JP2021069713A - 便座装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】便座装置の清潔性を向上させつつコンパクトな構成とする。【解決手段】便器の上面後方に設置される本体に、便座および便蓋がそれぞれヒンジ部を介して開閉可能に支持された便座装置では、便座は、使用者が着座する着座部と、着座部から後方に延在し本体を覆う覆い部とを有し、便蓋は、便座を覆う蓋部と、蓋部の後端から便座の覆い部の後端を回り込むように屈曲して延出すると共に先端側に支軸および軸孔の一方が設けられたヒンジ部とを有し、本体は、便蓋用のヒンジ部の先端側が入り込むように少なくとも後方に開口すると共に開口内にヒンジ部の支軸および軸孔の他方が設けられた窪み部が形成されている。【選択図】図6

Description

本発明は、便座装置に関する。
従来、この種の便座装置としては、便器上面の後方に設置される本体に、便座および便蓋がそれぞれヒンジ部を介して開閉可能に支持されるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この便座装置では、便座用のヒンジ部と便蓋用のヒンジ部とがいずれも、便座装置の本体中央の上部側に配置されている。また、便座のヒンジ部は、便座が閉状態で下方に湾曲するように延在して第1軸支部に連結されおり、便蓋のヒンジ部は、便蓋が閉状態で下方に湾曲するように延在して第2軸支部に連結されている。
特許第6443771号
上述した便座装置では、便座が本体を覆うように配置されて本体が露出しないようにするから、本体が露出する構成のように本体と便座との隙間に汚れが溜まることがない。しかし、便座のヒンジ部と便蓋のヒンジ部とが、いずれも本体中央に重なり合うように配置されており、便蓋のヒンジ部は、便座のヒンジ部が連結される第1軸支部よりも後方を通って第2軸支部に連結されている。このため、便蓋のヒンジ部は、第1軸支部を避けて便座のヒンジ部と重なり合う分の長さを確保するために全長を長くする必要があり、装置全体の大型化に繋がってしまう。このような便座装置では、近年コンパクト化の要求が高まっているから、なお改善の余地がある。
本発明は、便座装置の清潔性を向上させつつコンパクトな構成とすることを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の便座装置は、
便器の上面後方に設置される本体に、便座および便蓋がそれぞれヒンジ部を介して開閉可能に支持された便座装置であって、
前記便座は、使用者が着座する着座部と、該着座部から後方に延在し前記本体を覆う覆い部とを有し、
前記便蓋は、前記便座を覆う蓋部と、該蓋部の後端から前記便座の前記覆い部の後端を回り込むように屈曲して延出すると共に先端側に支軸および軸孔の一方が設けられたヒンジ部とを有し、
前記本体は、前記便蓋用のヒンジ部の先端側が入り込むように少なくとも後方に開口すると共に開口内に該ヒンジ部の支軸および軸孔の他方が設けられた窪み部が形成されている
ことを要旨とする。
本発明の便座装置では、便座は、着座部と、本体を覆う覆い部とを有し、便蓋は、蓋部と、蓋部の後端から便座の覆い部の後端を回り込むように屈曲して延出すると共に先端側に支軸および軸孔の一方が設けられたヒンジ部とを有する。また、本体は、便蓋用のヒンジ部の先端側が入り込むように少なくとも後方に開口すると共に開口内にヒンジ部の支軸および軸孔の他方が設けられた窪み部が形成されている。便座の覆い部で本体を覆うことで本体が露出しないようにするから、本体が露出するものに比して、本体と便座との間の隙間に汚れが付着するのを防止して清潔性を向上させることができる。また、便蓋が開いた状態でもすっきりとした外観として便座装置の美観を高めることもできる。また、便蓋のヒンジ部は、蓋部の後端から便座の覆い部の後端を回り込むように屈曲して延出し本体の窪み部に後方の開口から入り込むため、ヒンジ部の長さを抑えたコンパクトな構成とすることができる。このため、便座が本体を覆うものとしても便座装置の高さを抑えることができるから、便座装置の清潔性を向上させつつコンパクトな構成とすることができる。
本発明の便座装置において、前記本体は、左右方向の中央部を除いて、前記窪み部が所定間隔を空けて2つ形成されており、前記便蓋は、前記所定間隔を空けてヒンジ部が2つ設けられているものとしてもよい。こうすれば、本体の左右方向の中央部に、例えば局部洗浄ユニットなどの収納スペースを確保しつつ、窪み部を中央部から逃がして本体をコンパクトな構成とすることができる。
本発明の便座装置において、前記便座用のヒンジ部と前記便蓋用のヒンジ部とは、同一軸線上となるように設けられているものとしてもよい。こうすれば、便座用のヒンジ部の軸線と便蓋用のヒンジ部の軸線とが異なる軸線上となるものに比して、便座装置の高さをさらに抑えることができる。
本発明の便座装置において、前記便座用のヒンジ部の支軸に回転抵抗を付与する便座用ダンパと、前記便蓋用のヒンジ部の支軸に回転抵抗を付与する便蓋用ダンパと、を備え、前記便座用ダンパと前記便蓋用ダンパとは、前記本体の左右方向において前記窪み部で仕切られた複数の領域のうち同じ領域に設けられているものとしてもよい。こうすれば、各ダンパが設けられていない他の領域にまとまった収納スペースを確保して、本体が大型化するのを抑えることができる。
本発明の便座装置において、前記本体は、左右方向の両端側の高さが低くなるように上方に凸状の凸部が形成されると共に、前記凸部の両側壁面に前記便座用の2つのヒンジ部の支軸および軸孔の一方がそれぞれ設けられており、前記便座は、前記覆い部の裏側に前記凸部を収容可能な凹部が形成されると共に、前記凹部の両内壁面に前記2つのヒンジ部の支軸および軸孔の他方がそれぞれ設けられているものとしてもよい。こうすれば、本体内の収納スペースを凸部内まで増やしつつ、凸部の高さを便座の凹部で吸収することができるから、便座装置の高さを抑えることができる。
便座装置10が取り付けられた便器1の外観斜視図である。 便座装置本体20の構成の概略を示す構成図である。 便座装置本体20の外観斜視図である。 便座30の外観斜視図である。 便蓋40の外観斜視図である。 便座装置10の後方側の外観斜視図である。 便座装置10の閉状態を図6のA−A断面で示す説明図である。 図7と同じ断面で便座装置10の開状態を示す説明図である。
本発明を実施するための形態について説明する。
図1は便座装置10が取り付けられた便器1の外観斜視図であり、図2は便座装置本体20の構成の概略を示す構成図であり、図3は便座装置本体20の外観斜視図であり、図4は便座30の外観斜視図であり、図5は便蓋40の外観斜視図である。また、図6は便座装置10の後方側の外観斜視図であり、図7は便座装置10の閉状態を図6のA−A断面で示す説明図であり、図8は図7と同じ断面で便座装置10の開状態を示す説明図である。本実施形態において、左右方向、前後方向及び上下方向は、図1,図6に示した通りとする。なお、便座装置本体20の構成を示す図2において、図2Aは上面図、図2Bは正面図、図2Cは左側面図、図2Dは右側面図を示す。また、図6では、便座装置本体20の筐体面を一部省略し、便座装置本体20内の構成を一部露出した状態で示す。
図1に示すように、便器1は洋式便器であり、便器1上に便座装置10が設置されている。便座装置10は、便器1の上面後方に設置される便座装置本体20と、便座装置本体20に開閉可能に支持される便座30と、便座装置本体20に開閉可能に支持される便蓋40とを備える。便座装置10は、この他に使用者の操作を受け付ける操作パネルなどを備えるが、図示は省略する。なお、便座30が閉状態(図1,図7参照)や便蓋40が閉状態(図6,図7参照)で上面となる面を表面とし、下面となる面を裏面とする。
便座装置本体20は、使用者の局部を洗浄する洗浄ノズルや洗浄水を加温する温水ヒータなどを有する局部洗浄ユニットや、各部の駆動を制御する制御装置などを内蔵する。便座装置本体20は、図2,図3に示すように、側面視で略三角柱状に形成され、正面中央の下部に、局部洗浄ノズルの進退移動に合わせて開閉する開閉シャッター29が設けられている。また、便座装置本体20は、左右方向(便座装置本体20の幅方向)の両端側の高さが一段低くなるように上方に凸状の凸部21が形成されている。凸部21は、前方に向かって傾斜した前方傾斜面21aと、後方に向かって傾斜した後方傾斜面21bと、左右両側の側壁面21cとを有する。凸部21の後方傾斜面21bには、左右方向の中央部を除いた箇所に、上方および後方に開口した溝状の2つの窪み部(溝部)22が所定間隔を空けて形成されている。このため、便座装置本体20の凸部21内の空間は、2つの窪み部22により、左側領域21Lと中央領域21Mと右側領域21Rとの3つの領域に仕切られるものとなる(図2A,図6参照)。
この便座装置本体20は、便座30を開閉可能に支持する構造として、凸部21の右側の側壁面21cに形成された軸孔23と、凸部21の左側の側壁面21cから突出した支軸25とが設けられると共に、支軸25を介して便座30の閉方向に回転抵抗を付与可能な便座用ダンパ24を備える。また、便座装置本体20は、便蓋40を開閉可能に支持する構造として、左側の窪み部22の開口内(窪み部22内)に突出した支軸27と、右側の窪み部22の開口内に突出した支軸28とが設けられると共に、支軸27を介して便蓋40の閉方向に回転抵抗を付与可能な便蓋用ダンパ26を備える。便座装置本体20の軸孔23と支軸25,27,28とは、同一軸線L上に設けられている。また、便座用ダンパ24と便蓋用ダンパ26とは、周知の流体ダンパやバネダンパとして構成されており、凸部21を2つの窪み部22で仕切った3つの領域のうち、左側領域21Lにまとめて設けられている(図6参照)。なお、図6は、便座用ダンパ24と便蓋用ダンパ26とを示すために、便座装置本体20の筐体面を一部省略したが、実際には左側領域21Lも後方傾斜面21bで覆われており露出しないものとなっている。
便座30は、図1,図4に示すように、略円環状に形成されて使用者が着座可能な着座部31と、着座部31と滑らかに接続され着座部31から後方に向かって傾斜するように延在し便座装置本体20を上方から覆う覆い部32とを備える。便座30は、着座部31と覆い部32とが一体的に形成されており、各部の境界を厳密に定めるものではない。なお、便座30に、着座部31の表面である着座面を加熱する便座ヒータが内蔵されていてもよい。また、便座30は、覆い部32の裏側に、便座装置本体20の凸部21が嵌まり込むように、凸部21を収容可能な凹部33が形成されている。凹部33の左右方向の両内壁面のうち、右側の内壁面には、便座装置本体20の軸孔23に差し込み可能な支軸34が設けられており、左側の内壁面33aには、便座装置本体20の支軸25が差し込み可能な軸孔35が設けられている。便座30は、軸孔35に支軸25が差し込まれると共に支軸34が軸孔23に差し込まれることにより、便座装置本体20に開閉可能に支持される。
便蓋40は、図1,図5に示すように、便座30よりも若干大きな形状に形成され便座30を覆う蓋部41と、閉状態の蓋部41の後端(開状態の蓋部41の下端)から延出するように間隔を空けて設けられた2つのヒンジ部42とを備える。2つのヒンジ部42は、便座装置本体20の2つの窪み部22と同じ所定間隔で設けられており、便座30の覆い部32の後端を回り込むように屈曲して先端側(屈曲箇所より先の部分)が便座装置本体20の窪み部22に入り込むように形成されている(図7参照)。本実施形態では、便蓋40は、蓋部41とヒンジ部42とが樹脂材料で一体成形されているものとするが、ヒンジ部42を金属材料で作製してインサート成形又は、ネジ部品により締結し蓋部41と一体としてもよい。
また、便蓋40は、左側のヒンジ部42の先端側には、支軸27が差し込み可能な軸孔43が設けられており、右側のヒンジ部42の先端側には、支軸28が差し込み可能な軸孔43が設けられている。便蓋40は、左側のヒンジ部42の軸孔43に支軸27が差し込まれると共に右側のヒンジ部42の軸孔43に支軸28が差し込まれることにより、便座装置本体20に開閉可能に支持される。なお、上述したように、便座装置本体20の軸孔23と支軸25,27,28とが同一軸線L上にあるため、便座30のヒンジ部(軸孔23と支軸34,支軸25と軸孔35)と、便蓋40のヒンジ部42(支軸27と軸孔43,支軸28と軸孔43)とは、同一軸線L上となるように設けられるものとなる。
こうして構成された便座装置10では、図1に示すように、便座30を閉状態としたまま便蓋40を開状態とした場合、便座30の覆い部32で便座装置本体20の上面を覆うから、便座装置本体20が側方や後方を除いて露出しないようにすることができる。このため、便座装置本体20と便座30との隙間に汚れが付着するのを防止することができる。また、便座30に汚れが付着した場合、着座部31と覆い部32とは滑らかに接続されているから、付着した汚れを容易に拭き取ることができる。したがって、便座装置10の清潔性を向上させることができる。また、便蓋40が開いた状態でもすっきりとした外観として、便座装置10の美観を高めることもできる。
また、上述したように、便蓋40のヒンジ部42は、便座30の覆い部32の後端を回り込むように屈曲して先端側が窪み部22に入り込むように形成されている。即ち、ヒンジ部42は、蓋部41から延出して、蓋部41の下面と対向するように屈曲しており、蓋部41の下面との間に便座30の覆い部32を挟み込むものとなっている。このため、ヒンジ部42の長さを抑えることができる。また、図7に示すように、ヒンジ部42の軸孔43に差し込まれる支軸27は、窪み部22内の上部側に設けられており、図示は省略するが同一軸線L上にある支軸28も同様である。このように、ヒンジ部42の先端側は、窪み部22内の上方に位置し蓋部41に近いものとなるから、ヒンジ部42の先端側と蓋部41(下面)との隙間Gを、便座30の覆い部32(凹部33の形成箇所)の厚みにマージンを加えた程度の隙間とすることができる。覆い部32における凹部33の形成箇所は、着座部31に比べて厚みが薄くなるため、隙間Gを小さくすることが可能となり、ヒンジ部42の長さをさらに抑えることができる。したがって、ヒンジ部42の長さを抑えると共にヒンジ部42を含めた便蓋40の上下方向の厚みを抑えたコンパクトな構成とすることができるから、便座装置10の高さを抑えることができる。
さらに、図8に示すように、便蓋40を開状態としても、ヒンジ部42の先端側が窪み部22内に収まるように、ヒンジ部42の長さを抑えた構成となっている。即ち、本実施形態では、便蓋40の開状態および閉状態のいずれにおいても、ヒンジ部42の先端側が窪み部22内に収まるように窪み部22およびヒンジ部42が構成されている。このため、便蓋40が、便座装置本体20の後端線BL(図7,図8参照)よりも後方にはみ出ることがない。したがって、便座装置10の上下方向の厚みだけでなく、便蓋40の開閉動作に必要な前後方向の範囲も抑えることができるから、便座装置10のコンパクト化を図ることができる。
以上説明した便座装置10では、便座30の覆い部32が便座装置本体20を上方から覆うため、清潔性を向上させると共に便座装置10の美観を高めることもできる。また、便蓋40は、ヒンジ部42が蓋部41の後端から便座30の覆い部32の後端を回り込むように屈曲して延出するため、ヒンジ部42の長さおよびヒンジ部42を含めた便蓋40の厚みを抑えることができる。したがって、便座30が便座装置本体20を覆うものとしても便座装置10をコンパクトな構成とすることができる。
また、便座装置本体20は、左右方向の中央部を除いて窪み部22が形成されるから、例えば局部洗浄ユニットなどの収納スペースを中央部に確保しつつ、窪み部22を中央部から逃がしてコンパクトな構成とすることができる。
また、便座30のヒンジ部と便蓋40のヒンジ部42とは、同一軸線L上にあるから、異なる軸線上にあるものに比して、便座装置10の高さを抑えることができる。
また、便座用ダンパ24と便蓋用ダンパ26とが左側領域21Lに設けられており、中央領域21Mや右側領域21Rにまとまった収納スペースを確保することができるから、便座装置本体20が大型化するのを抑えることができる。
また、便座装置本体20は、収納スペースを凸部21内まで増やしつつ、凸部21の高さを凹部33で吸収して便座装置10の高さを抑えることができる。
上述した実施形態では、便座用ダンパ24と便蓋用ダンパ26とが、便座装置本体20の左側領域21Lに設けられるものとしたが、右側領域21Rなどいずれかの領域にまとめて設けられるものであればよい。あるいは、便座用ダンパ24と便蓋用ダンパ26とが、別々の領域に設けられてもよい。なお、便座用ダンパ24や便蓋用ダンパ26を備えないものとしてもよい。また、便座用ダンパ24や便蓋用ダンパ26に代えて、便座30の開閉用のモータや便蓋40の開閉用のモータが設けられるものとしてもよい。
実施形態では、便座30のヒンジ部と便蓋40のヒンジ部42とが同一軸線L上にあるものとしたが、これに限られず、異なる軸線上にあってもよい。
実施形態では、窪み部22が上方および後方に開口しているものとしたが、これに限られず、ヒンジ部42の先端側が入り込むように少なくとも後方が開口していればよく、上方が覆われていてもよい。
実施形態では、便座装置本体20は左右方向の中央部を除いて窪み部22が2つ設けられるものとしたが、これに限られず、左右方向の中央部を含めて窪み部22が設けられてもよいし、窪み部22が3以上の複数設けられてもよい。あるいは、便座装置本体20は左右方向の中央部に窪み部が1つ設けられるものでもよい。ただし、局部洗浄ユニットを備える構成では、窪み部22はその収納スペースに干渉しないようにする必要があるから、便座装置本体20の小型化を図るために中央部を除いて窪み部22が設けられるものが好ましい。なお、局部洗浄ユニットを備えない構成では、そのような必要がないから、便座装置本体20の中央部に窪み部22が設けられてもよい。
実施形態では、便座装置本体20に凸部21が形成されると共に便座30に凹部33が形成されるものとしたが、これに限られず、便座装置本体20に凸部21が形成されず、便座30に凹部33が形成されないものとしてもよい。このようにする場合、便座30のヒンジ部を、便蓋40のヒンジ部42と同様に構成し、便座装置本体20に便座30のヒンジ部用の窪み部を形成するものなどとしてもよい。
また、便座30や便蓋40の各ヒンジ部を構成する各軸孔(ヒンジ孔)と各支軸(ヒンジ軸)とは、それぞれ対となって設けられればよく、例えば便座30の支軸34を軸孔とし便座装置本体20の軸孔23を支軸とするなど、実施形態とは逆の配置としてもよい。
本実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。本実施形態の便座装置10が本発明の「便座装置」に相当し、便座装置本体20が「本体」に相当し、窪み部22が「窪み部」に相当し、支軸27,28が「(便蓋用の)ヒンジ部の支軸」に相当し、便座30が「便座」に相当し、着座部31が「着座部」に相当し、覆い部32が「覆い部」に相当し、便蓋40が「便蓋」に相当し、蓋部41が「蓋部」に相当し、ヒンジ部42が「(便蓋用の)ヒンジ部」に相当し、軸孔43が「軸孔」に相当する。凸部21が「凸部」に相当し、軸孔23が「便座用のヒンジ部の軸孔」に相当し、支軸25が「便座用のヒンジ部の支軸」に相当し、凹部33が「凹部」に相当し、支軸34が「支軸」に相当し、軸孔35が「軸孔」に相当する。便座用ダンパ24が「便座用ダンパ」に相当し、便蓋用ダンパ26が「便蓋用ダンパ」に相当する。
なお、本実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、本実施形態が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、本実施形態は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、便座装置の製造産業などに利用可能である。
1 便器、10 便座装置、20 便座装置本体、21 凸部、21a 前方傾斜面、21b 後方傾斜面、21c 側壁面、21L 左側領域、21M 中央領域、21R 右側領域、22 窪み部、23 軸孔、24 便座用ダンパ、25,27,28 支軸、26 便蓋用ダンパ、29 開閉シャッター、30 便座、31 着座部、32 覆い部、33 凹部、33a 内壁面、34 支軸、35 軸孔、40 便蓋、41 蓋部、42 ヒンジ部、43 軸孔、BL 後端線、G 隙間。

Claims (5)

  1. 便器の上面後方に設置される本体に、便座および便蓋がそれぞれヒンジ部を介して開閉可能に支持された便座装置であって、
    前記便座は、使用者が着座する着座部と、該着座部から後方に延在し前記本体を覆う覆い部とを有し、
    前記便蓋は、前記便座を覆う蓋部と、該蓋部の後端から前記便座の前記覆い部の後端を回り込むように屈曲して延出すると共に先端側に支軸および軸孔の一方が設けられたヒンジ部とを有し、
    前記本体は、前記便蓋用のヒンジ部の先端側が入り込むように少なくとも後方に開口すると共に開口内に該ヒンジ部の支軸および軸孔の他方が設けられた窪み部が形成されている
    便座装置。
  2. 請求項1に記載の便座装置であって、
    前記本体は、左右方向の中央部を除いて、前記窪み部が所定間隔を空けて2つ形成されており、
    前記便蓋は、前記所定間隔を空けてヒンジ部が2つ設けられている
    便座装置。
  3. 請求項1または2に記載の便座装置であって、
    前記便座用のヒンジ部と前記便蓋用のヒンジ部とは、同一軸線上となるように設けられている
    便座装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の便座装置であって、
    前記便座用のヒンジ部の支軸に回転抵抗を付与する便座用ダンパと、
    前記便蓋用のヒンジ部の支軸に回転抵抗を付与する便蓋用ダンパと、
    を備え、
    前記便座用ダンパと前記便蓋用ダンパとは、前記本体の左右方向において前記窪み部で仕切られた複数の領域のうち同じ領域に設けられている
    便座装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の便座装置であって、
    前記本体は、左右方向の両端側の高さが低くなるように上方に凸状の凸部が形成されると共に、前記凸部の両側壁面に前記便座用の2つのヒンジ部の支軸および軸孔の一方がそれぞれ設けられており、
    前記便座は、前記覆い部の裏側に前記凸部を収容可能な凹部が形成されると共に、前記凹部の両内壁面に前記2つのヒンジ部の支軸および軸孔の他方がそれぞれ設けられている
    便座装置。
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