JP2021069349A - 魚釣用リール、ハンドル、及び、ハンドル組み立て方法 - Google Patents

魚釣用リール、ハンドル、及び、ハンドル組み立て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】可及的な軽量化を図りつつ、操作性及び外観性を損なうことなくアーム内の脱圧を効果的に行なうことができるハンドルを備える魚釣用リール、そのハンドル、及び、ハンドル組み立て方法を提供する。【解決手段】本発明の魚釣用リールのハンドル10は、中空構造の筒状のアーム部10Bと、アーム部10Bの一端部11に嵌合して接着固定されるとともに、リール本体1Aの巻取駆動機構の駆動軸19に取着される駆動軸側取着部10Aと、アーム部10Bの他端部12に嵌合して接着固定されるとともに、摘み部50が取着される摘み側取着部10Cとを有する。また、摘み側取着部10Cには、アーム部10B内の空気を外部に排気可能とする通気部94が形成されている。【選択図】 図4

Description

本発明は、魚釣用リール、魚釣用リールに駆動力を入力するために操作されるハンドル、及び、ハンドル組み立て方法に関する。
スピニングリールや両軸受リールといった魚釣用リールにおいては、釣糸の巻き取り操作性及び放出操作性の向上を図るために、リール本体やロータ等のハウジングの軽量化が進められている現状にある。
釣糸の巻き取り操作を行なうハンドルについても軽量化に関する提案がなされているが、ハンドルは、巻取駆動機構に連結されてリール本体の側部外方に突出し巻き取り回転操作されるため、ハンドル側での重量偏倚を抑えて操作性の向上を図る必要から、特に、軽量化に配慮を要する。
このような背景を捉えて、ハンドルを軽量化し、巻き取り操作性の向上を図るようにした魚釣用リールが特許文献1で提案されている。
特開2002−291382号公報
特許文献1に開示される魚釣用リールのハンドルアームでは、金属材を鍛造又は鋳造により成形することによって内部に長孔を有する成形体を形成し、その成形体の端部開口をクロージング加工により閉塞することで中空部を内部に有するアーム本体を形成しており、あるいは、パイプ材を所望の形状に絞り加工して内部に中空部を有するアーム本体を形成している。
このような中空部を有する金属製のハンドルのアーム本体は、金型成形や切削加工によって形成される金属材の中実構造と比較すると、内部が中空に形成されている分、ハンドル全体が軽量化されるとともに、ハンドル側での重量偏倚も抑えられて巻き取り操作性が従来と比べて向上する。しかしながら、この特許文献1に開示される魚釣用リールのハンドルアームでは、製造段階におけるアーム本体内部の圧力を外部に逃がす脱圧用の孔をアーム本体の側面に形成して栓で閉塞しているため、魚釣り操作時にこの栓に手の指が触れてしまったり、栓閉塞部位に海水や塵等が付着し易く、操作性の面で好ましくないとともに、外観性も劣る。
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、可及的な軽量化を図りつつ、操作性及び外観を損なうことなくアーム内の脱圧を効果的に行なうことができるハンドルを備える魚釣用リール、そのハンドル、及び、ハンドル組み立て方法を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明は、釣糸巻き取り駆動力を入力するために操作されるハンドルを備える魚釣用リールにおいて、前記ハンドルは、中空構造の筒状のアーム部と、前記アーム部の一端部に嵌合して接着固定されるとともに、リール本体の巻取駆動機構の駆動軸に取着される駆動軸側取着部と、前記アーム部の他端部に嵌合して接着固定されるとともに、摘み部が取着される摘み側取着部とを有し、前記駆動軸側取着部又は前記摘み側取着部のいずれか一方には、前記アーム部内の空気を外部に排気可能とする通気部が形成されていることを特徴とする。
上記構成の魚釣用リールによれば、ハンドルがアーム部、駆動軸側取着部、及び、摘み側取着部の別個の構成部品から構成され、しかも、アーム部が中空構造を成すため、これらの構成部品の材質をその機能に適したものに個別に選定可能にしつつ、可及的な軽量化及び必要な強度の確保が容易に可能になるとともに、アーム部内の空気を外部に排気可能とする通気部がアーム部ではなくその両端部に設けられる駆動軸側取着部又は摘み側取着部のいずれか一方に設けられるため、ハンドルの操作性及び外観を損なうことなくアーム部内の脱圧を効果的に行なうことができ、したがって、アーム部の内圧によってアーム部に対する駆動軸側取着部又は摘み側取着部の嵌合接着強度が低下することを防止できる。言い換えると、上記構成によれば、アーム部内の脱圧を効果的に行なうことにより操作動力伝達部の安定した嵌合固定強度を得ることができるとともに、可及的な軽量化を図りつつ操作性及び外観性の低下も防止できる。
また、上記構成では、アーム部が樹脂によって形成されることが好ましい。その場合、アーム部を繊維強化樹脂によって形成することが更に好ましい。これにより、所望の強度を維持しつつ可及的な軽量化を図ることができる。なお、アーム部を繊維強化樹脂によって形成する場合、アーム部は、強化繊維(例えば炭素繊維)に合成樹脂を含侵させて成るプリプレグを巻回することによって筒状体に形成されることが好ましい。これにより、必要とされる強度に応じた巻回積層構造を容易に実現でき、所望の強度を確保できる。また、アーム部は、断面が円形であってもよく或いは非円形であっても構わない。
また、上記構成では、駆動軸側取着部及び摘み側取着部が金属によって形成されることが好ましい。これによれば、操作力が入力される摘み側取着部及び操作駆動力が巻取駆動機構に伝達される駆動側取着部において、それに耐え得る十分な強度を容易且つ効果的に確保することができる。なお、アーム部に対する駆動側取着部及び摘み側取着部の嵌合形態は任意である。例えば、駆動側取着部がアーム部の一端部外周に嵌着固定され、摘み側取着部がアーム部の他端部内周に嵌着固定されてもよく、逆もまた同様である。また、このような嵌着固定に用いられる接着剤としては、高強度接着剤の中でも、特に耐水性及び外観を損なわない接着剤を採用することが好ましい。また、駆動側取着部又は摘み側取着部の嵌合固定部に接着剤溜まりを設けて、接着剤が嵌合固定部に保持されるようにしてもよい。
また、上記構成では、駆動側取着部が巻取駆動機構の駆動軸に着脱自在に取着されてもよい。これによれば、駆動側取着部を介してハンドルの交換が可能になる。
また、上記構成では、通気部を駆動軸側取着部又は摘み側取着部の任意の部位に設けることができる。特に、摘み側取着部がアーム部の他端部に嵌合して接着固定される嵌合固定部を有する場合には、通気部が嵌合固定部をその長手方向に沿って貫通して延びていることが好ましい。一般に、通気部がない状態で接着剤を用いてアーム部に対して駆動軸側取着部及び摘み側取着部を嵌合状態で接着固定する場合には、アーム部内の空気の内圧によってこれらの構成部品が離脱方向に押し出される力を永続的に受けるばかりか、逃げ場を失った内部の空気によって嵌合固定部から接着剤が外側へ押し出され、外観不良や接着強度の低下が懸念されるため、本発明のように通気部を設けることが必要とされるが、この通気部を嵌合固定部にその長手方向に沿って貫通するように設ける、すなわち、通気部を嵌合固定部内に設けると、見栄えの良い外観と安定した嵌合固定強度とを同時に得ることができる。
また、上記構成において、摘み側取着部が、前記嵌合固定部に挿通して固定される基部を有して摘み部を回転可能に支持する支軸を更に有する場合、嵌合固定部の通気部は、嵌合固定部に支軸の基部が挿通された状態でアーム部内の空気を排気可能に外部に連通することが好ましい。この場合、通気部は、嵌合固定部と支軸の基部との間の隙間を通じて前記アーム部内の空気を外部に排気できるようになっていてもよい。これによれば、アーム部内圧によって嵌合接着強度を低下させることなく、アーム部と摘み側取着部の嵌合固定部と支軸との組み付けを効率的に行なうことができる。
また、本発明は、前述した特徴を有する魚釣用リールのハンドル及びハンドルの組み立て方法も提供する。
本発明によれば、可及的な軽量化を図りつつ、操作性及び外観を損なうことなくアーム内の脱圧を効果的に行なうことができるハンドルを備える魚釣用リール、そのハンドル、及び、ハンドル組み立て方法が得られる。
本発明の一実施形態に係る魚釣用リールとしての魚釣用スピニングリールの一構成を示す側面図である。 図1の魚釣用スピニングリールを後方から見た図である。 図1の魚釣用スピニングリールを上方から見た図である。 ハンドル付近の断面図である。 アーム部と摘み側取着部との嵌合部位の拡大断面図である。 アーム部に嵌合固定される嵌合固定部と支軸とが一体形成されて成る摘み側取着部の変形例に係る断面図である。 駆動軸側取着部に通気部が設けられた他の実施形態に係る要部断面図である。 駆動軸側取着部に通気部が設けられた更なる他の実施形態に係る要部断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1〜図3に示されるように、本実施形態に係る魚釣用リールとしての魚釣用スピニングリール1はリール本体1Aを有する。このリール本体1Aは、釣竿(図示せず)に装着されるリール脚1Aaを備えており、その前方には回転可能に支持されたロータ3と、ロータ3の回転運動と同期して前後動可能に支持されて釣糸が巻回されるスプール5とが配設されている。
リール本体1A内には、ハンドル軸(駆動軸)19が回転可能に支持されており、その突出端部には、釣糸巻き取り駆動力を入力するために操作されるハンドル10が連結して取り付けられている。また、ハンドル軸19には、巻取駆動機構が係合している。この巻取駆動機構は、公知のように、ハンドル軸19に取り付けられ、内歯が形成されたドライブギア(駆動歯車)74(図4参照)と、このドライブギア74にそのピニオンギアが62(図4参照)が噛合すると共に、ハンドル軸19と直交する方向に延出して、内部に軸方向に延出する空洞部が形成されたピニオン61(図4参照)とを備えている。なお、ピニオン61は軸受65(図4参照)によって支持されている。
ピニオン61には、スプール5を回転可能に支持するスプール軸67(図4参照)が軸方向に前後動可能に挿通されている。このスプール軸67の後方側には、公知のオシレート機構が係合しており、ハンドル10を回転操作すると、オシレート機構及びスプール軸67を介してスプール5は前後に往復動される。また、ピニオン61の前方側には、ロータナットを締め付けることで、ロータ3がピニオン61に対して固定されている。これにより、ハンドル10を巻き取り操作することで、ロータ3が回転するとともに、この回転と同期してスプール5が前後に往復動され、釣糸は、ロータ3と共に回転するラインローラ(釣糸案内装置)25を介してスプール5に巻回される。なお、ロータ3には一対の支持アーム21が形成されており、両支持アーム21の先端に、ラインローラ25を装着したアームレバー29とベールホルダ28とを介して半環状のベール27が釣糸巻取位置と釣糸放出位置とに反転自在に取り付けられている。
図4に明確に示されるように、ハンドル10は、リール本体1Aの巻取駆動機構のハンドル軸19に連結して取着される(具体的には、螺合部68を介して螺着される)駆動軸側取着部10Aと、摘み部50が取着される摘み側取着部10Cと、駆動軸側取着部10Aと摘み側取着部10Cとの間で延びる断面が円形の中空構造の筒状のアーム部10Bとから構成される。なお、図4中、参照符号72はリール本体1Aのサイドプレートであり、このサイドプレート72には、駆動軸側取着部10Aとサイドプレート72との間をシールするゴムパッキン70が取着される。
ハンドル10を構成する駆動側取着部10A及び摘み側取着部10Cは、例えば金属材により形成されて、アーム部10Bの端部のそれぞれ、すなわち、一端部11及び他端部12に嵌合して接着固定される。この場合、摘み側取着部10Cは、その嵌合固定部10Caがアーム部10Bの他端部12の内周に例えば接着剤を用いて嵌着固定される。また、摘み側取着部10Cは、摘み部50を回転可能に支持してハンドル軸19と平行に延びる支軸10Cbを更に有している。この場合、支軸10Cbは、図5にも拡大して示されるように、その基部92が嵌合固定部10Caの挿通孔99に挿通して固定されるようになっている。具体的には、基部92は、アーム部10Bの他端部12から突出する嵌合固定部10Caの突出部位10Caaに設けられた挿通孔99内に嵌合固定部10Caの一方側から挿通されるとともに、嵌合固定部10Caの他方側から僅かに突出されて、その突出部位がカシメられることにより支軸10Cbを嵌合固定部10Caに固定する。なお、図5には、カシメられる前の状態が実線で示され、カシメられた後の状態(カシメ部98)が破線で示されている。
また、駆動軸側取着部10Aは、リール本体1Aのハンドル軸19に固定される第1の接続部10Aaと、アーム部10Bの一端部11が固定される第2の接続部10Abとを有する。第1の接続部10Aは、ハンドル軸19に対して着脱自在に螺合固定されて、ハンドル軸19と一体回転可能になっており、この螺合固定部位では、カバー60がハンドル軸19側で第1の接続部10Aに着脱自在に取り付けられて(本実施形態では、螺着されて)交換可能になっている。なお、本実施形態では、駆動軸側取着部10Aとカバー60とが別体を成しているが、駆動軸側取着部10Aとカバー60とが一体に形成されてもよい。
駆動軸側取着部10Aの第2の接続部10Abは、アーム部10Bの一端部11を嵌合状態で固定する筒状の嵌合固定部15を有し、この嵌合固定部15は、第1の接続部10Aaが固定されるハンドル軸19の回転中心線Oを横切るように延在するとともに、回転中心線Oに対して摘み側取着部10C側よりもその反対側の方へと偏倚して延設されている。すなわち、嵌合固定部15は、摘み側取着部10C側の端縁(リール本体1Aに対するハンドル10の取り付け状態で回転中心線Oから摘み側取着部10C側へ最も離れている端縁)15aと回転中心線Oとの間の最短距離寸法Bが、摘み側取着部10C側と反対側の端縁(リール本体1Aに対するハンドル10の取り付け状態で回転中心線Oから摘み側取着部10C側とは反対の側へ最も離れている端縁)15bと回転中心線Oとの間の最短距離寸法Aよりも小さくなっている(A>B;好ましくは、A:B=8:5)。そして、このような偏倚形態を成す嵌合固定部15に嵌合固定されるアーム部10Bの一端部11の嵌合固定部位11aも、本実施形態では、結果として、ハンドル軸19の回転中心線Oを横切るように延在(横断)している。このような嵌合固定部15の偏倚形態を採用することにより、ハンドル10側で大きな重量偏倚を引き起こすことなくリール本体1Aの左右の重量バランスを調整する及び/又はハンドル10の慣性モーメントを低減する(回転方向の慣性が極力伝わらないようにする)ことも可能になる。すなわち、キャスティング操作時の不用意なハンドル回転による不具合(ロータ回転によるベール誤復帰)や釣竿に対する左右重量バランス不均衡の影響による巻き取り性能低下(釣竿に対する左右の振れ発生)等を防止することも可能になる。
なお、本実施形態において、嵌合固定部15は、回転中心線Oに対して所定の角度θ(例えば、30°〜70°)を成してリール本体1Aから離れる方向に傾斜して延びており、アーム部10Bの一端部11(嵌合固定部位11a)の外周に例えば接着剤を用いて嵌着固定される。また、嵌合固定部15は、リール本体1Aに面する側でアーム部10Bの長手方向に沿うその長さが長く設定され、その反対側で短く設定されている。すなわち、嵌合固定部15は、リール本体1Aに面する側に位置される長寸法部位15Aと、その反対側に位置される短寸法部位15Bとを有する。
一方、ハンドル10を構成するアーム部10Bは樹脂によって形成されている。具体的には、アーム部10Bは強化繊維に合成樹脂を含侵させて成り、特に、断面が円形の中空状に形成される本実施形態のアーム部10Bは、強化繊維に合成樹脂を含侵させて成るプリプレグを巻回することによって筒状体に形成される。なお、アーム部10Bは、断面が円形であってもよく、或いは、非円形断面であってもよい。
アーム部10Bを形成する前記プリプレグとしては、例えば、多数本の強化繊維から成る繊維束を縦方向及び横方向に配置して平織、綾織、朱子織等の織物として形成した織物シートに合成樹脂を含侵させて成る織物プリプレグ、強化繊維を引き揃え合成樹脂を含侵させて成る一方向繊維(引き揃え)プリプレグ、或いは、一方向繊維(引き揃え)プリプレグを対角方向(例えば±45°)に傾斜させた層を積層させたバイアスシートが使用される。また、プリプレグを構成する強化繊維としては、ガラス繊維やカーボン繊維などを挙げることができ、繊維の連続、不連続は問わない。また、短繊維、長繊維、又は、これらの組み合わせのいずれであっても構わない。また、強化繊維に含侵される樹脂としては、例えば、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を挙げることができるが、熱可塑性樹脂材であっても構わない。
また、アーム部10Bを形成するプリプレグは、ハンドル操作において必要な強度を確保できるように、例えば積層構造を成していてもよい。積層構造の場合には、例えば、アーム部10Bの軸長方向に沿って強化繊維を引き揃えた軸長方向繊維樹脂層と、アーム部10Bの軸長方向に対して所定の角度を有する交差方向に強化繊維を引き揃えた斜向繊維樹脂層と、強化繊維を編成した織物層とを有してもよい。
具体的には、例えば、本実施形態のような中空のアーム部10Bの場合、最内層をアーム部10Bの軸長方向に強化繊維を沿わせた一方向繊維層として、その外側に、アーム部10Bの中心軸(アーム軸)を中心として周回する周方向に強化繊維を沿わせた周方向繊維層を配置するとともに、最外層に、織物プリプレグの繊維方向をアーム軸に対向させた織物層を配置することによって積層構造を構成してもよい。この場合、前記一方向繊維層は、アーム部10Bの曲げ強度を確保するための層であり、アーム部10Bの軸長方向に繊維が連続していることが有益である。また、前記周方向繊維層は、アーム部10Bの潰れ強度を確保するための層である。このような周方向繊維層は、前述したように摘み装着部10Cの中実状のアーム取り付け部10Caがアーム部10Bの他端部内周に嵌着される本実施形態の取り付け構造において特に有益である。このような取り付け構造では、内嵌される中実状のアーム取り付け部10Caによって中空のアーム部10Bを広げる方向に力が加わるため、周方向繊維によってこの力に抗する必要があるからである。
また、前記織物層は、アーム部10Bのねじり強度を確保するための層である。このように最外層に織物層を配置するのは有益である。これは、後述するようにアーム部10Bが湾曲した形態を成している場合、湾曲部の外側が引き伸ばされて(伸長されて)、湾曲部の内側が押し付けられる(収縮される)ため、伸び縮みしないクロスでは皺などが入ってしまうが、織物シートであれば、繊維束の間が伸び縮みして、繊維が折れ曲がることなく織物層(強化繊維層)を形成できるからである。特にアーム部10Bの湾曲部(後述する湾曲部10Bb)には、ねじり強度が必要であるため、軸方向に対して傾斜する方向に繊維を設けることは有益である。なお、これに加えて更に、ねじり補強のために前述したバイアス層(バイアスシート)を最内層から最外層までの間に設けてもよい。
また、本実施形態のアーム部10Bは、駆動軸側取着部10Aに取着される一端部11からハンドル軸19に対して斜めに延びる第1の直線部10Baと、第1の直線部10Baからリール本体1A側へと湾曲するように摘み側取着部10Cへ向けて延びる湾曲部10Bbと、湾曲部10Bbから摘み側取着部10Cに達するようにハンドル軸19に対して斜めに延びる第2の直線部10Bcとにより構成され、全体として、回転するロータ3との干渉を回避するように延在する。とりわけ、本実施形態のアーム部10Bの湾曲部10Bbは、回動するアームレバー29との干渉を回避しつつハンドル10側へのアームレバー29の回動軌跡(アームレバー29を反転させるときの軌跡)を含む曲面に沿うラインC1にほぼ沿って曲がるように延在する。
また、本実施形態において、摘み側取着部10Cの嵌合固定部10Caには、アーム部10B内の空気を外部に排気可能とする通気部94が形成されている。特に、本実施形態において、この通気部94は、嵌合固定部10Caをその長手方向に沿って貫通して延びており、具体的には、嵌合固定部10Caを中空構造の円筒状に形成することによりその内孔によって形成されている(通気部94が嵌合固定部10Ca内に設けられている)。しかしながら、嵌合固定部10Caを中実構造に形成した後、その中実構造体の長手方向に沿って通気孔(貫通孔)を穿設することによって通気部94が形成されても構わない。
また、本実施形態において、通気部94は、図5に示されるように、嵌合固定部10Caの挿通孔99に支軸10Cbの基部92が挿通されてカシメられていない状態でアーム部10B内の空気を排気可能に外部に連通するようになっている。具体的には、本実施形態では、例えば、支軸10Cbの基部92にローレット加工された大径部位90が設けられ、基部92が嵌合固定部10Caの挿通孔99に挿通される際に大径部位90が挿通孔99に圧入嵌合され、その圧入嵌合状態で、嵌合固定部10Caと大径部位90以外の基部92の部位との間に通気部94に連通する環状の隙間96が形成されて、アーム部10B内の空気が図5に矢印で示されるように通気部94と隙間96とを通じて外部に排気されるようになっている。したがって、この場合、大径部位90は、挿通孔99に対する圧入嵌合状態で、通気部94を完全に塞がないように通気部94の一部を開放するべくその挿入側端部90aが位置される(図5に示されるように位置される)ようになっている。
ここで、アーム部10Bに対する摘み側取着部10Cの組み立て方法の一例について述べると、まず最初に、摘み側取着部10Cの嵌合固定部10Caの通気部94を通じてアーム部10B内の空気を外部に排気しつつ、アーム部10Bの他端部12に嵌合固定部10Caを嵌合して接着剤により接着固定する。その後、嵌合固定部10Caの挿通孔99にその一方側から支軸10Cbの基部92を挿通し、嵌合固定部10Caと支軸92との間の環状の隙間96及び嵌合固定部10Caの通気部94を通じてアーム部10B内の空気を外部に排気可能な状態(大径部位90が前述した図5に示されるように位置された状態)で、嵌合固定部10Caの他方側から突出する支軸10Cbの基部92をカシメる(図5にはカシメ部98が破線で示される;図4ではカシメ部98が実線で示される)ことにより支軸10Cbを嵌合固定部10Caに固定する。或いは、別の組み立て方法として、まず最初に、嵌合固定部10Caにその一方側から支軸10Cbの基部92を挿通し、その後、嵌合固定部10Caの通気部94及び嵌合固定部10Caと基部92との間の環状の隙間96を通じてアーム部10B内の空気を外部に排気しつつ、支軸10Cbが挿通された状態の嵌合固定部10Caをアーム部10Bの他端部12に嵌合して接着剤により接着固定する。そして、その接着固定状態で、今度は、通気部94と環状の隙間96とを通じてアーム部10B内の空気を外部に排気可能な状態で、嵌合固定部10Caの他方側から突出する支軸10Cbの基部92をカシメることにより支軸10Cbを嵌合固定部10Caに固定する。
なお、環境変化によるアーム部10B内の圧力を考慮し、支軸10Cbの基部92の端部に、カシメ後の挿通孔99との間に、強度に支障がない程度の、アーム部10B内の空気を外部に排気可能な小孔通気部を形成してもよい。
以上説明したように、本実施形態の魚釣用スピニングリール1によれば、ハンドル10がアーム部10B、駆動軸側取着部10A、及び、摘み側取着部10Cの別個の構成部品から構成され、しかも、アーム部10Bが中空構造を成すため、これらの構成部品10A,10B,10Cの材質をその機能に適したものに個別に選定可能にしつつ、可及的な軽量化及び必要な強度の確保が容易に可能になるとともに、アーム部10B内の空気を外部に排気可能とする通気部94がアーム部10Bではなくその端部に設けられる摘み側取着部10Cに設けられるため、ハンドル10の操作性及び外観を損なうことなくアーム部10B内の脱圧を効果的に行なうことができ、したがって、アーム部10Bの内圧によってアーム部10Bに対する駆動軸側取着部10A又は摘み側取着部10Cの嵌合接着強度が低下することを防止できる。言い換えると、本実施形態の構成によれば、アーム部10B内の脱圧を効果的に行なうことにより操作動力伝達部の安定した嵌合固定強度を得ることができるとともに、可及的な軽量化を図りつつ操作性及び外観性の低下も防止できる。
また、本実施形態では、アーム部10Bが樹脂(繊維強化樹脂)によって形成されるため、所望の強度を維持しつつ可及的な軽量化を図ることができる。また、駆動軸側取着部10A及び摘み側取着部10Cが金属によって形成されるため、操作力が入力される摘み側取着部10C及び操作駆動力が巻取駆動機構に伝達される駆動側取着部10Aにおいて、それに耐え得る十分な強度を容易且つ効果的に確保することができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できることは言うまでもない。例えば、前述した実施形態では、本発明が魚釣用スピニングリールに適用されたが、本発明は両軸受リールを含む様々な魚釣用リールに適用できる。また、前述した実施形態では、アーム部が湾曲状を成していたが、直線状を成していても構わない。また、前述した実施形態では、摘み側取着部10Cの嵌合固定部10Caと支軸10Cbとが別体であったが、図6に示されるように嵌合固定部10Caと支軸10Cbとが一体に形成されてもよい。その場合には、嵌合固定部10Caの通気部94と、支軸10Cbの内孔97(支軸10Cbが中空の場合)と、前述した挿通孔99とが互いに連通した状態で外部に通じる。また、前述した実施形態では、アーム部10Bの内部の空気を外部に排気可能にする通気部が摘み側取着部10Cの嵌合固定部10Caに設けられていたが、図7に示されるように、アーム部10Bの内部の空気を外部に排気可能にする通気部100が駆動側取着部10Aに設けられてもよい。この場合、通気部100は、嵌合固定部15にその長手方向(長手方向中心軸線O1)に沿って貫通して延びるように設けられる。また、図8に示されるべく、ハンドル軸19とほぼ同軸的に延びるようにアーム部10Bに達する通気部200が駆動側取着部10Aに貫通して設けられてもよい。このように、通気部は、嵌合固定部に限らず、駆動軸側取着部又は摘み側取着部のそれ以外の任意の部位に設けることもできる。また、前述した実施形態では、摘み側取着部の嵌合固定部と支軸との間に形成される隙間が環状であったが、環状である必要はない。要は、通気部がこの隙間を通じて外部に連通しさえすればよい。
1 魚釣用スピニングリール(魚釣用リール)
1A リール本体
10 ハンドル
10A 駆動軸側取着部
10B アーム部
10C 摘み側取着部
10Ca 嵌合固定部
10Cb 支軸
11 一端部
12 他端部
15 嵌合固定部
19 ハンドル軸(駆動軸)
50 摘み部
94 通気部
96 隙間

Claims (10)

  1. 釣糸巻き取り駆動力を入力するために操作されるハンドルを備える魚釣用リールにおいて、
    前記ハンドルは、
    中空構造の筒状のアーム部と、
    前記アーム部の一端部に嵌合して接着固定されるとともに、リール本体の巻取駆動機構の駆動軸に取着される駆動軸側取着部と、
    前記アーム部の他端部に嵌合して接着固定されるとともに、摘み部が取着される摘み側取着部と、
    を有し、
    前記駆動軸側取着部又は前記摘み側取着部のいずれか一方には、前記アーム部内の空気を外部に排気可能とする通気部が形成されていることを特徴とする魚釣用リール。
  2. 前記アーム部が樹脂によって形成され、前記駆動軸側取着部及び前記摘み側取着部が金属によって形成されることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リール。
  3. 前記摘み側取着部は、前記アーム部の他端部に嵌合して接着固定される嵌合固定部を有し、前記通気部が前記嵌合固定部をその長手方向に沿って貫通して延びていることを特徴とする請求項1又は2に記載の魚釣用リール。
  4. 前記摘み側取着部は、前記嵌合固定部に挿通して固定される基部を有して前記摘み部を回転可能に支持する支軸を更に有し、前記嵌合固定部の前記通気部は、前記嵌合固定部に前記支軸の前記基部が挿通された状態で前記アーム部内の空気を排気可能に外部に連通することを特徴とする請求項3に記載の魚釣用リール。
  5. 釣糸巻き取り駆動力を入力するために魚釣用リールに取り付けられるハンドルにおいて、
    中空構造の筒状のアーム部と、
    前記アーム部の一端部に嵌合して接着固定されるとともに、前記魚釣用リールの巻取駆動機構の駆動軸に取着される駆動軸側取着部と、
    前記アーム部の他端部に嵌合して接着固定されるとともに、摘み部が取着される摘み側取着部と、
    を有し、
    前記駆動軸側取着部又は前記摘み側取着部のいずれか一方には、前記アーム部内の空気を外部に排気可能とする通気部が形成されていることを特徴とするハンドル。
  6. 前記アーム部が樹脂によって形成され、前記駆動軸側取着部及び前記摘み側取着部が金属によって形成されることを特徴とする請求項5に記載のハンドル。
  7. 前記摘み側取着部は、前記アーム部の他端部に嵌合して接着固定される嵌合固定部を有し、前記通気部が前記嵌合固定部をその長手方向に沿って貫通して延びていることを特徴とする請求項5又は6に記載のハンドル。
  8. 前記摘み側取着部は、前記嵌合固定部に挿通して固定される基部を有して前記摘み部を回転可能に支持する支軸を更に有し、前記嵌合固定部の前記通気部は、前記嵌合固定部に前記支軸の前記基部が挿通された状態で前記アーム部内の空気を排気可能に外部に連通することを特徴とする請求項7に記載のハンドル。
  9. 中空構造の筒状のアーム部と、前記アーム部の端部に固定されるとともに、摘み部が取着される取着部とを備え、前記取着部が、前記アーム部の端部に嵌合して接着固定される嵌合固定部と、前記嵌合固定部に挿通して固定される基部を有して前記摘み部を回転可能に支持する支軸とから構成されるハンドルの組み立て方法であって、
    前記嵌合固定部をその長手方向に沿って貫通して延びる通気部を通じて前記アーム部内の空気を外部に排気しつつ、前記アーム部の端部に前記嵌合固定部を嵌合して接着剤により接着固定するステップと、
    前記嵌合固定部にその一方側から前記支軸の前記基部を挿通し、前記嵌合固定部と前記支軸の前記基部との間の隙間及び前記嵌合固定部の前記通気部を通じて前記アーム部内の空気を外部に排気可能な状態で、前記嵌合固定部の他方側から突出する前記支軸の前記基部をカシメることにより前記支軸を前記嵌合固定部に固定するステップと、
    を含むハンドルの組み立て方法。
  10. 中空構造の筒状のアーム部と、前記アーム部の端部に固定されるとともに、摘み部が取着される取着部とを備え、前記取着部が、前記アーム部の端部に嵌合して接着固定される嵌合固定部と、前記嵌合固定部に挿通して固定される基部を有して前記摘み部を回転可能に支持する支軸とを有して成るハンドルの組み立て方法であって、
    前記嵌合固定部にその一方側から前記支軸の前記基部を挿通するステップと、
    前記嵌合固定部をその長手方向に沿って貫通して延びる通気部及び前記嵌合固定部と前記支軸の前記基部との間の隙間を通じて前記アーム部内の空気を外部に排気しつつ、前記支軸が挿通された状態の前記嵌合固定部を前記アーム部の端部に嵌合して接着剤により接着固定するステップと、
    前記通気部と前記隙間とを通じて前記アーム部内の空気を外部に排気可能な状態で、前記嵌合固定部の他方側から突出する前記支軸の前記基部をカシメることにより前記支軸を前記嵌合固定部に固定するステップと、
    を含むハンドルの組み立て方法。
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