JP2021077557A - 引外し装置及び回路遮断器 - Google Patents

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【課題】バネを容易に取り付けることのできる引外し装置、及びこれを備えた回路遮断器を提供する。【解決手段】引外し装置100は、過電流の発生時において磁力を発生させる磁気吸引部130と、磁気吸引部130が発生させた磁力により動作する可動電磁片140と、可動電磁片140を、磁気吸引部130から遠ざかる方向に付勢するバネ170と、を備える。バネ170は、磁気吸引部130と可動電磁片140との間に挟み込まれた状態で保持されている。【選択図】図2

Description

本開示は、引外し装置、及び引外し装置を備えた回路遮断器に関する。
回路遮断器には引外し装置が設けられる。引外し装置は、電路において過電流が生じた際に、電路を自動的に遮断するための動作を行う装置である。引外し装置は、磁気吸引部と可動電磁片とを備えている。磁気吸引部はコイル及び鉄心を有しており、過電流の発生時においてコイルにより磁力を発生させるものである。可動電磁片は、磁気吸引部が発生させた磁力により吸引されて動作するものである。可動電磁片が磁力により動作すると、回路遮断器に設けられた遮断機構が作動し、回路遮断器に設けられた可動接触子と固定接触子との間が離間する。これにより、回路遮断器の内部において電路が遮断された状態となる。
過電流が生じていない通常時、すなわち、磁気吸引部において磁力が発生していないときにおいては、磁気吸引部と可動電磁片とが互いに離間されている状態が維持されなければならない。このため、引外し装置には、可動電磁片を、磁気吸引部から遠ざかる方向に付勢するバネが設けられるのが一般的である。
下記特許文献1に記載されている引外し装置では、上記のバネとしてコイルバネが用いられている。当該バネの両端にはフックが形成されている。バネの一方側の端部に形成されたフックは、可動電磁片の穴に対して掛けられている。また、バネの他方側の端部に形成されたフックは、可動電磁片を保持する継鉄の穴に対して掛けられている。
特開2006−302634号公報
上記特許文献1に記載されている構成においては、引外し装置に対してバネを取り付ける際に、両端に形成されたフックのそれぞれを穴に掛けていく作業が必要となる。しかしながら、比較的小さな部品であるバネのフックを、小さな穴に掛けていく作業は、手間のかかる作業であり容易ではない。特に、可動電磁片とは異なる方の部材(上記特許文献1の例では継鉄)に形成された穴は、回路遮断器のうち比較的奥側となる位置に形成されていることが多い。このため、フックを穴に掛けていく作業は、狭い空間内で行う必要があるために更に困難なものとなっている。
本開示は、バネを容易に取り付けることのできる引外し装置、及びこれを備えた回路遮断器を提供することを目的とする。
本開示に係る引外し装置は、回路遮断器に設けられる引外し装置であって、過電流の発生時において磁力を発生させる磁気吸引部と、磁気吸引部が発生させた磁力により動作する可動電磁片と、可動電磁片を、磁気吸引部から遠ざかる方向に付勢するバネと、を備える。バネは、磁気吸引部と可動電磁片との間に挟み込まれた状態で保持されている。
このような構成の引外し装置では、可動電磁片を付勢するためのバネが、磁気吸引部と可動電磁片との間に挟み込まれた状態で保持されている。このような構成においては、バネの全体が、回路遮断器のうち、ハウジングのカバーを外した際において比較的外側となる位置に配置される。上記特許文献1に記載されている例のように、バネの一端のフックを奥側の穴に掛ける必要が無くなるので、引外し装置にバネを取り付けるための作業を従来に比べ容易に行うことができる。
本開示によれば、バネを容易に取り付けることのできる引外し装置、及びこれを備えた回路遮断器が提供される。
図1は、第1実施形態に係る回路遮断器の外観を示す図である。 図2は、図1の回路遮断器の内部に配置される引外し装置の構成を示す斜視図である。 図3は、図2の引外し装置の構成を示す断面図である。 図4は、第2実施形態に係る引外し装置の構成を示す断面図である。 図5は、第3実施形態に係る引外し装置の構成を示す断面図である。 図6は、第4実施形態に係る引外し装置の構成を示す断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
第1実施形態について説明する。本実施形態に係る回路遮断器10は、不図示の分電盤に取り付けられるものあり、当該分電盤において電路の開閉を切り換えるための装置として構成されている。図1に示されるように、回路遮断器10は、ハウジング20と、電源側端子座31と、負荷側端子座41と、ハンドル70と、を備えている。
ハウジング20は、概ね回路遮断器10の外形をなす部材である。ハウジング20は樹脂によって形成されている。ハウジング20の内部には、後述の引外し装置100等が収容されている。
ハウジング20は、基台21とカバー22とに分割された構成となっている。基台21は、図1における下方側の部分であって、分電盤の内側にある不図示のベースに取り付けられる部分となっている。カバー22は、図1における上方側の部分であって、基台21を、上記のベースとは反対側から覆っている部分である。
電源側端子座31は、不図示の電源側配線が接続される部分である。図1に点線で示されるように、ハウジング20のうち図1における左側の部分は、一部が右側に向けて凹状に後退しており、これにより凹状の空間である凹部23が形成されている。電源側端子座31は、この凹部23に配置されている。
負荷側端子座41は、不図示の負荷側配線が接続される部分である。図1に点線で示されるように、ハウジング20のうち図1における右側の部分は、一部が左側に向けて凹状に後退しており、これにより凹状の空間である凹部24が形成されている。負荷側端子座41は、この凹部24に配置されている。
ハンドル70は、電路の開閉を切り換えるために使用者によって操作される部分である。ハンドル70は、カバー22に形成された不図示の開口を通じて、その一部が外側に突出している。
ハウジング20の内部には、不図示の固定接触子と可動接触子とが配置されている。図1のようにハンドル70が負荷側に向けて傾斜している状態においては、固定接触子と可動接触子との間が離間している。これにより、ハウジング20の内部における電路、すなわち、電源側端子座31と負荷側端子座41との間を繋ぐ電路が開状態となっている。このため、負荷側配線への電力の供給は遮断されている。
図1の状態からハンドル70が操作され、ハンドル70が反時計回り方向に回転して電源側に傾斜している状態になると、固定接触子に向かって可動接触子が動作し、固定接触子と可動接触子との間が電気的に接続された状態となる。すなわち、上記の電路が閉状態に切り換えられる。これにより、電源側配線からの電力が負荷側配線へと供給されるようになる。また、当該状態からハンドル70が操作され、ハンドル70が時計回り方向に回転して図1の状態になると、上記の電路は再び開状態に切り換えられる。このように、ハンドル70は、電路の開閉を切り換えるための操作により回転する部材として設けられている。
尚、ハンドル70の動作を可動接触子の動作に変換するための機構としては、公知となっている様々な構成の機構を採用することができる。このため、その具体的な図示や説明については省略する。
図2及び図3を参照しながら、本実施形態に係る引外し装置100について説明する。引外し装置100は、回路遮断器10の内部に設けられる装置であって、電路において過電流が生じた際に、電路を自動的に遮断するための動作を行う装置である。引外し装置100は、磁気吸引部130と、可動電磁片140と、バネ170と、を備えている。
磁気吸引部130は、過電流の発生時において磁力を発生させ、当該磁力によって後述の可動電磁片140を動作させる部分である。磁気吸引部130は、鉄心110とコイル120とを有している。
鉄心110は、略円柱形状の部材である。鉄心110は、その中心軸が、基台21からカバー22に向かう方向に沿うように、すなわち、図1の上下方向に沿うように配置されている。鉄心110のうち図2における上方側の端部には、端面111が形成されている。端面111は、磁力により吸引された可動電磁片140が当接する面となっている。
図3に示されるように、鉄心110は、その内部が空洞のシリンダとして形成されている。鉄心110の内部にはプランジャ119が収容されている。プランジャ119は磁性体により形成されており、鉄心110の中心軸に沿って移動可能な状態で収容されている。コイル120に過電流が流れていない通常時においては、プランジャ119は、鉄心110のうちコイル120が巻き付けられている部分よりも下方側寄りとなる位置、すなわち、端面111側とは反対側となる位置に存在している。
コイル120は、鉄心110の周囲を螺旋状に囲むように配置されたコイルである。図2、3に示されるように、コイル120の一端は、負荷側端子座41から伸びる接続部40に対して接続されている。また、コイル120の他端は、不図示の可動接触子に対して接続されている。つまり、コイル120は、負荷側端子座41と可動接触子との間を繋いでおり、回路遮断器の内部に形成された電路の一部となっている。このため、当該電路において過電流が生じた際には、コイル120を通る経路で過電流が流れることとなる。
コイル120を過電流が流れると、鉄心110の内部に配置されたプランジャ119が、磁力によって端面111側へと移動する。プランジャ119が端面111の近傍まで移動すると、端面111と可動電磁片140との間には、両者を近づける方向に大きな磁力が発生する。
可動電磁片140は、端面111の近傍に配置された板状の金属部材である。可動電磁片140は磁性体により形成されている。可動電磁片140は、図3において端面111よりも上方側となる位置に配置されている。可動電磁片140は、継鉄180によって回動自在な状態で支持されている。このため、磁気吸引部130で磁力が発生すると、可動電磁片140は、当該磁力によって図3の時計回り方向に回転する。このように、可動電磁片140は、磁気吸引部130が発生させた磁力により動作するものとして設けられている。可動電磁片140のうち端面111と対向する部分は、当接面141となっている。可動電磁片140が磁力によって上記のように回転すると、当接面141は端面111に当接する。
可動電磁片140のうち、継鉄180を挟んで当接面141とは反対側の端部には、駆動片150の一端が接続されている。駆動片150は、可動電磁片140の端部から、図3における下方側に向けて伸びるように形成された金属板である。本実施形態では、1つの金属板160を概ね90度折り曲げることにより、可動電磁片140及び駆動片150が形成されている。
駆動片150を挟んで継鉄180とは反対側となる位置には、掛合板200が配置されている。掛合板200は、不図示の遮断機構を作動させるためのスイッチ、として設けられた部材である。掛合板200が図3における左側に移動すると、遮断機構が作動して、可動接触子を固定接触子から離間する方向に移動させる。尚、このような遮断機構の構成としては、公知となっている様々な構成を採用することができる。このため、その具体的な図示や説明については省略する。
電路に過電流が生じると、既に述べたように、磁気吸引部130で磁力が発生し、当該磁力によって可動電磁片140が端面111に引き寄せられる。可動電磁片140を含む金属板160は、図3の時計回り方向に回転する。これに伴い、駆動片150は矢印AR1の方向に移動して、掛合板200を図3の左側に移動させる。これにより、不図示の遮断機構が作動して、電路が自動的に開状態に切り換えられる。
バネ170は、可動電磁片140を、磁気吸引部130から遠ざかる方向に付勢するための弾性部材である。本実施形態では、バネ170としてコイルバネが用いられている。図3に示されるように、バネ170は、磁気吸引部130の端面111と、可動電磁片140の当接面141と、の間に挟み込まれた状態で保持されている。図3の状態において、バネ170の長さは、その自然長よりも短くなっている。このため、バネ170は、当接面141と端面111との間を広げるように、可動電磁片140に対して力を加えている。すなわち、バネ170は、可動電磁片140を、磁気吸引部130から遠ざかる方向に付勢している。
磁気吸引部130の端面111には、バネ170とは反対側(つまり、図3の下方側)に向けて後退するように凹部112が形成されている。凹部112は円形の窪みであって、その直径は、バネ170の外径よりも僅かに大きい。バネ170のうち磁気吸引部130側の端部は、凹部112に収容されている。バネ170の端部は、凹部112の底面113に当接している。これにより、バネ170の端部が磁気吸引部130の鉄心110によって保持されている。凹部112は、バネ170の端部を保持するための「保持部」に該当する。
可動電磁片140の当接面141には、バネ170とは反対側(つまり、図3の上方側)に向けて後退するように凹部142が形成されている。凹部142は円形の窪みであって、その直径は、バネ170の外径よりも僅かに大きい。バネ170のうち可動電磁片140側の端部は、凹部142に収容されている。バネ170の端部は、凹部142の底面143に当接している。これにより、バネ170の端部が可動電磁片140によって保持されている。凹部142は、上記の凹部112と同様に、バネ170の端部を保持するための「保持部」に該当する。
このような構成においては、バネ170の全体が、回路遮断器10のうち、ハウジング20のカバー22を外した際において比較的外側(図1の上方側)となる位置に配置される。このため、従来構成のように、バネの一端のフックを、ハウジング20の奥側にある穴に掛ける必要が無い。本実施形態において、引外し装置100にバネ170を取り付ける際には、バネ170を、図3の右側から左側へとスライドさせるだけでよい。このように、本実施形態では、引外し装置100にバネ170を取り付けるための作業を従来に比べ容易に行うことができる。
第2実施形態について説明する。本実施形態では、磁気吸引部130に形成された保持部の態様において、第1実施形態と異なっている。
図4に示されるように、本実施形態では、磁気吸引部130の端面111に凹部112が形成されておらず、替わりに、突起115が形成されている。突起115は、バネ170側(つまり、図4の上方側)に向けて突出するように形成された突起である。突起115は円形の突起であって、その直径は、バネ170の内径よりも僅かに小さい。突起115は、バネ170のうち、磁気吸引部130側の端部の内側に挿入されている。バネ170の端部は端面111に当接している。これにより、バネ170の端部が磁気吸引部130の鉄心110によって保持されている。突起115は、バネ170の端部を保持するための「保持部」に該当する。このような態様でも、第1実施形態で説明したものと同様の効果を奏する。
第3実施形態について説明する。本実施形態では、可動電磁片140に形成された保持部の態様において、第1実施形態と異なっている。
図5に示されるように、本実施形態では、可動電磁片140の当接面141に凹部142が形成されておらず、替わりに、突起145が形成されている。突起145は、バネ170側(つまり、図5の下方側)に向けて突出するように形成された突起である。突起145は円形の突起であって、その直径は、バネ170の内径よりも僅かに小さい。突起145は、バネ170のうち、可動電磁片140側の端部の内側に挿入されている。バネ170の端部は当接面141に当接している。これにより、バネ170の端部が可動電磁片140によって保持されている。突起145は、バネ170の端部を保持するための「保持部」に該当する。このような態様でも、第1実施形態で説明したものと同様の効果を奏する。
尚、以上のような第3実施形態の構成は、先に述べた第2実施形態の構成と組み合わせてもよい。つまり、磁気吸引部130の端面111に図4のような突起115が形成されており、可動電磁片140の当接面141に図5のような突起145が形成されているような態様としてもよい。この場合、可動電磁片140が磁力により吸引されて動作すると、突起115と突起145の先端面同士が互いに当接することとなる。
第4実施形態について説明する。本実施形態では、図4に示される第2実施形態の構成から、凹部142の形状を変更したものとなっている。
図6に示されるように、本実施形態では、凹部142の底面143が、可動電磁片140の他の部分に対して傾斜した面となっている。図6のように、電路で過電流が生じておらず、磁気吸引部130が磁力を発生させていないとき、すなわち、可動電磁片140が磁気吸引部130から最も遠ざかっているときには、凹部142の底面143と、端面111とが互いに平行となっている。
端面111は、先に述べたように、磁気吸引部130のうちバネ170の一端が当接する面となっており、本実施形態における「第1面」に該当する。また、底面143は、先に述べたように、可動電磁片140のうちバネ170の他端が当接する面となっており、本実施形態における「第2面」に該当する。過電流が生じてらず、磁気吸引部130が磁力を発生させていないときには、上記のように、第1面に該当する端面111と、第2面に該当する底面143とが、互いに平行となっている。このような構成においては、バネ170が各面から受ける反力の方向が、概ねバネ170の中心軸に沿った方向となる。このため、バネ170が、磁気吸引部130と可動電磁片140との間から外れてしまうような事態が確実に防止される。
尚、上記のように第1面と第2面とを互いに平行とした構成は、これまでに説明した第1実施形態乃至第3実施形態のいずれかに対しても適用することができる。
以上、具体例を参照しつつ本実施形態について説明した。しかし、本開示はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
10:回路遮断器
100:引外し装置
130:磁気吸引部
140:可動電磁片
170:バネ

Claims (6)

  1. 回路遮断器に設けられる引外し装置であって、
    過電流の発生時において磁力を発生させる磁気吸引部と、
    前記磁気吸引部が発生させた磁力により動作する可動電磁片と、
    前記可動電磁片を、前記磁気吸引部から遠ざかる方向に付勢するバネと、を備え、
    前記バネは、前記磁気吸引部と前記可動電磁片との間に挟み込まれた状態で保持されている引外し装置。
  2. 前記磁気吸引部及び前記可動電磁片のそれぞれには、前記バネの端部を保持するための保持部が形成されている、請求項1に記載の引外し装置。
  3. 前記保持部のうちの少なくとも一方は、前記バネとは反対側に向けて後退するように形成された凹部である、請求項2に記載の引外し装置。
  4. 前記保持部のうちの少なくとも一方は、前記バネ側に向けて突出するように形成された突起である、請求項2に記載の引外し装置。
  5. 前記磁気吸引部のうち前記バネの一端が当接する面を第1面とし、
    前記可動電磁片のうち前記バネの他端が当接する面を第2面としたときに、
    前記磁気吸引部が磁力を発生させていないときには、前記第1面と前記第2面とが互いに平行となっている、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の引外し装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の引外し装置を備える回路遮断器。
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