JP2021063588A - 腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブ - Google Patents

腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブ Download PDF

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Abstract

【課題】腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガスの各々に対して耐久性に優れ、かつ、密閉力の高い、腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブを提供する。【解決手段】腐食性ガスが流れる配管とバルブは、腐食性ガスに強いステンレス鋼の1つの材質で成形・製作され、酸性及びアルカリ性ガスが流れる配管とバルブは、酸性及びアルカリ性に対し耐久性に優れたポリ塩化ビニル(PVC)材質として射出成形で製作されることにより耐久性に優れる。また、ガスを遮断又は供給するためにバルブ内部に設置されるスイッチング部材32の外側表面と、スイッチング部材32と接して締結される締結溝38とを球表面と同一に設計・製作するとともに、ガスの排出口35の直径を注入口34の直径よりも多少小さく形成して、摩擦力及び密閉力を向上させる。【選択図】図3

Description

本発明は、腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブに関し、より詳細しくは、腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブの中で腐食性ガス用平衡排気バルブの材質は、ステンレス鋼で成形・製作され、酸性とアルカリ性ガス用平衡排気バルブは、ポリ塩化ビニル(PVC)の射出成形で製作される。ガスを遮断又は供給するためにバルブ内部に設置されるスイッチング部材の外側表面とスイッチング部材と接して締結される締結溝を球の表面と同一に設計・製作するが、腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガスの注入口の直径を排出口の直径よりも少々小さく形成して摩擦力及び密閉力を向上させ、ガスの流れをより完全に遮断できるように設計・製作された腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブに関する。
本発明は、腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガスが流れる配管の一側に設置されてその腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガスを遮断したり、所定の角度で開放したりして腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガスの供給を制御できるように設計・製作された腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブに関する。
従来の腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス排気バルブは、1つの遮断バルブで遮断する場合には、腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガスの流出に対する安全性が高くなく、1次遮断バルブと2次隔離壁を設置して遮断するため、コストが増加して不便さが同時に発生する問題点があった。
なお、腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブの中で腐食性ガスが流れる配管の全体は、腐食性ガスに強いステンレス鋼で成形・製作され、酸性及びアルカリ性ガスが流れる配管は、酸性及びアルカリ性に対し耐久性に優れたポリ塩化ビニル(PVC)材質として射出成形で製作される。
腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブは、メーカー及びとユーザーの両方にとっては組み立て製作が容易であり、耐久性に優れており、ガス遮断のとき密閉性に優れた製品として追求されてきた。
韓国公開特許第10−2004−0095902号公報 韓国登録特許第10−1587441号公報
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブの中で腐食性ガスが流れる配管とバルブは、腐食性ガスに強いステンレス鋼の1つの材質で成形・製作され、酸性及びアルカリ性ガスが流れる配管とバルブは、酸性及びアルカリ性に対し耐久性に優れたポリ塩化ビニル(PVC)材質として射出成形で製作されることにより、各々のガスに対し耐久性に優れた材質で製作されて、腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガスの各々に対して耐久性に優れた腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブを提供することにある。
本発明が解決しようとするもう1つの目的として、ステンレス鋼で製作される腐食性ガス用平衡排気バルブ、及びポリ塩化ビニル(PVC)で製作される酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブの両方のバルブ内部のガスは、直径の大きいガス注入口から直径の小さい配管側に流れるように設計・製作され、スイッチング部材がガスの流れを遮断するとき、ガスが押す力によってスイッチング部材が締結溝に密着されて強固にガスを遮断できる腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブを提供することにある。
本発明が解決しようとするもう1つの目的は、腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガスが注入されるバルブ内部の直径が広く、排出される側のバルブ内部の直径が小さいことから、ベルヌーイ定理によって、直径の大きい配管から直径の小さい配管へ腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガスが移動するときのガスの移動速度が多少速くなり、スイッチング部材を、直径の小さい配管側に密着させる力が、より強く作用する役割をするため、密閉力の効果を高めることができる腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブを提供することにある。
本発明が解決しようとするもう1つの目的として、本発明による腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス用平衡バルブは、成形・製作されたバルブボディにスイッチング部材、スイッチング部材と締結される回転用部材などの部品を容易に組立生産することができ、迅速かつ簡単に維持・保護することができる腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブを提供することにある。
本発明の課題の解決手段は、バルブを形成するためのバルブボディと、バルブボディ内部に設置されて腐食性ガスの供給を遮断又は供給を制御するためのスイッチング部材と、を備える腐食性ガス用平衡排気バルブを提供することにある。
本発明のもう1つの課題の解決手段は、バルブボディを含む腐食性ガス用平衡排気バルブを腐食性ガスに耐久性の高いステンレス鋼の1つの材質で製作して、腐食性ガスに対し耐久性に優れた腐食性ガス用平衡排気バルブを提供することにある。
本発明のもう1つの課題の解決手段として、スイッチング部材は、球の表面と同一の曲線を有する形状に形成され、スイッチング部材が締結されるバルブボディの内側は、前記スイッチング部材の表面形状に合わせて球の表面と同一の曲線を有する形状で締結溝が形成された腐食性ガス用平衡排気バルブを提供することにある。
本発明のもう1つの課題の解決手段は、スイッチング部材と締結溝の形状を球の表面形状に形成して、接触面積を広く形成して腐食性ガスの遮断のときに密閉力を高め、回転がスムーズであり、腐食性ガスの流れに強固に耐えられるように、スイッチング部材を基準に腐食性ガスの排出口側ボディ内部の直径が、注入口側ボディ内部の直径よりも小さく形成された腐食性ガス用平衡排気バルブを提供することにある。
本発明のもう1つの課題の解決手段として、スイッチング部材の中央には、スイッチング部材を所定の角度に回転させて腐食性ガスの供給を遮断又は制御することができるように、回転用部材が挿入・締結される締結具が形成された腐食性ガス用平衡排気バルブを提供することにある。
本発明のもう1つの課題の解決手段として、スイッチング部材は、回転用部材が挿入・締結される締結具が形成される中央の幅を厚く形成し、締結具から離れるほど厚さを薄く形成して腐食性ガスがスイッチング部材によって流れの妨害を受けることを最小限にするように形成された腐食性ガス用平衡排気バルブを提供することにある。
本発明のもう1つの課題の解決手段は、スイッチング部材をバルブボディ内部の締結溝にしっかりと設置するために、スイッチング部材の締結具に挿入・締結される回転用部材は、バルブボディの締結溝が位置する上部と下部に各々形成された上部締結具及び下部挿入溝と結合されるように形成された腐食性ガス用平衡排気バルブを提供することにある。
本発明のもう1つの課題解決手段は、スイッチング部材を基準に腐食性ガスの注入口側ボディ内部の直径が、排出口側ボディ内部の直径よりも大きく形成された場合に、ベルヌーイ定理によってスイッチング部材を基準に腐食性ガスの流れが速くなって、密閉力が増加された腐食性ガス用平衡排気バルブを提供することにある。
本発明のもう1つの課題解決手段として回転用部材は、スイッチング部材に形成された締結具との結合のときに、空回りしないように四角形を含む多角形に形成し、腐食性ガスの流れる量を制御するために、回転角度を複数の段階で制御するように構成された腐食性ガス用平衡排気バルブを提供することにある。
酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブと関連付けられた課題の解決手段は、材質がポリ塩化ビニル(PVC)であり、用途として酸性及びアルカリ性ガスに使用されるもの以外には、腐食性ガス用平衡排気バルブと実質的に同一であることから、重複記載を避けるために省略し、明細書上の詳しい説明と特許請求の範囲で具体的に記載した。
本発明は、スイッチング部材を、直径の大きい腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガスの注入口側に強制嵌めで挿入・締結し、ガスは、直径の大きいガス注入口から直径の小さい配管側に流れるように設計・製作され、スイッチング部材がガスの流れを遮断するときに、配管内のガスの圧力によってスイッチング部材が締結溝に密着されて強固にガスを遮断できる相乗効果がある。
なお、本発明は、腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガスが注入される側面の配管の直径が大きく、排出される側の配管の直径が小さいことから、ベルヌーイ定理によって、直径の大きい配管から直径の小さい配管へ腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガスが移動するときの移動速度が速くなり、スイッチング部材を、直径の小さい配管側に密着させる力が、強く作用する役割をするため、密閉効果を高めることができる有利な効果がある。
本発明のもう1つの利点は、腐食性ガス用平衡排気バルブの場合には、腐食性ガスに対し耐久性に優れたステンレス鋼で製作され、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブの場合には、ポリ塩化ビニル(PVC)材質で製作され、各々のガスに対して腐食されずに、耐久性に優れたバルブを提供できる有利な効果がある。
本発明のもう1つの利点は、スイッチング部材の外側表面とスイッチング部材の外側表面と接触する締結溝の表面を、球の表面と同一の曲線を有するように設計・製作して、互いに接触される面を直線的に形成することも広く形成し、滑らかな回転が可能であり、排出口側の直径を小さく形成し、ガス供給遮断のときに腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガスの流れによって押す力によって密着力を高める相乗効果がある。
腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブの全体的な形状を示す。 本発明の主な構成の断面を示したものである。 スイッチング部材に形成された長方形の締結具及び締結溝をより容易に見られるように図示したものである。
本発明を実施するための具体的な内容に対して察する。
本発明に基づいて腐食性ガスの供給又は遮断のための腐食性ガス用平衡排気バルブは、腐食性ガスに対し耐久性に優れたステンレス鋼の材質で製作され、酸性・アルカリ性ガスの供給又は遮断のための酸性・アルカリ性ガス用平衡排気バルブは、酸性及びアルカリ性ガスに対し耐久性に優れたポリ塩化ビニル(PVC)材質で製作される。
より詳しくは、腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブは、腐食性ガス用配管又は酸性・アルカリ性ガス用配管と締結されて配管を通過する腐食性ガス又は酸性・アルカリ性ガスを遮断又は所定の角度に開放させて腐食性ガス又は酸性・アルカリ性ガスの流れをスイッチング部材で制御することができるように設計・製作されている。
本発明の明細書上では、腐食性ガスに対し耐久性に優れたステンレス鋼の材質で製作された腐食性ガス用平衡排気バルブと、酸性及びアルカリ性ガスに対し耐久性に優れたポリ塩化ビニル(PVC)の材質で製作された酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブとに関する発明が同時に記載されている。
各々のバルブは、材質の違いを有しており、各々の材質を有するバルブがその対応するガスに対し耐久性に優れているため、そのガスのみに適用される用途が違うだけであり、本発明において保護を受けようとする技術的構成が同一であり、1群の発明に該当することから、ともに本発明の明細書に記載する。
明細書の詳しい説明の前方の部分は、腐食性ガスの平衡排気バルブに対して記載し、明細書の後方の部分は、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブに対して記載する。
本発明を実施するための具体的な内容の記載では、腐食性ガス用平衡排気バルブを[実施例1]に記載し、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブを[実施例2]に記載して発明を容易に理解するようにする。
腐食性ガスの平衡排気バルブと酸性・アルカリ性ガス用平衡排気バルブとの違いは、材質や用途のみにあるため、図面では、同一の図面を使用する。
本発明による具体的な実施例を説明する。
実施例1は、腐食性ガス用平衡排気バルブに関する。
図1は、腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブの全体的な形状を示す。
図2は、本発明の主な構成の断面を示したものである。
図3は、スイッチング部材に形成された長方形の締結具及び締結溝をより容易に見られるように図示したものである。
図1で、腐食性ガス用平衡排気バルブは、腐食性ガスに対し耐久性に優れたステンレス鋼(12)で製作されている。
図2で、スイッチング部材は、流れる腐食性ガスの遮断性を高めるために、球の中心を基準に左右に所定の厚さに切断された形状に設計・製作され、所定の厚さに形成された球表面の形状に合わせて、球の表面形状に形成された締結溝がバルブボディの内側に形成されている。
スイッチング部材は、腐食性ガスが注入されるバルブボディの内側の直径が大きい方へ挿入されて強制嵌めで締結されるように構成されている。
本発明の実施例1での「バルブ」は、省略・短縮されたものとして、「腐食性ガス用平衡排気バルブ」と同一の意味に混用使用し、「左側」、「右側」、「上」と「下」は、図面を基準に記載したものであり、多様な変形が可能である。
本発明の実施例1での「ガス」は、省略・短縮されたものとして、「腐食性ガス」と同一の意味に混用使用し、図面符号は、容易な理解のために同一の構成に対して、各々の図面に異なる符号を付与した。
本発明による腐食性ガス用平衡排気バルブと連結される腐食性ガス配管は、腐食性ガスに対し耐久性に優れたステンレス鋼で構成され、バルブボディの内部の内側には、スイッチング部材が位置する。
スイッチング部材の材質は、腐食性ガスに対し耐久性に優れている強固なステンレス鋼で成形・製作することが好ましい。
つまり、腐食性ガスの平衡排気バルブにおいて腐食性ガスとの接触可能な部分は、すべてステンレス鋼の材質で製作してバルブの耐久性を高めることが好ましい。
スイッチング部材のエッジ(表面)は、球の中心を基準に左右に設定された幅(横の長さ)ほど形成し、なおスイッチング部材が締結される締結溝を基準に腐食性ガスが注入される注入口側の直径が大きく、腐食性ガスが排出される排出口側の直径が多少小さくなるように形成されている。
注入口と排出口との直径の差は、図2及び図3に示すようにそんなに大きくはないが、その役割又は機能は非常に重要である。
注入口と排出口との直径の差は、図2及び図3に形成された直径よりも大きく、又はより小さく形成することもできる。
図2に示された図面に基づいてバルブを形成するバルブボディでは、スイッチング部材が挿入・締結される部分を基準に、バルブボディの左側の内径が大きく、右側の内径は小さいことが分かる。
図2及び図3において、境界面には、スイッチング部材の締結溝(28)が形成され、締結溝(28)に基づいて注入側の直径を大きく、排出口側の直径を小さくするように形成されている。
締結溝(28)の表面と締結溝に接するスイッチング部材の外側表面を球の表面と同一の形状に設計・製作するため、密閉のときに互いに接する面積を直線に形成するよりは、広く形成することができ、曲線形状(球の表面形状)でスムーズな動きが可能で、バルブを開いたり閉じたりするとき、より容易に開閉することができる。
スイッチング部材と、スイッチング部材が互いに締結される締結溝(28)は、ガス遮断のときに密閉力を高めるために設計・製作のときの公差をゼロ(Zero)又はゼロに近く製作することが好ましい。
スイッチング部材(23)は、直径が大きい腐食性ガスの注入口に強制嵌めで挿入・締結されるように構成されている。
本発明の多様な実施例の1つは、腐食性ガスが、直径の大きい腐食性ガスの注入口から直径の小さい配管側へ流れるように設計・製作されて、スイッチング部材がガスの流れを遮断するとき、ガスが押す力によってスイッチング部材が締結溝にさらに密着されて強固にガスを遮断することができる。
図2で、バルブを形成するバルブボディ(21)の左側から右へ腐食性ガスが流れるように構成されている。図3の図面符号29は、ガスの流れ方向を示したものである。
なお、腐食性ガスが注入されるバルブボディ(21)の内側の直径が大きく、排出される内側面の直径が小さいことから、ベルヌーイ定理によって、直径の大きい配管から直径の小さい配管へ腐食性ガスが移動するときの移動速度が速くなり、スイッチング部材(23)を、直径が小さい配管側に、より強い圧力(力)で押して密着させる役割をする。
本発明の多様な実施例の中のもう1つは、スイッチング部材の外側(22)及び締結溝(28)の内側を球の表面形状に形成するため、スイッチング部材(23)の回転のときに、回転をスムーズにしながら、耐久性を高め、接触の表面積を多少広く形成するため、密閉性を向上させる相乗効果を有する。
従来の腐食性ガスの流れを遮断するために使用されたバルブ構造は、密閉力が弱くて2重に遮断する構成を使用したが、本発明による排気バルブを使用する場合には、密閉性に優れて、1つのバルブを設置できる有利な効果がある。
前記スイッチング部材(23)が締結される締結溝(28)に基づいて腐食性ガスが、注入される側のバルブボディの内側及び排出口側の内側の直径が互いに同一に形成されることもあるが、この場合には、強制嵌めで締結されたスイッチング部材(23)が圧力によって排出口側に離脱することができ、締結溝(28)とスイッチング部材(23)との接触面積が少なくて密閉効率が落ちる欠点がある。
前記スイッチング部材(23)の中央には、スイッチング部材(23)を回転させるための回転用部材を挿入・締結するための締結具(33、締結用孔)が形成されている。
回転用部材(39)は、スイッチング部材(23)に形成された締結用孔(33)に挿入・締結されて配管を介して流れる腐食性ガスの供給を遮断するか、又は腐食性ガスの供給量を制御するために、所定の角度に回転させ得るように設計・製作されている。
回転用部材(39)は、スイッチング部材(33)を所定の角度に回転させる機能と、スイッチング部材(33)をバルブボディ(33)の締結溝(38)に位置させる役割と、を担う。
回転用部材(39)は、スイッチング部材に形成された締結具(33、締結用孔)に挿入・締結され、締結具(33)の形状に合わせて製作して挿入・締結されるように構成されている。
スイッチング部材(33)の回転角度は、腐食性ガスの供給量をユーザーが制御できるように、複数の段階で構成されて調節され得る。通常のステッピングモータ等を利用して回転角度を制御することもできる。
スイッチング部材(33)が腐食性ガスの流れ方向に垂直であるとき(0度)は、ガスの流れを遮断するものであり、流れ方向に平行(90度)であるときは、腐食性ガスが最も多く通過できる位置にあるのである。
スイッチング部材(33)で、回転用部材(39)が挿入・締結される部分は、回転用部材が挿入・締結される締結具(33、孔)が形成されるため、多少厚く形成し、回転用部材(39)が挿入・締結される部分を基準にエッジに行くほど薄く幅を形成することが好ましい(図2及び図3を参照)。
図2に示すように、回転用部材(39)が挿入・締結される部分を基準にエッジに行くほど薄く幅を形成する場合には、配管内部に流れる腐食性ガスの抵抗を最小限に抑えて、ガスの流れを、よりスムーズに形成できる有利な効果がある。
スイッチング部材をバルブボディ(31)の締結溝に強固に設置するために、スイッチング部材に形成された締結具に挿入・締結される回転用部材は、バルブボディの内部に形成されたスイッチング部材の締結溝が位置する上部及び下部に、各々形成された上部締結具(35)及び下部挿入溝(36)に、挿入・結合されるように構成されている。
バルブボディに形成される上部締結具(35)及び下部挿入溝(36)は、スイッチング部材の回転のために丸い形状が好ましい。
なお、このような挿入締結の構造は、バルブの組立製作を容易にし、メンテナンスを容易にする。
もちろん、スイッチング部材の幅を同一の厚さに形成することもでき、本発明の形状に基づいて、多様な形状に変形が可能である。
回転用部材は、腐食性ガスに対し耐久性に優れたステンレス鋼の材質で製作することが好ましい。
回転用部材は、上下又は左右にスイッチング部材と締結されてバルブボディに固定されるように設計・製作され得、回転用部材は、空回りを防止するために三角形、四角形又は多角形の棒形状に形成することが好ましい。
スイッチング部材に形成された締結具は、前記回転用部材の形状に合わせて長方形又は多角形の棒形状に形成して挿入・締結する場合に、摩擦力を増加させてスリップを防止することができる。
図3において、回転用部材(39)を成形・製作する際、挿入・締結が容易でありながら、各々の場所で所望の機能を正確に行うことができるように四角形及び円形で形成されている。
具体的に察すると、図3の37に挿入・結合される図3の40、及び図3の36に締結される図3の42は、回転用部材(39)を調節つまみ(13)で回転させるときに、回転を容易にする役割をする。
一方、スイッチング部材(32)と締結される部分は、回転用部材(39)の図3の41に該当し、図面上の形状は、正方形の締結具(33)と回転用部材の長方形の棒部分(41)に締結されて調節つまみ(13)の回転に正確に反応して回転するように構成されている。
回転用部材(39)の上部(43)は、長方形に形成され、調節つまみに形成された長方形の挿入溝又は締結具に結合・固定されて調節つまみの回転に正確に反応して回転するように構成されている。
バルブボディの左側及び右側のフランジは、腐食性ガス供給管とボルトなどの締結手段で締結することができるように、複数の締結孔が形成されている。
本発明による腐食性ガスの平衡バルブは、図2及び図3に示すように、成形・製作されたバルブボディにスイッチング部材、スイッチング部材に締結される回転用部材などの部品を容易に挿入・締結して組立生産することができ、迅速かつ簡単に維持・保護することができる有利な効果がある。
このような効果は、実施例2にもそのまま適用される。
実施例2は、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブに関する。
図1〜図3の説明は、実施例1で説明されたため省略する。
図1において、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブは、酸性及びアルカリ性ガスに対し耐久性に優れたポリ塩化ビニル(PVC)の材質で製作されている。
図2において、スイッチング部材は、流れる酸性及びアルカリ性ガスの遮断性を高めるために、球の中心を基準に左右に所定の厚さに切断された形状に設計・製作され、所定の厚さに形成された球の表面の形状に合わせて球の表面形状で締結溝がバルブボディの内側に形成されている。
スイッチング部材は、酸性及びアルカリ性ガスが注入されるバルブボディの内側の直径が大きい方に挿入されて強制嵌めで締結されるように構成されている。
本発明の実施例2での「バルブ」は、省略・短縮されたものとして、「酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブ」と同一の意味で混用使用し、「左側」、「右側」、「上」と「下」は、図面を基準に記載したもので、多様な変形が可能である。
本発明の実施例2での「ガス」は、省略・短縮されたものとして、「酸性及びアルカリ性ガス」と同一の意味で混用使用する。
本発明による酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブと連結される酸性及びアルカリ性ガス配管は、酸性及びアルカリ性ガスに対し耐久性に優れたポリ塩化ビニル(PVC)で構成され、バルブボディの内部の内側には、スイッチング部材が位置する。
スイッチング部材の材質は、酸性及びアルカリ性ガスに対し耐久性に優れ、強固なポリ塩化ビニル(PVC)で成形・製作することが好ましい。
つまり、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブにおいて、酸性及びアルカリ性ガスと接触可能な部分は、すべてポリ塩化ビニル(PVC)材質で射出成形で製作してバルブの耐久性を高めることが好ましい。
スイッチング部材のエッジ(表面)は、球の中心を基準に左右に設定された幅(横の長さ)ほど形成するが、スイッチング部材を基準に酸性及びアルカリ性ガスが注入される注入口側の直径が大きく、酸性及びアルカリ性ガスが排出される排出口側の直径が多少小さくなるように形成されている。
その直径の差は、図2及び図3に示すようにそんなに大きくはないが、その役割や機能は非常に重要である。
注入口と排出口の直径の差は、図2及び図3に形成された直径より、もっと大きく、又はもっと小さく形成することもできる。
図2に示された図面に基づいてバルブを形成するバルブボディでは、スイッチング部材が挿入・締結される部分を基準に、バルブボディの左側の内径が大きく、右側の内径は小さいことが分かる。
境界面にスイッチング部材の締結溝が形成され、締結溝を基準に注入側の直径を大きく、排出口側の直径を小さくするように形成されている。
締結溝の表面及び締結溝に接するスイッチング部材の外側表面を、球の表面と同一の形状に設計・製作するため、密閉のときに互いに接する面積を広く形成することができ、曲線形状でスムーズな動きが可能であり、バルブを開いたり、閉じたりするとき、より容易に開閉することができる。
スイッチング部材と、スイッチング部材が互いに締結される締結溝とは、ガス遮断のときの密閉力を高めるために設計製作のときに、公差をゼロ(Zero)又はゼロに近く製作することが好ましい。
スイッチング部材は、直径の大きい酸性及びアルカリ性ガスの注入口に強制嵌めで挿入・締結されるように構成されている。
本発明の多様な実施例の一つは、酸性及びアルカリ性ガスが、直径の大きい酸性及びアルカリ性ガス注入口から直径の小さい配管側へ流れるように設計・製作されて、スイッチング部材がガスの流れを遮断するとき、ガスが押す力によってスイッチング部材が締結溝にさらに密着されて強固にガスを遮断することができる。
図2において、バルブを形成するバルブボディ(21)の左側から右側に酸性及びアルカリ性ガスが流れるように構成される。図3の図面符号29は、ガスの流れ方向を示したものである。
なお、酸性及びアルカリ性ガスが注入されるバルブボディ(21)の内側の直径が大きく、排出される内側面の直径が小さいことから、ベルヌーイ定理によって、直径の大きい配管から直径の小さい配管へ酸性及びアルカリ性ガスが移動するときの移動速度が速くなり、スイッチング部材を、直径の小さい配管側へ、より強い圧力(力)に押して密着させる役割をする。
本発明の多様な実施例の中のもう一つは、スイッチング部材の外側及び締結溝(28)の内側を球表面の形状に形成するため、スイッチング部材(23)の回転のとき、回転をスムーズにしながらバルブの耐久性を大幅に向上させ、接触表面積を直線に形成するよりは、多少広く形成されるため、密閉性を向上させる相乗効果がある。
前記スイッチング部材(23)が締結される締結溝(28)に基づいて、酸性及びアルカリ性ガスが注入される側のバルブボディの内側及び排出口側の内側の直径が互いに同一に形成することもできるが、この場合には、強制嵌めによって締結されたスイッチング部材(23)が圧力によって排出口側に離脱することもでき、締結溝(28)とスイッチング部材(23)との接触面積が小さいため密閉効率が落ちる欠点がある。
前記スイッチング部材(23)の中央には、スイッチング部材(23)を回転させるための回転用部材を挿入・締結するための締結具(33、締結用孔)が形成されている。
回転用部材(39)は、スイッチング部材(23)に形成された締結用孔(33)に挿入・締結されて配管を介して流れる酸性及びアルカリ性ガスの供給を遮断するか、又は酸性及びアルカリ性ガスの供給量を制御するために、所定の角度に回転させ得るように設計・製作されている。
回転用部材(39)は、スイッチング部材(33)を所定の角度に回転させる機能と、スイッチング部材(33)をバルブボディ(33)の締結溝(38)に位置させる役割と、を担う。
回転用部材(39)は、スイッチング部材に形成された締結具(33、締結用穴)に挿入・締結され、締結具(33)の形状に合わせて製作して挿入されるように構成されている。
スイッチング部材(33)の回転角度は、酸性及びアルカリ性ガスの供給量をユーザーが制御できるように、複数の段階で構成され、回転角度を調節することができる。通常のステッピングモータ等を利用して回転角度を制御することもできる。
スイッチング部材(33)が酸性及びアルカリ性ガスの流れ方向と垂直であるとき(0度)は、ガスの流れを遮断するのであり、流れ方向と平行(90度)であるときは、酸性及びアルカリ性ガスが最も多く通過できる位置にあるのである。
スイッチング部材(33)で、回転用部材(39)が挿入・締結される部分は、回転用部材が挿入・締結される締結具(33、孔)が形成されるため、多少厚く形成し、回転用部材(39)が挿入・締結される部分を基準にエッジに行くほど、薄く幅を形成することが好ましい。
図2に示すように、回転用部材(39)が挿入・締結される部分を基準にエッジに行くほど薄く幅を形成する場合には、配管内部を流れる酸性及びアルカリ性ガスの抵抗を最小限に抑えて、ガスの流れをよりスムーズに形成できる有利な効果がある。
スイッチング部材をバルブボディ(31)の締結溝にしっかりと設置するために、スイッチング部材に形成された締結具に挿入・締結される回転用部材は、バルブボディの内部に形成されたスイッチング部材の締結溝が位置する上部及び下部に、各々形成された上部締結具(35)及び下部挿入溝(36)に挿入・結合されるように構成されている。
バルブボディに形成される上部締結具(35)及び下部挿入溝(36)は、スイッチング部材の回転のために丸い形状が好ましい。
なお、このような挿入・締結の構造は、バルブの組立製作を容易にし、メンテナンスを容易にする。
もちろん、スイッチング部材の幅を同一の厚さに形成することもでき、本発明の構成に基づいてガスの遮断及びガスの供給の制御を考慮して多様な形状への変形が可能である。
回転用部材は、酸性及びアルカリ性ガスに対し耐久性に優れたポリ塩化ビニル(PVC)の材質で製作するのが好ましい。
回転用部材は、上下又は左右にスイッチング部材と締結されてバルブボディに固定されるように設計・製作されており、回転用部材は、三角形、四角形、又は多角形の棒形状に形成するのが好ましい。
図3において、回転用部材(39)を成形・製作する際、挿入・締結が容易でありながら、各々の位置で所望の機能を正確に遂行できるように四角形及び円形に形成されている。
具体的に察すると、図3の37に挿入・結合される図3の40及び図3の36に締結される図3の42は、回転用部材(39)を調節つまみ(13)で回転させるときに、回転を容易にする役割をする。
一方、スイッチング部材(32)と締結される部分は、回転用部材(39)の図3の41に該当し、図面上の形状は、長方形の締結具(33)及び回転用部材の長方形の棒部分(41)と締結され、調節つまみ(13)の回転に正確に反応して回転するように構成されている。
回転用部材(39)の上部(43)は、長方形に形成され、調節つまみに形成された長方形の挿入溝又は締結具と結合・固定され、調節つまみの回転に正確に反応して回転するように構成されている。
スイッチング部材に形成された締結具は、前記回転用部材の形状に合わせて長方形又は多角形の棒形状に形成して挿入・締結する場合に、摩擦力を増加させてスリップを防止することができる。
バルブボディの左側及び右側のフランジには、酸性及びアルカリ性ガス供給管とボルトなどの締結手段で締結することができるように、複数の締結孔(14)が形成されている。
酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブの材質は、酸性及びアルカリ性ガスに対し耐久性に優れたポリ塩化ビニル(PVC)の材質で射出成形により製作することが好ましいが、通常の技術者(当業者)は、酸性及びアルカリ性ガスに対し耐久性に優れた均等な材質で変形することが可能であり、これも、また本発明の保護範囲に属する。
前述した内容に基づいて、本発明の技術的構成をまとめて察することにする。
本発明による腐食性ガス用平衡排気バルブは、腐食性ガスの供給を遮断又は供給するためにバルブを形成するためのバルブボディと、バルブボディの内部に設置されて腐食性ガスの供給を遮断又は制御するためのスイッチング部材と、を備える。
本発明によるバルブボディを含む腐食性ガス用平衡排気バルブは、腐食性ガスに対し耐久性の高いステンレス鋼の一つの材質で構成されている。
本発明によるスイッチング部材は、球の表面と同一の曲線を有する形状に形成され、スイッチング部材が締結されるバルブボディの内側は、前記スイッチング部材の表面形状に合わせて球の表面と同一の曲線を有する形状で締結溝が形成されている。
本発明では、スイッチング部材と締結溝の形状を球の表面形状にして接触面積を広く形成して腐食性ガス遮断の時に密閉力を高め、腐食性ガスの流れに強固に耐えられるように、スイッチング部材を基準に腐食性ガスの排出口側のボディ内部の直径が、注入口側のボディ内部の直径よりも小さく形成される。
スイッチング部材の中央には、スイッチング部材を所定の角度に回転させて腐食性ガスの供給を遮断するか、又は供給量を制御することができるように回転用部材が挿入・締結され得る締結具が形成されている。
スイッチング部材は、回転用部材が挿入・締結される締結具が形成されている中央の幅を厚く形成し、締結具から離れるほど厚さを薄く形成して腐食性ガスがスイッチング部材によって流れを妨げられることを最小限にするように形成されている。
スイッチング部材をバルブボディ内部の締結溝にしっかりと設置するためにスイッチング部材の締結具に挿入・締結される回転用部材は、バルブボディの締結溝が位置する上部及び下部に各々形成された上部締結具及び下部挿入溝に結合されるように構成されている。
スイッチング部材を基準に腐食性ガスの注入口側のボディの内部の直径が、排出口側のボディの内部の直径よりも大きく形成した場合に、ベルヌーイ定理によってスイッチング部材を基準に腐食性ガスの流れが速くなって密閉力を増加させるように構成されている。
締結具は、スイッチング部材に形成された締結具との結合のときに、空回りしないように四角形を含む多角形に形成し、腐食性ガスの流れる量を制御するために、回転角度を複数の段階で制御するように構成されている。
前記請求項に記載される構成にまとめた部分は、[実施例1]に記載された腐食性ガスに関する。[実施例2]に記載された酸性及びアルカリ性ガスに対しては、材質と用途にだけ差があり、残りの構成は、腐食性ガスで記載されたものと実質的に同一であるため、重複記載を避けるため省略する。
本発明は、腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブの中の腐食性ガス用平衡排気バルブの材質は、ステンレス鋼で成形・製作され、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブは、ポリ塩化ビニル(PVC)で成形・製作され、ガスを遮断又は供給するためにバルブ内部に設置されるスイッチング部材の外側表面と、スイッチング部材と接して締結される締結溝とを球表面と同一に設計・製作するが、腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガスの注入口の直径を、排出口の直径よりも多少小さく形成して摩擦力及び密閉力を向上させ、ガスの流れをより完全に遮断できるように設計・製作された腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブを提供することができるため、産業上の利用可能性が非常に高い。
11 バルブボディ(ステンレス鋼又はPVC)
12 締結溝(スイッチング部材)
13 調節つまみ(腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガス配管)
14 締結孔(フランジ、配管と連結)
21 バルブボディ
22 スイッチング部材の表面
23 スイッチング部材
24 配管の内部直径が大きい部分
25 配管の内部直径が小さい部分
26 回転用部材の上部締結具
27 回転用部材の下部締結溝
28 締結溝(スイッチング部材)
29 腐食性ガス、酸性及びアルカリ性ガスの流れ方向
31 バルブボディ
32 スイッチング部材
33 回転用部材締結具
34 配管の内部直径が大きい部分
35 配管の内部直径が小さい部分
36 回転用部材の上部締結具
37 回転用部材の下部挿入溝
38 締結溝(スイッチング部材)
39 回転用部材
40 図面符号37の下部挿入溝と締結される部分
41 スイッチング部材(32)と締結される部分
42 図面符号36の締結具と締結される部分
43 図1の14(調節つまみ)と締結される部分

Claims (18)

  1. 腐食性ガスの供給を遮断又は供給するための腐食性ガス用平衡排気バルブであって、
    前記バルブを形成するためのバルブボディと、
    前記バルブボディの内部に設置されて前記腐食性ガスの供給を遮断又は制御するためのスイッチング部材と、を備えることを特徴とする腐食性ガス用平衡排気バルブ。
  2. 前記バルブボディを含む前記腐食性ガス用平衡排気バルブの全体を前記腐食性ガスに耐久性の高いステンレス鋼で構成されることを特徴とする、請求項1に記載の腐食性ガス用平衡排気バルブ。
  3. 前記スイッチング部材は、球の表面と同一の曲線を有する形状で形成され、
    前記スイッチング部材が締結される前記バルブボディの内側は、前記スイッチング部材の表面形状に合わせて球の表面と同一の曲線を有する形状で締結溝が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の腐食性ガス用平衡排気バルブ。
  4. 前記スイッチング部材と前記締結溝の形状を球の表面形状で形成して接触面積を広く形成して前記腐食性ガスの遮断のときに密閉力を高め、前記腐食性ガスの流れに強固に耐えられるように、前記スイッチング部材を基準に前記腐食性ガスの排出口側ボディの内部直径が、注入口側ボディの内部直径よりも小さく形成されることを特徴とする、請求項3に記載の腐食性ガス用平衡排気バルブ。
  5. 前記スイッチング部材の中央には、前記スイッチング部材を所定の角度に回転させて前記腐食性ガスの供給を遮断又は制御できるように回転用部材が挿入・締結され得る締結具が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の腐食性ガス用平衡排気バルブ。
  6. 前記スイッチング部材は、回転用部材が挿入・締結される締結具が形成される中央の幅を厚く形成し、前記締結具から離れるほど厚さを薄く形成して前記腐食性ガスが前記スイッチング部材によって流れを妨げられることを最小限にするように形成されることを特徴とする、請求項1に記載の腐食性ガス用平衡排気バルブ。
  7. 前記スイッチング部材を前記バルブボディの内部の締結溝にしっかりと設置するための前記スイッチング部材の前記締結具に挿入・締結される前記回転用部材は、前記バルブボディの前記締結溝が位置する上部及び下部に各々形成された上部締結具及び下部挿入溝と結合されるように構成されることを特徴とする、請求項5に記載の腐食性ガス用平衡排気バルブ。
  8. 前記スイッチング部材を基準に前記腐食性ガスの前記注入口側ボディの内部直径が、前記排出口側ボディの内部直径よりも大きく形成される場合に、ベルヌーイ定理によって前記スイッチング部材を基準に前記腐食性ガスの流れが速くなって前記密閉力を増加させることを特徴とする、請求項4に記載の腐食性ガス用平衡排気バルブ。
  9. 前記回転用部材は、前記スイッチング部材に形成された前記締結具との結合のときに、空回りしないように四角形を含む多角形に形成し、
    前記腐食性ガスの流れる量を制御するために、回転角度を複数の段階で制御するように構成されることを特徴とする、請求項5に記載の腐食性ガス用平衡排気バルブ。
  10. 酸性及びアルカリ性ガスを遮断又は供給するための酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブであって、
    前記バルブを形成するための前記バルブボディと、
    前記バルブボディの内部に設置されて酸性及びアルカリ性ガスの供給を遮断又は制御するためのスイッチング部材と、を備えることを特徴とする、酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブ。
  11. 前記バルブボディを含む前記酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブの全体を酸性及びアルカリ性ガスに耐久性の高いステンレス鋼で構成されることを特徴とする、請求項10に記載の酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブ。
  12. 前記スイッチング部材は、球の表面と同一の曲線を有する形状で形成され、
    前記スイッチング部材が締結されるバルブボディの内側は、前記スイッチング部材の表面形状に合わせて球の表面と同一の曲線を有する形状で締結溝が形成されることを特徴とする、請求項10に記載の酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブ。
  13. 前記スイッチング部材と前記締結溝の形状を球の表面形状で形成して接触面積を広く形成して前記酸性及びアルカリ性ガスの遮断のときに密閉力を高め、前記酸性及びアルカリ性ガスの流れに強固に耐えられるように、前記スイッチング部材を基準に前記酸性及びアルカリ性ガスの排出口側ボディの内部直径が注入口側ボディの内部直径よりも小さく形成されることを特徴とする、請求項12に記載の酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブ。
  14. 前記スイッチング部材の中央には、前記スイッチング部材を所定の角度に回転させて前記酸性及びアルカリ性ガスの供給を遮断又は制御できるように回転用部材が挿入・締結され得る締結具が形成されることを特徴とする、請求項10に記載の酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブ。
  15. 前記スイッチング部材は、回転用部材が挿入・締結される締結具が形成される中央の幅を厚く形成し、前記締結具から離れるほど厚さを薄く形成して前記酸性及びアルカリ性ガスが、前記スイッチング部材によって流れを妨げられることを最小限にするように形成されることを特徴とする、請求項10に記載の酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブ。
  16. 前記スイッチング部材を前記バルブボディの内部の締結溝にしっかりと設置するための前記スイッチング部材の前記締結具に挿入・締結される前記回転用部材は、前記バルブボディの前記締結溝が位置する上部と下部に各々形成された上部締結具及び下部挿入溝と結合されるように構成されることを特徴とする、請求項14に記載の酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブ。
  17. 前記スイッチング部材を基準に前記酸性及びアルカリ性ガスの前記注入口側ボディの内部直径が、前記排出口側ボディの内部直径よりも大きく形成される場合に、ベルヌーイ定理によって前記スイッチング部材を基準に前記酸性及びアルカリ性ガスの流れが速くなって前記密閉力を増加させることを特徴とする、請求項13に記載の酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブ。
  18. 前記回転用部材は、前記スイッチング部材に形成された締結具との結合のときに、空回りしないように四角形を含む多角形に形成し、
    前記酸性及びアルカリ性ガスの流れる量を制御するために、回転角度を複数の段階で制御するように構成されることを特徴とする、請求項14に記載の酸性及びアルカリ性ガス用平衡排気バルブ。
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