JP2021089187A - コンセント接続検査方法 - Google Patents

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孝一 石原
Koichi Ishihara
孝一 石原
亮介 丹羽
Ryosuke Niwa
亮介 丹羽
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Abstract

【課題】 1人の作業者のみでコンセントが設けられた分岐電路の接続確認を安価に実施できるコンセント接続検査方法を提供する。【解決手段】 抵抗器7aとダイオード7bとが直列接続された回路の両端に検査対象に接続する接続部7cを有する検査治具7と、抵抗値を測定するテスター8とを使用し、検査治具7を分電盤10の各分岐ブレーカ2の2次側検電孔に接続し、且つ全ての分岐ブレーカ2に対して抵抗器7aの値が異なるよう検査治具7を選択して接続し、全ての分岐ブレーカ2をオフ状態として、コンセント5の極間の抵抗値をテスター8で測定し、測定した抵抗値からコンセント5が接続されている分岐ブレーカ2を判別する。【選択図】 図1

Description

本発明は、分電盤の施工完了時に行われる接続検査、特にコンセントの接続検査を行うコンセント接続検査方法に関する。
従来の分電盤の施工が完了した際に行われる分岐電路の検査は、分電盤側と分岐電路末端の双方に人を配置して、二人で分岐ブレーカ毎に実際に通電して実施するため、容易に実施できる検査では無かった。また、近年の住宅においては分電盤の分岐回路数が増加傾向にあるため、ますます面倒な作業となっていた。
そのため、この作業者の負担を軽減するための装置が提案されている。例えば、特許文献1には、分電盤に配置されて分岐電路毎の通電電流を計測する親機と、この親機から送信される電流情報を受信する子機とから成るチェック装置が開示されている。
これは、分岐電路の末端側で子機を携行した作業者が負荷のオン/オフ操作を行い、変化する電路電流を分電盤側の親機に計測させ、親機が計測した電流情報を子機に送信するよう構成されている。こうして子機が親機から情報を受信することで、負荷を操作する作業者により分岐電路の接続確認をすることができ、負荷が接続されている分岐ブレーカを特定することが1人の作業者で可能であった。
特開2003−107121号公報
しかしながら上記特許文献1の技術は、親機には複数の電流計測手段に加えて、子機に無線送信する送信手段が必要なためコスト高な装置となっていた。
ここで、コンセントと分岐ブレーカとの関係に着目すると、コンセントは各部屋に設けられているため、個々の分岐電路には少なくともlつはコンセントが接続されていると見ることができる。そのため、コンセントの接続確認をすれば、個々の分岐ブレーカから延設された分岐電路の接続状態を把握できると考えられる。
そして、コンセントの接続確認は、分岐電路に特定の抵抗値を設定すれば、抵抗値測定により検査は可能であり、負荷電流を測定しなくても良い。結果、特許文献1に記載されている親機のような機器を無くすことが可能となる。
そこで、本発明はコンセントの接続確認のみに着目し、1人の作業者のみでコンセントが設けられた分岐電路の接続確認を安価に実施できるコンセント接続検査方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、抵抗器と整流器とが直列接続された回路を有して、分電盤の個々の分岐ブレーカに接続する検査治具と、コンセントの極間の抵抗値を測定するための抵抗値測定手段とを使用して行うコンセント接続検査方法であって、使用する複数の検査治具は、抵抗器の抵抗値が個々に異なり、全ての分岐ブレーカをオフした状態で、分電盤の個々の分岐ブレーカの2次側端子或いは2次側の検電孔に検査治具を接続し、抵抗値測定手段によりコンセントの極間の抵抗値を測定することで、測定した抵抗値からコンセントが接続されている分岐ブレーカを判別することを特徴とする。
本発明によれば、分電盤側に取り付けられる検査治具は、抵抗器と整流器で構成されるため安価に構成できるし、抵抗値を測定する抵抗値測定手段は広く使用されているテスターで良く、簡易な装置でコンセントの接続検査を実施できる。然も1人で実施できる。また、検査治具が整流器を備えることで、検査治具を取り付ける際に電圧極と中性極との接続方向を定めれば、コンセントの極性も合わせて検査することが可能である。
本発明に係るコンセント接続検査方法の一例を示す説明図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るコンセント接続検査方法の一例を示す説明図であり、分電盤内の構成等を模式図で示している。図1において、1は主幹ブレーカ、2は分岐ブレーカ、3は分岐ブレーカ2が接続される主電路であり、これらは分電盤10内に組み付けられている。また、4は分岐ブレーカ2から個々の部屋等に配設された分岐電路、5は電気機器が接続されるコンセントであり、分岐電路4にはそれぞれコンセント5が取り付けられている構成を示している。
そして、7は検査治具、8は抵抗値測定手段としての周知のテスターであり、この検査治具7とテスター8とで接続検査装置を構成し、接続検査が行われる。
尚、主幹ブレーカ1の一次側は、商用電力系統からの引き込み線である単相3線式の電源線L1が接続され、2次側に主電路3が接続されている。単相3線式電路は、2本の電圧線と1本の中性線とを有し、100Vの分岐電路に対しては分岐ブレーカ2が何れか一方の電圧線と中性線との間に接続され、200Vの分岐電路に対しては2本の電圧線間に分岐ブレーカ2が接続される。
検査治具7は、抵抗器7aと整流器としてのダイオード7bとが直列接続された回路を有し、その両端に分岐ブレーカ2の2次側検電孔に挿入して2次側端子の電極に接続するための接続部7cを有している。
そして検査治具7は、各分岐ブレーカ2に対して異なる抵抗値のものを接続できるよう、抵抗器7aの抵抗値が異なるものが多数用意されている。
尚、検査治具7は、予め多数の抵抗器を内蔵して、切替スイッチにより抵抗値を容易に変更できるよう構成しても良い。
図1はこうして、それぞれ異なる抵抗器とした検査治具7が接続された状態を示し、この状態でテスター8を用いて個々のコンセント5の接続検査が実施される。
以下、接続検査を具体的に説明する。
まず全ての分岐ブレーカ2をオフ(分岐電路を遮断して)する。オフ操作したら、個々の分岐ブレーカ2の2次側検査孔に検査治具7を挿入して接続する。図1は、こうして分岐ブレーカ2の2次側検電孔(図示せず)に、検査治具7の接続部7cを挿入して接続した状態を示している。
その後、テスター8のプローブ8aをコンセント5の極間に挿入して抵抗値を測定する。分岐ブレーカ2毎に接続されている抵抗値が異なるため、テスター8の計測値からコンセント5が接続されている分岐ブレーカ2を判別できる。
尚、分岐ブレーカ2に接続した検査治具7の抵抗値は作業者が記録し、コンセント5での計測した抵抗値と照合されて、分岐ブレーカ2とコンセント5との関係が把握される。
また、100Vの分岐電路の検査に関しては、ダイオード7bの向きを電圧極から中性極に向く方向等特定の方向に向けて取り付けることで、コンセント5側でダイオード7bの向きを判別できるため、コンセント5の差込口の極性検査ができる。
例えばダイオード7bが電圧極から中性極に向くよう検査治具7を取り付けた場合、コンセント5に挿入したプローブ8aの正極がコンセント5の電圧極に、負極がコンセント5の中性極に接続されれば、ダイオード7bの順方向にテスター8からの電流が流れるため、抵抗器7aの抵抗値を測定できる。
しかしながら、プローブ8aの極性を反転させた場合は、ダイオード7bが逆方向となるためテスター8から電流が通電できない(抵抗値は無限大を示す)ため、この特性からコンセント5の極性を判別できる。
このように、分電盤10側に取り付けられる検査治具7は、抵抗器7aとダイオード7bで構成されるため安価に構成できるし、抵抗値を測定するテスター8は広く使用されているため、簡易な装置でコンセント5の接続確認を行うことができる。然も1人で接続検査を実施できる。加えて、検査治具7がダイオード7bを備えることで、検査治具7を取り付ける際に電圧極と中性極との接続方向を定めれば、コンセント5の極性も合わせて検査することができる。
尚、上記実施形態では、テスター8を使用して抵抗値を測定しているが、専用の抵抗値測定手段を作製しても良い。更には、抵抗値測定手段は、抵抗値を表示するのではなく、個々の検査治具7にID(番号)を付して抵抗値とIDの関係を抵抗測定手段に記憶させて、測定した抵抗値から関連付けられているIDを表示させても良い。
また、検査治具7の接続部7cを2次側検電孔に挿入して分岐ブレーカ2に接続しているが、分岐ブレーカ2の二次側端子に直接接続するよう構成しても良い。
1・・主幹ブレーカ、2・・分岐ブレーカ、3・・主電路、4・・分岐電路、5・・コンセント、7・・検査治具、7a・・抵抗器、7b・・ダイオード(整流器)、7c・・接続部、8・・テスター(抵抗値測定手段)、10・・分電盤。

Claims (1)

  1. 抵抗器と整流器とが直列接続された回路を有して、分電盤の個々の分岐ブレーカに接続する検査治具と、コンセントの極間の抵抗値を測定するための抵抗値測定手段とを使用して行うコンセント接続検査方法であって、
    使用する複数の前記検査治具は、抵抗器の抵抗値が個々に異なり、
    全ての分岐ブレーカをオフした状態で、分電盤の個々の分岐ブレーカの2次側端子或いは2次側の検電孔に前記検査治具を接続し、
    前記抵抗値測定手段により前記コンセントの極間の抵抗値を測定することで、測定した抵抗値から前記コンセントが接続されている分岐ブレーカを判別することを特徴とするコンセント接続検査方法。
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