JP2021085800A - 作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者がマップと測位方法との対応関係を混乱することを抑制できる。【解決手段】作業機は、車体と、基地局の基準位置を取得する基準取得部と、基準位置を設定する設定方式を取得する方式取得部と、測位衛星からの衛星信号を受信する受信装置と、基準取得部が取得した基準位置と衛星信号とに基づいて車体の位置を演算する位置演算部と、位置演算部が求めた車体の位置に基づいて、方式取得部が取得した設定方式に対応する圃場マップを作成可能なマップ作成部と、方式取得部が取得した設定方式に対応する圃場マップを表示し、方式取得部が取得した設定方式に対応しない圃場マップを表示しない表示装置と、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、位置を測位可能な車体測位装置を有する作業機に関する。
特許文献1に示すように、高精度な測位を比較的簡単に実現する技術としてRTK法が知られている。このRTK法で用いる基地局には、特許文献1に示すような圃場の近傍に配置する可搬型の基地局(可搬基地局)や圃場の比較的遠方に配置される固定型の基地局(固定基地局)を用いたRTK−GNSS測位、特許文献2に示すようなVRS(仮想基準点方式:Virtual Reference Station)測位技術を用いたVRS−GNSS測位等がある。
特開2018−105707号公報 特開2008−3042号公報
RTK−GNSS測位及びVRS−GNSS測位等のように基準位置を利用する測位方法では、補正情報を移動局に送信することによって、移動局側で正確な位置を補正することで高精度な位置測位可能である。このため、上記測位方法によれば、より高精度なマップ作成が可能である。
しかしながら、上述したような基準位置を利用する測位方法は、それぞれ基地局から移動局までの有効範囲が存在する等、特徴が異なるため測位方法と異なるマップを表示すると作業者が混乱する虞がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、作業者がマップと測位方法との対応関係を混乱することを抑制することを目的とする。
本発明の一態様に係る作業機は、車体と、基地局の基準位置を取得する基準取得部と、基準位置を設定する設定方式を取得する方式取得部と、測位衛星からの衛星信号を受信する受信装置と、基準取得部が取得した基準位置と衛星信号とに基づいて車体の位置を演算する位置演算部と、位置演算部が求めた車体の位置に基づいて、方式取得部が取得した設定方式に対応する圃場マップを作成可能なマップ作成部と、方式取得部が取得した設定方式に対応する圃場マップを表示し、方式取得部が取得した設定方式に対応しない圃場マップを表示しない表示装置と、を備えている。
また、表示装置は、圃場マップと、方式取得部が取得した設定方式とを表示する。
また、作業機は、圃場マップと、圃場マップを作成した際の設定方式とを対応付けて記憶する記憶装置と、設定方式を選択する選択部材と、を備え、方式取得部は、選択部材が選択した設定方式を取得し、表示装置は、選択部材が選択し、且つ方式取得部が取得した設定方式及び当該設定方式に対応する圃場マップを表示する。
また、設定方式は、圃場に設置された圃場測位装置の絶対位置を基準位置に設定する可搬局方式と、固定基地局の絶対位置を基準位置に設定する固定局方式と、固定基地局に定められた絶対位置に基づいて定められた仮想基準点を基準位置に設定するVRS方式と、のいずれか2以上の方式である。
また、方式取得部が取得した設定方式が可搬局方式である場合、位置演算部は、圃場測位装置の絶対位置と衛星信号との補正情報に基づいて車体の位置を演算する。
また、方式取得部が取得した設定方式が固定局方式である場合、位置演算部は、固定基地局の絶対位置と衛星信号との補正情報に基づいて車体の位置を演算する。
また、方式取得部が取得した設定方式がVRS方式である場合、位置演算部は、仮想基準点と衛星信号との補正情報に基づいて車体の位置を演算する。
また、表示装置は、圃場マップに走行予定ルートを作成するルート作成部を備えている。
上記作業機によれば、作業者がマップと測位方法との対応関係を混乱することを抑制できる。
作業機が自動走行している状況を示す図である。 作業機のブロック図を示す図である。 昇降装置を示す図である。 自動走行を説明する図である。 マップ作成画面の一例を示す図である。 車体測位装置のモード(設定方式)切換の一連の流れを示す図である。 圃場マップを作成する際の作業機等の様子を示す図である。 走行軌跡から圃場の輪郭を求める図である。 走行軌跡の変曲点から圃場の輪郭を求める図である。 可搬局方式におけるマップ表示画面の一例を示す図である。 固定局方式におけるマップ表示画面の一例を示す図である。 VRS方式におけるマップ表示画面の一例を示す図である。 圃場マップに走行予定ルートを作成した図である。 ルート設定画面の一例を示す図である。 作業エリアに単位作業区画を作成した図である。 図12Aとは異なる単位作業区画を示す図である。 トラクタの側面全体図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、作業機1が走行予定ルートLに沿って、自動走行している状況を示している。作業機1における自動走行においては、衛星航法、特に、高精度な測位が可能なRTK法を用いて、作業機1の位置、方位等を検出しながら自動走行を行う。RTK法においては、測位衛星Gからの衛星信号を基地局100と移動局(以下における作業機1に取り付けられた車体測位装置42)とで受信する。
基地局100では、測位衛星Gの衛星信号を受信し、当該衛星信号によって求めた衛星受信機間距離等を含む補正情報、基準位置X等を移動局(車体測位装置)42に無線通信により送信する。移動局42においては、基地局100から取得した補正情報に基づいて、測位衛星Gから受信した情報を補正して、より高い精度の位置情報を取得する。
作業機1について説明すると、作業機1は、例えば、トラクタ、コンバイン、田植機等の農業機械である。作業機1は、トラクタであるとして説明を進める。以下、トラクタ1の運転席10に着座した運転者の前側を前方、運転者の後側を後方、運転者の左側を左方、運転者の右側を右方として説明する。
図13に示すように、トラクタ1は、走行装置7を有する車体3と、原動機4と、変速装置5と、を備えている。走行装置7は、前輪7F及び後輪7Rを有する装置である。前輪7Fは、タイヤ型であってもクローラ型であってもよい。また、後輪7Rも、タイヤ型であってもクローラ型であってもよい。原動機4は、ディーゼルエンジン、電動モータ等である。変速装置5は、変速によって走行装置7の推進力を切換可能であると共に、走行装置7の前進、後進の切換が可能である。車体3にはキャビン9が設けられ、当該キャビン9内には運転席10が設けられている。
また、図13に示すように、車体3の後部には、3点リンク機構等で構成された昇降装置8が設けられている。昇降装置8には、作業装置2が着脱可能である。作業装置2を昇降装置8に連結することによって、車体3によって作業装置2を牽引することができる。作業装置2は、耕耘する耕耘装置、肥料を散布する肥料散布装置、農薬を散布する農薬散布装置、収穫を行う収穫装置、牧草等の刈取を行う刈取装置、牧草等の拡散を行う拡散装置、牧草等の集草を行う集草装置、牧草等の成形を行う成形装置等である。
図2に示すように、トラクタ1は、操舵装置11を備えている。操舵装置11は、ハンドル(ステアリングホイール)11aと、ハンドル11aの回転に伴って回転する回転軸(操舵軸)11bと、ハンドル11aの操舵を補助する補助機構(パワーステアリング機構)11cと、を有している。補助機構11cは、油圧ポンプ21と、油圧ポンプ21から吐出した作動油が供給される制御弁22と、制御弁22により作動するステアリングシリンダ23とを含んでいる。制御弁22は、制御信号に基づいて作動する電磁弁である。制御弁22は、例えば、スプール等の移動によって切り換え可能な3位置切換弁である。また、制御弁22は、操舵軸11bの操舵によっても切換可能である。ステアリングシリンダ23は、前輪7Fの向きを変えるアーム(ナックルアーム)24に接続されている。
したがって、ハンドル11aを操作すれば、当該ハンドル11aに応じて制御弁22の切換位置及び開度が切り換わり、当該制御弁22の切換位置及び開度に応じてステアリングシリンダ23が左又は右に伸縮することによって、前輪7Fの操舵方向を変更することができる。なお、上述した操舵装置11は一例であり、上述した構成に限定されない。
図3に示すように、昇降装置8は、リフトアーム8a、ロアリンク8b、トップリンク8c、リフトロッド8d、リフトシリンダ8eを有している。リフトアーム8aの前端部は、変速装置5を収容するケース(ミッションケース)の後上部に上方又は下方に揺動可能に支持されている。リフトアーム8aは、リフトシリンダ8eの駆動によって揺動(昇降)する。リフトシリンダ8eは、油圧シリンダから構成されている。リフトシリンダ8eは、制御弁を介して油圧ポンプ21と接続されている。制御弁は、電磁弁等であって、リフトシリンダ8eを伸縮させる。
図3に示すように、ロアリンク8bの前端部は、変速装置5の後下部に上方又は下方に揺動可能に支持されている。トップリンク8cの前端部は、ロアリンク8bよりも上方において、変速装置5の後部に上方又は下方に揺動可能に支持されている。リフトロッド8dは、リフトアーム8aとロアリンク8bとを連結している。ロアリンク8bの後部及びトップリンク8cの後部には、作業装置2が連結される。リフトシリンダ8eが駆動(伸縮)すると、リフトアーム8aが昇降するとともに、リフトロッド8dを介してリフトアーム8aと連結されたロアリンク8bが昇降する。これにより、作業装置2がロアリンク8bの前部を支点として、上方又は下方に揺動(昇降)する。
図2に示すように、トラクタ1は、表示装置30を備えている。表示装置30は、液晶パネル、タッチパネル、その他のパネルのいずれかで構成された表示部31と、表示部31に表示する情報等を記憶する記憶装置32と、を有する装置である。表示装置30は、トラクタ1の走行を支援するための情報の他にトラクタ1に関する様々な情報を表示可能である。また、表示装置30は、トラクタ1が有する機器と有線又は無線によって通信可能に接続されている。
図2に示すように、トラクタ1は、車体通信装置40と、基準取得部41と、車体測位装置42と、を備えている。車体通信装置40は、様々なデータを当該トラクタ1の外部に送信したり、外部のデータをトラクタ1に取り込む装置である。車体通信装置40は、例えば、通信規格であるIEEE802.11シリーズのWi-Fi(Wireless Fidelity、登録商標)等により基地局100と無線通信を行ったり、携帯電話通信網、データ通信網、携帯電話通信網等によって外部と無線通信を行う装置である。例えば車体通信装置40は、基地局100から当該基地局100の設置位置X1や外部から位置情報等を受信する。
基準取得部41は、電気・電子回路、CPU等に格納されたプログラム等から構成されており、基準位置Xを取得する。具体的には、基準取得部41は、車体通信装置40が受信した設置位置X1を基準位置Xとして取得し、車体通信装置40が受信した位置情報に基づいて基準位置Xを取得する。
車体測位装置42は、D−GPS、GPS、GLONASS、北斗、ガリレオ、みちびき等の衛星測位システム(測位衛星G)により、自己の位置(緯度、経度を含む測位情報)を検出可能である。即ち、車体測位装置42は、測位衛星Gから送信された衛星信号(測位衛星Gの位置、送信時刻、補正情報等)を受信し、衛星信号に基づいて、トラクタ1の位置(例えば、緯度、経度)、即ち、車体位置VP1を検出する。車体測位装置42は、受信装置43と、慣性計測装置(IMU:Inertial Measurement Unit)44と、位置演算部46と、を有している。受信装置43は、アンテナ等を有していて測位衛星Gから送信された衛星信号を受信する装置であり、慣性計測装置44とは別に車体3に取付けられている。この実施形態では、受信装置43は、車体3であって、詳しくはキャビン9に取付けられている。なお、受信装置43の取付箇所は、実施形態に限定されない。
慣性計測装置44は、加速度を検出する加速度センサ、角速度を検出するジャイロセンサ等を有している。車体3、例えば、運転席10の下方に設けられ、慣性計測装置44によって、車体3のロール角、ピッチ角、ヨー角等を検出することができる。
位置演算部46は、基準取得部41が取得した基準位置Xと、受信装置43が受信した衛星信号に基づいて、車体3の位置の演算を行う。位置演算部46は、電気・電子回路、CPU等に格納されたプログラム等から構成されている。また、位置演算部46は、単独測位によって車体3の位置の演算が可能であってもよい。
図2に示すように、トラクタ1は、制御装置50を備えている。制御装置50は、トラクタ1における走行系の制御、作業系の制御等を行う装置である。制御装置50は、トラクタ1の自動走行を制御する自動走行制御部51を有している。自動走行制御部51は、制御装置50に設けられた電気・電子回路、CPU等に格納されたプログラム等から構成されている。自動走行制御部51は、自動走行を開始すると、車体3が走行予定ルートLに沿って走行するように操舵装置11の制御弁22を制御する。また、自動走行制御部51は、自動走行を開始すると、変速装置5の変速段、原動機4の回転数等を自動的に変更することによって、トラクタ1の車速(速度)を制御する。
図4に示すように、トラクタ1が自動走行を行っている状況下において、車体位置VP1と走行予定ルートLとの偏差が閾値未満である場合、自動走行制御部51は、操舵軸(回転軸)11bの回転角を維持する。車体位置VP1と走行予定ルートLとの偏差が閾値以上であって、トラクタ1が走行予定ルートLに対して左側に位置している場合は、自動走行制御部51は、トラクタ1の操舵方向が右方向となるように操舵軸11bを回転する。車体位置VP1と走行予定ルートLとの偏差が閾値以上であって、トラクタ1が走行予定ルートLに対して右側に位置している場合は、自動走行制御部51は、トラクタ1の操舵方向が左方向となるように操舵軸11bを回転する。なお、上述した実施形態では、車体位置VP1と走行予定ルートLとの偏差に基づいて操舵装置11の操舵角を変更していたが、走行予定ルートLの方位とトラクタ1(車体3)の進行方向(走行方向)の方位(車体方位)F1とが異なる場合、即ち、走行予定ルートLに対する車体方位F1の角度θgが閾値以上である場合、自動走行制御部51は、角度θgが零となる(車体方位F1が走行予定ルートLの方位に一致する)ように操舵角を設定してもよい。また、自動走行制御部51は、偏差(位置偏差)に基づいて求めた操舵角と、方位(方位偏差)に基づいて求めた操舵角とに基づいて、自動操舵における最終の操舵角を設定してもよい。上述した実施形態における自動操舵における操舵角の設定は一例であり、限定されない。
以上のように、制御装置50によって、トラクタ1(車体3)を自動走行させることができる。
また、制御装置50は、手動昇降制御、自動上昇制御等を行うことができる。手動昇降制御では、制御装置50に接続された昇降スイッチ52の操作に基づいて昇降装置8による作業装置2の昇降する制御である。具体的には、昇降スイッチ52は、運転席10の周囲に設けられていて、3位置切換スイッチである。昇降スイッチ52を中立位置から一方に切り換えると、昇降装置8(リフトアーム8a)を上昇させる上昇信号が制御装置50に入力される。また、昇降スイッチ52を中立位置から他方に切り換えると、昇降装置8(リフトアーム8a)を下降させる下降信号が制御装置50に入力される。制御装置50は、上昇信号を取得すると制御弁に制御信号を出力することで昇降装置8を上昇させ、下降信号を取得すると制御弁に制御信号を出力することで昇降装置8を下降させる。つまり、制御装置50は、昇降スイッチ52の手動操作に応じて昇降装置8を昇降させる手動昇降制御をすることができる。
また、自動上昇制御では、操舵装置11の操舵角が所定以上、例えば、旋回に対応する操舵角である場合に、自動的に昇降装置8を作動させることで作業装置2を上昇する制御である。具体的には、制御装置50には、操舵角検出装置53と、切換スイッチ54とが接続されている。操舵角検出装置53は、操舵装置11の操舵角を検出する装置である。切換スイッチ54は、自動上昇制御の有効/無効を切り換えるスイッチであって、ON/OFFに切り換え可能なスイッチである。切換スイッチ54がONである場合、自動上昇制御が有効に設定され、切換スイッチ54がOFFである場合、自動上昇制御が無効に設定される。
制御装置50は、自動上昇制御が有効であり且つ操舵角検出装置53が検出した操舵角が旋回に相当する操舵角以上である場合、制御弁に制御信号を出力することで昇降装置8を自動的に上昇させる自動上昇制御を行う。
以上のように、制御装置50によって、トラクタ1に関する制御、例えば、手動昇降制御、自動上昇制御を行うことができる。
トラクタ1の車体測位装置42は、基地局100に応じてモードを切り換え、車体3の位置を測位することができる。上記モードは、基地局100の基準位置Xに対応しており、当該基準位置Xを設定する設定方式である。
まず、基地局100について説明すると、基地局100は、図1に示すように、圃場Hの近傍に配置する可搬型の圃場測位装置100A(以下、可搬基地局ということがある)や、圃場Hの比較的遠方に配置され、移動させることを前提とせず設置された電子基準局等の固定型の固定基地局100B等である。
図2に示すように、基地局100は、それぞれ受信部101、処理部102、記憶部103、及び基地通信装置104を備えている。受信部101、処理部102、記憶部103、及び基地通信装置104は、電子・電気部品、プログラム等から構成されている。
受信部101は、測位衛星Gから送信されるL1信号、L2信号、L6信号等の測位信号を受信する。処理部102は、少なくとも位置に関する処理を行うもので、基地局100として動作することができる。処理部102は、受信部101にて受信した測位情報に基づいた位置に関する情報として、自己の位置である設置位置X1や、補正情報(基準位置X、基地局100で取得した衛星受信機間距離等の情報)の取得又は演算を行う。記憶部103は、予め処理部102の処理によって測定した設置位置X1等を記憶している。基地通信装置104は、例えば、通信規格であるIEEE802.11シリーズのWi-Fi(Wireless Fidelity、登録商標)や、携帯電話通信網、データ通信網、携帯電話通信網等によって外部と通信を行うことができる。具体的には、可搬型の基地局100は少なくとも車体通信装置40(トラクタ1)と無線通信を行うことができる。固定基地局100Bは、少なくとも車体通信装置40(トラクタ1)及びVRS−RTKセンター105のいずれか一方と無線通信を行うことができる。基地通信装置104は、移動局(車体測位装置42)が設けられた移動体であるトラクタ1の車体通信装置40に対して処理部102が求めた位置に関する情報(補正情報)を送信する。
トラクタ1の車体測位装置42は、基地局100に応じてモード(設定方式)を切り換え、可搬基地局100A、固定基地局100B等の基地局100やVRS−RTKセンター105と通信することで車体3の位置を測位することができる。本実施形態において、車体測位装置42は、可搬基地局100Aに対応して可搬基地局100Aと通信を行う可搬局モード(可搬局方式)と、固定基地局100Bに対応し且つ固定基地局100Bと通信を行う固定局モード(固定局方式)と、固定基地局100Bに対応し且つVRS−RTKセンター105と通信を行うVRSモード(VRS方式)と、に切り換え可能である。
可搬局モード(可搬局方式)は、圃場Hに設置された可搬基地局(圃場測位装置)100Aと車体測位装置42との補正情報に基づいて車体3の位置を求めるモードである。可搬局モードにおいて、車体測位装置42は、可搬基地局100Aの設置位置X1を基準位置XとしたRTK法(RTK−GNSS方式)を用いて車体3の位置を測定する。つまり、可搬局方式は、圃場Hに設置された圃場測位装置100Aの設置位置X1を基準位置Xに設定する方式である。詳しくは、車体通信装置40は、可搬基地局100Aの処理部102が求めた位置に関する情報(補正情報)を受信する。位置演算部46は、受信装置43が受信した測位信号に基づいて得られた測位情報及び車体通信装置40が受信した補正情報を用いて、測位情報を補正情報により補正して、車体3の位置等を高精度に算出する。
固定局モード(固定局方式)は、固定基地局100Bの設置位置(絶対位置)X1から車体3の位置を演算するモードである。固定局モードにおいて、車体測位装置42は、固定基地局100Bの設置位置X1を基準位置XとしたRTK法(RTK−GNSS方式)を用いて車体3の位置を測定する。つまり、固定局方式は、固定基地局100Bの設置位置X1を基準位置Xに設定する方式である。詳しくは、車体通信装置40は、固定基地局100Bの処理部102が求めた位置に関する情報(補正情報)を受信する。位置演算部46は、受信装置43が受信した測位信号に基づいて得られた測位情報及び車体通信装置40が受信した補正情報を用いて、測位情報を補正情報により補正して、車体3の位置等を高精度に算出する。
VRSモード(VRS方式)は、固定基地局100Bに定められた設置位置X1に基づいて定められた仮想基準点Yを基準位置Xとして、車体3の位置を演算するモードである。つまり、VRS方式は、仮想基準点Yを基準位置Xに設定する方式である。VRSモードにおいて、車体測位装置42は、仮想基準点方式のRTK法(RTK−VRS方式)を用いて車体3の位置を測位する。詳しくは、位置演算部46は、単独測位によって車体3の位置を算出し、車体通信装置40がVRS−RTKセンター105と通信を行い、当該単独測位による測位情報を送信する。VRS−RTKセンター105は、車体通信装置40から受信した測位情報と固定基地局(電子基準局)100Bから受信したデータを処理して補正情報を作成する。VRS−RTKセンター105は、補正情報を含むVRSデータを送信し、トラクタ1の車体通信装置40が当該VRSデータを受信する。これによって、位置演算部46は、車体通信装置40が受信したVRSデータを取得し、VRSモードにおいて、移動局(車体測位装置42)のそばの仮想基準点Yにあたかも基地局100があるような状態を作り出し、RTK法によって車体3の位置を高精度に算出する。
なお、車体測位装置42が切り換え可能なモード(設定方式)は、基地局100に対応して少なくとも2以上あればよく、例えば車体測位装置42は、可搬局モードと固定局モードとのみ切り換え可能であってもよいし、切換可能なモード(設定方式)は、上記構成に限定されない。
車体測位装置42は、例えば表示装置30を操作することで設定方式(モード)を切り換え可能である。車体測位装置42は、方式取得部45を有している。方式取得部45は、記憶装置32に予め記憶された条件に基づいて設定方式を取得する。方式取得部45は、電気・電子回路、CPU等に格納されたプログラム等から構成されている。
車体測位装置42は、表示装置30を操作することで設定方式を切り換えることが可能であり、方式取得部45は、表示装置30の操作情報に基づいて設定方式を取得する。具体的には、図5に示すように、車体測位装置42は、表示部31に表示されたアイコン(選択部材)113を選択することで設定方式を切換可能である。なお、表示装置30が操作可能なタッチパネル等ではない場合、選択部材113は、操作可能な操作具34であり、当該操作具34を操作することで設定方式を切り換え可能であってもよく、設定方式の切換条件は、表示装置30や操作具34の操作に限定されない。
さらに、車体測位装置42は、表示装置30の操作に加えて、或いは表示装置30の操作とは別に車体3と基地局100との距離に応じて基地局100に対応する複数の設定方式に切り換え可能である。本実施形態において、方式取得部45は、表示装置30の操作に加えて車体3と基地局100との距離に応じて設定方式を取得し、車体測位装置42は、当該設定方式に切り換え可能である。
以下、車体測位装置42のモード切換の流れについて説明する。まず、表示装置30を操作して可搬局方式への切り換え操作を行う場合を例に説明する。図6に示すように、車体測位装置42は、例えば単独測位等によって車体3の位置を測位する(S1)。車体測位装置42は、車体3の位置を測位すると、表示装置30の操作情報を取得する(S2)。車体測位装置42は、表示装置30の操作情報が可搬局方式への切り換え操作されているか判断する(S3)。
図6に示すように、表示装置30が可搬局方式への切り換え操作されているため(S3,Yes)、車体通信装置40は、作業機1の周辺に配置されている可搬基地局100Aの基地通信装置104と通信を開始する(S4)。車体通信装置40が可搬基地局100Aの基地通信装置104と通信可能である場合(S5,Yes)、車体通信装置40が基地通信装置104から可搬基地局100Aの設置位置X1を受信し(S6)、車体測位装置42は、単独測位によって測位した車体3の位置と、当該設置位置X1と、に基づいて車体3と可搬基地局100Aとの距離が500m以内であるか否かを判断する(S7)。
車体測位装置42が車体3と可搬基地局100Aとの距離が500m以内であると判断した場合(S7,Yes)、方式取得部45が可搬局方式を取得し、車体測位装置42は、可搬局方式(可搬局モード)に切り換わる(S8)。
一方、車体測位装置42が車体3と可搬基地局100Aとの距離が500m以下ではない判断した場合、つまり可搬基地局100Aとの距離が500mを超過している場合(S7,No)、車体通信装置40は作業機1の周辺に配置されている固定基地局100Bの基地通信装置104と通信を開始する(S9)。車体通信装置40が固定基地局100Bと通信可能である場合(S10,Yes)、車体通信装置40が基地通信装置104から固定基地局100Bの設置位置X1を受信し(S11)、車体測位装置42は、単独測位によって測位した車体3の位置と、当該設置位置X1と、に基づいて車体3と固定基地局100Bとの距離が10km以内であるか否かを判断する(S12)。
車体測位装置42が車体3と固定基地局100Bとの距離が10km以内である判断した場合(S12,Yes)、方式取得部45が固定局方式を取得し、表示部31が所定の警告画面を表示し、車体測位装置42は、固定局方式(固定局モード)に切り換わる(S13)。一方、車体測位装置42が車体3と固定基地局100Bとの距離が10km以下ではないと判断した場合、つまり車体3と固定基地局100Bとの距離が10kmを超過している場合(S12,No)、方式取得部45がVRS方式を取得し、車体測位装置42は、表示部31が所定の警告画面を表示し、VRS方式(VRSモード)に切り換わる(S14)。
図6に示すように、車体通信装置40が可搬基地局100Aの基地通信装置104と通信不可能である場合(S5,No)、車体通信装置40はS9に移行する。
また、図6に示すように、車体通信装置40が固定基地局100Bの基地通信装置104と通信不可能である場合(S10,No)、方式取得部45がVRS方式を取得し、表示部31が所定の警告画面を表示し、車体測位装置42は、VRS方式(VRSモード)に切り換わる(S14)。
次に、表示装置30を操作して固定局方式への切り換え操作を行う場合を例に説明する。S3において、車体測位装置42は、車体測位装置42は、表示装置30の操作情報が可搬局方式への切り換え操作されているか判断し、表示装置30の操作情報が可搬局方式への切り換え操作されていないため(S3,No)、車体測位装置42は、表示装置30の操作情報が固定局方式への切り換え操作されているか判断する(S15)。表示装置30が固定局方式への切り換え操作されているため(S15,Yes)、車体通信装置40はS9に移行する。
また、表示装置30を操作してVRS方式への切り換え操作を行う場合を例に説明すると、S3において、車体測位装置42は、表示装置30の操作情報が可搬局方式への切り換え操作されているか判断し、表示装置30の操作情報が可搬局方式への切り換え操作されていないため(S3,No)、車体測位装置42は、表示装置30の操作情報が固定局方式への切り換え操作されているか判断する(S15)。表示装置30がVRS方式への切り換え操作され、即ち表示装置30が固定局方式への切り換え操作されていないため(S15,No)、方式取得部45がVRS方式を取得し、車体測位装置42は、VRS方式に切り換わる(S14)。
なお、車体測位装置42は、車体3と基地局100との距離に応じて基地局100に対応する複数の設定方式に切り換え可能であればよく、設定方式の切換条件及びその方法は上記構成に限定されない。
作業機1は、車体測位装置42のモード(設定方式)ごとに位置演算部46が演算した車体3の位置に基づいて、圃場Hのマップ(以下、圃場マップMPという)を作成可能であり、圃場マップMPと当該圃場マップMPを作成した際の設定方式とを対応付けて記憶する。図2に示すように、作業機1は、マップ作成部33を備えており、本実施形態において、マップ作成部33は、表示装置30が有している。マップ作成部33は、例えば表示装置30が有する電気・電子回路、CPU等に格納されたプログラム等から構成されている。マップ作成部33は、位置演算部46が演算した車体3の位置を取得し、当該車体3の位置(車体位置VP1)に基づいて、圃場マップMPを作成する。マップ作成部33が作成した圃場マップMPは、当該圃場マップMPを作成した際の設定方式と対応付けて記憶装置32に記憶される。なお、本実施形態においては、表示装置30の記憶装置32が圃場マップMPと当該圃場マップMPを作成した際の設定方式とを対応付けて記憶するが、圃場マップMPを記憶する記憶装置は、作業機1や外部のサーバ等に設けられた記憶領域であってもよく、その構成は表示装置30に限定されない。
マップ作成部33による圃場マップMPの作成について詳しく説明すると、まず、作業者(運転者)が表示装置30に対して所定の操作を行うと、図5に示すように、表示部31は、マップ作成画面M1を表示する。マップ作成画面M1には、圃場Hを含むマップ、圃場名及び圃場H管理番号等の圃場識別情報が表示される。マップには、圃場Hを示す画像データの他に緯度、経度等の位置情報が対応付けられている。
図7に示すように、作業機1が圃場H内に入り、圃場H内を周回すると、マップ作成部33は、位置演算部46が演算した車体位置VP1を取得する。図5に示すように、マップ作成画面M1には、作業機1が周回したときの複数の車体位置VP1が表示される。また、基準取得部41は、車体通信装置40を介して基準位置Xを取得する。詳しくは、基準取得部41は、方式取得部45が取得した設定方式が可搬局方式である場合に、車体通信装置40から基準位置Xとして圃場測位装置(可搬基地局)100Aの設置位置X1を取得する。基準取得部41は、方式取得部45が取得した設定方式が固定局方式である場合に、車体通信装置40から基準位置Xとして固定基地局100Bの設置位置X1を取得する。また、基準取得部41は、方式取得部45が取得した設定方式がVRS方式である場合に、車体通信装置40から基準位置Xとして仮想基準点Yを取得する。
作業機1による圃場Hの周回が終了し、作業者(運転者)がマップ作成画面M1に表示された登録ボタン70を選択すると、マップ作成部33は、図8Aに示すように、作業機1が周回したときの複数の車体位置VP1によって得られた走行軌跡Kを圃場Hの輪郭(外形)とし、当該輪郭を圃場マップMPとして圃場識別情報と共に登録する。
なお、マップ作成部33は、図8Bに示すように、車体位置VP1で示される走行軌跡Kから変曲点を演算して変曲点を結ぶ輪郭を圃場マップMPとして登録してもよいし、圃場マップMPの作成方法は、上記方法に限定されない。
また、作業機1が圃場H内に入り、圃場H内を周回している最中に、選択部材113が操作され方式取得部45が別の設定方式を取得した場合(例えば、作業機1が圃場マップMPの作成作業を中断している際に、選択部材113が操作された場合等)、マップ作成部33は、設定方式の変更を検出する。マップ作成部33は、設定方式の変更を検出すると、変更前の設定方式で位置演算部46が演算した車体位置VP1に基づく圃場マップMPの作成を終了し、表示部31に所定の警告画面を表示させる。なお、マップ作成部33は、変更前の設定方式での圃場マップMPの作成を終了せず、所定の条件に基づいて圃場マップMPの作成を再開してもよい。斯かる場合、さらに選択部材113が操作され方式取得部45が変更後の設定方式とは別の設定方式を取得した場合、マップ作成部33は当該設定方式の変更を検出する。マップ作成部33は、検出した設定方式の変更が変更前の設定方式への変更であるか否かを判断し、方式取得部45が取得した設定方式が変更前の設定方式である場合、変更前の設定方式での圃場マップMPの作成を再開する。
圃場マップMPの位置情報(緯度、経度)は、位置演算部46が演算した車体位置VP1と、基準位置Xとの相対位置として表現され、且つ当該圃場マップMPを作成した際における設定方式と対応付けられて記憶装置32に記憶される。
図9A〜図9Cに示すように、表示装置30の表示部31は、記憶装置32に記憶されている圃場マップMPと、当該圃場マップMPを作成した際の設定方式(モード)とを表示することができる。具体的には、作業機1は、記憶装置32が記憶している複数の圃場マップMPのうち、所定の圃場マップMPを選択する選択部材を備えており、表示装置30は、選択部材が選択した所定の圃場マップMPと、所定の圃場マップMPを作成した際の設定方式とを表示する。本実施形態において、選択部材は、例えば表示部31に表示され且つ車体測位装置42のモード(設定方式)を切換するアイコン113である。つまり、本実施形態においてアイコン113は、設定方式の切換と圃場マップMPの切換とを兼用する。このため、車体測位装置42の設定方式と、表示部31に表示される設定方式及び圃場マップMPは対応しており、表示部31は、車体測位装置42の設定方式と対応しない設定方式及び圃場マップMPを表示しない。
表示装置30は、選択部材113の選択操作に応じて車体測位装置42の設定方式を切り換え、当該設定方式と設定方式に対応する圃場マップMPを表示する。斯かる場合、選択部材113が操作されると、表示部31は、記憶装置32に記憶されている複数のマップから、当該選択部材113が選択した所定の圃場マップMPを取得し、且つ所定の圃場マップMPに対応付けて記憶されている設定方式を取得する。表示部31は、所定の圃場マップMPと設定方式とを取得すると、マップ表示画面M2に所定の圃場マップMPと設定方式とを表示する。
以下、図9A〜図9Bを用いて表示部31に表示されるマップ表示画面M2について説明する。作業者(運転者)が表示装置30に対して所定の操作を行うと、表示部31は、方式取得部45が取得した設定方式で作成した圃場マップMPを含むマップ表示画面M2を表示する。つまり、表示部31は、方式取得部45が取得した設定方式に対応する圃場マップMPを表示し、方式取得部45が取得した設定方式に対応しない圃場マップMPを表示しない。本実施形態においては、マップ表示画面M2は、マップ作成部33が作成した圃場マップMPと、方式取得部45が取得した設定方式とを表示する。具体的には、マップ表示画面M2は、選択部材113の選択操作に対応する圃場マップMPを表示するマップ表示部114と、選択部材113の選択操作に対応し且つ圃場マップMPを作成した際の設定方式を表示する方式表示部115と、を有している。言い換えると、マップ表示部114が表示する圃場マップMPは、方式表示部115が表示する設定方式と対応し、方式表示部115が表示する設定方式は、マップ表示部114が表示する圃場マップMPと対応している。
マップ表示部114は、選択部材113の選択操作に対応する設定方式(モード)に対応する圃場マップMPを表示する部分である。マップ表示部114は、選択部材113の選択操作に対応する設定方式で作成された圃場マップMPを表示して、当該設定方式以外の設定方式で作成された圃場マップMPを表示しない。
例えば、選択部材113の選択操作に対応する設定方式が可搬局方式である場合、図9Aに示すように、マップ表示部114は、固定局方式で作成した圃場マップMPである第2圃場マップMP2、及びVRS方式で作成した圃場マップMPである第3圃場マップMP3を表示せず、可搬局方式で作成した圃場マップMPである第1圃場マップMP1を表示する。
選択部材113の選択操作に対応する設定方式が固定局方式である場合、図9Bに示すように、マップ表示部114は、可搬局方式で作成した圃場マップMPである第1圃場マップMP1、及びVRS方式で作成した圃場マップMPである第3圃場マップMP3を表示せず、固定局方式で作成した圃場マップMPである第2圃場マップMP2を表示する。
また、選択部材113の選択操作に対応する設定方式がVRS方式である場合、図9Cに示すように、マップ表示部114は、可搬局方式で作成した圃場マップMPである第1圃場マップMP1、固定局方式で作成した圃場マップMPである第2圃場マップMP2を表示せず、VRS方式で作成した圃場マップMPである第3圃場マップMP3を表示する。
方式表示部115は、選択部材113の選択操作に対応する設定方式(モード)を表示する部分である。例えば、選択部材113の選択操作に対応する設定方式が可搬局方式である場合、図9Aに示すように、方式表示部115は、「可搬局モード」と表示する。選択部材113の選択操作に対応する設定方式が固定局方式である場合、図9Bに示すように、方式表示部115は、「固定局モード」と表示する。また、選択部材113の選択操作に対応する設定方式がVRS方式である場合、図9Cに示すように、方式表示部115は、「VRSモード」と表示する。なお、本実施形態において、方式表示部115は、設定方式を「可搬局モード」、「固定局モード」、及び「VRSモード」と表示するが、その表示形態は、作業者(運転者)が設定方式を認識することができればよく、その表示形態は、「可搬局方式」、「固定局方式」、及び「VRS方式」として表示してもよく、アイコン等の図形で表示してもよい。
図2に示すように、表示装置30は、走行予定ルートLを作成するルート作成部35を有している。ルート作成部35は、例えば、表示装置30に設けられた電気・電子部品、表示装置30に組み込まれたプログラム等から構成されている。ルート作成部35は、圃場マップMPに作業機1が自動走行を行うための図10に示すような走行予定ルートLの作成を行う。
作業者(運転者)が表示装置30に対して所定の操作を行うと、図11に示すように表示部31は、ルート設定画面M3を表示する。ルート設定画面M3は、選択部材113の選択操作に対応する圃場マップMPを表示するマップ表示部114と、選択部材113の選択操作に対応し且つ圃場マップMPを作成した際の設定方式を表示する方式表示部115と、枕地幅W1を入力する枕地幅入力部110と、作業幅W2を入力する作業幅入力部111と、入力された枕地幅W1及び作業幅W2を確定させる決定ボタン112と、を有している。作業者(運転者)が表示装置30に対して操作を行い、枕地幅入力部110に枕地幅W1を入力した後、決定ボタン112を選択すると、ルート作成部35は、マップ表示部114に表示された圃場マップMPに、枕地エリアA1を除く作業エリアA2を表示させる。
また、作業者(運転者)が表示装置30に対して操作を行い、作業幅入力部111に作業幅W2を入力した後、決定ボタン112を選択すると、ルート作成部35は、作業幅W2に基づいて、所定の圃場H、即ち、マップ表示部114に表示された圃場マップMPに複数の単位作業区画A3n(n:単位作業区画A3の個数)を作成する。具体的には、ルート作成部35は、図12Aに示すように、作業エリアA2を作業幅W2で縦方向又は横方向に区切ることによって、作業装置2で作業を行う複数の単位作業区画A3nを作業エリアA2内に作成する。即ち、ルート作成部35は、作業幅W2と同一の幅の単位作業区画A3を作業エリアA2内に複数作成する。なお、図12Bに示すように、ルート作成部35は、作業幅W2からオーバラップ幅を除した幅の単位作業区画A3nを作業エリアA2内に複数作成してもよい。オーバラップ幅は、例えばルート設定画面M3で入力することが可能である。
単位作業区画A3の設定が完了すると、ルート作成部35は、走行予定ルートLの作成を行う。ルート作成部35は、図10に示すように、単位作業区画A3毎に車体3が直進する直進部(直進ルート)L1を作成する。ルート作成部35は、枕地エリアA1に車体3が旋回する旋回部(旋回ルート)L2を作成する。ルート作成部35が作成した走行予定ルートLは、選択部材113の選択操作に対応する設定方式及び圃場マップMPと対応付けられて表示装置30の記憶装置32に記憶される。
なお、ルート作成部35は、圃場マップMPに走行予定ルートLを作成可能であればよく、上述した手順は例示に過ぎず、他の手順を採用してもよい。
また、本実施形態において、ルート作成部35は、マップ作成部33が作成した圃場マップMPに走行予定ルートLの作成を行い、作業機1(以下、第1作業機という)は、当該走行予定ルートLに基づいて自動走行を行うが、第1作業機は、当該第1作業機とは別の作業機1(以下、第2作業機という)のマップ作成部33が作成した圃場マップMPを受信して、当該圃場マップMPに走行予定ルートLを作成してもよいし、第2作業機のルート作成部35が作成した走行予定ルートLを受信して、当該走行予定ルートLに基づいて自動走行を行ってもよい。
斯かる場合、第1作業機は、例えば、車体通信装置40等を用いた無線・有線通信や、USBメモリ等の記憶媒体を介して、第2作業機が作成した圃場マップMP又は圃場マップMP及び走行予定ルートL(以下、圃場マップMP等という)を取得する。圃場マップMP等を受信した第1作業機は、方式取得部45が取得した設定方式と対応する圃場マップMP等に基づいて処理を行い、方式取得部45が取得した設定方式と対応しない圃場マップMP等に基づいて処理を行わない。本実施形態においては、第1作業機が車体通信装置40を介して、第2作業機から圃場マップMP等を受信する場合を例に説明する。
詳しくは、第2作業機の車体通信装置40は、圃場マップMP等を当該圃場マップMPが作成された際の設定方式と対応付けて送信する。第1作業機の記憶装置32は、車体通信装置40が受信した圃場マップMP等の設定方式と対応付けて記憶する。記憶装置32は、受信した圃場マップMP等の作成された際の設定方式に対応する圃場マップMP等を既に記憶している場合には、受信した圃場マップMP等を、当該記憶している圃場マップMP等に合成又は上書きして記憶する。
また、第1作業機の車体通信装置40が圃場マップMP等を受信すると、制御装置50は、方式取得部45が取得した設定方式と、受信した圃場マップMP等の作成された際の設定方式と、が一致しているか否かを判断する。制御装置50は、方式取得部45の取得した設定方式と、受信した圃場マップMP等の作成された際の設定方式と、が一致していると判断した場合、受信した圃場マップMP等に基づいて制御を行う。一方、制御装置50は、方式取得部45の取得した設定方式と、受信した圃場マップMP等の作成された際の設定方式と、が一致していないと判断した場合、表示部31に所定の警告画面を表示させ、車体測位装置42を、受信した圃場マップMP等の作成された際の設定方式に変更するよう指示する旨警告する。
なお、作業機1の車体測位装置42は、圃場マップMP等を受信すると、当該受信した圃場マップMP等の作成された際の設定方式に自動で切り換えてもよい。斯かる場合、表示装置30は、表示部31に所定の警告画面を表示させ、車体測位装置42が受信した圃場マップMP等の作成された際の設定方式に切り換わり、且つ表示部31に表示されている圃場マップMPが受信した圃場マップMP等に切り換わる旨警告する。
上述した作業機1は、車体3と、基地局100の基準位置Xを取得する基準取得部41と、基準位置Xを設定する設定方式を取得する方式取得部45と、測位衛星Gの信号を受信する受信装置43と、基準取得部41が取得した基準位置Xと衛星信号とに基づいて車体3の位置を演算する位置演算部46と、方式取得部45が取得した設定方式に対応する圃場マップMPを作成可能なマップ作成部33と、方式取得部45が取得した設定方式に対応する圃場マップMPを表示し、方式取得部45が取得した設定方式に対応しない圃場マップMPを表示しない表示装置30と、を備えている。上記構成によれば、位置演算部46は、設定方式が設定した基準位置X及び受信装置43が受信した衛星信号に基づいて車体3の位置を高精度に演算することができ、表示装置30は、設定方式に対応しない圃場マップMPを表示しないため、作業者は、設定方式に基づいて圃場マップMPの特徴を認識できる。
また、表示装置30は、圃場マップMPと、圃場マップMPを作成した際の設定方式とを表示する。上記構成によれば、作業者は、圃場マップMPと当該圃場マップMPの作成における設定方式とを対応付けて認識することができる。
また、作業機1は、圃場マップMPと、圃場マップMPを作成した際の設定方式とを対応付けて記憶する記憶装置32と、設定方式を選択する選択部材113と、を備え、方式取得部45は、選択部材113が選択した設定方式を取得し、表示装置30は、選択部材113が選択し、且つ方式取得部45が取得した設定方式及び当該設定方式に対応する圃場マップMPを表示する。上記構成によれば、表示装置30は、選択部材113による選択により設定方式ごとに対応する圃場マップMPを表示することができる。このため、作業機1の測位環境や作業内容に応じて、最適な設定方式に任意に切り換え、且つ当該設定方式に対応する圃場マップMPを表示させることができる。
また、設定方式は、圃場Hに設置された圃場測位装置100Aの絶対位置X1を基準位置Xに設定する可搬局方式と、固定基地局100Bの絶対位置X1を基準位置Xに設定する固定局方式と、固定基地局100Bに定められた絶対位置X1に基づいて定められた仮想基準点Yを基準位置Xに設定するVRS方式と、のいずれか2以上の方式である。上記構成によれば、マップ作成部33は、比較的高精度な圃場マップMPを作成でき、表示装置30は、測位環境や圃場測位装置100A及び固定基地局100Bの立地等に応じた圃場マップMPを表示することができる。
また、方式取得部45が取得した設定方式が可搬局方式である場合、位置演算部46は、圃場測位装置100Aの絶対位置X1と衛星信号との補正情報に基づいて車体3の位置を演算する。上記構成によれば、圃場Hに圃場測位装置100Aを配置することでマップ作成部33は、高精度な圃場マップMPを作成でき、表示装置30が設定方式と圃場マップMPとを表示することで、作業者は当該圃場マップMPが圃場測位装置100Aの補正情報に基づいて作成された高精度なマップであることを認識できる。
また、方式取得部45が取得した設定方式が固定局方式である場合、位置演算部46は、固定基地局100Bの絶対位置X1と衛星信号との補正情報に基づいて車体3の位置を演算する。上記構成によれば、圃場Hに可搬基地局100Aを配置しなくともマップ作成部33は、高精度な圃場マップMPを作成し、表示装置30が設定方式と圃場マップMPとを表示することで、作業者は当該圃場マップMPが固定基地局100Bの補正情報に基づいて作成された高精度なマップであることを認識できる。
また、方式取得部45が取得した設定方式がVRS方式である場合、位置演算部46は、仮想基準点Yと衛星信号との補正情報に基づいて車体3の位置を演算する。上記構成によれば、圃場Hに圃場測位装置100Aを配置しなくともマップ作成部33は、高精度な圃場マップMPを作成し、表示装置30が設定方式と圃場マップMPとを表示することで、作業者は当該圃場マップMPが仮想基準点Yの補正情報に基づいて作成された高精度なマップであることを認識できる。
また、表示装置30は、圃場マップMPに走行予定ルートLを作成するルート作成部35を備えている。上記構成によれば、ルート作成部35は、基準位置X及び衛星信号に基づいて高精度に作成された圃場マップMPに走行予定ルートLを作成することで、位置情報の精度が高い走行予定ルートLを作成できる。
以上、本発明について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。例えば、上述した実施形態において作業機1は、走行予定ルートLに基づいて自動運転を行うが、作業機1は、走行予定ルートLに基づいて走行速度の制御は行わず、自動操舵を行うような構成であってもよい。
1 作業機(トラクタ)
3 車体
30 表示装置
32 記憶装置
33 マップ作成部
35 ルート作成部
41 基準取得部
43 受信装置
45 方式取得部
46 位置演算部
100 基地局
100A 可搬基地局
100B 固定基地局
113 選択部材
G 測位衛星
H 圃場
L 走行予定ルート
MP 圃場マップ
X 基準位置
X1 絶対位置
Y 仮想基準点

Claims (8)

  1. 車体と、
    基地局の基準位置を取得する基準取得部と、
    前記基準位置を設定する設定方式を取得する方式取得部と、
    測位衛星からの衛星信号を受信する受信装置と、
    前記基準取得部が取得した前記基準位置と前記衛星信号とに基づいて前記車体の位置を演算する位置演算部と、
    前記位置演算部が求めた前記車体の位置に基づいて、前記方式取得部が取得した前記設定方式に対応する圃場マップを作成可能なマップ作成部と、
    前記方式取得部が取得した前記設定方式に対応する前記圃場マップを表示し、前記方式取得部が取得した前記設定方式に対応しない前記圃場マップを表示しない表示装置と、
    を備えている作業機。
  2. 前記表示装置は、前記圃場マップと、前記方式取得部が取得した前記設定方式とを表示する請求項1に記載の作業機。
  3. 前記圃場マップと、前記圃場マップを作成した際の前記設定方式とを対応付けて記憶する記憶装置と、
    前記設定方式を選択する選択部材と、
    を備え、
    前記方式取得部は、前記選択部材が選択した前記設定方式を取得し、
    前記表示装置は、前記選択部材が選択し、且つ前記方式取得部が取得した前記設定方式及び当該設定方式に対応する前記圃場マップを表示する請求項2に記載の作業機。
  4. 前記設定方式は、
    圃場に設置された圃場測位装置の絶対位置を前記基準位置に設定する可搬局方式と、
    固定基地局の絶対位置を前記基準位置に設定する固定局方式と、
    固定基地局に定められた絶対位置に基づいて定められた仮想基準点を前記基準位置に設定するVRS方式と、
    のいずれか2以上の方式である請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業機。
  5. 前記方式取得部が取得した前記設定方式が前記可搬局方式である場合、
    前記位置演算部は、前記圃場測位装置の絶対位置と前記衛星信号との補正情報に基づいて前記車体の位置を演算する請求項4に記載の作業機。
  6. 前記方式取得部が取得した前記設定方式が前記固定局方式である場合、
    前記位置演算部は、前記固定基地局の絶対位置と前記衛星信号との補正情報に基づいて前記車体の位置を演算する請求項4に記載の作業機。
  7. 前記方式取得部が取得した前記設定方式が前記VRS方式である場合、
    前記位置演算部は、前記仮想基準点と前記衛星信号との補正情報に基づいて前記車体の位置を演算する請求項4に記載の作業機。
  8. 前記表示装置は、前記圃場マップに走行予定ルートを作成するルート作成部を備えている請求項1〜7のいずれか1項に記載の作業機。
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