JP2021072654A - 電力変換装置の診断システム - Google Patents
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Abstract
Description
インバータ2は、入力電力を任意の周波数と電圧の交流電力に変換して出力するものであり、入力端子20i、出力端子20o、交流直流変換部21、平滑コンデンサ22、絶縁・駆動部23、制御部24、寄生インダクタンス25、複数の電力用半導体素子(上アーム26、下アーム27)、制御用電流センサ28を備える。
交流直流変換部21は、入力端子20iに入力された三相交流電力を、直流電力に変換して出力する、例えば3組のダイオードブリッジ回路やコンバータである。交流直流変換部21の出力端のうち高電位側は正極性の直流電源線Pに接続されており、低電位側は負極性の直流電源線N(接地線GND)に接続されている。直流電源線Pと直流電源線Nの間には平滑コンデンサ22が配置されているため、交流直流変換部21が出力する直流電力の不要な振動成分は、平滑コンデンサ22によって除去される。
インバータ2では、U相、V相、W相からなる三相出力電力を生成するために、正極性の直流電源線Pと負極性の直流電源線Nの間に、三相分のレグを備えている。U相のレグは、正極側の電力用半導体素子である上アーム26Uと負極側の電力用半導体素子である下アーム27Uを直列接続したものである。同様に、V相のレグは、上アーム26Vと下アーム27Vを直列接続したものであり、W相のレグは、上アーム26Wと下アーム27Wを直列接続したものである。各相のレグにおける上アーム26と下アーム27の接続点U,V,Wは、それぞれU相、V相、W相の出力端子20oU,20oV,20oWとなる。なお、上アーム26、下アーム27の夫々は、電力用半導体素子と逆並列に接続された寄生ダイオードまたは付与された逆並列ダイオードを備えている。
絶縁・駆動部23は、制御部24との絶縁を維持しつつ、上アーム26や下アーム27を駆動するものである。
図1に示すように、診断装置1は、特徴量変換部11、電圧極性検出部12、抽出条件設定部13、特徴量抽出部14、制御部15、通信端子16、記憶媒体部17、診断部18を備える。インバータ2の出力端子20oと接続される特徴量変換部11の入力インピーダンスは、インバータ2の運用の妨げにならないように十分に高く設定されている。なお、診断装置1は、具体的には、CPU等の演算装置、半導体メモリ等の記憶装置、および、通信装置などのハードウェアを備えた計算機である。そして、記憶装置にロードされたプログラムを演算装置が実行することで、特徴量変換部11等の各機能を実現するが、このような計算機分野での周知技術を適宜省略しながら説明する。
次に、図7を参照して、本実施例に係る診断システムにおける、初期値データの入力方法について説明する。図2のステップS4に示した初期値はエレベータの機種毎に異なるため、作業員は診断に先立ち、診断装置1に初期値を設定する必要があるが、設定値の入力ミス防止、作業効率を良くするために以下の形態で初期値の設定をおこなう。
次に、図8A、図8Bを参照して、本実施例に係る診断システムにおける、診断結果の表示方法について説明する。
まず、ステップS21では、エレベータ上昇時のデータを抽出する。エレベータは上昇時(up)と下降時(down)で負荷装置4の状況が異なるため、データを上昇時と下降時に分離する必要がある。これはタイムスタンプとエレベータの稼働時刻が一致していれば分離が容易である。また、診断装置でデータを取得するときの再現性を確保するため運転方法は決めておく必要がある。例えば、かごの中は空として、最下階から最上階への上昇と下降の往復運転を決められた分速で決められた時間運転させるなどである。ここでは上昇時のデータで診断するとして説明する。
1…診断装置
11…特徴量変換部
12…電圧極性検出部
13…抽出条件設定部
14…特徴量抽出部
15…制御部
16…通信端子
17…記憶媒体部
18…診断部
19i(19iU、19iV、19iW)…診断用電流センサ
19t…温度センサ
19v(19vU、19vV、19vW)…電圧プローブ
2…インバータ
20i(20iR,20iS,20iT)…入力端子
20o(20oU,20oV,20oW)…出力端子
21…交流直流変換部
22…平滑コンデンサ
23…絶縁・駆動部
24…制御部
25…寄生インダクタンス
26(26U,26V,26W)…上アーム
27(27U,27V,27W)…下アーム
28(28U,28V,28W)…制御用電流センサ
3…三相交流電源
4…負荷装置
7…初期値設定画面
8…診断結果表示画面
Claims (7)
- 入力電力を多相交流電力に変換して出力する電力変換装置の診断システムであって、
前記電力変換装置の出力端子から取得した各相の出力電位を線間電圧に変換する特徴量変換部と、
前記線間電圧が正閾値より大きい場合に線間電圧波形を正極性と判断し、前記線間電圧が負閾値より小さい場合に線間電圧波形を負極性と判断する電圧極性検出部と、
電圧極性検出部が求めた極性に基づいて電力用半導体素子のターンオフ時間を抽出する特徴量抽出部と、
該特徴量抽出部が抽出したターンオフ時間と、前記電力変換装置の出力端子から取得した各相の電流値の相関から前記電力用半導体素子の劣化を診断する診断部と、
を備えることを特徴とする、電力変換装置の診断システム。 - 請求項1に記載の電力変換装置の診断システムにおいて、
前記電圧極性検出部に設定される正閾値または負閾値は、線間電圧振幅の振幅中央値付近や最大振幅値付近を避けて設定されていることを特徴とする電力変換装置の診断システム。 - 請求項1に記載の電力変換装置の診断システムにおいて、
前記特徴量抽出部は、
前記線間電圧波形が正極性と判断された場合は、前記線間電圧波形が正値の電圧条件である第一電圧から第二電圧に変化した時間、または、前記第二電圧から前記第一電圧に変化した時間を、前記電力用半導体素子のターンオフ時間とし、
前記線間電圧波形が負極性と判断された場合は、前記線間電圧波形が負値の電圧条件である第三電圧から第四電圧に変化した時間、または、前記第四電圧から前記第三電圧に変化した時間を、前記電力用半導体素子のターンオフ時間とすることを特徴とする電力変換装置の診断システム。 - 請求項1に記載の電力変換装置の診断システムにおいて、
作業者が初期設定を行う際に表示される初期値設定画面では、
診断対象の電力変換装置のサイト名、機種名、識別番号を入力すると、
前記電圧極性検出部の閾値条件、前記特徴量抽出部の電圧条件、前記電力変換装置の設置年月日、ターンオフ時間−素子温度相関データ、寿命予測カーブの少なくとも一つが初期値として設定されることを特徴とする電力変換装置の診断システム。 - 請求項1に記載の電力変換装置の診断システムにおいて、
作業者が診断結果を確認する際に表示される診断結果表示画面には、
診断対象の電力変換装置のサイト名、機種名、識別番号、設置年月日、運転年数、および、診断結果が表示されることを特徴とする電力変換装置の診断システム。 - 請求項5に記載の電力変換装置の診断システムにおいて、
前記診断結果として、前記電力用半導体素子の交換推奨時期と、診断履歴を表示させることを特徴とする電力変換装置の診断システム。 - 入力電力を多相交流電力に変換して出力する電力変換装置の診断方法であって、
前記電力変換装置の出力端子から取得した各相の出力電位を線間電圧に変換し、
前記線間電圧が正閾値より大きい場合は線間電圧波形を正極性と判断し、
前記線間電圧が負閾値より小さい場合は線間電圧波形を負極性と判断し、
前記線間電圧波形の極性に基づいて電力用半導体素子のターンオフ時間を抽出し、
該ターンオフ時間と、前記電力変換装置の出力端子から取得した各相の電流値の相関から前記電力用半導体素子の劣化を診断することを特徴とする、電力変換装置の診断システム。
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