JP2021066116A - 情報処理装置、ユーザ管理プログラムおよびユーザ管理方法 - Google Patents

情報処理装置、ユーザ管理プログラムおよびユーザ管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザ情報を適切に管理し、ユーザ登録の手間を省くことができる。【解決手段】複合機10は、制御部16および補助記憶部18を含み、ログイン名およびパスワードを用いてユーザ認証を行うための通常ユーザ情報を補助記憶部に記憶する。また、複合機は、簡易認証を行うためのクイックログインモードを有し、クイックログインモードにおいて、新規ユーザを登録するとき、既存ユーザの通常ユーザ情報に含まれるログイン名と、新規ユーザのログイン名が一致するかどうかを判断する。2つのログイン名が一致する場合には、新規ユーザを既存ユーザに紐づけるかどうかをユーザに選択させ、新規ユーザを既存ユーザに紐づけることが選択されると、少なくとも既存ユーザの通常ユーザ情報に含まれるユーザIDを用いて第1管理情報および第2管理情報を含む新規ユーザのクイックユーザ情報が生成され、第2管理情報が主記憶部16bに記憶される。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、ユーザ管理プログラムおよびユーザ管理方法に関し、特にたとえば、ユーザアイコンを選択することで簡易にユーザ認証を受ける機能を備える、情報処理装置、ユーザ管理プログラムおよびユーザ管理方法に関する。
この種の技術の一例が、特許文献1に開示されている。この特許文献1に開示された画像処理装置は、表示手段に表示されるユーザアイコンを選択してログインするユーザと、カードとの通信に従いログインするユーザとに基づくユーザ情報を検索して、検索されたユーザのログイン処理を実行する。
特開2015−227048号公報
背景技術の画像形成装置は、セキュリティの観点からユーザの認証を行う機能を備える画像形成装置において、認証情報としてログインIDおよびパスワードを入力する手間を削減することを目的とするものである。
しかし、背景技術の画像形成装置では、ログインIDおよびパスワードのような認証情報を含むユーザ情報が登録された画像形成装置において、ユーザアイコンを選択してログインするユーザまたはカードとの通信に従いログインするユーザとに基づくユーザ情報を検索して、ログイン処理を実行する機能を追加することは考慮されていない。
したがって、ログインIDおよびパスワードのような認証情報を含むユーザ情報が登録されたユーザが、ユーザアイコンを選択してログインするユーザまたはカードとの通信に従いログインするユーザとしてユーザ登録を行う場合には、既にユーザ情報が登録されているため、重複してユーザ登録できないことがある。この場合、ログインIDおよびパスワードのような認証情報を含むユーザ情報を削除してから、ユーザアイコンを選択してログインするユーザまたはカードとの通信に従いログインするユーザとしてユーザ登録を行う必要がある。このため、ユーザ登録が面倒である。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、情報処理装置、ユーザ管理プログラムおよびユーザ管理方法を提供することである。
また、この発明の他の目的は、ユーザ情報を適切に管理し、ユーザ登録の手間を削減することができる、情報処理装置、ユーザ管理プログラムおよびユーザ管理方法を提供することである。
第1の発明は、入力されたログイン名およびパスワードを用いてユーザ認証を行う第1ユーザの第1ユーザ情報を記憶する第1記憶部と、一部が第1ユーザ情報と重複し、表示部に表示された操作子が操作されたことによってユーザ認証を行う第2ユーザの第2ユーザ情報を登録する登録部と、登録部によって、2ユーザ情報を登録するとき、第1ユーザ情報に含まれる第1ログイン名が、当該第2ユーザ情報に含まれる第2ログイン名と一致するかどうかを判断する第1判断部と、第1判断部によって第1ログイン名が第2ログイン名と一致することが判断されたとき、当該第2ログイン名を含む第2ユーザ情報の第2ユーザを当該第1ログイン名を含む第1ユーザ情報の第1ユーザと紐づけるかどうかをユーザに選択させる第1選択部を備え、登録部は、第1選択部によって第2ユーザを第1ユーザと紐づけることが選択されたとき、少なくとも、当該第2ユーザの第2ユーザ情報に含まれる第2ログイン名を当該第1ユーザの第1ユーザ情報に含まれる第1ログイン名に設定して当該第2ユーザ情報を登録する、情報処理装置である。
第2の発明は、第1の発明に従属し、第1ユーザ情報および第2ユーザ情報は、それぞれ、ユーザを個別に識別するためのユーザ識別情報を含み、登録部は、第1選択部によって第2ユーザを第1ユーザと紐づけないことが選択されたとき、当該第2ユーザの第2ユーザ情報に当該第1ユーザの第1ユーザ情報のユーザ識別情報とは異なる別のユーザ識別情報を付与して登録する。
第3の発明は、第2の発明に従属し、第2ユーザ情報は、第1ユーザ情報に相当する第1管理情報と、当該第1管理情報とは異なる第2管理情報を含み、第1選択部によって第2ユーザを第1ユーザと紐づけることが選択されたとき、第1管理情報で第1ユーザ情報を上書きするかどうかをユーザに選択させる第2選択部をさらに備え、登録部は、第2選択部の選択結果に応じて第2ユーザ情報を登録する。
第4の発明は、第3の発明に従属し、第1管理情報は第1メモリに記憶され、第2管理情報は第1メモリとは異なる第2メモリに記憶され、ユーザの操作に応じて第2ユーザの第2管理情報を削除する削除部をさらに備え、削除部は、第2ユーザ管理情報を削除するとき、当該第2ユーザ管理情報と同じユーザ識別情報を有する第1管理情報を削除するが、当該第2ユーザ管理情報と異なるユーザ識別情報を有する第1管理情報を削除しない。
第5の発明は、第4の発明に従属し、削除部は、第2ユーザ情報にユーザパスワードが付属されている場合には少なくとも当該ユーザパスワードの入力を条件として第2ユーザ管理情報を削除し、当該第2ユーザ情報に当該ユーザパスワードが付属されていない場合には無条件で第2ユーザ管理情報を削除する。
第6の発明は、入力されたログイン名およびパスワードを用いてユーザ認証を行う第1ユーザの第1ユーザ情報を記憶する第1記憶部を備える情報処理装置で実行されるユーザ管理プログラムであって、情報処理装置のプロセッサに、一部が第1ユーザ情報と重複し、表示部に表示された操作子が操作されたことによってユーザ認証を行う第2ユーザの第2ユーザ情報を登録する登録処理と、登録処理において、2ユーザ情報を登録するとき、第1ユーザ情報に含まれる第1ログイン名が、当該第2ユーザ情報に含まれる第2ログイン名と一致するかどうかを判断する第1判断処理と、第1判断処理において第1ログイン名が第2ログイン名と一致することを判断したとき、当該第2ログイン名を含む第2ユーザ情報の第2ユーザを当該第1ログイン名を含む第1ユーザ情報の第1ユーザと紐づけるかどうかをユーザに選択させる第1選択処理を実行させ、
登録処理は、第1選択処理において第2ユーザを第1ユーザと紐づけることが選択されたとき、少なくとも、当該第2ユーザの第2ユーザ情報に含まれる第2ログイン名を当該第1ユーザの第1ユーザ情報に含まれる第1ログイン名に設定して当該第2ユーザ情報を登録する、ユーザ管理プログラムである。
第7の発明は、入力されたログイン名およびパスワードを用いてユーザ認証を行う第1ユーザの第1ユーザ情報を記憶する第1記憶部を備える情報処理装置におけるユーザ管理方法であって、(a)一部が第1ユーザ情報と重複し、表示部に表示された操作子が操作されたことによってユーザ認証を行う第2ユーザの第2ユーザ情報を登録するステップと、(b)ステップ(a)において、2ユーザ情報を登録するとき、第1ユーザ情報に含まれる第1ログイン名が、当該第2ユーザ情報に含まれる第2ログイン名と一致するかどうかを判断するステップと、(c)ステップ(b)において第1ログイン名が第2ログイン名と一致することを判断したとき、当該第2ログイン名を含む第2ユーザ情報の第2ユーザを当該第1ログイン名を含む第1ユーザ情報の第1ユーザと紐づけるかどうかをユーザに選択させるステップを含み、ステップ(a)は、ステップ(c)において第2ユーザを第1ユーザと紐づけることが選択されたとき、少なくとも、当該第2ユーザの第2ユーザ情報に含まれる第2ログイン名を当該第1ユーザの第1ユーザ情報に含まれる第1ログイン名に設定して当該第2ユーザ情報を登録する、ユーザ管理方法である。
この発明によれば、ユーザ情報を適切に管理し、ユーザ登録の手間を削減ことができる。
図1は、本発明の実施例に係る複合機の電気的な構成を示すブロック図である。 図2は、本実施例に係る複合機とPCとが接続された構成の一例を示す図である。 図3は、通常ログインユーザ登録画面の一例を示す図である。 図4は、クイックログイン画面の一例を示す図である。 図5は、ユーザ未登録時のクイックログイン画面の一例を示す図である。 図6は、ユーザ未登録時のクイックログイン画面の別の状態の一例を示す図である。 図7は、ユーザ未登録時のユーザ追加/編集画面の一例を示す図である。 図8は、新規登録用のユーザ登録画面が表示された状態にあるユーザ追加/編集画面の一例を示す図である。 図9は、ユーザ登録後のユーザ追加/編集画面の一例を示す図である。 図10は、ユーザ登録後のユーザ追加/編集画面の別の状態の一例を示す図である。 図11は、クイックユーザ情報の一例を示す図である。 図12は、編集用のユーザ登録画面が表示された状態にあるユーザ追加/編集画面の一例を示す図である。 図13は、パスワード入力画面が表示された状態にあるユーザ追加/編集画面の一例を示す図である。 図14は、紐づけ確認の画面の一例を示す図である。 図15は、上書き確認の画面の一例を示す図である。 図16は、図1に示す主記憶部のRAM内の構成を概念的に示すメモリマップである。 図17は、図1に示すCPUのユーザ管理処理の一部を示すフロー図である。 図18は、図1に示すCPUのユーザ管理処理の他の一部であって、図17に後続するフロー図である。 図19は、図1に示すCPUのユーザ新規登録処理の一例を示すフロー図である。 図20は、図1に示すCPUのユーザの削除処理の一例を示すフロー図である。
本発明の実施例について、図1に示される複合機10を例に挙げて説明する。この実施例に係る複合機10は、コピー機能、プリンタ機能、イメージスキャナ機能、ファクシミリ機能などの複数の機能を備える。このような複合機10は、たとえばオフィスに設置される。この場合は主に、オフィスで働く者が、複合機10を使用するユーザとなる。併せて、複合機10のユーザには、当該複合機10を管理する権限を持つ管理者が含まれる。また、オフィス内においては、図2に示される如く複合機10と、1台以上のユーザ装置としてのPC30とが、ネットワーク40を介して相互に接続される場合がある。ここで言うネットワーク40は、たとえばLAN(Local Area Network)であるが、これに限定されない。なお、図示は省略するが、ネットワーク40には、PC30以外にも、ルータやサーバなどの様々な外部装置が接続される場合がある。さらに、複合機10は、公衆電話回線に接続される場合もある。
改めて図1を参照して、複合機10は、画像読取部12と、画像形成部14と、制御部16と、補助記憶部18と、通信部20と、表示部22と、操作部24と、を備える。これらは、互いに共通のバス26を介して接続される。
画像読取部12は、画像読取手段の一例である。すなわち、画像読取部12は、不図示の原稿の画像を読み取って、当該原稿の画像に応じた2次元の画像データを出力する、画像読取処理を担う。このような画像読取部12は、原稿が載置される不図示の原稿載置台を備える。併せて、画像読取部12は、不図示の光源、複数のミラー、結像レンズ、ラインセンサなどを含む画像読取ユニットを備える。さらに、画像読取部12は、当該画像読取ユニットを移動させる不図示の駆動機構などを備える。また、画像読取部12は、不図示の自動原稿送り装置(Auto Document Feeder:ADF)を備えることがある。この画像読取部12は、とりわけコピー機能、イメージスキャナ機能およびファクシミリ機能(ファクス送信機能)の実現に供される。
画像形成部14は、画像形成手段の一例である。すなわち、画像形成部14は、不図示の用紙などのシート状の画像記録媒体に公知の電子写真方式により画像を形成する、画像形成処理を担う。このような画像形成部14は、不図示の感光体ドラム、帯電装置、露光装置、現像装置、転写装置、定着装置などを備える。この画像形成部14による画像形成処理より画像が形成された後の用紙、言わば印刷物は、不図示の排紙トレイに排出される。なお、画像形成部14は、白黒の画像形成処理のみならず、カラーの画像形成処理をも実行可能であってもよい。また、画像形成部14は、電子写真方式に限らず、たとえばインクジェット方式を採用してもよい。この画像形成部14は、とりわけコピー機能、プリンタ機能およびファクシミリ機能(ファクス受信機能)の実現に供される。
制御部16は、複合機10の全体的な制御を司る、制御手段の一例である。このため、制御部16は、制御実行手段としてのCPU(Central Processing Unit)16aを有する。併せて、制御部16は、CPU16aが直接的にアクセス可能な主記憶手段としての主記憶部16bを有する。主記憶部16bは、不図示のROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を含むとともに、EEPROMまたはフラッシュメモリなどの書き換え可能な不揮発性メモリを含む。このうちのROMには、CPU16aの動作を制御するための制御プログラム(ファームウェア)が記憶される。RAMは、CPU16aが制御プログラムに基づく処理を実行する際の作業領域およびバッファ領域を構成する。そして、書き換え可能な不揮発性メモリには、後述する第1管理情報400などの書き換えられる可能性のあるデータが記憶される。
補助記憶部18は、補助記憶手段の一例であり、たとえば不図示のハードディスクを含む。また、補助記憶部18は、主記憶部16bにおけるのとは別の書き換え可能な不揮発性メモリを含む場合がある。この補助記憶部18には、後述する第2管理情報450、画像読取部12から出力された画像データや、次に説明する通信部20を介して受信されたデータなどの各種のデータが、必要に応じて記憶される。
通信部20は、前述のネットワーク40と接続されることで、このネットワーク40を介しての双方向の通信処理、つまりそれぞれのPC30を含む各外部装置との間での当該通信処理を担う、通信手段の一例である。この通信部20とネットワーク40との接続は、有線であってもよいし、無線であってもよい、また、通信部20は、前述の公衆電話回線と接続されることで、当該公衆電話回線を介しての双方向の通信処理をも担う。この通信部20は、とりわけプリンタ機能、イメージスキャナ機能およびファクシミリ機能の実現に供される。なお、イメージスキャナ機能においては、その拡張機能として、画像読取部12から出力された画像データをサーバなどの外部装置へ送信したり、当該画像データを電子メール(以下、「Eメール」という)で送信したりする機能があるが、通信部20は、そのような拡張機能の実現に供される。
表示部22は、表示手段の一例としてのディスプレイ22aを有する。このディスプレイ22aは、たとえば液晶ディスプレイ(LCD)であるが、これに限らず、有機エレクトロルミネッセンス(EL)ディスプレイなどであってもよい。また、表示部22は、ディスプレイ22aの他に、不図示の発光ダイオード(LED)などの適宜の発光素子を有する。
操作部24は、ユーザによる操作を受け付ける操作受付手段の一例であり、とりわけシート状のタッチパネル24aを有する。このタッチパネル24aは、ディスプレイ22aの表示面上に重ねて設けられる。このタッチパネル24aは、たとえば静電容量方式のものであるが、これに限らず、電磁誘導方式、抵抗膜方式、赤外線方式などの他の方式のものであってもよい。また、操作部24は、タッチパネル24aの他に、不図示の押しボタンスイッチなどの適宜のハードウェアスイッチを有する。
さて、上記のような複合機10は、その使用に際して、セキュリティを確保するために、ユーザ認証を行う。一般的には、ユーザ認証を行う場合には、ログインID(または、ログイン名)とパスワードのような入力情報を入力するための不図示のログイン画面(以下、「通常ログイン画面」という)がディスプレイ22aに表示される。ユーザは、通常ログイン画面において、ログイン名とパスワードを入力し、たとえば、ログインボタン(または、OKボタン)を操作(「押下」または「タップ」とも言う。以下、同じ。)する。
複合機10は、予め登録されたログインIDおよびパスワードと、ユーザが通常ログイン画面において、入力したログインIDおよびパスワードが一致するかどうかを判断する。ユーザが入力したログインIDおよびパスワードが、予め登録されたログイン名およびパスワードと一致する場合には、認証OKであり、ユーザは複合機10にログインする。一方、ユーザが入力したログイン名およびパスワードの少なくとも一方が、予め登録されたログイン名およびパスワードと一致しない場合には、認証NGであり、ユーザは複合機10にログインできない。以下、通常ログイン画面を用いてログインする場合を、「通常のログインモード」と呼ぶことがある。ログインしたユーザは、予め設定された使用に関する制限の範囲内で、複合機10を使用することができる。一例として、使用に関する制限とは、コピーまたは印刷の枚数の制限である。
このような通常のログインモードでログインを行うユーザは、システム設定において、管理者によって複合機10に登録される。ここで、システム設定とは、プリント、コピー、ファクス、スキャンなどのジョブの実行条件のように、ジョブ毎に設定可能な情報とは異なり、一度設定されると、基本的には変更する必要のない情報を設定するモードを意味する。たとえば、システム設定では、通常のログインモードでログインを行うユーザを登録、編集および削除すること以外に、ホーム画面におけるアイコンの配列、コピー機能における枠消去幅の標準値、スキャン機能におけるカラーモードの標準設定(たとえば、白黒、グレースケール、フルカラーの別)などを設定および変更することができる。
図3は、通常のログインモードでログインを行うユーザを登録するための登録画面(以下、「通常ログインユーザ登録画面」という)50の一例を示す。この通常ログインユーザ登録画面50は、システム設定において、管理者がユーザ登録を選択したことに応じて、ディスプレイ22aに表示される。
図3に示すように、通常ログインユーザ登録画面50には、複数の、たとえば7つの、フィールド52、54、56、58、60、62および64が、縦一列に配される。また、フィールド64の下方には、その他の項目に関するフィールドを表示するためのボタン70、ユーザ登録を実行するためのボタン72およびユーザ登録をキャンセルするためのボタン74が配される。
一番上のフィールド52は、複合機10を使用可能なユーザとして登録する当該ユーザの名称すなわちユーザ名を入力するためのフィールドである。このユーザ名は、他のユーザと重複して登録することはできない。2番目のフィールド54は、当該ユーザのユーザ名のよみがなまたは検索文字を入力するためのフィールドである。3番目のフィールド56は、当該ユーザのインデックスを入力するためのフィールドである。4番目のフィールド58は、ログイン名を入力するためのフィールドである。このログイン名は、他のユーザと重複して登録することはできない。5番目のフィールド60は、パスワードを入力するためのフィールドである。6番目のフィールド62は、5番目のフィールド60に入力したパスワードを確認するために、パスワードを再入力するためのフィールドである。一番下のフィールド64は、Eメールアドレスを入力するためのフィールドである。
また、その他のボタン70が操作されると、複数のその他の項目を入力するための複数のフィールドが、フィールド52〜64に代えて表示される。なお、その他の項目の一例としては、使用枚数制限グループおよび権限グループの各グループの名称が該当する。
詳細な説明は省略するが、よみがなまたは検索文字は、ユーザ名をリストで表示する場合の表示順を決定するための検索文字である。インデックスは、登録するユーザについてのインデックスであり、複合機10に登録されているアドレス帳などで使用されるものと共有される。ログイン名は、ユーザ認証時に使用するログインIDである。パスワードは、ユーザ認証時に使用するパスワードである。
使用枚数制限グループは、予め登録されている使用枚数制限グループのグループ名であり、ユーザの使用枚数制限に応じて入力される。権限グループは、予め登録されている権限グループのグループ名であり、ユーザの権限に応じて入力される。
この通常ログインユーザ登録画面50では、各フィールド52、54、56、58、60、62および64のうち、フィールド52に入力されるユーザ名、フィールド54に入力されるよみがなまたは検索文字、および、フィールド56に入力されるインデックスが、必須である。これ以外のフィールド58、60、62および64への入力、つまり、ログイン名、パスワードおよびEメールアドレスの入力は、必須ではなく、任意である。ログイン名が入力されていない場合には、たとえば、ユーザ名のコピーがログイン名として登録される。これらのフィールド52〜64および他の複数の項目についての複数のフィールドへの入力に際しては、不図示のソフトウェアキーボードが表示される。
この通常ログインユーザ登録画面50において、少なくとも、ユーザ名、よみがなまたは検索文字、および、インデックスが入力された状態で、登録ボタン72が操作されると、当該ユーザ名、よみがなまたは検索文字、および、インデックスを含む各項目についての内容がユーザについての情報(以下、「ユーザ情報」という)として登録される。この実施例では、通常のログインモードでログインを行うユーザのユーザ情報は、補助記憶部18(この実施例では、HDD)に記憶される。その上で、通常ログインユーザ登録画面50が閉じられる。
このユーザ情報(説明の便宜上、以下では、「通常ユーザ情報」と呼ぶ)は、上述したように、ログインユーザ登録画面50において入力された内容を含み、ユーザ毎に識別するための固有の識別情報として、ユーザIDが付与される。この実施例では、ユーザIDは、シリアル番号である。ただし、これは一例であり、アルファベット、または、アルファベットおよび数字を用いた文字列であってもよい。つまり、通常ユーザ情報は、ユーザID、ユーザ名、ふりがな/検索文字、インデックス、ログイン名、パスワードおよびEメールアドレスなどの情報を含む。なお、ログインユーザ登録画面50において入力されなかった項目については、その項目についての情報が無いことを示す情報(たとえば、null)が記載される。
また、通常ログインユーザ登録画面50において、キャンセルボタン74が操作されると、フィールド52〜64への入力の有無に拘らず、通常のログインモードのユーザ登録がキャンセルされ、その上で、通常ログインユーザ登録画面50が閉じられる。この場合には、ユーザ情報が補助記憶部18に記憶されることはない。
なお、管理者は、上述の通常ログインモードにおけるログイン画面において、管理者用のログインIDおよび管理者パスワードを入力することにより、当該管理者としてログインすることができる。この管理者としてログインした当該管理者は、複合機10の詳細な設定を含む当該複合機10が備える全ての機能を使用することができる。
また、管理者パスワードは、たとえば主記憶部16bを構成する前述の書き換え可能な不揮発性メモリに予め記憶(格納)される。この管理者パスワードは、管理者により任意に変更可能である。
さらに、管理者は、自身のコンピュータを用いるなどして、複合機10にリモートでログインし、システム設定において、通常のログインモードでログインを行うユーザを登録することもできる。
上記のように、通常のログインモードでログインする場合は、ユーザは、ユーザ認証の認証情報として、ログインIDおよびパスワードを入力する必要がある。このユーザ認証のための操作の手間を軽減するために、この複合機10は、クイックログインモードという動作モードを有している。クイックログインモードは、ユーザアイコンを選択することで簡易認証を受けて複合機10にログインする動作モードである。
クイックログインモードにおいては、つまり、クイックログインの機能が有効であれば、たとえば図4に示されるようなクイックログイン画面100がクイックログインの基本画面(または、ホーム画面)としてディスプレイ22aに表示される。
なお、クイックログインの機能を有効にするか無効にするかはシステム設定により設定することができる。また、クイックログインの機能が無効である場合には、クイックログイン画面100が表示されることはない。この場合、通常ログイン画面が表示される。
図4に示すように、クイックログイン画面100は、帯状表示領域120と、主表示領域140と、を含む。このうちの帯状表示領域120は、クイックログイン画面100における上部を占める横長の帯状の領域である。この帯状表示領域120には、たとえばコピー機能を選択するためのコピー選択ボタン(厳密にはボタンを模した図柄)122と、ファクシミリ機能を選択するためのファクシミリ選択ボタン124と、イメージスキャナ機能を選択するためのイメージスキャナ選択ボタン126と、が配される。併せて、帯状表示領域120には、管理者がログインするための管理者用ログインボタン128と、ジョブの状況を確認するためのジョブ状況確認ボタン130と、が配される。
図示は省略するが、ジョブ状況確認ボタン130が操作されると、ジョブ状況を確認するための画面がディスプレイ22aに表示される。ジョブ状況を確認するための画面には、実行中のジョブ(たとえば、プリントジョブ、ファクスジョブおよびスキャンジョブ)の現在の状況がテキストで記載される。ただし、何もジョブが実行されていない場合には、ジョブ状況を確認するための画面には、何も記載されていない。
一方、主表示領域140は、クイックログイン画面100のうちの帯状表示領域120以外の領域であり、言わば当該クイックログイン画面100の大部分を占める矩形状の領域である。この主表示領域140の左上部には、クイックログイン画面100のタイトルを表す適当な文字列142が配される。そして、この文字列142の下方であって、主表示領域140の中央部を含む広い範囲に、それぞれのユーザごとに対応付けられた操作子としてのユーザアイコン144が配される。なお、図3は、10人のユーザに対応する10個のユーザアイコン144、144、…が、横方向へ5個、縦方向へ2個、の並びで配された例を示す。
さらに、主表示領域140のたとえば右下部に、当該主表示領域140の表示内容を切り替えるための、言わばページを切り替えるための、ページ切替ボタン146が配される。併せて、主表示領域140の中央下部に、ページインジケータ148が配される。このページインジケータ148は、主表示領域140に表示中のページを表す表示子であり、たとえば横並びに配された2つの円形のランプ(厳密にはランプを模した図柄)148aおよび148bを含む。一方のランプ148aは、第1ページに対応し、他方のランプ148bは、第2ページに対応する。図4は、第1ページが表示中である例、つまり当該第1ページに対応するランプ148aが点灯中である例を、示す。
なお、ユーザが10人以下である場合は、厳密には後述する要領で登録されたユーザ情報(説明の都合上、以下では、「クイックユーザ情報」と呼ぶ)の数が10人分以下の場合は、ページ切替ボタン146およびページインジケータ148(2つのランプ148aおよび148b)は表示されない。因みに、この実施例では、最大で20人分のクイックユーザ情報を登録することができる。また、ページ切替ボタン146およびページインジケータ148に代えて、たとえば公知のスクロールバーが設けられることにより、全てのユーザアイコン144、144、…が順次表示されるように構成されてもよい。さらに、ページの切り替えやスクロールではなく、全てのユーザアイコン144、144、…が一遍に表示されるように構成されてもよい。これらのユーザアイコン144、144、…の表示法や配置、クイックユーザ情報の最大登録数などは、ここで説明した内容に限定されない。
加えて、それぞれのユーザアイコン144の下方に、当該ユーザアイコン144に対応するユーザの名称であるログイン名を表す文字列150が配される。そして、主表示領域140の右上部には、後述するアクションパネル154を開閉するためのタブ152が配される。
このクイックログイン画面100において、ユーザは、自身に対応するユーザアイコン144を操作するだけで、簡易にユーザ認証(以下、「簡易認証」という)を受けることができ、つまりログインすることができる。このような簡易認証(または、「クイック認証」ともいう)によれば、前述の如くユーザ認証に係る操作の手間を軽減することができる。ただし、この簡易認証では、セキュリティを確保することができない。セキュリティを確保したいユーザについては、後述する如くユーザパスワードとしての任意のパスワードを設定することができる。このパスワードを設定したユーザは、自身に対応するユーザアイコン144を操作すると、これに応答して不図示のパスワード入力画面が表示されるので、このパスワード入力画面上で当該パスワードを入力することにより、ログインすることができる。
これとは別に、前述の管理者は、管理者用ログインボタン128を操作すると、これに応答して不図示の管理者用ログイン画面が表示されるので、この管理者用ログイン画面上で管理者パスワードを含む所定の情報を入力することにより、当該管理者としてログインすることができる。この管理者としてログインした当該管理者は、ユーザアイコン144の操作によりログインした言わば一般ユーザとは異なり、複合機10の詳細な設定を含む当該複合機10が備える全ての機能を使用することができる。
このようなクイックログイン画面100は、予め登録されたクイックユーザ情報に基づいて表示される。このクイックユーザ情報の登録、つまりクイックログインモードでログインを行うユーザのユーザ登録(つまり、新規ユーザの登録)は、次の要領で行われる。
まず、何らのクイックユーザ情報が登録されていない時点では、つまりこれから初めてユーザ登録が行われようとしている時点では、図5に示されるようなクイックログイン画面100が表示される。このユーザ未登録時のクイックログイン画面100には、ユーザアイコン144およびログイン名を表す文字列150が表示されない。また、ページ切替ボタン146およびページインジケータ148も表示されない。
このユーザ未登録時のクイックログイン画面100において、タブ152が操作されると、当該クイックログイン画面100は、図6に示されるような状態に遷移する。すなわち、主表示領域140の右側部の一部を覆うように、アクションパネル154が表示される。このアクションパネル154には、次に説明するユーザ追加/編集画面200を表示させるためのユーザ追加/編集ボタン154aが含まれる。
図6に示されるクイックログイン画面100において、アクションパネル154内のユーザ追加/編集ボタン154aが操作されると、当該クイックログイン画面100に代えて、図7に示されるユーザ追加/編集画面200が、ディスプレイ22aに表示される。このユーザ追加/編集画面200もまた、クイックログイン画面100と同様に、帯状表示領域220と、主表示領域240と、を含む。
このユーザ追加/編集画面200における帯状表示領域220には、クイックログイン画面100におけるのと同様のコピー選択ボタン222と、ファクシミリ選択ボタン224と、イメージスキャナ選択ボタン226と、が配される。併せて、クイックログイン画面100におけるのと同様のジョブ状況確認ボタン230が配される。なお、クイックログイン画面100とは異なり、管理者用ログインボタンはない。すなわち、管理者は、クイックログイン画面100における管理者用ログインボタン128を操作することにより、当該管理者としてログインし、その上で、当該クイックログイン画面100におけるユーザ追加/編集ボタン154aの操作により、ユーザ追加/編集画面200に進むことになる。
一方、ユーザ追加/編集画面200における主表示領域240の左上部には、当該ユーザ追加/編集画面200のタイトルを表す適当な文字列242が配される。そして、この文字列242の下方であって、主表示領域240の中央部を含む広い範囲に、適当な図柄の、たとえば“+”印を含む図柄の、10個の未登録アイコン244、244、…が、横方向へ5個、縦方向へ2個、の並びで配される。この未登録アイコン244の数および配置は、図4に示されるクイックログイン画面100におけるユーザアイコン144の数および配置に倣うが、これに限定されない。
また、主表示領域240の右下部には、クイックログイン画面100におけるのと同様のページ切替ボタン246が配される。併せて、主表示領域240の中央下部には、クイックログイン画面100におけるのと同様のページインジケータ248が配され、つまり2つの円形のランプ248aおよび248bが横並びに配される。なお、クイックログイン画面100からユーザ追加/編集画面200へ遷移した直後は、主表示領域240の第1ページが表示され、つまり当該第1ページに対応するランプ248aが点灯する。さらに、主表示領域240の右上部には、クイックログイン画面100におけるのと同様のタブ252が配される。
この図7に示されるユーザ未登録時のユーザ追加/編集画面200において、任意の未登録アイコン244が操作されると、当該ユーザ追加/編集画面200は、図8に示されるような状態に遷移する。すなわち、主表示領域240の左側部から略中央部に掛けての一部を覆うように、新規登録用のユーザ登録画面300という小画面が表示される。
この新規登録用のユーザ登録画面300の左上部には、当該ユーザ登録画面300のタイトルを表す適当な文字列302が配される。併せて、新規登録用のユーザ登録画面300の右上部には、当該ユーザ登録画面300で入力された内容を用いてクイックユーザ情報を登録するための登録ボタン304と、当該ユーザ登録画面300を閉じるための(“×”印が記された)閉じるボタン306と、が横並びに配される。そして、これらの下方に、ユーザアイコン144の言わば原図であるアイコンイメージ308が配される。さらに、アイコンイメージ308の下方に、複数の、たとえば4つの、フィールド310、312、314および316が、縦一列に配される。一番上のフィールド310は、これから登録しようとするユーザのログイン名を入力するためのフィールドであり、2番目のフィールド312は、当該ユーザのEメールアドレスを入力するためのフィールドである。そして、3番目のフィールド314は、これから登録しようとするユーザ用の任意のパスワードを入力するためのフィールドであり、一番下のフィールド316は、確認のために当該パスワードを再入力するためのフィールドである。
加えて、前述のタブ252が操作されると、アクションパネル254が表示される。このアクションパネル254には、アイコンイメージ308を変更するための、つまりユーザアイコン144を変更するための、アイコン変更ボタン254aが含まれる。
この図8に示される新規登録用のユーザ登録画面300において、たとえばアイコンイメージ308が操作されると、不図示のアイコン選択画面が表示される。また、アクションパネル254内のアイコン変更ボタン254aが操作された場合も、アイコン選択画面が表示される。アイコン選択画面は、多数のアイコンサンプルを含む。このアイコン選択画面上で任意のアイコンサンプルが選択(操作)されると、その選択されたアイコンサンプルに応じたアイコンイメージ308が設定され、つまりユーザアイコン144が設定される。その上で、アイコン選択画面が閉じられる。
なお、アイコンの変更は、アイコンサンプルからの選択だけに限定される必要はなく、ユーザが任意のアイコンイメージを追加することで行われてもよい。
そして、各フィールド310、312、314および316のうちの一番上のフィールド310には、前述の如くログイン名が入力されるが、このフィールド310へのログイン名の入力のみが、必須である。これ以外のフィールド312、314および316への入力、つまりEメールアドレスおよびパスワードの入力は、必須ではなく、任意である。これらのフィールド310、312、314および316への入力に際しては、不図示のソフトウェアキーボードが表示される。
この新規登録用のユーザ登録画面300において、少なくとも一番上のフィールド310にログイン名が入力された状態で、登録ボタン304が操作されると、当該ログイン名を含む情報または内容が登録される。その上で、新規登録用のユーザ登録画面300が閉じられる。この結果、ユーザ追加/編集画面200は、図9に示されるような状態に遷移する。なお、新規登録用のユーザ登録画面300における一番上のフィールド310にログイン名が入力されない状態で、登録ボタン304が操作されると、不図示のエラーメッセージ画面という小画面が一定期間(たとえば数秒間)にわたって表示される。その上で、登録ボタン304が操作される直前の状態が再現され、つまり一番上のフィールド310にログイン名が入力されていない状態の新規登録用のユーザ登録画面300が改めて表示される。また、新規登録用のユーザ登録画面300における閉じるボタン306が操作された場合は、そのまま当該ユーザ登録画面300が閉じられ、つまり当該ユーザ登録画面300が表示される直前の状態が再現される。
図9に示されるユーザ追加/編集画面200においては、新規登録用のユーザ登録画面300により登録された内容に基づいて、当該ユーザ登録画面300が表示される直前に操作された未登録アイコン244に代えて、ユーザアイコン264が、配される。なお、図9は、主表示領域240における左上隅部の未登録アイコン244に代えて、新規に登録されたユーザアイコン264が、配された例を示す。併せて、このユーザアイコン264の下方に、ユーザのログイン名を表す文字列250が配される。このユーザ追加/編集画面200におけるユーザアイコン264および文字列250は、クイックログイン画面100におけるユーザアイコン144および文字列150に対応し、言わば当該クイックログイン画面100におけるユーザアイコン144および文字列150の原型である。これと同様の要領で、他のユーザについても、任意に登録することができる。たとえば、10人分より多いユーザ登録が行われることにより、ユーザ追加/編集画面200は、図10に示されるような状態になる。
この図10に示されるユーザ追加/編集画面200において、タブ252が操作されると、図示は省略するが、アクションパネル254が表示される。このアクションパネル254には、クイックログイン画面100に戻るためのもどるボタンが含まれる。このもどるボタンが操作されると、ユーザ追加/編集画面200に代えて、図4に示されるクイックログイン画面100が、ディスプレイ22aに表示される。なお、図7に示されるユーザ未登録時のユーザ追加/編集画面200においても同様に、タブ252が操作されると、もどるボタンを含むアクションパネル254が表示される。そして、このアクションパネル254内のもどるボタンが操作されると、図7に示されるユーザ追加/編集画面200に代えて、図5に示されるユーザ未登録時のクイックログイン画面100が、ディスプレイ22aに表示される。さらに、操作部24を構成する前述のハードウェアスイッチには、ホームボタンが含まれており、このホームボタンが操作されることによっても、ユーザ追加/編集画面200に代えて、クイックログイン画面100が表示される。
なお、ホームボタンはハードウェアスイッチに限定される必要は無く、ソフトウェアボタンであってもよい。
このようにしてクイックログインモードでログインを行うユーザのユーザ登録が行われると、図11に示されるようなクイックユーザ情報が記録される。クイックユーザ情報は、第1管理情報400および第2管理情報450に分かれており、第1管理情報400は補助記憶部18に記憶され、第2管理情報450は主記憶部(この実施例では、EEPROM)16bに記憶される。
第1管理情報400は、通常ユーザ情報と同じ情報であり、ユーザID、ユーザ名、ふりがな/検索文字、インデックス、ログイン名、パスワードおよびEメールアドレスなどの情報を含む。個別の情報については、上記の通常ログインのユーザ登録において説明したとおりであるため、重複した説明は省略する。ただし、Eメールアドレスおよびパスワードについては、新規登録用のユーザ登録画面300上で入力された場合にのみ、第1管理情報400に含まれる。また、新規登録用のユーザ登録画面300において設けられていない項目については入力されることが無いため、この項目に対応する情報については情報が無いことを示す情報(たとえば、null)が記載される。
さらに、この実施例においては、登録済のクイックユーザ情報を編集することができる。たとえば、図10に示されるユーザ追加/編集画面200において、任意のユーザアイコン264が操作される、とする。併せて、この操作されたユーザアイコン264に係るクイックユーザ情報にパスワードが付属(設定)されていない、とする。すると、ユーザ追加/編集画面200が、図12に示されるような状態に遷移する。すなわち、主表示領域240の左側部から略中央部に掛けての一部を覆うように、編集用のユーザ登録画面500という小画面が表示される。なお、図12は、図10に示されるユーザ追加/編集画面200において、「ユーザA」に対応するユーザアイコン264が操作された場合の状態を示す。
この編集用のユーザ登録画面500においては、新規登録用のユーザ登録画面300と同様、その左上部に、当該ユーザ登録画面500のタイトルを表す適当な文字列502が配される。併せて、この編集用のユーザ登録画面500の右上部に、当該ユーザ登録画面500による登録(編集)内容を設定するための登録ボタン504と、当該ユーザ登録画面500を閉じるための閉じるボタン506と、が横並びに配される。そして、これらの下方に、アイコンイメージ508が配される。さらに、アイコンイメージ508の下方に、2つのフィールド510および512が縦一列に配される。上側のフィールド510は、ログイン名を編集するためのフィールドであり、下側のフィールド512は、Eメールアドレスを編集するためのフィールドである。
加えて、タブ252が操作されると、アクションパネル254が表示される。ただし、編集用のユーザ登録画面500が表示されているときのアクションパネル254には、アイコン変更ボタン254aの他に、編集の対象であるクイックユーザ情報を削除するための、つまり登録済のユーザを削除するための、削除ボタン254bが、含まれる。
この図12に示される編集用のユーザ登録画面500において、たとえばアイコンイメージ508が操作されると、前述のアイコン選択画面が表示される。また、アクションパネル254内のアイコン変更ボタン254aが操作された場合も、アイコン選択画面が表示される。このアイコン選択画面により、アイコンイメージ508を編集(変更)することができ、つまりユーザアイコン144を編集することができる。そして、上側のフィールド510において、ログイン名を任意に編集することができ、下側のフィールド512において、Eメールアドレスを任意に編集することができる。これらのログイン名およびEメールアドレスの編集に際しては、前述のソフトウェアキーボードが表示される。なお、パスワードについては、編集することができない。
この編集用のユーザ登録画面500において、適宜の編集が行われた上で、登録ボタン504が操作されると、当該編集後の内容が設定される。つまり、クイックユーザ情報すなわち第1管理情報400および第2管理情報450が更新される。そして、編集用のユーザ登録画面500が閉じられる。この結果、ユーザ追加/編集画面200は、更新後のクイックユーザ情報の記録内容に基づく状態に遷移する。なおたとえば、編集用のユーザ登録画面500における上側のフィールド510にログイン名が入力されない状態で、登録ボタン504が操作されると、前述と同様のエラーメッセージ画面が一定期間にわたって表示される。その上で、登録ボタン504が操作される直前の状態が再現され、つまり上側のフィールド510にログイン名が入力されていない状態の編集用のユーザ登録画面500が改めて表示される。また、編集用のユーザ登録画面500における閉じるボタン506が操作された場合は、そのまま当該ユーザ登録画面500が閉じられ、つまり当該ユーザ登録画面500が表示される直前の状態が再現される。さらに、アクションパネル254内の削除ボタン254bが操作されると、ユーザ(すなわち、編集の対象である登録済みのユーザ)についてのクイックユーザ情報が削除される。つまり、編集の対象である登録済みのユーザについての第1管理情報400および第2管理情報450が削除される。そして、編集用のユーザ登録画面500が閉じられる。この結果、ユーザ追加/編集画面200は、削除されたクイックユーザ情報に対応するユーザアイコン264を表示しない状態に遷移する。
一方、ユーザ追加/編集画面200上で操作されたユーザアイコン264に係るクイックユーザ情報にパスワードが付属されている場合は、当該ユーザ追加/編集画面200が、図13に示されるような状態に遷移する。すなわち、主表示領域240よりも少し小さめのパスワード入力画面600という小画面が、当該主表示領域240を覆うように表示される。
このパスワード入力画面600においては、その左上部に、当該パスワード入力画面600のタイトルを表す適当な文字列602が配される。併せて、パスワード入力画面600の右上部に、キャンセルボタン604およびOKボタン606が横並びに配される。そして、これらの下方に、横長の矩形状のパスワード表示領域608が配される。さらに、パスワード表示領域608の下方に、ソフトウェアキーボード610が配される。ソフトウェアキーボード610は、複数の適当な操作キー610a、610a、…を含む。
このパスワード入力画面600において、ソフトウェアキーボード610(適宜の操作キー610a、610a、…)の操作により、登録時と同じパスワードが入力される。入力されたパスワードは、パスワード表示領域608に表示される。その上で、OKボタン606が操作されると、入力されたパスワードと、登録済のパスワードと、の照合が行われる。そして、両パスワードの照合が取れた場合、つまり当該両パスワードが互いに一致した場合は、パスワード入力画面600に代えて、前述の編集用のユーザ登録画面500が表示される。これにより図12を参照しながら説明したのと同様の要領で、クイックユーザ情報を編集することが可能となる。ただし前述したように、パスワードについては、編集することができない。また、編集の対象である登録済みのユーザについてのクイックユーザ情報が削除される場合には、さらに、編集用のユーザ登録画面500が閉じられ、この結果、削除されたクイックユーザ情報に対応するユーザアイコン264を表示しない状態のユーザ追加/編集画面200に遷移する。
なお、前述の両パスワードの照合が取れない場合、つまり当該両パスワードが互いに一致しない場合は、不図示の警告画面という小画面が一定期間(たとえば数秒間)にわたって表示される。その上で、パスワード入力画面600が閉じられ、当該パスワード入力画面600が表示される直前の状態が再現される。またたとえば、複合機10が不図示のスピーカを含む音声出力手段を備える場合には、警告画面の表示に加えて、もしくは、当該警告画面の表示に代えて、パスワードの照合が取れない旨を音声で表す適当な警告メッセージが出力されてもよい。
さらに、パスワード入力画面600におけるキャンセルボタン604が操作された場合は、当該パスワード入力画面600によるパスワードの入力操作がキャンセルされる。すなわち、パスワード入力画面600が閉じられ、当該パスワード入力画面600が表示される直前の状態が再現される。
上述したように、システム設定において、通常ログインモードでログインを行うユーザのユーザ登録が実行された場合には、通常ユーザ情報が記憶され、クイックログイン画面100において、クイックログインモードでログインを行うユーザのユーザ登録が実行された場合には、クイックユーザ情報が記憶される。
また、上述したように、クイックログインモードは、通常ログインモードでログインを行うユーザの操作を軽減するために設けられた動作モードであり、通常ログインモードを有する複合機10に追加されることが考えられる。この場合、複合機10には、通常ユーザ情報が既に登録されており、既に登録された通常ユーザ情報のユーザ(以下、「既存ユーザ」という)が、クイックログインモードでログインを行うユーザとして新規ユーザを登録することが考えられる。
同じログイン名(すなわち、ログインID)のユーザが重複して登録されるのは適切ではないため、既存ユーザがクイックログインモードでログインを行う新規ユーザを登録する場合には、先に、既存ユーザの通常ユーザ情報を削除することが考えられる。通常ユーザ情報は、システム設定により、管理者が削除する必要があり、面倒である。
そこで、この実施例では、同じログイン名(ログインID)のユーザが重複して登録されることを許容する。そして、既存ユーザが、クイックログインモードで、同じログイン名を用いて新規ユーザを登録する場合には、この新規ユーザをこの既存ユーザと紐づけるかどうかを選択可能な構成とする。さらに、この新規ユーザをこの既存ユーザと紐づける場合には、クイックログインモードでログインを行う新規ユーザの登録のために入力した内容を用いて、当該既存ユーザの通常ユーザ情報(つまり、登録済みの通常ユーザ情報)を上書きするかどうかを選択可能な構成とした。ただし、既存ユーザが、クイックログインモードで、同じログイン名を用いて新規ユーザを登録する場合に、この新規ユーザをこの既存ユーザと紐づけないことを選択した場合には、別のユーザとして、登録するようにしてある。
具体的には、クイックログインモードにおいて新規ユーザのユーザ登録を行う場合に、図8に示した新規登録用のユーザ登録画面300において、登録ボタン304が操作されると、クイックユーザ情報が登録される前に、図14に示すような紐づけ確認の画面(ダイアログ)650が図8に示すユーザ追加/編集画面200の前面に表示される。
図14に示すように、ダイアログ650は、紐づけ確認の画面であることを示すタイトルが最上の帯状部分に記載され、その下方に、同じログイン名のユーザが既に登録されていることと、新規ユーザを既存ユーザと紐づけるかどうかを確認するためのメッセージが記載される。さらに、メッセージの下方に、ボタン652およびボタン654が設けられる。ボタン652は、新規ユーザを既存ユーザと紐づけることを選択する場合にオンされる。ボタン654は、新規ユーザを既存ユーザと紐づけないことを選択する場合にオンされる。
つまり、複合機10では、ダイアログ650すなわち紐づけ確認の画面が表示されることにより、既存ユーザのログイン名と新規ユーザのログイン名が一致することが判断された場合に、新規ユーザを既存ユーザに紐づけるかどうかをユーザに選択させることができる。
したがって、ボタン654がオンされた場合には、既存ユーザの通常ユーザ情報のユーザIDとは異なるユーザIDを用いて、新規登録用のユーザ登録画面300で入力された内容に従って新規ユーザのクイックユーザ情報が生成され、登録される。
また、ボタン652がオンされた場合には、既存ユーザの通常ユーザ情報に含まれるユーザIDを使用して第2管理情報450が生成されることが選択され、さらに、図15に示すような上書き確認の画面(ダイアログ)660が、ダイアログ650に代えて、図8に示すユーザ追加/編集画面200の前面に表示される。
図15に示すように、ダイアログ660は、上書き確認の画面であることを示すタイトルが最上の帯状部分に記載され、その下方に、新規ユーザの情報を既存ユーザの通常ユーザ情報に上書きするかどうかを確認するためのメッセージが記載される。ただし、新規ユーザの情報は、新規登録用のユーザ登録画面300で入力された内容であり、第1管理情報に相当する。つまり、このダイアログ660では、新規ユーザの第1管理情報を、この新規ユーザに紐づける既存ユーザの通常ユーザ情報に上書きするかどうかが確認される。さらに、メッセージの下方に、ボタン662およびボタン664が設けられる。ボタン662は、新規ユーザの情報を既存ユーザの通常ユーザ情報に上書きすることを選択する場合にオンされる。ボタン664は、新規ユーザの情報を既存ユーザの通常ユーザ情報に上書きしないことを選択する場合にオンされる。
つまり、複合機10では、ダイアログ660すなわち上書き確認の画面が表示されることにより、新規ユーザを既存ユーザに紐づけることが選択された場合に、新規ユーザの情報を既存ユーザの通常ユーザ情報に上書きするかどうかをユーザに選択させることができる。
したがって、ボタン664がオンされた場合には、新規ユーザと紐づけする既存ユーザの通常ユーザ情報がクイックユーザ情報の第1管理情報400として使用されるとともに、この既存ユーザの通常ユーザ情報に含まれるユーザIDを使用して第2管理情報450が生成され、すなわち、クイックユーザ情報が生成され、登録される。
また、ボタン662がオンされた場合には、新規登録用のユーザ登録画面300で入力された内容に基づく第1管理情報400で、新規ユーザと紐づけする既存ユーザの通常ユーザ情報を上書きするとともに、この既存ユーザの通常ユーザ情報に含まれるユーザIDを使用して第2管理情報450が生成され、すなわち、クイックユーザ情報が生成され、登録される。
つまり、新規ユーザを既存ユーザに紐づけることが選択された場合には、新規ユーザの情報を既存ユーザの通常ユーザ情報に上書きするか上書きしないかに拘らず、クイックユーザ情報には、通常ユーザ情報に含まれるユーザIDが設定される。
このように既存ユーザの通常ユーザ情報と紐づけてクイックログインの新規ユーザを登録することが可能である。したがって、紐づけが行われると、上述したように、クイックログインモードにおいてユーザが削除された場合には、当該ユーザのユーザIDを含む第1管理情報400が補助記憶部18から削除されるとともに、当該ユーザのユーザIDを含む第2管理情報450が主記憶部16bから削除される。同様に、システム設定において、ユーザが削除された場合には、当該ユーザのユーザIDを含む第1管理情報400が補助記憶部18から削除され、さらに、当該ユーザのユーザIDを含む第2管理情報450が主記憶部16bに記憶されている場合には、この第2管理情報450も削除される。ただし、同じログインIDおよびユーザ名のユーザであっても、ユーザIDが異なる通常ユーザ情報は削除されない。
なお、上述したように、一般ユーザの場合には、ユーザを削除するときに、パスワードが照合される。
ここで、図16に、主記憶部16bのRAM内の構成を概念的に表すメモリマップ700を示す。このメモリマップ700に示されるように、RAMは、プログラム記憶領域710およびデータ記憶領域750を有する。このうちのプログラム記憶領域710には、前述の制御プログラムが記憶される。具体的には、制御プログラムは、表示制御プログラム712、操作検出プログラム714、画像読取プログラム716、画像形成プログラム718、通信制御プログラム720、ユーザ管理プログラム722などを含む。
表示制御プログラム712は、ディスプレイ22aにクイックログイン画面100やユーザ追加/編集画面200などの各種の画面を表示させるのに必要な表示画面データを生成するためのプログラムである。操作検出プログラム714は、タッチパネル24aへの操作状態を検出するためのプログラムである。画像読取プログラム716は、画像読取部12を制御するためのプログラムである。画像形成プログラム718は、画像形成部14を制御するためのプログラムである。通信制御プログラム720は、通信部20を制御するためのプログラムである。そして、ユーザ管理プログラム722は、CPU16aに後述するユーザ管理処理(図17および図18参照)を実行させるためのプログラムである。
一方、データ記憶領域750には、各種のデータが記憶される。この各種のデータとしては、表示画像生成データ752や操作データ754などがある。
表示画像生成データ752は、前述の表示制御プログラム712に基づく表示画面データの生成に用いられるポリゴンデータやテクスチャデータなどのデータである。そして、操作データ754は、タッチパネル24aに対する操作状態を表すデータであり、詳しくは当該タッチパネル24aに対するユーザのタッチ位置(座標)を表す時系列のデータである。
前述の如くこの実施例によれば、クイックユーザ情報を適切に登録および管理することができる。これを実現するために、CPU16aは、前述(図16)のユーザ管理プログラム722に従って、ユーザ管理タスクを実行する。このユーザ管理タスクの流れを、図17および図18に示す。なお、CPU16aは、クイックログイン画面100におけるアクションパネル154内のユーザ追加/編集ボタン154aの押下に応答して、このユーザ管理タスクを実行する。
このユーザ管理タスクによれば、CPU16aは、まず、ステップS1において、ディスプレイ22aにユーザ追加/編集画面200を表示する。このユーザ追加/編集画面200の表示内容は、第1管理情報400および第2管理情報450の内容に基づく。
次のステップS3において、CPU16aは、タッチパネル24aを含む操作部24が何らかの操作を受け付けるのを待つ(S3:NO)。そして、操作部24が何らかの操作を受け付けると(S3:YES)、ステップS5において、CPU16aは、ステップS3で受け付けられた操作が終了操作であるかどうかを判定する。ここで言う終了操作とは、ユーザ追加/編集画面200のアクションパネル254内に設けられた前述のもどるボタンの操作、または、操作部24を構成する前述のホームボタンの操作である。
このステップS5において、たとえばステップS3で受け付けられた操作が終了操作である場合(S5:YES)、CPU16aは、ユーザ管理タスクを終了する。そして、CPU16aは、不図示の別のタスク(クイックログインタスク)を実行することにより、クイックログインモードに戻り、まず、ディスプレイ22aにクイックログイン画面100を表示する。このクイックログイン画面100の表示は、第1管理情報400および第2管理情報450の内容に基づく。
一方、ステップS3で受け付けられた操作が終了操作でない場合は(S5:NO)、CPU16aは、ステップS7において、ステップS3で受け付けられた操作がユーザの新規登録操作であるかどうかを、つまりいずれかの未登録アイコン244が操作されたのかどうかを、判定する。ここでたとえば、ステップS3で受け付けられた操作がユーザの新規登録操作である場合(S7:YES)、CPU16aは、処理をステップS9へ進める。一方、ステップS3で受け付けられた操作がユーザの新規登録操作でない場合には(S7:NO)、CPU16aは、処理を後述するステップS11へ進める。
ステップS9において、CPU16aは、ユーザ新規登録処理を実行する。このユーザ新規登録処理においては、CPU16aは、新規登録用のユーザ登録画面300を表示することを含め、ユーザの新規登録のための適宜の処理を行う。このユーザ新規登録処理の実行後、CPU16aは、処理をステップS3へ戻す。その際、CPU16aは、新規登録用のユーザ登録画面300を閉じる。なお、図示を含む詳しい説明は省略するが、このユーザ新規登録処理において、ユーザが新規登録された場合は、CPU16aは、第1管理情報400および第2管理情報450の内容を更新するとともに、更新後の第1管理情報400および第2管理情報450の内容に基づいてユーザ追加/編集画面200を再表示する。
ステップS11においては、CPU16aは、前述のステップS3で受け付けられた操作が登録済のユーザを選択する操作であるかどうかを、つまりいずれかのユーザアイコン264が操作されたのかどうかを、判定する。ここでたとえば、ステップS3で受け付けられた操作が登録済のユーザを選択する操作である場合(S11:YES)、CPU16aは、処理を後述するステップS15(図18参照)へ進める。一方、ステップS3で受け付けられた操作が登録済のユーザを選択する操作でない場合は(S11:NO)、CPU16aは、処理をステップS13へ進める。
ステップS13において、CPU16aは、ステップS3で受け付けられた操作に応じた処理を実行する。このステップS13における処理には、ユーザ追加/編集画面200上でのページ切替ボタン246の操作に応じたページの切り替えや、タブ252の操作に応じたアクションパネル254の開閉などが含まれる。このステップS13の実行後、CPU16aは、処理をステップS3へ戻す。
図18に示すように、ステップS15において、CPU16aは、前述のステップS3で受け付けられた操作が登録済のユーザの削除であるかどうかを判断する。つまり、CPU16aは、選択された登録済ユーザについてのクイックユーザ情報を削除することが指示されたかどうかを判断する。ここでたとえば、ユーザの削除である場合は(S15:YES)、CPU16aは、処理をステップS17へ進めて、後述するユーザの削除処理を実行した後、処理をステップS3へ戻す。
一方、ユーザの削除でない場合は(S15:NO)、CPU16aは、ステップS19において、他のクイックユーザ情報の編集かどうかを判断する。ここでたとえば、他のクイックユーザ情報の編集でない場合は(S19:NO)、CPU16aは、処理をステップS15へ戻す。一方、他のクイックユーザ情報の編集である場合は(S19:YES)、ステップS21で、前述のステップS3で操作されたユーザアイコン264に係るクイックユーザ情報に、つまり編集の対象である当該クイックユーザ情報に、パスワードが付属されているかどうかを判定する。この判定は、第2管理情報450に含まれるパスワードの設定の有無に基づく。このことは、後述するユーザの削除処理(図20参照)においても同じである。ここでたとえば、パスワードが付属されていない場合(S21:NO)、CPU16aは、処理を後述するステップS29へ進める。一方、パスワードが付属されている場合は(S21:YES)、CPU16aは、処理をステップS23へ進める。
ステップS23において、CPU16aは、パスワード照合処理を実行する。このパスワード照合処理においては、CPU16aは、パスワード入力画面600を表示することを含め、パスワードの照合をするための適宜の処理を行う。このパスワード照合処理の実行後、詳しくはパスワード入力画面600におけるキャンセルボタン604またはOKボタン606の操作に応答して、CPU16aは、処理をステップS25へ進める。その際、CPU16aは、パスワード入力画面600を閉じる。パスワード照合処理については、後述するユーザの削除処理においても同じである。
ステップS25において、CPU16aは、ステップS23のパスワード照合処理の終了が、パスワード入力画面600におけるOKボタン606の操作による終了であるのかどうかを判定する。ここでたとえば、OKボタン606の操作による終了である場合(S25:YES)、CPU16aは、処理をステップS27へ進める。一方、OKボタン606の操作による終了でない場合、つまりキャンセルボタン604の操作による終了である場合は(S25:NO)、CPU16aは、処理をステップS3へ戻す。
ステップS27において、CPU16aは、ステップS23のパスワード照合処理によりパスワードの照合が取れたかどうか、つまりパスワード入力画面600上で入力されたパスワードと登録済のパスワードとが互いに一致したかどうかを、判定する。ここでたとえば、パスワードの照合が取れた場合(S27:YES)、CPU16aは、処理をステップS29へ進める。一方、パスワードの照合が取れない場合は(S27:NO)、CPU16aは、処理をステップS27から後述するステップS31へ進める。
ステップS23において、CPU16aは、ユーザ情報編集処理を実行する。このユーザ情報編集処理においては、CPU16aは、編集用のユーザ登録画面500を表示することを含め、編集の対象であるクイックユーザ情報の当該編集をするための適宜の処理を行う。このクイックユーザ情報編集処理の実行後、CPU16aは、処理をステップS3へ戻す。その際、CPU16aは、編集用のユーザ登録画面500を閉じる。なお、図示を含む詳しい説明は省略するが、このクイックユーザ情報編集処理において、クイックユーザ情報が編集(変更)された場合は、CPU16aは、第1管理情報400または/および第2管理情報450の内容を更新するとともに、更新後の第1管理情報400または/および第2管理情報450の内容に基づいてユーザ追加/編集画面200を再表示する。
これに対して、ステップS31において、CPU16aは、パスワードの照合が取れない旨を表す警告を出力し、詳しくは前述の警告画面を一定期間にわたって表示する。なお、このステップS31においては、警告画面の表示に加えて、もしくは、当該警告画面の表示に代えて、前述の音声による警告メッセージが出力されてもよい。このステップS31の実行後、CPU16aは、処理をステップS3へ戻す。
図19は図17に示したステップS9のユーザ新規登録処理の流れを示す。図19に示すように、CPU16aは、ユーザ新規登録処理を開始すると、ステップS51において、CPU16aは、図8に示したような新規登録用のユーザ登録画面300が表示されたユーザ追加/編集画面200をディスプレイ22aに表示する。
次のステップS53において、CPU16aは、ステップS3で受け付けられた操作が登録操作であるかどうかを判断する。ここで言う登録操作とは、新規登録用のユーザ登録画面300における登録ボタン304の操作である。
このステップS53において、たとえばステップS3で受け付けられた操作が登録操作でない場合(S53:NO)、CPU16aは、ステップS55で、入力された登録情報を表示して、ユーザ新規登録処理を終了し、ユーザ管理処理にリターンする。ただし、登録情報の入力が無い場合には、ステップS55の処理をスキップする。
一方、ステップS3で受け付けられた操作が登録操作である場合(S53:YES)、CPU16aは、ステップS57において、新規に登録しようとするユーザのログイン名が既存ユーザのログイン名と一致するかどうかを判断する。
このステップS57において、新規に登録しようとするユーザのログイン名が既存ユーザのログイン名と一致しない場合(S57:NO)、ステップS59で、新規ユーザを登録して、ユーザ新規登録処理を終了し、ユーザ管理処理にリターンする。つまり、CPU16aは、ステップS59において、新規ユーザの第1管理情報400を補助記憶部18に記憶するとともに、新規ユーザの第2管理情報450を主記憶部16bに記憶する。
一方、新規に登録しようとするユーザのログイン名が既存ユーザのログイン名と一致する場合(S57:YES)、CPU16aは、ステップS61において、図14に示したような紐づけを確認するダイアログ650を表示し、次のステップS63において、新規ユーザを既存ユーザと紐づけて登録するかどうかを判断する。ここでは、CPU16aは、ボタン652がオンされると、新規ユーザを既存ユーザと紐づけて登録すると判断し、ボタン654がオンされると、新規ユーザを既存ユーザと紐づけて登録しないと判断する。
このステップS63において、新規ユーザを既存ユーザと紐づけて登録しない場合(S63:NO)、ステップS65で、既存ユーザと紐づけせずに、新規ユーザを登録する。このステップS65の処理は、ステップS59と同じであるため、重複した説明は省略する。
一方、新規ユーザを既存ユーザと紐づけて登録する場合(S63:YES)、CPU16aは、ステップS67で、図15に示したような上書きを確認するダイアログ660を表示し、次のステップS69で、入力した登録情報で上書きするかどうかを判断する。つまり、CPU16aは、既存ユーザの通常ユーザ情報を、今回入力した登録情報で上書きするかどうかを判断する。ここでは、CPU16aは、ボタン662がオンされると、既存ユーザの通常ユーザ情報を、入力した登録情報で上書きすると判断し、ボタン664がオンされると、既存ユーザの通常ユーザ情報を、入力した登録情報で上書きしないと判断する。
このステップS69において、既存ユーザの通常ユーザ情報を、入力した登録情報で上書きする場合(S69:YES)、CPU16aは、ステップS71において、既存ユーザと紐づけて、入力した登録情報で上書きして、新規ユーザを登録して、ユーザ新規登録処理を終了し、ユーザ管理処理にリターンする。つまり、CPU16aは、ステップS71において、既存ユーザのユーザIDおよび入力した登録情報を用いて、新規ユーザの第1管理情報400を補助記憶部18に記憶するとともに、新規ユーザの第2管理情報450を主記憶部16bに記憶する。
一方、入力した登録情報で上書きしない場合(S69:NO)、CPU16aは、ステップS73において、入力した登録情報を反映せずに、既存ユーザと紐づけて、新規ユーザを登録して、ユーザ新規登録処理を終了し、ユーザ管理処理にリターンする。つまり、CPU16aは、ステップS73において、入力した登録情報は使用せずに、既存ユーザのユーザIDを用いて、新規ユーザの第1管理情報400を補助記憶部18に記憶するとともに、新規ユーザの第2管理情報450を主記憶部16bに記憶する。
図20は図18に示したステップS17のユーザの削除処理の流れを示す。図20に示すように、CPU16aは、ユーザの削除処理を開始すると、ステップS91において、パスワードが付属されているかどうかを判断する。
ステップS91において、パスワードが付属されていない場合(S91:NO)、CPU16aは、処理をステップS99へ進める。一方、パスワードが付属されている場合は(S91:YES)、CPU16aは、処理をステップS93へ進める。
ステップS93において、CPU16aは、パスワード照合処理を実行する。次のステップS95において、CPU16aは、ステップS93のパスワード照合処理の終了が、パスワード入力画面600におけるOKボタン606の操作による終了であるのかどうかを判定する。ここでたとえば、OKボタン606の操作による終了である場合(S95:YES)、CPU16aは、処理をステップS97へ進める。一方、OKボタン606の操作による終了でない場合、つまりキャンセルボタン604の操作による終了である場合は(S95:NO)、CPU16aは、ユーザの削除処理を終了し、ユーザ管理処理にリターンする。
ステップS97において、CPU16aは、パスワード入力画面600上で入力されたパスワードと登録済のパスワードとが互いに一致したかどうかを、判定する。ここでたとえば、2つのパスワードが一致した場合(S97:YES)、CPU16aは、処理をステップS99へ進める。一方、2つのパスワードが一致しない場合は(S97:NO)、CPU16aは、ユーザの削除処理を終了し、ユーザ管理処理にリターンする。
ステップS99において、CPU16aは、削除することが指示されたユーザのクイックユーザ情報、すなわち、第1管理情報400および第2管理情報450を削除する。たとえば、CPU16aは、第2管理情報450を主記憶部16bから削除した後に、第1管理情報400を補助記憶部18から削除する。
なお、図示は省略するが、ユーザが管理者用ログインボタン128を操作してログインした管理者である場合には、ユーザを削除することが指示されると、ステップS91〜S97の処理は実行されずに、削除することが指示されたユーザのクイックユーザ情報が削除される。
以上のように、この実施例によれば、クイックログインモードでログインを行う新規ユーザを登録する場合に、当該ユーザと同じログインIDのユーザがシステム設定による既存ユーザとして登録されていれば、ユーザの選択に応じて、新規ユーザのクイックユーザ情報を既存ユーザの通常ユーザ情報と紐づけるので、通常のログインモードでログインを行うユーザとして登録されていても、登録済みの通常ユーザ情報を削除せずに、クイックログインモードでログインを行うユーザとして登録することができる。また、新規ユーザのクイックユーザ情報を既存ユーザの通常ユーザ情報と紐づけない場合には、同じログインIDのユーザが重複して登録されることになるが、異なるユーザIDを用いて通常ユーザ情報およびクイックユーザ情報が管理される。つまり、ユーザ情報を適切に管理し、ユーザ登録の手間を省くことができる。
また、この実施例によれば、クイックログインモードでログインを行うユーザを登録する場合に、当該ユーザがシステム設定で登録された既存ユーザと紐づけられた場合には、当該ユーザを削除するときに、同じユーザIDを有する、通常ユーザ情報に相当する第1管理情報および第2管理情報を削除するので、不要なユーザ情報によってメモリの容量が圧迫されるのを防止することができる。
上記の実施例は、本発明の具体例であり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。これら以外の局面にも、本発明を適用することができる。
たとえば、操作子としてのユーザアイコン144または264に代えて、ボタンなどの他の態様の操作子が採用されてもよい。
また、複合機10本体の操作ではなく、それぞれのPC30の操作によって、クイックユーザ情報の登録を可能としてもよい。そして、クイックユーザ情報の削除を含む編集についても、それぞれのPC30の操作により可能としてもよい。
さらに、上記の実施例では、複合機10に本発明が適用される例を説明したが、これに限らない。複合機10以外の情報処理装置にも当然に、本発明を適用することができる。
10 …複合機
16 …制御部
16a …CPU
20 …通信部
22 …表示部
22a …ディスプレイ
24 …操作部
24a …タッチパネル
50 …通常ログインユーザ登録画面
100 … クイックログイン画面
144、264 …ユーザアイコン
200 … ユーザ追加/編集画面
254 … アクションパネル
254b … 削除ボタン
500 … 編集用のユーザ登録画面
600 … パスワード入力画面

Claims (7)

  1. 入力されたログイン名およびパスワードを用いてユーザ認証を行う第1ユーザの第1ユーザ情報を記憶する第1記憶部と、
    一部が前記第1ユーザ情報と重複し、表示部に表示された操作子が操作されたことによってユーザ認証を行う第2ユーザの第2ユーザ情報を登録する登録部と、
    前記登録部によって、前記2ユーザ情報を登録するとき、前記第1ユーザ情報に含まれる第1ログイン名が、当該第2ユーザ情報に含まれる第2ログイン名と一致するかどうかを判断する第1判断部と、
    前記第1判断部によって前記第1ログイン名が前記第2ログイン名と一致することが判断されたとき、当該第2ログイン名を含む前記第2ユーザ情報の第2ユーザを当該第1ログイン名を含む前記第1ユーザ情報の第1ユーザと紐づけるかどうかをユーザに選択させる第1選択部を備え、
    前記登録部は、前記第1選択部によって前記第2ユーザを前記第1ユーザと紐づけることが選択されたとき、少なくとも、当該第2ユーザの前記第2ユーザ情報に含まれる前記第2ログイン名を当該第1ユーザの前記第1ユーザ情報に含まれる前記第1ログイン名に設定して当該第2ユーザ情報を登録する、情報処理装置。
  2. 前記第1ユーザ情報および前記第2ユーザ情報は、それぞれ、ユーザを個別に識別するためのユーザ識別情報を含み、
    前記登録部は、前記第1選択部によって前記第2ユーザを前記第1ユーザと紐づけないことが選択されたとき、当該第2ユーザの前記第2ユーザ情報に当該第1ユーザの前記第1ユーザ情報のユーザ識別情報とは異なる別のユーザ識別情報を付与して登録する、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第2ユーザ情報は、前記第1ユーザ情報に相当する第1管理情報と、当該第1管理情報とは異なる第2管理情報を含み、
    前記第1選択部によって前記第2ユーザを前記第1ユーザと紐づけることが選択されたとき、前記第1管理情報で前記第1ユーザ情報を上書きするかどうかを前記ユーザに選択させる第2選択部をさらに備え、
    前記登録部は、前記第2選択部の選択結果に応じて前記第2ユーザ情報を登録する、請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記第1管理情報は第1メモリに記憶され、前記第2管理情報は前記第1メモリとは異なる第2メモリに記憶され、
    前記ユーザの操作に応じて前記第2ユーザの前記第2管理情報を削除する削除部をさらに備え、
    前記削除部は、前記第2ユーザ管理情報を削除するとき、当該第2ユーザ管理情報と同じ前記ユーザ識別情報を有する前記第1管理情報を削除するが、当該第2ユーザ管理情報と異なる前記ユーザ識別情報を有する前記第1管理情報を削除しない、請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記削除部は、前記第2ユーザ情報にユーザパスワードが付属されている場合には少なくとも当該ユーザパスワードの入力を条件として前記第2ユーザ管理情報を削除し、当該第2ユーザ情報に当該ユーザパスワードが付属されていない場合には無条件で前記第2ユーザ管理情報を削除する、請求項4記載の情報処理装置。
  6. 入力されたログイン名およびパスワードを用いてユーザ認証を行う第1ユーザの第1ユーザ情報を記憶する第1記憶部を備える情報処理装置で実行されるユーザ管理プログラムであって、
    前記情報処理装置のプロセッサに、
    一部が前記第1ユーザ情報と重複し、表示部に表示された操作子が操作されたことによってユーザ認証を行う第2ユーザの第2ユーザ情報を登録する登録処理と、
    前記登録処理において、前記2ユーザ情報を登録するとき、前記第1ユーザ情報に含まれる第1ログイン名が、当該第2ユーザ情報に含まれる第2ログイン名と一致するかどうかを判断する第1判断処理と、
    前記第1判断処理において前記第1ログイン名が前記第2ログイン名と一致することを判断したとき、当該第2ログイン名を含む前記第2ユーザ情報の第2ユーザを当該第1ログイン名を含む前記第1ユーザ情報の第1ユーザと紐づけるかどうかをユーザに選択させる第1選択処理を実行させ、
    前記登録処理は、前記第1選択処理において前記第2ユーザを前記第1ユーザと紐づけることが選択されたとき、少なくとも、当該第2ユーザの前記第2ユーザ情報に含まれる第2ログイン名を当該第1ユーザの前記第1ユーザ情報に含まれる前記第1ログイン名に設定して当該第2ユーザ情報を登録する、ユーザ管理プログラム。
  7. 入力されたログイン名およびパスワードを用いてユーザ認証を行う第1ユーザの第1ユーザ情報を記憶する第1記憶部を備える情報処理装置におけるユーザ管理方法であって、
    (a)一部が前記第1ユーザ情報と重複し、表示部に表示された操作子が操作されたことによってユーザ認証を行う第2ユーザの第2ユーザ情報を登録するステップと、
    (b)前記ステップ(a)において、前記2ユーザ情報を登録するとき、前記第1ユーザ情報に含まれる第1ログイン名が、当該第2ユーザ情報に含まれる第2ログイン名と一致するかどうかを判断するステップと、
    (c)前記ステップ(b)において前記第1ログイン名が前記第2ログイン名と一致することを判断したとき、当該第2ログイン名を含む前記第2ユーザ情報の第2ユーザを当該第1ログイン名を含む前記第1ユーザ情報の第1ユーザと紐づけるかどうかをユーザに選択させるステップを含み、
    前記ステップ(a)は、前記ステップ(c)において前記第2ユーザを前記第1ユーザと紐づけることが選択されたとき、少なくとも、当該第2ユーザの前記第2ユーザ情報に含まれる前記第2ログイン名を当該第1ユーザの前記第1ユーザ情報に含まれる前記第1ログイン名に設定して当該第2ユーザ情報を登録する、ユーザ管理方法。
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