JP2019179424A - 相乗支援装置、相乗支援方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】タクシーの相乗りを適切に支援する相乗支援装置、相乗支援方法およびプログラムを提供する。【解決手段】本発明の相乗支援装置は、タクシーの相乗りを希望するユーザのユーザ識別子と、相乗り場所を識別する情報であって目的地を特定する目的地情報が対応付けられた情報である場所識別子と、を有する相乗参加指示を、ユーザ端末から受信する受信部と、前記受信部が受信した相乗参加指示を用いて、当該相乗参加指示が有する場所識別子が示す相乗り場所毎に、相乗りを希望する相乗希望者が予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断する判断部と、前記判断部が予め決められた条件を満たすと判断した場合に、当該条件を満たすと判断された相乗希望者による相乗りに関する情報である相乗情報を出力する出力部とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、タクシーの相乗りを支援する装置等に関するものである。
従来、相乗り希望条件を申し込んでおくだけで、利用者が希望する通りの相乗りを実現できるようにするシステムが知られていた(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の技術においては、タクシーを相乗りしようとするユーザを、適切に支援することができないという課題があった。
例えば、従来においては、ユーザが相乗りの移動先となる目的地を自由に指定できるため、ユーザの目的地が需要の少ない目的地であった場合、同じ目的地にタクシーで移動しよう等するユーザ自体が少ないことから、相乗りするユーザを容易に集めることができない、もしくは集めるまでに時間がかかってしまい、ユーザの相乗りを適切に支援できない、場合があった。
また、例えば、従来においては、現在地に対して、どのような目的地を指定すれば、相乗りするユーザを集めることが可能であるか否かが、実際に相乗りするユーザを集めようとするまで、ユーザにはわからないため、ユーザが相乗りを行なうか否かの判断を適切に支援することができなかった。
本発明は、上記のような課題を解消するためになされたものであり、タクシーの相乗りを、適切に支援することができる相乗支援装置等を提供することを目的とする。
本発明の相乗支援装置は、タクシーの相乗りを希望するユーザのユーザ識別子と、相乗り場所を識別する情報であって目的地を特定する目的地情報が対応付けられた情報である場所識別子と、を有する相乗参加指示を、ユーザ端末から受信する受信部と、前記受信部が受信した相乗参加指示を用いて、当該相乗参加指示が有する場所識別子が示す相乗り場所毎に、相乗りを希望する相乗希望者が予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断する判断部と、前記判断部が予め決められた条件を満たすと判断した場合に、当該条件を満たすと判断された相乗希望者による相乗りに関する情報である相乗情報を出力する出力部とを備えた相乗支援装置である。
かかる構成により、タクシーの相乗りを、適切に支援することができる。例えば、目的地情報に対応付けられた場所識別子を有する相乗参加指示を用いて、相乗りを行なう相乗希望者を判断することにより、限られた目的地と対応付けられた場所識別子が示す場所毎に、タクシーを相乗りするユーザを集めることができ、同じ目的地に相乗りするユーザを集めやすく、ユーザの相乗りを適切に支援することができる。
また、本発明の相乗支援装置は、前記相乗支援装置において、前記出力部は、前記相乗情報として、前記判断部により条件を満たすと判断された相乗り場所を示す場所識別子を有するタクシーの予約情報を、タクシー会社のサーバ装置に送信する相乗支援装置である。
かかる構成により、相乗希望者が予め決められた条件を満たすほど多くなった場合に、相乗りに利用するタクシーを予約することができる。
また、本発明の相乗支援装置は、前記相乗支援装置において、前記相乗参加指示は、時刻に関する時刻情報をさらに含み、前記判断部は、前記受信部が受信した相乗参加指示を用いて、当該相乗参加指示が有する場所識別子が示す相乗り場所毎に、対応する時刻情報によって相乗りが可能と判断される相乗希望者が予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断する相乗支援装置である。
かかる構成により、時刻情報を用いて相乗りするユーザを決定することができ、ユーザの相乗りを適切に支援することができる。例えば、近い時刻に相乗を希望するユーザ等のユーザを相乗するユーザとして決定することができ、ユーザの相乗りを適切に支援することができる。
また、本発明の相乗支援装置は、前記相乗支援装置において、前記相乗参加指示は、目的地情報をさらに含み、前記判断部は、前記受信部が受信した相乗参加指示を用いて、当該相乗参加指示が有する場所識別子が示す相乗り場所毎に、対応する目的地情報が一致する相乗希望者が予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断する相乗支援装置である
かかる構成により、場所識別子に対応付けられた目的地が複数である場合に、その一つの場所を目的地情報で指定して相乗するユーザを決定することができ、目的地ごとに、相乗りするユーザを決定することができる。
また、本発明の相乗支援装置は、前記相乗支援装置において、前記相乗り場所は、店舗である相乗支援装置である。
かかる構成により、店舗のユーザに対して、タクシーの相乗りを、適切に支援することができる。これにより、例えば、店舗へのユーザの来店を促すこと等が可能となる。
また、本発明の相乗支援装置は、前記相乗支援装置において、場所識別子と、当該場所識別子と対応付けられた目的地情報とを有する1以上の相乗場所情報が格納される相乗場所情報格納部と、当該相乗場所情報格納部に格納された一以上の相乗場所情報を、ユーザ端末に送信する送信部とをさらに備え、前記受信部は、当該送信部が送信した相乗場所情報に含まれる場所識別子を有する相乗参加指示を受信する相乗支援装置である。
かかる構成により、相乗場所情報に含まれる予め決められた目的地情報と対応付けられた場所識別子を有する相乗参加指示を用いて、相乗りを行なう相乗希望者を判断することができ、ユーザの相乗りを適切に支援することができる。
本発明による相乗支援装置等によれば、タクシーの相乗りを適切に支援することができる。
以下、相乗支援装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態における相乗支援システム1000のブロック図である。
図1は、本実施の形態における相乗支援システム1000のブロック図である。
相乗支援システム1000は、相乗支援装置1と、複数のユーザ端末2と、サーバ装置3とを備える。なお、ユーザ端末2の数は、2または3以上であればその数は問わない。複数のユーザ端末2は、いずれも同様の構成を有しているものとする。ここでは、複数のユーザ端末2の一部を、ユーザ端末を2a〜2cで表している。ただし、これらを区別する必要がない場合等においては、単にユーザ端末2と呼ぶ場合がある。相乗支援装置1と、2以上のユーザ端末2とは、有線または無線のネットワーク等を介して、相互に通信可能に接続されている。また、相乗支援装置1とサーバ装置3とは、有線または無線のネットワーク等を介して、相互に通信可能に接続されている。また、サーバ装置3は、例えば、タクシー会社のサーバであるが、所有者や運用者等は問わないことは言うまでもない。
相乗支援装置1は、相乗場所情報格納部101、送信部102、受信部103、相乗参加指示格納部104、判断部105、出力部106、および組情報格納部107を備える。
ユーザ端末2aは、端末受信部201、端末表示部202、端末受付部203、および端末送信部204を備える。なお、ここでは、図示を省略しているが、ユーザ端末2a以外のユーザ端末2も同様の構成を有している。
相乗支援装置1は、例えば、サーバ装置等である。相乗支援装置1は、例えば、コンピュータ等により実現される。
相乗場所情報格納部101には、1または2以上の相乗場所情報が格納される。相乗場所情報は、場所識別子と、目的地情報とを有する情報である。例えば、一の相乗場所情報が有する場所識別子および目的地情報は、互いに対応付けられた場所識別子および目的地情報である。
場所識別子は、タクシーの相乗り場所を識別子する情報である。相乗り場所は、通常、相乗りの出発点となる場所である。相乗り場所とは、例えば、飲食店等の店舗や、ランドマークとなる建物等である。飲食店等の店舗は、例えば、フードコートや、飲食店街等の、複数の店舗の集合体であってもよい。場所識別子は、例えば、店舗名やその略称、住所、建物名等である。ここでの住所は、住所の所定の階層までの情報(例えば、市町村名までの情報や、丁目等までの情報や、番地までの情報等)であってもよい。場所識別子は、相乗り場所に割当てられたコード等であっても良い。また、場所識別子は、緯度と経度とで表される相乗り場所の座標の情報であってもよい。
目的地情報は、相乗りしたタクシーの目的地を特定する情報である。目的地情報で特定される目的地の範囲等は問わない。目的地情報は、目的地を特定可能な情報であればどのような情報であってもよい。目的地情報は、例えば、町田、浦和、関内等の目的地の地名であっても良く、住所であってもよく、山下公園や、千葉ポートタワー、駅名、ショッピングモール名等のランドマーク名であっても良い。また、目的地情報は、横浜方面、八王子方面等の目的地の方面を示す情報や、北関東、常総、武蔵等の地域等を示す情報であっても良い。相乗場所情報が有する目的地情報は、同じ相乗場所情報が有する場所識別子が示す場所から、相乗りするユーザが、目的地として指定する可能性が高い場所を特定可能な情報であることが好ましい。目的地情報により特定される目的地は、例えば、対応する場所識別子が示す場所との位置関係や、対応する場所識別子が示す場所においてタクシーを利用するユーザ等に対して行なわれる、利用頻度の高い目的地の調査等によって決定することが好ましい。目的地情報は、目的地と対応付けられた目的地識別子であってもよい。
相乗場所情報格納部101には、場所識別子が同じであって、目的地情報が異なる複数の相乗場所情報が格納されていても良い。
相乗場所情報格納部101に格納される相乗場所情報が有する場所識別子が、地域名や、住所等の情報でない場合、相乗場所情報は、相乗場所情報を地域名や住所等で検索できるよう、場所識別子が示す場所を含む地域の地域名や住所等の情報と対応付けて相乗場所情報格納部101に格納されているようにしても良い。
相乗場所情報格納部101は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。かかることは、他の格納部についても同様である。
送信部102は、相乗場所情報格納部101に格納されている1以上の相乗場所情報をユーザ端末2に送信する。例えば、送信部102は、後述する受信部103等が、ユーザ端末2から相乗場所情報の送信を要求する情報を受信した場合に、相乗場所情報をユーザ端末2に送信する。
送信部102は、例えば、相乗場所情報のリストをユーザ端末2に送信する。送信部102は、相乗場所情報格納部101に格納されている相乗場所情報の全てを送信してもよく、一部を送信しても良い。送信部102は、例えば、ユーザ端末2から、店舗名を有する相乗場所情報の送信を要求する情報を受け付けた場合に、この店舗名と一致する場所識別子を有する相乗場所情報の全部または一部をユーザ端末2に送信する。また、送信部102は、例えば、ユーザ端末2から、相乗場所情報の送信を要求する情報であって、緯度と経度とで表される座標の情報を有する情報を受け付けた場合に、この座標が示す位置や、その近傍の位置を含む場所識別子を、座標により場所識別子を検索する検索用のサーバ装置(図示せず)等を利用して検索し、検出した場所識別子を有する相乗場所情報の全部または一部をユーザ端末2に送信してもよい。また、相乗場所情報が、場所識別子が示す場所を含む地域の地域名や、住所等の情報と対応付けられて相乗場所情報格納部101に格納されている場合において、ユーザ端末2から、相乗場所情報の送信を要求する情報であって、相乗り場所の地域名や、住所等の情報を有する情報を受け付けた場合に、この地域名や住所等と一致する地域名や住所等と対応付けられて相乗場所情報格納部101に格納されている相乗場所情報をユーザ端末2に送信するようにしてもよい。
送信部102は、通常、無線または有線の通信手段で実現される。送信部102は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。
なお、ユーザ端末2が相乗場所情報を予め有している場合や、相乗場所情報が、何らかの手段によってユーザに通知される場合等により、相乗場所情報をユーザ端末2に送信する必要がない場合、相乗場所情報格納部101および送信部102は、省略してもよい。
受信部103は、相乗参加指示をユーザ端末2から受信する。相乗参加指示は、タクシーの相乗りを希望する指示である。相乗参加指示は、相乗りを希望するユーザのユーザ識別子と、目的地情報に対応付けられた場所識別子とを有する情報である。ユーザ識別子は、ユーザを特定可能な情報であればよく、例えば、ユーザの名前や、ユーザの携帯電話番号や、メールアドレス、ユーザの会員番号、ユーザに割当てられたコード等である。目的地情報に対応付けられた場所識別子とは、例えば、上述したような相乗場所情報が有する場所識別子であり、この場所識別子を有する相乗場所情報が有する目的地情報が、この場所識別子に対応付けられた目的地情報である。ただし、目的地情報と場所識別子との対応付けがどのように対応付けられていても良く、また、この対応付けがどのように管理されていても良い。目的地情報と場所識別子との対応付けは、例えば、場所識別子に対応付けられた目的地情報を、ユーザ端末2を利用するユーザが把握可能なものであれば、どのように管理されていても良い。
受信部103が受信する相乗参加指示は、さらに時刻情報を有していても良い。時刻情報は、時刻に関する情報である。時刻情報は、例えば、相乗りが可能な時刻を特定可能な情報である。時刻情報は、例えば、相乗りを希望する時刻を特定可能な情報であっても良い。相乗り可能な時刻は、例えば、この時刻以降であれば、相乗りを行なうことが可能となる時刻である。相乗り可能な時刻は、例えば、この時刻以降に相乗りを行ないたい時刻である。以下、相乗り可能な時刻および相乗りを希望する時刻を、相乗予定時刻と称す。時刻情報は、例えば、相乗予定時刻を特定可能な情報である。相乗予定時刻を特定可能な情報は、例えば、相乗予定時刻の情報である。また、相乗予定時刻を特定可能な情報は、例えば、ユーザが、場所識別子が示す場所(例えば、店舗)から退出する退出予定時刻(例えば、退店予定時刻)等を示す情報である。通常、退出時にタクシーを相乗りしたいと考えられることから、退出予定時刻を、ユーザの相乗予定時刻として特定することができる。また、相乗り予定時刻を特定可能な時刻情報は、例えば、場所識別子が示す場所(例えば、店舗)にユーザが入る時刻(例えば、来店時刻)等を示す情報であっても良い。例えば、ユーザが、場所識別子が示す場所に来た時刻と、この場所における平均的なユーザの滞在時間との組合せ等から、ユーザのおおよその退出予定時刻が特定可能であるため、このユーザが来た時刻等を示す情報を、相乗予定時刻を特定可能な時刻情報と考えてもよい。また、相乗予定時刻を特定可能な情報は、例えば、店舗等に対してユーザが予約した利用時間の開始時刻、例えば、来店予定時刻を示す情報であっても良い。例えば、予約した利用時間の開始時刻に、予め決められた利用時間を加算することで、上記のように退出予定時刻を取得でき、相乗予定時刻を特定できる。また、相乗予定時刻を特定可能な情報は、例えば、店舗等に対してユーザが予約した利用時間の終了時刻を示す情報であっても良い。この終了時刻を相乗予定時刻として特定することができる。なお、相乗予定時刻が、現在である場合、時刻情報は、現在の時刻であってもよい。
受信部103が受信する相乗参加指示は、さらに目的地情報を有していても良い。例えば、相乗場所情報格納部101に、場所識別子が同じであって、目的地情報が異なる複数の相乗場所情報が格納されている場合、相乗参加指示が目的地情報を有するようにすることが好ましい。特に、相乗参加指示が有する場所情報と一致する場所情報を有する相乗場所情報であって、目的地情報が異なる複数の相乗場所情報が、相乗場所情報格納部101に格納されている場合、相乗参加指示が目的地情報を有するようにすることが好ましい。
受信部103が受信する相乗参加指示は、さらに、相乗りする人数の情報を有していても良い。相乗りする人数は、ユーザ端末2を利用するユーザを含む人数であっても良く、含まない人数であってもよい。
受信部103は、例えば、受信した相乗参加指示を、相乗参加指示格納部104に蓄積する。受信部103は、例えば、ユーザ端末2が送信した相乗参加指示の送信時刻、受信部103による相乗参加指示の受信時刻、または受信部103による相乗参加指示の蓄積時刻を、相乗参加指示に対応付けて相乗参加指示格納部104に蓄積するようにしても良い。
なお、受信部103は、上述したように、相乗場所情報の送信を要求する情報を、ユーザ端末2から受信しても良い。
受信部103は、通常、無線または有線の通信手段で実現される。受信部103は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。
相乗参加指示格納部104には、受信部103が受信した相乗参加指示が格納される。相乗参加指示は、上述した送信時刻、受信時刻、または蓄積時刻と対応付けられて格納されても良い。なお、相乗参加指示格納部104に格納される相乗参加指示は、例えば、毎日、予め決められた時刻等に、全て削除されるようにしてもよい。予め決められた時刻は、例えば、タクシーの相乗りが行なわれる可能性が低い時刻であることが好ましい。
判断部105は、受信部103が受信した相乗参加指示を用いて、この相乗参加指示が有する場所識別子が示す相乗り場所毎に、相乗希望者が予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断する。相乗希望者とは、相乗りを希望するユーザである。相乗希望者は、例えば、相乗参加指示を送信したユーザ端末2のユーザである。相乗希望者は、例えば、相乗参加指示が有する相乗りする人数に対応するユーザであってもよい。例えば、一の相乗参加指示が人数の情報を有さない場合、一の相乗参加指示は、一の相乗希望者に相当し、一の相乗参加指示が人数の情報を有する場合、一の相乗参加指示は、この人数の情報が示す人数分の相乗希望者に相当するものと考えてもよい。判断部105は、受信部103が受信した相乗参加指示として、例えば、受信部103が受信して相乗参加指示格納部104に蓄積された相乗参加指示を用いてもよく、受信部103が受信した相乗参加指示と、受信時に相乗参加指示格納部104に格納されている相乗参加指示との両方を用いてもよい。
予め決められた条件とは、例えば、相乗希望者の人数についての条件である。予め決められた条件とは、例えば、相乗希望者の人数が下限値以上であるという条件である。予め決められた条件とは、例えば、相乗希望者の人数が、相乗りするタクシーを呼ぶために必要となる相乗希望者の最低人数以上、すなわち下限値以上であるという条件である。上記の下限値および最低人数は、例えば、2人以上の人数であって、一台のタクシーに乗車可能な最大人数以下の人数である。
なお、判断部105は、相乗希望者の人数が予め決められた条件を満たすほど多くなったと判断した場合、この相乗希望者が予め決められた上限値を超えたか否かをさらに判断し、上限値を超える場合、上限値を超えると判断された相乗希望者は、予め決められた条件を満たす相乗希望者から除外してもよい。例えば、判断部105は、相乗り場所毎の相乗希望者の人数が予め決められた条件を満たすほど多くなったと判断した場合、対応する相乗参加指示の送信時刻、受信時刻、または蓄積時刻等が早い順に、上限値までの相乗希望者を、予め決められた条件を満たす相乗希望者と判断しても良い。この上限値は、例えば、予め決められた条件である下限値よりも大きい値である。この上限値は、例えば、一台のタクシーに乗車可能な最大人数である。
受信部103が受信する相乗参加指示が、例えば、時刻情報を含む場合、判断部105は、受信部103が受信した相乗参加指示を用いて、この相乗参加指示が有する場所識別子が示す相乗り場所毎に、対応する時刻情報によって相乗りが可能と判断される相乗希望者が予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断するようにしてもよい。対応する時刻情報とは、相乗希望者に対応する時刻情報である。対応する時刻情報は、例えば、相乗希望者に対応する相乗参加指示(例えば、相乗希望者がユーザ端末2から送信した相乗参加指示)が有する時刻情報や、この時刻情報に対応する相乗予定時刻である。対応する時刻情報によって相乗りが可能と判断される相乗希望者とは、例えば、対応する時刻情報により特定される相乗予定時刻が一致する相乗希望者である。対応する時刻情報により特定される相乗予定時刻は、例えば、対応する時刻情報が相乗予定時刻である場合は、その相乗予定時刻であってもよく、対応する時刻情報が、相乗希望者の店舗等への来店時刻等の、相乗予定時刻でない時刻の時刻情報である場合には、この時刻情報を用いて特定される相乗予定時刻(例えば、時刻情報が示す時刻に、予め決められた時間等を加算して取得される相乗予定時刻等)であってもよい。ここでの相乗予定時刻の一致とは、例えば、ユーザの相乗予定時刻が予め決められた時間内に収まることである。この予め決められた時間は、例えば、1時間以内の時間であることが好ましいが、1時間を超える時間であっても良い。例えば、判断部105は、受信部103が受信した相乗参加指示を用いて、この相乗参加指示が有する場所識別子が示す相乗り場所毎に、対応する時刻情報によって相乗りが可能と判断された相乗希望者の組にそれぞれ含まれる相乗希望者が予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断する。なお、相乗参加指示が、時刻情報として、ユーザ毎の相乗可能な最も遅い時刻を有するようにして、ユーザが相乗可能な最も遅い時刻を指定できるようにし、このような相乗可能な最も遅い時刻を有する相乗参加指示を送信したユーザと、この最も遅い時刻を越える相乗予定時刻のユーザとは、対応する時刻情報によって相乗りが可能ではないユーザと判断されるようにしても良い。また、判断部105は、一の相乗参加指示が有する相乗可能な最も遅い時刻が、予め決められた条件を満たすか否かの判断を行なう時刻よりも前となった場合、この相乗参加指示に対応する相乗希望者については、対応する時刻情報によって相乗りが可能と判断しないようにしても良い。
また、対応する時刻情報によって相乗りが可能と判断される相乗希望者とは、例えば、対応する時刻情報により取得される相乗予定時刻が、予め決められた1または2以上の時間帯のうちの同じ時間帯に含まれる相乗希望者であってもよい。予め決められる時間帯とは、例えば、20時から21時までの時間帯や、21時から22時までの時間帯である。この時間帯の長さは問わない。
また、判断部105は、相乗希望者が予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断した結果、相乗希望者が予め決められた条件を満たすほど多くなるとともに、上述したように、相乗希望者の人数が、上限値を超える場合、上限値を超えると判断された相乗希望者のうちの、対応する時刻情報により取得される相乗予定時刻が遅い相乗希望者を、相乗予定時刻が遅い順に、予め決められた条件を満たす相乗希望者の人数が上限値となるまで、予め決められた条件を満たす相乗希望者から除外してもよい。この上限値は、例えば、予め決められた条件である下限値よりも大きい値である。この上限値は、例えば、一台のタクシーに乗車可能な最大人数である。
受信部103が受信する相乗参加指示が、例えば、目的地情報を含む場合、判断部105は、受信部103が受信した相乗参加指示を用いて、この相乗参加指示が有する場所識別子が示す相乗り場所毎に、対応する目的地情報が一致する相乗希望者が予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断する。対応する目的地情報、すなわち相乗希望者に対応する目的地情報とは、相乗希望者に対応する相乗参加指示(例えば、相乗希望者がユーザ端末2から送信した相乗参加指示や、相乗希望者のユーザ識別子を有する相乗参加指示)が有する目的地情報である。対応する目的地情報が一致する相乗希望者とは、例えば、目的地情報が一致する相乗参加指示が有するユーザ識別子が示すユーザ、またはこの相乗参加指示が有する人数の情報に対応する人数分のユーザである。対応する目的地情報が一致する相乗希望者が予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断する、ということは、例えば、対応する目的地情報が一致する相乗希望者の組毎に、その相乗希望者の人数が予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断することである。例えば、判断部105は、受信部103が受信した相乗参加指示を用いて、この相乗参加指示が有する場所識別子が示す相乗り場所毎に、対応する目的地情報が一致する相乗希望者の組にそれぞれ含まれる相乗希望者が予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断する。
受信部103が受信する相乗参加指示が、時刻情報と目的地情報とを有する場合、上記の時刻情報を有する場合の判断処理と、目的地情報を有する場合の判断処理とを組合せて行なうようにすることが好ましい。
なお、判断部105が、相乗場所毎に判断するということは、例えば、受信部103が受信した相乗参加指示が有する全ての場所識別子が示す全ての相乗り場所のそれぞれについて判断を行なうことであってもよく、受信部103が受信した相乗参加指示が有する1または2以上の場所識別子が示す1または2以上の相乗り場所のそれぞれについて判断を行なうことであってもよい。
また、判断部105は、上記の判断を行なうタイミングやトリガー等は問わない。例えば、判断部105は、予め決められた一定または不定の時間毎に、上記の判断を行なうようにしても良く、受信部103が新たな相乗参加指示を受信する毎に、上記の判断を行なうようにしても良く、予め決められた1または2以上の時刻に上記の判断を行なうようにしても良い。例えば、判断部105は、受信部103が新たな相乗参加指示を受信する毎に、この相乗参加指示が有する場所識別子と一致する場所識別子を有する相乗参加指示について、上記のような判断を行なっても良い。例えば、判断部105は、受信部103が新たな相乗参加指示を受信する毎に、この相乗参加指示が有する場所識別子と一致する場所識別子を有する相乗参加指示を、受信部103が受信した相乗参加指示(例えば、相乗参加指示格納部104に格納された相乗参加指示等)から検出し、検出した相乗参加指示の数が、予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断してもよい。また、この判断の際には、相乗参加指示が有する時刻情報や目的地情報を、上述したように用いるようにしてもよい。なお、この場合、受信した新たな相乗参加指示が有する場所識別子毎に上記のような判断が行なわれることから、この判断は場所識別子毎に行なわれる判断と考えてもよい。なお、検出した相乗参加指示の数は、相乗参加指示が人数の情報を有する場合は、検出した相乗参加指示が有する人数の合計と考えてもよい。
なお、上記の判断に用いられる下限値等の条件は、例えば、図示しない格納部等に予め格納されていても良く、判断部105が行なう判断処理のアルゴリズムに組み込まれていてもよい。
出力部106は、判断部105が予め決められた条件を満たすと判断した場合に、相乗情報を出力する。相乗情報は、上記の条件を満たすと判断された相乗希望者による相乗りに関する情報である。相乗情報は、例えば、相乗りに必要な相乗希望者が集まったことを示す情報や、相乗りが成立することを示す情報である。相乗情報は、例えば、店舗の店員等に、相乗り用にタクシーを呼ぶこと促すための予め決められた文字列等の情報であっても良い。相乗り用にタクシーを呼ぶこと促すための情報は、例えば、相乗り用のタクシーを呼んで下さい等の文字列の情報である。
出力部106は、例えば、判断部105が予め決められた条件を満たすと判断した相乗希望者のユーザ識別子の組を有する組情報を、相乗情報として出力してもよい。組情報は、例えば、判断部105が予め決められた条件を満たすと判断した相乗り場所毎の相乗希望者のユーザ識別子の組を有する情報であっても良く、判断部105が予め決められた条件を満たすと判断した相乗り場所毎の相乗希望者のユーザ識別子と、それぞれの相乗り場所の場所識別子とを有する情報であってもよい。組情報は、例えば、一台のタクシーに相乗りする相乗希望者のユーザ識別子を有する情報と考えてもよい。
例えば、相乗参加指示が時刻情報を含む場合において、判断部105が、一の相乗り場所において相乗りを希望する相乗希望者のうちの、対応する時刻情報によって相乗りが可能と判断される相乗希望者の組にそれぞれ含まれる相乗希望者が、予め決められた条件を満たすほど多くなったことを判断した場合に、出力部106は、この条件を満たすと判断された上記の相乗希望者の組毎に、この組を構成する相乗希望者のユーザ識別子の組を有する組情報を相乗情報として出力するようにしてもよい。
例えば、相乗参加指示が目的地情報を含む場合において、判断部105が、一の相乗り場所において相乗りを希望する相乗希望者のうちの、対応する目的地情報が一致する相乗希望者の組にそれぞれ含まれる相乗希望者が、予め決められた条件を満たすほど多くなったことを判断した場合に、出力部106は、この条件を満たすと判断された上記の相乗希望者の組毎に、この組を構成する相乗希望者のユーザ識別子の組を有する組情報を相乗情報として出力するようにしてもよい。
出力部106は、相乗情報として、判断部105により条件を満たすと判断された相乗り場所を示す場所識別子を有するタクシーの予約情報を出力しても良い。例えば、出力部106は、このタクシーの予約情報をタクシー会社のサーバ装置103に送信する。タクシーの予約情報とは、例えば、時間等を指定してタクシーを予約するための情報や、タクシーの配車を依頼する情報である。予約情報が有する場所識別子は、例えば、タクシーの配車先の場所を示す情報として用いられる。予約情報は、場所識別子だけを有する情報であっても良い。出力部106は、例えば、判断部105が予め決められた条件を満たすと判断した相乗り場所毎の相乗希望者のユーザ識別子の組を有する上述したような組情報と、条件を満たすと判断された相乗り場所を示す場所識別子とを有するタクシーの予約情報を送信しても良い。予約情報は、例えば、組情報毎に送信される。また、予約情報は、判断部105が予め決められた条件を満たすと判断した相乗り場所毎の相乗希望者のユーザ識別子を有する相乗参加指示が有する時刻情報のうちの、相乗り可能な時刻または相乗り希望時刻が最も遅い時刻を示す時刻情報を有するようにしてもよい。また、予約情報は、判断部105が予め決められた条件を満たすと判断した相乗り場所毎の相乗希望者のユーザ識別子を有する相乗参加指示が有する目的地情報を有するようにしてもよい。また、出力部106は、予約情報の識別子である予約識別子を有する予約情報をそれぞれ送信するようにしてもよい。予約識別子は、例えば、予約番号や予約コード等であっても良い。この予約識別子を、予約情報に対応する組情報と対応付けて組格納部107に蓄積しても良い。
なお、相乗希望者の組を構成する相乗希望者の人数が、予め決められた上限値を超えた場合、出力部106が、この相乗希望者の組を、各組の人数が、判断部105が判断に用いた人数以上であって、予め決められた上限値以下となる複数の組に分割し、各組毎の組情報や、各組毎の組情報をそれぞれ有する複数の予約情報を相乗情報として出力しても良い。この上限値は、例えば、一のタクシーの乗車可能人数、またはそれ以下の人数であって、判断部105が判断に用いた人数以上の人数である。
また、組情報が、出力部106により、組情報の組識別子等と対応付けられて図示しない格納部等に蓄積される場合、上記の組情報の代わりに、組情報の組識別子を有する予約情報を、サーバ装置103に送信しても良い。なお、この組情報の組識別子を、組情報に対応する予約情報の予約識別子として用いてもよい。
なお、出力部106は、判断部105が予め決められた条件を満たすと判断した各組の相乗希望者のユーザ端末2等に、相乗りが行なわれることが確定したことを示す情報である相乗確定情報を送信するようにしても良い。各組の相乗希望者のユーザ端末2とは、例えば、各組の組情報にそれぞれ対応する相乗希望者のユーザ端末2である。各組の相乗希望者のユーザ端末2とは、例えば、各組の組情報が有するユーザ識別子が示すユーザのユーザ端末2である。例えば、出力部106は、各組の相乗希望者のユーザ識別子を、相乗参加希望者がユーザ端末2から送信した相乗参加指示から取得し、取得したユーザ識別子に対応するユーザ端末2に対して相乗確定情報を送信しても良く、各組の相乗希望者に対応する相乗参加指示を送信したユーザ端末2に対して、相乗確定情報を送信してもよい。相乗確定情報は、例えば、対応する予約情報が有する予約識別子を有する情報である。また、相乗確定情報は、各組の相乗希望者に対応する相乗予定時刻のうちの最も遅い相乗予定時刻を、相乗りが開始される時間等として有していても良い。なお、相乗確定情報として、上述した予約情報をユーザ端末2に送信しても良い。
ここでの出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタへの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。例えば、出力部106は、相乗情報を、図示しない格納部等に蓄積しても良い。また、相乗情報を、図示しないモニタ等に表示してもよい。また、相乗情報を、図示しない店舗の店員等が利用する端末装置等に送信しても良い。また、出力部106は、同じ相乗情報を用いて、2以上の異なる出力を行なってもよい。また、出力部106は、異なる相乗情報をそれぞれ用いて、2以上の異なる出力を行なっても良い。例えば、異なる相乗情報の一方を、図示しない格納部に蓄積し、他方を、他の装置に送信しても良い。ここでは、出力部106が一例として、相乗情報の1つである組情報を、組情報格納部107に出力し、相乗情報の1つである予約情報を、タクシー会社のサーバ装置3に送信する場合について説明する。予約情報のサーバ装置3への送信はどのように行なわれても良く、例えば、通常のフィイル送信で行なわれても良く、メールやショートメッセージ等で行なわれても良い。サーバ装置3のIPアドレスやメールアドレス等のアドレス情報等は、予め図示しない格納部等に格納されているものとする。
なお、出力部106または判断部105等は、上述したような予め決められた条件と満たすと判断された相乗希望者に対応する相乗参加指示を、相乗参加指示格納部104から削除してもよく、条件と満たすと判断された相乗希望者に対応する相乗参加指示に、削除した情報であることを示すフラグ等の情報や、相乗情報を出力済であることを示すフラグ等の情報を付与してもよい。
出力部106は、ディスプレイやプリンタ、通信デバイス等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
組情報格納部107には、出力部106により1または2以上の組情報が格納される。例えば、組情報格納部107には、組情報の識別子が対応付けられた組情報が格納される。組情報は、対応する予約情報の予約識別子と対応付けられて、組情報格納部107に格納されても良い。
ユーザ端末2は、ユーザが利用する端末装置である。ユーザ端末2は、例えば、コンピュータや、携帯電話、携帯情報端末、いわゆるスマートフォン等の多機能携帯電話、タブレット型端末等により実現される。
端末受信部201は、相乗支援装置1から送信される情報を受信する。端末受信部201は、例えば、相乗支援装置1から1または2以上の相乗場所情報を受信する。また、端末受信部201は、例えば、相乗支援装置1から相乗確定情報を受信する。
端末表示部202は、情報を表示する。端末表示部202は、例えば、端末受信部201が受信した情報を表示する。端末表示部202は、例えば、端末受信部201が受信した1または2以上の相乗場所情報を表示する。端末表示部202は、例えば、相乗参加指示を受け付けるための画面を表示してもよい。相乗参加指示を受け付けるための画面は、例えば、場所識別子や、ユーザ識別子、時刻情報、目的地情報等の情報を受け付けるための画面であり、これらの情報の入力フィールドや、選択ボタン等を有する画面である。また、端末表示部202は、例えば、端末受信部201が受信した相乗確定情報を表示する。また、端末表示部202は、例えば、相乗場所情報を要求する指示を送信するための画面を表示してもよい。なお、端末表示部202が表示する時刻情報は、例えばユーザが入力した時刻情報でも良いし、サーバ装置3が送信した1以上の時刻情報からユーザが選択した時刻情報でも良いし、サーバ装置3が送信した一の時刻情報等でも良い。
端末表示部202は、ディスプレイデバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。端末表示部202は、ディスプレイデバイスのドライバーソフトまたは、ディスプレイデバイスのドライバーソフトとディスプレイデバイス等で実現され得る。
端末受付部203は、ユーザからの操作を受け付ける。端末受付部203は、例えば、入力デバイスや入力インターフェース(図示せず)等を介してユーザからの操作や指示を受け付ける。例えば、端末受付部203は、端末表示部202が表示する画面等を介して、操作の入力を受け付ける。例えば、端末受付部203は、相乗参加指示を構成するために必要となる情報を入力する操作や、相乗参加指示を送信する操作を受け付ける。端末受付部203は、例えば、相乗場所情報の送信を要求する情報を送信する操作を受け付けても良い。例えば、端末受付部203は、ユーザの現在地に対応する場所識別子を入力する操作と、この操作により受け付けた場所識別子を有する、相乗場所情報の送信を要求する情報を送信する操作とを受け付けても良い。
操作や指示の受け付けに用いられる入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスや音声入力やメニュー画面によるもの等、何でも良い。端末受付部203は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
端末送信部204は、端末受付部203が受け付けた操作に応じて相乗支援装置1に情報を送信する。端末送信部204は、例えば、端末受付部203が受け付けた相乗参加指示を送信する指示に応じて、相乗参加指示を相乗支援装置1に送信する。端末送信部204は、例えば、端末受付部203が受け付けた相乗参加指示を構成するために必要となる情報を入力する操作により入力された情報を用いて、ここで送信する相乗参加指示を構成する。端末送信部204は、例えば、端末受付部203が受け付けた相乗場所情報の送信を要求する操作に応じて、相乗場所情報の送信を要求する情報を相乗支援装置1に送信する。端末送信部204は、例えば、端末受付部203が受け付けたユーザの現在地に対応する場所識別子を入力する操作により入力された場所識別子を有する相乗場所情報の送信を要求する情報を構成して、相乗支援装置1に送信してもよい。
タクシー会社のサーバ装置3は、例えば、タクシー会社が利用するサーバ装置である。サーバ装置3は、例えば、タクシーの予約を行なうために用いられるサーバ装置である。タクシーの予約とは、例えば、時間等を指定してタクシーの予約することや、タクシーの配車を指示することである。サーバ装置3は、例えば、予約情報を受信してタクシーの予約を行なうことが可能なサーバ装置である。また、サーバ装置3は、例えば、予約情報を受信して、予約情報等のタクシーの予約に必要な情報を出力(例えば、表示)してタクシーの予約を支援するサーバ装置等であっても良い。例えば、サーバ装置3は、予約情報を受信する予約情報受信部(図示せず)と、受信した予約情報を用いて、タクシーの予約を行なうための処理を行なう処理部(図示せず)とを有していてもよい。また、例えば、サーバ装置3は、予約情報を受信する受信部(図示せず)と、受信した予約情報を表示する表示部(図示せず)とを有していても良い。なお、予約情報を用いてタクシーの予約や、予約に必要な情報の出力(例えば、表示)等を行なうための構成や、処理等は、公知であるため、ここでは、詳細な説明は省略する。サーバ装置3は、例えば、相乗支援装置1から送信される1または2以上の予約情報を用いて、予約情報毎にタクシーの予約を行なう。また、サーバ装置3は、相乗支援装置1から送信される1または2以上の予約情報を用いて、予約情報毎にタクシーの予約に必要な情報を出力(例えば、表示)してもよい。なお、タクシーの配車を行なうサービス等を提供する会社もここではタクシー会社の一形態と考えてもよい。
次に、相乗支援システム1000の相乗支援装置1の動作の一例について図2のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、相乗参加指示が、時刻情報と目的地情報とを有する場合を例に挙げて説明する。また、判断部105が判断に用いる条件は、相乗希望者が、予め決められた下限値以上であるという条件、具体的には、相乗参加指示の数が下限値以上であるという条件であるとする。
(ステップS101)受信部102は、相乗場所情報の送信を要求する情報を、一のユーザ端末2から受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS102に進み、受信していない場合、ステップS103に進む。
(ステップS102)送信部102は、ステップS101で受信した相乗場所情報の送信を要求する情報に応じて相乗場所情報格納部101に格納されている1以上の相乗場所情報を読み出し、相乗場所情報の送信を要求する情報を送信したユーザ端末2に送信する。
(ステップS103)受信部102は、ユーザ端末2から相乗参加指示を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS104に進み、受信していない場合、ステップS101に戻る。
(ステップS104)受信部102は、受信した相乗参加指示を相乗参加指示格納部104に蓄積する。
(ステップS105)判断部105は、ステップS103で受信した相乗参加指示と同じ場所識別子と目的地情報とを有する相乗参加指示を、相乗参加指示格納部104に格納されている相乗参加指示から検出する。
(ステップS106)判断部105は、ステップS103で受信した相乗参加指示に対応する相乗予定時刻を取得する。例えば、相乗参加指示が有する時刻情報が示す時刻が相乗予定時刻である場合、この時刻情報が示す時刻を相乗予定時刻として取得する。また、相乗参加指示が有する事項情報が示す時刻が、例えば、店舗等へのユーザの来店時刻等である場合、この来店時間に予め決められた時間を加算して、相乗予定時刻を取得する。なお、かかることは、他の相乗参加指示に対応する相乗予定時刻を取得する場合においても同様である。
(ステップS107)判断部105は、ステップS106で取得した相乗予定時刻を終了時刻とする予め決められた長さの時間帯を取得する。時間帯を取得するとは、例えば、時間帯の開始時刻と終了時刻とを取得することである。
(ステップS108)判断部105は、ステップS107で取得した時間帯に、対応する相乗予定時刻が含まれる全ての相乗参加指示を、ステップS105で検出した相乗参加指示から検出する。例えば、ステップS105で検出した相乗参加指示について、ステップS106と同様に、それぞれが有する時刻情報を用いて相乗予定時刻を取得し、この相乗予定時刻が、上記の時間帯に含まれる相乗参加指示を検出する。
(ステップS109)判断部105は、ステップS108で検出した相乗参加指示の検出数が、判断部105が判断に用いる条件である予め決められた下限値以上であるか否かを判断する。下限値以上であれば、ステップS107に進み、下限値以上でなければ、ステップS115に進む。
(ステップS110)出力部106は、ステップS108で検出した複数の相乗参加指示に対応する相乗希望者のユーザ識別子、すなわちステップS108で検出した複数の相乗参加指示に含まれるユーザ識別子の組を有する組情報を取得する。
(ステップS111)出力部106は、ステップS110で取得した組情報を、相乗情報の1つとして組情報格納部107に蓄積する。なお、ここでは一例として、組情報には、予め決められたルール等により決定された予約識別子と対応付けて蓄積されるものとする。この予約識別子は、組情報と対応付けて蓄積される組情報の組識別子であってもよい。予め決められたルールとは、例えば、蓄積される組情報に対して、蓄積される順番を示す番号を有する予約識別子を対応付けて蓄積する、というルールである。
(ステップS112)出力部106は、予約情報を構成して、タクシー会社のサーバ装置3に送信する。出力部106は、ステップS110で組情報に対応付けて蓄積された予約識別子と、ステップS103で受信した相乗参加指示が有する場所識別子および目的地情報とを有する情報である。なお、予約情報は、予約情報であることを示す情報を有していなくてもよい。
(ステップS113)出力部106は、ステップS110で取得した組情報に含まれる複数のユーザ識別子が示すユーザに対して、相乗確定情報を送信する。例えば、ユーザ識別子が、ユーザのメールアドレスである場合、このメールアドレスに相乗確定情報を送信する。また、例えば、メールアドレスでない場合、図示しない格納部等に予め格納されているユーザのメールアドレス等のアドレス情報と、ユーザ識別子との1または2以上の組から、各ユーザ識別子に対応するメールアドレス等のアドレス情報を取得する。相乗確定情報は、例えば、ステップS107(ステップS109において、ステップS115に進んだ場合においては、ステップS117)において取得された時間帯の終了時刻である一の相乗予定時刻を含んでいても良い。
(ステップS114)出力部106は、ステップS110で取得した組情報に含まれるユーザ識別子を有する相乗参加指示を相乗参加指示格納部104から削除する。削除の代わりに、削除したことを示すフラグ等の情報を有するようにしても良い。
(ステップS115)判断部105は、カウンターkの値として1を代入する。
(ステップS116)判断部105は、ステップS106で取得した相乗予定時刻よりも相乗予定時刻がk個後の相乗参加指示が、ステップS105で検出した相乗参加指示の中にあるか否かを判断する。ある場合、ステップS117に進み、ない場合、ステップS101に戻る。
(ステップS117)判断部105は、ステップS116であると判断された、相乗予定時刻がk個後の相乗参加指示に対応する相乗予定時刻を終了時刻とする予め決められた長さの時間帯を取得する。
(ステップS118)判断部105は、ステップS117で取得した時間帯に、対応する相乗予定時刻が含まれる全ての相乗参加指示を、ステップS105で検出した相乗参加指示から検出する。
(ステップS119)判断部105は、ステップS118で検出した相乗参加指示の検出数が、判断部105が判断に用いる条件である予め決められた下限値以上であるか否かを判断する。下限値以上であれば、ステップS110に進み、下限値以上でなければ、ステップS120に進む。
(ステップS120)判断部105は、カウンターkの値を1インクリメントする。
なお、図2のフローチャートにおいては、時刻情報を用いることで、例えば、時刻情報によって相乗りが可能となる相乗希望者の組毎に、その人数が予め決められた条件を満たすか否かを判断しているが、相乗参加指示が時刻情報を有していない場合、ステップS106、ステップS107、およびステップS116〜ステップS120の処理等を省略して、ステップS109において、ステップS105において検出した相乗参加指示の数が、下限値以上であるか否かを判断するようにし、下限値以上であればステップS110に進み、下限値以上でなければ、ステップS101に戻るようにしても良い。
また、ステップS105で、目的地情報を用いることで、例えば、目的地情報毎に相乗参加指示を検出して、目的地情報毎に組情報を取得することが可能となるが、相乗参加指示が目的地情報を有していない場合、ステップS105の処理は、場所識別子が同じ相乗参加指示を検出する処理としてもよい。
なお、ステップS105で、場所識別子を有する相乗参加指示を検出することで、場所識別子毎に、相乗参加者が所定の条件を満たすほど多いかを判断することとなる。
なお、ステップS105で、場所識別子を有する相乗参加指示を検出することで、場所識別子毎に、相乗参加者が所定の条件を満たすほど多いかを判断することとなる。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ユーザ端末2の動作の一例について簡単に説明する。
端末受付部203が、相乗場所情報の送信を要求する操作をユーザから受け付けると、端末送信部204が、相乗場所情報の送信を要求する情報を、相乗支援装置1に送信する。この送信を要求する情報に応じて、相乗支援装置1が送信する1以上の相乗場所情報を受信部103が受信する。端末表示部202は、受信した相乗場所情報を図示しないモニタ等に表示する。端末受付部203が、端末表示部202が表示する相乗場所情報等を介して、ユーザから、時刻情報と目的地情報とを有する相乗参加指示を送信する指示を受け付けると、端末送信部204は、相乗参加指示を相乗支援装置1に送信する。端末受信部201が、相乗支援装置1から相乗確定情報を受信すると、端末表示部202は、受信した相乗確定情報を表示する。
端末受付部203が、相乗場所情報の送信を要求する操作をユーザから受け付けると、端末送信部204が、相乗場所情報の送信を要求する情報を、相乗支援装置1に送信する。この送信を要求する情報に応じて、相乗支援装置1が送信する1以上の相乗場所情報を受信部103が受信する。端末表示部202は、受信した相乗場所情報を図示しないモニタ等に表示する。端末受付部203が、端末表示部202が表示する相乗場所情報等を介して、ユーザから、時刻情報と目的地情報とを有する相乗参加指示を送信する指示を受け付けると、端末送信部204は、相乗参加指示を相乗支援装置1に送信する。端末受信部201が、相乗支援装置1から相乗確定情報を受信すると、端末表示部202は、受信した相乗確定情報を表示する。
以下、本実施の形態における相乗支援システム1000の具体的な動作について説明する。ここでは、ユーザ端末2がいわゆるスマートフォンである場合を例に挙げて説明する。また、相乗参加指示が、時刻情報と目的地情報とを有し、この時刻情報が示す時刻が相乗予定時刻であるとする。
図3は、相乗支援装置1の相乗場所情報格納部101に格納されている相乗場所情報を管理する相乗場所情報管理表である。相乗場所情報管理表は、「場所ID」と、「目的地」という属性を有している。「場所ID」は、場所識別子であり、ここでは、飲食店の店舗名であるとする。「目的地」は、目的地情報であり、ここでは、相乗りの目的地の方面を示している。
ユーザ端末2aを有するユーザであるAさんが、金曜日の夜のある時刻に、「居酒屋エビス」という店舗に入店したとする。そして、この時刻から飲食を開始すると、帰宅の際に最終電車に間に合わないと考え、店舗から退店して帰宅する際に、タクシーの相乗りを利用使用と考えたとする。このため、Aさんは、ユーザ端末2aを操作して、現在の位置に対応する相乗場所情報の送信を相乗支援装置1に要求するために利用する入力画面を表示させたとする。この入力画面の情報は、例えば、ユーザ端末2aの格納部(図示せず)等に予め格納されているものとする。
図4(a)は、ユーザ端末2aのモニタ2021に表示される相乗場所情報の送信を要求するために利用される入力画面を示す図である。
ユーザAが、ユーザ端末2aの端末表示部202が表示する入力画面を介して、現在地に近い位置についての相乗場所情報を要求するための設定等を行なって、相乗場所情報の送信を要求する操作として、入力画面のボタン2022を押す操作を行なったとする。
ユーザ端末2aの端末受付部203は、図示しないタッチパネル等の入力インターフェース等を介して、この操作を受け付け、端末送信部204は、現在地に近い位置にある場所の場所識別子を有する相乗場所情報の送信を要求する情報を相乗支援装置1に送信する。具体的には、このユーザ端末2aは、いわゆるGPS(グローバルポジショニングシステム)を有し、このGPSを用いて取得したユーザ端末2aの現在地の位置情報である座標を有する送信を要求する情報を、相乗支援装置1に送信したとする。
相乗支援装置1の受信部103が、ユーザ端末2aの座標を有する相乗場所情報の送信を要求する情報を受信すると、送信部102は、地図情報等を検索するサービスを提供する図示しないサーバ装置等を利用して、受信した情報に含まれるユーザ端末2aの現在地の座標に近い店舗の店舗名を取得する。取得した店舗名が、「居酒屋花鳥」、「居酒屋エビス」、および「ダイニングバー白銀」であったとする。なお、GPS等で取得した座標から、この座標の近くに位置する店舗の店舗名等を取得する処理は公知技術であるため、ここでは、詳細な説明は省略する。
送信部102は、図3に示した相乗場所情報管理表において、「場所ID」の属性値が、取得した店舗名のいずれかと一致するレコード(行)を検出し、検出したレコードの情報である相乗場所情報をユーザ端末2aに送信する。この一致は完全一致であっても良く、部分一致であってもよい。ここでは、「場所ID]が「山田屋」である1つのレコードと、「場所ID」が「居酒屋エビス」である2つのレコードと、が検出され、この3つのレコードの情報である2つの相乗場所情報がユーザ端末2aに送信されたとする。
ユーザ端末2aの端末受信部201が、相乗支援装置1から2つの相乗場所情報を受信すると、端末表示部202は、受信した3つの相乗場所情報をモニタ2021にリスト状に表示する。
図4(b)は、ユーザ端末2aのモニタ2021に表示された相乗場所情報を示す図である。図において、「現在地」は、場所識別子を示し、「目的地」は、目的地情報を示す。ここでは、場所識別子が「山田屋」であって、目的地情報が「川崎方面」である相乗場所情報と、場所識別子が「居酒屋エビス」であって、目的地情報が「町田方面」である相乗場所情報と、場所識別子が「居酒屋エビス」であって、目的地情報が「所沢方面」である相乗場所情報と、が表示されたとする。なお、ここでは表示されている各相乗場所情報には、各相乗場所情報に対応する相乗参加指示を入力する入力画面を表示するための非表示となっているボタン2023〜2025が配置されているものとする。
ユーザAが、現在入店中の店舗名である「居酒屋エビス」を含む相乗場所情報のリストが表示されたため、この相乗場所情報のリストのうちの、「目的地」が、ユーザAの帰宅方向である「町田方面」である行を指等で押したとすると、端末受付部203は、この行に配置されていた非表示のボタン2024を押す操作を受け付ける。そして、端末表示部202は、この操作に応じて、場所識別子が「居酒屋エビス」であり、目的地情報が「町田方面」である相乗参加指示に必要な情報を受け付けるための入力画面を表示する。
図4(c)は、ユーザ端末2aのモニタ2021に表示された相乗参加指示に必要な情報を受け付けるための入力画面である。
ユーザAが、相乗予定時刻である「23時00分」を、時刻情報を入力するフィールド2026に入力し、ユーザ識別子として用いられるメールアドレス「asan@doconi…」を、メールアドレスを入力するフィールド2027に入力して、送信ボタン2028を押すと、ユーザ端末2aの端末送信部204は、場所識別子が「居酒屋エビス」、目的地情報が「町田方面」、時刻情報が「23時00分」、ユーザ識別子が「asan@doconi…」である相乗参加指示を相乗支援装置1に送信する。
相乗支援装置1の受信部103は、ユーザ端末2aから上記の相乗参加指示を受信すると、受信した相乗参加指示を相乗参加指示格納部104に蓄積(ここでは追記)する。以下、ここで受信した相乗参加指示を、新たな相乗参加指示と呼ぶ。
図5は、相乗参加指示格納部104に格納された相乗参加指示を管理する相乗参加指示管理表である。相乗参加指示管理表は、「ユーザID」、「場所ID」、「目的地」、「予定時刻」、および「削除」という属性を有している。相乗参加指示管理表の一の行が、一のレコード、すなわち一の相乗参加指示に相当する。「ユーザID」は、相乗参加指示のユーザ識別子であり、ここでは、ユーザのメールアドレスである。「場所ID」および「目的地」は、相乗参加指示の場所識別子および目的地情報である。「予定時刻」は、相乗参加指示の時刻情報であり、ここでは相乗予定時刻を示す情報であるとする。「削除」は、相乗参加指示の一のレコード(行)が削除されたか否かを管理するフラグであり、値「0」は、相乗参加指示が削除されていないことを示し、値「1」は削除されたことを示している。図5においては、上から一番目のレコード(行)が、新たな相乗参加指示であるとする。
判断部105は、新たな相乗参加指示が受信部103により受信されて蓄積されると、この新たに受信された相乗参加指示の「場所ID」の値である「居酒屋エビス」と、「目的地」の値である「町田方面」とを取得し、図5に示した相乗参加指示管理表から、「場所ID」の属性値が、取得した「場所ID」の値である「居酒屋エビス」と一致し、かつ「目的地」の属性値が、取得した「目的地」の値である「町田方面」と一致するレコード(行)を検索し、検出したレコードを、メモリ(図示せず)等に一時記憶する。
図6は、判断部105が検出して一時記憶した相乗参加指示を管理する検出相乗参加指示管理表である。検出相乗参加指示管理表は、図5と同様の「ユーザID」、「場所ID」、「目的地」、および「予定時刻」という属性に加えて、ここでは、処理の便宜上、検出した相乗参加指示を管理するために付与された識別子である「管理ID」という属性を有しているものとする。ここでは、「管理ID」が「01」であるレコード(行)が、上記で受信した最新の相乗参加指示である。
判断部105は、新たな相乗参加指示の「予定時刻」の属性値である「23時00分」を取得し、この時刻から予め決められた時間である1時間を減算して、予め決められた時間である1時間だけ前の時刻「22時00分」を取得する。そして、取得した時刻「22時00分」を開始時刻とし、新たな相乗参加指示の「予定時刻」の属性値である「23時00分」を終了時刻とした時間帯に、「予定時刻」の属性値が示す時刻、すなわち相乗予定時刻、が含まれる相乗参加指示のレコードを、図6に示した検出相乗参加指示管理表から検出する。ここでは、「管理ID」が「01」および「02」である2つのレコードが検出されたとする。
そして、判断部105は、検出された相乗参加指示のレコード数が示す相乗希望者数が、予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断する。ここでは、予め決められた条件が、相乗希望者数が下限値以上であるという条件であって、この下限値が「3」であったとすると、判断部105は、検出された相乗参加指示のレコード数が、下限値である「3」以上であるか否かを判断する。ここでは、レコード数が「2」であるため、判断部105は、予め決められた条件を満たすほど多くないと判断し、予め決められた条件を満たさないと判断する。
このため、判断部105は、上記で受信した最新の相乗参加指示の「予定時刻」の属性値である「23時00分」よりも「予定時刻」の属性値が示す時刻が1つ遅い一のレコード、つまり、時刻が1つ後の一のレコード、を図6に示した検出相乗参加指示管理表から検出する。ここでは、「予定時刻」の属性値が「23時30分」である「管理ID」が「04」であるレコードが検出されたとする。そして、検出したレコードの「予定時刻」の属性値が示す時刻「23時30分」を終了時刻とし、この時刻に対して上記と同様の予め決められた時間である1時間前の時刻「22時30分」を開始時刻とした時間帯に、「予定時刻」の属性値が示す時刻、すなわち相乗予定時刻、が含まれる相乗参加指示のレコードを、上記と同様に図6に示した検出相乗参加指示管理表から検出する。ここでは、「管理ID」が「01」、「02」および「04」である3つのレコードが検出されたとする。
そして、判断部105は、検出されたレコード数が、予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断する。ここでは、上記と同様に、判断部105は、検出されたレコード数が、下限値である「3」以上であるか否かを判断する。ここでは、レコード数が「3」であるため、判断部105は、予め決められた条件を満たすほど多いと判断し、予め決められた条件を満たすと判断する。
判断部105が、条件を満たすと判断したため、出力部106は、上記で検出した「管理ID」が「01」、「02」および「04」である3つの相乗参加指示のレコードのそれぞれの「ユーザID」の属性値の組を、相乗情報の1つである組情報として取得し、取得した組情報を組情報格納部107に蓄積する。ここでは取得した3つの「ユーザID」の属性値に同じ組情報の識別子「1055」を対応付けて蓄積する。この組情報の識別子は、例えば、新たな組情報が蓄積される毎に値が1インクリメントされる数字であるとする。
図7は、組情報格納部107に格納されている組情報を管理する組情報管理表を示す図である。組情報管理表は、「組ID」と、「ユーザID」という属性を有している。「組ID」は、組情報の識別子である。「個人ID」は、個人識別子である。「組ID」が同じであるレコード(行)が有する「個人ID」の属性値の組が、組情報であり、「組ID」が同じであるレコード(行)が有する「個人ID」の属性値は同じ組情報を構成する個人識別子である。この組情報管理表により、例えば、相乗りするユーザの組を管理することができる。
また、出力部106は、上記で検出した「管理ID」が「01」、「02」および「04」である3つの相乗参加指示が共通して有する「場所ID」の属性値「居酒屋エビス」と、「目的地」の属性値「町田方面」と、検出した相乗参加指示の数「3」と、この3つの相乗参加指示のレコードの「予定時刻」の属性値のうちの最も遅い時刻を示す属性値「23時30分」と、この3つの相乗参加指示について蓄積された上記の組情報の識別子「1055」とを有する予約情報を構成し、構成した予約情報を、タクシー会社のサーバ装置3に対して送信する。この予約情報が有する組情報の組識別子「1055」は、ここでは、タクシーを予約する際に、予約を識別するための予約識別子(例えば、予約番号)として用いられる。
サーバ装置3の予約情報受信部(図示せず)がこの予約情報を受信すると、予約の処理を行なう処理部(図示せず)等が、この予約情報が有する「場所ID」の属性値「居酒屋エビス」が配車先、「目的地」の属性値「町田方面」がタクシーの目的地、検出した相乗参加指示の数「3」が乗車人数、「予定時刻」の属性値「23時30分」が予約時刻(すなわち、タクシーが配車先に到着する時刻)となるようにタクシーを予約する処理を行なう。そして、この予約内容に関する情報に対して、この予約を識別する予約識別子として、予約情報が有する組情報の識別子「1055」を対応付けて格納部(図示せず)等に蓄積する。これにより、タクシーの予約が完了する。この予約内容に関する情報を用いて、タクシーの配車等が行なわれる。
また、出力部106は、相乗情報の1つとして、上記で検出した「管理ID」が「01」、「02」および「04」である3つの相乗参加指示のレコードのそれぞれに対応するユーザに対して、それぞれ、メールで相乗確定情報を送信する。ここでは、相乗参加指示の各レコードの「個人ID」が、ユーザのメールアドレスであるため、条件を満たすと判断された3つの相乗参加指示の各レコードの「個人ID」のそれぞれの値を、メールの送信先を示すメールアドレスとして用いて、相乗が確定したことを示す予め用意されたテキストで構成される相乗確定情報を送信する。なお、ここでは、判断部105は、上記で検出した「管理ID」が「01」、「02」および「04」である3つの相乗参加指示のレコードの「予定時刻」の属性値のうちの最も遅い時刻を示す属性値「23時30分」と、予約識別子として用いられる組識別子「1055」と、を追記した相乗確定情報を送信する。
例えば、「管理ID」が「01」に対応するユーザAのユーザ端末2aの端末受信部201が、メールアドレス「asan@ainor…」宛に送信された相乗確定情報を受信し、端末表示部202が受信した相乗確定情報をモニタ2021に表示する。
図8は、ユーザ端末2aによる相乗確定情報の表示例を示す図である。
出力部106は、図5に示した相乗参加指示管理表において、上記で検出された検出相乗参加指示管理表の「管理ID」が「01」、「02」および「04」である相乗参加指示に対応する相乗参加指示のレコード(例えば、「個人ID」等の属性値が一致するレコード等)を検出し、検出したレコードの「削除」の値を「0」から「1」に変更して、上記予約情報に対応する相乗参加指示を削除したものとして扱われるようにする。
なお、図5に示した相乗参加指示管理表の全てのレコードの「削除」の値は、例えば、1日のうちの予め決められた時刻等に全て「1」に変更するようにする。この時刻は、例えば、タクシーの相乗りが行なわれにくいと考えられる時刻、例えば、13時00分等とすることが好ましい。
このような具体例においては、例えば、金曜日の夜等に、飲食店で最終電車を逃してしまう場合においても、帰宅方向が同じユーザが、同じ店舗で飲食した後、タクシーに相乗りして帰宅することができ、帰宅にかかる費用を抑えることができる。また、相乗りするユーザ同士で仲良くなることができる。また、どの店舗にどの方向に相乗りするユーザが集まるかを予め知ることができるため、相乗りするユーザを集めやすい。
このような具体例においては、例えば、金曜日の夜等に、飲食店で最終電車を逃してしまう場合においても、帰宅方向が同じユーザが、同じ店舗で飲食した後、タクシーに相乗りして帰宅することができ、帰宅にかかる費用を抑えることができる。また、相乗りするユーザ同士で仲良くなることができる。また、どの店舗にどの方向に相乗りするユーザが集まるかを予め知ることができるため、相乗りするユーザを集めやすい。
以上、本実施の形態によれば、目的地情報と対応付けられた場所識別子を有する相乗参加指示を用いて、場所識別子が示す場所毎に、相乗希望者が予め決められた条件を満たすほど多いか判断し、条件を満たす場合に、相乗情報を出力するようにしたことにより、予め限られた目的地と対応付けられた場所識別子が示す場所毎に、タクシーを相乗りするユーザを集めることができ、同じ目的地に相乗りするユーザを集めやすく、ユーザの相乗りを適切に支援することができる。例えば、場所識別子に対して、この場所識別子が示す場所にいるユーザにとって需要の高い目的地の目的地情報を対応付けておくこと等によって、同じ目的地に相乗りするユーザを集めやすく、ユーザの相乗りを適切に支援することができる。
また、目的地情報と対応付けられた場所識別子を有する相乗参加指示を用いてタクシーの相乗りを申込むこととなるため、ユーザは、場所識別子と対応付けられた目的地情報を用いて、相乗を行なうか否かを判断することができ、ユーザの相乗りを適切に支援することができる。例えば、ユーザが相乗りを行ないたい場所の場所識別子と対応付けられた目的地情報が、ユーザの目的地とは異なる目的地の目的地情報である場合、ユーザは相乗りを申込むこと自体をあきらめることができ、不要な待ち時間等をなくすことができる。
また、場所識別子が店舗名等の店舗の識別子である場合、一の場所識別子と対応付けられた店舗においては、この一の場所識別子と対応付けられた目的地情報が示す目的地に向かう相乗が利用可能となるため、この目的地に向かうユーザを店舗に集客することができる。
なお、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(送信部102、受信部103など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。その実行時に、プログラム実行部は、格納部(例えば、ハードディスクやメモリ等の記録媒体)にアクセスしながらプログラムを実行してもよい。
なお、上記各実施の形態における相乗支援装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、タクシーの相乗りを希望するユーザのユーザ識別子と、相乗り場所を識別する情報であって目的地を特定する目的地情報が対応付けられた情報である場所識別子と、を有する相乗参加指示を、ユーザ端末から受信する受信部と、前記受信部が受信した相乗参加指示を用いて、当該相乗参加指示が有する場所識別子が示す相乗り場所毎に、相乗りを希望する相乗希望者が予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断する判断部と、前記判断部が予め決められた条件を満たすと判断した場合に、当該条件を満たすと判断された相乗希望者による相乗りに関する情報である相乗情報を出力する出力部として機能させるためのプログラムである。
なお、上記プログラムにおいて、上記プログラムが実現する機能には、ハードウェアでしか実現できない機能は含まれない。例えば、情報を取得する取得部や、情報を出力する出力部などにおけるモデムやインターフェースカードなどのハードウェアでしか実現できない機能は、上記プログラムが実現する機能には含まれない。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
図9は、上記プログラムを実行して、上記実施の形態による相乗支援装置を実現するコンピュータの外観の一例を示す模式図である。上記実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されうる。
図9において、コンピュータシステム900は、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブ905を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、モニタ904とを備える。
図10は、コンピュータシステム900の内部構成を示す図である。図10において、コンピュータ901は、CD−ROMドライブ905に加えて、MPU(Micro Processing Unit)911と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM912と、MPU911に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶すると共に、一時記憶空間を提供するRAM(Random Access Memory)913と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するハードディスク914と、MPU911、ROM912等を相互に接続するバス915とを備える。なお、コンピュータ901は、LANへの接続を提供する図示しないネットワークカードを含んでいてもよい。
コンピュータシステム900に、上記実施の形態による相乗支援装置等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM921に記憶されて、CD−ROMドライブ905に挿入され、ハードディスク914に転送されてもよい。これに代えて、そのプログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ハードディスク914に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM913にロードされる。なお、プログラムは、CD−ROM921、またはネットワークから直接、ロードされてもよい。
プログラムは、コンピュータ901に、上記実施の形態による相乗支援装置の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティプログラム等を必ずしも含んでいなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいてもよい。コンピュータシステム900がどのように動作するのかについては周知であり、詳細な説明は省略する。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる相乗支援装置等は、タクシーの相乗りを支援する装置等として適しており、特に、1または2以上の特定の場所からの相乗を支援する装置等として有用である。
1 相乗支援装置
2、2a〜2c ユーザ端末
3 サーバ装置
101 相乗場所情報格納部
102 送信部
103 受信部
104 相乗参加指示格納部
105 判断部
106 出力部
107 組情報格納部
201 端末受信部
202 端末表示部
203 端末受付部
204 端末送信部
1000 相乗支援システム
2021 モニタ
2、2a〜2c ユーザ端末
3 サーバ装置
101 相乗場所情報格納部
102 送信部
103 受信部
104 相乗参加指示格納部
105 判断部
106 出力部
107 組情報格納部
201 端末受信部
202 端末表示部
203 端末受付部
204 端末送信部
1000 相乗支援システム
2021 モニタ
Claims (8)
- タクシーの相乗りを希望するユーザのユーザ識別子と、相乗り場所を識別する情報であって目的地を特定する目的地情報が対応付けられた情報である場所識別子と、を有する相乗参加指示を、ユーザ端末から受信する受信部と、
前記受信部が受信した相乗参加指示を用いて、当該相乗参加指示が有する場所識別子が示す相乗り場所毎に、相乗りを希望する相乗希望者が予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断する判断部と、
前記判断部が予め決められた条件を満たすと判断した場合に、当該条件を満たすと判断された相乗希望者による相乗りに関する情報である相乗情報を出力する出力部とを備えた相乗支援装置。 - 前記出力部は、前記相乗情報として、前記判断部により条件を満たすと判断された相乗り場所を示す場所識別子を有するタクシーの予約情報を、タクシー会社のサーバ装置に送信する請求項1記載の相乗支援装置。
- 前記相乗参加指示は、時刻に関する時刻情報をさらに含み、
前記判断部は、前記受信部が受信した相乗参加指示を用いて、当該相乗参加指示が有する場所識別子が示す相乗り場所毎に、対応する時刻情報によって相乗りが可能と判断される相乗希望者が予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断する請求項1または請求項2記載の相乗支援装置。 - 前記相乗参加指示は、目的地情報をさらに含み、
前記判断部は、前記受信部が受信した相乗参加指示を用いて、当該相乗参加指示が有する場所識別子が示す相乗り場所毎に、対応する目的地情報が一致する相乗希望者が予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断する請求項1から請求項3いずれか一項に記載の相乗支援装置。 - 前記相乗り場所は、店舗である請求項1から請求項4いずれか一項に記載の相乗支援装置。
- 場所識別子と、当該場所識別子と対応付けられた目的地情報とを有する1以上の相乗場所情報が格納される相乗場所情報格納部と、
当該相乗場所情報格納部に格納された一以上の相乗場所情報を、ユーザ端末に送信する送信部とをさらに備え、
前記受信部は、当該送信部が送信した相乗場所情報に含まれる場所識別子を有する相乗参加指示を受信する請求項1から請求項5いずれか一項に記載の相乗支援装置。 - 受信部と、判断部と、出力部とを用いて行なわれる相乗支援方法であって、
前記受信部が、タクシーの相乗りを希望するユーザのユーザ識別子と、相乗り場所を識別する情報であって目的地を特定する目的地情報が対応付けられた情報である場所識別子と、を有する相乗参加指示を、ユーザ端末から受信する受信ステップと、
前記判断部が、前記受信ステップで受信した相乗参加指示を用いて、当該相乗参加指示が有する場所識別子が示す相乗り場所毎に、相乗りを希望する相乗希望者が予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断する判断ステップと、
前記出力部が、前記判断ステップで予め決められた条件を満たすと判断した場合に、当該条件を満たすと判断された相乗希望者による相乗りに関する情報である相乗情報を出力する出力ステップとを備えた相乗支援方法。 - コンピュータを、
タクシーの相乗りを希望するユーザのユーザ識別子と、相乗り場所を識別する情報であって目的地を特定する目的地情報が対応付けられた情報である場所識別子と、を有する相乗参加指示を、ユーザ端末から受信する受信部と、
前記受信部が受信した相乗参加指示を用いて、当該相乗参加指示が有する場所識別子が示す相乗り場所毎に、相乗りを希望する相乗希望者が予め決められた条件を満たすほど多くなったか否かを判断する判断部と、
前記判断部が予め決められた条件を満たすと判断した場合に、当該条件を満たすと判断された相乗希望者による相乗りに関する情報である相乗情報を出力する出力部として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018068504A JP2019179424A (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | 相乗支援装置、相乗支援方法、およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018068504A JP2019179424A (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | 相乗支援装置、相乗支援方法、およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019179424A true JP2019179424A (ja) | 2019-10-17 |
Family
ID=68278596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018068504A Pending JP2019179424A (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | 相乗支援装置、相乗支援方法、およびプログラム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2019179424A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021076919A (ja) * | 2019-11-05 | 2021-05-20 | 株式会社デンソーテン | 同乗者決定装置、同乗者決定方法 |
-
2018
- 2018-03-30 JP JP2018068504A patent/JP2019179424A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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