JP2021078719A - 洗面器 - Google Patents

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Hiromichi Suzuki
博道 鈴木
守 齋田
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守 齋田
善博 吉澤
Yoshihiro Yoshizawa
善博 吉澤
励 小島
Tsutomu Kojima
励 小島
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Abstract

【課題】見た目の良好な洗面器を提供する。【解決手段】洗面器1は、排水孔10Dが形成された洗面器本体10と、排水孔10Dに取り付けられ、下方に向けて内側に傾斜した流入部11Aを有する排水金具11とを備えている。【選択図】図4

Description

本開示は洗面器に関するものである。
特許文献1には、洗面化粧台等の底部に設けられ、排水路が連通した排水孔に排水栓が配置された構成が開示されている。この排水路は、排水孔の周囲を覆うように鍔状に形成された部分を有している。
特開2012−207365号公報
例えば、洗面化粧台が陶器製であり、鍔状に形成された部分が金属製である場合、洗面化粧台の底部と鍔状に形成された部分との質感が異なることが考えられる。排水栓は、鍔状に形成された部分を覆っていない。このため、底部と質感が異なる部分(鍔状に形成された部分)を排水栓が覆い隠すことができず、排水孔の周囲の見た目を良好にできないおそれがある。
本開示は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、見た目の良好な洗面器を提供することを解決すべき課題としている。
本開示の洗面器は、排水孔が形成された陶器製洗面器本体と、前記排水孔に取り付けられ、下方に向けて内側に傾斜した流入部を有する排水金具と、を備えている。
図1は、設置状態の洗面器を概略的に示す斜視図である。 図2は、洗面器を上方から見た平面図である。 図3は、図2におけるA−A断面図である。 図4は、図3における要部拡大図であって、蓋部材が排水孔を閉鎖した状態である。 図5は、図3における要部拡大図であって、蓋部材が排水孔を開放した状態である。
<実施形態1>
以下、本開示の洗面器を具体化した実施形態1について図1から5を参照しつつ説明する。以下の説明において、図2における左方、右方にあらわれる向きを、後方、前方と定義し、上方、下方にあらわれる向きを右方、左方と定義する。図3における左方、右方にあらわれる向きを、上方、下方と定義する。
洗面器1は、図1に示すように、洗面化粧台100のカウンター100Aに配置される。洗面化粧台100は、洗面器1、バックパネル102、キャビネット103、及び水栓104を備えて構成されている。洗面器1は、洗面器本体10、排水金具11、及び蓋部材12を備えている。
洗面器本体10は、例えば支持部材としてのカウンター100Aに周縁部が載置された状態で設置されている。具体的には、洗面器本体10の周縁部は、カウンター100Aの上面M(載置面として例示する)(上下は、図3における左側、右側である。)に載置され、中心部がカウンター100Aに形成された切り欠き(図示せず)を貫通してカウンター100Aに嵌め込まれる。洗面器本体10は、鋳込み成形によって各部が一体に形成された陶器製である。つまり、洗面器本体10は陶器製洗面器本体である。洗面器本体10は、上方からの平面視において、全体として左右方向(左右は、図2における下側、上側である。)にやや長い四角形状をなしている(図2参照。)。洗面器本体10の後端(前後は、図2における左側、右側である。)は、バックパネル102の前面に接触している。
洗面器本体10は、図3に示すように、ボウル部10A、及びオーバーフロー部10Eを備えている。ボウル部10Aは、上方からの平面視において、四角形状をなしている(図2参照。)。ボウル部10Aは、上方からの平面視において、中央部に形成された底面10Bの周囲に連続して、上方向外側に周囲面10Cが拡がっている。ボウル部10Aの底面10Bの左右方向の中央部の後側には、排水孔10Dが上下方向に貫通して形成されている。洗面器本体10は排水孔10Dが形成されている。排水孔10Dは、底面10Bの最も低い位置に形成されている。
排水孔10Dの上端部は下方に向けて内側に縮径する円錐状に傾斜して形成されている。排水孔10Dの上下方向に延びる中心軸Cを挟み反対に位置する排水孔10Dの上端部の傾斜面同士がなす角度θ1は55°である(図5参照。)。排水孔10Dの中心軸Cと一方の傾斜面とがなす角度は55°÷2=27.5°である。この傾斜面の仰角θ3は90°−27.5°=62.5°である。排水孔10Dには、オーバーフロー部10Eの後述するオーバーフロー流路10Gが連通している。
オーバーフロー部10Eは、図3に示すように、底面10Bの後端に連続する周囲面10Cの後方及び底面10Bの下方に沿うように上下方向に筒状に形成されている。オーバーフロー部10Eは、上部にボウル部10Aに開口して形成されたオーバーフロー口10Fを具備している。オーバーフロー部10Eは、オーバーフロー口10Fに連通して延びるオーバーフロー流路10Gが排水孔10Dの下方、及びその周囲まで覆うように延びている。オーバーフロー部10Eの排水孔10Dの下方、及びその周囲まで覆う部分には、排水孔10Dに対して同軸上に下部排水孔10Hが開口している。
排水金具11は、円筒状をなして上下方向に延びている。排水金具11は、金属製である。排水金具11は、図4に示すように、流入部11A、第1筒部11B、第1傾斜部11C、第2筒部11D、第2傾斜部11E、及び第3筒部11Fを有している。流入部11Aは、上方向外側に向けて拡がって形成されている。流入部11Aの内周面は、下方に向けて内側に縮径する円錐状をなして傾斜している。
第1筒部11Bは、流入部11Aの下端に連続して下方向に延びている。第1傾斜部11Cは、第1筒部11Bの下端に連続して下方向に延びている。第1傾斜部11Cの内周面は、下方向内側に向けて円錐状をなして傾斜して形成されている。第1筒部11B、及び第1傾斜部11Cには、径方向に貫通して複数の貫通孔11Gが周方向に並んで形成されている。第2筒部11Dは、第1傾斜部11Cの下端に連続して下方向に延びている。第2筒部11Dの内径は第1筒部11Bの内径よりも小さい。第1筒部11Bの内周面と第2筒部11Dの内周面とは、第1傾斜部11Cの内周面を介して繋がっている。第2筒部11Dの外周面には、ねじ山Tが形成されている。
第2傾斜部11Eは、第2筒部11Dの下端に連続して下方向に延びている。第2傾斜部11Eの内周面は、下方向内側に向けて円錐状をなして傾斜して形成されている。第2傾斜部11Eの外周面には、周方向の全体にわたって第1溝11Hが形成されている。第3筒部11Fは、第2傾斜部11Eの下端に連続して下方向に延びている。第3筒部11Fの内径は、第2筒部11Dの内径よりも小さい。第2筒部11Dの内周面と第3筒部11Fの内周面とは、第2傾斜部11Eの内周面を介して繋がっている。第3筒部11Fの外周面には、周方向の全体にわたって第2溝11Jが形成されている。
排水金具11は、洗面器本体10の排水孔10Dに挿通されている。具体的には、流入部11Aは、洗面器本体10の表面側に配置されている。流入部11Aの外周面は、排水孔10Dの上端部の内周面に接触している。流入部11Aと排水孔10Dとの間には円環状をなした第1パッキン11Kが挟み込まれている。排水金具11には円環状をなした第2パッキン11L、及び円環状をなしたワッシャ11Mが挿通されている。第2パッキン11Lは、下部排水孔10Hの周囲に接触している。ワッシャ11Mは、第2パッキン11L下端に接触している。排水金具11の下部排水孔10Hから下方に突出した端からねじ山Tにナット11Nを締めこむことによって、排水金具11は、洗面器本体10の排水孔10Dに取り付けられている。第3筒部11Fの第2溝11Jには、第3パッキン11Pが嵌め込まれている。オーバーフロー流路10Gは、複数の貫通孔11Gを介して排水金具11内に連通している。
排水金具11の上下方向に延びる中心軸C’を挟み反対に位置する流入部11Aの傾斜面同士がなす角度θ2は110°である(図5参照。)。中心軸Cと中心軸C’とは、同一直線上に位置している。排水金具11の中心軸C’と一方の傾斜面とがなす角度は110°÷2=55°である。この傾斜面の仰角θ4は90°−55°=35°である。排水孔10Dの中心軸Cを挟み反対に位置する排水孔10Dの上端部の傾斜面同士がなす角度θ1は、排水金具11の中心軸C’を挟み反対に位置する流入部11Aの傾斜面同士がなす角度θ2よりも小さい。
排水金具11の第3筒部11Fには、排水管14が連結されている。排水管14は円筒状をなしている。排水管14は、挿通部14A、及び排水管本体14Bが設けられている。挿通部14Aの内径は排水金具11の第3筒部11Fの外径と同じである。挿通部14Aの上端部には、径方向に突出して鍔状に形成された鍔部14Cが設けられている。挿通部14Aの下端部には、径方向の内側に向けて縮径した縮径部14Dが設けられている。排水管本体14Bは、縮径部14Dに連続して下方向に延びている。排水管本体14Bの上側の内径は、第3筒部11Fの内径と同じである。排水管本体14Bの上側には、開閉機構50が設けられている。開閉機構50は、排水管本体14Bの中心軸に直交する方向に延びる基部と、基部の先端に連結して、基部に対して直角に屈曲した屈曲部50Aを具備している。ただし、基部は図示しない。開閉機構50は、水栓104の近傍に設けられたレバー51に対して連結部材52を介して連結されている(図1参照。)。使用者がレバー51を操作することによって、開閉機構50の屈曲部50Aの姿勢は、第1状態Uと第2状態Dとに変化する(図5参照。)。これによって、後述する排水栓装置30の位置を上下方向に変化させることができる。この位置は、排水金具11及び排水管14における位置である。
排水管14は、挿通部14Aに排水金具11の第3筒部11Fを挿通している。第2傾斜部11E、及び挿通部14Aの外周面を跨ぐように連結部材11Qは、取り付けられている。これによって、排水管14と排水金具11とは、連結されている。
蓋部材12は、蓋部12Aと、挿入部12Bとを有している。蓋部12Aは、陶器製であり、円盤状をなしている。蓋部12Aの外径は排水金具11の流入部11Aの外径よりも大きい。蓋部12Aは、下面から下方向に突出する脚部12Dが形成されている。脚部12Dは下方から見た底面視において円形をなしている。ただし、脚部12Dの底面視における形状は図示しない。蓋部12Aの表面は、ボウル部10Aの意匠に応じて適宜、着色、模様等が付される。
挿入部12Bは、円柱状をなしている。挿入部12Bの外径は、排水金具11の第1筒部11Bの内径よりも小さい。挿入部12Bは、合成樹脂製である。挿入部12Bの上側には、下方向に窪むように第1凹部12Eが形成されている。挿入部12Bの下側には、上方向に窪むように第2凹部12Fが形成されている。第1凹部12Eは、上方から見た平面視において、円形状をなしている。ただし、第1凹部12Eを上方から見た平面視は図示しない。第2凹部12Fは、下方から見た底面視において、円形状をなしている。ただし、第2凹部12Fを下方から見た底面視は図示しない。
第1凹部12Eには、2つの溝12Gが形成されている。これら溝12Gは第1凹部12Eの内周面から径方向の外側に延びて形成されている。これら溝12Gは、挿入部12Bの中心軸を挟み、中心軸に対象の位置に形成されている。各溝12Gには、挿入部12Bの径方向に貫通して連通孔12Hが形成されている。
連通孔12Hよりも径方向外側の挿入部12Bの上部には、周方向の全体にわたって径方向の外側に向かって鍔状に拡がる鍔部12Jが形成されている。鍔部12Jの外径は、蓋部12Aの外径よりも小さい。
第2凹部12Fの中央部には、下方に向かって円筒状をなして延びる係止部12Kが形成されている。係止部12Kは、周方向に離間するように上下方向に複数のスリット12Lが形成されている。ただし、図4には、1つのスリット12Lを図示している。係止部12Kの内側には、凹部12Pが形成されている。凹部12Pには、後述する支持軸31の突起部31Aが係止される。挿入部12Bの外周面にはシール収容溝12Mが全周にわたって形成されている。
挿入部12Bは、止水部であるシール部材12Cを具備している。シール部材12Cは、円環状をなしている。シール部材12Cは、例えば、ゴム製である。シール部材12Cは、周方向外側に突出する突出部12Nを備える。シール部材12Cは、シール収容溝12Mに嵌め込まれ、突出部12Nがシール収容溝12Mから径方向外側に突出している。蓋部材12が排水孔10Dに取り付けられた状態において、突出部12Nの先端が排水金具11の内周面に密着することによって、蓋部材12は、排水孔10Dを閉鎖する。シール部材12Cは、洗面器本体10からの排水を止水することができる。
蓋部12Aは、挿入部12Bの上面を覆い、脚部12Dが第1凹部12Eに挿入され、下面が挿入部12Bの上面と接触するように配置される。蓋部12Aの下面と挿入部12Bの上面とは、接着剤によって連結される。挿入部12Bは、蓋部12Aに連続して下方に延びている。
蓋部12Aは陶器製である。このため、蓋部12Aは、製造時の焼結により寸法誤差が生じ易い。具体的には、挿入部12Bの上面に接触する蓋部12Aの下面の表面の凹凸や脚部12Dの外形寸法等がばらつき易い。このため、蓋部12Aにこうした寸法誤差が生じても蓋部12Aと挿入部12Bとを確実に固定するために、接着剤を厚く塗布して、蓋部12Aの下面の凹凸を接着剤の厚さによって吸収する。
挿入部12Bには連通孔12Hが形成されているため、第1凹部12E内が密閉状態となることを防ぐことができる。これによって、蓋部12Aの脚部12Dが第1凹部12Eに入り込むことによって生じる第1凹部12E内の空気の圧縮を防止することができる。これによって、蓋部材12の組み立ての際に、第1凹部12E内の空気が圧縮されることによって蓋部12Aが挿入部12Bに対して浮き上がり、蓋部12Aの下面と挿入部12Bの上面との間の寸法がばらつくことを防ぐことができる。
蓋部材12は、排水栓装置30に取り付けられ、ボウル部10Aの排水孔10D内に配置される。排水栓装置30は、支持軸31に、ヘアキャッチャー32、及びオーバーフローキャッチャー33が支持軸31の中心軸方向に並んで配置されて構成されている。
支持軸31の上端部には、径方向の外側に突出して突起部31Aが設けられている。支持軸31の上端部は、挿入部12Bの係止部12Kに係止される。挿入部12Bの係止部12Kには複数のスリット12Lが形成されているので、支持軸31の突起部31Aが係止部12Kに挿入されると、係止部12Kは支持軸31の突起部31Aによって径方向の外側に押し広げられて撓む。突起部31Aが凹部12Pに入り込むと、撓んだ係止部12Kが元の姿勢に戻る。これによって、支持軸31の上端部に蓋部材12が連結される。
ヘアキャッチャー32は、軸部32A、網部32C、及び周壁部32Eを具備している。軸部32Aは円筒状をなしており、支持軸31に挿通されている。網部32Cは、軸部32Aの外周面から径方向の外側に向けて鍔状をなして広がっており、複数の貫通孔32Dが形成されている。周壁部32Eは、網部32Cの周囲を覆うように網部32Cの外周縁から上方向外側に向けて延びている。ヘアキャッチャー32は、周壁部32Eの上端部が、排水金具11の第1傾斜部11Cに係止して排水金具11内に配置される。
オーバーフローキャッチャー33は、軸部33A、捕集部33C、及び円環状をなした円環部33Dを具備している。軸部33Aは下端が閉鎖された円筒状をなしており、支持軸31の下端部が挿入されて、支持軸31に対して連結している。捕集部33Cは軸部33Aの外周面から径方向の外側に向けて複数が延びて形成されている。各捕集部33Cは、軸部33Aの外周面において、隣り合う間の間隔が同じである。円環部33Dは、軸部33Aに対して同軸上に配置されている。円環部33Dの内側には各捕集部33Cの先端部が連結している。オーバーフローキャッチャー33は、排水管14内に配置される。
蓋部材12が取り付けられた排水栓装置30は、排水金具11、及び排水金具11に連結された排水管14に挿入される。蓋部12Aは、図4、5に示すように、排水金具11よりも上方に位置する。蓋部12Aは、図2に示すように、上方から見た平面視において、排水金具11の流入部11Aよりも大きい。排水栓装置30のオーバーフローキャッチャー33の軸部33Aの下端には、開閉機構50の屈曲部50Aが接触している。使用者がレバー51を操作することによって、排水栓装置30は、開閉機構50を介して排水金具11、及び排水管14を上下方向に移動する。
使用者がレバー51を操作することによって開閉機構50の屈曲部50Aを第2状態Dにする。すると、シール部材12Cの突出部12Nの先端が排水金具11の内周面に密着し、これによって蓋部材12が排水孔10Dを閉鎖する(図4参照。)。このとき、挿入部12Bは、排水金具11に挿入された状態である。シール部材12Cは、洗面器本体10からの排水を止水した状態である。このとき、蓋部12Aと排水金具11の流入部11Aとの間には、隙間が形成される(図4参照。)。
使用者がレバー51を操作することによって開閉機構50の屈曲部50Aを第1状態Uにする。すると、排水栓装置30が上方向に移動する。これによって、シール部材12Cの突出部12Nの先端と排水金具11の内周面とが接触しない状態になり、蓋部材12が排水孔10Dを開放する(図5参照。)。
上記のように構成された実施形態によれば、以下の効果を奏する。
本開示の洗面器1は、排水孔10Dが形成された洗面器本体10と、排水孔10Dに取り付けられ、下方に向けて内側に傾斜した流入部11Aを有する排水金具11とを備えている。この構成によれば、流入部11Aの傾斜によって、流入部11Aから水が流れやすくなるため、流入部11Aに水が付着した状態になることを防ぐことができる。
本開示の洗面器1の排水孔10Dの上端部は、下方に向けて内側に傾斜しており、排水孔10Dの中心軸Cを挟み反対に位置する排水孔10Dの上端部の傾斜面同士がなす角度θ1は、排水金具11の中心軸C’を挟み反対に位置する流入部11Aの傾斜面同士がなす角度θ2よりも小さい。この構成によれば、排水孔10Dの傾斜によって、流入部11Aに水が集まり易くすることができる。
本開示の洗面器1は、排水金具11よりも上方に位置する蓋部12Aを有する蓋部材12を備えており、上方から見た平面視において、蓋部12Aは排水金具11よりも大きい。この構成によれば、金属製の流入部11Aを蓋部12Aによって見え難くすることができるため、見た目を良好にすることができる。
本開示の洗面器1の蓋部材12は、蓋部12Aに連続して下方に延び、排水金具11に挿入される挿入部12Bを有しており、挿入部12Bは、排水金具11の内周面に密着して、洗面器本体10からの排水を止水するシール部材12Cを具備している。この構成によれば、蓋部12Aの下方で、蓋部材12から離れた位置にシール部材12Cを配置することができる。これによって、蓋部12Aと排水金具11の流入部11Aとの間の寸法をより大きくすることができるため、洗面器本体10から排水する際に、蓋部12Aによって水の流れを妨げることがない。
本開示の洗面器1は、シール部材12Cが止水した状態において、蓋部12Aと流入部11Aとの間に隙間が形成される。この構成によれば、シール部材12Cが排水金具11の内周面から離して洗面器本体10から排水する場合、蓋部12Aと排水金具11の流入部11Aとの間の寸法をより大きくすることができる。このため、洗面器本体10から排水する際に、蓋部12Aによって水の流れを妨げることがない。
本開示は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)実施形態1では、排水金具の中心軸を挟み反対に位置する流入部の傾斜面同士がなす角度が110°である。これに限らず、排水金具の中心軸を挟み反対に位置する流入部の傾斜面同士がなす角度は20°から150°までの大きさであればよく、好ましくは60°から135°までの大きさであり、より好ましくは90°から120°までの大きさである。
(2)実施形態1では、排水孔の中心軸を挟み反対に位置する排水孔の上端部の傾斜面同士がなす角度は55°である。これに限らず、排水孔の中心軸を挟み反対に位置する排水孔の上端部の傾斜面同士がなす角度は90°以下であればよい。
10…洗面器本体、10D…排水孔、11…排水金具、11A…流入部、12…蓋部材、12A…蓋部、12B…挿入部、12C…シール部材(止水部)

Claims (5)

  1. 排水孔が形成された陶器製洗面器本体と、
    前記排水孔に取り付けられ、下方に向けて内側に傾斜した流入部を有する排水金具と、
    を備えている洗面器。
  2. 前記排水孔の上端部は下方に向けて内側に傾斜しており、
    前記排水孔の中心軸を挟み反対に位置する前記排水孔の上端部の傾斜面同士がなす角度は、前記排水金具の中心軸を挟み反対に位置する前記流入部の傾斜面同士がなす角度よりも小さい請求項1に記載の洗面器。
  3. 前記排水金具よりも上方に位置する蓋部を有する蓋部材を備えており、
    上方から見た平面視において、前記蓋部は前記排水金具よりも大きい請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の洗面器。
  4. 前記蓋部材は、前記蓋部に連続して下方に延び、前記排水金具に挿入される挿入部を有しており、
    前記挿入部は、前記排水金具の内周面に密着して、前記陶器製洗面器本体からの排水を止水する止水部を具備している請求項3に記載の洗面器。
  5. 前記止水部が止水した状態において、前記蓋部と前記流入部との間に隙間が形成される請求項4に記載の洗面器。
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