JP2021086657A5 - - Google Patents

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Description

ところで、特許文献1、2のバッテリー構造は、寒冷時期や寒冷地による外部環境の低温時に、出力電圧の低下や放電容量の低下を防止して良好なバッテリー性能を得ることができるものの、暑熱時期や熱帯地による外部環境の高温時にバッテリー性能の恒久的な劣化を防止できるものではない。即ち、バッテリーは高温状態が持続すると格段にバッテリーが劣化してバッテリーの寿命が短くなるが、外部環境が非常に高温である場合には、例えば特許文献2の単なる断熱筐体本体及び断熱蓋を設けるだけではバッテリーの高温化を防ぐのに十分ではない。そのため、外部環境が非常に低温である場合と非常に高温である場合の双方に、バッテリーに対する外部環境の温度の影響を極力低減することができる構造が求められている。
本発明は上記課題に鑑み提案するものであって、外部環境が非常に低温である場合と非常に高温である場合の双方に適応し、バッテリーに対する外部環境の温度の影響を極力低減することができるバッテリー断熱構造を提供することを目的とする。
本発明のバッテリー断熱構造は、内壁と外壁との間に断熱空間が設けられる断熱容器本体と、内蓋と外蓋との間に断熱空間が設けられる断熱蓋体で、二重壁の断熱容器が構成され、前記断熱容器にバッテリー体が収容され、前記バッテリー体と前記断熱容器本体の前記内壁及び前記断熱蓋体の前記内蓋との間に空気層が形成されるように、前記バッテリー体が、前記断熱容器本体の前記内壁及び前記断熱蓋体の前記内蓋から離間して配置されていることを特徴とする。
これによれば、断熱容器本体と断熱蓋体の二重壁の断熱空間で外部との熱伝導を低減し、且つ断熱容器の内壁及び内蓋とバッテリー体との間の空気層で熱伝導を低減し、二重に熱伝導を低減することができる。従って、外部環境が非常に低温である場合と非常に高温である場合の双方に適応し、バッテリーに対する外部環境の温度の影響を極力低減することができる。換言すれば、外部環境が低温時に生ずるバッテリーの出力電圧の低下や放電容量の低下のようなバッテリーの一時的な性能の低下を防止することができると共に、外部環境が高温時に生ずるバッテリー性能の恒久的な劣化、寿命の短命化を防止することができる。また、バッテリー体に非常に高温時に出力規制する保護回路が搭載されている場合、夏場の非常な高温時等に意図しない保護回路の作動を防止することができる。
本発明のバッテリー断熱構造によれば、外部環境が非常に低温である場合と非常に高温である場合の双方に適応し、バッテリーに対する外部環境の温度の影響を極力低減することができる。
本実施形態のバッテリー断熱構造によれば、断熱容器本体2と断熱蓋体3の二重壁の断熱空間S1、S2で外部との熱伝導を低減し、且つ断熱容器1の内壁21及び内蓋31とバッテリー体4との間の断熱空間S3の空気層で熱伝導を低減し、二重に熱伝導を低減することができる。従って、外部環境が非常に低温である場合と非常に高温である場合の双方に適応し、バッテリーに対する外部環境の温度の影響を極力低減することができる。換言すれば、外部環境が低温時に生ずるバッテリーの出力電圧の低下や放電容量の低下のようなバッテリーの一時的な性能の低下を防止することができると共に、外部環境が高温時に生ずるバッテリー性能の恒久的な劣化、寿命の短命化を防止することができる。また、バッテリー体4に非常に高温時に出力規制する保護回路が搭載されている場合、夏場の非常な高温時等に意図しない保護回路の作動を防止することができる。

Claims (6)

  1. 内壁と外壁との間に断熱空間が設けられる断熱容器本体と、内蓋と外蓋との間に断熱空間が設けられる断熱蓋体で、二重壁の断熱容器が構成され、
    前記断熱容器にバッテリー体が収容され、
    前記バッテリー体と前記断熱容器本体の前記内壁及び前記断熱蓋体の前記内蓋との間に空気層が形成されるように、前記バッテリー体が、前記断熱容器本体の前記内壁及び前記断熱蓋体の前記内蓋から離間して配置されていることを特徴とするバッテリー断熱構造。
  2. 前記断熱容器本体の断熱空間と前記断熱蓋体の断熱空間が減圧空間であることを特徴とする請求項1記載のバッテリー断熱構造。
  3. 前記断熱容器本体の前記内壁に固着された断熱材を介して前記バッテリー体が設置されていることを特徴とする請求項1又は2記載のバッテリー断熱構造。
  4. 前記断熱容器本体の周側部の上端に外方に突出する容器側平面フランジが形成され、
    前記容器側平面フランジは前記断熱容器本体の断熱空間の上端位置の平面面積よりも平面面積が大きく形成され、
    前記断熱蓋体の周縁に蓋側平面フランジが形成され、
    前記容器側平面フランジに前記蓋側平面フランジを載置して前記断熱蓋体を前記断熱容器本体に係合するようにして、前記断熱容器が閉塞されることを特徴とする請求項1~3の何れかに記載のバッテリー断熱構造。
  5. 前記バッテリー体が熱交換用流体を流通する熱交換パネルを有し、
    前記バッテリー体が電池セルと前記熱交換パネルが密接して交互に積層される積層構造体になっており、
    前記熱交換パネルに熱交換用流体を供給する流体供給管と、前記熱交換パネルから熱交換用流体を排出する流体排出管が前記断熱容器の二重壁を貫通して設けられていることを特徴とする請求項1~4の何れかに記載のバッテリー断熱構造。
  6. 管若しくはケーブルが通される断熱容器の二重壁の貫通部の周辺に、略凹状のキャップが凹側を断熱容器の外表面に向けて断熱容器の外表面に固着され、
    略凹状の前記キャップに形成された挿通穴に前記管若しくは前記ケーブルが挿通され、
    前記キャップの凹側に断熱空間が設けられることを特徴とする請求項1~5の何れかに記載のバッテリー断熱構造。
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