JP2010103103A - 電池パック保持機構、電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池パックを収納した状態における接触不良を低減することができる。
【解決手段】コネクタの電極12bと電気的に接続される端子電極が配置され、一対の側壁25a、25bに沿って挿入することで電池パック5を収納する電池パック収納部4と、電池パック収納部4に収納された電池パック5を保持する保持部材31とを備えている。保持部材31は、端子電極の近傍における一対の側壁25a、25bの内部に配置され、電池パック5を挿脱する挿脱方向に対し直交し、電池パック5の外周を構成する相対向する面に向かってそれぞれ突出する一対の挟持部35a、35bを有する。
【選択図】図5A

Description

本発明は、電池パックを着脱可能な電池パック保持機構に関する。本発明は、電池パック保持機構を備えた電子装置に関する。
近年、ノートパソコンやデジタルカメラなどの携帯型電子機器は、電池を内蔵した電池パックを装着可能であり、電池パックから供給される電力により動作可能である。
特開2000−347283号公報は、電池パック収納部と、電池パック収納部を閉塞可能な蓋体を開示している。このような構成において、電池パック収納部に電池パックを収納し、蓋体を閉じることにより、電池パックを保持することができる。
図10は、特開2000−347283号公報が開示しているカメラの要部断面図である。図10において、電池パック収納部101には、接続端子102a、102bが配置されている。接続端子102a、102bは、電池パック103の端子104a、104bに接触可能である。蓋体105は、電池パック収納部101の開口部を覆うように配置されている。
以上のように、接続端子102a、102bが電池パック103の端子104a、104bに接触して挟持する構成により、電池パック103は電池パック収納部101に保持される。
特開2000−347283号公報
しかしながら、特開2000−347283号公報が開示している構成では、接続端子102a、102bにより、電池パック103が挟持されているだけであるので、機器に振動が加わった場合に、電池パック103の端子104a、104bと接続端子102a、102bとが摺動する。このため、接続端子102a、102bおよび端子104a、104bが磨耗し、接続端子102a、102bと端子104a、104bとの間で接触不良が生じやすくなる。
本発明は、電池パックを収納した状態における接触不良を低減することができる電池パック保持機構およびそれを備えた電子装置を提供することを目的とする。
本発明の電池パック保持機構は、端部にコネクタを備える電池パックを保持可能な電池パック保持機構であって、前記コネクタの電極と電気的に接続される端子電極が配置され、一対の側壁に沿って挿入することで前記電池パックを収納可能な電池パック収納部と、前記電池パック収納部に収納された前記電池パックを保持可能な保持部材とを備え、前記保持部材は、前記端子電極の近傍における前記一対の側壁の内部に配置され、前記電池パックを挿脱する挿脱方向に対し直交し、前記電池パックの外周を構成する相対向する面に向かってそれぞれ突出する一対の挟持部を有することを特徴とする。
本発明の電子装置は、電池パックから供給された電力で能動状態となる電子部品と、前記電子部品を実装する回路基板と、前記電池パックを保持可能な電池パック保持機構とを備え、前記電池パック保持機構は、前記コネクタの電極と電気的に接続される端子電極が配置され、一対の側壁に沿って挿入することで前記電池パックを収納可能な電池パック収納部と、前記電池パック収納部に収納された前記電池パックを保持可能な保持部材とを備え、前記保持部材は、前記端子電極の近傍における前記一対の側壁の内部に配置され、前記電池パックを挿脱する挿脱方向に対し直交し、前記電池パックの外周を構成する相対向する面に向かってそれぞれ突出する一対の挟持部を有することを特徴とする。
本発明によれば、電池パックを収納した状態において、機器の本体側コネクタと電池パック側コネクタとの摺動による磨耗を低減することができるため、摩耗による接触不良、および接触不良による発熱を抑制できる電池パック保持機構およびそれを備えた電子装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置の斜視図 電池パック保持機構の模式図 本発明の実施の形態に係る電池パックの斜視図 本発明の実施の形態に係る電池パック5を保持する機構の斜視図 本発明の他の実施の形態に係る本体内部における電池パック収納部近傍の斜視図 本発明の他の実施の形態に係る電池パック収納部に、電池パックが完全に収納された状態を示す斜視図 本発明の他の実施の形態に係る電池パックが一部挿入された電池パック収納部の状態を示す平面図 本発明の他の実施の形態に係る電池パックが図5Bに示す状態よりもさらに挿入された電池パック収納部の状態を示す平面図 本発明の他の実施の形態に係る電池パックが完全に挿入された電池パック収納部の状態を示す平面図 本発明の別の実施の形態に係る本体内部における電池パック収納部近傍の斜視図 従来のカメラの電池保持機構の断面図
本発明の電池パック保持機構は、端部にコネクタを備える電池パックを保持可能な電池パック保持機構であって、前記コネクタの電極と電気的に接続される端子電極が配置され、一対の側壁に沿って挿入することで前記電池パックを収納可能な電池パック収納部と、前記電池パック収納部に収納された前記電池パックを保持可能な保持部材とを備え、前記保持部材は、前記端子電極の近傍における前記一対の側壁の内部に配置され、前記電池パックを挿脱する挿脱方向に対し直交し、前記電池パックの外周を構成する相対向する面に向かってそれぞれ突出する一対の挟持部を有する。
本発明の電池パック保持機構および電子装置は、上記構成を基本として、種々の態様をとることができる。
本発明の電池パック保持機構において、前記保持部材は、前記電池パック収納部に対する前記電池パックの挿入向きに対して、前記電池パック収納部の外部から内部向きに傾斜した第1傾斜部と、前記電池パックの挿入向きに前記第1傾斜部が形成された位置より前方に、前記電池パック収納部の内部から外部向きに傾斜した第2傾斜部とを有し、前記挟持部は、前記第1傾斜部と、前記第2傾斜部との間に形成され、前記第1傾斜部と前記挟持部との境界部が、前記端子電極における前記電池パック収納部の内部方向に突出した端部よりも、前記電池パックを前記電池パック収納部に収納する収納口側に配置される構成とすることができる。この構成により、電池パックの位置調整および傾き調整が完了した後に、電池パックのコネクタの電極と端子電極とを接続させることができる。このため、電池パックが電池パック収納部に収納された状態において、電池パックのコネクタにおける電極と端子電極との間で衝撃等による摺動の発生を低減することができ、摺動によるコネクタ及び/または端子電極がの摩耗に起因する接触不良を抑制することができる。
本発明の電池パック保持機構において、前記保持部材は、前記一対の挟持部を連結する連結部を有する構成とすることができる。この構成により、一対の挟持部を電池パック収納部に対して均一に架張することができ、一対の挟持部それぞれの位置調整および傾き調整の精度を上げることができる。さらに、保持部材は一対の挟持部を連結して1つの部材とすることができるため、部品点数を減らすことができ、以ってコストを下げることができる。
本発明の電子装置は、電池パックから供給された電力で能動状態となる電子部品と、前記電子部品を実装する回路基板と、前記電池パックを保持可能な電池パック保持機構とを備え、前記電池パック保持機構は、コネクタの電極と電気的に接続される端子電極が配置され、一対の側壁に沿って挿入することで前記電池パックを収納可能な電池パック収納部と、前記電池パック収納部に収納された前記電池パックを保持可能な保持部材とを備え、前記保持部材は、前記端子電極の近傍における前記一対の側壁の内部に配置され、前記電池パックを挿脱する挿脱方向に対し直交し、前記電池パックの外周を構成する相対向する面に向かってそれぞれ突出する一対の挟持部を有するものである。
本発明の電子装置において、前記保持部材は、前記電池パック収納部に対する前記電池パックの挿入向きに対して、前記電池パック収納部の外部から内部向きに傾斜した第1傾斜部と、前記電池パックの挿入向きに前記第1傾斜部が形成された位置より前方に、前記電池パック収納部の内部から外部向きに傾斜した第2傾斜部とを有し、前記挟持部は、前記第1傾斜部と、前記第2傾斜部との間に形成され、前記第1傾斜部と前記挟持部との境界部が、前記端子電極における前記電池パック収納部の内部方向に突出した端部よりも、前記電池パックを前記電池パック収納部に収納する収納口側に配置される構成とすることができる。この構成により、電池パックの位置調整および傾き調整が完了した後に、電池パックのコネクタの電極と端子電極とを接続させることができる。このため、電池パックが電池パック収納部に収納された状態において、電池パックのコネクタにおける電極と端子電極との間で衝撃等による摺動の発生を低減することができ、摺動によるコネクタ及び/または端子電極がの摩耗に起因する接触不良を抑制することができる。
本発明の電子装置において、前記保持部材は、前記一対の挟持部を連結する連結部を有する構成とすることができる。この構成により、一対の挟持部を電池パック収納部に対して均一に架張することができ、一対の挟持部それぞれの位置調整および傾き調整の精度を上げることができる。さらに、保持部材は一対の挟持部を連結して1つの部材とすることができるため、部品点数を減らすことができ、以ってコストを下げることができる。
本発明の電子装置において、前記電池パックは、前記挟持部が嵌合可能な嵌合凹部を備えた構成とすることができる。この構成により、電池パックを、その挿入方向に対して直交する方向の変位を規制することができる。したがって、電池パックを正規の位置へ位置決めすることができ、確実にコネクタと端子電極とを接続することができる。
本発明の電子装置において、前記電池パックは、前記挟持部を前記嵌合凹部へ案内可能な案内溝を備えた構成とすることができる。この構成により、電池パックを、その挿入方向に対して直交する方向の変位を規制することができる。したがって、電池パックを正規の位置へ位置決めすることができ、確実にコネクタと端子電極とを接続することができる。
なお、本発明の電子装置における「電子部品が能動状態」とは、電子装置が例えば所望の情報信号を処理する情報処理回路を備える情報処理装置では、情報処理回路が情報を処理する状態に相当する。また、電子装置が例えば視認信号に応じて視認情報を映像化する映像装置では、映像装置が備える表示パネルに通電し映像を表示する状態に相当する。すなわち、電子装置が電池パックから供給された電力で所定の動作をする状態に相当する。
(実施の形態)
〔1.電池パック保持機構の概要〕
本実施の形態にかかる電池パック保持機構は、保持部材で電池パックを挟持することで電池パックを保持することができることを、構成上の主な特徴とする。
図1は、情報処理装置本体(以下、本体と称する)1及び電池パック5の斜視図である。図2は、図1における電池パック収納部4近傍の模式図である。図1は、電池パック保持機構に電池パックを保持する前の状態を示す。図2は、電池パック保持機構に電池パックを保持した状態を示す。
図2に示すように、本体1は、保持部材40a及び40bを備えている。保持部材40a及び40bは、電池パック5を本体1内に収納した状態において、電池パック5の一対の側面を挟持することで、電池パック5を保持することができる。保持部材40a及び40bは、弾性変形可能な例えば線材で形成されている。保持部材40a及び40bは、電池パック5を保持している状態において互いに離反する方向へ変形され、元に戻ろうとする力により電池パック5を保持している。このような構成とすることにより、電池パック5の収納状態において不意に蓋体3が開いてしまったとしても、電池パック5が自重により電池パック保持機構から離脱することを防ぐことができる。
また、電池パック5に備わるテープ11を把持し、矢印Bに示す方向へ引っ張ることで、電池パック5を、本体1の筐体1aに形成された開口部1bを介して取り出すことができる。
また、保持部材40a及び40bは、電池パック5の挿入方向に対して間隙が狭まるように構成しているため、電池パック5を保持する際に、電池パック5に備わる電池側コネクタ12を本体1に備わる本体側コネクタ(不図示)に確実に接続できる位置の方向へ、電池側コネクタ12をガイドすることができる。すなわち、電池パック5を電池パック収納部4に挿入する過程において、図3に示した電池パック5の一対の側面13a及び13bと電池パック5の前面16とで構成する角部と、保持部材40a及び40bとが当接する。これにより、電池側コネクタ12と本体側コネクタとが電気的に接続するように、電池パック5の移動をガイドすることができる。
〔2.電池パック保持機構の具体構成〕
図1は、本実施の形態にかかる電子装置の一例である情報処理装置の斜視図である。本体1は、モニタ2を備えている。モニタ2は、例えばタッチパネル式ディスプレイで構成されている。操作者は、スタイラスペン(図示せず)や指等をモニタ2の表示面に接触させることにより、所望の情報信号を入力することができる。本体1は、入力された情報信号に基づいて視認信号を生成して、モニタ2に表示することができる。また、本体1は、操作ボタン(図示せず)を備えた構成とすることができる。
本体1は、側面に、電池パック収納部4を備えている。
電池パック収納部4は、電池パック5を収納可能である。電池パック収納部4は、電池パック5の挿入方向とモニタ2の表示面の面方向とが略平行となる姿勢で、本体1内に配置されている。
電池パック5は、矢印Aに示す向きに電池パック収納部4に挿入可能である。また、電池パック収納部4に収納された電池パック5は、矢印Bに示す向きに引き出されることにより、電池パック収納部4から取り外し可能である。ここで、電池パック5は、電池単体、または複数の電池が収納されたケースを含む。
蓋体3は、電池パック収納部4における本体1の表面部分に配置されている。蓋体3は、本体1の側面に配されている。蓋体3を本体1の側面に備えるとともに、電池パック収納部4は電池パック5の挿入方向とモニタ2の表示面の面方向とが略平行となる姿勢で本体1内に配置することで、本体1の薄型化を達成できる。蓋体3は、電池パック収納部4の開口部を開閉可能である。
図3は、電池パック5の斜視図である。電池パック5は、テープ11、電池側コネクタ12を備えている。
テープ11は、図1に示す矢印Bに示す向きに電池パック収納部4から電池パック5を引き出す際に、使用者が把持する部分である。すなわち、テープ11は、電池パック5が電池パック収納部4に収納されている状態において、電池パック収納部4または本体1から突出する。テープ11は、電池パック5が電池パック収納部4または本体1に収納されている状態における、テープ11の電池パック収納部4または本体1からの突出量は、使用者により例えば指先で把持可能な突出量とすることが好ましい。また、テープ11は、電池パック5が電池パック収納部4に収納されている時には、電池パック5の側面に沿って電池パック収納部4内で折り曲げ可能であることが好ましい。テープ11は、折り曲げ可能な材料で形成されていることが好ましく、材質としては屈曲性と耐引っ張り性を有する例えば布やプラスティックが好適である。
電池側コネクタ12は、電池パック5の端部に配されている。電池側コネクタ12は、電極12bを備えている。電極12bは、電池パック収納部4に内蔵された端子電極と電気的に接続(以下、接続という)可能である。電極12bは、電池側コネクタ12に形成された複数の凹部と、凹部内に備わる電極パターンとを含む。凹部は、本体側コネクタ22の端子電極を挿脱可能な大きさを有する。電池パック5は、電池側コネクタ12における電極12bと、本体側コネクタ22の端子電極とが接続することにより、本体1に電力を供給することができる。
図4は、電池パック保持機構の概略図である。なお、図4において、電池パック5を保持する機構を説明するために、詳細な構成の図示を省略している。電池パック5は、前面16が挿入方向(矢印Aに示す方向)の前側となる姿勢で、電池パック収納部4に挿入される。電池パック5の側面13aには、案内溝14aが形成されている。側面13bには、案内溝14bが形成されている。以下、矢印Aに示す向きを「電池パック5の挿入向き」と称する。また、電池パック収納部4の開口側に対して奥側を「矢印Aの前方」と称する。
保持部材31は、電池パック5を保持することができる。保持部材31は、電池パック5の挿脱方向に対して平行に配置された第1保持部材31aおよび第2保持部材31bを有する。
第1保持部材31aは、第1傾斜部34a、第2傾斜部37a、挟持部35aを有する。第1傾斜部34aは、矢印Aに示す向きに対して、電池パック収納部4の外部から内部向きに傾斜した部分である。第2傾斜部37aは、第1傾斜部34aが形成された位置より矢印Aの前方において、電池パック収納部4の内部から外部向きに傾斜した部分である。挟持部35aは、第1傾斜部34aと第2傾斜部37aとの間に形成され、電池パック5と当接可能な部分である。境界部36aは、挟持部35aと第1傾斜部34aとの接点である。
第2保持部材31bは、第1傾斜部34b、第2傾斜部37b、挟持部35bを有する。第1傾斜部34bは、矢印Aに示す向きに対して、電池パック収納部4の外部から内部向きに傾斜した部分である。第2傾斜部37bは、第1傾斜部34bが形成された位置より前方において、電池パック収納部4の内部から外部向きに傾斜した部分である。挟持部35bは、第1傾斜部34bと第2傾斜部37bとの間に形成され、電池パック5と当接可能な部分である。境界部36bは、挟持部35bと第1傾斜部34bとの接点である。
なお、第1傾斜部34a、34bおよび第2傾斜部37a、37bは、電池パック収納部4の内部から外部に跨って配置されていてもよいし、電池パック収納部4の内部に配置されていてもよい。
挟持部35aと挟持部35bは、電池パック収納部4の収納側壁25a及び25b(図5A等参照)に対して面対称に形成されている。具体的には、挟持部35aと挟持部35bは、電池パック5の側面13a、13bに平行な面に対して、面対称に配置されている。挟持部35aと挟持部35bは、電池パック5に当接することにより、電池パック5を挟持する。
電池パック5を電池パック収納部4に挿入すると、まず、第1傾斜部34a及び34bと電池パック5の前面16とが当接する。電池パック5をさらに挿入方向へ移動させると、第1保持部材31a及び第2保持部材31bは、前面16によって電池パック収納部4の外側に押圧されて、変位する。電池パック5をさらに挿入方向へ移動させると、挟持部35aが案内溝14aに嵌まり込み、挟持部35bが案内溝14bに嵌り込む。
第1保持部材31a、第2保持部材31bは、電池パック収納部4の外側に変位することにより、電池パック収納部4の内側に向かって押圧する力が生じる。挟持部35a、35bには電池パック5を挟持する力が生じる。したがって、電池パック5は、挟持部35aが案内溝14aに嵌り込み、挟持部35bが案内溝14bに嵌まり込んだ状態で、安定して電池パック収納部4に保持される。
なお、挟持部35a、35bの形状は、本実施の形態では図4に示すように直線状(案内溝14a及び14bに線接触する形状)としたが、直線状に限定しない。挟持部35a、35bは、少なくとも電池パック5を挟持可能な形状であればよい。挟持部35a、35bは、例えば、電池パック収納部4の内側にV字状に突出する形状(案内溝14a及び14bに点接触する形状)であってもよい。また、少なくとも挟持部35a、35bにより電池パック5を保持することができれば、電池パック5の側面13a、13bには、案内溝14a及び14bが無くてもよい。
また、前述したように、本実施の形態では挟持部35a及び35bは、矢印Aの方向に互いの間隙が狭まる形状とすることで、電池側コネクタ12と本体側コネクタ22(後述)とが確実に接続できる位置に、電池パック5をガイドすることができる。本実施の形態では、挟持部35a及び35bは、収納側壁に対して面対称の形状とすることで、矢印Aに示す方向(電池パック5の挿入方向)に対して直交する面の面方向にセンタリング(図2における矢印C、Dに示す方向と、矢印E,Fに示す方向)することができる。これにより、電池パック収納部4に電池パック5を挿入及び引き出す際に、電池パック5に印加される挟持部35a及び35bの付勢力が電池パック5の回動方向(図2の矢印Bを中心軸とする回動方向)に作用することを抑制することができる。したがって、電池パック側コネクタ12と本体側コネクタとの揺動に起因する摩耗や当接等を防止することができるため、好ましい。
〔3.電池パック保持機構の他の実施形態〕
図5Aは、本体1内部における電池パック収納部4近傍の構成をより詳細に示した斜視図である。なお、図5Aは、見易さを考慮して、矢印Aに示す向きに電池パック5の一部が電池パック収納部4に挿入された状態を示す。また、図5Aは、見易さを考慮して、一部の部品の図示を省略している。図5Bは、電池パック5が電池パック収納部4に収納された状態を示す斜視図である。図6、図7、図8は、それぞれ電池パック5が電池パック収納部4に収納される際の本体側コネクタ近傍の要部平面図である。
図5Aにおいて、最深部21は、電池パック5が電池パック収納部4に完全に収納された際に、電池パック5の前面16が接触する電池パック収納部4の箇所である。載置台27は、本体側コネクタ22(図6参照)が載置される。本体側コネクタ22(図6参照)は、支持部23a、23bを備えている。支持部23a、23bは、載置台27に形成されている。支持部23a、23bは、ネジ孔24a、24bが形成されている。本体側コネクタ22(図6参照)は、ネジ孔24aにねじ28a(図6参照)を螺結し、ネジ孔24bにねじ28b(図6参照)を螺結することにより、載置台27に支持されている。
収納部側壁25a、25bは、電池パック収納部4内において、電池パック5を案内する。端部支持部26aは、収納部側壁25aに形成されている。端部支持部26bは、収納部側壁25bに形成されている。端部支持部26a及び26bは、保持部材31の一対の曲げ部38a、38bが係止可能である。端部支持部26a、26bは、本実施の形態では板状である。
第1保持部材31a及び第2保持部材31b(以下、両者を保持部材31と称す)は、金属の線状部材で形成されている。第1保持部材31aは、背面27a及び側壁25aの外側から、電池パック収納部4の内側に向かって配されている。第2保持部材31bは、背面27a及び側壁25bの外側から、電池パック収納部4の内側に向かって配されている。背面27aは、載置台27における最深部21の反対面である。
第1保持部材31aは、端部32aと、巻線部33aと、第2傾斜部37aと、挟持部35aと、第1傾斜部34aと、曲げ部38aとを有する。巻線部33aは、線状部材が円周状または螺旋状に巻かれて形成されている。巻線部33aは、支持部23aに嵌め込まれている。巻線部33aが支持部23aに嵌め込まれることにより、第1保持部材31aが本体1の内部に支持されている。巻線部33aから延出した2つの端部は、互いに略直交する方向へ延出している。2つの端部のうち一方の端部32aは、背面27aに当接、または背面27aの近傍に位置している。線状部材の他方の端部は、巻線部33a側から順に、第2傾斜部37a、挟持部35a、第1傾斜部34aおよび曲げ部38aが形成されている。
端部32aは、第1保持部材31aが支持部23aに支持された際に、載置台27の背面27aに係止可能である。巻線部33aは、端部32aが背面27aに係止された状態で、挟持部35aを矢印Cに示す向きに付勢している。
第1傾斜部34a、挟持部35a、および第2傾斜部37aの基本的構成は、図4に示した構成と同様である。ただし、図4等に示す実施形態においては、挟持部35aは、直線状でなく、V字状である。つまり、第1傾斜部34aと、挟持部35aと第2傾斜部37aとでV字形状を構成している。この形状において、境界部36aの位置は、挟持部35aの位置とほぼ一致する。挟持部35aは、本体側コネクタ22の近傍に配置されている。
曲げ部38aは、第1傾斜部34aから延在して、端部支持部26aに係止可能なように曲げられて形成されている。第1保持部材31aは、端部支持部26aに曲げ部38aが係止されると共に、背面27aに端部32aが係止されることにより、巻線部33aにより付勢される向き(矢印Cに示す向き)に変位することが阻止される。第1保持部材31aは、自身の付勢力により、曲げ部38aが端部支持部26aに当接しているため、その反対向き(矢印Dに示す向き)に変位可能である。このため、挟持部35aは、矢印Dに示す向きに変位可能である。
第2保持部材31bは、端部32bと、巻線部33bと、第2傾斜部37bと、挟持部35bと、第1傾斜部34bと、曲げ部38bとを有する。巻線部33bは、線状部材が円周状または螺旋状に巻かれて形成されている。巻線部33bは、支持部23bに嵌め込まれている。巻線部33bが支持部23bに嵌め込まれることにより、第2保持部材31bが本体1の内部に支持されている。巻線部33bから延出した2つの端部は、互いに略直交する方向へ延出している。2つの端部のうち一方の端部32bは、背面27aに当接、または背面27aの近傍に位置している。線状部材の他方の端部は、巻線部33b側から順に、第2傾斜部37b、挟持部35b、第1傾斜部34bおよび曲げ部38bが形成されている。
端部32bは、第1保持部材31bが支持部23bに支持された際に、載置台27の背面27aに係止可能である。巻線部33bは、端部32bが背面27aに係止された状態で、挟持部35bを矢印Eに示す向きに付勢している。
第1傾斜部34b、挟持部35b、および第2傾斜部37bの基本的構成は、図4に示した構成と同様である。ただし、図4等に示す実施形態においては、挟持部35bは、直線状でなく、V字状である。つまり、第1傾斜部34bと、挟持部35bと第2傾斜部37bとでV字形状を構成している。この形状において、境界部36bの位置は、挟持部35bの位置とほぼ一致する。なお、見易さを考慮して、図5A〜図9は、挟持部35a、35bと境界部36a、36bの位置をずらして描画している。挟持部35bは、本体側コネクタ22の近傍に配置されている。
曲げ部38bは、第1傾斜部34bから延在して、端部支持部26bに係止可能なように曲げられて形成されている。第2保持部材31bは、端部支持部26bに曲げ部38bが係止されると共に、背面27aに端部32bが係止されることにより、巻線部33bにより付勢される向き(矢印Eに示す向き)に変位することが阻止される。第2保持部材31bは、自身の付勢力により、曲げ部38bが端部支持部26bと当接しているため、その反対向き(矢印Fに示す向き)に変位可能である。このため、挟持部35bは、矢印Fに示す向きに変位可能である。
図5Aに示すように、電池パック5の側面13a、13bには、凹部15a、15bが形成されている。凹部15aは、電池パック5が電池パック収納部4に完全に収納された際に、挟持部35aが嵌合可能である。凹部15bは、電池パック5が電池パック収納部4に完全に収納された際に、挟持部35bが嵌合可能である。
図5Bは、電池パック5が電池パック収納部4内に完全に収納された状態を示す斜視図である。図5Bに示す状態では、挟持部35aは、電池パック5の凹部15aに嵌合している。挟持部35bは、電池パック5の凹部15bに嵌合している。挟持部35a、35bが凹部15a、15bに嵌合することにより、電池パック5が電池パック収納部4に保持される。
この構成により、電池パック5を収納した状態において本体1が振動したとしても、挟持部35a、35bにより電池パック5が挟持されているため、電池パック収納部4に収納された電池パック5における電池側コネクタ12近傍の振動を抑制することができる。この結果、本体側コネクタ22の端子電極22bと電池側コネクタ12の電極12bとの摺動を少なくすることができ、端子電極22bおよび/または電極12bの磨耗を低減することができ、接触不良を撲滅することができる。
次に、電池パック5を電池パック収納部4に収納する過程について詳細に説明する。
図6は、電池パック5の前面16が電池パック収納部4に一部挿入されて、電池パック5と第1傾斜部34a、34bとが当接した状態を示す平面図である。
図6において、直線41は、電池パック収納部4の幅方向(電極12bの配列方向)の中心を示す線である。電池パック5を電池パック収納部4に収納する際、電池パック5の前面16の幅方向の両端部が第1傾斜部34a、34bにそれぞれ当接することで、電池パック5は、中心線と直線41とが重なる位置に変位される。これにより、電池側コネクタ12と本体側コネクタ22との接続する向きが揃う。したがって、電池パック5を電池パック収納部4に収納する際に、電極12bと端子電極22bとの摺動による摩擦力が生じなく、この摩擦力に起因する摩耗を抑制することが出来る。
図6に示すように、電池パック収納部4の幅寸法W2は、電池パック5の幅寸法W1より大きく形成されている。この結果、電池パック収納部4に電池パック5を挿入しやすくなるが、電池パック5が正規の位置(中心線と直線41とが重なる位置)から変位してしまう可能性がある。仮に、挟持部35a、35bを備えていない場合には、電池パック5は、電池パック収納部4に挿入される際に、例えば電池パック収納部4に対する摺動面4aに沿って平行にずれが生じ、中心線が破線42に示す位置へ変位することがある。また、電池パック5は、例えば摺動面4aに沿って回転してずれが生じ、中心線が一点鎖線43に示すように傾いた姿勢で電池パック収納部4に挿入される場合がある。なお、図6に示す破線42および一点鎖線43は、図面の見易さを考慮して、直線41に対する変位量を実際の変位量よりも大きく図示している。
電池パック5が、図6に示すように摺動面4aに沿って平行に矢印Cに示す方向にずれて、電池パック5の中心線が破線42と重なる位置に変位した場合には、本体側コネクタ22に対して電池側コネクタ12の位置が矢印Cに示す方向にずれる。本体側コネクタ22に対して電池側コネクタ12の位置がずれた状態で電池パック5が電池パック収納部4に収納され、電極12bの凹部に端子電極22bが挿入されると、電池側コネクタ12の電極12bおよび本体側コネクタ22の端子電極22bの矢印Cに示す側において摺動による摩擦力が大きくなる。したがって、電極12bおよび端子電極22bの磨耗が多くなり、電池側コネクタ12と本体側コネクタ22との間に接触不良が生じやすくなる。さらに、電池パック5を電池パック収納部4に収納する際、端子電極22bと電極12bの凹部との位置が完全にずれている場合には、端子電極22bのうち本体側コネクタ22から最も端部が突出する端子電極22cが電池側コネクタ12に衝突して、端子電極22cまたはそれを含む本体側コネクタ22が破損することがある。したがって、電池パック5と電池パック収納部4とが電気的な接続をし得なくなる。
また、電池パック5が傾いた姿勢(電池パック5の中心線が一点鎖線43と重なる姿勢)で電池パック収納部4に収納されると、電極12bは、矢印Dに示す側の側面および矢印Cに示す側の開口部において、摺動による摩擦力が大きくなる。また、端子電極22bは、先端および矢印Cに示す側の側面において、摺動による摩擦力が大きくなる。したがって、電極12bおよび端子電極22bの磨耗が多くなり、電池側コネクタ12と本体側コネクタ22との間に接触不良が生じやすくなる。さらに、電池パック5を電池パック収納部4に収納する際、端子電極22bが電池パック5の前面16に当接し、端子電極22bが曲がってしまうことがある。端子電極22bは、曲がってしまうと電極12bの凹部に挿入できなくなり、電池パック5と電池パック収納部4とが電気的な接続をし得なくなる。
本実施の形態においては、図6に示す状態から電池パック5を矢印Aに示す向きに移動させると、電池パック5における前面16の両端部が第1傾斜部34a及び34bを押圧する。これにより、第1傾斜部34aは、矢印Dに示す向きの力を受け、挟持部35aが矢印Dに示す向きに変位する。同様に、第1傾斜部34bは、矢印Fに示す向きの力を受け、挟持部35bが矢印Fに示す向きに変位する。すなわち、電池パック5が電池パック収納部4における摺動面4aの幅方向(図5Bの矢印CまたはDに示す方向)に中央からずれて挿入された場合に、2つの挟持部35a、35bから電池パック5に掛かる力に差が生じ、電池パック5を電池パック収納部4の幅方向中央に移動させる向きに力が掛かる。したがって、電池側コネクタ12の電極12bは、電池パック5が電池パック収納部4と電気的接続される際には、本体側コネクタ22の端子電極22bに対する相対位置が正しい位置に位置決めされる。
例えば、電池パック5が、その中心線が破線42(図6参照)と重なる位置にずれた姿勢で電池パック収納部4に挿入された場合には、電池パック5が第1傾斜部34bを押圧する力が第1傾斜部34aを押圧する力より大きくなる。このため、第1傾斜部34bから電池パック5に付勢される矢印Eに示す向きの力が、第1傾斜部34aから電池パック5に付勢される矢印Cに示す向きの力よりも大きくなる。したがって、電池パック5には、矢印Dに示す向きに力が掛かり、矢印Dに示す向きに変位する。電池パック5は、その中心線が直線41と重なる位置に変位することにより、正規の位置へ位置調整される。
また、電池パック5が、その中心線が一点鎖線43(図6参照)と重なる位置に傾いた姿勢で電池パック収納部4に挿入された場合には、電池パック5が第1傾斜部34aを押圧する力が第1傾斜部34bを押圧する力より大きくなる。このため、第1傾斜部34aから電池パック5に付勢される矢印Cに示す向きの力が、第1傾斜部34bから電池パック5に付勢される矢印Eに示す向きの力よりも大きくなる。したがって、電池パック5には、前面16側が矢印Cに示す方向に変位し、前面16の反対側が矢印Dに示す方向に変位する力が掛かり、電池パック5が回転する。電池パック5は、その中心線が直線41と重なる位置に変位することにより、電池パック5の傾きが調整され、正規の位置へ位置調整される。
したがって、電池側コネクタ12の電極12bと本体側コネクタ22の端子電極22bに摺動による摩擦力を低減することができ、磨耗を低減することができる。このため、電池側コネクタ12と本体側コネクタ22との接触不良を抑制することができる。
図7は、電池パック5が図6に示す位置からさらに電池パック収納部4の中へ挿入された状態を示す平面図である。電池パック5が図6に示す位置からさらに電池パック収納部4の中に挿入されると、挟持部35a及び35bは、電池パック5に押圧されて、図6に示す状態において挟持部35a及び35bにかかっていた力よりさらに大きな力が掛かる。挟持部35aは、矢印Dに示す向きに変位して、電池パック5の側面13aに当接する。挟持部35bは、矢印Eに示す向きに変位して、電池パック5の側面13bに当接する。この状態では、電池パック5は挟持部35a、35bで挟持されているため、電池パック5は電池パック収納部4の摺動面4aに対し平行方向にずれにくい。また挟持部35a、35bと本体側コネクタ22における最深部21側との離隔距離が短いため、電池パック5の回転方向のずれ量は、事実上無視し得る。
なお、挟持部35a、35bにより電池パック5が電池パック収納部4の中央への位置調整および傾き調整が完了した状態において、図7に示すように電池側コネクタ12の電極12bと本体側コネクタ22の端子電極22bとが接触していないことが好ましい。すなわち、図6に示すように、境界部36a、36bと載置台27の最深部21側との距離をL1、端子電極22bの端部の内最も突出している端子電極22cの端部と載置台27の最深部21側との距離をL2とすると、
L1>L2
であることが好ましい。つまり、境界部36a、36bが端子電極22bの何れの端部より、電池パック収納部4の開口側に配置されていることが好ましい。
電池パック5の位置調整および傾き調整が完了する前に、電池側コネクタ12の電極12bと本体側コネクタ22の端子電極22bとが接触すると、電極12bと端子電極22bとの摩擦が多くなり、摩耗する可能性が高くなる。このため、電池パック5の位置調整および傾き調整が完了した後に、電池側コネクタ12と本体側コネクタ22とが結合する場合よりも、電極12bと端子電極22bとの接触不良が生じやすくなる。
図8は、電池パック5が電池パック収納部4に完全に挿入された状態を示す平面図である。電池パック5は、図7に示す位置からさらに電池パック収納部4の中に挿入され、所定位置まで挿入されると前面16が最深部21と接する。前面16が最深部21に接したとき、あるいは前面16が最深部21の近傍に位置しているときに、挟持部35aが凹部15aに嵌合し、挟持部35bが凹部15bに嵌合する。挟持部35aが凹部15aに嵌合し、挟持部35bが凹部15bに嵌合することにより、電池パック5が電池パック収納部4内に保持される。
電池パック5が完全に電池パック収納部4に収納された状態において、本体1に衝撃が加わった場合あるいは本体1が振動した場合、電池パック5も電池パック収納部4内で、振動する。しかし、挟持部35a、35bが電池パック5の本体側コネクタ22の近傍を挟持しているため、電池パック5は、電池側コネクタ12付近における振動量が少ない。このため、電池側コネクタ12の電極12bと、本体側コネクタ22の端子電極22bとの微摺動磨耗を低減することができ、接触不良を生じ難くすることができる。
また、挟持部35a、35bが電池パック5を挟持するため、図1に示す蓋体3が不意に開いたとしても、電池パック5が落下しにくい。このため、落下による電池パック5の破損を防ぐことができる。また、電池パック5を落下しにくくしたことにより、本体1が動作中に電力の供給が遮断され、本体1内のメモリに一次記憶されたデータが消去されることを防ぐことができる。
次に、挟持部35a、35bによる電池パック5の保持が解除される動作について説明する。電池パック5を電池パック収納部4から取り出すために、例えば引出しテープ11(図5B参照)を図8の矢印Bに示す向きに引くと、電池パック5の凹部15aと第2傾斜部37aとが接触して、第2傾斜部37aに矢印Dに示す向きに力が加わる。第2傾斜部37aに掛かる力が挟持部35aに掛かる付勢力よりも大きければ、挟持部35aが矢印Dに示す向きに移動し、挟持部35aと凹部15aとの嵌合が解ける。
同様に、図8の矢印Bに示す向きに電池パック5を引くと、電池パック5の凹部15bと第2傾斜部37bとが接触して、第2傾斜部37bに矢印Fに示す向きに力が加わる。第2傾斜部37bに掛かる力が挟持部35bに掛かる付勢力よりも大きければ、挟持部35bが矢印Fに示す向きに移動し、挟持部35bと凹部15bとの嵌合状態が解除される。
挟持部35a、35bと凹部15a、15bとの嵌合状態が解除された場合でも、本体側コネクタ22の端子電極22bが電池側コネクタ12の電極12bと接触している状態では、挟持部35a、35bが電池パック5の側面13a、13bを挟持している。このため、電池パック5の摺動面4aに対する平行方向の位置ずれ、および挿脱方向に対する傾きのずれによる電極12bと端子電極22bとの微摺動磨耗及び/または破損を低減することができ、接触不良を抑制することができる。
〔4.実施の形態の効果、他〕
本実施の形態に係る情報処理装置は、挟持部35a、35bにより、電池パック5を電池パック収納部4に挿入する際に、電池パック収納部4に対して、電池パック5の位置ずれおよび挿脱方向との傾きのずれを調整することができる。また、挟持部35a、35bが電池パック5の電池側コネクタ12の近傍を挟持するため、電池パック5が電池パック収納部4に収納された状態において、本体1が振動して、電池パック5が振動しても、電池側コネクタ12付近における振動量を低減することができる。このため、電池側コネクタ12の電極12bと本体側コネクタ22の端子電極22bとの磨耗が減少し、電池側コネクタ12と本体側コネクタ22との間の接触不良を低減することができる。
図9は、本実施の形態に係る本体1内部における電池パック収納部近傍の別の構成を示す斜視図である。本実施の形態に係る本体1に供される電池パック収納部は、先の実施の形態に係る情報処理装置に供した電池パック収納部に対して、保持部材31における第1保持部材31aと第2保持部材31bが一体に形成されている点が異なり、その他の構成は、先の実施の形態に係る情報処理装置と同様である。本実施の形態に係る情報処理装置において、先の実施の形態に係る情報処理装置と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
保持部材31は、第1保持部材31aと第2保持部材31bとが連結部39により接合され、一体形成されている。保持部材31が一体形成されることにより、先の実施の形態に係る情報処理装置では2点あった部品を、1点に減らすことができる。したがって、装置の製造手数が減り、コストを抑えることができる。
さらに、第1保持部材31aと第2保持部材31bとが単一の部材で形成されるので、挟持部35a、35bに掛かるそれぞれの付勢力を均等にすることができる。このため、電池パック5の位置調整および挿脱方向からの傾き調整を精度よく行うことができ、電池側コネクタ12の電極12bと本体側コネクタ22の端子電極22bとの微摺動磨耗をより低減することができる。
上述の実施の形態に係る情報処理装置において、電池パック5を電池パック収納部4に完全に収納した場合に、本体1を振動させて、電池側コネクタ12の電極12bと本体側コネクタ22の端子電極22bとの微摺動磨耗の影響について調べた。挟持部35a、35bの位置を電池パック5の前面16が当接する最深部21から5mm離れた位置となるように保持部材31を形成した場合には、微摺動磨耗の影響はほとんどなかった。また、挟持部35a、35bの位置を最深部21から15mm離れた位置となるように保持部材31を形成した場合にも、微摺動磨耗の影響は少なかった。
上述したように、電池パック5が電池パック収納部4の中央への位置調整および傾き調整が完了した状態で、電池側コネクタ12の電極12bと本体側コネクタ22の端子電極22bにおける端部とが接触することを考慮すると、L1>L2の条件を満たすことで、電池側コネクタ12と本体側コネクタ22との電気的接続に際しての摩耗及び/または破損を抑制することが出来る。ただし、上記条件の下でL1とL2との関係は出来るだけL1=L2に近いことが望ましい。
なお、上述の実施の形態では、保持部材31が線状の金属である場合を例に説明した。しかし、本発明はこのような例に限定されず、保持部材31は可撓性樹脂などの復元弾性を有する材料であってもよい。また、保持部材31は板状であってもよい。保持部材31が板状である場合、巻線部33a、33bを形成せず、電池パック収納部4の外部に保持部材31を固定し、連結部39の長手方向から向きを変えるガイド部材を形成する構成にすることもできる。
また、上述の実施の形態では、電池パック5に凹部15a、15bを形成した構成にしたが、凹部15a、15bは必ずしも必要ではない。凹部15a、15bが形成されていない電池パック5において、挟持部35a、35bは、電池パック5の側面13a、13bを挟持するため、電池パック5を挿脱方向に固定することができる。ただし、凹部15a、15bが形成されていると、より強固に電池パック5を固定できると共に、電池パック5が電池パック収納部4に収納された状態で保持部材31の付勢力を弱めることが出来るため保持部材31の経時変化が軽減することができるので好ましい。
また、電池パック5の側面13a、13bにそれぞれ凹部15a、15bへ挟持部35a、35bを導く溝部を設ける構成にすることもできる。この構成により、挟持部35a、35bが溝部に嵌合して、電池パック5が挿入されるので、確実に挟持部35a、35bを凹部15a、15bへ導くことができる。
また、本実施の形態では、挟持部35a、35bは、電池パック収納部4の幅方向に相対する面に設ける構成を示したが、電池パック収納部4の高さ方向に相対する面に形成された構成にすることもできる。
また、電池パック5を電池パック収納部4から取り出すために引出しテープ11を電池パック5に配置した例を示したが、電池パック5を取り出すことができればどのような構成でもよい。例えば、電池パック5の背面(前面16の裏面)に引出し用の突起を設けてもよいし、電池パック5の上面(電池側コネクタ12が配置されている面)に凹部を設け、ユーザが指を引っ掛けて電池パック5を引出すことができるようにしてもよい。
また、実施の形態において、タブレット型の情報処理装置を例に説明したが、パーソナルコンピュータやデジタルカメラなど電池交換可能な情報処理装置に本願発明の電池パック保持機構を用いても同様の効果を得ることができる。
本実施の形態における電池パック5は、本発明の電池パックの一例である。本実施の形態における電池側コネクタ12は、本発明のコネクタの一例である。本実施の形態における本体側コネクタ22は、本発明の端子電極の一例である。本実施の形態における電池パック収納部4は、本発明の電池パック収納部の一例である。本実施の形態における保持部材31、保持部材40、第1の保持部材31a、および第2の保持部材31bは、本発明の保持部材の一例である。本実施の形態における挟持部35a,35bは、本発明の挟持部の一例である。本実施の形態における第1傾斜部34a、34bは、本発明の第1傾斜部の一例である。本実施の形態における第2傾斜部37a、37bは、本発明の第2傾斜部の一例である。本実施の形態における境界部36a、36bは、本発明の境界部の一例である。本実施の形態における連結部39は、本発明の連結部の一例である。本実施の形態における凹部14a、14bは、本発明の嵌合凹部の一例である。本実施の形態における案内溝15a、15bは、本発明の案内溝の一例である。
本実施の形態に関して、以下の付記を開示する。
(付記1)
端部にコネクタを備える電池パックを保持可能な電池パック保持機構であって、
前記コネクタの電極と電気的に接続される端子電極が配置され、一対の側壁に沿って挿入することで前記電池パックを収納可能な電池パック収納部と、
前記電池パック収納部に収納された前記電池パックを保持可能な保持部材とを備え、
前記保持部材は、前記端子電極の近傍における前記一対の側壁の内部に配置され、前記電池パックを挿脱する挿脱方向に対し直交し、前記電池パックの外周を構成する相対向する面に向かってそれぞれ突出する一対の挟持部を有する、電池パック保持機構。
(付記2)
前記保持部材は、
前記電池パック収納部に対する前記電池パックの挿入向きに対して、前記電池パック収納部の外部から内部向きに傾斜した第1傾斜部と、
前記電池パックの挿入向きに前記第1傾斜部が形成された位置より前方に、前記電池パック収納部の内部から外部向きに傾斜した第2傾斜部とを有し、
前記挟持部は、前記第1傾斜部と、前記第2傾斜部との間に形成され、
前記第1傾斜部と前記挟持部との境界部が、前記端子電極における前記電池パック収納部の内部方向に突出した端部よりも、前記電池パックを前記電池パック収納部に収納する収納口側に配置される、付記1記載の電池パック保持機構。
(付記3)
前記保持部材は、前記一対の挟持部を連結する連結部を有する、付記1または2に記載の電池パック保持機構。
(付記4)
電池パックから供給された電力で能動状態となる電子部品と、
前記電子部品を実装する回路基板と、
前記電池パックを保持可能な電池パック保持機構とを備え、
前記電池パック保持機構は、
コネクタの電極と電気的に接続される端子電極が配置され、一対の側壁に沿って挿入することで前記電池パックを収納可能な電池パック収納部と、
前記電池パック収納部に収納された前記電池パックを保持可能な保持部材とを備え、
前記保持部材は、前記端子電極の近傍における前記一対の側壁の内部に配置され、前記電池パックを挿脱する挿脱方向に対し直交し、前記電池パックの外周を構成する相対向する面に向かってそれぞれ突出する一対の挟持部を有する、電子装置。
(付記5)
前記保持部材は、
前記電池パック収納部に対する前記電池パックの挿入向きに対して、前記電池パック収納部の外部から内部向きに傾斜した第1傾斜部と、
前記電池パックの挿入向きに前記第1傾斜部が形成された位置より前方に、前記電池パック収納部の内部から外部向きに傾斜した第2傾斜部とを有し、
前記挟持部は、前記第1傾斜部と、前記第2傾斜部との間に形成され、
前記第1傾斜部と前記挟持部との境界部が、前記端子電極における前記電池パック収納部の内部方向に突出した端部よりも、前記電池パックを前記電池パック収納部に収納する収納口側に配置される、付記4記載の電子装置。
(付記6)
前記保持部材は、前記一対の挟持部を連結する連結部を有する、付記4または5に記載の電子装置。
(付記7)
前記電池パックは、前記挟持部が嵌合可能な嵌合凹部を備えた、付記4に記載の電子装置。
(付記8)
前記電池パックは、前記挟持部を前記嵌合凹部へ案内可能な案内溝を備えた、付記7に記載の電子装置。
本発明は、電池パックを電池パック収納部に収納した状態での、電池側コネクタと本体側コネクタとの微摺動磨耗を低減することにより、接触不良を低減することができるという効果を有し、電子装置に利用可能である。
1 情報処理装置本体
2 モニタ
3 蓋体
4 電池パック収納部
5 電池パック
11 引出しテープ
12 電池側コネクタ
12b 電極
13a、13b 側面
14 案内溝
15a、15b 凹部
16 前面
21 最深部
22 本体側コネクタ
22b、22c 端子電極
23a、23b 支持部
24a、24b 穴部
25a、25b 収納部側壁
26a、26b 端部支持部
27 載置台
27a 背面
28a、28b ねじ
31 保持部材
31a 第1保持部材
31b 第2保持部材
32a、32b 端部
33a、33b 巻線部
34a、34b 第1傾斜部
35a、35b 挟持部
36a、36b 境界部
37a、37b 第2傾斜部
38a、38b 曲げ部
39 連結部

Claims (8)

  1. 端部にコネクタを備える電池パックを保持可能な電池パック保持機構であって、
    前記コネクタの電極と電気的に接続される端子電極が配置され、一対の側壁に沿って挿入することで前記電池パックを収納可能な電池パック収納部と、
    前記電池パック収納部に収納された前記電池パックを保持可能な保持部材とを備え、
    前記保持部材は、前記端子電極の近傍における前記一対の側壁の内部に配置され、前記電池パックを挿脱する挿脱方向に対し直交し、前記電池パックの外周を構成する相対向する面に向かってそれぞれ突出する一対の挟持部を有する、電池パック保持機構。
  2. 前記保持部材は、
    前記電池パック収納部に対する前記電池パックの挿入向きに対して、前記電池パック収納部の外部から内部向きに傾斜した第1傾斜部と、
    前記電池パックの挿入向きに前記第1傾斜部が形成された位置より前方に、前記電池パック収納部の内部から外部向きに傾斜した第2傾斜部とを有し、
    前記挟持部は、前記第1傾斜部と、前記第2傾斜部との間に形成され、
    前記第1傾斜部と前記挟持部との境界部が、前記端子電極における前記電池パック収納部の内部方向に突出した端部よりも、前記電池パックを前記電池パック収納部に収納する収納口側に配置される、請求項1記載の電池パック保持機構。
  3. 前記保持部材は、前記一対の挟持部を連結する連結部を有する、請求項1または2に記載の電池パック保持機構。
  4. 電池パックから供給された電力で能動状態となる電子部品と、
    前記電子部品を実装する回路基板と、
    前記電池パックを保持可能な電池パック保持機構とを備え、
    前記電池パック保持機構は、
    前記電池パックのコネクタの電極と電気的に接続される端子電極が配置され、一対の側壁に沿って挿入することで前記電池パックを収納可能な電池パック収納部と、
    前記電池パック収納部に収納された前記電池パックを保持可能な保持部材とを備え、
    前記保持部材は、前記端子電極の近傍における前記一対の側壁の内部に配置され、前記電池パックを挿脱する挿脱方向に対し直交し、前記電池パックの外周を構成する相対向する面に向かってそれぞれ突出する一対の挟持部を有する、電子装置。
  5. 前記保持部材は、
    前記電池パック収納部に対する前記電池パックの挿入向きに対して、前記電池パック収納部の外部から内部向きに傾斜した第1傾斜部と、
    前記電池パックの挿入向きに前記第1傾斜部が形成された位置より前方に、前記電池パック収納部の内部から外部向きに傾斜した第2傾斜部とを有し、
    前記挟持部は、前記第1傾斜部と、前記第2傾斜部との間に形成され、
    前記第1傾斜部と前記挟持部との境界部が、前記端子電極における前記電池パック収納部の内部方向に突出した端部よりも、前記電池パックを前記電池パック収納部に収納する収納口側に配置される、請求項4記載の電子装置。
  6. 前記保持部材は、前記一対の挟持部を連結する連結部を有する、請求項4または5に記載の電子装置。
  7. 前記電池パックは、前記挟持部が嵌合可能な嵌合凹部を備えた、請求項4または5に記載の電子装置。
  8. 前記電池パックは、前記挟持部を前記嵌合凹部へ案内可能な案内溝を備えた、請求項7に記載の電子装置。
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