JP2021056315A - 鍵盤装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、鍵の移動量を容易かつ確実に検出することができる鍵盤装置を提供することを課題とする。【解決手段】本発明に係る鍵盤装置1は、押鍵動作によって下方向へ移動する少なくとも一つの鍵2と、鍵2の押鍵動作による移動に応じて変形する歪みセンサ3とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、鍵盤装置に関する。
電子ピアノ等の鍵盤装置は、押鍵情報を取得可能なセンサを備える。このセンサとしては、圧電センサや光センサが用いられている。
圧電センサを備える鍵盤装置としては、鍵の下方に間隔を空けて圧電素子フィルムを配置したものが公知である(特開昭53−16617号公報参照)。この圧電素子フィルムは、並列に設けられる複数の切溝によって、各鍵と対応する複数の単位体に区分されている。この鍵盤装置は、各単位体が、対応する鍵の押鍵情報を出力可能とされている。
光センサを備える鍵盤装置としては、キーベッド上に配置されたセンサ本体と、鍵の下面に取り付けられたシャッタとを有するキーセンサを備えるものが公知である(特開2001−222282号公報参照)。このキーセンサは、センサ本体の光軸をシャッタが横切るときの光量の変化に基づいて押鍵情報を検出可能とされている。
特開昭53−16617号公報 特開2001−222282号公報
特許文献1に記載の鍵盤装置は、押鍵動作の有無やアフタータッチ(押鍵状態でのさらなる鍵の押し込み)を検出することは可能であるが、鍵の移動量を検出し難い。また、この鍵盤装置は、圧電素子フィルムとの接触によって鍵の移動が制限されたり、奏者に違和感を与えやすい。
特許文献2に記載の鍵盤装置は、センサ本体とシャッタとの位置関係から打弦のタイミングや打弦速度を検出できる。しかしながら、この鍵盤装置は、センサの実装コストが高くなりやすい。
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、本発明の課題は、鍵の移動量を容易かつ確実に検出することができる鍵盤装置を提供することにある。
前記課題を解決するためになされた本発明の一態様に係る鍵盤装置は、押鍵動作によって下方向へ移動する少なくとも一つの鍵と、前記鍵の押鍵動作による移動に応じて変形する歪みセンサとを備える。
前記鍵の非押鍵状態で、前記歪みセンサが前記鍵と直接的又は間接的に接触しているとよい。
前記非押鍵状態で、前記歪みセンサにプリストレスが加わっているとよい。
前記鍵が、前記歪みセンサと接触する突起を有するとよい。
前記鍵の下方に配置され、前記歪みセンサが取り付けられている板状の基板をさらに備え、前記基板が、前記突起が貫通可能な貫通孔を有し、前記歪みセンサが、前記貫通孔に架け渡されているとよい。
前記歪みセンサが帯状の伸縮型抵抗変化センサ素子を有するとよい。
前記伸縮型抵抗変化センサ素子がCNT繊維を含むとよい。
前記伸縮型抵抗変化センサ素子の伸縮方向の弾性率としては0.1MPa以上20MPa以下が好ましい。
前記歪みセンサが、前記伸縮型抵抗変化センサ素子の表面に弾性体を有するとよい。
当該鍵盤装置は、前記歪みセンサの抵抗値から前記鍵の移動量を検出する検出部を備えるとよい。
当該鍵盤装置は、前記鍵の非押鍵状態における前記歪みセンサの抵抗値を記憶する記憶部を備えるとよい。
当該鍵盤装置は、複数の前記鍵を備え、前記歪みセンサが、前記鍵毎に設けられているとよい。
なお、本発明において、「伸縮型抵抗変化センサ素子」とは、伸縮によって電気抵抗が変化するセンサ素子を意味する。「弾性率」とは、JIS−K6251に準拠した値を意味する。
本発明の一態様に係る鍵盤装置は、鍵の押鍵動作による移動に応じて変形する歪みセンサを備えるので、鍵の移動量を容易かつ確実に検出することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る鍵盤装置の鍵の非押鍵状態を示す模式的部分断面斜視図である。 図2は、図1の鍵盤装置の鍵の幅方向から見た側面断面図である。 図3は、図1の鍵盤装置のIII−III線部分断面図である。 図4は、図1の鍵盤装置の押鍵状態における図2に対応する断面図である。 図5は、図1の鍵盤装置の押鍵状態における図3に対応する断面図である。 図6は、図1の鍵盤装置の複数の鍵と歪みセンサとの配置関係を示す模式的平面図である。 図7は、図1の鍵盤装置における鍵の移動量の検出機構を示す模式図である。 図8は、図1の鍵盤装置とは異なる実施形態に係る鍵盤装置の非押鍵状態を示す図2に対応する断面図である。 図9は、図8の鍵盤装置の非押鍵状態を示す図3に対応する断面図である。 図10は、図1及び図8の鍵盤装置とは異なる実施形態に係る鍵盤装置の非押鍵状態を示す図3に対応する断面図である。 図11は、図1、図8及び図10の鍵盤装置とは異なる実施形態に係る鍵盤装置の非押鍵状態を示す模式的部分断面斜視図である。
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を詳説する。
[第一実施形態]
図1の鍵盤装置1は、押鍵動作によって下方向(図1のY方向)へ移動する鍵2と、鍵2の押鍵動作による移動に応じて変形する歪みセンサ3とを備える。鍵2の個数は特に限定されるものではなく、一つでもよい。但し、本実施形態では、鍵盤装置1は複数の鍵2を備えるものとして説明する。
当該鍵盤装置1は、電子ピアノ、シンセサイザー、電子オルガン等の電子鍵盤装置である。当該鍵盤装置1は、弦の振動が響板に伝わることで音を発する。当該鍵盤装置1は、公知の機構として、鍵2の移動によって弦を打撃するハンマアクション機構と、弦の振動を止めるためのダンパ(いずれも不図示)とを備える。
(鍵)
図1から図5に示すように、鍵2は、棒状の本体2aと、本体2aから下方に突出する突起2bとを有する。本体2aは、ベース21上に配置されるバランスレール22によって上下方向に揺動可能に支持されている。本体2aは、奏者に押下される押鍵面11と押鍵面11に対応する下面12とを有する。突起2bは、下面12から下方に突出している。
突起2bは、歪みセンサ3と接触可能である。突起2bは、押鍵動作によって歪みセンサ3を下方に押し込み可能な押込み部として機能する。そのため、突起2bは、平面視において、押鍵状態で歪みセンサ3と重なり合う位置に配置される。当該鍵盤装置1は、鍵2が歪みセンサ3と接触する突起2bを有することで、押鍵動作による鍵2の移動量(ストローク)を歪みセンサ3によって容易かつ直接的に検出することができる。なお、突起2bは、押鍵動作を阻害しないよう、押鍵状態でベース21や後述の基板4とは接触しないことが好ましい。
突起2bの具体的形状としては、特に限定されるものではなく、例えば円柱状、多角柱状、円錐台状、多角錐台状等が挙げられる。突起2bの先端部(下端部)の形状としては、特に限定されるものではないが、歪みセンサ3と接触する端部が面取りされていることが好ましい。より詳しくは、図3及び図5に示すように、突起2bの先端部は、歪みセンサ3の長手方向に沿って丸められていることが好ましい。突起2bの歪みセンサ3と接触する部分に角があると、歪みセンサ3の当該角と接触する部分に応力が集中し、歪みセンサ3が損傷するおそれがある。これに対し、突起2bの歪みセンサ3と接触する部分が丸められていると、歪みセンサ3の損傷を抑制できると共に、歪みセンサ3との接触状態で突起2bが移動した際の歪みセンサ3に対する突起2bの摩擦抵抗を小さくして、歪みセンサ3の負担を減らすことができる。また、図2に示すように突起2bの本体2aの長手と平行な方向(図1におけるX軸方向)の長さは、歪みセンサ3の幅よりも大きいことが好ましい。これにより、突起2bと歪みセンサ3との接触面積を大きくし、歪みセンサ3の一部分に応力が集中することを抑制できる。
(歪みセンサ)
歪みセンサ3は、押鍵動作による鍵2の移動によって電気抵抗が変化する歪みセンサ素子13を有する。歪みセンサ素子13は、それ自体が伸縮可能な弾性力を備える。歪みセンサ素子13は、伸縮量に対する電気抵抗の変化が線形である。これにより、当該鍵盤装置1は、従来の圧電センサを用いたものとは異なり、鍵2の移動の全過程を高精度に検出可能である。
当該鍵盤装置1では、歪みセンサ3は歪みセンサ素子13からなる。なお、歪みセンサ3は、全体として伸縮可能であれば、歪みセンサ素子13と弾性体との積層体であってもよい。
歪みセンサ3は、帯状である。歪みセンサ3は、押鍵方向(図1のY方向)と垂直な方向に配置される。歪みセンサ3は、平面視において突起2bの両側で基板4に支持されて両持ち梁状に固定されている。具体的には、当該鍵盤装置1は、鍵2の下方に配置され、歪みセンサ3が取り付けられている板状の基板4を備える。基板4は、突起2bが貫通可能な貫通孔4aを有する。歪みセンサ3は、貫通孔4aに架け渡されている。
基板4は、ベース21上に配置されているスペーサ5によって支持されている。基板4の上面(鍵2と対向する側の面)は、ベース21の上面と平行であってよい。また、鍵2の移動に伴い突起2bの突出する方向が変化する場合には、基板4の上面の角度を傾斜させて、突起2bが基板4の貫通孔4aを通過しやすいように調整してもよい。
歪みセンサ3は、貫通孔4aの対向する側縁間に架け渡されている。歪みセンサ3は、基板4の上面に配置されている。
当該鍵盤装置1は、歪みセンサ3が、突起2bが貫通可能な貫通孔4aに架け渡されているので、歪みセンサ3が押鍵時には押鍵方向に伸長し、押鍵解除時には鍵の戻り方向に収縮する。換言すると、歪みセンサ3は押鍵時には押鍵方向に出っ張るように撓み、押鍵解除時には撓みがなくなるように収縮する。これにより、当該鍵盤装置1は、歪みセンサ3によって鍵2の上下方向の移動量を容易に検出することができる。従来の基板表面に積層された圧電センサを用いたもののように、鍵がセンサに接触してもセンサが上下方向にほとんど変形しないものと比較して、当該鍵盤装置1は鍵が自由に移動でき、さらに移動量の検出もできる。
鍵2の長手方向における歪みセンサ3の位置は、装置の特性や奏者の嗜好等によって調整可能である。例えば鍵2の移動量を高精度で検出したい場合には、歪みセンサ3は鍵2の移動量が大きな先端側に配置されることが好ましい。一方、それほど高い感度を必要としない場合には歪みセンサ3は鍵2の移動量の少ないバランスレール22に近い位置に配置されることが好ましい。その場合には歪みセンサ3の変形量を小さくすることができるので、結果的に歪みセンサ3の寿命を延ばすことにもつながる。
図2及び図3に示すように、鍵2の非押鍵状態で、歪みセンサ3と鍵2とは直接接触している。具体的には、鍵2の非押鍵状態で、歪みセンサ3の貫通孔4a内に位置する部分と鍵2の突起2bとが直接的に接触している。なお、「歪みセンサと鍵とが直接的に接触する」とは、鍵によって歪みセンサ素子の伸縮部分を押し込み可能な状態で鍵と歪みセンサとが接触していることをいう。
このように、鍵2の非押鍵状態で、歪みセンサ3と鍵2とが直接的に接触していることで、押鍵動作が開始されると同時に歪みセンサ素子13の抵抗値が変化するため、鍵2の移動における移動量の検出不能領域を無くすことができる。換言すると、図4及び図5に示すように、鍵2の移動量M1と歪みセンサ3の変形量(撓み量)M2とを一致させることができ、歪みセンサ3によって鍵2の移動量の全過程を検出することができる。
歪みセンサ素子13は帯状の伸縮型抵抗変化センサ素子であり、貫通孔4aを横断している。歪みセンサ素子13は、長手方向に伸縮可能であり、長手方向の伸縮に応じて電気抵抗が変化する。歪みセンサ素子13は、貫通孔4aを跨いだ両端側に一対の電極(図1から図5では不図示)を有し、一対の電極間に位置する部分が長手方向に伸縮する。歪みセンサ素子13は一対の電極間の抵抗値を測定することで、鍵2の移動量を検出できる。当該鍵盤装置1は、歪みセンサ素子13が前述の伸縮型抵抗変化センサ素子であることによって、押鍵動作による鍵2の上下方向の移動量を検出しやすい。なお、「帯状」とは、一定の幅を有する長尺のシート状のものを意味する。
前述のように歪みセンサ3は伸縮可能な弾性力を備えた歪みセンサ素子13からなる。従って、鍵2の本体2aから突出する突起2bは歪み検出素子13と接触し、感度高く鍵2の移動量を検出できる。
歪みセンサ素子13は、CNT(カーボンナノチューブ)繊維を含む。歪みセンサ素子13は、多数のCNT繊維を含む樹脂組成物から構成される。具体的には、歪みセンサ素子13は、複数のCNT(単繊維)を歪みセンサ素子13の長手方向に概略配向した複数の繊維束のシートと、これらの繊維束のシートを被覆する弾性樹脂材料とを有する。この歪みセンサ素子13は、伸長歪が加えられた場合、内部のCNT繊維が切断してCNTの端部が離間したり、伸長歪みが緩和されて再接触したりして抵抗値に変化を生じる。
前記CNTとしては、単層のシングルウォールナノチューブ(SWNT)や、多層のマルチウォールナノチューブ(MWNT)のいずれを用いることもできる。中でも、導電性や熱容量等の点から、MWNTが好ましく、直径1.5nm以上100nm以下のMWNTがさらに好ましい。
歪みセンサ素子13の伸縮方向(長手方向)の弾性率の下限としては、0.1MPaが好ましく、1MPaがより好ましい。一方、前記弾性率の上限としては、20MPaが好ましく、15MPaがより好ましい。前記弾性率が前記下限に満たないと、復元力が不十分となり、鍵2の戻り時の移動量の検出精度が不十分となるおそれがある。逆に、前記弾性率が前記上限を超えると、歪みセンサ素子13が十分に伸長し難くなり、奏者に違和感を与えたり、歪みセンサ3によって押鍵動作が制限されるおそれがある。
貫通孔4a内に位置する部分における歪みセンサ素子13の長手方向長さ(非伸長状態での長手方向長さ)の下限としては、鍵2のサイズ等にもよるが、0.3cmが好ましく、0.5cmがより好ましい。一方、前記長さの上限としては、2.0cmが好ましく、1.5cmがより好ましい。前記長さが前記下限に満たないと、歪みセンサ素子13の伸長量が不十分となり、歪みセンサ3によって押鍵動作が制限されるおそれや、歪みセンサ素子13が伸び切って復元力が不十分となるおそれがある。逆に、前記長さが前記上限を超えると、歪みセンサ素子13が不必要に長くなると共に、センサの実装が容易でなくなるおそれがある。
次に、図6及び図7を参照して、当該鍵盤装置1の全体構造について説明する。図6に示すように、当該鍵盤装置1は、複数の鍵2(白鍵2c及び黒鍵2d)を備えている。当該鍵盤装置1は、歪みセンサ3(第1歪みセンサ3a及び第2歪みセンサ3b)が鍵2毎に設けられている。
詳しく説明すると、当該鍵盤装置1は、複数の白鍵2cの下方で、これらの白鍵2cの幅方向に延びる第1基板14と、複数の黒鍵2dの下方で、これらの黒鍵2dの幅方向に延びる第2基板15とを有する。第1基板14は、平面視で白鍵2cと1対1で重なり合う複数の第1貫通孔14aを有する。複数の第1貫通孔14aは、第1基板14の長手方向に直線状に配置されている。第2基板15は、平面視で黒鍵2dと1対1で重なり合う複数の第2貫通孔15aを有する。複数の第2貫通孔15aは、第2基板15の長手方向に直線状に配置されている。一つの第1歪みセンサ3aは、一つの第1貫通孔14aに1対1対応で架け渡されている。一つの第2歪みセンサ3bは、一つの第2貫通孔15aに1対1対応で架け渡されている。なお、第1基板14と第2基板15とは、必ずしも分離している必要はなく、1つの基板が第1基板14及び第2基板15を兼ねていてもよい。
当該鍵盤装置1は、複数の第1歪みセンサ3aが連続した1本の第1センサ母体13aを有する。図7に示すように、各第1歪みセンサ3aは、第1貫通孔14aの両側に両端部の抵抗値を取り出す一対の電極17a、17bを有する。第1センサ母体13aは、電極17a、17bによって区画された複数の第1歪みセンサ3aが長手方向に連続する構成とされている。
また、当該鍵盤装置1は、複数の第2歪みセンサ3bが連続した1本の第2センサ母体13bを有する。各第2歪みセンサ3bは、第2貫通孔15aの両側に両端部の抵抗値を取り出す一対の電極を有する。第2センサ母体13b、電極によって区画された複数の第2歪みセンサ3bが長手方向に連続する構成とされている。
当該鍵盤装置1は、歪みセンサ3が鍵2毎に設けられているので、各鍵2の移動量を容易に検出することができる。当該鍵盤装置1は、複数の歪みセンサ3が長手方向に連続したセンサ母体(第1センサ母体13a及び第2センサ母体13b)を有するので、各鍵2に対応して歪みセンサ3を容易かつ確実に配置することができる。
図7に示すように、当該鍵盤装置1は、歪みセンサ(図7では第1歪みセンサ3aを図示)の抵抗値から鍵2の移動量を検出する検出部6と、非押鍵状態における歪みセンサ3の抵抗値を記憶する記憶部7とを備える。検出部6は、記憶部7に記憶された抵抗値を非押鍵状態の初期値として、電極17a、17bから取り出された抵抗値からこの初期値を差し引くことで鍵2の移動量を検出する。検出部6としては、例えば公知のブリッジ回路を用いた検出器を用いることができる。記憶部7としては、例えばROM、RAM、大容量記憶装置等の記憶媒体を用いることができる。当該鍵盤装置1は、検出部6を備えることで、歪みセンサ3の伸縮量に基づく鍵2の移動量を容易に検出することができる。特に、当該鍵盤装置1は、検出部6が電極17a、17bから取り出された抵抗値から記憶部7に記憶された初期値を差し引くことで、鍵2の移動の全過程を高精度に検出することができる。
<利点>
当該鍵盤装置1は、鍵2の押鍵動作による移動に応じて変形する歪みセンサ3を備えるので、鍵2の移動量を容易かつ確実に検出することができる。より詳しくは、当該鍵盤装置1は、鍵2の下方向の移動となる押し込み量に加え、鍵2の上方向の移動となる戻り量を容易かつ確実に検出することができる。当該鍵盤装置1は、鍵2の移動量を検出することで、鍵2のON、OFFに加え、鍵2と連動して弦に作用するダンパの動きを鍵2の移動量によって制御することができる。これにより、当該鍵盤装置1は、奏者の所望する音の響きを発しやすい。さらに、当該鍵盤装置1は、鍵2のベロシティ(押鍵速度)及びアフタータッチを容易に検出することができる。
[第二実施形態]
図8及び図9の鍵盤装置31は、押鍵動作によって下方に移動する少なくとも一つの鍵2と、鍵2の押鍵動作による移動に応じて変形する歪みセンサ3とを備える。当該鍵盤装置31は、図9に示すように、鍵2の非押鍵状態で、歪みセンサ3にプリストレスが加わっている。当該鍵盤装置31は、非押鍵状態で、歪みセンサ3にプリストレスが加わっている以外、図1から図7の鍵盤装置1と同様の構成とすることができる。そのため、以下では、前記プリストレスについてのみ説明する。
鍵2はバランスレール22を支点として支持され、非押鍵状態で押鍵方向と逆(上向き)に戻る方向に力が加えられている。また、鍵2は鍵盤装置31が備えるストッパー(不図示)によって、非押鍵状態での位置(高さ)よりも反り上がらないようになっている。前記プリストレスは、非押鍵状態で歪センサ3に押鍵方向への撓みが生じるよう、歪みセンサ3の高さ位置を調整することで加えられる。歪みセンサ3の高さ位置を調整するためには、基板4の高さを調整すればよい。基板4の高さの調整は、例えばスペーサ5の長さを調整することで可能である。図9では、歪みセンサ3は、非押鍵状態で、鍵2の突起2bによって僅かに押圧されている。これにより、歪みセンサ素子13には、非押鍵状態でプリストレスが加わっている。そうすることで、押鍵開始時から歪みセンサ素子13のリニアリティの高い領域での測定ができるようになる。プリストレスによる歪みセンサ素子13の伸長割合は、歪みセンサ素子13の非伸長状態から5%から20%であるとよい。また、当該鍵盤装置31は、基板4に高さ調整機構を持たせてもよい。これにより、歪みセンサ3のプリストレスの加わり具合を随時調整したり、未使用の時には歪みセンサ3と突起2bとを離しておくことができる。
<利点>
当該鍵盤装置31は、非押鍵状態で歪みセンサ3にプリストレスが加わっているので、鍵2の移動量をより高精度に検出することができる。より詳しくは、当該鍵盤装置1は、前述の検出部6が電極17a、17bから取り出された抵抗値から記憶部7に記憶された初期値を差し引くことで、非押鍵状態における歪みセンサ3の抵抗値のゼロ点を確定したうえで、鍵2の移動量をより高精度に検出することができる。
[第三実施形態]
図10の鍵盤装置41は、押鍵動作によって下方に移動する少なくとも一つの鍵2と、鍵2の押鍵動作による移動に応じて変形する歪みセンサ43とを備える。歪みセンサ43は、歪みセンサ素子13と、歪みセンサ素子13の表面に積層される弾性体44とから構成される。当該鍵盤装置41は、歪みセンサ43が歪みセンサ素子13の表面に弾性体44を有する以外、図1から図7の鍵盤装置1、或いは図8及び図9の鍵盤装置31と同様の構成とすることができる。そのため、以下では、弾性体44についてのみ説明する。
(弾性体)
弾性体44は、歪みセンサ素子13に積層されることで、歪みセンサ素子13と一体的に伸縮する。弾性体44は層状であり、例えば歪みセンサ素子13の上面を被覆するように積層されている。弾性体44は、歪みセンサ素子13の上面に積層されることで、突起2bと接触する。弾性体44は、歪みセンサ素子13の下面に積層されてもよいが、突起2bの存在する側の上面に積層されることで、歪み検出素子13の損傷をより減らすことができる。
弾性体44の主成分としては、例えばゴム及びエラストマーが挙げられる。
前記ゴムとしては、例えば天然ゴム(NR)、ブチルゴム(IIR)、イソプレンゴム(IR)、エチレン・プロピレンゴム(EPDM)、ブタジエンゴム(BR)、ウレタンゴム(U)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、シリコーンゴム(Q)、クロロプレンゴム(CR)、クロロスルフォン化ポリエチレンゴム(CSM)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、塩素化ポリエチレン(CM)、アクリルゴム(ACM)、エピクロルヒドリンゴム(CO,ECO)、フッ素ゴム(FKM)、ポリジメチルシロキサン(PDMS)等が挙げられる。
前記エラストマーとしては、例えば、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、塩化ビニル系エラストマー、ウレタン系エラストマー、アミド系エラストマー等が挙げられる。
弾性体44の弾性率(歪みセンサ素子の伸縮方向における引張弾性率)は、歪みセンサ素子13の弾性率より大きくてもよい。この場合、弾性体44は、歪みセンサ素子13の反力を高めるよう機能する。その結果、当該鍵盤装置41は、鍵2の戻り機能を高めることができる。一方、弾性体44の前記弾性率は、歪みセンサ素子13の弾性率よりも小さくてもよい。この場合、弾性体44が歪みセンサ素子13の伸縮に与える影響を小さくできるので、歪みセンサ43が鍵2の移動に及ぼす影響を十分に抑えることができる。また、当該鍵盤装置41は、弾性体44の影響で鍵2の反力が大きくなる可能性がある。鍵2の反力を大きくしたい場合は、鍵2の移動量が大きな先端側に歪みセンサ43を配置することが好ましい。一方、鍵2の反力を小さく抑えたい場合は、鍵2の移動量の少ないバランスレール22に近い位置に歪みセンサ43を配置することが好ましい。
弾性体44の平均厚さの下限としては、0.5mmが好ましく、1.0mmがより好ましい。一方、弾性体44の平均厚さの上限としては、3.0mmが好ましく、2.0mmがより好ましい。前記平均厚さが前記下限に満たないと、歪みセンサ素子13の補強機能が不十分となるおそれがある。逆に、前記平均厚さが前記上限を超えると、弾性体44がクッション機能を奏することで、鍵2の移動量と歪みセンサ素子13の変形量とを十分に同期させ難くなるおそれがある。なお、「平均厚さ」とは、任意の10点の厚さの平均値をいう。
<利点>
当該鍵盤装置41は、歪みセンサ43が弾性体44を有するので、歪みセンサ43の歪みセンサ素子13の伸縮に与える影響を制御しつつ、歪みセンサ素子13を補強することができる。
[その他の実施形態]
前記実施形態は、本発明の構成を限定するものではない。従って、前記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて前記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本発明の範囲に属するものと解釈されるべきである。
前記歪みセンサ素子としては、伸縮性等の観点からは、CNT繊維を含む伸縮型抵抗変化センサ素子が好ましい。但し、前記歪みセンサ素子は、繊維の編み物等に導電性樹脂を含侵させた紐状のものであってもよい。
前記歪みセンサは、基板の貫通孔に架け渡される以外の態様で設置することも可能である。例えば、図11に示すように、歪みセンサ53は、上下方向に湾曲した状態で、ベース21と、鍵52との間に挟まれていてもよい。図11の歪みセンサ53は、C字状に湾曲された弾性部材54の湾曲部分に積層されている。歪みセンサ53は、弾性部材54の湾曲方向に沿って延びている。弾性部材54は、一端側がベース21に支持された状態で、他端側が鍵52の下面に接触している。この構成によると、歪みセンサ53は、押鍵によって変形する弾性部材54の曲げによって抵抗が変化することで鍵52の移動量を検出することができる。つまり、歪みセンサ53は、直接的には弾性部材54の曲げを検出することで、間接的に鍵52の移動量を検出することができる。歪みセンサ53は、弾性部材54を介して鍵52と間接的に接触している。これにより、歪みセンサ53は、鍵52の移動量の全過程を検出しやすい。なお、「歪みセンサと鍵とが間接的に接触する」とは、歪みセンサと鍵とが他の部材を介して接触していることをいい、例えば鍵の移動に応じて歪みセンサ素子を伸縮させるための他の部材が存在しており、この他の部材を介して歪みセンサが鍵に接続されることをいう。
例えば図11に示すように歪みセンサ53が鍵52の本体52aに間接的に接触可能な場合、或いは歪みセンサが鍵の本体に直接的に接触可能な場合であれば、鍵52は突起を有していなくてもよい。
当該鍵盤装置は、鍵の移動の全過程を検出することを要しない場合であれば、非押鍵状態で鍵と歪みセンサとが離間していてもよい。
当該鍵盤装置は、非押鍵状態で前記歪みセンサにストレスが加えられていないような場合であれば、前述の記憶部を備えていなくてもよい。
前記歪みセンサは、前記歪みセンサ素子及び前記弾性体以外の他の層や部材を有していてもよい。例えば前記歪みセンサは、前記鍵や前記基板の貫通孔の側縁と接触する部分に保護層を有していてもよい。この保護層は、例えば合成樹脂製とすることができる。この保護層は、前記歪みセンサ素子の変形を阻害しないよう所望の部分にのみ配置されることが好ましい。
前記実施形態では、複数の歪みセンサが連続するセンサ母体を有する構成について説明した。これに対し、当該鍵盤装置は、各々分離された複数の歪みセンサを有する構成を採用することも可能である。この場合、前記歪みセンサは、前記鍵の長手方向と平行に延びるよう配置されてもよい。この構成によると、前記歪みセンサの長さを長くすることができる。これにより、前記歪みセンサの耐久性を高めることができる。
第一実施形態、第二実施形態、第三実施形態では、鍵2が本体2aの下面から突出する突起2bを備える構成について説明した。一方、前記突起は、バランスレール22を挟んで押鍵面11と反対側に位置する本体2aの上面から突出していてもよい。この場合、歪みセンサは突起の上側に配置される。また、鍵の本体の上面に歪みセンサを配置し、この歪みセンサの上側に歪みセンサを押し込み可能な突起を設けてもよい。
以上説明したように、本発明に係る鍵盤装置は、鍵の移動量を容易かつ確実に検出することができるので、電子鍵盤装置として適している。
1、31、41 鍵盤装置
2、52 鍵
2a、52a 本体
2b 突起
2c 白鍵
2d 黒鍵
3、43、53 歪みセンサ
3a 第1歪みセンサ
3b 第2歪みセンサ
4 基板
4a 貫通孔
5 スペーサ
6 検出部
7 記憶部
11 押鍵面
12 下面
13 歪みセンサ素子
13a 第1センサ母体
13b 第2センサ母体
14 第1基板
14a 第1貫通孔
15 第2基板
15a 第2貫通孔
17a、17b 電極
21 ベース
22 バランスレール
44 弾性体
54 弾性部材
M1 鍵の移動量
M2 歪みセンサの変形量

Claims (12)

  1. 押鍵動作によって下方向へ移動する少なくとも一つの鍵と、
    前記鍵の押鍵動作による移動に応じて変形する歪みセンサと
    を備える鍵盤装置。
  2. 前記鍵の非押鍵状態で、前記歪みセンサが前記鍵と直接的又は間接的に接触している請求項1に記載の鍵盤装置。
  3. 前記非押鍵状態で、前記歪みセンサにプリストレスが加わっている請求項2に記載の鍵盤装置。
  4. 前記鍵が、前記歪みセンサと接触する突起を有する請求項1、請求項2又は請求項3に記載の鍵盤装置。
  5. 前記鍵の下方に配置され、前記歪みセンサが取り付けられている板状の基板をさらに備え、
    前記基板が、前記突起が貫通可能な貫通孔を有し、
    前記歪みセンサが、前記貫通孔に架け渡されている請求項4に記載の鍵盤装置。
  6. 前記歪みセンサが帯状の伸縮型抵抗変化センサ素子を有する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の鍵盤装置。
  7. 前記伸縮型抵抗変化センサ素子がCNT繊維を含む請求項6に記載の鍵盤装置。
  8. 前記伸縮型抵抗変化センサ素子の伸縮方向の弾性率が0.1MPa以上20MPa以下である請求項6又は請求項7に記載の鍵盤装置。
  9. 前記歪みセンサが、前記伸縮型抵抗変化センサ素子の表面に弾性体を有する請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の鍵盤装置。
  10. 前記歪みセンサの抵抗値から前記鍵の移動量を検出する検出部を備える請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の鍵盤装置。
  11. 前記鍵の非押鍵状態における前記歪みセンサの抵抗値を記憶する記憶部を備える請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の鍵盤装置。
  12. 複数の前記鍵を備え、
    前記歪みセンサが、前記鍵毎に設けられている請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の鍵盤装置。
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