JP2021068134A - 情報処理装置、情報処理プログラム、及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理プログラム、及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】任意の目的地へと向かっているときに、現在位置から目的地までの経路付近に存在する災害支援施設が災害支援サービスの提供を開始又は終了したことをリアルタイムで知ることが可能な情報処理装置、情報処理プログラム、及び情報処理方法を提供すること。【解決手段】情報提供装置2は、ユーザ端末3の位置を示す端末位置情報と目的地を示す目的地情報とに基づいて前記目的地への経路を取得する経路取得処理部212と、前記経路から特定範囲に存在している、災害支援サービスを提供可能な飲食店の情報をユーザ端末3に送信する第1送信処理部213と、前記飲食店が災害支援サービスの提供を終了したした場合に、当該飲食店が災害支援サービスを終了したことを示す情報をユーザ端末3に送信する第2送信処理部215とを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理プログラム、及び情報処理方法に関する。
災害発生時に災害情報センターから災害情報を受信すると、災害関連施設である病院、コンビニエンスストア、及び避難場所を表す施設アイコンが地図上に表示されるナビゲーション装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−322307号公報
災害発生時には、飲食店などで災害支援サービスとして飲食物が無料で提供されることがある。このような災害支援サービスは、どの施設でどのタイミングで実施されるかが予め定められておらず、災害発生時に任意のタイミングで臨時に実施されるのが普通である。そのため、災害支援サービスの提供を受けようと思って施設へ向かっても、施設に到着した時点では災害支援サービスの提供がまだ開始されていなかったり、すでに終了していたりすることがあり、ユーザにとって不便である。
本発明の目的は、任意の目的地へと向かっているときに、現在位置から目的地までの経路付近に存在する災害支援施設が災害支援サービスの提供を開始又は終了したことをリアルタイムで知ることが可能な情報処理装置、情報処理プログラム、及び情報処理方法を提供することにある。
本発明に係る情報処理装置は、災害支援サービスを提供可能な災害支援施設の位置を示す施設位置情報を記憶する記憶部と、端末装置の位置を示す端末位置情報と目的地を示す目的地情報とを前記端末装置から受信する受信処理部と、前記端末位置情報及び前記目的地情報に基づいて前記目的地への経路を取得する経路取得処理部と、前記経路から特定範囲に前記災害支援施設が存在する場合に、当該災害支援施設の前記施設位置情報を前記端末装置に送信する第1送信処理部と、前記災害支援施設が災害支援サービスの提供を開始又は終了したことを示す情報を取得する取得処理部と、前記特定範囲に存在する前記災害支援施設が災害支援サービスの提供を開始又は終了した場合に、当該災害支援施設が災害支援サービスを開始又は終了したことを示す情報を前記端末装置に送信する第2送信処理部とを備える。
本発明に係る情報処理プログラムは、一又は複数のプロセッサに、端末装置の位置を示す端末位置情報と目的地を示す目的地情報とを前記端末装置から受信する受信ステップと、前記端末位置情報及び前記目的地情報に基づいて前記目的地への経路を取得する経路取得ステップと、前記経路から特定範囲に災害支援サービスを提供可能な災害支援施設が存在する場合に、当該災害支援施設の位置を示す施設位置情報を前記端末装置に送信する第1送信ステップと、前記災害支援施設が災害支援サービスの提供を開始又は終了したことを示す情報を取得する取得ステップと、前記特定範囲に存在する前記災害支援施設が災害支援サービスの提供を開始又は終了した場合に、当該災害支援施設が災害支援サービスを開始又は終了したことを示す情報を前記端末装置に送信する第2送信ステップとを実行させるためのプログラムである。
本発明に係る情報処理方法は、端末装置の位置を示す端末位置情報と目的地を示す目的地情報とに基づいて前記目的地への経路を取得する経路取得ステップと、前記経路から特定範囲に災害支援サービスを提供可能な災害支援施設が存在する場合に、当該災害支援施設の位置を示す施設位置情報を前記端末装置に送信する第1送信ステップと、前記災害支援施設が災害支援サービスの提供を開始又は終了したことを示す情報を取得する取得ステップと、前記特定範囲に存在する前記災害支援施設が災害支援サービスの提供を開始又は終了した場合に、当該災害支援施設が災害支援サービスを開始又は終了したことを示す情報を前記端末装置に送信する第2送信ステップとを含む。
本発明によれば、任意の目的地へと向かっているときに、現在位置から目的地までの経路付近に存在する災害支援施設が災害支援サービスの提供を開始又は終了したことをリアルタイムで知ることが可能な情報処理装置、情報処理プログラム、及び情報処理方法が提供される。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報提供システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る情報提供システムで使用される店舗情報の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る情報提供システムで使用されるユーザ情報の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る情報提供装置で実行される情報処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施の形態に係るユーザ端末に表示される災害支援サービス情報画面の一例である。 図6は、本発明の実施の形態に係るユーザ端末に表示される予約画面の一例である。 図7は、本発明の実施の形態に係るユーザ端末に表示される経路案内画面の一例である。 図8は、本発明の実施の形態に係るユーザ端末に表示される開始通知画面の一例である。 図9は、本発明の実施の形態に係るユーザ端末に表示される終了通知画面の一例である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[情報提供システム1]
図1に示すように、本発明の実施形態に係る情報提供システム1は、情報提供装置2と一又は複数のユーザ端末3と施設端末4とを含む。情報提供装置2及びユーザ端末3は、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信網N1を介して通信可能である。情報提供装置2及び施設端末4も同様に、通信網N1を介して通信可能である。情報提供装置2は、本発明の情報処理装置の一例である。ユーザ端末3は、本発明の端末装置の一例である。
情報提供装置2は、予め登録された災害支援施設に関する情報を提供する情報提供サイトとしての機能を備える。災害支援施設は、地震、台風などの災害が発生したときに、被災者を救護したり被災者に生活物資を配給したりする災害支援サービスを提供する施設である。災害発生時には、飲食店などで災害支援サービスとして被災者に対して飲食物が無料で提供されることがある。本実施形態では、前記災害支援施設が飲食店である場合を例に挙げて説明する。なお、他の実施形態では、前記災害支援施設が飲食店以外の施設(例えば、コンビニエンスストア、学校、図書館、宿泊施設など)であってもよい。
ところで、本実施形態に関連する技術として、災害発生時に災害情報センターから災害情報を受信すると、災害関連施設である病院、コンビニエンスストア、及び避難場所を表す施設アイコンが地図上に表示されるナビゲーション装置が知られている。しかしながら、災害発生時に飲食店などで飲食物が無料で提供されるような災害支援サービスは、どの施設でどのタイミングで実施されるかが予め定められておらず、災害発生時に任意のタイミングで臨時に実施されるのが普通である。そのため、災害支援サービスの提供を受けようと思って施設へ向かっても、施設に到着した時点では災害支援サービスの提供がまだ開始されていなかったり、すでに終了していたりすることがあり、ユーザにとって不便である。これに対して、本実施形態に係る情報提供装置2によれば、任意の目的地へと向かっているときに、現在位置から目的地までの経路付近に存在する災害支援施設が災害支援サービスの提供を開始又は終了したことをリアルタイムで知ることが可能である。
以下では、災害発生時にユーザが、ユーザ端末3が備える経路案内機能を利用して任意の目的地(例えば、自宅、知人宅、避難所など)へと向かっている状況を想定する。ユーザ端末3は、経路案内機能を有する端末装置であって、例えば、スマートフォン、タブレットPC、ノートパソコン、カーナビゲーション装置などである。前記経路案内機能は、例えば、ユーザ端末3において経路案内プログラムが実行されることによって実現される。他の実施形態では、前記経路案内機能が、ユーザ端末3と、ユーザ端末3から通信網N1を介してアクセス可能なサーバ(経路案内サービスを提供するサーバ)とが通信することによって実現されてもよい。
[情報提供装置2]
図1に示されるように、情報提供装置2は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、及び通信I/F24などを備えるサーバである。なお、情報提供装置2は、1台のコンピュータに限らず、複数台のコンピュータが協働して動作するコンピュータシステムであってもよい。また、情報提供装置2で実行される各種の処理は、一又は複数のプロセッサによって分散して実行されてもよい。
通信I/F24は、情報提供装置2を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介してユーザ端末3などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インタフェースである。
操作表示部23は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザインタフェースである。
記憶部22は、各種の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)などの不揮発性の記憶部である。具体的に、記憶部22には、店舗情報D1、ユーザ情報D2などのデータが記憶される。ここに、図2は店舗情報D1の一例を示す図であり、図3はユーザ情報D2の一例を示す図である。
図2に示されるように、店舗情報D1には、前記情報提供サイトに登録されている飲食店(すなわち、災害発生時に災害支援サービスを提供可能な飲食店)ごとに、「店舗ID」、「店舗名」、「所在地」、「提供開始時刻」、「終了予定時刻」、「提供物資」、「提供可能数量」、「予約済み数量」などの情報が含まれる。前記「店舗ID」は、前記飲食店を識別するための識別情報である。前記「店舗名」は、前記飲食店の名称である。前記「所在地」は、前記飲食店の所在地を示す情報であって、例えば経度及び緯度で示される。前記「所在地」は、本発明の施設位置情報の一例である。前記「提供開始時刻」は、前記飲食店が災害支援サービスの提供を開始した時刻である。前記「終了予定時刻」は、前記飲食店が災害支援サービスの提供を終了する予定時刻である。前記「提供物資」は、前記飲食店において提供される物資(例えば、飲食物)の名称である。前記「提供可能数量」は、前記飲食店が提供可能な前記物資の数量である。前記「予約済み数量」は、前記飲食店で提供される前記物資が予約された数量である。前記「店舗ID」、前記「店舗名」、及び前記「所在地」の情報は、例えば操作表示部23を通じて予め入力されて、記憶部22に記憶される。当該記憶処理は、本発明の記憶ステップの一例である。前記「提供開始時刻」、前記「終了予定時刻」、前記「提供物資」、及び前記「提供可能数量」の情報は、例えば災害発生時に、前記飲食店に設けられている施設端末4から通信網N1を通じて受信される情報に基づいて自動的に更新される。他の実施形態では、前記「提供開始時刻」、前記「終了予定時刻」、前記「提供物資」、及び前記「提供可能数量」の情報が、操作表示部23を通じて入力されてもよい。前記「予約済み数量」の情報は、前記飲食店で提供される前記物資が予約されたことに応じて、制御部21によって随時に更新される。
図3に示されるように、ユーザ情報D2には、予め登録されているユーザごとに、「ユーザID」、「現在地」、「目的地」、「経由地」、「予約希望数量」、「予約店舗」、「予約物資」、「予約数量」などの情報が含まれる。前記「ユーザID」は、前記ユーザを識別するための識別情報である。前記「現在地」は、前記ユーザの現在位置(すなわち、前記ユーザが携帯しているユーザ端末3の現在位置)を示す情報であって、例えば経度及び緯度で示される。前記「現在地」は、本発明の端末位置情報の一例である。前記「目的地」は、前記ユーザが向かっている目的地を示す情報であって、例えば経度及び緯度で示される。前記「目的地」は、本発明の目的地情報の一例である。前記「経由地」は、前記ユーザが前記目的地へと向かう際に経由する災害支援施設(すなわち、飲食店)を示す情報である。前記「経由地」は、本発明の経由地情報の一例である。前記「予約希望数量」は、前記ユーザが予約を希望する物資の数量である。前記「予約店舗」は、前記ユーザが物資を予約した店舗を示す情報(例えば、店舗ID)である。前記「予約物資」は、前記ユーザが前記店舗で予約した物資を示す情報(例えば、前記物資の名称)である。前記「予約数量」は、前記ユーザが前記物資を予約した数量である。前記「ユーザID」の情報は、例えば操作表示部23を通じて予め入力されて、記憶部22に保存される。前記「現在地」、前記「目的地」、前記「経由地」、及び前記「予約希望数量」の情報は、ユーザ端末3から通信網N1を通じて受信される情報に基づいて自動的に更新される。前記「予約店舗」、前記「予約物資」、及び前記「予約数量」の情報は、前記飲食店で提供される前記物資が予約されたことに応じて、制御部21によって随時に更新される。
なお、他の実施形態として、店舗情報D1、ユーザ情報D2などの情報の一部又は全部が、情報提供装置2から通信網N1を介してアクセス可能な他のサーバに記憶されていることも考えられる。そして、情報提供装置2の制御部21は、前記サーバから各種の情報を取得して、後述の情報処理(図4参照)などの各処理を実行してもよい。
さらに、記憶部22には、制御部21に後述の情報処理(図4参照)を実行させるための情報処理プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記情報処理プログラムは、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、情報提供装置2が備えるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部22に記憶される。
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより情報提供装置2を制御する。
具体的に、制御部21は、図1に示されるように、受信処理部211、経路取得処理部212、第1送信処理部213、取得処理部214、第2送信処理部215、第3送信処理部216などの各種の処理部を含む。制御部21は、前記CPUで前記情報処理プログラムに従った各種の処理を実行することによって、これらの処理部として機能する。なお、制御部21に含まれる一部又は全部の処理部がASIC(Application Specific Integrated Circuit)のような電子回路で構成されていてもよい。なお、前記情報処理プログラムは、複数のプロセッサを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
受信処理部211は、ユーザ端末3の位置を示す端末位置情報(例えば、図3に示される「現在地」の情報)と目的地を示す目的地情報(例えば、図3に示される「目的地」の情報)とをユーザ端末3から受信する。なお、ユーザ端末3からは「ユーザID」の情報も受信される。ユーザ端末3から受信された前記端末位置情報は、ユーザ情報D2において「ユーザID」と関連付けて「現在地」として記憶される。ユーザ端末3から受信された前記目的地情報は、ユーザ情報D2において「ユーザID」と関連付けて「目的地」として記憶される。
経路取得処理部212は、前記端末位置情報及び前記目的地情報に基づいて前記目的地への経路を取得する。例えば、経路取得処理部212は、公知の任意の経路探索アルゴリズムに基づいて、ユーザ端末3の現在位置から前記目的地への経路を算出する。もしくは、経路取得処理部212は、経路探索サービスを提供する外部のサーバに対して前記端末位置情報及び前記目的地情報を送信し、当該サーバから前記目的地への経路を受信してもよい。
第1送信処理部213は、前記経路から特定範囲に、災害支援サービスを提供可能な飲食店(すなわち、店舗情報D1に登録されている飲食店)が存在する場合に、当該飲食店の位置を示す施設位置情報(例えば、図2に示される「所在地」の情報)をユーザ端末3に送信する。前記特定範囲は、例えば前記経路の付近であり、具体的には、前記経路上の任意の地点から半径500m以内の範囲、前記経路上の任意の地点から徒歩10分以内の範囲などである。
取得処理部214は、前記飲食店が災害支援サービスの提供を開始又は終了したことを示す情報を取得する。例えば、取得処理部214は、前記飲食店が災害支援サービスの提供を開始又は終了したことを示す情報を、通信網N1を介して施設端末4から受信してもよい。もしくは、取得処理部214は、前記飲食店が災害支援サービスの提供を開始又は終了したことを示す情報を、通信網N1を介して他のサーバから受信してもよい。もしくは、取得処理部214は、前記飲食店が災害支援サービスの提供を開始又は終了したことを示す情報を、操作表示部23に対するユーザ入力により取得してもよい。
第2送信処理部215は、前記特定範囲に存在する前記飲食店が災害支援サービスの提供を開始又は終了した場合に、当該飲食店が災害支援サービスを開始又は終了したことを示す情報をユーザ端末3に送信する。
第3送信処理部216は、前記特定範囲に存在する前記飲食店に、ユーザ端末3のユーザが通過予定であることを示す情報を送信する。例えば、第3送信処理部216は、前記飲食店に設置されている施設端末4に、ユーザ端末3のユーザが通過予定であることを示すメッセージを電子メールで送信してもよい。これにより、前記飲食店では、ユーザ端末3のユーザの来店に備えて災害支援サービスを提供する準備を進めたり、ユーザ端末3のユーザを自店舗に呼び込んだりすることが可能となる。
なお、取得処理部214は、前記飲食店が災害支援サービスの提供を終了する終了時刻を示す情報(例えば、図2に示される「終了予定時刻」の情報)を取得してもよい。そして、第1送信処理部213は、ユーザ端末3のユーザが前記終了時刻までに到着可能な前記飲食店の施設位置情報(例えば、図2に示される「所在地」の情報)をユーザ端末3に送信してもよい。これにより、ユーザ端末3のユーザが前記飲食店に到着したときにはすでに災害支援サービスの提供が終了してしまっているという状況を回避することができる。
また、第1送信処理部213は、前記飲食店が災害支援サービスの提供を開始したことを示す情報を取得処理部214が取得してから予め定められた時間内(例えば、1時間以内、3時間以内など)である場合に、当該飲食店の施設位置情報(例えば、図2に示される「所在地」の情報)をユーザ端末3に送信してもよい。これにより、災害支援サービスの提供を開始してから時間が経ち過ぎていない飲食店の施設位置情報がユーザ端末3に送信される。よって、ユーザ端末3のユーザが前記飲食店に到着したときにはすでに災害支援サービスの提供が終了してしまっている(例えば、提供可能な物資が全てなくなってしまっている)という状況の発生を抑制することができる。
また、取得処理部214は、前記飲食店による災害支援サービスの提供可能数量を示す情報(例えば、図2に示される「提供可能数量」の情報)を取得してもよい。そして、受信処理部211は、前記飲食店での災害支援サービスの享受を希望することを示す享受希望情報をユーザ端末3から受信してもよい。第1送信処理部213は、前記享受希望情報に基づいて算出される享受希望数量(例えば、図2に示される「予約済み数量」と、図3に示される「予約希望数量」との合計値)が前記提供可能数量以下である場合に、前記飲食店の施設位置情報(例えば、図2に示される「所在地」の情報)をユーザ端末3に送信してもよい。これにより、ユーザ端末3のユーザが希望する数量の災害支援サービスを提供し得る飲食店の施設位置情報がユーザ端末3に送信されるので、ユーザは、ユーザが希望する数量の災害支援サービスを提供し得る飲食店を容易に知ることができる。
[ユーザ端末3]
図1に示されるように、ユーザ端末3は、制御部31、記憶部32、操作表示部33、通信I/F34、及びGPSセンサー35などを備える。ユーザ端末3は、例えば携帯電話、スマートフォン、又はタブレット端末のような携帯型の情報処理装置である。
GPSセンサー35は、GPS衛星からの信号に基づいて、ユーザ端末3の現在位置を検出する。ユーザ端末3の現在位置は、例えば経度及び緯度で示される。
通信I/F34は、ユーザ端末3を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して情報提供装置2などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インタフェースである。
操作表示部33は、各種のウェブページなどの情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザインタフェースである。
記憶部32は、各種の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)又はフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部32には、経路案内プログラム、ブラウザプログラム等の制御プログラムが記憶される。具体的に、前記経路案内プログラムは、経路探索アルゴリズムに従って現在地からユーザにより設定される目的地までの経路を探索し、当該経路に沿ってユーザを目的地へと案内する経路案内処理を制御部31に実行させるための制御プログラムである。また、前記ブラウザプログラムは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)等の通信プロトコルに従って情報提供装置2等の外部装置との間で通信処理を制御部31に実行させるための制御プログラムである。なお、記憶部32には、前記経路案内プログラムで用いられる地図データなどのデータも記憶されている。
制御部31は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部31は、前記ROM又は記憶部32に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することによりユーザ端末3を制御する。
具体的に、制御部31は、記憶部32に記憶されている前記ブラウザプログラムに従って各種の処理を実行することによりブラウザ処理部311として機能する。ブラウザ処理部311は、情報提供装置2から通信網N1を介して提供されるウェブページを操作表示部33に表示させ、操作表示部33に対する操作を情報提供装置2に入力するブラウザ処理を実行することが可能である。なお、制御部31に含まれる一部又は全部の処理部は電子回路で構成されていてもよい。
[施設端末4]
施設端末4は、飲食店ごとに設けられる情報処理装置である。施設端末4は、例えば、飲食店に設置されたPOS端末、パーソナルコンピューターなどであってもよいし、飲食店の管理者又は従業員により携帯される携帯電話、スマートフォン、タブレット端末などであってもよい。施設端末4は、通信網N1を通じて情報提供装置2から受信される各種情報を、自身の表示部(不図示)に表示させることが可能である。
[情報処理]
以下、図4を参照しつつ、情報提供装置2の制御部21によって実行される情報処理について説明する。
なお、本発明は、前記情報処理に含まれる一又は複数のステップを実行する情報処理方法の発明として捉えることができ、ここで説明する前記情報処理に含まれる一又は複数のステップが適宜省略されてもよい。なお、前記情報処理における各ステップは同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは制御部21によって前記情報処理における各ステップが実行される場合を例に挙げて説明するが、複数のプロセッサによって前記情報処理における各ステップが分散して実行される情報処理方法も他の実施形態として考えられる。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部21は、端末位置情報及び目的地情報を、通信網N1を通じてユーザ端末3から受信する。前記端末位置情報は、具体的には、ユーザ端末3に設けられたGPSセンサー35により検出されるユーザ端末3の現在位置の情報である。前記目的地情報は、具体的には、ユーザ端末3が備える経路案内機能において設定されている目的地の情報である。当該ステップS11の処理は、制御部21の受信処理部211により実行される。当該ステップS11は、本発明の受信ステップの一例である。
なお、前記端末位置情報及び前記目的地情報の受信方法としては種々の方法が考えられる。例えば、制御部21は、前記端末位置情報及び前記目的地情報を要求する要求信号を、通信網N1を通じてユーザ端末3に送信し、当該要求信号に対する応答信号として、前記端末位置情報及び前記目的地情報をユーザ端末3から受信してもよい。もしくは、ユーザ端末3から情報提供装置2に対して、前記端末位置情報及び前記目的地情報が一定の周期で周期的に送信されてもよい。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部21は、前記ステップS11で受信された前記端末位置情報及び前記目的地情報に基づいて、前記端末位置情報が示す現在地から前記目的地情報が示す目的地までの経路を取得する。例えば、制御部21は、記憶部22に記憶されている地図情報に基づいて、前記端末位置情報が示す現在地から前記目的地情報が示す目的地までの経路を、公知の任意の経路探索アルゴリズムにより算出する。もしくは、制御部21は、経路探索サービスを提供する外部のサーバに対して前記端末位置情報及び前記目的地情報を送信し、当該サーバから前記目的地への経路を受信してもよい。当該ステップS12の処理は、制御部21の経路取得処理部212により実行される。当該ステップS12は、本発明の経路取得ステップの一例である。
なお、他の実施形態では、前記端末位置情報が示す現在地から前記目的地情報が示す目的地までの経路を取得する処理が、ユーザ端末3の制御部31により実行されてもよい。すなわち、本発明の情報処理方法における経路取得ステップは、ユーザ端末3において実行されてもよい。この場合、ユーザ端末3の制御部31により取得された経路の情報が、通信網N1を通じてユーザ端末3から情報提供装置2に送信される。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部21は、前記ステップS12で取得された経路から特定範囲に存在している、災害支援サービスを提供可能な飲食店の情報(例えば、図2に示される店舗情報D1に含まれる「店舗名」、「所在地」、「提供開始時刻」、「終了予定時刻」、「提供物資」などの情報)を、通信網N1を通じてユーザ端末3に送信する。具体的に、制御部21は、前記特定範囲に存在する飲食店のうち、災害支援サービスを提供中の飲食店の情報を、通信網N1を通じてユーザ端末3に送信する。この場合、制御部21は、図2に示される「所在地」の情報に基づいて、前記経路から特定範囲に存在する飲食店を特定する。そして、制御部21は、前記特定範囲に存在する飲食店各々について、図2に示される「提供開始時刻」及び「終了予定時刻」の情報に基づいて、災害支援サービスを提供中であるか否かを判断する。当該ステップS13の処理は、制御部21の第1送信処理部213により実行される。当該ステップS13は、本発明の第1送信ステップの一例である。なお、前記特定範囲に災害支援サービスを提供中の飲食店が存在しない場合には、ステップS13及びステップS14の処理は省略され、処理がステップS15に移行する。
なお、他の実施形態では、制御部21は、前記飲食店(すなわち、前記特定範囲に存在している、災害支援サービスを提供可能な飲食店)のうち、災害支援サービスの提供が終了される終了時刻(具体的には、図2に示される「終了予定時刻」が示す時刻)までにユーザ端末3のユーザが到着可能な飲食店の情報だけをユーザ端末3に送信してもよい。この場合、制御部21は、ユーザ端末3の現在位置から前記飲食店各々までの移動時間をそれぞれ算出し、当該移動時間に基づいて前記飲食店各々への到着予定時刻を算出する。そして、制御部21は、前記到着予定時刻が図2に示される「終了予定時刻」が示す時刻を超えていない飲食店の情報だけをユーザ端末3に送信する。これにより、ユーザ端末3のユーザが前記飲食店に到着したときにはすでに災害支援サービスの提供が終了してしまっているという状況を回避することができる。
さらに他の実施形態では、制御部21は、前記飲食店(すなわち、前記特定範囲に存在している、災害支援サービスを提供可能な飲食店)のうち、災害支援サービスの提供が開始された時刻(すなわち、図2に示される「提供開始時刻」が示す時刻)から予め定められた時間内(例えば、1時間以内、3時間以内など)の飲食店の情報だけをユーザ端末3に送信してもよい。これにより、災害支援サービスの提供を開始してから時間が経ち過ぎていない飲食店の情報がユーザ端末3に送信される。よって、ユーザ端末3のユーザが前記飲食店に到着したときにはすでに災害支援サービスの提供が終了してしまっている(例えば、提供可能な物資が全てなくなってしまっている)という状況の発生を抑制することができる。
さらに他の実施形態では、制御部21は、前記飲食店(すなわち、前記特定範囲に存在している、災害支援サービスを提供可能な飲食店)のうち、提供物資が残っている飲食店の情報だけをユーザ端末3に送信してもよい。例えば、制御部21は、前記飲食店のうち、図2に示される「提供可能数量」が「予約済み数量」よりも多い飲食店の情報だけをユーザ端末3に送信してもよい。これにより、提供可能な物資が全てなくなってしまっている飲食店の情報がユーザ端末3に無駄に送信されてしまうことを回避することができる。
さらに他の実施形態では、制御部21は、前記飲食店(すなわち、前記特定範囲に存在している、災害支援サービスを提供可能な飲食店)のうち、ユーザごとに予め設定された予約希望数量(すなわち、図3に示される「予約希望数量」が示す数量)以上の提供物資が残っている飲食店の情報だけをユーザ端末3に送信してもよい。例えば、制御部21は、前記飲食店のうち、図2に示される「提供可能数量」から「予約済み数量」を減算した結果が図3に示される「予約希望数量」以上である飲食店の情報だけをユーザ端末3に送信してもよい。なお、図2に示される「提供可能数量」の情報は、例えば、ユーザ端末3の操作表示部33に対するユーザ操作に基づいて、任意のタイミングでユーザ端末3から情報提供装置2に送信されて、ユーザ情報D2に保存される。これにより、ユーザ端末3のユーザが希望する数量の提供物資を提供し得る飲食店の情報がユーザ端末3に送信されるので、ユーザは、ユーザが希望する数量の提供物資を提供し得る飲食店を容易に知ることができる。
前記ステップS13で情報提供装置2からユーザ端末3に前記飲食店の情報が送信されると、ユーザ端末3の操作表示部33には図5に示されるような災害支援サービス情報画面P1が表示される。図5に示されるように、災害支援サービス情報画面P1には、前記飲食店(ここでは、現在地から目的地までの経路付近に存在している、災害支援サービスを提供中の飲食店)ごとに、店舗名及び提供物資が表示される。また、災害支援サービス情報画面P1には、前記飲食店ごとに操作キーK11及び操作キーK12が含まれる。操作キーK11は、後述の予約画面P2(図6)を呼び出すための操作キーである。操作キーK12は、前記飲食店を経由地に設定するための操作キーである。
災害支援サービス情報画面P1において操作キーK11が操作されると、ユーザ端末3の操作表示部33には図6に示されるような予約画面P2が表示される。予約画面P2は、前記飲食店で提供されている提供物資を予約するための画面である。図6に示されるように、予約画面P2には、店舗名及び提供物質が表示される。また、予約画面P2には、予約する数量を入力するための入力欄L21と、予約を実行するための操作キーK21と、予約を中止するための操作キーK22とが含まれる。
災害支援サービス情報画面P1において操作キーK12が操作されると、操作された操作キーK12に対応する飲食店が経由地として設定される。この場合、図7に示されるように、ユーザ端末3の操作表示部33に表示される経路案内画面P3に、経由地として設定された飲食店の所在地、店舗名、及び提供物資が表示される。また、この場合、経由地として設定された飲食店を示す情報がユーザ端末3から情報提供装置2に送信されて、当該情報に基づいてユーザ情報D2における「経由地」の情報が更新される。なお、予約画面P2において操作キーK21が操作された場合にも、予約された飲食店が経由地として自動的に設定されてもよい。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部21は、前記飲食店(ここでは、現在地から目的地までの経路付近に存在している、災害支援サービスを提供中の飲食店)各々の施設端末4に、ユーザ端末3のユーザが当該飲食店の付近を通過予定であることを示す通過予定情報を送信する。これにより、前記飲食店各々では、ユーザ端末3のユーザの来店に備えて災害支援サービスを提供する準備を進めたり、ユーザ端末3のユーザを自店舗に呼び込んだりすることが可能となる。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部21は、ユーザ端末3から提供物資の予約を希望する予約要求信号を受信したか否かを判断する。前記予約要求信号は、本発明の享受希望情報の一例である。本実施形態では、ユーザ端末3において図6に示される予約画面P2に含まれる操作キーK21が操作されると、ユーザ端末3から情報提供装置2へ前記予約要求信号が送信される。前記予約要求信号には、予約画面P2に含まれる入力欄L21に入力された数量の情報が含まれる。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部21は、前記予約要求信号に基づいて予約処理を実行する。具体的には、制御部21は、ユーザ端末3から受信された前記予約要求信号に基づいて、ユーザ情報D2における「予約店舗」、「予約物資」、及び「予約数量」の情報を更新する。さらに、制御部21は、予約された飲食店の施設端末4に対して、予約したユーザの「ユーザID」、当該ユーザが予約した提供物資及びその数量などの情報を送信する。そして、制御部21は、店舗情報D1における「予約済み数量」の情報を更新する。例えば、新規に受け付けられた予約の「予約数量」が4人分であった場合、制御部21は、店舗情報D1における「予約済み数量」の値に4を加算する。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部21は、前記特定範囲において災害支援サービスを開始した飲食店が存在するか否かを判断する。例えば、制御部21は、前記特定範囲に存在しているいずれかの飲食店に設置されている施設端末4から、災害支援サービスの提供を開始したことを示す情報を受信した場合に、前記特定範囲において災害支援サービスを開始した飲食店が存在すると判断する。もしくは、制御部21は、前記特定範囲に存在しているいずれかの飲食店が災害支援サービスの提供を開始したことを示す情報が操作表示部23を通じて入力された場合に、前記特定範囲において災害支援サービスを開始した飲食店が存在すると判断してもよい。そして、前記特定範囲において災害支援サービスを開始した飲食店が存在すると判断されると(S17:Yes)、処理がステップS18に移行する。一方、前記特定範囲において災害支援サービスを開始した飲食店が存在しないと判断されると(S17:No)、処理がステップS19に移行する。当該ステップS17の処理は、制御部21の取得処理部214により実行される。当該ステップS17は、本発明の取得ステップの一例である。
<ステップS18>
ステップS18において、制御部21は、前記飲食店における災害支援サービスの提供が開始されたことを示すサービス開始情報を、通信網N1を通じてユーザ端末3に送信する。前記サービス開始情報には、前記飲食店の情報(例えば、図2に示される店舗情報D1に含まれる「店舗名」、「所在地」、「提供開始時刻」、「終了予定時刻」、「提供物資」などの情報)が含まれる。当該ステップS18の処理は、制御部21の第2送信処理部215により実行される。当該ステップS18は、本発明の第2送信ステップの一例である。
前記ステップS18で情報提供装置2からユーザ端末3に前記サービス開始情報が送信されると、ユーザ端末3の操作表示部33には図8に示されるような開始通知画面P4が表示される。これにより、ユーザ端末3のユーザは、前記飲食店において災害支援サービスの提供が開始されたことをリアルタイムで知ることができる。図8に示されるように、開始通知画面P4には、災害支援サービス情報画面P1と同様に、予約画面P2(図6)を呼び出すための操作キーK11と前記飲食店を経由地に設定するための操作キーK12とが含まれる。
<ステップS19>
ステップS19において、制御部21は、前記飲食店(ここでは、現在地から目的地までの経路付近に存在している、災害支援サービスを提供中の飲食店)における災害支援サービスの提供が終了したか否かを判断する。例えば、制御部21は、前記飲食店が災害支援サービスの提供を終了したことを示す情報を、通信網N1を介して施設端末4から受信した場合に、前記飲食店における災害支援サービスの提供が終了したと判断する。もしくは、制御部21は、前記飲食店が災害支援サービスの提供を終了したことを示す情報が操作表示部23を通じて入力された場合に、前記飲食店における災害支援サービスの提供が終了したと判断してもよい。そして、前記飲食店における災害支援サービスの提供が終了したと判断されると(S19:Yes)、処理がステップS20に移行する。一方、前記飲食店における災害支援サービスの提供が終了していないと判断されると(S19:No)、処理がステップS21に移行する。当該ステップS19の処理は、制御部21の取得処理部214により実行される。当該ステップS19は、本発明の取得ステップの一例である。
<ステップS20>
ステップS20において、制御部21は、前記飲食店における災害支援サービスの提供が終了したことを示すサービス終了情報を、通信網N1を通じてユーザ端末3に送信する。当該ステップS20の処理は、制御部21の第2送信処理部215により実行される。当該ステップS20は、本発明の第2送信ステップの一例である。
前記ステップS20で情報提供装置2からユーザ端末3に前記サービス終了情報が送信されると、ユーザ端末3の操作表示部33には図9に示されるような終了通知画面P5が表示される。これにより、ユーザ端末3のユーザは、前記飲食店において災害支援サービスの提供が終了したことをリアルタイムで知ることができる。よって、ユーザ端末3のユーザが前記飲食店に到着したときにはすでに災害支援サービスの提供が終了してしまっているという状況を回避することができる。
なお、他の実施形態では、前記飲食店(ここでは、現在地から目的地までの経路付近に存在している、災害支援サービスを提供中の飲食店)のうち、経由地として設定されている飲食店(すなわち、図5に示される災害支援サービス情報画面P1又は図8に示される開始通知画面P4において操作キーK12が操作された飲食店)における災害支援サービスの提供が終了した場合に、当該飲食店における災害支援サービスの提供が終了したことを示すサービス終了情報がユーザ端末3に送信されてもよい。
<ステップS21>
ステップS21において、制御部21は、ユーザ端末3における経路案内が終了したか否かを判断する。例えば、制御部21は、ユーザ端末3における経路案内が継続中か否かを確認するための確認信号を周期的にユーザ端末3に送信し、当該確認信号に対するユーザ端末3からの応答信号に基づいて、ユーザ端末3における経路案内が終了したか否かを判断する。なお、他の実施形態では、ユーザ端末3における経路案内が終了した時点で、経路案内が終了したことを示す信号がユーザ端末3から情報提供装置2に送信されてもよい。そして、ユーザ端末3における経路案内が終了したと判断されると(S21:Yes)、前記情報処理は終了する。一方、ユーザ端末3における経路案内が終了していないと判断されると(S21:No)、処理が前記ステップS15に戻る。
なお、制御部21は、前記情報処理が実行されている間、ユーザ端末3から前記端末位置情報及び前記目的地情報を周期的に受信してもよい。そして、制御部21は、ユーザ端末3の現在位置が前記ステップS12で取得された経路から外れた場合、又は目的地が変更された場合に、処理を前記ステップS12に戻し、目的地への経路を取得し直してもよい。
以上のように、本実施形態に係る情報提供装置2では、目的地へと移動中のユーザ端末3に対して、目的地への経路から特定範囲に存在する災害支援施設(例えば、飲食店)の位置情報が送信される。そして、当該災害支援施設が災害支援サービスの提供を開始又は終了した場合に、当該災害支援施設が災害支援サービスの提供を開始又は終了したことを示す情報がユーザ端末3に送信される。よって、本実施形態に係る情報提供装置2によれば、任意の目的地へと向かっているときに、現在位置から目的地までの経路付近に存在する災害支援施設が災害支援サービスの提供を開始又は終了したことをリアルタイムで知ることが可能である。
1 情報提供システム
2 情報提供装置
21 制御部
211 受信処理部
212 経路取得処理部
213 第1送信処理部
214 取得処理部
215 第2送信処理部
216 第3送信処理部
22 記憶部
23 操作表示部
24 通信I/F
3 ユーザ端末
4 施設端末

Claims (8)

  1. 災害支援サービスを提供可能な災害支援施設の位置を示す施設位置情報を記憶する記憶部と、
    端末装置の位置を示す端末位置情報と目的地を示す目的地情報とを前記端末装置から受信する受信処理部と、
    前記端末位置情報及び前記目的地情報に基づいて前記目的地への経路を取得する経路取得処理部と、
    前記経路から特定範囲に前記災害支援施設が存在する場合に、当該災害支援施設の前記施設位置情報を前記端末装置に送信する第1送信処理部と、
    前記災害支援施設が災害支援サービスの提供を開始又は終了したことを示す情報を取得する取得処理部と、
    前記特定範囲に存在する前記災害支援施設が災害支援サービスの提供を開始又は終了した場合に、当該災害支援施設が災害支援サービスを開始又は終了したことを示す情報を前記端末装置に送信する第2送信処理部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記受信処理部は、前記目的地への経由地を示す経由地情報を前記端末装置から受信し、
    前記第2送信処理部は、前記経由地として設定されている前記災害支援施設が災害支援サービスの提供を終了した場合に、前記災害支援施設が災害支援サービスを終了したことを示す情報を前記端末装置に送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得処理部は、前記災害支援施設が災害支援サービスの提供を終了する終了時刻を示す情報を取得し、
    前記第1送信処理部は、前記端末装置のユーザが前記終了時刻までに到着可能な前記災害支援施設の前記施設位置情報を前記端末装置に送信する、
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1送信処理部は、前記災害支援施設が災害支援サービスの提供を開始したことを示す情報を前記取得処理部が取得してから予め定められた時間内である場合に、当該災害支援施設の前記施設位置情報を前記端末装置に送信する、
    請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記取得処理部は、前記災害支援施設による災害支援サービスの提供可能数量を示す情報を取得し、
    前記受信処理部は、前記災害支援施設での前記災害支援サービスの享受を希望することを示す享受希望情報を前記端末装置から受信し、
    前記第1送信処理部は、前記享受希望情報に基づいて算出される享受希望数量が前記提供可能数量以下である場合に、前記災害支援施設の前記施設位置情報を前記端末装置に送信する、
    請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記特定範囲に存在する前記災害支援施設に前記端末装置のユーザが通過予定であることを示す情報を送信する第3送信処理部を更に備える、
    請求項1〜5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 一又は複数のプロセッサに、
    端末装置の位置を示す端末位置情報と目的地を示す目的地情報とを前記端末装置から受信する受信ステップと、
    前記端末位置情報及び前記目的地情報に基づいて前記目的地への経路を取得する経路取得ステップと、
    前記経路から特定範囲に災害支援サービスを提供可能な災害支援施設が存在する場合に、当該災害支援施設の位置を示す施設位置情報を前記端末装置に送信する第1送信ステップと、
    前記災害支援施設が災害支援サービスの提供を開始又は終了したことを示す情報を取得する取得ステップと、
    前記特定範囲に存在する前記災害支援施設が災害支援サービスの提供を開始又は終了した場合に、当該災害支援施設が災害支援サービスを開始又は終了したことを示す情報を前記端末装置に送信する第2送信ステップと、
    を実行させる情報処理プログラム。
  8. 端末装置の位置を示す端末位置情報と目的地を示す目的地情報とに基づいて前記目的地への経路を取得する経路取得ステップと、
    前記経路から特定範囲に災害支援サービスを提供可能な災害支援施設が存在する場合に、当該災害支援施設の位置を示す施設位置情報を前記端末装置に送信する第1送信ステップと、
    前記災害支援施設が災害支援サービスの提供を開始又は終了したことを示す情報を取得する取得ステップと、
    前記特定範囲に存在する前記災害支援施設が災害支援サービスの提供を開始又は終了した場合に、当該災害支援施設が災害支援サービスを開始又は終了したことを示す情報を前記端末装置に送信する第2送信ステップと、
    を含む情報処理方法。
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