JP2021058846A - 集塵装置 - Google Patents

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【課題】粉塵の回収効率を十分に高めることができる集塵装置を提供する。【解決手段】粉塵を含む空気が流れる第1タワー11に吸気通路の断面積を小さくしたスロート部41を設けると共に、該スロート部41に向けて噴霧を噴射する噴霧ノズル50を設ける。これにより、スロート部41から流出する粒体(粉塵と水滴とが合体されて成る粒体)の高い慣性力により、該粒体が貯水タンク13の水面に叩き付けられ、確実に消火されて貯水タンク13内に回収されることになる。その結果、粉塵の回収効率を十分に高めることが可能になる。【選択図】図2

Description

本発明は、高温度の粉塵を貯水タンク内に回収する集塵装置に係る。
従来、特許文献1に開示されているように、溶接作業時に発生する粉塵(溶接ヒュームや溶接粉塵とも呼ばれる)を消火して回収する集塵装置が知られている。この種の集塵装置は、粉塵を含む空気を吸引して貯水タンクに通過させ、高温度(燃えている)粉塵を貯水タンク内の水によって消火すると共に、消火した粉塵を貯水タンク内に沈殿させて回収するようになっている。
特開2018−111062号公報
しかしながら、従来の集塵装置にあっては、粉塵の回収効率を十分に高める(高除塵効率を確保する)には限界があった。特に、粉塵は質量および粒子径が小さいため、自重で貯水タンク内に沈殿させることが困難であり、一部の粉塵は貯水タンク内に回収されずに排出されてしまう虞があった。このため、集塵装置から排出される空気は屋内に戻すことができず、屋外に排出する必要があり、環境への悪影響が懸念されるものとなっていた。また、屋内に排出する空気を浄化するための設備を設けることも考えられるが、設備の大型化やコストの高騰を招いてしまうことになり実用化が困難である。
本発明の発明者らは、粉塵の回収効率を十分に高める構成について検討した。そして、粉塵が貯水タンクに達するまでの当該粉塵の状態を改良することによって粉塵の回収効率を十分に高めることが可能になるといった新たな知見に基づき本発明に至った。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、粉塵の回収効率を十分に高めることができる集塵装置を提供することにある。
前記の目的を達成するための本発明の解決手段は、吸気通路、貯水タンク、排気通路を備え、粉塵を含む空気を、前記吸気通路、前記貯水タンクの内部空間、前記排気通路の順に通過させることによって前記粉塵を前記貯水タンク内に回収する集塵装置を前提とする。そして、この集塵装置は、前記吸気通路に、通路断面積が他の部分よりも小さく設定され且つ前記貯水タンク内の水面に対して交差する方向において該水面に向けて前記空気を流すスロート部が設けられており、前記スロート部に向けて水滴を噴射する水滴供給手段が設けられていることを特徴とする。
この特定事項により、高温度の粉塵を含む空気がスロート部を通過する際、このスロート部は吸気通路における他の部分よりも通路断面積が小さく設定されているため、該スロート部にあっては空気の流速が上昇する。また、このスロート部にあっては、水滴供給手段から水滴が噴射されているため、このスロート部において、空気と共に高速度で流れている粉塵と水滴とが衝突して合体し、この粉塵と水滴とによって、質量が大きな粒体が形成される。つまり、スロート部から流出されて貯水タンクに向かう粒体(粉塵と水滴とが合体されて成る粒体)は大きな質量であって高い流速で貯水タンクの水面に向かって流れることになる。このため、この粒体の高い慣性力により、該粒体は貯水タンクの水面に叩き付けられることになる。その結果、粒体に含まれる粉塵は、貯水タンク内の水との接触によって確実に消火されて貯水タンク内に回収される(貯水タンク内に沈殿する)ことになる。このようにして粉塵が貯水タンク内に回収されていくことにより、粉塵の回収効率を十分に高めることが可能になる。
本発明では、粉塵を含む空気が流れる吸気通路にスロート部を設けると共に、該スロート部に向けて水滴を噴射する水滴供給手段を設けている。このため、スロート部から流出する粒体(粉塵と水滴とが合体されて成る粒体)の高い慣性力により、該粒体が貯水タンクの水面に叩き付けられ、粉塵が確実に消火されて貯水タンク内に回収されることになる。その結果、粉塵の回収効率を十分に高めることが可能である。
実施形態に係る集塵装置を備えたアーク溶接設備の概略構成を示す図である。 集塵装置の正面図である。 集塵装置の平面図である。 集塵装置のエリミネータの概略構成を示す図である。 シミュレーションによる空気の流れを示した集塵装置の概略図である。 従来の集塵装置および実施形態に係る集塵装置それぞれにおける除塵濃度の計測結果を示す図である。 変形例に係るエリミネータの概略構成を示す図である。 変形例に係る集塵装置の正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、アーク溶接設備に備えられた集塵装置(ヒューム集塵装置)に本発明を適用した場合について説明する。
−アーク溶接設備の概略構成−
図1は、本実施形態に係る集塵装置10を備えたアーク溶接設備1の概略構成を示す図である。この図1に示すように、アーク溶接設備1は、アーク溶接装置2、ワーク台3、集塵装置10、排気ダクト4を備えている。
アーク溶接装置2は、壁材1aおよび天井1bに囲まれた溶接作業エリア1cに設置されており、例えば周知の溶接ロボットによって構成されている。ワーク台3上に溶接対象物となるワークが載置され、このワークをアーク溶接装置2によって溶接するようになっている。
また、溶接作業エリア1cの外部には集塵装置10が設置されており、アーク溶接装置2による溶接作業時に発生したスパッタ等に起因する粉塵等を集塵装置10が回収して処理するようになっている。この集塵装置10による粉塵等の回収および処理については後述する。
そして、集塵装置10には、空気導入部43Aが設けられており、この空気導入部43Aの内部が、壁材1aを貫通するダクトD1を介して溶接作業エリア1cに連通している。
また、集塵装置10には、空気排出部22Aが設けられており、この空気排出部22Aが排気ダクト4に連通している。この排気ダクト4は、集塵装置10の上部から天井1bの上方に亘って配設されており、屋内排気ダクト4aと還流ダクト4bとに分岐されている。屋内排気ダクト4aは、集塵装置10によって処理された空気の一部を屋内(工場内等)に排出する。また、還流ダクト4bは、天井1bにおけるワーク台3の上部に繋がっており、集塵装置10によって処理された空気の一部を溶接作業エリア1cに戻す。このため、この溶接作業エリア1cにあっては、還流ダクト4bの下流端(溶接作業エリア1cに向かって開放する開口)から、集塵装置10の空気導入部43Aに向けての空気の流れが生じることになり(図1における破線の矢印を参照)、溶接作業時に発生した粉塵等を集塵装置10に向けて流すようにしている。このように、本実施形態に係るアーク溶接設備1は、還流式排煙システムとして構成されている。
−集塵装置−
次に、集塵装置10の構成について説明する。図2は集塵装置10の正面図である。また、図3は、集塵装置10の平面図である。これらの図に示すように集塵装置10は、貯水タンク13の上面から第1タワー11と第2タワー12とが起立した構造をなしている。この第1タワー11の内部空間が本発明でいう吸気通路を構成し、第2タワー12の内部空間が本発明でいう排気通路を構成している。
貯水タンク13は、例えば、複数のアングル材又はチャンネル材を溶接してなる直方体状のフレーム構造体14の4つの内側面と底面と上面とに板金15を張った状態に溶接してなる。貯水タンク13の平面形状は、例えば、長辺が短辺の略2倍の長方形状をなしている。このように、本実施形態の貯水タンク13は、フレーム構造体14によって強度が確保されるので板金15を薄くすることができ、板金15のみで強度を確保した貯水タンクに比べて軽量且つ高強度化が図られる。
貯水タンク13の底面に配置される板金15には、その一角部を四角形に切除して貫通孔15A(図3参照)が形成され、その貫通孔15Aの下面側の縁部に箱形の拡張部17が溶接されている。また、拡張部17の一側面から排水用ノズル19Aが突出し、その排水用ノズル19Aは詰栓19Sにて閉塞されている。
図3に示すように、フレーム構造体14の四隅の下部側面からはブラケット18Bが側方に張り出され、それらブラケット18Bの下面にキャスター18が取り付けられている。図2に示すように、各キャスター18はブレーキ付きであると共に、ローラー18Rを支持する支持アーム18Aがブラケット18Bに対して旋回可能になっている。
図3に示すように、貯水タンク13の上面には、共に正方形の第1開口13Nと第2開口13Mとが形成されている。第1開口13Nは、貯水タンク13の上面の長手方向の一端で且つ短手方向の中央に配置されている。そして、第1開口13Nは、第1タワー11によって閉塞されている。一方、第2開口13Mの正方形の1辺は、貯水タンク13における1対の長辺側の側壁間の距離と同じで、貯水タンク13の上面の長手方向の一端に寄せて配置されている。そして、第2開口13Mは、第2タワー12によって閉塞されている。なお、第1開口13Nと第2開口13Mとの間には、給水用ノズル19Cが設けられている。なお、貯水タンク13には、上面よりも僅かに低い位置を水面(図1では貯水タンク13内において破線で示している)とする水(粉塵消火用の水)が貯留されている。
図2に示すように、第1タワー11は、ベンチュリ構造部11Bとヘッド部43とを有し、それらの水平断面は例えば正方形になっている。ベンチュリ構造部11Bは、貯水タンク13から立ち上がり、上方に向かうに従って徐々に窄まる四角錐状の下側錐形部40と、下側錐形部40の上端部から上方に延びる角筒状のスロート部41と、スロート部41の上端から上方に向かうに従って徐々に拡開する四角錐状の上側錐形部42とを備えてなる。そして、下側錐形部40の下端から四方に張り出すフランジ40Fが前述の第1開口13Nの開口縁にボルト止めされている。
詳細には、上側錐形部42の対向面間の開き角(拡開角)は、例えば55°〜65°であって、上側錐形部42の上端の開口面積は下端の開口面積の例えば5〜7倍になっている。また、スロート部41は、上側錐形部42の高さの1〜1.5倍程度の高さをなしている。更に、下側錐形部40は、上側錐形部42の高さの3〜5倍程度の高さをなし、下側錐形部40の対向面間の開き角(拡開角)は、例えば10°〜20°になっている。また、下側錐形部40の上端開口と上側錐形部42の下端開口は略同一の大きさをなし且つ、下側錐形部40の下端開口と上側錐形部42の上端開口は略同一の大きさになっている。このように、スロート部41の通路断面積(水平方向での通路断面積)は、上側錐形部42および下側錐形部40の通路断面積(スロート部41との接続部分以外での通路断面積)よりも小さく設定されている。このため、上側錐形部42からスロート部41に流れ込んだ空気の流速が高められる構成となっている。
下側錐形部40、スロート部41、上側錐形部42には、正面側の側壁の外縁部を除く略全体を透光部材(例えば、ガラス板、アクリル板)で構成して窓部40W,41W,42Wが形成されている。
スロート部41のうち第2タワー12と反対側の側面の上端寄り位置には、スロート部41に向けて噴霧(水滴)を噴射する噴霧ノズル(水滴供給手段)50が貫通した状態に固定されている。噴霧ノズル50は、スロート部41内で下方に直角に屈曲し、その屈曲部より下側部分がスロート部41の中心軸上に配置されている。また、噴霧ノズル50の基端部には、パイプ50Pを介してポンプ60の噴出口が接続され、そのポンプ60の吸引口が貯水タンク13のノズル19Bに接続されている。そして、ポンプ60によって貯水タンク13内の水が吸引されて、噴霧ノズル50の先端の噴出口51から下向きに霧(水滴)が噴出される。なお、この噴霧ノズル50の噴出口51からの霧の噴出方向は、水平,上方方向であってもよい。また、スロート部41の窓部41Wを通して噴出口51から噴出される霧を視認することができるようになっている。また、各窓部40W,41W,42Wを通してベンチュリ構造部11B内の汚れ度合いも容易に確認することができる。
ヘッド部43は、上側錐形部42の上端から上方に延びる直方体状をなし且つ、第2タワー12と反対側の側面から突出する円筒状の空気導入部43Aを有する。そして、その空気導入部43AにダクトD1が接続され、アーク溶接によって発生する粉塵(溶接ヒューム)を含んだ空気が前記溶接作業エリア1cからダクトD1を通してヘッド部43に流れ込む。
第2タワー12は、上下方向に延びる第2タワー本体21の上部にレデューサー22を備えてなる。第2タワー本体21の水平断面は正方形をなし、その下端開口は前述の貯水タンク13の第2開口13Mと略同じ大きさをなしている。そして、貯水タンク13の第2開口13Mに第2タワー本体21の下端開口が重ねられ、第2タワー本体21の下端部から四方に張り出すフランジ21Fが、第2開口13Mの開口縁にボルト止めされている。
第2タワー本体21は、第1タワー11の下側錐形部40と同等かそれより僅かに高くなっていて、第2タワー本体21の水平断面における内側の開口面積(即ち、通路断面積)は、スロート部41の水平断面における内側の開口面積(即ち、通路断面積)の10〜20倍(より具体的には、15〜18倍)になっている。
第2タワー本体21の正面側の側壁には、下部に第1開口21Aが形成されると共に、上部に第2開口21Bが形成され、それぞれが扉23,24にて開閉されるようになっている。第2開口21Bは、第2タワー本体21の正面側の側壁のうち上端寄り位置から上下方向の途中位置までの間を横方向の全体に亘って切除してなる。そして、第2開口21Bの上縁部に扉24がヒンジ24Hによって連結され、通常は、第2開口21Bの下縁部に扉24が螺子24Nにて固定されている。一方、第1開口21Aは、第2タワー本体21の正面側の側壁のうち横方向の両端寄り位置の間を第2開口21Bより小さい四角形に切除してなる。そして、第1開口21Aの一方の側縁部に扉23がヒンジ23Hによって連結され、通常は、第1開口21Aの他方の側縁部に扉23が螺子23Nにて固定されている。
なお、扉23,24のうち回動中心と反対側の端部には、門形状の持手部23K,24Kが備えられている。
第2タワー本体21の上端寄り位置と上下方向の途中位置とには、フィルタ26,26が備えられている。フィルタ26は、例えば、板金に複数の孔を穿孔してなる複数枚のパンチングメタルを隙間を空けて重ねた構造をなしている。また、隙間は、例えば、枠形のスペーサをパンチングメタル同士の間に挟んで形成されている。なお、フィルタ26は、織布又は不織布であってもよい。
第2タワー本体21の上端寄り位置と上下方向の途中位置とには、フィルタ26を支持するための支持レール25が取り付けられている。各支持レール25は、第2開口21Bから第2タワー本体21内への奥行き方向に延びる角溝構造をなし、第2タワー本体21の内面の上端寄り位置と上下方向の途中位置とに対向配置されている。そして、フィルタ26の両側部が支持レール25,25内にスライド係合し、第2開口21Bを通してフィルタ26を抜き差し可能になっている。
第2タワー本体21の下端部には、エリミネータ30が取り付けられている。エリミネータ30は、図4(エリミネータの概略構成を示す図)の紙面と直交する方向に延びる長尺状の複数の障壁部材31を備えてなる。各障壁部材31は、帯状板31Aと、その両側部に直交し且つ先端部から帯状板31Aと対向する側に直角曲げされたサイド壁31Bとを備えた構造をなしている。また、複数の障壁部材31が、それらの帯状板31Aが同一平面内に配置された状態で横並びに配置されて障壁層32が構成され、そのような障壁層32が隙間33Bを空けて3層以上重ねられている。また、各障壁層32内で隣合う障壁部材31,31同士の間の隙間33Aは各障壁部材31より幅狭で、障壁層32の各隙間33Aにその隣の障壁層32の障壁部材31が対向している。更に、外側の障壁層32の隙間33Aを通して、その内側隣の障壁層32の隙間33Aを視認することが不可能な配置になっている。また、上記した複数の障壁層32に含まれる障壁部材31群は、それらの長手方向の両端部を図示しない支持部材に接続され、それら支持部材が、第2タワー本体21のうち第1開口21Aを有する内面とその対向面とに重ねられた状態でエリミネータ30が第2タワー本体21に固定されている。
更に、エリミネータ30は、第1タワー11から離れるに従って下るように傾斜した姿勢になっている。
エリミネータ30の配設位置および姿勢は、前述したものには限定されず、第2タワー本体21の下端部において、水平方向に延在するように配設されていてもよい。
図2に示すように、レデューサー22は、上方に向かって徐々に通路断面積が絞られる構造をなし、上端部に円筒状の空気排出部22Aを有する。そして、空気排出部22AにはダクトD2を介してブロアー5(図1を参照)が接続され、そのブロアー5によって集塵装置10内が負圧にされる。なお、本実施形態の集塵装置10では、第1タワー11における下側錐形部40内を、例えば流速50m/s以上で空気が下方に向かって流れ、第2タワー12における第2タワー本体21内を例えば流速2〜4m/sで空気が上方に向かって流れる状態で使用される。
本実施形態に係る集塵装置10の各部の具体的な寸法として、第1タワー11の高さ寸法は約1000mm、上側錐形部42の上端および下側錐形部40の下端の幅寸法は約300mm、第2タワー12の高さ寸法は約700mm、第2タワー12の幅寸法は約500mm、貯水タンク13の高さ寸法は約450mm、貯水タンク13の幅寸法は約1000mmとなっている。これらの寸法はこれに限定されるものではなく、任意に設定可能である。また、第2タワー12の高さ寸法は第1タワー11の高さ寸法よりも大きく設定してもよい。
次に、集塵装置10の作用効果について説明する。この集塵装置10は、前述の如く内部が負圧にされて、第1タワー11の上部(ヘッド部43)に粉塵を含んだ空気を取り込む。そして、ベンチュリ構造部11Bのスロート部41内に噴霧ノズル50から噴出されている霧と粉塵とが衝突し、これら霧と粉塵とが合体した粒子が生成されることになる。ここで、上側錐形部42は下側錐形部40より短く拡開が大きいので、粉塵の粒子がスロート部41の中央側に加速されて集められ、粉塵の粒子が霧の粒子と衝突して合体され易くなる。また、このスロート部41での空気の流速が上昇することに伴い、該スロート部41での圧力が低下する(例えば−3000Pa〜−4000Pa程度まで圧力が低下する)ことで霧(水滴)が更に微粒化され、水滴数が増加し、これによっても粉塵の粒子が霧の粒子とが衝突して合体され易くなる。また、下側錐形部40はスロート部41より上方の上側錐形部42より長く拡開が小さいので長距離に亘って移動しながら結合し、結合効率が向上する。また、噴霧ノズル50は下方に向けて霧を噴出するので、空気の流れに沿って霧をスムーズに噴出することができる。
粉塵と結合した霧を含む空気は、第1タワー11から貯水タンク13内に流下する。ここで、本実施形態では、第1タワー11の上部に対して第2タワー12と反対側を向いた側面から空気が取り込まれるので、第1タワー11のうち第2タワー12側の内側面に沿って空気が流下する。これにより、貯水タンク13内の水(貯留水)に衝突した空気の一部は、第1タワー11内のうち第2タワー12と反対側に巻き上がって第1タワー11内を旋回する。しかも、第1タワー11が角筒状をなしているので、その第1タワー11の平坦な内側面に沿って空気が流れて、スムーズに旋回される。これにより、粉塵の除去が促進される。
また、粉塵と霧(水滴)とが合体することによって、質量が大きな粒体が形成されている。つまり、スロート部41から流出されて貯水タンク13に向かう粒体(粉塵と水滴とが合体されて成る粒体)は大きな質量であって高い流速で貯水タンク13の水面に向かって流れることになる。このため、この粒体の高い慣性力により、該粒体は貯水タンク13の水面に叩き付けられることになる。その結果、粒体に含まれる粉塵は、貯水タンク13内の水との接触によって確実に消火されて貯水タンク13内に回収され、これによっても粉塵の除去が促進される。
第1タワー11から貯水タンク13内に流下した空気の残りの一部は、貯水タンク13内の貯留水の上を通過して第2タワー12へと向かう。そして、第2タワー12への入口部分でエリミネータ30により大粒の霧が空気から除去される。ここで、エリミネータ30は、図4に示すように外側の障壁層32の隙間33Aを通して、その内側隣の障壁層32の隙間33Aを視認することが不可能な配置になっている。つまり、隣合う障壁層32,32の間で隙間33A,33Aが一直線上に並んでいない。これにより、エリミネータ30を通過する空気が十分に蛇行する。そして、各障壁層32を構成する障壁部材31のサイド壁31Bに粉塵を含む霧がキャッチされ、水滴となって貯水タンク13内の貯留水と合流する。また、エリミネータ30では、除去しきれなかった霧は、第2タワー12内を上昇し、複数のフィルタ26にて除去される。そして、第2タワー12の上端から集塵装置10外のダクトD2へと空気が流れて大気へと排出される。
上記したように本実施形態の集塵装置10では、霧の粒子と粉塵とが結合する空間を内部に有する第1タワー11と、フィルタ26を収容する空間を内部に有する第2タワー12とを別個に設けて貯水タンク13の上面から起立させたので、ケース内を仕切って両空間を備えた従来の集塵装置に比べて無駄な空間が減り集塵装置10のコンパクト化と軽量化が可能である。また、集塵装置10のコンパクト化と軽量化が可能になるのでキャスター18を備えて容易に移動することができる。
なお、図5には、シミュレーションによる集塵装置10内の風の向きが示されている。このシミュレーションでは、エリミネータ30が排除されていて、それ以外は上述した集塵装置10の構造と同じに設定されている。同図に示すように、集塵装置10では、貯水タンク13の上部のヘッド部43に対して第2タワー12と反対側から流れ込んだ空気の多くが第1タワー11における第2タワー12側の壁面を伝わり、一部の空気が貯水タンク13の液面で跳ね返って下側錐形部40内における第2タワー12とは反対側に巻き上がって旋回する状態を確認することができる。また、残りの一部の空気は、貯水タンク13の貯留水上を流れて第2タワー12のうち第1タワー11と反対側の内面に伝わって巻き上がって第2タワー12内を旋回することも確認することができる。
−実施形態の効果−
以上説明したように本実施形態では、高温度の粉塵を含む空気がスロート部41を通過する際、このスロート部41は上側錐形部42および下側錐形部40によって通路断面積が小さく設定されているため、該スロート部41にあっては空気の流速が上昇する。また、このスロート部41にあっては、噴霧ノズル50から噴霧(水滴)が噴射されているため、このスロート部41において、空気と共に高速度で流れている粉塵と水滴とが衝突して合体し、この粉塵と水滴とによって、質量が大きな粒体が形成される。つまり、スロート部41から流出されて貯水タンク13に向かう粒体(粉塵と水滴とが合体されて成る粒体)は大きな質量であって高い流速で貯水タンク13の水面に向かって(水面に対して交差する方向に向かって)流れることになる。このため、この粒体の高い慣性力により、該粒体は貯水タンク13の水面に叩き付けられることになる。その結果、粒体に含まれる粉塵は、貯水タンク13内の水との接触によって確実に消火されて貯水タンク13内に回収される(貯水タンク13内に沈殿する)ことになる。このようにして粉塵が貯水タンク13内に回収されていくことにより、粉塵の回収効率を十分に高めることが可能になる。そして、このように粉塵の回収効率を十分に高めることが可能になるため、集塵装置10から排出される空気を屋内排気ダクト4aによって屋内に戻すことが可能になる。つまり、粉塵を含んだ空気を屋外に排出することが必要なくなり、環境への悪影響を大幅に改善することができる。また、集塵装置10から排出された空気を浄化するための設備を設ける必要もないことから、アーク溶接設備1の大型化やコストの高騰を招いてしまうことが無くなり実用性の高いアーク溶接設備1を実現することができる。
図6は、従来の集塵装置(特許文献1に開示されている集塵装置)および本実施形態に係る集塵装置10それぞれにおける除塵濃度(排出された空気中に含まれる除塵の濃度)の計測結果を示す図である。
この図6からも分かるように、溶接作業に伴う設備内(溶接作業エリア1c)での粉塵濃度は約12mg/m3であり、従来の集塵装置から排出される空気中の粉塵濃度は約9.5mg/m3であるのに対し、本実施形態に係る集塵装置10から排出される空気中の粉塵濃度は約3.0mg/m3となっていた。つまり、本実施形態に係る集塵装置10によれば、従来の集塵装置に比べて3倍以上の除塵性能(除塵効率)が得られるものとなっていた。これにより、前述した効果が確認されたことになる。
また、本実施形態では、前述したように集塵装置10からの空気を排出する排気ダクト4の下流側を屋内排気ダクト4aと還流ダクト4bとに分岐している。これにより、集塵装置10からの空気の全量を還流ダクト4bによって溶接作業エリア1cに戻す場合に比べて該溶接作業エリア1cを流れる空気の流速(還流ダクト4bの下流端から集塵装置10の空気導入部43Aに向かって流れる空気の流速)を必要以上に高くすることがなくなる。これは、溶接作業エリア1cを流れる空気の流速が高すぎる場合、アーク溶接装置2によるワークの溶接に悪影響(溶接品質に悪影響)を与えてしまう可能性があることを考慮したものである。つまり、集塵装置10から排出される空気の一部を屋内排気ダクト4aに流すことで、還流ダクト4bを流れる空気の量を減少させ、溶接作業エリア1cを流れる空気の流速が高くなりすぎる状況を回避して溶接品質が良好に得られるようにしている。
−実験に基づく最適条件−
本発明の発明者らは、前述の如く構成された集塵装置10における粉塵の回収効率を十分に高めるための最適条件を求める実験を行った。具体的には、噴霧ノズル50からの噴射水量、噴霧ノズル50からの水噴射角度、スロート部41の通路断面積、スロート部41の長さ、および、貯水タンク13内の水面高さそれぞれを変更しながら、これらの最適条件を求めた。その結果は以下のとおりである。
(1)噴霧ノズル50からの噴射水量
噴霧ノズル50からの噴射水量としては、20L/min〜22L/minの範囲が最適である。本実験によれば、噴射水量が22L/minを超えると、噴霧ノズル50から噴射される水滴の径が大きすぎることに起因して水滴と粉塵との衝突率が悪化してしまい、噴射水量が20L/minを下回ると、噴霧ノズル50から噴射される水滴の数が少なくなりすぎることに起因し、この場合にも水滴と粉塵との衝突率が悪化してしまうことが判明した。
(2)噴霧ノズル50からの水噴射角度
噴霧ノズル50からの水噴射角度としては、空気の流れ方向に対して160°〜170°の範囲が最適である。本実験によれば、水噴射角度をこの範囲に設定することで風(空気の流れ)との衝突面が最大になり、水滴の微粒化の効果も最適となることが判明した。
(3)スロート部41の通路断面積
スロート部41の通路断面積としては、10000mm2〜12000mm2の範囲が最適である。本実験によれば、スロート部41の通路断面積が12000mm2を超えると、スロート部41における空気の流速が遅くなりすぎることに起因して水滴の微粒化の効果が悪化することになり、スロート部41の通路断面積が10000mm2を下回ると、スロート部41における空気の流量を十分に確保することができず除塵効率の低下に伴って溶接作業エリア1cの環境が悪化してしまうことが判明した。
(4)スロート部41の長さ
スロート部41の長さ(空気流れ方向での長さ)としては、100mm〜120mmの範囲が最適である。本実験によれば、スロート部41の長さが120mmを超えると、水滴と空気との速度差が無くなってしまうことに起因して無駄な圧力損失が発生することになり、スロート部41の長さが100mmを下回ると、水滴と空気とが衝突可能な時間が不十分となり、水滴と粉塵との衝突率が悪化してしまうことが判明した。
(5)貯水タンク13内の水面高さ
貯水タンク13内の水面と各タワー11,12の底面との間隔寸法としては、200mm〜250mmの範囲が最適である。本実験によれば、この間隔寸法が250mmを超えると、粉塵が水面に届きにくくなり、消火能力が悪化してしまい、この間隔寸法が200mmを下回ると、水面付近での空気の流速が高くなり、水滴と合体していた粉塵が離脱し、除塵効率が悪化してしまうことが判明した。
−他の実施形態−
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲および該範囲と均等の範囲で包含される全ての変形や応用が可能である。
例えば、前記実施形態の集塵装置10のエリミネータ30に代えて図7に示した断面構造のエリミネータ30Vを備えるようにしてもよい。このエリミネータ30Vは、図7の紙面と直交する方向に延びる長尺状の複数の障壁部材35を横並びに配置して備える。障壁部材35は、断面V字形の溝形本体35Aと、溝形本体35Aの外面角部から突出し且つ溝形本体35Aの中心面内に位置する第1突壁35Bと、溝形本体35Aの両側部から突出し、溝形本体35Aの中心面と平行な第2突壁35C,35Cとを備えてなる。そして、複数の障壁部材35が中心面を一致させた状態で同じ向きにして平行に並べられている。また、隣合う障壁部材35,35のうち一方の障壁部材35の第1突壁35Bが、他方の障壁部材35の第2突壁35C,35Cの間に配置されている。更に、障壁部材35群の両端部には、帯状部材36Aの両側部と中心とから障壁部材35群側に突壁36Bが突出した構造の障壁部材36が配置されている。そして、これら障壁部材35,36の長手方向の両端部が支持部材に固定されてエリミネータ30Vになっている。
また、第2タワー12内にエリミネータ30を設けずにフィルタ26のみを備えた構成としてもよい。
前記実施形態の第1タワー11および第2タワー12は、断面正方形の角筒状であったが、断面正方形以外の角筒状であってもよいし、円筒状であってもよい。
前記実施形態の貯水タンク13の底部を下方に向かって窄んだホッパー部とし、ホッパー部の下端部に開閉可能な排出口を設けてもよい。そのようにすれば、貯水タンク13内に溜まった粉塵による異物を容易に集めて排出することができる。
また、図8に示すように、貯水タンク13内に1対の長辺側の側壁の間に架橋されて貯留水の上側部分に浸漬された波消し壁61を設けてもよい。そうすれば、貯留水が波立つことが抑えられ、水しぶきの発生を抑えることができる。なお、波消し壁61は、貯水タンク13の長手方向に複数備えてもよい。
また、前記実施形態では、集塵装置10から排出された空気を屋内と溶接作業エリア1cとに分流するようにしていた。本発明はこれに限らず、集塵装置10から排出された空気を屋外と溶接作業エリア1cとに分流するようにしてもよいし、屋内と屋外と溶接作業エリア1cとに分流するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、第1タワー11の1箇所のみにスロート部41を備えさせるようにしていた。本発明はこれに限らず、第1タワー11の複数箇所にスロート部41を備えさせるようにしてもよい。この場合、各スロート部41それぞれに噴霧ノズル50を備えさせることが好ましい。
本発明は、アーク溶接設備に備えられた集塵装置に適用可能である。
10 集塵装置
11 第1タワー
12 第2タワー
13 貯水タンク
21 第2タワー本体
40 下側錐形部
41 スロート部
42 上側錐形部
50 噴霧ノズル(水滴供給手段)
51 噴出口
50P パイプ
60 ポンプ

Claims (1)

  1. 吸気通路、貯水タンク、排気通路を備え、粉塵を含む空気を、前記吸気通路、前記貯水タンクの内部空間、前記排気通路の順に通過させることによって前記粉塵を前記貯水タンク内に回収する集塵装置において、
    前記吸気通路には、通路断面積が他の部分よりも小さく設定され且つ前記貯水タンク内の水面に対して交差する方向において該水面に向けて前記空気を流すスロート部が設けられており、
    前記スロート部に向けて水滴を噴射する水滴供給手段が設けられていることを特徴とする集塵装置。
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