JP2021081132A - 給湯装置 - Google Patents

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幸雄 松坂
Yukio Matsuzaka
幸雄 松坂
晋司 吉川
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晋司 吉川
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Abstract

【課題】入浴時の湯切れの発生を抑制できる給湯装置を提案する。【解決手段】給湯装置は、湯水を貯える貯湯タンク(20)と、貯湯タンク(20)内の湯水を風呂の浴槽に供給する供給部(22,23)と、供給部(22,23)を制御する制御部(10)と、湯はり完了を報知する報知部(300)とを備える。制御部(10)により供給部(22,23)を制御して、貯湯タンク(20)内の湯水を浴槽に供給する湯はり運転を行う。報知部(300)は、浴槽内の湯量に関する情報および貯湯タンク(20)内の残湯量に基づいて湯はり完了の報知の内容またはタイミングを変更することが可能である。【選択図】図1

Description

本開示は、給湯装置に関する。
従来、給湯装置としては、ヒートポンプユニットにより貯湯タンク内の湯水を加熱して沸き上げ、沸き上げられた貯湯タンク内の湯水を風呂の浴槽内に供給することにより湯はりを行うものがある(例えば、特開2015−127626号公報(特許文献1)参照)。
特開2015−127626号公報
上記給湯装置において、貯湯タンクの容量が比較的小さい場合、風呂の湯はりが完了した時点で、貯湯タンク内の残湯量が少ないために入浴時にカランやシャワー等で湯水を使用すると、湯切れが発生する恐れがある。
本開示では、入浴時の湯切れの発生を抑制できる給湯装置を提案する。
本開示の給湯装置は、
湯水を貯える貯湯タンクと、
上記貯湯タンク内の湯水を風呂の浴槽に供給する供給部と、
上記供給部を制御する制御部と
を備え、
上記制御部により上記供給部を制御して、上記貯湯タンク内の湯水を上記浴槽に供給する湯はり運転を行い、
湯はり完了を報知する報知部を備え、
上記報知部は、上記浴槽内の湯量に関する情報および上記貯湯タンク内の残湯量に基づいて上記湯はり完了の報知の内容またはタイミングを変更することが可能なことを特徴とする。
ここで、浴槽内の湯量に関する情報は、浴槽内の水位・水圧などを測定してもよいし、貯湯タンクから浴槽内に供給される湯量に基づいて推定された情報でもよい。
本開示によれば、湯はり完了を報知する報知部が、浴槽内の湯量に関する情報および貯湯タンク内の残湯量に基づいて湯はり完了の報知の内容またはタイミングを変更することによって、例えば、入浴するユーザーに注意喚起する報知をしたり貯湯タンク内の残湯量が増えるまで湯はり完了の報知を遅らせたりすることで、入浴時の湯切れの発生を抑制できる。
また、本開示の1つの態様に係る給湯装置では、
上記貯湯タンク内の湯水を沸き上げる加熱部を備え、
上記湯はり運転で上記浴槽内の湯量が目標値に到達した時点で上記貯湯タンク内の残湯量が第1湯量未満のとき、上記制御部により上記加熱部を制御して沸き上げ運転を行い、上記貯湯タンク内の残湯量が上記第1湯量以上になると、上記報知部が上記湯はり完了を報知する。
本開示によれば、沸き上げ運転により貯湯タンク内の残湯量が第1湯量以上に増えるまで湯はり完了の報知を遅らせることで、入浴時の湯切れの発生を抑制できる。
また、本開示の1つの態様に係る給湯装置では、
上記貯湯タンク内の湯水を沸き上げる加熱部を備え、
上記貯湯タンク内の残湯量が第1湯量未満のとき、上記制御部により上記加熱部を制御して沸き上げ運転を行って、
上記湯はり運転で上記浴槽内の湯量が目標値に到達した時点で上記残湯量が上記第1湯量よりも少ないことに関する情報を上記報知部が報知する。
本開示によれば、沸き上げ運転により浴槽内の湯量に関する目標値に到達した時点で残湯量が第1湯量よりも少ないことに関する情報を報知部が報知するので、入浴するユーザーに注意喚起することができる。
また、本開示の1つの態様に係る給湯装置では、
上記浴槽内の湯量に関する情報および上記貯湯タンク内の残湯量に基づいて上記湯はり完了の報知の内容またはタイミングを変更する第1モードとするか、または、上記浴槽内の湯量に関する情報に基づいて上記湯はり完了を報知する第2モードとするかを設定可能な第1設定部を備える。
本開示によれば、リモートコントローラなどの第1設定部により、湯はり完了の報知の内容またはタイミングを変更する第1モードと、浴槽内の湯量に関する情報に基づいて湯はり完了を報知する第2モードのいずれかを設定可能とすることによって、ユーザーの入浴状況に応じた湯はり完了の報知をユーザーが選択でき、利便性が向上する。
また、本開示の1つの態様に係る給湯装置では、
上記沸き上げ運転における上記貯湯タンク内の湯水の沸き上げ温度に応じた湯量に上記第1湯量を設定可能な第2設定部を備える。
本開示によれば、リモートコントローラなどの第2設定部により、貯湯タンク内の湯水の沸き上げ温度に応じた湯量に第1湯量を設定可能とすることによって、最適な第1湯量を設定できる。
本開示の第1実施形態の給湯装置の構成図である。 第1実施形態の給湯装置の制御ブロック図である。 第1実施形態の給湯装置のリモートコントローラの正面図である。 リモートコントローラの表示部を示す図である。 リモートコントローラの表示部の表示例を示す図である。 第3実施形態のリモートコントローラの表示部の表示例を示す図である。 第1実施形態の給湯装置の制御装置の風呂湯はり運転の動作を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態の給湯装置の制御装置の風呂湯はり運転の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、実施形態を説明する。なお、図面において、同一の参照番号は、同一部分または相当部分を表わすものである。また、長さ、幅、厚さ、深さ等の図面上の寸法は、図面の明瞭化と簡略化のために実際の尺度から適宜変更されており、実際の相対寸法を表してはいない。
〔第1実施形態〕
図1は、本開示の第1実施形態の給湯装置の構成図である。
この給湯装置は、図1に示すように、ヒートポンプユニット100と、貯湯ユニット200と、リモートコントローラ300とを備えている。ヒートポンプユニット100は、加熱部の一例である。また、リモートコントローラ300は、報知部の一例である。
ヒートポンプユニット100は、圧縮機1と、圧縮機1の吐出側に一端が接続された水熱交換器2と、水熱交換器2の他端に一端が接続された電動膨張弁EVと、電動膨張弁EVの他端に一端が接続された室外熱交換器3と、室外熱交換器3の他端に一端が接続され、他端が圧縮機1の吸入側に接続されたアキュムレータ4とを備える。上記室外熱交換器3近傍に室外ファン6を配置している。水熱交換器2は、外管2aとその外管2a内に挿入された内管2bからなる2重管熱交換器である。なお、水熱交換器は、2重管熱交換器に限らず、プレート式の熱交換器などでもよい。
上記圧縮機1と水熱交換器2と室外熱交換器3と電動膨張弁EVおよびアキュムレータ4で、熱源装置の一例としての冷媒回路を構成している。
上記圧縮機1の吐出側に吐出管温度センサ11を設けている。また、室外熱交換器3の近傍に室外温度を検出する室外温度センサ12を設けている。
また、上記ヒートポンプユニット100では、水熱交換器2の入水口に入水配管L1の一端が接続され、水熱交換器2の出湯口に出湯配管L2の一端が接続されている。入水配管L1に入水温度センサ13を設け、出湯配管L2に出湯温度センサ14を設けている。入水配管L1に循環ポンプPを配設している。
上記ヒートポンプユニット100は、制御部の一例としての制御装置10を備えている。なお、この制御装置10は、貯湯ユニット200側に備えてもよいし、ヒートポンプユニット100と貯湯ユニット200の夫々に、協調動作する制御装置を備えてもよい。
また、貯湯ユニット200は、貯湯タンク20を備えている。この貯湯タンク20は、比較的小容量の100〜200リットルである。貯湯タンク20の下部に入水配管L1の他端が接続され、貯湯タンク20の上部に出湯配管L2の他端が接続されている。貯湯タンク20には、下側から上側に向かって間隔をあけて3つの温度センサT1〜T3を設けている。
また、貯湯タンク20の下部に、減圧弁24が配設された給水配管L11が接続されている。貯湯タンク20の上部に配管L12の一端が接続され、配管L12の他端が給湯混合弁21の第1入水ポートに接続されている。給湯混合弁21の第2入水ポートに、給水配管L11から分岐した配管L13が接続されている。
上記給湯混合弁21の出水ポートに給湯配管L14の一端を接続し、給湯配管L14の他端に給湯部30(例えば蛇口や風呂のカラン,シャワー)を接続している。給湯配管L14に給湯温度センサ25を設けている。
また、配管L12から分岐した配管L15が湯はり混合弁22の第1入水ポートに接続されている。湯はり混合弁22の第2入水ポートに、配管L13から分岐した配管L16が接続されている。湯はり混合弁22の出水ポートに配管L17の一端を接続し、配管L17の他端を湯はり電磁弁23の一端に接続している。湯はり電磁弁23の他端に風呂配管L18の一端を接続し、風呂配管L18の他端を浴槽40に接続している。配管L17に湯はり温度センサ26を設けている。
湯はり混合弁22および湯はり電磁弁23で、貯湯タンク20内の湯水を風呂の浴槽40に供給する供給部を構成している。なお、供給部は、これに限らず、貯湯ユニットの回路に応じた構成であればよい。
図2は、第1実施形態の給湯装置の制御ブロック図である。この制御装置10は、マイクロコンピュータおよび入出力回路などからなり、図2に示すように、リモートコントローラ300,吐出管温度センサ11,室外温度センサ12,温度センサT1〜T3,入水温度センサ13,出湯温度センサ14,給湯温度センサ25および湯はり温度センサ26からの信号に基づいて、圧縮機1,室外ファン用モータ6a,電動膨張弁EV,循環ポンプP,給湯混合弁21,湯はり混合弁22および湯はり電磁弁23などを制御する。
図3は、上記リモートコントローラ300の正面図である。このリモートコントローラ300は、図3に示すように、中央に設けられた表示部301と、表示部301の左側方に設けられた「追いだき」ボタン302と、「追いだき」ボタン302の下側に設けられた「たし湯」ボタン303と、表示部301の右側方に設けられた「ふろ自動」ボタン304と、「ふろ自動」ボタン304の下側に設けられた「通話」ボタン305と、表示部301の下側に設けられたボタン群306とを有する。ボタン群306の操作により、給湯/シャワーの目標給湯温度や風呂の目標設定温度などを設定する。
また、図4は、リモートコントローラ300の表示部301を示しており、リモートコントローラ300は、浴室内に設置されるタイプであるが、キッチンなどの他の部屋に設置されるタイプのものでもよい。
リモートコントローラ300は、図4に示すように、左側に貯湯タンク20内の湯量を棒グラフで示す第1表示部311と、中央に給湯/シャワーの目標給湯温度を表示する第2表示部312と、右側に風呂の目標設定温度を表示する第3表示部313と、第1表示部311の下側に沸き上げ運転中であることを表す「沸き上げ」を表示する第4表示部314と、第3表示部313の下側に湯はり運転中であることを表す「お湯はり」を表示する第5表示部315と、第3表示部313の上側に時計表示部316を有する。
<沸き上げ運転について>
上記構成の給湯装置において、ヒートポンプユニット100により貯湯タンク20内の湯を沸き上げる「沸き上げ運転」では、循環ポンプPを運転して、貯湯タンク20内の湯を、入水配管L1,ヒートポンプユニット100の水熱交換器2,出湯配管L2を介して循環させる。
上記制御装置10は、沸き上げ運転時にヒートポンプユニット100の出湯温度が目標出湯温度になるように、ヒートポンプユニット100を制御する。
ここで、目標出湯温度および沸き上げ湯量は、貯湯タンク20から給湯される湯量の履歴などに基づいて制御装置10で算出される。例えば、1日あたりの最大使用湯量が多い場合、目標出湯温度を例えば85℃と高くし、沸き上げ湯量を多くする一方、1日あたりの最大使用湯量が少ない場合、目標出湯温度を例えば65℃と低くし、沸き上げ湯量を少なくする。ここで、1日あたりの最大使用湯量は、給湯温度や使用湯量などの履歴に基づいて機械学習により算出するようにしてもよい。
この実施形態では、ヒートポンプユニット100は、沸き上げ運転時に例えば毎分2リットルの湯水を貯湯タンク20に供給する。なお、目標出湯温度などの条件によって供給する単位時間あたりの湯量は変化する。
上記制御装置10は、貯湯タンク20内の湯量や湯温などに基づく沸き上げ条件に応じて沸き上げ運転を開始する。
<給湯運転について>
上記給湯装置において、給湯部30から湯水を供給する「給湯運転」を行う場合、給湯部30の蛇口を開くと、給水圧力により外部からの水が給水配管L11を介して貯湯タンク20の下部から貯湯タンク20内に供給される。これにより、貯湯タンク20内の上部から高温の湯が配管L12を介して押し出される。
そして、貯湯タンク20内の上部から高温の湯が、配管L12を介して給湯混合弁21の第1入水ポートに供給されると共に、外部からの水が給水配管L11の一部,分岐配管L13を介して給湯混合弁21の第2入水ポート(水側)に供給される。
ここで、貯湯タンク20内の上部の高温の湯と外部からの水とが給湯混合弁21により混合された後、給湯配管L14を介して給湯部30から出湯される。
上記制御装置10は、「給湯運転」において、給湯部30の蛇口が開かれて、水量センサ(図示せず)により給湯開始が検出されると、目標給湯温度に応じて給湯混合弁21を制御する。
その後の給湯運転中は、給湯温度センサ25により検出された給湯温度が目標給湯温度になるように、給湯混合弁21の湯と水の混合比を制御するフィードバック制御を行う。
<湯はり運転について>
上記給湯装置において、貯湯タンク20から風呂の浴槽40内に給湯する「湯はり運転」を行う場合、制御装置10により湯はり電磁弁23を開くと、給水圧力により外部からの水が給水配管L11を介して貯湯タンク20の下部から貯湯タンク20内に供給される。これにより、貯湯タンク20内の上部から高温の湯が配管L12を介して押し出される。
そして、貯湯タンク20内の上部から高温の湯が、配管L12,配管L15を介して湯はり混合弁22の第1入水ポートに供給されると共に、外部からの水が給水配管L11の一部,配管L16を介して湯はり混合弁22の第2入水ポート(水側)に供給される。
ここで、貯湯タンク20内の上部の高温の湯と外部からの水とが給湯混合弁21により混合された後、配管L17,湯はり電磁弁23および風呂配管L18を介して浴槽40に供給される。そして、水位センサ(図示せず)により検出された浴槽40内の水位が設定水位になると、湯はりが完了したものとして湯はり電磁弁23を閉じる。
上記制御装置10は、「湯はり運転」において、湯はり電磁弁23を開いて、浴槽40への湯はり運転が開始されると、目標設定温度に応じて湯はり混合弁22を制御する。
その後の湯はり運転中は、湯はり温度センサ26により検出された湯温が目標設定温度になるように、湯はり混合弁22の湯と水の混合比を制御するフィードバック制御を行う。
なお、この第1実施形態の給湯装置では、浴槽40内の湯量に関する情報および貯湯タンク20内の残湯量に基づいて湯はり完了の報知の内容(またはタイミング)を変更する第1モードとするか、または、浴槽40内の湯量に関する情報に基づいて湯はり完了を報知する第2モードとするかを設定可能な第1設定部300aをリモートコントローラ300が備えている。
リモートコントローラ300の第1設定部300aにより、第1モードと第2モードのいずれかを設定可能とすることによって、ユーザーの入浴状況に応じた湯はり完了の報知をユーザーが選択でき、利便性が向上する。
以下、図7のフローチャートに従って制御装置10の風呂湯はり運転の動作を説明する。
まず、湯はり運転がスタートすると、ステップS1で湯はり電磁弁23を開く。
次に、ステップS2に進み、湯はり混合弁22を制御する。
次に、ステップS3に進み、水位センサ(図示せず)により検出された浴槽40内の現在水位が設定水位以上か否かを判定する。そして、ステップS3で浴槽40内の現在水位が設定水位以上と判定すると、ステップS5に進む。ここで、湯はり運転において浴槽40内の現在水位が設定水位に到達したとき、浴槽40内の湯量が目標値に到達したものとする。
一方、浴槽40内の現在水位が設定水位未満のときは、ステップS2に戻り、浴槽40内の現在水位が設定水位以上になるまでステップS2〜S4を繰り返す。
そして、ステップS5で湯はり電磁弁23を閉じる。
次に、ステップS6に進み、貯湯タンク20内の残湯量を検出する。
次に、ステップS7に進み、貯湯タンク20内の残湯量が第1湯量以上か否かを判定する。そして、貯湯タンク20内の残湯量が第1湯量以上と判定すると、ステップS8に進み、湯はり完了の報知(「湯はりが完了しました。」)を行って処理を終了する。
一方、ステップS7で貯湯タンク20内の残湯量が第1湯量未満と判定すると、ステップS9に進み、第1モードと判定すると、ステップS10に進み、湯はり完了の報知(「湯はりが完了しました。湯量が少ないので湯切れの心配があります。」)を行って処理を終了する。一方、ステップS9で第1モードでないと判定すると、第2モードであるとしてステップS8に進む。
このように、上記第1実施形態の給湯装置では、湯はり運転において浴槽40内の湯量が目標値に到達した時点で貯湯タンク20内の残湯量が予め設定された第1湯量(例えば50リットル)以上のとき、リモートコントローラ300の表示部301に「湯はりが完了しました。」などの情報を表示する。
一方、湯はり運転において浴槽40内の湯量が目標値に到達した時点で貯湯タンク20内の残湯量が予め設定された第1湯量未満のとき、図5に示すように、リモートコントローラ300の表示部301に「湯はりが完了しました。湯量が少ないので湯切れの心配があります。」などの情報を表示する(図5の317)。
ここで、ユーザーが入浴するときにカランやシャワーなどで使用する湯量は、一般的に一人あたり50リットルであるので、貯湯タンク20内の残湯量が50リットル未満であると、湯はり運転が完了してすぐに入浴した場合に湯切れが起きる可能性が高くなる。なお、貯湯タンク20内の残湯量は、沸き上げ運転完了時の沸き上げ湯量およびその後の使用湯量などから算出する。使用湯量は、流量センサ(図示せず)により求める。
このように、上記給湯装置では、「湯はり運転」において、湯はり完了を報知するリモートコントローラ300が、浴槽40内の湯量に関する情報および貯湯タンク20内の残湯量に基づいて湯はり完了の報知の内容を変更する。これによって、入浴するユーザーに注意喚起することができ、ユーザーが入浴時に節水することで湯切れの発生を抑制できる。
ここで、浴槽40内の湯量に関する情報は、浴槽40内の水位・水圧などを測定してもよいし、貯湯タンク20から浴槽40内に供給される湯量に基づいて推定された情報でもよい。
〔第2実施形態〕
本開示の第2実施形態の給湯装置は、制御装置10の動作を除いて第1実施形態の給湯装置と同一の構成をしている。
この第2実施形態の給湯装置では、湯はり運転において浴槽40内の湯量が目標値に到達した時点で貯湯タンク20内の残湯量が予め設定された第1湯量未満のとき、沸き上げ運転を行う。沸き上げ運転の結果、貯湯タンク20内の残湯量が第1湯量以上になったとき、リモートコントローラ300により湯はり完了を報知する。
ここで、ユーザーが入浴するときにカランやシャワーなどで使用する湯量は、一般的に一人あたり50リットルであるので、貯湯タンク20内の残湯量が50リットル未満であると、湯はり運転が完了してすぐに入浴した場合に湯切れが起きる可能性が高くなる。したがって、第1湯量を例えば55リットルに設定することにより、入浴時に貯湯タンク20内に55リットル以上の湯量を確保できる。
以下、図8のフローチャートに従って制御装置10の風呂湯はり運転の動作を説明する。図8において、ステップS1〜S9は、第1実施形態の図7に示すステップS1〜S9と同一であり、ステップS1〜S6については説明を省略する。
ステップS7において、貯湯タンク20内の残湯量が第1湯量以上か否かを判定する。そして、貯湯タンク20内の残湯量が第1湯量以上と判定すると、ステップS8に進み、湯はり完了の報知(「湯はりが完了しました。」)を行って処理を終了する。
一方、ステップS7で貯湯タンク20内の残湯量が第1湯量未満と判定すると、ステップS9に進み、第1モードと判定すると、ステップS11に進む一方、ステップS9で第1モードでないと判定すると、ステップS8に進む。
上記ステップS11で貯湯タンク20内の残湯量を検出して、ステップS12に進み、貯湯タンク20内の残湯量が第1湯量以上か否かを判定する。そして、ステップS12で貯湯タンク20内の残湯量が第1湯量以上と判定すると、ステップS8に進む一方、貯湯タンク20内の残湯量が第1湯量未満のときは、残湯量が第1湯量以上になるまで、ステップS11,S12を繰り返す。このステップS12で貯湯タンク20内の残湯量が第1湯量未満と判定されたとき、制御装置10によりヒートポンプユニット100を制御して沸き上げ運転を行う。
このように、上記給湯装置では、「湯はり運転」において、湯はり完了を報知するリモートコントローラ300が、貯湯タンク20内の残湯量に基づいて湯はり完了の報知のタイミングを変更することによって、入浴時の湯切れの発生を抑制できる。詳しくは、沸き上げ運転により貯湯タンク20内の残湯量が第1湯量以上に増えるまで湯はり完了の報知を遅らせることで、入浴時の湯切れの発生を抑制できる。
〔第3実施形態〕
本開示の第3実施形態の給湯装置は、制御装置10の動作を除いて第1実施形態の給湯装置と同一の構成をしている。
この第3実施形態の給湯装置では、湯はり運転が完了した時点で貯湯タンク20内の残湯量が第1湯量未満のとき、湯はり運転で浴槽40内の湯量が目標値に到達した時点で残湯量が第1湯量よりも少ないことに関する情報をリモートコントローラ300が報知する。詳しくは、図6に示すように、リモートコントローラ300の表示部301に「湯はりが完了しました。入浴をもう少し待つことで湯切れの心配はなくなります。」などの情報を表示する(図6の317)。なお、このような情報を表示部に表示すると同時に音声で報知するようにしてもよいし、音声だけの報知であってもよい。
上記構成の給湯装置によれば、湯はり運転において浴槽40内の湯量に関する目標値に到達した時点で貯湯タンク20内の残湯量が第1湯量よりも少ないことに関する情報をユーザーに報知するので、入浴するユーザーに注意喚起することができる。
このように、上記給湯装置では、「湯はり運転」において、湯はり完了を報知するリモートコントローラ300が、貯湯タンク20内の残湯量に基づいて湯はり完了の報知の内容を変更することによって、カランやシャワーなどを多く使用すると湯切れの可能性が高まることをユーザーに注意喚起することで、湯切れの発生を抑制できる。
なお、上記給湯装置において、沸き上げ運転における貯湯タンク20内の湯水の沸き上げ温度に応じた湯量に第1湯量を設定可能な第2設定部300b(図2に示す)をリモートコントローラ300に備えてもよい。
この場合、リモートコントローラ300の第2設定部300bにより、貯湯タンク20内の湯水の沸き上げ温度に応じた湯量に第1湯量を設定可能とすることによって、最適な第1湯量を設定できる。例えば、湯はり完了時の貯湯タンク20内の残湯量が同じ条件では、貯湯タンク20内の湯水の沸き上げ温度が高い方が、貯湯タンク20内の総熱量が多いので、沸き上げ温度が低いときよりも第1湯量は少なくて済むので、少ない第1湯量を設定でき、沸き上げ時間を短縮できる。
また、湯はり運転が完了してから、沸き上げ運転により貯湯タンク20内の残湯量が第1湯量以上になったとき、リモートコントローラ300により湯切れの心配がなくなったことを報知するようにしてもよい。
上記第1〜第3実施形態では、加熱部としてヒートポンプユニット100を用いたが、加熱部はこれに限らず、他の熱源装置を用いてもよい。
上記第1〜第3実施形態では、報知部としてリモートコントローラ300を用いたが、報知部はこれに限らず、ホームコントローラやスマートフォン(smartphone:多機能携帯電話)などの携帯端末でもよい。
本開示の具体的な実施の形態について説明したが、本開示は上記第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、本開示の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記第1〜第3実施形態で記載した内容を適宜組み合わせたものを、本開示の一実施形態としてもよい。
1…圧縮機
2…水熱交換器
3…室外熱交換器
4…アキュムレータ
6…室外ファン
6a…室外ファン用モータ
10…制御装置(制御部)
11…吐出管温度センサ
12…室外温度センサ
13…入水温度センサ
14…出湯温度センサ
20…貯湯タンク
21…給湯混合弁
22…湯はり混合弁
23…湯はり電磁弁
24…減圧弁
25…給湯温度センサ
26…湯はり温度センサ
30…給湯部
40…浴槽
100…ヒートポンプユニット(加熱部)
200…貯湯ユニット
300…リモートコントローラ(報知部)
300a…第1設定部
300b…第2設定部
EV…電動膨張弁
P…循環ポンプ
T1〜T3…温度センサ

Claims (5)

  1. 湯水を貯える貯湯タンク(20)と、
    上記貯湯タンク(20)内の湯水を風呂の浴槽(40)に供給する供給部(22,23)と、
    上記供給部を制御する制御部(10)と
    を備え、
    上記制御部(10)により上記供給部(22,23)を制御して、上記貯湯タンク(20)内の湯水を上記浴槽(40)に供給する湯はり運転を行い、
    湯はり完了を報知する報知部(300)を備え、
    上記報知部(300)は、上記浴槽(40)内の湯量に関する情報および上記貯湯タンク(20)内の残湯量に基づいて上記湯はり完了の報知の内容またはタイミングを変更することが可能な給湯装置。
  2. 請求項1に記載の給湯装置において、
    上記貯湯タンク(20)内の湯水を沸き上げる加熱部(100)を備え、
    上記湯はり運転で上記浴槽(40)内の湯量が目標値に到達した時点で上記貯湯タンク(20)内の残湯量が第1湯量未満のとき、上記制御部(10)により上記加熱部(100)を制御して沸き上げ運転を行い、上記貯湯タンク(20)内の残湯量が上記第1湯量以上になると、上記報知部(300)が上記湯はり完了を報知することを特徴とする給湯装置。
  3. 請求項1に記載の給湯装置において、
    上記貯湯タンク(20)内の湯水を沸き上げる加熱部(100)を備え、
    上記貯湯タンク(20)内の残湯量が第1湯量未満のとき、上記制御部(10)により上記加熱部(100)を制御して沸き上げ運転を行って、
    上記湯はり運転で上記浴槽(40)内の湯量が目標値に到達した時点で上記残湯量が上記第1湯量よりも少ないことに関する情報を上記報知部(300)が報知することを特徴とする給湯装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載の給湯装置において、
    上記浴槽(40)内の湯量に関する情報および上記貯湯タンク(20)内の残湯量に基づいて上記湯はり完了の報知の内容またはタイミングを変更する第1モードとするか、または、上記浴槽(40)内の湯量に関する情報に基づいて上記湯はり完了を報知する第2モードとするかを設定可能な第1設定部(300a)を備えることを特徴とする給湯装置。
  5. 請求項2または3に記載の給湯装置において、
    上記沸き上げ運転における上記貯湯タンク(20)内の湯水の沸き上げ温度に応じた湯量に上記第1湯量を設定可能な第2設定部(300b)を備えることを特徴とする給湯装置。
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