JP2021067367A - 転がり軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】保持器の一対の分割体を連結するときに、係止部を係止溝に容易に挿入させ、転がり軸受の組立性を向上させる。【解決手段】保持器14が、軸方向に二分割された一対の分割体21a,21bを連結することにより構成されている転がり軸受10であって、少なくとも一方の分割体21a,21bには、他方の分割体21a,21bに向けて転がり軸受10の軸方向に突出する係止部24が設けられ、他方の分割体21a,21bには、軸方向に沿って延びるとともに係止部24が収容される係止溝31が形成され、係止溝31は、係止部24を軸方向に挿入させるための挿入口27を一方の分割体21a,21b側の端部に有し、係止溝31の少なくとも周方向一方側の側面には、挿入口27の周方向幅を一方の分割体21a,21b側ほど拡大させる第1の傾斜面31a1が形成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、合せ保持器を備えている転がり軸受に関する。
転がり軸受の内輪及び外輪の間に設けられている転動体を保持する保持器として、いわゆる両抱きタイプの保持器が知られている(例えば、特許文献1参照)。例えば図9及び図10に示すように、両抱きタイプの保持器114は、一対の円環部115と、これら円環部115を繋ぐ複数の柱部116を有しており、一対の円環部115の間であって周方向に隣り合う一対の柱部116の間が、内外輪111,112の間に配置された転動体113を保持するポケット117となっている。
また、図10に示す保持器114は、合せ保持器であり、円環状である一対の分割体121a,121bを連結することによって構成されている。一対の分割体121a,121bは、それぞれ片側の円環部115と、この円環部115から軸方向に延びている分割柱部122a,122bとを有しており、両側の分割柱部122a,122bが連結されることにより柱部116が構成される。分割柱部122a,122bの連結は、各分割体121a,121bに形成されている係止部124が、相手側の分割体121b,121aに形成されている係止溝131に係止することによって行われる。
特開2009−144878号公報
図9及び図10に示す合せ保持器を組み立てるには、図11に示すように、一対の分割体121a、121bの周方向の位相を合わせた状態で、これらを互いに軸方向に近づけ、係止部124を係止溝131に軸方向に挿入し、係止部124を係止溝131に係止させる。しかしながら、一対の分割体の周方向の位相が少しでもずれていると、係止部124の先端角部124cが係止溝131の周縁131dに干渉し、係止部124を係止溝131に挿入することが困難となる。
本発明は、上記のような実情に鑑みてなされたものであり、保持器を構成する一対の分割体を連結するときに、係止部を係止溝に容易に挿入することができ、転がり軸受の組立性を向上させることができる転がり軸受を提供することを目的とする。
本発明は、径方向に対向して配置された一対の軌道輪と、前記一対の軌道輪の間に介在する複数の転動体と、一対の円環部及び前記一対の円環部を繋ぐ複数の柱部を有し前記一対の円環部の間でかつ周方向に隣り合う前記柱部の間に前記転動体を収容するためのポケットが形成されている保持器と、を備え、前記保持器が、軸方向に二分割されている一対の分割体を連結することにより構成されている転がり軸受であって、少なくとも一方の分割体には、他方の分割体に向けて前記転がり軸受の軸方向に突出する係止部が設けられ、前記他方の分割体には、軸方向に沿って延びるとともに前記係止部が収容される係止溝が形成され、前記係止溝は、前記係止部を軸方向に挿入させるための挿入口を前記一方の分割体側の端部に有し、前記係止溝の少なくとも周方向一方側の側面には、前記挿入口の周方向幅を前記一方の分割体側ほど拡大させる第1の傾斜面が形成されている。
この構成によれば、一対の分割体を連結するときに、係止部と係止溝との周方向の位相が若干ずれていたとしても、係止部の先端を第1の傾斜面に当接させることで係止部の周方向の位置を係止溝に合わせることができ、係止部を係止溝に容易に挿入することができる。
前記係止部の基端部には、前記一対の分割体を連結した状態で前記第1の傾斜面に対向して配置されかつ前記係止部の周方向幅を当該係止部の基端側ほど拡大させる第2の傾斜面が形成されていることが好ましい。
このような構成によって、係止部の基端部の強度を高めることができる。
前記第1の傾斜面の軸方向に対する傾斜角度は、前記第2の傾斜面の軸方向に対する傾斜角度よりも大きいことが好ましい。
このような構成によって、一対の分割体を連結した状態で係止溝から係止部に周方向の力が作用したときに、係止部に生じる応力を低減することができる。
本発明の転がり軸受によれば、保持を構成する一対の分割体を連結するときに、係止部を係止溝に容易に挿入することができ、転がり軸受の組立性を向上させることができる。
一実施形態に係る転がり軸受の断面図である。 転がり軸受の保持器を示す斜視図である。 保持器の一方の分割体の一部を示す斜視図である。 分解された一対の分割体の一部を径方向内側から見た図である。 分解された一対の分割体における係止部と係止溝とを径方向内側から見た拡大図である。 係止溝に係止部を挿入する様子を径方向内側から見た拡大図である。 第1の傾斜面と第2の傾斜面との関係を示す説明図である。 第1の傾斜面と第2の傾斜面との関係の変形例を示す説明図である。 従来技術に係る転がり軸受を示す断面図である。 従来技術に係る転がり軸受の保持器を示す斜視図である。 従来技術の保持器における分解された一対の分割体を径方向内側から見た図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、一実施形態に係る転がり軸受の断面図である。転がり軸受10は、一対の軌道輪11,12と、複数の転動体13と、保持器14とを備えている。なお、以下の説明において、転がり軸受10の軸方向の中央Oにより近い側を軸方向内側(又は軸方向内方)ということがあり、軸方向の中央Oからより離れた側を軸方向外側(又は軸方向外方)ということがある。
一対の軌道輪11,12は、円環状の内輪11と、この内輪11の径方向外側に対向して配置された円環状の外輪12とからなる。
複数の転動体13は、内輪11と外輪12との間に配置されている。本実施形態の転動体13は玉であり、転がり軸受10は深溝玉軸受である。
内輪11の外周面には、玉13が転動する軌道11aが形成されている。この軌道11aは、断面が略凹円弧形状に形成されている。外輪12の内周面には、玉13が転動する軌道12aが形成されている。この軌道12aは、断面が略凹円弧形状に形成されている。
図2は、転がり軸受10の保持器14を示す斜視図である。図1及び図2に示すように、 保持器14は、複数の玉13の周方向の間隔を保持する。保持器14は、玉13の軸方向両側に位置する一対の円環部15と、これら一対の円環部15を繋ぐ複数の柱部16とを有している。そして、一対の円環部15の間であって周方向に隣り合う柱部16の間が玉13を収容するポケット17となる。保持器14は、玉13を軸方向両側から保持する両抱きタイプのものである。
ポケット17は、径方向視で円形状に形成されている。また、ポケット17の内面は、玉13の外周面よりも半径が僅かに大きな球面に沿った凹曲面形状を有している。このため、ポケット17と玉13の外周面との間には僅かな隙間が形成される。なお、ポケット17は、径方向視で四角形状に形成され、ポケット17の各辺に対して玉13が接触可能なように構成されていてもよい。
保持器14の軸方向外端面21a1,21b1には、軸方向内側に向けて凹んだ複数の背抜き部28が周方向に間隔をあけて設けられている。
図2に示すように、保持器14は、軸方向に二分割されている一対の分割体21a,21bにより構成されている。つまり、一対の分割体21a,21bが連結されることによって一つの保持器14が形成される。各分割体21a,21bは合成樹脂製であり、射出成形等によって成形される。一対の分割体21a,21bは、それぞれ片側の円環部15と、この円環部15から相手側の分割体21a,21bに向けて延びる分割柱部22a,22bとを有している。各分割柱部22a,22bは、それぞれ柱部16の半分を構成している。一対の分割体21a,21bは同一形状に形成され、一対の分割体21a,21bを互いに反転させた状態で分割柱部22a,22b同士を突き合わせて連結することによって、保持器14が構成されている。
図3は、保持器14の一方の分割体21aの一部を示す斜視図、図4は、分解された一対の分割体21a,21bの一部を径方向内側から見た図である。なお、図3において、他方の分割体21bは、軸方向の向きが反対となるだけで一方の分割体21aと全く同じ構造である。
図2〜図4に示すように、分割体21a,21bの分割柱部22a,22bの先端面22a1,22b1には、相手側の分割体21b,21aに向けて軸方向に延びる係止部24が設けられている。係止部24は、分割柱部22a,22bの先端面22a1,22b1における径方向内側部分であって周方向中央Cから周方向一方に偏った位置に設けられている。係止部24の径方向内側面24aは、分割体21a,21bの内周面の一部を構成している。
係止部24は、略棒状に形成された本体部25と、本体部25の先端部に設けられた係止突起26とを有している。本体部25は、断面形状が略四角形の四角柱形状に形成されている。
係止突起26は、本体部25と同一の周方向の幅を有し、本体部25よりも大きい径方向の高さを有している。そして、係止突起26は、本体部25の径方向内側面と面一で、本体部25の径方向外側面よりも径方向外方に突出している。係止突起26の径方向外側面は、係止部24の先端側ほど径方向の高さが小さくなるような傾斜面26aを有している。また、係止突起26の軸方向内側の側面、すなわち、本体部25との間の段差面26b(図3参照)は、後述する係止溝31に係止する係止面とされている。
分割体21a,21bの内周面には、軸方向に延びる係止溝31が形成されている。この係止溝31は、分割柱部22a,22bの先端面22a1,22b1(軸方向内側の端面)において開口している。係止溝31は、分割柱部22a,22bの先端面22a1,22b1の周方向中央Cに対して、係止部24とは反対側に偏った位置に設けられている。本実施形態では、係止部24と係止溝31とが周方向中央Cを挟んで隣接している。
図1に示すように、係止溝31は、保持器14の軸方向内側に配置される浅溝部32と、軸方向外側に配置される深溝部33とからなる。浅溝部32には係止部24における本体部25が挿入され、深溝部33には係止部24における係止突起26が挿入される。
浅溝部32は、周方向の溝幅と径方向の溝深さとが、本体部25の周方向の幅及び径方向の高さと略同じかこれらよりもわずかに大きく形成されている。また、浅溝部32は、本体部25と略同じ軸方向の長さを有している。
深溝部33は、浅溝部32と同じ溝幅を有し、浅溝部32よりも径方向に深く形成されている。深溝部33の溝幅は、係止突起26の幅と略同じかこれよりもわずかに大きく形成されている。本実施形態の深溝部33は、係止溝31が保持器14の軸方向外端面に形成された背抜き部28に連通することによって形成されたものであり、実質的に背抜き部28の軸方向内側部分によって構成されている。
係止部24は、係止溝31内に挿入されたときに係止溝31の内部に収められる。また、この状態で、係止突起26の係止面26bは、浅溝部32と深溝部33との間の段差面34に当接し、係止突起26が係止溝31に係止する。これにより、一対の分割体21a,21bが軸方向に離反することなく連結される。
図5は、分解された一対の分割体21a,21bにおける係止部24と係止溝31とを径方向内側から見た拡大図である。図4及び図5に示すように、係止溝31の軸方向内側の端部は、係止部24を軸方向に挿入させるための挿入口27となっている。各分割体21a,21bにおいて、係止溝31における周方向一方の側面31a、具体的には、図5に示すように、係止部24が隣接する側とは反対側の側面31aには、相手側の分割体21a,21b側ほど挿入口27を拡大させる第1の傾斜面31a1が形成されている。具体的に、第1の傾斜面31a1は、挿入口27において係止溝31の幅をW1からW2まで拡大している。なお、図5において、第1の傾斜面31a1の端部をA1,A2で示している。
一方、各分割体21a,21bにおいて、係止部24における周方向一方の側面24b、具体的に、係止溝31に隣接する側とは反対側の側面24bには、基端部の周方向幅を相手側の分割体21a,21bから離れるほど拡大させる第2の傾斜面24b1が形成される。具体的に、第2の傾斜面24b1は、係止部24の基端部の幅をW3からW4まで拡大している。一対の分割体21a,21bを連結させたとき、第1の傾斜面31a1と第2の傾斜面24b1とは、互いに対向して配置される。なお、図5において、第2の傾斜面24b1の端部をB1,B2で示す。
図6は、係止溝31に係止部24を挿入する状態を示す、径方向内側から見た図である。係止溝31に対して係止部24を軸方向に挿入するとき、分割体21a,21b同士に周方向の位相のずれが生じていると、係止部24の先端角部24cが第1の傾斜面31a1に当接することによって係止部24の周方向の位置が矯正され、係止部24の全体を係止溝31内に円滑に挿入することができる。つまり、第1の傾斜面31a1は、係止部24を係止溝31に導くガイド面として機能する。
また、第2の傾斜面24b1は、図5に示すように、係止部24の基端部の周方向の幅を係止部24の他の部分の幅よりも拡大させることによって係止部24の基端部の強度を高めることができる。特に、第2の傾斜面24b1は、転がり軸受10の周方向の負荷に対する係止部24の強度を好適に高めることができる。
図7は、第1の傾斜面31a1と第2の傾斜面24b1との関係を示す説明図である。図5及び図7に示すように、第1の傾斜面31a1の軸方向に対する傾斜角度αは、第2の傾斜面24b1の軸方向に対する傾斜角度βよりも大きい寸法とされている。そのため、係止溝31に係止部24を挿入し、両者を係合させた状態では、図7に示すように、第1の傾斜面31a1と第2の傾斜面24b1との間には隙間が形成される。
一方、図8は、第1の傾斜面31a1と第2の傾斜面24b1との関係の変形例を示す説明図である。図8に示すように、変形例においては、第1の傾斜面31a1の軸方向に対する傾斜角度αが、第2の傾斜面24b1の軸方向に対する傾斜角度βよりも小さい寸法とされている。そのため、係止溝31に係止部24を挿入し、両者を係合させた状態では、第1の傾斜面31a1と第2の傾斜面24b1との間、及び、係止溝31の側面31aと係止部24の側面24bとの間に隙間が生じる。
ところで、転がり軸受10の回転によって転動体13に進み遅れが生じると、転動体13が保持器14のポケット17の内面に衝突し保持器14が周方向の荷重を受ける。図7に示すように、一方の分割体21bの係止溝31の側面31aから係止部24に矢印で示す力Fが作用すると、第1の傾斜面31a1と第2の傾斜面24b1との一端A1,B1同士が接触し、係止部24の側面24bと係止溝31の側面31aとが接触する。そして、係止部24は二点鎖線で示すように変形する。係止溝31との接触部における係止部24の変形量をxで示す。
他方、図8に示す変形例の場合、一方の分割体21bの係止溝31の側面31aから係止部24に矢印で示す力Fが作用した場合、第1の傾斜面31a1の一端A2が第2の傾斜面24b1に当接する。このとき、図7と同様に係止溝31との接触部における係止部24の変形量がxである場合、これよりも先端では、係止部24はxよりも大きい量x’で変形しようとする。そのため、図7に示す実施形態と比べて図8に示す変形例では、係止部24に生じる応力が大きくなる。したがって、第1の傾斜面31a1の傾斜角度αと、第2の傾斜面24b1の傾斜角度βとは、α>βの関係に設定することがより好ましい。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において設計変更可能である。
例えば、第1の傾斜面31a1及び第2の傾斜面24b1は、平坦な面に限らず湾曲した面であってもよい。また、第1の傾斜面31a1の傾斜角度αと第2の傾斜面24b1の傾斜角度βとは、同一であってもよい。また、係止溝31に対する係止部24の挿入のしやすさの観点では、第2の傾斜面24b1は省略されていてもよい。
また、上記実施形態においては、係止部24と係止溝31とが、一対の分割体21a,21bの双方に形成されていたが、一対の分割体21a,21bの一方に係止部24のみが形成され、他方に係止溝31のみが形成されていてもよい。また、各分割体21a,21bにおいて、1つの分割柱部22a,22bには、係止部24又は係止溝31のいずれか一方のみが形成されていてもよい。
上記実施形態において、係止部24が係止する係止溝31は、分割体21a,21bの軸方向両端で開口していてもよい。また、各分割体21a,21bにおいて、係止部24と係止溝31とは周方向に隣接していなくてもよく、周方向に間隔をあけて形成されていてもよい。この場合、係止溝31の周方向両側の側面に第1の傾斜面を形成することができ、係止部24の周方向両側の側面に第2の傾斜面を形成することができる。
一対の分割体21a,21bは、互いに同一形状(同一部品)に形成されていなくてもよい。例えば、保持器14の柱部16は、一方の分割体のみに形成され、他方の分割体は円環部15のみによって構成されていてもよい。
上記各実施形態では、転動体13が玉である場合について説明したが、転動体13はころであってもよく、つまり、転がり軸受10はころ軸受であってもよい。また、保持器14が二つの分割体21a,21bを有する構成である他の形式の転がり軸受10であってもよい。
10:転がり軸受、11:内輪(軌道輪)、12:外輪(軌道輪)、13:転動体、14:保持器、15:円環部、16:柱部、17:ポケット、21a:分割体、21b:分割体、24:係止部、24b1:第2の傾斜面、27:挿入口、31:係止溝、31a:側面、31a1:第1の傾斜面、α:第1の傾斜面の傾斜角度、β:第2の傾斜面の傾斜角度

Claims (3)

  1. 径方向に対向して配置された一対の軌道輪と、前記一対の軌道輪の間に介在する複数の転動体と、一対の円環部及び前記一対の円環部を繋ぐ複数の柱部を有し前記一対の円環部の間でかつ周方向に隣り合う前記柱部の間に前記転動体を収容するためのポケットが形成されている保持器と、を備え、前記保持器が、軸方向に二分割された一対の分割体を連結することにより構成されている転がり軸受であって、
    少なくとも一方の分割体には、他方の分割体に向けて前記転がり軸受の軸方向に突出する係止部が設けられ、
    前記他方の分割体には、軸方向に沿って延びるとともに前記係止部が収容される係止溝が形成され、
    前記係止溝は、前記係止部を軸方向に挿入させるための挿入口を前記一方の分割体側の端部に有し、
    前記係止溝の少なくとも周方向一方側の側面には、前記挿入口の周方向幅を前記一方の分割体側ほど拡大させる第1の傾斜面が形成されている、転がり軸受。
  2. 前記係止部の基端部には、前記一対の分割体を連結した状態で前記第1の傾斜面に対向して配置されかつ前記係止部の周方向幅を当該係止部の基端側ほど拡大させる第2の傾斜面が形成されている、請求項1に記載の転がり軸受。
  3. 前記第1の傾斜面の軸方向に対する傾斜角度が、前記第2の傾斜面の軸方向に対する傾斜角度よりも大きい、請求項2に記載の転がり軸受。
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