JP2021067779A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で追い刷り画像の位置ズレ量を取得する。【解決手段】画像形成装置100は、用紙に予め形成されているマーク(アイマークMK)を検知する第1検知部109と、用紙上に、第1検知部で検知されたマークを基準に追い刷り画像IMを形成する画像形成部150と、用紙に形成されたマークと追い刷り画像とを検知する第2検知部190と、第2検知部で検知されたマークと追い刷り画像とに基づいて追い刷り画像の位置ズレ量を算出する算出部101aと、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、「追い刷り印刷」と呼ばれる、事前に画像が印刷された用紙に後から画像を追加して印刷する方法が利用されている。以下、事前に印刷された画像を「印刷済画像」と称し、後から印刷される画像を「追い刷り画像」と称する。
追い刷り印刷では、画像形成装置は、事前に用紙に印刷された「アイマーク」と呼ばれる基準マークに合わせて追い刷り画像を用紙に印刷することで、印刷済画像に対して追い刷り画像を所定位置に合わせるようにしている。図14は、従来の追い刷り画像の一例を示す説明図である。図14に示す例では、画像形成装置は、用紙を矢印A1の方向(図面の右側から左側の方向)に搬送し、アイマークMKから所定の距離だけ下流側に形成された印刷済画像PRの上に重なるように、追い刷り画像IMを形成している。
しかしながら、画像形成装置では、アイマークの検知手段の位置が画像形成装置の生産誤差等で設計値と異なる場合がある。また、特に電子写真方式の画像形成装置では、内部で発生する熱の影響により、用紙を搬送するローラが熱膨張して、搬送速度の変化が発生する場合がある。そのため、通常、追い刷り印刷では、テスト印刷を行い、印刷済画像に対する追い刷り画像の位置ズレ量を検知して用紙上の画像形成位置を補正するようにしている。
ところで、画像の位置ズレ量の検知は、印刷後の画像をカメラで撮影して画像認識を行えば可能である。しかしながら、高速で印刷される画像を正確に認識できるカメラは、高価なものである。そのため、そのようなカメラを画像形成装置に導入しようとすると、製造コストが高騰してしまう。したがって、そのようなカメラの画像形成装置への導入は、ハードルが非常に高かった。
一方、画像の位置ズレ量を検知して用紙上の画像形成位置を補正する技術としては、例えば、特許文献1や特許文献2等の技術がある。特許文献1には、印刷したマークをグラビア印刷後に検知して、ズレを経路調整手段で調整する技術が記載されている。ただし、特許文献1には、具体的な見当量の検知手段が記載されていない。また、特許文献2には、見当マークのズレ量を検知して、所定以上ならば通常と別手段の見当調整を行う技術が記載されている。ただし、特許文献2には、具体的な見当量の大小の検知手段が記載されていない。
特開2016-13681号公報 特開2004-262072号公報
特許文献1,2に開示された従来技術は、追い刷り画像の位置ズレを検知してアイマークから追い刷り画像の形成位置までの距離を調整する構成を提案している。しかしながら、特許文献1,2に開示された従来技術は、機構が大掛かりであり、また、追い刷り画像の位置ズレ量を安価な構成で正確に検知するような機構になっていない。そのため、特許文献1,2に開示された従来技術は、製造コストが高くなっていた。
本発明は上記従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、簡易な構成で追い刷り画像の位置ズレ量を取得する画像形成装置を提供することにある。
本発明の上記課題は、下記の手段により解決される。
(1)画像形成装置であって、用紙に予め形成されているマークを検知する第1検知部と、前記用紙上に、前記第1検知部で検知されたマークを基準に追い刷り画像を形成する画像形成部と、前記用紙に形成された前記マークと前記追い刷り画像とを検知する第2検知部と、前記第2検知部で検知された前記マークと前記追い刷り画像とに基づいて前記追い刷り画像の位置ズレ量を算出する算出部と、を有する画像形成装置。
(2)前記画像形成部は、前記マークに対して前記用紙の搬送方向の位置に追い刷り画像を形成する上記(1)に記載の画像形成装置。
(3)前記位置ズレ量に基づいて前記用紙上の画像形成位置を補正する位置補正部を有する上記(1)又は(2)に記載の画像形成装置。
(4)前記位置ズレ量を表示する表示部を有する上記(1)乃至(3)のいずれか一項に記載の画像形成装置。
(5)前記用紙上の画像形成位置の補正を受け付ける受付部を有する上記(1)乃至(4)のいずれか一項に記載の画像形成装置。
(6)前記画像形成部は、前記マークに対して搬送方向の上流側と下流側の双方に前記追い刷り画像を形成する上記(1)乃至(5)のいずれか一項に記載の画像形成装置。
(7)前記画像形成部は、前記第1検知部で検知された前記マークの搬送方向長さに応じた位置に前記追い刷り画像を形成する上記(1)乃至(6)のいずれか一項に記載の画像形成装置。
(8)前記追い刷り画像の形成前に前記第1検知部で検知された前記マークの搬送方向長さと、前記追い刷り画像の形成後に前記第2検知部で検知された前記マークの搬送方向長さと、を比較して検知不良を検知する比較部を有する上記(1)乃至(7)のいずれか一項に記載の画像形成装置。
(9)前記画像形成部は、前記マークに対して搬送方向の同一位相に前記追い刷り画像を形成する上記(1)乃至(8)のいずれか一項に記載の画像形成装置。
(10)前記第1検知部及び前記第2検知部のいずれか一方又は双方は、画像の有無を検知するセンサを用いている上記(1)乃至(9)のいずれか一項に記載の画像形成装置。
(11)前記算出部は、前記マーク及び前記追い刷り画像を検知する際に、前記マークの前と後とで、前記第2検知部から出力される検知信号の立ち上がりと立ち下がりとの組み合わせの期間同士を比較する上記(1)乃至(10)のいずれか一項に記載の画像形成装置。
(12)前記画像形成部は、1つの前記マークに対して複数の前記追い刷り画像を形成する上記(1)乃至(11)のいずれか一項に記載の画像形成装置。
(13)前記画像形成部は、前記マークに対して、搬送方向と搬送直交方向とに前記追い刷り画像を形成する上記(1)乃至(12)のいずれか一項に記載の画像形成装置。
(14)前記算出部は、前記第2検知部で検知された前記マークと前記追い刷り画像とに基づいて、前記搬送直交方向における前記追い刷り画像の片寄り方向を検知するとともに、前記片寄り方向における前記追い刷り画像の位置ズレ量を算出し、
前記画像形成部は、前記片寄り方向における位置ズレ量を解消するように画像を形成する上記(13)に記載の画像形成装置。
本発明によれば、簡易な構成で追い刷り画像の位置ズレ量を取得することができる。
実施形態に係る画像形成装置を含む画像形成システム全体の構成を示す概略図である。 実施形態に係る画像形成装置を含む画像形成システム全体の内部構成を示すブロック図である。 画像形成システムの動作を示すフローチャートである。 実施形態で用いるアイマークの説明図である。 実施形態に係る追い刷り画像の説明図である。 不具合検知の説明図(1)である。 不具合検知の説明図(2)である。 第1変形例の追い刷り画像の説明図(1)である。 第1変形例の追い刷り画像の説明図(2)である。 アイマークと追い刷り画像とが重なった状態の説明図である。 第2変形例の追い刷り画像の説明図(1)である。 第2変形例の追い刷り画像の説明図(2)である。 第2変形例の追い刷り画像の説明図(3)である。 追い刷り画像がアイマークに対して搬送方向の異なる位相の位置に形成されている場合の説明図(1)である。 追い刷り画像がアイマークに対して搬送方向の異なる位相の位置に形成されている場合の説明図(2)である。 第3変形例の追い刷り画像の説明図である。 検知に好適な期間の一例を示す説明図(1)である。 検知に好適な期間の一例を示す説明図(2)である。 検知に好適な期間の一例を示す説明図(3)である。 第4変形例の追い刷り画像の説明図である。 第5変形例の追い刷り画像の説明図である。 第6変形例の追い刷り画像の説明図である。 従来の追い刷り画像の一例を示す説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示しているに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
<画像形成システムの構成>
以下、図1及び図2を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置100を含む画像形成システムSYSの構成について説明する。図1は、画像形成システムSYS全体の構成を示す概略図である。図2は、画像形成システムSYS全体の内部構成を示すブロック図である。ここでは、画像形成装置100が電子写真プロセスによって画像を形成するプリンタである場合を想定して説明する。以下の説明では、「上流側」と「下流側」とは、用紙の搬送方向を基準にしている。
図1及び図2に示すように、画像形成システムSYSは、給紙装置50と、画像形成装置100と、排紙装置200と、を備えている。給紙装置50と画像形成装置100と排紙装置200とは、それぞれ、上流側(図面の右側)から下流側(図面の左側)に向けて順に配置されている。なお、図1に示す画像形成システムSYSの構成は、一例に過ぎず、図示されない他の装置(例えば、用紙を切断する後処理装置等)を備える構成にしても良い。
給紙装置50は、制御部51と、通信部52と、給紙部55と、給紙調整部56と、搬送部58と、センサ59と、を備えている。制御部51は、画像形成装置100の制御部101の指示に基づいて、給紙装置50内の各部を制御する。通信部52は、画像形成装置100等の他の装置と通信する。給紙部55は、用紙ロールから長尺用紙(以下、単に「用紙」と称する場合がある)を画像形成装置100に向けて供給する。給紙調整部56は、給紙部55から供給される用紙の張り具合や弛み具合を調整しつつ、搬送速度の変動を吸収する。搬送部58は、給紙装置50内で用紙を搬送する。センサ59は、用紙搬送に関して各種状態を検知する。
給紙装置50から画像形成装置100に供給される長尺用紙の縁部分には、所定間隔おきに複数のアイマークMK(図4A参照)が予め形成(印刷)されている。アイマークMKは、見当処理の基準マーク(目標位置に対する基準位置を示すマーク)として機能する画像である。画像形成装置100は、アイマークMKを基準にして、画像形成部150で長尺用紙の所定の位置に追い刷り画像IM(図4B参照)を形成(印刷)する。追い刷り画像IMは、見当マーク(目標位置を示すマーク)として機能する画像である。
画像形成装置100は、制御部101と、通信部102と、プリントコントローラ103と、記憶部104と、操作表示部105と、搬送部107と、第1検知部109と、原稿読取部110と、RIP処理部120と、データ記憶部130と、画像処理部140と、画像形成部150と、定着部160と、第2検知部190と、を備えている。
制御部101は、画像形成装置100全体の動作を制御する。制御部101は、算出部101aと、位置補正部101bと、比較部101cと、を有している。
算出部101aは、第2検知部190で検知されたアイマークMK(図4B参照)と追い刷り画像IM(図4B参照)とに基づいて追い刷り画像IMの位置ズレ量を算出する。
位置補正部101bは、算出部101aで算出された追い刷り画像IM(図4B参照)の位置ズレ量に基づいて用紙上の画像形成位置を補正する。
比較部101cは、任意の情報同士を比較する。例えば、比較部101cは、追い刷り画像IMの形成前(印刷前)に第1検知部109で検知されたアイマークMKの搬送方向長さと、追い刷り画像IMの形成後(印刷後)に第2検知部190で検知されたアイマークMKの搬送方向長さと、を比較する。これにより、比較部101cは、第1検知部109又は第2検知部190での検知不良を検知する。
通信部102は、他の装置(外部機器や給紙装置50、排紙装置200等)と通信する。
プリントコントローラ103は、外部機器からページ記述言語で記述されたジョブデータを受信して必要に応じて記憶する。
記憶部104は、各種設定を記憶する。
操作表示部105は、利用者による操作入力の受け付けと画像形成装置100の状態表示とを行う。操作表示部105は、様々な情報を表示する表示部105aと、操作者からの操作を受け付ける受付部105bと、を有している。表示部105aは、例えば、追い刷り画像IM(図4B参照)の位置ズレ量ΔL11(図4B参照)を表示することができる。受付部105bは、用紙上の画像形成位置の補正を受け付けることができる。したがって、画像形成装置100の操作者は、表示部105aで位置ズレ量を確認し、受付部105bから手動で用紙上の画像形成位置を補正することができる。
搬送部107は、画像形成装置100内で用紙を搬送する。
第1検知部109は、画像形成部150の上流側に設けられた検知手段である。第1検知部109は、用紙に予め形成されているアイマークMK(図4A参照)を検知する。また、第1検知部109は、画像形成と用紙搬送とに関係する用紙の各種状態を検知する。図1に示す例では、第1検知部109は、画像形成装置100の本体の側面に設けられた取込部108の内部に配置されている。取込部108は、給紙装置50から画像形成装置100に供給された用紙を2次転写ローラ158と略同じ高さに誘導して画像形成装置100の内部に取り込む。
原稿読取部110は、撮像素子により原稿の画像を読み取って原稿画像データを生成する。
RIP処理部120は、プリントコントローラ103が受信したページ記述言語で記述されたRIP(Raster Image Processor)処理前のジョブデータに対してRIP処理を実行して、ラスタイメージデータと呼ばれる、画像形成可能なビットマップ形式の画像データに変換する。
データ記憶部130は、画像形成する際の画像データや各種データを記憶する。なお、データ記憶部130は、画像データを受け入れる読込用画像メモリと、受け入れた画像データを画像形成用に出力するプリント用画像メモリと、を備えている。
画像処理部140は、画像形成に必要な各種画像処理を実行する。
画像形成部150は、画像形成命令と、データ記憶部130内のプリント用画像メモリに格納された画像データとに基づいて、トナー(現像剤)を用いて用紙上に画像を形成する。画像形成部150は、定着部160よりも上流側に配置されている(図1参照)。
定着部160は、用紙上に形成された画像(トナー像)を加熱及び加圧して用紙に定着させる。
第2検知部190は、画像形成部150の下流側に設けられた検知手段である。第2検知部190は、用紙に予め形成されているアイマークMK(図4B参照)と追い刷り画像IM(図4B参照)の双方を検知する。なお、第2検知部190は、比較的高価なカメラを用いることもできるが、好ましくは、比較的安価な、画像の有無検知を検知するセンサを用いるとよい。画像の有無検知は、用紙の地の色とそれ以外の色とを検知しても良いし、画像の色の濃度を検知しても良い。画像の有無検知を検知するセンサとしては、二値センサや、CCDセンサ等の光学センサをあげることができる。その中でも、特に二値センサは画像の有無のみを検知する安価なセンサである。そのため、画像形成装置100は、第2検知部190として、二値センサを用いた場合に、特に製造コストを低減することができる。
排紙装置200は、制御部201と、通信部202と、切断部203と、排紙調整部205と、搬送部206と、排紙部208と、センサ209と、を備えている。制御部201は、制御部101の制御に基づいて、排紙装置200内の各部を制御する。通信部202は、画像形成装置100等の他の装置と通信する。切断部203は、所定位置で長尺用紙を切断する。排紙調整部205は、画像形成装置100から排紙される用紙の張り具合を調整しつつ搬送速度の変動を吸収する。搬送部206は、排紙装置200内で用紙を搬送する。排紙部208は、画像形成装置100から排紙装置200に搬送された長尺用紙をロール形状に巻き取りつつ、用紙ロールとして排紙する。センサ209は、用紙搬送に関して各種状態を検知する。
<画像形成部の構成>
画像形成装置100の画像形成部150は、例えば、図1に示すように、画像形成部150は、感光体ドラム151と、帯電装置152と、露光装置153と、現像装置154と、ドラムクリーナ155と、中間転写ベルト156と、1次転写ローラ157と、2次転写ローラ158と、を有している。
感光体ドラム151は、トナーによって形成された画像(トナー像)を一時的に担持する像担持体である。感光体ドラム151は、図1に示す構成において反時計周り方向に回転する。帯電装置152は、感光体ドラム151の表面を一様に帯電させる装置である。露光装置153は、画像データに基づいて感光体ドラム151の表面を露光して、感光体ドラム151の表面に静電潜像を形成する装置である。露光装置153は、例えば、レーザー照射装置によって構成される。現像装置154は、摩擦帯電によってトナーを感光体ドラム151の表面に付着させて、感光体ドラム151の表面に形成された静電潜像をトナー像として顕像化(現像)する部材である。現像装置154は、現像装置154で使用されるトナーを収容するホッパー154aと、トナーをホッパー154aに補給する補給部154bと、を有している。ドラムクリーナ155は、感光体ドラム151の表面をクリーニングする機構である。中間転写ベルト156は、感光体ドラム151の表面に形成されたトナー像が転写される無端状のベルトである。中間転写ベルト156は、図1に示す構成において時計周り方向に走行する。1次転写ローラ157は、感光体ドラム151の表面に形成されたトナー像を中間転写ベルト156の外周面に転写する部材である。1次転写ローラ157は、中間転写ベルト156の内周側の感光体ドラム151と対向する位置に配置されている。1次転写ローラ157は、図示せぬ電圧供給手段から電圧が印加されることで、感光体ドラム151の表面に形成されたトナー像を引き寄せて中間転写ベルト156に転写する。2次転写ローラ158は、中間転写ベルト156の外周面に転写されたトナー像を用紙に転写する部材である。2次転写ローラ158は、中間転写ベルト156の外周側において、ブラック(K)に対応する感光体ドラム151よりも下流側の位置に配置されている。2次転写ローラ158は、1次転写ローラ157と同様の構成になっており、図示せぬ電圧供給手段から電圧が印加されることで、中間転写ベルト156の外周面に転写されたトナー像を用紙に転写する。
なお、本実施形態では、画像形成装置100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及び、ブラック(K)の各色に対応する構成要素として、感光体ドラム151と帯電装置152と露光装置153と現像装置154とドラムクリーナ155と1次転写ローラ157をそれぞれ4つずつ有している。これらの構成要素は、現像装置154内に収容されるトナーの色が異なる以外は、同じ構成となっている。
画像形成装置100は、各色に対応する感光体ドラム151の表面に各色のトナーで画像を形成し、各色の画像を中間転写ベルト156の外周面に重ねて転写することによって、カラー画像を形成することができる。
なお、本実施形態では、画像形成部150が複数色のトナーでカラー画像を形成する構成になっているものとして説明する。しかしながら、画像形成部150は、これに限定されず、YMCKのいずれか1つの色のトナーで単一色の画像を形成する構成であっても良い。なお、図1及び図2は画像形成装置100の構成の一例を示しているに過ぎず、画像形成装置100の構成は、図1及び図2に示す構成に限定されるものではない。
<画像形成システムの動作>
以下、図3を参照して、画像形成装置100の動作について説明する。図3は、画像形成システムSYSの動作を示すフローチャートである。ここでは、アイマークMK(図4A及び図4B参照)を基準にして追い刷り画像IM(図4B参照)をテスト印刷する場合を想定して説明する。
図3に示すように、画像形成システムSYSは、アイマークMK(図4A及び図4B参照)が形成(印刷)された用紙を給紙装置50から画像形成装置100に供給する(ステップS105)。
画像形成装置100は、給紙装置50から供給された用紙を内部に取り込み、排紙装置200に向けて搬送する。その際に、画像形成装置100は、画像形成部150の上流側に設けられた第1検知部109でアイマークMK(図4A及び図4B参照)を検知する(ステップS110)。
次に、画像形成装置100は、搬送部107で用紙を搬送しながら、第1検知部109で検知されたアイマークMKの位置を基準にして、画像形成部150で以下の条件を満たす位置に追い刷り画像IM(図4B参照)を形成(印刷)する(ステップS115)。
(条件)アイマークMKに対して搬送方向の同一位相の位置で、かつ、アイマークMKから所定の距離の位置という条件。
ここで、「アイマークMKに対して搬送方向の同一位相の位置」とは、搬送方向の重なる位置であり、アイマークMKに対して搬送直交方向にズレていない位置を意味している。
図4Bに示す例では、画像形成装置100は、所定の距離L01分だけアイマークMKの下流側の位置に追い刷り画像IMを形成している。以下、アイマークMKの下流側に形成された追い刷り画像IMを「追い刷り画像IMb」と称する場合がある。
次に、画像形成装置100は、第2検知部190でアイマークMKと追い刷り画像IMとを検知して(ステップS120)、検知信号SG(図4B参照)を制御部101に出力する。
次に、画像形成装置100は、第2検知部190から制御部101に出力された検知信号SG(図4B参照)に基づいて、算出部101aでアイマークMKと追い刷り画像IMとの間の離間距離L11(図4B参照)を算出(測定)する。さらに、算出部101aで所定の距離L01に対する離間距離L11の位置ズレ量ΔL11(図4B参照)を算出する(ステップS125)。
次に、画像形成装置100は、算出された位置ズレ量ΔL11に基づいて、位置補正部101bで用紙上の画像形成位置を調整(補正)する(ステップS130)。これにより、画像形成装置100は、画像の位置ズレを解消することができる。その結果、画像形成装置100は、次回以降の画像形成において、画像の位置ズレの発生を抑制することができる。
なお、画像形成装置100から排紙装置200に搬送された用紙は、排紙装置200の内部に取り込まれる。排紙装置200は、用紙をロール形状に巻き取りつつ、用紙ロールとして排紙する。
係る構成において、画像形成装置100は、形成画像の位置ズレ量(見当スレ量)を検知するために、アイマークMKの近傍に、任意の形状の追い刷り画像IMを形成する。そして、画像形成装置100は、アイマークMKに対する追い刷り画像IMの位置ズレ量を算出することで、画像の位置ズレ(見当スレ)を効率的に検知する。この後、画像形成装置100は、追い刷り画像IMの位置ズレ量に基づいて、用紙上の画像形成位置を調整(補正)する。
このような画像形成装置100は、用紙上の画像形成位置の補正(見当合わせ)を安価に自動的に行うことができる。また、画像形成装置100は、第2検知部190として、画像の有無のみを検知する安価な二値センサを用いることができる。そのため、画像形成装置100は、製造コストを低減することができる。
<アイマークと追い刷り画像の構成>
以下、図4A及び図4Bを参照して、アイマークMKと追い刷り画像IMの構成について説明する。図4Aは、アイマークMKの説明図である。図4Bは、追い刷り画像IMの説明図である。
図4Aは、用紙に予め形成されているアイマークMKを第2検知部190で読み取ったときの検知信号SGの波形を示している。図4Aに示す例では、検知信号SGにおいて、搬送方向長さLMK分のアイマークMKが第2検知部190によって検知されている。本実施形態では、矢印A1の方向(図面の右側から左側の方向)を用紙の搬送方向とし、アイマークMKに対して左側を上流側とし、右側を下流側として説明する。図4Aに示す例では、アイマークMKは、正方形状に形成されている。ただし、アイマークMKは、正方形状に限らず、任意の形状に形成することができる。
図4Bは、追い刷り画像IMとして追い刷り画像IMbを形成し、アイマークMKと追い刷り画像IMbとを第2検知部190で読み取ったときの検知信号SGの波形を示している。追い刷り画像IMbは、所定の距離L01分だけアイマークMKの下流側の位置に形成された画像である。追い刷り画像IMbの形状は、任意に設定することができる。図4Bに示す例では、追い刷り画像IMbは、搬送直交方向(図4Aに示す矢印A1に対して直交する方向)に長く、搬送方向(図4Aに示す矢印A1の方向)に短い、長方形状に形成されている。追い刷り画像IMbは、搬送方向長さLIMbで形成されている。ただし、追い刷り画像IMbは、この形状に限らず、任意の形状に形成することができる。
図4Bに示す例では、検知信号SGにおいて、搬送方向長さLMK分のアイマークMKと搬送方向長さLIMb分の追い刷り画像IMbとが第2検知部190によって検知されている。図4Bに示す例では、追い刷り画像IMbに位置ズレ量ΔL11分の位置ズレが発生している。その結果、追い刷り画像IMbがアイマークMKに対して離間距離L11分だけ下流側の位置に形成されている。
このような状態において、算出部101aは、離間距離L11と所定の距離L01とに基づいて、追い刷り画像IMbの位置ズレ量ΔL11を算出する。この後、位置補正部101bは、算出部101aで算出された追い刷り画像IMbの位置ズレ量ΔL11に基づいて用紙上の画像形成位置を調整(補正)する。
なお、図4Bに示す例では、画像形成装置100は、アイマークMKの下流側に追い刷り画像IMを形成しているが、逆に、アイマークMKの上流側に追い刷り画像IMを形成するようにしてもよい。
画像形成装置100は、追い刷り画像IMbに位置ズレが発生して、追い刷り画像IMbがアイマークMKの上に重なるような不具合が発生した場合に、例えば図5A及び図5Bに示すようにして不具合を検知することができる。図5A及び図5Bは、それぞれ、不具合検知の説明図である。
図5Aは、追い刷り画像IMbの形成前(印刷前)の状態を示し、図5Bは、追い刷り画像IMbを形成後(印刷後)の状態を示している。画像形成装置100の比較部101cは、追い刷り画像IMの形成前(印刷前)のアイマークMKの搬送方向長さLMK1(図5A参照)と、追い刷り画像IMの形成後(印刷後)のアイマークMKの搬送方向長さLMK2(図5B参照)と、を比較する。搬送方向長さLMK2が搬送方向長さLMK1と許容誤差αとを加算した値よりも大きい場合に、比較部101cは、不具合が発生したと判定し、画像が形成された用紙を不良品(NGの用紙)として取り扱う。
<追い刷り画像の変形例>
追い刷り画像IMは、任意の形状に変形することができる。以下、図6乃至図13を参照して、追い刷り画像IMの変形例について説明する。
(第1変形例の追い刷り画像)
まず、図6A及び図6Bを参照して、第1変形例の追い刷り画像IMについて説明する。図6A及び図6Bは、それぞれ、第1変形例の追い刷り画像IMの説明図である。
図6Aに示す例では、アイマークMKが長方形の形状を呈しており、アイマークMKの搬送方向長さLMKaが比較的長いため、追い刷り画像IMbがアイマークMKの上に重なる不具合が発生している。そこで、図6Bに示すように、画像形成装置100は、このような重なる不具合が発生しないように、アイマークMKの搬送方向長さLMKaに基づいて、追い刷り画像IMbの形成位置を決定して、その位置に追い刷り画像IMbを形成する。これにより、画像形成装置100は、アイマークMKの搬送方向長さLMKaが比較的長い場合であっても、アイマークMKの上に重ならないように、追い刷り画像IMbを形成することができる。
(第2変形例の追い刷り画像)
次に、図7、並びに、図8A乃至図8Cを参照して、第2変形例の追い刷り画像IMについて説明する。図7は、アイマークMKと追い刷り画像IMとが重なった状態の説明図である。図8A乃至図8Cは、それぞれ、第2変形例の追い刷り画像IMの説明図である。
図7に示す例では、追い刷り画像IMに位置ズレが発生して、追い刷り画像IMがアイマークMKの上に重なる不具合が発生している。そして、検知信号SGにおいて搬送方向長さLMKx分のアイマークMKと追い刷り画像IMとの重なり部分が第2検知部190によって検知されている。図7に示す例では、追い刷り画像IMbがアイマークMKの後端部分の上に重なっている。しかしながら、例えば、追い刷り画像IMがアイマークMKの前端部分の上に重なっている場合も、検知信号SGの波形は、同様の波形になる。そのため、図7に示す例の場合に、画像形成装置100は、追い刷り画像IMの位置ズレがどれだけ発生しているのかが検知し難い。そのため、算出部101aは、追い刷り画像IMbの位置ズレ量ΔL11を算出することが困難である。
そこで、図8A乃至図8Cに示すように、画像形成装置100は、アイマークMKに対して上流側と下流側の双方に追い刷り画像IMf,IMbを形成するとよい。追い刷り画像IMf,IMbは、理想的な位置に形成された場合に、アイマークMKからの距離が同じになるように形成される。図8A乃至図8Cに示す例では、追い刷り画像IMfは、搬送方向長さLIMfで形成されている。
図8Aに示す場合において、まず、画像形成装置100の制御部101は、アイマークMKとアイマークMKの上流側に形成された追い刷り画像IMfとを第2検知部190で検知する。そして、画像形成装置100の算出部101aは、検知信号SGにおける追い刷り画像IMfの前端部分からアイマークMKの前端部分までの距離Lfに基づいて、追い刷り画像IMf,IMbの位置ズレ量ΔL11を算出する。
この後、図8Bに示すように、画像形成装置100の位置補正部101bは、追い刷り画像IMf,IMbの双方が用紙に形成されるように、算出された位置ズレ量ΔL11に基づいて、見当位置(目指すべきだいたいの方向位置)を決定し、追い刷り画像IMf,IMbの形成位置を見当位置に移動させ、その状態で追い刷り画像IMf,IMbを長尺用紙に形成する。これにより、画像形成装置100の制御部101は、アイマークMKと追い刷り画像IMf,IMbの双方とを第2検知部190で検知する。
この後、画像形成装置100の位置補正部101bは、画像の位置ズレを解消するように、検知信号SGにおける距離Lfと距離Lbとに基づいて、見当位置を決定し、追い刷り画像IMf,IMbの形成位置を見当位置に移動させ、その状態で追い刷り画像IMf,IMbを長尺用紙に形成する。距離Lfは、追い刷り画像IMfの前端部分からアイマークMKの前端部分までの距離である。距離Lbは、アイマークMKの後端部分から追い刷り画像IMbの後端部分までの距離である。これにより、図8Cに示すように、画像形成装置100は、距離Lfと距離Lbとが均等に割り付けられた位置に追い刷り画像IMf,IMbを形成する。同様に、画像形成装置100は、用紙上の画像形成位置の見当を合わせることができる。
(第3変形例の追い刷り画像)
次に、図9A乃至図9Cを参照して、第3変形例の追い刷り画像IMについて説明する。図9A及び図9Bは、それぞれ、追い刷り画像IMがアイマークMKに対して搬送方向の異なる位相の位置に形成されている場合の説明図である。図9Cは、第3変形例の追い刷り画像IMの説明図である。ここで、「アイマークMKに対して搬送方向の異なる位相の位置」とは、アイマークMKに対して搬送直交方向にズレた位置を意味している。
図9A及び図9Bに示す例では、追い刷り画像IMがアイマークMKに対して搬送方向の異なる位相の位置に形成されている。したがって、追い刷り画像IMf,IMbがアイマークMKに対して副走査方向(図面の上下方向)に離れた状態になっている。このような場合に、画像形成装置100は、比較的高価な第2検知部190を用いてアイマークMKと追い刷り画像IMf,IMbとを検知する必要があるため、製造コストが高くなってしまう。
例えば、図9Aに示す例では、第2検知部190は、2つのスポットセンサSN1,SN2を有する構成になっており、2つのスポットセンサSN1,SN2でアイマークMKと追い刷り画像IMf,IMbとを検知する構成になっている。この構成の第2検知部190は、2つのスポットセンサSN1,SN2を有するため、その分だけ高価になってしまう。これにより、画像形成装置100は、製造コストが高くなってしまう。
また、例えば、図9Bに示す例は、第2検知部190は、1つのラインセンサSN3を有する構成になっており、ラインセンサSN3でアイマークMKと追い刷り画像IMf,IMbとを検知する構成になっている。この構成の第2検知部190は、スポットセンサよりも高額なラインセンサSN3を有するため、その分だけ高価になってしまう。これにより、画像形成装置100は、製造コストが高くなってしまう。
そこで、図9Cに示す例では、画像形成装置100が第3変形例の追い刷り画像IMを形成している。第3変形例の追い刷り画像IMは、アイマークMKに対して搬送方向の同一位相の位置(搬送方向の重なる位置)に形成された画像である。図9Cに示す例では、画像形成装置100は、追い刷り画像IMf,IMbをアイマークMKに対して搬送方向の同一位相の位置(搬送方向の重なる位置)に形成している。これにより、画像形成装置100は、1つのスポットセンサSN1で追い刷り画像IMf,IMbとアイマークMKとを検知することができる。したがって、図9Cに示す例では、第2検知部190は、1つのスポットセンサSN1を有する構成になっており、スポットセンサSN1でアイマークMKと追い刷り画像IMf,IMbとを検知する構成になっている。この構成の第2検知部190は、1つのスポットセンサSN1しか有していないため、図9Aや図9Bに示す構成の第2検知部190よりも安価である。そのため、画像形成装置100は、製造コストを低減することができる。
なお、アイマークMKに対して上流側と下流側の双方に追い刷り画像IMf,IMbを形成する場合の第2検知部190での検知動作は、図10Cに示すようにするとよい。図10Aは、第2検知部190でアイマークMKを検知した場合の理想的な検知信号SG1の波形と実際の検知信号SG2の波形とを示している。図10B及び図10Cは、第2検知部190でアイマークMKと追い刷り画像IMf,IMbと検知した場合の理想的な検知信号SG1の波形と実際の検知信号SG2の波形とを示している。
図10Aに示すように、実際の検知信号SG2の立ち下がり個所は、理想的な検知信号SG1の立ち下がり個所に対して、若干遅延することがある。そのため、図10Bに示す検知信号SGにおける期間PE2とが同じにならない可能性がある。期間PE1は、追い刷り画像IMfの立ち上がり個所(ON個所)とアイマークMKの立ち上がり個所(ON個所)との間の期間である。期間PE2は、追い刷り画像IMfの立ち下がり個所(OFF個所)とアイマークMKの立ち下がり個所(OFF個所)との間の期間である。
そこで、図10Cに示すように、画像形成装置100の算出部101aは、検知信号SGの立ち上がり個所(ON個所)と立ち下がり個所(OFF個所)との組み合わせの期間同士(図10Cに示す例では、期間PE3と期間PE4)を比較する構成にするとよい。期間PE3は、検知信号SGにおける追い刷り画像IMfの立ち下がり個所(OFF個所)とアイマークMKの立ち上がり個所(ON個所)との間の期間である。期間PE4は、検知信号SGにおけるアイマークMKの立ち下がり個所(OFF個所)と追い刷り画像IMfの立ち上がり個所(ON個所)との間の期間である。これにより、画像形成装置100の算出部101aは、追い刷り画像IMf,IMbの位置ズレを効率的に検知することができる。
(第4変形例の追い刷り画像)
次に、図11を参照して、第4変形例の追い刷り画像IMについて説明する。図11は、第4変形例の追い刷り画像IMの説明図である。第4変形例の追い刷り画像IMは、アイマークMKに対して上流側と下流側の双方にそれぞれ複数ずつ形成された画像である。図11に示す例では、第4変形例の追い刷り画像IMは、アイマークMKに対して上流側の2つの追い刷り画像IMf1,IMf2と下流側に2つの追い刷り画像IMb1,IMb2として形成されている。
追い刷り画像IMf1,IMf2と追い刷り画像IMb1,IMb2とは、アイマークMKから近い順に形成されている。追い刷り画像IMf1,IMf2と追い刷り画像IMb1,IMb2とは、互いの中間地点を中心にして線対象に形成される。追い刷り画像IMf1,IMf2と追い刷り画像IMb1,IMb2とは、理想的な位置に形成された場合に、アイマークMKからの距離が同じになるように形成される。
画像形成装置100の制御部101は、アイマークMKと追い刷り画像IMf1,IMf2,IMb1,IMb2とを第2検知部190で検知する。画像形成装置100の算出部101aは、検知信号SGにおける距離Lf1、Lf2,Lb1,Lb2に基づいて、追い刷り画像IMf1,IMf2,IMb1,IMb2の位置ズレ量を算出する。これにより、画像形成装置100の算出部101aは、これにより、画像形成装置100の算出部101aは、追い刷り画像IMf,IMbの位置ズレを効率的に検知することができる。なお、距離Lf1は、追い刷り画像IMf1の後端部分からアイマークMKの前端部分までの距離である。距離Lf2は、追い刷り画像IMf2の後端部分からアイマークMKの前端部分までの距離である。距離Lb1は、アイマークMKの後端部分から追い刷り画像IMb1の前端部分までの距離である。距離Lb2は、アイマークMKの後端部分から追い刷り画像IMb2の前端部分までの距離である。
なお、画像形成装置100は、1つのアイマークMKに対して1つの追い刷り画像IMを印刷した用紙を第2検知部190で複数回検知して、算出部101aで複数回分の追い刷り画像IMの位置ズレ量を算出し、複数回分の算出結果を平均化するようにしても良い。そして、画像形成装置100は、平均化された追い刷り画像IMの位置ズレ量の算出結果に基づいて、用紙上の画像形成位置を補正するようにしても良い。これにより、画像形成装置100の算出部101aは、追い刷り画像IMの位置ズレを効率的に検知することができる。
(第5変形例の追い刷り画像)
次に、図12を参照して、第5変形例の追い刷り画像IMについて説明する。図12は、第5変形例の追い刷り画像IMの説明図である。第5変形例の追い刷り画像IMは、アイマークMKに対して搬送方向と搬送直交方向とに形成された画像である。図12に示す例では、第5変形例の追い刷り画像IMは、アイマークMKの周囲を囲む、矩形状の追い刷り画像IMsとして形成されている。
ここで、第5変形例の追い刷り画像IMについて補足説明する。例えば、用紙は湿度の影響で伸縮する。その際に、用紙は、搬送方向だけでなく、搬送直交方向にも伸縮する。そのため、画像形成装置100は、搬送方向だけでなく、搬送直交方向における画像形成位置の補正も行えるようにすることが好ましい。そこで、画像形成装置100は、第5変形例の追い刷り画像IMのように、アイマークMKに対して用紙の搬送方向の位置と搬送直交方向の位置とに画像を形成するとよい。
例えば、図12に示す例では、画像形成装置100は、第5変形例の追い刷り画像IMとして、アイマークMKの周囲を囲む、矩形状の追い刷り画像IMsを形成している。なお、第2検知部190は、搬送直交方向の画像の検知を行うことができるように、ラインセンサを用いているとよい。
画像形成装置100は、第2検知部190のラインセンサSN3で用紙の搬送方向にアイマークMKと追い刷り画像IMsとを検知して検知信号SGaを生成する。また、画像形成装置100は、第2検知部190のラインセンサSN3で用紙の搬送直交方向にアイマークMKと追い刷り画像IMsとを検知して検知信号SGbを生成する。
検知信号SGaにおいて、距離Lfは、追い刷り画像IMsの前端(図面では左端)からアイマークMKの前端までの距離を表しており、距離Lbは、アイマークMKの後端(図面では右端)から追い刷り画像IMsの後端までの距離を表している。
検知信号SGbにおいて、距離Lrは、追い刷り画像IMsの右端(図面では上端)からアイマークMKの右端までの距離を表しており、距離Llは、アイマークMKの左端(図面では下端)から追い刷り画像IMsの左端までの距離を表している。
画像形成装置100の算出部101aは、第2検知部190で検知されたアイマークMKと追い刷り画像IMsとに基づいて、搬送直交方向における追い刷り画像IMsの片寄り方向を検知するとともに、片寄り方向における追い刷り画像IMsの位置ズレ量を算出する。これにより、画像形成装置100の算出部101aは、追い刷り画像IMsの位置ズレを効率的に検知することができる。この後、画像形成部150は、長尺用紙のアイマークMKに対して片寄り方向における位置ズレ量を解消するように追い刷り画像IMsを形成する。そして、画像形成装置100は、追い刷り画像IMsの位置ズレの有無を再度検知する。
(第6変形例の追い刷り画像)
次に、図13を参照して、第6変形例の追い刷り画像IMについて説明する。図13は、第6変形例の追い刷り画像IMの説明図である。第6変形例の追い刷り画像IMは、第5変形例の追い刷り画像IMと同様に、アイマークMKに対して搬送方向と搬送直交方向とに形成された画像である。図13に示す例では、第6変形例の追い刷り画像IMは、アイマークMKの周囲を囲む、バー状の4つの追い刷り画像IMsf,IMsb,IMsr,IMslとして形成されている。
例えば、図13に示す例では、画像形成装置100は、第6変形例の追い刷り画像IMとして、アイマークMKの周囲を囲む、バー状の4つの追い刷り画像IMsf,IMsb,IMsr,IMslを形成している。追い刷り画像IMsfは、アイマークMKの前側(図面では左側)に形成されている。追い刷り画像IMsbは、アイマークMKの後側(図面では右側)に形成されている。追い刷り画像IMsrは、アイマークMKの右側(図面では上側)に形成されている。追い刷り画像IMslは、アイマークMKの左側(図面では下側)に形成されている。なお、第2検知部190は、搬送直交方向の画像の検知を行うことができるように、ラインセンサを用いているとよい。
画像形成装置100は、第2検知部190のラインセンサSN3で用紙の搬送方向にアイマークMKと追い刷り画像IMsf,IMsb,IMsr,IMslとを検知して検知信号SGaを生成する。また、画像形成装置100は、第2検知部190のラインセンサSN3で用紙の搬送直交方向にアイマークMKと追い刷り画像IMsf,IMsb,IMsr,IMslとを検知して検知信号SGbを生成する。
検知信号SGaにおいて、距離Lfは、追い刷り画像IMsfの前端(図面では左端)からアイマークMKの前端までの距離を表しており、距離Lbは、アイマークMKの後端(図面では右端)から追い刷り画像IMsbの後端までの距離を表している。
検知信号SGbにおいて、距離Lrは、追い刷り画像IMsrの右端(図面では上端)からアイマークMKの右端までの距離を表しており、距離Llは、アイマークMKの左端(図面では下端)から追い刷り画像IMslの左端までの距離を表している。
画像形成装置100の算出部101aは、第2検知部190で検知されたアイマークMKと追い刷り画像IMsf,IMsb,IMsr,IMslとに基づいて、搬送直交方向における追い刷り画像IMsr,IMslの片寄り方向を検知するとともに、片寄り方向における追い刷り画像IMsr,IMslの位置ズレ量を算出する。これにより、画像形成装置100の算出部101aは、追い刷り画像IMsf,IMsb,IMsr,IMslの位置ズレを効率的に検知することができる。この後、画像形成部150は、長尺用紙に追い刷り画像IMsf,IMsb,IMsr,IMslを形成する。その際に、画像形成部150は、長尺用紙のアイマークMKに対して搬送方向の位置に追い刷り画像IMsf,IMsbを形成する。また、画像形成部150は、長尺用紙のアイマークMKに対して片寄り方向における位置ズレ量を解消するように追い刷り画像IMsr,IMslを形成する。そして、画像形成装置100は、追い刷り画像IMsf,IMsb,IMsr,IMslの位置ズレの有無を再度検知する。
<画像形成装置の主な特徴>
以下、画像形成装置100の主な特徴について説明する。
(1)図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置100は、第1検知部109と、画像形成部150と、第2検知部190と、算出部101aと、を有する。第1検知部109は、用紙に予め形成されているアイマークMKを検知する。画像形成部150は、用紙上に、第1検知部109で検知されたアイマークMKを基準に追い刷り画像IMを形成する。その際に、画像形成部150は、アイマークMKに対して用紙の搬送方向の位置に追い刷り画像IMを形成するとよい。第2検知部190は、用紙に予め形成されているアイマークMKと追い刷り画像IMとを検知する。算出部101aは、第2検知部190で検知されたアイマークMKと追い刷り画像IMとに基づいて追い刷り画像IMの位置ズレ量ΔL11(図4B参照)を算出する。
このような本実施形態に係る画像形成装置100は、簡易な構成で追い刷り画像IMの位置ズレ量ΔL11(図4B参照)を取得することができる。
(2)図3に示すように、本実施形態に係る画像形成装置100は、位置ズレ量に基づいて用紙上の画像形成位置を補正する位置補正部101bを有する。
このような本実施形態に係る画像形成装置100は、位置ズレ量に基づいて用紙上の画像形成位置を自動的に補正することができる。
(3)図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置100は、位置ズレ量を表示する表示部105aを有するとよい。また、本実施形態に係る画像形成装置100は、用紙上の画像形成位置の補正を受け付ける受付部105bを有するとよい。なお、図1に示す例では、表示部105aと受付部105bは、操作表示部105に設けられているが、第1検知部109及び/又は第2検知部190の近傍に別途設けるようにしてもよい。
このような本実施形態に係る画像形成装置100は、操作者が表示部105aで位置ズレ量を確認し、受付部105bから手動で用紙上の画像形成位置を補正することができる。
(4)図8A乃至図8Cに示すように、本実施形態に係る画像形成装置100の画像形成部150は、アイマークMKに対して搬送方向の上流側と下流側の双方に追い刷り画像IMf,IMbを形成するとよい。
例えば図7に示すように、画像形成装置100は、追い刷り画像IMが1つだけだと、追い刷り画像IMが上流側と下流側のどちらの方向にズレたかを検知できない場合がある。これに対して、図8A乃至図8Cに示すように、画像形成装置100は、アイマークMKの上流側と下流側の双方に追い刷り画像IMf,IMbを形成することで、追い刷り画像IMが上流側と下流側のどちらの方向にズレたかを効率的に検出することができる。
(5)図6Bに示すように、本実施形態に係る画像形成装置100の画像形成部150は、第1検知部109で検知されたアイマークMKの搬送方向長さLMKaに応じた位置に追い刷り画像IMを形成するとよい。
このような本実施形態に係る画像形成装置100は、アイマークMKと追い刷り画像IMとが重ならないようにすることができる。これにより、画像形成装置100は、第2検知部190でアイマークMKと追い刷り画像IMの双方を正確に検知することができる。
(6)図5A及び図5Bに示すように、本実施形態に係る画像形成装置100は、追い刷り画像IMの形成前(印刷前)に第1検知部109で検知されたアイマークMKの搬送方向長さLMK1と、追い刷り画像IMの形成後(印刷後)に第2検知部190で検知されたアイマークMKの搬送方向長さLMK2と、を比較して検知不良を検知する比較部101cを有する。
本実施形態に係る画像形成装置100は、比較部101cで、追い刷り画像IMの形成前の搬送方向長さLMK1と形成後の搬送方向長さLMK2とを比較する。比較結果が大きく異なる場合は、追い刷り画像IMの形成前又は形成後における第2検知部190の検知処理で異常が発生した可能性がある。したがって、本実施形態に係る画像形成装置100は、搬送方向長さLMK1と搬送方向長さLMK2とを比較することで、第2検知部190の検知処理の正確性(確からしさ)を検証して、第2検知部190での検知不良を検知することができる。
(7)図9Cに示すように、本実施形態に係る画像形成装置100の画像形成部150は、アイマークMKに対して搬送方向の同一位相に追い刷り画像IMを形成するとよい。
本実施形態に係る画像形成装置100は、アイマークMKと追い刷り画像IMとが搬送方向の同一位相に配置されるため、単一のスポットセンサでアイマークMKと追い刷り画像IMの双方を検知することができる。つまり、画像形成装置100は、単一のスポットセンサを第2検知部190に用いることで、アイマークMKと追い刷り画像IMの双方を検知することができる。スポットセンサは比較的安価な部品である。このような本実施形態に係る画像形成装置100は、複数のスポットセンサや、スポットセンサよりも高価なラインセンサを第2検知部190に用いなくてもよいため、製造コストを低減することができる。
(8)本実施形態に係る画像形成装置100は、第1検知部109及び第2検知部190のいずれか一方又は双方は、画像の有無を検知するセンサを用いるとよい。
画像の有無を検知するセンサは、比較的安価なセンサである。本実施形態に係る画像形成装置100は、第1検知部109及び第2検知部190のいずれか一方又は双方に、比較的高価なカメラではなく、比較的安価なセンサを用いることによって、製造コストを低減することができる。また、画像形成装置100は、比較的安価なセンサを用いているにも拘わらず、画像の位置を正確に検知することができる。
(9)図10Cに示すように、本実施形態に係る画像形成装置100の算出部101aは、アイマークMK及び追い刷り画像IMを検知する際に、アイマークMKの前と後とで、第2検知部190から出力される検知信号SGの立ち上がりと立ち下がりとの組み合わせの期間PE3,PE4同士を比較するとよい。
第2検知部190に用いる光学センサは、信号の立ち上がり側と立ち下がり側とで特性や応答性にばらつきを有することがある。本実施形態に係る画像形成装置100の算出部101aは、期間PE3,PE4同士を比較することで、光学センサの特性や応答性にばらつきがあっても、ばらつきに影響されることなく、アイマークMKと追い刷り画像IMの検知処理を行うことができる。
(10)図11に示すように、本実施形態に係る画像形成装置100の画像形成部150は、1つのアイマークMKに対して複数の追い刷り画像IMを形成するとよい。
このような本実施形態に係る画像形成装置100は、第2検知部190でそれぞれの追い刷り画像IMを検知することで、追い刷り画像IMに位置ズレが発生している場合に、位置ズレの方向と位置ズレ量とを効率的に検出することができる。
(11)図12及び図13に示すように、本実施形態に係る画像形成装置100の画像形成部150は、アイマークMKに対して用紙の搬送方向の位置と搬送直交方向の位置とに追い刷り画像IMを形成するとよい。そして、本実施形態に係る画像形成装置100の算出部101aは、第2検知部190で検知されたアイマークMKと追い刷り画像IMとに基づいて、搬送直交方向における追い刷り画像IMの片寄り方向を検知するとともに、片寄り方向における追い刷り画像IMの位置ズレ量を算出するとよい。さらに、本実施形態に係る画像形成装置100の画像形成部150は、片寄り方向における位置ズレ量を解消するように画像を形成するとよい。
このような本実施形態に係る画像形成装置100は、搬送方向における追い刷り画像IMの位置ズレ方向(見当ズレ方向)だけでなく、搬送直交方向における追い刷り画像IMの片寄り方向も検知することができる。そして、本実施形態に係る画像形成装置100は、片寄り方向における追い刷り画像IMの位置ズレ量を取得することができる。さらに、本実施形態に係る画像形成装置100は、片寄り方向における位置ズレ量を解消するように画像を形成することができる。
以上の通り、実施形態に係る画像形成装置100によれば、簡易な構成で追い刷り画像IMの位置ズレ量ΔL11(図4B参照)を取得することができる。
なお、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更や変形を行うことができる。
例えば、前記した実施形態は、本発明の要旨を分かり易く説明するために詳細に説明したものである。そのため、本発明は、必ずしも説明した全ての構成要素を備えるものに限定されるものではない。また、本発明は、ある構成要素に他の構成要素を追加したり、一部の構成要素を他の構成要素に変更したりすることができる。また、本発明は、一部の構成要素を削除することもできる。
50 給紙装置
51 制御部
52 通信部
55 給紙部
56 給紙調整部
58 搬送部
59 センサ
100 画像形成装置
101 制御部
101a 算出部
101b 位置補正部
101c 比較部
102 通信部
103 プリントコントローラ
104 記憶部
105 操作表示部
105a 表示部
105b 受付部
108 取込部
109 第1検知部
110 原稿読取部
120 RIP処理部
130 データ記憶部
140 画像処理部
150 画像形成部
151 感光体ドラム
152 帯電装置
153 露光装置
154 現像装置
154a ホッパー
154b 補給部
155 ドラムクリーナ
156 中間転写ベルト
157 1次転写ローラ
158 2次転写ローラ
160 定着部
190 第2検知部
200 排紙装置
201 制御部
202 通信部
203 切断部
205 排紙調整部
206 搬送部
208 排紙部
209 センサ
IM,IMb,IMf,IMs,IMsb,IMsf,IMsl,IMsr 追い刷り画像
L11 離間距離
ΔL11 位置ズレ量
L01,Lb,Lb1,Lb2,Lf,Lf1,Lf2,Ll,Lr 距離
PE1,PE2,PE3,PE4 期間
LIMb,LIMf,LMK,LMKa,lMK1,LMK2,LMKx 搬送方向長さ
MK アイマーク(マーク)
SG,SG1,SG2,SGa,SGb 検知信号
SN1,SN2 スポットセンサ
SN3 ラインセンサ
SYS 画像形成システム

Claims (14)

  1. 用紙に予め形成されているマークを検知する第1検知部と、
    前記用紙上に、前記第1検知部で検知されたマークを基準に追い刷り画像を形成する画像形成部と、
    前記用紙に形成された前記マークと前記追い刷り画像とを検知する第2検知部と、
    前記第2検知部で検知された前記マークと前記追い刷り画像とに基づいて前記追い刷り画像の位置ズレ量を算出する算出部と、を有する
    画像形成装置。
  2. 前記画像形成部は、前記マークに対して前記用紙の搬送方向の位置に追い刷り画像を形成する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記位置ズレ量に基づいて前記用紙上の画像形成位置を補正する位置補正部を有する
    請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記位置ズレ量を表示する表示部を有する
    請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記用紙上の画像形成位置の補正を受け付ける受付部を有する
    請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成部は、前記マークに対して搬送方向の上流側と下流側の双方に前記追い刷り画像を形成する
    請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成部は、前記第1検知部で検知された前記マークの搬送方向長さに応じた位置に前記追い刷り画像を形成する
    請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記追い刷り画像の形成前に前記第1検知部で検知された前記マークの搬送方向長さと、前記追い刷り画像の形成後に前記第2検知部で検知された前記マークの搬送方向長さと、を比較して検知不良を検知する比較部を有する
    請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成部は、前記マークに対して搬送方向の同一位相に前記追い刷り画像を形成する
    請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1検知部及び前記第2検知部のいずれか一方又は双方は、画像の有無を検知するセンサを用いている
    請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記算出部は、前記マーク及び前記追い刷り画像を検知する際に、前記マークの前と後とで、前記第2検知部から出力される検知信号の立ち上がりと立ち下がりとの組み合わせの期間同士を比較する
    請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 前記画像形成部は、1つの前記マークに対して複数の前記追い刷り画像を形成する
    請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  13. 前記画像形成部は、前記マークに対して前記用紙の搬送方向の位置と搬送直交方向の位置とに前記追い刷り画像を形成する
    請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  14. 前記算出部は、前記第2検知部で検知された前記マークと前記追い刷り画像とに基づいて、前記搬送直交方向における前記追い刷り画像の片寄り方向を検知するとともに、前記片寄り方向における前記追い刷り画像の位置ズレ量を算出し、
    前記画像形成部は、前記片寄り方向における位置ズレ量を解消するように画像を形成する
    請求項13に記載の画像形成装置。
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