JP7110089B2 - 走行支援装置、走行支援装置を備えた作業車両及び走行支援方法 - Google Patents

走行支援装置、走行支援装置を備えた作業車両及び走行支援方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、トラクタ等の作業車両を走行させる場合の走行支援装置、走行支援装置を備えた作業車両及び走行支援方法に関する。
従来、トラクタ等の作業車両を自動走行させるための走行経路(走行予定ルート)を作成する技術として特許文献1に示す技術が知られている。特許文献1では、走行経路生成部が、直進経路と各直進経路同士をつなぐUターン経路とからなる内側走行経路と、圃場の外周領域を周回走行するための周回走行経路とを生成する。
特開2018-116606号公報
特許文献1では、圃場において、周回走行経路の内側に走行経路(走行予定ルート)を作成することができる。しかしながら、圃場内において、走行及び作業の両方できない場合、走行ができても作業ができない場合等、様々な条件に対応する走行予定ルートを作成することができないのが実情である。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、圃場内において、走行及び作業に関する様々な条件に応じた走行予定ルートの作成を行うことができる走行支援装置、走行支援装置を備えた作業車両及び走行支援方法を提供することを目的とする。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
本発明の一態様の走行支援装置は、作業装置が連結される走行車両の走行予定ルートを作成する走行支援装置であって、所定の圃場の輪郭を登録するマップ登録部と、前記マップ登録部によって登録された前記所定の圃場輪郭を示す圃場マップを記憶するマップ記憶部と、前記マップ記憶部に記憶された前記圃場マップを呼び出して取得するマップ取得部と、前記マップ取得部が取得した前記圃場マップを表示するマップ表示部と、前記マップ表示部に表示された圃場マップ上の所定の圃場に、前記走行車両の走行及び前記作業装置の作業を禁止する第1エリアを設定する第1エリア設定部と、前記マップ表示部に表示された圃場マップ上の所定の圃場に、前記走行車両の走行を許可し且つ前記作業装置の作業を禁止する第2エリアを設定する第2エリア設定部と、前記マップ表示部に表示された圃場マップ上の所定の圃場に、前記走行車両の走行及び前記作業装置の作業を許可する第3エリアを設定する第3エリア設定部と、少なくとも前記第3エリアに前記走行車両の走行予定ルートを作成するルート作成部と、を備え、前記第1エリア、前記第2エリア、及び前記第3エリアのうち、任意のエリアが任意の順で前記第1エリア設定部、前記第2エリア設定部、及び前記第3エリア設定部により前記所定の圃場に設定され、前記第1エリアは、前記第3エリアと隣接して設定されるエリアである。そして、前記第3エリア設定部は、前記第3エリアを設定する際に前記第1エリア及び前記第2エリアの設定が既に完了している場合、前記所定の圃場において前記第1エリア及び前記第2エリアを除いた領域を前記第3エリアとして設定する。又は、前記第2エリア設定部は、前記第2エリアを設定する際に前記第1エリア及び前記第3エリアの設定が既に完了している場合、前記所定の圃場において前記第1エリア及び前記第3エリアを除いた領域を前記第2エリアとして設定する。
本発明の一態様では、前記第1エリア、前記第2エリア、及び前記第3エリアのうち、任意のエリアが任意の順で前記第1エリア設定部、前記第2エリア設定部、及び前記第3エリア設定部により前記所定の圃場に設定される。
また、本発明の一態様の走行支援装置は、作業装置が連結される走行車両の走行予定ルートを作成する走行支援装置であって、所定の圃場の輪郭を登録するマップ登録部と、前記マップ登録部によって登録された前記所定の圃場の輪郭を示す圃場マップを記憶するマップ記憶部と、前記マップ記憶部に記憶された前記圃場マップを呼び出して取得するマップ取得部と、前記マップ取得部が取得した前記圃場マップと作業者の操作に応じて移動可能なポインタとを表示する表示部と、前記表示部に表示された圃場マップ上の所定の圃場において、前記ポインタにより選択された第1選択位置に基づいて前記走行車両の走行及び前記作業装置の作業を禁止する第1エリアを設定する第1エリア設定部と、前記表示部に表示された圃場マップ上の所定の圃場において、前記ポインタにより選択された第2選択位置に基づいて前記走行車両の走行を許可し且つ前記作業装置の作業を禁止する第2エリアを設定する第2エリア設定部と、前記表示部に表示された圃場マップ上の所定の圃場において、前記走行車両の走行及び前記作業装置の作業を許可する第3エリアを設定する第3エリア設定部と、少なくとも前記第3エリアに前記走行車両の走行予定ルートを作成するルート作成部と、を備えている。
また、本発明の一態様では、前記第2エリア設定部は、前記所定の圃場において前記第2エリアを設定する際に、前記ポインタが示す位置を前記第2選択位置として保持し、前記第1エリア又は前記第3エリアが既に設定されている状態で、前記ポインタが示す位置が前記第1エリア内又は前記第3エリア内にある場合には、当該位置を前記第2選択位置として保持せず、前記所定の圃場の前記第1エリア及び前記第3エリアを除く部分に前記第2エリアを設定する。
また、本発明の一態様では、前記第2エリア設定部は、前記第2エリアを設定する際に、前記ポインタが示す位置を前記第2選択位置として保持しなかったときには、前記第2選択位置が選択できない旨を前記表示部に表示する。
また、本発明の一態様では、前記第3エリア設定部は、前記所定の圃場において前記ポインタが示す位置を、当該ポインタにより選択された第3選択位置として保持し、当該第3選択位置に基づいて前記第3エリアを設定し、前記第3エリアを設定する際に前記第1エリア又は前記第2エリアが既に設定されている状態で、前記ポインタが示す位置が前記第1エリア内又は前記第2エリア内にある場合には、当該位置を前記第3選択位置として保持せず、前記所定の圃場の前記第1エリア及び前記第2エリアを除く部分に前記第3エリアを設定する。
また、本発明の一態様では、前記第3エリア設定部は、前記第3エリアを設定する際に、前記ポインタが示す位置を前記第3選択位置として保持しなかったときには、前記第3選択位置が選択できない旨を前記表示部に表示する。
また、本発明の一態様では、前記第1エリア設定部は、前記所定の圃場において前記第1エリアを設定する際に、前記ポインタにより選択された複数の前記第1選択位置で囲まれた部分を前記第1エリアとして設定し、前記第2エリア設定部は、前記所定の圃場において前記第2エリアを設定する際に、前記ポインタにより選択された複数の前記第2選択位置で囲まれた部分を前記第2エリアとして設定し、前記第3エリア設定部は、前記所定の圃場において前記第3エリアを設定する際に、前記ポインタにより選択された複数の前記第3選択位置で囲まれた部分を前記第3エリアとして設定する。
また、本発明の一態様では、前記第1エリア設定部は、前記所定の圃場において前記第1エリアを設定する際に、前記ポインタにより選択された前記第1選択位置を通って前記所定の圃場の輪郭に直交する複数の第1領域線を生成し、当該複数の第1領域線と前記輪
郭とで囲まれた部分を前記第1エリアとして設定し、前記第2エリア設定部は、前記所定の圃場において前記第2エリアを設定する際に、前記ポインタにより選択された前記第2選択位置を通って前記所定の圃場の輪郭に直交する複数の第2領域線を生成し、当該複数の第2領域線と前記輪郭とに囲まれた部分を前記第2エリアとして設定する。
また、本発明の一態様では、前記第1エリア設定部は、前記所定の圃場の前記第2エリアを除く部分に前記第1エリアを設定し、前記ルート作成部は、前記第2エリア及び第3エリアに前記走行予定ルートを作成し、当該走行予定ルートとして前記走行車両が直進する直進ルートを作成する直進作成部と、前記走行車両が旋回する旋回ルートを作成する旋回作成部と、を有し、前記直進作成部は、前記第3エリアに前記直進ルートを作成し、前記旋回作成部は、前記第2エリア及び前記第3エリアのいずれかに前記旋回ルートを作成する。
本発明の一態様の作業車両は、前記走行支援装置と、走行車両と、前記走行車両に設けられた運転席と、を備え、前記走行支援装置は、前記運転席の近傍に設けられ且つ前記走行予定ルートを表示可能である。
本発明の一態様の走行支援方法は、作業装置が連結される走行車両の走行予定ルートを作成する走行支援方法であって、マップ登録部が所定の圃場の輪郭を登録するステップと、前記マップ登録部により登録された前記所定の圃場の輪郭を示す圃場マップをマップ記憶部に記憶するステップと、マップ取得部が前記マップ記憶部に記憶された前記圃場マップを呼び出すステップと、前記マップ取得部により呼び出された前記圃場マップと作業者の操作に応じて移動可能なポインタと表示部に表示するステップと、前記表示部に表示された前記圃場マップ上の所定の圃場において第1エリア設定部が前記ポインタにより選択された第1選択位置に基づいて、前記走行車両の走行及び前記作業装置の作業を禁止する第1エリアを設定するステップと、第2エリア設定部が前記ポインタにより選択された第2選択位置に基づいて、前記走行車両の走行を許可し且つ前記作業装置の作業を禁止する第2エリアを設定するステップと、第3エリア設定部が前記走行車両の走行及び前記作業装置の作業を許可する第3エリアを設定するステップと、ルート作成部が少なくとも前記第3エリアに前記走行車両の走行予定ルートを作成するステップと、を備えている。
本発明によれば、圃場内において、走行及び作業に関する様々な条件に応じた走行予定ルートの作成を行うことができる。
走行支援装置を備えた作業車両のブロック図を示す図である。 昇降装置を示す図である。 自動走行を説明する図である。 マップ登録画面M1の一例を示す図である。 走行軌跡K1から圃場の輪郭H1(圃場マップMP2)を求める図である。 走行軌跡K1の変曲点から圃場の輪郭H1(圃場マップMP2)を求める図である。 走行時のスイッチ操作から輪郭H1(圃場マップMP2)を求める図である。 マップ選択画面M10の一例を示す図である。 エリア設定画面M21の一例を示す図である。 第1エリアA21の設定の一例を示す図である。 第2エリアA22の設定の一例を示す図である。 第3エリアA23の設定の一例を示す図である。 第1領域線J1nを用いて第1エリアA21を設定する図である。 第2領域線J2nを用いて第2エリアA22を設定する図である。 第3エリアA23などに走行予定ルートL1を設定する一例を示す図である。 走行支援方法を示す図である。 障害物設定画面M25の一例を示す図である。 自動走行時等の走行時におけるトラクタと障害物の関係を示す図である。 トラクタの側面全体図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、走行支援装置100を備えた作業車両のブロック図を示している。走行支援装置100は、トラクタ等の作業車両の走行を行う場合の支援を行う装置である。この実施形態では、走行支援装置100は、トラクタ1に設けられているが、トラクタ1以外に設けた装置、例えば、タブレット、スマートフォン、PDA等の携帯型の端末(携帯端末)、パーソナルコンピュータ、サーバ等の固定型のコンピュータ等の固定型の端末(固定端末)であってもよい。
まず、作業車両の1つであるトラクタをについて説明する。
図13に示すように、トラクタ1は、走行装置7を有する走行車両3と、原動機4と、変速装置5とを備えている。走行装置7は、前輪7F及び後輪7Rを有する装置である。前輪7Fは、タイヤ型であってもクローラ型であってもよい。また、後輪7Rも、タイヤ型であってもクローラ型であってもよい。原動機4は、ディーゼルエンジン、電動モータ等である。変速装置5は、変速によって走行装置7の推進力を切換可能であると共に、走行装置7の前進、後進の切換が可能である。走行車両3にはキャビン9が設けられ、当該キャビン9内には運転席10が設けられている。
また、走行車両3の後部には、3点リンク機構等で構成された昇降装置8が設けられている。昇降装置8には、作業装置2が着脱可能である。作業装置2を昇降装置8に連結することによって、走行車両3によって作業装置2を牽引することができる。作業装置2は、耕耘する耕耘装置、肥料を散布する肥料散布装置、農薬を散布する農薬散布装置、収穫を行う収穫装置、牧草等の刈取を行う刈取装置、牧草等の拡散を行う拡散装置、牧草等の集草を行う集草装置、牧草等の成形を行う成形装置等である。なお、図13では、作業装置2として散布装置を取り付けた例を示している。
図1に示すように、トラクタ1は、操舵装置11を備えている。操舵装置11は、ハンドル(ステアリングホイール)11aと、ハンドル11aの回転に伴って回転する回転軸(操舵軸)11bと、ハンドル11aの操舵を補助する補助機構(パワーステアリング機構)11cと、を有している。補助機構11cは、油圧ポンプ21と、油圧ポンプ21から吐出した作動油が供給される制御弁22と、制御弁22により作動するステアリングシリンダ23とを含んでいる。制御弁22は、制御信号に基づいて作動する電磁弁である。制御弁22は、例えば、スプール等の移動によって切り換え可能な3位置切換弁である。また、制御弁22は、操舵軸11bの操舵によっても切換可能である。ステアリングシリンダ23は、前輪7Fの向きを変えるアーム(ナックルアーム)24に接続されている。
したがって、ハンドル11aを操作すれば、当該ハンドル11aに応じて制御弁22の切換位置及び開度が切り換わり、当該制御弁22の切換位置及び開度に応じてステアリングシリンダ23が左又は右に伸縮することによって、前輪7Fの操舵方向を変更することができる。なお、上述した操舵装置11は一例であり、上述した構成に限定されない。
図2に示すように、昇降装置8は、リフトアーム8a、ロアリンク8b、トップリンク8c、リフトロッド8d、リフトシリンダ8eを有している。リフトアーム8aの前端部は、変速装置5を収容するケース(ミッションケース)の後上部に上方又は下方に揺動可能に支持されている。リフトアーム8aは、リフトシリンダ8eの駆動によって揺動(昇降)する。リフトシリンダ8eは、油圧シリンダから構成されている。リフトシリンダ8eは、制御弁を介して油圧ポンプと接続されている。制御弁は、電磁弁等であって、リフトシリンダ8eを伸縮させる。
ロアリンク8bの前端部は、変速装置5の後下部に上方又は下方に揺動可能に支持されている。トップリンク8cの前端部は、ロアリンク8bよりも上方において、変速装置5の後部に上方又は下方に揺動可能に支持されている。リフトロッド8dは、リフトアーム8aとロアリンク8bとを連結している。ロアリンク8bの後部及びトップリンク8cの後部には、作業装置2が連結される。リフトシリンダ8eが駆動(伸縮)すると、リフトアーム8aが昇降するとともに、リフトロッド8dを介してリフトアーム8aと連結されたロアリンク8bが昇降する。これにより、作業装置2がロアリンク8bの前部を支点として、上方又は下方に揺動(昇降)する。
トラクタ1は、測位装置40を備えている。測位装置40は、D-GPS、GPS、GLONASS、北斗、ガリレオ、みちびき等の衛星測位システム(測位衛星)により、自己の位置(緯度、経度を含む測位情報)を検出可能である。即ち、測位装置40は、測位衛星から送信された衛星信号(測位衛星の位置、送信時刻、補正情報等)を受信し、衛星信号に基づいて、トラクタ1の位置(例えば、緯度、経度)、即ち、車体位置を検出する。測位装置40は、受信装置41と、慣性計測装置(IMU:Inertial Measurement Unit)42とを有している。受信装置41は、アンテナ等を有していて測位衛星から送信された衛星信号を受信する装置であり、慣性計測装置42とは別に走行車両3に取付けられている。この実施形態では、受信装置41は、走行車両3、即ち、キャビン9に取付けられている。なお、受信装置41の取付箇所は、実施形態に限定されない。
慣性計測装置42は、加速度を検出する加速度センサ、角速度を検出するジャイロセンサ等を有している。走行車両3、例えば、運転席10の下方に設けられ、慣性計測装置42によって、走行車両3のロール角、ピッチ角、ヨー角等を検出することができる。
図1に示すように、トラクタ1は、制御装置60を備えている。制御装置60は、トラクタ1における走行系の制御、作業系の制御等を行う装置である。
制御装置60は、トラクタ1の自動走行を制御する自動走行制御部61を有している。自動走行制御部61は、制御装置60に設けられた電気・電子回路、CPU等に格納されたプログラム等から構成されている。自動走行制御部61は、自動走行を開始すると、走行車両3が走行予定ルートL1に沿って走行するように操舵装置11の制御弁22を制御する。また、自動走行制御部61は、自動走行を開始すると、変速装置の変速段、原動機の回転数等を自動的に変更することによって、トラクタ1の車速(速度)を制御する。
図3に示すように、トラクタ1が自動走行を行っている状況下において、車体位置と走行予定ルートL1との偏差が閾値未満である場合、自動走行制御部61は、操舵軸(回転軸)11bの回転角を維持する。車体位置と走行予定ルートL1との偏差が閾値以上であって、トラクタ1が走行予定ルートL1に対して左側に位置している場合は、自動走行制御部61は、トラクタ1の操舵方向が右方向となるように操舵軸11bを回転する。車体位置と走行予定ルートL1との偏差が閾値以上であって、トラクタ1が走行予定ルートL1に対して右側に位置している場合は、自動走行制御部61は、トラクタ1の操舵方向が左方向となるように操舵軸11bを回転する。なお、上述した実施形態では、車体位置と走行予定ルートL1との偏差に基づいて操舵装置11の操舵角を変更していたが、走行予定ルートL1の方位とトラクタ1(走行車両3)の進行方向(走行方向)の方位(車体方位)F1とが異なる場合、即ち、走行予定ルートL1に対する車体方位F1の角度θgが閾値以上である場合、自動走行制御部61は、角度θgが零(車体方位F1が走行予定ルートL1の方位に一致)するように操舵角を設定してもよい。また、自動走行制御部61は、偏差(位置偏差)に基づいて求めた操舵角と、方位(方位偏差)に基づいて求めた操舵角とに基づいて、自動操舵における最終の操舵角を設定してもよい。上述した実施形態における自動操舵における操舵角の設定は一例であり、限定されない。
以上のように、制御装置60によって、トラクタ1(走行車両3)を自動走行させることができる。
また、制御装置60は、手動昇降制御、自動上昇制御等を行うことができる。手動昇降制御では、制御装置60に接続された昇降スイッチ72の操作に基づいて昇降装置8による作業装置2の昇降する制御である。具体的には、昇降スイッチ72は、運転席10の周囲に設けられていて、3位置切換スイッチである。昇降スイッチ72を中立位置から一方に切り換えると、昇降装置8(リフトアーム8a)を上昇させる上昇信号が制御装置60に入力される。また、昇降スイッチ72を中立位置から他方に切り換えると、昇降装置8(リフトアーム8a)を下降させる下降信号が制御装置60に入力される。制御装置60は、上昇信号を取得すると制御弁に制御信号を出力することで昇降装置8を上昇させ、下降信号を取得すると制御弁に制御信号を出力することで昇降装置8を下降させる。つまり、制御装置60は、昇降スイッチ72の手動操作に応じて昇降装置8を昇降させる手動昇降制御をすることができる。
また、自動上昇制御では、操舵装置11の操舵角が所定以上、例えば、旋回に対応する操舵角である場合に、自動的に昇降装置8を作動させることで作業装置2を上昇する制御である。具体的には、制御装置60には、操舵角検出装置70と、切換スイッチ71とが接続されている。操舵角検出装置70は、操舵装置11の操舵角を検出する装置である。切換スイッチ71は、自動上昇制御の有効/無効を切り換えるスイッチであって、ON/OFFに切り換え可能なスイッチである。切換スイッチ71がONである場合、自動上昇制御が有効に設定され、切換スイッチ71がOFFである場合、自動上昇制御が無効に設定される。
制御装置60は、自動上昇制御が有効であり且つ操舵角検出装置70が検出した操舵角が旋回に相当する操舵角以上である場合、制御弁に制御信号を出力することで昇降装置8を自動的に上昇させる自動上昇制御を行う。
以上のように、制御装置60によって、トラクタ1に関する制御、例えば、手動昇降制御、自動上昇制御を行うことができる。
走行支援装置100は、運転席10の近傍に設けられた表示装置である。以下、走行支援装置100が表示装置であるとして説明を進める。
表示装置は、液晶パネル、タッチパネル、その他のパネルのいずれかで構成された表示部50を有する表示装置であり、トラクタ1の走行を、支援をするための情報の他に、トラクタ1、作業装置2に関する様々な情報を表示可能である。
表示装置は、マップ登録部101と、マップ記憶部102とを備えている。マップ登録部101は、表示装置に設けられた電気・電子部品、表示装置に組み込まれたプログラム等から構成されている。マップ記憶部102は、不揮発性のメモリ等から構成されている。マップ登録部101は、所定の圃場の輪郭、例えば、所定の圃場の輪郭に対応した位置を登録する。
図4に示すように、作業者(運転者)が表示装置に対して所定の操作を行うと、マップ登録部101は、表示装置の表示部50にマップ登録画面M1を表示する。マップ登録画面M1には、圃場を含むマップMP1、トラクタ1の車体位置VP1、圃場名及び圃場管理番号等の圃場識別情報が表示される。マップMP1には、圃場を示す画像データの他に緯度、経度等の位置情報が対応付けられている。トラクタ1が圃場内に入り、圃場内を周回すると、マップ登録画面M1には、トラクタ1が周回したときに測位装置40が検出した現在の車体位置VP1が表示される。トラクタ1による圃場内の周回が終了し、マップ登録画面M1に表示された登録ボタン51が選択されると、図5Aに示すように、マップ登録部101は、トラクタ1が周回したときの複数の車体位置によって得られた走行軌跡K1を圃場の輪郭(外形)H1とし、当該輪郭H1で表される圃場マップMP2を圃場識別情報と共に登録する。
なお、図5Bに示すように、マップ登録部101は、車体位置VP1で示される走行軌跡から変曲点を演算して変曲点を結ぶ輪郭K2を圃場の輪郭H1(圃場マップMP2)として登録してもよいし、図5Cに示すように、トラクタ1が周回する際に運転者等がトラクタ1に設けられたスイッチ等によって圃場の端部を指定し指定された端部を結んだ輪郭K3を輪郭H1(圃場マップMP2)として登録してもよい。上述した圃場の登録方法は、一例であり、限定されない。圃場の輪郭、即ち、圃場マップMP2は、位置(緯度、経度)で示されたデータであっても、座標(X軸、Y軸)系で示されたデータであっても、その他の表現で示されたデータであってもよい。
マップ記憶部102は、マップ登録部101によって登録した輪郭(外形)を示す圃場マップMP2を記憶する。即ち、マップ記憶部102は、圃場マップMP2、圃場の輪郭を示すデータ(所定の圃場を表すためのデータ)を記憶する。
上述したように、表示装置(走行支援装置100)は、マップ登録部101によって複数の圃場マップMP2を登録することができる。作業等を行うにあたっては、複数の圃場マップMP2のうち、所定の圃場を示す圃場マップMP2を取得する。具体的には、表示装置は、マップ取得部120を備えている。マップ取得部120は、表示装置に設けられた電気・電子部品、表示装置に組み込まれたプログラム等から構成されている。
作業者(運転者)が表示装置に対して所定の操作を行うと、図6に示すように、マップ取得部120は、表示装置の表示部50にマップ選択画面M10を表示する。マップ選択画面M10には、マップ記憶部102に記憶された圃場、即ち、圃場の圃場識別情報の一覧表が表示される。作業者(運転者)が表示装置に対して所定の操作を行うと、マップ選択画面M10に表示された複数の圃場識別情報の中から、例えば、1つの圃場識別情報を選択することができる。圃場識別情報が選択されると、マップ取得部120は、マップ記憶部102を参照し、選択された圃場識別情報に対応する圃場マップMP2、即ち、所定の圃場マップMP2を取得する。
さて、マップ取得部120が取得した圃場マップMP2、即ち、所定の圃場に対して、走行及び作業に関する設定を行うことが可能である。
表示装置(走行支援装置100)は、第1エリア設定部141と、第2エリア設定部142と、第3エリア設定部143とを備えている。第1エリア設定部141、第2エリア設定部142及び第3エリア設定部143は、表示装置に設けられた電気・電子部品、表示装置に組み込まれたプログラム等から構成されている。
第1エリア設定部141は、圃場マップMP2(所定の圃場)に、走行車両3の走行及び作業装置2の作業が行えない第1エリアA21を設定する。即ち、第1エリア設定部141は、圃場マップMP2(所定の圃場)において、走行及び作業を禁止する第1エリアA21を設定する。
第2エリア設定部142は、圃場マップMP2(所定の圃場)に、走行車両3の走行は可能で、作業装置2の作業が行えない第2エリアA22を設定する。即ち、第2エリア設定部142は、圃場マップMP2(所定の圃場)において、走行は許可する一方、作業を禁止する第2エリアA22を設定する。
第3エリア設定部143は、圃場マップMP2(所定の圃場)に、走行車両3の走行及び作業装置2の作業が可能な第3エリアA23を設定する。即ち、第3エリア設定部143は、圃場マップMP2(所定の圃場)において、走行と作業との両方を許可する第3エリアA23を設定する。
以下、第1エリアA21、第2エリアA22及び第3エリアA23の設定について詳しく説明する。
作業者(運転者)が表示装置に対して所定の操作を行うと、図7に示すように、表示装置は、当該表示装置の表示部50にエリア設定画面M21を表示する。エリア設定画面M21には、マップ取得部120が取得した圃場マップMP2を表示する圃場表示部(マップ表示部)130が表示される。圃場表示部130には、例えば、ポインタ165が表示される。ポインタ165は、圃場表示部130、即ち、圃場マップMP2を移動可能である。
圃場マップMP2上にポインタ165が表示された状態で、エリア設定画面M21に表示された第1設定ボタン161が選択されると、表示装置は、第1エリアA21を設定するモードに移行する。図8Aに示すように、圃場マップMP1上にポインタ165が表示されている状態において、所定の操作が行われると、所定の操作が行われた時の圃場マップMP1上のポインタ165の位置を、第1エリア設定部141は、選択された位置(選択位置)Q1n(n:選択された数、Q1:第1エリアの設定用であることを示す)として保持する。例えば、図8Aに示すように、圃場マップMP2に対して、4つの選択位置Q11、Q12、Q13、Q14が選択された場合、第1エリア設定部141は、4つの選択位置Q11、Q12、Q13、Q14を通る設定エリアA25を作成する。言い換えれば、第1エリア設定部141は、4つの選択位置Q11、Q12、Q13、Q14で囲まれる設定エリアA25を作成する。設定エリアA25が作成された状態で、エリア設定画面M21に表示された決定ボタン166が選択されると、第1エリア設定部141は、設定エリアA25を第1エリアA21に設定する。このように、圃場マップMP2上の任意の位置を、ポインタ165によって選択することにより、簡単に第1エリアA21を設定することができる。
また、エリア設定画面M21に表示された第2設定ボタン162が選択されると、表示
装置は、第2エリアA22を設定するモードに移行する。図8Bに示すように、圃場マップMP1上にポインタ165が表示されている状態において、所定の操作が行われると、所定の操作が行われた時の圃場マップMP1上のポインタ165の位置を、第2エリア設定部142は、選択された位置(選択位置)Q2n(n:選択された数、Q2:第2エリアの設定用であることを示す)として保持する。
なお、第2エリアA22の設定時に、既に第1エリアA21が設定されている状態で、選択位置Q2nが第1エリアA21内の位置を示す場合、第2エリア設定部142は、選択位置Q2nを保持せず、エリア設定画面M21に、選択位置Q2nが選択できない旨のメッセージを表示する。また、第2エリアA22の設定時に、既に第3エリアA23が設定されている状態で、選択位置Q2nが第3エリアA23内の位置を示す場合も、第2エリア設定部142は、選択位置Q2nを保持せず、エリア設定画面M21に、選択位置Q2nが選択できない旨のメッセージを表示する。
つまり、第2エリア設定部142は、圃場マップMP2において、第1エリアA21を除く部分を第2エリアA22の設定の対象とする。また、圃場マップMP2において、第3エリアA23を除く部分を第2エリアA22の設定の対象とする。
例えば、図8Bに示すように、圃場マップMP2に対して、4つの選択位置Q21、Q22、Q23、Q24が選択された場合、第2エリア設定部142は、4つの選択位置Q21、Q22、Q23、Q24を通る設定エリアA26を作成する。言い換えれば、第2エリア設定部142は、4つの選択位置Q21、Q22、Q23、Q24で囲まれる設定エリアA26を作成する。設定エリアA26が作成された状態で、エリア設定画面M21に表示された決定ボタン166が選択されると、第2エリア設定部142は、設定エリアA26を第2エリアA22に設定する。このように、圃場マップMP2上の任意の位置を、ポインタ165によって選択することにより、簡単に第2エリアA22を設定することができる。
なお、第2エリアA22の設定時に、既に第1エリアA21及び第3エリアA23の設定が完了している場合、第2エリア設定部142は、圃場マップMP2において、第1エリアA21及び第3エリアA23を除くエリアを、第2エリアA22に設定する。
また、エリア設定画面M21に表示された第3設定ボタン163が選択されると、表示装置は、第3エリアA23を設定するモードに移行する。図8Cに示すように、圃場マップMP1上にポインタ165が表示されている状態において、所定の操作が行われると、所定の操作が行われた時の圃場マップMP1上のポインタ165の位置を、第3エリア設定部143は、選択された位置(選択位置)Q3n(n:選択された数、Q3:第3エリアの設定用であることを示す)として保持する。なお、第3エリアA23の設定時に、第1エリアA21が設定されている状態で、選択位置Q3nが第1エリアA21内の位置を示す場合、第3エリア設定部143は、選択位置Q3nを保持せず、エリア設定画面M21に、選択位置Q3nが選択できない旨のメッセージを表示する。即ち、第3エリア設定部143は、圃場マップMP2の第1エリアA21を除く部分を第3エリアA23の設定の対象とする。また、第3エリアA23の設定時に、既に第2エリアA22が設定されている状態で、選択位置Q3nが第2エリアA22内の位置を示す場合も、第3エリア設定部143は、選択位置Q3nを保持せず、エリア設定画面M21に、選択位置Q3nが選択できない旨のメッセージを表示する。
つまり、第3エリア設定部143は、圃場マップMP2において、第1エリアA21及び第2エリアA22を除く部分を第3エリアA23の設定の対象とする。
例えば、図8Cに示すように、圃場マップMP2に対して、4つの選択位置Q31、Q32、Q33、Q34が選択された場合、第3エリア設定部143は、4つの選択位置Q31、Q32、Q33、Q34を通る設定エリアA27を作成する。言い換えれば、第3エリア設定部143は、4つの選択位置Q31、Q32、Q33、Q34で囲まれる設定エリアA27を作成する。設定エリアA27が作成された状態で、エリア設定画面M21に表示された決定ボタン166が選択されると、第3エリア設定部143は、設定エリアA27を第3エリアA23に設定する。このように、圃場マップMP2上の任意の位置を
、ポインタ165によって選択することにより、簡単に第3エリアA23を設定することができる。
なお、第3エリアA23の設定時に、既に第1エリアA21及び第2エリアA22の設定が完了している場合、第3エリア設定部143は、圃場マップMP2において、第1エリアA21及び第2エリアA22を除くエリアを、第3エリアA23に設定する。
以上のように、第1エリアA21、第2エリアA22及び第3エリアA23が設定された場合、第1エリアA21、第2エリアA22及び第3エリアA23を含む圃場マップMP2がルート設定用のマップとして一時的に表示装置に記憶される。
上述した実施形態では、第1エリアA21、第2エリアA22及び第3エリアA23の全ての設定を行う例を説明したが、圃場マップMP1(所定の圃場)に対して、第1エリアA21と第3エリアA23との2つエリアを設定してもよいし、第2エリアA22と第3エリアA23との2つのエリアを設定してもよい。或いは、第1エリアA21及び第2エリアA22の設定が不要な場合は、第3エリアA23のみを設定してもよい。
第1エリアA21及び第3エリアA23を設定した場合は、第1エリアA21及び第3エリアA23を含む圃場マップMP2がルート設定用のマップとして一時的に表示装置に記憶される。また、第2エリアA22及び第3エリアA23を設定した場合は、第2エリアA22及び第3エリアA23を含む圃場マップMP2がルート設定用のマップとして一時的に表示装置に記憶される。第3エリアA23のみが設定した場合は、第3エリアA23を含む圃場マップMP2がルート設定用のマップとして一時的に表示装置に記憶される。
上述した実施形態では、複数の選択位置Q1nによって囲まれる設定エリア25を第1エリアA21に設定していたが、これに代えて、圃場マップMP2の輪郭H1(圃場の輪郭H1)と選択位置Q1nとを用いて、第1エリアA21を設定してもよい。
図9Aに示すように、ポインタ165によって選択位置Q1nが設定された場合、第1エリア設定部141は、選択位置Q1nと圃場マップMP2の輪郭H1とを結ぶ複数の第1領域線J1n(n:直線の数)を生成する。例えば、選択位置Q11が選択された場合、第1エリア設定部141は、選択位置Q11を通り且つ輪郭H1に直交する2つの第1領域線J11、J12を生成する。第1領域線J11と第1領域線J12とは直交する直線であって、第1エリア設定部141は、第1領域線J11、第1領域線J12及び輪郭H1に囲まれる設定エリア25を作成する。設定エリアA25が作成された状態で、エリア設定画面M21に表示された決定ボタン166が選択されると、第1エリア設定部141は、設定エリアA25を第1エリアA21に設定する。
以上のように、第1エリアA21の変形例によれば、圃場マップMP2において、少なくとも最小の点数(1点)を設定することによって、簡単に第1エリアA21を設定することができる。
上述した実施形態では、複数の選択位置Q2nによって囲まれる設定エリア26を第2エリアA22に設定していたが、第1エリアA21と同様に、圃場マップMP2の輪郭H1(圃場の輪郭H1)と選択位置Q2nとを用いて、第2エリアA22を設定してもよい。
図9Bに示すように、ポインタ165によって選択位置Q2nが設定された場合、第2エリア設定部142は、選択位置Q2nと圃場マップMP2の輪郭H1とを結ぶ複数の第2領域線J2n(n:直線の数)を生成する。例えば、選択位置Q21が選択された場合、第2エリア設定部142は、選択位置Q21を通り且つ輪郭H1に直交する2つの第2領域線J21、J22を生成する。第2領域線J21と第2領域線J22とは直交する直線であって、第2エリア設定部142は、第2領域線J21、第2領域線J22及び輪郭H1に囲まれる設定エリア26を作成する。設定エリアA26が作成された状態で、エリア設定画面M21に表示された決定ボタン166が選択されると、第2エリア設定部142は、設定エリアA26を第2エリアA22に設定する。
以上のように、第2エリアA22の変形例によれば、圃場マップMP2において、少なくとも最小の点数(1点)を設定することによって、簡単に第2エリアA22を設定する
ことができる。
さて、圃場マップMP2において、少なくとも第3エリアA23に走行車両3の走行予定ルートL1を作成することが可能である。
表示装置(走行支援装置100)は、走行予定ルートL1を作成するルート作成部105を備えている。ルート作成部105は、表示装置に設けられた電気・電子部品、表示装置に組み込まれたプログラム等から構成されている。
図10に示すように、ルート作成部105は、表示装置に一時的に保存されていたルート設定用のマップを読み出し、読み出された圃場マップMP2の第3エリアA23に走行車両3が旋回する旋回エリアA24を設定する。例えば、第3エリアA23において、当該第3エリアA23の輪郭H10と、当該輪郭H10から所定距離L33進んだ位置との間に、旋回エリアA24を設定する。また、ルート作成部105は、読み出された圃場マップMP2に第2エリアA22が含まれる場合は、第2エリアA22も旋回エリアA24として設定する。なお、ルート作成部105は、旋回エリアA24を設定するに際して、第3エリアA23の両側、即ち、旋回エリアA24が互いに対向するように、当該旋回エリアA24を設定する。
ルート作成部105は、直進作成部105Aと、旋回作成部105Bとを含んでいる。直進作成部105Aは、第3エリアA23において旋回エリアA24を除く部分A231に、走行車両3が直進する直進部(直進ルート)L1aを作成する。旋回エリアA24を除く部分A231には、縦方向又は横方向に並んだ複数の直進部L1aが作成される。
旋回作成部105Bは、第3エリアA23の旋回エリアA24に、走行車両3が旋回する旋回部(旋回ルート)L1bを作成する。図10の矢印G1に示すように、例えば、旋回作成部105Bは、隣接する直進部L1aの端部を結ぶことによって、第3エリアA23の旋回エリアA24に旋回部L1bを作成する。図10の矢印G2に示すように、第3エリアA23の旋回エリアA24のみでは、隣接する直進部L1aの端部同士を繋ぐことができない場合、旋回作成部105Bは、第3エリアA23の旋回エリアA24と、第2エリアA22の旋回エリアA24との両方に跨るように、旋回部L1bを作成する。即ち、旋回作成部105Bは、第2エリアA22及び/又は第3エリアA23に旋回部L1bを作成する。以上のように、走行予定ルートL1(直進部L1a、旋回部L1b)が設定された場合、設定された走行予定ルートL1は、表示装置に記憶される。また、走行予定ルートL1は、圃場マップMP2と共に表示装置の表示部50に表示される。
なお、所定の圃場(圃場マップMP2)において、当該所定の圃場内における障害物を設定できるようにしてもよい。表示装置(走行支援装置100)は、障害物設定部145を備えている。障害物設定部145は、表示装置に設けられた電気・電子部品、表示装置に組み込まれたプログラム等から構成されている。
図12Aに示すように、作業者(運転者)が表示装置に対して所定の操作を行うと、障害物設定部145は、表示装置の表示部50に障害物設定画面M25を表示する。障害物設定画面M25には、マップ取得部120が取得した圃場マップMP2を表示する。圃場マップMP2上にポインタ165が表示された状態で、所定の操作が行われると、所定の操作が行われた時の圃場マップMP1上のポインタ165の位置を、障害物設定部145は、障害物の中心位置として保持する。また、障害物設定画面M25に表示された設定部167に縦サイズ、横サイズを入力すると、障害物設定部145は、障害物の大きさ(縦サイズ、横サイズ)を保持する。なお、障害物設定部145による障害物の設定は上述した実施形態に限定されない。例えば、障害物設定画面M25の圃場マップMP2上に障害物をポインタ165等を用いて描くことによって、障害物の位置及び大きさを設定してもよい。また、上述した実施形態では、表示部50に、障害物設定画面M25を単体で表示しているが、エリア設定画面M21と障害物設定画面M25とを一体化してもよい。
以上のように、障害物設定部145によって圃場マップMP2に障害物を設定(登録)することができる。例えば、地図提供会社等で得られた圃場マップにおいて描写されにくい(確認し難い)、排水設備(排水口、開閉バルブ等)の設定を行うことができる。
このように、障害物が登録された場合は、図12Bに示すように、制御装置60等はト
ラクタ1(走行車両3)の走行時に車体位置を監視し、車体位置が障害物B10に近い場合には、表装装置は、トラクタ1が表示部50に障害物B10に近づいていることを表示する。或いは、車体位置が障害物B10に近づいた場合、表示装置及び制御装置60のいずれかは、音声又は警告音によって、トラクタ1が障害物B10に近づいていることを表示する。なお、トラクタ1と障害物B10との距離が閾値以上になった場合には、障害物B10に近づいていることの表示、警告等を解除する。
また、自動走行時において、トラクタ1が障害物B10に近づいた場合において、トラクタ1と障害物B10との距離が閾値以下で且つトラクタ1の進行方向が障害物B10に向かっている場合、即ち、衝突の可能性がある場合は、トラクタ1を自動停止する。また、自動走行時等において、表装置は、表示部50に障害物B10の位置を表示してもよい。
図11は、走行予定ルートL1を作成する走行支援方法を示す図である。なお、走行支援方法では、圃場の登録は行われていることを前提として走行予定ルートL1の作成について説明する。
図11に示すように、登録した複数の中から、所定の圃場を示す圃場マップMP2を取得する(S50)。
取得した圃場マップMP2において、第1エリアA21の設定を行う(S51)。第1エリアA21の設定では、圃場マップMP2上をポインタ165に選択して、選択された選択位置Q1nによって囲まれる設定エリアA25、又は、選択位置Q1nを通過する複数の第1領域線J1nと圃場の輪郭H1とで囲まれる設定エリアA25を、第1エリアA21に設定する。
また、圃場マップMP2において、第2エリアA22の設定を行う(S52)。第2エリアA22の設定では、圃場マップMP2上をポインタ165に選択して、選択された選択位置Q2nによって囲まれる設定エリアA26、又は、選択位置Q2nを通過する複数の第2領域線J2nと圃場の輪郭H1とで囲まれる設定エリアA26を、第2エリアA22に設定する。
また、圃場マップMP2において、第3エリアA23の設定を行う(S53)。第3エリアA23の設定では、圃場マップMP2上をポインタ165に選択して、選択された選択位置Q3nによって囲まれる設定エリアA27、又は、第1エリアA21及び第2エリアA22を除くエリアを、第3エリアA23に設定する。
第1エリアA21、第2エリアA22及び第3エリアA23の設定が完了すると、少なくとも第3エリアA23に走行予定ルートL1を作成する(S54)。なお、走行予定ルートL1を作成するにあたっては、少なくとも、第3エリアA23の設定が完了していればよく、例えば、第1エリアA21と第3エリアA23とを含むルート設定用のマップに走行予定ルートL1を作成してもよいし、第2エリアA22と第3エリアA23とを含むルート設定用のマップに走行予定ルートL1を作成してもよい。
以上のように、走行支援装置、作業車両及び走行支援方法によれば、所定の圃場、即ち、予め登録された圃場マップMP2に対して、走行及び作業が行えない第1エリアA21、走行が可能で作業が行えない第2エリアA22、走行及び作業が行える第3エリアA23を任意の位置に設定することができる。そのため、例えば、資材を一時的に圃場内に保管する場合、排水不良の発生、作物の仮置き等によって圃場の一部に走行及び作業が行えないエリアが発生したとしても、当該エリアに対応して走行予定ルートL1の設定を簡単に行うことができる。言い換えれば、予め登録しておいた圃場の形状を修正したり再登録をすることなく、走行、作業のそれぞれに対応したエリアを設定することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :作業車両(トラクタ)
2 :作業装置
50 :表示部
100 :走行支援装置
105 :ルート作成部
105A :直進作成部
105B :旋回作成部
120 :マップ取得部
130 :マップ表示部(圃場表示部)
141 :第1エリア設定部
142 :第2エリア設定部
143 :第3エリア設定部
A21 :第1エリア
A22 :第2エリア
A23 :第3エリア
MP2 :圃場マップ

Claims (13)

  1. 作業装置が連結される走行車両の走行予定ルートを作成する走行支援装置であって、
    所定の圃場の輪郭を登録するマップ登録部と、
    前記マップ登録部によって登録された前記所定の圃場輪郭を示す圃場マップを記憶するマップ記憶部と、
    前記マップ記憶部に記憶された前記圃場マップを呼び出して取得するマップ取得部と、
    前記マップ取得部が取得した前記圃場マップを表示するマップ表示部と、
    前記マップ表示部に表示された圃場マップ上の所定の圃場に、前記走行車両の走行及び前記作業装置の作業を禁止する第1エリアを設定する第1エリア設定部と、
    前記マップ表示部に表示された圃場マップ上の所定の圃場に、前記走行車両の走行を許可し且つ前記作業装置の作業を禁止する第2エリアを設定する第2エリア設定部と、
    前記マップ表示部に表示された圃場マップ上の所定の圃場に、前記走行車両の走行及び前記作業装置の作業を許可する第3エリアを設定する第3エリア設定部と、
    少なくとも前記第3エリアに前記走行車両の走行予定ルートを作成するルート作成部と、を備え
    前記第1エリアは、前記第3エリアと隣接して設定されるエリアであり、
    前記第3エリア設定部は、前記第3エリアを設定する際に前記第1エリア及び前記第2エリアの設定が既に完了している場合、前記所定の圃場において前記第1エリア及び前記第2エリアを除いた領域を前記第3エリアとして設定する走行支援装置。
  2. 作業装置が連結される走行車両の走行予定ルートを作成する走行支援装置であって、
    所定の圃場の輪郭を登録するマップ登録部と、
    前記マップ登録部によって登録された前記所定の圃場輪郭を示す圃場マップを記憶するマップ記憶部と、
    前記マップ記憶部に記憶された前記圃場マップを呼び出して取得するマップ取得部と、
    前記マップ取得部が取得した前記圃場マップを表示するマップ表示部と、
    前記マップ表示部に表示された圃場マップ上の所定の圃場に、前記走行車両の走行及び前記作業装置の作業を禁止する第1エリアを設定する第1エリア設定部と、
    前記マップ表示部に表示された圃場マップ上の所定の圃場に、前記走行車両の走行を許
    可し且つ前記作業装置の作業を禁止する第2エリアを設定する第2エリア設定部と、
    前記マップ表示部に表示された圃場マップ上の所定の圃場に、前記走行車両の走行及び前記作業装置の作業を許可する第3エリアを設定する第3エリア設定部と、
    少なくとも前記第3エリアに前記走行車両の走行予定ルートを作成するルート作成部と、を備え
    前記第1エリアは、前記第3エリアと隣接して設定されるエリアであり、
    前記第2エリア設定部は、前記第2エリアを設定する際に前記第1エリア及び前記第3エリアの設定が既に完了している場合、前記所定の圃場において前記第1エリア及び前記第3エリアを除いた領域を前記第2エリアとして設定する走行支援装置。
  3. 前記第1エリア、前記第2エリア、及び前記第3エリアのうち、任意のエリアが任意の順で前記第1エリア設定部、前記第2エリア設定部、及び前記第3エリア設定部により前記所定の圃場に設定される請求項1又は2に記載の走行支援装置。
  4. 作業装置が連結される走行車両の走行予定ルートを作成する走行支援装置であって、
    所定の圃場の輪郭を登録するマップ登録部と、
    前記マップ登録部によって登録された前記所定の圃場輪郭を示す圃場マップを記憶するマップ記憶部と、
    前記マップ記憶部に記憶された前記圃場マップを呼び出して取得するマップ取得部と、
    前記マップ取得部が取得した前記圃場マップと作業者の操作に応じて移動可能なポインタとを表示する表示部と、
    記表示部に表示された圃場マップ上の所定の圃場において前記ポインタにより選択された第1選択位置に基づいて前記走行車両の走行及び前記作業装置の作業を禁止する第1エリアを設定する第1エリア設定部と、
    記表示部に表示された圃場マップ上の所定の圃場において前記ポインタにより選択された第2選択位置に基づいて前記走行車両の走行を許可し且つ前記作業装置の作業を禁止する第2エリアを設定する第2エリア設定部と、
    記表示部に表示された圃場マップ上の所定の圃場において、前記走行車両の走行及び前記作業装置の作業を許可する第3エリアを設定する第3エリア設定部と、
    少なくとも前記第3エリアに前記走行車両の走行予定ルートを作成するルート作成部と、を備えている走行支援装置。
  5. 前記第2エリア設定部は、前記所定の圃場において前記第2エリアを設定する際に、
    前記ポインタが示す位置を前記第2選択位置として保持し、
    前記第1エリア又は前記第3エリアが既に設定されている状態で、前記ポインタが示す位置が前記第1エリア内又は前記第3エリア内にある場合には、当該位置を前記第2選択位置として保持せず、
    前記所定の圃場の前記第1エリア及び前記第3エリアを除く部分に前記第2エリアを設定する請求項に記載の走行支援装置。
  6. 前記第2エリア設定部は、前記第2エリアを設定する際に、前記ポインタが示す位置を前記第2選択位置として保持しなかったときには、前記第2選択位置が選択できない旨を前記表示部に表示する請求項5に記載の走行支援装置。
  7. 前記第3エリア設定部は、
    前記所定の圃場において前記ポインタが示す位置を、当該ポインタにより選択された第3選択位置として保持し、当該第3選択位置に基づいて前記第3エリアを設定し、
    前記第3エリアを設定する際に前記第1エリア又は前記第2エリアが既に設定されている状態で、前記ポインタが示す位置が前記第1エリア内又は前記第2エリア内にある場合には、当該位置を前記第3選択位置として保持せず、
    前記所定の圃場の前記第1エリア及び前記第2エリアを除く部分に前記第3エリアを設定する請求項4~6のいずれかに記載の走行支援装置。
  8. 前記第3エリア設定部は、前記第3エリアを設定する際に、前記ポインタが示す位置を前記第3選択位置として保持しなかったときには、前記第3選択位置が選択できない旨を前記表示部に表示する請求項7に記載の走行支援装置。
  9. 前記第1エリア設定部は、前記所定の圃場において前記第1エリアを設定する際に、前記ポインタにより選択された複数の前記第1選択位置で囲まれた部分を前記第1エリアとして設定し、
    前記第2エリア設定部は、前記所定の圃場において前記第2エリアを設定する際に、前記ポインタにより選択された複数の前記第2選択位置で囲まれた部分を前記第2エリアとして設定し、
    前記第3エリア設定部は、前記所定の圃場において前記第3エリアを設定する際に、前記ポインタにより選択された複数の前記第3選択位置で囲まれた部分を前記第3エリアとして設定する請求項7又は8に記載の走行支援装置。
  10. 前記第1エリア設定部は、前記所定の圃場において前記第1エリアを設定する際に、前記ポインタにより選択された前記第1選択位置を通って前記所定の圃場の輪郭に直交する複数の第1領域線を生成し、当該複数の第1領域線と前記輪郭とで囲まれた部分を前記第1エリアとして設定し、
    前記第2エリア設定部は、前記所定の圃場において前記第2エリアを設定する際に、前記ポインタにより選択された前記第2選択位置を通って前記所定の圃場の輪郭に直交する複数の第2領域線を生成し、当該複数の第2領域線と前記輪郭とに囲まれた部分を前記第2エリアとして設定する請求項4~8のいずれかに記載の走行支援装置。
  11. 前記第1エリア設定部は、前記所定の圃場の前記第2エリアを除く部分に前記第1エリアを設定し、
    前記ルート作成部は、前記第2エリア及び第3エリアに前記走行予定ルートを作成し、当該走行予定ルートとして前記走行車両が直進する直進ルートを作成する直進作成部と、前記走行車両が旋回する旋回ルートを作成する旋回作成部と、を有し、
    前記直進作成部は、前記第3エリアに前記直進ルートを作成し、
    前記旋回作成部は、前記第2エリア及び前記第3エリアのいずれかに前記旋回ルートを作成する請求項1~10のいずれかに記載の走行支援装置。
  12. 請求項1~11のいずれかに記載の走行支援装置と、
    走行車両と、
    前記走行車両に設けられた運転席と、を備え、
    前記走行支援装置は、前記運転席の近傍に設けられ且つ前記走行予定ルートを表示可能である作業車両。
  13. 作業装置が連結される走行車両の走行予定ルートを作成する走行支援方法であって、
    マップ登録部が所定の圃場の輪郭を登録するステップと、
    前記マップ登録部により登録された前記所定の圃場の輪郭を示す圃場マップをマップ記憶部に記憶させるステップと、
    マップ取得部が前記マップ記憶部に記憶された前記圃場マップを呼び出すステップと、
    前記マップ取得部により呼び出された前記圃場マップと作業者の操作に応じて移動可能なポインタと表示部に表示するステップと、
    前記表示部に表示された前記圃場マップ上の所定の圃場において
    第1エリア設定部が前記ポインタにより選択された第1選択位置に基づいて、前記走行
    車両の走行及び前記作業装置の作業を禁止する第1エリアを設定するステップと、
    第2エリア設定部が前記ポインタにより選択された第2選択位置に基づいて、前記走行車両の走行を許可し且つ前記作業装置の作業を禁止する第2エリアを設定するステップと、
    第3エリア設定部が前記走行車両の走行及び前記作業装置の作業を許可する第3エリアを設定するステップと、
    ルート作成部が少なくとも前記第3エリアに前記走行車両の走行予定ルートを作成するステップと、を備えている走行支援方法。
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