の第2弾性片454B同士が互いに隣り合うように各保持部453を配置してもよい。また、上記並び方向において、1つの保持部453の第1弾性片454Aと、別の保持部453の第2弾性片454Bとが互いに隣り合うように各保持部453を配置してもよい。
・互いに隣り合う2つの保持部153の一方の第1弾性片154Aと他方の第1弾性片154Aとが互いに隣り合っていてもよい。
・傾斜部57,157は、省略することもできる。
・傾斜部57,157は、省略することもできる。
・第1弾性片154Aを省略することもできる。すなわち、保持部153は、第2弾性片154Bのみを有するものであってもよい。
・押圧部56,156を省略するとともに、弾性片54,154の内面全体で電線20の外周面を押しつけるようにしてもよい。
・押圧部56,156を省略するとともに、弾性片54,154の内面全体で電線20の外周面を押しつけるようにしてもよい。
・規制突起55,155は、弾性片54,154の先端よりも基端側に設けられていてもよい。
・規制突起55,155は省略することもできる。
・規制突起55,155は省略することもできる。
・コネクタ10,110に取り付けられる電線20の数は、2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。この場合、電線20の数に対応する複数の保持部53,153を有するリテーナ50,150を準備すればよい。
・支持部材60は、樹脂製のものに限定されず、他に例えば、金属製であってもよい。
・本実施形態では、第2方向が第1方向と直交する方向であるとして説明したが、これに限らず、第2方向は第1方向に任意の角度にて交差する方向であってもよい。
・本実施形態では、第2方向が第1方向と直交する方向であるとして説明したが、これに限らず、第2方向は第1方向に任意の角度にて交差する方向であってもよい。
X 幅方向
Y 前後方向
Z 上下方向
10 コネクタ
20 電線
21 芯線
22 絶縁被覆
30 ハウジング
31 本体部
32 嵌合部
33 取付部
34 係止突起
35 貫通孔
36 収容孔
40 シール部材
50 リテーナ
51a 第1面
51b 第2面
51 本体部
52 貫通孔
53 保持部
53a 貫通孔
54 弾性片
55 規制突起
56 押圧部
57 傾斜部
58 係止部
60 支持部材
110 コネクタ
150 リテーナ
151 本体部
151a 第1面
151b 第2面
152 貫通孔
153 保持部
153a 貫通孔
154 弾性片
154A 第1弾性片
154B 第2弾性片
155 規制突起
156 押圧部
157 傾斜部
158 係止部
250 リテーナ
251 本体部
251b 第2面
253 保持部
254 弾性片
254A 第1弾性片
254B 第2弾性片
255 規制突起
350 リテーナ
351 本体部
351b 第2面
353 保持部
354 弾性片
354A 第1弾性片
354B 第2弾性片
355 規制突起
450 リテーナ
451 本体部
451b 第2面
453 保持部
454 弾性片
454A 第1弾性片
454B 第2弾性片
455 規制突起
Y 前後方向
Z 上下方向
10 コネクタ
20 電線
21 芯線
22 絶縁被覆
30 ハウジング
31 本体部
32 嵌合部
33 取付部
34 係止突起
35 貫通孔
36 収容孔
40 シール部材
50 リテーナ
51a 第1面
51b 第2面
51 本体部
52 貫通孔
53 保持部
53a 貫通孔
54 弾性片
55 規制突起
56 押圧部
57 傾斜部
58 係止部
60 支持部材
110 コネクタ
150 リテーナ
151 本体部
151a 第1面
151b 第2面
152 貫通孔
153 保持部
153a 貫通孔
154 弾性片
154A 第1弾性片
154B 第2弾性片
155 規制突起
156 押圧部
157 傾斜部
158 係止部
250 リテーナ
251 本体部
251b 第2面
253 保持部
254 弾性片
254A 第1弾性片
254B 第2弾性片
255 規制突起
350 リテーナ
351 本体部
351b 第2面
353 保持部
354 弾性片
354A 第1弾性片
354B 第2弾性片
355 規制突起
450 リテーナ
451 本体部
451b 第2面
453 保持部
454 弾性片
454A 第1弾性片
454B 第2弾性片
455 規制突起
Claims (7)
- 複数の電線が取り付けられるハウジングと、
前記ハウジングに取り付けられるリテーナと、
前記リテーナに取り付けられる複数の支持部材と、を備え、
前記リテーナは、
複数の前記電線が個別に貫通する複数の貫通孔を有する本体部と、
前記本体部から突出し、複数の前記電線を個別に保持する複数の保持部と、を有しており、
複数の前記保持部の各々は、前記保持部が突出する第1方向と交差する第2方向に弾性変形可能な弾性片を有しており、
複数の前記支持部材は、複数の前記保持部の外周面に個別に取り付けられており、
前記支持部材は、前記弾性片を前記電線の外周面に押しつけている、
コネクタ。 - 前記弾性片は、
前記第2方向において前記電線に近づく向きに突出する押圧部を有しており、
前記押圧部は、前記電線の外周面に押しつけられている、
請求項1に記載のコネクタ。 - 前記弾性片は、前記第2方向において前記電線から離れる向きに突出する規制突起を有しており、
前記規制突起は、前記第1方向において前記支持部材が前記本体部から離れる向きに移動することを規制している、
請求項1または請求項2に記載のコネクタ。 - 前記弾性片は、
前記規制突起を有する第1弾性片と、
前記規制突起を有しない第2弾性片と、を含む、
請求項3に記載のコネクタ。 - 互いに隣り合う2つの前記保持部の一方の前記第1弾性片と他方の前記第2弾性片とが互いに隣り合っている、
請求項4に記載のコネクタ。 - 互いに隣り合う2つの前記保持部の一方の前記第2弾性片と他方の前記第2弾性片とが互いに隣り合っている、
請求項4に記載のコネクタ。 - 前記規制突起は、前記弾性片の先端に設けられており、
前記弾性片の内面には、前記弾性片の先端側ほど前記第2方向において前記電線から離れる側に位置するように傾斜する傾斜部が設けられている、
請求項3から請求項6のいずれか一項に記載のコネクタ。
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