JP2024037106A - 便座装置 - Google Patents

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詔平 加藤
Shohei Kato
浩次 永井
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Abstract

【課題】部品数の増加やレイアウト上の制約を防止しつつ、便座および便蓋の各開閉装置を同軸上に配置する。【解決手段】便座装置は、便器に取り付けられる本体と、本体に対して開閉可能に軸支される便座および便蓋と、筒状のハウジングとハウジングから同軸に延出する出力軸とを有し出力軸から出力するトルクにより便座を開閉する便座用の開閉装置と、筒状のハウジングとハウジングから同軸に延出する出力軸とを有し出力軸から出力するトルクにより便蓋を開閉する便蓋用の開閉装置と、を備える。便座用の開閉装置と便蓋用の開閉装置は、本体内に同軸上に配置され、便座および便蓋のうち一方の開閉装置は、ハウジングに円筒状に形成された円筒部を有し、円筒部が便座および便蓋のうち他方に設けられた軸孔に挿入される支持軸として機能する。【選択図】図11

Description

本開示は、便座装置に関する。
従来、この種の便座装置としては、便座と便蓋を自動で開閉可能なものが提案されている。例えば、特許文献1には、出力軸が便座に連結されたモータユニット4A(便座開閉装置)と、出力軸が便蓋に連結されたモータユニット4B(便蓋開閉装置)とを同軸上に配置したものが記載されている。モータユニット4Bの出力軸は、先端部が基端部よりも小径の段差状に形成され、基端部が摺動ワッシャーなどのカラー部品を介して便座の挿通孔内に配置されると共に挿通孔から突出した先端部が便蓋に連結されている。
特開2021-151390号公報
上述した便座装置では、二つのモータユニット4A,4Bを同軸に配置することができるものの、カラー部品を設ける必要があるために部品数が増えてしまう。また、モータユニット4Bの出力軸の基端部を便座の挿通孔内に配置して出力軸の先端部を便蓋に連結するために、便座と便蓋のそれぞれの回転支持部であるヒンジを隣接して配置する必要がある。このため、レイアウト上の制約が増えてデザイン性が低下する場合がある。
本開示は、部品数の増加やレイアウト上の制約を防止しつつ、便座および便蓋の各開閉装置を同軸上に配置することを主目的とする。
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示の便座装置は、
便器に取り付けられる本体と、
前記本体に対して開閉可能に軸支される便座と、
前記本体に対して開閉可能に軸支される便蓋と、
筒状のハウジングと、該ハウジングから同軸に延出する出力軸とを有し、前記出力軸から出力するトルクにより前記便座を開閉する便座用の開閉装置と、
筒状のハウジングと、該ハウジングから同軸に延出する出力軸とを有し、前記出力軸から出力するトルクにより前記便蓋を開閉する便蓋用の開閉装置と、
を備え、
前記便座用の開閉装置と前記便蓋用の開閉装置は、前記本体内に同軸上に配置され、
前記便座および前記便蓋のうち一方の前記開閉装置は、前記ハウジングに円筒状に形成された円筒部を有し、該円筒部が前記便座および前記便蓋のうち他方に設けられた軸孔に挿入される支持軸として機能することを要旨とする。
本開示の便座装置は、便座用の開閉装置と便蓋用の開閉装置が本体内に同軸上に配置されている。便座および便蓋のうち一方の開閉装置は、ハウジングに円筒状に形成された円筒部(円筒状部)を有し、円筒部が便座および便蓋のうち他方に設けられた軸孔に挿入される支持軸として機能する。これにより、カラー部品などを設けることなく便座用の開閉装置と便蓋用の開閉装置とを同軸上に配置することができる。また、円筒部の軸方向における長さや形成位置を調整することで軸支箇所を適宜変更することができるから、レイアウト上の制約が生じるのを抑えることができる。したがって、部品数の増加やレイアウト上の制約を防止しつつ、便座および便蓋の各開閉装置を同軸上に配置することができる。
本開示の便座装置において、前記一方の前記開閉装置は、前記ハウジングの一端側に前記円筒部が形成されていると共に該円筒部の外径が前記ハウジングの他端側よりも小さくなるように形成されているものとしてもよい。こうすれば、円筒部が挿入される軸孔が大きくなるのを防止して、本体の高さを抑えたコンパクトな構成とすることができる。
本開示の便座装置において、前記便座用の開閉装置と前記便蓋用の開閉装置は、前記便座および前記便蓋のうち他方が前記円筒部に軸支される箇所および前記出力軸に軸支される箇所が該出力軸の軸方向において前記本体の中心を挟んで対称となるように、前記本体内に配置されると共に前記円筒部が形成されているものとしてもよい。こうすれば、便座および便蓋のうち他方の軸支箇所を、左右対称位置としてデザイン性や開閉性を向上させることができる。
本開示の便座装置において、前記一方の前記開閉装置として前記便座用の開閉装置が、前記ハウジングに前記円筒部を有し、該円筒部が前記便蓋の前記軸孔に挿入されているものとしてもよい。
本開示の便座装置において、前記便座は、使用者が着座する着座部と、該着座部から後方に延在し前記本体を覆う覆い部とを有し、前記便蓋は、前記便座を覆う蓋部と、前記蓋部の後端から前記便座の前記覆い部の後端を回り込むように屈曲して延出すると共に先端側に前記軸孔が設けられたヒンジ部とを有し、前記本体は、前記便蓋の前記ヒンジ部の先端側が入り込むように少なくとも後方に開口する窪み部が形成されており、前記便座用の開閉装置は、前記円筒部が前記窪み部内で前記便蓋の前記軸孔に挿入されるように配置されているものとしてもよい。こうすれば、便座の着座部により本体を覆ってデザイン性や清潔性を向上させつつ、ヒンジ部の上下方向の厚みを抑えたコンパクトな構成とすることができる。
便座装置10の斜視図である。 便座11と便蓋15が閉状態の便座装置10の上面図である。 便座11と便蓋15が閉状態の便座装置10の後面図である。 図3から本体カバー22を外した便座装置10の概略構成図である。 図2のA-A断面図である。 図5の右側領域の拡大図である。 図5の左側領域の拡大図である。 図5のB-B断面図である。 便蓋15が開状態の便座装置10の斜視図である。 便蓋15が閉状態の便座装置10の斜視図である。 図10から本体カバー22を外した便座装置10の斜視図である。 便座11の斜視図である。 便座11の斜視図である。 便蓋15の斜視図である。
本開示の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、便座装置10の斜視図である。便座装置10は、図1に示すように、便器1の上面に配置される便座装置本体20と、便座装置本体20に対して開閉可能に支持された便座11および便蓋15と、使用者による各種操作が可能な操作パネル28とを備える。
便座装置本体20は、図3~図5,図8~図11に示すように、便器1の上面に取り付けられる本体ベース21と、本体ベース21に取り付けられる本体カバー22(図4,図11では図示略)とを備える。本体カバー22には、上方および後方に開口した溝状の2つの窪み部(溝部)23が形成されている。2つの窪み部23は、左右方向の中心に対して左右対称となるように、所定間隔を空けて形成されている。なお、図5は、図2のA-A断面図であるが、本開示の要旨をなさない一部の構成の図示を省略した。同様に、図8,図11においても、本開示の要旨をなさない一部の構成の図示を省略した。
また、便座装置本体20は、局部洗浄装置25や便座開閉装置30、便蓋開閉装置40などの各装置と、操作パネル28からの操作信号や図示しないセンサからの検出信号に基づいて各装置を制御する制御装置(図示略)などを備える。局部洗浄装置25は、使用者の局部を洗浄する洗浄ノズル26(図1参照)や、洗浄ノズル26を進退移動させる移動機構、洗浄水を加熱するヒータ、洗浄水の流路を切り替える切替バルブなどを備え、便座装置本体20の左右方向の中央に配置されている。
便座開閉装置30は、便座11を自動で開閉する装置であり、便蓋開閉装置40は、便蓋15を自動で開閉する装置である。本実施形態では、図4,図5に示すように、便座装置10を後方から見て、便座装置本体20内の右側に便座開閉装置30が設けられ、便座装置本体20内の左側に便蓋開閉装置40が設けられている。なお、図6は、図5の右側領域即ち便座開閉装置30の配置領域の拡大図である。また、図7は、図5の左側領域即ち便蓋開閉装置40の配置領域の拡大図である。
便座開閉装置30は、図4~図6に示すように、モータを収容するモータハウジング32と、減速機構を構成する複数のギヤを収容するギヤハウジング34と、減速機構(ギヤ)を介してモータからのトルクが伝達されて回転する出力軸36とを備える。モータハウジング32とギヤハウジング34は、いずれも略円筒状に形成されており、出力軸36と同軸上に配置されている。また、ギヤハウジング34は、モータハウジング32と略同じ外径の大径部34aと、大径部34aよりも小さな外径の小径部34bを有し、大径部34aがモータハウジング32側に設けられ、小径部34bが出力軸36側に設けられている。なお、ギヤハウジング34は、大径部34aと小径部34bとを設けつつ、複数のギヤを収容できるように設計される。出力軸36は、例えば短辺が円弧状に湾曲した断面略矩形状のシャフトであり、便座11のヒンジ部12に嵌合(接続)される。出力軸36は、便座開閉装置30のモータの正回転により便座11を開く方向に回動し、モータの逆回転により便座11を閉じる方向に回動する。
便蓋開閉装置40は、図4,図5,図7に示すように、モータを収容するモータハウジング42と、減速機構を構成する複数のギヤを収容するギヤハウジング44と、減速機構(ギヤ)を介してモータからのトルクが伝達されて回転する出力軸46とを備える。モータハウジング42とギヤハウジング44は、いずれも略円筒状に形成されており、出力軸46と同軸上に配置されている。出力軸46は、例えば短辺が円弧状に湾曲した断面略矩形状のシャフトであり、便蓋15のヒンジ部16に嵌合(接続)される。出力軸46は、便蓋開閉装置40のモータの正回転により便蓋15を開く方向に回動し、モータの逆回転により便蓋15を閉じる方向に回動する。
便座11は、図1,図9,図12,図13に示すように、略円環状に形成されて使用者が着座可能な着座部11aと、着座部11aと滑らかに接続され着座部11aから後方に向かって傾斜するように延在し便座装置本体20を覆う覆い部11bと、覆い部11bの裏面(下面)の左右の縁から下方に延在する側壁部11cとを備える。便座11は、着座部11aと覆い部11bと側壁部11cとが一体的に形成されており、各部の境界を厳密に定めるものではない。なお、便座11に、着座部11aの表面である着座面を加熱する便座ヒータが内蔵されていてもよい。
また、便座11は、左右の側壁部11cの内面に、ヒンジ部12,13が設けられている。右側の側壁部11cに設けられたヒンジ部12は、便座開閉装置30の出力軸36が嵌合(挿入)可能な嵌合孔(軸孔)12aが形成されている。また、左側の側壁部11cに設けられたヒンジ部13は、支持軸24(図5,図7参照)が挿入可能な軸孔13aが形成されている。なお、支持軸24は、本体カバー22の内壁22aに固定されている。便座11は、ヒンジ部12の嵌合孔12aに出力軸36が嵌合されると共にヒンジ部13の軸孔13aに支持軸24が挿入されることにより、便座開閉装置30による開閉が可能に便座装置本体20に軸支される。
便蓋15は、図8~図11に示すように、便座11よりも若干大きな形状に形成され便座11を覆う蓋部15aと、閉状態の蓋部15aの後端(開状態の蓋部15aの下端)から延出するように間隔を空けて設けられた2つのヒンジ部16,17とを備える。2つのヒンジ部16,17は、便座装置本体20(本体カバー22)の2つの窪み部23と同じ所定間隔で設けられており、便座11の覆い部11bの後端を回り込むように屈曲して先端側(屈曲箇所より先の部分)が窪み部23に入り込むように形成されている(図8参照)。本実施形態では、便蓋15は、蓋部15aとヒンジ部16,17とが樹脂材料で一体成形されているが、これに限られない。例えば、ヒンジ部16,17を金属材料で作製し、ネジなどの締結部品による締結またはインサート成形により、蓋部15aと一体としてもよい。
便蓋15の左側のヒンジ部16には、便蓋開閉装置40の出力軸46が嵌合(挿入)可能な嵌合孔(軸孔)16aが形成されている。また、便蓋15の右側のヒンジ部17には、便座開閉装置30のギヤハウジング34の小径部34bが挿入可能な軸孔17aが形成されている。便蓋15は、ヒンジ部16の嵌合孔16aに出力軸46が嵌合されると共にヒンジ部17の軸孔17aに便座開閉装置30のギヤハウジング34の小径部34bが挿入されることにより、便蓋開閉装置40による開閉が可能に便座装置本体20に軸支される。なお、便座開閉装置30は、ギヤハウジング34の小径部34bが窪み部23内でヒンジ部17の軸孔17aに挿入されるように配置されている。このように、本実施形態では、便蓋15のヒンジ部17が、便座開閉装置30のギヤハウジング34の小径部34bに軸支されている。即ち、便座開閉装置30のギヤハウジング34の小径部34bを、便蓋15の支持軸として回転支持に用いる。
こうして構成された便座装置10では、便座11のヒンジ部12,13と便蓋15のヒンジ部16,17とが同一軸線L上となるように、便座開閉装置30(出力軸36)と、便蓋開閉装置40(出力軸46)とが同軸上(同一軸線L上)に配置されている(図5,図11参照)。また、便座開閉装置30のギヤハウジング34(小径部34b)を、便蓋15の支持軸に用いており、小径部34bの円筒状の外周面で軸孔17aを直接支持することで、カラー部品などの別部品(別部材)を必要としないから、部品数を増やすことなく同軸配置を実現している。また、便座11のヒンジ部12,13と便蓋15のヒンジ部16,17とを隣接するように配置する必要がないから、レイアウト上の制約が生じるのを抑えることができる。
以上説明した便座装置10では、便座開閉装置30(便座用の開閉装置)と便蓋開閉装置40(便蓋用の開閉装置)とが便座装置本体20(本体)内に同軸上に配置されている。また、便座開閉装置30(一方の開閉装置)はギヤハウジング34(ハウジング)に円筒状に形成された小径部34b(円筒部)を有し、小径部34bが便蓋15のヒンジ部17に設けられた軸孔17aに挿入される支持軸として機能する。これにより、カラー部品などを設けることなく、便座開閉装置30と便蓋開閉装置40とを同軸上に配置することができる。また、小径部34bの軸方向における長さや形成位置を調整することで軸支箇所を適宜変更することができるから、レイアウト上の制約が生じるのを抑えることができる。したがって、部品数の増加やレイアウト上の制約を防止しつつ、便座開閉装置30と便蓋開閉装置40とを同軸上に配置することができる。
また、便座開閉装置30のギヤハウジング34は、一端側(出力軸36側)の小径部34bが、他端側(モータハウジング32側)の大径部34aよりも外径が小さくなるように形成されている。このため、便座開閉装置30のギヤハウジング34を支持軸とする場合でも、軸孔17aが大きくなるのを防止して、便座装置本体20の高さを抑えたコンパクトな構成とすることができる。
また、便蓋15のヒンジ部17が小径部34bに軸支される箇所およびヒンジ部16が出力軸46に軸支される箇所が便座装置本体20の中心を挟んで左右対称となるように、便座開閉装置30と便蓋開閉装置40が配置されると共に小径部34bが形成されている。このため、デザイン性や開閉性を向上させることができる。
また、便座11は、着座部11aと、着座部11aから後方に延在し便座装置本体20を覆う覆い部11bとを有し、便蓋15は、蓋部15aと、蓋部15aの後端から覆い部11bの後端を回り込むように屈曲して延出するヒンジ部16,17とを有する。便座装置本体20は、ヒンジ部16,17の先端側が入り込むように後方に開口する窪み部23が形成され、便座開閉装置30は、小径部34bが窪み部23内でヒンジ部17の軸孔17aに挿入されるように配置されている。このため、着座部11aにより便座装置本体20を覆ってデザイン性や清潔性を向上させつつ、ヒンジ部16,17の上下方向の厚みを抑えることができる。したがって、小径部34bを支持軸として便座装置本体20の高さを抑えることと相まって、便座装置10をコンパクトな構成とすることができる。
上述した実施形態では、便座11は、着座部11aと覆い部11bとを有したが、これに限られず、覆い部11bを有さず便座装置本体20を露出させる形状としてもよい。また、便蓋15のヒンジ部16,17は、蓋部15aの後端から覆い部11bの後端を回り込むように屈曲して延出したが、このような形状に限られず、ヒンジ部16が便蓋開閉装置40の出力軸46に軸支されると共にヒンジ部17が便座開閉装置30の小径部34bに軸支されるように形成されていればよい。また、便座装置本体20は、窪み部23が形成され、小径部34bが窪み部23内でヒンジ部17を軸支したが、これに限られず、便座装置本体20の外部で小径部34bがヒンジ部17を軸支してもよく、便座装置本体20に窪み部23が形成されていなくてもよい。
実施形態では、便蓋15のヒンジ部16,17を左右対称としたが、これに限られず、左右非対称としてもよい。即ち、便蓋15のヒンジ部17は、便座開閉装置30の小径部34bの軸方向の範囲内における任意の位置で支持されていればよい。
実施形態では、便座開閉装置30のギヤハウジング34が大径部34aと小径部34bとを有し、小径部34bの外周面(円筒面)で便蓋15のヒンジ部17(軸孔17a)を支持する支持軸としたが、これに限られない。便座開閉装置30のギヤハウジング34が大径部34aと小径部34bとを有することなく略一定の外径に形成されており、その外周面でヒンジ部17を支持してもよい。また、ギヤなどの伝達機構(減速機構)を収容するギヤハウジング34の外周面に限られず、モータなどの駆動源を収容するモータハウジング32の外周面で支持してもよい。また、便座開閉装置30は、モータハウジング32とギヤハウジング34とを有するものに限られず、駆動源と伝達機構とを収容するように形成された筒状の1のハウジングを有し、その外周面でヒンジ部17を支持してもよい。
実施形態では、便座開閉装置30が便蓋15のヒンジ部17を支持したが、これに限られず、便蓋開閉装置40が便座11のヒンジ部13を支持してもよい。そのようにする場合、便座11のヒンジ部を、実施形態の便蓋15のヒンジ部16,17のように形成して便座装置本体20の内側(窪み部23内)で便座11を支持すると共に、便蓋15のヒンジ部を、実施形態の便座11のヒンジ部12,13のように形成して便座装置本体20の外側(左右両端側)で便蓋15を支持するようにしてもよい。
実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した本開示の主要な要素との対応関係について説明する。実施形態では、便座装置本体20が「本体」に相当し、便座11が「便座」に相当し、便蓋15が「便蓋」に相当し、便座開閉装置30が「便座開閉装置」に相当し、便蓋開閉装置40が「便蓋開閉装置」に相当し、ギヤハウジング34の小径部34bが「円筒部」に相当する。着座部11aが「着座部」に相当し、覆い部11bが「覆い部」に相当し、蓋部15aが「蓋部」に相当し、ヒンジ部17(16)が「ヒンジ部」に相当する。
なお、実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した本開示の主要な要素との対応関係は、実施形態が課題を解決するための手段の欄に記載した本開示を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した本開示の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した本開示についての解釈はその欄の記載に基づいて行われるべきものであり、実施形態は課題を解決するための手段の欄に記載した本開示の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本開示を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本開示はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本開示は、便座装置の製造産業などに利用可能である。
1 便器、10 便座装置、11 便座、11a 着座部、11b 覆い部、11c 側壁部、12,13 ヒンジ部、12a 嵌合孔、13a 軸孔、15 便蓋、15a 蓋部、16,17 ヒンジ部、16a 嵌合孔、17a 軸孔、20 便座装置本体、21 本体ベース、22 本体カバー、22a 内壁、23 窪み部、24 支持軸、25 局部洗浄装置、26 洗浄ノズル、28 操作パネル、30 便座開閉装置、32 モータハウジング、34 ギヤハウジング、34a 大径部、34b 小径部、36 出力軸、40 便蓋開閉装置、42 モータハウジング、44 ギヤハウジング、46 出力軸。

Claims (5)

  1. 便器に取り付けられる本体と、
    前記本体に対して開閉可能に軸支される便座と、
    前記本体に対して開閉可能に軸支される便蓋と、
    筒状のハウジングと、該ハウジングから同軸に延出する出力軸とを有し、前記出力軸から出力するトルクにより前記便座を開閉する便座用の開閉装置と、
    筒状のハウジングと、該ハウジングから同軸に延出する出力軸とを有し、前記出力軸から出力するトルクにより前記便蓋を開閉する便蓋用の開閉装置と、
    を備え、
    前記便座用の開閉装置と前記便蓋用の開閉装置は、前記本体内に同軸上に配置され、
    前記便座および前記便蓋のうち一方の前記開閉装置は、前記ハウジングに円筒状に形成された円筒部を有し、該円筒部が前記便座および前記便蓋のうち他方に設けられた軸孔に挿入される支持軸として機能する、
    便座装置。
  2. 前記一方の前記開閉装置は、前記ハウジングの一端側に前記円筒部が形成されていると共に該円筒部の外径が前記ハウジングの他端側よりも小さくなるように形成されている、
    請求項1に記載の便座装置。
  3. 前記便座用の開閉装置と前記便蓋用の開閉装置は、前記便座および前記便蓋のうち他方が前記円筒部に軸支される箇所および前記出力軸に軸支される箇所が該出力軸の軸方向において前記本体の中心を挟んで対称となるように、前記本体内に配置されると共に前記円筒部が形成されている、
    請求項1または2に記載の便座装置。
  4. 前記一方の前記開閉装置として前記便座用の開閉装置が、前記ハウジングに前記円筒部を有し、該円筒部が前記便蓋の前記軸孔に挿入されている、
    請求項1または2に記載の便座装置。
  5. 前記便座は、使用者が着座する着座部と、該着座部から後方に延在し前記本体を覆う覆い部とを有し、
    前記便蓋は、前記便座を覆う蓋部と、前記蓋部の後端から前記便座の前記覆い部の後端を回り込むように屈曲して延出すると共に先端側に前記軸孔が設けられたヒンジ部とを有し、
    前記本体は、前記便蓋の前記ヒンジ部の先端側が入り込むように少なくとも後方に開口する窪み部が形成されており、
    前記便座用の開閉装置は、前記円筒部が前記窪み部内で前記便蓋の前記軸孔に挿入されるように配置されている、
    請求項4に記載の便座装置。
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