JP2021071240A - ふろシステム、サーバ、ふろ機能装置およびプログラム - Google Patents

ふろシステム、サーバ、ふろ機能装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末装置を用いた遠隔操作によって入浴中の使用者に不快感を与えることを防ぐことが可能なふろシステム、サーバ、ふろ機能装置およびプログラムを提供する。【解決手段】給湯システム1(ふろシステム)は、外部通信網40に接続されたサーバ50と、浴室内に設置された浴槽に対する所定のふろ機能を実行するとともにサーバを介して携帯端末装置30により遠隔制御が可能な給湯装置10(ふろ機能装置)と、浴室内に人がいるか否かを検知可能な水位センサ114および人感センサ126(人検知センサ)と、これらセンサにより人が検知されている場合、前記携帯端末装置30によるふろ機能の遠隔制御を禁止する制御部501と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、携帯端末装置によりふろ機能装置を遠隔制御可能なふろシステム、当該ふろシステムを構成するサーバおよびふろ機能装置、並びに、携帯端末装置の制御部に遠隔制御のための所定の機能を実行させるプログラムに関する。
従来、給湯装置により供給される湯を浴槽に溜める方式のふろシステムが知られている。この他、浴槽に溜められた水を燃焼器に循環させて浴槽内の水を暖める方式のふろシステムも知られている。これらのふろシステムでは、たとえば、浴室や台所に設置された複数のリモートコントローラによって、追い焚きや足し湯等のふろ機能が実行される。
また、近年、スマートフォン等の携帯端末装置を用いて宅外から給湯装置を遠隔制御するシステムが開発されている。たとえば、この種のシステムが、以下の特許文献1に記載されている。このシステムでは、携帯端末装置を用いて給湯器の運転切替が行われる。また、運転切替の遠隔操作がなされた際に、給湯器が通水状態であると、運転切替の指令を無効化する制御が行われる。
特開2018−115787号公報
携帯端末装置を用いてふろシステムが遠隔制御される場合、携帯端末装置の使用者が宅外にいると、浴室に他の使用者がいることを把握できない。浴室に他の使用者がいる場合に、携帯端末装置を用いた遠隔制御によって、不意に追い焚きや足し湯等のふろ機能が実行されると、入浴中の使用者に不快感を与える虞がある。
かかる課題に鑑み、本発明は、携帯端末装置を用いた遠隔操作によって入浴中の使用者に不快感を与えることを防ぐことが可能なふろシステム、サーバ、ふろ機能装置およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、ふろシステムに関する。この態様に係るふろシステムは、外部通信網に接続されたサーバと、浴室内に設置された浴槽に対する所定のふろ機能を実行するとともに前記サーバを介して携帯端末装置により遠隔制御が可能なふろ機能装置と、前記浴室内に人がいるか否かを検知可能な人検知センサと、前記人検知センサにより人が検知されている場合、前記携帯端末装置による前記ふろ機能の遠隔制御を禁止する制御部と、を備える。
本態様に係るふろシステムによれば、浴室内に人がいる場合に、携帯端末装置による所定のふろ機能の遠隔制御が禁止される。これにより、宅内の使用者が入浴中である状況において、不意に、遠隔制御により、追い焚きや足し湯等のふろ機能が実行されることが回避され得る。よって、入浴中の使用者に不快感を与えることを適切に防ぐことができる。
本態様に係るふろシステムにおいて、前記人検知センサは、前記浴槽に人が入浴していることを検知可能なセンサを含み得る。
この構成によれば、人検知センサによって実際に浴槽に使用者が入浴しているか否かを検知できる。したがって、実際に浴槽に使用者が入浴している状況において追い焚きや足し湯等のふろ機能が実行されることを防ぐことができる。よって、入浴中の使用者に不快感を与えることをより適切に防ぐことができる。
本態様に係るふろシステムにおいて、前記制御部は、前記サーバに配置され得る。この場合、前記制御部は、前記ふろ機能に関する遠隔制御の指令通知を前記携帯端末装置から受信した場合、前記外部通信網を介して受信した前記人検知センサの検知結果を参照し、当該検知結果が前記浴室内に人がいることを示すことを条件に、前記ふろ機能の遠隔制御を拒否するよう構成され得る。
この構成によれば、使用者が入浴中である場合のふろ機能に関する遠隔制御が、サーバにおいて拒否される。よって、入浴中の使用者に不快感を与えることを適切に防ぐことができる。
この場合、前記制御部は、前記ふろ機能の遠隔制御を拒否したことを示す拒否通知を前記携帯端末装置に送信するよう構成され得る。
この構成によれば、拒否通知の受信に応じて、携帯端末装置において、遠隔制御が拒否されたことを、現在入浴中である情報とともに、携帯端末装置の使用者に知らせる処理を行うことができる。これにより、携帯端末装置の使用者は、自身の遠隔操作が拒否されたことをその理由とともに把握でき、ふろ機能の遠隔制御を諦める等の対応を適切にとることができる。
あるいは、本態様に係るふろシステムにおいて、前記制御部は、前記ふろ機能装置に配置されてもよい。この場合、前記制御部は、前記ふろ機能に関する遠隔制御の指令通知を前記サーバから受信した場合、前記人検知センサの検知結果を参照し、当該検知結果が前記浴室内に人がいることを示すことを条件に、前記ふろ機能の遠隔制御の実行を拒否するよう構成され得る。
この構成によれば、使用者が入浴中である場合のふろ機能に関する遠隔制御が、ふろ機能装置において拒否される。よって、入浴中の使用者に不快感を与えることを適切に防ぐことができる。
この場合、前記制御部は、前記ふろ機能の遠隔制御の実行を拒否した場合、その旨を示す拒否通知を前記サーバに送信し、前記サーバは、受信した前記拒否通知に応じた通知を前記携帯端末装置に送信するよう構成され得る。
この構成によっても、拒否通知の受信に応じて、携帯端末装置において、遠隔制御が拒否されたことを、現在入浴中である情報とともに、携帯端末装置の使用者に知らせる処理を行うことができる。これにより、携帯端末装置の使用者は、自身の遠隔操作が拒否されたことをその理由とともに把握でき、ふろ機能の遠隔制御を諦める等の対応を適切にとることができる。
本発明の第2の態様は、浴室内に設置された浴槽に対する所定のふろ機能を実行するふろ機能装置を、外部通信網を介して、携帯端末装置からの操作指令により遠隔制御可能なサーバに関する。この態様に係るサーバは、前記浴室内に人がいるか否かを検知可能な人検知センサの検知結果を、前記外部通信網を介して取得し、取得した前記検知結果と前記携帯端末装置からの指令通知とに基づいて、前記ふろ機能装置に対する遠隔制御を行う制御部を備える。ここで、前記制御部は、前記ふろ機能に関する指令通知を前記携帯端末装置から受信した場合、前記人検知センサの検知結果が前記浴室内に人がいることを示すことを条件に、前記指令通知に応じた前記ふろ機能の遠隔制御を拒否する。
本態様に係るサーバによれば、宅内の使用者が入浴中である場合のふろ機能に関する遠隔制御が、サーバにおいて拒否される。これにより、上記第1の態様と同様、宅内の使用者が入浴中である状況において、不意に、遠隔制御により、追い焚きや足し湯等のふろ機能が実行されることが回避され得る。よって、入浴中の使用者に不快感を与えることを適切に防ぐことができる。
本発明の第3の態様は、浴室内に設置された浴槽に対する所定のふろ機能を実行するとともにサーバを介して携帯端末装置により遠隔制御が可能なふろ機能装置に関する。この態様に係るふろ機能装置は、前記浴室内に人がいるか否かを検知可能な人検知センサの検知結果を取得し、取得した前記検知結果と前記サーバからの指令通知とに基づいて、前記ふろ機能の制御を行う制御部を備える。ここで、前記制御部は、前記ふろ機能に関する指令通知を前記サーバから受信した場合、前記人検知センサの検知結果が前記浴室内に人がいることを示すことを条件に、前記指令通知に応じた前記ふろ機能の実行を拒否する。
本態様に係るふろ機能装置によれば、宅内の使用者が入浴中である場合のふろ機能に関する遠隔制御が、ふろ機能装置において拒否される。これにより、上記第1の態様と同様、宅内の使用者が入浴中である状況において、不意に、遠隔制御により、追い焚きや足し湯等のふろ機能が実行されることが回避され得る。よって、入浴中の使用者に不快感を与えることを適切に防ぐことができる。
本発明の第4の態様は、浴室内に設置された浴槽に対する所定のふろ機能を実行するふろ機能装置を、サーバを介して遠隔制御するための機能を、携帯端末装置の制御部に実行させるプログラムに関する。この態様に係るプログラムは、前記浴室内に人がいるか否かを検知可能な人検知センサの検知結果を前記サーバから取得する機能と、前記人検知センサの検知結果が前記浴室内に人がいることを示す場合に、前記ふろ機能に関する操作を禁止する機能と、を含む。
本態様に係るプログラムによれば、宅内の使用者が入浴中である場合のふろ機能に関する遠隔制御が、携帯端末装置において拒否される。これにより、上記第1の態様と同様、宅内の使用者が入浴中である状況において、不意に、遠隔制御により、追い焚きや足し湯等のふろ機能が実行されることが回避され得る。よって、入浴中の使用者に不快感を与えることを適切に防ぐことができる。
本態様に係るプログラムは、前記ふろ機能に関する操作を禁止する場合に前記浴室内に人がいることにより前記操作を禁止したことを使用者に報知する機能をさらに含み得る。
この機能により、遠隔制御が拒否されたことを、現在入浴中である情報とともに、携帯端末装置の使用者に知らせることができる。これにより、携帯端末装置の使用者は、自身の遠隔操作が拒否されたことをその理由とともに把握でき、ふろ機能の遠隔制御を諦める等の対応を適切にとることができる。
以上のとおり、本発明によれば、携帯端末装置を用いた遠隔操作によって入浴中の使用者に不快感を与えることを防ぐことが可能なふろシステム、サーバ、ふろ機能装置およびプログラムを提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下に示す実施形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
図1は、実施形態1に係る、給湯システムの構成を示す図である。 図2は、実施形態1に係る、給湯システムを構成する各機器の回路ブロックを示す図である。 図3は、実施形態1に係る、給湯器と浴槽との間の接続形態を模式的に示す図である。 図4(a)、(b)は、それぞれ、実施形態1に係る、使用者が携帯端末装置に遠隔操作の入力を行う場合に、携帯端末装置の制御部およびサーバの制御部において行われる処理を示すフローチャートである。 図5(a)〜(c)は、それぞれ、実施形態1に係る、応答通知の受信に応じて携帯端末装置の表示部に表示される画面を示す図である。 図6(a)、(b)は、それぞれ、実施形態2に係る、使用者が携帯端末装置に遠隔操作の入力を行った場合に、台所リモコンの制御部およびサーバの制御部おいて行われる処理を示すフローチャートである。 図7(a)は、実施形態3に係る、使用者が携帯端末装置に遠隔操作の入力を行う場合の、携帯端末装置の制御部において行われる処理を示すフローチャートである。図7(b)は、実施形態3に係る、携帯端末装置において給湯システムのアプリケーションプログラムが起動されることに応じて携帯端末装置の制御部がサーバの制御部に接続された場合に実行される状態情報の取得処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
以下の実施形態では、給湯システム1が、特許請求の範囲に記載の「ふろシステム」に対応し、給湯装置10が、特許請求の範囲に記載の「ふろ機能装置」に対応する。また、水位センサ114および人感センサ126が、特許請求の範囲に記載の「人検知センサ」に対応する。給湯システム1および給湯装置10は、ふろ機能とともに、台所の蛇口や、浴室のカラン等に対する給湯機能も実行する。
ただし、上記記載は、あくまで、特許請求の範囲の構成と実施形態の構成とを対応付けることを目的とするものであって、上記対応付けによって特許請求の範囲に記載の発明が実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
<実施形態1>
図1は、実施形態1に係る給湯システム1の構成を示す図である。
図1に示すように、給湯システム1は、給湯装置10と、サーバ50とを備え、ルータ20および外部通信網40を介して、携帯端末装置30により遠隔制御される。
給湯装置10は、給湯器11と、リモートコントローラ12、13を備えている。給湯器11は、ガスを燃料として湯を供給するガス給湯器である。給湯器11により生成された湯は、給湯口11aにそれぞれ接続された配管を介して、台所の蛇口や、浴槽、カラン等に供給される。給湯器11が、床暖房機能や、浴室暖房機能およびパネルヒータによる暖房機能を備える場合、これら機能を実現する機器に対して、給湯器11から湯が供給される。
リモートコントローラ12、13は、給湯器11に接続され、給湯装置10の各機能について種々の設定を行うために用いられる。リモートコントローラ12、13は、それぞれ、表示部121、131と、入力部122、132とを備える。操作者は、表示部121、131に表示された画面に従って入力部122、132を操作することにより、湯張りや給湯温度調節等について、任意の設定を行うことができる。リモートコントローラ12は、浴室に設置され、リモートコントローラ13は、キッチン等に設置される。
以下、浴室に設置されるリモートコントローラ12を、「浴室リモコン12」と称し、キッチン等に設置されるリモートコントローラ13を、「台所リモコン13」と称する。
浴室リモコン12および台所リモコン13の入力部122、132には、運転ボタン122a、132aが含まれている。運転ボタン122a、132aは、給湯器11を運転オン状態と運転オフ状態とに切り替えるためのボタンである。
浴室リモコン12および台所リモコン13が運転オフ状態(カラン等の給湯栓が開かれて基準流量以上の通水が発生したとしても給湯器11が給湯運転を行わない状態)にあるとき、表示部121、131は消灯状態にあり、運転ボタン122a、132a以外の操作ボタンの操作は受け付けられない。運転ボタン122a、132aが操作され、運転オン状態(カラン等の給湯栓が開かれて基準流量以上の通水が発生したときに給湯器11が給湯運転を行える状態)になると、表示部121、131が点灯して設定内容が表示されるとともに、運転ボタン122a、132a以外の操作ボタンの操作が受け付け可能となる。
さらに、入力部122、132には、給湯温度を変更するためのボタンが含まれている。操作者は、このボタンを操作することにより、給湯の設定温度を変更することができる。この他、入力部122、132には、追い焚き機能や、足し湯、足し水、ふろ自動機能等を実行するためのボタン等、給湯器11の動作を制御するためのボタンが含まれている。
ルータ20は、建物内(ここでは、宅内H10)に存在する各機器を、外部通信網40を介してサーバ50に接続するための無線ルータである。ルータ20は、宅内H10の機器を外部通信網40に接続するための通信中継器である。
台所リモコン13は、無線通信により、ルータ20に接続される。また、携帯端末装置30が宅内H10に存在する場合、携帯端末装置30は、無線通信によりルータ20に接続されて、サーバ50と通信可能である。携帯端末装置30は、たとえば、携帯電話機である。この他、携帯端末装置30が、携帯型のタブレット端末等の他の携帯可能な端末装置であってもよい。外部通信網40は、たとえば、インターネットである。
外部通信網40には、給湯装置10に対する遠隔制御(遠隔操作および遠隔監視)を管理するためのサーバ50が接続されている。台所リモコン13は、ルータ20および外部通信網40を介して、サーバ50と通信を行う。携帯端末装置30が宅内H10に存在する場合、携帯端末装置30は、ルータ20および外部通信網40を介してサーバ50と通信を行う。また、携帯端末装置30が宅外にある場合、携帯端末装置30は、外部に設置されたルータ60または基地局70を介して外部通信網40に接続され、サーバ50と通信を行う。
台所リモコン13と携帯端末装置30には、給湯システム1のアプリケーションプログラムが、サーバ50からダウンロードされ、インストールされている。このアプリケーションプログラムに、サーバ50にアクセスするためのアドレス情報(たとえば、IPアドレス)が含まれている。台所リモコン13と携帯端末装置30は、このアドレス情報に基づいて、サーバ50にアクセスし、通信を行う。
台所リモコン13のアドレス情報は、初期設定の際に、サーバ50に送信され保持される。このとき同時に、台所リモコン13のID情報(識別情報)が、台所リモコン13からサーバ50に送信される。台所リモコン13のアドレス情報として、たとえば、台所リモコン13の無線通信部136(図2参照)に保持されたMAC(Media Access Control)アドレスが用いられる。台所リモコン13のアドレス情報として、台所リモコン13の無線通信部136のグローバルIPアドレスが用いられてもよい。台所リモコン13のID情報として、たとえば、台所リモコン13の無線通信部136のTHINGが用いられる。台所リモコン13のID情報として、台所リモコン13の無線通信部136のMACアドレスが用いられてもよい。
図1の構成において、操作者は、宅内H10と宅外の何れにおいても、携帯端末装置30を用いて、給湯装置10に対する遠隔制御を行うことができる。
すなわち、携帯端末装置30が宅内H10と宅外の何れにある場合も、操作者から携帯端末装置30に入力された設定要求は、外部通信網40を介して、一旦、サーバ50に送信される。これを受けて、サーバ50は、設定要求を受信した携帯端末装置30に予め対応付けられている給湯装置10に対して、受信した設定要求を送信する。これにより、設定要求が、外部通信網40およびルータ20を介して、対応する給湯装置10の台所リモコン13に送信される。こうして、操作者が要求する内容の設定が、遠隔操作により、給湯装置10に適用される。
また、給湯装置10の状態情報が、所定周期で随時、台所リモコン13からルータ20を介してサーバ50に送信される。状態情報は、現在の給湯装置10の設定状態および動作状態を示す情報である。状態情報には、図2に示す人感センサ126の検出結果が含まれる。また、水位センサ114の検出結果に基づいて給湯器11、浴室リモコン12または台所リモコン13の制御部が、浴槽内に人がいることを検知する場合、この検知結果が、さらに状態情報に含まれる。この検知結果に代えて、水位センサ114の検出結果がそのまま状態情報に含まれてもよい。
サーバ50は、受信した状態情報を、給湯装置10ごとに管理する。具体的には、サーバ50は、受信した状態情報を、送信元の給湯装置10(台所リモコン13)のID情報に対応付けて、記憶部502(図2参照)に随時記憶させる。記憶部502に記憶される各給湯装置10の状態情報は、当該給湯装置10から状態情報を受信するごとに更新される。
操作者から携帯端末装置30に入力された遠隔監視の閲覧要求は、外部通信網40を介して、一旦、サーバ50に送信される。これを受けて、サーバ50は、閲覧要求を受信した携帯端末装置30に予め対応付けられている給湯装置10のうち、閲覧要求により指定された給湯装置10の状態情報を、当該携帯端末装置30に送信する。これにより、給湯装置10の状態が、携帯端末装置30において出力される。こうして、操作者は、給湯装置10の状態を、宅内H10および宅外の両方において確認できる。
図2は、給湯システム1を構成する各機器の回路ブロックを示す図である。
給湯器11は、制御部111と、記憶部112と、通信部113と、水位センサ114とを備える。制御部111は、マイクロコンピュータを備え、記憶部112に記憶されたプログラムに従って、給湯器11内の各部の制御を行う。記憶部112は、メモリを備え、所定の制御プログラムを記憶する。通信部113は、制御部111からの制御に従って、浴室リモコン12および台所リモコン13と通信を行う。
水位センサ114は、後述のように、給湯器11内の管路に配置され、当該管路内の水圧に基づいて浴槽内の水位を検出する。制御部111は、水位センサ114の検出結果に基づいて、浴室内の水位を検知する。また、制御部111は、この水位の検知結果の変動によって、浴槽に対する人の入退を検知できる。この場合、この検知結果は、随時、浴室リモコン12の制御部123および台所リモコン13の制御部133に送信され、これら制御部によって共有される。また、この検知結果は、状態情報に含まれて、随時、サーバ50に送信される。
浴槽に対する人の入退は、水位センサ114の検知結果に基づいて、浴室リモコン12の制御部123または台所リモコン13の制御部133において検知されてもよい。この場合、水位センサ114の検出結果は、随時、浴室リモコン12の制御部123または台所リモコン13の制御部133に送信される。この場合も、浴槽に対する人の入退の検知結果が、各制御部において共有される。さらに、この検知結果は、状態情報に含まれて、随時、サーバ50に送信される。
図3は、給湯器11と浴槽2との間の接続形態を模式的に示す図である。
図3に示すように、給湯器11は、図2に示した制御部111の他、給湯部210と、追い焚き部220と、バイパス部230とを備える。
給湯部210は、給水管路211と、給湯熱交換器212と、給湯管路213と、給湯燃焼器214と、給気ファン215とを含む。給水管路211は、水道管と給湯熱交換器212とに繋がり、給湯管路213は、給湯熱交換器212と浴室水栓3および外部水栓4とに繋がる。給湯燃焼器214には、ガス電磁弁216により開閉される給湯ガス管路217を通じてガス(燃料ガス)が供給される。給湯燃焼器214は、ガスを燃料として燃焼する。給気ファン215は、給湯燃焼器214に燃焼用の空気を供給する。
追い焚き部220は、図2に示した水位センサ114の他、戻り管路221と、ふろ熱交換器222と、往き管路223と、ふろ燃焼器224と、循環ポンプ225とを含む。戻り管路221は、浴槽2の循環アダプタ2aとふろ熱交換器222とに繋がり、往き管路223は、ふろ熱交換器222と循環アダプタ2aとに繋がる。
ふろ燃焼器224には、ガス電磁弁226により開閉されるふろガス管路227を通じてガス(燃料ガス)が供給される。ふろ燃焼器224は、ガスを燃料として燃焼する。給気ファン215が給湯部210と追い焚き部220との間で共用され、給気ファン215からふろ燃焼器224に燃焼用の空気が供給される。戻り管路221に、循環ポンプ225および水位センサ114が配置される。水位センサ114は、戻り管路221内の水圧に基づいて浴槽2内の水位を検出する。
バイパス部230は、バイパス管路231と、給湯電磁弁232とを含む。バイパス管路231は、給湯管路213と戻り管路221とに繋がる。給湯電磁弁232は、バイパス管路231を開閉する。
制御部111は、給湯部210の給湯燃焼器214、給気ファン215およびガス電磁弁216、追い焚き部220のふろ燃焼器224、循環ポンプ225、水位センサ114およびガス電磁弁226、バイパス部230の給湯電磁弁232などを制御する。
浴室水栓3または外部水栓4が開かれると、給湯機能が実行される。水道管からの水が給水管路211を通じて給湯熱交換器212に導入されるとともに、給湯燃焼器214が燃焼して給湯熱交換器212が加熱される。給湯熱交換器212に導入された水が加熱されて湯となり、湯が給湯管路213を通じて浴室水栓3または外部水栓4に供給される。浴室水栓3または外部水栓4が閉じられると、水道管から給水管路211への給水が停止するとともに給湯燃焼器214の燃焼が停止する。
また、浴室リモコン12または台所リモコン13から浴槽2への湯張りの指令を受けると、制御部111は、湯張り機能(ふろ自動機能)を実行する。この場合、給湯電磁弁232が開放されるとともに、水道管からの水が給水管路211を通じて給湯熱交換器212に導入され、給湯熱交換器212で加熱される。そして、給湯熱交換器212からの湯が給湯管路213およびバイパス管路231を通じて戻り管路221に導入される。
戻り管路221に導入された湯の一部は、戻り管路221を循環アダプタ2a側へと流れ、循環アダプタ2aから浴槽2内に注がれる。戻り管路221に導入された湯の残りは、戻り管路221をふろ熱交換器222側へと流れ、さらにふろ熱交換器222および往き管路223を流れて循環アダプタ2aから浴槽2内に注がれる。
給湯が行われて浴槽2内に湯が溜められると、戻り管路221、ふろ熱交換器222および往き管路223が水で満たされた状態となる。これにより、水位センサ114での浴槽2内の水位検出が可能となる。浴槽2内の水位が予め設定された水位に到達したことが水位センサ114により検出されると、給湯電磁弁232が閉じられ、水道管から給水管路211への給水が停止するとともに給湯燃焼器214の燃焼が停止する。
なお、湯が張られた浴槽2内に人が入ると浴槽2内の水位が上昇する。また、浴槽2内から人が出ると水位が下降する。この浴槽2内への人出入りに基づく水位変動を、水位センサ114によって検出することができる。これにより、上記のように、浴槽2に対する人の入退が検知される。
また、浴室リモコン12や台所リモコン13から追い焚きの指令を受けると、あるいは、浴槽2内の湯温が予め設定された下限温度よりも低くなると、制御部111は、追い焚き機能を実行する。この場合、循環ポンプ225が作動するとともにふろ燃焼器224が燃焼する。浴槽2内の湯が、戻り管路221、ふろ熱交換器222および往き管路223からなる循環路と浴槽2との間で循環し、その間にふろ熱交換器222で加熱される。これにより、浴槽2内の湯温が上昇する。浴槽2内の湯温が予め設定された上限温度よりも高くなると、循環ポンプ225が停止するとともにふろ燃焼器224の燃焼が停止する。
また、浴室リモコン12や台所リモコン13から足し湯の指令を受けると、制御部111は、足し湯機能を実行する。この場合、湯張り機能(ふろ自動機能)と同様の制御により、所定量の湯が浴槽2に注入される。
また、浴室リモコン12や台所リモコン13から足し水の指令を受けると、制御部111は、足し水機能を実行する。この場合、給湯燃焼器214およびふろ燃焼器224を停止させた状態で、湯張り機能(ふろ自動機能)と同様の制御が実行され、所定量の湯が浴槽2に注入される。
図2に戻り、浴室リモコン12は、上述の表示部121および入力部122の他、制御部123と、記憶部124と、通信部125と、人感センサ126とを備える。表示部121は、たとえば、液晶パネルにより構成される。入力部122は、温度設定ボタン等の各種操作ボタンを備える。表示部121が、タッチパネルであってもよい。
制御部123は、マイクロコンピュータを備え、記憶部124に記憶されたプログラムに従って所定の制御を行う。記憶部124は、メモリを備え、所定の制御プログラムを記憶する。通信部125は、制御部123からの制御に従って、給湯器11と通信を行う。
人感センサ126は、浴室に人が居ることを検出する。人感センサ126は、たとえば、赤外線を用いた焦電センサである。人感センサ126の検出範囲は、浴室内の洗い場をカバーする範囲に設定される。人感センサ126の検出範囲が、さらに、浴室内の浴槽をカバーする範囲を含んでいてもよい。また、人感センサ126が、洗い場の範囲と浴槽の範囲を個別に検出可能であってもよい。
制御部123は、人感センサ126の出力に基づいて、浴室に人が居ることを検出する。制御部123は、人感センサ126の検出結果を、随時、状態情報として、給湯器11および台所リモコン13に送信する。浴室に人が居るか否かの検出結果が、給湯装置10の制御部111または台所リモコン13の制御部133で行われてもよい。この場合、人感センサ126の検出結果が、随時、状態情報として、給湯装置10の制御部111または台所リモコン13の制御部133に送信され、共有される。これらの状態情報は、随時、台所リモコン13からサーバ50に送信され、共有される。
台所リモコン13は、上述の表示部131および入力部132の他、制御部133と、記憶部134と、通信部135を備える。表示部131は、たとえば、液晶パネルにより構成される。入力部132は、各種操作ボタンを備える。表示部131が、タッチパネルであってもよい。制御部133は、マイクロコンピュータを備え、記憶部134に記憶されたプログラムに従って所定の制御を行う。記憶部134は、メモリを備え、所定の制御プログラムを記憶する。通信部135は、制御部133からの制御に従って、給湯器11と通信を行う。
さらに、台所リモコン13は、無線通信部136を備える。ここで、無線通信部136は、ルータ20との間で無線通信が可能な無線通信モジュールである。無線通信部136(無線通信モジュール)には、宅内H10に設定されたLAN(Local Area Network)上の機器を特定するためのIPアドレスが割り振られている。また、無線通信部136は、上述のMACアドレスを保持している。この他、台所リモコン13は、音声を出力するためのスピーカを備えている。
携帯端末装置30は、表示部301と、入力部302と、制御部303と、記憶部304と、無線通信部305とを備える。表示部301は、たとえば、液晶パネルにより構成される。入力部132は、各種操作ボタンと、表示部301に積層されたタッチパネルとを備える。
制御部303は、CPU(Central Processing Unit)を備え、記憶部304に記憶されたプログラムに従って所定の制御を行う。記憶部304は、メモリを備え、所定の制御プログラムを記憶する。無線通信部305は、制御部303からの制御に従って、ルータ20と通信を行う。無線通信部305は、ルータ20との間で無線通信が可能な無線通信モジュールである。無線通信部305にもIPアドレスが割り振られている。また、無線通信部305は、上述のMACアドレスを保持している。この他、携帯端末装置30は、音声を出力するためのスピーカを備えている。
サーバ50は、制御部501と、記憶部502と、通信部503を備える。制御部501は、CPUを備え、記憶部502に記憶されたプログラムに従って所定の制御を行う。記憶部502は、メモリおよびハードディスクを備え、所定の制御プログラムおよびデータベースを記憶する。通信部503は、制御部501からの制御に従って、所定の制御を行う。
本実施形態1では、予め、給湯装置10に対して遠隔制御を行うことが可能な携帯端末装置30が、給湯装置10に対応付けて、サーバ50に登録される。すなわち、予め、給湯装置10と携帯端末装置30とがペアリングされ、ペアリングを示す情報(ペアリング情報)が、サーバ50において管理される。具体的には、給湯装置10のID情報と携帯端末装置30のID情報とが互いに対応づけて、ペアリング情報が構成される。このようなペアリングは、たとえば、給湯装置10が設置された宅内H10において行われる。これにより、悪意の第三者によって不当に、携帯端末装置30と給湯装置10とがペアリングされる可能性が減少する。
ここで、1台の給湯装置10とペアリング可能な携帯端末装置30が1台とは限られない。家族の構成員等、複数の使用者が、それぞれ、自己が所有する携帯端末装置30と給湯装置10とのペアリングを行うことが想定され得る。これにより、家族の各構成員が、宅外において、それぞれ、携帯端末装置30により、給湯装置10を遠隔操作できる。
このように、宅外において使用者が携帯端末装置30を遠隔操作する場合、たとえば、宅内H10にいる使用者が入浴中である状況において、宅外にいる使用者が携帯端末装置30に遠隔操作を行った結果、追い焚きや足し湯等の浴槽2に対する所定のふろ機能が実行されることが起こり得る。この場合、浴槽2内の湯の状況が、不意に変化することとなり、入浴中の使用者に顕著な不快感を与えてしまう。このように、宅外にいる使用者が浴室の使用状態を把握しないまま、携帯端末装置30を遠隔操作することにより、ふろ機能が実行されると、入浴中の使用者に不快感を与えてしまう虞がある。この問題は、使用者が浴槽2に溜められた湯に浸かっている場合に、特に顕著となる。
そこで、本実施形態1では、このような事態を抑制するために、使用者が入浴中の場合に、遠隔操作によるふろ機能の実行が禁止される。以下、この構成について説明する。
なお、ここで制限されるふろ機能は、上述の湯張り機能(ふろ自動機能)、追い焚き機能、足し湯機能および足し水機能の少なくとも1つを含み得る。これらの機能の全てが制限されてもよく、特に入浴者に不快感を与えやすいふろ機能のみが制限されてもよい。あるいは、これらの機能以外のふろ機能がさらに制限されてもよい。
図4(a)、(b)は、それぞれ、使用者が携帯端末装置30に遠隔操作の入力を行う場合に、携帯端末装置30の制御部303およびサーバ50の制御部501において行われる処理を示すフローチャートである。図4(a)、(b)の処理時において、使用者は、携帯端末装置30にインストールされた給湯システム1のアプリケーションプログラムを起動しており、サーバ50は、携帯端末装置30と通信可能な状態である。
図4(a)を参照して、携帯端末装置30の制御部303は、入力部302に対する使用者からの操作を受け付けると(S101:YES)、この操作に対応する遠隔制御を実行するための指令通知をサーバ50に送信する(S102)。このとき、制御部303は、指令通知とともに、携帯端末装置30のID情報を送信する。
図4(b)を参照して、サーバ50の制御部501は、携帯端末装置30の制御部303から遠隔制御に関する指令通知を受信すると(S201:YES)、当該指令通知の内容が所定のふろ機能に関する遠隔制御であるか否かを判定する(S202)。ここで判定されるふろ機能は、上述のとおりである。
指令通知の内容が所定のふろ機能の遠隔制御である場合(S202:YES)、制御部501は、指令通知とともに受信した携帯端末装置30のID情報にペアリングされている台所リモコン13を特定し、当該台所リモコン13に対応する状態情報を、記憶部502から抽出して参照する(S203)。
ここで、記憶部502から抽出される状態情報は、上述のとおり、人感センサ126の検出結果と、水位センサ114に検出結果に基づいて検知される浴槽2に対する人の入退の検知結果を含む。図2を参照して説明したように、浴室リモコン12の制御部123は人感センサ126の検出結果を、随時、台所リモコン13に送信する。また、給湯器11の制御部111は、水位センサ114の検出結果に基づいて、浴槽2に対する人の入退を検知し、その検知結果(以下、「浴槽入退の検知結果」という)を、随時、台所リモコン13に送信する。これらの情報は、随時、状態情報としてサーバ50に送信され、サーバ50の記憶部502に更新記憶される。ステップS203では、このようにして記憶部502に記憶された最新の状態情報が制御部501により参照される。
制御部501は、参照した状態情報に基づいて、浴室に人が居るか否かを判定する(S204)。具体的には、制御部501は、人感センサ126の検出結果および浴槽入退の検知結果の少なくとも一方が人の存在を示す場合、浴室に人がいると判定する。浴室に人がいる場合(S204:YES)、制御部501は、当該携帯端末装置30にペアリングされている台所リモコン13の制御部133に指令通知を送信することなく、遠隔制御の実行を拒否する拒否通知を、応答通知として、指令通知の送信元の携帯端末装置30に送信する(S205)。これにより、制御部501は、処理を終了する。
ステップS202の判定がNOである場合、あるいは、ステップS204の判定がNOである場合、制御部501は、ステップS201において受信した指令通知を、当該携帯端末装置30にペアリングされている台所リモコン13の制御部133に送信する(S206)。そして、制御部501は、遠隔制御を実行することを知らせるための実行通知を、応答通知として、指令通知の送信元の携帯端末装置30の制御部303に送信する(S207)。これにより、制御部501は、処理を終了する。
なお、上記では、浴槽2に対する人の入退が、給湯器11の制御部111において判定されたが、この判定が、サーバ50の制御部501において行われてもよい。この場合、台所リモコン13の制御部501は、水位センサ114の検出結果を、随時、状態情報としてサーバ50に送信し、サーバ50の制御部501は、受信した水位センサ114の検出結果に基づいて、浴槽2に対する人の入退を検知する。
図4(a)を参照して、携帯端末装置30の制御部303は、サーバ50から応答通知を受信すると(S103:YES)、この応答通知が、拒否通知および実行通知の何れであるかを判定する(S104)。受信した応答通知が拒否通知である場合(S104:YES)、制御部303は、表示部301に拒否画面を表示させる(S105)。他方、受信した応答通知が実行通知である場合(S104:NO)、制御部303は、表示部301に実行画面を表示させる(S106)。
図5(a)〜(c)は、それぞれ、応答通知の受信に応じて携帯端末装置30の表示部301に表示される画面を示す図である。図5(a)、(b)には、拒否画面600の表示例が示され、図5(c)には、実行画面610の表示例が示されている。
図5(a)、(b)に示すように、拒否画面600は、遠隔制御の内容を示す項目601と、遠隔操作が拒否されたことを示すメッセージ602と、了承ボタン603とを含んでいる。また、図5(c)に示すように、実行画面610は、遠隔制御の内容を示す項目611と、遠隔操作が実行されたことを示すメッセージ612と、了承ボタン613とを含んでいる。
使用者は、拒否画面600において、項目601およびメッセージ602を参照することにより、自身が行ったふろ機能の遠隔制御が拒否されたことを把握できる。また、使用者は、実行画面610において、項目611およびメッセージ612を参照することにより、自身が行ったふろ機能の遠隔制御が実行されたことを把握できる。使用者は、メッセージ602、612を参照した後、了承ボタン603、613を操作する。これにより、拒否画面600および実行画面610が閉じられ、これらの画面が表示される前の画面が表示される。
なお、図5(a)〜(c)には、遠隔制御の内容が追い焚きと足し湯である場合が例示されたが、足し水等の他のふろ機能が遠隔制御の対象である場合も、同様の画面が表示される。この場合、項目601、611の内容が、足し水等の他のふろ機能に変更される。
<実施形態1の効果>
実施形態1によれば、以下の効果が奏され得る。
浴室内に人がいる場合に、携帯端末装置30による所定のふろ機能の遠隔制御が、サーバ50において禁止される。これにより、宅内の使用者が入浴中である状況において、不意に、遠隔制御により、追い焚きや足し湯等のふろ機能が実行されることが回避され得る。よって、入浴中の使用者に不快感を与えることを適切に防ぐことができる。
また、浴室内に人がいるか否かを検知するためのセンサとして、浴槽2に人が入浴していることを検知可能な水位センサ114が含まれている。これにより、実際に浴槽に使用者が入浴しているか否かを、水位センサ114により検知できる。このため、実際に浴槽2に使用者が入浴している状況において追い焚きや足し湯等のふろ機能が実行されることを防ぐことができる。よって、入浴中の使用者に不快感を与えることをより適切に防ぐことができる。
また、図4(b)に示したように、サーバ50の制御部501は、ふろ機能の遠隔制御を拒否した場合に、そのことを示す拒否通知を携帯端末装置30に送信する(S205)。これにより、携帯端末装置30において、遠隔制御が拒否されたことを、現在入浴中である情報とともに、携帯端末装置30の使用者に知らせる処理を行うことができる。たとえば、この処理として、図5(a)、(b)に例示された拒否画面600を表示部301に表示させる処理が、携帯端末装置30において行われる。これにより、携帯端末装置30の使用者は、現在入力中であることを把握でき、自身が行おうとしたふろ機能の遠隔制御を諦める等の対応を適切にとることができる。
<実施形態2>
上記実施形態1では、サーバ50の制御部501において、ふろ機能の遠隔制御を受け付けるか否かが判定されたが、本実施形態2では、台所リモコン13の制御部133において、ふろ機能の遠隔制御を受け付けるか否かの判定が行われる。
図6(a)、(b)は、それぞれ、使用者が携帯端末装置30に遠隔操作の入力を行った場合に、台所リモコン13の制御部133およびサーバ50の制御部501おいて行われる処理を示すフローチャートである。なお、図6(a)、(b)では、図4(a)、(b)と同様、使用者は、携帯端末装置30にインストールされた給湯システム1のアプリケーションプログラムを起動しており、携帯端末装置30とサーバ50とが通信可能な状態である。
携帯端末装置30の制御部303は、入力部302に対する使用者からの操作を受け付けると、この操作に対応する遠隔制御を実行するための指令通知をサーバ50に送信する。このとき、制御部303は、指令通知とともに、携帯端末装置30のID情報を送信する。
図6(b)を参照して、サーバ50の制御部501は、携帯端末装置30から指令通知およびID情報を受信すると(S401:YES)は、受信したID情報にペアリングされている台所リモコン13に対して、受信した指令通知を転送する(S402)。
図6(a)を参照して、台所リモコン13の制御部133は、図6(b)のステップS402において送信された指令通知を、サーバ50から受信すると(S301:YES)、指令通知の内容が所定のふろ機能の遠隔制御であるか否かを判定する(S302)。ここで判定されるふろ機能は、図4(b)のステップS202において判定されるふろ機能と同様である。
ステップS302において、指令通知の内容が、所定のふろ機能である場合(S302:YES)、台所リモコン13の制御部133は、記憶部134に保持されている状態情報を参照する(S303)。状態情報は、給湯装置10の現在の設定状態や動作状態を示す情報である。上述のように、状態情報は、人感センサ126の検出結果や、水位センサ114の検出結果に基づく浴槽入退の検知結果を含んでいる。
ステップS303において、制御部133は、状態情報のうち、人感センサ126の検出結果および水位センサ114の検出結果に基づく浴槽入退の検知結果を参照し、浴室に人がいるか否かを判定する(S304)。ステップS304の判定方法は、図4(b)のステップS204の判定方法と同様である。
浴室に人がいる場合(S304:YES)、制御部133は、ステップS301において受信した指令通知に応じた動作を実行することなく、当該遠隔制御の実行を拒否する拒否通知を、応答通知として、サーバ50に送信する(S305)。これにより、制御部501は、処理を終了する。
他方、ステップS302の判定がNOである場合、あるいは、ステップS304の判定がNOである場合、制御部133は、ステップS301において受信した指令通知に応じた動作を実行する(S306)。そして、制御部133は、当該遠隔制御に応じた動作を実行することを知らせるための実行通知を、応答通知として、サーバ50に送信する(S307)。これにより、制御部133は、処理を終了する。
図6(b)を参照して、サーバ50の制御部501は、台所リモコン13から応答通知を受信すると(S403:YES)、受信した応答通知を携帯端末装置30に転送する(S404)。これにより、携帯端末装置30の制御部303において、図4(a)のステップS104以降の処理が実行される。すなわち、携帯端末装置30の制御部303は、受信した応答通知が拒否通知である場合、図5(a)、(b)に例示した拒否画面600を表示部301に表示させ、受信した応答通知が実行通知である場合、図5(c)に例示した実行画面610を表示部301に表示させる。これにより、携帯端末装置30の使用者は、自身が行ったふろ機能の遠隔制御が実行または拒否されたことを把握できる。
<実施形態2の効果>
実施形態2では、浴室内に人がいる場合に、携帯端末装置30による所定のふろ機能の遠隔制御が、給湯装置10(台所リモコン13)において禁止される。これにより、実施形態1と同様、宅内の使用者が入浴中である状況において、不意に、遠隔制御により、追い焚きや足し湯等のふろ機能が実行されることが回避され得る。よって、入浴中の使用者に不快感を与えることを適切に防ぐことができる。
また、図6(a)に示したように、台所リモコン13の制御部133は、ふろ機能の遠隔制御を拒否した場合に、そのことを示す拒否通知をサーバ50に送信する(S305)。この拒否通知は、図6(b)の処理により、サーバ50から、指令通知の送信元の携帯端末装置30に送信される。これに応じて、図5(a)、(b)に例示した拒否画面600を表示部301に表示させる処理が、携帯端末装置30において行われる。これにより、携帯端末装置30の使用者は、現在入力中であることを把握でき、自身が行おうとしたふろ機能の遠隔制御を諦める等の対応を適切にとることができる。
<実施形態3>
上記実施形態1、2では、サーバ50の制御部501または台所リモコン13の制御部133において、所定のふろ機能の遠隔制御を受け付けるか否かが判定されたが、実施形態3では、携帯端末装置30の制御部303において、所定のふろ機能の遠隔制御を受け付けるか否かの判定が行われる。
図7(a)は、使用者が携帯端末装置30に遠隔操作の入力を行う場合の、携帯端末装置30の制御部303において行われる処理を示すフローチャートである。また、図7(b)は、携帯端末装置30において給湯システム1のアプリケーションプログラムが起動されることにより携帯端末装置30の制御部303がサーバ50の制御部501に接続された場合に実行される状態情報の取得処理を示すフローチャートである。
まず、図7(b)を参照して、携帯端末装置30の制御部303は、サーバ50の制御部501に接続されると(S601)、所定間隔の取得タイミングごと(たとえば数秒ごと)に(S602:YES)、状態情報の取得要求を自身のID情報とともに、サーバ50に送信する(S603)。これにより、サーバ50において、当該ID情報にペアリングされている台所リモコン13の状態情報が、携帯端末装置30の制御部303に送信される。携帯端末装置30の制御部303は、受信した状態情報を、随時、記憶部304に更新記憶する。携帯端末装置30の制御部303は、使用者からアプリケーションプログラムの終了操作がなされるまで(S604)、ステップS602、S603の処理を繰り返し実行する。使用者からアプリケーションプログラムの終了操作がなされると(S604:YES)、制御部303は、サーバ50との接続を遮断して(S605)、処理を終了する。
次に、図7(a)を参照して、携帯端末装置30の制御部303は、入力部302に対する使用者からの遠隔操作を受け付けると(S501:YES)、当該遠隔操作に対応する遠隔制御が所定のふろ機能の遠隔制御であるか否か判定する(S502)。ここで判定されるふろ機能は、図4(b)のステップS202および図6(a)のステップS302で判定されるふろ機能と同様である。
ステップS502の判定がYESである場合、制御部303は、図6(b)の処理により並行して取得する最新の状態情報を参照し、遠隔制御対象の給湯装置10が接続された浴室に人が居るか否かを判定する(S504)。具体的には、制御部303は、状態情報のうち、人感センサ126の検出結果と、水位センサ114の検出結果に基づく浴槽入退の検知結果とを参照して、浴室に人がいるか否かを判定する。ステップS504の判定方法は、図4(b)のステップS204および図6(a)のステップS304の判定方法と同様である。
浴室に人がいる場合(S504:YES)、制御部303は、ステップS501で受け付けた操作に対応するふろ機能の指令通知をサーバ50に送信することなく、当該操作の実行を拒否する拒否画面600(図5(a)、(b)参照)を表示部301に表示させる(S505)。
ステップS502の判定がNOである場合、あるいは、ステップS504の判定がNOである場合、制御部303は、ステップS501において受け付けた操作に対応する指令通知をサーバ50に送信する(S506)。これにより、制御先の給湯装置10において、指令通知に応じた動作が実行される。そして、制御部303は、当該遠隔制御に応じた動作を実行することを知らせるための実行画面610(図5(c)参照)を、表示部301に表示させる(S507)。
ステップS505またはステップS507において、拒否画面600または実行画面610が表示部301に表示されることより、携帯端末装置30の使用者は、自身が行ったふろ機能の遠隔操作が拒否または実行されたことを的確に把握できる。
<実施形態3の効果>
実施形態3では、浴室内に人がいる場合に、携帯端末装置30による所定のふろ機能の遠隔制御が、携帯端末装置30において禁止される。これにより、実施形態1、2と同様、宅内の使用者が入浴中である状況において、不意に、遠隔制御により、追い焚きや足し湯等のふろ機能が実行されることが回避され得る。よって、入浴中の使用者に不快感を与えることを適切に防ぐことができる。
また、図7(a)に示したように、携帯端末装置30の制御部303は、ふろ機能の遠隔制御を拒否した場合に、そのことを示す拒否画面600を表示部301に表示させる(S505)。これにより、携帯端末装置30の使用者は、現在入力中であることを把握でき、自身が行おうとしたふろ機能の遠隔制御を諦める等の対応を適切にとることができる。
<変更例>
上記実施形態1〜3では、携帯端末装置30の表示部301に拒否画面600および実行画面610を表示させることにより、遠隔操作に基づくふろ機能の動作が実行されたか否かが報知されたが、報知の方法はこれに限られるものではない。たとえば、携帯端末装置30のスピーカから、遠隔操作に基づくふろ機能の動作が実行されたか否かを報知する音声が出力されてもよい。
また、上記実施形態1〜3では、浴室内に人がいるか否かを検知するための人検知センサとして、人感センサ126および水位センサ114が用いられたが、人検知センサとして人感センサ126および水位センサ114の何れか一方のみが用いられてもよく、さらに他のセンサが追加されてもよい。
また、上記実施形態1〜3では、人感センサ126が浴室リモコン12に搭載されたが、人感センサ126が浴室乾燥機等の他の機器に設置されてもよく、あるいは、人感センサ126が単体として浴室の天井等に設置されてもよい。この場合、人感センサ126の検知結果は、随時、浴室リモコン12等に送信されて、浴室リモコン12、台所リモコン13およびサーバ50で共有される。
また、上記実施形態1、2では、所定のふろ機能の遠隔制御を受け付けるか否かの処理が、台所リモコン13の制御部133またはサーバ50の制御部501において行われたが、これらの制御部133、501以外の制御部が、この処理を行ってもよい。たとえば、サーバ50と携帯端末装置30との間に両者を中継する中継サーバが介在する場合、この中継サーバの制御部において図4(b)と同様の処理が行われてもよい。
この場合、中継サーバの制御部は、図4(b)のステップS201において、携帯端末装置30から指令通知を受信し、ステップS206において、指令通知をサーバ50に送信する。送信された指令通知は、サーバ50から給湯装置10(台所リモコン13)に送信される。また、中継サーバの制御部は、図4(b)のステップS205、S207において、それぞれ、拒否通知および実行通知を携帯端末装置30に送信する。中継サーバは、状態情報をサーバ50と共有していてもよく、あるいは、ステップS203において、サーバ50から、遠隔制御対象の給湯装置10の状態情報を取得してもよい。
また、上記実施形態3では、携帯端末装置30の制御部303が、一旦、ふろ機能に関する操作を受け付けた後、浴室内に人がいるか否かに応じて、この操作を拒否するか否かを判定したが、操作を受け付ける前に、予め、状態情報に基づいて浴室内に人がいるか否かを判定し、浴室内に人がいる場合は、操作の受付時に、操作対象から所定のふろ機能を除外するように、制御を行ってもよい。この場合、たとえば、ふろ機能に対応する操作項目をグレイアウト化して操作不能としてもよく、あるいは、遠隔操作の選択候補からふろ機能に対応する操作項目が削除されてもよい。この場合も、たとえば、入浴中のためふろ機能の遠隔操作ができないことを示すメッセージが、遠隔操作の受付画面に含まれていることが好ましい。
また、上記実施形態1〜3では、給湯装置10を構成する台所リモコン13に無線通信部136が設けられたが、無線通信部が給湯器11に設けられて給湯器11がルータ20に接続されてもよい。この場合、上記実施形態1〜3における台所リモコン13の制御は、給湯器11の制御部111により行われる。あるいは、給湯器11、浴室リモコン12および台所リモコン13以外に無線通信部を備えた制御ユニットが給湯装置10に配置され、この制御ユニットがルータ20に接続されてもよい。この場合、上記実施形態1〜3における台所リモコン13による制御は、制御ユニットによって行われる。
また、上記実施形態2では、所定の遠隔制御が拒否または実行されたことが携帯端末装置30において報知されたが、この報知が、さらに、台所リモコン13において行われてもよい。これにより、宅内の使用者は、遠隔操作により所定のふろ機能の動作が拒否または実行されたことを把握でき、携帯端末装置30の使用者が所定の遠隔制御を行いたいことを把握することができる。
また、上記実施形態1〜3では、所定のふろ機能の遠隔制御が拒否されたことを示す拒否画面600が図5(a)、(b)に例示されたが、拒否画面600の構成はこれに限られるものではない。たとえば、浴室における人の滞在時間が、さらに、拒否画面600に含まれてもよい。また、実行画面610の構成も、図5(c)の構成に限られるものではない。
また、給湯器11の構成は、図3に示した構成に限られるものではなく、他の構成であってもよい。たとえば、図3の構成では、浴槽2内の湯をふろ熱交換器222に循環させることによって、浴槽2内の湯に対する追い焚きが行われたが、給湯器11が、高温の湯を浴槽に追加することにより追い焚き機能を実行する構成であってもよい。
なお、給湯装置10を遠隔制御する端末装置に、携帯性がなく所定の場所に設置される据え置き型の端末装置が含まれてもよい。また、給湯装置10は、ガス燃料を用いるものに限らず、オイルを燃料とする給湯装置であってもよい。給湯装置10は、貯留タンクを用いた貯留式のものであってもよく、燃料電池等の発電ユニットをさらに備えた構成であってもよい。
また、上記実施形態1〜3では、浴槽に対する所定のふろ機能を実行するふろ機能装置として、ふろ機能とともに給湯機能を備えた給湯装置10が例示されたが、ふろ機能装置は、ふろ機能のみを実行可能な装置であってもよい。たとえば、浴槽2に溜められた水を、熱交換器に循環させて暖める機能のみを有するふろ機能装置を、ふろシステムが備える構成であってもよい。この場合、ふろ機能装置は、ふろを沸かすための構成と、ふろシステムのサーバと通信するための構成とを備えていればよい。たとえば、ふろ機能装置は、上記実施形態1〜3と同様の浴室リモコンおよび台所リモコンの少なくとも一方を備え、このリモコンを介して、サーバに接続される構成であってもよい。
この他、本発明の実施形態は、特許請求の範囲に記載の範囲で適宜種々の変更可能である。
1 給湯システム(ふろシステム)
10 給湯装置(ふろ機能装置)
114 水位センサ(人検知センサ)
126 人感センサ(人検知センサ)
13 台所リモコン
30 携帯端末装置
40 外部通信網
50 サーバ
133、303、501 制御部

Claims (10)

  1. 外部通信網に接続されたサーバと、
    浴室内に設置された浴槽に対する所定のふろ機能を実行するとともに前記サーバを介して携帯端末装置により遠隔制御が可能なふろ機能装置と、
    前記浴室内に人がいるか否かを検知可能な人検知センサと、
    前記人検知センサにより人が検知されている場合、前記携帯端末装置による前記ふろ機能の遠隔制御を禁止する制御部と、を備える、
    ことを特徴とするふろシステム。
  2. 請求項1に記載のふろシステムにおいて、
    前記人検知センサは、前記浴槽に人が入浴していることを検知可能なセンサを含む、
    ことを特徴とするふろシステム。
  3. 請求項1または2に記載のふろシステムにおいて、
    前記制御部は、前記サーバに配置され、前記ふろ機能に関する遠隔制御の指令通知を前記携帯端末装置から受信した場合、前記外部通信網を介して受信した前記人検知センサの検知結果を参照し、当該検知結果が前記浴室内に人がいることを示すことを条件に、前記ふろ機能の遠隔制御を拒否する、
    ことを特徴とするふろシステム。
  4. 請求項3に記載のふろシステムにおいて、
    前記制御部は、前記ふろ機能の遠隔制御を拒否した場合、その旨を示す拒否通知を前記携帯端末装置に送信する、
    ことを特徴とするふろシステム。
  5. 請求項1または2に記載のふろシステムにおいて、
    前記制御部は、前記ふろ機能装置に配置され、前記ふろ機能に関する遠隔制御の指令通知を前記サーバから受信した場合、前記人検知センサの検知結果を参照し、当該検知結果が前記浴室内に人がいることを示すことを条件に、前記ふろ機能の遠隔制御の実行を拒否する、
    ことを特徴とするふろシステム。
  6. 請求項5に記載のふろシステムにおいて、
    前記制御部は、前記ふろ機能の遠隔制御の実行を拒否した場合、その旨を示す拒否通知を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、受信した前記拒否通知に応じた通知を前記携帯端末装置に送信する、
    ことを特徴とするふろシステム。
  7. 浴室内に設置された浴槽に対する所定のふろ機能を実行するふろ機能装置を、外部通信網を介して、携帯端末装置からの操作指令により遠隔制御可能なサーバにおいて、
    前記浴室内に人がいるか否かを検知可能な人検知センサの検知結果を、前記外部通信網を介して取得し、取得した前記検知結果と前記携帯端末装置からの指令通知とに基づいて、前記ふろ機能装置に対する遠隔制御を行う制御部を備え、
    前記制御部は、前記ふろ機能に関する指令通知を前記携帯端末装置から受信した場合、前記人検知センサの検知結果が前記浴室内に人がいることを示すことを条件に、前記指令通知に応じた前記ふろ機能の遠隔制御を拒否する、
    ことを特徴とするサーバ。
  8. 浴室内に設置された浴槽に対する所定のふろ機能を実行するとともにサーバを介して携帯端末装置により遠隔制御が可能なふろ機能装置において、
    前記浴室内に人がいるか否かを検知可能な人検知センサの検知結果を取得し、取得した前記検知結果と前記サーバからの指令通知とに基づいて、前記ふろ機能の制御を行う制御部を備え、
    前記制御部は、前記ふろ機能に関する指令通知を前記サーバから受信した場合、前記人検知センサの検知結果が前記浴室内に人がいることを示すことを条件に、前記指令通知に応じた前記ふろ機能の実行を拒否する、
    ことを特徴とするふろ機能装置。
  9. 浴室内に設置された浴槽に対する所定のふろ機能を実行するふろ機能装置を、サーバを介して遠隔制御するための機能を、携帯端末装置の制御部に実行させるプログラムであって、
    前記浴室内に人がいるか否かを検知可能な人検知センサの検知結果を前記サーバから取得する機能と、
    前記人検知センサの検知結果が前記浴室内に人がいることを示す場合に、前記ふろ機能に関する操作を禁止する機能と、を含む、プログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムにおいて、
    前記ふろ機能に関する操作を禁止する場合に、前記浴室内に人がいることにより前記操作を禁止したことを使用者に報知する機能をさらに含む、プログラム。
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