JP7293381B2 - 構造体および加熱装置 - Google Patents

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Description

本開示は、構造体および加熱装置に関する。
セラミックスからなる基板は、金属および樹脂等と比較して耐熱性に優れる。たとえば、窒化アルミニウム質セラミックスは、熱伝導率が高いことから、各種素子や部品等の被処理体の熱処理を行う際に、被処理体を載置または保持する構造体として利用される場合がある。
特開2003-40686号公報
本開示の一態様による構造体は、基体と、第1電極層と、第2電極層と、第1ビア導体と、第2ビア導体と、接続導体とを有する。基体は、セラミックスからなる。第1電極層および第2電極層は、基体の内部に位置する。第1ビア導体および第2ビア導体は、基体の内部に位置し、第1電極層および第2電極層を接続する。接続導体は、基体の内部に位置し、第1ビア導体および第2ビア導体を接続する。
図1は、実施形態に係るウエハ載置装置の模式的な斜視図である。 図2は、実施形態に係る構造体の模式的な断面図である。 図3は、図2に示すH部の模式的な拡大図である。 図4は、第1変形例に係る構造体の模式的な断面図である。 図5は、第2変形例に係る構造体の模式的な断面図である。 図6は、第3変形例に係る構造体の模式的な断面図である。 図7は、第4変形例に係る構造体の模式的な断面図である。 図8は、第5変形例に係る構造体の模式的な断面図である。 図9は、第6変形例に係る構造体の模式的な断面図である。 図10は、第1ビア導体および第2ビア導体の傾きの態様例を示す模式図である。 図11は、第1ビア導体および第2ビア導体の傾きの態様例を示す模式図である。 図12は、第1ビア導体および第2ビア導体の傾きの態様例を示す模式図である。 図13は、第1ビア導体および第2ビア導体の傾きの態様例を示す模式図である。 図14は、第6変形例に係る構造体の製造方法の一例を説明するための模式的な断面図である。 図15は、第6変形例に係る構造体の製造方法の一例を説明するための模式的な断面図である。 図16は、第6変形例に係る構造体の製造方法の一例を説明するための模式的な断面図である。 図17は、第7変形例に係る構造体の模式的な断面図である。 図18は、第7変形例に係る構造体の模式的な断面図である。
以下に、本開示による構造体および加熱装置を実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示による構造体および加熱装置が限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
また、以下に示す実施形態では、「一定」、「直交」、「垂直」あるいは「平行」といった表現が用いられる場合があるが、これらの表現は、厳密に「一定」、「直交」、「垂直」あるいは「平行」であることを要しない。すなわち、上記した各表現は、たとえば製造精度、設置精度などのずれを許容するものとする。
また、以下参照する各図面では、説明を分かりやすくするために、鉛直上向き方向をZ軸方向として規定する。
<ウエハ載置装置の全体構成>
まず、実施形態に係るウエハ載置装置の構成について図1を参照して説明する。図1は、実施形態に係るウエハ載置装置1の模式的な斜視図である。
図1に示す実施形態に係るウエハ載置装置1は、半導体ウエハ、水晶ウエハその他のウエハ(以下、単に「ウエハ」と記載する)を載置する装置である。ウエハ載置装置1は、載置したウエハを加熱する加熱機能を有しており、たとえば、ウエハに対してプラズマ処理等を行う基板処理装置に搭載される。
図1に示すように、ウエハ載置装置1は、構造体2と、配線部4と、電力供給部5と、制御部6とを有する。
構造体2は、上下(Z軸方向)に厚みがある円板状の基体10と、基体10に接続される筒状のシャフト20とを有する。基体10の上面101には、ウエハが載置される。また、基体10の下面102には、シャフト20が接続される。基体10の上面101および下面102は、略同形状であり、ともにウエハよりも大径である。基体10の内部には、発熱体としての電極層(ここでは図示せず)が位置している。
配線部4は、基体10の内部に位置する電極層を基体10の外部に位置する電力供給部5と電気的に接続する。電力供給部5は、配線部4を介して電極層と電気的に接続され、配線部4を介して電極層に電力を供給する。電力供給部5は、図示しない電源から給電された電力を適切な電圧に変換する電源回路を含む。制御部6は、電力供給部5における電力の供給を制御する。
ウエハ載置装置1は、上記のように構成されており、電力供給部5から供給される電力を用いて基体10内部の電極層を発熱させることにより、ウエハ載置面101に載置されたウエハを加熱する。
<構造体の構成>
次に、構造体2の構成について図2を参照して説明する。図2は、実施形態に係る構造体2の模式的な断面図である。なお、図2には、図1に示すII-II矢視における模式的な断面図を示している。
(基体について)
基体10は、セラミックスからなる。基体10を構成するセラミックスは、たとえば、窒化アルミニウム(AlN)、酸化アルミニウム(Al、アルミナ)、炭化珪素(SiC)、及び窒化珪素(Si)等を主成分とする。ここでいう主成分とは、たとえば、その材料の50質量%以上又は80質量%以上を占める材料のことである。なお、基体10には、上述したセラミックス以外に、たとえば焼結助剤が含まれていてもよい。焼結助剤としては、たとえば、酸化カルシウム(CaO)および酸化イットリウム(Y)の混合物が用いられる。
図2に示すように、基体10の内部には、電極層11が位置している。本実施形態において、電極層11は、第1電極層111と、第2電極層112とを含む。第1電極層111は、基体10の下面102側に相対的に位置する電極層である。第2電極層112は、第1電極層111との関係において基体10の上面101(以下、「ウエハ載置面101」と記載する場合がある)側に相対的に位置する電極層である。第1電極層111および第2電極層112は、たとえば、Ni、W、MoおよびPt等の金属、または、上記金属の少なくとも1つを含む合金からなる。
第1電極層111および第2電極層112は、ウエハ載置面101に沿って延在している。具体的には、第1電極層111および第2電極層112は、たとえば渦巻き状やミアンダ状などの所定のパターンを描きながらウエハ載置面101の略全面に張り巡らされている。第1電極層111および第2電極層112の厚さは、例示すると30μm以上120μm以下である。
第1電極層111と第2電極層112とは、導体部13を介して電気的に接続される。導体部13の具体的な構成については後述する。
なお、基体10の上面101(ウエハ載置面101)と下面102とは平行である。また、基体10の形状は任意である。たとえば、実施形態において、基体10の形状は、平面視円形状であるが、これに限らず、平面視において楕円形状、矩形状、台形状などであってもよい。基体10の寸法は、一例を示すと、直径が20cm以上35cm以下、厚さが4mm以上30mm以下である。
(シャフトについて)
シャフト20は、筒状を呈し、上端が基体10の下面中央部に接合されている。1つの態様として、シャフト20は、接着材によって基体10の下面102に接合(接着)される。その他の態様として、シャフト20は、固相接合によって基体10に接合されてもよい。シャフト20の形状は任意である。1つの態様として、シャフト20の形状は、円筒形状を呈している。その他の態様として、シャフト20の形状は、たとえば、角筒などの形状を呈していてもよい。シャフト20の材料は、任意である。1つの態様として、シャフト20の材料は絶縁性のセラミックスである。その他の態様として、シャフト20の材料は、たとえば、導電性の材料(金属)であってもよい。
筒状のシャフト20は、基体10の下面102に接合されている上面21と、この上面21とは反対に位置する下面22と、これら上面21および下面22を繋ぐと共にシャフト20の内側を構成している内面23と、上面21及び下面22を繋ぐと共にシャフト20の外側を構成している外面24と、を有している。
図示の例において、内面23は、シャフト20が延びる方向に沿って、外面24に対し平行に設けられている。別の観点では、内面23は、基体10の厚み方向に平行な直線に対し平行に設けられている。但し、内面23は、シャフト20の内径が下方に向かって小さくなるよう傾斜していてもよいし、シャフト20の内径が下方に向かって大きくなるよう傾斜していてもよい。尚、外面24についても同様の構成にすることができる。これにより、シャフト20を、上端から下端に亘って、内径および外径の少なくとも一方が異なるようにすることができる。
(配線部について)
配線部4は、端子41と、導線42とを有する。端子41は、上下方向にある程度の長さを有する金属(バルク材)である。端子41は、上端側が基体10内に位置し、下端側が基体10外に位置する。図示の例において、端子41は、導体部13を介して第1電極層111および第2電極層112に電気的に接続される。この点については後述する。
なお、端子41の形状は任意である。1つの態様では、端子41の形状は、円柱状を呈している。端子41は、たとえば、Ni、W、MoおよびPt等の金属、または、上記金属の少なくとも1つを含む合金からなる。
<基体の内部構成>
次に、上述した基体10の内部構成について図3を参照して具体的に説明する。図3は、図2に示すH部の模式的な拡大図である。
図3に示すように、第1電極層111と第2電極層112とを電気的に接続する導体部13は、第1ビア導体131と、第2ビア導体132と、接続導体133とを有する。第1ビア導体131、第2ビア導体132および接続導体133は、たとえば、Ni、W、Mo又はPtなどの金属、または、これらのうち少なくとも一部を含む合金などからなる。
第1ビア導体131および第2ビア導体132は、基体10の内部において、第1電極層111および第2電極層112に交差する方向に延在する。第1ビア導体131および第2ビア導体132は、第1電極層111および第2電極層112を貫通している。
なお、ここでは、第1ビア導体131および第2ビア導体132が、第1電極層111および第2電極層112に直交する方向、すなわち、基体10の厚み方向であるZ軸方向に沿って延在する場合を例示しているが、第1ビア導体131および第2ビア導体132は、たとえば基体10の厚み方向に対して斜めに延在していてもよい。また、ここでは、第1ビア導体131と第2ビア導体132が平行に延在する場合を例示しているが、第1ビア導体131と第2ビア導体132とは必ずしも平行であることを要しない。また、ここでは、第1ビア導体131および第2ビア導体132が、第1電極層111および第2電極層112を貫通する場合の例を示しているが、第1ビア導体131および第2ビア導体132は、第1電極層111および第2電極層112のうち、少なくとも一方を貫通していればよい。
接続導体133は、基体10の内部において、第1電極層111および第2電極層112に沿って延在する。実施形態において、接続導体133は、第1電極層111と基体10の下面102との間に位置しており、第1ビア導体131および第2ビア導体132における第1電極層111を貫通した端部同士を接続する。
セラミックスからなる構造体には、均熱性を向上させるという点でさらなる改善の余地がある。
導体部13が位置する場所は、第1電極層111と第2電極層112とが平面視において重なる場所であることから、基体10の他の場所と比べて温度が高いヒートスポットになり易い。一方、導体部13は、金属を主成分としており、セラミックスからなる基体10よりも熱伝導率が高い。さらに、実施形態に係る導体部13は、第1電極層111および第2電極層112に沿って延在する接続導体133を有する。したがって、実施形態に係る構造体2によれば、上記ヒートスポットに発生した熱を接続導体133を介して第1電極層111および第2電極層112に沿った方向、言い換えれば、ウエハ載置面101の面内方向に分散させることができる。これにより、実施形態に係る構造体2は、均熱性を向上させることができる。
また、実施形態に係る構造体2は、複数のビア導体(第1ビア導体131および第2ビア導体132)を用いて第1電極層111と第2電極層112とを接続するため、第1電極層111と第2電極層112との導通を確実なものとすることができる。
また、構造体2の使用時において、第1電極層111および第2電極層112は、温度変化によって水平方向(ウエハ載置面101に沿った方向)に膨張または収縮する。このような第1電極層111および第2電極層112の変形は、基体10にクラックを生じさせるおそれがある。これに対し、実施形態に係る構造体2によれば、第1電極層111および第2電極層112が第1ビア導体131および第2ビア導体132によって接続されているため、第1電極層111および第2電極層112の熱変形を第1ビア導体131および第2ビア導体132によって好適に抑制することができる。これにより、基体10にクラックが生じることを抑制することができる。
また、実施形態に係る構造体2において、接続導体133は、電極層11(第1電極層111および第2電極層112)との関係において相対的に基体10の下面102側に位置している。
これにより、第1電極層111および第2電極層112において発生した熱を基体10の下面102側へ効率よく逃がすことができる。したがって、実施形態に係る構造体2によれば、均熱性をさらに向上させることができる。
また、実施形態に係る構造体2において、端子41は、接続導体133に接続される。接続導体133の厚さ(上下方向における幅)は、第1電極層111および第2電極層112の厚さよりも大きい。したがって、端子41を第1電極層111または第2電極層112に接続する場合と比べて、たとえば、端子41を挿通させるための穴を基体10に形成する際に第1電極層111または第2電極層112を貫通してしまうといったことが生じ難いことから、端子41の接続作業が容易である。
なお、第1ビア導体131および第2ビア導体132の厚さ(水平方向における幅)は、接続導体133の厚さと概ね同一である。すなわち、図3に示すように、基体10を断面視したとき、第1ビア導体131および第2ビア導体132の厚さは、第1電極層111および第2電極層112の厚さよりも大きい。このように、第1ビア導体131および第2ビア導体132を太くすることで、第1電極層111および第2電極層112と第1ビア導体131および第2ビア導体132との接合の信頼性を向上させることができる。一例として、第1電極層111および第2電極層112の厚さは、30μm以上120μm以下であり、第1ビア導体131および第2ビア導体132の厚さは、0.4mm以上1mm以下である。
<実施形態に係る基体の製造方法>
以下では、基体10の主成分がAlNであり、電極層11の主成分がW(タングステン)であり、導体部13の主成分がW(タングステン)であり、端子41が金属Wからなる場合の基体10の製造方法について説明する。
まず、未焼成のAlNシートを準備する。このAlNシートは、AlN粉末を主成分とし、CaO、Yなどの焼結助剤粉末と、バインダとを含む。バインダは例えばアクリル樹脂等である。
いずれも未焼成である電極層シート、第1ビア導体用シート、第2ビア導体用シート、接続導体用シートを準備する。これらのシートは、W(タングステン)粉末およびバインダからなる。
下面102に位置することとなるAlNシートを基体10の外縁形状に切断し、載置する。このAlNシートの上に、さらに、準備したAlNシート、電極層シート、第1ビア導体用シート、第2ビア導体用シート、接続導体用シートを用いて、図3の構造体の形状(焼成前)となるように、所定形状に各シートを切断し、積層していく。各シートを積層後、全体を加圧して各シートを密着させ、各シートが一体化した生積層体を作製する。
得られた生積層体を窒素ガス雰囲気中、1700℃から1850℃で焼成する。焼成により、基体であるAlNを焼結させると共に、第1ビア導体131を第1電極層111および第2電極層112と接合し、第2ビア導体132を第1電極層111および第2電極層112と接合し、接続導体133を第1ビア導体131および第2ビア導体132と接合する。
下面102側に端子41を取り付けるための貫通穴をあける。貫通穴に端子41を挿入し、接続導体133と端子41とを、公知のろう付け、拡散接合などにより接合する。端子41に導線42を接合する。基体10の底面102に筒状のシャフト20を接合し、シャフト20内に端子41、導線42を収納する。
(第1変形例)
次に、上述した実施形態に係る構造体2の変形例について説明する。まず、第1変形例に係る構造体について図4を参照して説明する。図4は、第1変形例に係る構造体の模式的な断面図である。
図4に示すように、第1変形例に係る構造体2Aは、導体部13Aを有する。第1変形例に係る導体部13Aは、突出部135,136を有する。
突出部135は、第1ビア導体131から第1電極層111に沿った方向に突出して第1電極層111と接している。また、突出部136は、第2ビア導体132から第1電極層111に沿った方向に突出して第1電極層111と接している。
このように、導体部13Aに突出部135,136を設けることで、導体部13Aと第1電極層111との接触面積を大きくすることができる。したがって、第1変形例に係る構造体2Aによれば、導体部13Aと第1電極層111との電気的な接続をより確実なものとすることができる。また、導体部13Aと第1電極層111との接合強度を高めることができる。
ここでは、第1ビア導体131および第2ビア導体132の両方に突出部135,136が設けられる場合の例を示したが、突出部135,136は、第1ビア導体131および第2ビア導体132の少なくとも一方に設けられていればよい。
また、ここでは、突出部135,136が第1ビア導体131および第2ビア導体132の外側に向かって突出する場合の例について説明したが、突出部135,136は、第1ビア導体131および第2ビア導体132の内側に向かって突出していてもよい。すなわち、突出部135は、第1ビア導体131から第2ビア導体132に向かって突出していてもよく、突出部136は、第2ビア導体132から第1ビア導体131に向かって突出していてもよい。
また、ここでは、突出部135,136が、第1電極層111の下面(基体10の下面102側に位置する面)側において第1電極層111と接する場合の例を示したが、突出部135,136は、第1電極層111の上面(基体10のウエハ載置面101側に位置する面)側において第1電極層111と接していてもよい。言い換えれば、突出部135,136は、第1電極層111と第2電極層112との間に位置していてもよい。
(第2変形例)
次に、第2変形例に係る構造体について図5を参照して説明する。図5は、第2変形例に係る構造体の模式的な断面図である。
図5に示すように、第2変形例に係る構造体2Bは、導体部13Bを有する。第2変形例に係る導体部13Bは、突出部137,138を有する。
突出部137は、第1ビア導体131から第2電極層112に沿った方向に突出して第2電極層112と接している。また、突出部138は、第2ビア導体132から第2電極層112に沿った方向に突出して第2電極層112と接している。
このように、突出部137,138は、第2電極層112に接していてもよい。この場合、導体部13Bと第2電極層112との接触面積を大きくすることができることから、導体部13Bと第2電極層112との電気的な接続をより確実なものとすることができる。また、導体部13Bと第2電極層112との接合強度を高めることができる。
ここでは、第1ビア導体131および第2ビア導体132の両方に突出部137,138が設けられる場合の例を示したが、突出部137,138は、第1ビア導体131および第2ビア導体132の少なくとも一方に設けられていればよい。
また、ここでは、突出部137,138が第1ビア導体131および第2ビア導体132の外側に向かって突出する場合の例について説明したが、突出部137,138は、第1ビア導体131および第2ビア導体132の内側に向かって突出していてもよい。
また、ここでは、突出部137,138が、第2電極層112の下面側において第2電極層112と接する場合の例を示したが、突出部137,138は、第2電極層112の上面側において第2電極層112と接していてもよい。
また、構造体2Bは、第1変形例に係る突出部135,136をさらに備えていてもよい。
(第3変形例)
次に、第3変形例に係る構造体について図6を参照して説明する。図6は、第3変形例に係る構造体の模式的な断面図である。
図6に示すように、第3変形例に係る構造体2Cは、導体部13Cを有する。第3変形例に係る導体部13Cにおいて、接続導体133は、第2電極層112と基体10のウエハ載置面101(図2参照)との間に位置する。第3変形例に係る接続導体133は、第1ビア導体131および第2ビア導体132における第2電極層112を貫通した端部同士を接続する。
このように、接続導体133は、電極層11(第1電極層111および第2電極層112)との関係において相対的に基体10のウエハ載置面101側に位置していてもよい。
また、第3変形例に係る構造体2Cにおいて、端子41は、第1ビア導体131に接続される。具体的には、端子41は、第1ビア導体131における第1電極層111を貫通した端部に接続される。このように、端子41は、第1ビア導体131に接続されてもよい。また、端子41は、第2ビア導体132に接続されてもよい。
(第4変形例)
次に、第4変形例に係る構造体について図7を参照して説明する。図7は、第4変形例に係る構造体の模式的な断面図である。
図7に示すように、第4変形例に係る構造体2Dは、基体10Dを有する。第4変形例に係る基体10Dは、第1ビア導体131および第2ビア導体132における第1電極層111を貫通した端部が露出する位置に下面102Dを有する。
このように、第1ビア導体131および第2ビア導体132の端部が下面102Dに露出していることで、第1ビア導体131または第2ビア導体132の端部に端子41を接続する作業を容易化することができる。
(第5変形例)
次に、第5変形例に係る構造体について図8を参照して説明する。図8は、第5変形例に係る構造体の模式的な断面図である。
図8に示すように、第5変形例に係る構造体2Eにおいて、端子41は、先端面411および側面412において第1電極層111と接触している。このため、たとえば、先端面411においてのみ第1電極層111と接触する場合や、側面412においてのみ第1電極層111と接触する場合と比べて、端子41と第1電極層111との接合強度を向上させることができる。
また、第5変形例に係る構造体2Eは、導体部13Eを有する。第5変形例に係る導体部13Eは、接続導体133の端子41と接触する箇所に接触部139を有する。接触部139は接続導体133の一部分であり、その厚み(上下方向の幅)は、接続導体133における他の部位と比較して厚い。具体的には、接触部139は、接続導体133の他の部位と比較して、下面102側すなわちウエハ載置面101とは反対側に向かって突出している。
このように、端子41との接触箇所である接触部139を他の箇所よりも厚くすることで、端子41の側面412との接触面積をより大きくすることができる。したがって、端子41と第1電極層111との接合強度をさらに向上させることができる。
また、第5変形例に係る基体10Eは、接触部139の周囲に空間17を有する。空間17は、接触部139の側方に広がっており、接触部139の全周を囲んでいる。このように、接触部139の周囲に空間17を設けることで、空間17の断熱作用により、ウエハ載置面101とは反対側に熱が伝わることを抑制することができる。したがって、ウエハ載置面101に載置されたウエハを効率よく加熱することが可能となる。
また、第5変形例に係る構造体2Eでは、第1ビア導体131および第2ビア導体132が、接触部139の両側にそれぞれ位置している。このように、接触部139の両側に第1ビア導体131および第2ビア導体132が位置していることで、接触部139周辺における第1電極層111および第2電極層112の熱変形を抑制することができる。したがって、昇温、降温を繰り返す使用環境下における端子41と第1電極層111との接合強度を高めることができる。
(第6変形例)
次に、第6変形例に係る構造体について図9~図13を参照して説明する。図9は、第6変形例に係る構造体の模式的な断面図である。また、図10~図13は、第1ビア導体131Fおよび第2ビア導体132Fの傾きの態様例を示す模式図である。
図9に示すように、構造体2Fは、基体10Fと導体部13Fとを有する。基体10Fは、第5変形例に係る基体10Eと同様、接触部139の周囲に空間17を有する。
導体部13Fは、第1ビア導体131Fと、第2ビア導体132Fと、接続導体133Fとを有する。
第1ビア導体131F、第2ビア導体132Fおよび接続導体133Fは、段差部150を有する。段差部150は、第1電極層111または第2電極層112に沿った平面(段差面)を有する。言い換えれば、第1ビア導体131F、第2ビア導体132Fおよび接続導体133Fは、複数の箇所において第1電極層111または第2電極層112に沿った方向にずれており、このずれにより段差部150が形成されている。
図9では、第1ビア導体131Fの延在方向D1および第2ビア導体132Fの延在方向D2が、いずれも鉛直方向(Z軸方向)と一致する場合の例を示している。第1ビア導体131Fの延在方向D1は、たとえば、第1ビア導体131Fの下端(Z軸負方向側の端部)中央部と上端(Z軸正方向側の端部)中央部とを結ぶ直線の向き(下端から上端に向かう向き)で特定されてもよい。第2ビア導体132Fの延在方向D2についても同様である。
第1ビア導体131Fおよび第2ビア導体132Fの延在方向D1,D2は、図9に示す例に限定されない。たとえば、図10に示すように、延在方向D1,D2は、Z軸正方向(鉛直上方)に対して所定の角度θ1,θ2で傾斜していてもよい。
図10では、第1ビア導体131Fと第2ビア導体132Fとが同じ方向に傾いている例を示したが、第1ビア導体131Fおよび第2ビア導体132Fの傾斜方向は、必ずしも同じであることを要しない。たとえば、図11に示すように、第1ビア導体131Fと第2ビア導体132Fとは、下端から上端に向かうに従って互いに離れる方向に傾いていても良い。また、図12に示すように、第1ビア導体131Fと第2ビア導体132Fとは、下端から上端に向かうに従って互いに近付く方向に傾いていても良い。
また、図9~図12では、第1ビア導体131Fおよび第2ビア導体132Fの延在方向D1,D2は、下端から上端に亘って一定である場合の例を示したが、延在方向D1,D2は、必ずしも一定であることを要しない。たとえば、図13に示すように、第1ビア導体131Fの下半分における延在方向D11と第1ビア導体131Fの上半分における延在方向D12とが異なっていてもよい。同様に、第2ビア導体132Fの下半分における延在方向D21と第2ビア導体132Fの上半分における延在方向D22とが異なっていてもよい。
なお、延在方向D1,D2の傾斜角度θ1,θ2は、たとえば2°以上30°以下である。
第6変形例に係る構造体2Fの製造方法の一例について図14~図16を参照して説明する。図14~図16は、第6変形例に係る構造体2Fの製造方法の一例を説明するための模式的な断面図である。
図14に示すように、窒化アルミニウム(AlN)を主成分とする複数のセラミックグリーンシート201、タングステン(W)を主成分とする複数の金属シート(W金属粉末を主成分とする複数のシート)202,203を図9の構造体2Fの形状(焼成前)となるように積層していく。セラミックグリーンシート201には、所定の位置に開口が形成されており、金属シート202はかかる開口に位置する。各シートを積層後、全体を加圧して各シートを密着させ、各シートが一体化した生積層体を作製する。
得られた生積層体を窒素ガス雰囲気中、1700℃から1850℃で焼成する。これにより、図15に示すように、基体10FであるAlNが焼結する。また、第1ビア導体131Fが第1電極層111および第2電極層112と接合され、第2ビア導体132Fが第1電極層111および第2電極層112と接合され、接続導体133Fが第1ビア導体131Fおよび第2ビア導体132Fと接合される。
つづいて、図16に示すように、下面102側に端子41を取り付けるための貫通穴をあける。その後、貫通穴の底部にPt(白金)ペーストを塗布したうえで、貫通孔に端子41を挿入し、熱処理を行う。これにより、端子41と接触部139とが接合される。また、端子41と基体10Fとの隙間にPtが入り込み端子41と基体10Fとの隙間が封止される。
つづいて、端子41の周囲に封止剤のペーストが塗布された後、基体10Fは、たとえば真空中、1550℃で熱処理される。これにより、封止剤が毛管現象によって端子41と基体10Fとの隙間に入り込むことで、端子41と基体10Fとの隙間がさらに封止される。
(第7変形例)
次に、第7変形例に係る構造体について図17を参照して説明する。図17は、第7変形例に係る構造体の模式的な断面図である。
図17に示すように、構造体2Gは、基体10Gと導体部13Gとを有する。基体10Gは、第5変形例に係る基体10Eと同様、接触部139の周囲に空間17を有する。
導体部13Gは、第1ビア導体131Gと、第2ビア導体132Gと、接続導体133Gとを有する。第1ビア導体131Gおよび第2ビア導体132Gは、第1電極層111と第2電極層112との間において、下端側の径K1よりも上端側の径K2の方が大きい。図17では、第1電極層111と第2電極層112との間において、第1ビア導体131Gおよび第2ビア導体132Gが、下端側から上端側に向かって段階的に拡径する場合の例を示している。
(第8変形例)
次に、第8変形例に係る構造体について図18を参照して説明する。図18は、第7変形例に係る構造体の模式的な断面図である。
図18に示すように、構造体2Hは、基体10Hと導体部13Hとを有する。基体10Hは、第5変形例に係る基体10Eと同様、接触部139の周囲に空間17を有する。
導体部13Hは、第1ビア導体131Hと、第2ビア導体132Hと、接続導体133Hとを有する。第1ビア導体131Hおよび第2ビア導体132Hは、第1電極層111と第2電極層112との間において、下端側の径K3よりも上端側の径K4の方が小さい。図18では、第1電極層111と第2電極層112との間において、第1ビア導体131Hおよび第2ビア導体132Hが、下端側から上端側に向かって段階的に縮径する場合の例を示している。
上述してきたように、実施形態に係る構造体(一例として、構造体2,2A~2E)は、基体(一例として、基体10,10D,10E)と、第1電極層(一例として、第1電極層111)と、第2電極層(一例として、第2電極層112)と、第1ビア導体(一例として、第1ビア導体131)と、第2ビア導体(一例として、第2ビア導体132)と、接続導体(一例として、接続導体133)とを有する。基体は、セラミックスからなる。第1電極層および第2電極層は、基体の内部に位置する。第1ビア導体および第2ビア導体は、基体の内部に位置し、第1電極層および第2電極層を接続する。接続導体は、基体の内部に位置し、第1ビア導体および第2ビア導体を接続する。
したがって、実施形態に係る構造体によれば、第1電極層と第2電極層とが重なるヒートスポットにおいて発生した熱を接続部を介して分散させることができることから、均熱性を向上させることができる。
第1ビア導体および第2ビア導体は、第1電極層を貫通しており、接続導体は、第1ビア導体および第2ビア導体の第1電極層を貫通した端部同士を接続する。また、基体は、被載置物(一例として、ウエハ)が載置される第1面(一例として、ウエハ載置面101)および第1面の反対に位置する第2面(一例として、下面102)を有する。この場合において、第1電極層は、第2電極層との関係において相対的に第2面側に位置していてもよい。
これにより、ヒートスポットにおいて発生した熱を基体の第2面側へ効率よく逃がすことができる。したがって、実施形態に係る構造体によれば、均熱性をさらに向上させることができる。
実施形態に係る構造体は、接続導体と接続される端子(一例として、端子41)を有していてもよい。この場合、接続導体は、第1電極層および第2電極層よりも厚くてもよい。したがって、実施形態に係る構造体によれば、端子の接続作業が容易である。
端子は、先端面(一例として、先端面411)および側面(一例として、側面412)において接続導体と接触してもよい。これにより、たとえば、先端面においてのみ第1電極層と接触する場合や、側面においてのみ第1電極層と接触する場合と比べて、端子と第1電極層との接合強度を向上させることができる。
実施形態に係る構造体は、第1ビア導体および第2ビア導体の少なくとも一方から第1電極層または第2電極層に沿った方向に突出して第1電極層または第2電極層と接する突出部(一例として、突出部135~138)を有していてもよい。これにより、導体部と第1電極層との接触面積を大きくすることができることから、導体部と第1電極層との電気的な接続をより確実なものとすることができる。
上述した実施形態では、加熱装置の一例としてウエハ載置装置を例に挙げて説明したが、本開示による加熱装置は、基体内部の電極層を発熱させることによって物体(たとえば、基体の一方の面に載置された被載置物)を加熱するものであればよく、ウエハ載置装置に限定されない。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 :ウエハ載置装置
2 :構造体
4 :配線部
5 :電力供給部
6 :制御部
10 :基体
11 :電極層
13 :導体部
20 :シャフト
41 :端子
101 :上面(ウエハ載置面)
102 :下面
111 :第1電極層
112 :第2電極層
131 :第1ビア導体
132 :第2ビア導体
133 :接続導体
135~139 :突出部

Claims (10)

  1. 被載置物が載置される第1面および前記第1面の反対に位置する第2面を有し、セラミックスからなる基体と、
    前記基体の内部に位置する第1電極層と、
    前記基体の内部に位置する第2電極層と、
    前記基体の内部に位置し、前記第1電極層および前記第2電極層を接続する第1ビア導体と、
    前記基体の内部に位置し、前記第1電極層および前記第2電極層を接続する第2ビア導体と、
    前記基体の内部に位置し、前記第1ビア導体および前記第2ビア導体を接続する接続導体と
    を有し、
    前記第1面からの距離は、前記接続導体、前記第1電極層および前記第2電極層のそれぞれで異なっている、構造体。
  2. 記接続導体は、前記第1ビア導体および前記第2ビア導体の前記第1電極層を貫通した端部同士を接続する、請求項1に記載の構造体。
  3. 記第1電極層は、前記第2電極層との関係において相対的に前記第2面側に位置する、請求項2に記載の構造体。
  4. 前記接続導体と接続される端子を有し、
    前記接続導体は、前記第1電極層および前記第2電極層よりも厚い、請求項1~3のいずれか一つに記載の構造体。
  5. 前記端子は、
    先端面および側面において前記接続導体と接触する、請求項4に記載の構造体。
  6. 前記第1ビア導体および前記第2ビア導体の少なくとも一方から前記第1電極層または前記第2電極層に沿った方向に突出して前記第1電極層または前記第2電極層と接する突出部を有する、請求項1~5のいずれか一つに記載の構造体。
  7. 前記第1ビア導体および前記第2ビア導体は、前記第1電極層または前記第2電極層に沿った段差面を形成するように設けられた段差部を有する、請求項1~5のいずれか一つに記載の構造体。
  8. 前記第1ビア導体および前記第2ビア導体は、前記第1電極層と前記第2電極層との間において、段階的に拡径または縮径する、請求項1~5のいずれか一つに記載の構造体。
  9. 前記第1電極層および前記第2電極層を発熱させて物体を加熱する加熱装置に用いられる、請求項1~8のいずれか一つに記載の構造体。
  10. 請求項1~9のいずれか一つに記載の構造体と、
    前記第1電極層および前記第2電極層に電力を供給することにより、前記第1電極層および前記第2電極層を発熱させる電力供給部と
    を有する、加熱装置。
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