JP2021057135A - 蓄電素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】電極体の損傷を抑制することができる蓄電素子を提供する。【解決手段】電極体700と、スペーサ800と、電極体700及びスペーサ800を収容する金属製の容器100と、を備える蓄電素子10であって、電極体700は、第一方向から見て、スペーサ800に向けて第二方向に突出するように湾曲した電極体湾曲面711を有し、スペーサ800は、容器100と電極体湾曲面711との間に、第一方向から見て電極体湾曲面711に沿って配置される金属製の第一スペーサ部811を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、電極体とスペーサと容器とを備える蓄電素子に関する。
従来、電極体と、電極体の湾曲面に沿って配置されるスペーサと、電極体及びスペーサを収容する容器と、を備える蓄電素子が知られている。例えば、特許文献1には、電極群(電極体)と、電極群を収容するためのケース(容器)と、電極群の曲面部位(電極体の湾曲面)を取り囲みつつケース内に位置するスペーサと、を含む二次電池(蓄電素子)が開示されている。
特開2006−40899号公報
上記特許文献1に開示された従来の蓄電素子では、スペーサは、プラスチックなどの絶縁材から構成された絶縁体で形成されており(特許文献1の明細書の段落[0049]等参照)、電極体の湾曲面に沿って配置されている。このため、電極体が膨張すると、電極体の湾曲面がスペーサを押圧してスペーサが変形し、さらに容器も変形することで、電極体に局所的な応力が作用して電極体の極板が破断してしまう等、電極体が損傷するおそれがある。
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、電極体の損傷を抑制することができる蓄電素子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る蓄電素子は、電極体と、スペーサと、前記電極体及び前記スペーサを収容する金属製の容器と、を備える蓄電素子であって、前記電極体は、第一方向から見て、前記スペーサに向けて第二方向に突出するように湾曲した湾曲面を有し、前記スペーサは、前記容器と前記湾曲面との間に、前記第一方向から見て前記湾曲面に沿って配置される金属製の第一スペーサ部を有する。
これによれば、蓄電素子において、電極体は、第二方向に突出するように湾曲した湾曲面を有し、スペーサは、金属製の容器と電極体の湾曲面との間に、第一方向から見て湾曲面に沿って配置される金属製の第一スペーサ部を有している。このように、スペーサに、電極体の湾曲面に沿う金属製の第一スペーサ部を設ける。これにより、電極体が膨張しても、スペーサが変形しにくくなるため、容器も変形しにくくなり、電極体が損傷するのを抑制することができる。
また、前記電極体は、前記第二方向における長さが、前記第一方向における長さよりも長いことにしてもよい。
これによれば、電極体は、湾曲面の突出方向である第二方向における長さが、湾曲面の延設方向である第一方向における長さよりも長く形成されている。ここで、電極体において、第二方向における長さが第一方向における長さよりも長いと、電極体が膨張した際に、湾曲面がスペーサを押圧する力が大きく、スペーサが変形しやすい。このため、このような電極体を備える蓄電素子において、スペーサに第一スペーサ部を設けてスペーサを変形しにくくすることによる効果が高い。
また、前記スペーサは、さらに、前記容器と前記第一スペーサ部との間に、前記容器に沿って配置される金属製の第二スペーサ部を有することにしてもよい。
これによれば、スペーサの容器側にも、容器に沿う金属製の第二スペーサ部を設ける。これにより、スペーサがさらに変形しにくくなるため、容器もさらに変形しにくくなり、電極体が損傷するのをさらに抑制することができる。
また、前記第二スペーサ部は、前記容器に接合されることにしてもよい。
これによれば、スペーサの第二スペーサ部が容器に接合されることで、スペーサ及び容器を互いに補強することができる。これにより、スペーサ及び容器がさらに変形しにくくなるため、電極体が損傷するのをさらに抑制することができる。
また、前記第一スペーサ部と前記第二スペーサ部との間には、空間が形成されており、前記第二スペーサ部は、前記空間に対向する位置で、前記容器に接合されることにしてもよい。
これによれば、スペーサの第一スペーサ部と第二スペーサ部との間に形成された空間に対向する位置で、第二スペーサ部が容器に接合される。これにより、第二スペーサ部と容器との接合作業の際に、例えば、電極体を押圧して凹ませたり、溶接等による接合時の熱が電極体に影響を及ぼしたりするのを抑制することができるため、電極体が損傷するのを抑制することができる。
また、前記第一スペーサ部は、前記容器と一体に形成されていることにしてもよい。
これによれば、スペーサの第一スペーサ部が容器と一体に形成されていることで、スペーサ及び容器を互いに補強することができる。これにより、スペーサ及び容器がさらに変形しにくくなるため、電極体が損傷するのをさらに抑制することができる。
また、前記容器は、容器本体と、蓋体とを有し、前記第一スペーサ部は、前記容器本体の前記蓋体側に配置されていることにしてもよい。
これによれば、スペーサの第一スペーサ部が、容器本体の蓋体側に配置されていることで、容器本体の蓋体側が変形するのを抑制することができる。これにより、電極体が膨張しても、容器における容器本体と蓋体との接合部が変形して当該接合部が損傷するのを抑制することができる。
なお、本発明は、このような蓄電素子として実現することができるだけでなく、スペーサ、または、スペーサ及び容器としても実現することができる。
本発明に係る蓄電素子によれば、電極体の損傷を抑制することができる。
実施の形態に係る蓄電素子の外観を示す斜視図である。 実施の形態に係る蓄電素子を分解して各構成要素を示す分解斜視図である。 実施の形態に係る電極体の構成を示す斜視図である。 実施の形態に係るスペーサの構成を示す斜視図及び断面図である。 実施の形態に係るスペーサが容器内に配置された状態での構成を示す側面図及び断面図である。 実施の形態に係るスペーサが容器内に配置された状態での構成を示す断面図である。 実施の形態の変形例1に係るスペーサの構成を示す斜視図及び断面図である。 実施の形態の変形例2に係るスペーサの構成を示す斜視図及び断面図である。 実施の形態の変形例3に係るスペーサが容器本体内に配置された状態での構成を示す斜視図である。 実施の形態の変形例4に係るスペーサ及び容器本体の構成を示す斜視図及び平面図である。 実施の形態の変形例5に係るスペーサを備える蓄電素子の構成を示す正面図及び断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態(その変形例も含む)に係る蓄電素子について説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、製造工程、製造工程の順序等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、各図において、寸法等は厳密に図示したものではない。さらに、各図において、同一または同様な構成要素については同じ符号を付している。
また、以下の説明及び図面中において、蓄電素子が有する一対(正極側及び負極側)の電極端子の並び方向、一対の集電体の並び方向、または、容器の短側面の対向方向をX軸方向と定義する。容器の長側面の対向方向、または、容器の厚さ方向をY軸方向と定義する。電極端子と電極体との並び方向、蓄電素子の容器本体と蓋体との並び方向、または、上下方向をZ軸方向と定義する。これらX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向は、互いに交差(本実施の形態では直交)する方向である。なお、使用態様によってはZ軸方向が上下方向にならない場合も考えられるが、以下では説明の便宜のため、Z軸方向を上下方向として説明する。また、以下の説明において、例えば、X軸プラス方向とは、X軸の矢印方向を示し、X軸マイナス方向とは、X軸プラス方向とは反対方向を示す。Y軸方向及びZ軸方向についても同様である。
また、以下の実施の形態及び変形例1〜4では、Z軸方向を第一方向、X軸方向を第二方向とも呼び、変形例5では、X軸方向を第一方向、Z軸方向を第二方向とも呼ぶ場合がある。つまり、電極体の巻回軸方向、電極体の湾曲面の延設方向、または、スペーサの延設方向を第一方向とも呼び、電極体の湾曲面の突出方向、電極体とスペーサとの並び方向、または、2つのスペーサの並び方向(対向方向)を第二方向とも呼ぶ場合がある。さらに、平行及び直交などの、相対的な方向または姿勢を示す表現は、厳密には、その方向または姿勢ではない場合も含む。例えば、2つの方向が直交している、とは、当該2つの方向が完全に直交していることを意味するだけでなく、実質的に直交していること、すなわち、例えば数%程度の差異を含むことも意味する。
(実施の形態)
[1 蓄電素子10の全般的な説明]
まず、本実施の形態における蓄電素子10の全般的な説明を行う。図1は、本実施の形態に係る蓄電素子10の外観を示す斜視図である。図2は、本実施の形態に係る蓄電素子10を分解して各構成要素を示す分解斜視図である。
蓄電素子10は、電気を充電し、また、電気を放電することのできる二次電池(単電池)であり、具体的には、リチウムイオン二次電池等の非水電解質二次電池である。蓄電素子10は、例えば、電力貯蔵用途または電源用途等に使用される。具体的には、蓄電素子10は、例えば、自動車、自動二輪車、ウォータークラフト、船舶、スノーモービル、農業機械、建設機械、または、電気鉄道用の鉄道車両等の移動体の駆動用またはエンジン始動用等のバッテリ等として用いられる。上記の自動車としては、電気自動車(EV)、ハイブリッド電気自動車(HEV)、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)及びガソリン自動車が例示される。上記の電気鉄道用の鉄道車両としては、電車、モノレール及びリニアモーターカーが例示される。また、蓄電素子10は、家庭用または発電機用等に使用される定置用のバッテリ等としても用いることができる。
なお、蓄電素子10は、非水電解質二次電池には限定されず、非水電解質二次電池以外の二次電池であってもよいし、キャパシタであってもよい。また、蓄電素子10は、二次電池ではなく、使用者が充電をしなくても蓄えられている電気を使用できる一次電池であってもよい。また、本実施の形態では、直方体形状(角形)の蓄電素子10を図示しているが、蓄電素子10の形状は、直方体形状には限定されず、直方体形状以外の多角柱形状、円柱形状、長円柱形状等であってもよい。
図1に示すように、蓄電素子10は、容器100と、一対(正極側及び負極側)の電極端子200と、一対(正極側及び負極側)の上部ガスケット300と、を備えている。また、図2に示すように、容器100の内方には、一対(正極側及び負極側)の下部ガスケット400と、一対(正極側及び負極側)の集電体500と、電極体700と、一対(正極側及び負極側)のスペーサ800とが収容されている。また、容器100の内部には、電解液(非水電解質)が封入されているが、図示は省略している。当該電解液としては、蓄電素子10の性能を損なうものでなければその種類に特に制限はなく、様々なものを選択することができる。また、上記の構成要素の他、電極体700等を包み込む絶縁フィルム等が配置されていてもよい。
容器100は、開口が形成された容器本体110と、容器本体110の当該開口を閉塞する蓋体120とを有する直方体形状(箱形)の金属製ケースである。このような構成により、容器100は、電極体700等を容器本体110の内部に収容後、容器本体110と蓋体120とが溶接等によって接合されて接合部140が形成されることにより、内部が密封されている。つまり、容器100の側面(X軸方向両側及びY軸方向両側の面)には、容器本体110と蓋体120とが接合された接合部140が形成されている。容器本体110及び蓋体120は、金属であればどのような部材で形成されていてもよいが、例えばステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄、メッキ鋼板等の溶接可能な金属で形成されているのが好ましい。
容器本体110は、容器100の本体部を構成する矩形筒状で底を備える部材であり、Z軸プラス方向側に開口が形成されている。つまり、容器本体110は、X軸方向両側の側面に一対の短側壁部111、112を有し、Y軸方向両側の側面に一対の長側壁部113、114を有し、Z軸マイナス方向側に底壁部115を有している。短側壁部111、112は、容器100の短側面を形成する矩形状かつ平板状の壁部であり、長側壁部113、114は、容器100の長側面を形成する矩形状かつ平板状の壁部であり、底壁部115は、容器100の底面を形成する矩形状かつ平板状の壁部である。
蓋体120は、容器100の蓋部を構成する矩形状の板状部材であり、容器本体110のZ軸プラス方向側にX軸方向に延設されて配置されている。また、蓋体120には、容器100内部に電解液を注入するための円形状の貫通孔である注液口121が形成され、蓋体120の注液口121の位置には、注液口121を塞ぐ注液栓130が配置されている。さらに、蓋体120には、容器100の内圧が上昇したときに容器100内部のガスを排出するガス排出弁122が配置されている。
電極体700は、正極板と負極板とセパレータとを備え、電気を蓄えることができる蓄電要素(発電要素)である。具体的には、電極体700は、正極板と負極板との間にセパレータが挟み込まれるように層状に配置されたものが巻回されて形成されている。これにより、正極板の複数のタブが積層されて正極側のタブ部720が形成され、負極板の複数のタブが積層されて負極側のタブ部730が形成されている。つまり、電極体700は、電極体本体部710と、電極体本体部710の一部からZ軸プラス方向に突出してY軸プラス方向に延びるタブ部720及び730とを有している。なお、本実施の形態では、電極体700の断面形状として長円形状を図示しているが、楕円形状などでもよい。この電極体700の構成の詳細な説明については、後述する。
電極端子200は、集電体500を介して、電極体700に電気的に接続される電極端子である。電極端子200は、かしめ等によって、集電体500に接続され、かつ、蓋体120に取り付けられている。具体的には、電極端子200は、下方(Z軸マイナス方向)に延びる軸部201(リベット部)を有している。そして、軸部201が、上部ガスケット300の貫通孔301と、蓋体120の貫通孔123と、下部ガスケット400の貫通孔401と、集電体500の貫通孔501とに挿入されて、かしめられる。これにより、電極端子200は、上部ガスケット300、下部ガスケット400及び集電体500とともに、蓋体120に固定される。なお、電極端子200は、アルミニウム、アルミニウム合金、銅または銅合金等の金属等の導電部材で形成されている。
集電体500は、電極体700と電極端子200とを電気的に接続する矩形状かつ平板状の部材である。具体的には、正極側の集電体500は、電極体700の正極側のタブ部720と溶接等により接続(接合)されるとともに、上述の通り、正極側の電極端子200とかしめ等により接合される。負極側についても同様である。集電体500は、アルミニウム、アルミニウム合金、銅または銅合金等の金属等の導電部材で形成されている。なお、集電体500と電極端子200とを接続(接合)する手法は、かしめ接合には限定されず、超音波接合、レーザ溶接、抵抗溶接等の溶接、または、ねじ締結等のかしめ以外の機械的接合等が用いられてもよい。また、集電体500とタブ部720、730とを接続(接合)する手法は、超音波接合、レーザ溶接、抵抗溶接等、どのような溶接が用いられてもよいし、かしめ接合やねじ締結等の機械的接合等が用いられてもよい。
スペーサ800は、電極体700のX軸方向の両側面と容器100の内面との間に、Z軸方向に延設されて配置され、容器100内における電極体700の位置を規制する柱状の金属製サイドスペーサである。スペーサ800は、金属であればどのような部材で形成されていてもよいが、例えばステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄、メッキ鋼板等の容器100(容器本体110)と同様の金属材料で形成されているのが好ましい。スペーサ800は、例えば、プレス加工、鍛造、鋳造(ダイカスト等)、押出成形等、種々の手法によって作製することができる。このスペーサ800の構成の詳細な説明については、後述する。
上部ガスケット300は、容器100の蓋体120と電極端子200との間に配置された、平板状の絶縁性の封止部材である。下部ガスケット400は、蓋体120と集電体500との間に配置された、平板状の絶縁性の封止部材である。上部ガスケット300及び下部ガスケット400は、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)、ポリフェニレンエーテル(PPE(変性PPEを含む))、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ABS樹脂、若しくは、それらの複合材料等の電気的な絶縁性を有する樹脂等によって形成されている。
[2 電極体700の構成の説明]
次に、電極体700の構成について、詳細に説明する。図3は、本実施の形態に係る電極体700の構成を示す斜視図である。具体的には、図3の(a)は、図2に示した電極体700の巻回状態を一部展開した状態での構成を示し、図3の(b)は、巻回後の電極体700を拡大して示している。
図3の(a)に示すように、電極体700は、正極板740及び負極板750と、セパレータ760a及び760bとが交互に積層されかつ巻回されることで形成されている。つまり、電極体700は、正極板740と、セパレータ760aと、負極板750と、セパレータ760bとがこの順に積層され、巻回されることで形成されている。
正極板740は、アルミニウムまたはアルミニウム合金等からなる長尺帯状の金属箔である正極基材層の表面に、正極活物質層が形成された極板(電極板)である。負極板750は、銅または銅合金等からなる長尺帯状の金属箔である負極基材層の表面に、負極活物質層が形成された極板(電極板)である。なお、正極活物質層に用いられる正極活物質、及び、負極活物質層に用いられる負極活物質としては、リチウムイオンを吸蔵放出可能な正極活物質及び負極活物質であれば、適宜公知の材料を使用できる。セパレータ760a及び760bは、樹脂からなる微多孔性のシートである。なお、セパレータ760a及び760bの素材としては、蓄電素子10の性能を損なうものでなければ、適宜公知の材料を使用できる。
正極板740は、巻回軸方向の一端において外方に突出する複数の矩形状のタブ741を有し、負極板750も同様に、巻回軸方向の一端において外方に突出する複数の矩形状のタブ751を有している。これら複数のタブ741及び複数のタブ751は、活物質層が形成されず基材層が露出した部分である。なお、タブ741及び751の形状は、特に限定されない。巻回軸とは、正極板740及び負極板750等を巻回する際の中心軸となる仮想的な軸であり、本実施の形態では、電極体700の中心を通る、Z軸方向に平行な直線である。そして、図3の(b)に示すように、複数のタブ741が積層されてタブ部720が形成され、複数のタブ751が積層されてタブ部730が形成される。なお、タブ部720及び730は、集電体500との接合後にY軸プラス方向に折り曲げられるが、集電体500との接合後においても折り曲げられない構成でもよい。
電極体本体部710は、電極体700の本体を構成する部位であり、具体的には、電極体700のうちのタブ部720及び730以外の部位である。つまり、電極体本体部710は、正極板740及び負極板750の活物質層が形成された部分とセパレータ760a、760bとが巻回されて形成された長円筒形状の部位である。これにより、電極体本体部710は、X軸方向両側に一対の電極体湾曲面711及び712を有し、Y軸方向両側に一対の電極体平坦面713及び714を有することとなる。
電極体湾曲面711は、Z軸方向から見てX軸マイナス方向に突出するように半円の円弧形状に湾曲し、Z軸方向に延設された湾曲面であり、X軸マイナス方向側のスペーサ800、及び、容器100の容器本体110の短側壁部111に対向して配置される。電極体湾曲面712は、Z軸方向から見てX軸プラス方向に突出するように半円の円弧形状に湾曲し、Z軸方向に延設された湾曲面であり、X軸プラス方向側のスペーサ800、及び、容器本体110の短側壁部112に対向して配置される。つまり、電極体湾曲面711及び712は、Z軸方向(第一方向)から見て、スペーサ800に向けてX軸方向(第二方向)に突出するように湾曲した湾曲面である。電極体平坦面713は、Y軸プラス方向に向いたXZ平面に平行に広がる矩形状の平坦面であり、容器本体110の長側壁部113に対向して配置される。電極体平坦面714は、Y軸マイナス方向に向いたXZ平面に平行に広がる矩形状の平坦面であり、容器本体110の長側壁部114に対向して配置される。
また、電極体700は、X軸方向(第二方向)における長さが、Z軸方向(第一方向)における長さよりも長くなるように形成されている。つまり、電極体湾曲面711及び712の間の距離(最大距離)が、電極体湾曲面711、712のZ軸方向の長さよりも長く形成されている。この場合、電極体平坦面713、714のX軸方向の長さは、電極体平坦面713、714のZ軸方向の長さよりも短く形成されていてもよいが当該Z軸方向の長さよりも長く形成されているのが好ましい。
[3 スペーサ800の構成の説明]
次に、スペーサ800の構成について、詳細に説明する。なお、図2において、X軸プラス方向側のスペーサ800とX軸マイナス方向側のスペーサ800とは、同様の構成を有している。このため、以下では、X軸マイナス方向側のスペーサ800の構成について説明し、X軸プラス方向側のスペーサ800の構成についての説明は、省略する。
図4は、本実施の形態に係るスペーサ800の構成を示す斜視図及び断面図である。具体的には、図4の(a)は、図2に示したX軸マイナス方向側のスペーサ800を拡大して示す拡大斜視図であり、図4の(b)は、図4の(a)のスペーサ800をIVb−IVb断面で切断した場合の構成を示す断面図である。図5及び図6は、本実施の形態に係るスペーサ800が容器100内に配置された状態での構成を示す側面図及び断面図である。具体的には、図5の(a)は、スペーサ800及び電極体700が容器100の容器本体110内に配置された状態を、X軸マイナス方向から見た場合の構成を示す側面図である。図5の(b)は、図5の(a)に示された構成を、Vb−Vb断面で切断した場合の構成を示す断面図である。図6は、図5の(a)に示された構成を、VI−VI断面で切断した場合の構成を示す断面図である。
図4の(a)に示すように、スペーサ800は、スペーサ本体部810と、スペーサ端部820とを有している。スペーサ本体部810は、X軸プラス方向側の面がX軸マイナス方向に向けて湾曲状に凹んだ形状を有するZ軸方向に延設された柱状の部位であり、電極体700のX軸マイナス方向に配置される。スペーサ端部820は、スペーサ800のZ軸プラス方向側の端部に位置する矩形状かつ板状の壁部であり、電極体700のX軸マイナス方向側の端部のZ軸プラス方向に配置される。
具体的には、図5及び図6に示すように、スペーサ本体部810は、電極体700の電極体本体部710のX軸マイナス方向に配置される。つまり、スペーサ本体部810は、容器100の容器本体110の短側壁部111と、電極体湾曲面711とに挟まれ、かつ、短側壁部111及び電極体湾曲面711に当接して配置される。なお、本実施の形態では、スペーサ本体部810は、長側壁部113及び長側壁部114に当接して配置されるが、長側壁部113及び長側壁部114の少なくとも一方に当接していなくてもよい。
ここで、図4の(b)に示すように、スペーサ本体部810は、第一スペーサ部811と、第二スペーサ部812、813及び814と、を有している。第一スペーサ部811は、スペーサ本体部810のX軸プラス方向側の側面部であって、Z軸方向から見てX軸マイナス方向に凹むように半円の円弧形状に湾曲し、Z軸方向に延設された湾曲部である。第二スペーサ部812は、スペーサ本体部810のX軸マイナス方向側の側面部であって、YZ平面に平行かつZ軸方向に延設された平坦部である。第二スペーサ部813は、スペーサ本体部810のY軸プラス方向側の側面部であって、XZ平面に平行かつZ軸方向に延設された平坦部である。第二スペーサ部814は、スペーサ本体部810のY軸マイナス方向側の側面部であって、XZ平面に平行かつZ軸方向に延設された平坦部である。
具体的には、図6に示すように、第一スペーサ部811は、容器100の容器本体110の短側壁部111と電極体湾曲面711との間において、Z軸方向(第一方向)から見て電極体湾曲面711に沿って配置される金属製の部位である。つまり、第一スペーサ部811は、電極体湾曲面711に対向し、かつ、電極体湾曲面711に当接して配置されている。具体的には、第一スペーサ部811は、電極体湾曲面711のうちの長側壁部113側の端部から長側壁部114側の端部までに亘って、連続して電極体湾曲面711に当接して配置されている。
また、図5に示すように、スペーサ本体部810は、電極体本体部710のZ軸方向における一端から他端までに亘って電極体湾曲面711を覆うように、Z軸方向に延設されて配置されている。言い換えれば、図4の(b)及び図6に示した第一スペーサ部811は、電極体湾曲面711(電極体本体部710)に対向する部分のZ軸方向における一端から他端までに亘って、Z軸方向から見て電極体湾曲面711に沿って配置されている。つまり、第一スペーサ部811は、Z軸方向において、電極体湾曲面711に対向する部分の一端から他端までに亘って、連続して電極体湾曲面711に当接して配置されている。本実施の形態では、第一スペーサ部811は、Z軸方向において、電極体湾曲面711よりも長いため、第一スペーサ部811のZ軸方向における一端から他端までの一部と、電極体湾曲面711のZ軸方向における一端から他端までの全部とが、当接して配置される。
なお、第一スペーサ部811が、Z軸方向において、電極体湾曲面711と同じ長さの場合には、第一スペーサ部811のZ軸方向における一端から他端までの全部が、電極体湾曲面711のZ軸方向における一端から他端までの全部と当接することになる。また、第一スペーサ部811が、Z軸方向において、電極体湾曲面711よりも短い場合には、第一スペーサ部811のZ軸方向における一端から他端までの全部と、電極体湾曲面711のZ軸方向における一端から他端までの一部とが、当接することになる。この場合、第一スペーサ部811は、電極体湾曲面711のZ軸方向における一端から他端までの長さの半分以上と当接するのが好ましく、2/3以上と当接するのがより好ましく、3/4以上と当接するのがさらに好ましい。
第二スペーサ部812、813及び814は、容器100の容器本体110の短側壁部111、長側壁部113及び長側壁部114と第一スペーサ部811との間に、容器100の当該側壁部に沿って配置される金属製の部位である。具体的には、第二スペーサ部812は、短側壁部111に対向し、かつ、短側壁部111に当接して配置されている。本実施の形態では、第二スペーサ部812は、全面が短側壁部111に当接して配置されている。つまり、第二スペーサ部812は、Y軸方向において、短側壁部111に対向する部分の一端から他端までに亘って、連続して短側壁部111に当接して配置されている。さらに、第二スペーサ部812は、Z軸方向において、短側壁部111に対向する部分の一端から他端までに亘って、連続して短側壁部111に当接して配置されている。
第二スペーサ部813は、容器本体110の長側壁部113に対向し、かつ、長側壁部113に当接して配置されている。本実施の形態では、第二スペーサ部813は、全面が長側壁部113に当接して配置されている。つまり、第二スペーサ部813は、X軸方向において、長側壁部113に対向する部分の一端から他端までに亘って、連続して長側壁部113に当接して配置されている。さらに、第二スペーサ部813は、Z軸方向において、長側壁部113に対向する部分の一端から他端までに亘って、連続して長側壁部113に当接して配置されている。
第二スペーサ部814は、容器本体110の長側壁部114に対向し、かつ、長側壁部114に当接して配置されている。本実施の形態では、第二スペーサ部814は、全面が長側壁部114に当接して配置されている。つまり、第二スペーサ部814は、X軸方向において、長側壁部114に対向する部分の一端から他端までに亘って、連続して長側壁部114に当接して配置されている。さらに、第二スペーサ部814は、Z軸方向において、長側壁部114に対向する部分の一端から他端までに亘って、連続して長側壁部114に当接して配置されている。
ここで、図5及び図6に示すように、スペーサ800は、容器100に接合されている。本実施の形態では、スペーサ端部820が、容器100の容器本体110の短側壁部111のZ軸プラス方向側のY軸方向両端部において、短側壁部111と接合されて、接合部910が形成されている。また、スペーサ本体部810の第二スペーサ部812が、短側壁部111のZ軸マイナス方向側のY軸方向両端部において、短側壁部111と接合されて、Z軸方向に延びる長尺な接合部920が形成されている。接合部910及び920は、例えば、レーザ溶接によって貫通溶接されて形成された溶接部である。なお、接合部910及び920を形成する手法は特に限定されず、抵抗溶接、超音波接合、かしめ接合、ネジ止め等、どのような接合手法が用いられてもよい。
また、接合部910に代えて、または、接合部910に加えて、接合部920が、短側壁部111のZ軸マイナス方向側の端部からZ軸プラス方向側の端部までに亘って延設されて形成されてもよい。また、上述以外の箇所で、第二スペーサ部812と短側壁部111とが接合されてもよい。さらに、第二スペーサ部812と短側壁部111との接合に代えて、または、当該接合に加えて、第二スペーサ部813と長側壁部113とが接合されてもよいし、第二スペーサ部814と長側壁部114とが接合されてもよい。つまり、第二スペーサ部812、813及び814のうちのいずれかの部位が、容器100に接合されていればよい。
[4 効果の説明]
以上のように、本発明の実施の形態に係る蓄電素子10によれば、電極体700は、第二方向(X軸方向)に突出するように湾曲した電極体湾曲面711を有している。そして、スペーサ800は、金属製の容器100と電極体湾曲面711との間に、第一方向(Z軸方向)から見て電極体湾曲面711に沿って配置される金属製の第一スペーサ部811を有している。このように、スペーサ800に、電極体湾曲面711に沿う金属製の第一スペーサ部811を設ける。これにより、電極体700が膨張しても、スペーサ800が変形しにくくなるため、容器100も変形しにくくなり、電極体700が損傷するのを抑制することができる。
また、電極体700は、電極体湾曲面711の突出方向である第二方向における長さが、電極体湾曲面711の延設方向である第一方向における長さよりも長く形成されている。ここで、電極体700において、第二方向における長さが第一方向における長さよりも長いと、電極体700が膨張した際に、電極体湾曲面711がスペーサ800を押圧する力が大きく、スペーサ800が変形しやすい。このため、このような電極体700を備える蓄電素子10において、スペーサ800に第一スペーサ部811を設けてスペーサ800を変形しにくくすることによる効果が高い。
また、第一スペーサ部811が、電極体湾曲面711の第一方向における一端から他端までに亘って電極体湾曲面711に沿って配置されているため、電極体湾曲面711がスペーサ800を押圧する力を分散させることができる。これにより、電極体700が膨張しても、スペーサ800が変形しにくくなるため、容器100も変形しにくくなり、電極体700が損傷するのを抑制することができる。
また、スペーサ800の容器100側にも、容器100に沿う金属製の第二スペーサ部812、813及び814を設ける。これにより、スペーサ800がさらに変形しにくくなるため、容器100もさらに変形しにくくなり、電極体700が損傷するのをさらに抑制することができる。
また、スペーサ800の第二スペーサ部812、813及び814のうちのいずれかの部位が容器100に接合されることで、スペーサ800及び容器100を互いに補強することができる。これにより、スペーサ800及び容器100がさらに変形しにくくなるため、電極体700が損傷するのをさらに抑制することができる。
なお、上記では、主に、蓄電素子10の正極側(電極体湾曲面711側)の部位を対象にして効果を説明したが、負極側(電極体湾曲面712側)の部位における効果についても同様のことが言える。
[5 変形例の説明]
(変形例1)
次に、上記実施の形態の変形例1について、説明する。図7は、本実施の形態の変形例1に係るスペーサ800aの構成を示す斜視図及び断面図である。具体的には、図7は、図4に対応する図であるが、説明の便宜のため、容器100の容器本体110も破線で示している。
図7に示すように、本変形例におけるスペーサ800aは、上記実施の形態におけるスペーサ800に、空間815が形成されたものである。その他の構成については、上記実施の形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
空間815は、スペーサ800aのスペーサ端部820aとスペーサ本体部810aとを、Z軸方向に貫通している。つまり、空間815は、スペーサ本体部810aの第一スペーサ部811と、第二スペーサ部812、813及び814との間に形成された空間である。具体的には、第一スペーサ部811と第二スペーサ部812及び813との間、並びに、第一スペーサ部811と第二スペーサ部812及び814との間に、2つの空間815が形成されている。このようなスペーサ800aは、鋳造(ダイカスト等)、または、押出成形等により作製することができる。
このような構成により、第二スペーサ部812は、空間815に対向する位置で、容器100に接合されることとなる。つまり、接合部920は、短側壁部111のY軸方向両端部において、第二スペーサ部812と短側壁部111とが接合されて形成された、空間815に対向し、かつ、空間815の延設方向(Z軸方向)に沿う長尺な接合部となる。
なお、接合部920に代えて、または、接合部920に加えて、第二スペーサ部813と長側壁部113とが空間815に対向する位置で接合されてもよいし、第二スペーサ部814と長側壁部114とが空間815に対向する位置で接合されてもよい。つまり、第二スペーサ部812、813及び814のうちのいずれかの部位が、空間815に対向する位置で、容器100に接合されていればよい。
また、本変形例では、スペーサ800aには、2つの空間815が形成されているが、空間815の個数は限定されず、1つ、または、3つ以上であってもよい。空間815の配置位置、大きさ及び形状についても、特に限定されない。
以上のように、本変形例に係る蓄電素子によれば、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。特に、本変形例では、スペーサ800aの第一スペーサ部811と第二スペーサ部812、813及び814との間に形成された空間815に対向する位置で、第二スペーサ部812、813及び814のうちのいずれかの部位が容器100に接合される。これにより、第二スペーサ部と容器100との接合作業の際に、例えば、電極体700を押圧して凹ませたり、溶接等による接合時の熱が電極体700に影響を及ぼしたりするのを抑制することができるため、電極体700が損傷するのを抑制することができる。また、スペーサ800aの第一スペーサ部811と第二スペーサ部812、813及び814との間に空間815が形成されていることで、空間815内に電解液を溜めておくことができるため、容器100内の電解液量を確保することができる。
(変形例2)
次に、上記実施の形態の変形例2について、説明する。図8は、本実施の形態の変形例2に係るスペーサ800bの構成を示す斜視図及び断面図である。具体的には、図8は、図7に対応する図である。
図8に示すように、本変形例におけるスペーサ800bは、上記変形例1におけるスペーサ800aが、板状部材を折り曲げて形成されたものである。つまり、スペーサ800bは、上記変形例1におけるスペーサ端部820aは有しておらず、板状部材が折り曲げられて形成されたスペーサ本体部810bを有している。その他の構成については、上記変形例1と同様であるため、詳細な説明は省略する。
スペーサ本体部810bは、平板状の金属部材を折り曲げて、第一スペーサ部811と第二スペーサ部812、813及び814とを形成し、両端部を溶接等により接合することで形成されている。なお、当該両端部における接合位置は、電極体湾曲面711から離間しているのが好ましい。これにより、スペーサ本体部810bには、上記変形例1における空間815よりも大きな空間816が形成される。
以上のように、本変形例に係る蓄電素子によれば、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。特に、本変形例では、スペーサ800bは、板状部材を折り曲げて形成されたものであるため、スペーサ800bを容易に作製することができる。
(変形例3)
次に、上記実施の形態の変形例3について、説明する。図9は、本実施の形態の変形例3に係るスペーサ800が容器本体110a内に配置された状態での構成を示す斜視図である。
図9に示すように、本変形例における容器本体110aは、上記実施の形態における容器本体110の短側壁部111に開口部が形成されたものである。つまり、容器本体110aは、短側壁部111に開口部111aが形成されて、開口部111aでスペーサ800と接合されている。その他の構成については、上記実施の形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
容器本体110aは、短側壁部111(短側壁部111b及び111c)及び112、並びに、長側壁部113及び114からなる角筒状の部材に、平板状の部材である底壁部115を溶接等により接合することで形成されている。当該角筒状の部材は、平板状の金属部材を折り曲げて、短側壁部111b、長側壁部113、短側壁部112、長側壁部114、及び、短側壁部111cを形成し、短側壁部111b及び短側壁部111cを溶接等により接合することで形成されている。
また、短側壁部111b及び短側壁部111cには、Z軸方向中央部に矩形状の切り欠きが形成されており、短側壁部111b及び短側壁部111cが接合されることにより、開口部111aが形成されている。そして、開口部111aの位置で短側壁部111とスペーサ800とが接合されることにより、接合部930が形成されている。
なお、開口部111aに代えて、または、開口部111aに加えて、長側壁部113または114のX軸マイナス方向側の端部に開口部が形成されており、当該開口部の位置で長側壁部113または114とスペーサ800とが接合されることにしてもよい。また、容器本体110aは、底壁部115を別部材とする2部材で構成されていることとしたが、例えば短側壁部112の位置でさらに分割される等、3部材以上で構成されていてもよい。または、容器本体110aは、上記実施の形態のような1部材の容器本体に開口部111aとしての貫通孔が形成されている構成でもよい。
また、X軸プラス方向側についても同様に、容器本体110aの短側壁部112等に開口部を形成し、当該開口部の位置で容器本体110aにX軸プラス方向側のスペーサ800を接合することにしてもよい。
以上のように、本変形例に係る蓄電素子によれば、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。特に、本変形例では、容器本体110aに形成された開口部111aの位置で容器本体110aとスペーサ800とが接合されているため、容器本体110aにスペーサ800を容易に接合することができる。
(変形例4)
次に、上記実施の形態の変形例4について、説明する。図10は、本実施の形態の変形例4に係るスペーサ800c及び容器本体110bの構成を示す斜視図及び平面図である。具体的には、図10の(a)は、スペーサ800c及び容器本体110bの構成を示す斜視図であり、図10の(b)は、図10の(a)のX軸マイナス方向側の部位を、Z軸プラス方向から見た場合の構成を示す上面図である。
図10に示すように、本変形例におけるスペーサ800cは、容器本体110bと一体に形成されている。つまり、スペーサ800cは、上記変形例2におけるスペーサ800bと同様の形状の第一スペーサ部811を有し、第一スペーサ部811が容器本体110bと一体に形成されている。その他の構成については、上記実施の形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
第一スペーサ部811は、板状の湾曲部であり、Y軸方向中央部が短側壁部111に接続され、Y軸プラス方向側の端部が長側壁部113に接続され、Y軸マイナス方向側の端部が長側壁部114に接続されている。これにより、第一スペーサ部811と、短側壁部111及び長側壁部113、114との間に、2つの空間817が形成されている。また、第一スペーサ部811のZ軸プラス方向側の端部には、これら2つの空間817に繋がる2つの凹部818が形成されている。凹部818は、第一スペーサ部811のZ軸プラス方向側の端部の、空間817に対応するY軸方向両側の部位が、Z軸マイナス方向に凹むように形成された切り欠きである。
このようなスペーサ800cと容器本体110bとの一体成形品は、押出成形、または、鋳造(ダイカスト等)等により作製することができる。つまり、短側壁部111及び112と長側壁部113及び114とスペーサ800cとからなる角筒状の部材を押出成形等により形成し、平板状の部材である底壁部115を溶接等により接合することで、当該一体成形品を作製することができる。なお、スペーサ800cと容器本体110bとは、溶接等により接合されて、一体化されていることにしてもよい。
以上のように、本変形例に係る蓄電素子によれば、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。特に、本変形例では、スペーサ800cの第一スペーサ部811が容器100と一体に形成されていることで、スペーサ800c及び容器100を互いに補強することができる。これにより、スペーサ800c及び容器100がさらに変形しにくくなるため、電極体700が損傷するのをさらに抑制することができる。また、スペーサ800cに、容器100に対向する部位(上述の第二スペーサ部812、813及び814)を設けなくてもよいため、容器100内の容積を増やすことができる。さらに、部品点数を低減することができるため、製造の簡易化、コスト低減等を図ることもできる。
また、スペーサ800cの第一スペーサ部811と短側壁部111及び長側壁部113、114との間に空間817が形成されていることで、空間817内に電解液を溜めておくことができるため、容器100内の電解液量を確保することができる。さらに、第一スペーサ部811に、空間817に繋がる凹部818が形成されていることで、電解液を空間817に容易に導くことができる。
なお、上記変形例1、2のスペーサ800a、800bにおいても、本変形例の凹部818と同様の凹部が形成されていてもよい。
(変形例5)
次に、上記実施の形態の変形例5について、説明する。図11は、本実施の形態の変形例5に係るスペーサ800d及び800eを備える蓄電素子10aの構成を示す正面図及び断面図である。具体的には、図11の(a)は、蓄電素子10aから容器本体110の長側壁部114を取り除いて、Y軸マイナス方向から見た場合の構成を示す正面図である。図11の(b)は、蓄電素子10aのX軸方向中央部を、YZ平面に平行な面で切断した場合の構成を示す断面図である。
図11に示すように、本変形例では、蓄電素子10aは、X軸方向に平行な巻回軸を有する電極体700aと、電極体700aのX軸マイナス方向側及びX軸プラス方向側の端部720a及び730aに接続される集電体500aと、を備えている。そして、電極体700aの電極体本体部710のZ軸プラス方向にスペーサ800dが配置され、電極体本体部710のZ軸マイナス方向にスペーサ800eが配置されている。その他の構成については、上記実施の形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
スペーサ800dは、第一スペーサ部811と、第二スペーサ部813及び814と、を有している。つまり、本変形例では、スペーサ800dは、上記実施の形態における第二スペーサ部812は有していない。このようなスペーサ800dは、平板状の金属部材を折り曲げたり、プレス加工したりすることにより作製することができる。また、電極体700aは、X軸方向(第一方向)から見て、スペーサ800dに向けてZ軸方向(第二方向)に突出するように湾曲した電極体湾曲面711を有している。
具体的には、第一スペーサ部811は、容器100の蓋体120と電極体700aの電極体湾曲面711との間において、X軸方向(第一方向)から見て電極体湾曲面711に沿って配置される金属製の部位である。つまり、第一スペーサ部811は、容器本体110の蓋体120側(容器本体110と蓋体120との接合部140側)に、蓋体120と離間して配置されている。言い換えれば、第一スペーサ部811は、ガス排出弁122側(または、注液口121及び注液栓130側)に、ガス排出弁122(または、注液口121及び注液栓130)と離間して配置されている。
また、第二スペーサ部813及び814は、容器100の容器本体110の長側壁部113及び長側壁部114と第一スペーサ部811との間に、容器100の当該側壁部に沿って配置される金属製の部位である。また、第二スペーサ部813及び814は、容器本体110の蓋体120側に接合されている。具体的には、第二スペーサ部813は、容器本体110の長側壁部113のZ軸プラス方向側の端部に接合され、第二スペーサ部814は、容器本体110の長側壁部114のZ軸プラス方向側の端部に接合されている。つまり、蓋体120と第一スペーサ部811と第二スペーサ部813及び814との間に空間819が形成され、空間819に対向する位置で、第二スペーサ部813及び814が容器本体110に接合されて、2つの接合部940が形成されている。
スペーサ800eは、上記実施の形態におけるスペーサ800が短側壁部111または112側に配置されているのに対し、底壁部115側に配置されている点で異なるが、その他の点は、上記実施の形態におけるスペーサ800と同様である。このため、スペーサ800eについての詳細な説明は省略する。なお、スペーサ800eは、金属製の部材には限定されず、樹脂製の部材であってもよい。つまり、スペーサ800eは、上記実施の形態におけるスペーサ800と同様の金属部材、または、上述の上部ガスケット300(下部ガスケット400)と同様の樹脂部材等によって形成することができる。
以上のように、本変形例に係る蓄電素子によれば、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。特に、本変形例では、スペーサ800dの第一スペーサ部811が、容器本体110の蓋体120側(容器本体110と蓋体120との接合部140側)に配置されていることで、容器本体110の蓋体120側(接合部140側)が変形するのを抑制することができる。これにより、電極体700aが膨張しても、容器100における容器本体110と蓋体120との接合部140が変形して接合部140が損傷するのを抑制することができる。
また、第二スペーサ部813及び814が、蓋体120ではなく、容器本体110の長側壁部113及び114に接合されていることで、電極体700aが膨張しても、電極体700aの膨張に起因する応力が接合部140にかかりにくくなる。これによっても、接合部140が損傷するのを抑制することができる。
また、スペーサ800dの第一スペーサ部811が、ガス排出弁122側に蓋体120と離間して配置されているため、ガスを排出する際の排気の経路(空間819)を確保することができている。これにより、ガス排出弁122からのガスの排出性が低下するのを抑制することができる。さらに、第一スペーサ部811が、注液口121及び注液栓130側に蓋体120と離間して配置されているため、電解液を注液する際の注液経路(空間819)を確保することができている。これにより、電解液の注液性が低下するのを抑制することができる。
(その他の変形例)
以上、本発明の実施の形態及びその変形例に係る蓄電素子について説明したが、本発明は、この実施の形態及びその変形例に限定されない。つまり、今回開示された実施の形態及びその変形例は全ての点で例示であり、本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれる。
例えば、上記実施の形態及びその変形例では、第一スペーサ部811は、電極体湾曲面711に対向する部分の第一方向における一端から他端までに亘って、第一方向から見て電極体湾曲面711に沿って(電極体湾曲面711に当接して)配置されていることとした。しかし、第一スペーサ部811は、第一方向における電極体湾曲面711に対向する部分の一部が、電極体湾曲面711に沿って配置されていない(電極体湾曲面711に当接していない)ことにしてもよい。ただし、この場合でも、第一スペーサ部811が電極体湾曲面711に沿って配置されるのは、電極体湾曲面711に対向する部分の第一方向における一端から他端までの長さの半分以上であるのが好ましく、2/3以上であるのがより好ましく、3/4以上であるのがさらに好ましい。なお、第一スペーサ部811は、電極体湾曲面711の第一方向における中央部分には、電極体湾曲面711に沿って配置されているのが好ましい。
また、上記実施の形態及びその変形例では、第二スペーサ部812は、全面が短側壁部111に当接して配置されていることとした。しかし、第二スペーサ部812は、Y軸方向において、短側壁部111に対向する部分の一部が、短側壁部111に当接して配置されていないことにしてもよい。ただし、第二スペーサ部812は、短側壁部111のY軸方向における中央部分には、当接して配置されているのが好ましい。また、第二スペーサ部812は、第一方向において、短側壁部111に対向する部分の一部が、短側壁部111に当接して配置されていないことにしてもよい。ただし、第二スペーサ部812は、短側壁部111の第一方向における中央部分には、当接して配置されているのが好ましい。第二スペーサ部813についても同様に、第二方向において長側壁部113に対向する部分の一部、または、第一方向において長側壁部113に対向する部分の一部が、長側壁部113に当接して配置されていないことにしてもよい。ただし、第二スペーサ部813は、長側壁部113の第一方向における中央部分には、当接して配置されているのが好ましい。第二スペーサ部814についても同様である。
また、上記実施の形態及びその変形例では、第二スペーサ部812、813及び814のうちのいずれかの部位が、容器100に接合されることとした。しかし、第二スペーサ部812、813及び814のいずれの部位も、容器100に接合されないことにしてもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例では、電極体湾曲面711は、第一方向から見て第二方向に突出する半円の円弧形状に湾曲した形状を有していることとした。しかし、電極体湾曲面711は、半円以外の円弧形状、または、長円もしくは楕円の一部等、種々の形状を取り得る。この場合、第一スペーサ部811も、電極体湾曲面711に対応する形状となる。
また、上記実施の形態及びその変形例では、電極体700は、第二方向における長さが第一方向における長さよりも長くなるように形成されていることとした。しかし、電極体700は、第二方向における長さと第一方向における長さとが同じ長さ、または、第二方向における長さが第一方向における長さよりも短くなるように形成されていることにしてもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例では、電極体700は、極板が巻回されて形成された、巻回型電極体であることとした。しかし、電極体700は、電極体湾曲面711を有する形状であればその構成は特に限定されず、例えば、極板を蛇腹状に折り畳んだ蛇腹型の電極体、または、複数枚の平板状極板を積層したスタック型の電極体を湾曲させて湾曲面を形成したものであってもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例における正極側についての構成は、負極側についても適用できるが、正極側及び負極側の双方が、上記実施の形態またはその変形例の構成を有していることには限定されない。つまり、正極側及び負極側のいずれか一方が、上記実施の形態及びその変形例の構成を有していないことにしてもよい。
なお、上記実施の形態及び上記変形例を任意に組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
また、本発明は、このような蓄電素子として実現することができるだけでなく、スペーサ、または、スペーサ及び容器としても実現することができる。
本発明は、リチウムイオン二次電池などの蓄電素子等に適用できる。
10、10a 蓄電素子
100 容器
110、110a、110b 容器本体
111、111b、111c、112 短側壁部
111a 開口部
113、114 長側壁部
115 底壁部
120 蓋体
121 注液口
122 ガス排出弁
130 注液栓
140、910、920、930、940 接合部
700、700a 電極体
710 電極体本体部
711、712 電極体湾曲面
713、714 電極体平坦面
800、800a、800b、800c、800d、800e スペーサ
810、810a、810b スペーサ本体部
811 第一スペーサ部
812、813、814 第二スペーサ部
815、816、817、819 空間
818 凹部
820、820a スペーサ端部

Claims (7)

  1. 電極体と、スペーサと、前記電極体及び前記スペーサを収容する金属製の容器と、を備える蓄電素子であって、
    前記電極体は、第一方向から見て、前記スペーサに向けて第二方向に突出するように湾曲した湾曲面を有し、
    前記スペーサは、前記容器と前記湾曲面との間に、前記第一方向から見て前記湾曲面に沿って配置される金属製の第一スペーサ部を有する
    蓄電素子。
  2. 前記電極体は、前記第二方向における長さが、前記第一方向における長さよりも長い
    請求項1に記載の蓄電素子。
  3. 前記スペーサは、さらに、前記容器と前記第一スペーサ部との間に、前記容器に沿って配置される金属製の第二スペーサ部を有する
    請求項1または2に記載の蓄電素子。
  4. 前記第二スペーサ部は、前記容器に接合される
    請求項3に記載の蓄電素子。
  5. 前記第一スペーサ部と前記第二スペーサ部との間には、空間が形成されており、
    前記第二スペーサ部は、前記空間に対向する位置で、前記容器に接合される
    請求項4に記載の蓄電素子。
  6. 前記第一スペーサ部は、前記容器と一体に形成されている
    請求項1または2に記載の蓄電素子。
  7. 前記容器は、容器本体と、蓋体とを有し、
    前記第一スペーサ部は、前記容器本体の前記蓋体側に配置されている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の蓄電素子。
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