JP2021066504A - 飲料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カップの種類を良好に判定すること。【解決手段】飲料供給部22に配置されたカップCに対して、飲料生成部11で生成した飲料を供給する飲料供給装置であって、カップCの上方域に設置され、該カップCの開口部C1を通じて該カップCの内部における自身の検出域の露出部分までの距離を検出する距離検出部32等と、距離検出部32等により検出された検出値が予め決められた閾値以上である場合には、該カップCには氷が入れられていないものと判定する一方、検出値が閾値未満である場合には、該カップCには氷が入れられているものと判定することにより、該カップCの種類を判定する判定部40aを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、飲料供給装置に関し、より詳細には、例えばコンビニエンスストア等の店舗に設置されるコーヒーマシン等の飲料供給装置に関するものである。
従来、例えばコンビニエンスストア等の店舗には、コーヒーマシン等の飲料供給装置が設置されている。飲料供給装置は、利用者により飲料が選択された場合に、例えばコーヒー豆挽き及びドリッピングの抽出処理等を行って飲料を生成し、飲料供給部に配置されたカップに対して飲料を供給するものである。
そのような飲料供給装置においては、飲料供給部にカップが配置されているか否かを検出し、カップを検出した場合にのみ飲料の供給を行うようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−274767号公報
ところで、昨今の飲料供給装置では、供給する飲料の種類に応じて使用するカップの種類を変更するものがある。例えば、ホット飲料を供給する場合には、紙製のカップを用いるようにし、コールド飲料を供給する場合には、内部に氷が入れられた透明樹脂製のカップを用いるようにした飲料供給装置がある。
こうした飲料供給装置では、飲料供給部に配置されたカップの種類と、供給指示された飲料の種類とが適切な組み合わせでない場合、飲料の供給を実施しないように構成することが望ましい。つまり、飲料供給部に配置されたカップの種類を判定する機能を有していれば、誤って紙製のカップに対して、コールド飲料用に抽出された飲料が供給される事態を未然に防止することができるようになる。
本発明は、上記実情に鑑みて、カップの種類を良好に判定することができる飲料供給装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る飲料供給装置は、飲料供給部に配置されたカップに対して、飲料生成部で生成した飲料を供給する飲料供給装置であって、前記カップの上方域に設置され、かつ該カップの開口部を通じて該カップの内部における自身の検出域の露出部分までの距離を検出する距離検出部と、前記距離検出部により検出された検出値が予め決められた閾値以上である場合には、該カップには氷が入れられていないものと判定する一方、前記検出値が前記閾値未満である場合には、該カップには氷が入れられているものと判定することにより、該カップの種類を判定する判定部とを備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記距離検出部は、前記カップに対して前記飲料生成部で生成された飲料を下方に向けて吐出するノズルを中心として水平方向に対称となる態様で複数設置され、それぞれが前記検出域の露出部分に対して上下方向に沿った距離を検出するものであり、前記判定部は、前記距離検出部により検出されたすべての検出値が前記閾値以上である場合には、該カップには氷が入れられていないものと判定する一方、いずれかの検出値が前記閾値未満である場合には、該カップには氷が入れられているものと判定することにより、該カップの種類を判定することを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記距離検出部は、光又は音波を利用して距離を検出することを特徴とする。
本発明によれば、カップの上方域に設置された距離検出部が、該カップの開口部を通じて該カップの内部における自身の検出域の露出部分までの距離を検出し、判定部が、距離検出部により検出された検出値が予め決められた閾値以上である場合には、該カップには氷が入れられていないものと判定する一方、検出値が閾値未満である場合には、該カップには氷が入れられているものと判定することにより、該カップの種類を判定するので、カップの材質や表面状態による影響を受けることが無く、カップの種類を良好に判定することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の外観構成を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の制御系を模式的に示すブロック図である。 図3は、図1に示した飲料供給部を概念的に示す正面図である。 図4は、図1に示した飲料供給部の要部を模式的に示す正面図である。 図5は、図1に示した飲料供給部の要部を模式的に示す正面図である。 図6は、図1に示した飲料供給部の要部を模式的に示す正面図である。 図7は、図2に示した制御部が実施する飲料供給制御処理の処理内容を示すフローチャートである。 図8は、図7におけるカップ判定処理の処理内容を示すフローチャートである。 図9は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の要部を模式的に示す正面図である。 図10は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の要部を模式的に示す正面図である。 図11は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の要部を模式的に示す正面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る飲料供給装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1及び図2は、それぞれ本発明の実施の形態である飲料供給装置を示すもので、図1は、外観構成を示す斜視図であり、図2は、制御系を模式的に示すブロック図である。
ここで例示する飲料供給装置は、例えばコンビニエンスストア等の店舗に設置されるコーヒーマシンであり、例えばコーヒー豆挽き及びドリッピングの抽出処理を行って、容器であるカップCにコーヒー等の飲料を供給するものである。このような飲料供給装置は、装置本体1を備えている。
ここでカップCとしては、コールド飲料専用のものと、ホット飲料専用のものとがある。コールド飲料専用のカップCは、無色で透明な透明樹脂製のものであり、飲料が供給される以前の状態で予め内部に氷IC(図5等参照)が入ったものである。このコールド飲料専用のカップCは、内部の氷ICが融解しないように冷凍庫の内部で冷凍保管されている。ホット飲料専用のカップCは、白色で不透明な紙製のものであり、コールド飲料専用のカップCと略同じ形状、略同じ大きさに形成されている。このホット飲料専用のカップCは、内部が空の状態で常温保管されている。
装置本体1は、本体キャビネット10及び前面扉20を備えている。本体キャビネット10は、前面が開口した略直方状の形態を成すものである。この本体キャビネット10の内部には、飲料(例えばコーヒー)を生成する飲料生成部11が設けてある。
前面扉20は、本体キャビネット10の前面の開口を閉塞するのに十分な大きさを有する扉体である。この前面扉20は、本体キャビネット10の前方側一側縁部において、上下方向に沿って延在する図示せぬ軸部の中心軸回りに揺動可能に設けてあり、本体キャビネット10の前面の開口を開閉することが可能である。
かかる前面扉20は、前面が接客面を構成しており、表示部21、飲料供給部22及び開閉扉23が設けてある。表示部21は、例えば液晶タッチパネルで構成されており、各種情報を表示するとともに、タッチ操作等の入力操作が可能な入力部21aを有している。
飲料供給部22は、表示部21の下方側に凹部を設けることにより構成してある。この飲料供給部22は、図3にも示すように、ノズル221、ステージ222、後壁223及び側壁224L,224Rを有している。ノズル221は、飲料生成部11で生成された飲料を下方に向けて吐出するものである。ステージ222は、ノズル221の下方域に設けてある。このステージ222は、カップCを載置させるものであり、円弧状のストッパ222aが設けてある。またステージ222には、ノズル221から吐出されてカップCに供給されなかった飲料を通過させる複数の通過孔(図示せず)が形成してあり、その下方には飲料を貯留するためのトレイ(図示せず)が設けてある。
後壁223は、ステージ222の後面を覆うものである。側壁224L,224Rは、ステージ222の両側面を覆うものである。これら側壁224L,224Rは、後壁223の両側縁部から前方に向けて相互間隔が漸次増大するように設けられている。
開閉扉23は、例えば透明な樹脂等の透光性材料により構成されるものであり、飲料供給部22の入口225を覆うのに十分な大きさを有している。この開閉扉23は、左側端部が前面扉20に軸支されており、前後方向に沿って揺動可能なものである。つまり、開閉扉23は、飲料供給部22に近接離反する態様で前後方向に沿って揺動可能であり、飲料供給部22に近接する態様で後方に揺動する場合に飲料供給部22の入口225を閉成させることが可能であり、飲料供給部22から離隔する態様で前方に揺動する場合に入口225を開成させることが可能である。
図2に示すように、飲料供給装置は、カップ検出部31と、第1距離検出部32及び第2距離検出部33と、扉開閉検知部34と、扉開閉ロック機構35と、制御部40とを備えている。
カップ検出部31は、例えば光センサ等により構成されるもので、飲料供給部22におけるカップCの配置の有無、すなわちステージ222にカップCが載置されたか否かを検出するものである。かかるカップ検出部31は、カップCの有無の検出結果を制御部40に与えるものである。
第1距離検出部32及び第2距離検出部33は、図3に示したように、飲料供給部22における上方域、すなわちステージ222に載置されたカップCの上方域において、ノズル221を中心として左右対称に設置してある。これら第1距離検出部32及び第2距離検出部33は、例えば光又は音波を利用して、カップCの開口部C1を通じて該カップCの内部におけるそれぞれの検出域の露出部分までの上下方向に沿った距離を検出するものである。
より詳細に説明すると、第1距離検出部32及び第2距離検出部33は、図4に示すように、カップCがホット飲料専用のものである場合、該カップCの開口部C1を通じて該カップCの底面における自身の直下域(検出域)までの上下方向の距離を検出するものである。また第1距離検出部32及び第2距離検出部33は、図5に示すように、カップCがコールド飲料専用のものである場合、該カップCの開口部C1を通じて該カップCの内容物(氷IC)における自身の直下域(検出域)の表面(露出部分)までの上下方向の距離を検出するものである。
ところで、コールド飲料専用のカップCの保存状況等により、図6に示すように、内容物である氷ICが例えば左側に偏っている場合もある。この場合、第1距離検出部32は、氷ICにおける自身の直下域の表面までの上下方向の距離を検出し、第2距離検出部33は、自身の直下域の表面(カップCの底面若しくはカップCの底面に近似した部分の表面)までの上下方向の距離を検出することになる。尚、図には明示しないが、内容物である氷ICが例えば右側に偏っている場合、第1距離検出部32は、自身の直下域の表面(カップCの底面若しくはカップCの底面に近似した部分の表面)までの上下方向の距離を検出し、第2距離検出部33は、氷ICにおける自身の直下域の表面までの上下方向の距離を検出することになる。
これら第1距離検出部32及び第2距離検出部33は、検出結果(検出値)を検出信号として制御部40に出力するものである。
扉開閉検知部34は、飲料供給部22の入口225の近傍に設けてあり、例えば光センサ等で構成してある。この扉開閉検知部34は、開閉扉23による入口225の開閉を検知するものであり、より詳細には、入口225が閉成、すなわち開閉扉23が閉となるか否かを検知するものである。かかる扉開閉検知部34は、開閉扉23が閉となるか否かの検知結果を制御部40に与えるものである。
扉開閉ロック機構35は、飲料供給部22の入口225の近傍に設けてある。この扉開閉ロック機構35は、入口225を閉成する開閉扉23が閉となる状態を保持させて該開閉扉23が前方に向けて揺動することを規制するロック状態と、該開閉扉23が前方に向けて揺動することを許容する解除状態との間で択一的に切替可能なものである。かかる扉開閉ロック機構35の切り替えは、制御部40から与えられる指令に応じて行われる。
制御部40は、上述した飲料生成部11、表示部21、カップ検出部31、第1距離検出部32、第2距離検出部33、扉開閉検知部34、扉開閉ロック機構35に電気的に接続してあり、同じく電気的に接続された記憶部41に記憶されたプログラムやデータにしたがって、これら各部の動作を統括的に制御するもので、特徴的なものとして判定部40aを有している。
尚、制御部40は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
判定部40aは、後述するカップ判定処理において、第1距離検出部32及び第2距離検出部33の検出値と、記憶部41に記憶されておりカップCの種類の判定の閾値を含む閾値情報とから、カップCの種類を判定するものである。ここで閾値は、カップCの底面までの距離(例えば230〜280mm)と、カップCの内部の氷ICまでの距離(例えば40〜60mm)とを考慮して決められるもので、例えば100mmとされている。
図7は、図2に示した制御部40が実施する飲料供給制御処理の処理内容を示すフローチャートである。かかる飲料供給制御処理の処理内容を説明しながら飲料供給装置の動作について説明する。
この飲料供給制御処理において制御部40は、カップ検出部31によりカップCが飲料供給部22に有ると検出されたか否かを判断する(ステップS101)。すなわち、カップ検出部31は、カップCがステージ222に載置されたか否かを検出する。
カップCが有ると検出された場合(ステップS101:Yes)、制御部40は、扉開閉検知部34の検知結果をもとに、開閉扉23が閉であるか否かを判断する(ステップS102)。開閉扉23が閉でない場合(ステップS102:No)には、ステップS102の判断処理を繰り返す。
一方、制御部40は、開閉扉23が閉である場合(ステップS102:Yes)には、カップ判定処理を実施する(ステップS103)。
図8は、図7におけるカップ判定処理の処理内容を示すフローチャートである。このカップ判定処理において制御部40は、第1距離検出部32及び第2距離検出部33からの検出信号の入力が有るか否かを判断する(ステップS103a)。検出信号の入力が無い場合(ステップS103a:No)、かかるステップS103aの処理を繰り返す。
一方、制御部40は、検出信号の入力が有る場合(ステップS103a:Yes)、記憶部41より閾値情報を読み出し、判定部40aを通じて第1距離検出部32の検出値及び第2距離検出部33の検出値が閾値以上であるか否かを判断する(ステップS103b)。すなわち制御部40は、すべての検出値が閾値以上であるか否かを判断する。
すべての検出値が閾値以上となる場合(ステップS103b:Yes)、すなわち第1距離検出部32による検出値及び第2距離検出部33による検出値が閾値以上となる場合、制御部40の判定部40aは、該カップCには氷ICが入れられていないものとして、ホット飲料専用のカップCと判定し(ステップS103c)、その後に手順をリターンして今回の処理を終了する。
一方、すべての検出値が閾値以上でない場合(ステップS103b:No)、すなわち第1距離検出部32による検出値及び第2距離検出部33による検出値のいずれかが閾値未満である場合、制御部40の判定部40aは、該カップCには氷ICが入れられているものとして、コールド飲料専用のカップCと判定し(ステップS103d)、その後に手順をリターンして今回の処理を終了する。
そのようにしてカップ判定処理を行った制御部40は、表示部21に対して、該カップ判定処理で判定した種類のカップCに対応した飲料、すなわち供給すべき飲料(ホットコーヒー飲料又はアイスコーヒー飲料)の表示と、確認の文言が表示された入力部21aのタッチを案内する案内表示を行う(ステップS104)。
その後、制御部40は、入力部21aがタッチされたか否かを判断する(ステップS105)。入力部21aがタッチされない場合(ステップS105:No)、制御部40は、ステップS105の判断処理を繰り返す。一方、入力部21aがタッチされた場合(ステップS105:Yes)、制御部40は、扉開閉ロック機構35を用いて開閉扉23を閉状態にロックし(ステップS106)、飲料生成部11に対して、供給する飲料の生成及び供給の処理を行わせる(ステップS107)。
その後、制御部40は、飲料生成部11による飲料供給が終了したか否かを判断する(ステップS108)。飲料供給が終了していない場合(ステップS108:No)には、制御部40は、ステップS107に戻って飲料の生成及び供給の処理を続行する。
一方、飲料供給が終了した場合(ステップS108:Yes)には、制御部40は、扉開閉ロック機構35による開閉扉23の閉状態のロックを解除し(ステップS109)、その後に手順をリターンして今回の処理を終了する。
以上説明したように、本発明の実施の形態である飲料供給装置によれば、第1距離検出部32及び第2距離検出部33が、例えば光又は音波を利用して、カップCの開口部C1を通じて該カップCの内部におけるそれぞれの検出域の露出部分までの上下方向に沿った距離を検出し、制御部40の判定部40aが、第1距離検出部32による検出値及び第2距離検出部33による検出値が閾値以上となる場合、カップCには氷ICが入れられていないものとしてホット飲料専用のカップCと判定する一方、第1距離検出部32による検出値及び第2距離検出部33による検出値のいずれかが閾値未満である場合、カップCには氷ICが入れられているものとしてコールド飲料専用のカップCと判定するので、カップCの材質や表面状態による影響を受けることが無く、カップCの種類を良好に判定することができる。
特に、第1距離検出部32及び第2距離検出部33が、ステージ222に載置されたカップCの上方域において、ノズル221を中心として左右対称に設置してあるので、カップCの内部の氷ICが偏っていても、カップCの種類を良好に判定することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定することなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、第1距離検出部32及び第2距離検出部33が、ステージ222に載置されたカップCの上方域において、ノズル221を中心として左右対称に設置してあったが、本発明においては、ノズルを中心として前後対称に設置してあってもよく、該ノズルを中心として水平方向に対称となる態様で設置されていてもよい。
上述した実施の形態では、第1距離検出部32及び第2距離検出部33が設けられているが、本発明においては、距離検出部が3つ以上設けられていてもよいし、単数であってもよい。
距離検出部が単数であれば、判定部は、距離検出部により検出された検出値が予め決められた閾値以上である場合には、該カップには氷が入れられていないものと判定する一方、検出値が閾値未満である場合には、該カップには氷が入れられているものと判定することにより、該カップの種類を判定することになる。
そして、距離検出部が単数である場合、図9に示すように設置してもよい。図9に示す距離検出部36は、飲料供給部22における上方域、すなわちステージ222に載置されたカップCの上方域において、ノズル221の左方側に設置してある。この距離検出部36は、例えば光又は音波を利用して、カップCの開口部C1を通過するとともにノズル221の飲料の吐出方向を通過する態様で、該カップCの左側内周面における底面に近接する領域(検出域)に向けての上下方向に傾斜した距離を検出するものである。
より詳細に説明すると、距離検出部36は、カップCがホット飲料専用のものである場合、該カップCの開口部C1を通じて該カップCの左側内周面における検出域の露出部分までの距離を検出するものである。また距離検出部36は、図10に示すようにカップCがコールド飲料専用のものである場合、該カップCの開口部C1を通じて該カップCの内容物(氷IC)における表面(露出部分)までの距離を検出するものである。
かかる距離検出部36を備えた構成によっても、カップCの材質や表面状態による影響を受けることが無く、カップCの種類を良好に判定することができる。しかも、距離検出部36がノズル221の飲料の吐出方向を通過する態様で、該カップCの左側内周面における底面に近接する領域(検出域)に向けての傾斜した距離を検出するので、図11に示すように、内容物である氷ICが例えば左側に偏っている場合においても、距離を良好に検出することができ、カップCの種類を良好に判定することができる。
尚、図9〜図11に示した例では、距離検出部36がノズル221の左方側に設けられていたが、本発明においては、距離検出部がノズルの右方側に設けられていてもよいし、前方側や後方側に設けられていてもよい。
1…装置本体、10…本体キャビネット、11…飲料生成部、20…前面扉、21…表示部、22…飲料供給部、221…ノズル、222…ステージ、223…後壁、224L,224R…側壁、225…入口、23…開閉扉、31…カップ検出部、32…第1距離検出部、33…第2距離検出部、34…扉開閉検知部、35…扉開閉ロック機構、40…制御部、40a…判定部、41…記憶部、C…カップ、C1…開口部。

Claims (3)

  1. 飲料供給部に配置されたカップに対して、飲料生成部で生成した飲料を供給する飲料供給装置であって、
    前記カップの上方域に設置され、かつ該カップの開口部を通じて該カップの内部における自身の検出域の露出部分までの距離を検出する距離検出部と、
    前記距離検出部により検出された検出値が予め決められた閾値以上である場合には、該カップには氷が入れられていないものと判定する一方、前記検出値が前記閾値未満である場合には、該カップには氷が入れられているものと判定することにより、該カップの種類を判定する判定部と
    を備えたことを特徴とする飲料供給装置。
  2. 前記距離検出部は、前記カップに対して前記飲料生成部で生成された飲料を下方に向けて吐出するノズルを中心として水平方向に対称となる態様で複数設置され、それぞれが前記検出域の露出部分に対して上下方向に沿った距離を検出するものであり、
    前記判定部は、前記距離検出部により検出されたすべての検出値が前記閾値以上である場合には、該カップには氷が入れられていないものと判定する一方、いずれかの検出値が前記閾値未満である場合には、該カップには氷が入れられているものと判定することにより、該カップの種類を判定することを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置。
  3. 前記距離検出部は、光又は音波を利用して距離を検出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の飲料供給装置。
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