JP2021057287A - ボタン電池ホルダ - Google Patents
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Abstract
【課題】直径及び厚さが異なるボタン電池を保持できるボタン電池ホルダを提供する。【解決手段】ボタン電池ホルダ10において、ハウジング20は、ボタン電池3が載置される底壁部21を有する。正極端子30は、底壁部21に設けられている。スライダ50は、底壁部21に正極端子30と対向して設けられ、正極端子30との間にボタン電池3が配置される。スライド機構60は、スライダ50を正極端子30及びスライダ50が対向する方向にスライド可能に支持する。正極端子30の第一当接面34は、平面視でスライダ50の側に向かって拡幅するテーパ状に形成されており、正極端子30の第一当接面34及びスライダ50の第二当接面56は、側面視でボタン電池3の側に傾斜している。【選択図】図12
Description
本願の開示する技術は、ボタン電池ホルダに関する。
ボタン電池を保持するボタン電池ホルダとしては、次のものが公知である(例えば、特許文献1、2参照)。
すなわち、第一の公知例に係るボタン電池ホルダは、ボタン電池の外周面に当接する湾曲面を有する当接部材と、ボタン電池を湾曲面の側に押圧する弾性部を有する押圧部材とを備え、直径の異なるボタン電池を湾曲面と弾性部との間に保持する構成になっている。
また、第二の公知例に係るボタン電池ホルダは、ボタン電池を収納する収納ケースにスペーサが回転可能に取り付けられており、スペーサの回転位置を切り替えることにより、直径の異なるボタン電池を収納ケースに保持する構成になっている。
上述の第一及び第二の公知例に係るボタン電池ホルダは、直径が異なるボタン電池を保持し得る構成になっているが、厚さが異なるボタン電池については考慮されていない。
本願の開示する技術は、一つの外周面として、直径及び厚さが異なるボタン電池を保持できるボタン電池ホルダを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願の開示する技術によれば、ハウジングと、第一部材と、第二部材と、スライド機構とを備えるボタン電池ホルダが提供される。ハウジングは、ボタン電池が載置される底壁部を有する。第一部材は、底壁部に設けられている。第二部材は、底壁部に第一部材と対向して設けられ、第一部材との間にボタン電池が配置される。スライド機構は、第二部材を第一部材及び第二部材が対向する方向にスライド可能に支持する。第一部材は、ボタン電池に当接する位置に形成された第一当接面を有し、第二部材は、ボタン電池に当接する位置に形成された第二当接面を有する。第一当接面は、平面視で第二部材の側に向かって拡幅するテーパ状に形成されており、第一当接面及び第二当接面の少なくとも一方は、側面視でボタン電池の側に傾斜している。
本願の開示する技術によれば、直径及び厚さが異なるボタン電池を保持できる。
[第一実施形態]
はじめに、第一実施形態について説明する。
はじめに、第一実施形態について説明する。
図1は、電子機器1の一例を示す斜視図である。図1に示される電子機器1は、例えば、パーソナルコンピュータの本体装置又はサーバ等の機器である。この電子機器1は、基板2を備えており、この基板2には、第一実施形態に係るボタン電池ホルダ10が搭載されている。ボタン電池ホルダ10には、ボタン電池3が保持される。ボタン電池3は、例えば、基板2に搭載されたメモリ等の装置に電源を供給する。
図2は、ボタン電池3の一例を示す三面図(平面図、側面図及び底面図)である。図2に示されるように、ボタン電池3は、円盤状に形成されている。ボタン電池3の天面3A及び外周面3Bは、正極4として形成されており、ボタン電池3の底面3Cは、負極5として形成されている。ボタン電池3の天面3Aと外周面3Bとの間の外周角部3Dは、正極4を形成している。ボタン電池3には、直径D及び厚さTが異なるものが複数存在する。
図3は、第一実施形態に係るボタン電池ホルダ10の斜視図であり、図4は、第一実施形態に係るボタン電ホルダにボタン電池3を保持した状態を示す斜視図である。また、図5は、ボタン電池ホルダ10の五面図(正面図、平面図、背面図、側面図及び底面図)であり、図6は、図5のF6線−F6線断面図である。矢印L方向は、ボタン電池ホルダ10の長さ方向を示し、矢印W方向は、ボタン電池ホルダ10の幅方向を示し、矢印H方向は、ボタン電池ホルダ10の高さ方向を示している。
図3〜図6に示される第一実施形態に係るボタン電池ホルダ10は、例えば、表1に示される寸法を有するボタン電池3を保持し得る構成とされる。このボタン電池ホルダ10は、ハウジング20と、正極端子30と、負極端子40と、スライダ50と、一対のスライド機構60と、一対の付勢部材70とを備える。正極端子30は、「第一部材」の一例であり、スライダ50は、「第二部材」の一例である。
ハウジング20は、底壁部21と、縦壁部22とを有する。底壁部21は、板状に形成されており、矢印L方向及び矢印W方向に延在している。底壁部21には、ボタン電池3が載置される。この底壁部21には、後述する負極端子40が配置されるスリット23が形成されている。スリット23は、底壁部21の矢印W方向の中央部に位置し、矢印L方向に延びている。縦壁部22は、底壁部21の矢印L方向の一端部に立設されている。
図7は、正極端子30の側面図、図8は、正極端子30の斜視図である。図3〜図6(図7、図8も適宜参照)に示されるように、正極端子30は、底壁部21に立設されている。すなわち、この正極端子30は、底壁部21から矢印H方向の上側へ延出するように、底壁部21に設けられている。
この正極端子30は、ボタン電池3に形成された正極4と接触する部材であり、板金製とされている。後述するように、正極端子30は、スライダ50と矢印L方向に対向しており、正極端子30は、縦壁部22に対してスライダ50の側に配置されている。
この正極端子30は、より具体的には、板バネ部31と、端子部32とを有する。板バネ部31の基端部は、底壁部21に固定されており、板バネ部31の先端側の部分は、底壁部21から矢印H方向の上側へ延出している。端子部32は、板バネ部31の先端部に接続されており、板バネ部31によって支持されている。
端子部32におけるスライダ50側の部分には、一対の折曲片33が形成されている。この一対の折曲片33は、平面視でV字状に形成されている。平面視は、底壁部21の法線方向に沿って見ること、すなわち、矢印H方向に沿って見ることである。この一対の折曲片33におけるスライダ50の側を向く面は、第一当接面34として形成されている。この第一当接面34は、一対の折曲片33に形成された一対の傾斜面34Aによって形成されている。
この第一当接面34は、一対の傾斜面34Aによって形成されることにより、平面視でスライダ50の側に向かって拡幅するテーパ状に形成されている。平面視において、第一当接面34の矢印W方向の中央部(一対の傾斜面34Aの間の部分)は、平面視で底壁部21の矢印W方向の中心軸CL上に位置する。
また、この第一当接面34は、側面視でボタン電池3の側、すなわち、側面視でスライダ50の側に傾斜している。つまり、第一当接面34は、側面視で正極端子30の上端側に向かうに従ってスライダ50の側に向かうように、矢印H方向に対して傾斜している。側面視は、正極端子30及びスライダ50が対向する方向に対して平面視で直交する方向に沿って見ること、すなわち、矢印L方向に対して平面視で直交する矢印W方向に沿って見ることである。
この第一当接面34は、ボタン電池3の天面3Aと外周面3Bとの間の外周角部3D(正極端子30側に位置する角部)に当接する位置に形成されている。すなわち、表1に示されるように直径及び厚さが異なるボタン電池3がボタン電池ホルダ10に保持される場合でも、第一当接面34がボタン電池3の外周角部3Dに当接するように、第一当接面34の矢印H方向の位置及び矢印H方向の長さが設定されている。
負極端子40は、ボタン電池3に形成された負極5と接触する部材であり、板金製とされている。この負極端子40は、板バネ状に形成されており、底壁部21に設けられている。この負極端子40は、基端部41及び先端部42を有する。負極端子40の基端部41は、底壁部21における縦壁部22と反対側の端部に固定されている。
負極端子40の基端部41よりも先端部42側の部分は、正極端子30の側に向けて延びている。この負極端子40の基端部41よりも先端部42側の部分は、側面視で正極端子30の側に向かうに従って矢印H方向の上側に向かうように矢印L方向に対して傾斜している。
後述するように、スライダ50には、第二当接面56が形成されており、負極端子40の先端部42は、矢印L方向において、第一当接面34と第二当接面56との間に位置する。また、この負極端子40の先端部42は、底壁部21の矢印W方向の中心軸CL上、すなわち、平面視で第一当接面34の中央部を通り矢印L方向に延びる中心軸CL上に位置している。
この負極端子40の先端部42は、負極5と接触する位置に配置されている。すなわち、表1に示されるように直径及び厚さが異なるボタン電池3がボタン電池ホルダ10に保持される場合でも、負極端子40の先端部42がボタン電池3の負極5と接触するように、矢印L方向における先端部42の位置が設定されている。また、負極端子40の先端部42がボタン電池3の負極5に押し付けられた状態で接触するように、負極端子40の基端部41よりも先端部42側の部分の長さが設定されている。
スライダ50は、底壁部21に設けられている。このスライダ50は、正極端子30と矢印L方向に対向して配置されている。このスライダ50と正極端子30との間には、ボタン電池3が配置される。
図9は、スライダ50の斜視図である。図3〜図6(図9も適宜参照)に示されるように、スライダ50は、一対の側壁部51と、天壁部52と、後壁部53とを有する。一対の側壁部51は、矢印W方向に対向しており、天壁部52は、一対の側壁部51の上端部と接続されている。後壁部53は、一対の側壁部51における正極端子30と反対側の端部と接続されている。このスライダ50の内側は、ボタン電池3の一部を収容する収容空間54として形成されている。
このスライダ50の内面には、湾曲面55及び第二当接面56が形成されている。湾曲面55は、一方の側壁部51から他方の側壁部51に亘って形成されている。この湾曲面55は、平面視で正極端子30の側に向かうに従って拡幅するテーパ状(テーパ曲面状)に形成されている。
第二当接面56は、天壁部52と湾曲面55の中央部とを繋ぐように形成されている。この第二当接面56は、側面視でボタン電池3の側、すなわち、側面視で正極端子30の側に傾斜している。つまり、第二当接面56は、側面視で天壁部52の側に向かうに従って正極端子30の側に向かうように、矢印H方向に対して傾斜している。
この第二当接面56は、ボタン電池3の天面3Aと外周面3Bとの間の外周角部3D(スライダ50側に位置する角部)に当接する位置に形成されている。すなわち、表1に示されるように直径及び厚さが異なるボタン電池3がボタン電池ホルダ10に保持される場合でも、第二当接面56がボタン電池3の外周角部3Dに当接するように、第二当接面56の矢印H方向の位置及び矢印H方向の長さが設定されている。
一対のスライド機構60は、矢印W方向に並んで形成されている。各スライド機構60は、ハウジング20の底壁部21に形成されたレール部61と、スライダ50の側壁部51に形成された溝62とを有する。レール部61は、底壁部21から突出する凸状に形成されており、溝62は、側壁部51の下面に開口している。このレール部61及び溝62は、矢印L方向に延びている。
レール部61が溝62に係合されることにより、スライダ50は、ハウジング20に対して矢印L方向にスライド可能に支持されている。また、レール部61及び溝62は、矢印H方向の上側に向かうに従って矢印W方向に拡幅するテーパ状に形成されており、これにより、レール部61が溝62に係合された状態において、矢印H方向にレール部61が溝62から抜けることが防止されている。
一対の付勢部材70は、矢印W方向に並んで配置されており、縦壁部22と一対の側壁部51との間にそれぞれ設けられている。各付勢部材70の一端は、縦壁部22に固定されており、各付勢部材70の他端は、側壁部51に固定されている。
この一対の付勢部材70は、矢印W方向において、第一当接面34及び第二当接面56の両側に配置されている。一対の付勢部材70が自由状態にあるときには、スライダ50が正極端子30に近接するように、一対の付勢部材70の軸長が設定されている。スライダ50が正極端子30から遠ざかる側にスライドされると、一対の付勢部材70が伸びてスライダ50を正極端子30の側へ付勢する。
次に、第一実施形態に係るボタン電池ホルダ10の使用方法について説明する。
図10A〜図10Eには、ボタン電池3がボタン電池ホルダ10に保持される第一乃至第五過程が順番に示されている。図10A〜図10Eには、一例として、大型のボタン電池3を用いる場合が示されている。
先ず、図10Aから図10Bに示されるように、一対の付勢部材70の弾性力に抗してスライダ50が正極端子30から遠ざかる側にスライドされる。
続いて、図10Cから図10Dに示されるように、ボタン電池3が正極端子30とスライダ50との間に挿入される。このとき、ボタン電池3は、正極端子30の側から斜めに挿入され、底壁部21との当接部を支点に底壁部21の側に回転されて、正極端子30とスライダ50との間に挿入される。
そして、図10Eに示されるように、一対の付勢部材70によって付勢されることにより、スライダ50が正極端子30の側にスライドされて、ボタン電池3がボタン電池ホルダ10に保持される。
このようにして、ボタン電池3がボタン電池ホルダ10に保持されたときには、第二当接面56がボタン電池3の外周角部3D(スライダ50側に位置する角部3Db)に押し付けられた状態で当接する。また、第二当接面56がボタン電池3の外周角部3Dを押圧することにより、ボタン電池3の外周角部3D(正極端子30側に位置する角部3Da)が第一当接面34に押し付けられた状態で当接する。これにより、ボタン電池3の外周角部3Dを含む正極4が、第一当接面34を有する正極端子30と電気的に接触した状態になる。
また、ボタン電池3の外周角部3Dに第一当接面34及び第二当接面56が当接することにより、ボタン電池3が底壁部21の側に押圧され、ボタン電池3の底面3Cに形成された負極5が、負極端子40の先端部42と電気的に接触した状態になる。さらに、ボタン電池3におけるスライダ50の側の部分が、スライダ50の収容空間54に収容され、スライダ50の天壁部52及び一対の側壁部51によって覆われた状態になる。
以上の説明は、一例として、大型のボタン電池3を用いる場合であるが、図11には、ボタン電池ホルダ10に小型のボタン電池3を保持した場合の二面図(平面図及び側面断面図)が示されている。また、図12には、ボタン電池ホルダ10に大型のボタン電池3を保持した場合と小型のボタン電池3を保持した場合とを比較する図が示されている。
図12の左側の図には、ボタン電池ホルダ10に大型のボタン電池3を保持した場合が示されており、図12の右側の図には、ボタン電池ホルダ10に小型のボタン電池3を保持した場合が示されている。図12の右側の図に示される小型のボタン電池3は、図12の左側の図に示される大型のボタン電池3に対し、直径及び厚さが小さい寸法になっている。
図11、図12に示されるように、小型のボタン電池3を用いる場合も、上述の大型のボタン電池3を用いる場合と同様の要領で、小型のボタン電池3がボタン電池ホルダ10に保持される。
このようにして、ボタン電池3がボタン電池ホルダ10に保持されたときには、第二当接面56がボタン電池3の外周角部3D(スライダ50側に位置する角部3Db)に押し付けられた状態で当接する。また、第二当接面56がボタン電池3の外周角部3Dを押圧することにより、ボタン電池3の外周角部3D(正極端子30側に位置する角部3Da)が第一当接面34に押し付けられた状態で当接する。これにより、ボタン電池3の外周角部3Dを含む正極4が、第一当接面34を有する正極端子30と電気的に接触した状態になる。
また、ボタン電池3の外周角部3Dに第一当接面34及び第二当接面56が当接することにより、ボタン電池3が底壁部21の側に押圧され、ボタン電池3の底面3Cに形成された負極5が、負極端子40の先端部42と電気的に接触した状態になる。さらに、ボタン電池3におけるスライダ50の側の部分が、スライダ50の収容空間54に収容され、スライダ50の天壁部52及び一対の側壁部51によって覆われた状態になる。
次に、第一実施形態に係るボタン電池ホルダ10の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、第一実施形態に係るボタン電池ホルダ10では、正極端子30に第一当接面34が形成されており、この第一当接面34は、平面視でスライダ50の側に向かって拡幅するテーパ状に形成されている。したがって、ボタン電池3の直径が異なる場合でも、ボタン電池3が、テーパ状の第一当接面34に当接することによって矢印W方向に位置決めされる。これにより、負極端子40の先端部42の上にボタン電池3を配置することができる。
また、第一実施形態に係るボタン電池ホルダ10では、正極端子30と対向してスライダ50が設けられており、このスライダ50は、スライド機構60によって正極端子30と対向する方向にスライド可能に支持されている。したがって、ボタン電池3の直径が異なる場合でも、スライダ50をスライドさせることで、正極端子30とスライダ50との間の距離を変更できるので、直径が異なるボタン電池3を正極端子30とスライダ50との間に挿入できる。
さらに、第一実施形態に係るボタン電池ホルダ10では、正極端子30に形成された第一当接面34は、側面視でスライダ50の側に傾斜しており、スライダ50に形成された第二当接面56は、側面視で正極端子30の側に傾斜している。したがって、ボタン電池3の厚さが異なる場合でも、ボタン電池3の外周角部3Dに第一当接面34及び第二当接面56が当接することにより、ボタン電池3が底壁部21の側に押圧される。これにより、ボタン電池3の底面3Cに形成された負極5を、負極端子40の先端部42に接触させることができる。
このように、第一実施形態に係るボタン電池ホルダ10によれば、ボタン電池3の直径及び厚さが異なる場合でも、このボタン電池3をボタン電池ホルダ10に保持することができる。そして、このボタン電池3の正極4及び負極5を正極端子30及び負極端子40に接触させることができる。
また、第一実施形態に係るボタン電池ホルダ10によれば、第一当接面34は、側面視でスライダ50の側に傾斜しており、第二当接面56は、側面視で正極端子30の側に傾斜している。したがって、第一当接面34及び第二当接面56の両方でボタン電池ホルダ10を底壁部21の側に押圧できるので、ボタン電池3が傾斜することを抑制して、ボタン電池3の負極5を負極端子40の先端部42に適切に接触させることができる。
また、スライダ50は、一対の付勢部材70によって正極端子30の側へ付勢されている。したがって、操作者がスライダ50を正極端子30から遠ざかる側へスライドさせた後にスライダ50から手を離すことで、スライダ50を正極端子30の側へスライドさせることができる。これにより、ボタン電池3をボタン電池ホルダ10に保持させる際の作業性を向上させることできると共に、一対の付勢部材70の付勢力によってボタン電池3を正極端子30及び負極端子40に押圧状態で接触させることができる。
また、正極端子30の端子部32は、底壁部21から延出する板バネ部31によって支持されている。したがって、端子部32の第一当接面34がボタン電池3の外周角部3Dに当接している状態では、一対の付勢部材70の付勢力に加えて、板バネ部31の弾性力によってもボタン電池3を負極端子40の側に押圧できる。これにより、ボタン電池3を負極端子40の側により強い力で押圧できるので、ボタン電池3の負極5と負極端子40との接触状態をより安定させることができる。
また、一対の付勢部材70は、矢印W方向において、第一当接面34及び第二当接面56の両側に配置されている。したがって、この一対の付勢部材70によってスライダ50をバランスよく正極端子30の側に付勢することができる。これにより、一対の付勢部材70の付勢力によってボタン電池3を正極端子30及び負極端子40に適切な姿勢で接触させることができる。
次に、第一実施形態に係るボタン電池ホルダ10の変形例について説明する。
上記第一実施形態において、第一当接面34及び第二当接面56は、好ましくは、いずれも側面視でボタン電池3の側に傾斜して形成されるが、第一当接面34及び第二当接面56のいずれか一方は、矢印H方向に沿って垂直に形成されてもよい。
また、上記第一実施形態において、第一当接面34は、一対の傾斜面34Aによってテーパ状に形成されている。しかしながら、第一当接面34は、次のように形成されてもよい。
図13は、第一当接面34の第一変形例を模式的に示す平面図である。この図13に示されるように、第一当接面34は、湾曲面によってテーパ状に形成されていてもよい。すなわち、第一当接面34は、テーパ曲面状に形成されてもよい。また、図14は、第一当接面34の第二変形例を模式的に示す平面図である。この図14に示されるように、第一当接面34は、一対の傾斜面34Aの間に矢印L方向と垂直な垂直面34Bを有するテーパ状に形成されてもよい。
また、上記第一実施形態では、一対の付勢部材70が用いられているが、付勢部材70の数は、いくつでもよい。
また、上記第一実施形態において、好ましくは、付勢部材70が用いられるが、付勢部材70の代わりに、スライダ50を正極端子30の側に近づけた状態で固定する固定機構が用いられてもよい。
また、上記第一実施形態では、正極端子30に第一当接面34が形成されているが、正極端子30以外に底壁部21に設けられた第一部材に第一当接面34が形成されてもよい。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態に係るボタン電池ホルダ110の構成について説明する。
次に、第二実施形態に係るボタン電池ホルダ110の構成について説明する。
図15は、第二実施形態に係るボタン電池ホルダ110の斜視図であり、図16は、第二実施形態に係るボタン電ホルダにボタン電池3を保持した状態を示す斜視図である。また、図17は、ボタン電池ホルダ110の五面図(正面図、平面図、背面図、側面図及び底面図)であり、図18は、図17のF18線−F18線断面図、図19は、図17のF19線−F19線断面図である。矢印L方向は、ボタン電池ホルダ110の長さ方向を示し、矢印W方向は、ボタン電池ホルダ110の幅方向を示し、矢印H方向は、ボタン電池ホルダ110の高さ方向を示している。
図15〜図19に示される第二実施形態に係るボタン電池ホルダ110は、例えば、表1に示される寸法を有するボタン電池3を保持し得る構成とされる。このボタン電池ホルダ110は、ハウジング120と、正極端子130と、負極端子140と、スライダ150と、一対のスライド機構160と、一対の付勢部材170とを備える。正極端子130は、「第一部材」の一例であり、スライダ150は、「第二部材」の一例である。
ハウジング120は、底壁部121と、縦壁部122とを有する。底壁部121は、板状に形成されており、矢印L方向及び矢印W方向に延在している。底壁部121には、ボタン電池3が載置される。この底壁部121には、後述する負極端子140が配置されるスリット123が形成されている。スリット123は、底壁部121の矢印W方向の中央部に位置し、矢印L方向に延びている。縦壁部122は、底壁部121の矢印L方向の一端部に立設されている。
正極端子130は、底壁部121に立設されている。すなわち、この正極端子130は、底壁部121から矢印H方向の上側へ延出するように、底壁部121に設けられている。この正極端子130は、ボタン電池3に形成された正極4と接触する部材であり、板金製とされている。後述するように、正極端子130は、スライダ150と矢印L方向に対向している。
この正極端子130は、より具体的には、端子部132と、延出部133とを有する。ハウジング120の縦壁部122には、平面視で四角形の柱状である支持部124が形成されている。端子部132は、四角枠状に形成されており、支持部124に装着されている。延出部133は、端子部132の下端部から延出しており、底壁部121に固定されている。
端子部132におけるスライダ150の側を向く面は、第一当接面134として形成されている。第一当接面134は、側面視で矢印H方向に沿って垂直に形成されている。側面視は、正極端子130及びスライダ150が対向する方向に対して平面視で直交する方向に沿って見ること、すなわち、矢印L方向に対して平面視で直交する矢印W方向に沿って見ることである。
また、平面視において、第一当接面134の矢印W方向の中央部は、平面視で底壁部121の矢印W方向の中心軸CL上に位置する。平面視は、底壁部121の法線方向に沿って見ること、すなわち、矢印H方向に沿って見ることである。
この第一当接面134は、ボタン電池3の外周面3B(正極端子130側に位置する面)に当接する位置に形成されている。すなわち、表1に示されるように直径及び厚さが異なるボタン電池3がボタン電池ホルダ110に保持される場合でも、第一当接面134がボタン電池3の外周面3Bに当接するように、第一当接面134の矢印H方向の位置及び矢印H方向の長さが設定されている。
負極端子140は、ボタン電池3に形成された負極5と接触する部材であり、板金製とされている。この負極端子140は、板バネ状に形成されており、底壁部121に設けられている。この負極端子140は、基端部141及び先端部142を有する。負極端子140の基端部141は、底壁部121における縦壁部122と反対側の端部に固定されている。
負極端子140の基端部141よりも先端部142側の部分は、正極端子130の側に向けて延びている。この負極端子140の基端部141よりも先端部142側の部分は、側面視で正極端子130の側に向かうに従って矢印H方向の上側に向かうように矢印L方向に対して傾斜している。
後述するように、スライダ150には、第二当接面156が形成されており、負極端子140の先端部142は、矢印L方向において、第一当接面134と第二当接面156との間に位置する。また、この負極端子140の先端部142は、底壁部121の矢印W方向の中心軸CL上、すなわち、平面視で第一当接面134の中央部を通り矢印L方向に延びる中心軸CL上に位置している。
この負極端子140の先端部142は、負極5と接触する位置に配置されている。すなわち、表1に示されるように直径及び厚さが異なるボタン電池3がボタン電池ホルダ110に保持される場合でも、負極端子140の先端部142がボタン電池3の負極5と接触するように、矢印L方向における先端部142の位置が設定されている。また、負極端子140の先端部142がボタン電池3の負極5に押し付けられた状態で接触するように、負極端子140の基端部141よりも先端部142側の部分の長さが設定されている。
スライダ150は、底壁部121に設けられている。このスライダ150は、正極端子130と矢印L方向に対向して配置されている。このスライダ150と正極端子130との間には、ボタン電池3が配置される。
図20、図21は、スライダ150の斜視図である。図15〜図19(図20、図21も適宜参照)に示されるように、スライダ150は、一対の側壁部151と、天壁部152と、後壁部153とを有する。一対の側壁部151は、矢印W方向に対向しており、天壁部152は、一対の側壁部151の上端部と接続されている。後壁部153は、一対の側壁部151における正極端子130と反対側の端部と接続されている。このスライダ150の内側は、ボタン電池3の一部を収容する収容空間154として形成されている。スライダ150の負極端子140と対応する部分には、溝155が形成されている。
このスライダ150の内面には、第二当接面156が形成されている。第二当接面156は、一方の側壁部151から他方の側壁部151に亘って形成されている。この第二当接面156は、平面視で正極端子130の側に向かうに従って拡幅するテーパ状(テーパ曲面状)に形成されている。第二当接面156は、側面視で矢印H方向に沿って垂直に形成されている。
この第二当接面156は、ボタン電池3の外周面3B(スライダ150側に位置する面)に当接する位置に形成されている。すなわち、表1に示されるように直径及び厚さが異なるボタン電池3がボタン電池ホルダ110に保持される場合でも、第二当接面156がボタン電池3の外周面3Bに当接するように、第二当接面156の矢印H方向の位置及び矢印H方向の長さが設定されている。
このスライダ150には、一対の板バネ180が設けられている。板バネ180は、「弾性部材」の一例である。一対の板バネ180の基端部は、スライダ150の後壁部153に固定されている。一対の板バネ180は、ボタン電池3を押さえ付けるものであり、ボタン電池3と電気的に接続されるものではない。
この一対の板バネ180は、スライダ150の後壁部153から正極端子130の側に延出している。一対の板バネ180は、平面視で正極端子130の側に向かうに従って互いの間隔が拡がるようにV字状に配置されている。
この一対の板バネ180は、より具体的には、バネ本体部181と、折曲部182とを有する。バネ本体部181は、側面視で正極端子130の側に向かうに従って底壁部121の側に向かうように矢印L方向に対して傾斜している。折曲部182は、バネ本体部181の先端に形成されており、バネ本体部181に対して底壁部121と反対側に折り曲げられた形状を有している。
板バネ180の先端部183、すなわち、バネ本体部181と折曲部182との間の角部は、ボタン電池3の天面3Aと接触する接触部である。この板バネ180の先端部183は、矢印L方向において、第一当接面134と第二当接面156との間に位置する。
また、板バネ180の先端部183は、ボタン電池3の天面3Aに接触する位置に配置されている。すなわち、表1に示されるように直径及び厚さが異なるボタン電池3がボタン電池ホルダ110に保持される場合でも、先端部183がボタン電池3の天面3Aに接触するように、先端部183における矢印L方向及び矢印H方向の位置が設定されている。また、先端部183がボタン電池3の天面3Aに押し付けられた状態で接触するように、バネ本体部181の長さが設定されている。
一対のスライド機構160は、矢印W方向に並んで形成されている。各スライド機構160は、スライダ150の側壁部151に形成されたスライド部161と、ハウジング120の底壁部121に形成された溝162とを有する。スライド部161は、側壁部151の下面から突出する凸状に形成されており、溝162は、底壁部121にスリット状に形成されている。このスライド部161及び溝162は、矢印L方向に延びている。
スライド部161が溝162に係合されることにより、スライダ150は、ハウジング120に対して矢印L方向にスライド可能に支持されている。また、スライド部161及び溝162は、矢印H方向の上側に向かうに従って矢印W方向に狭幅するテーパ状に形成されている。これにより、スライド部161が溝162に係合された状態において、矢印H方向にスライド部161が溝162から抜けることが防止されている。
一対の付勢部材170は、矢印W方向に並んで配置されている。底壁部121には、一対の凸部125が形成されており、各付勢部材170の一端部は、凸部125に形成された孔126に挿入されている。また、スライダ150には、凸部125と対向する位置に溝157が形成されており、各付勢部材170の他端部は、スライダ150に形成された溝157に挿入されている。
この一対の付勢部材170は、矢印W方向において、第一当接面134及び第二当接面156の両側に配置されている。一対の付勢部材170が自由状態にあるときには、スライダ150が縦壁部122に近接するように、一対の付勢部材170の軸長が設定されている。スライダ150が正極端子130から遠ざかる側にスライドされると、一対の付勢部材170が縮んでスライダ150を正極端子130の側へ付勢する。
スライダ150が正極端子130の側へスライドされると、スライド部161が溝162の正極端子130側の端部162Aに当接する。この溝162の正極端子130側の端部162Aは、スライダ150の正極端子130の側へのスライドを規制するストッパとして形成されている。
次に、第二実施形態に係るボタン電池ホルダ110の使用方法について説明する。
図22A〜図22Fには、ボタン電池3がボタン電池ホルダ110に保持される第一乃至第六過程が順番に示されている。図22A〜図22Fには、一例として、大型のボタン電池3を用いる場合が示されている。
先ず、図22Aから図22Bに示されるように、一対の付勢部材170の弾性力に抗してスライダ150が正極端子130から遠ざかる側にスライドされる。
続いて、図22Cから図22Dに示されるように、ボタン電池3が一対の板バネ180の側に斜めに挿入される。ボタン電池3が一対の板バネ180の側に斜めに挿入されると、ボタン電池3が板バネ180の折曲部182に接触し、板バネ180の先端部183が持ち上げられる。そして、板バネ180の先端部183がボタン電池3の天面3Aに接触する。
続いて、図22Dから図22Eに示されるように、ボタン電池3が底壁部121との当接部を支点に底壁部121の側に回転されて、ボタン電池3が一対の板バネ180と正極端子130との間に挿入される。そして、図22Fに示されるように、一対の付勢部材170によって付勢されることにより、スライダ150が正極端子130の側にスライドされて、ボタン電池3がボタン電池ホルダ110に保持される。
このようにして、ボタン電池3がボタン電池ホルダ110に保持されたときには、第二当接面156がボタン電池3の外周面3B(スライダ150側に位置する面3Bb)に押し付けられた状態で当接する。また、第二当接面156がボタン電池3の外周面3Bを押圧することにより、ボタン電池3の外周面3B(正極端子130側に位置する面3Ba)が第一当接面134に押し付けられた状態で当接する。これにより、ボタン電池3の外周角部3Dを含む正極4が、第一当接面134を有する正極端子130と電気的に接触した状態になる。
また、ボタン電池3の天面3Aに一対の板バネ180の先端部183が当接することにより、ボタン電池3が底壁部121の側に押圧され、ボタン電池3の底面3Cに形成された負極5が、負極端子140の先端部142と電気的に接触した状態になる。さらに、ボタン電池3におけるスライダ150の側の部分が、スライダ150の収容空間154に収容され、スライダ150の天壁部152及び一対の側壁部151によって覆われた状態になる。
以上の説明は、一例として、大型のボタン電池3を用いる場合であるが、図23には、ボタン電池ホルダ10に小型のボタン電池3を保持した場合の二面図(平面図及び側面断面図)が示されている。また、図24には、ボタン電池ホルダ10に大型のボタン電池3を保持した場合と小型のボタン電池3を保持した場合とを比較する図が示されている。
図24の左側の図には、ボタン電池ホルダ110に大型のボタン電池3を保持した場合が示されており、図24の右側の図には、ボタン電池ホルダ110に小型のボタン電池3を保持した場合が示されている。図24の右側の図に示される小型のボタン電池3は、図24の左側の図に示される大型のボタン電池3に対し、直径及び厚さが小さい寸法になっている。
図23、図24に示されるように、小型のボタン電池3を用いる場合も、上述の大型のボタン電池3を用いる場合と同様の要領で、小型のボタン電池3がボタン電池ホルダ110に保持される。
このようにして、ボタン電池3がボタン電池ホルダ110に保持されたときには、第二当接面156がボタン電池3の外周面3B(スライダ150側に位置する面3Bb)に押し付けられた状態で当接する。また、第二当接面156がボタン電池3の外周面3Bを押圧することにより、ボタン電池3の外周面3B(正極端子130側に位置する面3Ba)が第一当接面134に押し付けられた状態で当接する。これにより、ボタン電池3の外周角部3Dを含む正極4が、第一当接面134を有する正極端子130と電気的に接触した状態になる。
また、ボタン電池3の天面3Aに一対の板バネ180の先端部183が当接することにより、ボタン電池3が底壁部121の側に押圧され、ボタン電池3の底面3Cに形成された負極5が、負極端子140の先端部142と電気的に接触した状態になる。さらに、ボタン電池3におけるスライダ150の側の部分が、スライダ150の収容空間154に収容され、スライダ150の天壁部152及び一対の側壁部151によって覆われた状態になる。
次に、第二実施形態に係るボタン電池ホルダ110の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、第二実施形態に係るボタン電池ホルダ110では、スライダ150に第二当接面156が形成されており、この第二当接面156は、平面視で正極端子130の側に向かって拡幅するテーパ状に形成されている。したがって、ボタン電池3の直径が異なる場合でも、ボタン電池3が、テーパ状の第二当接面156に当接することによって矢印W方向に位置決めされる。これにより、正極端子130の第一当接面134及び負極端子140の先端部142にそれぞれ接触する位置にボタン電池3を配置することができる。
また、第二実施形態に係るボタン電池ホルダ110では、スライダ150がスライド機構160によって正極端子130と対向する方向にスライド可能に支持されている。したがって、ボタン電池3の直径が異なる場合でも、スライダ150をスライドさせることで、正極端子130とスライダ150との間の距離を変更できるので、直径が異なるボタン電池3を正極端子130とスライダ150との間に挿入できる。
さらに、第二実施形態に係るボタン電池ホルダ110では、スライダ150から延出し、先端部183がボタン電池3の天面3Aと接触する板バネ180がスライダ150に設けられている。したがって、ボタン電池3の厚さが異なる場合でも、ボタン電池3の天面3Aに板バネ180の先端部183が当接することにより、ボタン電池3が底壁部121の側に押圧される。これにより、ボタン電池3の底面3Cに形成された負極5を、負極端子140の先端部142に接触させることができる。
このように、第二実施形態に係るボタン電池ホルダ110によれば、ボタン電池3の直径及び厚さが異なる場合でも、このボタン電池3をボタン電池ホルダ110に保持することができる。そして、このボタン電池3の正極4及び負極5を正極端子130及び負極端子140に接触させることができる。
また、スライダ150は、一対の付勢部材170によって正極端子130の側へ付勢されている。したがって、操作者がスライダ150を正極端子130から遠ざかる側へスライドさせた後にスライダ150から手を離すことで、スライダ150を正極端子130の側へスライドさせることができる。これにより、ボタン電池3をボタン電池ホルダ110に保持させる際の作業性を向上させることできると共に、一対の付勢部材170の付勢力によってボタン電池3を正極端子130に押圧状態で接触させることができる。
また、一対の付勢部材170は、矢印W方向において、第一当接面134及び第二当接面156の両側に配置されている。したがって、この一対の付勢部材170によってスライダ150をバランスよく正極端子130の側に付勢することができる。これにより、一対の付勢部材170の付勢力によってボタン電池3を正極端子130及び負極端子140に適切な姿勢で接触させることができる。
次に、第二実施形態に係るボタン電池ホルダ110の変形例について説明する。
上記第二実施形態において、第二当接面156は、平面視で正極端子130の側に向かうに従って拡幅するテーパ曲面状に形成されている。しかしながら、第二当接面156は、次のように形成されてもよい。
図25は、第二当接面156の第一変形例を模式的に示す平面図である。この図25に示されるように、第二当接面156は、一対の傾斜面156Aによってテーパ状に形成されていてもよい。また、図26は、第二当接面156の第二変形例を模式的に示す平面図である。この図26に示されるように、第二当接面156は、一対の傾斜面156Aの間に矢印L方向と垂直な垂直面156Bを有するテーパ状に形成されてもよい。
また、上記第二実施形態では、一対の付勢部材170が用いられているが、付勢部材170の数は、いくつでもよい。
また、上記第二実施形態において、好ましくは、付勢部材170が用いられるが、付勢部材170の代わりに、スライダ150を正極端子130の側に近づけた状態で固定する固定機構が用いられてもよい。
また、上記第二実施形態では、正極端子130に第一当接面134が形成されているが、正極端子130以外に底壁部121に設けられた第一部材に第一当接面134が形成されてもよい。
また、上記第二実施形態では、一対の板バネ180が用いられているが、板バネ180の数は、いくつでもよい。
また、上記第二実施形態では、板バネ180が用いられているが、板バネ180の代わりに、ボタン電池3の天面3Aと接触する弾性部材がスライダ150に設けられてもよい。
以上、本願の開示する技術の第一及び第二実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
なお、上述の本願の開示する技術の第一及び第二実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
ボタン電池が載置される底壁部を有するハウジングと、
前記底壁部に設けられた第一部材と、
前記底壁部に前記第一部材と対向して設けられ、前記第一部材との間に前記ボタン電池が配置される第二部材と、
前記第二部材を前記第一部材及び前記第二部材が対向する方向にスライド可能に支持するスライド機構と、
を備え、
前記第一部材は、前記ボタン電池に当接する位置に形成された第一当接面を有し、
前記第二部材は、前記ボタン電池に当接する位置に形成された第二当接面を有し、
前記第一当接面は、平面視で前記第二部材の側に向かって拡幅するテーパ状に形成されており、
前記第一当接面及び前記第二当接面の少なくとも一方は、側面視で前記ボタン電池の側に傾斜している、
ボタン電池ホルダ。
(付記2)
前記第一当接面及び第二当接面は、いずれも側面視で前記ボタン電池の側に傾斜している、
付記1に記載のボタン電池ホルダ。
(付記3)
前記第一当接面は、側面視で前記第二部材の側に傾斜しており、
前記第二当接面は、側面視で前記第一部材の側に傾斜している、
付記1又は付記2に記載のボタン電池ホルダ。
(付記4)
前記第一当接面及び前記第二当接面は、いずれも前記ボタン電池の天面と外周面との間の外周角部に当接する位置に形成されている、
付記2又は付記3に記載のボタン電池ホルダ。
(付記5)
前記ハウジングと前記第二部材との間に設けられ、前記第二部材を前記第一部材の側へ付勢する付勢部材を備える、
付記1〜付記4のいずれか一項に記載のボタン電池ホルダ。
(付記6)
一対の前記付勢部材を備え、
前記一対の付勢部材は、前記対向する方向に対して平面視で直交する方向において、前記第一当接面及び前記第二当接面の両側に配置されている、
付記5に記載のボタン電池ホルダ。
(付記7)
前記第一部材は、
前記底壁部から延出する板バネ部と、
前記板バネ部に支持され、前記第一当接面を有する端子部と、
を有する、
付記1〜付記6のいずれか一項に記載のボタン電池ホルダ。
(付記8)
前記第一部材は、前記ボタン電池の天面及び外周面に形成された正極と接触する正極端子であり、
前記底壁部には、前記ボタン電池の底面に形成された負極と接触する負極端子が設けられている、
付記1〜付記7のいずれか一項に記載のボタン電池ホルダ。
(付記9)
前記負極端子は、前記負極と接触する位置に先端部を有する板バネ状であり、
前記負極端子の先端部は、前記対向する方向において、前記第一当接面と前記第二当接面との間に位置する、
付記8に記載のボタン電池ホルダ。
(付記10)
前記負極端子の先端部は、平面視で前記第一当接面の中央部を通り前記対向する方向に延びる中心軸上に位置している、
付記8又は付記9に記載のボタン電池ホルダ。
(付記11)
前記平面視は、前記底壁部の法線方向に沿って見ることであり、
前記側面視は、前記対向する方向に対して平面視で直交する方向に沿って見ることである、
付記1〜付記10のいずれか一項に記載のボタン電池ホルダ。
(付記12)
ボタン電池が載置される底壁部を有するハウジングと、
前記底壁部に設けられた第一部材と、
前記底壁部に前記第一部材と対向して設けられ、前記第一部材との間に前記ボタン電池が配置される第二部材と、
前記第二部材を前記第一部材及び前記第二部材が対向する方向にスライド可能に支持するスライド機構と、
を備え、
前記第一部材は、前記ボタン電池に当接する位置に形成された第一当接面を有し、
前記第二部材は、前記ボタン電池に当接する位置に形成された第二当接面を有し、
前記第二当接面は、平面視で前記第一部材の側に向かって拡幅するテーパ状に形成されており、
前記第二部材には、前記ボタン電池の天面と接触する弾性部材が設けられている、
ボタン電池ホルダ。
(付記13)
前記ハウジングと前記第二部材との間に設けられ、前記第二部材を前記第二部材の側へ付勢する付勢部材を備える、
付記12に記載のボタン電池ホルダ。
(付記14)
一対の前記付勢部材を備え、
前記一対の付勢部材は、前記対向する方向に対して平面視で直交する方向において、前記第一当接面及び前記第二当接面の両側に配置されている、
付記13に記載のボタン電池ホルダ。
(付記15)
前記第一部材は、前記ボタン電池の天面及び外周面に形成された正極と接触する正極端子であり、
前記底壁部には、前記ボタン電池の底面に形成された負極と接触する負極端子が設けられている、
付記12〜付記14のいずれか一項に記載のボタン電池ホルダ。
(付記16)
前記負極端子は、前記負極と接触する位置に先端部を有する板バネ状であり、
前記負極端子の先端部は、前記対向する方向において、前記第一当接面と前記第二当接面との間に位置する、
付記15に記載のボタン電池ホルダ。
(付記17)
前記負極端子の先端部は、平面視で前記第一当接面の中央部を通り前記対向する方向に延びる中心軸上に位置している、
付記16に記載のボタン電池ホルダ。
(付記18)
前記弾性部材は、前記第二部材から延出し、先端部が前記ボタン電池の天面と接触する板バネである、
付記12〜付記17のいずれか一項に記載のボタン電池ホルダ。
(付記19)
前記板バネの先端部は、前記対向する方向において、前記第一当接面と前記第二当接面との間に位置する、
付記18に記載のボタン電池ホルダ。
(付記20)
前記平面視は、前記底壁部の法線方向に沿って見ることである、
付記12〜付記19のいずれか一項に記載のボタン電池ホルダ。
ボタン電池が載置される底壁部を有するハウジングと、
前記底壁部に設けられた第一部材と、
前記底壁部に前記第一部材と対向して設けられ、前記第一部材との間に前記ボタン電池が配置される第二部材と、
前記第二部材を前記第一部材及び前記第二部材が対向する方向にスライド可能に支持するスライド機構と、
を備え、
前記第一部材は、前記ボタン電池に当接する位置に形成された第一当接面を有し、
前記第二部材は、前記ボタン電池に当接する位置に形成された第二当接面を有し、
前記第一当接面は、平面視で前記第二部材の側に向かって拡幅するテーパ状に形成されており、
前記第一当接面及び前記第二当接面の少なくとも一方は、側面視で前記ボタン電池の側に傾斜している、
ボタン電池ホルダ。
(付記2)
前記第一当接面及び第二当接面は、いずれも側面視で前記ボタン電池の側に傾斜している、
付記1に記載のボタン電池ホルダ。
(付記3)
前記第一当接面は、側面視で前記第二部材の側に傾斜しており、
前記第二当接面は、側面視で前記第一部材の側に傾斜している、
付記1又は付記2に記載のボタン電池ホルダ。
(付記4)
前記第一当接面及び前記第二当接面は、いずれも前記ボタン電池の天面と外周面との間の外周角部に当接する位置に形成されている、
付記2又は付記3に記載のボタン電池ホルダ。
(付記5)
前記ハウジングと前記第二部材との間に設けられ、前記第二部材を前記第一部材の側へ付勢する付勢部材を備える、
付記1〜付記4のいずれか一項に記載のボタン電池ホルダ。
(付記6)
一対の前記付勢部材を備え、
前記一対の付勢部材は、前記対向する方向に対して平面視で直交する方向において、前記第一当接面及び前記第二当接面の両側に配置されている、
付記5に記載のボタン電池ホルダ。
(付記7)
前記第一部材は、
前記底壁部から延出する板バネ部と、
前記板バネ部に支持され、前記第一当接面を有する端子部と、
を有する、
付記1〜付記6のいずれか一項に記載のボタン電池ホルダ。
(付記8)
前記第一部材は、前記ボタン電池の天面及び外周面に形成された正極と接触する正極端子であり、
前記底壁部には、前記ボタン電池の底面に形成された負極と接触する負極端子が設けられている、
付記1〜付記7のいずれか一項に記載のボタン電池ホルダ。
(付記9)
前記負極端子は、前記負極と接触する位置に先端部を有する板バネ状であり、
前記負極端子の先端部は、前記対向する方向において、前記第一当接面と前記第二当接面との間に位置する、
付記8に記載のボタン電池ホルダ。
(付記10)
前記負極端子の先端部は、平面視で前記第一当接面の中央部を通り前記対向する方向に延びる中心軸上に位置している、
付記8又は付記9に記載のボタン電池ホルダ。
(付記11)
前記平面視は、前記底壁部の法線方向に沿って見ることであり、
前記側面視は、前記対向する方向に対して平面視で直交する方向に沿って見ることである、
付記1〜付記10のいずれか一項に記載のボタン電池ホルダ。
(付記12)
ボタン電池が載置される底壁部を有するハウジングと、
前記底壁部に設けられた第一部材と、
前記底壁部に前記第一部材と対向して設けられ、前記第一部材との間に前記ボタン電池が配置される第二部材と、
前記第二部材を前記第一部材及び前記第二部材が対向する方向にスライド可能に支持するスライド機構と、
を備え、
前記第一部材は、前記ボタン電池に当接する位置に形成された第一当接面を有し、
前記第二部材は、前記ボタン電池に当接する位置に形成された第二当接面を有し、
前記第二当接面は、平面視で前記第一部材の側に向かって拡幅するテーパ状に形成されており、
前記第二部材には、前記ボタン電池の天面と接触する弾性部材が設けられている、
ボタン電池ホルダ。
(付記13)
前記ハウジングと前記第二部材との間に設けられ、前記第二部材を前記第二部材の側へ付勢する付勢部材を備える、
付記12に記載のボタン電池ホルダ。
(付記14)
一対の前記付勢部材を備え、
前記一対の付勢部材は、前記対向する方向に対して平面視で直交する方向において、前記第一当接面及び前記第二当接面の両側に配置されている、
付記13に記載のボタン電池ホルダ。
(付記15)
前記第一部材は、前記ボタン電池の天面及び外周面に形成された正極と接触する正極端子であり、
前記底壁部には、前記ボタン電池の底面に形成された負極と接触する負極端子が設けられている、
付記12〜付記14のいずれか一項に記載のボタン電池ホルダ。
(付記16)
前記負極端子は、前記負極と接触する位置に先端部を有する板バネ状であり、
前記負極端子の先端部は、前記対向する方向において、前記第一当接面と前記第二当接面との間に位置する、
付記15に記載のボタン電池ホルダ。
(付記17)
前記負極端子の先端部は、平面視で前記第一当接面の中央部を通り前記対向する方向に延びる中心軸上に位置している、
付記16に記載のボタン電池ホルダ。
(付記18)
前記弾性部材は、前記第二部材から延出し、先端部が前記ボタン電池の天面と接触する板バネである、
付記12〜付記17のいずれか一項に記載のボタン電池ホルダ。
(付記19)
前記板バネの先端部は、前記対向する方向において、前記第一当接面と前記第二当接面との間に位置する、
付記18に記載のボタン電池ホルダ。
(付記20)
前記平面視は、前記底壁部の法線方向に沿って見ることである、
付記12〜付記19のいずれか一項に記載のボタン電池ホルダ。
1 電子機器
2 基板
3 ボタン電池
3A 天面
3B 外周面
3C 底面
3D 外周角部
4 正極
5 負極
(第一実施形態)
10 ボタン電池ホルダ
20 ハウジング
21 底壁部
30 正極端子(第一部材の一例)
31 板バネ部
32 端子部
34 第一当接面
40 負極端子
41 基端部
42 先端部
50 スライダ(第二部材の一例)
56 第二当接面
60 スライド機構
70 付勢部材
(第二実施形態)
110 ボタン電池ホルダ
120 ハウジング
121 底壁部
130 正極端子(第一部材の一例)
132 端子部
134 第一当接面
140 負極端子
141 基端部
142 先端部
150 スライダ(第二部材の一例)
156 第二当接面
160 スライド機構
170 付勢部材
180 板バネ(弾性部材の一例)
2 基板
3 ボタン電池
3A 天面
3B 外周面
3C 底面
3D 外周角部
4 正極
5 負極
(第一実施形態)
10 ボタン電池ホルダ
20 ハウジング
21 底壁部
30 正極端子(第一部材の一例)
31 板バネ部
32 端子部
34 第一当接面
40 負極端子
41 基端部
42 先端部
50 スライダ(第二部材の一例)
56 第二当接面
60 スライド機構
70 付勢部材
(第二実施形態)
110 ボタン電池ホルダ
120 ハウジング
121 底壁部
130 正極端子(第一部材の一例)
132 端子部
134 第一当接面
140 負極端子
141 基端部
142 先端部
150 スライダ(第二部材の一例)
156 第二当接面
160 スライド機構
170 付勢部材
180 板バネ(弾性部材の一例)
Claims (8)
- ボタン電池が載置される底壁部を有するハウジングと、
前記底壁部に設けられた第一部材と、
前記底壁部に前記第一部材と対向して設けられ、前記第一部材との間に前記ボタン電池が配置される第二部材と、
前記第二部材を前記第一部材及び前記第二部材が対向する方向にスライド可能に支持するスライド機構と、
を備え、
前記第一部材は、前記ボタン電池に当接する位置に形成された第一当接面を有し、
前記第二部材は、前記ボタン電池に当接する位置に形成された第二当接面を有し、
前記第一当接面は、平面視で前記第二部材の側に向かって拡幅するテーパ状に形成されており、
前記第一当接面及び前記第二当接面の少なくとも一方は、側面視で前記ボタン電池の側に傾斜している、
ボタン電池ホルダ。 - 前記第一当接面及び第二当接面は、いずれも側面視で前記ボタン電池の側に傾斜している、
請求項1に記載のボタン電池ホルダ。 - 前記第一当接面及び前記第二当接面は、いずれも前記ボタン電池の天面と外周面との間の外周角部に当接する位置に形成されている、
請求項2に記載のボタン電池ホルダ。 - 前記ハウジングと前記第二部材との間に設けられ、前記第二部材を前記第一部材の側へ付勢する付勢部材を備える、
請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のボタン電池ホルダ。 - 前記第一部材は、前記ボタン電池の天面及び外周面に形成された正極と接触する正極端子であり、
前記底壁部には、前記ボタン電池の底面に形成された負極と接触する負極端子が設けられている、
請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のボタン電池ホルダ。 - ボタン電池が載置される底壁部を有するハウジングと、
前記底壁部に設けられた第一部材と、
前記底壁部に前記第一部材と対向して設けられ、前記第一部材との間に前記ボタン電池が配置される第二部材と、
前記第二部材を前記第一部材及び前記第二部材が対向する方向にスライド可能に支持するスライド機構と、
を備え、
前記第一部材は、前記ボタン電池に当接する位置に形成された第一当接面を有し、
前記第二部材は、前記ボタン電池に当接する位置に形成された第二当接面を有し、
前記第二当接面は、平面視で前記第一部材の側に向かって拡幅するテーパ状に形成されており、
前記第二部材には、前記ボタン電池の天面と接触する弾性部材が設けられている、
ボタン電池ホルダ。 - 前記ハウジングと前記第二部材との間に設けられ、前記第二部材を前記第二部材の側へ付勢する付勢部材を備える、
請求項6に記載のボタン電池ホルダ。 - 前記第一部材は、前記ボタン電池の天面及び外周面に形成された正極と接触する正極端子であり、
前記底壁部には、前記ボタン電池の底面に形成された負極と接触する負極端子が設けられている、
請求項6又は請求項7に記載のボタン電池ホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019181321A JP2021057287A (ja) | 2019-10-01 | 2019-10-01 | ボタン電池ホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019181321A JP2021057287A (ja) | 2019-10-01 | 2019-10-01 | ボタン電池ホルダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021057287A true JP2021057287A (ja) | 2021-04-08 |
Family
ID=75272686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019181321A Pending JP2021057287A (ja) | 2019-10-01 | 2019-10-01 | ボタン電池ホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021057287A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114865186A (zh) * | 2022-03-29 | 2022-08-05 | 西安超越申泰信息科技有限公司 | 刀片服务器纽扣电池的装配装置及刀片服务器 |
-
2019
- 2019-10-01 JP JP2019181321A patent/JP2021057287A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114865186A (zh) * | 2022-03-29 | 2022-08-05 | 西安超越申泰信息科技有限公司 | 刀片服务器纽扣电池的装配装置及刀片服务器 |
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