JP2021064906A - 画像表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の乗員に新しい視覚的環境を提供する。【解決手段】画像処理システム10は、車両の乗員に装着されるウェアラブルデバイス20と、車載システム40を備える。ウェアラブルデバイス20は、前記乗員の視野に画像を表示する表示装置である有機ELディスプレイ36を備える。また、車載システム40は、車両の部品または乗員について、外観、位置、視認性の少なくとも一つを変更する画像を形成し、前記表示装置に表示させる画像処理装置44を備える。これにより、例えば、車両のルーフ70、左Aピラー72、右Aピラー73、左三角窓82の枠、左前ドアトリム84、右三角窓92の窓枠、右前ドアトリム94、インストルメントパネル100、センタコンソール102、運転席シート112、運転席床114、助手席シート116及び助手席床118の色濃度と模様が変更される。【選択図】図4

Description

本発明は、車両の乗員が使用する画像表示システムに関する。
車両の車室内に設置した表示装置に、車外の画像を表示する技術が知られている。
下記特許文献1には、フロントピラーなどの視野阻害部材により生じる運転者の死角領域の画像を撮像し、当該視野阻害部材に表示する車両用の運転支援装置について記載されている。
また、車両の運転者等が装着する表示装置に、各種の情報を表示する技術も知られている。
下記特許文献2には、車両の運転者が装着する表示装置に、目的地までのナビゲーション情報、施設案内情報などを、道路、建物などに対応づけて表示することが記載されている。
下記特許文献3には、車両の運転者が装着する表示装置に、車速、エンジン速度、燃料レベルなどの自動車の機能に関する情報を表示することが記載されている。
特開2010−58742号公報 特開2004−219664号公報 特開2005−96750号公報
上記特許文献1〜3に記載された技術は、車外の情報、あるいは、車両の機能の情報を付加的に表示装置に表示するにすぎない。
本発明の目的は、車両の乗員が装着する表示装置に、既存の技術とは異なる観点から画像表示を行い、乗員に新しい視覚的環境を提供することにある。
本発明にかかる画像表示システムは、車両の乗員に装着され、前記乗員の視野に画像を表示する表示装置と、前記車両の部品または前記乗員若しくは他の乗員について、外観、位置、視認性の少なくとも一つを変更する画像を形成し、前記表示装置に表示させる画像処理装置と、を備える。
本発明の一態様においては、前記画像処理装置は、前記車両の部品について、位置、外観、視認性の少なくとも一つを変更する画像を形成し、前記表示装置に表示させる。
本発明の一態様においては、前記部品は、前記車両の車室内に設けられている内装部品であり、前記画像処理装置は、前記内装部品の色、模様、質感の少なくとも一つにかかる外観を変更する画像を形成し、前記表示装置に表示させる。
本発明の一態様においては、前記表示装置は、前記車両の運転者に装着される装置であり、前記部品は、インナミラーまたはアウタミラーであり、前記画像処理装置は、ステアリング付近の位置に電子的に前記インナミラーまたは前記アウタミラーを設けた画像を形成し、前記表示装置に表示させる。
本発明の一態様においては、前記部品は、前記車両の車室よりも前方に配置されたエンジン、車輪、サスペンションの少なくとも一つであり、前記画像処理装置は、前記部品を車室から透視して視認される画像を形成し、前記表示装置に表示させる。
本発明の一態様においては、前記画像処理装置は、前記車両の前記乗員について、外観を変更する画像を形成し、前記表示装置に表示させる。
本発明の一態様においては、前記表示装置は、前記車両の運転者に装着される装置であり、前記表示装置は、前記運転者の運転操作に直接関係しない範囲に前記変更する画像を形成し、前記表示装置に表示させる。
本発明によれば、部品または乗員について、外観、位置、視認性の少なくとも一つが変更された画像を表示することで、乗員に通常とは異なった視覚的環境を提供することが可能となる。例えば、内装部品の外観が変わった場合には、乗員は、通常とは異なる気分でドライブを楽しむことができるようになる。また、例えば、車輪またはエンジンが表示された場合には、乗員に走行の喜びを与えられることが期待できる。
実施形態にかかる画像表示システムの構成を示すブロック図である。 運転者が装着するウェアラブルデバイスの外観を示す図である。 画像を表示しない場合における運転者の視界を示した図である。 内装部品の外観を変更した場合の運転者の視界を示した図である。 異なる位置にミラーを表示した場合の運転者の視界を示した図である。 エンジン等を透視的に表示した場合の運転者の視界を示した図である。 衣服の模様を変更した場合の運転者の視界を示した図である。
以下に、図面を参照しながら、実施形態について説明する。説明においては、理解を容易にするため、具体的な態様について示すが、これらは実施形態を例示するものであり、他にも様々な実施形態をとることが可能である。
図1は、実施形態にかかる画像表示システム10の機能構成を示すブロック図である。画像表示システム10は、ウェアラブルデバイス20と車載システム40を含んで構築される。
ウェアラブルデバイス20は、車両に乗車した運転者を含む乗員が眼鏡あるいはゴーグルのように装着するデバイスである。ウェアラブルデバイス20には、デバイス位置センサ30、瞳孔位置センサ32、画像制御部34及び有機ELディスプレイ36が含まれる。
ここで、図2を参照して、ウェアラブルデバイス20について詳細に説明する。図2は、運転者200がウェアラブルデバイス20を装着した状態を示す図である。ウェアラブルデバイス20は、メガネの形状に形成されたデバイスであり、スマートグラスなどと呼ばれることもある。ウェアラブルデバイス20は、耳に掛けるための直線状のフレームであるテンプル22と、テンプル22に接続され、目の周囲を囲むとともに鼻に掛けられる形状に形成されたフレームであるリム24を備える。
リム24の内側には、表示装置である有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ36が設けられている。有機ELディスプレイ36は、運転者200の目の前方を覆うように配置されるが、画像を形成しない場合には、高い透明性(高い光透過性)を有しているため、運転者200が前方を目視することができる。有機ELディスプレイ36は、画像制御部34の制御に基づいて、一部または全部の領域に画像を形成することができる。
運転者200の左目側には、リム24とテンプル22の接続部付近に、デバイス位置センサ30が設けられている。デバイス位置センサ30は、ウェアラブルデバイス20の車両内における位置を検出するセンサである。デバイス位置センサ30は、例えば、前方を撮影するカメラを利用して構築することができる。すなわち、カメラが撮影する画像を、車内のレイアウトのデータと比較することで、カメラの位置及び傾きがわかる。このため、カメラをリム24に対して固定して設置しておけば、ウェアラブルデバイス20の位置及び傾きを検出することが可能となる。
リム24の上部の中央付近には、瞳孔位置センサ32が設けられている。瞳孔位置センサ32は、運転者200の右目と左目の瞳孔がリム24に対して相対的にどの位置にあるかを検出するセンサである。瞳孔位置センサ32も、デバイス位置センサ30と同様に、カメラ等を利用して形成することができる。
テンプル22の内部には、画像制御部34が組み込まれている。画像制御部34は、車載システム40から受信したデータに基づいて、有機ELディスプレイ36に画像表示を行う制御装置である。ウェアラブルデバイス20では、画像制御部34及び有機ELディスプレイ36により画像表示を行うことで、乗員に、通常とは異なる視覚的環境を提供することができる。
再び図1に戻って、車載システム40について説明する。車載システム40は、車両に搭載されたシステムである。車載システム40は、操作入力部42、画像処理装置44、前方カメラ52、右アウタカメラ54、左アウタカメラ56、後方カメラ58、走行情報取得部60及び画像データ記憶装置62を備えている。
操作入力部42は、運転者200が画像表示システム10を操作するために設けられている。乗員は操作入力部42を操作することで、ウェアラブルデバイス20に画像を表示するか否か、また、表示する場合にどのような画像を表示するかを指示することができる。画像表示の例については後述する。
操作入力部42は、例えば、インストルメントパネルのタッチパネルに表示されるボタンを利用して形成することができる。あるいは、インストメントパネルに設ける機械式のボタンとして形成してもよい。なお、操作入力部42を、ウェアラブルデバイス20に設けることも可能である。
画像処理装置44は、ウェアラブルデバイス20に表示する画像を形成するための装置である。画像処理装置44は、メモリ、プロセッサなどを備えたコンピュータハードウエアを、OS(オペレーティングシステム)、アプリケーションプログラムなどのソフトウエアによって制御することで構築することができる。
画像処理装置44には、デバイス・瞳孔位置演算部46、画像レイアウト演算部48、画像合成部50が構築されている。デバイス・瞳孔位置演算部46は、デバイス位置センサ30と瞳孔位置センサ32からの入力(例えば、上述のようにカメラで撮影した画像が入力される)に基づいて、車内におけるウェアラブルデバイス20の相対位置と、運転者200の瞳孔の相対位置とを演算する。
画像レイアウト演算部48は、操作入力部42から指示される画像表示を行うために、どの画像データをどの位置に配置するか、つまり合成する画像のレイアウトをどのようにするべきかを演算する。画像レイアウト演算部48では、レイアウトを決定するにあたって、予め記憶している車両の各部品の相対位置データを利用するとともに、デバイス・瞳孔位置演算部46が演算したウェアラブルデバイス20の相対位置データと、瞳孔の相対位置データを利用する。これにより、運転者200の瞳孔と車両の特定の部品とを結ぶ直線が、有機ELディスプレイ36のどの位置に当たるかを演算することができる。そして、車両の特定の部品に特定の画像を重ねるためには、有機ELディスプレイ36のどの位置に画像を表示すればよいかを演算する。
画像合成部50は、画像レイアウト演算部48が演算したレイアウトに、画像データ記憶装置62が記憶する画像などを合成する処理を行う。合成する画像としては、必要に応じて、画像データ記憶装置62に記憶された画像データが利用される。合成された画像データは、画像制御部34に送信され、有機ELディスプレイ36に表示される。送信は、有線通信で行うことも可能であるし、無線通信で行うことも可能である。無線通信を採用する場合、例えばBluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、赤外線通信などの近距離無線通信を利用することも考えられる。
前方カメラ52は、車両の前方を撮影するカメラである。右アウタカメラ54は、車両の右サイドに設けられ、右後方を撮影するカメラである。左アウタカメラ56は、車両の左サイドに設けられ、左後方を撮影するカメラである。右アウタカメラ54と左アウタカメラ56が撮影する画像は、光学的な右アウタミラー及び左アウタミラーの代わりとなる電子的なアウタミラーの画像として用いられる。後方カメラ58は、車両の車幅方向中央に設けられ、後方を撮影するカメラである。後方カメラ58が撮影する画像は、光学的なインナミラー(ルームミラーとも呼ばれる)の代わりとなる電子インナミラーの画像として用いられる。
走行情報取得部60は、車両の速度、舵角、左右の傾きなど、車両の走行に関する情報を取得する。車両がエンジン車である場合には、エンジンの回転数、トランスミッションの状態なども取得する。また、車両が電動車両である場合には、駆動モータの回転数などの情報も取得する。こうした情報は、例えば、車両の走行を制御するECU(Electroniic Control Unit)から取得可能である。取得した走行情報は、エンジン、駆動モータ、サスペンション、車輪などの画像を表示する際に使用される。
画像データ記憶装置62は、例えば、半導体メモリを利用して構築され、画像処理装置44によって制御される装置である。画像データ記憶装置62は、ウェアラブルデバイスに表示される画像データを記憶している。記憶する画像データには、車両の部品の外観を表す画像データが含まれる。具体的には、ドアトリム、シート、ルーフなどの内装部品の外観を表すデータ、エンジン、エンジンのシリンダとピストン、駆動モータ、サスペンション、車輪、ブレーキなどの走行に関連した部品を表すデータ、電子アウタミラー、電子インナミラーなどのミラー部品を表すデータを挙げることができる。また、画像データ記憶装置62には、車両の乗員の外観を表す画像データも含まれる。具体的には、乗員の皮膚あるいは衣服の色、模様、質感を変更する画像データ、乗員の頭部を変更する画像データなどが含まれる。
車載システム40では、短い時間間隔で、リアルタイム処理が行われる。すなわち、車載システム40では、ウェアラブルデバイス20のデバイス位置センサ30、瞳孔位置センサ32から短い時間間隔で検出データを取得する。デバイス・瞳孔位置演算部46は、取得した検出データから、ウェアラブルデバイス20の位置と、瞳孔の位置を速やかに演算する。そして、画像レイアウト演算部48は、操作入力部42から操作された画像を表示するためのレイアウトを演算する。画像合成部50は、画像データ記憶装置62からの画像をレイアウトに従って合成し、ウェアラブルデバイス20に送信する。
ウェアラブルデバイス20では、受信した合成画像データを画像制御部34において処理し、有機ELディスプレイ36に表示する。画像表示に至るまでの処理が高速で行われるため、運転者200が首を振ったような場合にも、高速で追従可能となる。このため、ウェアラブルデバイス20を装着した運転者200は、実際とは異なる表示がなされた車室を、あたかも、実際に存在するかのように感じることができる。
なお、以上の説明では、ウェアラブルデバイス20として、画像制御部34と有機ELディスプレイ36を利用した装置を例に挙げた。しかし、ウェアラブルデバイス20は、他の原理を用いるものであってもよい。一例としては、網膜に画像を照射するプロジェクタを利用する態様が挙げられる。また、ウェアラブルデバイス20では、外部からの可視光が透過せず、代わりに、カメラで撮影した画像を表示するタイプのものを用いることも可能である。
また、図1に示したシステム構成は一例であり、例えば、車載システム40の構成を全てウェアラブルデバイス20に搭載するなどの変更を行うことができる。
続いて、図3〜図7を参照して、ウェアラブルデバイス20による画像表示の例について説明する。図3〜図7は、いずれも、ウェアラブルデバイス20を装着した運転者200の視界を模式的に示した図である。図中の座標系におけるF軸は車両前方向、U軸は上方向、R軸は搭乗者の右手方向を示している。運転者200は、車両の左側に設けられた運転席に座っている。
図3は、ウェアラブルデバイス20が特段動作していない状態を示す図である。この場合、運転者200の視界は、裸眼の場合と同じ状態となる。
視界の上部には、ルーフ70が見えている。ルーフ70の左右のサイドには、左Aピラー72(左フロントピラーと呼ばれることもある)と右Aピラー73が見える。ルーフ70、左Aピラー72及び右Aピラー73に囲まれた位置には、フロントウインドシールド74(フロントガラスと呼ばれることもある)が設けられている。フロントウインドシールド74からは、平原の中を前方に延びる道路が見えている。フロントウインドシールド74の上部付近には、ルーフ70に取り付けられたインナミラー76が見えており、後方を走行する車両が映っている。
運転者200の左側には、左前サイドウインドシールド80(左前サイドガラスと呼ばれることもある)と、その前方にある左三角窓82が見えている。左前サイドウインドシールド80の下方には、左前ドアの内側に設けられた左前ドアトリム84が見えている。また、左前サイドウインドシールド80には、左アウタミラー86が見えており、自車両の側面の一部と後方を走行する車両が映っている。
運転者200の右側には、右前サイドウインドシールド90と、その前方にある右三角窓92が見えている。右前サイドウインドシールド90の下方には、右前ドアの内側に設けられた右前ドアトリム94が見えている。また、右前サイドウインドシールド90には、右アウタミラー96が見えており、自車両の側面の一部と後方を走行する車両が映っている。
フロントウインドシールド74の下方には、インストルメントパネル100が位置している。インストルメントパネル100の中央下部には、センタコンソール102が接続されている。インストルメントパネル100及びセンタコンソール102には、タッチパネル104と操作ボタン類106が配置されている。運転者200が装着するウェアラブルデバイス20の操作入力部42は、例えば、このタッチパネル104または操作ボタン類106に設けられる。
運転者200の前方には、インストルメントパネル100よりも手前に、ステアリング108が設けられている。ステアリング108には、運転者200の両手が添えられている。また、ステアリング108の内側には、インストルメントパネル100に配置されたスピードメータなどの計器類110が見えている。ステアリング108の下方には、運転者200が座る運転席シート112とその前方の運転席床114が見えている。また、センタコンソールよりも右側には、助手席シート116とその前方の助手席床118が見えている。
図4は、運転者200が操作入力部42を操作して、運転操作に直接関係しない内装部品の外観を変更した状態を示す図である。具体的には、図4に示した例では、ルーフ70、左Aピラー72、右Aピラー73、左三角窓82の枠、左前ドアトリム84、右三角窓92の窓枠、右前ドアトリム94、インストルメントパネル100、センタコンソール102、運転席シート112、運転席床114、助手席シート116及び助手席床118の色濃度と模様が変更されている。これらの部品は、車室内に設けられ車室内のデザイン性を高めている内装部品であり、かつ、運転操作に直接関係しない部品である。図4には示していないが、運転操作に直接関係しない内装部品としては、他にも、シートベルト、後部席シート、後部席床、後部ドアトリム、Bピラー、Cピラー、後部座席後方のパネル部材などを挙げることができる。
ウェアラブルデバイス20では、画像データ記憶装置62に記憶された画像データを利用することで、内装にかかる部品の色、模様、質感の少なくとも一つを変更することができる。ここで、質感とは、材質に関する特徴をいい、例えば、金属的質感、木製的質感、革張的質感、クッション材的質感などが挙げられる。
内装部品の外観を変更することにより、車室内の印象が変わり、また、運転者200の気分も変えることができる。したがって、運転者200は、同じ車両に乗っている場合であっても、例えば、毎日内装部品の外観を変更することで、異なる車両に乗車した気分を感じて、運転を楽しむことができる。
図4に示した例では、内装部品を、一斉に同じような色、模様及び質感をもつ外観に変更している。しかし、例えば、部品毎に外観の変更態様を異ならせてもよいし、一部の部品のみ変更を行い残る部品は変更を行わないようにしてもよい。
運転操作に直接関係しない内装部品の外観は、車両の走行中に変更することも可能である。ただし、走行中に変更することで、運転者200の集中力を低下させる場合には、車両が停止している場合にのみ変更可能としてもよい。具体的には、走行中に赤信号などで一時的に停止した場合に変更できるようにしてもよいし、ただちには走行できない状態(例えば、シフトがパーキングに設定されている状態あるいはパーキングブレーキがオンになっている状態)にある場合にのみ変更できるようにしてもよい。
図4に示した例では、フロントウインドシールド74、左前サイドウインドシールド80、左三角窓82、右前サイドウインドシールド90及び右三角窓92については、外観を変化させていない。これらの窓も車室内に設けられ車室内のデザイン性を高めている内装部品ということができる。しかし、運転者200は、運転中に、フロントウインドシールド74、左前サイドウインドシールド80、左三角窓82、右前サイドウインドシールド90及び右三角窓92を通して、常に、車外の交通状況を注視して運転操作を行っている。したがって、これらの窓は、運転操作において車外の視認に必要となる部品であり、運転操作に直接関係する内装部品であるため、図4に示した例では外観を変更していない。
また、図4に示した例では、タッチパネル104、操作ボタン類106、ステアリング108、及び計器類110についても外観を変更していない。これらの部品は、運転操作の直接的な対象となる内装部品である。したがって、変更によって運転者200の視認性が悪くなること、あるいは、運転者200に戸惑いを与えることを避ける観点から、変更を行っていない。ただし、変更による運転操作への影響が軽微である場合には、変更を行うようにしてもよい。例えばステアリング108については、運転者200が触れながら運転を行っているものであるため、外観の変更による運転操作への影響は軽微であると考えられる。そこで、ステアリング108の外観を変更するようにしてもよい。
図5は、運転者200が操作入力部42を操作して、電子ミラーの表示を行った状態を示す図である。図5に示した例では、ステアリング108の上部付近に、左側から順に、電子左アウタミラー120、電子インナミラー122、電子右アウタミラー124が表示されている。
電子左アウタミラー120は、左アウタカメラ56によって撮像された車両左後方の画像を表示する電子的なミラーである。電子左アウタミラー120には、光学的なミラーである左アウタミラー86と同じく、自車両の側面の一部と後方を走行する車両が表示されている。
電子インナミラー122は、後方カメラ58によって撮像された車両後方の画像を表示する電子的なミラーである。電子インナミラー122には、インナミラー76と同じく、後方を走行する車両が表示されている。
電子右アウタミラー124は、右アウタカメラ54で撮像された車両右後方の画像を表示する電子的なミラーである。電子右アウタミラー124には、右アウタミラー96と同じく、自車両の側面の一部と後方を走行する車両が表示されている。
電子左アウタミラー120、電子インナミラー122、電子右アウタミラー124は、ステアリング108の上部付近において、ステアリング108よりも運転者200の側に表示されている。ステアリング108の上部は、運転者200が触る機会が少ないため、ステアリング108の上部の一部が見えなくても、運転操作上の支障はほとんどない。その一方で、ステアリング108の上部に電子左アウタミラー120、電子インナミラー122、電子右アウタミラー124を表示した場合には、運転者200は、正面方向からほとんど視線をずらすことなく、車両後方側を確認することが可能となる。また、電子左アウタミラー120、電子インナミラー122、電子右アウタミラー124は、フロントウインドシールド74の下端よりも下側に表示されており、運転者200の前方の視界を妨げることはない。さらに、電子左アウタミラー120、電子インナミラー122、電子右アウタミラー124は、計器類110とも重ならない位置に配置されており、計器類110の視認を妨げることもない。
図5に示した例では、図3に示した例と同様に、左アウタミラー86、インナミラー76及び右アウタミラー96も設けられている。左アウタミラー86、インナミラー76及び右アウタミラー96は、物理的に存在する光学的なミラーであり、操作入力部42から電子ミラーを表示する操作が行われた後も、依然として存在し続けている。このため、例えば、ウェアラブルデバイス20に不具合が生じて、電子左アウタミラー120、電子インナミラー122、電子右アウタミラー124の表示ができなくなっても運転に支障が生じることはない。運転者200は、左アウタミラー86、インナミラー76及び右アウタミラー96を見て、走行を継続することができる。
ただし、図5に示すように電子左アウタミラー120、電子インナミラー122、電子右アウタミラー124の表示を行った場合には、左アウタミラー86、インナミラー76及び右アウタミラー96が存在する位置に、その背後を撮影した画像を表示するようにしてもよい。これにより、運転者200の車外視認性を高めることが可能となる。
なお、図5に示した例は、車両が、左アウタミラー86、インナミラー76及び右アウタミラー96を備えず、代わりに物理的なディスプレイを設け、このディスプレイを電子ミラーとして使用する場合にも適用可能である。
図5に示した例では、もともと車両が備える左アウタミラー86、インナミラー76及び右アウタミラー96について、異なる位置に、異なる大きさで、同様の画像の表示(すなわち電子左アウタミラー120、電子インナミラー122、電子右アウタミラー124の表示)を行っている。このように、車両が備える部品を、ウェアラブルデバイス20を用いて異なる位置に表示することで、運転操作性を向上させることが可能となる。運転操作性の向上により、安全性が向上する効果も期待できる。
図6は、運転者200が操作入力部42を操作して、車両前方に位置する実際には見えない部品を、透視的に可視化した状態を示す図である。つまり、図6に示した例では、車両の部品の視認性を変更している。ここで、視認性とは、見えるか見えないか、あるいは、どの程度見えるかというような見えやすさの尺度をいう。
図6に示した例では、通常、目視できない部品である左前車輪130、左前サスペンション132、右前車輪134、右前サスペンション136、及びエンジン140が、透視されたように表示されている。そして、これら部品の表示は、走行情報取得部60が取得した走行情報を反映して行われる。
左前車輪130と左前サスペンション132は、ステアリング108の左奥に表示されている。この位置は、インストルメントパネル100や、その前方に位置するダッシュパネルなどが透明であった場合に、実際に左前車輪130と左前サスペンション132が見える付近に設定されている。運転操作に直接関係しないインストルメントパネル100の一部を隠すようにして(あるいは半透明に見えるようにして)、左前車輪130と左前サスペンション132が表示されている。ただし、左前車輪130と左前サスペンション132の手前には、計器類110、ステアリング108、及び運転者200が通常通りに見えている。これらは、運転操作への影響がほとんどないように考慮したためである。
同様にして、右前車輪134と右前サスペンション136とエンジン140も、インストルメントパネル100等の先を透視したように表示されている。エンジン140については、タッチパネル104、ステアリング108及び運転者200の手を透視させず、これらの背後に位置するように表示しており、運転操作への影響を最小限にとどめている。
左前車輪130と右前車輪134は、車両の走行速度に応じて、回転数を変える。このため、左前車輪130と右前車輪134を表示することで、車両の速度を体感することができる。また、左前車輪130と右前車輪134は、ステアリング108の操舵に応じて、角度を変える。このため、左前車輪130と右前車輪134を表示することで、車両がカーブする状態を体感することができる。
左前車輪130と右前車輪134は、例えば自動車工場で実際に撮影した車輪の画像データをもとに表示を行うことができる。また、例えば、車輪の3Dデータをもとに作成したバーチャルリアリティー画像を採用することもできる。表示にあたっては、車輪の回転数は、速度に応じて変化すればよく、必ずしも実際の回転数と一致していなくてもよい。
左前サスペンション132と右前サスペンション136は、車両の上下方向の衝撃を緩和し、車両のクッション性を向上させる部材である。左前サスペンション132と右前サスペンション136は、凹凸がある路面では凹凸に応じた伸縮を示し、カーブの最中や、ブレーキの最中には荷重変動に応じた伸縮を示す。このため、左前サスペンション132と右前サスペンション136を表示することで、運転者200は、車両の上下方向の挙動を体感できるようになる。
左前サスペンション132と右前サスペンション136は、例えば自動車工場で実際に撮影したサスペンションの画像データをもとに表示を行うことができる。また、例えば、サスペンションの3Dデータをもとに作成したバーチャルリアリティー画像を採用することもできる。表示にあたっては、伸縮の大きさは、実際の伸縮に応じて変化すればよく、必ずしも実際の伸縮の長さと一致していなくてもよい。
エンジン140は、シリンダ142、144を備えており、シリンダ142、144内ではピストンが往復運動を行っている。ピストンの往復回数によって、エンジン回転数が決まることになる。このため、ピストンの動きを表示することで、運転者200は、エンジンの挙動を体感できるようになる。
シリンダ142、144の内部は、撮影は困難である。そこで、例えば、シリンダ142、144とピストンの3Dデータをもとに作成したバーチャルリアリティー画像を表示することになる。表示にあたっては、ピストンの往復回数は、実際の往復回数に応じて変化すればよく、必ずしも実際の往復回数と一致していなくてもよい。
このように、左前車輪130、左前サスペンション132、右前車輪134、右前サスペンション136、及びエンジン140を表示することで、運転者200は、走行中の車両の挙動を現実的なものとして体感することができる。このため、運転者200は、車両の挙動を体感する楽しみを感じながら、運転を行うことができる。また、運転者200の安全運転への意識を高める効果も期待できる。
なお、図6に示した部品に加え、あるいは、図6に示した部品に代えて、ブレーキ、駆動モータ、前方を照らす主ライト、ターンライト、後輪などの部品を透視的に表示させるようにしてもよい。
図7は、運転者200が操作入力部42を操作して、運転者200の衣装の模様を変更した状態を示す図である。具体的には、図7に示した例では、運転者200のズボン200aを無地からチェック柄に変更している。ズボン200aは、図3に示したものと同様に、ステアリング108と運転者200の腕の背後に隠れた状態に表示されており、位置は変更されていない。このため、運転者200は、単に、ズボン200aを履き替えたように感じることになる。
このようにして、運転者200あるいは他の乗員の衣装の色、模様、質感、さらには形状(例えば、半ズボンを長ズボンにする、TシャツをYシャツにするなど)を変更することも可能である。変更する衣装の画像データを予め画像データ記憶装置62に記憶しておくことで、衣装の変更が可能となる。
運転者200あるいは他の乗員の位置、輪郭などの情報は、例えば、乗員がいない場合の車室内の情報と対比することで取得可能である。ウェアラブルデバイス20に設けたカメラ画像が撮影したデータと、乗員がいない場合の車室内のデータとの差分をとることで、乗員の位置及び輪郭の情報を取得することができる。また、例えば、パターン認識についての学習アルゴリズムを利用することで、乗員の服と肌を区別すること、顔を区別することも可能である。
なお、図7に示した例では、運転者200の手及び腕については、外観を変更していない。しかし、例えば、運転者200の肌の色を変更することも可能である。肌の色は、例えば、日に焼けているか否かという現実的な選択を行ってもよいし、例えば、緑あるいはピンクにするなど、現実とは異なる選択を行うことも可能である。肌に模様を表示してもよいし、例えば、肌の質感を金属質に変えるなどの変更を行ってもよい。
さらには、運転者200あるいは他の乗員の顔あるは頭部全体を変更することも可能である。例えば、同乗する乗員を、著名人に変更する態様、あるいは、漫画などのキャラクターに変更する態様を挙げることができる。
このように、運転者200あるいは他の乗員の衣装、肌、頭部なども、実際とは異なる外観に代えることで、気分を変えて、運転を楽しむことが可能となる。
以上の説明では、運転者200が装着するウェアラブルデバイス20に画像表示を行う態様を例に挙げた。同様にして、運転者200以外の乗員が装着するウェアラブルデバイス20にも、様々な表示を行うことが可能である。運転者200以外の乗員に対する表示は、運転者200と同じ設定に従って行う(例えば、内装部品を同じ外観に変更する)ことも可能であるし、異なる設定に従って行ってもよい。運転者200以外の乗員に対しては、必ずしも運転操作性を考慮する必要が無い。したがって、例えば、フロントウインドシールド74の視認性を低下させる表示を行うことも可能である。また、車両が自動運転モードを備えており、運転者200が実質的に運転を行う必要がない場合には、運転者200に対する表示においても、運転操作性を考慮しなくてもよい。
本実施形態の一態様では、車両の部品または乗員(自己であっても他者でもよい)について、外観、位置、視認性の少なくとも一つを変更する画像を形成し、表示装置に表示させることができる。また、別の観点では、車両の車室内にある対象(車両の部品でも搭載物でも乗員でもよい)について、外観、位置、視認性の少なくとも一つを変更する画像を形成し、表示装置に表示させることができる。さらに別の観点では、車室外にある車両の部品について、外観、位置、視認性の少なくとも一つを変更する画像を形成し、表示装置に表示させることができる。
10 画像表示システム、20 ウェアラブルデバイス、22 テンプル、24 リム、30 デバイス位置センサ、32 瞳孔位置センサ、34 画像制御部、36 有機ELディスプレイ、40 車載システム、42 操作入力部、44 画像処理装置、46 瞳孔位置演算部、48 画像レイアウト演算部、50 画像合成部、52 前方カメラ、54 右アウタカメラ、56 左アウタカメラ、58 後方カメラ、60 走行情報取得部、62 画像データ記憶装置、70 ルーフ、72 左Aピラー、73 右Aピラー、74 フロントウインドシールド、76 インナミラー、80 左前サイドウインドシールド、82 左三角窓、84 左前ドアトリム、86 左アウタミラー、90 右前サイドウインドシールド、92 右三角窓、94 右前ドアトリム、96 右アウタミラー、100 インストルメントパネル、102 センタコンソール、104 タッチパネル、106 操作ボタン類、108 ステアリング、110 計器類、112 運転席シート、114 運転席床、116 助手席シート、118 助手席床、120 電子左アウタミラー、122 電子インナミラー、124 電子右アウタミラー、130 左前車輪、132 左前サスペンション、134 右前車輪、136 右前サスペンション、140 エンジン、142,144 シリンダ、200 運転者、200a ズボン。

Claims (7)

  1. 車両の乗員に装着され、前記乗員の視野に画像を表示する表示装置と、
    前記車両の部品または乗員について、外観、位置、視認性の少なくとも一つを変更する画像を形成し、前記表示装置に表示させる画像処理装置と、
    を備えることを特徴とする画像表示システム。
  2. 請求項1に記載の画像表示システムにおいて、
    前記画像処理装置は、前記車両の部品について、位置、外観、視認性の少なくとも一つを変更する画像を形成し、前記表示装置に表示させる、ことを特徴とする画像表示システム。
  3. 請求項2に記載の画像表示システムにおいて、
    前記部品は、前記車両の車室内に設けられている内装部品であり、
    前記画像処理装置は、前記内装部品の色、模様、質感の少なくとも一つにかかる外観を変更する画像を形成し、前記表示装置に表示させる、ことを特徴とする画像表示システム。
  4. 請求項2に記載の画像表示システムにおいて、
    前記表示装置は、前記車両の運転者に装着される装置であり、
    前記部品は、インナミラーまたはアウタミラーであり、
    前記画像処理装置は、ステアリング付近の位置に電子的に前記インナミラーまたは前記アウタミラーを設けた画像を形成し、前記表示装置に表示させる、ことを特徴とする画像表示システム。
  5. 請求項2に記載の画像表示システムにおいて、
    前記部品は、前記車両の車室よりも前方に配置されたエンジン、車輪、サスペンションの少なくとも一つであり、
    前記画像処理装置は、前記部品を車室から透視して視認される画像を形成し、前記表示装置に表示させる、ことを特徴とする画像表示システム。
  6. 請求項1に記載の画像表示システムにおいて、
    前記画像処理装置は、前記車両の前記乗員について、外観を変更する画像を形成し、前記表示装置に表示させる、ことを特徴とする画像表示システム。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の画像表示システムにおいて、
    前記表示装置は、前記車両の運転者に装着される装置であり、
    前記表示装置は、前記運転者の運転操作に直接関係しない範囲に前記変更する画像を形成し、前記表示装置に表示させる、ことを特徴とする画像表示システム。
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