JP2019132374A - バルブフランジおよびダイヤフラムバルブ - Google Patents

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理彩子 土田
Risako Tsuchida
理彩子 土田
絢香 齋藤
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絢香 齋藤
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Abstract

【課題】止水性能を向上させることが可能なバルブフランジを提供すること。【解決手段】第1フランジ部211は、パッキン103を介して配管101がボルト止めされるバルブフランジであって、フランジ面213と、入口24aと、凹部72と、リブ73と、を備える。フランジ面213は、パッキン103が接続される。入口24aは、フランジ面213に形成され、流体が流入または流出する。凹部72は、フランジ面213上であって入口24aの外側に円周方向に沿って形成されている。リブ73は、凹部72の底面72aからフランジ面213側に向かって形成されている。フランジ面213から底面72aまでの凹部72の深さをaとし、リブ73の底面72aからの高さをbとすると、0.2≦b/a≦0.95を満たす。【選択図】図10

Description

本発明は、バルブフランジおよびダイヤフラムバルブに関する。
水処理、化学、食品などのプラントにおける配管ラインには、ダイヤフラムバルブが設けられており、ダイヤフラムバルブによって、配管を流れる流体の制御が行われる(例えば特許文献1参照。)。
このようなダイヤフラムバルブは、両端のバルブフランジにパッキンを介してボルト止めによって配管が接続されてプラントに設置される。
図14は、従来のバルブフランジのフランジ面1000を示す図である。図14には、流体が流入または流出する開口1001が形成されている。また、開口1001の周囲には、複数のボルト孔1002が形成されている。ボルト孔1002と開口1001以外の部分は同一面でありパッキンに密着する。
特開2009−121547号公報
しかしながら、上記特許文献1に示すダイヤフラムバルブのバルブフランジでは、接続面積が広いためボルトによる締め付け力を大きくする必要があった。そのため、締め付け力の偏りが発生しやすく止水性能が低下する場合があった。
本発明の目的は、上記従来の課題を考慮して、止水性能を向上することが可能なバルブフランジおよびダイヤフラムバルブを提供することである。
上記目的を達成するために、第1の発明のバルブフランジは、パッキンを介して配管がボルト止めされるバルブフランジであって、接続面と、開口と、凹部と、凸部と、を備える。接続面は、パッキンが接続される。開口は、接続面に形成され、流体が流入または流出する。凹部は、接続面上であって開口の外側に円周方向に沿って形成されている。凸部は、凹部の底面から接続面側に向かって形成されている。接続面から底面までの凹部の深さをaとし、凸部の底面からの高さをbとすると、0.2≦b/a≦0.95を満たす。
このように円周上に凹部を形成し、更に凸部を接続面から突出しないように形成にすることによって、パッキンとの接続面積を減らすことができる。このため、より少ない締め付け力でパッキンを介して配管を接続できるので、締め付け力の偏りを低減でき(応力を緩和できるともいえる)、止水性能を向上することが可能となる。
また、接続面に凹部を形成し凸部を接続面よりも低くすることによって接続面の波打ち(ヒケ)を抑制することができる。
また、凹部の底面から凸部を形成することによって強度を確保することができるため、湾曲している配管のように応力のかかる場所にも配置することができる。
第2の発明のバルブフランジは、第1の発明のバルブフランジであって、凸部は、凹部の円周方向に形成された縁の両方に繋がっている。
これにより、バルブフランジの強度を確保することができる。
第3の発明のバルブフランジは、第1または第2の発明のバルブフランジであって、凸部は、円周方向に沿って形成されている。
凹部と同様に円周方向に沿って形成することにより、成形精度を向上することができる。
第4の発明のバルブフランジは、第1〜第3の発明のバルブフランジであって、凸部は、凹部を径方向に分割する。
これにより、ボルト孔の間に径方向に複数の凹部を形成することができる。また、成形精度を向上することができる。
第5の発明のバルブフランジは、第1〜第4のいずれかの発明のバルブフランジであって、凸部の幅は、凹部から接続面の外周までの幅と略一致する。
これにより、射出成形を行う際に、凸部の幅と凹部から接続面の外周までの幅の温度変化による収縮率が同じとなり、成形精度を向上することができる。
第6の発明のバルブフランジは、第1〜第5のいずれかの発明のバルブフランジであって、凸部の高さと、接続面の反対側の面から底面までの厚みは、凸部の幅と、凹部から接続面の外周までの幅と略一致する。
これにより、射出成形を行う際に、凸部の高さと接続面の反対側の面から底面までの厚みの温度変化による収縮率が同じとなり、成形精度を向上することができる。
第7の発明のバルブフランジは、第1〜第6のいずれかの発明のバルブフランジであって、複数のボルト孔を備える。複数のボルト孔は、接続面の開口の周囲に形成され、ボルトが挿入される。凹部は、ボルト孔の間に設けられている。
これにより、ボルト孔の間に凹部を形成することができる。
第8の発明のバルブフランジは、第7の発明のバルブフランジであって、凹部は、ボルト孔の間に円周上に2つ以上並んで配置されている。ボルト孔の間に並んで配置されている凹部の間の幅は、凹部から接続面の外周までの幅と略一致する。
これにより、ボルト孔の間に円周方向に複数の凹部を形成することができる。また、射出成形を行う際に、凹部の間の幅と、凹部から接続面の外周までの幅の温度変化による収縮率が同じとなり、成形精度を向上することができる。
第9の発明のバルブフランジは、第1〜第8のいずれかの発明のバルブフランジであって、円柱状のバルブフランジ本体と、配置用リブと、を更に備える。配置用リブは、バルブフランジ本体の側面から突出するように形成されている。
これにより、バルブフランジを安定して設置することができる。
第10の発明のバルブフランジは、弁本体と、弁部と、蓋部と、駆動機構とを備える。弁本体は、第1〜第9のいずれかの発明の一対のバルブフランジと、流路と、開口部と、当接部と、を有する。一対のバルブフランジは、両端に対向して配置されている。流路は、バルブフランジに設けられた開口を繋ぎ、内部に形成されている。開口部は、流路の途中に形成されている。当接部は、流路の開口部に対応する位置に設けられている。弁部は、開口部を塞ぐように配置され、当接部に接触することにより流路を閉塞可能である。蓋部は、弁部を覆うように弁本体に固定されている。駆動機構は、弁部を駆動することにより流路を開閉する。駆動機構は、軸部材と、押圧部と、駆動部と、を有する。軸部材は、蓋部に支持されている。押圧部は、軸部材に取り付けられ、且つ弁部に連結されている。駆動部は、軸部材を駆動する。駆動部は、手動式、空気駆動式、または電気駆動式である。
このように軸部材を手動、空気または電気によって駆動することができ、流路を閉鎖または開放することができる。
本発明によれば、止水性能を向上することが可能なバルブフランジおよびダイヤフラムバルブを提供することを提供することができる。
本発明にかかる実施の形態の流路構造を用いたダイヤフラムバルブの斜視図。 図1のダイヤフラムバルブの部分断面図。 図1の弁本体を上方から視た斜視図。 図1の弁本体を下方から視た斜視図。 図1の弁本体の正面図。 図1の弁本体の底面図。 図7のAA´間の矢示断面図。 図1のダイヤフラムバルブの第1フランジ部に配管を接続した状態を示す図。 図1の第1フランジ部のフランジ面を示す平面図。 図9のVV´間の矢示断面図。 図8のパッキンを示す平面図。 (a)流路が閉鎖された状態を示す模式断面図、(b)流路が開放された状態を示す模式断面図。 実施例および比較例の評価結果を示す図。 従来のフランジ面を示す平面図。
以下、本発明にかかるバルブフランジを用いた実施の形態におけるダイヤフラムバルブ10について説明する。
<1.構造>
(1−1.ダイヤフラムバルブの概要)
図1は、本発明にかかる実施の形態のダイヤフラムバルブ10の外観斜視図である。図2は、本実施の形態のダイヤフラムバルブ10の部分断面構成図である。
本実施の形態のダイヤフラムバルブ10は、図1および図2に示すように、弁本体11と、ダイヤフラム12と、ボンネット13と、駆動機構14と、を備えている。弁本体11の両端に配管が接続され、弁本体11には流体が流れる流路24が形成されている。ダイヤフラム12は、流路24を開放または遮断する。ボンネット13は、ダイヤフラム12を覆うように弁本体11に取付けられている。駆動機構14は、その一部がボンネット13内に配置されており、ダイヤフラム12を駆動する。
(1−2.弁本体11)
図3は、弁本体11を後述する第1面31側から視た斜視図である。図4は、弁本体11を後述する第2面32側から視た斜視図である。図5は、弁本体11の正面図であり、図6は、弁本体11の底面図である。図7は、図6のAA´間の矢示断面図であり、図7は、弁本体11の幅方向における中央の断面図である。また、図7は、図5とは左右逆になっている。
弁本体11は、PVC(ポリ塩化ビニル)、HT(耐熱塩化ビニル管)、PP(ポリプロピレン)、またはPVCF(ポリフッ化ブニリデン)、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリテトラフルオロエチレン、パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、ポリクロロトリフロオロエチレン等の樹脂、または、鉄、銅、銅合金、真鍮、アルミニウム、ステンレス等の金属、または磁器などによって形成することができる。
弁本体11は、図3に示すように、第1端部21と、第2端部22と、中央部23と、流路24と、を有する。
第1端部21と第2端部22と中央部23は、一体的に形成されており、流路24は、図7に示すように、第1端部21、中央部23および第2端部22にわたって形成されている。
(1−2−1.第1端部21、第2端部22)
第1端部21と第2端部22は、図3および図4に示すように、中央部23を挟むように配置されており、中央部23と繋がっている。
第1端部21は、図3に示すように、配管が接続される第1フランジ部211と、第1フランジ部211と中央部23を繋ぐ第1接続部212とを有する。第1フランジ部211は、図4に示すように、流体が弁本体11に流入する入口24aが形成されたフランジ面213を有し、配管が接続可能である。
また、第2端部22は、図4に示すように、配管が接続される第2フランジ部221と、第2フランジ部221と中央部23を繋ぐ第2接続部222とを有する。第2フランジ部221は、図3に示すように、弁本体11から流体が排出される出口24bが形成されたフランジ面223を有し、配管が接続可能である。
第1フランジ部211と第2フランジ部221は、図3および図4に示すように対向して配置されており、フランジ面213とフランジ面223は、図7に示すように、互いに対向して平行になるように形成されている。また、入口24aの位置と出口24bの位置も対向している。
(1−2−2.中央部23)
中央部23は、図5に示すように、第1端部21と第2端部22の間に設けられている。中央部23は、第1面31と、第2面32と、壁部33(図7参照)と、中央リブ34と、を有する。
第1面31は、図3に示すように、略平面状であり、フランジ面213とフランジ面223に対して垂直に形成されている。第1面31の中央には、開口部31aが形成されている。開口部31aは、その周縁が湾曲して形成されている。なお、入口24aから出口24bを結ぶ線に沿った方向を第1方向X(流体の流通方向Xともいえる)とし、第1方向Xに対して垂直且つ第1面31と平行な方向を第2方向Y(幅方向Yともいえる)とする。第1方向Xは、フランジ面213とフランジ面223に対して垂直な直線に沿った方向ともいえる。
第2面32は、図5に示すように、流路24を挟んで第1面31に対向する面である。第2面32は、流路24の形状に沿って形成されている。第2面32は、中央部23のボンネット13が配置される側とは反対側の面である。
(1−2−3.流路24)
流路24は、図7に示すように、入口24aから出口24bまで形成されている、壁部33は、流路24の中央に第1面31に向かって突出して形成されている。壁部33は、流路24に傾斜を形成するように、流路24の内面が第1面31に向かって緩やかに盛り上がって形成されている。上述の開口部31aは、壁部33に対応する位置に形成されている。壁部33の第1面31側の先端部33aには、後述するダイヤフラム12が圧接する。
流路24は、第1端部21の入口24aから先端部33aまで形成されている入口側流路241と、第2端部22の出口24bから先端部33aまで形成されている出口側流路242と、入口側流路241と出口側流路242を連通する連通部243とを有する。
入口側流路241は、その内周面は湾曲して形成されており、図7に示すように、第1面31と垂直な方向の幅が壁部33に向かうに従って狭くなっている。一方、入口側流路241は、第1面31と平行な方向の幅(図7における紙面に対して垂直な方向)は壁部33に向かうに従って広くなっている。
出口側流路242は、第2フランジ部221の出口24bから先端部33aまで形成されている。出口側流路242は、その内周面は湾曲して形成されており、図7に示すように、第1面31と垂直な方向の幅が壁部33に向かうに従って狭くなっている。一方、出口側流路242は、第1面31と平行な方向の幅(図7における紙面に対して垂直な方向)は壁部33に向かうに従って広くなっている。
連通部243は、流路24のうち壁部33の第1面31側の部分であり、入口側流路241と出口側流路242とを連通する。
第2面32は、図4に示すように、入口側流路241に沿った入口側湾曲部321と、出口側流路242に沿った出口側湾曲部322とを有する。この入口側湾曲部321と出口側湾曲部322によって図7に示す壁部33の第1面31側への突出が形成されている。
(1−2−4.中央リブ34)
中央リブ34は、図5および図7に示すように、第1面31に対して垂直に第2面32から突出して形成されている。中央リブ34は、図6に示すように、第1中央リブ41と、第2中央リブ42とを有する。
第1中央リブ41は、図5および図7に示すように、第1方向Xに沿って、第2面32における入口側湾曲部321から出口側湾曲部322まで形成されている。また、第1中央リブ41は、中央部23の第2方向Yにおける中央に設けられている。
第2中央リブ42は、図6に示すように、第2方向Yに沿って形成され、中央部23の第1方向Xにおける中央に設けられている。
また、第1面31の第2方向Yの両端の各々から第2面32側に向かって外縁部39が形成されており、第2中央リブ42は、一方の外縁部39から他方の外縁部39まで形成されている。
第1中央リブ41および第2中央リブ42は、それぞれの中央である中央部43において図6に示すように平面視において十字状に交差している。
(1−2−5.第1フランジ部、第2フランジ部)
次に、上述した第1フランジ部211と第2フランジ部221について詳しく説明する。
図8は、ダイヤフラムバルブ10の第1フランジ部211に配管101を接続した状態を示す図である。第1フランジ部211に対向するように配管101側の配管フランジ102が配置されている。
配管フランジ102は、第1フランジ部211にパッキン103を介して配置されており、配管フランジ102と第1フランジ部211は、4つのボルト104によって締結されている。
第1フランジ部211は、図1に示すように、第1フランジ本体214と、第1配置用リブ215とを有する。第1フランジ本体214は、円柱形状であり、パッキン103を介して配管101が接続される。第1配置用リブ215は、図4に示すように、円柱形状の第1フランジ本体214の側面から突出している。
第2フランジ部221も同様に、第2フランジ本体224と、第2配置用リブ225とを有している。第2フランジ本体224は、円柱形状であり、パッキン103を介して配管101が接続される。第2配置用リブ225は、円柱形状の第2フランジ本体224の側面から突出している。第1配置用リブ215と第2配置用リブ225は、第2面32側に形成されており、第1面31に対して垂直に突出している。第1配置用リブ215と第2配置用リブ225は、上下方向Z(第1方向Xおよび第2方向Yに垂直な方向)に沿って形成されている。
第1配置用リブ215と第2配置用リブ225は、図4に示すように、対向する位置に設けられており、それぞれ第1面31と平行な先端面215aと先端面225aを有する。第1配置用リブ215と第2配置用リブ225の先端面215a、225aを載置する面に接触するようにダイヤフラムバルブ10を配置することにより、ダイヤフラムバルブ10を安定して配置することができ転倒を防止することができる。なお、第1配置用リブ215と第2配置用リブ225は、図5〜図7では省略している。
フランジ面213は、図4に示すように、第1フランジ本体214に設けられている。フランジ面223は、図3に示すように、第2フランジ本体224に設けられている。フランジ面213とフランジ面223は同様の構造であるため、フランジ面213を例に挙げて説明する。
図9は、第1フランジ部211のフランジ面213を示す平面図である。フランジ面213は円形状であり、その中央に入口24aが開口されている。フランジ面213の入口24aの周囲には、円周上に4つのボルト孔71が形成されている。これらのボルト孔71には、上述したボルト104が挿入される。
また、フランジ面213上であって、入口24aの周囲には複数の凹部72が形成されている。凹部72は、ボルト孔71の間に設けられている。
各々の凹部72は、入口24aの中心を軸Oとする円周の円周方向Bに沿って形成されている。凹部72は、ボルト孔71の間に2つずつ設けられている。すなわち、フランジ面213には、凹部72が8つ形成されている。凹部72は、略扇形状であって、外周縁721と、内周縁722と、1対の径方向縁723によって囲まれて形成されている。なお、円周方向Bとは、円形状のフランジ面213の中心を軸とした円の円周方向とも一致する。
外周縁721は、フランジ面213の外周側に位置し、円周方向(矢印B方向)に沿って形成されている。内周縁722は、フランジ面213の内周側に位置し、円周方向(矢印B方向)に沿って形成されている。一対の径方向縁723は、外周縁721と内周縁722の両端同士を繋いでおり、フランジ面213の径方向に沿って形成されている。
また、凹部72には、径方向(中心軸Oを通る直径方向)に凹部72を分割するようにリブ73が形成されている。リブ73は、一対の径方向縁723に繋がっている。リブ73は、第1フランジ部211を補強する。図10は、図9のVV´間の矢示断面図である。
図10に示すように、リブ73は、凹部72の底面72aからフランジ面213側に向かって突出するように形成されている。リブ73は、フランジ面213に対して垂直に形成されている。リブ73は、図9に示すように、平面視において円周方向Bに沿って形成されており、外周縁721と内周縁722の間に形成されている。リブ73によって凹部72は径方向に分割されるため、凹部72は、外周側に形成された外周側凹部74と、内周側に形成された内周側凹部75とを有している。
また、リブ73の先端面73aは、図10に示すように、フランジ面213を平行に形成されている。リブ73の高さ(底面72aから先端面73aまでの距離)をbとし、凹部72の深さ(フランジ面213から底面72aまでの距離)をaとすると、0.2≦b/a≦0.95に設定されている。
このように、リブ73は、フランジ面213から突出しないように、フランジ面213よりも低く形成されている。
図9に示すように、リブ73の径方向に沿った幅をdとし、ボルト孔71の間に並んで形成された2つの凹部72の間の幅をeとし、凹部72からフランジ面213の外周213aまでの幅をfとし、図10に示すように、フランジ面213の反対側の面216から底面72aまでの厚みをcとすると、b=c=d=e=fに設定されている。なお、本明細書において、等しい(=)とは、機械的誤差を含むものであり、誤差の範囲内の場合は等しいものとする。
なお、図11は、パッキン103を示す平面図である。図9に示すように、パッキン103は、入口24aに対向する開口103aと、ボルト104が挿入されるボルト孔103bが形成されている。パッキン103がフランジ面213に密着することによって止水される。
(1−3.ダイヤフラム12)
ダイヤフラム12の材質は、ゴム状の弾性体であれば良く、特に限定されるものではない。例えば、エチレンプロピレンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、クロロスルフォン化ゴム、ニトリルゴム、スチレンブタジエンゴム、塩素化ポリエチレン、フッ素ゴム、EPDM(エチレン・プロピレン・ジエンゴム)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等が好適な材料として挙げられる。また、ダイヤフラム12には強度の高い補強布がインサートされていても良く、補強布はナイロン製であることが望ましい。これは、ダイヤフラムバルブの閉時にダイヤフラム12に流体圧がかかったときにダイヤフラム12の変形や破損を防止することが可能となるため好ましい。
ダイヤフラム12は、図2に示すように、開口部31aを塞ぐように第1面31に配置されている。ダイヤフラム12の外周縁部121は、後述するボンネット13と弁本体11によって挟まれている。
ダイヤフラム12が後述する駆動機構14によって下方に移動し、壁部33の先端部33aに当接することによって連通部243を閉鎖して流路24が閉じられる。また、ダイヤフラム12が駆動機構14によって上方に移動し、先端部33aからダイヤフラム12が離間することによって流路24が開放される。
(1−4.ボンネット13)
ボンネット13は、弁本体11と同様に、PVC(ポリ塩化ビニル)、HT(耐熱塩化ビニル管)、PP(ポリプロピレン)、またはPVCF(ポリフッ化ブニリデン)、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリテトラフルオロエチレン、パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、ポリクロロトリフロオロエチレン等の樹脂、または、鉄、銅、銅合金、真鍮、アルミニウム、ステンレス等の金属、または磁器などによって形成することができる。
ボンネット13は、図1に示すように、弁本体11の第1面31にボルト100等によって固定されている。ボンネット13は、図2に示すように、ダイヤフラム12を介して開口部31aを覆うように設けられている。すなわち、ボンネット13は、第1面31に対応する開口13aを有しており、開口13aに対向する位置に後述するスリーブ62およびステム63が配置される貫通孔13bを有している。
(1−5.駆動機構14)
駆動機構14は、コンプレッサ61と、スリーブ62と、ステム63と、ハンドル64と、を有する。
コンプレッサ61は、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)等によって形成されており、ダイヤフラム12と連結されている。ダイヤフラム12には係合部材65が埋め込まれており、係合部材65は、弁本体11の反対側(非接液面側)に突出している。係合部材65の突出した部分がコンプレッサ61に係合されて、コンプレッサ61とダイヤフラム12は連結されている。
スリーブ62は、ボンネット13の貫通孔13bに支持されている。スリーブ62の内側にはネジ形状が形成されている。
ステム63は、スリーブ62の内側に配置されており、スリーブ62の内側に形成されたネジ形状と螺合している。ステム63のボンネット13の内側に配置される端には、コンプレッサ61が固定されている。コンプレッサ61は、弁本体11側においてダイヤフラム12と係合され、弁本体11と反対側においてステム63と固定されている。
ハンドル64は、ステム63のボンネット13の外側に位置する部分の外周部に嵌合されている。
<2.動作>
次に、本実施の形態のダイヤフラムバルブ10の動作について説明する。図12(a)および図12(b)は、ダイヤフラム12の動作を模式的に示す図である。
図12(a)に示すような流路24が開放されている状態から、流路24を閉じる方向にハンドル64を回転させると、ハンドル64の回転に従って、ステム63が下降する(図2参照)。ステム63の下降とともに、ステム63の端に固定されたコンプレッサ61も下降する。
コンプレッサ61の下降により、ダイヤフラム12は、図12(b)に示すように、第2面32側に凸に湾曲し、壁部33の先端部33aに圧接される。
これによって、ダイヤフラムバルブ10の流路24が遮断された状態となる。
一方、ハンドル64を開方向に回転させると、ハンドル64の回転に従ってステム63が上昇する。ステム63の上昇とともにコンプレッサ61も上昇し、コンプレッサ61と係合されたダイヤフラム12の中央部が図12(a)に示すように上昇する。
これによって、ダイヤフラムバルブ10の流路24が開放された状態となる。
<3.実施例>
以下に、実施例に基づいて本実施の形態の第1フランジ部211および第2フランジ部221について詳細に説明する。
(実施例1〜6、比較例1〜4)
実施例1〜6および比較例1〜4では、b/aを変更して、応力解析、面圧解析、および射出解析ついて評価を行った。
図13は、実施例1〜6および比較例1〜4の評価結果を示す図である。図13では、応力解析において、最大主応力が130MPa以下の場合を良好(○)とし、130MPaより大きい場合を使用不可(×)とした。また、面圧解析において、最大主応力が100MPa以下の場合を良好(○)とし、100MPaより大きい場合を使用不可(×)とした。また、射出解析において、成形精度が95%以上の場合を良好(○)とし、90%以上、95%未満の場合を許容範囲(△)とし、90%より小さい場合を使用不可(×)とした。
比較例1では、b/a=0(リブ73が形成されていない状態)として、応力解析、面圧解析、および射出解析ついて評価を行った。面圧解析結果は最大主応力が95MPaとなり良好(○)であったが、応力解析結果は最大主応力が150MPaとなり使用不可(×)であり、射出解析結果は成形精度が87%となり使用不可(×)であった。そのため、総合判定は使用不可(×)となった。
比較例2では、b/a=0.1として、応力解析、面圧解析、および射出解析ついて評価を行った。面圧解析結果は最大主応力が95MPaとなり良好(○)であり、射出解析結果は成形精度が90%となり許容範囲(△)であったが、応力解析結果は最大主応力が139MPaとなり使用不可(×)であった。そのため、総合判定は使用不可(×)となった。
実施例1では、b/a=0.2として、応力解析、面圧解析、および射出解析ついて評価を行った。応力解析結果は最大主応力が128MPaとなり良好(○)であり、面圧解析結果は最大主応力が95MPaとなり良好(○)であり、射出解析結果は成形精度が93%となり許容範囲(△)であった。そのため、総合判定は良好(○)となった。
実施例2では、b/a=0.5として、応力解析、面圧解析、および射出解析ついて評価を行った。応力解析結果は最大主応力が125MPaとなり良好(○)であり、面圧解析結果は最大主応力が95MPaとなり良好(○)であり、射出解析結果は成形精度が95%となり良好(○)であった。そのため、総合判定は良好(○)となった。
実施例3では、b/a=0.8として、応力解析、面圧解析、および射出解析ついて評価を行った。応力解析結果は最大主応力が114MPaとなり良好(○)であり、面圧解析結果は最大主応力が95MPaとなり良好(○)であり、射出解析結果は成形精度が96%となり良好(○)であった。そのため、総合判定は良好(○)となった。
実施例4では、b/a=0.9として、応力解析、面圧解析、および射出解析ついて評価を行った。応力解析結果は最大主応力が116MPaとなり良好(○)であり、面圧解析結果は最大主応力が95MPaとなり良好(○)であり、射出解析結果は成形精度が98%となり良好(○)であった。そのため、総合判定は良好(○)となった。
実施例5では、b/a=0.93として、応力解析、面圧解析、および射出解析ついて評価を行った。応力解析結果は最大主応力が118MPaとなり良好(○)であり、面圧解析結果は最大主応力が95MPaとなり良好(○)であり、射出解析結果は成形精度が98%となり良好(○)であった。そのため、総合判定は良好(○)となった。
実施例6では、b/a=0.95として、応力解析、面圧解析、および射出解析ついて評価を行った。応力解析結果は最大主応力が120MPaとなり良好(○)であり、面圧解析結果は最大主応力が95MPaとなり良好(○)であり、射出解析結果は成形精度が98%となり良好(○)であった。そのため、総合判定は良好(○)となった。
比較例3では、b/a=0.97として、応力解析、面圧解析、および射出解析ついて評価を行った。面圧解析結果は最大主応力が95MPaとなり良好(○)であり、射出解析結果は成形精度が98%となり良好(○)であったが、応力解析結果は最大主応力が130MPaとなり使用不可(×)であった。そのため、総合判定は使用不可(×)となった。
比較例4では、b/a=1として、応力解析、面圧解析、および射出解析ついて評価を行った。射出解析結果は成形精度が98%となり良好(○)であったが、応力解析結果は最大主応力が132MPaとなり使用不可(×)であり、面圧解析結果は最大主応力が134MPaとなり使用不可(×)であった。そのため、総合判定は使用不可(×)となった。
以上の例より、0.2≦b/a≦0.95が好ましい範囲であることがわかる。
<4.特徴等>
(4−1)
本実施の形態の第1フランジ部211(バルブフランジの一例)は、パッキン103を介して配管101がボルト止めされるバルブフランジであって、フランジ面213(接続面の一例)と、入口24a(開口の一例)と、凹部72と、リブ73(凸部の一例)と、を備える。フランジ面213は、パッキン103が接続される。入口24aは、フランジ面213に形成され、流体が流入または流出する。凹部72は、フランジ面213上であって入口24aの外側に円周方向に沿って形成されている。リブ73は、凹部72の底面72aからフランジ面213側に向かって形成されている。フランジ面213から底面72aまでの凹部72の深さをaとし、リブ73の底面72aからの高さをbとすると、0.2≦b/a≦0.95を満たす。
このように円周上に凹部72を形成し、更にリブ73をフランジ面213から突出しないように形成にすることによって、パッキン103との接続面積を減らすことができる。このため、より少ない締め付け力でパッキン103を介して配管101を接続できるので、締め付け力の偏りを低減でき(応力を緩和できるともいえる)、止水性能を向上することが可能となる。
また、フランジ面213に凹部72を形成し、リブ73をフランジ面213よりも低くすることによってフランジ面213の波打ち(ヒケ)を抑制することができる。
また、凹部72の底面72aからリブ73を形成することによって強度を確保することができるため、湾曲している配管のように応力のかかる場所にも配置することができる。
(4−2)
本実施の形態の第1フランジ部211(バルブフランジの一例)では、リブ73は、凹部72の一対の径方向縁723(円周方向に形成された縁の両方の一例)に繋がっている。
これにより、第1フランジ部211の強度を確保することができる。
(4−3)
本実施の形態の第1フランジ部211(バルブフランジの一例)では、リブ73(凸部の一例)は、円周方向Bに沿って形成されている。
凹部72と同様に円周方向Bに沿って形成することにより、成形精度を向上することができる。
(4−4)
本実施の形態の第1フランジ部211(バルブフランジの一例)では、リブ73(凸部の一例)は、凹部72を径方向に分割する。
これにより、ボルト孔の間に径方向に複数の凹部を形成することができる。また、成形精度を向上することができる。
(4−5)
本実施の形態の第1フランジ部211(バルブフランジの一例)では、リブ73(凸部の一例)の幅dは、凹部72からフランジ面213の外周213aまでの幅fと略一致する。
これにより、射出成形を行う際に、リブ73の幅bと凹部72からフランジ面213の外周213aまでの幅fの温度変化による収縮率が同じとなり、成形精度を向上することができる。
(4−6)
本実施の形態の第1フランジ部211(バルブフランジの一例)では、リブ73(凸部の一例)の高さbと、フランジ面213(接続面の一例)の反対側の面216から底面72aまでの厚みcは、リブ73の幅dと、凹部72からフランジ面213の外周213aまでの幅fと略一致する。
これにより、射出成形を行う際に、リブ73の高さbと、フランジ面213の反対側の面216から底面72aまでの厚みcと、リブ73の幅dと、凹部72からフランジ面213の外周213aまでの幅fの温度変化による収縮率が同じとなり、成形精度を向上することができる。
(4−7)
本実施の形態の第1フランジ部211(バルブフランジの一例)では、複数のボルト孔71を備える。複数のボルト孔71は、フランジ面213(接続面の一例)の入口24a(開口の一例)の周囲に形成され、ボルト104が挿入される。凹部72は、ボルト孔71の間に設けられている。
これにより、ボルト孔71の間に凹部72を形成することができる。
(4−8)
本実施の形態の第1フランジ部211(バルブフランジの一例)では、凹部72は、ボルト孔71の間に円周上に2つ以上並んで配置されている。ボルト孔71の間に並んで配置されている凹部72の間の幅eは、凹部72からフランジ面213(接続面の一例)の外周213aまでの幅fと略一致する。
これにより、ボルト孔71の間に円周B方向に複数の凹部72を形成することができる。また、射出成形を行う際に、凹部72の間の幅eと、凹部72からフランジ面213の外周213aまでの幅fの温度変化による収縮率が同じとなり、成形精度を向上することができる。
(4−9)
本実施の形態の第1フランジ部211(バルブフランジの一例)では、円柱状の第1フランジ本体214(バルブフランジ本体の一例)および第2フランジ本体224(バルブフランジ本体の一例)と、第1配置用リブ215(配置用リブの一例)および第2配置用リブ225(配置用リブの一例)と、を更に備える。第1配置用リブ215は、第1フランジ本体214の側面から突出するように形成されている。第2配置用リブ225は、第2フランジ本体224の側面から突出するように形成されている。
これにより、第1フランジ本体214および第2フランジ本体224を安定して設置することができる。
(4−10)
本実施の形態のダイヤフラムバルブ10は、弁本体11と、ダイヤフラム12(弁部の一例)と、ボンネット13(蓋部の一例)と、駆動機構14とを備える。弁本体11は、第1フランジ部211および第2フランジ部221(一対のバルブフランジの一例)と、流路24と、開口部31aと、先端部33a(当接部の一例)と、を有する。第1フランジ部211および第2フランジ部221は、両端に対向して配置されている。流路24は、第1フランジ部211および第2フランジ部221に設けられた入口24aおよび出口24b(開口の一例)を繋ぎ、内部に形成されている。開口部31aは、流路24の途中に形成されている。先端部33aは、流路24の開口部31aに対応する位置に設けられている。ダイヤフラム12は、開口部31aを塞ぐように配置され、先端部33aに接触することにより流路24を閉塞可能である。ボンネット13(蓋部の一例)は、ダイヤフラム12を覆うように弁本体11に固定されている。駆動機構14は、ダイヤフラム12を駆動することにより流路24を開閉する。駆動機構14は、ステム63(軸部材の一例)と、コンプレッサ61(押圧部の一例)と、ハンドル64(駆動部の一例)と、を有する。ステム63は、ボンネット13に支持されている。コンプレッサ61は、ステム63に取り付けられ、且つダイヤフラム12(弁部の一例)に連結されている。ハンドル64は、ステム63を駆動する。ハンドル64は、手動式である。
このようにステム63を手動によって駆動することができ、流路24を開閉することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施の形態では、図10に示すように、リブ73は、径方向Rに沿った断面視において正方形状であるが、これに限られるものではない。例えば、高さbが幅dよりも長くてもよいし、高さbが幅dよりも短くても良い。また、リブ73の先端面73aの径方向Rにおける両端の角が湾曲(面取り形状)していてもよい。また、径方向Rに沿った断面視においてリブ73が底面72a側から先端面73aに向かって幅が狭くなる台形形状であってもよい。
(B)
上記実施の形態では、第1フランジ部211は、b=c=d=e=fに形成されており、これに限らなくても良いが、成形精度の向上の観点からは、少なくとも2つ以上の部分の長さが等しいほうが好ましい。
(C)
上記実施の形態では、ボルト孔71の間に2つの凹部72が形成されているが、2つに限らなくても良い。
(D)
上記実施の形態では、ボルト孔71の数を4つと記載したが、これに限られるものではない。
(E)
上記実施の形態のダイヤフラムバルブ10では、駆動部の一例として手動式のハンドル64が設けられているが、空気駆動式または電気駆動式の駆動部によってステム63が駆動されてもよい。
本発明のバルブフランジは、止水性能を向上させることが可能な効果を発揮し、ダイヤフラムバルブ等として有用である。
24a :入口
71 :ボルト孔
72 :凹部
72a :底面
73 :リブ
101 :配管
103 :パッキン
211 :第1フランジ部
213 :フランジ面

Claims (10)

  1. パッキンを介して配管がボルト止めされるバルブフランジであって、
    前記パッキンが接続される接続面と、
    前記接続面に形成され、流体が流入または流出する開口と、
    前記接続面上であって前記開口の外側に円周方向に沿って形成された凹部と、
    前記凹部の底面から前記接続面側に向かって形成された凸部と、を備え、
    前記接続面から前記底面までの前記凹部の深さをaとし、前記凸部の前記底面からの高さをbとすると、0.2≦b/a≦0.95を満たす、
    バルブフランジ。
  2. 前記凸部は、前記凹部の円周方向に形成された縁の両方に繋がっている、
    請求項1に記載のバルブフランジ。
  3. 前記凸部は、円周方向に沿って形成されている、
    請求項1または2に記載のバルブフランジ。
  4. 前記凸部は、前記凹部を径方向に分割する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のバルブフランジ。
  5. 前記凸部の幅は、前記凹部から前記接続面の外周までの幅と略一致する、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のバルブフランジ。
  6. 前記凸部の高さと、前記接続面の反対側の面から前記底面までの厚みは、前記凸部の幅と、前記凹部から前記接続面の外周までの幅と略一致する、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のバルブフランジ。
  7. 前記接続面の前記開口の周囲に形成され、ボルトが挿入される複数のボルト孔を備え、
    前記凹部は、前記ボルト孔の間に設けられている、
    請求項1〜6のいずれか1つに記載のバルブフランジ。
  8. 前記凹部は、前記ボルト孔の間に円周上に2つ以上並んで配置されており、
    前記ボルト孔の間に並んで配置されている前記凹部の間の幅は、前記凹部から前記接続面の外周までの幅と略一致する、
    請求項7に記載のバルブフランジ。
  9. 円柱状のバルブフランジ本体と、
    前記バルブフランジ本体の側面から突出するように形成された配置用リブと、
    を更に備えた、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載のバルブフランジ。
  10. 両端に対向して配置された請求項1〜9のいずれかに記載の一対のバルブフランジと、前記バルブフランジに設けられた前記開口を繋ぎ、内部に形成された流路と、前記流路の途中に形成された開口部と、前記流路の前記開口部に対応する位置に設けられた当接部と、を有する弁本体と、
    前記開口部を塞ぐように配置され、前記当接部に接触することにより前記流路を閉塞可能な弁部と、
    前記弁部を覆うように前記弁本体に固定された蓋部と、
    前記弁部を駆動することにより前記流路を開閉する駆動機構と、を備え、
    前記駆動機構は、
    前記蓋部に支持された軸部材と、
    前記軸部材に取り付けられ、且つ前記弁部に連結された押圧部と、
    前記軸部材を駆動する駆動部と、を有し、
    前記駆動部は、手動式、空気駆動式、または電気駆動式である、
    ダイヤフラムバルブ。
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