JP2021084213A - 動力伝達装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】工作物等の被削材を安定的に回転させて精度良く加工することが可能な動力伝達装置を提供する。【解決手段】動力伝達装置3は、センターシャフト30と、被削材に接触して回転動力を伝達する複数のドライブシャフト5と、周回状に並ぶ複数の孔35を有し、複数の孔35の各々にドライブシャフト5を摺動可能に支持する支持部材32とを備える。ドライブシャフト5は、被削材に接触する部位に接触部52を有し、一端が孔35から突出する。接触部52は、ドライブシャフト5の一端に設けられ、ドライブシャフト5が支持部材32の孔35に挿入された状態で孔35から突出する向きに凸となるように湾曲し、且つ、ドライブシャフト5のうち接触部52を除く部位よりも摩擦係数が大きい。【選択図】図2
Description
本発明は、工作機械において旋削主軸の回転動力を被削材に伝達するための動力伝達装置に関する。
工作機械において旋削主軸の回転動力を被削材に伝達するフェイスドライバ等の動力伝達装置が知られている。動力伝達装置は、芯押台との間に被削材を把持し、旋削主軸の回転に応じて被削材を回転させる。工作機械は、回転する被削材を工具等により加工する。
特許文献1は、旋削主軸及び芯押軸に取り付けられる2つの工作物回転治具を備えた工作機械を開示する。各工作物回転治具は、治具本体、センターピース及び複数の摩擦接触部材を有する。治具本体は、工作機械の旋削主軸の先端に着脱可能に取り付けられる。センターピース及び複数の摩擦接触部材は、治具本体に取り付けられる。センターピースは、治具本体の中央軸部の先端面に固定される。複数の摩擦接触部材は、平面状の接触部を先端に有し、中央軸部の周囲に配置される。
2つの工作物回転治具は、工作物を両側から挟む。このとき、2つの工作物回転治具の夫々のセンターピースは、工作物の両端に設けられたセンター孔に嵌合する。2つの工作物回転治具の夫々の複数の摩擦接触部材は、先端の接触部を工作物に押し当てる。旋削主軸の回転に応じ、旋削主軸に取り付けられた工作物回転治具が回転する。このとき、複数の摩擦接触部材は、接触部の摩擦力により旋削主軸の回転動力を工作物に伝達し、工作物を回転させる。工作機械は、回転する工作物に工具を接触させることにより、工作物を加工する。
両端が平面でないか、又は旋削主軸に対して垂直でない工作物を、上記の工作機械により加工する場合を例示する。この場合、工作物回転治具により工作物を両側から挟むときに、工作物に曲げモーメントが発生する可能性がある。この場合、旋削主軸の回転時において工作物に揺れが発生したり、同心度の精度が低下したりすることで、工作物に対する加工の精度が低下する場合がある。
本発明の目的は、工作物等の被削材を安定的に回転させて精度良く加工することが可能な動力伝達装置を提供することである。
本発明に係る動力伝達装置は、所定の回転中心に沿って延びる軸線と重なる位置に、被削材を回転可能に支持する頂点が配置され、前記軸線を中心として周回状に並ぶ複数の孔を有するセンターシャフトと、前記複数の孔の各々に摺動可能に支持され、前記被削材に接触して回転動力を伝達する複数のドライブシャフトとを備え、前記ドライブシャフトは、前記孔から突出した部位であって、前記被削材に接触する部位に接触部を有し、前記接触部は、前記ドライブシャフトが前記孔から突出する向きに凸となるように湾曲し、且つ、前記ドライブシャフトのうち前記接触部を除く部位よりも摩擦係数が大きいことを特徴とする。
本発明に係る動力伝達装置では、ドライブシャフトの接触部が湾曲している。このため、端面が平面でないか、又は、端面が軸線に対して垂直でない被削材に対して接触部を適切に接触させることができるので、曲げモーメント等の発生を抑制しつつ被削材を動力伝達装置により保持できる。従って、動力伝達装置は、被削材が回転時に揺れたり、軸線に対する同心度の精度が低下したりする可能性を軽減できる。又、接触部の摩擦係数は、ドライブシャフトのうち接触部以外の摩擦係数よりも大きい。このため、動力伝達装置は、ドライブシャフトから被削材に対して回転動力を適切に伝達させることができる。以上により、動力伝達装置は、被削材を安定的に回転させて、工作機械により被削材を精度よく加工できる。
本発明を具体化した実施形態について、図面を参照して順に説明する。参照する図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置の構成等は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。図1の上側、下側、左側、右側、前側、奥側は、夫々、工作機械1及び動力伝達装置3の上側、下側、左側、右側、前側、及び後側に対応する。
<工作機械1の概要>
工作機械1は、旋削台2、芯押台8、及び非図示の旋削工具を備える。旋削台2は、旋削主軸21、軸受22、及びハウジング23を備える。旋削主軸21は左右方向に延びる。旋削主軸21は、非図示の主軸モータにより回転可能である。旋削主軸21の回転中心C1は、左右方向に延びる。後述の動力伝達装置3は、旋削主軸21に保持される。軸受22は、旋削主軸21を回転可能に支持する。旋削主軸21の右端部21Aは、軸受22の右端部22Aから右方に突出する。非図示のばねは、軸受22に支持された動力伝達装置3のセンターシャフト30(図2参照、後述)を、右方に付勢する。ハウジング23は、旋削主軸21のうち右端部21Aを除く部位、軸受22のうち右端部22Aを除く部位、ばね、及び主軸モータを内部に収容する。
工作機械1は、旋削台2、芯押台8、及び非図示の旋削工具を備える。旋削台2は、旋削主軸21、軸受22、及びハウジング23を備える。旋削主軸21は左右方向に延びる。旋削主軸21は、非図示の主軸モータにより回転可能である。旋削主軸21の回転中心C1は、左右方向に延びる。後述の動力伝達装置3は、旋削主軸21に保持される。軸受22は、旋削主軸21を回転可能に支持する。旋削主軸21の右端部21Aは、軸受22の右端部22Aから右方に突出する。非図示のばねは、軸受22に支持された動力伝達装置3のセンターシャフト30(図2参照、後述)を、右方に付勢する。ハウジング23は、旋削主軸21のうち右端部21Aを除く部位、軸受22のうち右端部22Aを除く部位、ばね、及び主軸モータを内部に収容する。
芯押台8は芯押軸81を備える。芯押軸81は円柱状を有し、左右方向に延びる。芯押軸81の中心C2と旋削主軸21の回転中心C1は、所定の軸線C3に沿って左右方向に一直線上に配置される。芯押軸81の左端部81Aは、左方に向かうに従って半径が次第に小さくなる円錐形状を有する。左端部81Aの頂点810の位置は、軸線C3と重なる位置に配置される。
工作機械1は、旋削台2の旋削主軸21に保持された動力伝達装置3と、芯押台8の芯押軸81との間に被削材9を保持する。工作機械1は、旋削主軸21の回転に応じて被削材9を回転させながら、非図示の旋削工具により被削材9を加工する。図1に示すように、被削材9を左右両側から保持可能な状態における旋削台2と芯押台8との夫々の左右方向の位置を、作業位置という。作業位置よりも旋削台2と芯押台8との間の左右方向の距離が大きい状態であって、工作機械1に対する被削材9の着脱が可能な状態における旋削台2と芯押台8との夫々の左右方向の位置を、待機位置という。
<動力伝達装置3>
図2〜図4に示すように、動力伝達装置3は、センターシャフト30及びドライブシャフト5A、5B、5C(夫々を区別しない場合、「ドライブシャフト5」と総称する。)を備える。図2に示すように、センターシャフト30は、本体部31、支持部32、及び頂部33を有する。本体部31は円柱状を有し、左右方向に延びる。支持部32は本体部31の右端部に対応し、右方に向かうに従って半径が次第に小さくなる円錐台形状を有する。支持部32の側面には、複数の段差が形成される。支持部32の右端面32Aは円形状を有し、左右方向と直交する。頂部33は、支持部32の右端面32Aから右方に突出する。頂部33は、右方に向かうに従って半径が次第に小さくなる円錐形状を有する。図3に示すように、頂部33の頂点33Aの位置は、軸線C3と重なる位置に配置される。頂部33の側面は、後述する支持部32の孔35A、35B、35C(図4参照)に対応する部分で切り欠かれている。
図2〜図4に示すように、動力伝達装置3は、センターシャフト30及びドライブシャフト5A、5B、5C(夫々を区別しない場合、「ドライブシャフト5」と総称する。)を備える。図2に示すように、センターシャフト30は、本体部31、支持部32、及び頂部33を有する。本体部31は円柱状を有し、左右方向に延びる。支持部32は本体部31の右端部に対応し、右方に向かうに従って半径が次第に小さくなる円錐台形状を有する。支持部32の側面には、複数の段差が形成される。支持部32の右端面32Aは円形状を有し、左右方向と直交する。頂部33は、支持部32の右端面32Aから右方に突出する。頂部33は、右方に向かうに従って半径が次第に小さくなる円錐形状を有する。図3に示すように、頂部33の頂点33Aの位置は、軸線C3と重なる位置に配置される。頂部33の側面は、後述する支持部32の孔35A、35B、35C(図4参照)に対応する部分で切り欠かれている。
図4に示すように、支持部32に孔35A、35B、35C(夫々を区別しない場合、「孔35」と総称する。)が形成される。孔35の断面形状は、円形である。孔35は、支持部32の右端面32Aから左方に延び、支持部32を左右方向に貫通する(図7参照)。孔35A、35B、35Cは、軸線C3の周囲に設けられる。又、孔35A、35B、35Cは、支持部32を軸線C3に沿って右方から視た場合、軸線C3を中心として周回状に等間隔に並ぶ。孔35の断面の半径を、孔半径Rh(図7参照)と表記する。
<ドライブシャフト5>
ドライブシャフト5A、5B、5Cは同一形状を有する。図5、図6に示すように、ドライブシャフト5は、円柱状の本体部51を有する。本体部51の半径を、第1半径R1(図6参照)と表記する。第1半径R1は、例えば3mmであり、孔35の孔半径Rh(図7参照)よりも僅かに小さい。図4に示すように、ドライブシャフト5Aは、支持部32の孔35Aに本体部51(図5参照)が挿通され、孔35Aにより左右方向に摺動可能に支持される。ドライブシャフト5Bは、支持部32の孔35Bに本体部51(図5参照)が挿通され、孔35Bにより左右方向に摺動可能に支持される。ドライブシャフト5Cは、支持部32の孔35Cに本体部51(図5参照)が挿通され、孔35Cにより左右方向に摺動可能に支持される。図2、図3に示すように、孔35に挿通された状態のドライブシャフト5の本体部51の右端部は、孔35から右方に突出する。
ドライブシャフト5A、5B、5Cは同一形状を有する。図5、図6に示すように、ドライブシャフト5は、円柱状の本体部51を有する。本体部51の半径を、第1半径R1(図6参照)と表記する。第1半径R1は、例えば3mmであり、孔35の孔半径Rh(図7参照)よりも僅かに小さい。図4に示すように、ドライブシャフト5Aは、支持部32の孔35Aに本体部51(図5参照)が挿通され、孔35Aにより左右方向に摺動可能に支持される。ドライブシャフト5Bは、支持部32の孔35Bに本体部51(図5参照)が挿通され、孔35Bにより左右方向に摺動可能に支持される。ドライブシャフト5Cは、支持部32の孔35Cに本体部51(図5参照)が挿通され、孔35Cにより左右方向に摺動可能に支持される。図2、図3に示すように、孔35に挿通された状態のドライブシャフト5の本体部51の右端部は、孔35から右方に突出する。
図5、図6に示すように、ドライブシャフト5は、本体部51の右端部に接触部52を有する。図7に示すように、接触部52は、ドライブシャフト5が孔35に挿通された状態で、孔35から突出し、且つ、孔35から突出する向きに凸となるように湾曲する。接触部52の湾曲形状は、半球状である。図6に示すように、接触部52の曲率半径を、Rcと表記する。曲率半径Rcは、本体部51の第1半径R1以上である(R1≦Rc)。より好ましくは、曲率半径Rcは、第1半径R1以上、且つ、第1半径R1を5倍した値以下である(R1≦Rc≦5×R1)。更に好ましくは、曲率半径Rcは、第1半径R1以上、且つ、第1半径R1を3倍した値以下である(R1≦Rc≦3×R1)。
接触部52は、ビッカース硬さが700HV以上の高硬度材料で形成される。接触部52の材料として、炭素焼き入れ鋼又は超硬合金が用いられる。接触部52の表面には、砥粒が設けられる。砥粒の材料は、例えばダイヤモンドである。砥粒の粒度は、#80以上#200以下である。従って、接触部52の表面は、ドライブシャフト5のうち接触部52を除く部分、即ち本体部51の側面よりも、摩擦係数が大きい。
ドライブシャフト5は、本体部51の側面のうち左右方向中央に溝53を備える。溝53は、本体部51の側面に沿って周回状に延びる。本体部51のうち溝53が形成された部分の半径は、本体部51の第1半径R1よりも僅かに小さい。溝53には、孔35に対してドライブシャフト5を円滑に摺動させるために潤滑剤が充填される。
図7に示すように、ドライブシャフト5A、5B、5C(図4参照)の左端部は、半球体6に接続される。半球体6は、左方に向けて凸状に湾曲する。半球体6の左方且つセンターシャフト30の本体部31の内部に、非図示のソケットが設けられる。ソケットは左方に向けて凹状に湾曲し、半球体6を回転可能に支持する。ソケットに対して半球体6が回転した場合、ドライブシャフト5A、5B、5Cの各々は連動し、孔35に沿って左右方向に摺動する。
<使用形態>
図1に示すように、工作機械1の旋削台2の旋削主軸21に、動力伝達装置3が装着される。旋削台2及び芯押台8が待機位置に配置される。旋削台2と芯押台8との間に被削材9が配置される。旋削台2及び芯押台8が近接され、待機位置から作業位置に切り替えられる。動力伝達装置3のうちセンターシャフト30の頂点33A(図2参照)は、被削材9の左端部9Aに左方から接触する。センターシャフト30を付勢する旋削台2内のばねが収縮することにより、センターシャフト30は旋削台2に対して左方に相対移動する。これにより、ドライブシャフト5A、5B、5Cの各々の接触部52(図4参照)は、被削材9の左端部9Aに左方から接触する。又、芯押台8の芯押軸81の頂点810は、被削材9の右端部9Bに右方から接触する。センターシャフト30の頂点33Aと芯押軸81の頂点810とは、被削材9を回転可能に支持する。
図1に示すように、工作機械1の旋削台2の旋削主軸21に、動力伝達装置3が装着される。旋削台2及び芯押台8が待機位置に配置される。旋削台2と芯押台8との間に被削材9が配置される。旋削台2及び芯押台8が近接され、待機位置から作業位置に切り替えられる。動力伝達装置3のうちセンターシャフト30の頂点33A(図2参照)は、被削材9の左端部9Aに左方から接触する。センターシャフト30を付勢する旋削台2内のばねが収縮することにより、センターシャフト30は旋削台2に対して左方に相対移動する。これにより、ドライブシャフト5A、5B、5Cの各々の接触部52(図4参照)は、被削材9の左端部9Aに左方から接触する。又、芯押台8の芯押軸81の頂点810は、被削材9の右端部9Bに右方から接触する。センターシャフト30の頂点33Aと芯押軸81の頂点810とは、被削材9を回転可能に支持する。
工作機械1は、非図示の主軸モータの回転を開始する。主軸モータの回転に応じ、旋削台2の旋削主軸21も回転を開始する。旋削主軸21に保持された動力伝達装置3は、軸線C3を中心として回転する。ドライブシャフト5は、接触部52を介して接触する被削材9に回転動力を伝達する。これにより、被削材9は軸線C3を中心として回転する。工作機械1は、非図示の旋削工具により、回転する被削材9を加工する。
なお、ドライブシャフト5A、5B、5Cを保持する機構は、半球体6を用いた機構に限定されない。例えば、センターシャフト30はばねを介さず、旋削主軸21に直接固定されてもよい。ドライブシャフト5A、5B、5Cを保持する機構として、各々が油圧で連動して左右方向に移動可能な機構を使用してもよい。工作機械1が被削材9を保持するために旋削台2及び芯押台8が待機位置から作業位置に切り替えられた場合、ドライブシャフト5A、5B、5Cは油圧により連動して左右方向に移動し、各々の接触部52を被削材9に接触させてもよい。
<評価1>
ドライブシャフト5の接触部52の砥粒の粒度と摩擦係数との関係について説明する。図8は、接触部52の砥粒の粒度と摩擦係数との関係を示す。図8(A)は、ドライブシャフト5の材料として焼き入れ前のS45C(機械構造用炭素鋼)が用いられた場合の結果を示す。図8(B)は、ドライブシャフト5の材料として焼き入れ後のS45Cが用いられた場合の結果を示す。
ドライブシャフト5の接触部52の砥粒の粒度と摩擦係数との関係について説明する。図8は、接触部52の砥粒の粒度と摩擦係数との関係を示す。図8(A)は、ドライブシャフト5の材料として焼き入れ前のS45C(機械構造用炭素鋼)が用いられた場合の結果を示す。図8(B)は、ドライブシャフト5の材料として焼き入れ後のS45Cが用いられた場合の結果を示す。
接触部52の表面の砥粒の粒度を#40、#50、#80、#140、#200とした場合のドライブシャフト5が、それぞれ2つずつサンプルとして用意された。そして、それぞれについて摩擦係数が計測された。図8の横軸に示した表記「#X−Y」のうち「#X」(Xは、40、50、80、140、200の何れか)は、対応する棒グラブで示されるドライブシャフト5の接触部52の砥粒の粒度を示す。「Y」(Yは1又は2)は、対応する粒度のドライブシャフト5のサンプル種別を示す。
図8の結果から、焼き入れ前(図8(A)参照)と焼き入れ後(図8(B)参照)とで、摩擦係数に大きな差異が生じないことが分かった。又、いずれの結果においても、接触部52の砥粒の粒度が#80、#140、#200の何れかであるドライブシャフト5の方が、接触部52の砥粒の粒度が#40、#50であるドライブシャフト5よりも、摩擦係数のばらつきが小さくなることが分かった。以上の結果から、ドライブシャフト5の接触部52の表面に設けられた砥粒の粒度を、少なくとも#80以上#200以下とすることにより、旋削台2の旋削主軸21の回転動力を、動力伝達装置3のドライブシャフト5を介して被削材9に安定的に伝達できることが明らかとなった。
<評価2>
ドライブシャフト5の接触部52の曲率半径Rcと、動力伝達装置3を介して工作機械1に保持される被削材9の位置の揺れ測定値との関係について説明する。接触部52の曲率半径Rcが、本体部51の第1半径R1の1倍(1×R1)、5/3倍(5/3×R1)、3倍(3×R1)、及び5倍(5×R1)である4つのドライブシャフト5が、サンプルとして用いられた。又、それぞれのドライブシャフト5を装着した動力伝達装置3を介して、形状の異なる合計8つの被削材9(No.1〜No.8)が工作機械1に装着された。そして、それぞれの場合において旋削主軸21が回転した時の被削材9の揺れの大きさを示す揺れ測定値が計測され、サンプル毎に平均値及び標準偏差σが算出された。
ドライブシャフト5の接触部52の曲率半径Rcと、動力伝達装置3を介して工作機械1に保持される被削材9の位置の揺れ測定値との関係について説明する。接触部52の曲率半径Rcが、本体部51の第1半径R1の1倍(1×R1)、5/3倍(5/3×R1)、3倍(3×R1)、及び5倍(5×R1)である4つのドライブシャフト5が、サンプルとして用いられた。又、それぞれのドライブシャフト5を装着した動力伝達装置3を介して、形状の異なる合計8つの被削材9(No.1〜No.8)が工作機械1に装着された。そして、それぞれの場合において旋削主軸21が回転した時の被削材9の揺れの大きさを示す揺れ測定値が計測され、サンプル毎に平均値及び標準偏差σが算出された。
図9に示すように、何れのサンプルの平均値も、工作機械1において許容される揺れ測定値の最大値である10μmより小さくなった。従って、接触部52の曲率半径Rcを、第1半径R1以上とした場合(R1≦Rc)、工作機械1に対して被削材9を正確な位置に装着できることが分かった。又、接触部52の曲率半径Rcを、第1半径R1以上、且つ、第1半径R1を5倍した値以下(R1≦Rc≦5×R1)とした場合に、工作機械1に対して被削材9を更に正確な位置に装着できることが分かった。又、特に接触部52の曲率半径Rcを第1半径R1の1倍、5/3倍、3倍の何れかとしたサンプルが用いられた場合、揺れ測定値の平均値を5μmよりも小さくできることが分かった。従って、接触部52の曲率半径Rcを、第1半径R1以上、且つ、第1半径R1を3倍した値以下(R1≦Rc≦3×R1)とした場合に、工作機械1に対して被削材9をより精度よく位置決めできることが分かった。
<本実施形態の作用、効果>
動力伝達装置3のドライブシャフト5は、接触部52が湾曲する。このため、動力伝達装置3に近接する端面が平面でないか、又は、端面が軸線C3に対して垂直でない被削材9に対し、接触部52を適切に接触させることができる。従って、曲げモーメント等の発生を抑制しつつ被削材9を動力伝達装置3により保持できる。この場合、動力伝達装置3は、被削材9が回転時に揺れたり、軸線C3に対する同心度の精度が低下したりする可能性を軽減できる。又、接触部52の摩擦係数は、ドライブシャフト5のうち接触部52以外の摩擦係数よりも大きい。このため、動力伝達装置3は、ドライブシャフト5から被削材9に対して回転動力を適切に伝達させることができる。以上により、動力伝達装置3は、被削材9を安定的に回転させて、工作機械1により被削材9を精度よく加工できる。
動力伝達装置3のドライブシャフト5は、接触部52が湾曲する。このため、動力伝達装置3に近接する端面が平面でないか、又は、端面が軸線C3に対して垂直でない被削材9に対し、接触部52を適切に接触させることができる。従って、曲げモーメント等の発生を抑制しつつ被削材9を動力伝達装置3により保持できる。この場合、動力伝達装置3は、被削材9が回転時に揺れたり、軸線C3に対する同心度の精度が低下したりする可能性を軽減できる。又、接触部52の摩擦係数は、ドライブシャフト5のうち接触部52以外の摩擦係数よりも大きい。このため、動力伝達装置3は、ドライブシャフト5から被削材9に対して回転動力を適切に伝達させることができる。以上により、動力伝達装置3は、被削材9を安定的に回転させて、工作機械1により被削材9を精度よく加工できる。
ドライブシャフト5の本体部51は円柱状であり、接触部52は、曲率半径Rcで半球状に湾曲する。このため、動力伝達装置3は、ドライブシャフト5により被削材9を安定的に保持して回転させることができるので、被削材9の加工精度を更に高めることができる。
接触部52の曲率半径Rcは、ドライブシャフト5の本体部51の半径である第1半径R1以上である(R1≦Rc)。より好ましくは、曲率半径Rcは、第1半径R1以上、且つ、第1半径R1を5倍した値以下である(R1≦Rc≦R1×5)。更に好ましくは、曲率半径Rcは、第1半径R1以上、且つ、第1半径R1を3倍した値以下である(R1≦Rc≦R1×3)。これらの場合、動力伝達装置3は、加工された被削材9の揺れ測定値を小さくできる。
ドライブシャフト5の本体部51の側面に、溝53が形成される。この場合、例えば、孔35に対してドライブシャフト5が摺動しやすいように潤滑剤が使用された場合、潤滑剤を溝53に溜めることができる。従って、動力伝達装置3は、孔35とドライブシャフト5との間の隙間を介して潤滑剤が外部に漏れ出ることを抑制できる。
ドライブシャフト5の接触部52は砥粒を備える。これにより、動力伝達装置3は、接触部52の摩擦係数を、ドライブシャフト5のうち接触部52以外の部分の摩擦係数よりも容易に大きくできる。又、砥粒の粒度は#80以上#200以下である。この場合、動力伝達装置3は、接触部52の摩擦係数を安定化させることができるので、工作機械1による被削材9の加工精度を安定化できる。
ドライブシャフト5の接触部52は、ビッカース硬さが700HV以上の高硬度材料で構成される。この場合、ドライブシャフト5の硬度が高くなるので、接触部52を被削材9に食い込ませることが容易に可能となる。このため、動力伝達装置3は、回転動力をドライブシャフト5により被削材9に適切に伝達し、被削材9を回転させることができる。
<変形例>
本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。図10、図11を参照し、上記実施形態の変形例について説明する。変形例では、動力伝達装置3においてドライブシャフト5の代わりにドライブシャフト7が用いられる。動力伝達装置3の他の構成は、上記実施形態と同一である。以下では、ドライブシャフト7のみ説明し、他の構成の説明は省略する。又、ドライブシャフト7について、ドライブシャフト5と共通する構成については、説明を省略する。
本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。図10、図11を参照し、上記実施形態の変形例について説明する。変形例では、動力伝達装置3においてドライブシャフト5の代わりにドライブシャフト7が用いられる。動力伝達装置3の他の構成は、上記実施形態と同一である。以下では、ドライブシャフト7のみ説明し、他の構成の説明は省略する。又、ドライブシャフト7について、ドライブシャフト5と共通する構成については、説明を省略する。
図10、図11に示すように、ドライブシャフト7は、円柱状の本体部71を有する。本体部71は、先端部7A及び基端部7Bを有する。先端部7A及び基端部7Bは、それぞれ円柱状を有する。先端部7A及び基端部7Bは、ドライブシャフト7の延伸方向に並ぶ。先端部7Aは、基端部7Bの右方に配置される。先端部7Aの長さは、基端部7Bの長さの略1/3である。図11に示すように、基端部7Bの半径は、ドライブシャフト5の本体部51の第1半径R1(図6参照)と同一である。先端部7Aの半径は、第1半径R1よりも小さい第2半径R2である(R2<R1)。
本体部71の先端部7Aの右端部には、接触部72が設けられる。接触部72の湾曲形状は、半球状である。接触部72の曲率半径Rcは、先端部7Aの第2半径R2、及び、基端部7Bの第1半径R1より大きい(R2<R1≦Rc)。ドライブシャフト7には、ドライブシャフト5における溝53(図5、図6参照)に対応する部位は設けられない。
接触部72の摩擦係数を大きくするために、砥粒を付着させるための表面処理が施される。ここでドライブシャフト7が用いられる場合、本体部71の先端部7Aのうち接触部72近傍を除く部位をテープ等によりマスキングすることにより、接触部72の全体に砥粒を適切に付着させることができると同時に、本体部71の基端部7Bに対して表面処理が施されて砥粒が付着する可能性を軽減できる。従って、動力伝達装置3は、基端部7Bに対して表面処理が施されることによってドライブシャフト7が孔35に対して摺動し難くなることを防止できる。
<その他の変形例>
以下変形例では、ドライブシャフト5を用いた動力伝達装置3を前提として説明するが、ドライブシャフト7を用いた動力伝達装置3にも適用可能であることはいうまでもない。センターシャフト30において、支持部32と頂部33とは別体に設けられてもよい。旋削主軸21の回転時、支持部32のみ回転し、頂部33は回転しなくてもよい。ドライブシャフト5の左端部に、ばね等の弾性部材が設けられていてもよい。ドライブシャフト5は、弾性部材により孔35から突出する向きに付勢されてもよい。
以下変形例では、ドライブシャフト5を用いた動力伝達装置3を前提として説明するが、ドライブシャフト7を用いた動力伝達装置3にも適用可能であることはいうまでもない。センターシャフト30において、支持部32と頂部33とは別体に設けられてもよい。旋削主軸21の回転時、支持部32のみ回転し、頂部33は回転しなくてもよい。ドライブシャフト5の左端部に、ばね等の弾性部材が設けられていてもよい。ドライブシャフト5は、弾性部材により孔35から突出する向きに付勢されてもよい。
ドライブシャフト5の接触部52の形状は半球状に限定されず、湾曲した他の形状でもよい。例えば接触部52は、半球体表面の一部にのみ沿って形成されてもよいし、2次曲面の一部に沿って形成されてもよい。更に、例えば接触部52の表面の断面形状が、2次関数又は指数関数で示される曲線と一致してもよい。
ドライブシャフト5の接触部52の曲率半径Rcは、本体部51の半径である第1半径R1より小さくてもよいし、第1半径R1を5倍した値より大きくてもよい。ドライブシャフト5の本体部51に設けられた溝53の形状は、本体部51の側面に沿った周回状に限定されず、らせん状や網の目状でもよい。溝53は、軸線C3と平行に延びてもよい。ドライブシャフト5に溝53は設けられなくてもよい。
ドライブシャフト5の接触部52の砥粒の粒度は、#80より小さくてもよいし、#200より大きくてもよい。接触部52に砥粒は設けられなくてもよい。例えば接触部52には、研磨により凹凸が形成されることにより、摩擦係数が調整されていてもよい。
ドライブシャフト5の接触部52のビッカース硬さは、700HVより小さくてもよい。接触部52の材料は高硬度材料でなくてもよい。例えば接触部52の材料として、被削材9よりも硬度の小さい材料が用いられてもよい。
ドライブシャフト5の溝53に対応する溝が、ドライブシャフト7にも設けられてもよい。
3:動力伝達装置、5、5A、5B、5C、7:ドライブシャフト、7A:先端部、7B:基端部、9:被削材、30:センターシャフト、32:支持部、33A:頂点、35、35A、35B、35C:孔、52、72:接触部、53:溝、C1:回転中心、C3:軸線、R1:第1半径、R2:第2半径、Rc:曲率半径
Claims (8)
- 所定の回転中心に沿って延びる軸線と重なる位置に、被削材を回転可能に支持する頂点が配置され、前記軸線を中心として周回状に並ぶ複数の孔を有するセンターシャフトと、
前記複数の孔の各々に摺動可能に支持され、前記被削材に接触して回転動力を伝達する複数のドライブシャフトと
を備え、
前記ドライブシャフトは、前記孔から突出した部位であって、前記被削材に接触する部位に接触部を有し、
前記接触部は、
前記ドライブシャフトが前記孔から突出する向きに凸となるように湾曲し、且つ、前記ドライブシャフトのうち前記接触部を除く部位よりも摩擦係数が大きい
ことを特徴とする動力伝達装置。 - 前記ドライブシャフトは円柱状であり
前記接触部は、所定の曲率半径で半球状に湾曲し、
前記曲率半径は、前記ドライブシャフトの円柱の半径である第1半径以上であることを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。 - 前記曲率半径は、前記第1半径以上、且つ、前記第1半径を5倍した値以下であることを特徴とする請求項2に記載の動力伝達装置。
- 前記曲率半径は、前記第1半径以上、且つ、前記第1半径を3倍した値以下であることを特徴とする請求項3に記載の動力伝達装置。
- 前記ドライブシャフトは、
延伸方向に並ぶ部位であって、前記接触部が設けられた円柱状の先端部と、前記先端部以外の円柱状の基端部とを備え、
前記基端部の円柱の半径は前記第1半径であり、前記先端部の円柱の半径は前記第1半径よりも小さい第2半径である
ことを特徴とする請求項2から4の何れかに記載の動力伝達装置。 - 前記ドライブシャフトの側面に溝が形成されたことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の動力伝達装置。
- 前記接触部は砥粒を備え、
前記砥粒の粒度が#80以上#200以下であることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の動力伝達装置。 - 前記ドライブシャフトのうち少なくとも前記接触部が設けられる部位は、ビッカース硬さが700HV以上の高硬度材料で構成されたことを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の動力伝達装置。
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JP2019217115A JP2021084213A (ja) | 2019-11-29 | 2019-11-29 | 動力伝達装置 |
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