JP2021057280A - 流路構造の製造方法、発電セルの製造方法、流路構造の中間体 - Google Patents

流路構造の製造方法、発電セルの製造方法、流路構造の中間体 Download PDF

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Abstract

【課題】反応ガス流路を低コストで簡単且つ効率的に形成する。【解決手段】燃料電池16の流路形成体44は、ガス拡散層42に接合される本体部50と、反応ガス流路58が内側に形成される流路溝52とを有する。本体部50は、流路溝52によって分断されることで複数個の分断部56を有する。セパレータ32の少なくとも流路形成体44に臨む部分は平坦である。流路形成体44とガス拡散層42との接合体である流路構造10の製造方法は、導電性部材48に流路溝52と分断部56と複数個の分断部56を連結する連結部72とを形成して分断部連結体74を得る分断部連結体形成工程と、分断部連結体74と導電性多孔質体46とを接合して中間体92を得る接合工程と、中間体92の連結部72を除去するトリミング工程とを有する。【選択図】図7

Description

本発明は、電解質膜・電極構造体のガス拡散層とセパレータとの間に介在して反応ガス流路を形成する流路形成体とガス拡散層との接合体である流路構造の製造方法、流路構造を備える発電セルの製造方法及び流路構造の中間体に関する。
例えば、特許文献1には、電解質膜の両側に電極を配設した電解質膜・電極構造体(MEA)を、金属製のセパレータによって挟持した燃料電池が開示されている。この燃料電池では、電解質膜・電極構造体に供給する反応ガスが流通する反応ガス流路がセパレータに設けられている。反応ガス流路をセパレータに設ける場合、反応ガス流路の形状に応じたキャビティを有する金型を用いて、セパレータをプレス成形することが行われている。
特許第4948823号公報
上記のようにセパレータにプレス成形を行う場合、反応ガス流路の形状に応じた複雑な形状の金型を用意する必要があるが、複雑な形状の金型は高額であるとともに寿命が短い。このため、反応ガス流路を形成するためのコストが増大する懸念がある。
そこで、本発明は、反応ガス流路を低コストで簡単且つ効率的に形成することが可能な流路構造の製造方法、発電セルの製造方法及び流路構造の中間体を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、ガス拡散層を有する電極が電解質膜の両側に配設された電解質膜・電極構造体と、前記電解質膜・電極構造体を挟む金属製のセパレータと、前記ガス拡散層及び前記セパレータの間に介在して反応ガス流路を形成する流路形成体と、を有し、前記セパレータの少なくとも前記流路形成体に臨む部分が平坦である燃料電池に用いられる、流路構造の製造方法であって、前記流路構造は、前記流路形成体と前記ガス拡散層との接合体であり、前記流路形成体は、前記ガス拡散層の接合面に接合される本体部と、該本体部を厚さ方向に貫通するとともに前記接合面に沿って前記本体部の一端から他端に亘って延在し、前記反応ガス流路が内側に形成される流路溝と、を備え、前記本体部は、前記流路溝によって分断されることで形成される複数個の分断部を有し前記流路構造の製造方法は、前記流路形成体の材料である板状の導電性部材に、前記流路溝と、複数個の前記分断部と、前記流路溝の延在方向の少なくとも一端側で複数個の前記分断部を連結する連結部と、を形成することで分断部連結体を得る分断部連結体形成工程と、前記分断部連結体の少なくとも前記分断部と、前記ガス拡散層又は前記ガス拡散層の材料である導電性多孔質体とを接合して中間体を得る接合工程と、前記中間体の前記連結部を除去するトリミング工程と、を有する。
本発明の別の一態様は、ガス拡散層を有する電極が電解質膜の両側に配設された電解質膜・電極構造体と、前記電解質膜・電極構造体を挟む金属製のセパレータと、前記ガス拡散層及び前記セパレータの間に介在して反応ガス流路を形成する流路形成体と、を有し、前記セパレータの少なくとも前記流路形成体に臨む部分が平坦である燃料電池に用いられる流路構造を備えた、発電セルの製造方法であって、前記流路構造は、前記流路形成体と前記ガス拡散層との接合体であり、前記流路形成体は、前記ガス拡散層の接合面に接合される本体部と、該本体部を厚さ方向に貫通するとともに前記接合面に沿って前記本体部の一端から他端に亘って延在し、前記反応ガス流路が内側に形成される流路溝と、を備え、前記本体部は、前記流路溝によって分断されることで複数個の分断部を有し、前記発電セルの製造方法は、前記流路形成体の材料である板状の導電性部材を部分的に切除して、前記流路溝と、前記分断部と、前記流路溝の延在方向の少なくとも一端側で複数個の前記分断部を連結する連結部と、を形成することで分断部連結体を得る分断部連結体形成工程と、前記分断部連結体の少なくとも前記分断部と、前記ガス拡散層又は前記ガス拡散層の材料である導電性多孔質体とを接合して中間体を得る接合工程と、前記中間体の前記連結部を除去して前記流路構造を得るトリミング工程と、前記流路構造を有する前記電解質膜・電極構造体を前記セパレータで挟む組立工程と、を有する。
本発明のまた別の一態様は、ガス拡散層を有する電極が電解質膜の両側に配設された電解質膜・電極構造体と、前記電解質膜・電極構造体を挟む金属製のセパレータと、前記ガス拡散層及び前記セパレータの間に介在して反応ガス流路を形成する流路形成体と、を有し、前記セパレータの少なくとも前記流路形成体に臨む部分が平坦である燃料電池に用いられる、流路構造の中間体であって、前記流路構造は、前記流路形成体と前記ガス拡散層の接合体であり、前記流路形成体は、前記ガス拡散層の接合面に接合される本体部と、該本体部を厚さ方向に貫通するとともに前記接合面に沿って前記本体部の一端から他端に亘って延在し、前記反応ガス流路が内側に形成される流路溝と、を備え、前記本体部は、前記流路溝によって分断されることで複数個の分断部を有し、前記流路溝の中間体は、前記流路溝と、前記分断部と、前記流路溝の延在方向の少なくとも一端側で複数個の前記分断部を連結する連結部と、を有する導電性の分断部連結体と、前記分断部連結体の少なくとも前記分断部と接合された、前記ガス拡散層又は前記ガス拡散層の材料である導電性多孔質体と、を備える。
この流路構造を備える燃料電池では、セパレータとガス拡散層との間に介在する流路形成体により反応ガス流路が形成されるため、セパレータの少なくとも流路形成体に臨む部分を平坦にすることができる。つまり、本発明によれば、セパレータに反応ガス流路をプレス成形するための複雑な形状の金型を用意することを回避でき、これによって、反応ガス流路の形成コストを低減できる。
流路形成体とガス拡散層との接合体である流路構造は、分断部連結体を有する中間体を介して形成される。分断部連結体は、流路形成体の材料である板状の導電性部材に対し、流路溝と、分断部と、流路溝の延在方向の少なくとも一端側で複数個の分断部を連結する連結部とを設けることで形成される。
分断部連結体の少なくとも分断部をガス拡散層又はガス拡散層の材料である導電性多孔質体に接合することで中間体が形成される。この際、連結部によって、複数個の分断部のそれぞれの相対位置が維持されることで、複数個の分断部を一体に取り扱うことができるため、分断部連結体を用いて容易且つ効率的に中間体を得ることができる。
この中間体の連結部を除去することで流路構造が形成される。この際、中間体では、複数個の分断部がガス拡散層又は導電性多孔質体に接合されているため、複数個の分断部のそれぞれと、ガス拡散層又は導電性多孔質体との相対位置を維持したまま、連結部を除去して容易に流路構造を得ることができる。
これらから、本発明によれば、例えば、複数個の分断部を、それぞれの配置を調整しながら個別にガス拡散層に接合して流路構造を形成するような場合に比して、流路構造を容易且つ効率的に形成すること、ひいては、反応ガス流路を容易且つ効率的に形成することができる。
本発明の実施形態に係る発電セルの製造方法を適用して得られる発電セルを備える燃料電池の概略全体斜視図である。 図1の燃料電池の発電セルの分解斜視説明図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 図2の電解質膜・電極構造体の矢印A2側の面の説明図である。 図5Aは、導電性部材の第1切除箇所及び第2切除箇所を説明する概略説明図であり、図5Bは、第1切除箇所を切除する第1切断刃を装着した切断装置を説明するための要部概略説明図であり、図5Cは、第2切除箇所を切除する第2切断刃を装着した切断装置を説明するための要部概略説明図である。 図6Aは、接合前の分断部連結体及び導電性多孔質体の概略説明図であり、図6Bは、中間体の概略説明図である。 図7Aは、中間体の第1切断線及び第2切断線を説明する概略説明図であり、図7Bは、図7AのVIIB−VIIB線方向視において第1切断線で中間体を切断する第3切断刃を装着した切断装置を説明する要部概略説明図であり、図7Cは、図7AのVIIC−VIIC線方向視において第2切断線で中間体を切断する第4切断刃を装着した切断装置を説明する要部概略説明図であり、図7Dは、流路構造の概略説明図である。
本発明に係る流路構造の製造方法、発電セルの製造方法及び流路構造の中間体について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の図において、同一又は同様の機能及び効果を奏する構成要素に対しては同一の参照符号を付し、繰り返しの説明を省略する場合がある。
本実施形態に係る流路構造の製造方法を適用して得られる流路構造10(図2〜図4)は、例えば、図1〜図3に示す発電セル12に備えられ、この発電セル12は、図1に示すように、矢印A方向に複数積層された積層体14の状態で、燃料電池16(燃料電池スタック)に備えられる。すなわち、本実施形態では、燃料電池16は、燃料電池スタックの形態である。しかしながら、特にこれに限定されるものではなく、燃料電池16は、例えば、1個の発電セル12から構成されてもよい。また、燃料電池16は、例えば、不図示の燃料電池電気自動車に搭載して用いることや、定置型として用いること等が可能である。
図1に示すように、積層体14の積層方向の一端側(矢印A1側)には、不図示のターミナルプレート、インシュレータ18a及びエンドプレート20aが外方に向かって、順次、配設される。積層体14の積層方向の他端側(矢印A2側)には、不図示のターミナルプレート、インシュレータ18b及びエンドプレート20bが外方に向かって、順次、配設される。
エンドプレート20a、20bは、例えば、水平方向(矢印B方向)に横長(縦長でもよい)の長方形状を有するとともに、各辺間には、連結バー22が配置される。各連結バー22は、両端をエンドプレート20a、20bの内面にボルト23を介して固定され、複数の積層された発電セル12に積層方向(矢印A方向)の締め付け荷重を付与する。なお、燃料電池16では、エンドプレート20a、20bを端板とする不図示の筐体を備え、該筐体内に積層体14を収容するように構成してもよい。
エンドプレート20a、20b及び各発電セル12には、それぞれの長手方向の一端縁部(矢印B1側端部)に、積層方向(矢印A方向)に互いに連通して、酸化剤ガス入口連通孔24a、冷却媒体入口連通孔26a及び燃料ガス出口連通孔28bが、矢印C方向に配列して設けられる。酸化剤ガス入口連通孔24aには、例えば、酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給される。冷却媒体入口連通孔26aには、例えば、純水、エチレングリコール、オイル等の少なくとも何れかが冷却媒体として供給される。燃料ガス出口連通孔28bからは、例えば、水素含有ガス等の燃料ガスが排出される。
エンドプレート20a、20b及び各発電セル12の長手方向の他端縁部(矢印B2側端部)には、積層方向に互いに連通して、燃料ガス入口連通孔28a、冷却媒体出口連通孔26b及び酸化剤ガス出口連通孔24bが、矢印C方向に配列して設けられる。燃料ガス入口連通孔28aには、燃料ガスが供給される。冷却媒体出口連通孔26bからは、冷却媒体が排出される。酸化剤ガス出口連通孔24bからは、酸化剤ガスが排出される。
以下では、酸化剤ガス入口連通孔24a、酸化剤ガス出口連通孔24b、燃料ガス入口連通孔28a、燃料ガス出口連通孔28b、冷却媒体入口連通孔26a、冷却媒体出口連通孔26bを総称して単に「連通孔」ともいう。これらの連通孔のそれぞれの配置や形状は、本実施形態に限定されるものではなく、要求される仕様に応じて、適宜設定すればよい。
図2及び図3に示すように、発電セル12は、電解質膜・電極構造体30と、電解質膜・電極構造体30の一方の面側(矢印A1側)に配設される金属製の第1セパレータ32aと、電解質膜・電極構造体30の他方の面側(矢印A2側)に配設される金属製の第2セパレータ32bとを備える。なお、第1セパレータ32a及び第2セパレータ32bを特に区別しない場合等には、これらを総称して「セパレータ32」ともいう。
図3に示すように、電解質膜・電極構造体30は、電解質膜34と、電解質膜34を挟持するカソード電極36a及びアノード電極36bとを備える。図2に示すように、電解質膜・電極構造体30の外周部には、フィルム状の樹脂枠部材38が全周に亘って設けられている。
図3に示すように、電解質膜34は、例えば、水分を含んだパーフルオロスルホン酸の薄膜等のフッ素系電解質から形成することや、HC(炭化水素)系電解質から形成することができる。カソード電極36aは、電解質膜34の矢印A1側の面に接合されるカソード電極触媒層40aと、該カソード電極触媒層40aの矢印A1側に積層されるカソードガス拡散層42aとを有する。アノード電極36bは、電解質膜34の矢印A2側の面に接合されるアノード電極触媒層40bと、該アノード電極触媒層40bの矢印A2側に積層されるアノードガス拡散層42bとを有する。
カソード電極触媒層40aは、例えば、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が、カソードガス拡散層42aの表面に一様に塗布されて形成される。アノード電極触媒層40bは、例えば、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が、アノードガス拡散層42bの表面に一様に塗布されて形成される。カソードガス拡散層42a及びアノードガス拡散層42bは、該カソードガス拡散層42a及びアノードガス拡散層42bよりも外形寸法が大きい板状の導電性多孔質体46(図6A)を原材料としてそれぞれ形成される。導電性多孔質体46の材料は、例えば、カーボンペーパ、カーボンクロス等である。
図2及び図4に示すように、樹脂枠部材38は、額縁状であり、例えば、その内周端縁部が、カソードガス拡散層42a(図2)の外周端縁部とアノードガス拡散層42b(図4)の外周端縁部との間に挟持されている。樹脂枠部材38の内周端面は、電解質膜34の外周端面に近接してもよいし、当接してもよいし、重なってもよい。上記の連通孔は、各発電セル12の樹脂枠部材38にそれぞれ設けられている。
図2及び図3に示すように、カソードガス拡散層42aと第1セパレータ32aとの間には、酸化剤ガス流路形成体44aが介在している。酸化剤ガス流路形成体44aとカソードガス拡散層42aとの接合体として酸化剤ガス流路構造10aが構成される。アノードガス拡散層42bと第2セパレータ32bとの間には、燃料ガス流路形成体44bが介在している。燃料ガス流路形成体44bとアノードガス拡散層42bとの接合体として燃料ガス流路構造10bが構成される。
以下では、カソード電極36a及びアノード電極36bを特に区別しない場合等には、これらを総称して「電極36」ともいう。同様に、カソード電極触媒層40a及びアノード電極触媒層40bを総称して「電極触媒層40」ともいい、カソードガス拡散層42a及びアノードガス拡散層42bを総称して「ガス拡散層42」ともいい、酸化剤ガス流路形成体44a及び燃料ガス流路形成体44bを総称して「流路形成体44」ともいい、酸化剤ガス流路構造10a及び燃料ガス流路構造10bを総称して「流路構造10」ともいう。
本実施形態では、流路形成体44は、後述するように、例えば、ガス拡散層42と同じ材料、すなわち、図6Aの導電性多孔質体46と同じ材料からなる板状の導電性部材48(図5A)を原材料として形成され、本体部50と、流路溝52とを有する。積層方向(矢印A方向)視における流路形成体44の外形寸法は、ガス拡散層42の外形寸法と略同じ大きさに形成されている。
本体部50は、ガス拡散層42の電極触媒層40が設けられた面と反対側の面である接合面54に接合される。つまり、カソードガス拡散層42aでは矢印A1側に接合面54が設けられ、アノードガス拡散層42bでは矢印A2側に接合面54が設けられる。また、図2に示すように、本体部50には、該本体部50を厚さ方向(矢印A方向)に貫通するとともに、ガス拡散層42の接合面54に沿って本体部50の一端(矢印B1側端部)から他端(矢印B2側端部)に亘って延在する複数の流路溝52が設けられている。
このため、本体部50は、該本体部50が流路溝52によって矢印C方向に分断されることで形成される複数個の分断部56を有する。つまり、流路溝52の幅方向(矢印C方向)の両側に分断部56が配設される。換言すると、矢印C方向に間隔を置いて対向する分断部56同士の間に流路溝52が形成されている。
本実施形態では、図2及び図4に示すように、流路溝52は、矢印C方向を振幅方向として、矢印B方向に複数の周期を有する波状に延在することとするが、特にこれに限定されるものではなく、例えば、矢印B方向に直線状やジグザグ状に延在してもよい。複数の流路溝52は、矢印C方向に互いに等間隔に配置されていてもよいし、互いに異なる間隔で配置されていてもよい。各流路溝52の幅寸法は、該流路溝52の延在方向の全体に亘って略一定に形成されていてもよいし、流路溝52の延在方向で変化していてもよい。図3に示すように、流路溝52の横断面形状は、四角形状に形成されていることとするが、四角形状以外の形状であってもよい。
本体部50の流路溝52を形成する溝内面には、不図示の撥水処理部を設けてもよい。撥水処理部は、例えば、フッ素樹脂を含むアルコール溶液を、流路溝52を形成する溝内面に塗布して形成することや、流路形成体44の材料に撥水性素材を含ませることによって形成可能である。
図2に示すように、酸化剤ガス流路形成体44aの流路溝52は、その延在方向の一端部(矢印B1側端部)を介して酸化剤ガス入口連通孔24aに連通するとともに、延在方向の他端部(矢印B2側端部)を介して酸化剤ガス出口連通孔24bに連通する。これによって、酸化剤ガス流路形成体44aの流路溝52の内側には、カソード電極36a(カソードガス拡散層42aの接合面54)に沿って矢印B1側から矢印B2側に酸化剤ガスが流れる酸化剤ガス流路58aが形成される。
図4に示すように、燃料ガス流路形成体44bの流路溝52は、その延在方向の他端部(矢印B2側端部)を介して燃料ガス入口連通孔28aに連通するとともに、延在方向の一端部(矢印B1側端部)を介して燃料ガス出口連通孔28bに連通する。これによって、燃料ガス流路形成体44bの流路溝52の内側には、アノード電極36b(アノードガス拡散層42bの接合面54)に沿って矢印B2側から矢印B1側に燃料ガスが流れる燃料ガス流路58bが形成される。
なお、以下では、酸化剤ガス及び燃料ガスを特に区別しない場合等には、これらを総称して「反応ガス」ともいい、同様に、酸化剤ガス流路58a及び燃料ガス流路58bを総称して「反応ガス流路58」ともいう。
図2に示すように、セパレータ32の電解質膜・電極構造体30に臨む面(以下、内側面60ともいう)のうち、流路形成体44に臨む部分は平坦な平坦面62となっている。すなわち、第1セパレータ32aでは、矢印A2側の面である内側面60に平坦面62が設けられ、第2セパレータ32bでは矢印A1側の面である内側面60に平坦面62が設けられている。なお、セパレータ32は、プレス成形が施された部分を備えず、内側面60及びその裏面である外側面68の全体に亘って平坦であることが好ましい。
セパレータ32の内側面60において、連通孔と平坦面62との間には、バッファ部64がそれぞれ設けられている。なお、第1セパレータ32aの内側面60に関するバッファ部64の図示は省略するが、第1セパレータ32aの内側面60に対しても、第2セパレータ32bの内側面60と同様にバッファ部64が設けられている。
バッファ部64は、例えば、電解質膜・電極構造体30側(積層方向の内側)に向かって突出する複数個のエンボス64aを有する。例えば、複数個のエンボス64aは、セパレータ32に対して簡単なプレス成形を行うことで形成してもよいし、セパレータ32の平坦な内側面60に対して、不図示のディスペンサ等を用いて、樹脂(接着剤等)や、ゴムや、エラストマ等の高分子材料からなる突起部を設けることで形成してもよい。また、突起部を設けたシート(不図示)をセパレータ32の内側面60に貼着すること等によってバッファ部64を形成してもよい。
第1セパレータ32aでは、バッファ部64によって、酸化剤ガス入口連通孔24aから酸化剤ガス流路58aへと酸化剤ガスが導かれるとともに、酸化剤ガス流路58aから酸化剤ガス出口連通孔24bへと酸化剤ガスが導かれる。また、第2セパレータ32bでは、バッファ部64によって、燃料ガス入口連通孔28aから燃料ガス流路58bへと燃料ガスが分散されて導かれるとともに、燃料ガス流路58bから燃料ガス出口連通孔28bへと燃料ガスが分散されて導かれる。
また、セパレータ32の内側面60には、例えば、弾性を有するゴム等からなるシール部66が電解質膜・電極構造体30に向かって膨出するように設けられている。シール部66は、平坦面62及びバッファ部64を一体に囲む内側シール部66aと、内側シール部66aよりも外側でセパレータ32の外周に沿って延在する外側シール部66bと、複数の連通孔を個別に囲む連通孔シール部66cとを有する。
連通孔シール部66c及び内側シール部66aは、各々が囲む領域同士が連通するように一体化された連続部分66dを有する。これによって、第2セパレータ32bの内側面60では、燃料ガス入口連通孔28a及び燃料ガス出口連通孔28bのそれぞれと燃料ガス流路58bとの連通が可能となっている。第1セパレータ32aの内側面60に関するシール部66の図示は省略するが、連続部分66dが酸化剤ガス入口連通孔24a及び酸化剤ガス出口連通孔24bのそれぞれと酸化剤ガス流路58aとを連通可能に設けられていることを除いて、第1セパレータ32aの内側面60に対しても、第2セパレータ32bの内側面60と同様にシール部66が設けられている。
なお、第1セパレータ32a及び第2セパレータ32bの少なくとも何れかの内側面60には、導電性を有する不図示の耐食性皮膜が設けられていてもよい。このような耐食性皮膜は、例えば、金又はTiO2(酸化チタン)等から形成することができる。
上記の通り、燃料電池16では、複数の発電セル12が積層されて積層体14(図1)を形成するため、図3に示すように、第1セパレータ32aの内側面60の裏面である外側面68には、他の発電セル12の第2セパレータ32bの外側面68が対向する。また、第2セパレータ32bの外側面68には、他の発電セル12の第1セパレータ32aの外側面68が対向する。
図2に示すように、第1セパレータ32aの外側面68と第2セパレータ32bの外側面68との間には、冷却媒体入口連通孔26aと冷却媒体出口連通孔26bとに連通する冷却媒体流路70が形成される。セパレータ32の外側面68に設けられた連通孔シール部66c及び内側シール部66aは、冷却媒体入口連通孔26a及び冷却媒体出口連通孔26bのそれぞれと冷却媒体流路70とを連通可能にする連続部分66dを有する。冷却媒体流路70には、セパレータ32の外側面68の面方向に沿って冷却媒体が流れる。不図示ではあるが、第1セパレータ32aの外側面68と第2セパレータ32bの外側面68との間には、例えば、メッシュ構造の板部材や、外側面68の少なくとも何れか一方から突出する突出部等が設けられ、これによって冷却媒体流路70の矢印A方向の高さ、冷却媒体の流通方向や流通速度等が調整される。
以下、図5A〜図5C、図6A、図6B、図7A〜図7Dを参照しつつ、本実施形態に係る流路構造の製造方法及び発電セルの製造方法について、図1の燃料電池16に用いられる図2〜図4の流路構造10及び該流路構造10を備える発電セル12を得る場合を例に挙げて説明する。先ず、図5Aに示すように、図2〜図4の流路形成体44の材料である板状の導電性部材48に対し、図6Aに示す流路溝52と、分断部56と、流路溝52の延在方向の両端側で複数個の分断部56を連結する連結部72と、を形成して分断部連結体74を得る分断部連結体形成工程を行う。
本実施形態では、上記の通り、図5Aの導電性部材48の材料と図2〜図4のガス拡散層42の材料とが同じである。このため、導電性部材48は、ガス拡散層42と同じカーボンペーパや、カーボンクロス等を用いて形成される。また、導電性部材48の外形は、ガス拡散層42よりも大きい長方形状となっている。
この分断部連結体形成工程では、例えば、導電性部材48の図5Aに一点鎖線で示す第1切除箇所76及び第2切除箇所78のそれぞれを、図5B及び図5Cの切断装置80を用いて切除することにより、図6Aに示す分断部連結体74を形成する。
図5Aに示すように、導電性部材48の厚さ方向(矢印D1、D2方向)視において、長辺方向(矢印E1、E2方向)の両端部には、短辺方向(矢印F1、F2方向)に延在する非切除箇所82が設けられる。非切除箇所82は、図6Aの分断部連結体74の連結部72に対応する。
第1切除箇所76は、導電性部材48の非切除箇所82を除く、長辺方向の中央部分であって、短辺方向の両端部にそれぞれ設けられる長方形状である。すなわち、導電性部材48には、合計2個の第1切除箇所76が設けられる。第2切除箇所78は、導電性部材48の非切除箇所82を除く、長辺方向の中央部分に対し、図2〜図4、図6Aの複数の流路溝52の形状、個数、配置に対応して複数個設けられる。つまり、図5Aの第2切除箇所78は、図6Aの分断部連結体74の流路溝52に対応する。
図5B及び図5Cの切断装置80は、例えば、導電性部材48の図5Aの第1切除箇所76を打ち抜き又は切り抜きが可能な図5Bの第1切断刃84(刃)と、図5Aの第2切除箇所78を打ち抜き又は切り抜きが可能な図5Cの第2切断刃86(刃)との両方又は何れか一方を装着可能な支持部88と、基台90にセットされた導電性部材48に対して接近又は離間する方向(上下方向、矢印D1、D2方向)等に支持部88を駆動する不図示の駆動部とを備えている。
このため、基台90に導電性部材48をセットして、駆動部により支持部88を駆動することで、第1切除箇所76及び第2切除箇所78を導電性部材48から除去して、図6Aに示す分断部連結体74を得ることができる。この際、本実施形態では、図5B及び図5Cに示すように、導電性部材48に対し、後述する接合工程において導電性多孔質体46(図6A)が接合される面48a側から第1切断刃84及び第2切断刃86を当てて図6Aの分断部連結体74を得る。
なお、第1切除箇所76と第2切除箇所78とは同時に切除してもよいし、別個に切除してもよい。また、1個の第2切断刃86、又は第2切除箇所78の個数より少ない所定の個数の第2切断刃86を用いて、複数の第2切除箇所78を1個ずつ又は所定の個数ずつ順に切除してもよいし、第2切除箇所78と同じ個数の第2切断刃86を用いて、複数個の第2切除箇所78を同時に切除してもよい。2個の第1切除箇所76についても同様に1個ずつ順に切除してもよいし、2個を同時に切除してもよい。
上記のようにして分断部連結体形成工程を行った後、図6A及び図6Bに示すように、分断部連結体74の少なくとも分断部56と、図2〜図4のガス拡散層42の材料である導電性多孔質体46とを接合して中間体92(図6B)を得る接合工程を行う。導電性多孔質体46は、最終形状のガス拡散層42よりも外形寸法が大きいカーボンペーパやカーボンクロス等から長方形状に形成されている。本実施形態では、図6Bに示すように、導電性多孔質体46の短辺方向(矢印F1、F2方向)の長さは、分断部連結体74の短辺方向(矢印F1、F2方向)における連結部72の長さと同じに設定されている。また、導電性多孔質体46の長辺方向(矢印E1、E2方向)の長さは、分断部連結体74全体の長辺方向(矢印E1、E2方向)の長さよりも長く設定されている。
接合工程では、例えば、先ず、分断部連結体74の面48aの少なくとも分断部56と、導電性多孔質体46の接合面54との何れか一方又は両方に接着剤(不図示)を塗布する。なお、接着剤の種類は特に限定されるものではないが、導電性接着剤であることが好ましい。また、接着剤の塗布は、分断部連結体形成工程を行う前の導電性部材48の面48aに対して行ってもよい。
次に、分断部連結体74及び導電性多孔質体46を、互いの間に接着剤が挟まれるように積層する(図6B)。この際、上記の通り、分断部連結体74の短辺方向における連結部72の長さと、導電性多孔質体46の短辺方向の長さとが同じである。このため、短辺方向における連結部72及び導電性多孔質体46の両端の位置を揃えることにより、分断部連結体74と導電性多孔質体46とを容易に位置決めすることができる。
また、分断部連結体74では、複数の流路溝52が設けられる分、本体部50の短辺方向(矢印F1、F2方向)の剛性が低くなる。この場合であっても、連結部72が本体部50の短辺方向の両端よりも外側に突出するため、本体部50に代えて、該本体部50よりも短辺方向の剛性が高い連結部72を用いて、導電性多孔質体46に対する分断部連結体74の位置決めを行うことができる。すなわち、分断部連結体74の四隅を利用できることで、該分断部連結体74の短辺方向の位置決めを高精度に行うことが可能になる。
次に、上記のように積層した分断部連結体74及び導電性多孔質体46に対して、例えば、不図示の加熱プレス機等を用いて積層方向に加圧及び加熱(ホットプレス)することで、接着剤を硬化させる。これによって、分断部連結体74の少なくとも分断部56と導電性多孔質体46とが接合されて中間体92が得られる。なお、接着剤を硬化させる方法は、上記のホットプレスには限定されない。
上記のようにして接合工程を行った後、図7A〜図7Dに示すように、中間体92の連結部72(図7A)を除去して、流路構造10(図7D)を得るトリミング工程を行う。トリミング工程では、例えば、図7Aに一点鎖線で示す第1切断線94及び第2切断線96で中間体92を切断することにより、図7Dに示す流路構造10を形成する。
図7Aに示すように、第1切断線94は、中間体92の積層方向(矢印D1、D2方向)視で、分断部連結体74の本体部50の短辺方向(矢印F1、F2方向)の両端を長辺方向(矢印E1、E2方向)に沿って延在する。第1切断線94は、本体部50の短辺方向(矢印F1、F2方向)の両端上に配置されてもよいし、該両端と該両端に隣接する流路溝52との間に配置されてもよい。
図7Bに示すように、図7Aの第1切断線94に沿って切断を行うことが可能な第3切断刃98(刃)を装着した切断装置80により、支持部88を上下方向に移動させる。この第3切断刃98を、中間体92の積層方向で、導電性多孔質体46側(矢印D1側)から第1切断線94に当接させて中間体92を切断する。その結果、導電性多孔質体46及び分断部連結体74の短辺方向の両端の長さが揃えられる。
図7Aに示すように、第2切断線96は、中間体92の積層方向(矢印D1、D2方向)視で、分断部連結体74の長辺方向(矢印E1、E2方向)における連結部72よりも中心側(本体部50側)を短辺方向(矢印F1、F2)に沿って延在する。第2切断線96は、流路溝52の延在方向の両端上に配置されてもよいし、流路溝52の延在方向の両端よりも該延在方向の中心側に配置されてもよい。
図7Cに示すように、図7Aの第2切断線96に沿って切断を行うことが可能な第4切断刃100(刃)を装着した切断装置80により、支持部88を上下方向に移動させる。この第4切断刃100を、中間体92の積層方向で、導電性多孔質体46側(矢印D1側)から第2切断線96に当接させて中間体92を切断する。これによって、導電性多孔質体46及び分断部連結体74の長辺方向の両端の長さが揃えられるとともに、複数個の分断部56がそれぞれ分断された状態となる。すなわち、流路溝52の矢印E1、E2側の両端部が開口となる。
その結果、分断部連結体74の連結部72が除去されて得られる流路形成体44と、導電性多孔質体46の外周縁部が除去されて得られるガス拡散層42との接合体である図7Dの流路構造10が得られる。
なお、第1切断線94に沿って中間体92を切断した後に第2切断線96に沿って中間体92を切断してもよいし、第2切断線96に沿って中間体92を切断した後に第1切断線94に沿って中間体92を切断してもよい。これらの場合、第1切断線94に沿った中間体92の切断及び第2切断線96に沿った中間体92の切断の両方を、例えば、第3切断刃98及び第4切断刃100の何れか一方等の一つの切断刃を用いてそれぞれ行ってもよい。この際、1つの切断刃に対する中間体92の向きを90°ずつ回転させながら切断を行ってもよいし、中間体92に対する切断刃の向きを90°ずつ回転させながら切断を行ってもよい。
第1切断線94に沿った中間体92の切断と、第2切断線96に沿った中間体92の切断とを略同時に行ってもよい。この場合、第3切断刃98及び第4切断刃100が一体化された一つの切断刃(不図示)を第1切断線94及び第2切断線96に略同時に当接させて、中間体92を切断してもよい。
さらには、例えば、図6Aの導電性多孔質体46の短辺方向(矢印F1、F2方向)の長さと、図6Aの分断部連結体74の連結部72を除く部分(本体部50)の短辺方向(矢印F1、F2方向)の長さとを同じに設定し、第1切断線94に沿った切断を行わず、第2切断線96に沿った切断のみを行って流路構造10を得てもよい。
上記のようにして流路構造10を形成した後、図2に示すように、流路構造10を有する電解質膜・電極構造体30を得て、該電解質膜・電極構造体30をセパレータ32で挟む組立工程をさらに行うことで、発電セル12を得ることができる。組立工程では、例えば、酸化剤ガス流路構造10aを構成するカソードガス拡散層42aの、酸化剤ガス流路形成体44aが接合された接合面54の裏面にカソード電極触媒層40aを設ける。同様に、燃料ガス流路構造10bを構成するアノードガス拡散層42bの、燃料ガス流路形成体44bが接合された接合面54の裏面にアノード電極触媒層40bを設ける。
次いで、カソード電極触媒層40a及びアノード電極触媒層40bとの間に電解質膜34が挟まれるように、酸化剤ガス流路構造10aと、カソード電極触媒層40aと、電解質膜34と、アノード電極触媒層40bと、燃料ガス流路構造10bとを積層する。これによって、積層方向の両端に流路形成体44が接合された電解質膜・電極構造体30が得られる。この電解質膜・電極構造体30の流路形成体44に、セパレータ32の内側面60が臨むように、流路形成体44及び電解質膜・電極構造体30をセパレータ32で挟むことで発電セル12が得られる。この発電セル12では、セパレータ32とガス拡散層42との間に介在する流路形成体44によって反応ガス流路58が形成される。
図1に示すように、発電セル12を複数形成して、積層方向に積層することで積層体14が得られ、積層体14の積層方向の外側に、上記のようにターミナルプレート、インシュレータ18a、18b及びエンドプレート20a、20bを設けることで燃料電池16が得られる。
上記のように構成される燃料電池16の動作について、簡単に説明する。燃料電池16で発電を行う場合、図1及び図2に示す燃料ガス入口連通孔28aに燃料ガスが供給され、酸化剤ガス入口連通孔24aに酸化剤ガスが供給され、冷却媒体入口連通孔26aに冷却媒体が供給される。
酸化剤ガス入口連通孔24aに供給された酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路形成体44aの各流路溝52の延在方向の一端部(矢印B1側の端部)を入口として、酸化剤ガス流路58aに導入される。そして、酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路58a内を矢印B2側に向かって移動しつつ、電解質膜・電極構造体30のカソード電極36aに供給される。
燃料ガス入口連通孔28aに供給された燃料ガスは、燃料ガス流路形成体44bの各流路溝52の延在方向の他端部(矢印B2側の端部)を入口として、燃料ガス流路58bに導入される。そして、燃料ガスは、燃料ガス流路58b内を矢印B1側に向かって移動しつつ、電解質膜・電極構造体30のアノード電極36bに供給される。
積層体14の各電解質膜・電極構造体30では、カソード電極36aに供給される酸化剤ガスと、アノード電極36bに供給される燃料ガスとが、電極触媒層40で電気化学反応により消費されて、発電が行われる。
電気化学反応で消費されなかった残余の酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路形成体44aの各流路溝52の延在方向の他端部(矢印B2側の端部)を出口として、酸化剤ガス出口連通孔24bに排出され、酸化剤ガス出口連通孔24bを介して燃料電池16の外部に排出される。電気化学反応で消費されなかった残余の燃料ガスは、燃料ガス流路形成体44bの各流路溝52の延在方向の一端部(矢印B1側の端部)を出口として、燃料ガス出口連通孔28bに排出され、燃料ガス出口連通孔28bを介して燃料電池16の外部に排出される。
一方、冷却媒体入口連通孔26aに供給された冷却媒体は、冷却媒体流路70を流通することで、発電セル12と熱交換する。これによって、発電セル12が所定の動作温度等に維持される。熱交換後の冷却媒体は、冷却媒体出口連通孔26bを介して燃料電池16の外部に排出される。
上記の通り、流路構造10を備える燃料電池16では、セパレータ32とガス拡散層42との間に介在する流路形成体44により反応ガス流路58が形成されるため、セパレータ32の少なくとも流路形成体44に臨む部分を平坦にすることができる。つまり、本実施形態に係る流路構造の製造方法、発電セルの製造方法及び流路構造の中間体92によれば、セパレータ32に反応ガス流路58をプレス成形するための複雑な形状の金型を用意することを回避でき、これによって、反応ガス流路58の形成コストを低減できる。
上記の通り、流路形成体44とガス拡散層42との接合体である流路構造10は、分断部連結体74を有する中間体92を介して形成される。分断部連結体74は、分断部連結体形成工程において、流路形成体44の材料である板状の導電性部材48に対し、流路溝52と、分断部56と、流路溝52の延在方向の少なくとも一端側で複数個の分断部56を連結する連結部72とを設けることで形成される。
この分断部連結体74の少なくとも分断部56を、接合工程において導電性多孔質体46に接合することで中間体92が形成される。この際、連結部72によって、複数個の分断部56のそれぞれの相対位置が維持されることで、複数個の分断部56を一体に取り扱うことができる。つまり、分断部連結体74及び導電性多孔質体46から容易且つ効率的に中間体92を得ることができる。
この中間体92の連結部72を、トリミング工程において除去することで流路構造10が形成される。この際、中間体92では、複数個の分断部56が導電性多孔質体46に接合されているため、複数個の分断部56のそれぞれと導電性多孔質体46との相対位置を維持したまま、連結部72を除去して流路構造10を得ることができる。つまり、中間体92から容易且つ効率的に流路構造10を得ることができる。
これらから、例えば、複数個の分断部56を、それぞれの配置を調整しながら個別にガス拡散層42に接合して流路構造10を形成するような場合に比して、流路構造10を容易且つ効率的に形成すること、ひいては、反応ガス流路58を容易且つ効率的に形成することができる。
従って、本実施形態に係る流路構造の製造方法、発電セルの製造方法及び流路構造の中間体92によれば、反応ガス流路58を低コストで簡単且つ効率的に形成することができる。
上記の実施形態に係る接合工程では、分断部連結体74の少なくとも分断部56と、ガス拡散層42の材料である導電性多孔質体46とを接合して中間体92を得ることとした。つまり、中間体92は、分断部連結体74と接合された導電性多孔質体46を有することとした。しかしながら、接合工程では、分断部連結体74の少なくとも分断部56と、ガス拡散層42とを接合して中間体92を得ることとしてもよい。
すなわち、例えば、導電性多孔質体46の外形寸法を整えること等によってガス拡散層42を形成した後に、該ガス拡散層42と分断部連結体74とを接合する接合工程を行って中間体92を得てもよい。この場合、トリミング工程では、ガス拡散層42を除く分断部連結体74のみに対して、第1切断線94及び第2切断線96よりも外側の切除を行うことで、流路構造10を得ることができる。なお、この場合、予め、第1切断線94よりも外側の部分を設けずに分断部連結体74を作製して、分断部連結体74の第2切断線96よりも外側のみを除去して流路構造10を得てもよい。
上記の実施形態に係る分断部連結体形成工程では、導電性部材48に対し、流路溝52の延在方向の両端側に連結部72を形成することとした。このように流路溝52の延在方向の両端側に形成された連結部72によれば、例えば、流路溝52の延在方向の一端側にのみ形成された連結部72に比して、複数個の分断部56の相対位置を良好に維持することができるため、分断部連結体74を一層容易に取り扱うことが可能になる。ひいては、反応ガス流路58を簡単且つ高精度に形成することができる。なお、流路溝52の延在方向の一端側にのみ連結部72を形成してもよい。この場合、導電性部材48の切除箇所を少なくすることができるため、流路構造10の歩留まりを向上させることができる。
上記の実施形態に係る分断部連結体形成工程では、多孔質性の導電性部材48を用いることとした。この場合、流路形成体44を多孔質性とすることができるため、流路溝52の内側に加えて、本体部50の細孔を介しても電解質膜・電極構造体30に反応ガスを供給することができる。これによって、ガス拡散層42に臨む流路形成体44の全体を介して電解質膜・電極構造体30に反応ガスを、その拡散を促進させつつ供給することができる。このため、電解質膜・電極構造体30での電気化学反応を促進させて燃料電池16の発電特性を高めることが可能になる。なお、導電性部材48は、多孔質性であることに限定されず、例えば、金属板、カーボン板等の緻密体であってもよい。
上記の実施形態に係る分断部連結体形成工程では、ガス拡散層42と同じ材料からなる導電性部材48を用いることとした。この場合も、流路形成体44を多孔質性とすることができるため、電解質膜・電極構造体30に反応ガスを効果的に供給して燃料電池16の発電特性を高めることができる。しかも、流路形成体44を形成するための材料を、ガス拡散層42とは別途に用意する必要がない分、反応ガス流路58を一層容易且つ低コストに形成することが可能になる。さらに、流路形成体44を形成する材料と、ガス拡散層42と同じ材料とすることで、互いの接触抵抗を低減させて、燃料電池16の内部抵抗を減少させることが可能となり、発電効率を高めることが可能になる。なお、導電性部材48は、ガス拡散層42とは異なる材料からなる多孔質性であってもよく、例えば、金属製やカーボン製のメッシュ構造であってもよい。
上記の実施形態に係る分断部連結体形成工程では、導電性部材48に対し、接合工程でガス拡散層42又は導電性多孔質体46に接合される面48a側から刃(第1切断刃84及び第2切断刃86)を当てて分断部連結体74を得ることとした。この場合、最終的に得られる流路形成体44のガス拡散層42に臨む面側にバリ等が生じることを抑制できるため、電解質膜・電極構造体30に流路形成体44のバリとの接触による影響が生じることを抑制できる。
上記の実施形態に係る分断部連結体形成工程では、導電性部材48に対し、波状に延在する流路溝52を形成することとした。この場合、反応ガス流路58を波状に延在する形状とすることができるため、反応ガス流路58を介して電解質膜・電極構造体30に効率的に反応ガスを供給することが可能になる。
上記の実施形態に係るトリミング工程では、中間体92の積層方向で、ガス拡散層42又は導電性多孔質体46側から刃(第4切断刃100)を当てて連結部72を切断することとした。この場合、流路形成体44のガス拡散層42に臨む面側や、ガス拡散層42の電極触媒層40が設けられる面側にバリ等が生じることを抑制できる。このため、電解質膜・電極構造体30に流路形成体44のバリとの接触による影響が生じることや、電極触媒層40にガス拡散層42のバリとの接触による影響が生じることを抑制できる。
本発明は、上述の実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…流路構造 12…発電セル
16…燃料電池 30…電解質膜・電極構造体
32…セパレータ 34…電解質膜
36…電極 42…ガス拡散層
44…流路形成体 46…導電性多孔質体
48…導電性部材 50…本体部
52…流路溝 54…接合面
56…分断部 58…反応ガス流路
72…連結部 74…分断部連結体
92…中間体

Claims (9)

  1. ガス拡散層を有する電極が電解質膜の両側に配設された電解質膜・電極構造体と、前記電解質膜・電極構造体を挟む金属製のセパレータと、前記ガス拡散層及び前記セパレータの間に介在して反応ガス流路を形成する流路形成体と、を有し、前記セパレータの少なくとも前記流路形成体に臨む部分が平坦である燃料電池に用いられる、流路構造の製造方法であって、
    前記流路構造は、前記流路形成体と前記ガス拡散層との接合体であり、前記流路形成体は、前記ガス拡散層の接合面に接合される本体部と、該本体部を厚さ方向に貫通するとともに前記接合面に沿って前記本体部の一端から他端に亘って延在し、前記反応ガス流路が内側に形成される流路溝と、を備え、前記本体部は、前記流路溝によって分断されることで形成される複数個の分断部を有し
    前記流路構造の製造方法は、
    前記流路形成体の材料である板状の導電性部材に、前記流路溝と、複数個の前記分断部と、前記流路溝の延在方向の少なくとも一端側で複数個の前記分断部を連結する連結部と、を形成することで分断部連結体を得る分断部連結体形成工程と、
    前記分断部連結体の少なくとも前記分断部と、前記ガス拡散層又は前記ガス拡散層の材料である導電性多孔質体とを接合して中間体を得る接合工程と、
    前記中間体の前記連結部を除去するトリミング工程と、
    を有する流路構造の製造方法。
  2. 請求項1記載の流路構造の製造方法において、
    前記分断部連結体形成工程では、前記導電性部材に対し、前記流路溝の延在方向の両端側に前記連結部を形成する、流路構造の製造方法。
  3. 請求項1又は2記載の流路構造の製造方法において、
    前記分断部連結体形成工程では、多孔質性の前記導電性部材を用いる、流路構造の製造方法。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の流路構造の製造方法において、
    前記分断部連結体形成工程では、前記ガス拡散層と同じ材料からなる前記導電性部材を用いる、流路構造の製造方法。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の流路構造の製造方法において、
    前記分断部連結体形成工程では、前記導電性部材に対し、前記接合工程で前記ガス拡散層又は前記導電性多孔質体に接合される面側から刃を当てて前記分断部連結体を得る、流路構造の製造方法。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の流路構造の製造方法において、
    前記分断部連結体形成工程では、前記導電性部材に対し、波状に延在する前記流路溝を形成する、流路構造の製造方法。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の流路構造の製造方法において、
    前記トリミング工程では、前記中間体の積層方向で、前記ガス拡散層又は前記導電性多孔質体側から刃を当てて前記連結部を切除する、流路構造の製造方法。
  8. ガス拡散層を有する電極が電解質膜の両側に配設された電解質膜・電極構造体と、前記電解質膜・電極構造体を挟む金属製のセパレータと、前記ガス拡散層及び前記セパレータの間に介在して反応ガス流路を形成する流路形成体と、を有し、前記セパレータの少なくとも前記流路形成体に臨む部分が平坦である燃料電池に用いられる流路構造を備えた、発電セルの製造方法であって、
    前記流路構造は、前記流路形成体と前記ガス拡散層との接合体であり、前記流路形成体は、前記ガス拡散層の接合面に接合される本体部と、該本体部を厚さ方向に貫通するとともに前記接合面に沿って前記本体部の一端から他端に亘って延在し、前記反応ガス流路が内側に形成される流路溝と、を備え、前記本体部は、前記流路溝によって分断されることで複数個の分断部を有し、
    前記発電セルの製造方法は、
    前記流路形成体の材料である板状の導電性部材を部分的に切除して、前記流路溝と、前記分断部と、前記流路溝の延在方向の少なくとも一端側で複数個の前記分断部を連結する連結部と、を形成することで分断部連結体を得る分断部連結体形成工程と、
    前記分断部連結体の少なくとも前記分断部と、前記ガス拡散層又は前記ガス拡散層の材料である導電性多孔質体とを接合して中間体を得る接合工程と、
    前記中間体の前記連結部を除去して前記流路構造を得るトリミング工程と、
    前記流路構造を有する前記電解質膜・電極構造体を前記セパレータで挟む組立工程と、
    を有する発電セルの製造方法。
  9. ガス拡散層を有する電極が電解質膜の両側に配設された電解質膜・電極構造体と、前記電解質膜・電極構造体を挟む金属製のセパレータと、前記ガス拡散層及び前記セパレータの間に介在して反応ガス流路を形成する流路形成体と、を有し、前記セパレータの少なくとも前記流路形成体に臨む部分が平坦である燃料電池に用いられる、流路構造の中間体であって、
    前記流路構造は、前記流路形成体と前記ガス拡散層の接合体であり、前記流路形成体は、前記ガス拡散層の接合面に接合される本体部と、該本体部を厚さ方向に貫通するとともに前記接合面に沿って前記本体部の一端から他端に亘って延在し、前記反応ガス流路が内側に形成される流路溝と、を備え、前記本体部は、前記流路溝によって分断されることで複数個の分断部を有し、
    前記流路溝の中間体は、
    前記流路溝と、前記分断部と、前記流路溝の延在方向の少なくとも一端側で複数個の前記分断部を連結する連結部と、を有する導電性の分断部連結体と、
    前記分断部連結体の少なくとも前記分断部と接合された、前記ガス拡散層又は前記ガス拡散層の材料である導電性多孔質体と、
    を備える、流路構造の中間体。
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