JP2021060451A - 光コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】光ファイバに局所的な応力が加わることを抑制することが可能な光コネクタを提供する。【解決手段】光コネクタは、光ファイバ31と、光ファイバが挿通される挿通孔33aを有するフェルール33と、フェルールを収容するハウジング20と、光ファイバを間に挟むように配置されてフェルールを前方に向けて付勢する2本のスプリングと、2本のスプリングを後方から支持する支持部60と、を備えている。支持部は、第1分割部材60aおよび第2分割部材60bが組み合わされることで構成されるとともに、ハウジングに形成された少なくとも2つの係止孔21にそれぞれ係止される少なくとも2つのラッチ部63を有している。2つのラッチ部は上下方向Zに並べて配置されている。【選択図】図3

Description

本発明は、光コネクタに関する。
特許文献1には、光ファイバと、光ファイバが挿通される挿通孔を有するフェルールと、を備えた光コネクタが開示されている。フェルールの後方には、光ファイバを囲うようにスプリングが配置されており、スプリングによってフェルールは前方に付勢されている。
特許第4857192号公報
この種の光コネクタでは、フェルールを付勢する2つのスプリングが、光ファイバを間に挟むように配置される場合がある。このような構成では、使用者が光コネクタを操作する際に、スプリングが光ファイバに向けて倒れることで光ファイバに局所的な応力が加えられる場合がある。光ファイバに局所的な応力が加えられると、伝送損失の増加や、光ファイバの断線などにつながる場合がある。
本発明はこのような事情を考慮してなされ、光ファイバに局所的な応力が加わることを抑制することが可能な光コネクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る光コネクタは、光ファイバと、前記光ファイバが挿通される挿通孔を有するフェルールと、前記フェルールを収容するハウジングと、前記光ファイバを間に挟むように配置され、前記フェルールを前方に向けて付勢する2本のスプリングと、前記2本のスプリングを後方から支持する支持部と、を備え、前記支持部は、第1分割部材および第2分割部材が組み合わされることで構成されるとともに、前記ハウジングに形成された少なくとも2つの係止孔にそれぞれ係止される少なくとも2つのラッチ部を有し、前記挿通孔が延びる方向を前後方向とし、前記2本のスプリングが並べられた方向を左右方向とし、前記前後方向および前記左右方向の双方に直交する方向を上下方向とするとき、前記2つのラッチ部は上下方向に並べて配置されている。
上記態様によれば、支持部をハウジングに係止する2つのラッチ部が、2つのスプリングが並べられた方向とは直交する方向に配置されている。このため、光コネクタの製造時や使用時に、2つのラッチ部がハウジングの内側に向けて押し込まれた場合でも、ラッチ部に押されてスプリングが光ファイバに向けて倒れることが抑制される。したがって、光ファイバに局所的な応力が加わることを抑制できる。
ここで、前記第1分割部材と前記第2分割部材との間の境界は、前記2つのラッチ部を除く部分に位置していてもよい。
また、前記支持部は、前記2本のスプリングの位置をそれぞれ決める2つの位置決め部を有し、前記第1分割部材と前記第2分割部材との間の境界は、前記2つの位置決め部を除く部分に位置していてもよい。
また、前記第1分割部材および前記第2分割部材は互いに同形状であってもよい。
本発明の上記態様によれば、光ファイバに局所的な応力が加わることを抑制することが可能な光コネクタを提供することができる。
本実施形態に係る光コネクタの斜視図である。 図1のII−II断面矢視図である。 図1のIII−III断面矢視図である。 図1の光コネクタの分解斜視図である。 図4の支持部を左右方向から見た図である。 図4の支持部を前方から見た図である。 図4の支持部を第1分割部材および第2分割部材に分割した図である。
以下、本実施形態の光コネクタについて図面に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、光コネクタ1は、引き抜き部材10と、ハウジング20と、フェルール33と、スペーサ40と、2本のスプリング50と、支持部60と、2本の第2スプリング70と、を備えている。フェルール33には複数の挿通孔33aが形成されており、挿通孔33aにはそれぞれ光ファイバ31が挿通される。光ファイバ31のうち、フェルール33から後方に延出した部分は、ブーツ32およびチューブ35により覆われている。なお、挿通孔33aおよび光ファイバ31の数は適宜変更可能であり、例えば1つであってもよい。
(方向定義)
本実施形態では、複数の挿通孔33aが延びる方向を前後方向Xといい、2つのスプリング50が並べられた方向を左右方向Yという。また、前後方向Xおよび左右方向Yの双方に直交する方向を上下方向Zという。前後方向Xにおける一方側(+X側)を前方といい、他方側(−X側)を後方という。左右方向Yは、複数の挿通孔33aが並べられた方向でもある。
引き抜き部材10は、前後方向Xに延びる筒状に形成されており、ハウジング20を外側から囲っている。引き抜き部材10は、2本の第2スプリング70によって前方に向けて付勢されている。詳細な説明は省略するが、引き抜き部材10は、光コネクタ1を接続対象物(アダプタなど)から引き抜く際に、使用者によって把持されて後方に引かれる部材である。第2スプリング70は、ハウジング20を前方に向けて付勢している。第2スプリング70は、ハウジング20に対して後方移動した引き抜き部材10を、前方に復元変位させる役割を有する。第2スプリング70は、ハウジング20と引き抜き部材10との間に形成された隙間に配置されている。
ハウジング20は、前後方向Xに延びる筒状に形成されている。図2に示すように、ハウジング20は、フェルール33、ブーツ32、スペーサ40、スプリング50、および支持部60の前端部などを覆っている。ハウジング20の左右方向Yにおける両端部には、係止部22が形成されている。係止部22は、光コネクタ1が接続対象物に接続された際に、接続対象物が有する爪部が係止される部分である。係止部22の少なくとも一部は引き抜き部材10によって覆われている。引き抜き部材10がハウジング20に対して後方移動したとき、係止部22が露出し、接続対象物の爪部の係止部22への係止が解除される。
図3に示すように、ハウジング20には、2つの係止孔21が形成されている。2つの係止孔21は、上下方向Zに並べて配置されており、ハウジング20を上下方向Zに貫通している。図示は省略するが、2つの係止孔21は、ハウジング20の左右方向Yにおける中央部に位置している。
光ファイバ31、ブーツ32、フェルール33、およびチューブ35は、フェルールユニット30を構成している。フェルールユニット30の構成部材同士は、樹脂などの接着剤によって互いに固定されている。光コネクタ1を製造する際には、図4に示すように、フェルールユニット30に対して後方からスペーサ40、スプリング50、支持部60などを組み合付けていく。
図2に示すように、フェルール33の前端は、ハウジング20から前方に向けて突出している。光ファイバ31の前端は、フェルール33の前端面の近傍に位置している。フェルール33には2つの位置決め孔33bが形成されている。2つの位置決め孔33bは、フェルール33を前後方向Xに貫通しており、左右方向Yにおいて複数の挿通孔33aを間に挟むように配置されている。本実施形態ではそれぞれの位置決め孔33bにピン34が挿通されている。ピン34は、他の光コネクタの位置決め孔に挿入されることで、光コネクタ1と他の光コネクタとの位置を合わせるために用いられる。なお、他の光コネクタがピンを有している場合、光コネクタ1はピン34を有していなくてもよい。
フェルール33の後端にはブーツ32が固定されている。フェルール33の後端部およびブーツ32の前端部に、固定用の樹脂が充填されていてもよい。チューブ35は、ブーツ32から後方に向けて延びている。チューブ35は、支持部60に挿通されており、支持部60から後方に向けて延出している。
スペーサ40は、フェルール33の後方に位置している。スペーサ40は、スプリング50とフェルール33との間に配置されて、スプリング50の前方付勢力をフェルール33に伝える。このため、スペーサ40はフェルール33の後端面に接している。図4に示すように、スペーサ40は、スペーサ本体部41と、2つの第2位置決め部42とを有している。スペーサ本体部41は、略直方体状に形成されている。スペーサ本体部41には、2つの溝41aが形成されている。溝41aは、スペーサ本体部41の左右方向Yにおける両端面から、左右方向Yにおける内側に向けて延びている。この溝41aの内側に、ピン34の後端部が収容される。このように、スペーサ40はピン34を保持する役割も有している。
2つの第2位置決め部42は、スペーサ本体部41から後方に向けて突出している。2つの第2位置決め部42は、左右方向Yにおいて間隔を空けて配置されている。第2位置決め部42は、スプリング50の前端部の位置を決めるために用いられる。本実施形態では、円柱状の第2位置決め部42に、スプリング50が後方から外嵌する。ただし、第2位置決め部を円形の窪みとして、この窪みにスプリング50を後方から挿入してもよい。
なお、スペーサ本体部41の下面には、チューブ35が通過可能な大きさの開口が形成されている。このため、光コネクタ1を組み立てる際には、スペーサ本体部41の開口を通じて、チューブ35をスペーサ本体部41の内側に収容することができる。また、光コネクタ1を分解する際には、スペーサ40に対してチューブ35を下方に移動させることで、スペーサ本体部41からチューブ35を取り出すことができる。
図2に示すように、2つのスプリング50は、左右方向Yにおいてチューブ35および光ファイバ31を間に挟むように配置されている。スプリング50は、前後方向Xから見て円形の圧縮ばねである。なお、本実施形態では、後述の通り2つのラッチ部63が左右方向Yではなく上下方向Zに並べて配置されているため、ハウジング20内の左右方向Yにおけるスペースが確保されている。このため、前後方向Xから見て、例えばスプリング50を上下方向Zに長い楕円形状としなくてもバネ特性を満足しやすい。なお、要求されるバネ特性に応じて、スプリング50を前後方向Xから見て楕円形状としてもよい。
支持部60は、スプリング50の後方に位置しており、スプリング50を後方から支持している。本実施形態の支持部60は、第1分割部材60aおよび第2分割部材60bが組み合わされることで構成されている。図5、図6、図7に示すように、第1分割部材60aおよび第2分割部材60bは互いに同形状に形成されている。
第1分割部材60aおよび第2分割部材60bはそれぞれ、半筒状部61と、位置決め部62と、ラッチ部63と、を有している。
半筒状部61は、前後方向Xに延びる半筒状に形成されている。第1分割部材60aおよび第2分割部材60bの2つの半筒状部61が組み合わされることで筒状部となり、当該筒状部にチューブ35が挿通される。筒状部は、光コネクタ1を接続対象物に接続する際に、使用者が把持する部分である。このため、筒状部の外周面(半筒状部61の外周面)には、滑り止めのための凹凸形状が形成されている。
図7に示すように、半筒状部61には、2つの凸部64と、2つの凹部65と、が形成されている。第1分割部材60aおよび第2分割部材60bのうち、一方の凸部64が他方の凹部65に嵌合することで、第1分割部材60aと第2分割部材60bとが互いに固定される。
位置決め部62およびラッチ部63は、半筒状部61から前方に向けて突出している。位置決め部62は前後方向Xに延びる円柱状に形成されている。位置決め部62にはスプリング50の後端部が外嵌される。このように、支持部60の位置決め部62およびスペーサ40の第2位置決め部42により、スプリング50の前端部および後端部の位置が定まる(図2参照)。なお、位置決め部62を円形の窪みとして、この窪みにスプリング50を前方から挿入してもよい。
図7に示すように、ラッチ部63は前後方向Xおよび左右方向Yに沿って延びる板状に形成されている。上下方向Zから見て、ラッチ部63は、前後方向Xの寸法が左右方向Yの寸法よりも大きい長方形状である。ラッチ部63は、後端部を基端として上下方向Zにおいて弾性変形可能となっている。
ラッチ部63の前端部には、係止爪63aが形成されている。係止爪63aはラッチ部63から上下方向Zにおける外側に向けて突出している。すなわち、上方に位置するラッチ部63の係止爪63aは上方に向けて突出しており、下方に位置するラッチ部63の係止爪63aは下方に向けて突出している。図3に示すように、係止爪63aがハウジング20の係止孔21に係止されることで、支持部60のハウジング20に対する後方移動が規制されている。
第1分割部材60aおよび第2分割部材60bはそれぞれ1つずつ位置決め部62およびラッチ部63を有しているため、支持部60は合計で2つの位置決め部62および2つのラッチ部63を有している。
図6に示すように、2つの位置決め部62は、左右方向Yに間隔を空けて配置されている。2つのラッチ部63は、上下方向Zに間隔を空けて配置されている。図2に示すように、2つの位置決め部62の間に光ファイバ31が配置される。また、図3に示すように、2つのラッチ部63の間に光ファイバ31が配置される。
光コネクタ1を組み立てる際には、予めフェルールユニット30を支持部60内に挿通し、この状態でハウジング20に対して支持部60を後方から押し込む。このとき、ラッチ部63は後端部を基端として上下方向Zにおける内側に向けて撓む。例えば上方のラッチ部63は下方に向けて撓み、下方のラッチ部63は上方に向けて撓む。そして、係止爪63aが係止孔21に到達すると、ラッチ部63は上下方向Zにおける外側に向けて復元変位する。
ここで、仮に2つのラッチ部63が左右方向Yに並べて配置されていたとすると、ラッチ部63が係止孔21に係止する際には、ラッチ部63が左右方向Yにおける内側に向けて撓むことになる。この場合、ラッチ部63がスプリング50を左右方向Yにおける内側に押すことで、スプリング50がチューブ35に押し付けられて、チューブ35内の光ファイバ31に局所的な応力が加わる可能性がある。光ファイバ31に局所的な応力が加わると、伝送損失の増加や、光ファイバ31の断線などにつながる場合がある。
また、光コネクタ1を組み立てる場合だけでなく、光コネクタ1を分解する場合にも、同様の現象が生じうる。すなわち、係止孔21に対するラッチ部63の係止を解除するため、使用者が係止爪63aをハウジング20の内側に向けて押す場合がある。この際にも、ラッチ部63が光ファイバ31に向けて撓むことで、光ファイバ31に局所的な応力が加わる可能性がある。
これに対して本実施形態では、2つのラッチ部63が上下方向Zに並べて配置されており、ラッチ部63と光ファイバ31との間にスプリング50が配置されていない。したがって、光コネクタ1を組み立てる際や分解する際に、ラッチ部63がスプリング50を押すことで光ファイバ31に局所的な応力が加わることを回避できる。
なお、ラッチ部63および係止孔21の数は変更してもよい。例えば、ハウジング20の上方の端面に2つの係止孔21を形成し、ハウジング20の下方の端面に2つの係止孔21を形成してもよい。そして、これらの合計4つの係止孔21にそれぞれ係止するように、支持部60が4つのラッチ部63を有してもよい。
以上説明したように、本実施形態の光コネクタ1は、光ファイバ31と、光ファイバ31が挿通される挿通孔33aを有するフェルール33と、フェルール33を収容するハウジング20と、光ファイバ31を間に挟むように配置されてフェルール33を前方に向けて付勢する2本のスプリング50と、2本のスプリング50を後方から支持する支持部60と、を備えている。そして支持部60は、第1分割部材60aおよび第2分割部材60bが組み合わされることで構成されるとともに、ハウジング20に形成された少なくとも2つの係止孔21にそれぞれ係止される少なくとも2つのラッチ部63を有している。挿通孔33aが延びる方向を前後方向Xとし、2本のスプリング50が並べられた方向を左右方向Yとし、前後方向Xおよび左右方向Yの双方に直交する方向を上下方向Zとするとき、2つのラッチ部63は上下方向Zに並べて配置されている。
このように、支持部60をハウジング20に係止する2つのラッチ部63が、2つのスプリング50が並べられた方向とは直交する方向に配置されている。このため、光コネクタ1の製造時や使用時に、2つのラッチ部63がハウジング20の内側に向けて押し込まれた場合でも、ラッチ部63に押されてスプリング50が光ファイバ31に向けて倒れることが抑制される。したがって、光ファイバ31に局所的な応力が加わることを抑制できる。
また、フェルール33を前方付勢する2つのスプリング50が、光ファイバ31を間に挟むように配置されている。このため、例えば1つのスプリング50の内側に光ファイバ31を挿通する場合と比較して、光コネクタ1を分解して光ファイバ31(フェルールユニット30)を取り出しやすくなっている。したがって、接続対象物の形状に応じて、光コネクタ1の状態で使用したり、フェルールユニット30の状態で使用したりすることが容易となる。
さらに、凸部64と凹部65との嵌合を解除することで、支持部60を分割部材60a、60bの状態に分解して、支持部60をフェルールユニット30から容易に取り外すことができる。
また、本実施形態では、第1分割部材60aと第2分割部材60bとの間の境界は、2つのラッチ部63を除く部分に位置している。このため、例えば第1分割部材60aと第2分割部材60bとが組み合わさることでラッチ部63が形成される場合と比較して、ラッチ部63の強度および形成精度を高めることができる。
また、支持部60は2本のスプリング50の位置をそれぞれ決める2つの位置決め部62を有しており、第1分割部材60aと第2分割部材60bとの間の境界は、2つの位置決め部62を除く部分に位置している。このため、例えば第1分割部材60aと第2分割部材60bとが組み合わさることで位置決め部62が形成される場合と比較して、位置決め部62の強度および形成精度を高めることができる。
また、第1分割部材60aおよび第2分割部材60bは互いに同形状であるため、共通の金型などでこれらの分割部材60a、60bを成形できる。したがって、コストダウンなどを図ることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、ラッチ部63または位置決め部62に第1分割部材60aと第2分割部材60bとの間の境界を位置させてもよい。
また、第1分割部材60aと第2分割部材60bとを異なる形状に形成してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…光コネクタ 20…ハウジング 21…係止孔 31…光ファイバ 33…フェルール 33a…挿通孔 50…スプリング 60…支持部 60a…第1分割部材 60b…第2分割部材 62…位置決め部 63…ラッチ部 X…前後方向 Y…左右方向 Z…上下方向

Claims (4)

  1. 光ファイバと、
    前記光ファイバが挿通される挿通孔を有するフェルールと、
    前記フェルールを収容するハウジングと、
    前記光ファイバを間に挟むように配置され、前記フェルールを前方に向けて付勢する2本のスプリングと、
    前記2本のスプリングを後方から支持する支持部と、を備え、
    前記支持部は、第1分割部材および第2分割部材が組み合わされることで構成されるとともに、前記ハウジングに形成された少なくとも2つの係止孔にそれぞれ係止される少なくとも2つのラッチ部を有し、
    前記挿通孔が延びる方向を前後方向とし、前記2本のスプリングが並べられた方向を左右方向とし、前記前後方向および前記左右方向の双方に直交する方向を上下方向とするとき、
    前記2つのラッチ部は上下方向に並べて配置されている、光コネクタ。
  2. 前記第1分割部材と前記第2分割部材との間の境界は、前記2つのラッチ部を除く部分に位置している、請求項1に記載の光コネクタ。
  3. 前記支持部は、前記2本のスプリングの位置をそれぞれ決める2つの位置決め部を有し、
    前記第1分割部材と前記第2分割部材との間の境界は、前記2つの位置決め部を除く部分に位置している、請求項1または2に記載の光コネクタ。
  4. 前記第1分割部材および前記第2分割部材は互いに同形状である、請求項1から3のいずれか1項に記載の光コネクタ。
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