JP2021078194A - 電動アクチュエータ - Google Patents

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Takeshi Tozuka
剛 戸塚
龍之 齋藤
Tatsuyuki Saito
龍之 齋藤
渡邉 哲也
Tetsuya Watanabe
哲也 渡邉
陽平 増田
Yohei Masuda
陽平 増田
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    • H02K9/22Arrangements for cooling or ventilating by solid heat conducting material embedded in, or arranged in contact with, the stator or rotor, e.g. heat bridges

Abstract

【課題】動力源であるブラシレスモータに対する優れた冷却性能を備えた電動アクチュエータを実現する。【解決手段】電動アクチュエータ1Aは、ステータ41及びロータ42を含むブラシレスモータ40と、ブラシレスモータ40を収容する軸方向寸法が径方向寸法よりも小さい扁平なハウジング30と、ブラシレスモータ40と共にハウジング30に収容された制御基板50と、ブラシレスモータ40から出力される動力の回転速度を減じて出力するハウジング30と一体化された減速機構60と、を有する。ハウジング30は、ブラシレスモータ40を挟んで軸方向に対向するカバー10及びブラケット20を備え、ブラシレスモータ40とブラケット20との間に、第1面71がステータ41に密着し、第2面72がブラケット20に密着する熱伝導シート70が配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、電動アクチュエータに関し、特にブラシレスモータを動力源とする電動アクチュエータに関する。
今日、様々な分野において電動アクチュエータが利用されている。例えば、電動アクチュエータは、歩行補助車や車椅子の駆動源としてこれら歩行補助車や車椅子の車輪に内蔵されている。この種の用途に用いられる電動アクチュエータは、小型軽量であることはもちろん、車輪に内蔵するのに適した形状であることが求められる。かかる要求に応えるべく、軸方向寸法が径方向寸法よりも小さい薄型の電動アクチュエータが開発され、実用化されている。このような薄型の電動アクチュエータの動力源となるブラシレスモータは、電動アクチュエータと同様に、軸方向寸法が径方向寸法よりも小さい扁平形状である必要がある。軸方向寸法が径方向寸法よりも小さい扁平なブラシレスモータは、軸方向寸法が径方向寸法よりも大きいモータと区別するため「扁平モータ」と呼ばれることがある。一方、軸方向寸法が径方向寸法よりも大きいブラシレスモータは「筒形モータ」と呼ばれることがある。そこで、本明細書においても、軸方向寸法が径方向寸法よりも小さいブラシレスモータを「扁平モータ」と呼び、軸方向寸法が径方向寸法よりも大きいブラシレスモータを「筒形モータ」と呼んで区別する場合がある。
ここで、扁平モータであるか筒形モータであるかを問わず、凡そ全てのブラシレスモータは、環状のステータとステータの内側又は外側に配置されたロータとを備えており、動作時に熱を発する。ブラシレスモータにおける主な熱源はステータであり、ステータから発せられる熱の一部は、ステータを含むブラシレスモータを収容しているハウジングに直接的に伝達される。また、ステータから発せられる熱の他の一部は、ステータとハウジングとの間に配置されている様々な部材を介してハウジングに間接的に伝達される。このようにしてハウジングに伝達された熱は、ハウジング全体に拡散し、ハウジングの表面から空気中に放出される。
例えば、ロータがステータの内側に配置されているインナーロータ型のブラシレスモータを動力源とする従来の電動アクチュエータでは、ステータから発せられる熱の多くは、ステータの外周面から当該外周面を取り囲んでいる電動アクチュエータハウジングの周壁に伝達される。つまり、インナーロータ型のブラシレスモータを動力源とする従来の電動アクチュエータでは、ステータの外周面及び電動アクチュエータのハウジングの周壁がブラシレスモータから発せられる熱を伝達する熱経路の主要部を構成していた。
特許第5907699号公報
上記のとおり、電動アクチュエータの動力源であるブラシレスモータから発せられる熱は、電動アクチュエータのハウジングに伝達され、当該ハウジングを介して空気中に放出される。つまり、従来の電動アクチュエータでは、ブラシレスモータ(主にステータ)から発せられる熱を、ハウジングを介して放熱することによってブラシレスモータを冷却していた。
しかし、従来の電動アクチュエータでは、ステータとハウジングとの間に多くの隙間が存在していた。また、ステータとその周囲の部材との間にも多くの隙間が存在し、それら部材とハウジングとの間にも多くの隙間が存在していた。この結果、従来の電動アクチュエータにおけるブラシレスモータの冷却効率は低かった。
さらに、電動アクチュエータの動力源が扁平モータである場合、ステータの外周面及びこれを取り囲むハウジングの周壁の面積は、電動アクチュエータの動力源が筒形モータである場合と比べて小さくなるのが通常である。一方、ステータの外周面及びハウジングの周壁が熱経路の主要部を構成していることは既述のとおりである。この結果、扁平モータを動力源とする従来の電動アクチュエータは、筒形モータを動力源とする従来の電動アクチュエータと比べて、動力源であるブラシレスモータの冷却性能が劣る傾向にあった。
本発明の目的は、動力源であるブラシレスモータに対する優れた冷却性能を備えた電動アクチュエータを実現することである。
本発明の電動アクチュエータは、ステータ及びロータを含むブラシレスモータと、前記ブラシレスモータを収容するハウジングであって、軸方向寸法が径方向寸法よりも小さい扁平なハウジングと、前記ブラシレスモータと共に前記ハウジングに収容された制御基板と、前記ブラシレスモータから出力される動力の回転速度を減じて出力する減速機構であって、前記ハウジングと一体化された減速機構と、を有する。前記ハウジングは、前記ブラシレスモータを挟んで軸方向に対向するカバー及びブラケットを備える。そして、前記ブラシレスモータと前記ブラケットとの間に、第1面が前記ステータに密着し、前記第1面と反対側の第2面が前記ブラケットに密着するシート状の熱伝導部材が配置されている。
本発明の一態様では、前記熱伝導部材の前記第1面が前記ステータに設けられているコイルに密着する。
本発明の他の一態様では、前記制御基板が前記ブラシレスモータと前記カバーとの間に配置され、前記ブラシレスモータと対向する前記制御基板の一面にホール素子が設けられる。
本発明の他の一態様では、前記カバーは樹脂製又は金属製であり、前記ブラケットは金属製である。
本発明によれば、動力源であるブラシレスモータに対する優れた冷却性能を備えた電動アクチュエータが実現される。
本発明が適用された電動アクチュエータの斜視図である。 図1に示される電動アクチュエータの構造を示す断面図である。 図1に示される電動アクチュエータの構造を示す分解斜視図である。
以下、本発明が適用された電動アクチュエータの一例について図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態に係る電動アクチュエータは、電動歩行補助車の駆動源として当該歩行補助車の車輪に内蔵される。言い換えれば、本実施形態に係る電動アクチュエータは、電動歩行補助車の駆動源として当該歩行補助車に搭載されるインホイールモータである。もっとも、本発明が適用された電動アクチュエータの用途は、電動歩行補助車の駆動源に限定されない。
図1に示されるように、本実施形態に係る電動アクチュエータ1Aは、樹脂製又は金属製のカバー10と、金属製のブラケット20と、を備えている。カバー10及びブラケット20は、互いに突き合わされた状態で固定されてハウジング30を形成している。ハウジング30は、軸方向寸法(L)が径方向寸法(D)よりも小さく、全体として扁平な円盤形の外形を呈する。本実施形態におけるカバー10は合成樹脂によって形成され、ブラケット20はアルミニウムによって形成されている。また、本実施形態におけるカバー10とブラケット20は、複数本のねじSCによって互いに固定されている。
図2,図3に示されるように、カバー10は、円盤状の底壁11と、底壁11の周縁から立ち上がる筒状の側壁12と、を有する。図1,図3に示されるように、カバー10の側壁12には、第1ケーブル固定部13及び第2ケーブル固定部14が設けられている。第1ケーブル固定部13には第1コネクタ付きケーブル15が固定され、第2ケーブル固定部14には第2コネクタ付きケーブル16が固定されている。第1コネクタ付きケーブル15の一端側は、第1ケーブル固定部13を通してカバー10(ハウジング30)内に引き入れられており、第1コネクタ付きケーブル15の他端側には、コネクタ15aが設けられている。同様に、第2コネクタ付きケーブル16の一端側は、第2ケーブル固定部14を通してカバー10(ハウジング30)内に引き入れられており、第2コネクタ付きケーブル16の他端側には、コネクタ16aが設けられている。尚、コネクタ15a,16aは、バッテリ,操作スイッチ,コントローラ等と電気的に接続されている外部コネクタに接続される。
図2,図3に示されるように、ブラケット20は、カバー10に固定されるフランジ部21,フランジ部21よりも小径の第1環状壁22,第1環状壁22よりも小径の第2環状壁23,第2環状壁23よりも小径の第3環状壁24及び第3環状壁24よりも小径の第4環状壁25を含み、全体として段付きの筒形状を有する。
図2,図3に示されるように、電動アクチュエータ1Aの動力源であるブラシレスモータ40は、互いに突き合わされたカバー10とブラケット20とから構成されるハウジング30に収容されている。言い換えれば、ハウジング30を構成しているカバー10とブラケット20は、ブラシレスモータ40を挟んで軸方向に対向している。ハウジング30に収容されているブラシレスモータ40は、軸方向寸法が径方向寸法よりも小さい扁平モータである。尚、ブラシレスモータ40の軸方向は、ハウジング30の軸方向と同方向であり、図2の紙面上下方向と一致する。また、ブラシレスモータ40の径方向は、ハウジング30の径方向と同方向であり、図2の紙面左右方向と一致する。
また、ハウジング30内には、ブラシレスモータ40とともに、当該ブラシレスモータ40の動作を制御する制御基板50が収容されている。カバー10,制御基板50,ブラシレスモータ40,ブラケット20は、軸方向においてこの順で重なっている。言い換えれば、制御基板50及びブラシレスモータ40はカバー10とブラケット20との間に配置されている。より具体的には、制御基板50は、カバー10とブラシレスモータ40との間に配置されており、ブラシレスモータ40は、制御基板50とブラケット20との間に配置されている。この結果、ブラシレスモータ40を基準とすると、カバー10及び制御基板50はブラシレスモータ40の軸方向一側に位置しており、ブラケット20はブラシレスモータ40の軸方向他側に位置している。以下の説明では、ブラシレスモータ40を基準としたとき、カバー10及び制御基板50が位置している側を軸方向下側(軸方向下方)と定義し、ブラケット20が位置している側を軸方向上側(軸方向上方)と定義する。つまり、図2の紙面上方が軸方向上方であり、図2の紙面下方が軸方向下方である。
図2に示されるように、ブラシレスモータ40は、ステータ41と、ステータ41の内側に配置されたロータ42と、を備えるインナーロータ型のブラシレスモータである。ステータ41は、積層された複数枚の鋼板からなる環状のステータコア43を含んでおり、このステータコア43の内側にロータ42が配置されている。ステータコア43はブラケット20に固定されている一方、ロータ42はブラケット20に対して回転自在に支持されている。尚、ロータ42とステータコア43との間には所定のエアギャップが設けられている。
図2に示されるように、ステータコア43には、絶縁材料によって形成されたインシュレータ44が装着されている。インシュレータ44は、例えば、PBT樹脂(ポリブチレンテレフタレート)等の合成樹脂によって形成されている。ステータコア43のティースを覆っているインシュレータ44の所定部位には導線が巻回されている。つまり、ステータコア43上に複数のコイル45が設けられており、それぞれのコイル45とステータコア43との間にはインシュレータ44が介在している。
図2に示されるように、ロータ42の外周面には複数の永久磁石46が設けられている。それら永久磁石46は、ステータコア43の内周面と対向する側にN極とS極が交互に出現するように、ロータ42の周方向に沿って配列されている。尚、永久磁石46は、N極に着磁された部分とS極に着磁された部分とが交互に並ぶ環状の永久磁石に置換することもできる。
ロータ42の中央にはロータ軸47が設けられている。ロータ軸47は、ロータ42に固定されており、ロータ42と一体的に回転する。ロータ軸47は、ロータ42の中心に固定された第1軸部と、第1軸部に対して偏心した第2軸部と、第1軸部と同心の第3軸部と、を含んでいる。第1軸部,第2軸部及び第3軸部は、軸方向下方から上方に向かってこの順で並んでいる。ロータ42に固定されている第1軸部は、軸受を介してブラケット20に回転自在に支持されている。よって、ロータ42が回転すると、ロータ軸47がブラケット20に対して回転する。
図2,図3に示されるように、電動アクチュエータ1Aには減速機構60が内蔵されている。具体的には、減速機構60は、ブラケット20の中央に設けられた凹部に嵌め込まれるともに、ブラケット20に固定されている。つまり、減速機構60はハウジング30と一体化されている。図2に示されるように、減速機構60は、アウターギヤ61,インナーギヤ62,出力回転体63等から構成されるハイポサイクロイド減速機構であって、ブラシレスモータ40から出力される動力の回転速度を減じて出力する。本実施形態における減速機構60の減速比は、10:1〜40:1の範囲内のいずれかの比率である。尚、減速機構60の出力回転体63は、電動歩行補助車の車輪(ホイール)に連結される。
図2,図3に示されるように、ブラシレスモータ40と対向する制御基板50の一面には3つのホール素子51が設けられている。図2に示されるように、ホール素子51は、ロータ42に設けられている永久磁石46と対向する位置に実装されている。それぞれのホール素子51は、ロータ42(永久磁石46)の回転に伴う磁界変化に応じた信号を出力する。図2に示されるように、制御基板50の他の一面(ホール素子51が実装されている面と反対側の面)に、第1コネクタ付きケーブル15及び第2コネクタ付きケーブル16が接続されている(図2には第1コネクタ付きケーブル15のみ図示)。ホール素子51から出力された信号は、制御基板50に設けられている配線を介して第1コネクタ付きケーブル15や第2コネクタ付きケーブル16に入力され、第1コネクタ付きケーブル15や第2コネクタ付きケーブル16を介して不図示のコントローラ等に送られる。
図2,図3に示されるように、ブラシレスモータ40とブラケット20との間にシート状の熱伝導部材70が配置されている。言い換えれば、熱伝導部材70は、ブラシレスモータ40とブラケット20との間の隙間に配置されている。以下の説明では、熱伝導部材70を「熱伝導シート70」と呼ぶ場合がある。
図3に示されるように、熱伝導シート70は、ステータ41の平面形状と略同一の環状の平面形状を有する。図2に示されるように、熱伝導シート70の第1面71はステータ41に密着し、第1面71と反対側の第2面72はブラケット20に密着している。より具体的には、熱伝導シート70の第1面71は、ステータ41に設けられているコイル45に密着している。
上記のように、本実施形態に係る電動アクチュエータ1Aでは、ステータ41とブラケット20とが熱伝導シート70を介して熱的に接続されている。特に、ブラシレスモータ40の動作時に最も多くの熱を発するコイル45とブラケット20とが熱伝導シート70を介して直接的に熱接続されている。よって、ブラシレスモータ40から発せられた熱が効率良く金属製のブラケット20に伝達され、ブラケット20の表面から空気中に放出される。つまり、本実施形態に係る電動アクチュエータ1Aは、動力源であるブラシレスモータ40の冷却性能に優れている。
また、熱伝導シート70を介してブラシレスモータ40から発せられた熱が伝達されるブラケット20は、ブラシレスモータ40の軸方向上方に配置されている。一方、制御基板50はブラシレスモータ40の軸方向下方に配置されている。言い換えれば、ブラケット20と制御基板50は、ブラシレスモータ40の上下に分かれて配置されている。そして、ブラシレスモータ40から発せられた熱の大部分は、熱伝導シート70を介してブラシレスモータ40の上方に位置するブラケット20に伝達される。この結果、熱に弱いホール素子51が実装されている制御基板50の温度上昇が抑制される。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、電動アクチュエータに内蔵される減速機構はハイポサイクロイド減速機構に限られず、他の方式の減速機構であってもよい。また、減速機構の減速比は適宜変更することができる。
1A 電動アクチュエータ
10 カバー
11 底壁
12 側壁
13 第1ケーブル固定部
14 第2ケーブル固定部
15 第1コネクタ付きケーブル
16 第2コネクタ付きケーブル
15a,16a コネクタ
20 ブラケット
21 フランジ部
22 第1環状壁
23 第2環状壁
24 第3環状壁
25 第4環状壁
30 ハウジング
40 ブラシレスモータ
41 ステータ
42 ロータ
43 ステータコア
44 インシュレータ
45 コイル
46 永久磁石
47 ロータ軸
50 制御基板
51 ホール素子
60 減速機構
61 アウターギヤ
62 インナーギヤ
63 出力回転体
70 熱伝導部材(熱伝導シート)
71 第1面
72 第2面

Claims (4)

  1. ステータ及びロータを含むブラシレスモータと、
    前記ブラシレスモータを収容するハウジングであって、軸方向寸法が径方向寸法よりも小さい扁平なハウジングと、
    前記ブラシレスモータと共に前記ハウジングに収容された制御基板と、
    前記ブラシレスモータから出力される動力の回転速度を減じて出力する減速機構であって、前記ハウジングと一体化された減速機構と、を有し、
    前記ハウジングは、前記ブラシレスモータを挟んで軸方向に対向するカバー及びブラケットを備え、
    前記ブラシレスモータと前記ブラケットとの間に、第1面が前記ステータに密着し、前記第1面と反対側の第2面が前記ブラケットに密着するシート状の熱伝導部材が配置されている、
    電動アクチュエータ。
  2. 請求項1に記載の電動アクチュエータにおいて、
    前記熱伝導部材の前記第1面が前記ステータに設けられているコイルに密着している、
    電動アクチュエータ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電動アクチュエータにおいて、
    前記制御基板が前記ブラシレスモータと前記カバーとの間に配置され、
    前記ブラシレスモータと対向する前記制御基板の一面にホール素子が設けられている、
    電動アクチュエータ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電動アクチュエータにおいて、
    前記カバーは樹脂製又は金属製であり、前記ブラケットは金属製である、
    電動アクチュエータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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