JP2021086417A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

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Tomonori Okiyama
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Abstract

【課題】種別の異なる複数の特典を複合的に利用することへの便宜が図られるようにする。【解決手段】種別が異なる複数の特典情報のそれぞれを取得する特典情報取得手段と、前記特典情報取得手段により取得された複数の特典情報に基づく情報を併記するようにして表示する表示手段とを備えて商品販売データ処理装置を構成する。【選択図】図6

Description

本発明は、商品販売データ処理装置に関する。
複数の店舗ごとに発行されたポイントカードのポイント数を、1つのマルチポイントカードにまとめる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−76325号公報
特許文献1に記載の技術では、複数の店舗ごとに発行されたポイントカードのポイント数を1つのカードにまとめてはいるが、例えば店舗での代金の支払いの際には、店舗等の種別ごとに応じた特定の1つのポイントカードのみのポイントが利用される。しかしながら、種別の異なる複数のポイントカード等の特典を、複合的に利用したい場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、種別の異なる複数の特典を複合的に利用することへの便宜が図られるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明の一態様は、種別が異なる複数の特典情報のそれぞれを取得する特典情報取得手段と、前記特典情報取得手段により取得された複数の特典情報に基づく情報を併記するようにして表示する表示手段とを備える商品販売データ処理装置である。
本実施形態におけるPOSシステムのネットワーク構成図である。 本実施形態におけるPOS端末の設置例を示す図である。 本実施形態におけるPOS端末の外観例を示す図である。 本実施形態におけるPOS端末の構成例を示す図である。 本実施形態における商品登録画面の一例を示す図である。 本実施形態におけるポイントカード情報エリアにて示される情報の例を示す図である。 本実施形態における決済種別選択画面の一例を示す図である。 本実施形態におけるポイント利用種別選択画面の一例を示す図である。 本実施形態における利用ポイント数設定画面の一例を示す図である。 本実施形態における利用ポイント数設定画面の一例を示す図である。 本実施形態におけるレシートの一例を示す図である。 本実施形態における利用ポイント数設定画面の一例を示す図である。 本実施形態における利用ポイント数設定画面の一例を示す図である。 本実施形態におけるPOS端末がポイント利用の会計に対応して実行する処理手順例を示すフローチャートである。 本実施形態の第1変形例における商品登録画面の一例を示す図である。 本実施形態の第2変形例におけるポイントカード情報エリアにて表示される情報の例を示す図である。
<実施形態>
[POSシステムの構成例]
図1は、本発明の一実施形態に係るPOS(Point Of Sales)システムのネットワーク構成図である。図1に示すPOSシステム1は、3台のPOS端末20−1、POS端末20−2、POS端末20−3と、ストアコントローラ(ストアコンピュータ、管理装置)10を備え、夫々はLAN11を介して通信可能に接続されている。以下、POS端末20−1、20−2、20−3について特に区別しない場合には、POS端末20と総称する。
POSシステム1は、種々の店舗に導入可能であるが、以下の説明では、POSシステム1がコンビニエンスストアに導入される場合を例に説明する。
図2は、POS端末の設置例を示す図である。図2(A)は、POS端末20等を客側から見た斜視図である。図2(B)は、POS端末20等を店員側から見た斜視図である。図2(A)に示すように客側から見てPOS端末20の右側にカウンタが置かれている。
図3は、POS端末の外観例を示す図である。図3(A)は、POS端末20を客側から見た斜視図である。図3(B)は、POS端末20を店員側から見た斜視図である。図4は、POS端末20の構成例を示す図である。図3及び図4において、同一部分には同一符号を付している。
以下、図3を参照しつつ、図4に示したPOS端末20の構成例を説明する。POS端末20は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、ハードディスク204と、客側表示部205と、客側スキャナ部206と、カードリーダ208と、釣銭機209と、店員側表示部210と、キー操作部211と、店員側スキャナ部212と、印刷部213と、音声出力部214と、通信部215とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
CPU201は、中央演算処理装置であり、ROM202に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、POS端末20の動作を制御する。
ROM202は、読み出し専用メモリであり、プログラムをはじめとしてCPU201が利用する各種の情報を記憶する。
RAM203は、読み出し書き込みメモリであり、種々の情報を記憶する。例えば、RAM203は、外部から取得した情報(例えば、ストアコントローラ10から取得した商品マスタ等)や、処理において生成した情報(例えば、登録処理において生成した登録情報、精算処理において生成した精算情報等)を記憶する。なお、以下の説明において、登録情報と精算情報のいずれか一方又は両方を取引情報と称する場合がある。
ハードディスク204は、種々の情報を記憶する。ハードディスク204は、例えば、ROM202に代えて、CPU201が実行するプログラム等を記憶してもよい。また、RAM203に代えて、外部から取得した情報や、処理において生成した情報を記憶してもよい。
客側表示部205は、客用のタッチディスプレイであり、客に種々の情報を表示するとともに、客から種々の入力を受け付ける。
客側スキャナ部206は、客用のスキャナ部であり、例えば、商品に付されているバーコード(商品コード等)等を光学的に読み取る。
なお、客側スキャナ部206は、客が商品を登録する際に用いられるが、客は他の方法によって商品を登録してもよい。例えば、客側表示部205に、商品の注文ボタン等が表示されている場合、客は、注文ボタンを操作(押下)し、商品を登録することができる。
カードリーダ208は、各種カード(クレジットカード、交通系カード等)から情報を読み取って決済に対応する処理を実行可能とされる。また、カードリーダ208は、会員カード、ポイントカード等の情報を読み取ることが可能とされる。本実施形態のカードリーダ208は、例えばカード認識部(読取部)や表示部や操作部を備えてよいが、少なくとも、カード認識部を備えるものであればよい。
釣銭機209(現金決済部)は、現金による決済機構であり、紙幣や硬貨の投入口、紙幣や硬貨の排出口を有し、投入口への投入金額を算出し、投入金額と買上金額の差分である釣銭金額を算出し、釣り銭を排出口から排出する。
店員側表示部210は、店員用のタッチディスプレイであり、店員に種々の情報を表示するとともに、店員から種々の入力を受け付ける。
キー操作部211は、各種のキー(ボタン)から構成され、店員から種々の入力を受け付ける。
店員側スキャナ部212は、店員用のスキャナ部であり、例えば、商品に付されているバーコード(商品コード等)や店員の名札に付された店員コード等を光学的に読み取る。
なお、店員側スキャナ部212は、店員が商品を登録する際に用いられるが、店員は他の方法によって商品を登録してもよい。例えば、キー操作部211に、商品に対応するキー(例えば、スポーツ新聞に対応するキー等)が配置されている場合、店員は、当該キーを操作(押下)し、当該商品を登録することができる。また、店員側表示部210に、商品に対応するプリセットキーが表示されている場合、店員は、当該プリセットキーを操作し、当該商品を登録することができる。
印刷部213は、媒体を排出する印刷部であり、例えば、レシート等の種々の媒体を印刷、発行する。印刷部213は、店員側から客側、客側から店員側に向き(媒体発行口の方向)を回転自在に変更可能な1台の印刷部である。印刷部の向きは、手動で変更してもよいし、例えば動作モードの移行に応じて自動的に変更(メカ的に制御等)してもよい。なお、印刷部の向きの正誤をセンサなどで検出してもよい。
音声出力部214は、音声を出力する。例えば、音声出力部214は、音声ガイダンス等を出力する。
通信部215は、他の装置(他のPOS端末20、ストアコントローラ10)との間において情報を送受信する。
[各動作モードの概要]
続いて、POS端末20の動作モードについて説明する。POS端末20は、複数の動作モードを有する。具体的には、POS端末20は、4種類の動作モード(通常モード、フルセルフモード、ダブルスキャンモード、セミセルフモード)を有する。なお、以下に説明する動作モードは、通常業務中での会計に関する動作モード(商品登録処理や精算処理に係る動作モード)であり、売上や在高等を集計、照会等する集計モード、店員や保守員等が設定作業や保守作業を行う際のメンテナンスモード、新人がトレーニングを行う際のトレーニングモード等は含まない。
なお、本実施形態において「会計」は、例えば一取引における商品登録から、登録された商品についての精算(決済)までを含む概念である。
なお、以下の説明において、上述の4つの動作モードの分類とは別の切り口として、POS端末20が、商品登録処理を実行するモードを登録モード、精算処理を実行するモードを精算モードと称する場合がある。
[通常モード]
通常モードは、店員側にて登録処理を実行し、客側にて精算処理を実行する動作モードである。即ち、通常モードの場合、店員側が登録モードになり、客側が精算モードになる。つまり、POS端末20は、登録処理〜精算処理の全体を通して見た場合、登録精算モードとして動作する。
通常モードの場合、店員は、客の買上商品を店員側(店員側スキャナ部212、店員側表示部210、キー操作部211)にて登録する。つまり、POS端末20は、店員の操作(店員側スキャナ部212、店員側表示部210、キー操作部211等の操作)により、買上商品の登録処理を実行する。
店員による登録処理が完了した場合、客は、店員側表示部210において買上商品の合計金額を確認し、釣銭機209に貨幣を投入、または、カードリーダ208を操作し、精算する。つまり、POS端末20は、客の操作等(釣銭機209への貨幣の投入、カードリーダ208の操作)により、精算処理を実行する。
なお、客は、店員による登録処理が完了するまで(合計金額が確定するまで)、待機していてもよいが、登録処理が完了する前に釣銭機209に貨幣を投入してもよい。つまり、POS端末20は、登録処理中において入金を受付可能である。
また、店員は、客による精算が完了するまで(客がお釣りやレシートを取るまで)、待機していてもよいが、次の客の買上商品を登録してもよい。つまり、POS端末20は、精算処理中において次客の買上商品を登録可能である。また、店員は、客による精算中に不在であってもよい。つまり、当該客の精算中には、当該客の応対を終えてもよい。
また、POS端末20は、お釣りがある場合には、お釣りの取り忘れを防止するため、釣銭機209による釣銭・釣札の払出しを制御し、客が釣銭・釣札を取り除いたことをセンサ等で認識した上で、印刷部213によるレシートの発行を制御する。他の動作モードにおいても同様である。なお、上述したように、通常モード(ダブルスキャンモードも同様)では、お釣りを受け取る客の前に店員がいる場合といない場合とがあるが、店員がいる場合は、必ずしも上述した制御を行わなくてもよい(即ち、釣銭・釣札の払出しとレシートの発行とを同時に行ってもよいし、先にレシートを発行してもよい)。また、現在の動作モードや店員の存在/不在(例えば、店員の存在/不在はセンサにより認識)に応じて、釣銭・釣札の払出しとレシートの発行のタイミング等を制御してもよい。
[フルセルフモード]
フルセルフモードは、客側にて登録処理を実行し、客側にて精算処理を実行する動作モードである。即ち、フルセルフモードの場合、客側が登録モードにも精算モードにもなる。つまり、POS端末20は、登録処理〜精算処理の全体を通して見た場合、登録精算モードとして動作する。
フルセルフモードの場合、客は、買上商品を客側(客側スキャナ部206、客側表示部205)にて登録する。つまり、POS端末20は、客の操作等(客側スキャナ部206によるスキャン、客側表示部205へのタッチ)により、買上商品の登録処理を実行する。
登録処理が完了した場合、客は、客側表示部205において買上商品の合計金額を確認し、釣銭機209に貨幣を投入、または、クレジットカード決済の場合にはカードリーダ208を操作し、精算する。つまり、POS端末20は、客の操作等(釣銭機209への貨幣の投入、カードリーダ208の操作)により、精算処理を実行する。
なお、フルセルフモードは、上述したように、客側にて登録処理も精算処理も実行するが、店員側は何もできないという訳ではない。つまり、POS端末20は、フルセルフモードで動作しているときであっても、店員側スキャナ部212にて店員コードのスキャンが可能である。また、POS端末20は、フルセルフモードで動作しているときであっても、店員側表示部210における種々の情報の表示が可能である。
例えば、フルセルフモードでの動作中において、店員側表示部210には、客側にて行われている登録処理や精算処理に応じて客側表示部205に表示されているのと同様の画面が表示されるようにしてよい。つまり、店員側表示部210にて、客側表示部205にて表示される内容がミラーリングされるように表示されてよい。これにより、店員は、フルセルフモードにおいて、客がどのような操作を行っており、また、POS端末20がどのような処理状況にあるのかを把握できる。
[ダブルスキャンモード]
ダブルスキャンモードは、店員側及び客側の両側にて登録処理を実行し、客側にて精算処理を実行する動作モードである。即ち、ダブルスキャンモードの場合、店員側及び客側の両側が登録モードになり、客側が精算モードになる。つまり、POS端末20は、登録処理〜精算処理の全体を通して見た場合、登録精算モードとして動作する。
ダブルスキャンモードの場合、店員は、買上商品を店員側(店員側スキャナ部212、店員側表示部210、キー操作部211)にて登録し、客は、買上商品を客側(客側スキャナ部206、客側表示部205)にて登録する。つまり、POS端末20は、店員の操作等(店員側スキャナ部212によるスキャン、店員側表示部210へのタッチ、キー操作部211等の押下)、及び、客の操作等(客側スキャナ部206によるスキャン、客側表示部205へのタッチ)により、買上商品の登録処理を実行する。
登録処理が完了した場合、客は、客側表示部205において買上商品の合計金額を確認し、釣銭機209に貨幣を投入、または、クレジットカード決済の場合にはカードリーダ208を操作し、精算する。つまり、POS端末20は、客の操作等(釣銭機209への貨幣の投入、カードリーダ208の操作)により、精算処理を実行する。
なお、店員は、客による精算が完了するまで(客がお釣りやレシートを取るまで)、待機していてもよいが、次の客の買上商品を登録してもよい。つまり、POS端末20は、精算処理中において次客の買上商品を登録可能である。また、店員は、客による精算中に不在であってもよい。つまり、当該客の精算中には、当該客の応対を終えてもよい。
[セミセルフモード]
セミセルフモードは、2台以上のPOS端末20による動作モードであって、少なくとも1台のPOS端末20の店員側にて登録処理を実行し、他の1台のPOS端末20の客側にて精算処理を実行する動作モードである。即ち、セミセルフモードの場合、1台以上のPOS端末20が登録専用モードになり、他の1台以上のPOS端末20が精算専用モードになる。
セミセルフモードの場合、店員は、登録専用モードのPOS端末20において、客の買上商品を店員側(店員側スキャナ部212、店員側表示部210、キー操作部211)にて登録する。つまり、POS端末20は、店員の操作(店員側スキャナ部212、店員側表示部210、キー操作部211等の操作)により、買上商品の登録処理を実行する。
店員による登録処理が完了した場合、客は、精算専用モードのPOS端末20に移動し、店員側表示部210において買上商品の合計金額を確認し、釣銭機209に貨幣を投入、または、カードリーダ208を操作し、精算する。つまり、POS端末20は、客の操作等(釣銭機209への貨幣の投入、カードリーダ208の操作)により、精算処理を実行する。
登録専用モードのPOS端末20において登録処理が完了した場合、客は、登録専用モードのPOS端末20から精算専用モードのPOS端末20に移動するが、移動先のPOS端末20には、精算処理に必要な情報(登録専用モードのPOS端末20において生成された登録情報等)が供給される。
なお、移動先のPOS端末20(精算専用モードのPOS端末20のうち精算処理を実行させるPOS端末20)は、登録専用モードのPOS端末20において指定してもよい。あるいは、登録専用モードのPOS端末20において媒体(精算処理に必要な情報を取得するためのバーコード等が印刷された媒体)を発行し、当該媒体を読み取らせた精算専用モードのPOS端末20を移動先のPOS端末20としてもよい。
なお、セミセルフモードにおいて、店員は、登録情報を送信した後は、次の客の買上商品を登録可能である。また、店員は、登録情報を送信した後は、不在であってもよい。
[ポイントカードの複合利用について]
本実施形態のPOS端末20は、複数の種別のポイントカードの併用利用(ポイントカード併用利用)に対応可能とされている。本実施形態において、ポイントカードの種別は、例えば店舗や店舗系列等に応じて異なるポイントサービスに対応する。また、本実施形態におけるポイントカード併用利用は、取引(客の1回の買い物に対応する)ごとに応じて、複数種別のポイントカードにポイントを加算することを含む。また、本実施形態におけるポイントカード併用利用は、代金の支払いに際して、複数種別のポイントカードのポイント残高のそれぞれから利用ポイント数を指定し、指定された利用ポイント数を支払金額に充当させることを含む。
また、以降の説明にあたり、POS端末20が対応可能な種別のポイントカードは、ハウスポイントカードと、ハウスポイントカードと異なる他のポイントカードサービスに対応する1つのポイントカードとの2種類である場合を例に挙げる。
ハウスポイントカードは、POS端末20が稼働される店舗(または当該店舗を含む、チェーン店、系列店等)が提供するポイントカードサービスに対応するポイントカードである。また、ここでは、ハウスポイントカード以外のポイントサービスの名称は「Aポイント」である場合を例に挙げる。「Aポイント」に対応するポイントカードについては「Aポイントカード」との名称を付して、ハウスポイントカードと区別する。
なお、本実施形態のPOS端末20が対応可能なポイントカードの種別数については特に2種類に限定されない。
本実施形態のPOS端末20は、4種類の動作モード(通常モード、フルセルフモード、ダブルスキャンモード、セミセルフモード)のいずれにおいてもポイントカード併用利用に対応可能とされてよい。この場合において、通常モード、ダブルスキャンモード、セミセルフモードの場合には、店員がポイントカードを客から受け取って読み取りの操作を行うことで、ポイントカード併用利用に対応できる。一方、店員が介在せずに客が会計(商品登録、精算を含む)を行うフルセルフモードでは、客が以下のように操作を行うことで、POS端末20がポイントカード併用利用に対応可能となる。
フルセルフモードのPOS端末20は、客により会計の開始を宣言する操作が行われたことに応じて、まず、ポイントカードに関連する情報(ポイントカード情報)を取得する。このため、POS端末20は、客側表示部205にて、自店舗が対応可能な種別のポイントカードを所持しているのであれば、これらのポイントカードを、カードリーダ208に順次読み取らせる操作を行ってもらうことを客に促す案内を表示する。
一具体例として、POS端末20は、まず、ハウスポイントカードの所持、不所持に応じたボタンを客側表示部205に表示させ、客にいずれかのボタンの操作を行ってもらうように案内する。客は、ハウスポイントカードを所持していれば、ハウスポイントカードの所持に応じたボタンを操作し、所持していなければ、ハウスポイントカードの不所持に応じたボタンを操作する。
ハウスポイントカードの所持に応じたボタンが操作されると、POS端末20は、ハウスポイントカードを客側スキャナ部206またはカードリーダ208に読み取らせることを客に促す案内表示を客側表示部205に行う。客がハウスポイントカードを読み取らせる操作を行ったことに応じて、POS端末20は、ハウスポイントカードから読み取った情報に基づいて、ハウスポイントカードに対応付けられた会員を示す会員識別情報と、ポイント残高とを含むポイントカード情報を取得する。
上記のようにしてハウスポイントカードのポイントカード情報を取得した後、あるいはハウスポイントカードの不所持に応じたボタンが操作されると、POS端末20は、Aポイントカードの所持、不所持に応じたボタンを客側表示部205に表示させ、客にいずれかのボタンの操作を行ってもらうように案内する。客は、Aポイントカードを所持していれば、Aポイントカードの所持に応じたボタンを操作し、所持していなければ、Aポイントカードの不所持に応じたボタンを操作する。
Aポイントカードの所持に応じたボタンが操作されると、POS端末20は、Aポイントカードを客側スキャナ部206またはカードリーダ208に読み取らせることを客に促す案内表示を客側表示部205に行う。客がAポイントカードを読み取らせる操作を行ったことに応じて、POS端末20は、読み取られたAポイントカードから読み取った情報に基づいて、Aポイントカードに対応付けられたポイント残高を含むポイントカード情報を取得する。
なお、POS端末20は、さきにAポイントカードのポイントカード情報を取得し、次に、ハウスポイントカードのポイントカード情報を取得するようにされてよい。
あるいは、POS端末20は、ハウスポイントカードとAポイントカードとについて、客が読み取らせた順番に従ってポイントカード情報を取得するようにされてもよい。
POS端末20は、上記のようにしてハウスポイントカードのポイントカード情報とAポイントカードのポイントカード情報とを取得すると、客側表示部205にて商品登録画面を表示させる。商品登録画面は、客が商品登録の操作に利用する画面である。
図5は、商品登録画面の一例を示している。商品登録画面においては、案内操作エリアAR11、登録状況エリアAR12、及びポイントカード情報エリアAR13が配置されている。
案内操作エリアAR11は、会計に関する操作の案内を客に向けて行うとともに、客による会計に関する操作が行われるエリアである。
登録状況エリアAR12は、客の操作に応じた商品登録の状況が示されるエリアである。具体的に、登録状況エリアAR12においては、これまで登録され商品についての情報と、これまで登録された商品に対応する合計金額が示される。
ポイントカード情報エリアAR13は、今回の取引に応じて取得されたポイントカード情報が示されるエリアである。
図6(A)は、ポイントカード情報エリアAR13にて示される情報の第1例を示している。同図のポイントカード情報エリアAR13においては、顧客番号、会員名、ハウスポイントカードのポイント残高、Aポイントカードのポイント残高が示されている。
図6(B)は、ポイントカード情報エリアAR13にて示される情報の第2例を示している。同図のポイントカード情報エリアAR13においては、顧客番号、会員名、ハウスポイントカードのポイント残高、Aポイントカードのポイント残高に加えて、さらに合計ポイント換算額が示される。ポイント換算額は、ポイント数を代金支払いに応じた金額に換算したものである。この場合の合計ポイント換算額は、ハウスポイントカードのポイント残高に対応するポイント換算額と、Aポイントカードのポイント残高に対応するポイント換算額とを合算したものである。
図6(C)は、ポイントカード情報エリアAR13にて示される情報の第3例を示している。同図のポイントカード情報エリアAR13においては、図6(A)と同様に、顧客番号、会員名、ハウスポイントカードのポイント残高、Aポイントカードのポイント残高が示されている。そのうえで、同図のポイントカード情報エリアAR13においては、ハウスポイントカードのポイント残高の欄にて、ハウスポイントカードのポイント残高に応じたポイント換算額がさらに示され、Aポイントカードのポイント残高の欄にて、Aポイントカードのポイント残高に応じたポイント換算額がさらに示される。なお、同図のポイントカード情報エリアAR13において、さらに図6(B)と同様に合計ポイント換算額が示されてよい。
図6(C)は、ポイントカード情報エリアAR13にて示される情報の第3例を示している。同図のポイントカード情報エリアAR13においては、図6(A)と同様に、顧客番号、会員名、ハウスポイントカードのポイント残高、Aポイントカードのポイント残高が示されている。そのうえで、同図のポイントカード情報エリアAR13においては、ハウスポイントカードのポイント残高の欄にて、ハウスポイントカードのポイント残高に応じたポイント換算額がさらに示され、Aポイントカードのポイント残高の欄にて、Aポイントカードのポイント残高に応じたポイント換算額がさらに示される。なお、同図において、さらに図6(B)と同様に合計ポイント換算額が示されてよい。
また、図6(B)、図6(C)のようにポイント換算額に関する情報が示される場合において、ポイントの金額への換算率の情報が示されてもよい。ここでは、ハウスポイントカードについては、1ポイントあたり2円の換算率であり、Aポイントカードについては、1ポイントあたり1円の換算率となる場合の例を挙げている。
このようにポイントカード情報エリアAR13においては、ハウスポイントカードのポイントカード情報とAポイントカードのポイントカード情報とが併記されるようにして表示される。このようにポイントカード情報が示されることで、客は、ハウスポイントカードとAポイントカードとのそれぞれが自分の操作によって正常に読み取られていることを確認できるとともに、それぞれのポイントカードのポイント残高等のポイントカード情報を確認できる。
客は、図5の商品登録画面が表示されている状態のもとで、商品登録の操作を行っていく。登録対象の商品の全てについて登録を終えると、客は、精算への移行を指示する操作を行う。精算への移行を指示する操作に応じて、POS端末20は、商品登録処理を終了し、精算処理に移行する。精算処理への移行に応じて、POS端末20は、まず、客側表示部205にて決済種別選択画面を表示させる。
図7は、決済種別選択画面の一例を示している。同図の決済種別選択画面においては、登録された商品に対応する合計金額(お支払い金額)が示されている。また、決済種別選択画面においては、決済種別ごとに対応する決済種別選択ボタンBT1(BT1−1、BT1−2、BT1−3)が配置されている。
同図では、決済種別選択ボタンBT1−1は、現金による決済に対応し、決済種別ボタンBT1−2は、クレジットカード利用による決済に対応し、決済種別ボタンBT1−3は、ポイント利用を伴う決済(ポイント利用決済)に対応する。
決済種別ボタンBT1−3においては、ハウスポイントカードのポイント残高と、Aポイントカードのポイント残高とが併記されるようにして示されている。これにより、客は、ハウスポイントカードとAポイントカードとにより支払いに充当可能な金額を把握できる。なお、図6(B)、図6(C)の態様に準じて、決済種別ボタンBT1−3において、合計ポイント換算額やポイントカードごとのポイント換算額が示されてよい。
客は、今回の代金の支払いに対して現金を使用する場合には、決済種別ボタンBT1−1を操作する。客は、今回の代金の支払いに対してクレジットカードを利用する場合には、決済種別ボタンBT1−2を操作する。客は、今回の代金の支払いに対してポイントを利用する場合には、決済種別ボタンBT1−3を操作する。客は、例えばポイントと、現金等の他の決済種別とを併用する場合にも決済種別ボタンBT1−3を操作するようにされる。
また、同図に示されるように、決済種別選択画面においてもポイントカード情報エリアAR131が配置される。ポイントカード情報エリアAR131は、図6(A)、図6(B)、図6(C)に例示したように商品登録画面(図5)において配置されるポイントカード情報エリアAR13と同様の態様であってよい。
ポイント利用に対応する決済種別ボタンBT1−3が操作された場合、POS端末20は、ポイント利用種別選択画面を客側表示部205に表示させる。
図8は、ポイント利用種別選択画面の一例を示している。同図のポイント設定画面においては、商品登録結果エリアAR21、利用可能ポイント情報エリアAR22が配置されている。また、ポイント設定画面においては、ポイント利用種別選択ボタンBT21(BT21−1〜BT21−5)、戻るボタンBT23が配置されている。
商品登録結果エリアAR21は、商品登録の結果が示されるエリアである。具体的に、同図の例では、商品登録結果エリアAR21は、登録された商品の点数(買上点数)と、登録された商品に対応する合計金額(代金)とが示される。
利用可能ポイント情報エリアAR22は、利用可能ポイント情報が示されるエリアである。利用可能ポイント情報は、今回の取引に応じて取得されたポイントカード情報が取得されたポイントカードごとについての、支払いに利用可能なポイント数に関する情報である。具体的に、この場合には、ハウスポイントカードとAポイントカードとのポイントカード情報が取得されているので、利用可能ポイント情報エリアAR22においては、ハウスポイントカードとAポイントカードとのそれぞれの利用可能ポイント情報が併記されるようにして示される。
ハウスポイントカードに関する利用可能ポイント情報としては、1080円の代金に対して、300点のポイント残高の全てが利用可能であって、利用可能な300点のポイント換算額は600円であることが示される。また、Aポイントカードに関する利用可能ポイント情報としては、1080円の代金に対して、3000点のポイント残高うちの1080点が利用可能であって、利用可能な1080点のポイント換算額は1080円であることが示される。
なお、利用可能ポイント情報エリアAR22において、例えば合計ポイント換算額が示されてもよい。
ポイント利用種別選択ボタンBT21(BT21−1〜BT21−5)は、ポイント利用種別を選択する操作が行われるボタンである。
ポイント利用種別選択ボタンBT21−1は、ポイント利用種別として、ハウスポイントカードとAポイントカードのうち、ハウスポイントカードのポイントのみの利用を選択する場合に操作されるボタンである。
ポイント利用種別選択ボタンBT21−2は、ポイント利用種別として、ハウスポイントカードとAポイントカードのうち、Aポイントカードのポイントのみの利用を選択する場合に操作されるボタンである。
ポイント利用種別選択ボタンBT21−3は、ポイント利用種別として、ハウスポイントカードのポイントとAポイントカードのポイントとの併用を選択する場合に操作されるボタンである。
ポイント利用種別選択ボタンBT21−4は、ポイント利用種別として、ハウスポイントカードとAポイントカードのうち、ハウスポイントカードのポイントから優先して利用する優先利用を選択する場合に操作されるボタンである。
ポイント利用種別選択ボタンBT21−5は、ポイント利用種別として、ハウスポイントカードとAポイントカードのうち、Aポイントカードのポイントから優先して利用する優先利用を選択する場合に操作されるボタンである。
客は、ハウスポイントカードのポイントとAポイントカードのポイントとを支払いにどのように利用するのかを決めたうえで、ポイント利用種別選択ボタンBT21のうちのいずれかに対する操作を行う。
戻るボタンBT23は、前画面に戻す場合に操作されるボタンである。
ポイント利用種別選択ボタンBT21−1が操作された場合、客側表示部205にはハウスポイントカードのポイント利用に応じた利用ポイント数設定画面が表示される。
図9は、ハウスポイントカードのポイント利用に応じた利用ポイント数設定画面の一例を示している。
同図の利用ポイント数設定画面においては、ポイント利用種別選択ボタンBT21のうちポイント利用種別選択ボタンBT21−1が強調表示されている。また、利用可能ポイント情報エリアAR22は、ハウスポイントカードの利用可能ポイント情報のみを示す状態に変化している。
また、利用可能ポイント情報エリアAR22の下には、全ポイント利用ボタンBT25−1が配置されている。
また、同図の利用ポイント数設定画面においては、利用ポイント情報エリアAR23が配置される。利用ポイント情報エリアAR23においては、ポイントカードごとに対応する利用ポイント情報が示される。同図は、ハウスポイントカードのポイントのみを利用する場合に対応するので、ハウスポイントカードに対応する利用ポイント情報が示され、Aポイントカードに対応する利用ポイント情報は示されていない。
利用ポイント情報は、支払いに利用するポイント数(利用ポイント数)に関する情報である。利用ポイント数は、客の操作によって指定される。具体的に同図の利用ポイント情報エリアAR23においては、客によって指定されたハウスポイントカードについての利用ポイント数と、指定された利用ポイント数に応じたポイント換算額とが示されている。
客は、置数操作エリアAR25または全ポイント利用ボタンBT25−1に対する操作によって利用ポイント数を指定することができる。客は、置数操作エリアAR25に対する操作によって、利用可能ポイント数の範囲内で任意のポイント数を利用ポイント数として指定することができる。また、客は、全ポイント利用ボタンBT25−1を操作することにより、置数操作エリアAR25に対して数値入力の操作を行わなくとも、利用可能ポイント数の全てを利用ポイント数として指定することができる。
同図の利用ポイント数設定画面において、合計ポイント換算額エリアAR24には、指定された利用ポイント数ごとに応じたポイント換算額の合計(合計ポイント換算額)が示される。同図は、ハウスポイントカードのポイントのみを利用する場合に対応するので、合計ポイント換算額は、利用ポイント情報エリアAR23において示されるポイント換算額と同じになる。
客は、上記のように利用ポイント数を指定したうえで、同図の利用ポイント数設定画面に配置される決定ボタンBT22を操作する。決定ボタンBT22が操作されたことに応じて、図示は省略するが、客側表示部205には、1080円の代金からポイント利用により400円を差し引いた残額680円を、ポイント以外で支払うための残額精算画面が表示される。客は、残額精算画面に対する操作によって、残額を支払うようにされる。
図8のポイント利用種別選択画面において、ポイント利用種別選択ボタンBT21−2が操作された場合、客側表示部205にはAポイントカードのポイント利用に応じた利用ポイント数設定画面が表示される。図示は省略するが、Aポイントカードのポイント利用に応じた利用ポイント数設定画面においては、ポイント利用種別選択ボタンBT21−2が強調表示され、利用可能ポイント情報エリアAR22、利用ポイント情報エリアAR23には、それぞれ、Aポイントカードに対応する利用可能ポイント情報、利用ポイント情報が配置される。
図8のポイント利用種別選択画面において、ポイント利用種別選択ボタンBT21−3が操作されて、ポイントの併用利用が選択された場合、客側表示部205には、図10に示す利用ポイント数設定画面が表示される。図10において、図9と同一部分には同一符号を付している。
同図の利用ポイント数設定画面においては、ポイント利用種別選択ボタンBT21−3が強調表示される。
また、同図の利用ポイント数設定画面の利用可能ポイント情報エリアAR22においては、ハウスポイントカードとAカードポイントの利用可能ポイント情報が示される。
また、同図の利用ポイント数設定画面の利用ポイント情報エリアAR23においては、ハウスポイントカードとAポイントカードのそれぞれについての利用ポイント数情報が示される。
また、同図の利用ポイント数設定画面においては、ハウスポイントカードとAポイントカードとのそれぞれに対応する2つの全ポイント利用ボタンBT25−1、BT25−2が配置される。
なお、この場合において、全ポイント利用ボタンBT25−2を操作した場合には、Aポイントカードの1080点のポイント(Aカードポイント)により1080円の代金が全て支払われる。この場合、結果的には、Aポイントカードのポイントのみの利用を選択した場合と同じ支払いになる。しかし、ポイントカードの併用を選択した場合であっても、客は、1つのポイントカードのポイント利用で支払いをしたほうがよいと考え直す場合がある。そこで、ポイントの併用利用に対応する利用ポイント数設定画面であっても、1つのポイントカードのポイントのみの使用が可能なようにされてよい。
また、このようにポイントの併用利用に対応する利用ポイント数設定画面のもとで、1つのポイントカードのポイントのみの使用が可能なようにされた場合には、1つのポイントカードのポイント利用に応じた利用ポイント数設定画面は用意されなくともよい。具体的には、図8のポイント利用種別選択画面において、ポイント利用種別選択ボタンBT21−1、BT21−2は配置されなくともよい。
同図の利用ポイント数設定画面が表示された状態のもとで、客は、ハウスポイントカードとAポイントカードの利用可能ポイント数のそれぞれから、利用ポイント数を指定する操作を行う。
同図においては、利用ポイント情報エリアAR23に示されるように、ハウスポイントカードについては200点の利用ポイント数が指定され、Aポイントカードのポイントについては680点の利用ポイント数が設定されている。この場合、ハウスポイントカードの200点の利用ポイント数に応じたポイント換算額は400円であり、Aポイントカードの680点の利用ポイント数に応じたポイント換算額は680円となる。これに伴い、合計ポイント換算額エリアAR24においては、ハウスポイントカードとAポイントカードの各利用ポイント数に応じたポイント換算額の合計である1080円が示される。つまり、同図の利用ポイント情報エリアAR23においては、ハウスポイントカードの利用ポイント数情報と、Aポイントカードの利用ポイント数情報とが併記されるようにして示される。
このように利用ポイント数を指定して客が決定ボタンBT22を操作した場合、POS端末20は、指定された利用ポイント数により代金の総額が支払われるように精算処理、ポイント残高の更新処理等を実行する。
なお、同図においては、ポイントの併用利用として、代金の全額がポイントの併用により支払う例が示されている。しかしながら、ポイントの併用利用としては、代金の一部をポイントの併用により支払い、残金を他の決済種別により支払うようにすることも可能である。
図11は、一取引の会計に応じてPOS端末20が発行するレシートとして、図10の利用ポイント数設定画面に示される利用ポイント数の設定により行われた精算処理、ポイント残高の更新処理が反映されたレシートの一例を示す図である。
同図のレシートは、下から上にかけて、ヘッダエリアAR101、会計結果エリアAR102、第1ポイント情報エリアAR103−1、第2ポイント情報エリアAR103−2、コード情報エリアAR104が配置されている。
ヘッダエリアAR101は、取引日時、取引番号等の基本的情報が示される領域である。
会計結果エリアAR102は、会計処理(商品登録処理、精算処理)の結果が示されるエリアである。同図の会計結果エリアAR102は、1つの商品が登録されたことに応じて1080円の代金が計上され、1080円の代金を、ハウスポイントカードの利用ポイント数に応じた400円のポイント換算額と、Aポイントカードの利用ポイント数に応じた680円のポイント換算額とにより支払いが行われたことを示している。
第1ポイント情報エリアAR103−1は、ハウスポイントカードのポイント情報を示すエリアである。同図の第1ポイント情報エリアAR103−1は、今回の取引において、1080円の買い物に応じて10点が加算され、代金への支払いに200点が利用された結果、ポイント残高(累計ポイント)が110点となったことが示されている。
第2ポイント情報エリアAR103−2は、Aポイントカードのポイント情報を示すエリアである。同図の第2ポイント情報エリアAR103−2は、今回の取引以前のポイント残高(前回ポイント)が3000点であり、今回の取引において、1080円の買い物に応じて5点が加算され、代金への支払いに680点が利用された結果、ポイント残高が2325点となったことが示されている。
このように、一取引の会計にあたり、ハウスポイントカードとAポイントカードとが併用された場合には、レシートにおいても、ハウスポイントカードのポイント情報と、Aポイントカードのポイント情報とが併記されるようにして印刷される。
コード情報エリアAR104は、例えば取引番号の取引を識別可能な情報のコードが印刷される領域である。
図8のポイント利用種別選択画面において、ポイント利用種別選択ボタンBT21−4が操作されて、ハウスポイントカードのポイントの優先利用が選択された場合、客側表示部205には、図12の利用ポイント数設定画面が表示される。図12において、図9と同一部分には同一符号を付している。
ハウスポイントカードのポイントの優先利用が選択された場合、POS端末20は、以下のようにして、ハウスポイントカードのポイントの優先利用に応じた利用ポイント数設定の処理を実行する。つまり、POS端末20は、代金に対して、まず、ハウスポイントカードのポイントを優先して利用して代金への支払いに充当させる。そして、POS端末20は、ハウスポイントカードのポイントの利用によるポイント換算額だけでは代金に満たなかった場合には、代金に満たなかった差額を、Aポイントカードの利用ポイント数により充当させる。
同図の利用ポイント数設定画面において、利用ポイント情報エリアAR23には、上記のようにPOS端末20が計算した利用ポイント数情報が示される。具体的に、同図の利用ポイント情報エリアAR23においては、ハウスポイントカードの全てのポイント残高である300点が利用ポイント数として設定され、設定された300点に対応するポイント換算額は600円であることが示されている。また、利用ポイント情報エリアAR23においては、ハウスポイントカードの300点の利用ポイント数では代金に対して不足した480円の金額を、Aポイントカードについて480点の利用ポイント数を設定することにより充足させたことが示されている。
この場合、客は、利用ポイント情報エリアAR23等に示される内容を確認し、決定ボタンBT22を操作する。決定ボタンBT22が操作されたことに応じて、POS端末20は、利用ポイント情報エリアAR23に示される利用ポイント数により代金の支払いが成立するように精算処理、ポイント残高の更新処理等を実行する。
図8のポイント利用種別選択画面において、ポイント利用種別選択ボタンBT21−5が操作されて、Aポイントカードのポイントの優先利用が選択された場合、客側表示部205には、図13の利用ポイント数設定画面が表示される。図13において、図9と同一部分には同一符号を付している。
ハウスポイントカードのポイントの優先利用が選択された場合、POS端末20は、以下のようにして、Aポイントカードのポイントの優先利用に応じた利用ポイント数設定の処理を実行する。つまり、POS端末20は、代金に対して、まず、Aポイントカードのポイントを優先して利用して代金への支払いに充当させる。この場合、Aポイントカードの3000点のポイント残高のうち、1080点を利用ポイント数として設定する。この場合、Aポイントカードの1080点の利用ポイント数のポイント換算額は1080円となるので、Aポイントカードの1080点の利用ポイント数のみにより代金への支払いが充足される。この場合、POS端末20は、ハウスポイントカードの利用ポイント数をゼロとして設定する。
同図の利用ポイント数設定画面において、利用ポイント情報エリアAR23には、上記のようにPOS端末20が計算した利用ポイント数情報が示される。具体的に、同図の利用ポイント情報エリアAR23において、ハウスポイントカードの利用ポイント数についてはゼロ点であり、ポイント換算額についてもゼロ円であることが示される。一方、Aポイントカードの1080点が利用ポイント数として設定され、設定された1080点に対応するポイント換算額は1080円であることが示されている。また、この場合の合計ポイント換算額エリアAR24においては、合計ポイント換算額として、Aポイントカードの利用ポイント数に応じたポイント換算額である1080円が示される。
なお、図12または図13のように、特定のポイントカードの利用ポイント数を優先して利用する場合に対応する利用ポイント数設定画面における置数操作エリアAR25は、例えば、客が利用ポイント数を変更する操作が可能なようにされてよい。
なお、ポイント利用種別選択画面において、ハウスポイントカード、Aポイントカードのポイント残高に関する情報も表示されてよい。また、利用ポイント数設定画面において、利用可能ポイント情報や利用ポイント情報の表示に応じて、ハウスポイントカードとAポイントカードのいずれか一方、またはハウスポイントカードとAポイントカードの双方のポイント残高に関する情報も表示されてよい。
図14のフローチャートは、本実施形態のPOS端末20がポイント利用の会計に対応して実行する処理手順例を示している。同図の処理は、POS端末20が、フルセルフモードが設定された状態のもとで実行する。
ステップS101:POS端末20は、一取引に応じた会計処理の開始にあたり、ポイントカード情報を取得する。この際、客は、前述のように、客側表示部205にて表示される案内に従って、自分が所持するハウスポイントカード、Aポイントカードを、客側スキャナ部206あるいはカードリーダ208により読み取らせる操作を行う。
ステップS102:ポイントカード情報を取得すると、POS端末20は、客側表示部205にて商品登録画面(図5)を表示させる。
ステップS103:POS端末20は、商品登録画面を表示させた状態のもとで、客側スキャナ部206に商品コードを読み取らせる客の操作に応じて、商品登録処理を実行する。
ステップS104:例えば客による所定操作により商品登録処理が完了すると、POS端末20は、決済種別選択画面(図7)を客側表示部205にて表示させる。
ステップS105:ここでは、客は、ポイント利用決済に対応する決済種別選択ボタンBT1−3を操作した。POS端末20は、決済種別選択ボタンBT1−3の操作に応じたポイント利用決済の選択を受け付ける。
ステップS106:ポイント利用決済の選択を受け付けたことに応じて、POS端末20は、ポイント利用種別選択画面(図8)を表示する。客は、自分が支払いに適用しようとするポイント利用方法に応じて、ポイント利用種別選択画面において配置されるポイント利用種別選択ボタンBT21(BT21−1〜BT21−5)のうちのいずれかに対する操作(ポイント利用種別選択操作)を行う。
ステップS107:POS端末20は、ポイント利用種別選択画面を表示させた状態のもとで、ポイント利用種別選択操作を受け付ける。
ステップS108:POS端末20は、ポイント利用種別選択操作により指定されたポイント利用種別に応じた利用ポイント数設定画面(図9、図10、図12、図13等)を客側表示部205にて表示させる。
ステップS109:POS端末20は、利用ポイント数の設定を行う。具体的に、ポイント利用種別として、ハウスポイントカードのポイントのみの利用、Aポイントカードのポイントのみの利用、あるいは、ハウスポイントカードのポイントとAポイントカードのポイントとの併用が選択された場合、POS端末20は、利用ポイント数設定画面に対する客の操作により指定された利用ポイント数を設定する。また、ポイント利用種別として、ハウスポイントカードのポイント利用優先、あるいはAポイントカードのポイント利用優先が選択された場合、POS端末20は、指定されたポイントカードの優先利用に応じた利用ポイント数設定の処理を実行する。そして、POS端末20は、設定した利用ポイント数を、ステップS108により表示される利用ポイント数設定画面における利用ポイント情報エリアAR23において反映させる。また、POS端末20は、利用ポイント数設定に応じた合計ポイント換算額が合計ポイント換算額エリアAR24にて示されるようにする。
ステップS110:利用ポイント数設定画面における決定ボタンBT22に対する操作が行われたことに応じて、POS端末20は、設定された利用ポイント数に応じた精算処理を実行する。
<変形例>
以上、本発明の実施形態等について説明したが、機器の構成、データの構成、処理の流れ、表示及び出力の態様などは、例えば下記変形例のように、適宜、変更及び修正が可能である。
[第1変形例]
セミセルフモードのもとでは、登録専用モードとされたPOS端末20にて、店員が、客から手渡されたポイントカードを店員側スキャナ部212(あるいはカードリーダ208でもよい)に読み取らせるようにされてよい。この場合において、ハウスポイントカードとAポイントカードとの読み取りが行われた場合には、以下のようにして、ハウスポイントカードとAポイントカードのそれぞれのポイントカード情報が併記されるように表示されてよい。
図15は、セミセルフモードのもとで登録専用モードとされたPOS端末20の店員側表示部210にて表示される商品登録画面の一例を示している。同図の商品登録画面においては、2つのポイントカード情報エリアAR201、AR202が配置されている。
ポイントカード情報エリアAR201は、ハウスポイントカードに対応するポイントカード情報が示されるエリアである。
ポイントカード情報エリアAR202は、Aポイントカードに対応するポイントカード情報が示されるエリアである。
即ち、同図の商品登録画面においては、ハウスポイントカードに対応するポイントカード情報と、Aポイントカードに対応するポイントカード情報とが併記されるようにして表示が行われる。これにより、店員は、客のポイントカード情報の内容を確認することができる。
[第2変形例]
図7の決済種別選択画面のポイントカード情報エリアAR131のように、既に小計金額(代金)が算出されている段階の画面で表示されるポイントカード情報エリアにおいては、算出された代金に応じたポイント加算に関する情報がさらに示されてよい。
図16(A)は、代金に応じたポイント加算に関する情報が示されるポイントカード情報エリアAR131の第1例を示している。同図のポイントカード情報エリアAR131においては、ハウスポイントカードについて、ポイント残高とともに、1080円の代金の支払いに応じて10点が加算されることが示されている。また、Aポイントカードについても、ポイント残高とともに、1080円の代金の支払いに応じて5点が加算されることが示されている。
図16(B)は、代金に応じたポイント加算に関する情報が示されるポイントカード情報エリアAR131の第2例を示している。同図のポイントカード情報エリアAR131においては、ハウスポイントカードのポイント残高について、現在の300点が1080円の代金の支払いに応じて310点に増加することが示されている。また、Aポイントカードのポイント残高について、現在の3000点が1080円の代金の支払いに応じて3005点に増加することが示されている。また、同図においては、合計ポイント換算額についても、現在の3600円が1080円の代金の支払いに応じて3625円に増加することが示されている。
なお、図示は省略するが、例えば同図のポイントカード情報エリアAR131において、合計ポイント換算額の内訳が示されてよい。具体的には、合計ポイント換算額である3625円について、ハウスポイントカードのポイント換算額である620円と、Aポイントカードのポイント換算額である3005円とを合算したものであることが所定の態様によって示される。
図16(C)は、代金に応じたポイント加算に関する情報が示されるポイントカード情報エリアAR131の第3例を示している。
同図のポイントカード情報エリアAR131においては、ハウスポイントカードについて、現在のポイント残高(300点)、1080円の代金の支払いに応じた加算ポイント(10点)、加算ポイントが加算された後のポイント残高(310点)、加算ポイントが加算された後のポイント残高に応じたポイント換算額(620円)が示されている。また、Aポイントカードについても、現在のポイント残高(3000点)、1080円の代金の支払いに応じた加算ポイント(5点)、加算ポイントが加算された後のポイント残高(3005点)、加算ポイントが加算された後のポイント残高に応じたポイント換算額(3005円)が示されている。
また、同図のポイントカード情報エリアAR131においては、図16(B)と同様に、合計ポイント換算額についても、現在の3600円が1080円の代金の支払いに応じて3625円に増加することが示されている。
また、上記図16(A)、図16(B)、図16(C)に示されるような、代金に応じたポイント加算に関する情報は、図7の決済種別選択画面以外の精算に関する画面においても示されてよい。また、代金に応じたポイント加算に関する情報は、小計操作が行われて小計金額が確定したことに応じて、商品登録画面、小計画面等の精算より前の段階で表示される画面にて示されてもよい。さらに、商品登録処理中の状態のもとでの商品登録画面において、登録された商品が追加されるごとに計算される商品の合計金額に応じたポイント加算に関する情報が示されるようにしてよい。
[第3変形例]
上記実施形態のPOS端末20は、複数種別のポイントカードを併用することが可能とされていた。しかしながら、例えば店舗の運用等の事情で、複数種別のポイントカードに対応可能であるが、一取引に対応して利用可能なポイントカードが1種に制限される場合がある。
フルセルフモードが設定されたPOS端末20を例に挙げると、POS端末20は、会計の開始にあたって、対応可能なポイントカードの種別のうちから、今回の取引に利用するポイントカード種別の選択が行われるポイントカード種別選択画面を表示するようにされてよい。
このようなポイントカード種別選択画面は、例えば対応可能なポイントカードの種別ごとのボタンが配置された態様であってよい。この場合、客はボタンを操作して今回の取引に利用するポイントカード種別を選択したうえで、選択した種別のポイントカードを客側スキャナ部206またはカードリーダ208に読み取らせる操作を行うようにされてよい。
あるいは、ポイントカード種別選択画面は、対応可能なポイントカードの種別を客に向けて通知するとともに、対応可能なポイントカードの種別のうちで、今回の取引に利用するポイントカードを客側スキャナ部206またはカードリーダ208に読み取らせることを客に案内する内容が示されるものであってよい。この場合には、ポイントカードを読み取らせる操作が、今回の取引に利用するポイントカードを選択する操作を兼ねることになる。
<実施形態の総括>
[技術分野]
本発明は、商品販売データ処理装置に関する。
[背景技術]
複数の店舗ごとに発行されたポイントカードのポイント数を、1つのマルチポイントカードにまとめる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2011−76325号公報
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
特許文献1に記載の技術では、複数の店舗ごとに発行されたポイントカードのポイント数を1つのカードにまとめてはいるが、例えば店舗での代金の支払いの際には、店舗等の種別ごとに応じた特定の1つのポイントカードのみのポイントが利用される。しかしながら、種別の異なる複数のポイントカード等の特典を、複合的に利用したい場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、種別の異なる複数の特典を複合的に利用することへの便宜が図られるようにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
(1)本実施形態の一態様は、種別が異なる複数の特典情報のそれぞれを取得する特典情報取得手段と、前記特典情報取得手段により取得された複数の特典情報に基づく情報を併記するようにして表示する表示手段とを備える商品販売データ処理装置(例えば、POS端末20)である。
上記構成によれば、種別の異なる複数の特典情報に基づく情報を併記するように表示することができる。これにより、種別の異なる複数の特典を複合的に利用することへの便宜が図られる。
(2)本実施形態の一態様は、(1)に記載の商品販売データ処理装置であって、前記複数の特典情報はそれぞれ異なるポイントサービスにおけるポイントについての情報であり、前記表示手段は、ポイントサービスごとのポイントに関する情報を併記するようにして表示する(ポイントカード情報エリアAR13、決済種別選択ボタンBT1−3、利用可能ポイント情報エリアAR22、利用ポイント情報エリアAR23、ポイントカード情報エリアAR201及びAR202を含む商品登録画面(図16)等において示される内容)。
上記構成によれば、複数の異なるポイントサービスに対応するポイントカードを複合的に利用するにあたり、ポイントカードごとのポイントに関する情報を併記するようにして表示させることができる。これにより、ポイントカードを複合的に利用する場合における便宜が図られる。
(3)本実施形態の一態様は、(2)に記載の商品販売データ処理装置であって、前記表示手段は、ポイントを代金の支払いに利用する場合に、前記代金に応じて利用可能な前記ポイントサービスごとのポイント数に関する情報(利用可能ポイント情報エリアAR22の利用可能ポイント情報)を併記するようにして表示する。
上記構成によれば、複数の異なるポイントサービスに対応するポイントカードのポイントを代金の支払いに利用するにあたり、代金に応じて支払いに利用可能なポイント数(利用可能ポイント数)に関する情報を併記するようにして表示させることができる。これにより、ポイントカードのポイントを複合的に利用して支払いを行う場合における便宜が図られる。
(4)本実施形態の一態様は、(2)または(3)に記載の商品販売データ処理装置であって、前記表示手段は、代金の支払いに利用するものとして設定された前記ポイントサービスごとのポイント数に関する情報(利用ポイント情報エリアAR23における利用ポイント情報)を併記するようにして表示する。
上記構成によれば、複数の異なるポイントサービスに対応するポイントカードのポイントを代金の支払いに利用するにあたり、支払いに利用するものとして設定されたポイント数(利用ポイント数)に関する情報を併記するようにして表示させることができる。これにより、ポイントカードのポイントを複合的に利用して支払いを行う場合における便宜が図られる。
(5)本実施形態の一態様は、(1)から(4)のいずれか1つに記載の商品販売データ処理装置であって、前記複数の特典情報はそれぞれ異なるポイントサービスにおけるポイント数であり、前記表示手段は、複数のポイントサービスのポイント数に基づく合計値に関する情報(図6(B)のポイントカード情報エリアAR13における合計ポイント換算額、合計ポイント換算額エリアAR24)を表示する。
上記構成によれば、複数の異なるポイントサービスに対応するポイントカードのポイントの合計値に関する情報として、例えばポイント換算額の合計を表示することが可能となる。これにより、これによりポイントの合計に関する情報を把握しやすくなり、ポイントカードを複合的に利用する場合における便宜が図られる。
なお、以上に説明したPOSシステム1、POS端末20等の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述のPOSシステム1、POS端末20等の処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1 POSシステム、10 ストアコントローラ、20(20−1、20−2、20−3) POS端末、201 CPU、202 ROM、203 RAM、204 ハードディスク、205 客側表示部、206 客側スキャナ部、208 カードリーダ、209 釣銭機、210 店員側表示部、211 キー操作部、212 店員側スキャナ部、213 印刷部、214 音声出力部、215 通信部

Claims (5)

  1. 種別が異なる複数の特典情報のそれぞれを取得する特典情報取得手段と、
    前記特典情報取得手段により取得された複数の特典情報に基づく情報を併記するようにして表示する表示手段と
    を備える商品販売データ処理装置。
  2. 前記複数の特典情報はそれぞれ異なるポイントサービスにおけるポイントについての情報であり、
    前記表示手段は、ポイントサービスごとのポイントに関する情報を併記するようにして表示する
    請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記表示手段は、ポイントを代金の支払いに利用する場合に、前記代金に応じて利用可能な前記ポイントサービスごとのポイント数に関する情報を併記するようにして表示する
    請求項2に記載の商品販売データ処理装置。
  4. 前記表示手段は、代金の支払いに利用するものとして指定された前記ポイントサービスごとのポイント数に関する情報を併記するようにして表示する
    請求項2または3に記載の商品販売データ処理装置。
  5. 前記複数の特典情報はそれぞれ異なるポイントサービスにおけるポイント数であり、
    前記表示手段は、複数のポイントサービスのポイント数に基づく合計値に関する情報を表示する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の商品販売データ処理装置。
JP2019215346A 2019-11-28 2019-11-28 商品販売データ処理装置 Pending JP2021086417A (ja)

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