JP2021084652A - 紙製品及びその製造方法 - Google Patents

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【課題】 本発明は、製造コストが安く、かつ、側壁の皺が目立たない皿状の形態をなす紙製品及びその製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】本発明に係る紙製品Aは、外殻体10と、当該外殻体により支承される環状体30と、から構成され、前記外殻体は一体成型であって、底部11と側壁部12とを有する皿状をなし、前記側壁部は、側壁本体14と上縁部13とからなり、前記側壁本体は、直立状又は上方に拡開する形状をなし、前記環状体は一体成型であって、前記外殻体における側壁部の上縁部を跨いで周回する形状をなし、前記外殻体における側壁部の上縁部の上面部と前記環状体の下面部とが接着されてなる。【選択図】 図2

Description

本発明は、紙を主材料とする材料により作製された紙製品に関し、特に皿状の紙製品であって、トレーとして使用したり、容器の蓋として使用できる紙製品及びその製造方法に関する。
従来より皿状の形態をなす紙製品を製作する場合には、平たい紙シートを用意し、底面部となる部分に対して、当該底面部の外周部を底面部の周囲に直立状又は拡開状に立ち上げた曲面状の側壁を形成することにより製作される。そのため、製作された皿状の紙製品の側壁面は、紙製品の非伸縮性により必然的に皺が発生する。この皺の見栄えをよくするために、一つの方法としては、側壁面において均等に皺が発生するように誘導し、この皺を襞状の凹凸デザインとして利用したり、また、その皺を折り重ねて側壁に貼り付けた側壁面を形成する方法がとられている。
また、前記の皺を折り重ねて側壁に貼り付けた側壁面における皺がさらに目立たないように、当該側壁面及び必要な場合には底面を含めてカラーコーティングを施すなどの工夫がなされている。
このように上記従来の皿状の形態をなす紙製品は、立ち上げた側壁に発生する皺に対して、その見栄えをよくしたり、目立たないようにするなどの面倒な作業工程が必要となり、コスト高につながっていたため、このような皿状の物品は型成形が容易で安価な合成樹脂を使用して製作しているのが現状である。
しかしながら、今日、合成樹脂製品の廃棄が環境問題としてクローズアップされ、合成樹脂の使用量を減らすことが課題となっている。
そこで、本発明者は、製造コストが安く、かつ、側壁の皺が目立たない皿状の形態をなす紙製品を開発した。
すなわち、本発明者は、前記従来の紙製品においては、側壁における底部の立ち上がり部から上縁までの間において、底部側の立ち上がり部の皺の幅は小さく、上縁に向かうに従って皺の幅が大きくなることによって見栄えが損なわれていることに着目し、鋭意研究を重ねた結果、側壁部上縁部における幅の大きい皺が露出しない紙製品を開発した。
本発明に係る紙製品は、紙を主材料とする材料により作製されたものであって、外殻体と、当該外殻体により支承される環状体と、から構成され、前記外殻体は一体成型であって、底部と側壁部とを有する皿状をなし、前記側壁部は、側壁本体と上縁部とからなり、前記側壁本体は、直立状又は上方に拡開する形状をなし、前記環状体は一体成型であって、前記外殻体における側壁部の上縁部を跨いで周回する形状をなし、前記外殻体における側壁部の上縁部の上面部と前記環状体の下面部とが貼着されてなることを特徴とする。
このように構成すれば、側壁部の上縁部に環状体が貼着されるため、側壁部の上縁部に発生する幅の大きい皺が環状体によって覆い隠されて露出しないので、紙製品の見栄えがよくなる利点がある。
また、本発明に係る紙製品は、上記の構成に加えて、前記環状体は、当該外殻体における側壁部内側に位置する内側下傾部と、当該外殻体における側壁部外側に位置する外側下傾部と、内側下傾部及び外側下傾部との間に位置する頂部とからなる断面が山形の形状をなし、前記外殻体の側壁部における側壁本体の内側側面と前記環状体の内側下傾部の下面とが貼着され、前記外殻体の側壁部における上縁部の上面部と前記環状体の頂部の下面とが貼着されてなる構成としてもよい。
このように構成すれば、接着面積が増大して外殻体に対して環状体が強固に貼着される利点がある。
さらに、本発明に係る紙製品は、上記の構成に加えて、前記外殻体における側壁部の側壁本体は、上縁部に達するまでの間において、当該外殻体における側壁本体の側面が緩斜面又は水平面に変化する外殻体段差部を有し、前記環状体の内側下傾部は、上端から下端までの間に緩斜面又は水平面に変化する環状体段差部を有し、前記外殻体段差部の上面と前記環状体段差部の下面とが貼着されてなる構成としてもよい。
このように構成すれば、接着面積がより一層増大して外殻体に対して環状体が強固に貼着される利点があり、かつ、皿状の紙製品の内壁面にリング状のデザインが形成されて装飾性を向上させる利点がある。
さらにまた、本発明に係る紙製品は、上記の構成に加えて、平板状の内底体を備え、当該内底体は、前記外殻体の底部の形状に一致した形状をなし、前記外殻体の底部上面に配置して貼着されてなる構成としてもよい。
このように構成すれば、外殻体の底部が補強されて丈夫な紙製品となる。
また、本発明に係る紙製品は、上記の構成に加えて、前記外殻体は、少なくともその上面が加熱貼着可能なヒートシール性を有する合成樹脂層である構成としてもよい。
このように構成すれば、一度の熱加工により、外殻体に環状体及び内底体を貼着することができるので、生産性が向上する利点がある。
本発明に係る紙製品の製造方法は、プレス加工により、紙を主材料とする1枚の第1シートから底部と側壁部とを有する皿状の外殻体を作製し、打ち抜き加工により、紙を主材料とする1枚の第2シートから前記外殻体の底部と同大同形状に打ち抜かれた打ち抜き体と、当該打ち抜き体を取り除いた第2シートの余部からなる外周体とを作製し、前記打ち抜き体から内底体を作製し、プレス加工により、前記外周体から、外殻体における側壁部の上縁部を跨いで周回する断面山形形状の環状体を作製し、前記外殻体の側壁部の上縁部に前記環状体を貼着し、前記外殻体の底部上面に内底体を貼着することを特徴とする。
また、本発明に係る紙製品の製造方法は、上記の構成に加えて、前記外殻体は、少なくともその上面がヒートシール性を有する合成樹脂層となるように作製し、前記外殻体の側壁部の上縁部に前記環状体を加熱貼着し、前記外殻体の底部上面に内底体を加熱貼着する構成としてもよい。
このように構成すれば、外殻体に環状体と内底体とを貼着するための接着剤が不要となる利点がある。
本発明に係る紙製品を上記のように構成したことにより、環状体が外殻体の側壁部の上縁部を覆うようにして上縁部に貼着されているので、外殻体の側壁部上部に本来形成されていた幅の大きい皺を当該環状体により覆い隠すことができ、幅の小さい皺が底部側の立ち上がり部に現れるだけなので、紙製品全体として見栄えがよくなる。
また、外殻体の側壁部の上縁部に覆い被せる環状体を作製するに当たって、1枚のシートから円形状部分を内底部の基材として打ち抜き、後に残るリング状部分を環状体の基材として使用すれば、1枚のシートから環状体の基材と内底部の基材とを作製できるので、それぞれを各別に作製する手間が不要であり、かつ、紙材料の無駄をなくすことができる。
さらに、外殻体の上面が加熱貼着可能なヒートシール性を有する合成樹脂層であると、外殻体に環状体と内底体とを一度の熱加工により貼着することができて、生産性が向上すると共に接着剤を不要とするので製造コストを削減できる。
以上のように、製造コストが安く、かつ、側壁部の皺が目立たない皿状の形態をなす紙製品を提供することが可能となった。
実施例1に係る紙製品の斜視図である。 実施例1に係る紙製品の部分拡大図付き断面図である。 実施例1に係る紙製品の組み立て方法を示す分解斜視図である。 実施例1に係る紙製品における環状体の一部切欠斜視図である。 実施例1に係る紙製品における環状体の部分拡大図付き断面図である。 実施例1に係る紙製品における外殻体の一部切欠斜視図である。 実施例1に係る紙製品における外殻体の部分拡大図付き断面図である。 実施例1に係る紙製品における外殻体を作製するための第1シートの平面図である。 実施例1に係る紙製品における環状体と内底体とを作製するための第2シートの平面図である。 実施例1に係る紙製品を容器の蓋として使用した状態を示す概略斜視図である。 図10の概略断面図である。
以下に、本発明の実施例を添付の図1〜図11に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2に示すAは実施例1に係る紙製品であり、当該紙製品Aは、外殻体10と内底体20と環状体30とから構成される。前記の外殻体10、内底体20及び環状体30はそれぞれ紙を主材料とする材料により作製される。したがって、紙製品Aはその全体が紙を主材料とする材料により形成されることになる。
そして、図3の矢符aで示すように、内底体20を外殻体10の底部11上面に貼着し、矢符bで示すように、環状体30を外殻体10の側壁部12の上縁部13に貼着すると、図2の断面図に示すような貼着構造となる。これによって、環状体30が外殻体10に支承された状態の皿状の紙製品Aが完成する。
外殻体10は一体成型であって、図8に示す円形の第1シートBを、プレス加工により、図6に示す底部11と側壁部12とを有する皿状の形態に成型して作製される。前記第1シートBは、紙を主材料とする材料で作製され、その上面は加熱貼着可能なヒートシール性を有する合成樹脂層である。なお、この加熱貼着可能なヒートシール性を有する合成樹脂層が防水性であることが好ましく、防水性がなければ、防水性のある合成樹脂層を加熱貼着可能なヒートシール性を有する合成樹脂層の下層となるように積層してもよい。この場合には、防水効果を有する紙製品となり、トレーなどの容器や容器の蓋として使用するのに好適である。
前記外殻体10における側壁部12は、図7に示すように、側壁本体14と前記の上縁部13とからなり、前記側壁本体14は、拡開する形状をなしている。また、前記側壁本体14は、上縁部13に達するまでの間において、当該側壁本体14の側面が緩斜面に変化する外殻体段差部15を有している。なお、側壁本体を直立状に形成してもよい。
このようにして作製された外殻体10の側壁部12は、その材料の非伸縮性により必然的に皺が発生する。この皺は、側壁部12における底部の立ち上がり部から上縁部13までの間において、底部の立ち上がり部側の皺の幅は小さく、上縁部13に向かうに従って皺の幅が大きくなる。
内底体20及び環状体30は、図9に示す紙を主材料とする材料にて形成された円形の第2シートCを打抜き加工することにより、まず内底体20の基材となる打ち抜き体C1と、環状体30の基材となる外周体C2とを作製する。
すなわち、前記第2シートCを、外殻体10の底部11と同大同形状である内側の円C’に沿って打ち抜くことにより、前記の打ち抜き体C1と、打ち抜き体C1を取り除いた第2シートCの余部からなる前記の外周体C2とが作製される。
このように内底体20及び環状体30は、1枚のシートにより同時に作製できるので、材料が節約できてコストダウンにつながる利点がある。
前記打ち抜き体C1は平板状の円板であって、そのままで前記外殻体10の底部の形状に一致した形状の内底体20となる。前記内底体20は、前記外殻体10の底部11上面に配置して貼着される。なお、外殻体10の底部11が厚みのある丈夫な材料で作製されている場合には、内底体20は必ずしも必要ではない。
前記外周体C2は、プレス加工によって図4に示す断面山形形状に成型することにより、外殻体10における側壁部12の上縁部13を跨いで周回する一体成型の環状体30が作製される。
すなわち、前記環状体30は、図5に示すように、前記外殻体10における側壁部12の内側に位置する内側下傾部31と、当該外殻体10における側壁部12の外側に位置する外側下傾部32とを備え、内側下傾部31及び外側下傾部32との間に位置する頂部33とからなる断面が山形の形状をなしている。また、前記環状体30の内側下傾部31は、上端から下端までの間に緩斜面に変化する環状体段差部34を有している。
なお、前記第2シートCの少なくとも上面を装飾目的として化粧コーティングしてもよく、また、種々の印刷を施してもよい。その場合には、第2シートCから作製された内底体20及び環状体30の装飾性が向上する利点がある。
以上のように作製された外殻体10は、その上面が加熱貼着可能なヒートシール性を有する合成樹脂層であるため、環状体30を、外殻体10における側壁部12の上縁部13を跨ぐように配置し、その状態で加熱することにより、外殻体10における側壁部12の上縁部13に環状体30の下面部が貼着される。
すなわち、前記環状体30の内側下傾部31の下面35と、前記外殻体10の側壁部12における側壁本体14の内側側面16とが貼着され、前記環状体30の頂部33の下面36と、前記外殻体10の側壁部12における上縁部13の上面17とが貼着され、前記環状体30の環状体段差部34の下面と、前記外殻体10の外殻体段差部15の上面とが貼着され、これによって図2の断面図に示される貼着構造となる。
そして、図2の断面図に示すように、外殻体10は、その側壁部12の上縁部13及び側壁本体14の内面が底部11の立ち上がり部側を除いて環状体30により覆われるため、外殻体10の内面に形成される幅の大きい皺が外部に露出せず、露出するのは底部11の立ち上がり部側の幅の小さい皺だけが露出するので、皺が目立たず見栄えが良くなる。
また、外殻体10の底部11上面に内底体20を配し、外殻体10の上縁部13に環状体30を配して熱加工すれば、一度の熱加工により、外殻体10に環状体30及び内底体20を貼着することができるので、生産性が向上する。
さらに、環状体30の環状体段差部34の下面と、前記外殻体10の外殻体段差部15の上面とが貼着されるので、接着面積がより一層増大して外殻体10に対して環状体30が強固に貼着される利点があり、かつ、皿状の紙製品Aの内壁面にリング状のデザインが形成されて装飾性が向上する。
本実施例1の紙製品Aは、トレーとしては図1に示す状態で使用する。紙製品1を容器の蓋として使用する場合は、図10及び図11に示すように、筒状容器Dの上端開口部に紙製品Aを被せて使用する。なお、紙製品Aの上下を逆にして使用することもできる。
本実施例1においては、正円の紙製品Aの例を挙げて説明したが、これに限られるものではなく、楕円形などの円形の紙製品にも適用でき、また、角丸の正方形や長方形などの角形の紙製品にも適用できるものである。また、貼着方法としては、上面が加熱貼着可能なヒートシール性を有する合成樹脂層の外殻体10の例を挙げて説明したが、外殻体の上面を加熱貼着可能なヒートシール性を有する合成樹脂層とせずに、適宜の糊剤を使用して貼着してもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
本発明に係る紙製品は、トレーとして使用したり、容器の蓋として使用できる。
A・・・紙製品
B・・・第1シート
C・・・第2シート
C1・・打ち抜き体
C2・・外周体
C’・・第2シートの内側の円
D・・・筒状容器
10・・外殻体
11・・外殻体の底部
12・・外殻体の側壁部
13・・外殻体の上縁部
14・・外殻体の側壁本体
15・・外殻体段差部
20・・内底体
30・・環状体
31・・内側下傾部
32・・外側下傾部
33・・頂部
34・・環状体段差部
35・・内側下傾部の下面
36・・頂部の下面

Claims (7)

  1. 紙を主材料とする材料により作製されたものであって、
    外殻体と、当該外殻体により支承される環状体と、から構成され、
    前記外殻体は一体成型であって、底部と側壁部とを有する皿状をなし、
    前記側壁部は、側壁本体と上縁部とからなり、
    前記側壁本体は、直立状又は上方に拡開する形状をなし、
    前記環状体は一体成型であって、前記外殻体における側壁部の上縁部を跨いで周回する形状をなし、
    前記外殻体における側壁部の上縁部の上面部と前記環状体の下面部とが貼着されてなる
    ことを特徴とする紙製品。
  2. 前記環状体は、
    当該外殻体における側壁部内側に位置する内側下傾部と、
    当該外殻体における側壁部外側に位置する外側下傾部と、
    内側下傾部及び外側下傾部との間に位置する頂部とからなる
    断面が山形の形状をなし、
    前記外殻体の側壁部における側壁本体の内側側面と前記環状体の内側下傾部の下面とが貼着され、
    前記外殻体の側壁部における上縁部の上面部と前記環状体の頂部の下面とが貼着されてなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の紙製品。
  3. 前記外殻体における側壁部の側壁本体は、上縁部に達するまでの間において、当該外殻体における側壁本体の側面が緩斜面又は水平面に変化する外殻体段差部を有し、
    前記環状体の内側下傾部は、上端から下端までの間に緩斜面又は水平面に変化する環状体段差部を有し、
    前記外殻体段差部の上面と前記環状体段差部の下面とが貼着されてなる
    ことを特徴とする請求項2に記載の紙製品。
  4. 平板状の内底体を備え、
    当該内底体は、前記外殻体の底部の形状に一致した形状をなし、
    前記外殻体の底部上面に配置して貼着されてなる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の紙製品。
  5. 前記外殻体は、少なくともその上面が加熱貼着可能なヒートシール性を有する合成樹脂層である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の紙製品。
  6. プレス加工により、紙を主材料とする1枚の第1シートから底部と側壁部とを有する皿状の外殻体を作製し、
    打ち抜き加工により、紙を主材料とする1枚の第2シートから前記外殻体の底部と同大同形状に打ち抜かれた打ち抜き体と、当該打ち抜き体を取り除いた第2シートの余部からなる外周体とを作製し、
    前記打ち抜き体から内底体を作製し、
    プレス加工により、前記外周体から、外殻体における側壁部の上縁部を跨いで周回する断面山形形状の環状体を作製し、
    前記外殻体の側壁部の上縁部に前記環状体を貼着し、
    前記外殻体の底部上面に内底体を貼着する
    ことを特徴とする紙製品の製造方法。
  7. 前記外殻体は、少なくともその上面がヒートシール性を有する合成樹脂層となるように作製し、
    前記外殻体の側壁部の上縁部に前記環状体を加熱貼着し、
    前記外殻体の底部上面に内底体を加熱貼着する
    ことを特徴とする請求項6に記載の紙製品の製造方法。
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