JP2021084748A - システム - Google Patents

システム Download PDF

Info

Publication number
JP2021084748A
JP2021084748A JP2019214320A JP2019214320A JP2021084748A JP 2021084748 A JP2021084748 A JP 2021084748A JP 2019214320 A JP2019214320 A JP 2019214320A JP 2019214320 A JP2019214320 A JP 2019214320A JP 2021084748 A JP2021084748 A JP 2021084748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control means
main control
sheet
sub
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019214320A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021084748A5 (ja
Inventor
石川 直樹
Naoki Ishikawa
直樹 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2019214320A priority Critical patent/JP2021084748A/ja
Publication of JP2021084748A publication Critical patent/JP2021084748A/ja
Publication of JP2021084748A5 publication Critical patent/JP2021084748A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】通信ディレイの少ないシートの同期搬送制御を行うシステムを提供する。【解決手段】画像形成システム1は、画像形成装置101と第1給紙装置301aとを含む。画像形成装置101と第1給紙装置301aとは、通信ケーブル703により接続される。画像形成装置101のCPU151と第1給紙装置301aのCPU351aとは、起動時に通信ケーブル703を介して通信が可能に接続されているか否かを判断する接続検知処理を行う。CPU151は、シートが第1給紙装置301aから給紙されたことを検知すると、搬送モータ162と同期して排紙モータ362aがシートを搬送するように、通信ケーブル703を介してサブASIC355aへ同期信号を送信する。【選択図】図4

Description

本発明は、プリンタ等の画像形成装置と、給紙装置や後処理装置等のオプション装置と、を組み合わせて構成される画像形成システムに関する。
画像形成装置は、POD(Print On Demand)市場において、大量印刷や成果物の多様化への対応が求められている。そのために画像形成装置は、大容量の給紙装置や、多種多様なシートを給紙可能な複数の給紙段が必要である。画像形成装置内は、スペースの関係上、給紙段の容量に限度がある。そのために画像形成装置に対して、オプション装置である外付けの給紙装置を設ける必要がある。
画像形成装置に外付けの給紙装置が接続される場合、シートは、複数の装置間を搬送される。そのために、画像形成装置と給紙装置とで同期してシートの搬送制御を行わなければならない。画像形成装置と給紙装置とで専用の信号ラインにより同期搬送制御を行うことも可能であるが、この場合、装置間を接続する信号ラインが増加する。
特許文献1は、画像形成装置とオプション装置との間で既存の信号ラインを用いてシートの搬送状態に関する動作信号を送受信する技術を開示する。画像形成装置及びオプション装置は、それぞれ動作を制御するためのCPU(Central Processing Unit)を備える。各CPUは、動作信号に基づいてシート搬送に用いられる負荷の動作を制御することで、装置間でシートの同期搬送制御を行う。
特開2005−345980号公報
画像形成システムの高速化や高機能化に伴い、画像形成装置及びオプション装置に設けられる負荷の数が増加する傾向にある。負荷が増加する場合、CPU単体では処理負荷が増加して、パフォーマンスが低下する。CPUの処理負荷を低減するために、各負荷の制御に専用のASIC(Application Specific Integrated Circuit)が用いられる。
ASICは、例えばメインASICとサブASICとを含み、メインASICによりサブASICの動作が制御される。メインASICに接続されるサブASICの数は、負荷の数に応じて最適な数が設けられる。CPUとメインASICとはバスラインで接続され、メインASICとサブASICとはシリアルラインで接続される。このような構成では、サブASICに同期制御が必要な負荷(例えばモータ)が接続されることがある。しかし、サブASICへの通信は、シリアルラインが用いられるために、通信ディレイが発生する。そのために画像形成装置とオプション装置との間でシート搬送に関する同期信号の送受信を行っても、負荷が接続されるサブASICへの通信で通信ディレイが発生する。通信ディレイは、同期搬送制御に影響する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、通信ディレイの少ないシートの同期搬送制御を行うシステムを提供することを主たる目的とする。
本発明のシステムは、第1装置と、前記第1装置へシートを給紙する第2装置と、前記第1装置と前記第2装置とを接続する通信ケーブルと、を備えたシステムであって、前記第1装置は、前記第2装置から給紙された前記シートを搬送する第1搬送手段と、前記第1搬送手段を駆動する第1駆動手段と、前記第1駆動手段の動作を制御して前記シートの搬送制御を行う第1副制御手段と、前記第1副制御手段にシリアルラインで接続され、前記第1副制御手段の動作を制御する第1主制御手段と、を含み、前記第2装置は、前記第1装置へ前記シートを搬送する第2搬送手段と、前記第2搬送手段を駆動する第2駆動手段と、前記第2駆動手段の動作を制御して前記シートの搬送制御を行う第2副制御手段と、前記第2副制御手段にシリアルラインで接続され、前記第2副制御手段の動作を制御する第2主制御手段と、を含み、前記第1主制御手段と前記第2主制御手段とは、前記システムの起動時に前記通信ケーブルを介して通信が可能に接続されているか否かを判断する接続検知処理を行い、前記第1主制御手段は、前記シートが前記第2装置から前記第1装置へ搬送されてきたことを検知すると、前記第1搬送手段と同期して前記第2搬送手段が前記シートを搬送するように、前記通信ケーブルを介して前記第2副制御手段へ同期信号を送信することを特徴とする。
本発明によれば、通信ディレイの少ないシートの同期搬送制御が可能となる。
画像形成システムの外観図。 画像形成システムの背面図。 画像形成システムの動作説明図。 コントロールシステムの構成図。 (a)〜(d)は、接続検知処理の説明図。 第1給紙装置から画像形成装置へのシートの搬送機構の説明図。 斜行補正時のタイミングチャート。 シートの搬送制御処理を表すフローチャート。 給紙装置によるシートの同期信号設定処理を表すフローチャート。 シートの搬送制御処理を表すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
(画像形成システム)
図1は、本実施形態の画像形成システムの外観図である。画像形成システム1は、画像形成装置101と、2つの大容量給紙デッキである第1、第2給紙装置301a、301bと、を備える。画像形成装置101は、内蔵する給紙段、第1給紙装置301a、あるいは第2給紙装置301bから給紙されるシートに画像を形成する。第1給紙装置301aは、画像形成装置101に接続されており、画像形成装置101に直接シートを供給する。第2給紙装置301bは、第1給紙装置301aに接続されており、第1給紙装置301aを介して画像形成装置101へシートを供給する。第1、第2給紙装置301a、301bは、オプション装置であり、画像形成システム1の要求仕様に応じて、接続される数が決定される。
以下の説明において、「上流」はシートの搬送方向における上流、「下流」はシートの搬送方向における下流を意味する。図1においては、シートの搬送方向は右側から左側への方向となる。例えば、第1給紙装置301aは、画像形成装置101の上流側の装置であり、第2給紙装置301bの下流側の装置である。また、シートの先端は、搬送方向における先端側、シートの後端は、搬送方向における後端側を意味する。
図2は、画像形成システム1の背面図である。画像形成システム1を構成する各装置は、通信ケーブル703、706によりカスケード接続される。画像形成装置101と第1給紙装置301aとは通信ケーブル703により接続される。第1給紙装置301aと第2給紙装置301bとは通信ケーブル706により接続される。通信ケーブル703、706によって各装置はシリアル通信及びパラレル通信が可能となる。図2では通信ケーブル703、706を機外配線としているが、通信ケーブル703、706は機内配線であってもよい。
図3は、画像形成システム1の動作説明図である。ここでは、シートの給送動作について説明する。シートは、第1給紙装置301a及び第2給紙装置301bの各給紙段から給送される他に、画像形成装置101が備える給紙段111、112からも給送される。第2給紙装置301bから給紙されるシートは、第2給紙装置301b内の搬送パス及び第1給紙装置301a内の搬送パスを通過して、画像形成装置101へ搬送される。第1給紙装置301aから給紙されるシートは、第1給紙装置301a内の搬送パスを通過して、画像形成装置101へ搬送される。
画像形成装置101は、画像形成部102Y、102M、102C、102K、露光器103、中間転写体107、転写部113、及び定着部115を備える。画像形成部102Yはイエローの画像を形成する。画像形成部102Mはマゼンタの画像を形成する。画像形成部102Cはシアンの画像を形成する。画像形成部102Kはブラックの画像を形成する。各画像形成部102Y、102M、102C、102Kは、同じ構成を有しており、同じ動作より、それぞれ対応する色の画像を形成する。画像形成部102Yを例にして、構成及び動作を説明する。
画像形成部102Yは、帯電器104、感光体105、及び現像器106を備える。帯電器104は、感光体105の表面を一様に帯電させる。露光器103は、対応する色(ここではイエロー)の画像データに基づいて変調されたレーザ光により、帯電した感光体105の表面を露光する。これにより感光体105の表面に画像データに応じた静電潜像が形成される。現像器106は、対応する色(ここではイエロー)の現像剤により、感光体105に形成された静電潜像を現像する。これにより感光体105の表面に画像データに応じた画像が形成される。
中間転写体107は、無端ベルトであり、各画像形成部102Y、102M、102C、702Kで生成された各色の画像が順次転写される。これにより中間転写体107にフルカラーの画像が形成される。中間転写体107は、転写された画像を転写部113へ搬送する。
画像形成装置101内に供給されたシートは、転写部113において、中間転写体107に担持された画像が転写される。画像が転写されたシートは、搬送ベルト114により定着部115へ搬送される。定着部115は、シートに転写された画像の定着処理を行う。片面印刷の場合には、定着処置後のシートが定着部115から機外へ排出される。両面印刷の場合には、定着処理後のシートは、定着部115から反転パス116及び両面パス117により反転され、転写部113へ搬送される。その後、シートは、表面と同様に裏面に画像が転写され、定着部115により定着処理が行われて機外へ排出される。
(コントロールシステム)
図4は、画像形成システム1の動作を制御するコントロールシステムの構成図である。コントロールシステムは、画像形成装置101に設けられるプリンタ制御部150及びメイン制御部170と、第1給紙装置301aに設けられる第1給紙制御部350aと、第2給紙装置301bに設けられる第2給紙制御部350bと、を備える。プリンタ制御部150は、通信ケーブル703により第1給紙制御部350aに接続される。第1給紙制御部350aは、通信ケーブル706により第2給紙制御部350bに接続される。メイン制御部170は、プリンタ制御部150に接続される。
プリンタ制御部150は、CPU151、ROM(Read Only Memory)152、RAM(Random Access Memory)153、メインASIC154、及びサブASIC155を備える。CPU151、ROM152、RAM153、及びメインASIC154はバスラインで接続される。サブASIC155はメインASIC154に接続される。CPU151は、ROM152に格納されるコンピュータプログラムを実行することで画像形成装置101の動作を制御する主制御部として機能する。RAM153は、コンピュータプログラム実行時のワークエリアを提供し、データ等の一時保持を行う。
メインASIC154は、画像形成装置101内の画像形成やシートの搬送等に用いられる各負荷を制御するために、シリアルラインでサブASIC155に接続される。図4では、メインASIC154に1つのサブASIC155が接続される構成を説明するが、メインASIC154には、負荷の数に応じて複数のサブASICが接続されていてもよい。CPU151とメインASIC154とは、割込信号ライン156により直接接続される。CPU151は、割込信号ライン156によりメインASIC154からの割込信号を取得可能となっている。なお、割込信号は、サブASIC155からメインASIC154を介してCPU151へ送信されることもある。
サブASIC155は、レジストセンサ161及び搬送モータ162が接続される。レジストセンサ161は画像形成装置101のシートが搬送される搬送パスに設けられ、搬送パスを搬送されるシートを検知する。搬送モータ162は、シートを画像形成装置101の搬送パスに搬送するための搬送ローラ等を駆動する駆動源であり、パルスモータである。サブASIC155は、レジストセンサ161の検知結果(検知信号)に基づいて搬送モータ162の駆動制御を行う副制御部として機能する。レジストセンサ161から出力される検知信号は、メインASIC154及びCPU151へも送信される。
CPU151は、メイン制御部170と接続される。メイン制御部170は、CPU171を備える。CPU151とCPU171とは通信可能である。CPU171は、コンピュータプログラムを実行することで画像形成システム1全体の動作を制御する。メイン制御部170には操作部172が接続される。操作部172は入力インタフェースと出力インタフェースとを有するユーザインタフェースである。入力インタフェースは、例えばテンキー等のキーボタンやタッチパネルである。出力インタフェースは、例えばディスプレイやスピーカである。CPU171は、操作部172から入力される指示等を受け付けてCPU151へ通知する。CPU151は、CPU171を介して操作部172から取得する指示等に基づいて画像形成装置101の動作を制御する。
第1給紙制御部350aは、CPU351a、ROM352a、RAM353a、メインASIC354a、及びサブASIC355aを備える。CPU351a、ROM352a、RAM353a、及びメインASIC354aはバスラインで接続される。サブASIC355aはメインASIC354aに接続される。CPU351aは、ROM352aに格納されるコンピュータプログラムを実行することで第1給紙装置301aの動作を制御する主制御部として機能する。RAM353aは、コンピュータプログラム実行時のワークエリアを提供し、データ等の一時保持を行う。
メインASIC354aは、第1給紙装置301a内のシートの搬送等に用いられる負荷を制御するために、シリアルラインでサブASIC355aに接続される。メインASIC354aは、排紙センサ361aが接続される。排紙センサ361aは第1給紙装置301aのシートが搬送される搬送パスに設けられ、搬送パスを搬送されるシートを検知する。サブASIC355aは、負荷として排紙モータ362aが接続される。図4では、メインASIC354aに1つのサブASIC355aが接続される構成を説明するが、メインASIC354aには、負荷の数に応じて複数のサブASICが接続されていてもよい。CPU351aとメインASIC354aとは、割込信号ライン356aにより直接接続される。CPU351aは、割込信号ライン356aによりメインASIC354aからの割込信号を取得可能となっている。なお、割込信号は、サブASIC355aからメインASIC354aを介してCPU351aへ送信されることもある。
サブASIC355aは、排紙モータ362aが接続される。排紙モータ362aは、シートを第1給紙装置301aから排出するための排紙ローラ等を駆動する駆動源であり、パルスモータである。サブASIC355aは、排紙モータ362aの駆動制御を行う副制御部として機能する。
プリンタ制御部150のCPU151と第1給紙制御部350aのCPU351aとを接続する通信ケーブル703は、シリアル信号ライン703a及びパラレル信号ライン703b、703cを含む。シリアル信号ライン703aは、装置間で双方向の信号の送受信を行うために、送信ライン及び受信ラインの2本の信号ラインで構成される。パラレル信号ライン703bは、第1給紙制御部350aのCPU351aからプリンタ制御部150のCPU151へ信号を送信するための信号ラインである。パラレル信号ライン703cは、プリンタ制御部150のCPU151から第1給紙制御部350aのCPU351aへ信号を送信するための信号ラインである。
第2給紙制御部350bは、第1給紙制御部350aと同様の構成であり、CPU351b、ROM352b、RAM353b、メインASIC354b、及びサブASIC355bを備える。CPU351b、ROM352b、RAM353b、メインASIC354b、及びサブASIC355bの接続、構成、及び機能は、第1給紙制御部350aの対応する部位と同様である。サブASIC355bは、負荷として排紙モータ362bが接続される。
第1給紙制御部350aのCPU351aと第2給紙制御部350bのCPU351bとを接続する通信ケーブル706は、シリアル信号ライン706a及びパラレル信号ライン706b、706cを含む。シリアル信号ライン706aは、装置間で双方向の信号の送受信を行うために、送信ライン及び受信ラインの2本の信号ラインで構成される。パラレル信号ライン706bは、第2給紙制御部350bのCPU351bから第1給紙制御部350aのCPU351aへ信号を送信するための信号ラインである。パラレル信号ライン703cは、第1給紙制御部350aのCPU351aから第2給紙制御部350bのCPU351bへ信号を送信するための信号ラインである。
図5は、画像形成装置101、第1給紙装置301a、及び第2給紙装置301bの接続検知処理の説明図である。接続検知処理は、画像形成システム1の起動時に行われ、シリアル信号ライン703a、706aによる通信が可能な装置が接続されているか否かを判断する処理である。本実施形態では、下流側の装置からの要求に対して上流側の装置が応答することで接続検知を行う例を説明するが、逆に、上流側の装置からの要求に対して下流側の装置が応答することで接続検知を行ってもよい。
図5(a)は、プリンタ制御部150による第1給紙制御部350aとの接続検知処理の説明図である。画像形成システム1が起動すると、プリンタ制御部150のCPU151は、パラレル信号ライン703cによって第1給紙制御部350aのCPU351aへオン状態の接続要求信号を送信する。CPU351aは、CPU151からオン状態の接続要求信号を取得すると、パラレル信号ライン703bによってオン状態の接続許可信号をCPU151へ送信する。CPU151は、CPU351aからオン状態の接続許可信号を取得すると、シリアル信号ライン703aによるCPU351aとのシリアル通信を開始する。以上のようにプリンタ制御部150は、接続検知処理を行う。
図5(b)は、第1給紙制御部350aによる第2給紙制御部350bとの接続検知処理の説明図である。画像形成システム1が起動すると、第1給紙制御部350aのCPU351aは、パラレル信号ライン706cによって第2給紙制御部350bのCPU351bへオン状態の接続要求信号を送信する。CPU351bは、CPU351aからオン状態の接続要求信号を取得すると、パラレル信号ライン706bによってオン状態の接続許可信号をCPU351aへ送信する。CPU351aは、CPU351bからオン状態の接続許可信号を取得すると、シリアル信号ライン706aによるCPU351bとのシリアル通信を開始する。以上のように第1給紙制御部350aは、接続検知処理を行う。
図5(c)、5(d)により、プリンタ制御部150と第1給紙制御部350aとの接続検知処理時の処理フローを説明する。なお、第1給紙制御部350aと第2給紙制御部350bとの接続検知処理も同様の処理フローとなる。
図5(c)は、プリンタ制御部150と第1給紙制御部350aとの接続検知を行う際のプリンタ制御部150側の処理を表すフローチャートである。
プリンタ制御部150のCPU151は、パラレル信号ライン703cによりオン状態(Highレベル)の接続要求信号を送信する(S2001)。その後、CPU151は、パラレル信号ライン703bによりオン状態(Highレベル)の接続許可信号を取得したか否かを判断する(S2002)。オン状態の接続許可信号を取得すると(S2002:Y)、CPU151は、シリアル信号ライン703aによるシリアル通信を開始する(S2003)。
CPU151は、シリアル通信が確立されたか否かを判断する(S2004)。シリアル通信が確立すると(S2004:Y)、CPU151は、所定時間t1が経過したか否かを判断する(S2005)。所定時間t1が経過すると(S2005:Y)、CPU151は、接続要求信号をオフ状態(Lowレベル)にすることにより接続要求信号の送信を終了し(S2006)、起動時の接続検知処理を終了する。ここで接続要求信号をオフ状態とするのは、パラレル信号ライン703cを同期制御用の信号の送信に使用するためである。
図5(d)は、プリンタ制御部150と第1給紙制御部350aとの接続検知を行う際の第1給紙制御部350a側の処理を表すフローチャートである。
第1給紙装置301aのCPU351aは、パラレル信号ライン703cによりオン状態(Highレベル)の接続要求信号を取得したか否かを判断する(S2101)。オン状態の接続要求信号を取得すると(S2101:Y)、CPU351aは、パラレル信号ライン703bによりオン状態(Highレベル)の接続許可信号を送信する(S2102)。そしてCPU351aは、シリアル信号ライン703aによるシリアル通信を開始する(S2103)。CPU351aは、シリアル通信が確立されたか否かを判断する(S2104)。シリアル通信が確立すると(S2104:Y)、CPU351aは、所定時間t1が経過したか否かを判断する(S2105)。所定時間t1が経過すると(S2105:Y)、CPU351aは、パラレル信号ライン703cの状態(オン状態の接続要求信号の有無)の監視を停止し(S2106)、起動時の接続検知処理を終了する。
プリンタ制御部150のCPU151からパラレル信号ライン703cにより出力される信号は、第1給紙制御部350aのCPU351a及びサブASIC355aに入力される。CPU151は、レジストセンサ161の検知結果に基づいて、パラレル信号ライン703cに同期信号を出力する。サブASIC355aは、パラレル信号ライン703cを介してCPU151から直接取得した同期信号に基づいて、排紙モータ362の制御を行う。このようにパラレル信号ライン703cは、システム起動時は接続要求信号の送信に使用され、システム起動後は同期信号の送信に使用される。
第1給紙制御部350aのCPU351aからパラレル信号ライン706cにより出力される信号は、第2給紙制御部350bのCPU351b及びサブASIC355bに入力される。しかし、第1給紙装置301aに対して重連で接続される第2給紙装置301bでは、サブASIC355bに入力される信号は使用されない。重連で接続される第2給紙装置301bにおいて使用しない信号がサブASIC355bに接続されているのは、第1給紙装置301aと第2給紙装置301bとの構成を共通とするためである。なお、給紙装置が3つ以上接続された場合にも同様の構成で接続が可能である。
(同期搬送制御)
第1給紙装置301aと画像形成装置101とでシートを同期搬送する場合について説明する。図6は、第1給紙装置301aから画像形成装置101へのシートの搬送機構の説明図である。図6では、シートの搬送機構の説明のために、画像形成装置101の画像形成部102Y、102M、102C、102K、露光器103、及び中間転写体107を図面から省略している。
第1給紙装置301aは、画像形成装置101へシートを排出する排紙ローラ321と、排出されるシートを検知する排紙センサ361aと、を備える。排紙ローラ321は、排紙モータ362aにより駆動される。画像形成装置101は、シートが搬送される搬送パスに、シートの搬送方向の上流側から順に、搬送ローラ122と、レジストセンサ161と、レジストローラ121と、を備える。搬送ローラ122は、搬送モータ162により駆動される。
画像形成装置101は、シートの斜行を補正するために、停止したレジストローラ121にシートの先端を突き当て、その後、搬送ローラ122によりさらにシートを搬送することで該シートにループを形成する。斜行補正を確実に行うためには、ループ量を適切に制御する必要がある。ループ量は、レジストローラ121にシートの先端が突き当てられた後の搬送ローラ122によるシートの搬送量によって決まる。レジストローラ121の上流側のレジストセンサ161がシートを検知した後に必要なループ量が形成されると、搬送ローラ122が停止する。
搬送方向の長さ(シート長)が所定長さ以上のシートは、給紙時に画像形成装置101の搬送ローラ122と第1給紙装置301aの排紙ローラ321との間に跨がった状態で搬送されることになる。そのために、シートにループが形成される際に搬送ローラ122と排紙ローラ321との間で速度差が生じると、シートの引っ張り合いや押し込みといった現象が発生してしまう。シートの引っ張り合いや押し込みが発生すると、適切なループ量でループが形成されず、斜行補正が適切に行われない可能性がある。適切なループ量でループを形成するために、搬送ローラ122と排紙ローラ321とを同じタイミングで減速、停止する必要がある。
図7は、斜行補正時のタイミングチャートである。
CPU151は、レジストセンサ161がシートを検知すると(オン状態)、シートを所定距離搬送した後に、搬送ローラ122を駆動している搬送モータ162の減速を開始する。また、CPU151は、レジストセンサ161がシートを検知すると、パラレル信号ライン703cを介して第1給紙装置301a(サブASIC355a)にオン状態(Highレベル)の同期信号を出力する。この同期信号を受け付けたサブASIC355aは、該同期信号を基準としてシートを所定距離搬送した後に、排紙ローラ321を駆動する排紙モータ362の減速を開始する。これにより搬送モータ162及び排紙モータ362aは、ほぼ同じタイミングで停止する。また、搬送モータ162が減速を開始する前に搬送モータ162によりシートを搬送する所定距離と、排紙モータ362が減速を開始する前に排紙モータ362によりシートを搬送する所定距離と、は同じ距離である。
CPU151は、搬送モータ162及び排紙モータ362の停止後に所定時間t2が経過すると、搬送モータ162及び排紙モータ362を再び駆動して、転写部113へのシートの搬送を再開する。搬送モータ162及び排紙モータ362aの再駆動は、斜行補正時のシートのループが解消されない程度にシートが搬送されればよいために、停止時のように同期信号を基準とした同期制御が要求されない。そのため、割込信号ライン156、356aを介してメインASIC154、354aのそれぞれから出力される割込信号に基づいて、搬送モータ162及び排紙モータ362を再駆動するタイミングが決定される。ここで、割込信号を基準とした場合に発生する遅延時間は、例えば300マイクロ秒程度であり、シートのループが解消されないために許容できる遅延時間は、例えば約2ミリ秒以下である。
このようにプリンタ制御部150のCPU151から出力された同期信号を基準として、第1給紙装置301aの排紙モータ362aが制御されることで、画像形成装置101と第1給紙装置301aとのシートの同期搬送制御が行われる。そのために、画像形成装置101と第1給紙装置301aとでシートが跨って搬送される場合であっても、シートの引っ張り合いや押し込みといった現象を防ぐことができ、高精度な斜行補正が可能となる。
図8は、画像形成システム1によるシートの搬送制御処理を表すフローチャートである。この処理は、画像形成装置101側で行われる斜行補正時の処理である。
プリンタ制御部150のCPU151は、搬送モータ162が減速を開始するまでの駆動パルス数(駆動ステップ数)を設定する(S1001)。設定された駆動パルス数に応じた所定量だけ搬送モータ162が駆動される。搬送モータ162の減速は、レジストセンサ161からシートを検知したこと表す検知信号が出力されることをトリガとして開始される。駆動ステップ数は、レジストセンサ161によるシートの検知位置からシートを所定距離だけ搬送するために、搬送モータ162に入力されるパルス信号数である。駆動ステップ数により、斜行補正時のシートのループ量が決定される。CPU151は、搬送モータ162が速度V1(図7参照)で回転してシートを搬送するように、サブASIC155を設定する(S1002)。速度V1は、斜行補正時にシートをレジストローラ121に突き当てる際の搬送速度に相当する。CPU151は、サブASIC155に、設定した速度V1で搬送モータ162を駆動させる(S1003)。
搬送モータ162の駆動開始後にCPU151は、レジストセンサ161がシートを検知することで、レジストセンサ161からオン状態の検知信号を取得したか否かを判断する(S1004)。オン状態の検知信号を取得すると(S1004:Y)、CPU151は、この検知信号をトリガとして、サブASIC155により、搬送モータ162を駆動ステップ数だけ駆動した後に、搬送モータ162の減速を開始する。また、CPU151は、検知信号をトリガとして同期信号をオン状態に設定し、パラレル信号ライン703cを介して第1給紙制御部350aへ送信する。CPU151は、搬送モータ162が停止したか否かを判断する(S1005)。この時点でシートの斜行は、駆動ステップ数に応じて形成されるループにより補正される。メインASIC154は、搬送モータ162が停止すると、搬送モータ162の停止を表す割込信号を出力する。メインASIC154は、搬送モータ162の回転を検知センサや、搬送モータ162から出力される信号により、搬送モータ162の停止を検知する。CPU151は、この割込信号により搬送モータ162の停止を判断することができる。
搬送モータ162が停止すると(S1005:Y)、CPU151は、搬送モータ162が速度V2(図7参照)で駆動されるように、サブASIC155に対する設定を行う(S1006)。速度V2は、シートがレジストローラ121による斜行補正後に転写部113へ搬送される際の搬送速度に相当する。CPU151は、搬送モータ162の停止後に所定時間t2(図7参照)が経過したか否かを判断する(S1007)。
所定時間t2が経過すると(S1007:Y)、CPU151は、サブASIC155に、設定した速度V2で搬送モータ162を駆動させる(S1008)。CPU151は、シートがレジストセンサ161の検知位置を通過して所定距離以上搬送されたか否かを判断する(S1009)。レジストセンサ161は、シートを検知しなくなると、オフ状態(Lowレベル)の検知信号を出力する。CPU151は、レジストセンサ161から取得する検知信号がオフ状態になってから所定時間以上経過することで、シートがレジストセンサ161の検知位置を通過してから所定距離以上搬送されたか否かを判断することができる。ここで所定距離は、シートの後端がレジストセンサ161の検知位置からレジストローラ121の位置を通過するまでの距離である。
シートがレジストローラ121の位置を通過すると(S1009:Y)。CPU151は、搬送するシートが最終シートであるか否かを判断する(S1010)。画像形成を行うシートの枚数は、操作部172からの入力や印刷ジョブにより設定される。CPU151は、この設定された枚数のシートを搬送したか否かによりこの判断を行う。最終シートでなければ(S1010:N)、CPU151は、S1002以降の処理を繰り返し行って、次のシートの搬送制御を行う。最終シートであれば(S1010:Y)、CPU151はこの処理を終了する。
図9は、給紙装置(第1給紙装置301a及び第2給紙装置301b)によるシートの同期信号設定処理を表すフローチャートである。
第1給紙制御部350aのCPU351a及び第2給紙制御部350bのCPU351bは、下流側に隣接して接続される装置が画像形成装置101であるか否かを判断する(S1101)。第1給紙制御部350aのCPU351aは、下流側に隣接して接続される装置が画像形成装置101であるために(S1101:Y)、パラレル信号ライン703cを同期制御のための同期信号が送信されてくる信号ラインとして有効化する(S1002)。第2給紙制御部350bのCPU351bは、下流側に隣接して接続される装置が画像形成装置101ではないために(S1101:N)、パラレル信号ライン706cを同期制御のための同期信号が送信されてこない信号ラインとして無効化する(S1003)。
第1給紙装置301aと第2給紙装置301bとの間でシートを搬送する場合、上記のような斜行補正時の正確な搬送制御は要求されていない。そのためにこの場合のシートの同期搬送制御は不要である。また、同期搬送制御を行う場合には、同期信号が送受信される必要がある。そのために第1給紙制御部350aのCPU351aは、パラレル信号ライン703cを同期信号が送信されてこない信号ラインとして有効化する。また、第2給紙制御部350bのCPU351bは、パラレル信号ライン706cを同期信号が送信されてこない信号ラインとして無効化する。
図10は、画像形成システム1によるシートの搬送制御処理を表すフローチャートである。この処理は、第1給紙装置301aで行われる排紙モータ362aの駆動制御処理である。
第1給紙制御部350aのCPU351aは、排紙モータ362aが減速を開始するまでの駆動ステップ数を設定する(S1201)。排紙モータ362aの減速は、パラレル信号ライン703cを介してプリンタ制御部150のCPU151から入力されるオン状態の同期信号をトリガとして開始される。駆動ステップ数は、S1001の処理の駆動ステップ数と同じであり、例えばシリアル信号ライン703aを介してプリンタ制御部150のCPU151により設定される。CPU351aは、排紙モータ362aが速度V1(図7参照)で回転してシートを搬送するように、サブASIC355aを設定する(S1202)。速度V1は、斜行補正時にシートをレジストローラ121に突き当てる際の搬送速度に相当する。CPU151は、サブASIC155に、設定した速度V1で搬送モータ162を駆動させる(S2003)。
排紙モータ362aの駆動開始後にCPU351aは、パラレル信号ライン703cを介してプリンタ制御部150のCPU151からオン状態の同期信号を取得したか否かを判断する(S1204)。オン状態の同期信号を取得すると(S1204:Y)、CPU351aは、この同期信号をトリガとして、サブASIC355aにより、排紙モータ362aを駆動ステップ数だけ駆動した後に、排紙モータ362aの減速を開始する。CPU351aは、排紙モータ362aが停止したか否かを判断する(S1205)。メインASIC354aは、排紙モータ362aが停止すると、排紙モータ362aの停止を表す割込信号を出力する。メインASIC154は、排紙モータ362aの回転を検知センサや、排紙モータ362aから出力される信号により、排紙モータ362aの停止を検知する。CPU351aは、この割込信号により排紙モータ362aの停止を判断することができる。
排紙モータ362aが停止すると(S1205:Y)、CPU351aは、排紙モータ362aが速度V2(図7参照)で駆動されるように、サブASIC355aを設定する(S1206)。速度V2は、シートがレジストローラ121による斜行補正後に転写部113へ搬送される際の搬送速度に相当する。CPU351aは、排紙モータ362aの停止後に所定時間t2(図7参照)が経過したか否かを判断する(S1207)。
所定時間t2が経過すると(S1207:Y)、CPU351aは、サブASIC355aに、設定した速度V2で排紙モータ362aを駆動させる(S1208)。CPU351aは、シートが排紙ローラ321の位置を通過したか否かを判断する(S1209)。排紙センサ361aは、排紙ローラ321の下流側に配置される。排紙センサ361aは、シートを検知しなくなると、オフ状態(Lowレベル)の検知信号を出力する。CPU351aは、排紙センサ361aから取得する検知信号がオフ状態になることで、シートが排紙ローラ321の位置を通過して、第1給紙装置301aから排出されたか否かを判断することができる。
シートが排紙ローラ321の位置を通過すると(S1209:Y)。CPU351aは、搬送するシートが最終シートであるか否かを判断する(S1210)。CPU351aは、プリンタ制御部150のCPU151から、最終シートであるか否かの通知を取得してこの判断を行う。最終シートでなければ(S1210:N)、CPU351aは、S1202以降の処理を繰り返し行って、次のシートの搬送制御を行う。最終シートであれば(S1210:Y)、CPU351aはこの処理を終了する。
以上のように本実施形態の画像形成システム1は、画像形成装置101と第1給紙装置301aとの間で、接続確認のための接続要求信号及び接続許可信号と、搬送制御のための同期信号とを、同じパラレル信号ライン703cにより送受信している。接続要求信号及び同期信号は、第1給紙装置301aのCPU351a及びサブASIC355aに入力される。サブASIC355aは、同期信号に応じてシートの搬送制御を行うことになるために、通信ディレイを生じることなく装置間のシートの同期搬送制御が行われる。
以上の説明では、画像形成装置101と第1給紙装置301aとの間でシートの同期搬送制御を行う場合について説明したが、他の装置間で同様の同期搬送制御を行ってもよい。例えば、画像形成装置101により画像形成されたシートに対する後処理を行う後処理装置がオプション装置として接続される場合に、画像形成装置101と後処理装置との間で、上記のようなシートの同期搬送制御が行われてもよい。

Claims (10)

  1. 第1装置と、前記第1装置へシートを給紙する第2装置と、前記第1装置と前記第2装置とを接続する通信ケーブルと、を備えたシステムであって、
    前記第1装置は、
    前記第2装置から給紙された前記シートを搬送する第1搬送手段と、
    前記第1搬送手段を駆動する第1駆動手段と、
    前記第1駆動手段の動作を制御して前記シートの搬送制御を行う第1副制御手段と、
    前記第1副制御手段にシリアルラインで接続され、前記第1副制御手段の動作を制御する第1主制御手段と、を含み、
    前記第2装置は、
    前記第1装置へ前記シートを搬送する第2搬送手段と、
    前記第2搬送手段を駆動する第2駆動手段と、
    前記第2駆動手段の動作を制御して前記シートの搬送制御を行う第2副制御手段と、
    前記第2副制御手段にシリアルラインで接続され、前記第2副制御手段の動作を制御する第2主制御手段と、を含み、
    前記第1主制御手段と前記第2主制御手段とは、前記システムの起動時に前記通信ケーブルを介して通信が可能に接続されているか否かを判断する接続検知処理を行い、
    前記第1主制御手段は、前記シートが前記第2装置から前記第1装置へ搬送されてきたことを検知すると、前記第1搬送手段と同期して前記第2搬送手段が前記シートを搬送するように、前記通信ケーブルを介して前記第2副制御手段へ同期信号を送信することを特徴とする、
    システム。
  2. 前記第1主制御手段は、前記システムの起動時に前記通信ケーブルを介して前記第2主制御手段へ第1信号を送信し、
    前記第2主制御手段は、前記システムの起動時に前記通信ケーブルを介して前記第1主制御手段から前記第1信号を取得すると、前記通信ケーブルを介して前記第1主制御手段へ第2信号を送信して、前記第1主制御手段との間で通信を開始し、
    前記第1主制御手段は、前記通信ケーブルを介して前記第2主制御手段から前記第2信号を取得すると、前記第2主制御手段との間で通信を開始することを特徴とする、
    請求項1記載のシステム。
  3. 前記通信ケーブルは、
    前記第1主制御手段と前記第2主制御手段との双方向の信号の送受信を行うための第1信号ラインと、
    前記第1主制御手段から前記第2主制御手段への信号の送信に用いられる第2信号ラインと、
    前記第2主制御手段から前記第1主制御手段への信号の送信に用いられる第3信号ラインと、を含み、
    前記第2副制御手段は、前記第2信号ラインが接続され、前記第2信号ラインを介して前記第1主制御手段から前記同期信号を取得し、
    前記第1主制御手段は、前記第2信号ラインを介して前記第2主制御手段へ前記第1信号を送信し、
    前記第2主制御手段は、前記第3信号ラインを介して前記第1主制御手段へ前記第2信号を送信し、
    前記第1主制御手段と前記第2主制御手段とは、前記第1信号ラインを介して通信を開始することを特徴とする、
    請求項2記載のシステム。
  4. 前記第1主制御手段は、前記第1信号ラインを介した通信を開始すると、前記第1信号の送信を終了し、
    前記第2主制御手段は、前記第1信号ラインを介した通信を開始すると、前記第2信号ラインにおける前記第1信号の有無の監視を停止することを特徴とする、
    請求項3記載のシステム。
  5. 前記第1装置は、前記第2装置から給紙された前記シートを検知する第1検知手段を備え、
    前記第2装置は、前記第1装置へ搬送される前記シートを検知する第2検知手段を備え、
    前記第1主制御手段は、前記第1検知手段が前記シートを検知すると、前記第1副制御手段に前記第1駆動手段の減速を開始させるとともに、前記第2副制御手段へ前記第2信号ラインを介して前記同期信号を送信し、
    前記第2副制御手段は、前記第1主制御手段から前記同期信号を取得すると、前記第2駆動手段の減速を開始させることを特徴とする、
    請求項3又は4記載のシステム。
  6. 前記第1副制御手段は、前記第1駆動手段により前記第1搬送手段に前記シートを第1速度で搬送させ、前記第1主制御手段により減速が指示されると、所定量だけ前記第1駆動手段を駆動した後に減速を開始し、
    前記第2副制御手段は、前記第2駆動手段により前記第2搬送手段に前記シートを前記第1速度で搬送させ、前記第1主制御手段から前記同期信号を取得すると、前記所定量だけ前記第2駆動手段を駆動した後に減速を開始することを特徴とする、
    請求項5記載のシステム。
  7. 前記第1主制御手段は、前記第1駆動手段が停止して所定時間が経過すると、前記第1副制御手段を、前記第1駆動手段が前記第1搬送手段により前記シートを第2速度で搬送するように動作させ、
    前記第2主制御手段は、前記第2駆動手段が停止して前記所定時間が経過すると、前記第2副制御手段を、前記第2駆動手段が前記第2搬送手段により前記シートを前記第2速度で搬送するように動作させることを特徴とする、
    請求項6記載のシステム。
  8. 前記第1装置は、前記第1搬送手段で搬送される前記シートの斜行を補正するレジスト手段を備えており、
    前記シートは、前記第1搬送手段に前記第1速度で前記レジスト手段に突き当てられてループを形成することで斜行が補正されることを特徴とする、
    請求項6又は7記載のシステム。
  9. 前記第2装置を介して前記第1装置へシートを給紙する第3装置と、前記第2装置と前記第3装置とを接続する第2通信ケーブルと、をさらに備えており、
    前記第3装置は、
    前記第2装置へ前記シートを搬送する第3搬送手段と、
    前記第3搬送手段を駆動する第3駆動手段と、
    前記第3駆動手段の動作を制御して前記シートの搬送制御を行う第3副制御手段と、
    前記第3副制御手段にシリアルラインで接続され、前記第3副制御手段の動作を制御する第3主制御手段と、を含み、
    前記第2主制御手段と前記第3主制御手段とは、前記システムの起動時に前記第2通信ケーブルを介して通信が可能に接続されているか否かを判断する接続検知処理を行うことを特徴とする、
    請求項1〜8のいずれか1項記載のシステム。
  10. 前記第1装置は、前記シートへ画像を形成する画像形成手段を備えることを特徴とする、
    請求項1〜9のいずれか1項記載のシステム。
JP2019214320A 2019-11-27 2019-11-27 システム Pending JP2021084748A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019214320A JP2021084748A (ja) 2019-11-27 2019-11-27 システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019214320A JP2021084748A (ja) 2019-11-27 2019-11-27 システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021084748A true JP2021084748A (ja) 2021-06-03
JP2021084748A5 JP2021084748A5 (ja) 2023-01-19

Family

ID=76086713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019214320A Pending JP2021084748A (ja) 2019-11-27 2019-11-27 システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021084748A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7389062B2 (en) Image fixing apparatus and image forming apparatus
US9134676B2 (en) Image forming apparatus
CN108147232B (zh) 图像形成设备
JP2014034459A (ja) 記録媒体搬送装置及び画像形成装置
US6644652B1 (en) Motion control for sheets in a duplex loop of a printing apparatus
JP7015154B2 (ja) 画像形成装置
US7673866B2 (en) Sheet conveying apparatus and image forming system
JP2018090417A (ja) 画像形成装置
JP2021084748A (ja) システム
JP2013126916A (ja) 給紙装置および画像形成装置
JP5812594B2 (ja) 画像形成装置
JP2011185976A (ja) 画像形成装置
US20060269301A1 (en) Sheet conveying device, image forming apparatus and sheet conveying method
US7900918B2 (en) Sheet conveying system, as well as image forming apparatus and sheet conveying apparatus thereof
US10466640B2 (en) Image forming system
US20100329762A1 (en) Image forming apparatus
JP6003440B2 (ja) 画像形成システム
JP2021142593A (ja) シート処理装置及び画像形成システム
JP4123174B2 (ja) 画像形成装置
JPH0930684A (ja) 画像形成装置
JP4541725B2 (ja) 画像形成装置
JP6878110B2 (ja) 画像形成装置
JP6998743B2 (ja) 画像形成装置
JP2023084183A (ja) 画像形成装置
JP2016118743A (ja) 画像形成システム、画像形成装置、用紙搬送方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240109