JP2021061099A - ヒータおよびこれを備えた熱圧着装置 - Google Patents

ヒータおよびこれを備えた熱圧着装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 耐久性に優れた、熱圧着装置用のヒータを提供する。【解決手段】 本開示のヒータは、絶縁基体と、絶縁基体に埋設された発熱抵抗体と、2つの引き出し導体と、2つの電極金具とを備える。絶縁基体は、本体部と、2つのリード部とを含む。各リード部は、本体部の側面から第1方向に延び、第1方向と平行な第1面、第1面とは反対側の第2面、および第1面と第2面とを接続し、かつ第1方向と平行な第3面を有する。各引き出し導体は、発熱抵抗体に電気的に接続されるとともに、第1面に露出する第1端および前記第2面に露出する第2端を有する。各電極金具は、第3面から第1面および第2面にかけて覆い、第1端および第2端に電気的に接続されているとともに、電極金具から、第1面の第3面側とは反対側の縁部、および第2面の第3面側とは反対側の縁部が露出している。【選択図】 図1

Description

本開示は、半導体ベアチップ等の電子部品を基板上に実装する際に用いる熱圧着装置に利用されるヒータおよびこれを備えた熱圧着装置に関する。
通電によって発熱するヒータを備えた熱圧着装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。ヒータを発熱させる電力は、ヒータのリード部に接続した電極金具を介して、外部電源から供給することができる。
特開2001−358455号公報
従来の熱圧着装置は、リード部と電極金具との界面に熱応力が生じ易く、昇降温を繰り返した場合に、リード部にクラックが発生し、ヒータの耐久性が低下することがあった。また、近年、熱圧着装置の小型化が進められており、これに伴い、リード部と電極金具との接続部に熱応力が生じ易くなっている。昇降温を繰り返しても耐久性が低下しにくいヒータ、熱圧着装置が求められている。
本開示のヒータは、平板状の本体部と、前記本体部の側面に設けられ、前記側面から離反する第1方向に延びる矩形平板状の2つのリード部であって、各々が、前記第1方向と平行な第1面、前記第1面とは反対側の第2面、および前記第1面と前記第2面とを接続し、かつ前記第1方向と平行な第3面を有する2つのリード部とを含む絶縁基体と、
前記絶縁基体に埋設された発熱抵抗体と、
前記2つのリード部にそれぞれ埋設された2つの引き出し導体であって、各々が、前記発熱抵抗体に電気的に接続されるとともに、前記第1面に露出する第1端および前記第2面に露出する第2端を有する2つの引き出し導体と、
前記2つのリード部にそれぞれ接合された2つの電極金具であって、各々が、前記第3面から前記第1面および前記第2面にかけて覆うとともに、前記第1端および前記第2端に電気的に接続された2つの電極金具とを備える。前記2つのリード部の各々は、該リード部に接合された前記電極金具から、前記第1面の前記第3面側とは反対側の縁部、および前記第2面の前記第3面側とは反対側の縁部が露出している。
また、本開示の熱圧着装置は、上記のヒータと、
前記ヒータの主面に配設され、被加熱物を押圧するセラミックツールと、
前記ヒータの前記主面とは反対側の裏面に配設される支持部材とを備える。
本開示のヒータによれば、耐久性に優れた、小型のヒータを提供することができる。また、本開示の熱圧着装置によれば、上記のヒータを備えることにより、信頼性に優れた、小型の熱圧着装置を提供することが可能になる。
本開示の一実施形態に係るヒータを示す斜視図である。 図1の切断面線A−Aで切断した断面図である。 図2の切断面線B−Bで切断した断面図である。 本開示の一実施形態に係るヒータを示す断面図である。 本開示の他の実施形態に係るヒータを示す断面図である。 本開示の一実施形態に係る熱圧着装置を示す斜視図である。
以下、図面を用いて本開示の実施形態に係るヒータについて説明する。本明細書では、便宜的に、直交座標系(X,Y,Z)を定義するとともに、Z軸の正方向を上方として、上面または下面等の語を用いるものとする。
図1は、本開示の一実施形態に係るヒータを示す斜視図であり、図2は、本開示の一実施形態に係るヒータを示す平面図であり、図3は、図2の切断面線A−Aで切断した断面図であり、図4は、本開示の一実施形態に係るヒータを示す断面図である。図4に示す断面図は、図3に示す断面図に対応する。
本実施形態のヒータ1は、絶縁基体10と、発熱抵抗体20と、2つの引き出し導体30と、2つの電極金具40とを備える。
絶縁基体10は、例えば、炭化珪素質焼結体、窒化珪素質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体等から成る。絶縁基体10は、本体部11と2つのリード部12とを有する。
本体部11は、平板状の形状を有する。本体部11は、主面11a、主面11aとは反対側の裏面11b、および主面11aと裏面11bとを接続する側面11cを有する。本体部11は、平面視における形状が、例えば、円形状、正方形状、矩形状等であってもよく、その他の形状であってもよい。本実施形態では、例えば図1,2に示すように、本体部11は、矩形平板状の形状を有する。この場合、平面視における本体部11の一辺の長さは、例えば、10mm〜40mmである。
本体部11には、例えば図1,2に示すように、主面11aから裏面11bにかけて貫通する貫通孔11dが形成されていてもよい。貫通孔11dは、被加熱物を熱圧着装置のセラミックツールに真空吸着するために用いることができる。
リード部12は、矩形平板状の形状を有する。リード部12は、本体部11の側面11cに設けられ、本体部11から離反する第1方向(図1に示すX軸の正方向)に延びる。第1方向におけるリード部12の長さは、例えば、2mm〜40mmである。各リード部12は、第1方向と平行な第1面12a、および第1面12aとは反対側の第2面12bを有する。また、各リード部12は、第1面12aと第2面12bとを接続し、第1方向と平行な第3面12c、および第3面12cとは反対側の第4面12dを有する。
絶縁基体10は、例えば図1に示すように、少なくとも2つの固定部13を有していてもよい。固定部13は、ヒータ1を外部部材に固定するために用いることができる。固定部13には、外部部材へのピン留め、ネジ留め等に用いられる貫通孔13aが形成されていてもよい。
発熱抵抗体20は、金属材料から成り、絶縁基体10に埋設されている。発熱抵抗体20は、一方端部20aおよび他方端部20bを有する線状または帯状の部材である。発熱抵抗体20は、例えば図2に示すように、複数の直線状部分20cと、複数の折り返し部分20dとを有するミアンダ形状であってもよい。
発熱抵抗体20に用いられる金属材料としては、例えば、タングステン、モリブデンまたはレニウム等を主成分とする導電性材料が挙げられる。発熱抵抗体20は、絶縁基体10の形成材料を含んでいてもよい。
2つの引き出し導体30は、金属材料から成り、2つのリード部12にそれぞれ埋設されている。引き出し導体30は、線状または帯状の部材であり、第1端30aおよび第2端30bを有している。例えば図2,3に示すように、第1端30aは、第1面12aに露出しており、第2端30bは、第2面12bに露出している。また、例えば図2に示すように、一方の引き出し導体30の、第1端30aと第2端30bとの間の部位には、発熱抵抗体20の一方端部20aが接続されている。他方の引き出し導体30の、第1端30aと第2端30bとの間の部位には、発熱抵抗体20の他方端部20bが接続されている。
引き出し導体30に用いられる金属材料としては、例えば、タングステン、モリブデンまたはレニウム等を主成分とする導電性材料が挙げられる。引き出し導体30は、絶縁基体10の形成材料を含んでいてもよい。
引き出し導体30は、発熱抵抗体20よりも単位長さ当たりの抵抗値が低くされていてもよい。これにより、リード部12における発熱および該発熱に起因するクラックの発生を抑制することができる。さらに、リード部12に発生したクラックが進展して、引き出し導体30が断線する、または発熱抵抗体20と引き出し導体30との接続部が断線する、もしくは高抵抗となる虞を低減することができる。
引き出し導体30は、引き出し導体30の横断面の面積を発熱抵抗体20の横断面の面積よりも大きくすることによって、発熱抵抗体20よりも単位長さ当たりの抵抗値が低くされていてもよい。引き出し導体30は、絶縁基体10の形成材料の含有量を発熱抵抗体20よりも少なくすることによって、発熱抵抗体20よりも単位長さ当たりの抵抗値が低くされていてもよい。
2つの電極金具40は、金属材料から成り、2つのリード部12にそれぞれ接合されている。電極金具40に用いられる金属裁量としては、例えば、ニッケル、ステンレス等が挙げられる。電極金具40は、例えば、はんだ、ろう材、導電性接着剤等の接合材によって、リード部12に接合されている。
電極金具40は、例えば図3に示すように、第1方向に見たときに、略コ字状の形状を有する。電極金具40は、平板状の底部43と、底部43の対向する両端部にそれぞれ連なる第1側壁部41および第2側壁部42とを有する。電極金具40は、第3面12cから第1面12aおよび第2面12bにかけて覆っており、底部43の底面43aが、第3面12cに対向し、第1側壁部41の第1側面41aおよび第2側壁部42の第2側面42aが、第1面12aおよび第2面12bにそれぞれ対向している。電極金具40は、引き出し導体30の第1端30aおよび第2端30bに電気的に接続されている。
各電極金具40には、例えば図1,3に示すように、リード線80の一方端部が接続されている。リード線80の他方端部は、外部電源(図示せず)に接続される。リード線44は、例えば、電極金具40に底部43を厚さ方向に貫通する貫通孔を形成し、該貫通孔にリード線44の一方端部を挿通した後、はんだ、ろう材、導電性接着剤等の接合材を用いて電極金具40に接続することができる。
上記では、リード部12の第3面12cが、本体部11の裏面11bと同じ方向(Z軸の負方向)を向いている例を示したが、第3面12cは、本体部11の主面11aと同じ方向(Z軸の正方向)を向いていてもよい。また、上記では、第3面12cが裏面11bと面一に連なっている例を示したが、第3面12cは、裏面11bよりも主面11a側(Z軸の正方向側)に位置していてもよい。第3面12cおよび主面11aが同じ方向(Z軸の正方向)を向いている場合、第3面12cは、主面11aと面一に連なっていてもよく、主面11aよりも裏面11b側(Z軸の負方向側)に位置していてもよい。
本実施形態のヒータ1では、例えば図3に示すように、各リード部12は、該リード部12に接合された電極金具40から、第1面12aの第3面12c側とは反対側の縁部12aa、および第2面12bの第3面12c側とは反対側の縁部12baが露出している。換言すると、ヒータ1は、第3方向(Z軸方向)において、リード部12の第4面12dと電極金具40の底面43aとの距離が、第1側壁部41の底面43aからの高さ、および第2側壁部42の底面43aからの高さよりも大きくされている。リード部12の縁部12aa,12baが電極金具40から露出していない場合、縁部12aa,12baに応力が集中し易いため、昇降温を繰り返したとき、縁部12aa,12baを起点とするクラックが発生する虞がある。ヒータ1によれば、応力が集中し易いリード部12の縁部12aa,12baが電極金具40から露出していることにより、昇降温を繰り返した場合であっても、リード部12にクラックが発生することを抑制できる。
ヒータ1では、例えば図4に示すように、2つのリード部12と2つの電極金具40とが、ろう材層50を介してそれぞれ接合されていてもよい。これにより、リード部12と電極金具40との接合強度を向上させることができる。
ろう材層50に用いられるろう材としては、例えば、銀ろう、銀−銅ろう、金−銅ろう、金−銅−ニッケルろう等が挙げられる。ろう材層50は、ガラス成分を含んでいてもよい。これにより、ろう材層50とリード部12との接合強度、およびろう材層50と電極金具40との接合強度を一層向上させることができる。ひいては、リード部12と電極金具40との接合強度を一層向上させることができる。
ろう材層50は、例えば図4に示すように、第3面12cと底面43aとの間に位置するろう材層50の厚さが、第1面12aと第1側面41aとの間に位置するろう材層50の厚さ、および第2面12bと第2側面42aとの間に位置するろう材層50の厚さよりも大きい構成であってもよい。このような構成によれば、第3面12cと底面43aとの間に位置するろう材層50の熱容量によって、リード部12と電極金具40との接合部の温度変化を抑制することができる。これにより、リード部12と電極金具40との接合部に生じる熱応力を緩和することができ、リード部12にクラックが発生する虞を低減することが可能になる。また、電極金具40のリード部12へのろう付け、および電極金具40とリード線80との接続を、同時に行うことが容易になる。
また、例えば図4に示すように、第3面12cと底面43aとの間に位置するろう材層50は、内部に複数の空隙51を有する構成であってもよい。このような構成によれば、空隙51は発熱抵抗体20の発熱の影響を受けにくいため、ろう材層50の温度変化を抑制でき、ひいては、リード部12と電極金具40との接合部の温度変化を抑制することができる。これにより、リード部12と電極金具40との接合部に生じる熱応力を緩和することができ、リード部12にクラックが発生する虞を低減することが可能になる。
複数の空隙51を形成するためには、例えば、ろう材層50となるろう材にガラス成分を含有させておけばよい。ろう付けのための加熱時に、ガラス成分に含まれる窒素または酸素が発泡して、ろう材層50の内部に複数の空隙51が形成される。
次に、本開示の他の実施形態に係るヒータについて説明する。
図5は、本開示の他の実施形態に係るヒータを示す断面図である。図5に示す断面図は、図3に示した断面図に対応する。
本実施形態のヒータ1Aは、上記のヒータ1に対して、リード部12が面取り部を有する点で異なっており、その他については、同様の構成であるので、同様の構成にはヒータ1と同じ参照符号を付して詳細な説明は省略する。
各リード部12は、第3面12cと第1面12aとの間の稜部、および第3面12cと第2面12bとの間の稜部に、C面またはR面の面取り部12eが形成されていてもよい。応力が生じ易い第3面12cと第1面12aとの間の稜部、および第3面12cと第2面12bとの間の稜部を面取りすることで、リード部12に生じる応力を分散させることができる。これにより、リード部12にクラックが発生する虞を低減することができる。
各リード部12は、第4面12dと第1面12aとの間の稜部、および第4面12dと第2面12bとの間の稜部に、C面またはR面の面取り部12fが設けられていてもよい。応力が生じ易い第4面12dと第1面12aとの間の稜部、および第4面12dと第2面12bとの間の稜部を面取りすることで、リード部12に生じる応力を分散させることができる。これにより、リード部12にクラックが発生する虞を低減することができる。また、リード部12の第4面12dに、リード部12と電極金具40との接合部を保護するための被覆層(図示せず)を配設した場合に、第4面12dと第1面12aとの間の稜部、および第4面12dと第2面12bとの間の稜部を起点として、樹脂層が剥離する虞を低減することができる。
次に、本開示の一実施形態に係る熱圧着装置について説明する。
図6は、本開示の一実施形態に係る熱圧着装置の斜視図である。本実施形態の熱圧着装置100は、上記のヒータ1,1Aと、セラミックツール60と、支持部材70とを備える。
セラミックツール60は、例えば、炭化珪素質焼結体、窒化珪素質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体等から成る。セラミックツール60は、被加熱物を吸着するための平板状の部材である。セラミックツール60は、ヒータ1,1Aの主面、すなわち本体部11の主面11aに配設されている。熱圧着装置100では、セラミックツール60の上面60aに被加熱物を真空吸着して保持する。
セラミックツール60には、被加熱物を真空吸着するための真空引き孔60cが形成されている。真空引き孔60cは、セラミックツール60を厚さ方向に貫通し、ヒータ1,1Aの本体部11の貫通孔11dと連通している。
セラミックツール60は、ヒータ1,1Aの絶縁基体10と同程度、またはヒータ1,1Aの絶縁基体10よりも低い熱伝導率を有していてもよい。これにより、これにより、ヒータ1,1Aで発生した熱を、被加熱物に効果的に伝達させることができる。
支持部材70は、ヒータ1,1Aの裏面、すなわち本体部11の裏面11bに配設されている。支持部材70は、ヒータ1,1Aを外部装置に結合するための部材である。支持部材70は、セラミックツール60の真空引き孔60cおよびヒータ1,1Aの貫通孔11dと連通する貫通孔を有している。外部装置から、セラミックツール60の真空引き孔60c、ヒータ1,1Aの貫通孔11dおよび支持部材70の貫通孔を介して、真空引きすることによって、セラミックツール60の上面60aに被加熱物を真空吸着することができる。
支持部材70の上面には、ヒータ1,1Aの固定部13の貫通孔13aと連通する開口を有する孔が形成されている。固定部13の貫通孔13aに、本体部11の主面11a側から、支持部材70の孔の内部に到達する固定ピン等を差し込むことによって、ヒータ1,1Aを支持部材70に固定することができる。
熱圧着装置100は、例えば図6に示すように、支持部材70とヒータ1,1Aとの間に断熱材90を有していてもよい。これにより、ヒータ1,1Aで発生した熱を、セラミックツール60側に効果的に伝達させることができる。
本実施形態の熱圧着装置100によれば、上記のヒータ1,1Aを備えることによって、信頼性に優れた、小型の熱圧着装置を提供することができる。
以上、本開示の実施形態について詳細に説明したが、また、本開示は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、改良等が可能である。上記各実施形態をそれぞれ構成する全部または一部を、適宜、矛盾しない範囲で組み合わせ可能であることは、言うまでもない。
1,1A ヒータ
10 絶縁基体
11 本体部
11a 主面
11b 裏面
11c 側面
11d 貫通孔
12 リード部
12a 第1面
12aa 縁部
12b 第2面
12ba 縁部
12c 第3面
12d 第4面
12e,12f 面取り部
13 固定部
13a 貫通孔
20 発熱抵抗体
20a 一方端部
20b 他方端部
20c 直線状部分
20d 部分
30 引き出し導体
30a 第1端
30b 第2端
40 電極金具
41 第1側壁部
41a 第1側面
42 第2側壁部
42a 第2側面
43 底部
43a 底面
50 ろう材層
51 空隙
60 セラミックツール
60a 主面
60b 真空引き孔
70 支持部材
80 リード線
90 断熱材
100 熱圧着装置

Claims (7)

  1. 平板状の本体部と、前記本体部の側面に設けられ、前記側面から離反する第1方向に延びる矩形平板状の2つのリード部であって、各々が、前記第1方向と平行な第1面、前記第1面とは反対側の第2面、および前記第1面と前記第2面とを接続し、かつ前記第1方向と平行な第3面を有する2つのリード部とを含む絶縁基体と、
    前記絶縁基体に埋設された発熱抵抗体と、
    前記2つのリード部にそれぞれ埋設された2つの引き出し導体であって、各々が、前記発熱抵抗体に電気的に接続されるとともに、前記第1面に露出する第1端および前記第2面に露出する第2端を有する2つの引き出し導体と、
    前記2つのリード部にそれぞれ接合された2つの電極金具であって、各々が、前記第3面から前記第1面および前記第2面にかけて覆うとともに、前記第1端および前記第2端に電気的に接続された2つの電極金具とを備え、
    前記2つのリード部の各々は、該リード部に接合された前記電極金具から、前記第1面の前記第3面側とは反対側の縁部、および前記第2面の前記第3面側とは反対側の縁部が露出しているヒータ。
  2. 前記2つのリード部と前記2つの電極金具とは、ろう材層を介してそれぞれ接合されている、請求項1に記載のヒータ。
  3. 前記2つの電極金具の各々は、前記第3面に対向する底面、前記第1面に対向する第1側面、および前記第2面に対向する第2側面を有し、
    前記第3面と前記底面との間に位置する前記ろう材層の厚さが、前記第1面と前記第1側面との間に位置する前記ろう材層の厚さ、および前記第2面と前記第2側面との間に位置する前記ろう材層の厚さよりも大きい、請求項2に記載のヒータ。
  4. 前記ろう材層は、前記ろう材層の内部に位置する複数の空隙を有する、請求項2または3に記載のヒータ。
  5. 前記2つのリード部の各々は、前記第3面と前記第1面との間の稜部、および前記第3面と前記第2面との間の稜部に、C面またはR面の面取り部が設けられている、請求項1〜4のいずれかに記載のヒータ。
  6. 前記2つのリード部の各々は、前記第3面とは反対側の第4面と前記第1面との間の稜部、および前記第4面と前記第2面との間の稜部に、C面またはR面の面取り部が設けられている、請求項1〜5のいずれかに記載のヒータ。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のヒータと、
    前記ヒータの主面に配設され、被加熱物を押圧するセラミックツールと、
    前記ヒータの前記主面とは反対側の裏面に配設される支持部材とを備える熱圧着装置。
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