JP2021084782A - 乗客コンベア用治具および乗客コンベア用治具ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のトラス構造体を安定して上下に重ねることができるようにする。【解決手段】実施形態の乗客コンベア用治具は、下側支持部と、上側支持部と、連結部と、を備える。下側支持部は、一つの上側梁部材の上面に重ねられる第1の壁部と、第1の壁部から下方に延びた第2の壁部と、第1の壁部から下方に延び第2の壁部との間に一つの上側梁部材が位置する第3の壁部と、を有する。上側支持部は、一つの下側梁部材の下面に重ねられる第4の壁部と、第4の壁部から上方に延び一つの下側梁部材と上下方向と交差する方向に面する第5の壁部と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、乗客コンベア用治具および乗客コンベア用治具ユニットに関する。
従来、乗客コンベアのトラス構造フレームには、複数のトラス構造体が連結されたトラス構造フレームがある。複数のトラス構造体は、互いに連結されていない状態(分割状態)で、工場に保管されたり据付け現場へ運搬されたりする。
特開2013−121881号公報
複数のトラス構造体を安定して上下方向に積み重ねることができれば、有益である。
実施形態の乗客コンベア用治具は、一対の下側梁部材と、一対の上側梁部材と、をそれぞれが有し、上下方向に積み重ねられる2つの乗客コンベアのトラス構造体、の間に介在する。乗客コンベア用治具は、下側支持部と、上側支持部と、連結部と、を備える。前記下側支持部は、前記二つのトラス構造体のうちの下側の前記トラス構造体の一対の前記上側梁部材のうちの一つと接触する。前記上側支持部は、前記下側支持部の上方に位置し、前記二つのトラス構造体のうちの上側の前記トラス構造体の一対の前記下側梁部材のうちの一つと接触する。前記連結部は、前記下側支持部と前記上側支持部とを連結している。前記下側支持部は、前記一つの上側梁部材の上面に重ねられる第1の壁部と、前記第1の壁部から下方に延びた第2の壁部と、前記第1の壁部から下方に延び前記第2の壁部との間に前記一つの上側梁部材が位置する第3の壁部と、を有する。前記上側支持部は、前記一つの下側梁部材の下面に重ねられる第4の壁部と、前記第4の壁部から上方に延び前記一つの下側梁部材と前記上下方向と交差する方向に面する第5の壁部と、を有する。
図1は、第1の実施形態に係る乗客コンベア用治具および二つのトラス構造体の斜視図であって、上下方向に積み重ねられた二つのトラス構造体の間に乗客コンベア用治具が介在した状態の図である。 図2は、第1の実施形態に係る乗客コンベア用治具および二つのトラス構造体の側面図であって、上下方向に積み重ねられた二つのトラス構造体の間に乗客コンベア用治具が介在した状態の図である。 図3は、第1の実施形態に係る乗客コンベア用治具の斜視図である。 図4は、第1の実施形態に係る乗客コンベア用治具の正面図である。 図5は、第1の実施形態に係る乗客コンベア用治具の側面図である。 図6は、第2の実施形態に係る乗客コンベア用治具ユニットの平面図である。
以下に、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態は例示であり、発明の範囲がそれらに限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る乗客コンベア用治具および二つのトラス構造体の斜視図であって、上下方向に積み重ねられた二つのトラス構造体の間に乗客コンベア用治具が介在した状態の図である。図2は、第1の実施形態に係る乗客コンベア用治具および二つのトラス構造体の側面図であって、上下方向に積み重ねられた二つのトラス構造体の間に乗客コンベア用治具が介在した状態の図である。
図1,2に示されるように、乗客コンベア用治具1は、上下二つの乗客コンベアのトラス構造体100の間に介在する。以降、2つのトラス構造体100のうち下側のトラス構造体100をトラス構造体100Aとも称し、2つのトラス構造体100のうち上側のトラス構造体100をトラス構造体100Bとも称する。乗客コンベアは、例えば、エスカレータや動く歩道等である。乗客コンベア用治具1は、スペーサとも称される。
二つのトラス構造体100は、それぞれ複数の部材が溶接等によって結合されて構成されている。例えば、二つのトラス構造体100は、それぞれ、一対の下側梁部材101と、一対の上側梁部材102と、上側梁部材102から上方に突出した複数のパネル受け部103(突出部)と、を有している。パネル受け部103は、エスカレータのパネル105を受ける部分であり、例えば、パネル受け部103にパネル105が固定される。パネル103は、エスカレータの欄干部のガラスパネルである。また、上側梁部材102の長手方向に並べられた複数のパネル受け部103に亘ってガイドレール104が設けられている。ガイドレール104は、手摺をガイドする部分である。トラス構造体100は、例えば、幅が標準幅よりも狭い所謂幅狭トラス構造体である。幅狭トラス構造体すなわちトラス構造体100は、構造上、パネル受け部103の高さが高くなるため、乗客コンベア用治具1を用いない場合には、上下方向に2段に積み重ねることができない。このため、本実施形態では、幅狭トラス構造体であるトラス構造体100を乗客コンベア用治具1を用いて上下方向に2段に積み重ねている。なお、乗客コンベア用治具1は、標準幅のトラス構造体の積み重ねに用いられてもよい。パネル105は、部品の一例であり、パネル受け部103は、部品受け部の一例である。
二つのトラス構造体100は、下側梁部材101および上側梁部材102の長手方向に並べられた状態で互いに連結(固定)されることにより、乗客コンベアのトラス構造体フレームの一部または全部を構成する。
乗客コンベア用治具1は、互いに連結されていない状態のトラス構造体100の輸送時や保管時に用いられる。
本実施形態では、四つの乗客コンベア用治具1が、上下2つの乗客コンベアのトラス構造体100の間に介在する。四つの乗客コンベア用治具1のうち二つの乗客コンベア用治具1A,1Bが、互いに間隔を空けて、下側のトラス構造体100Aの一方の上側梁部材102と上側のトラス構造体100Bの一方の下側梁部材101との間に配置されている。また、四つの乗客コンベア用治具1のうち他の二つの乗客コンベア用治具1C,1Dが、互いに間隔を空けて、下側のトラス構造体100Aの他方の上側梁部材102と上側のトラス構造体100Bの他方の下側梁部材101との間に配置されている。乗客コンベア用治具1は、パネル受け部103から離間して配置されている。
四つの乗客コンベア用治具1A〜1Dは、互いに同じ形状である。以下に、乗客コンベア用治具1を詳細に説明する。
図3は、第1の実施形態に係る乗客コンベア用治具の斜視図である。図4は、第1の実施形態に係る乗客コンベア用治具の正面図である。図5は、第1の実施形態に係る乗客コンベア用治具の側面図である。
図3〜5に示すように、乗客コンベア用治具1は、下側支持部2と、上側支持部3と、連結部4と、を有する。下側支持部2は、第1の部分とも称され、上側支持部3は、第2の部分とも称され、連結部4は、第3の部分とも称される。
下側支持部2は、下側の前記トラス構造体100Aの一対の上側梁部材102のうちの一つと接触する。下側支持部2は、壁部2a〜2cを有する。壁部2aは、第1の壁部の一例であり、壁部2bは、第2の壁部の一例であり、壁部2cは、第3の壁部の一例である。
壁部2aは、上方からの視線において長方形に形成されている。壁部2aは、一つの上側梁部材102の上面102aに重ねられる。
なお、以下の説明において、図面に示されるように、乗客コンベア用治具1に関して、互いに直交する三方向が定義されている。X方向は、壁部2aの長手方向に沿う。Y方向は、壁部2aの短手方向に沿う。Z方向は、壁部2aの厚さ方向に沿う。Z方向、上下方向の上方に相当する。
壁部2bは、壁部2aにおけるY方向の端部からZ方向の反対方向、すなわち下方に延びている。一方、壁部2cは、壁部2aにおけるY方向の反対方向の端部からZ方向の反対方向、すなわち下方に延びている。壁部2bと壁部2cとは、Y方向に間隔を空けて並べられている。壁部2aからの壁部2cの延出量、すなわち壁部2cのZ方向の長さ(高さ)は、壁部2aからの壁部2bの伸び量、すなわち壁部2bのZ方向の長さ(高さ)よりも小さい。これらの壁部2bと壁部2cとの間に、一つの上側梁部材102が位置する。
下側支持部2は、例えば、複数の部材の組み合わせによって構成されている。具体的には、下側支持部2は、ベース部材20と、弾性体21〜23と、を有する。
ベース部材20は、壁部2aの一部を構成する壁部20aと、壁部2bの一部を構成する壁部20bと、壁部2cの一部を構成する壁部20cと、を有する。ベース部材20は、金属材料によって構成されている。
弾性体21は、壁部20aの下面に固定されて、壁部2aの一部を構成している。弾性体21は、上側梁部材102の上面102aに接触する。
弾性体22は、二つ設けられている。二つの弾性体22は、Z方向に間隔を空けた状態で壁部20bのY方向とは反対方向の面に固定されて、壁部2bの一部を構成している。
弾性体23は、上側梁部材102の一方の側面に接触する。弾性体23は、壁部20cのY方向の面に固定されて、壁部2cの一部を構成している。弾性体23は、上側梁部材102の他方の側面に接触する。
以上のように、下側支持部2における下側のトラス構造体100Aとの接触部には、弾性体21〜23が設けられている。換言すると、弾性体21〜23は、下側支持部2における下側のトラス構造体100Aとの接触部の少なくとも一部(一例としては全部)を構成している。弾性体21〜23は、例えばゴム材料等によって構成されている。
上側支持部3は、下側支持部2のZ方向、すなわち上方に位置し、上側のトラス構造体100Bの一対の下側梁部材101のうちの一つと接触する。上側支持部3は、壁部3a,3bを有する。壁部3aは、第4の壁部の一例であり、壁部3bは、第5の壁部の一例である。
壁部3aは、上方からの視線おいて長方形に形成されている。壁部3aの長手方向は、X方向、すなわち壁部2aの長手方向に沿い、壁部3aの短手方向は、Y方向、すなわち壁部2aの短手方向に沿う。壁部3aは、下側梁部材101の下面101aに重ねられる。
壁部3bは、壁部3aにおけるY方向に端部から、Z方向すなわち上方に延び上側梁部材102と上下方向と交差する方向(Y方向)に面する。
上側支持部3は、例えば、複数の部材の組み合わせによって構成されている。具体的には、上側支持部3は、ベース部材30と、弾性体31と、を有する。
ベース部材30は、壁部3aの一部を構成する壁部30aと、壁部3bの一部を構成する壁部30bと、を有する。ベース部材30は、金属材料によって構成されている。
弾性体31は、壁部30aの上面に固定されて、壁部3aの一部を構成している。弾性体31は、下側梁部材101の下面101aに接触する。このように、上側支持部3における上側のトラス構造体100Bとの接触部には、弾性体31が設けられている。換言すると、弾性体31は、上側支持部3における上側のトラス構造体100Bとの接触部の少なくとも一部(一例としては一部)を構成している。弾性体31は、例えばゴム材料等によって構成されている。
連結部4は、下側支持部2と上側支持部3とを連結している。詳細には、連結部4は、ベース部材40と、リブ41,42と、を有する。
ベース部材40は、下側支持部2の壁部2bと、上側支持部3の壁部3bとに亘って設けられ、壁部2bと壁部3bとに溶接等によって固定さている。すなわち、ベース部材40は、壁部2bと壁部3bとを連結している。ベース部材40は、例えばCチャンネル鋼材によって構成されている。
リブ41は、下側支持部2の壁部2aとベース部材40とに亘って設けられ、壁部2aとベース部材40とに溶接等によって固定されている。リブ41は、一例として、X方向に間隔を空けて二つ設けられている。リブ41は、金属材料によって構成されている。なお、リブ41の数は、上記に限定されない。
リブ42は、上側支持部3の壁部3aとベース部材40とに亘って設けられ、壁部3aとベース部材40とに溶接等によって固定されている。リブ42は、一例として、X方向に間隔を空けて二つ設けられている。リブ42は、金属材料によって構成されている。なお、リブ42の数は、上記に限定されない。
また、下側支持部2の壁部2aの下面と、上側支持部3の壁部3aの上面との間の上下方向の距離L1(図4)は、上側梁部材102の上面102aからのパネル受け部103の突出量L2(高さ)よりも大きい。また、距離L1は、弾性体21,31の潰れ量が最大の場合でも、突出量L2よりも大きい。つまり、乗客コンベア用治具1は、下側のトラス構造体100Aのパネル受け部103と上側のトラス構造体100B(下側梁部材101)とが離間した状態で、トラス構造体100Aとトラス構造体100Bとの間に介在する。また、距離L1は、積み重ねた状態のトラス構造体100A,100Bの全体の高さが、所定のトラックの積載の高さの上限を超えない高さに設定されている。ここで、距離L1は、突出量L2よりも大きく、積み重ねた状態のトラス構造体100A,100Bの全体の高さが所定のトラックの積載の高さの上限を超えない高さとなる値以下の内、最も小さい値であってもよい。これにより、乗客コンベア用治具1の小型化および軽量化が図られる。
以上のように、本実施形態の乗客コンベア用治具1は、一対の下側梁部材101と、一対の上側梁部材102と、をそれぞれが有し、上下に積み重ねられる2つの乗客コンベアのトラス構造体100の間に介在する。乗客コンベア用治具1は、二つのトラス構造体100のうちの下側のトラス構造体100Aの一対の上側梁部材102のうちの一つと接触する下側支持部2と、下側支持部2の上方に位置し、二つのトラス構造体100のうちの上側のトラス構造体100Bの一対の下側梁部材101のうちの一つと接触する上側支持部3と、下側支持部2と上側支持部3とを連結した連結部4と、を備える。下側支持部2は、一つの上側梁部材102の上面102aに重ねられる壁部2a(第1の壁部)、壁部2aから下方に延びた壁部2b(第2の壁部)と、壁部2aから下方に延び壁部2bとの間に一つの上側梁部材102が位置する壁部2c(第3の壁部)と、を有する。上側支持部3は、一つの下側梁部材101の下面101aに重ねられる壁部3a(第四の壁部)と、壁部3aから上方に延び一つの下側梁部材101と上下方向と交差する方向に面する壁部3b(第5の壁部)と、を有する。
このような構成によれば、下側支持部2と上側梁部材102との相対移動が、壁部2bおよび第3の壁部3cとによって制限され、上側支持部3と下側梁部材101との相対移動が、壁部3bによって制限されるので、二つのトラス構造体100と乗客コンベア用治具1との位置ずれが抑制される。よって、二つのトラス構造体100を安定して上下方向に重ねることができる。なお、トラス構造体100は、乗客コンベア用治具1を用いて三つ以上積み重ねられてもよい。
ここで、従来では、パネル受け部103を有するトラス構造体100は、上下方向に積み重ねることが困難であったため、上下方向に積み重ねないで保管や運搬がされていた。これに対して、本実施形態では、乗客コンベア用治具1は、下側のトラス構造体100Aのパネル受け部103と上側のトラス構造体100B(下側梁部材101)とが離間した状態で、トラス構造体100Aとトラス構造体100Bとの間に介在する。よって、二つトラス構造体100を上下方向に重ねて保管や運搬を行なうことができる。したがって、トラス構造体100の保管場所が小さくて済むとともに1台のトラックで多くのトラス構造体100を運ぶことができる。
また、本実施形態では、下側支持部2における下側のトラス構造体100Aとの接触部と上側支持部3における上側のトラス構造体100Bとの接触部とに、弾性体21,22,23,31が設けられている。
このような構成によれば、トラス構造体100A,100Bに傷が発生するのを抑制することができる。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態に係る乗客コンベア用治具ユニットの平面図である。なお、図6では、乗客コンベア用治具1が概略的に示されている。
図6に示すように、乗客コンベア用治具ユニット50は、第1の実施形態の四つの乗客コンベア用治具1と、二つの連結部材51と、二つの連結部材52と、を備える。連結部材51,52は、例えば、アングル材や丸棒材や角材等であり、金属材料によって構成されている。乗客コンベア用治具ユニット50は、スペーサユニットとも称される。
二つの連結部材51のうち一方の連結部材51Aは、二つの乗客コンベア用治具1A,1Bに亘って設けられ、乗客コンベア用治具1A,1Bの連結部4に溶接等によって固定されている。すなわち、連結部材51Aは、二つの乗客コンベア用治具1A,1Bを連結している。
二つの連結部材51のうち他方の連結部材51Bは、二つの乗客コンベア用治具1C,1Dに亘って設けられ、乗客コンベア用治具1C,1Dの連結部4に溶接等によって固定されている。すなわち、連結部材51Aは、二つの乗客コンベア用治具1C,1Dを連結している。
二つの連結部材52のうち一方の連結部材52Aは、二つの乗客コンベア用治具1A,1Cに亘って設けられ、乗客コンベア用治具1A,1Cの連結部4に溶接等によって固定されている。すなわち、連結部材52Aは、二つの乗客コンベア用治具1A,1Cを連結している。
二つの連結部材52のうち他方連結部材52Bは、二つの乗客コンベア用治具1B,1Dに亘って設けられ、乗客コンベア用治具1B,1Dの連結部4に溶接等によって固定されている。すなわち、連結部材52Bは、二つの乗客コンベア用治具1B,1Dを連結している。連結部材52は、例えば、連結部4のベース部材40において上下方向の中心よりも下側の部分(例えば下端部)に固定されている。これにより、下側のトラス構造体100Aの一対の上側梁部材102が互いに離間する方向に移動する開き現象の発生が抑制される。
以上から分かるように、四つの連結部材51,52は、四つの乗客コンベア用治具1を結合している。なお、連結部材51,52および乗客コンベア用治具1は、上記に限定されない。
以上のように、本実施形態の乗客コンベア用治具ユニット50は、複数の乗客コンベア用治具1と、連結部材51,52と、複数の乗客コンベア用治具1を連結した連結部材51,52と、を備える。よって、四つの乗客コンベア用治具1の設置が容易である。また、四つの乗客コンベア用治具1が連結部材51,52によって結合されているので、四つの乗客コンベア用治具1の強度が向上する。よって、トラス構造体100を安定して3段以上積み上げることができる。
なお、上記実施形態では、パネル受け部103を有した二つのトラス構造体100間に乗客コンベア用治具1が介在する例が示されたが、これに限定されない。例えば、パネル受け部103を有さない二つのトラス構造体間に乗客コンベア用治具1が介在してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…乗客コンベア用治具、2…下側支持部、3…上側支持部、4…連結部、2a…壁部、2b…壁部、2c…壁部、3a…壁部、3b…壁部、21…弾性体、22…弾性体、23…弾性体、31…弾性体、50…乗客コンベア用治具ユニット、51…連結部材、52…連結部材、100,100A,100B…トラス構造体、101…下側梁部材、101a…下面、102…上側梁部材、102a…上面。

Claims (3)

  1. 一対の下側梁部材と、一対の上側梁部材と、をそれぞれが有し、上下方向に積み重ねられる2つの乗客コンベアのトラス構造体、の間に介在する、乗客コンベア用治具であって、
    前記二つのトラス構造体のうちの下側の前記トラス構造体の一対の前記上側梁部材のうちの一つと接触する下側支持部と、
    前記下側支持部の上方に位置し、前記二つのトラス構造体のうちの上側の前記トラス構造体の一対の前記下側梁部材のうちの一つと接触する上側支持部と、
    前記下側支持部と前記上側支持部とを連結した連結部と、
    を備え、
    前記下側支持部は、前記一つの上側梁部材の上面に重ねられる第1の壁部と、前記第1の壁部から下方に延びた第2の壁部と、前記第1の壁部から下方に延び前記第2の壁部との間に前記一つの上側梁部材が位置する第3の壁部と、を有し、
    前記上側支持部は、前記一つの下側梁部材の下面に重ねられる第4の壁部と、前記第4の壁部から上方に延び前記一つの下側梁部材と前記上下方向と交差する方向に面する第5の壁部と、を有した、
    乗客コンベア用治具。
  2. 前記下側支持部における前記下側のトラス構造体との接触部と前記上側支持部における前記上側のトラス構造体との接触部とに、弾性体が設けられた、請求項1に記載の乗客コンベア用治具。
  3. 請求項1または2に記載の乗客コンベア用治具と、
    連結部材と、
    を備え、
    前記乗客コンベア用治具は、複数設けられ、
    前記連結部材は、複数の前記乗客コンベア用治具を連結した、乗客コンベア用治具ユニット。
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