JP2021075350A - クレーンの基礎構造部 - Google Patents
クレーンの基礎構造部 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021075350A JP2021075350A JP2019201880A JP2019201880A JP2021075350A JP 2021075350 A JP2021075350 A JP 2021075350A JP 2019201880 A JP2019201880 A JP 2019201880A JP 2019201880 A JP2019201880 A JP 2019201880A JP 2021075350 A JP2021075350 A JP 2021075350A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crane
- support
- foundation structure
- leg
- counter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 13
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract description 12
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 23
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Images
Abstract
Description
クライミングクレーンを一例で挙げれば、クライミングクレーンは、建築物の高さの増加に伴ってそれ自身の機構によってクライミングを行なうものであり、主にコアベース(基礎構造部)と、マストと、クレーン本体とを備えている。
コアベースは、その上に継ぎ足し可能なマストを有し、マスト頂部には、クレーン本体が設置されている。
また、マスト(クレーン本体)を支持するコアベースは、基礎コンクリートから突出したアンカーボルトと固定されることで、クライミングクレーンが転倒不能に設置可能となる(特許文献1の図3参照)。
地面に直接クレーンを転倒不能に設置する場合、転倒防止用のウェイトをクレーンのどこに備えるかを検討する必要がある。
また、コアベースは、上述のウェイトやクレーンが発生する鉛直荷重を支持するため、直接地面に設置する場合、コアベースの設置面積が小さいことから、地面への地耐力が不足するおそれがある。
第1節では、本実施形態に係るクライミングクレーン1の概略構成を説明する。図1は、本発明の実施形態に係るクライミングクレーン1の全体を示す模式図である。
また、コアベース10は、放射状に結合可能な脚部12を有し、カウンターベース20は、各脚部に夫々固定されても良い。換言すると、図2に示すように、コアベース10は、脚部12を結合可能な4つの脚部取付部11を一体に設け、その脚部取付部11に脚部12の一端側をそれぞれ結合している。
なお、脚部取付部11と脚部12との結合は、結合可能であれば特に限定しないが、着脱可能に複数のボルトで締め付けて結合しても良いし、開閉可能にヒンジ構造を用いて結合しても良い。
第2節では、カウンターベース20を詳細に説明する。図3は、本発明の実施形態に係るカウンターベースの模式図であり、図3(a)は平面図、図3(b)は図3(a)の矢視I−I図、図3(c)は側面図をそれぞれ示している。また、図4は、本発明の実施形態に係るカウンターベースの実施一例図であり、図4(a)は、本設置から次設置への移行イメージ図、図4(b)は、複数のカウンターベース20を積み重ねたイメージ図である。
また、内部の中央部は、図3(a)に示すように平面視クロス状のブレース材23(H形鋼)で構成されている。そして、そのクロスベースを跨ぐ長手方向における両側が錘を搭載できる領域a,bとなっている。換言すると、カウンターベース20の軸に対して対称に領域a,bが設けられている。
また、両領域には、上方から錘を搭載する際のガイド用、または第2支持部を搬送する際の荷崩れ防止用として四隅にアングル材(位置決め材)24が取り付けられている。
吊掛部25は、外周部21(短手方向)の両端近傍に設けられた円柱状の2つの円柱部材25aと各円柱部材25a,25a同士を接続する接続平板部25bとで構成されており、両円柱部材25a,25aにワイヤロープが吊り掛けられるようになっている。
なお、吊掛部25の構成は、ワイヤロープを安全に吊り掛け可能であれば特に限定しな
い。例えば、凸条形状の部材を片側2箇所の両側4箇所に設けても良い。
また、後述する監督署検査時の搬送にも活用することができる。
このように、コンクリート基礎を有していない地面であっても地面にクレーンを確実に転倒不能に設置できるクレーンの基礎構造部が提供される。
クレーン本体と支持柱とを備えるクレーンの基礎構造部であって、前記支持柱は、クレーン本体を支持し、前記基礎構造部は、第1支持部と複数の第2支持部からなり、第1支持部は、支持柱を支持し、各第2支持部は、地面に載置され、その上部が第1支持部に放射状に夫々固定するように構成されるもの。
前記クレーンの基礎構造部であって、第1支持部は、放射状に結合可能な複数の脚部を有し、第2支持部は、各脚部に夫々固定するように構成されるもの。
前記クレーンの基礎構造部であって、第2支持部は、箱状に鋼材で構成され、上部中央部に前記脚部を固定する脚部支持部を有し、該脚部支持部を跨ぐ両側にウェイトを上部から搭載可能な領域a,bを有するように構成されるもの。
前記クレーンの基礎構造部であって、各領域a,bには、上部からウェイトを搭載する際のガイド用、または第2支持部を搬送する際の荷崩れ防止用として四隅に位置決め材が設けるように構成されるもの。
前記クレーンの基礎構造部であって、第2支持部の鋼材の上端面に第2支持部を安定して積み重ねるための高さ調整部調整部を有するように構成されるもの。
前記クレーンの基礎構造部であって、第2支持部の側方の鋼材に第2支持部を搬送する際にワイヤロープを吊り掛け可能な吊掛部を有するように構成されるもの。
もちろん、この限りではない。
2 マスト
3 クレーン本体
3a 旋回体
3b ジブ
3c 巻上ウインチ
3d 巻上ロープ
4 昇降装置
10 コアベース
11 脚部取付部
12 脚部
20 カウンターベース
21 外周部
22 底部
23 ブレース材
24 アングル材
25 吊掛部
25a 円柱部材
25b 接続平板部
26 脚部支持部
27 高さ調整部
28 ガイド板
a,b 領域
Claims (7)
- クレーン本体を備えるクレーンの基礎構造部であって、
前記基礎構造部は、第1支持部と複数の第2支持部からなり、
第1支持部は、クレーン本体を直接的に、または間接的に支持し、
各第2支持部は、地面に載置され、その上面が第1支持部に夫々固定されている、
クレーンの基礎構造部。 - クレーン本体と支持柱とを備えるクレーンの基礎構造部であって、
前記支持柱は、クレーン本体を支持し、
前記基礎構造部は、第1支持部と複数の第2支持部からなり、
第1支持部は、支持柱を支持し、
各第2支持部は、地面に載置され、その上部が第1支持部に放射状に夫々固定されている、
クレーンの基礎構造部。 - 請求項1又は請求項2に記載のクレーンの基礎構造部であって、
第1支持部は、放射状に結合可能な複数の脚部を有し、
第2支持部は、各脚部に夫々固定されている、
クレーンの基礎構造部。 - 請求項3に記載のクレーンの基礎構造部であって、
第2支持部は、箱状に鋼材で構成され、
上部中央部に前記脚部を固定する脚部支持部を有し、
該脚部支持部を跨ぐ両側にウェイトを上部から搭載可能な領域a,bを有している、
クレーンの基礎構造部。 - 請求項4に記載のクレーンの基礎構造部であって、
各領域a,bには、上部からウェイトを搭載する際のガイド用、または第2支持部を搬送する際の荷崩れ防止用として四隅に位置決め材が設けられている、
クレーンの基礎構造部。 - 請求項4又は請求項5に記載のクレーンの基礎構造部であって、
第2支持部の鋼材の上端面に第2支持部を安定して積み重ねるための高さ調整部を有している、
クレーンの基礎構造部。 - 請求項4〜6のいずれか1つに記載のクレーンの基礎構造部であって、
第2支持部の側方の鋼材に第2支持部を搬送する際にワイヤロープを吊り掛け可能な吊掛部を有している、
クレーンの基礎構造部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019201880A JP7388883B2 (ja) | 2019-11-07 | 2019-11-07 | クレーンの基礎構造部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019201880A JP7388883B2 (ja) | 2019-11-07 | 2019-11-07 | クレーンの基礎構造部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021075350A true JP2021075350A (ja) | 2021-05-20 |
JP7388883B2 JP7388883B2 (ja) | 2023-11-29 |
Family
ID=75899465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019201880A Active JP7388883B2 (ja) | 2019-11-07 | 2019-11-07 | クレーンの基礎構造部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7388883B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000053376A (ja) | 1998-08-17 | 2000-02-22 | Ohbayashi Corp | 小型クレーンの昇降装置 |
DE102014225336A1 (de) | 2014-12-09 | 2016-06-09 | Wobben Properties Gmbh | Turmdrehkran zum Errichten einer Windenergieanlage, sowie Verfahren zum Errichten des Turmdrehkrans |
-
2019
- 2019-11-07 JP JP2019201880A patent/JP7388883B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7388883B2 (ja) | 2023-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9506267B2 (en) | Method for supporting an upstanding mast | |
CN202055241U (zh) | 一种钢筋笼悬挂环装置 | |
CN204435820U (zh) | 自稳卡固式电梯井移动操作平台 | |
JP6655840B2 (ja) | 鉄筋コンクリート建物の施工現場で使用するクレーン装置 | |
JP2021075350A (ja) | クレーンの基礎構造部 | |
JP2018044318A (ja) | サイロ屋根部の構築方法およびサイロ屋根構造 | |
JP5927718B2 (ja) | 移動型安全体感設備用架構 | |
JP5609067B2 (ja) | 荷重支持架台、及び荷重支持方法 | |
JPH09302919A (ja) | 柱状体用移動足場 | |
JP2015222001A (ja) | 防塵建屋の係留構造およびその係留方法 | |
JP3233335U (ja) | 旋回式ジブクレーン | |
JP3825766B2 (ja) | 円柱鉄塔工事用の円形ゴンドラ装置 | |
KR20120132044A (ko) | 크레인의 후크 파킹 장치 | |
KR200195457Y1 (ko) | 타워크레인용 보강장치 | |
AU2016102095B4 (en) | Modular gantry structure | |
JP6814717B2 (ja) | 水平部材の取り付け方法および建物躯体の構築方法 | |
JP7452523B2 (ja) | 支柱部材ユニット用重ね置台 | |
JP7253909B2 (ja) | タワークレーンのフロアクライミング工法 | |
EP4317045A1 (en) | Crane for confined spaces and base for installing such crane on corresponding target surfaces of building structures or similar supporting structures | |
JPH0952690A (ja) | 可搬形発電装置の吊り上げ機構 | |
CN217867682U (zh) | 多功能卸船机实验吊架 | |
CN218952182U (zh) | 钢筋笼下放对接稳固装置 | |
JP7144471B2 (ja) | タワー部材の積み上げ方法及びタワー部材の積み上げ方法に用いられる吊り上げ用器具 | |
JP6953655B1 (ja) | 足場を構成する一組の箱 | |
JP5902513B2 (ja) | 構築装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221102 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230710 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230725 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230921 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231116 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7388883 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |