JP2021079710A - レシートプリンタ、レシートプリンタシステム及び制御プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
特に、セミセルフ方式の決済端末やセルフ方式のPOS端末等においては、レシート発行を受けたユーザがレシートを持ち返らないとレシートがいつまでも発行口に残留することとなり、次のユーザの迷惑になる。このため、次のユーザが来る前に残留しているレシートを取り除く役割の係員を常駐させる必要があり、自動化にそぐわない。また、発行口に残留しているレシートを排除するための装置をレシートプリンタとは別に設置することも考えられるが、余分な設備コストが掛かるため現実的でない。
本実施形態は、セミセルフ方式の決済端末30(図3を参照)を上位機として接続してレシートプリンタシステムを構築するレシートプリンタ10(図1,図2を参照)を例示する。因みにセミセルフ方式とは、取引の決済に必要な会計データを生成する登録端末と、会計データを基に取引の決済処理を実行する決済端末とを分離し、登録端末を店員が操作し、決済端末を客である決済者が操作するようにしたチェックアウトシステムである。
プラテンローラ13は、給紙ローラ12よりも下流側に配置されている。プラテンローラ13は、給紙ローラ12から送り出された用紙20をその回転によりさらに下流側へと搬送する。
サーマルヘッド14は、用紙搬送路を間に挟んでプラテンローラ13と対向する位置に配置されている。サーマルヘッド14は、プラテンローラ13上を搬送される用紙20に感熱方式でレシート印字データを印字する。
レシートプリンタ10は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、タイマ104、通信インターフェース105、搬送モータ106、ヘッドドライバ107、カッタモータ108、入力ポート109及びシステム伝送路110を含む。システム伝送路110は、アドレスバス、データバスを含み、CPU101と、ROM102、RAM103、タイマ104、通信インターフェース105、搬送モータ106、ヘッドドライバ107、カッタモータ108及び入力ポート109とを、電気的に接続する。
通信ユニット306は、有線または無線のネットワークを介して登録端末を接続し、この登録端末から送られてくる会計データを受信する。
このようにレシートが発行されることで、決済端末30は1客分の扱いの終了として、次の会計データの受け付けを開始する。
ここに、CPU101を主体とするコンピュータは、Act6乃至Act12の処理を実行することによって、印字手段によりレシート印字データが印字された用紙に対してパーシャルカットを行い、その後、搬送手段による搬送が開始される前に所定の条件が成立すると同用紙に対してフルカットを行うように切断手段を制御する制御手段を構成する。
本実施形態は、セルフ方式の決済端末40(図5を参照)を上位機として接続してレシートプリンタシステムを構築するレシートプリンタ10(図1,図2を参照)を例示する。
レシートプリンタ10のハードウェア構成は、第1の実施形態と共通なので、図1及び図2を用いて説明を省略する。
通信ユニット406は、有線または無線のネットワークを介してストアサーバを接続し、このストアサーバとの間でデータ信号を授受する。
ここに、CPU101は、Act26乃至Act33の処理を実行することによって、印字手段によりレシート印字データが印字された用紙に対してパーシャルカットを行い、その後、搬送手段による搬送が開始される前に所定の条件が成立すると同用紙に対してフルカットを行うように切断手段を制御する制御手段を構成する。
第1及び第2の実施形態において、レシートプリンタ10からセンサ18を省略してもよい。この場合、第1の実施形態では、図4のAct10の処理が簡略化され、Act9において、タイマ104がタイムアウトするのを待機することとなる。そしてタイマ104がタイムアウトしたならば、CPU101は、Act12としてカッタ15をフルカット駆動する。また、第2の実施形態では、図6のAct31の処理が簡略化され、Act29およびAct30において、タイマ104がタイムアウトするかフルカット指令があるのを待機する。そしてタイマがタイムアウトするかフルカット指令があった場合、CPU101は、Act32としてカッタ15をフルカット駆動する。したがって、仮にレシート発行を受けた決済者がレシートを受け取った場合もカッタ15がフルカット駆動することとなるが、次の客の迷惑にならないという作用効果は奏することができる。因みに、第1及び第2の実施形態のようにセンサ18を設けることによって、カッタ15の空動作を未然に防ぐ効果を奏する。
また、第1の実施形態のように決済端末30がセミセルフ方式のものであった場合、登録装置から会計データを受信したタイミングでフルカット指令を出力するように、決済端末30に指令手段を設けてもよい。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]帯状の用紙をレシート発行口まで搬送する搬送手段と、前記用紙にレシート印字データを印字する印字手段と、前記搬送手段により搬送される前記用紙を前記レシート発行口の手前で切り離すフルカットと一部を切り残すパーシャルカットとが可能な切断手段と、前記印字手段により前記レシート印字データが印字された前記用紙に対してパーシャルカットを行い、その後、所定の条件が成立すると同用紙に対してフルカットを行うように前記切断手段を制御する制御手段と、を具備するレシートプリンタ。
[2]前記制御手段は、前記切断手段が前記パーシャルカットを行ってからの経過時間が所定時間に達すると前記フルカットを行うように前記切断手段を制御する、[1]記載のレシートプリンタ。
[3]前記レシート発行口に残留する用紙を検出するセンサ、をさらに具備し、前記制御手段は、前記切断手段が前記パーシャルカットを行ってからの経過時間が所定時間に達した際に前記センサが前記用紙を検出していると前記フルカットを行うように前記切断手段を制御する、[2]記載のレシートプリンタ。
[4]上位機と通信を行う通信部、をさらに具備し、前記制御手段は、前記切断手段が前記パーシャルカットを行った後に前記通信部を介して前記上位機からフルカットが指令されると前記フルカットを行うように前記切断手段を制御する、[1]記載のレシートプリンタ。
[5]レシート印字データを生成する上位機とレシートプリンタとを含むレシートプリンタシステムであって、前記上位機は、前記レシート印字データの生成に係る事象が発生したことに応じて前記レシートプリンタにフルカットを指令する指令手段、を具備し、前記レシートプリンタは、帯状の用紙をレシート発行口まで搬送する搬送手段と、前記用紙にレシート印字データを印字する印字手段と、前記搬送手段により搬送される前記用紙を前記レシート発行口の手前で切り離すフルカットと一部を切り残すパーシャルカットとが可能な切断手段と、前記印字手段により前記レシート印字データが印字された前記用紙に対してパーシャルカットを行い、その後、前記上位機からフルカットが指令されると同用紙に対してフルカットを行うように前記切断手段を制御する制御手段と、を具備するレシートプリンタシステム。
[6]レシート発行口まで搬送される間にレシート印字データが印字された帯状の用紙を前記レシート発行口の手前で切り離すフルカットと一部を切り残すパーシャルカットとが可能な切断手段、を備えるレシートプリンタのコンピュータに、前記切断手段を制御して前記レシート印字データが印字された前記用紙に対してパーシャルカットを行わせる機能と、前記パーシャルカットを行った後に、所定の条件が成立すると、前記切断手段を制御して同用紙に対してフルカットを行わせる機能と、を実現させるための制御プログラム。
Claims (5)
- 決済端末と通信を行う通信部と、
帯状の用紙をレシート発行口まで搬送する搬送手段と、
前記用紙にレシート印字データを印字する印字手段と、
前記搬送手段により搬送される前記用紙を前記レシート発行口の手前で切り離すフルカットと一部を切り残すパーシャルカットとが可能な切断手段と、
前記印字手段により前記レシート印字データが印字された前記用紙に対してパーシャルカットを行い、その後、前記決済端末がレシート発行後のアイドル状態からタッチパネルがタッチ操作されたことを検知することで出力されるフルカット指令を前記通信部を介して受信すると、同用紙に対して前記フルカットを行うように前記切断手段を制御する制御手段と、
を具備するレシートプリンタ。 - 前記制御手段は、前記切断手段が前記パーシャルカットを行ってからの経過時間が、前記フルカット指令が無いまま所定時間に達すると前記フルカットを行うように前記切断手段を制御する、
請求項1記載のレシートプリンタ。 - 前記レシート発行口に残留する用紙を検出するセンサ、
をさらに具備し、
前記制御手段は、前記切断手段が前記パーシャルカットを行ってからの経過時間が、前記フルカット指令が無いまま所定時間に達した際に前記センサが前記用紙を検出していると前記フルカットを行うように前記切断手段を制御する、
請求項2記載のレシートプリンタ。 - レシート印字データを生成する決済端末とレシートプリンタとを含むレシートプリンタシステムであって、
前記決済端末は、
前記レシート印字データの生成に係る事象が発生したことに応じて前記レシートプリンタにフルカットを指令する指令手段、
を具備し、
前記レシートプリンタは、
前記決済端末と通信を行う通信部と、
帯状の用紙をレシート発行口まで搬送する搬送手段と、
前記用紙にレシート印字データを印字する印字手段と、
前記搬送手段により搬送される前記用紙を前記レシート発行口の手前で切り離すフルカットと一部を切り残すパーシャルカットとが可能な切断手段と、
前記印字手段により前記レシート印字データが印字された前記用紙に対してパーシャルカットを行い、その後、前記決済端末がレシート発行後のアイドル状態からタッチパネルがタッチ操作されたことを検知することで出力されるフルカット指令を前記通信部を介して受信すると、同用紙に対して前記フルカットを行うように前記切断手段を制御する制御手段と、
を具備するレシートプリンタシステム。 - 決済端末と通信を行う通信部と、レシート発行口まで搬送される間にレシート印字データが印字された帯状の用紙を前記レシート発行口の手前で切り離すフルカットと一部を切り残すパーシャルカットとが可能な切断手段と、を備えるレシートプリンタのコンピュータに、
前記切断手段を制御して前記レシート印字データが印字された前記用紙に対してパーシャルカットを行わせる機能と、
前記パーシャルカットを行った後に、前記決済端末がレシート発行後のアイドル状態からタッチパネルがタッチ操作されたことを検知することで出力されるフルカット指令を前記通信部を介して受信すると、同用紙に対して前記フルカットを行わせる機能と、
を実現させるための制御プログラム。
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